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超!企業DB
日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

薬王堂ホールディングス

YAKUODO HOLDINGS Co.,Ltd.7679 · Prime · 小売業

東北地方を地盤とするドラッグストアチェーン。医薬品・化粧品・食料品・日用雑貨を扱い、地域密着型の小売業を営む。

概要

岩手県を中心に東北地方でドラッグストアチェーンを展開する薬王堂ホールディングスは、2019年9月に持株会社として設立され、東京証券取引所プライム市場に上場する。傘下の株式会社薬王堂が運営するドラッグストア事業が主力で、医薬品、化粧品、食料品、日用雑貨を販売。2026年2月期の連結売上高は1,638億円、純利益は40億円。東北地方に加え、栃木県・茨城県へ進出し、店舗数は456店舗(2026年2月末時点)に拡大している。

ドラッグストア事業が全セグメントを占める単一セグメント体制

当社グループは持株会社である当社と連結子会社2社(株式会社薬王堂、Medica株式会社)から構成され、ドラッグストア事業のみを主要な事業とする。地域密着型の生活関連商品小売業であり、医薬品(OTC医薬品・調剤薬)、化粧品、食料品、日用雑貨を扱う。セグメント情報の記載を省略するほど他の事業の重要性は乏しく、全社を挙げたドラッグストア運営が収益の源泉である。

東北ドミナントから関東へ広がる出店戦略

店舗展開は岩手県を核とし、青森、秋田、宮城、山形、福島の東北6県でドミナントを形成してきた。2025年4月には栃木県那須塩原市に360坪型の「黒磯鍋掛店」、同年6月には茨城県日立市に300坪型の「日立大沼店」を開店し、関東エリアに初進出。2026年2月期だけで54店舗を新規出店し、期末店舗数は456店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)に達した。中期経営計画では2030年2月期までに累計450店舗の新規出店を掲げる。

売上高の半分を占めるフード部門と安定した収益構造

2026年2月期の部門別売上高は、フード部門が797億6千3百万円(全体の約48.7%)、ホーム部門が354億2千2百万円(21.6%)、ヘルス部門が264億1千7百万円(16.1%)、ビューティ部門が219億5千4百万円(13.4%)と、食品が最大の柱。連結営業利益率は3.3%(52億8千5百万円)と低めだが、売上高は前期比7.8%増と着実に伸びている。店舗運営の効率化と物流改革により収益性の維持を図っている。

持株会社体制でグループ経営を一元管理

当社は2019年9月の設立時から単独株式移転による持株会社であり、営業はすべて子会社が担う。子会社の株式会社薬王堂がドラッグストアの実店舗運営を行い、Medica株式会社はその子会社として機能する。本社事務所は盛岡市(登記上の本店は矢巾町)に置き、経営管理と戦略策定に特化。2023年5月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化している。

業界の中での役割は一般消費者向けドラッグストア小売業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,638億円
営業利益
53億円
営業利益率
3.2%
純利益
40億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ドラッグストア事業主力

医薬品、化粧品、食料品、日用雑貨等の生活関連商品を販売。東北地方を中心に店舗を展開し、地域の生活インフラとしての役割を担う。

主な製品・サービス4
医薬品
一般用医薬品(OTC医薬品)や処方箋に基づく調剤薬を販売。
化粧品
スキンケア、メイクアップ、ヘアケアなど幅広い化粧品を品揃え。
食料品
飲料、菓子、インスタント食品、冷凍食品等を販売。
日用雑貨
洗剤、トイレタリー、ペット用品、ベビー用品等を販売。

製品と技術

一般用医薬品と調剤薬を扱うヘルス部門

ヘルス部門はOTC医薬品(皮膚治療薬、風邪薬など)と調剤薬局による処方箋調剤を提供する。2026年2月期の売上高は264億1千7百万円で、全体の16.1%を占める。衛生用品では生理用品が伸張した。調剤併設型店舗は4店舗、調剤専門薬局は1店舗と数は限られるが、地域の医療インフラとしての役割を担う。一般用医薬品の品揃えは、セルフメディケーション需要に対応している。

化粧品とAI肌診断で進化するビューティ部門

ビューティ部門では基礎化粧品、男性化粧品、ヘアケア、オーラルケアなどを販売。2026年2月期の売上高は219億5千4百万円(前期比6.9%増)。差別化技術として、2025年11月に自社開発したAI肌診断機能を公式アプリに搭載。顧客が自身の肌状態を診断し、最適な化粧品を提案するサービスで、購買体験を向上させている。この取り組みはDX戦略の一環であり、データサイエンスの実践活用を示す。

売上全体の約半分を占めるフード部門とホーム部門

フード部門の売上高は797億6千3百万円(全体の48.7%)で、日配品、冷凍食品、嗜好品、酒類(ビール類、酎ハイなど)が牽引。ホーム部門は354億2千2百万円(21.6%)で、衣料洗剤、柔軟剤、ペット用品、ベビー用品など。両部門合わせて売上の7割超を占める。効率的な物流体制(南東北物流センター、低温物流再構築)により、生鮮品を含む幅広い品目を安定供給する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

東北地盤のドラッグ・調剤、全社規模は中堅

薬王堂ホールディングスは、岩手県を中心に東北地方でドラッグストアと調剤薬局を展開する中堅小売企業である。2025年2月期の売上高は1,520億円と、全国チェーンと比較すると規模は小さいが、地元密着型の運営で安定した収益を確保している。同業他社としては、ディスカウントストア型のトライアルホールディングス(売上高規模は大きい)や、調剤特化型のインターメスティックが存在する。薬王堂はドラッグと調剤の両方を手掛ける点で差別化を図っているが、競合の台頭や人口減少の影響を受けやすい。営業利益率は3.6%と低めで、収益性向上が課題である。

強み

  • 東北地方に集中出店し、地域のニーズに応えた品揃えときめ細かいサービスを提供。
  • ドラッグストアに調剤薬局を併設し、処方箋調剤と一般用医薬品の需要を一括して取り込む。
  • 既存店舗の強化と新規出店により、2024年→25年→26年と売上高が順調に拡大している。
  • 消耗品販売が中心のため景気変動の影響を受けにくく、安定的な収益源を確保。

課題

  • 営業利益率が3%台と低く、同業他社比で収益力の改善が急務。
  • 人口減少・高齢化が進む東北地方に経営基盤が偏り、成長の天井が近い。
  • トライアルHDなど低価格競争が激化する中、独自の強みを打ち出しにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が薬王堂ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14951エステー353億円19.8倍
27596魚力342億円25.0倍
33333あさひ341億円14.9倍
48217オークワ335億円123.7倍
57818トランザクション329億円15.4倍
67679薬王堂ホールディングス319億円7.8倍
78203MrMaxHD308億円9.5倍
89628燦ホールディングス304億円6.2倍
96535アイモバイル302億円12.0倍
107520エコス300億円10.9倍
114801セントラルスポーツ280億円21.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 8件

持株会社を設立し東証一部に上場した2019年9月

2019年9月、株式会社薬王堂が単独株式移転により薬王堂ホールディングスを設立。同日、東京証券取引所市場第一部に株式を上場した(旧薬王堂は同年8月に上場廃止)。この再編により、グループ全体の経営効率化と資金調達力の向上を狙った。翌月には旧薬王堂の子会社であったMedica株式会社を現物配当により当社の直接子会社とし、持株会社体制が完成した。

本社移転とプライム市場への移行(2021~2022年)

2021年11月、本社事務所を岩手県盛岡市盛岡駅西通二丁目9番1号に移転(登記上の本店は紫波郡矢巾町のまま)。これにより業務拠点を集約し、経営機能を強化した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。上場市場の最上位区分に位置づけられたことで、企業としての信用力向上と投資家層の拡大を期待した。

監査等委員会設置会社へ移行した2023年5月

2023年5月、当社は監査等委員会設置会社へ移行した。従来の監査役会設置会社から変更することで、取締役会の監督機能を強化し、経営の透明性と迅速な意思決定を両立させる狙いがあった。このガバナンス改革は、成長戦略の加速とステークホルダーへの説明責任向上につながっている。

南東北物流センター稼働で物流網を再編した2024年9月

2024年9月、株式会社薬王堂が宮城県白石市の物流センターにおいて、南東北地区の食品・非食品一括物流を開始した。これに先立つ低温物流センターの再構築(2026年3月稼働)と合わせ、サプライチェーン全体の最適化を推進。物流効率の向上とコスト削減を実現し、2027年には食品と非食品センターの統合を予定する。

関東進出第1号店を栃木県に開店した2025年4月

2025年4月、株式会社薬王堂は栃木県那須塩原市に「黒磯鍋掛店」を開店した。これは同社にとって東北地方以外への初進出となる。店舗面積は360坪型の大型フォーマットで、ドラッグストアとしての品揃えに加え、食品や日用雑貨を充実させた。関東エリアへの本格展開の足がかりとして位置づけられた。

茨城県第1号店を開店し関東展開を加速した2025年6月

2025年6月、栃木県に続き茨城県日立市に「日立大沼店」を開店(300坪型)。これにより関東地方での店舗網が2県に広がった。2026年2月期には栃木県で19店舗、茨城県で7店舗を新規出店し、東北以外の地域でもドミナント形成を急ぐ。出店戦略の柱として関東エリアへの投資を積極化している。

年表8件を開く

2010年代

  • 2019年9月創業株式会社薬王堂が単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所市場第一部に株式を上場(株式会社薬王堂は2019年8月に上場廃止)。
  • 2019年10月M&A株式会社薬王堂の子会社であるMedica株式会社を現物配当により当社子会社化。

2020年代

  • 2021年11月本社事務所を岩手県盛岡市盛岡駅西通二丁目9番1号に移転。(登記上本店:岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目7番7号)
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行。
  • 2023年5月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2024年9月株式会社薬王堂が宮城県白石市の物流センターにて、南東北地区の食品・非食品一括物流開始。
  • 2025年4月株式会社薬王堂が栃木県那須塩原市に栃木県進出第1号店として360坪型ドラッグストア「黒磯鍋掛店」を開店。
  • 2025年6月株式会社薬王堂が茨城県日立市に茨城県進出第1号店として300坪型ドラッグストア「日立大沼店」を開店。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 累計新規出店数2030年2月期まで450店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    東北・関東への積極出店でドミナント強化

    東北エリアでのドミナント戦略を継続するとともに、成長の柱として関東エリアへの出店を積極推進。2030年2月期までに累計450店舗の新規出店を目指す。地域市場シェア分析に基づき最適な出店を実行し持続的成長を図る。

  2. 02

    レイアウト標準化と売場固定で収益性向上

    レイアウト標準化により売上貢献度の高いカテゴリー展開を強化し売上増加を図る。店舗負担軽減と売場固定化により生産性向上と購買体験価値の最大化を目指し、店舗全体の収益性を高める。

  3. 03

    サプライチェーン最適化による物流改革

    取引先との協働で物流改革を推進。低温物流センターを再構築し2026年3月稼働開始、品質向上とコスト削減を実現。2027年に食品と非食品センターを統合し物流機能の高度化を図る。

  4. 04

    人材確保と学びの組織づくり

    持続的成長を支える人材育成を最重要視し、「採用と学び」に特化した組織を推進。戦略的採用で多様な人材を確保し、Manavi推進部を改編して教育研修を強化、動画やツール活用を積極推進する。

  5. 05

    DX推進による効率化と顧客体験向上

    データ整備やデータサイエンス導入に加え、実践的活用を本格化。AI開発と業務実装を進め、公式アプリのAI肌診断機能を自社開発で刷新(2025年11月リリース)。社内文化とマインドを進化させDX経営を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で1,094人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年2月780
2021年2月862
2022年2月929
2023年2月969
2024年2月978
2025年2月1,000550
2026年2月1,094484

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東北地方 430店舗378億円
関東地方 26店舗6,119百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,638億円営業利益53億円前期と比べると増収減益で、売上が+7.8%、利益が-3.6%。

売上高
+7.8%
1,638億円
営業利益
-3.6%
53億円
純利益
-7.0%
40億円
営業利益率
3.2%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高1,851億円1,638億円
営業利益55億円53億円
純利益40億円40億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は440億円、営業利益は14億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q338144.110
2024年2Q377195.013
2024年3Q354144.011
2024年4Q3534
2025年1Q366143.810
2025年2Q402184.514
2025年4Q752233.119
2026年2Q828354.225
2026年4Q810182.215
2027年1Q440143.210

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2020年2月期からの7期で、売上は1,020億円から1,638億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2020年2月1,0204331
2021年2月1,1055333
2022年2月1,2034430
2023年2月1,2885032
2024年2月1,4225638
株式会社薬王堂が栃木県那須塩原市に栃木県進出第1号店として360坪型ドラッグストア「黒磯鍋掛店」を開店。
2025年2月1,52055583.643
2026年2月1,63853553.240

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,638億円のうち、営業利益として残るのは53億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は40億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.5%1,286億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%299億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.0pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.8pt
10.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2026年2月期は営業CFが33億円、投資CFが−128億円で、差し引きのフリーCFは−95億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は100億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年2月58−537520
2021年2月52−5069291
2022年2月37−66−19−2943
2023年2月64−41−132353
2024年2月56−23−373350
2025年2月45−4623−172
2026年2月33−128124−95100

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年2月期の総資産は1,032億円。このうち返さなくてよい自己資本が402億円で、自己資本比率は39.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年2月50222228044.1
2021年2月60625035641.3
2022年2月62327534844.2
2023年2月67729937844.2
2024年2月70833337547.1
2025年2月80037142946.3
2026年2月1,03240262939.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
100億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
384億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
629億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中120位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中218位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,614で、1年前と比べて-28.4%過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。

¥1,614-1.9%1ヶ月-4.6%1年-28.4%時価総額319億円
過去52週の値幅
安値¥1,609高値¥2,332

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)7.8倍
PBR0.77倍
配当利回り1.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7/17に+1.58%の1741円、7月安値1611円から約8%回復。25日線1667円を+4.4%上回り、75日線1739円も突破。52週高値2340円からは約26%下落だが、足元は底打ち感。出来高6.2万株と平均を上回り、買い戻しの勢いを感じさせる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 8.4倍、予想PER 8.4倍は業界平均41.2倍を大きく下回る。PBR 0.83倍も平均2.92倍より低い。ROE 10.4%と安定。配当利回り1.69%は平均1.44%を上回るが、配当性向87.1%と高めで余剰資金に限りがある。増収継続も営業利益率が低下傾向で、今後の収益力向上が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍39.6倍
PER (予想)7.8倍
PBR0.77倍2.44倍
ROE10.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は堅調だが、2026/2期は減益予想。強気派は調剤需要の拡大や新店効果で長期的な成長を期待。弱気派は競合の攻勢や人口減少で地域市場が縮小し、利益率が低下する懸念。PBR0.83倍、配当利回り1.69%と割安感があるが、成長鈍化が重し。

プラスに働く材料7
  • 調剤併設による安定性

    調剤薬局としての需要は安定しており、収益の下支えに。

  • 新規出店による成長

    東北地方でのドミナント戦略で出店余地があり、増収が見込める。

  • PBR0.83倍の割安感

    解散価値より低く、株主還元が期待される。

  • 2026年2月期売上高1638億円と前期比7.8%増収2026/2期影響

    売上高1520億→1638億に増加。

  • PER8.4倍と市場平均比割安現在影響

    予想PER8.4倍は市場平均約15倍対比割安。

  • 外国人保有比率21%と高く海外資金流入継続影響

    外国人持株21.09%は業界高水準。

  • ドラッグストア需要堅調で業績下支え継続影響

    調剤需要増加で市場拡大、同社も恩恵。

マイナスに働く材料7
  • 競合の増加

    他チェーンの進出で競争が激化し、利益率が圧迫される。

  • 人口減少による市場縮小

    東北地方の人口減少でドラッグストア市場が縮小傾向。

  • 減益見通し

    2026/2期は営業減益予想で、成長鈍化が顕在化。

  • 2026年2月期営業利益53億円と前期比減益2026/2期影響

    営業利益55億→53億円に減少。

  • 競争激化による値下げ圧力継続影響

    ドラッグストア競争激しく、利益率低下懸念。

  • 調剤報酬改定による収入減少リスク不定影響

    政府薬価改定で調剤収入減少の可能性。

  • 時価総額344億円と小型株で流動性限定的継続影響

    小型株で流動性低く、価格変動リスク。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の競争力を測る。
調剤売上高比率
高収益の調剤部門の拡大状況を確認。
出店数と閉店数
成長の勢いと撤退の動きを把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+3.6%いまの株価に対する利回りは1.86%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.86%
いまの株価に対して
配当性向
87.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年2月2388.7
2022年2月244.392.2
2023年2月254.292.7
2024年2月264.097.5
2025年2月287.794.3
2026年2月293.687.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ3,833人。区分でいちばん多いのは事業法人39.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.2%を占め、残る44.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人38.738.738.738.738.939.2
個人・その他24.824.925.524.822.922.8
外国法人15.617.616.117.519.320.5
金融機関19.518.418.817.818.016.0
自己株式0.70.70.71.5
証券会社1.50.40.91.20.90.9
外国人個人0.00.00.00.00.10.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社TKコーポレーション38.42
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.13
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.11
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)4.54
05薬王堂ホールディングス従業員持株会3.27
06BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.38
07INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.06
08西郷 喜代子2.02
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.45
10CACEIS BANK,LUXEMBOURG BRANCH / UCITS - FULL TAX(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近14
  • 2026-07-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.43%
    -6.76pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.44%
    +1.12pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.64%
    +1.20pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +0.81pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.19%
    +1.55pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.33%
    +0.78pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.52%
    +1.19pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.81%
    +0.29pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.16%
    +1.35pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.19%
    +0.03pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.19%
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.32%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.55%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で+31%、1株純資産は7期で+84%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年2月1581,12315.014.095.0
2021年2月1671,26813.915.488.7
2022年2月1501,39511.316.292.2
2023年2月1651,52811.314.792.7
2024年2月1951,70012.114.997.5
2025年2月2181,89212.18.494.3
2026年2月2072,06810.410.187.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額207百万円。

氏名役職年齢保有株数
西郷辰弘代表取締役 社長74198,000
西郷喜代子代表取締役 副社長73398,000
小笠原康浩常務取締役 コンプライアンス統括部長618,400
西郷孝一常務取締役47200,200
小原公一取締役65
斎藤毅文取締役54
坂本篤取締役(監査等委員)6323,100
鎌田英樹取締役(監査等委員)72
片野圭二取締役(監査等委員)65
滝浦のぞみ取締役(監査等委員)38
西郷泰広取締役副社長 経営企画部長37200,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)416616642
社外取締役527275
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容329字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、持株会社として傘下グループ会社の経営管理及びこれに附帯する業務を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループは当社及び連結子会社2社から構成されており、医薬品、化粧品、食料品及び日用雑貨等、生活関連商品を扱う小売業を主たる業務としております。 また、当社グループはドラッグストア事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント情報の記載を省略しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,257字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ドラッグストア業界は、人口減少・高齢化による地域市場の変化、人手不足に伴う人件費上昇、物流コストの増加に加え、大手を中心としたM&Aによる競争激化や業界再編の動きが加速しています。当社グループはこれらの環境変化を成長の好機と捉え、積極的な新規出店、店舗運営の効率化、物流改革、人材育成、DX推進の5つの戦略を軸に、持続可能な企業価値の向上を目指してまいります。 ① 出店戦略 東北エリアにおける安定的な出店と更なるドミナント強化を推進するとともに、成長の柱として関東エリアへの出店を積極的に展開してまいります。具体的には、2025年4月に策定した中期経営計画に基づき、2030年2月期までに累計450店舗の新規出店を実現すべく取り組んでまいります。地域ごとの市場シェア分析をもとに、最適な出店戦略を実行し、持続的な成長を目指してまいります。 ② 店舗戦略 レイアウト標準化、店舗負担の軽減、売場固定の3つを重点戦略として推進しております。レイアウトの標準化を進めることで、売上貢献度の高いカテゴリーの展開を強化し売上増加を図ります。また、店舗負担の軽減および売場の固定化を通じて、生産性の向上と顧客の購買体験価値の最大化を図り、店舗全体の収益性向上を目指します。 ③ 物流戦略 サプライチェーンの最適化を図るため、お取引先様との協働による物流改革を推進しております。具体的には、低温物流センターを再構築し、2026年3月より稼働を開始いたしました。これにより、品質向上とコスト削減につながっております。また、2027年に食品と非食品センターの統合を予定しており、これを通じて物流機能の高度化を図り、効率的かつ持続可能な物流体制を構築してまいります。 ④ 採用とManavi戦略 持続的な成長を支える人材育成を重要な経営戦略と位置づけ、「採用と学び」に特化した組織づくりを推進しております。戦略的な採用活動を通じて多様な人材を確保するとともに、昨年新設したMANAVI推進室をManavi推進部へ改編することで、全体的な教育・研修体制のさらなる強化を図るとともに、動画や各ツールの活用も積極的に推進してまいります。組織力の強化と活性化を通じて、企業価値の向上に繋げてまいります。 ⑤ DX戦略 デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて、事業全体の効率化および顧客体験の向上を目指しております。これまでに取り組んできたデータ整備やデータサイエンスの導入に加え、今後はデータサイエンスの実践的な活用を本格化させ、AIの開発および業務への実装を進めてまいります。その一環として、公式アプリに搭載のAI肌診断機能を自社開発により刷新し、2025年11月にリリースしております。学びと挑戦を通じて社内文化とマインドを進化させ、DXを活用した経営を推進してまいります。
事業等のリスク1,949字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、以下の記載は当社グループの事業等に関するリスクをすべて網羅するものではありません。 (1) 法的規制について ① 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下「医薬品医療機器等法」という。)」等による規制について 当社グループは、「医薬品医療機器等法」上の医薬品等を販売するにあたり、各都道府県の許可、登録、指定、免許及び届出を必要としております。また、食品、酒類等の販売については、食品衛生法等それぞれ関係法令に基づき、所轄官公庁の許可、免許、登録等を必要としております。 今後、当該法令等の改正により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医薬品の販売規制緩和について 当社グループは、医薬品販売業許可及び薬局開設許可等の許可を受けて営業しております。2009年6月の旧薬事法の改正に伴い、リスクの低い医薬品については新設の登録販売者による販売が可能となったことや、2014年6月の旧薬事法の改正に伴い、インターネット販売が解禁されたことにより、他業種が医薬品販売に参入する障壁が低くなっております。今後医薬品の販売規制がさらに緩和され、一般小売店における販売の自由化が進展した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 新規出店及び既存店舗増床に関する規制について 2000年6月1日施行の「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という。)では、店舗面積が1,000㎡超の店舗を対象に、政令指定都市の市長又は都道府県知事への届出を義務付けており、地域住民等への十分な説明、交通渋滞、駐車場、騒音、廃棄物施設、荷捌き施設のスペース等、出店地域における生活環境に関する項目を審査対象としております。このため、新規出店及び既存店舗の増床等において、「大店立地法」又は各自治体の規制を受ける可能性があり、この場合、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 出店政策について 当社グループは、2026年2月28日現在、ドラッグストア 456店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)を運営しております。 最近の当社グループの業容及び収益拡大には店舗数の増加が大きく寄与しております。今後も店舗数の増加を図っていく方針でありますが、既述の法的規制や競合店の出店、経済情勢の変動等さまざまな偶発的要因により計画どおりの出店ができない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) 資格者の確保について 2009年6月の改正薬事法施行により、薬剤師及び登録販売者の確保が重要となり、登録販売者については積極的に社内育成を行っております。しかしながら、これら資格者の確保が計画どおりにできない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 個人情報について 当社グループは、個人情報取扱事業者として店舗及び調剤業務で取り扱う顧客情報を保有しております。当社グループといたしましては、業務上これらの情報を閲覧又は保持する必要性があるため、顧客情報の取り扱いに関する規程を整備し、従業員の情報管理教育を徹底することにより、情報漏洩を未然に防ぐ措置を講じております。しかしながら、このような対策にもかかわらず、万一情報漏洩が発生した場合、当社グループに対する信頼の失墜や損害賠償請求により、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。また、将来的に顧客情報保護体制の整備のためのコストが増加する可能性があります。 (5) 災害等に関するリスク 当社グループの出店エリアにおきまして、大地震や台風等の災害等が発生した場合には、店舗設備等に損害が発生する可能性があります。また、災害等により販売活動や流通経路等に支障が生じる場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (6) 固定資産の減損について 当社グループは、原則として、各店舗を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位と捉え、減損会計を適用し、減損の兆候を適時判断しておりますが、外的環境の急激な変化等により収益性が著しく低下した場合、減損損失を計上する可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,229字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善により、景気は緩やかな回復基調を維持しているものの、継続的な物価上昇や金利上昇などにより、企業の経済活動や個人消費への影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが属するドラッグストア業界においては、食品を中心とした品揃えや価格の強化により需要増加がみられるものの、物価上昇に伴う消費者の節約志向は継続しており、経営環境としては厳しい状況で推移いたしました。 このような状況の中、当社グループは2025年4月に策定した中期経営計画に基づき、5つの重点戦略を推進しました。特に「出店戦略」では、基盤となる東北エリアでの出店強化に加え、関東エリアへの初出店を実現し、岩手県5店舗、青森県3店舗、秋田県4店舗、宮城県5店舗、山形県2店舗、福島県9店舗、栃木県19店舗、茨城県7店舗の合計54店舗のドラッグストアを新規出店し、岩手県1店舗を閉店いたしました。この結果、当連結会計年度末の店舗数は456店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)となりました。また、「店舗戦略」の一環として、50店舗の改装を実施し、レイアウト標準化を着実に進めております。さらに、「DX戦略」として公式アプリ搭載のAI肌診断機能を自社開発により刷新し、2025年11月にリリースいたしました。これらの施策に加え、販売価格や品揃えの強化による来店客数及び買上点数の増加を図るとともに、店舗作業の削減および物流の効率化によるローコストオペレーションも推進しております。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,638億8百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は52億8千5百万円(前年同期比3.6%減)、経常利益は54億7千1百万円(前年同期比5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は40億2千8百万円(前年同期比5.8%減)となりました。 主要なドラッグストア事業における部門別の業績は次のとおりです。 (a) ヘルス 医薬品は皮膚治療薬等が伸張し、衛生用品では生理用品等が伸張いたしました。その結果、売上高は前年同期比0.8%増加し、264億1千7百万円となりました。 (b) ビューティ 化粧品は基礎化粧品や男性化粧品等が伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケア等が伸張いたしました。その結果、売上高は前年同期比6.9%増加し、219億5千4百万円となりました。 (c) ホーム 日用品は衣料洗剤や柔軟剤等が伸張し、バラエティ部門はペット関連商品等が伸張いたしました。その結果、売上高は前年同期比8.0%増加し、354億2千2百万円となりました。 (d) フード 食品は日配品や冷凍食品、嗜好品等が伸張し、酒類ではビール類や酎ハイ等が伸張いたしました。その結果、売上高は前年同期比10.5%増加し、797億6千3百万円となりました。 ロ.財政状態 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、1,031億7千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ231億9千6百万円の増加となりました。 流動資産は496億1千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ105億5千2百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金が28億4千6百万円増加、新規出店等に伴う商品が60億9百万円増加したことがあげられます。 固定資産は535億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ126億4千4百万円増加しました。主な増加要因は、新規出店に伴う建物等の有形固定資産が113億3千万円増加したことがあげられます。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、629億4千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ200億3千4百万円の増加となりました。 流動負債は327億2千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ62億4千9百万円増加しました。主な増加要因は、買掛金が21億9千2百万円増加したことがあげられます。 固定負債は302億2千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ137億8千5百万円増加しました。主な増加要因は、長期借入金が113億9千2百万円増加したことがあげられます。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、402億2千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億6千2百万円の増加となりました。主な増加要因は、利益剰余金が34億7千9百万円増加したことがあげられます。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ28億4千6百万円増加し、100億1千3百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローとそれらの主な要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は32億8千5百万円(前年同期は44億8千9百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が52億5千8百万円、減価償却費が34億6千7百万円ありましたが、棚卸資産の増加額が60億9百万円あったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は128億3千6百万円(前年同期は45億7千2百万円の支出)となりました。これは、主に新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出が115億6千9百万円あったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は123億9千7百万円(前年同期は22億9千7百万円の収入)となりました。これは、長期借入による収入が180億円ありましたが、長期借入金の返済による支出が41億2千3百万円あったことや、配当金の支払額が5億4千8百万円あったこと等によるものであります。 ③ 仕入及び販売の状況 当社グループは、ドラッグストア事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいことから、ドラッグストア事業における部門別及び地域別の仕入及び販売の状況を記載しております。 イ.仕入実績 当連結会計年度における部門別仕入実績を示すと、次のとおりであります。 部門別   2025年2月期 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   2026年2月期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比 (%) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) ヘルス   18,210   14.9   18,675   13.9   +2.6 ビューティ   14,877   12.2   16,803   12.5   +13.0 ホーム   27,268   22.3   30,190   22.4   +10.7 フード   61,949   50.6   68,846   51.2   +11.1 合 計   122,305   100.0   134,516   100.0   +10.0 ロ.販売実績 (a) 部門別販売実績 当連結会計年度における部門別販売実績を示すと、次のとおりであります。 部門別   2025年2月期 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   2026年2月期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比 (%) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) ヘルス   26,204   17.3   26,417   16.1   +0.8 ビューティ   20,540   13.5   21,954   13.4   +6.9 ホーム   32,798   21.6   35,422   21.7   +8.0 フード   72,184   47.6   79,763   48.8   +10.5 合 計   151,728   100.0   163,558   100.0   +7.8 (b) 地域別販売実績 当連結会計年度における地域別販売実績を示すと、次のとおりであります。 地域別   2025年2月期 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   2026年2月期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比 (%) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 東北地方   151,728   100.0   162,235   99.2   +6.9 関東地方   -   -   1,323   0.8   - 合 計   151,728   100.0   163,558   100.0   +7.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、新規出店及び既存店の伸張により売上高1,638億8百万円、営業利益52億8千5百万円、経常利益54億7千1百万円、親会社株主に帰属する当期純利益40億2千8百万円となりました。 経営成績に重要な影響を与える要因として、小売業界におきましては、業種業態を超えた競争が熾烈化し、価格競争力や利便性等、顧客サービスがより重要視されてきております。 このような中、当社グループは、基盤となる東北エリアに加え関東への出店を進めるとともに、店舗作業の軽減や物流の効率化によるローコストオペレーションの推進に取り組んでまいります。 また、研修・教育体系の充実化や、データサイエンスやAI活用などの新たな取り組みにも積極的に挑戦することで、組織全体の競争力を高め、持続的な成長を実現してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は100億1千3百万円となりました。 当社グループの主な資金需要は、新規出店等に係る設備投資資金があり、資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フローによる収入のほか、金融機関からの借入れによる調達等となります。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 当社グループは、税効果会計、固定資産の減損会計、引当金の計上などに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産減損) 当社グループは、重要な店舗資産を有しており営業活動から生ずる損益が継続してマイナスである資産グループについては回収可能額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。回収可能額の算定にあたっては、決算時点で入手可能な情報や資料に基づき合理的に判断しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動により、利益計画の見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において追加の減損損失が発生する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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