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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

あかつき本社

Akatsuki Corp.8737 · Standard · 証券、商品先物取引業

証券と不動産の二本柱を持つ持株会社。投資戦略立案とグループ資源配分を担う。

概要

あかつき本社は、東京都中央区に本社を置く持株会社である。1950年に商品仲買人として創業し、その後、証券・商品先物取引業を中核に、中古マンションのリノベーションや高齢者向け施設開発などの不動産関連事業にも進出した。2026年3月期の連結営業収益は687億円、従業員数は443名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

持株会社体制と二つの主力事業

あかつき本社はグループ全体の投資戦略立案と資源配分を担う純粋持株会社である。傘下に証券関連事業を営むあかつき証券株式会社、不動産関連事業を手掛ける株式会社マイプレイスや株式会社バウテックグループなど16社の子会社と3社の関連会社を擁する。証券関連事業では金融商品仲介ビジネス(IFA)を中核とし、不動産関連事業では中古マンションの買取再販・リノベーション、高齢者向け施設の開発・運営、トランクルーム運営を行う。2026年3月期の連結営業収益687億円のうち、証券関連事業が167億円、不動産関連事業が523億円を占める。

収益構造と成長の牽引力

連結業績は拡大傾向にある。2026年3月期の営業収益は前期比20.7%増の687億円、営業利益は50.5%増の63億円、親会社株主に帰属する当期純利益は54.0%増の41億円に達した。不動産関連事業の営業収益が522億円と全体の約76%を占め、同事業のセグメント利益は47億円と証券関連事業(24億円)の約2倍である。不動産事業の成長要因は首都圏・近畿圏における中古マンションの販売単価上昇と高齢者施設の売却益である。証券事業はIFAビジネスの預かり資産残高が拡大し、受入手数料とトレーディング損益が増加した。

グループ構成と地域展開

グループの中核となるあかつき証券株式会社は、東京都中央区に本社を置き、全国の金融商品仲介業者との提携を通じて証券取引サービスを提供する。同社は100%出資子会社ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社を有し、IFAビジネスを展開している。不動産関連事業では、株式会社マイプレイス(旧トータルエステート)が首都圏と近畿圏で中古マンションの買取再販を行い、株式会社バウテックグループ(旧トータルテック)がリノベーション工事を手掛ける。高齢者施設開発はEWアセットマネジメント株式会社が担当し、福岡・熊本などで施設を運営している。また、株式会社マイトランクがトランクルーム事業を全国で展開する。

業界の中での役割は証券サービスと不動産アセットマネジメントを提供するグループ統括会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
687億円
営業利益
63億円
営業利益率
9.2%
純利益
41億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01証券主力

有価証券の売買等の媒介、引受け、売出し、募集・売出しの取扱い、投資助言・代理業、投資運用業をグループ会社を通じて提供。一般投資家から機関投資家まで幅広い顧客に証券取引の機会を提供する。

主な製品・サービス4
有価証券の売買等および媒介
株式・債券などの売買執行とその仲介を行う。
有価証券の引受け・売出し
企業の資金調達を支援するため、株式や債券の引受け・売出しを提供。
投資助言・代理業
証券取引に特化した投資判断の助言や代理業務を行う。
投資運用業
証券を中心とした投資信託や私募ファンドの運用を行う。

02不動産準主力

中古不動産の再生・リノベーション、高齢者向け住宅のアセットマネジメント、不動産取引を中心とした投資助言・代理業、投資運用業、トランクルーム運営をグループ会社が手掛ける。証券事業で培った投資運用のノウハウを不動産分野にも応用している。

主な製品・サービス4
中古不動産の再生・リノベーション
中古物件を購入・リノベーションして付加価値を高め、販売または賃貸する。
高齢者向け住宅のアセットマネジメント
高齢者向け住宅の運営受託や資産運用の管理を行う。
不動産投資助言・代理業
不動産取引を中心とした投資助言や代理業務を提供。
トランクルーム運営
個人向け収納スペースのレンタルサービスを運営。

製品と技術

金融商品仲介(IFA)ビジネスと証券サービス

あかつき証券株式会社が手掛けるIFA(Independent Financial Adviser)ビジネスが証券関連事業の中核である。富裕層顧客を持つ金融商品仲介業者との提携を強化し、対面サポート体制を売りにしている。2026年3月末時点のIFA部門の預かり資産残高は5,224億円に達した。提供するサービスには、国内株式・米国株式の取引、国内外の投資信託(取扱本数945銘柄)、外国債券などがある。また、AIチャットを導入したIFAポータルサイトや、預かり資産残高に応じて手数料が変わる「チョイス!」コースなど、デジタルツールと手数料体系の改良を進めている。米国株式の電話受注時間を20時まで延長するなど、利便性向上にも取り組む。

中古マンションの買取再販とリノベーション

不動産関連事業の主力は、中古マンションの買取再販である。株式会社マイプレイスが首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と近畿圏(大阪・兵庫・京都)で物件を仕入れ、株式会社バウテックグループがリノベーション工事の設計・施工を担当する。2026年3月期の仕入戸数は847戸、販売戸数は880戸、バウテックグループの完工数は1,085戸であった。都心物件を中心に販売単価が上昇し、同事業の利益率が改善している。また、住宅設備などの工事原価上昇に対しては取引先と連携し、情報収集とコスト管理を強化している。

高齢者向け施設開発とトランクルーム運営

EWアセットマネジメント株式会社は、当社が出資するファンドスキームを通じて高齢者向け施設の開発・運営を行う。2025年4月に福岡県福岡市に「メディケア癒やし五番館長住」をオープンし、2025年9月には熊本県熊本市の「メディケア癒やし花園」を売却した。2026年3月末現在、稼働施設は3件である。また、株式会社マイトランクはトランクルーム事業を展開し、新規出店と稼働率向上に注力している。これらの事業は不動産関連事業の一部として、安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

証券、商品先物取引業のなかでの位置

財務データ非開示、透明性低い

あかつき本社は証券・商品先物取引業セクターに属しますが、直近3期の売上高・営業利益率が全てnullであり、財務情報が開示されていません。同業他社にはSBIリーシングサービスやインテグラルなどがあり、通常は財務データが公表されます。この状況から、事業活動が停滞しているか、開示義務の対象外である可能性があります。投資判断は極めて困難です。

強み

  • 証券・先物取引業というビジネス領域に存在
  • 過去の実績に基づく顧客やノウハウ可能性
  • 金融庁の監督下で一定の信頼性
  • 財務再建や事業転換の可能性

課題

  • 売上高・利益が不明で業績評価不能
  • 開示情報不足でビジネスモデルが不明
  • 同業他社のデータと比較できない

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字があかつき本社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18614東洋証券532億円12.4倍
28699HSホールディングス464億円2.3倍
38704トレイダーズホールディングス398億円8.6倍
47185ヒロセ通商269億円11.7倍
55834SBIリーシングサービス215億円7.2倍
68737あかつき本社211億円4.6倍
78747豊トラスティ証券194億円2.8倍
87347マーキュリアホールディングス171億円65.2倍
98705日産証券グループ120億円11.5倍
10254AAIフュージョンキャピタルグループ118億円
117175今村証券101億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

商品仲買人として創業した1950年

1950年9月、大阪市天王寺区に木谷商事株式会社として設立された。当時は商品仲買人としての業務を目的とし、1952年9月には大阪穀物取引所に商品仲買人として登録した。1971年1月の商品取引所法改正に伴い、農林水産大臣から大阪穀物取引所の商品取引員の許可を受け、商号を変更することなく業務を継続した。この時期は穀物や砂糖などの商品先物取引が主力であった。

商号変更と取引所許可の拡大(1990年~1996年)

1990年4月、商号を洸陽フューチャーズ株式会社に変更した。1991年8月には農林水産大臣から東京穀物商品取引所及び大阪砂糖取引所の商品取引員の許可を取得し、取扱商品の範囲を拡大した。さらに1996年7月には通商産業大臣から東京工業品取引所の商品取引員の許可を得て、工業品分野にも進出した。これにより、国内主要商品取引所すべてで取引可能な商品取引員となった。

上場と証券子会社の取得(2003年~2005年)

2003年2月、株式会社大阪証券取引所市場第二部に上場を果たした。2004年7月には黒川木徳証券株式会社(後のあかつき証券)を子会社化し、証券業へ本格参入した。2005年10月には会社分割により商品先物取引関連事業を新設会社「洸陽フューチャーズ株式会社」に承継させ、持株会社体制へ移行。同時に商号を大洸ホールディングス株式会社に変更した。この再編により、持株会社がグループ全体の経営管理を担う形となった。

第三者割当増資と商号変更の繰り返し(2007年~2011年)

2007年3月と10月、株式会社アエリアに対する第三者割当増資を実施し、資本を拡充した。2007年9月には商号を黒川木徳フィナンシャルホールディングス株式会社に変更した。2010年10月、株式会社クレゾーを吸収合併し、株式交換により黒川木徳証券株式会社を完全子会社化した。2011年8月、商号をあかつきフィナンシャルグループ株式会社に改めると同時に、子会社の黒川木徳証券もあかつき証券株式会社に商号変更した。この間、本社を東京都港区、中央区へと移転している。

M&Aによる事業多角化(2012年~2017年)

2012年4月、ドリームバイザー・ホールディングス株式会社の株式を公開買付けにより取得し、株式会社日本證券新聞社を子会社化した(2015年9月に譲渡)。2013年7月には東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、上場市場を東証市場第二部に移行。2014年8月には株式会社マイトランクを完全子会社化し、トランクルーム事業に参入した。2016年7月、商号を現在の株式会社あかつき本社に変更。2017年7月には株式会社トータルエステートホールディングスなどを子会社化し、不動産関連事業を拡大した。

スタンダード市場への移行と事業の拡大(2022年~)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、上場市場を東証スタンダード市場に移行した。その後も子会社を通じて事業を拡大し、2025年4月には株式会社しん証券さかもとへの追加出資により持分法適用会社化、同年同月にはジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社がIFA部門を吸収分割で取得した。2026年3月期の連結営業収益は687億円と過去最高を記録し、証券・不動産両事業が成長を牽引した。

年表29件を開く

1950年代

  • 1950年9月創業商品仲買人としての業務を目的とし、大阪市天王寺区東門町に木谷商事株式会社を設立。
  • 1952年9月大阪穀物取引所に商品仲買人登録。

1970年代

  • 1971年1月商品取引所法の改正による、登録制から許可制への変更及び商品仲買人から商品取引員への改称に伴い、農林水産大臣より大阪穀物取引所の商品取引員の許可を受ける。

1990年代

  • 1990年4月商号変更商号を「洸陽フューチャーズ株式会社」に変更。
  • 1991年8月農林水産大臣より、東京穀物商品取引所及び大阪砂糖取引所の商品取引員の許可を受ける。
  • 1996年7月通商産業大臣より、東京工業品取引所の商品取引員の許可を受ける。

2000年代

  • 2003年2月上場株式会社大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 2004年7月M&A黒川木徳証券株式会社(2011年8月にあかつき証券株式会社に商号変更)を子会社化。
  • 2005年10月商号変更会社分割により商品先物取引関連事業を新設会社「洸陽フューチャーズ株式会社」に承継させ持株会社体制に移行。これに伴い、商号を「大洸ホールディングス株式会社」に変更。
  • 2007年3月株式会社アエリアに対し、第三者割当増資を実施。
  • 2007年9月商号変更商号を「黒川木徳フィナンシャルホールディングス株式会社」に変更。
  • 2007年10月株式会社アエリアに対し、第三者割当増資を実施。
  • 2008年7月本社を東京都港区赤坂に移転。

2010年代

  • 2010年3月本社を東京都中央区に移転。
  • 2010年10月M&A当社を存続会社、株式会社クレゾーを消滅会社とする吸収合併。株式交換により黒川木徳証券株式会社(2011年8月にあかつき証券株式会社に商号変更)を完全子会社化。
  • 2011年8月商号変更商号を「あかつきフィナンシャルグループ株式会社」に変更。
  • 2012年4月M&Aドリームバイザー・ホールディグス株式会社の株式を公開買付けにより取得。株式会社日本證券新聞社を子会社化。
  • 2013年1月商号変更10株を1株の割合で株式併合を実施、1単元を1,000株から100株に変更。
  • 2013年7月上場ドリームバイザー・ホールディングス株式会社(2014年10月にウェルス・マネジメント株式会社に商号変更)が株式交換によりウェルス・マネジメント株式会社(2014年10月にリシェス・マネジメント株式会社に商号変更)を子会社化。株式会社東京証券取引所と株式会社大阪証券取引所の統合に伴い、株式を株式会社東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2014年3月1株を2株の割合で株式分割を実施。
  • 2014年8月M&A会社分割により株式会社マイトランクを完全子会社化。
  • 2015年9月株式会社日本證券新聞社の株式を譲渡。
  • 2016年7月商号変更商号を「株式会社あかつき本社」に変更。
  • 2016年12月ウェルス・マネジメント株式会社の株式を一部譲渡し、連結子会社より除外。
  • 2017年7月M&A株式取得により株式会社トータルエステートホールディングス(同社の完全子会社である株式会社トータルエステート(2020年1月に株式会社マイプレイスに商号変更)を含む)、株式会社トータルテック(2021年9月に株式会社バウテックグループに商号変更)、株式会社トータルエステート住宅販売(2020年1月に株式会社マイプランナーに商号変更)を子会社化。
  • 2017年10月M&A株式会社トータルエステート(2020年1月に株式会社マイプレイスに商号変更)を存続会社、株式会社トータルエステートホールディングスを消滅会社とする吸収合併。
  • 2019年9月子会社のあかつき証券株式会社が100%出資子会社「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」を設立。

2020年代

  • 2020年4月子会社のEWアセットマネジメント株式会社が100%出資子会社「株式会社アクシード設計事務所」を設立。
  • 2022年4月上場株式会社東京証券取引所の市場区分見直しにより、上場市場を東証スタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    顧客本位の業務運営と預り資産拡大

    あかつき証券において、プロダクトガバナンスを踏まえた商品管理や取引モニタリングの強化に継続的に取り組み、お客様の最善の利益を実現する。

  2. 02

    AI・フィンテック活用によるサービス高度化

    営業員向けポータルサイトや各種デジタルツールの改善、AIエージェントの活用など、AIやフィンテックを活用した新たなサービスを導入し、利便性の高いサポート体制と顧客ニーズへの迅速な対応力を向上させる。

  3. 03

    富裕層顧客向け金融商品仲介の提携強化

    富裕層顧客を有する金融商品仲介業者との提携を強化し、対面サポート力という強みを一層高めて差別化を図るとともに、取引の利便性や業務効率を向上させる。

  4. 04

    中古マンションリノベーション事業の拡大

    首都圏・近畿エリアで中古マンションの仕入強化とリノベーション工事の設計施工能力の拡大に取り組み、空室だけでなく賃貸中物件の取得も積極的に進める。人員増強や協力会社との関係強化にも取り組む。

  5. 05

    高齢者施設開発の着実な推進と選別投資

    優良な不動産取得・開発案件を着実に推進するとともに、地域性や施設タイプを精緻に分析し、中長期的視点から持続的かつ安定的な投資を実行する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で443人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は994万円で、9期前と比べて+8.9%平均年齢は45.7歳、平均勤続年数は4.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月176
2018年3月332
2019年3月91338.88.8339
2020年3月89144.75.7357
2021年3月88139.55.2329
2022年3月1,05643.05.1343
2023年3月1,02145.85.4349
2024年3月1,24645.55.2365
2025年3月87242.83.03801,105
2026年3月99445.74.74431,422

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 19 / 海外 0、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
証券関連事業 — 本店(東京都中央区)411百万円
証券関連事業 — あべのベルタ(大阪市阿倍野区)94百万円
不動産関連事業 — 東京本社(東京都中央区)92百万円
本社 — 東京都中央区42百万円
不動産関連事業 — 横浜本社(横浜市中区)31百万円
主な関係会社
  • 国内
    あかつき証券㈱(注)1、3
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンウェルスアドバイザーズ㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱あかつきキャピタル
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マイプレイスグループ(注)1
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バウテックグループ(注)1
    神奈川県 横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マイプレイス(注)1、4
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マイプランナー
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フィルムイノベーションズ
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    EWアセットマネジメント㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NEXTライフデザイン㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    合同会社はなぞの
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権61.6%
  • 国内
    合同会社ながずみ
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権59.6%
残りのグループ会社7社を開く
  • 合同会社まつのき(注)1東京都 千代田区69%
  • ㈱マイトランク東京都 中央区100%
  • ㈱テッククリエイト東京都 中央区99%
  • ㈱アクシード設計事務所東京都 中央区100%
  • ㈱Lパートナーズ東京都 中央区35%
  • 合同会社ながみね東京都 千代田区29%
  • ㈱しん証券さかもと石川県 金沢市33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は687億円営業利益63億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.7%、利益が+50.0%。

売上高
+20.7%
687億円
営業利益
+50.0%
63億円
純利益
+57.7%
41億円
営業利益率
9.2%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高700億円687億円
営業利益56億円63億円
純利益33億円41億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、営業収益は687億円、営業利益は38億円。前年の2025年4Qと比べると、営業収益は+20.7%、営業利益は+40.7%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年1Q59180.08
2018年4Q2271
2019年4Q3577
2020年4Q34410
2021年4Q3915
2022年4Q3530
2023年4Q3935
2024年4Q4716
2025年4Q569274.716
2026年4Q687385.527

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は37億円から687億円へ18.6倍に増えた。直近期の営業利益率は9.2%。営業収益は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ドリームバイザー・ホールディングス株式会社(2014年10月にウェルス・マネジメント株式会社に商号変更)が株式交換によりウェルス・マネジメント株式会社(2014年10月にリシェス・マネジメント株式会社に商号変更)を子会社化。株式会社東京証券取引所と株式会社大阪証券取引所の統合に伴い、株式を株式会社東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月371211
会社分割により株式会社マイトランクを完全子会社化。
2014年3月581615
2015年3月621117
商号を「株式会社あかつき本社」に変更。
2016年3月545−15
株式取得により株式会社トータルエステートホールディングス(同社の完全子会社である株式会社トータルエステート(2020年1月に株式会社マイプレイスに商号変更)を含む)、株式会社トータルテック(2021年9月に株式会社バウテックグループに商号変更)、株式会社トータルエステート住宅販売(2020年1月に株式会社マイプランナーに商号変更)を子会社化。
2017年3月4342
2018年3月2271817
子会社のあかつき証券株式会社が100%出資子会社「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」を設立。
2019年3月3571410
子会社のEWアセットマネジメント株式会社が100%出資子会社「株式会社アクシード設計事務所」を設立。
2020年3月3441114
2021年3月3912214
株式会社東京証券取引所の市場区分見直しにより、上場市場を東証スタンダード市場に移行。
2022年3月3531210
2023年3月393158
2024年3月4713825
2025年3月56942397.426
2026年3月68763639.241

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益687億円のうち、営業利益として残るのは63億円9.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金63.2%434億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.7%190億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.2%63億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比10.4pt
9.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比13.5pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.9pt
20.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−43億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−43億円期末の手元現金は139億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月30−122
2014年3月−19−195438
2015年3月104860
2016年3月19−1159
2017年3月18−998566
2018年3月−51−318366
2019年3月28−723109
2020年3月4115−10155
2021年3月69−14−54155
2022年3月−46−1025125
2023年3月−51−6114
2024年3月8−8108222
2025年3月−33−30186
2026年3月−430−5139

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,039億円。このうち返さなくてよい自己資本が217億円で、自己資本比率は20.2%(業種中央値34.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1764812826.5
2014年3月2589216630.5
2015年3月27011115934.8
2016年3月2199412534.8
2017年3月2799018928.2
2018年3月53512541020.2
2019年3月54512442122.6
2020年3月58813545322.8
2021年3月61713847922.3
2022年3月64214849422.0
2023年3月69314954420.6
2024年3月92116775417.5
2025年3月92018973219.4
2026年3月1,03921782220.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
146億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
136億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
822億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
41
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

証券、商品先物取引業 37社との比較

同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE37社中6位あたり、逆に低いのは営業利益率37社中27位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.8%/中央値 9.9%
P25 7.7%P75 15.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.2%/中央値 19.6%
P25 8.3%P75 34.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
20.2%/中央値 34.9%
P25 12.8%P75 58.5%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
20.7%/中央値 15.4%
P25 2.9%P75 25.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 4.3%
P25 3.3%P75 5.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥621で、1年前と比べて+17.1%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥621-1.7%1ヶ月+4.5%1年+17.1%時価総額211億円
過去52週の値幅
安値¥510高値¥770

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.6倍
PER (会社予想)5.7倍
PBR0.89倍
配当利回り4.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+4.1%と緩やかな上昇。25日線(599円)を+1.3%上回るが、75日線(621円)を下回りもみ合い。52週高値770円に対して-21.2%と戻り待ちの展開。出来高は直近2万株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 4.5倍は業界平均12.5倍を大幅に下回り、顕著な割安感があります。PBR 0.87倍も業界平均1.43倍を下回り、解散価値に対しても割安です。配当利回り4.94%と業界平均2.82%を上回り、株主還元も手厚いです。ROE 20.8%と高収益ですが、証券業は市況依存が強く、業績変動リスクには注意が必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.6倍14.3倍
PER (予想)5.7倍
PBR0.89倍1.43倍
ROE20.8%7.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

証券・商品先物取引業者で、最近の純利益増加が注目される。強気派は、2026年3月期に純利益41億円と大幅増益見込み、株式市場の活況や手数料収入拡大を評価。PER4.5倍と割安で、利回り約5%の高配当も魅力。弱気派は、収益が市場動向に依存し不安定、商品先物の取引減少や規制強化リスクを指摘。また、自己勘定取引のボラティリティ高く、赤字転落の可能性も。

プラスに働く材料7
  • 大幅増益見込み

    2026/3期純利益41億円と前期比58%増の見通し。

  • 割安感

    PER4.5倍、PBR0.87倍とバリュエーション低い。

  • 高配当利回り

    配当利回り約5%と魅力的な株主還元。

  • 営業利益50%増の増益計画2026/3期影響

    営業利益42→63億円、株式市況好調で手数料収入増加

  • PER4.5倍の割安感継続影響

    PER4.5倍、ROE20%超でバリュー株として見直し余地

  • 自己株式取得の可能性不定影響

    高い自己資本比率、自社株買いによるEPS改善期待

  • 配当利回り4.9%の安定配当継続影響

    4.9%の高配当利回り、株価下支え効果

マイナスに働く材料7
  • 市場依存の業績

    収益は株式・先物市場の動向に大きく左右される。

  • 先物取引の縮小

    商品先物取引の参加者減少傾向で収益源が細るリスク。

  • 規制リスク

    金融規制強化で手数料率低下や業務制限の可能性。

  • 株式市場急落で手数料減少不定影響

    営業利益の大半が株式手数料、市況悪化で大幅減益リスク

  • 商品先物取引の規制強化次回株主総会影響

    規制強化で取引量減少、手数料収入減の懸念

  • 経営陣の交代リスク不定影響

    特定経営者依存度高く、交代で戦略変更の可能性

  • 信用取引損失拡大リスク継続影響

    信用取引含み損拡大で自己資本毀損リスク

次の決算で確かめる点
受入手数料
証券・先物取引の仲介収入の動向を把握。
トレーディング損益
自己勘定取引の収益変動を監視し、業績の安定性評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+7.1%いまの株価に対する利回りは4.83%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
4.83%
いまの株価に対して
配当性向
36.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8
2018年3月20150.050.4
2019年3月18−10.0
2020年3月2011.141.2
2021年3月17−15.077.6
2022年3月185.983.6
2023年3月195.6
2024年3月2110.556.2
2025年3月2833.3161.1
2026年3月307.136.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ18,800人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.9%を占め、残る72.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.356.360.553.355.150.2
外国法人15.914.410.114.314.918.3
事業法人17.117.517.218.217.817.2
金融機関9.910.29.410.99.910.7
証券会社2.61.42.63.12.13.4
自己株式0.20.20.20.21.71.0
外国人個人0.20.30.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱日本カストディ銀行(信託E口)10.01
02GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券㈱)9.94
03島根 秀明6.17
04㈱アエリア3.80
05工藤 英人3.10
06小林 祐介1.96
07長嶋 貴之1.89
08NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券㈱)1.45
09マネックスグループ㈱1.33
10大和証券㈱0.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+35%、1株純資産は14期で+75%。直近期のROEは20.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月9939727.85.0
2014年3月11955923.25.940.1
2015年3月12164220.05.018.1
2016年3月−100515−17.226.7
2017年3月165173.122.8
2018年3月9350018.44.850.4
2019年3月404098.97.3
2020年3月4642611.05.841.2
2021年3月4644710.58.477.6
2022年3月334607.29.983.6
2023年3月254655.512.5
2024年3月8352916.76.156.2
2025年3月8759015.55.8161.1
2026年3月13469420.84.836.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額346百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
島根秀明代表取締役 社長執行役員6021,000
工藤英人取締役 執行役員6110,550
北野道弘取締役 常務執行役員501,122
三澤章取締役 執行役員65
大内裕人取締役 執行役員62500
小林祐介取締役546,669
石井光太郎取締役65
定塚淳一取締役65
安東恭一取締役(監査等委員)61
田名網一嘉取締役(監査等委員)56
横田和史取締役(監査等委員)641,412

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)58123323331463
社外取締役52711286
取締役(社内)1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容455字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、持株会社としてグループ全体の投資戦略の立案や、グループ内の資源配分の意思決定を行っています。 当社グループは、当社、子会社16社及び関連会社3社を通じて、証券関連事業(有価証券の売買等及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し、有価証券の募集及び売出しの取り扱い、証券取引を中心とした投資助言代理業・投資運用業)及び不動産関連事業(中古不動産の再生・リノベーション事業、高齢者向け住宅事業に関するアセットマネジメント業、不動産取引を中心とした投資助言代理業、投資運用業、トランクルーム運営)を行っています。 当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、証券関連事業及び不動産関連事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
経営方針・対処すべき課題2,034字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)中長期的な経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは証券関連事業及び不動産関連事業を主要事業としております。中東情勢の混乱が長期化することにより、証券関連事業においては株式・債券等の金融市況に対して、不動産関連事業においては中古マンションの売買価格や工事原価等に対して、それぞれ影響を及ぼす要因になるものと認識しております。その他、当社グループの対処すべき課題は次のとおりであります。 あかつき証券㈱におきましては、「顧客本位の業務運営の推進」と「継続的な預り資産の拡大」を経営上の重要課題と位置づけております。お客様の最善の利益の実現に向けて、プロダクトガバナンスを踏まえた商品管理や取引モニタリングの強化等に継続的に取り組んでおります。また、AIやフィンテックを活用した新たなサービス(営業員向けポータルサイトや各種デジタルツールの改善、AIエージェント等の活用)の導入を進め、利便性の高いサポート体制の構築や顧客ニーズへの迅速な対応力の向上に努めております。主力事業である金融商品仲介ビジネスにおいては、富裕層顧客を有する金融商品仲介業者との提携強化を重要な成長戦略と位置づけており、対面サポート力という当社の強みを一層高めることで差別化を図るとともに、取引の利便性や業務効率の向上に取り組んでおります。さらに、金融機関や士業等とのアライアンスを通じた紹介ビジネスの拡充により、販売チャネルの多様化と新たな顧客層の開拓を進めております。これらの取り組みにより、今後も安定した営業基盤の確立(継続的な取引の獲得と預り資産の積み上げ)と、お客様のニーズを的確に捉えた営業体制の構築を通じて、持続的な成長を目指してまいります。 ㈱バウテックグループ及び㈱マイプレイスは、主力事業である中古マンションのリノベーション事業において、首都圏エリアと近畿エリアにて事業推進を進めており、空室のみならず賃貸中物件(賃貸人の退去後にリノベーションを行い再販する物件)の取得も積極的に進めてまいります。更なる発展のためには、中古マンションの仕入強化とともに、リノベーション工事の設計施工能力の拡大が必要と考えており、人員増強や協力会社との関係強化にも取り組んでまいります。また住宅設備などのリフォーム工事原価の上昇に対しては取引先各社と連携し詳細な情報収集に努めております。当該事業の拡大に合わせて、資金調達が重要となることから、金融機関からの借入や社債の発行等を中心としながらも、自己資本による調達も勘案し財務的なバランスを図ってまいりたいと考えております。 EWアセットマネジメント㈱においては、当社が出資するファンドスキームを通じて、高齢者向け施設の開発を行っております。建設資材価格や人件費の上昇等が継続しているほか、金利動向を含めた金融環境の変化への対応も求められており、開発を取り巻く事業環境は一層複雑化しております。加えて、中東情勢に起因するコスト上昇圧力も続いており、投資判断においては従来以上に慎重な分析と機動的な対応が必要な状況となっております。しかしながら、介護施設については地域による需給格差や慢性的な供給不足が依然として存在しており、高品質な高齢者施設に対する社会的ニーズは今後も底堅く推移するものと考えております。今後は、従来同様、優良な不動産の取得および開発案件の着実な推進に取り組むとともに、地域性や施設タイプ等をより精緻に分析し、中長期的な視点から持続的かつ安定的な投資を実行してまいります。 ㈱マイトランクにおいては、トランクルームの新規出店、稼働率の向上及び事業運営の効率化に注力し、事業拡大に努めております。 当社は、資金調達とグループ各社に対する適切な資産配分を行いながら、グループ全体としての成長を図ってまいります。また、新規事業の企画推進や、あるいは事業からの撤退や売却等、持株会社としての経営企画機能を担ってまいります。当社においては、これらの業務に必要となる高度な計数管理・企画能力を持った人材の育成と確保及び経営幹部の後継者育成が、当社の今後の成長にとって必要不可欠であると考えております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等(目標とする経営指標等) 経営上の目標の達成状況を判断するための指標については、1株当たりの株主資本(配当金や自己株式取得などの株主還元を含む)の成長率が株主への還元を含めた当社グループの成長を示す指標として最適と考えております。当社は、その事業モデルに鑑み、当該指標を複数年単位で中長期的に拡大することを目指しております。
事業等のリスク4,908字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、可能な限り発生の回避に努め、また、発生した場合の的確な対応に努めます。 なお、本項においては将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1)持株会社固有のリスクについて 純粋持株会社である当社の収入は、原則として当社が直接保有している子会社からの受取配当金に依存しております。当該子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が継続した場合には、当社における分配可能額が減少し、当社株主への配当の支払いが不可能となる可能性があります。 (2)証券関連事業固有のリスクについて ① 競合について 金融商品取引業は、対面専業証券やインターネット取引専業証券に加え、異業種やフィンテックベンチャーの参入により競争環境は今後も激化することが予想されます。これにより、競争優位性が維持できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼすことがあります。 ② 取引注文の執行について 証券業務における受託業務及び自己売買業務に係る取引は、国内外の金融商品取引所において行われております。金融商品取引所がシステム障害等の理由により、証券市場及び外国為替市場における取引を中断または停止した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼすことがあります。 ③ 事業に係る法的規制等について あかつき証券㈱は証券業を営むにあたり、内閣総理大臣に登録を受けるとともに、自主規制機関である日本証券業協会に加入しております。このため、同社は、金融商品取引法その他の法令のほか、日本証券業協会規則の規制に服しており、その内容を遵守しているか否かについて定期的な検査等を受ける立場にあります。この検査等により、法令諸規則違反を指摘され、行政処分を受けるに至った場合、同社の信用力の低下により業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は同社の親会社として金融商品取引法に定める主要株主に該当するため一定の規制を受けており、当社自身に重要な法令違反があった場合には、当社が「主要株主でなくなるための措置」を受けるなど、当社グループの経営に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自己の計算による取引に係るリスクについて 投資収益を確保するため、また顧客のニーズに応えるため、自己の計算において国内外の株式・債券・為替及びそれらの派生商品などの金融資産を保有することがあります。これらの金融資産は金利や市場価格変動リスク等に晒されており、急激な変動により期待した投資収益を獲得できなかった場合や金融資産の価値が大きく変動した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 顧客に対する与信について あかつき証券㈱が取り扱う信用取引及び先物・オプション取引では、顧客に対する信用供与が発生し、株式市況の変動によっては顧客に対する信用リスクが顕在化する可能性があります。 (3)不動産関連事業固有のリスクについて ① 業務のリスクについて 不動産関連事業につきましても、国内外の経済情勢、税制その他の法的規制、金利動向、相場動向等に大きく影響を受けており、これらの影響により不動産市場の低迷などが起こった場合、受託資産及び取引仲介業務の減少や購買者の購入意欲の減退により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 事業に係る法的規制等について ㈱マイプレイス、㈱バウテックグループ及び㈱マイプランナー(以下「バウテックグループ等」といいます。)は、中古不動産の再生・リノべーション事業を営むにあたり、宅地建物取引業法その他の関係法令により規制を受けており、これらの法律等の改廃または新たな法的規制が今後生じた場合には、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。また、事業活動の継続には宅地建物取引業者免許等の許認可が前提となりますが、将来何らかの理由により、監督官庁より業務停止や免許取消し等の処分を受けた場合、信用力の低下により業績に影響を及ぼす可能性があります。 EWアセットマネジメント㈱は、アセットマネジメント業務を営むにあたり、内閣総理大臣に登録し規制を受けております。同社は、金融商品取引法その他の関係法令の他、加入協会の規制に服しており、その内容を遵守しているか否かにつき定期的な検査等を受ける立場にあります。この検査等により、法令諸規則違反を指摘され、行政処分を受けるに至った場合、同社の信用力の低下により業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合及び価格競争について バウテックグループ等の主な営業エリアである首都圏においては競合他社との競争が激化していることから、仕入件数あるいは販売件数が減少した場合、物件の仕入価格の上昇あるいは販売価格の下落により採算が悪化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 在庫リスクについて バウテックグループ等の中古マンション事業において、仕入れからリノベーションを施し売却するまでの期間が長期になる可能性があり、その間に不動産の市場価格が下落した場合には、棚卸資産の評価損や売却損が発生すること等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 建築工事費について 中古マンションのリノベーション工事や高齢者施設の開発工事などの建築工事において建築資材や労務費が高騰した場合、売却時の利益が減少すること等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 契約不適合責任について 不動産売買契約において、引き渡された目的物が種類、品質または数量に関して契約の内容に適合しない場合に、民法と宅地建物取引業法の規定により、売主である当社グループが買主に対して契約不適合責任を負うことがあります。その結果、買主より契約解除や修補の請求、損害賠償の請求、代金減額請求などが生じることにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)優秀な人材の確保や育成について 当社グループの将来の成長と成功は、有能な人材に大きく依存するため、優れた人材の確保と育成は当社グループの発展には重要であり、優秀な人材の確保または育成ができなかった場合は、当社グループの将来の展望、業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 一方、優秀な人材の積極的な確保は人件費の押し上げ要因にもなり、また、採用活動に関するコストも年々増加傾向にあることから、採用活動費も増加する可能性があります。これらのコストの増加は当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼすことがあります。 (5)システム・リスクについて 当社グループの業務遂行において、障害や不慮の災害によりコンピューター・システムが停止した場合、或いは外部からの不正アクセスによるデータの改竄等により業務を正常に行えなくなった場合、損害賠償の請求や社会的信用の悪化等を通じて当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、コンピューター・システムの取得・構築にかかる多額の投資を行った場合、当該投資により発生する償却コスト及び維持・運営コストも業績に影響する要因となります。 (6)オペレーショナル・リスクについて 当社グループの業務遂行において、法令や当社グループの定款、業務規程その他の諸規則等に定められた業務処理プロセスが正常に機能しない場合や役職員等による業務遂行上の過誤等が発生した場合、損害賠償の請求や社会的信用の悪化等を通じて当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)法令遵守に関するリスクについて 当社グループは、法令遵守に係る問題につきグループ全体の内部統制の整備を図り、より充実した内部管理体制を目指して努力するとともに、役職員の教育・研修等の徹底を通じ、その啓蒙を図っております。しかしながら、当社グループの事業は、役職員の活動を通じて執行されており、そのプロセスに関与する役職員の故意または過失により法令に違反する行為がなされる可能性があります。内部統制の整備やコンプライアンス教育等は役職員の違法行為を未然に防止するための有効な方策ではありますが、違法行為のすべてを排除することを保証するものではありません。意図的な違法行為は総じて周到に隠蔽行為がなされ、長期間にわたって発覚しないケースもあり、将来において当社グループの業績に影響を与えるような損害賠償を求められる事案が生じる可能性があります。また、当社グループは大量の顧客情報を保有しており、その取扱いには万全のセキュリティ体制を敷いておりますが、不正行為等により、顧客情報が外部に流出する可能性もあり、当社グループの信用の失墜を招くおそれがあります。 法令遵守上の問題が発生し社会的信用が悪化すると、お客様との取引の減少や発注停止等に繋がり、グループ全体の業績に影響を及ぼす事態が生じる可能性があります。 (8)投資資産に係るリスクについて 投資収益を確保するため、当社グループでは有価証券及び不動産投資を行う場合があります。これら投資資産は市場価格変動リスクに晒されており、金融・不動産市場の変化や投資対象物件を取り巻く事業環境・社会状況の変化により、資産価格が下落した場合には、評価損や売却損が発生する可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)資金調達に係るリスクについて 当社グループは、金融機関からの借り入れや社債の発行などにより事業展開に必要な資金を調達しております。当社グループの業績や財務状況の悪化、信用力の低下や風説・風評の流布等が発生した場合、あるいは国内外の景気悪化や金融市場の混乱等により資金調達市場そのものが縮小した場合には、通常より高い金利による資金調達を余儀なくされる、あるいは必要な資金を確保できず資金繰りが困難になる可能性があります。その結果、資金調達コストが増加すること等により、当社グループの業務運営や、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)訴訟について 当社グループは、国内及び海外事業に関連して、訴訟・紛争・その他の法律的手続きの対象となる場合があり、将来、重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (11)災害等によるリスク 地震、火災等の災害により、当社グループの業務体制に支障が生じたり、役職員が被害を受けた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)投資活動について 当社グループでは、主要グループ会社の取り組みとして、あかつき証券㈱においては預り資産拡大と顧客サービスの高度化の継続、バウテックグループ等においては仕入体制及び財務の強化、EWアセットマネジメント㈱においては同社が運営するファンドが保有する資産の売却の検討や新たな成長戦略の策定を進めており、これらの取り組みの中で、資本提携、子会社の設立及びファンド等への出資など積極的に投資活動を行う予定であります。当該投資活動により当社グループが当初想定していた計画が達成されず、投資に見合うリターンが計上できない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,412字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)において、当社グループは各セグメントにおいて以下のような取り組みを行いました。 (証券関連事業) あかつき証券㈱では、コアビジネスである金融商品仲介ビジネス(以下、「IFAビジネス」と言います。)の拡大、及び金融機関等とのアライアンスの強化を戦略的に推進しました。 IFAビジネスでは、契約仲介業者による顧客サポートの充実に貢献すべく、強みとする対面サポート体制の強化に加え、システム面での利便性向上や商品ラインナップの拡充などを進めています。対面サポート体制については、オペレーターによる米国株式の電話受注時間を20時まで延長し、米国株式取引の強化を進めました。また、よりタイムリーな投資情報を提供するため、デイリーのマーケット情報、セミナー情報を配信するサービス等を開始しました。システム面においては、外国債券取引に関する必要書面交付の電子化対応を進め、IFAポータルサイトにはAIチャットの導入や営業支援コンテンツの大幅な拡充に取り組みました。商品面では、新NISA制度の対象銘柄を中心に国内投資信託の取扱本数を945銘柄まで増加させ、併せて外国投資信託の取扱いを拡充したほか、外国債券についても最低券面未満取引の対象銘柄を拡充し、顧客の投資機会の拡大に努めました。加えて、2025年11月より「預かり資産残高連動手数料コース(愛称:チョイス!)」を拡大リニューアルし、顧客の投資目的や運用スタイルに合わせて手数料コースを選択できるようサービスの向上を図りました。また、米国株式に続き国内株式においてもVWAPギャランティ取引を開始し、顧客の多様な投資ニーズに対応できるよう取引方法の拡充に取り組みました。 金融機関とのアライアンスについては、以前から国内株式の取次等を行う母店取引などで関係を深めていた㈱しん証券さかもと(本店所在地:石川県金沢市)の普通株式を、2025年4月に追加取得し持分法適用会社(議決権所有割合33.4%)としました。また、同月に子会社のジャパンウェルスアドバイザーズ㈱(金融商品仲介業者)(以下「JWA」という。)において、同業者の㈱Innovation IFA Consultingの委任型IFA部門を吸収分割により取得しました。さらに地域金融機関においては、2025年10月に愛知信用金庫、2026年2月に房総信用組合、3月に興産信用金庫とそれぞれ業務提携を行うなど、新たなアライアンス先の開拓と既存提携先とのリレーション強化に努めています。 結果として2026年3月末のJWAの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は、8,038億円(2025年3月末比1,777億円増)、IFA部門の預り資産残高は5,224億円(同1,221億円増)と拡大しました。 業績面では、受入手数料、トレーディング損益が共に拡大し増収・増益となりました。 (証券関連事業の営業収益及びセグメント利益)                                      (単位:百万円) 2025年3月期 連結会計年度   2026年3月期 連結会計年度   増減率 営業収益   16,080   16,702   3.9% セグメント利益   2,137   2,446   14.5% (不動産関連事業) 中古マンションの買取再販を行う㈱マイプレイスは、営業人員の拡大と仲介会社との連携強化を通じ、首都圏エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)及び近畿圏エリア(大阪・兵庫・京都)における取引拡大に努めています。当連結会計年度においては、仕入戸数は847戸(前年同期は777戸)、販売戸数は880戸(同904戸)の取引実績となりました。また、リノベーションの設計・施工を手掛ける㈱バウテックグループにおいては、完工数が1085戸(前年同期は1055戸)と堅調に推移しました。 高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメント㈱において、2025年4月に福岡県福岡市に「メディケア癒やし五番館長住」がオープンしました。また、2025年9月には、熊本県熊本市の「メディケア癒やし花園」が売却されました。これにより、2026年3月末現在で稼働中の施設は3件となります。 業績面では、中古マンションの好調な市場環境を背景に、都心物件を中心に販売単価が上昇し利益率が向上したことに加え、高齢者施設の売却が寄与し、増収・増益となりました。 (不動産関連事業の営業収益及びセグメント利益)                                    (単位:百万円) 2025年3月期 連結会計年度   2026年3月期 連結会計年度   増減率 営業収益   41,107   52,257   27.1% セグメント利益   2,901   4,702   62.1% これらの結果、当社グループの当連結会計年度の連結業績は以下のとおりとなりました。 (単位:百万円) 2025年3月期 連結会計年度   2026年3月期 連結会計年度   増減率 営業収益   56,928   68,718   20.7% 営業利益   4,170   6,277   50.5% 経常利益   3,889   6,269   61.2% 親会社株主に帰属する当期純利益   2,631   4,052   54.0% (補足情報) Ⅰ.あかつき証券㈱、ジャパンウェルスアドバイザーズ㈱ あかつき証券㈱は、リテール営業に加え、戦略的にIFAビジネスの強化、地域金融機関との提携、AI・フィンテックを活用したアドバイス力の強化を進めております。中でも2014年から本格参入しているIFAビジネスは拡大傾向にあります。なお、以下はあかつき証券㈱に同社子会社であるジャパンウェルスアドバイザーズ㈱を連結した補足情報です。 (a)経営成績(四半期会計期間毎)                                                  (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月)   1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月) 営業収益   4,208   3,618   4,279   3,935   3,107   4,098   4,475   4,939 営業利益   609   397   574   527   343   574   677   783 経常利益   616   397   560   539   345   587   762   788 当期純利益   413   366   378   445   217   409   528   549 (b)預り資産                                                                      (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (6月末)   2Q (9月末)   3Q (12月末)   4Q (3月末)   1Q (6月末)   2Q (9月末)   3Q (12月末)   4Q (3月末) 預り資産   612,178   589,795   649,075   626,085   678,991   748,067   796,784   803,874 (うちIFA)   360,222   359,279   409,080   400,293   438,271   480,521   513,830   522,486 (注)1.あかつき証券㈱とジャパンウェルスアドバイザーズ㈱の提携金融機関における管理資産残高の合計です。 2.2025年10月より、一部顧客の預り資産の区分をウェルスマネジメント部門から金融商品仲介サービス部門に変更しました。当該変更に従い、2025年10月以前の数値も遡及して変更しています。 Ⅱ.㈱マイプレイス、㈱バウテックグループ、㈱マイプランナー ㈱マイプレイスは、東京都、神奈川県を中心とした首都圏、及び大阪府を中心とした近畿圏において、住宅一次取得者層向けの中古マンション事業を行っています。①賃借人なしの空室中古マンションを購入後、直ちにリノベーションを行い売却するケース(以下「タイプA」といいます。)と、②賃借人付の中古マンションを購入後、一定期間は賃料収入を得て、賃借人の退去後にリノベーションを行い売却するケース(以下「タイプB」といいます。)があります。また、㈱バウテックグループは、㈱マイプレイス及び外部の買取再販事業者向けにリノベーションの設計・施工サービスを提供しています。なお、以下は㈱マイプレイス、㈱バウテックグループ及び㈱マイプランナーを連結した補足情報であり、3社間の内部取引を消去したものです。 (a)経営成績(四半期会計期間毎)                                                   (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月)   1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月) 売上高   7,954   9,944   10,955   11,458   9,616   10,073   14,451   15,042 営業利益   570   760   894   933   801   786   1,376   1,390 経常利益   493   679   804   995   696   903   1,246   1,263 当期純利益   331   462   768   523   468   627   841   902 (b)中古マンションの仕入状況(四半期会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。)(単位:戸) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月)   1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月) タイプA   198 (+64)   200 (+29)   170 (△32)   147 (△44)   195 (△3)   192 (△8)   194 (+24)   172 (+25) タイプB   6 (△9)   18 (△2)   15 (+6)   23 (+0)   35 (+29)   12 (△6)   29 (+14)   18 (△5) 合計   204 (+55)   218 (+27)   185 (△26)   170 (△44)   230 (+26)   204 (△14)   223 (+38)   190 (+20) (c)中古マンションの販売状況(四半期会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。)(単位:戸) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月)   1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月) 販売戸数   183 (+49)   228 (+41)   244 (+31)   249 (+55)   202 (+19)   177 (△51)   243 (△1)   258 (+9) (d)中古マンションの在庫状況(四半期会計期間末)                                        (単位:戸) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (6月末)   2Q (9月末)   3Q (12月末)   4Q (3月末)   1Q (6月末)   2Q (9月末)   3Q (12月末)   4Q (3月末) タイプA   503   508   452   373   392   430   405   352 タイプB   401   386   383   383   392   381   386   371 合計   904   894   835   756   784   811   791   723 (e)㈱バウテックグループによるリノベーション完工数(四半期会計期間毎)                  (単位:戸) 2025年3月期   2026年3月期 1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月)   1Q (4~6月)   2Q (7~9月)   3Q (10~12月)   4Q (1~3月) ㈱マイプレイス向け   218   204   226   161   185   203   213   181 外販   49   69   60   68   67   69   79   88 合計   267   273   286   229   252   272   292   269 (注)外販とは、外部の買取再販業者向けの設計・施工サービスとなります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は13,851百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,716百万円の減少となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは4,286百万円の支出(前連結会計年度は3,348百万円の支出)となりました。主な資金支出要因は、預託金の増減額を△10,897百万円、販売用不動産の増減額を△3,949百万円、法人税等の支払額又は還付額を△1,375百万円計上したことであります。また、主な資金獲得要因は、税金等調整前当期純利益を6,253百万円、立替金及び預り金の増減額を5,753百万円計上したことであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは29百万円の収入(前連結会計年度は298百万円の支出)となりました。主な資金獲得要因は、投資有価証券の売却による収入を655百万円、貸付金の回収による収入を517百万円計上したことであります。また、主な資金支出要因は、投資有価証券の取得による支出を△821百万円、貸付による支出を△291百万円計上したことであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは459百万円の支出(前連結会計年度は20百万円の支出)となりました。主な資金支出要因は、長期借入金の返済による支出を△3,729百万円、社債の償還による支出を△7,000百万円計上したことであります。また、主な資金獲得要因は、長期借入れによる収入を5,352百万円、社債の発行による収入を6,996百万円計上したことであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 経営成績の分析につきましては(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況に記載しております。 b.財政状態の分析 (イ)資産の状況 当連結会計年度末の資産合計は103,864百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,828百万円の増加となりました。これは主に、預託金が10,897百万円、信用取引貸付金が955百万円、販売用不動産が3,950百万円、投資有価証券が655百万円増加し、現金及び預金が4,821百万円、のれんが198百万円減少したことによるものであります。 (ロ)負債の状況 当連結会計年度末の負債合計は82,167百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,984百万円の増加となりました。これは主に、信用取引借入金が771百万円、預り金が5,752百万円、1年内返済予定の長期借入金が1,258百万円、未払法人税等が708百万円増加し、ノンリコース長期借入金が525百万円減少したことによるものであります。 (ハ)純資産の状況 当連結会計年度末の純資産合計は21,697百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,843百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が3,089百万円増加したことによるものであります。 c.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては3[事業等のリスク]に記載しております。 d.経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しにつきましては1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等]に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、資金調達に関する原則的な規律として、流動性の高い資産の取得に関しては負債性資金により調達し、流動性の低い資産の取得に関しては資本性資金により調達することとしております。 当社グループにおける必要な事業資金については、自己資金、金融機関からの借入、社債及び株式等の発行により調達しております。 具体的には、①証券関連事業における信用取引に関する顧客への貸付資金については、自己資金及び日本証券金融㈱からの借入により、②不動産関連事業の中古マンションの仕入資金については、所有する物件の保有期間に応じて、金融機関からの短期借入、当座借越やコミットメントラインによる借入により、③高齢者向け施設のアセットマネジメント事業における不動産等の取得資金については、金融機関からのノンリコースローンによる借入に加え、社債や株式等の発行により資金調達を行っております。また、その他の企業やファンド等への出資については、案件ごとに検討し、調達方法を決定することとしております。 ③ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針につきましては、1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等]に記載しております。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための指標については、1株当たりの株主資本(配当金や自己株式取得などの株主還元を含む)の成長率が株主への還元を含めた当社グループの成長を示す指標として最適と考えております。当社は、その事業モデルに鑑み、当該指標を複数年単位で中長期的に拡大することを目指しております。2012年3月期以降における(株式の併合や分割、増資の影響、配当及び自己株式取得などの株主還元、を勘案した)1株当たり自己資本の平均成長率は約12.9%となっております。 (算定根拠:2012年3月末に1,000株所有株主様に帰属する自己資本の推移)               (金額単位:円) 2012年 3月期   2013年 3月期   2014年 3月期   2015年 3月期   2016年 3月期   2017年 3月期   2018年 3月期   2019年 3月期   2020年 3月期   2021年 3月期   2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年3月期 株式数 *1、2   1,000   100   200   200   200   200   300   450   450   450   450   450   450   450   450 受取配当金額   -   -   1,500   4,500   4,500   2,300   3,800   7,500   7,650   8,775   8,550   8,100   8,550   10,125   13,275 無償新株予約権の行使 *2   -   -   -   -   -   -   30,100   30,000   -   -   -   -   -   -   - 保有株式に対応する 自己資本金額 *3   59,810                                                       312,336 成長率 *4   12.9% *1 2013年1月に実施した株式併合、2014年3月に実施した株式分割による影響を考慮しております。 *2 無償新株予約権の割当(2株に対し1株を割当。行使価格は2018年3月期 301円、2019年3月期 200円)に関しては、全て行使したものと仮定して算定しております。 *3 1株当たり自己資本に保有株式数を乗じて算定しております。 *4 IRR(内部収益率)モデルにて算定しております。 *5 上記の1株当たり自己資本の成長率は、現在の経営体制となった2012年3月を起点に算定しております。 ⑤ 重要な会計方針及び見積り及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、資産・負債及び収益・費用の状況に影響を与える見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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