本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

トヨタ紡織

TOYOTA BOSHOKU CORPORATION3116 · Prime · 輸送用機器

トヨタグループの自動車部品・繊維メーカー。シート・内装部品を主力に、フィルター・パワートレイン部品等も手掛ける。

概要

愛知県刈谷市に本社を置くトヨタグループの自動車内装部品・フィルター大手。シートやドアトリムなどの内装品、エアフィルターやオイルフィルターの製造で世界有数のシェアを誇る。売上高は約2兆円、従業員数は約4万5千名。2026年3月期の連結売上収益は2兆371億円、営業利益539億円を見込む。

自動車内装と繊維の二本柱で構成される事業

当社グループは自動車部品と繊維製品の製造・販売を主な事業とする。自動車向けが売上の大半を占め、シート、ドアトリム、インストルメントパネル、天井材などの内装部品に加え、エアフィルター、オイルフィルター、キャビンフィルター、パワートレイン部品を手掛ける。繊維事業ではカーカーペットやエアバッグ用基布など自動車用繊維製品を生産する。連結子会社69社、持分法適用関連会社20社を擁する。

2兆円規模の売上と地域別収益構造

2026年3月期の連結売上収益は2兆371億円、営業利益539億円、親会社帰属当期利益233億円を見込む。直近実績(2025年3月期)の地域別売上収益は、日本9,680億円、北中南米5,423億円、中国2,160億円、アジア3,022億円、欧州・アフリカ1,240億円。営業利益では日本51億円、北中南米98億円の損失、中国147億円、アジア400億円、欧州アフリカ37億円と地域ごとに収益性に差がある。

トヨタ自動車を核とした顧客基盤とグローバル展開

最大の顧客はトヨタ自動車で、その他OEMにも供給する。日本国内に刈谷工場、大口工場、岐阜工場、木曽川工場、猿投工場、高岡工場、富士裾野工場等を配置。海外では北米にトヨタ紡織アメリカ、中国に豊田紡織(中国)、アジアにトヨタ紡織アジア、欧州にトヨタ紡織ヨーロッパなど地域統括会社を置き、現地生産を展開する。フランスや米国での買収も行い、生産基盤を拡大してきた。

インテリアスペースクリエイターを掲げる中長期戦略

2030年の中計で「インテリアスペースクリエイター」への進化を掲げる。移動空間全体の企画提案力と技術開発力を強化し、シート・内装を一体システムとして提案する。環境対応ではセルロースナノファイバー(CNF)の研究開発や小型水素発電システム「ハイドロジェンパワーシステム」の実証を進める。原価企画やVA活動によるコスト改善、サプライチェーン全体の自働化も継続する。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(一次部品メーカー)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2.0兆円
営業利益
539億円
営業利益率
2.6%
純利益
233億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本8,912億円43.7%51億円0.6%
北中南米5,377億円26.4%-99億円-1.8%
アジア2,851億円14.0%400億円14.0%
中国2,024億円9.9%148億円7.3%
欧州・アフリカ1,207億円5.9%38億円3.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車産業(完成車メーカー向け)主力

自動車のシート、内装部品(ドアトリム、天井材等)、フィルター(エアフィルター、オイルフィルター等)、パワートレイン部品(エンジン周辺部品等)を製造・販売。主にトヨタ自動車向けが中心だが、他OEMにも供給。軽量化・環境対応技術を強みとする。

主要顧客トヨタ自動車

主な製品・サービス4
シート
自動車用シートアセンブリ。乗員の快適性と安全を追求し、軽量化・リサイクル素材採用等により環境負荷低減にも貢献。
内装部品
ドアトリム、インストルメントパネル、天井材等。意匠性と機能性を両立し、車室内環境を向上。
フィルター
エアフィルター、オイルフィルター、キャビンフィルター等。エンジン性能維持や車内空気清浄に寄与。
パワートレイン部品
エンジン周辺部品、トランスミッション部品等。燃費向上や電動化対応の製品も展開。

02繊維産業準主力

自動車用および産業用繊維製品(カーペット、エアバッグ用基布、フィルター用不織布等)を製造・販売。自動車向けが主体だが、生活資材向けも展開。

主な製品・サービス1
自動車用繊維製品
カーカーペット、ラゲッジマット、シート表皮等の自動車内装用繊維品。クッション性や耐久性に優れる。

製品と技術

車両の快適性と安全性を支えるシート

シートは当社の主力製品であり、乗員の姿勢保持や振動吸収、衝突時の安全性能を担う。シートアセンブリとしてフレーム、パッド、表皮、機構部品まで一貫生産する。軽量化とリサイクル素材の採用により環境負荷低減にも取り組み、近年は電動化に伴うシート機能の高度化も進める。トヨタ自動車の多くの車種に採用されている。

意匠性と機能性を両立する内装部品

ドアトリム、インストルメントパネル、天井材、カーペットなど、車室内の大半を構成する内装部品を手掛ける。樹脂成形や表皮貼り合わせ技術を駆使し、デザイン性とタッチ感、遮音性、軽量化を両立。1990年から生産する成形天井やフェンダーライナーは長期にわたり改良を重ねている。エアバッグ用基布など安全部品も内装事業の一環として製造する。

エンジン性能と車内環境を守るフィルター

エアフィルター、オイルフィルター、キャビンフィルターの3種が主要製品。エアフィルターはエンジンへの吸入空気を清浄化し、オイルフィルターはエンジンオイルの異物を除去、キャビンフィルターは車内の空気を浄化する。1985年からエアフィルターの生産を開始し、1998年にキャビンフィルター、1999年にオイルフィルターを製品化。自動車メーカーの要求に応じた濾過性能と耐久性を実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車内装部品で世界首位、トヨタ依存の強みと課題

トヨタ紡織は自動車内装部品(シート、ドアトリム等)で世界首位のシェアを持ち、トヨタグループとの緊密な関係を背景に安定した需要を確保しています。同業他社にはユニプレス等がありますが、内装分野での規模と技術力では一歩リード。近年の売上は横ばいから増加傾向で、営業利益率は2%台と低水準に留まります。内需依存度が高く、海外展開や新領域への多角化が課題です。ライバルであるユニプレスや阪神内燃機工業とは事業領域が異なるものの、自動車部品全体での競争は避けられません。収益性改善にはコスト構造改革が急務です。

強み

  • シート・ドアトリム等で世界最大手、トヨタとの強固な関係と規模の経済を活かす
  • 長年の取引関係で安定受注、新型車向け開発にも初期段階から参画する
  • 直近決算で売上高約2兆円、業界内でも突出した規模を持つ
  • シートの安全・快適技術で高評価、他社との差別化につながる

課題

  • 営業利益率2%台、材料費高騰と価格競争で利益が圧迫されている
  • 国内販売中心で海外比率低く、日本市場の縮小が成長の制約
  • トヨタへの依存度が高く、同社の生産変動の影響を強く受ける

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がトヨタ紡織

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17282豊田合成6,325億円10.9倍
25110住友ゴム工業5,682億円9.2倍
36471日本精工5,495億円23.6倍
47211三菱自動車工業5,465億円50.0倍
56770アルプスアルパイン4,695億円16.7倍
63116トヨタ紡織4,267億円17.4倍
77012川崎重工業4,078億円18.8倍
87278エクセディ2,979億円20.2倍
97242カヤバ2,405億円7.5倍
106472NTN2,231億円16.0倍
113569セーレン2,201億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

豊田紡織として創業した1918年

1918年1月、豊田紡織株式会社として創立。1923年11月に刈谷工場を建設し、紡績事業を本格化。1931年9月には菊井紡織株式会社を合併し、生産規模を拡大した。当時は綿糸・綿布の製造が主業であった。

戦時統合で中央紡績となりトヨタ自動車に合併

1942年2月、内海紡織、中央紡織、協和紡績、豊田押切紡織の4社と合併し中央紡績株式会社を設立。1943年11月にはトヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車)に合併され、同社の一部門となる。戦時体制下での統合だった。

トヨタからの分離独立と株式上場(1950年)

1950年5月、トヨタ自動車工業から分離独立し、民成紡績株式会社として再出発。同年8月には名古屋証券取引所に株式を上場。その後1956年9月に大口工場を建設し、生産能力を高めた。1967年8月に社名を豊田紡織株式会社に変更した。

自動車部品事業への進出と多角化(1970年代~1990年代)

1972年12月、営業目的に自動車部品の製造販売を追加。1973年2月にイグニッションコイル、同年9月にシートファブリックの製造を開始。1985年4月にエアフィルター、1990年2月にフェンダーライナー、同年5月に成形天井、1995年4月にエアバッグ用基布、1998年1月にキャビンエアフィルターと回転センサー、1999年1月にサイレンサーパッド、同年6月にオイルフィルターと、自動車部品の品目を拡大した。1995年12月にはバンパー製造も開始。

内装システムサプライヤーへの転換と大型合併(2000年代)

2000年5月、内装システムサプライヤーとして初の車種となる新型RAV4がトヨタで生産開始。同年10月に豊田化工と合併しフロアカーペットを追加。2004年10月にはアラコ(内装事業)およびタカニチと合併し、社名をトヨタ紡織株式会社に変更。猿投工場や高岡工場などを継承し、シートとドアトリムを生産品目に加えた。

地域統括会社の設立とグローバル体制の構築

2005年7月、アジア統括としてトヨタ紡織アジア、北米統括としてトヨタ紡織アメリカ、欧州統括としてトヨタ紡織ヨーロッパを設立。2008年2月には中国の統括機能を強化し豊田紡織(中国)に変更。同年9月には北米でトリムマスターズの5工場を買収、10月にはフランスのフォレシア社シエト工場を買収しトヨタ紡織ソマンを設立。海外生産拠点を急速に拡大した。

国内再編と研究開発拠点の設立(2007年~2009年)

2007年10月、国内子会社6社の事業を4社に統合し生産体制を最適化。2008年8月、技能系人材育成のためトヨタ紡織学園を設立。同年10月には研究開発室を分離独立させトヨタ紡織基礎研究所を設立。2009年8月には富士裾野工場を建設し、国内生産の効率化を図った。

年表36件を開く

1910年代

  • 1918年1月創業豊田紡織株式会社創立

1920年代

  • 1923年11月刈谷工場建設

1930年代

  • 1931年9月M&A菊井紡織株式会社を合併

1940年代

  • 1942年2月創業内海紡織株式会社、中央紡織株式会社、協和紡績株式会社、豊田押切紡織株式会社の4社と合併し、中央紡績株式会社設立
  • 1943年11月M&Aトヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)に合併

1950年代

  • 1950年5月創業トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、民成紡績株式会社設立
  • 1950年8月上場名古屋証券取引所に株式上場
  • 1956年9月大口工場建設

1960年代

  • 1967年8月商号変更豊田紡織株式会社に社名変更
  • 1968年3月M&A岐阜紡績株式会社を合併(現・岐阜工場)

1970年代

  • 1972年12月営業の目的に「自動車部品の製造、加工並びに販売」を追加
  • 1973年2月イグニッションコイルの製造開始
  • 1973年9月シートファブリックの製造開始

1980年代

  • 1985年4月エアフィルターの製造開始

1990年代

  • 1990年2月フェンダーライナーの製造開始
  • 1990年5月成形天井の製造開始
  • 1995年4月エアバッグ用基布の製造開始
  • 1995年12月バンパーの製造開始
  • 1998年1月キャビンエアフィルター・回転センサーの製造開始
  • 1999年1月サイレンサーパッドの製造開始
  • 1999年6月オイルフィルターの製造開始

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場
  • 2000年5月内装システムサプライヤーとしての第一車種新型RAV4がトヨタ自動車株式会社にて生産開始
  • 2000年7月インテークマニホールドの製造開始
  • 2000年10月M&A豊田化工株式会社と合併 合併により木曽川工場他3工場を引き継ぎ、フロアカーペットを生産品目に追加
  • 2004年10月M&Aアラコ株式会社(内装事業)、タカニチ株式会社の2社と合併し、トヨタ紡織株式会社に社名変更 合併により猿投工場、高岡工場他7工場を引き継ぎ、シート及びドアトリムを生産品目に追加
  • 2005年7月M&Aアジア地域の統括拠点として、ティーエヌエーティー(タイランド)株式会社をトヨダボウアジア株式会社に統合し、トヨタ紡織アジア株式会社に社名変更(現・連結子会社)
  • 2005年7月M&A北米地域の統括拠点として、トヨダボウアメリカ株式会社、タカニチユーエスエー株式会社の2社をアラコアメリカ株式会社に統合し、トヨタ紡織アメリカ株式会社に社名変更(現・連結子会社)
  • 2005年7月ベルギーに欧州地域の統括拠点として、トヨタ紡織ヨーロッパ株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 2007年10月M&A生産体制の最適化や業務プロセス改革のため、国内子会社6社の事業を再編して4社に統合
  • 2008年2月商号変更中国地域の事業統括機能強化のため、豊田紡織(上海)有限公司の会社形態を商業型会社から投資性会社へ変更し、豊田紡織(中国)有限公司に社名変更(現・連結子会社)
  • 2008年8月創業技能系職場の核となる人材の育成を目的としてトヨタ紡織学園を設立
  • 2008年9月米州地域の効率的な事業運営体制構築を目的として、北米地域の子会社がトリムマスターズ株式会社の5工場を買取り再編
  • 2008年10月フランスのシートメーカー フォレシア社のシエト工場を買取り、トヨタ紡織ソマン株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 2008年10月創業研究開発室を分離独立し、トヨタ紡織基礎研究所を設立
  • 2009年8月国内工場の生産効率化及び最適供給体制の構築のため、富士裾野工場を建設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    企画提案力と技術開発力の進化

    移動空間全体企画の実現に向け、顧客ニーズを捉える体制・プロセスを整備し、室内デザインやパッケージングの企画力を強化。音・熱・光の最新技術を内製化し、開発効率化と原価企画手法の抜本的改革に取り組む。

  2. 02

    ものづくり競争力の確保

    サプライチェーン全体での安全・品質を最優先に徹底し、徹底的なムダ取りや工法改革による生産性向上、サプライヤーを含めた自働化を加速する。

  3. 03

    販売能力の強化

    マーケティング力強化による市場・顧客情報の継続的な把握、新規顧客や新規領域を含む多様なビジネス機会の獲得、重点顧客・重点地域向け営業基盤の強化に取り組む。

  4. 04

    経営基盤の強化

    健康・ウェルビーイングを軸とした職場環境づくり、人的ポートフォリオを活用した適切な人員配置、AI活用による業務効率化、サーキュラーエコノミー実現に向けた資源循環基盤の確立、重点地域での収益力向上を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で45,521人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は775万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は17.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月41,428
2018年3月41,409
2019年3月71139.316.143,103
2020年3月69739.716.444,375
2021年3月67240.016.844,154
2022年3月68440.517.344,264
2023年3月70141.017.844,581
2024年3月72241.418.046,972
2025年3月77641.617.945,00494
2026年3月77541.317.645,521118

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率74.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社48(国内 8 / 海外 40、うち連結子会社 44) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
猿投工場 — 愛知県豊田市326億円
日本
グローバル本社・刈谷工場 — 愛知県刈谷市149億円
日本
中国 — 中国 広東省広州市144億円
日本 — 愛知県 高浜市9,623百万円
北中南米 — 米国 ケンタッキー州8,813百万円
欧州・アフリカ — ポーランド ドルヌイ・シ ロンスク県7,667百万円
北中南米 — カナダ オンタリオ州7,644百万円
アジア — インドネシア 西ジャワ州7,479百万円
北中南米 — アルゼンチン ブエノスアイレス市7,387百万円
日本 — 愛知県 豊田市7,365百万円
ほか24件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    トヨタ紡織東北㈱(注)3
    岩手県北上市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コベルク(注)3
    愛知県刈谷市 · 連結子会社
    議決権52.0%
  • 国内
    トヨタ紡織九州㈱(注)3
    佐賀県神埼市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トヨタ紡織精工㈱(注)3
    愛知県高浜市 · 連結子会社
    議決権66.4%
  • 海外
    浙江車精汽車部件㈲(注)2、3
    中国 浙江省嘉興市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    TBロジスティクス㈱
    愛知県豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    トヨタ紡織アメリカ㈱(注)3、4
    米国 ケンタッキー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    トヨタ紡織ジャクソンテネシーLLC. (注)2、3
    米国 テネシー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    トヨタ紡織テネシーLLC. (注)2、3
    米国 テネシー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    トヨタ紡織ケンタッキー LLC.(注)2、3
    米国 ケンタッキー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トヨタ紡織アルゼンチン ㈲(注)2、3
    アルゼンチン ブエノスアイレス市 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 海外
    トヨタ紡織カナダ㈱(注)2、3
    カナダ オンタリオ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社36社を開く
  • トヨタ紡織ミシシッピLLC. (注)2、3米国 ミシシッピ州100%
  • トヨタ紡織ブラジル ㈲(注)2、3ブラジル サンパウロ州100%
  • トヨタ紡織インディアナ LLC.(注)2、3米国 インディアナ州100%
  • トヨタ紡織イリノイLLC. (注)2、3米国 イリノイ州100%
  • トヨタ紡織ウェスタンケンタッキーLLC.(注)2、3米国 ケンタッキー州100%
  • 豊田紡織(中国)㈲(注)3中国 上海市100%
  • 成都豊田紡汽車部件㈲(注)2、3中国 四川省成都市53%
  • 寧波豊田紡織汽車部件㈲(注)2、3中国 浙江省寧波市80%
  • 天津英泰汽車飾件㈲(注)2、3中国 天津市75%
  • 天津豊田紡汽車部件㈲(注)3中国 天津市100%
  • 広州桜泰汽車飾件㈲(注)2、3中国 広東省広州市75%
  • 豊田紡織(広州)汽車部件㈲(注)2、3中国 広東省広州市100%
  • 佛山豊田紡織汽車零部件㈲(注)3中国 広東省佛山市100%
  • 豊田紡織(天津)汽車部件㈲(注)2、3中国 天津市100%
  • 瀋陽豊田紡織汽車部件㈲(注)2、3中国 遼寧省瀋陽市100%
  • トヨタ紡織アジア㈱(注)3タイ バンコク都100%
  • 新三興㈱(注)2、3台湾 新竹県47%
  • ㈱トヨタ紡織インドネシア(注)3インドネシア 西ジャワ州82%
  • トヨタ紡織フィリピン㈱(注)3フィリピン ラグナ州95%
  • トヨタ紡織ゲートウェイ(タイランド)㈱(注)2、3タイ チャチュンサオ県80%
  • トヨタ紡織オートモーティブインディア㈱(注)2、3インド カルナタカ州95%
  • トヨタ紡織フィルトレー ションシステム(タイランド)㈱(注)2、3タイ ラヨーン県80%
  • トヨタ紡織サイアムメタル㈱(注)2、3タイ チョンブリ県87%
  • トヨタ紡織ハイフォン㈲(注)3ベトナム ハイフォン市100%
  • トヨタ紡織デバイスインドネシア㈱(注)2、3インドネシア 西ジャワ州80%
  • 紡織オートモーティブ(タイランド)㈱(注)2、3タイ ラヨーン県90%
  • トヨタ紡織デバイスインディア㈱(注)2インド ハリアナ州100%
  • トヨタ紡織ヨーロッパ㈱(注)3ベルギー ザベンタム市100%
  • トヨタ紡織トルコ㈱(注)2、3トルコ アダパザル市90%
  • トヨタ紡織南アフリカ㈱(注)2、3南アフリカ クワズルナタール州85%
  • トヨタ紡織ソマン㈱(注)2フランス ノールパ・ド・カレ州100%
  • トヨタ紡織ポーランド㈲(注)2、3ポーランド ドルヌイ・シ ロンスク県100%
  • 東海化成工業㈱岐阜県 可児郡御嵩町20%
  • アウンデ紡織㈱滋賀県 愛知郡愛荘町20%
  • トヨタ紡織AKI USA LLC. (注)2米国 アラバマ州50%
  • 青島英聯精密模具㈲(注)2中国 山東省青島市20%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2.0兆円営業利益539億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.2%、利益が+27.1%。

売上高
+4.2%
2.0兆円
営業利益
+27.1%
539億円
純利益
+39.5%
233億円
営業利益率
2.6%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2.1兆円2.0兆円
営業利益760億円539億円
純利益460億円233億円
1株あたり配当¥86¥86

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は5,281億円、営業利益は159億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.1%、営業利益は−28.4%。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q0.4359
2024年1Q0.482224.7125
2024年2Q0.492745.6164
2024年3Q0.512715.3132
2024年4Q0.48164
2025年2Q0.953383.6135
2025年4Q1.01860.932
2026年2Q0.973703.8174
2026年4Q1.061691.659
2027年1Q0.531593.088

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1.1兆円から2.0兆円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は2.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1.08339158
2014年3月1.22403126
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2015年3月1.3141152
2016年3月1.4256139
2017年3月1.36772454
2018年3月1.41758448
2019年3月1.42615275
2020年3月1.37481248
2021年3月1.27573312
2022年3月1.42645393
2023年3月1.60523147
2024年3月1.95880585
2025年3月1.954244712.2167
2026年3月2.045396192.6233

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2.0兆円のうち、営業利益として残るのは539億円2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は233億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.8%1.8兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.4%1,515億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%539億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
2.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.6pt
1.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1,430億円、投資CFが−755億円で、差し引きのフリーCFは675億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は2,785億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月44558−4195031,293
2014年3月496−519−56−231,266
2015年3月655−51651391,435
2016年3月789−481−873081,609
2017年3月954−489−6134651,462
2018年3月836−481−353551,784
2019年3月607−589−195181,582
2020年3月797−542−1402551,634
2021年3月745−514282311,952
2022年3月1,229−409−4878202,380
2023年3月894−365−4085292,482
2024年3月1,749−867−9168822,442
2025年3月1,218−610−5446082,497
2026年3月1,430−755−4846752,785

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,853億円で、自己資本比率は41.0%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.582,2073,63332.1
2014年3月0.662,4914,09931.4
2015年3月0.722,6404,55730.0
2016年3月0.732,4314,82827.3
2017年3月0.712,4574,64034.6
2018年3月0.782,7974,96936.0
2019年3月0.792,9225,01436.8
2020年3月0.782,9114,89637.3
2021年3月0.853,3495,10939.6
2022年3月0.963,8625,78540.0
2023年3月1.014,0076,06739.8
2024年3月1.134,4966,78939.8
2025年3月1.094,4746,04840.9
2026年3月1.184,8536,53341.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
2,785億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4,071億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6,533億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中29位あたり、逆に低いのは営業利益率82社中60位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.6%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.0%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.2%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,273.5で、1年前と比べて-2.2%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥2,273.5-3.2%1ヶ月+5.3%1年-2.2%時価総額4,267億円
過去52週の値幅
安値¥2,105高値¥3,288

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.4倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.83倍
配当利回り3.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半に2400円台まで上昇したが、7月31日に2240円へ急落。その後は2150〜2270円のレンジで推移し、8月21日は2260円と25日移動平均線(2250円)付近で踏みとどまる。52週高値(3288円)からは約31%低い位置だが、年初来高値圏ではなく、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER17.4倍は予想8.8倍を大きく上回るが、同業界平均16.75倍とほぼ同水準。PBR0.8226倍は平均1.15倍を下回り、資産価値に対して割安。配当利回り3.8%は平均2.97%を上回り、配当性向43.9%で安定。ROE5%と低いが、自動車部品業界の特性を考慮すると許容範囲。業績は緩やかに回復しており、割安だが成長性には課題が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.4倍16.3倍
PER (予想)8.8倍
PBR0.83倍1.12倍
ROE5.0%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、トヨタ自動車の世界生産の回復と電動化シフトの中で、内装部品需要がどう変化するかにある。強気派は、トヨタの生産台数回復と新興国市場での拡大が収益を押し上げると見る。一方、弱気派は、電動化に伴う部品点数の削減や、原材料価格・エネルギーコストの上昇による収益圧迫を懸念する。また、直近の業績は営業利益率が2%台と低く、収益性の改善が今後の焦点である。

プラスに働く材料7
  • トヨタ生産回復

    トヨタの世界生産台数は回復基調にあり、部品需要の増加が見込まれる。

  • 新興国需要

    アジアなど新興国での自動車普及が進み、内装部品の市場拡大が期待される。

  • 技術開発力

    軽量化・機能性素材など技術開発で高付加価値製品を提供。

  • フォワードPER8.5倍と大幅な利益成長期待継続影響

    フォワードPER8.5倍は実績16.89倍の約半値、EPS倍増が見込まれる

  • PBR0.80倍と解散価値割れ継続影響

    PBR0.7986倍と1倍割れ、株価が解散価値を下回っている

  • 配当利回り3.91%と高水準継続影響

    配当利回り3.91%は魅力的で、株主還元が厚い

  • 売上高20371億円、営業利益539億円に増益通年影響

    営業利益は424億円から539億円へ約27%増加、売上高も増収

マイナスに働く材料7
  • 電動化で部品減

    EVでは内装部品点数が減り、需要が縮小する可能性がある。

  • 収益率の低さ

    営業利益率2%前後と低く、コスト高に弱い体質。

  • 依存度の高さ

    トヨタ向け売上依存が高く、顧客分散が進まないリスク。

  • ROE5%と低い資本効率継続影響

    ROE5%は低水準、PBR0.80倍は資本効率の悪さを反映

  • 営業利益率2.65%と低収益性通年影響

    営業利益率2.65%と薄利、材料高でさらに圧縮されるリスク

  • 株価が1年で3.17%下落、弱含み通年影響

    過去1年で3.17%下落、需給は軟調で上値が重い

  • 純利益は585億円から233億円へ半減通年影響

    純利益は2024年3月期585億円から2026年3月期233億円へ約60%減

次の決算で確かめる点
トヨタ生産台数
主要顧客の生産計画が売上を直接左右するため。
営業利益率
低収益体質の改善が進むか確認するため。
新興国売上比率
成長市場でのシェア拡大の度合いを見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり86で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.78%。

年間配当
¥86
1株あたり
配当利回り
3.78%
いまの株価に対して
配当性向
43.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5040.6
2018年3月548.038.1
2019年3月563.7159.0
2020年3月54−3.684.0
2021年3月45−16.736.8
2022年3月6442.239.0
2023年3月709.431.5
2024年3月8622.949.3
2025年3月860.050.4
2026年3月860.043.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥86

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ29,394人。区分でいちばん多いのは事業法人49.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.9%を占め、残る37.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人60.159.859.851.150.949.9
外国法人13.110.811.714.113.218.6
個人・その他13.212.312.418.620.217.4
金融機関12.015.515.014.014.413.0
自己株式0.40.40.44.94.84.8
証券会社1.61.51.12.21.31.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トヨタ自動車株式会社30.87
02トヨタ不動産株式会社9.78
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社8.22
04株式会社豊田自動織機4.13
05日本発条株式会社3.85
06株式会社日本カストディ銀行3.38
07トヨタ紡織従業員持株会2.19
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.75
09HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM (常任代理人 香港上海銀行 東京支店)1.47
10BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS - JAPAN ADVANTAGE POOL (常任代理人 株式会社三菱 UFJ銀行)1.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-20
    株式会社豊田自動織機
    新規の大量保有報告
    4.13%
    -23.18pt
  • 2026-05-13
    トヨタ自動車株式会社
    新規の大量保有報告
    30.87%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+53%、1株純資産は14期で+169%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月851,0109.115.523.0
2014年3月681,1166.415.3
2015年3月281,1642.553.653.3
2016年3月211,0661.987.3
2017年3月2441,32321.210.640.6
2018年3月2411,50617.19.038.1
2019年3月1481,5739.611.3159.0
2020年3月1331,5588.59.784.0
2021年3月1671,79310.011.036.8
2022年3月2102,06710.99.539.0
2023年3月792,1443.727.231.5
2024年3月3152,51913.88.149.3
2025年3月942,5053.721.250.4
2026年3月1302,7165.018.543.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額601百万円。

氏名役職年齢
豊田周平取締役会長79
白柳正義取締役社長 代表取締役64
角田浩樹取締役執行役員 代表取締役64
岩森俊一取締役執行役員61
足立記通取締役執行役員61
小山明宏取締役73
塩川純子取締役56
瀬戸章文取締役56
山崎康彦取締役62
小出一夫常勤監査役67
尾崎秀典常勤監査役65
横山裕行監査役75
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
三浦洋監査役67
藤川義人監査役56

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員25612134413
その他役員107107
社外取締役5050
社外監査役3131

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容157字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社を関連会社とするトヨタ自動車㈱、当社、連結子会社69社及び持分法適用関連会社20社で構 成され、自動車部品及び繊維製品の製造・販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけは、概ね次のとおりであります。 ☆連結子会社、○持分法適用関連会社
経営方針・対処すべき課題1,226字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、経営の基本方針を次のとおり「基本理念」として掲げております。 ① 社会 よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す。 ・企業倫理の徹底をはかり、公正で透明な企業活動の推進。 ・クリーンで安全な商品を提供することを使命とし、地球環境保護を重視した企業活動の推進。 ・地域社会の一員としての役割を自覚し、よい社会づくりに貢献。 ② お客さま 革新的な技術開発、製品開発に努め、お客さまに喜ばれる、よい商品を提供する。 ③ 株主 将来の発展に向けた革新的経営を進め、株主の信頼に応える。 ④ 社員 労使相互信頼を基本に、社員の個性を尊重し、安全で働きやすい職場環境をつくる。 ⑤ 取引先 開かれた取引関係を基本に、互いに研鑚に努め、ともに長期安定的な成長を目指す。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当社は持続可能な成長を続けるために、以下の取り組みを推進してまいります。 ①インテリアスペースクリエイターの実現に向け、企画提案力と技術開発力の進化に取り組みます。 ・移動空間全体企画の実現のためのお客さまニーズを的確に捉える体制・プロセスの整備 ・お客さまニーズを捉えた室内デザイン、パッケージングの企画力を強化 ・最新技術(音・熱・光)の手の内化 ・開発効率化および原価企画手法の抜本的改革 ②お客さまに信頼され選ばれるためのものづくり競争力の確保を目指します。 ・サプライチェーン全体での安全・品質最優先の徹底 ・徹底的なムダ取り、工法改革の推進による生産性向上 ・サプライヤーを含めた自働化の加速 ③世界中のお客さまに選ばれるために、販売能力の強化に取り組みます。 ・マーケティング力強化による市場・お客さま情報の継続的な把握 ・新規顧客や新規領域を含む多様なビジネス機会の獲得 ・重点顧客および重点地域に向けた営業基盤の強化 ④上記①~③の実践を横断的に支える経営基盤の強化に取り組みます。 ・健康・ウェルビーイングを軸とした快適な職場環境づくり ・人的ポートフォリオを活用した適切な人員配置の推進 ・AI活用による抜本的な業務効率化 ・サーキュラーエコノミー実現に向けた資源循環基盤の確立 ・重点地域における稼ぐ力の向上 当社は、インテリアスペースクリエイターとして快適な移動空間を実現し、製品、顧客の幅を広げながら社会 課題の解決に貢献している会社を、2030年の目指す姿として掲げています。CSV経営※の実践を通じて、経済的 価値と社会的価値の双方を高め、「社会に必要とされ続ける企業」を目指してまいります。 ※ CSV(Creating Shared Value)経営:本業の中で社会課題の解決に取り組み、経済的な価値と社会的な価値の両立を目指す経営
事業等のリスク4,183字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成 績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおり であります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月9日)現在において当社グループ が判断したものであります。 (1) 経済状況等 当社グループの事業には、全世界における製品の生産と販売、サービスの提供が含まれております。重要な部分 を占める自動車関連製品の需要は、製品・サービスを提供している国又は地域の経済状況の影響を受けることにな ります。従って、日本、北中南米、中国、アジア、欧州を含む当社グループの主要市場における景気後退及びそれに伴う自動車需要の縮小は、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの事業は、競合他社が製造を行う地域の経済状況から間接的に影響を受ける場合がありま す。例えば、競合他社が現地でより低廉な人件費の労働力を雇用した場合、当社グループと同種の製品をより低価 格で提供できることになり、その結果、当社グループの売上が悪影響を受ける可能性があります。さらに、部品や 原材料を製造する地域の現地通貨が下落した場合、当社グループのみならず他のメーカーでも、製造原価が下がる 可能性があります。このような傾向により、輸出競争や価格競争が熾烈化し、いずれも当社グループの業績及び 財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになります。 (2) 特定の取引先への依存 当社グループは、自動車内装品をはじめとした各種自動車部品を主にトヨタ自動車㈱に販売しており、当 連結会計年度の売上収益に占める同社への割合は、23.5%となっております。そのため、同社の自動車販売動向に よっては、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末現在の同社による当社の議決権の所有割合は、直接所有割合32.4%であります。 (3) 国際的活動及び海外進出に潜在するリスク 当社グループの生産及び販売活動は、日本をはじめ北中南米、中国、アジア、欧州など幅広い市場で展開しているため、これらの地域市場への事業進出には各国諸事情の違いにより次のようないくつかのリスクが内在しております。 ①予期しえない法律・規制、不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ②社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる事業活動への影響 ③不利な政治的または経済的要因の発生 ④人材の採用・確保と労働問題に係るリスク ⑤テロ、戦争、感染症、その他要因による社会的混乱 (4) 為替レートの変動 当社グループの事業には、全世界における製品の生産と販売、サービスの提供が含まれております。各地域にお ける売上、費用、資産、負債を含む外貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算されております。これら の項目は換算時の為替レートにより、現地通貨における価値が変わらなくても、円換算後の価値が影響を受ける可 能性があります。一般に、他の通貨に対する円高は、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能 性があります。 (5) 価格競争 自動車業界における価格競争は大変厳しいものとなっております。 当社グループは、技術、品質、価格に優れた製品を全世界に供給し、顧客の要望に対応できる企業と考え ておりますが、将来においても有効に競争できるという保証はありません。これは当社グループの属している各製 品市場、地域市場において新しい競合先、既存の競合先間の提携により市場シェアを急速に拡大する可能性がある ためです。価格面での圧力又は有効に競争できないことによる顧客離れは、当社グループの経営成績及び財務状況 に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 原材料、部品供給元への依存 当社グループの生産は、原材料・部品を複数のグループ外供給元に依存しております。当社グループは、グルー プ外供給元と取引基本契約を結び、原材料・部品の安定的な取引を安定的な生産の前提としておりますが、供給逼 迫による世界的な品不足や供給元の不慮の事故・大規模な震災、異常気象等による台風や洪水、感染症の流行など により、原材料・部品の不足が生じないという保証はありません。その場合、生産の遅れを招き、原価を上昇させ る可能性があります。また、原材料・部品を生産する際に使用する電気やガスなどのエネルギー価格が著しく上昇した場合も原価を上昇させる可能性があります。 (7) 環境規制 当社グループは、基本理念に基づき、地球環境保護を重視した企業活動の推進を活動の基本とし、環境への負荷 低減および適用される法規制遵守を徹底しております。具体的には、環境規制に適応した製品開発、環境負荷 物質の発生を低減させる工法・技術開発、および製造段階で発生する環境負荷物質の低減に努めており ます。 しかし、環境に関するさまざまな法規制は、今後も改正や強化される傾向にあり、その対応に遅れた場合には、 製品開発、製品製造の限定・縮小などを引き起こす恐れがあり、当社グループの財政状態や経営成績に悪影響を及 ぼす可能性があると考えています。 また、環境に関するさまざまな法規制への対応に遅れた場合は、国や自治体、地域住民、顧客からの信頼を失 い、当社の評判及び信用に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 新製品の開発力 当社グループは、経営の基本理念の一つである「革新的な技術開発、製品開発に努め、お客さまに喜ばれる、 良い商品を提供する」のもと、高度化・多様化する市場のニーズを先取りし、顧客の満足が得られるよう、新製品 開発に努めております。今後も継続して新製品を開発し、販売できると考えておりますが、そのプロセスは複雑 かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクがあります。 ①新製品や新技術への投資に必要な資金と資源を、今後、十分充当できる保証はありません。 ②長期的な投資と大量の資源投入が、成功する新製品又は新技術へつながる保証はありません。 ③技術の急速な進歩と市場ニーズの変化により、当社グループの商品価値が急激に低下する可能性があります。 ④現在開発中の新技術の商品化の遅れにより、市場の需要に対応できず、収益機会を逸する可能性があります。 (9) 知的財産権 当社グループは、他社製品と差別化を図るため、技術とノウハウの蓄積と、これらの保護について努力を傾注し ておりますが、特定の地域では知的財産権による完全な保護が困難であり、または限定的にしか保護されない状況 にあります。そのため、第三者が当社グループの類似製品を製造することを防止できない可能性があります。 また、他社が当社グループの製品に類似する、もしくは、より優れている製品を開発し、製造することを防止できない可能性があります。さらに、当社グループは他社の知的財産権に配慮しながら製品や技術の開発を行っておりますが、これらが将来的に他社の知的財産権を侵害していると判断される可能性があります。 (10) 商品の欠陥 当社グループは、経営の基本理念の一つに「クリーンで安全な商品を提供することを使命とし、地球環境保護を 重視した企業活動の推進」を掲げ、一丸となって品質向上に取組んでおります。しかし、全ての製品について欠陥が無く、将来にリコールが発生しないという保証はありません。 また、製造物責任賠償については保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を完全にカ バーできるという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストの発生や当社グループの評価の低下を招き、これらに伴う売上の減少等により、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 大規模災害 当社グループは、大規模災害による事業活動への影響を最小化する為、事業継続のための体制整備を進め、安否 確認システムの整備、定期的な訓練や生産設備の定期的な検査・点検等の諸施策を行っております。 しかし、当社グループならびに仕入先企業の生産施設で発生する人的・自然的災害、停電などの中断事象による 影響を完全に防止又は軽減できる保証はありません。特に、当社グループの国内工場や仕入先などの取引先の多く は、東海地方に所在しており、この地域で大規模な地震、台風、集中豪雨による洪水が発生した場合、 生産・納入活動が遅延・停止する可能性があります。遅延・停止及び混乱が長期間にわたる場合、当社グループの 経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 情報セキュリティ 当社グループは、日々高度化・巧妙化するサイバー攻撃について、外部からの不正侵入・システムへの不正アク セスやコンピュータウイルス感染、また機密情報漏洩等を重大なリスクと捉え、セキュリティ対策を推進してい ます。対策を推進する上で社員に対する啓発活動・教育・訓練による運用面の強化も重要と考えており、システム 面での対策強化に加え、社員に対するセキュリティ意識の底上げを組織的・継続的に行うことで、当社グループの 信頼維持・向上を図っております。また、仕入先と一緒になってセキュリティ強化の取り組みも進めております。 しかし、サイバー攻撃・意図的な不正・過失等により、情報システム等に障害が生じる場合や、機密情報が外部 に漏洩する可能性があります。このような事象が発生した場合、当社グループの事業活動の停滞や社会的信用の 低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 上記を含むリスクについて、当社グループは、リスク管理推進会議を通じてリスクを統合的に把握・管理すると共に、障害発生時の対応ルール・体制を整備することで、損失を未然に回避・極小化する活動を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)6,567字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」とい う。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 ■事業を取り巻く環境 当連結会計年度の世界経済は、地政学的リスクや各国の政策動向に不確実性を抱えながらも、物価上昇率の落ち着きなどを背景に、一部に持ち直しの動きが見られました。全体としてはさまざまな要因が交錯する中で、緩やかながらも概ね安定した成長を維持しました。一方で、為替変動やエネルギー・資源価格の動向に加え、地政学的リスクの高まりなど、事業活動に影響を及ぼす外部環境の変化については、引き続き注視が必要な状況にあります。 自動車業界においては、原材料費や物流費の高止まりが続く中、生産および販売は概ね安定的に推移しました。カーボンニュートラルに向けた取り組みが継続する一方、BEV※1やSDV※2を中心とした技術革新が引き続き進展しています。また、地政学的リスクの高まりや各国の通商政策を背景に、サプライチェーンや生産体制の見直しが進むなど、事業環境の変化が一層顕在化しています。 ■当期の事業概況 a.足元の競争力強化 当社は、原材料費や物流費が高止まりする中、自動車生産台数の変動に柔軟に対応し、安定した生産・供給体制の維持に努めてまいりました。従来から取り組んできた構成部品から完成品までの一貫した開発・生産体制を基盤に、各工場・各地域の連携強化を推進するとともに、TPS※3とDXを活用した生産プロセスの改善に取り組み、ものづくりの競争力強化を図りました。また、原価企画やVA※4の推進による原価改善活動を継続的に実施し、収益力の強化を通じて、競争力の向上を進めてまいりました。 b.中長期目線での取り組み 2030年中期経営計画で掲げた当社の目指す姿である「インテリアスペースクリエイター※5として快適な移動空間を実現し、製品、顧客の幅を広げながら社会課題の解決に貢献している会社」の実現に向け、引き続き取り組みを進めております。製品事業分野と技術開発分野を統合した体制のもと、車室空間全体を捉えた企画・提案力の強化を図り、価値提案型の取り組みを加速しています。 こうした取り組みの一環として、JAPAN MOBILITY SHOW 2025などの各種展示会等を通じて、快適性や居心地の良さに加え、環境配慮や新たな体験価値を意識した移動空間のコンセプト提案や技術展示を行ってきました。あわせて、環境負荷低減に資する材料・技術の開発※6や、将来の事業化を見据えた実証にも継続して取り組んでおります※7。今後も、中長期的な視点に立ち、価値を高めた製品・技術・サービスの創出を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 ※1 BEV(Battery Electric Vehicle):電気自動車 ※2 SDV(Software Defined Vehicle):自動車を制御するソフトウェアのアップデートによって製造・販売されたあとも継続的に進化 する自動車 ※3 TPS(Toyota Production System):トヨタ生産方式 ※4 VA(Value Analysis):品質や機能を落とすことなく設計変更や工程変更によりコストダウンを実現するための手法の一つ ※5 インテリアスペースクリエイター:移動空間全体の企画提案力とそれを具現化する技術開発力を兼ね備え、シート・内装を一体の システムとして企画提案し、お客さまの期待を超える新たな空間価値を提供できる会社 ※6 木材などから得られる植物由来のセルロースナノファイバー(CNF)を活用した低コスト・高耐衝撃セルロース構造材料の研究開発 (国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)先導研究プログラムに採択)など ※7 当社開発の小型水素発電システム「ハイドロジェンパワーシステム」を搭載した電動アシスト機能付き「水素自転車」の走行実証 など 当連結会計年度の業績につきましては、連結売上収益は、北中南米での増産や日本での新製品投入などにより、前連結会計年度に比べ828億円(4.2%)増加の2兆370億円となりました。利益につきましては、品質関連費用はあるものの、前年度の減損損失の影響や新製品効果、グローバルでの合理化により、連結営業利益は、前連結会計年度に比べ115億円(27.2%)増加の539億円、税引前利益は、前連結会計年度に比べ148億円(31.5%)増加の619億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べ65億円(39.2%)増加の232億円となりました。 当連結会計年度末の財政状態につきましては、資産は、現金及び現金同等物並びに有形固定資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ875億円増加の1兆1,823億円となりました。一方、負債は、前連結会計年度末に比べ485億円増加し、6,533億円となりました。主な要因は、引当金の増加によるものです。資本は、前連結会計年度末に比べ390億円増加し、5,290億円となりました。主な要因は、在外営業活動体の外貨換算差額の増加によるものです。 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。 <日本> 売上収益は、新製品投入などにより、前連結会計年度に比べ287億円(3.1%)増加の9,680億円となりました。営業利益は、前年度の減損損失の影響やモデルチェンジに伴う新製品効果、合理化はあるものの、品質関連費用の計上により、前連結会計年度に比べ50億円(△49.8%)減少の51億円となりました。 <北中南米> 売上収益は、生産台数の増加や、車種構成の変化により、前連結会計年度に比べ532億円(10.9%)増加の5,423億円となりました。営業損失は、前年度の減損損失の影響や合理化はあるものの、米国追加関税影響に加え、品質関連費用の計上などにより、98億円(前年同期は営業損失260億円)となりました。 <中国> 売上収益は、生産台数の減少などにより、前連結会計年度比べ174億円(△7.5%)減少の2,160億円となりました。営業利益は、合理化はあるものの、減産影響や車種構成の変化などにより、前連結会計年度に比べ18億円(△10.9%)減少の147億円となりました。 <アジア> 売上収益は、生産台数の増加や為替影響により、前連結会計年度に比べ160億円(5.6%)増加の3,022億円となりました。営業利益は、諸経費の増加はあるものの、合理化や為替影響により、前連結会計年度に比べ38億円(10.6%)増加の400億円となりました。 <欧州・アフリカ> 売上収益は、為替影響などにより、前連結会計年度に比べ58億円(5.0%)増加の1,240億円となりました。営業利益は、合理化や為替影響はあるものの、市況変動などにより、前連結会計年度に比べ16億円(△30.6%)減少の37億円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、2,785億円と前連結会計年度末に 比べ287億円(11.5%)の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 営業活動の結果増加した現金及び現金同等物は1,429億円となりました。これは主に、税引前利益619億円、減価償却費及び償却費529億円などにより資金が増加したことによるものです。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 投資活動の結果減少した現金及び現金同等物は754億円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による 支出649億円などにより資金が減少したことによるものです。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 財務活動の結果減少した現金及び現金同等物は483億円となりました。これは主に、リース負債の返済による支出 427億円、配当金の支払153億円などにより資金が減少したことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 日本   913,528   4.3 北中南米   510,078   12.3 中国   198,583   △5.3 アジア   270,347   5.5 欧州・アフリカ   104,877   7.5 合計   1,997,414   5.5 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 北中南米セグメントにおいて、生産台数の増加などにより、生産実績が増加しております。 b.受注実績 当社グループは、主にトヨタ自動車株式会社をはじめとする各納入先より、四半期毎及び翌月の生産計画の提示を受け、生産能力を勘案して生産計画を立て生産しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 日本   891,184   3.2 北中南米   537,656   11.1 中国   202,377   △8.9 アジア   285,145   5.9 欧州・アフリカ   120,698   4.6 合計   2,037,063   4.2 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 北中南米セグメントにおいて、生産台数の増加などにより、販売実績が増加しております。 3 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先    前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(百万円)    割合(%)    金額(百万円)    割合(%) トヨタ自動車㈱   448,758   23.0   478,328   23.5 トヨタ モーター ノース アメリカ㈱   207,926   10.6   255,384   12.5 トヨタ車体㈱   220,899   11.3   204,578   10.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針及び4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、連結売上収益が、前連結会計年度に比べ828億円(4.2%)増加の2兆370億円となりました。連結営業利益は、前連結会計年度に比べ115億円(27.2%)増加の539億円となりました。連結税引前利益は、前連結会計年度に比べ148億円(31.5%)増加の619億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べ65億円(39.2%)増加の232億円となりました。 なお、当社グループは、経営成績に重要な影響を与える要因として、取引先である自動車メーカーの自動車生産 台数、販売台数及び販売車種等の変動の影響を受けております。 a.売上収益 売上収益は、北中南米での増産や日本での新製品投入などにより、前連結会計年度に比べ828億円(4.2%)増加の2兆370億円となりました。 b.営業利益 営業利益は、品質関連費用はあるものの、前年度の減損損失の影響や新製品効果、グローバルでの合理化により、前連結会計年度に比べ115億円(27.2%)増加の539億円となりました。 c.税引前利益 税引前利益は、営業利益の増加などにより、前連結会計年度に比べ148億円(31.5%)増加の619億円となりました。 d.法人所得税費用 法人所得税費用は、前連結会計年度に比べ91億円(43.0%)増加の304億円となりました。また、税引前 利益に対する比率は、前連結会計年度の45.2%から49.2%となりました。 e.親会社の所有者に帰属する当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べ65億円(39.2%)増加の232億円となり、基本的1株当たり当期利益は130円30銭となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッ シュ・フローの状況」に記載のとおりです。 b.経営及び財務に関する考え方 当社グループは、経済的価値向上の成果をステークホルダーに長期安定的に還元するとともに、将来の成長分野へ積極的に投資することで、中長期的に企業価値の向上をはかることを「経営の目指す姿」とし、経営基盤と競争力を強化しつつ、お客さまや社会に対する提供価値の多面化や事業領域の拡大を進めております。 c.資金調達の方針及び方法 当社グループは、事業活動の継続、適切な流動性の維持及び財務構造の安定化、成長への投資を目的として、 資金調達を実施しております。資金調達の方法については、直接金融、間接金融双方の市場環境を踏まえ、資金 調達方法の多様化や経済合理性の観点から総合的に判断し、決定しております。 設備投資や研究開発費などの長期資金需要については、金融機関からの長期借入金及び社債の発行にて対応し ております。その際、返済負担の軽減を図るために、年度別の返済・償還額の平準化をしております。運転資金需要については短期借入金にて対応しております。 また、多様化する資金調達環境下において、安定的に資金調達可能な環境を確保すべく、当社グループは国 内の格付機関から格付を取得しております。本報告書提出日現在において、株式会社日本格付研究所より格付 AA(安定的)を付与されております。こうした外部機関からの当社グループへの財務状況に対する評価は一定 のキャッシュポジションを維持していることなどによるものであります。 また、緊急的な資金需要に対して、コミットメントラインを設定し、資金を確保できる体制を整えておりま す。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成の状況を判断するための客観的な指標等 2023年11月に発表した中期経営計画において、2030年目指す姿を「インテリアスペースクリエイターとして快適な移動空間を実現し、製品、顧客の幅を広げながら社会課題の解決に貢献している会社」とし、2030年の財務目標として、売上収益2兆2,000億円、営業利益1,500億円、営業利益率7%を目標に掲げました。 2025年度の財務実績は、売上収益は、前期比828億円増加の2兆370億円、営業利益は、前期比115億円増加の539億円となりました。 2030年中期経営計画で定めた目標を達成するために、付加価値を向上させた新製品の投入や米国を中心とした収益改善活動を着実に進め、安定した収益構造の確立に取り組むとともに、人材戦略投資や研究開発などの先行投資を効率的に執行してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。