概要
SBIリーシングサービスは、SBIグループに属するリース・ファイナンス専門会社である。主に航空機や船舶を対象とした日本型オペレーティング・リース(JOL、JOLCO)のファンドを組成・販売する。2025年3月期の売上高は419億円、営業利益は67億円(利益率16.0%)、連結従業員は66名。2022年10月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
オペレーティング・リースファンドの組成・販売を核とする単一事業
当社グループはオペレーティング・リース事業の単一セグメントで構成される。この事業はさらに三つのサービスに分かれる。第一はファンド事業で、航空機や船舶を対象としたJOL(Japanese Operating Lease)およびJOLCO(同Call Option付き)のファンドを組成し、投資家に匿名組合出資持分や任意組合出資持分を販売する。第二はゼネラルアビエーション事業で、ヘリコプターを含む小型航空機のリース案件を組成し、運航会社に賃貸する。第三はプリンシパルインベストメント事業で、自社でリース資産を保有しリース料収入と物件売却益を得る。いずれも手数料収入が収益の柱である。
ファンド事業の仕組みと収益認識の特徴
ファンド事業では、特別目的会社(SPC)を子会社として設立し、任意組合方式または匿名組合方式で案件を組成する。任意組合方式では当社がリース物件を購入後、任意組合に売却し、組成手数料と販売益を得る。匿名組合方式では当社がSPCに出資し、投資家に匿名組合出資持分を販売する。売上高は主にファンド組成手数料、物件販売収入、管理手数料から構成される。2026年3月期の組成金額は4,071億円、商品出資金等販売金額は1,269億円に達した。
国内外に広がる拠点ネットワークと提携関係
本社は東京都港区六本木に置く。国内では大阪支店(旧西日本支店)、福岡支店、名古屋支店、高松オフィス、広島オフィスを開設し、全国的な営業網を構築している。海外では2018年にアイルランドの航空機アセットマネージャーABL Aviationと業務提携し、国際的な案件組成力を強化した。また、BNPパリバ銀行やSBI新生銀行グループといった有力金融機関との協業により、優良海運会社やエミレーツ航空、エールフランス航空などへの大型案件を手掛けている。
約7割の売上を占めるファンド事業が成長を牽引
2026年3月期の連結売上高は642億円で、前期比53.3%増加した。営業利益は97億円(同44.6%増)、経常利益は86億円、親会社株主帰属当期純利益は60億円と過去最高を更新した。この急成長の原動力はファンド事業におけるJOLCO商品の販売増である。2025年12月には普通社債60億円を発行し、資金調達手段の多様化も進めている。一方で、地政学リスクや燃油価格高騰など外部環境の不透明感も認識されており、安定成長に向けたリスク管理が課題とされる。
業界の中での役割はオペレーティング・リースファンドの組成・販売・管理を行う金融サービス会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01航空・海運(ファンド事業)主力
航空機や船舶を購入し、航空会社や海運会社にオペレーティング・リース形式で賃貸。投資家から資金を集め、リース料収入と売却益を分配するファンドを組成・販売。
- JOLファンド
- 購入選択権のない日本型オペレーティング・リースを利用したファンド。任意組合方式で組成される。
- JOLCOファンド
- 購入選択権付きの日本型オペレーティング・リースを利用したファンド。匿名組合方式で組成される。
02ゼネラルアビエーション準主力
ヘリコプターや小型航空機を対象としたリース事業。運航会社への機材販売・リース、投資家へのファンド販売を行う。
03プリンシパルインベストメント準主力
当社子会社が自己資金で航空機・船舶を購入し、オペレーティング・リース形式で賃貸する事業。リース料収入を売上とする。
製品と技術
JOLとJOLCOを組み合わせたファンド商品の特徴
当社の主力商品は日本型オペレーティング・リースを活用したファンドである。JOL(Japanese Operating Lease)は借り手に購入選択権がなく、リース期間満了後に物件を売却してキャピタルゲインを得る仕組み。JOLCO(Japanese Operating Lease with Call Option)は借り手に途中購入選択権が付与され、行使されれば早期に事業が終了する。当社はJOLには任意組合方式、JOLCOには匿名組合方式を組み合わせてファンドを組成する。これにより投資家はリース料収入(インカムゲイン)と物件売却益(キャピタルゲイン)の両方の収益機会を得られる。
ゼネラルアビエーション事業における小型航空機リース
ゼネラルアビエーション事業では、ヘリコプターや小型ジェット機といった一機あたりの価格が比較的低額な航空機を対象とする。リース期間は約5年と短期で、投資家は少額から投資可能。運航会社へのリース料収入に加え、リース満了時の機体売却益が得られる。当社は機体の販売とリースの両方を行い、案件組成から管理、販売まで一貫して手掛ける。この事業は航空機投資への参入障壁を下げる役割を果たしている。
プリンシパルインベストメント事業による自己勘定投資
プリンシパルインベストメント事業では、当社子会社が金融機関からの借入金と自己資金で航空機や船舶を購入し、自らリース事業を行う。リース期間中のリース料収入と、満了時の物件売却益を収益源とする。この事業はファンド事業とは異なり、投資リスクを自社で負う代わりに、リターンを全額享受できる。案件の選定には厳格な審査が行われ、クレジットリスクの低い優良案件に特化している。2026年3月期はこの事業も含めた全体で営業利益97億円を達成した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
証券、商品先物取引業のなかでの位置
リース事業特化、収益性高く成長基調
SBIリーシングサービスは証券・商品先物取引業に分類されるが、リース事業が主体。同業のFPGやインテグラルと競合。2025/3期営業利益率15.99%と高収益で、2026/3期も15.09%を維持。売上高は2025/3期419億円から2026/3期643億円へ急伸見込み。成長性と収益性を兼ね備える。
強み
- 営業利益率15%超と高水準、効率的な事業運営が強み
- 売上高が419億円→643億円と50%以上増加見込み、成長力が際立つ
- 親会社SBIグループの強固なブランドと資金調達力を活用
- リース事業に特化し、顧客ニーズに合わせた柔軟なサービスを提供
課題
- リース事業は金利上昇時に調達コスト増加の影響を受けやすい
- FPGなど競合が存在し、市場でのシェア維持が課題
- 急速な拡大が信用リスクや管理体制の脆弱性を招く可能性
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字がSBIリーシングサービス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8622水戸証券 | 617億円 | 18.3倍 |
| 2 | 8614東洋証券 | 532億円 | 12.4倍 |
| 3 | 8699HSホールディングス | 464億円 | 2.3倍 |
| 4 | 8704トレイダーズホールディングス | 398億円 | 8.6倍 |
| 5 | 7185ヒロセ通商 | 269億円 | 11.7倍 |
| 6 | 5834SBIリーシングサービス | 215億円 | 7.2倍 |
| 7 | 8737あかつき本社 | 211億円 | 4.6倍 |
| 8 | 8747豊トラスティ証券 | 194億円 | 2.8倍 |
| 9 | 7347マーキュリアホールディングス | 171億円 | 65.2倍 |
| 10 | 8705日産証券グループ | 120億円 | 11.5倍 |
| 11 | 254AAIフュージョンキャピタルグループ | 118億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
SBIグループ内でリース事業を専門に担う会社として2017年に設立
2017年4月、東京都港区においてSBIリーシングサービスが設立された。同年6月にはSBIマネープラザ株式会社が2016年9月より行っていたオペレーティング・リース事業に係るファンドを譲り受け、事業を本格化させた。設立後すぐに金融商品取引業(第二種)と貸金業の登録を行い、リースファンドの組成・販売に必要なライセンスを整備した。この年が同社の事業の出発点である。
ABL Aviationとの提携とゼネラルアビエーション事業への進出(2018~2019年)
2018年11月、アイルランドの航空機アセットマネージャーABL Aviationと業務提携を締結し、国際的な航空機リース案件への参入基盤を築いた。2019年1月には小型航空機やヘリコプターの販売・管理を行うゼネラルアビエーション事業を開始。同年3月には株式会社オートパンサーから吸収分割により航空機事業を承継し、同事業を拡大した。この時期に航空機リースの分野での事業領域が広がった。
国内営業拠点の拡充とJOL商品の取り扱い開始(2019~2021年)
2019年4月に西日本支店(現在の大阪支店)を開設し、関西圏での営業を開始。2020年12月にはJOL商品(航空機案件)の取り扱いを始め、商品ラインナップを拡充した。2021年6月には福岡支店、同年8月には名古屋オフィスと高松オフィスを開設し、全国的な拠点網を整備した。これらの拡大により、地域の投資家への販売力と案件発掘力が強化された。
東証グロース上場と投資運用業への登録(2022~2023年)
2022年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。上場後も成長を続け、2023年4月には投資運用業の登録を取得し、投資運用業務の幅を広げた。同年6月には広島オフィスを開設し、西日本エリアでのプレゼンスをさらに高めた。上場を機に知名度が向上し、事業基盤が一段と強化された。
年表14件を開く
2010年代
- 2017年4月創業東京都港区において当社設立
- 2017年6月SBIマネープラザ株式会社が2016年9月より行っていたオペレーティング・リース事業に係るファンドを譲受
- 2017年10月第二種金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第3016号)
- 2018年1月貸金業の登録(東京都知事(1)第31678号)
- 2018年11月アイルランドの航空機アセットマネージャーであるABL Aviationと業務提携
- 2019年1月小型航空機やヘリコプターの販売・管理を行うゼネラルアビエーション事業を開始
- 2019年3月ゼネラルアビエーション事業の拡大を目的として、株式会社オートパンサーから吸収分割により、航空機事業を承継
- 2019年4月西日本支店(現 大阪支店)を開設
2020年代
- 2020年12月JOL商品(航空機案件)取扱い開始
- 2021年6月福岡支店を開設
- 2021年8月名古屋オフィス(現 名古屋支店)、高松オフィスを開設
- 2022年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年4月投資運用業の登録(関東財務局長(金商)第3016号)
- 2023年6月広島オフィスを開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 経常利益2027年3月期まで8,900百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
商品戦略の多様化と競争力強化
国内外の経済・金融情勢等を踏まえ、航空機・船舶等の対象資産や通貨・リース期間を組み合わせた多様なオペレーティング・リース商品を提供する。強力なパートナーシップとグローバルネットワークを活用し、市場環境の変化に対応した柔軟な商品提供体制を構築する。
- 02
営業基盤の拡大
地域金融機関や証券会社等のパートナーとのビジネスマッチング契約を拡大し、販売網を広げる。新規パートナー開拓に加え既存パートナーとの関係を深化させ、大口顧客へのアプローチを強化することで営業基盤を拡大する。
- 03
資金調達手段の多様化と安定化
取引金融機関からの借入枠拡大や新規金融機関との取引開始による安定化に加え、コマーシャル・ペーパーや社債発行等の直接金融にも取り組み、資金調達手段を多様化する。
- 04
プロフェッショナル人材の確保と育成
オペレーティング・リース業界や金融業界で法人ビジネス経験を有する人材を積極採用する。継続的な教育研修制度の充実や働きやすい環境整備を通じて、従業員エンゲージメント向上と長期定着を図る。
- 05
デジタルトランスフォーメーションの推進
業務の効率化と品質向上のためDXを推進し、AI活用による業務の高度化・効率化を図る。安定的な業務運営を持続させ、付加価値の高いソリューション提供を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で66人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,133万円で、3期前と比べて+6.8%。平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は3.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 1,061 | 43.6 | 2.6 | 39 | — |
| 2024年3月 | 1,214 | 44.5 | 2.9 | 53 | — |
| 2025年3月 | 1,088 | 42.0 | 2.9 | 58 | 11,552 |
| 2026年3月 | 1,133 | 41.5 | 3.3 | 66 | 14,697 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内SBIホールディングス株式会社(注)1.東京都港区議決権62.0%
- 国内SBIノンバンクホールディングス株式会社東京都港区議決権62.0%
- 国内SBILS STAR MARITIME Co., Ltd.マーシャル諸島 共和国議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は643億円、営業利益は97億円。前期と比べると増収増益で、売上が+53.5%、利益が+44.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 660億円 | 643億円 |
| 営業利益 | 104億円 | 97億円 |
| 純利益 | 61億円 | 61億円 |
| 1株あたり配当 | ¥115 | ¥115 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、営業収益は223億円、営業利益は40億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+72.9%、営業利益は+263.6%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 199 | — | — | 14 |
| 2024年1Q | 129 | 11 | 8.5 | 8 |
| 2024年2Q | 138 | 15 | 10.9 | 9 |
| 2024年3Q | 83 | 13 | 15.7 | 9 |
| 2024年4Q | 191 | — | — | 8 |
| 2025年2Q | 204 | 30 | 14.7 | 19 |
| 2025年4Q | 215 | 37 | 17.2 | 25 |
| 2026年2Q | 264 | 53 | 20.1 | 33 |
| 2026年4Q | 379 | 44 | 11.6 | 28 |
| 2027年1Q | 223 | 40 | 17.9 | 25 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年3月期からの8期で、営業収益は7億円から643億円へ91.9倍に増えた。直近期の営業利益率は15.1%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 西日本支店(現 大阪支店)を開設 | |||||
| 2019年3月 | 7 | — | −2 | — | −1 |
| 2020年3月 | 46 | — | 2 | — | 1 |
| 福岡支店を開設 | |||||
| 2021年3月 | 120 | — | −7 | — | −76 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年3月 | 296 | — | 28 | — | 104 |
| 広島オフィスを開設 | |||||
| 2023年3月 | 396 | — | 35 | — | 24 |
| 2024年3月 | 541 | — | 49 | — | 34 |
| 2025年3月 | 419 | 67 | 61 | 16.0 | 44 |
| 2026年3月 | 643 | 97 | 87 | 15.1 | 61 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
営業収益643億円のうち、営業利益として残るのは97億円で15.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は61億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.4%504億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.5%42億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.1%97億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。期末の手元現金は71億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 27 | 78 | −114 | 54 |
| 2022年3月 | −8 | 261 | −222 | 86 |
| 2023年3月 | 37 | −84 | 99 | 138 |
| 2024年3月 | −267 | −2 | 256 | 127 |
| 2025年3月 | −265 | −1 | 229 | 89 |
| 2026年3月 | 0 | −3 | −16 | 71 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は1,123億円。このうち返さなくてよい自己資本が288億円で、自己資本比率は25.5%(業種中央値34.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 222 | 7 | 215 | 3.0 |
| 2020年3月 | 390 | 7 | 383 | 1.9 |
| 2021年3月 | 409 | 24 | 385 | 5.8 |
| 2022年3月 | 298 | 132 | 166 | 44.1 |
| 2023年3月 | 484 | 178 | 306 | 36.7 |
| 2024年3月 | 757 | 211 | 546 | 27.9 |
| 2025年3月 | 1,058 | 252 | 806 | 23.8 |
| 2026年3月 | 1,123 | 288 | 835 | 25.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
証券、商品先物取引業 37社との比較
同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業収益成長率で37社中4位あたり、逆に低いのは営業利益率で37社中25位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,703で、1年前と比べて+17.1%。過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 |
| PER (会社予想) | 7.1倍 |
| PBR | 1.41倍 |
| 配当利回り | 4.25% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+9.1%上昇、本日は+6.3%と急伸。52週高値3570円に迫る2915円まで上昇し、25日線2707円を+7.7%上回る。出来高は41万株と直近平均を大きく上回り、買いが集中。200日線2662円も明確に超えており、中期トレンドも強気。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER7.10倍は業界平均12.07倍を下回り割安。PBR1.47倍は平均1.38倍とほぼ同水準。配当利回り8.42%は平均2.72%を大幅に上回り魅力的。ROE22.5%と高収益。業績は市況により変動するが、直近は増収増益。割安だが市況リスクに注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 | 14.3倍 |
| PER (予想) | 7.1倍 | — |
| PBR | 1.41倍 | 1.43倍 |
| ROE | 22.5% | 7.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり115円で、前期から+35.3%。いまの株価に対する利回りは4.25%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 50 | — | 24.6 |
| 2025年3月 | 85 | 70.0 | 32.7 |
| 2026年3月 | 115 | 35.3 | 31.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥115
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,339人。区分でいちばん多いのは事業法人で67.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.9%を占め、残る31.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 68.0 | 68.3 | 67.9 | 67.5 |
| 個人・その他 | 15.4 | 13.2 | 17.7 | 21.4 |
| 外国法人 | 7.2 | 7.4 | 5.9 | 6.9 |
| 証券会社 | 3.4 | 6.3 | 4.7 | 2.8 |
| 金融機関 | 6.0 | 4.8 | 3.7 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | SBIノンバンクホールディングス株式会社 | 61.96 |
| 02 | 石井 良明 | 2.80 |
| 03 | 株式会社オートパンサー | 2.08 |
| 04 | 株式会社イシイ | 1.36 |
| 05 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.07 |
| 06 | 日本証券金融株式会社 | 0.94 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.93 |
| 08 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.88 |
| 09 | BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED (常任代理人 バークレイズ証券株式会社) | 0.79 |
| 10 | 楽天証券株式会社共有口 | 0.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-10SBIノンバンクホールディングス株式会社変更報告62.25%-1.20pt
- 2026-04-08SBIノンバンクホールディングス株式会社新規の大量保有報告62.25%-1.20pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+821%、1株純資産は8期で+544%。直近期のROEは22.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −53 | 279 | — | — | — |
| 2020年3月 | 29 | 308 | 9.9 | — | — |
| 2021年3月 | −1,934 | 336 | — | — | — |
| 2022年3月 | 730 | 926 | 133.5 | — | — |
| 2023年3月 | 166 | 1,142 | 15.8 | 7.7 | 3.2 |
| 2024年3月 | 222 | 1,356 | 17.7 | 8.6 | 24.6 |
| 2025年3月 | 281 | 1,595 | 19.0 | 5.9 | 32.7 |
| 2026年3月 | 382 | 1,800 | 22.5 | 6.6 | 31.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額221百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐藤公平 | 代表取締役 会長兼社長 | 65 | 12,000 |
| 階戸雅博 | 取締役副社長(管掌 事業開発本部) | 53 | 8,000 |
| 吉原寛 | 常務取締役(管掌 管理本部) | 62 | 20,000 |
| 鈴木治 | 常務取締役(管掌 営業本部) | 63 | — |
| 真鍋修平 | 取締役(管掌 経理部、財務部) | 61 | 6,800 |
| 粟野公一郎 | 取締役 | 44 | — |
| 西堀耕二 | 取締役 | 70 | — |
| 神山聡 | 常勤監査役 | 65 | — |
| 青木泰岳 | 監査役 | 47 | — |
| 林清隆 | 監査役 | 69 | — |
| 村上由樹 | — | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 134 | 60 | 195 | 39 |
| 社外取締役 | 5 | 22 | — | 22 | 4 |
| 監査役 | 1 | 4 | — | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,070字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,128字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,710字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,619字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第9期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第8期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-29
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