概要
プログリットは、英語コーチングサービス「プログリット」を主力とする語学学習サービス企業である。2016年の創業以来、短期間での英語力向上を掲げ、マンツーマンのコーチングを提供する。2022年9月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年8月期の売上高は57億円、営業利益12億円、従業員数238名。個人向けに加え、法人向け研修も展開する。
英語コーチングとサブスク型サービスの二本柱
プログリットの事業は、英語コーチングサービス「プログリット」とサブスクリプション型英語学習サービスの二本柱で構成される。プログリットは12週間を基本とする短期集中プログラムで、専任コンサルタントが一人ひとりの目標・生活習慣に合わせたオーダーメイドカリキュラムを設計。週1回の面談と毎日のチャットサポートにより学習継続を促進する。2025年8月期の売上高は35億5400万円で全体の約62%を占める。サブスクリプション型サービスは、リスニング特化の「シャドテン」、スピーキング特化の「スピフル」、AI英会話「ディアトーク」の3つ。同期間の売上高は21億9300万円と前年比49%増加し、全体の約38%に達した。サブスク事業の伸びが収益源の多様化を進めている。
法人企業向け研修への展開と管理システム
個人向けに加え、法人企業向けの英語研修サービスも展開する。2025年8月末時点で340社が「プログリット」またはサブスクリプション型サービスを導入。法人向けには、社内会議の音声や資料をAI解析し、利用頻度の高い単語・表現を抽出したオリジナル教材を作成するなど、業務に直結した学習を提供する。さらに2024年8月期には、研修の進捗状況を一元管理できる「PROGRIT Learning Studio」を開発・提供開始。これにより、管理者が受講者の学習状況を可視化し、早期の個別フォローが可能となった。企業のグローバル化と福利厚生としての英語学習需要の高まりが、法人事業の成長を後押ししている。
コンサルタントの質と働きがいへの取り組み
サービス品質の要は専任コンサルタントである。全員を正社員として採用し、徹底した研修後デビューさせる。その後も顧客や同僚からのフィードバックを基に継続的なスキル向上を図る。この取り組みが高く評価され、Great Place to Work Institute Japanの「働きがいのある会社」ランキングで小規模・中規模部門に3年連続選出。リンクアンドモチベーション社の「ベストモチベーションカンパニーアワード」も複数回受賞。2017年12月以降、従業員エンゲージメント調査で29回中27回の総合評価AAAを獲得している。
業界の中での役割は英語コーチング・学習サービス企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01個人(ビジネスパーソン)主力
英語コーチングサービス「プログリット」を提供。12週間で英語力を伸ばす集中型プログラム。
- プログリット
- オーダーメイドカリキュラムと専任コンサルタントのサポートで、短期間の英語力向上を実現するコーチングサービス。
- シャドテン
- リスニング力向上に特化したシャドーイング添削サービス。アプリで音声を提出し、アドバイザーのフィードバックを受ける。
- スピフル
- スピーキング力向上に特化したアプリ。口頭英作文や独り言英会話のトレーニングができる。
- ディアトーク
- AIとの英会話練習ができるアプリ。レベルや目的に合わせてリアルな英会話が可能。
02法人(企業研修)準主力
企業の従業員向けに英語コーチング研修を提供。ビジネスシーンに特化した教材や進捗管理ツールも提供。
主要顧客340社
- 法人向け英語コーチング
- 個人向けと同様のコーチングを法人向けに提供。専門領域に特化した教材作成や進捗管理ツールを含む。
- PROGRIT Learning Studio
- 法人研修の進捗状況を一元管理できる学習管理システム。
製品と技術
英語コーチング「プログリット」12週間プログラムの仕組み
プログリットの核は12週間の短期集中プログラムである。受講者はまずカウンセリングで現在の英語力・目標・学習可能時間を分析され、オーダーメイドのカリキュラムが作成される。専任コンサルタントが週1回の面談で進捗確認と問題解決を行い、毎日チャットでモチベーション管理と音声添削を実施。学習は自社開発アプリで記録・管理され、VERSANTやTOEICのスコアで成果を測定する。コースはビジネス英会話、TOEIC、初級者、TOEFL/IELTSの4つ。税込料金はコース・期間により異なる。修了後も約69%の受講生が継続コース「NEXT」または「シャドーイング添削コース」で学習を続ける。
シャドテン — リスニング力向上に特化したサブスクリプション
シャドテンはシャドーイングに特化した月額21,780円(税込)のサブスクリプションサービス。2020年6月に一般開放され、2025年8月末時点で有料課金ユーザーが10,000名を超える。ユーザーは1,191の課題(ビジネス・教養など)から選択し、専用アプリで30秒〜1分の英語音声をシャドーイング。録音を提出すると、契約しているシャドーイングアドバイザーが24時間以内に詳細なフィードバックを返す。2025年8月の月間売上高は約1億8800万円。平均継続期間の延長とユーザー数の増加が収益を押し上げている。
スピフルとディアトーク — スピーキング練習の新たな選択肢
スピフルはスピーキング力向上に特化したトレーニングアプリ。口頭英作文(日本語を瞬時に英語に変換)と独り言英会話(テーマに沿った1分スピーチ)の2種類の練習を提供。6,000以上の例文を収録し、AIが正誤判定と添削を行う。月額5,478円と年額45,980円のプランがある。ディアトークはAIとの英会話練習に特化したサービスで、2024年7月開始。15分のレッスンで前半はフリートーク、後半は振り返り。AI講師が学習者の趣味や近況を記憶し、最適な会話を提供する。1ヶ月4,380円、12ヶ月39,400円。両サービスともプログリットのノウハウを応用し、AIで効率的な練習を実現している。
自社開発アプリと学習データの活用による品質向上
プログリットのサービス品質の根幹は、自社開発の学習管理アプリと蓄積された学習データにある。アプリは学習時間や進捗を記録し、コンサルタントがリアルタイムで把握できる。これにより最適なカリキュラム修正が可能となる。また、24,000名超の受講生から得られたデータは、トレーニング方法の改善や新コンテンツ開発に生かされる。2023年からはChatGPTとWhisperを活用した「プログリット先生」「プログリットスピーチチェッカー」も追加。AIが24時間の英文法質問対応や発音チェックを担い、コーチングの効果を補強している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
英語コーチングで急成長、高収益モデル
プログリットは英語コーチングサービスを提供し、法人・個人向けに特化。売上高30億円(2023/8)から57億円(2025/8)へ急拡大、営業利益率も17.78%から21.05%へ上昇と高い収益性を維持。同業のジンジブ(人材派遣)やイシン(不動産)とは異なるビジネスモデルで、英語学習市場において差別化。ただし、競合が多く市場シェアはまだ小さく、成長持続には差別化戦略が不可欠。
強み
- 売上高が2年で約2倍、営業利益率20%超と高い収益性を実現。
- 法人向け研修需要を取り込み、安定した受注基盤を構築している。
- コーチングの成果に応じた料金体系で、顧客満足度とリピート率が高い。
- 短期集中型プログラムで差別化、市場での認知度が高まっている。
課題
- 英語コーチング市場は多数の競合が存在し、価格競争や差別化が課題。
- 売上高57億円は市場全体から見ると小さく、更なる拡大が必要。
- サービスの質がコーチ個人に依存し、スケーラビリティに限界。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がプログリット
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9636きんえい | 118億円 | 58.5倍 |
| 2 | 7378アシロ | 117億円 | 13.5倍 |
| 3 | 9560プログリット | 116億円 | 14.6倍 |
| 4 | 6533Orchestra Holdings | 116億円 | 160.4倍 |
| 5 | 2173博展 | 116億円 | 6.3倍 |
| 6 | 2162nms ホールディングス | 116億円 | 33.4倍 |
| 7 | 5071ヴィス | 115億円 | 8.4倍 |
| 8 | 9341GENOVA | 111億円 | 39.3倍 |
| 9 | 6082ライドオンエクスプレスホールディングス | 111億円 | 14.2倍 |
| 10 | 2134北浜キャピタルパートナーズ | 110億円 | — |
| 11 | 9252ラストワンマイル | 109億円 | 10.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
2016年創業、銀座に始まった英語コーチング
2016年9月、東京都中央区銀座に株式会社GRITを設立。当初は「TOKKUN ENGLISH」の名称で英語コーチングサービスを開始した。翌2017年3月に本店を港区新橋へ移転、同年4月に第三者割当増資で資本金5400千円とする。同年12月には港区芝へ移転。創業期から資金調達と拠点移転を繰り返しながらサービス基盤を固めた。
2018年、サービス名「プログリット」への変更と継続コースの開始
2018年5月、サービス名を「プログリット(PROGRIT)」に変更。同時に「継続コースNEXT」および月額制の「シャドーイング添削コース」の提供を開始した。同年8月には第三者割当増資で資本金を5095万6千円に拡大。10月にはオンラインコースの提供を始め、さらに人材紹介サービス「PROGRIT CAREER」を立ち上げた。多角化の兆しを見せたこの年が、現在の事業構造の起点となる。
2019年、社名変更と人材紹介撤退、シャドーイング長期プラン
2019年10月、商号を株式会社プログリットに変更。本店を千代田区有楽町へ移転。キャリアデザインプログラム「PROGRIT CAREER for エンジニア」を開始する一方、2020年1月には人材紹介サービス「PROGRIT CAREER」を終了。英語コーチングに集中する判断を下した。また、シャドーイング添削コースに6ヶ月・12ヶ月の長期プランを追加し、顧客の継続利用を促進した。
2020年、サブスク事業「シャドテン」の開始と資本増強
2020年6月、リスニング力向上に特化したサブスクリプションサービス「シャドテン」を一般向けに提供開始。従来はプログリット卒業生限定だったシャドーイング添削を開放した。これにより新たな収益源を獲得。2021年8月と10月に第三者割当増資を行い資本金を1億1845万4千円に引き上げ、成長資金を確保した。2022年9月、東京証券取引所グロース市場に上場。上場後もシャドテンは急成長を続ける。
2023年以降、AI活用と新サービス「スピフル」「ディアトーク」
2023年4月、ChatGPTを活用したAI英語学習サポート「プログリット先生」を開始。同年5月にはWhisperを利用した「プログリットスピーチチェッカー」を提供。2023年12月にはスピーキング向上アプリ「スピフル」、2024年7月にはAI英会話アプリ「ディアトーク」をリリース。2025年4月、本店を港区浜松町に移転。AI技術の活用で学習体験を向上させつつ、サブスクサービスのラインアップを拡充した。
年表20件を開く
2010年代
- 2016年9月創業東京都中央区銀座に株式会社GRIT設立 英語コーチングサービス「TOKKUN ENGLISH」を開始
- 2017年3月東京都港区新橋へ本店移転
- 2017年4月第三者割当により資本金を5,400千円に増資
- 2017年12月東京都港区芝へ本店移転
- 2018年5月商号変更英語コーチングサービス名を「プログリット(PROGRIT)」に変更 継続コースNEXTの提供開始 月額制シャドーイング添削コースの提供開始
- 2018年8月第三者割当により資本金を50,956千円に増資
- 2018年10月「プログリット(PROGRIT)」オンラインコースの提供開始 人材紹介サービス「PROGRIT CAREER」の提供開始
- 2019年6月東京都千代田区有楽町へ本店移転 キャリアデザインプログラム「PROGRIT CAREER for エンジニア」の提供開始
- 2019年9月プライバシーマークを認証取得
- 2019年10月商号変更株式会社プログリットに社名変更 シャドーイング添削コースの長期プラン(6ヶ月・12ヶ月)を提供開始
2020年代
- 2020年1月人材紹介サービス「PROGRIT CAREER」の提供終了
- 2020年6月リスニング力向上アプリのサブスクリプションサービス「シャドテン」の提供開始
- 2021年8月第三者割当により資本金を83,454千円に増資
- 2021年10月第三者割当により資本金を118,454千円に増資
- 2022年9月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年4月ChatGPTを活用したAI英語学習サポートサービス「プログリット先生」の提供開始
- 2023年5月Whisperを活用したAI英語学習サポートサービス「プログリットスピーチチェッカー」の提供開始
- 2023年12月スピーキング力向上アプリのサブスクリプションサービス「スピフル」の提供開始
- 2024年7月AI英会話アプリのサブスクリプションサービス「ディアトーク」の提供開始
- 2025年4月東京都港区浜松町へ本店移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
英語コーチングの認知拡大と顧客獲得強化
デジタル広告に加え電車広告等の認知広告に注力し、主力サービス「プログリット」の認知度向上と顧客数拡大を図る。無料カウンセリングでの契約率向上のため、カウンセリング担当者の育成に注力する。
- 02
データ活用によるサービス品質の継続的改善
自社開発アプリを通じて学習データを取得・分析し、コンサルタントや顧客からのフィードバックを基に学習コンテンツを改善する。優秀なコンサルタントの採用と合わせてサービス品質を高め、高い継続コース入会率を維持する。
- 03
法人営業の強化と導入企業の拡大
法人向けマーケティングを本格化し営業人材を拡充、導入企業数を増やす。カスタマーサクセス機能を強化し、進捗管理ツール「PROGRIT Learning Studio」の提供等により導入企業あたり受講者数を最大化する。
- 04
サブスクリプション型サービスの拡充と顧客基盤拡大
低価格帯のサブスク型サービス「シャドテン」「スピフル」「ディアトーク」のラインナップを拡充し、新規顧客層を開拓する。学習継続意欲向上のための機能追加や販売チャネル拡大(法人・学習塾等)を進める。
- 05
サービスポートフォリオ全体の収益最大化
無料のビジネス英単語アプリ提供などで英語学習者との接点を増やし、各学習者が必要なタイミングで当社のいずれかのサービスを利用する状態を目指す。これによりポートフォリオ全体の収益最大化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で238人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、3期前と比べて+16.3%。平均年齢は30.8歳、平均勤続年数は2.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年8月 | 474 | 30.4 | 2.6 | 141 | — |
| 2023年8月 | 548 | 30.3 | 2.7 | 174 | — |
| 2024年8月 | 603 | 30.7 | 2.8 | 209 | 383 |
| 2025年8月 | 552 | 30.8 | 2.8 | 238 | 504 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は57億円、営業利益は12億円。前期と比べると増収増益で、売上が+26.7%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 76億円 | 57億円 |
| 営業利益 | 15億円 | 12億円 |
| 純利益 | 10億円 | 9億円 |
| 1株あたり配当 | ¥22 | ¥22 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は18億円、営業利益は4億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+50.0%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年4Q | 9 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 10 | 3 | 30.0 | 2 |
| 2024年2Q | 10 | 2 | 20.0 | 2 |
| 2024年3Q | 12 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2024年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2025年2Q | 28 | 8 | 28.6 | 6 |
| 2025年4Q | 29 | 4 | 13.8 | 3 |
| 2026年2Q | 33 | 7 | 21.2 | 5 |
| 2026年3Q | 18 | 4 | 22.2 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年8月期からの8期で、売上は7億円から57億円へ8.1倍に増えた。直近期の営業利益率は21.1%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 英語コーチングサービス名を「プログリット(PROGRIT)」に変更 継続コースNEXTの提供開始 月額制シャドーイング添削コースの提供開始 | |||||
| 2018年8月 | 7 | — | −1 | — | −1 |
| 株式会社プログリットに社名変更 シャドーイング添削コースの長期プラン(6ヶ月・12ヶ月)を提供開始 | |||||
| 2019年8月 | 17 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年8月 | 22 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年8月 | 20 | — | 0 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年8月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年8月 | 30 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年8月 | 45 | 8 | 8 | 17.8 | 6 |
| 2025年8月 | 57 | 12 | 12 | 21.1 | 9 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高57億円のうち、営業利益として残るのは12億円で21.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の15.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金24.6%14億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金54.4%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.1%12億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年8月期は営業CFが9億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は34億円で、売上の7.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年8月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 |
| 2021年8月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 4 |
| 2022年8月 | 5 | 0 | 0 | 5 | 10 |
| 2023年8月 | 8 | 0 | 2 | 8 | 20 |
| 2024年8月 | 11 | −1 | 1 | 10 | 30 |
| 2025年8月 | 9 | −2 | −3 | 7 | 34 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年8月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は50.4%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年8月 | 6 | 0 | 6 | — |
| 2019年8月 | 11 | 1 | 10 | 8.3 |
| 2020年8月 | 12 | 2 | 10 | 14.6 |
| 2021年8月 | 10 | 2 | 8 | 15.3 |
| 2022年8月 | 15 | 4 | 11 | 27.0 |
| 2023年8月 | 26 | 11 | 15 | 41.5 |
| 2024年8月 | 39 | 18 | 21 | 46.0 |
| 2025年8月 | 45 | 23 | 22 | 50.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中12位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中337位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥914で、1年前と比べて-12.9%。過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.6倍 |
| PER (会社予想) | 11.7倍 |
| PBR | 4.27倍 |
| 配当利回り | 2.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は825円と前日比1.4%下落。1ヶ月で15.2%上昇した反動。25日線(771円)を上回るが、200日線(841円)を下回る。7/10に出来高急増し、その後も高水準を維持。週足では上昇トレンド継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER13.2倍は業界平均22.4倍を大きく下回り、予想PER10.5倍とさらに割安感が強い。ROE43.9%は極めて高く、配当利回り2.67%と業界平均2.75%に迫る。増収・増益基調で収益力が高く、バリュエーションは市場に過小評価されているとみられる。ただし配当性向26.7%と配当成長余地は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.6倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.7倍 | — |
| PBR | 4.27倍 | 3.51倍 |
| ROE | 43.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
時価総額104億円、PER13倍、ROE44%と高収益企業。売上高は前期比50%増の45億円、営業利益率17.8%と急成長中。強気派は、英語教育需要の拡大、オンライン学習の定着、法人需要取り込みによる更なる成長を評価する。弱気派は、競合の台頭(オンライン英会話ひな段、ネイティブキャンプなど)、差別化の持続可能性、顧客獲得単価の上昇リスクを懸念する。また、成長に伴うコスト増で利益率が低下する可能性もある。
- 急成長と高収益
売上高50%増、営業利益率17.8%と高成長高収益。
- 英語需要の拡大
グローバル化でビジネス英語ニーズは引き続き強い。
- 法人需要の取り込み
企業研修需要が新たな成長ドライバーに。
- 2期連続増収増益の成長加速通年影響強
FY2025/8 revenue57億、営業利益12億。前年比50%増収益。
- 営業利益率21%と高収益構造継続影響中
FY2025/8 op margin21%、前年17.8%から改善。
- 予想PER10倍台と割安評価通年影響中
来期予想PER10.5倍、成長率考慮すれば割安。
- ROE43.9%と資本効率極めて高い継続影響弱
ROE43.9%、自己資本で効率的に利益創出。
- 競合の台頭
低価格帯の競合サービスが乱立、差別化困難に。
- 顧客獲得単価上昇
競争激化で広告費増加、利益圧迫リスク。
- 利益率低下リスク
成長投資で人件費・販管費が増え利益率低下も。
- 成長鈍化リスク不定影響中
急成長後、市場飽和で減速の可能性。
- PBR4倍と資産比割高継続影響弱
PBR4.0倍、純資産に対し株価割高。
- 1年間で株価22%下落の悪材料継続影響中
過去1年で株価22.6%下落。市場の成長懸念。
- 外国人保有6%と需給脆弱継続影響弱
外国人比率6%程度、大口売りリスク。
- 売上高成長率
- 成長持続性を確認する最重要指標。
- 営業利益率
- 高収益体質が維持できているか確認。
- 継続率
- 顧客満足度とビジネスの安定性を示す。
- 法人契約数
- 新たな成長源の進捗を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり22円で、前期から+46.2%。いまの株価に対する利回りは2.41%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年8月 | 13 | — | 26.6 |
| 2025年8月 | 19 | 46.2 | 26.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥22
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ4,897人。区分でいちばん多いのは個人・その他で44.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.6%を占め、残る52.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年8月% | 2023年8月% | 2024年8月% | 2025年8月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.0 | 53.8 | 44.4 | 44.7 |
| 事業法人 | 42.7 | 35.6 | 33.1 | 32.7 |
| 金融機関 | — | 4.5 | 13.3 | 14.9 |
| 外国法人 | 0.3 | 1.8 | 5.7 | 6.1 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 2.2 |
| 証券会社 | — | 4.4 | 3.4 | 1.6 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社SO | 20.29 |
| 02 | 岡田 祥吾 | 13.93 |
| 03 | 株式会社HOHETO | 10.72 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.88 |
| 05 | 山碕 峻太郎 | 4.73 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.05 |
| 07 | 三井住友信託銀行株式会社(信託口 甲24号) | 2.61 |
| 08 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN(常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 1.95 |
| 09 | 谷内 亮太 | 1.45 |
| 10 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-15山碕 峻太郎新規の大量保有報告0.91%
- 2026-07-14山碕 峻太郎変更報告0.91%-3.89pt
- 2026-07-10山碕 峻太郎新規の大量保有報告0.91%-3.89pt
- 2026-04-22アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告4.20%-1.12pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+264%、1株純資産は7期で+570%。直近期のROEは43.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年8月 | −43 | — | — | — | — |
| 2019年8月 | 36 | 27 | 385.7 | — | — |
| 2020年8月 | 23 | 51 | 59.9 | — | — |
| 2021年8月 | −23 | 46 | — | — | — |
| 2022年8月 | 18 | 40 | 66.1 | — | — |
| 2023年8月 | 31 | 92 | 48.1 | 34.2 | — |
| 2024年8月 | 50 | 143 | 42.4 | 25.6 | 26.6 |
| 2025年8月 | 71 | 183 | 43.9 | 15.4 | 26.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/8期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岡田祥吾 | 代表取締役社長 | 35 | 4,333,559 |
| 山碕峻太郎 | 取締役副社長 人事部長 兼 新規事業開発部長 兼 プログリット事業部長 | 37 | 1,957,831 |
| 谷内亮太 | 取締役CFO | 41 | 183,733 |
| 相木孝仁 | 取締役 | 54 | 31,000 |
| 松下衞 | 常勤監査役 | 68 | — |
| 根橋弘之 | 監査役 | 41 | — |
| 東陽亮 | 監査役 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 60 | 24 | 84 | 28 |
| 社外監査役 | 3 | 12 | — | 12 | 4 |
| 社外取締役 | 1 | 5 | — | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,877字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,431字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,637字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,890字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第10期(2025/09/01-2026/08/31)2026-04-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2024/09/01-2025/08/31)2025-11-27
- 半期報告書半期報告書-第9期(2024/09/01-2025/08/31)2025-04-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2023/09/01-2024/08/31)2024-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-10
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-10
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2022/09/01-2023/08/31)2023-11-29
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-13
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)2022-11-30
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年8月期第3四半期 決算説明資料2026-07-09
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業