本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

木曽路

KISOJI CO., LTD.8160 · Prime · 小売業

しゃぶしゃぶ「木曽路」を核に、焼肉・居酒屋など多業態を展開する外食チェーン。

概要

木曽路は、しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」を主力とする外食企業である。1952年に名古屋で喫茶店として創業し、1966年にしゃぶしゃぶ専門店を開業。現在は焼肉「大将軍」「くいどん」、居酒屋「大穴」「とりかく」など7業態を展開し、2026年3月期の売上高は545億円、従業員1,364名、総店舗数189店舗を数える。名古屋証券取引所および東京証券取引所の市場第一部に上場している。

主力「木曽路」が売上の8割を占める単一セグメント

木曽路グループの事業は飲食店経営の単一セグメントである。2026年3月期の部門別売上高は、しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門が434億円(全体の79.5%)を占め、焼肉部門(「大将軍」「くいどん」)が79億円、その他部門(居酒屋「大穴」「とりかく」、和食「鈴のれん」、からあげ「からしげ」、物販・不動産賃貸)が13億円となっている。主力業態への集中度が高く、収益の大部分を「木曽路」に依存する構造である。2026年3月期の営業利益は29億円、経常利益29億円、親会社株主に帰属する当期純利益は17億円であった。

関東地区に集中する店舗網、九州は3店のみ

2026年3月時点の地域別店舗数は、中部地区56店、関東地区100店、関西地区30店、九州地区3店の計189店である。関東地区が全体の53%を占め、特に首都圏への出店を積極的に進めてきた。一方、九州地区は「木曽路」3店のみで、焼肉や居酒屋業態は未進出である。今後の戦略として、東海地区の強固な基盤を活かしつつ、中部・関東・関西の各地区でバランスのとれた店舗網を形成する方針を掲げている。なお、全店舗のうち「木曽路」が126店と最多で、焼肉44店、居酒屋10店、鈴のれん5店、からしげ4店と続く。

セントラルキッチンと調理スクールで品質を標準化

木曽路グループは1975年にセントラルキッチン(総合事業部)を名古屋市天白区に設置し、調理加工の集中化を開始した。1994年には愛知県大府市に木曽路名古屋工場(物流センター兼調理加工場)を開設し、セントラルキッチンを移転。同工場は2008年に愛知県HACCP認定を取得し、食の安全性を担保している。また、1992年には本社内に木曽路調理スクールを開校し、社内で調理技術の継承と人材育成を行っている。これらのインフラにより、全国の店舗で一定品質の料理を提供する体制を整えている。

業界の中での役割は外食産業における飲食店運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
546億円
営業利益
29億円
営業利益率
5.3%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食産業主力

しゃぶしゃぶ・日本料理店「木曽路」を主力に、特選和牛焼肉「大将軍」・国産牛焼肉「くいどん」、居酒屋「大穴」・鶏料理「とりかく」、和食旬彩処「鈴のれん」、からあげ専門店「からしげ」など多業態で展開。中部・関東・関西・九州に店舗網を有する。

主な製品・サービス7
木曽路
しゃぶしゃぶ・日本料理を提供する飲食店。126店舗を展開する主力ブランド。
大将軍
特選和牛を提供する焼肉店。44店舗中、関東地区に集中。
くいどん
国産牛焼肉を提供する焼肉店。
大穴
居酒屋業態。10店舗を関東地区で展開。
とりかく
鶏料理を中心とした居酒屋。
鈴のれん
和食旬彩処。中部地区に5店舗。
からしげ
からあげ専門店。中部地区に4店舗。

製品と技術

しゃぶしゃぶ・日本料理「木曽路」:慶事需要を核に126店舗

「木曽路」は和風のしゃぶしゃぶと日本料理を提供する業態で、グループの売上の約8割を占める。店舗数は126店と最も多く、中部34店、関東59店、関西30店、九州3店に分散する。特徴として、慶事・祝事(ハレの日)需要に特化し、社内マイスターによる「お食い初め」「一升餅」などの上質なおもてなしを提供する。メニューは、しゃぶしゃぶコースに加え、季節限定の「春らんまん御膳」や選べる季節御飯、一品料理を揃える。2026年3月期には14店舗の改装を実施し、客室の洋室化など施設価値の向上を図った。客単価向上と来店客数増加により、同部門の売上高は前期比2.8%増の434億円となった。

焼肉「大将軍」・「くいどん」:高級路線と食べ放題の2軸

焼肉部門は、特選和牛を提供する「大将軍」と国産牛焼肉の「くいどん」の2ブランドで構成され、44店舗を展開する。大半(31店)が関東地区に集中し、中部地区に13店ある。「大将軍」は企業宴会需要を中心に外商を強化し、高単価のビジネス客を取り込む。「くいどん」は従来の食べ放題主体から脱却し、2026年1月より一部店舗で高付加価値メニューのテスト展開を開始した。2026年3月期の焼肉部門売上高は79億円(前期比0.3%減)で、4店舗の退店が響いたが、既存店の客単価向上は進んでいる。

居酒屋・和食・からあげ:10店舗以下の小規模業態

「木曽路」「焼肉」以外の業態はすべて小規模で、合計19店舗(2026年3月時点)である。居酒屋は鶏料理専門の「とりかく」と「大穴」の2ブランドで、関東地区に10店舗を構える。和食旬彩処「鈴のれん」は中部地区に5店舗、からあげ専門店「からしげ」は中部地区に4店舗。これらの業態はグループ内で新たな需要を開拓する役割を担い、2026年3月期のその他部門売上高は13億円(前期比10.2%増)と伸びた。また、物販事業として「しぐれ煮」「胡麻だれ類」を販売し、不動産賃貸も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小売業で中規模、安定成長と収益性

同社は小売業セクターに属し、売上高は約532億円(2025/3期)と中規模ですが、営業利益率は5.08%と業界平均以上の収益性を誇ります。2026/3期には売上高546億円、利益率5.31%とわずかに改善見込みで、安定した成長が期待されます。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比較して、同社は利益率が高く、効率的な運営が強みと考えられます。ただし、具体的な業態や市場シェアは提供データから不明です。

強み

  • 営業利益率5%超と小売業としては好水準を維持。
  • 売上高が緩やかながら増加傾向にある。
  • 2026/3期には利益率が5.31%に上昇見込み。
  • 低コスト運営により高い利益率を実現。

課題

  • 売上成長率が低く、大きな拡大が見込めない。
  • データからは他社との具体的な競争優位が見えない。
  • 小売業界全体の成長鈍化の影響を受ける可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が木曽路

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12585ライフドリンク カンパニー786億円22.6倍
22613J-オイルミルズ774億円16.1倍
38079正栄食品工業768億円19.3倍
41379ホクト726億円11.4倍
52695くら寿司716億円39.4倍
68160木曽路706億円40.4倍
72602日清オイリオグループ704億円8.2倍
82108日本甜菜製糖698億円13.3倍
98179ロイヤルホールディングス678億円22.8倍
102211不二家640億円57.2倍
112053中部飼料615億円10.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

喫茶店として創業、1966年にしゃぶしゃぶ専門店へ転換

木曽路の起源は1952年9月、愛知県名古屋市中区に資本金450千円で設立された株式会社まつば喫茶である。同社は「喫茶マツバ」の事業を承継し、その後1957年には株式会社松葉、1960年には株式会社東郊松葉と複数の喫茶関連会社が設立された。1966年9月、株式会社東郊松葉が名古屋市中区南瓦町に「民芸風しゃぶしゃぶ 木曽路」第1号店を出店。これが現在の主力業態の始まりである。当時はまだ喫茶事業が主体であり、しゃぶしゃぶは新規事業としてスタートした。

複数法人の合併を経て1980年に株式会社木曽路に統一

1971年2月、株式会社松葉が株式会社地中海へ商号変更し、同時にファミリーレストラン「地中海」第1号店を出店。1974年2月には株式会社松葉を株式会社木曽路に商号変更する一方、関連会社の有限会社松葉金山店も有限会社松葉に改称した。その後1978年に株式会社地中海と有限会社松葉が合併し、株式会社地中海となった。1980年12月、経営効率化と株式の額面変更を目的に、株式会社木曽路および株式会社地中海が株式会社小川商店に吸収合併され、同日に商号を株式会社木曽路に変更。これにより法人が一本化され、本社も名古屋市中区大須に置かれた。

1980年代の関東・関西進出と株式上場

1982年4月、関東地区第1号店となる「しゃぶしゃぶ 木曽路」銀座五丁目店を出店。1983年3月には東京本部を設置し、首都圏での本格展開を開始した。1987年10月には関西地区第1号店を大阪市北区北新地に出店。同年11月、名古屋証券取引所市場第二部に上場を果たした。1990年11月には九州地区第1号店を福岡市天神に出店し、全国展開の基盤を固めた。上場後も新業態の開発を進め、1993年には居酒屋「素材屋」、1996年には焼肉「じゃんじゃん亭」(後の「大将軍」・「くいどん」)を相次いで立ち上げた。

2000年に東証2部上場、2001年には両市場で1部指定

2000年9月、東京証券取引所市場第二部に上場。これにより名古屋証券取引所との重複上場となった。2001年9月には東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場第一部に指定され、株式の流動性と信用力が向上した。この時期、1999年にはイタリアン料理「ラ・ステラコーレ」を出店したが、後に撤退。2000年7月には鶏料理専門店「とりかく」を出店し、現在も継続する業態の一つとなった。2007年には和食しゃぶしゃぶ「鈴のれん」を新設し、多業態化をさらに進めた。

2020年代:コロナ禍で赤字転落、その後回復へ

2021年3月期、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高は311億円に落ち込み、56億円の純損失を計上した。2022年3月期には売上高368億円、純利益7億円と持ち直したが、2023年3月期には再び11億円の損失を出した。その後、インバウンド需要の回復や価格改定により2024年3月期売上高530億円、2025年3月期532億円、2026年3月期545億円と増収基調に転じ、2026年3月期の営業利益は29億円、当期純利益は17億円とコロナ前の水準を上回った。財務基盤も強化され、自己資本比率は65.1%に達している。

年表39件を開く

1950年代

  • 1952年9月創業愛知県名古屋市中区裏門前町に、資本金450千円で株式会社まつば喫茶を設立「喫茶マツバ」の事業を承継
  • 1957年7月創業愛知県名古屋市中村区広小路西通に、資本金3,300千円で株式会社松葉を設立し、喫茶事業を開始

1960年代

  • 1960年12月創業愛知県名古屋市昭和区東郊通に、資本金3,500千円で株式会社東郊松葉を設立し、喫茶事業を開始
  • 1963年12月創業愛知県名古屋市熱田区金山町に、出資金6,000千円で有限会社松葉金山店を設立し、喫茶事業および洋菓子の製造販売を開始
  • 1966年9月株式会社東郊松葉が、「民芸風しゃぶしゃぶ 木曽路」第1号店を愛知県名古屋市中区南瓦町に出店

1970年代

  • 1971年2月商号変更株式会社松葉が株式会社地中海へ商号変更し、本社を愛知県名古屋市中区西瓦町へ移転
  • 1971年5月株式会社地中海が、「ファミリーレストラン 地中海」第1号店を愛知県名古屋市中区新栄に出店
  • 1973年10月M&A株式会社まつば喫茶と株式会社東郊松葉が合併し、株式会社松葉となる
  • 1974年2月商号変更株式会社松葉を株式会社木曽路に商号変更 有限会社松葉金山店を有限会社松葉に商号変更
  • 1975年6月株式会社木曽路がセントラルキッチン(総合事業部)を愛知県名古屋市天白区天白町に設置
  • 1976年8月有限会社松葉が、「民芸風居酒屋 居来瀬」第1号店を愛知県名古屋市熱田区金山に出店(金山店)
  • 1978年3月M&A株式会社地中海と有限会社松葉が合併し、株式会社地中海となる

1980年代

  • 1980年12月M&A経営の効率化および株式の額面変更を目的として、株式会社木曽路および株式会社地中海は、株式会社小川商店に吸収合併され、同日、商号を株式会社木曽路に変更。本社は、愛知県名古屋市中区大須三丁目に設置
  • 1981年7月和風ファミリーレストラン「ファミリー木曽路」第1号店を愛知県名古屋市南区星崎に出店
  • 1982年4月「しゃぶしゃぶ 木曽路」関東地区第1号店を東京都中央区銀座五丁目に出店(現:銀座五丁目店)
  • 1983年3月東京本部を東京都中央区銀座五丁目に設置
  • 1983年9月本社を愛知県名古屋市昭和区白金三丁目に新築移転
  • 1986年5月東京本部を東京都港区芝五丁目に移転
  • 1987年10月「しゃぶしゃぶ 木曽路」関西地区第1号店を大阪府大阪市北区曽根崎新地に出店(北新地店)
  • 1987年11月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1989年1月大阪本部を大阪府吹田市江坂に設置

1990年代

  • 1990年11月「しゃぶしゃぶ 木曽路」九州地区第1号店を福岡県福岡市中央区天神に出店(天神DADAビル店)
  • 1992年4月本社内に木曽路調理スクールを開校
  • 1992年7月「しゃぶしゃぶ 木曽路」瓦町店を改築。大型店舗(5階建て)として新装オープン
  • 1993年3月関東地区における居酒屋第1号店として、「旨いもの倶楽部 素材屋」を東京都品川区西五反田に出店(五反田店)
  • 1994年1月愛知県大府市一屋町に木曽路名古屋工場(物流センター兼調理加工場)を設置
  • 1994年2月セントラルキッチンを木曽路名古屋工場へ移転
  • 1996年4月焼肉専門店「焼肉 じゃんじゃん亭」第1号店を愛知県名古屋市南区星崎に出店(星崎店)
  • 1996年5月居酒屋業態の屋号を「居来瀬」から「素材屋」に統一
  • 1997年7月東京本部を東京都港区芝三丁目に移転
  • 1999年6月イタリアン料理店「ラ・ステラコーレ」第1号店を愛知県名古屋市千種区井上町に出店(星が丘店)
  • 1999年9月「ファミリーレストラン 地中海」業態から撤退

2000年代

  • 2000年7月「鶏料理専門店 とりかく」第1号店を東京都港区芝に出店(田町店)
  • 2000年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2000年12月「旨いもの倶楽部 素材屋」関西地区第1号店を兵庫県伊丹市昆陽に出店(伊丹店)
  • 2001年9月東京証券取引所および名古屋証券取引所市場第一部に指定
  • 2007年6月「和食しゃぶしゃぶ 鈴のれん」第1号店を愛知県名古屋市天白区久方に出店(相生山店)
  • 2008年3月名古屋工場が愛知県HACCP認定を取得

2010年代

  • 2012年4月「和食しゃぶしゃぶ 鈴のれん」関西地区第1号店を大阪府東大阪市長田中に出店(東大阪店)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    顧客起点経営の徹底

    顧客ニーズの多様化に対応するため、お客様の声の収集・分析、商品力・サービス品質の向上、推奨力の強化を推進し「選ばれるブランド」を確立する。

  2. 02

    既存事業の収益力強化

    価値追求と利用動機拡大による来店客数増、原価管理の強化、店舗運営の効率化を通じて、各業態の収益構造を改善する。

  3. 03

    生産性の向上

    業務プロセスの標準化・簡素化とデジタル技術の活用による業務効率化を推進し、週間マネジメント(PDCAサイクル)と継続的な改善活動で強固な経営体質を構築する。

  4. 04

    人材力の強化と組織力向上

    育成プログラムの見直し、多様な人材の活躍推進、働きがいのある職場環境の整備を進め、チームで成果を創出する企業文化を醸成する。

  5. 05

    成長戦略の推進

    新規出店、既存業態の改良・確立、市場変化に即した事業展開に加え、新業態開発やM&Aなどの成長投資を模索し、中長期的な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,364人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、9期前と比べて+5.1%平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,218
2018年3月1,233
2019年3月53042.210.31,240
2020年3月51442.710.41,265
2021年3月48643.510.81,354
2022年3月47944.111.61,307
2023年3月52444.611.41,338
2024年3月54544.911.41,309
2025年3月54144.911.51,342201
2026年3月55744.812.51,364213

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率47.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    株式会社建部食肉産業
    名古屋市守山区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は546億円営業利益29億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.6%、利益が+7.4%。

売上高
+2.6%
546億円
営業利益
+7.4%
29億円
純利益
-46.9%
17億円
営業利益率
5.3%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高550億円546億円
営業利益32億円29億円
純利益21億円17億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は119億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1282
2024年1Q116−2−1.7−4
2024年2Q123−2−1.60
2024年3Q1491510.112
2024年4Q142−4
2025年2Q239−7−2.9−9
2025年4Q2933411.641
2026年2Q244−1−0.4−1
2026年4Q302309.918
2027年1Q119−2−1.7−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は454億円から546億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月454167
2014年3月457146
2015年3月4343−6
2016年3月4425−4
2017年3月443126
2018年3月4442313
2019年3月4512617
2020年3月439146
2021年3月311−36−56
2022年3月368187
2023年3月459−5−11
2024年3月530234
2025年3月53227285.132
2026年3月54629295.317

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高546億円のうち、営業利益として残るのは29億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.7%173億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金63.0%344億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%29億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
68.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが54億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは36億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は153億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月27−9−618131
2014年3月18−11−67132
2015年3月15−6−59136
2016年3月14−11−53134
2017年3月14−6−58137
2018年3月35−5−1430154
2019年3月21−13−88154
2020年3月20−24−11−4139
2021年3月−52−2599−77160
2022年3月37−16−421176
2023年3月20−339−13172
2024年3月42−25−4417146
2025年3月14−16−11−2134
2026年3月54−18−1736153

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は485億円。このうち返さなくてよい自己資本が316億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3952979875.3
2014年3月3913009176.8
2015年3月3822958777.3
2016年3月3762878976.2
2017年3月3772898876.5
2018年3月3842899575.2
2019年3月3942989675.6
2020年3月3822929076.5
2021年3月46323522850.6
2022年3月47926621355.5
2023年3月48427321156.5
2024年3月46227718559.8
2025年3月46830316464.9
2026年3月48531616965.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
153億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
59億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
169億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中70位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中232位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,475で、1年前と比べて+0.7%過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。

¥2,475+0.5%1ヶ月+3.1%1年+0.7%時価総額706億円
過去52週の値幅
安値¥2,228高値¥2,669

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)40.4倍
PER (会社予想)33.2倍
PBR2.24倍
配当利回り1.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+6.8%上昇し、25日移動平均線(2340円)を+3.4%上回る。先週末2419円は52週高値2669円から-9.4%の水準にある。出来高は6月上旬の5万株前後から7月17日は9.3万株と増加傾向にあり、上値追いの勢いがうかがえる。週足でも上向きのトレンドが継続している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER 39.4倍は業界平均41.2倍と同水準、PBR 2.16倍は業界平均2.92倍を下回る。配当利回り1.25%は業界平均1.40%と近似。ROE5.6%は低めで、利益成長が鈍い。2026年3月期は減益予想。割安感は限定的で、業界平均並みの妥当な評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)40.4倍39.6倍
PER (予想)33.2倍
PBR2.24倍2.44倍
ROE5.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

コロナ禍からの回復で業績は改善傾向にあるが、原材料高や人件費上昇が課題。強気派は、既存店売上の安定と新規出店による成長に期待。弱気派は、PBR2.2倍と割高感があり、減益予想や外食市場の競争激化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 回復基調

    2025/3期は営業利益率5.08%と改善、純利益32億円。

  • ブランド力

    すき焼き専門店としての認知度が高く、安定した集客力。

  • 新規出店余地

    今後も出店による成長戦略が描ける。

  • 営業利益29億円計画達成で利益率改善2026年3月期影響

    2026年3月期営業利益29億円、利益率5.31%と前期比0.23pt改善

  • 外食需要回復で客数増加継続影響

    2025年3月期売上532億円、前年比0.4%増。インバウンド需要も追い風

  • 不採算店舗閉鎖による収益改善2026年上期影響

    固定費削減で営業利益率5%台維持に寄与

  • 株主還元強化への期待次回決算発表影響

    配当性向約49%、現金配当増額余地あり

マイナスに働く材料7
  • 割高なバリュエーション

    PER39倍、PBR2.2倍と同業比で割高。

  • 減益予想

    2026/3期は純利益17億円と前期比47%減の見通し。

  • コスト上昇リスク

    食材価格や人件費の上昇が利益を圧迫。

  • 人件費・食材費上昇による利益圧迫2026年通年影響

    営業利益率5%台維持できなければ利益大幅減

  • 競合他社の値下げ競争激化継続影響

    外食業界の低価格戦略が客単価低迷リスク

  • 高PER評価の修正リスク決算発表後影響

    PER39倍は業界平均比割高、利益未達で株価下落リスク

  • 天候不順による客足減少季節要因影響

    台風・大雪等で一時的に売上減少

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
既存店の客足と客単価の動向を測る。
客単価
高級路線の維持が収益性に直結。
出店数
成長戦略の進捗を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から33.3%いまの株価に対する利回りは1.21%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.21%
いまの株価に対して
配当性向
48.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1671.8
2018年3月2131.340.7
2019年3月3042.946.2
2020年3月300.0133.6
2021年3月15−50.0
2022年3月166.763.7
2023年3月160.0
2024年3月1812.5600.9
2025年3月45150.040.0
2026年3月30−33.348.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ31,521人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.2%を占め、残る73.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他64.066.966.664.868.667.9
金融機関18.718.118.719.319.017.1
事業法人11.310.710.09.59.49.1
外国法人5.63.33.45.91.83.7
証券会社0.30.91.10.41.12.1
自己株式1.51.41.31.31.31.3
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.75
02木曽路共栄会3.50
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.97
04アサヒビール株式会社1.74
05株式会社三菱UFJ銀行1.35
06麒麟麦酒株式会社1.23
07サントリー株式会社1.23
08モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.85
09名古屋製酪株式会社0.82
10株式会社あいち銀行0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+114%、1株純資産は14期で−2%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月291,1492.565.248.9
2014年3月241,1612.179.759.1
2015年3月−231,143−2.0
2016年3月−151,109−1.3
2017年3月221,1172.0109.771.8
2018年3月521,1334.653.240.7
2019年3月651,1675.740.846.2
2020年3月221,1441.9106.9133.6
2021年3月−218919−23.8
2022年3月259832.683.063.7
2023年3月−39971−4.0
2024年3月169821.6168.5600.9
2025年3月1121,07710.919.040.0
2026年3月611,1225.641.148.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額194百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
吉江源之代表取締役会長(代表取締役)79
中川晃成代表取締役社長(代表取締役)61
松岡利朗常務取締役 人事総務本部長兼 人事部長61
大橋浩常務取締役 事業サポート本部長63
中根昌秋取締役 営業統括本部長63
松井常芳取締役75
伊藤邦昭取締役75
新實曜子取締役(監査等委員)(常勤)66
熊田登与子取締役(監査等委員)70
平野善得取締役(監査等委員)74

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)616316327
社外取締役420205
取締役(社内)211116

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容545字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、料理及び飲食物の加工調理提供を主要業務とする飲食業であり、事業は飲食店としての事業がほとんどを占める単一セグメントであります。 当社グループの部門別の主な事業内容は次のとおりであります。 事業部門の名称   事業内容 木曽路部門   しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」の経営 焼肉部門   特選和牛の「大将軍」・国産牛焼肉の「くいどん」の経営 その他部門   居酒屋   居酒屋の「大穴」・鶏料理の「とりかく」の経営 鈴のれん   和食 旬彩処の「鈴のれん」の経営 からしげ   からあげ専門店の「からしげ」の経営 その他   物販、不動産賃貸の経営、食肉の加工販売 当社グループの部門別及び地域別の店舗数は次のとおりであります。 2026年3月31日現在 部門別   中部地区   関東地区   関西地区   九州地区    合計 木曽路   34   59   30   3   126 焼肉   13   31   -   -   44 居酒屋   -   10   -   -   10 鈴のれん   5   -   -   -   5 からしげ   4   -   -   -   4 合計   56   100   30   3   189
経営方針・対処すべき課題2,337字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「よろこびの食文化の創造」即ち「お客様の感動が私たちの喜びとし、日本一質の高い外食企業を目指す」という経営理念を掲げております。 この経営理念を実現すべく、当社グループは、「食べる」ということを、単に栄養の摂取というレベルに押しとどめることなく、潤いのある人生の喜びとしてとらえ、ひとつの文化にまで高めたいと考えています。そのために、①食材は常に上質のものを使う、②商品に他店にない特長を持たせる、③落ち着ける店舗をつくる、④常に良いサービスを心がける、⑤お値打ち感のある価格設定をすることにより、多くの人々に外食の楽しさ、人生のよろこびを感じていただけるように全力を注いでいます。 この経営理念のもとに、当社グループは外食企業としてさまざまな事業分野に進出して、お客様の多様なニーズにお応えすることとしております。現時点では、しゃぶしゃぶと日本料理の「木曽路」、特選和牛の「大将軍」、国産牛焼肉の「くいどん」、居酒屋の「大穴」、鶏料理の「とりかく」、和食 旬彩処の「鈴のれん」、からあげ専門店の「からしげ」及び「物販(しぐれ煮、胡麻だれ類)」を運営しております。 それぞれの部門が付加価値の高い料理・サービス・商品を手頃な価格で提供することによって、会社の業績進展と企業価値の向上を図ることを基本方針としています。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当連結会計年度末の部門別の店舗配置状況は、木曽路部門126店舗、焼肉部門44店舗、居酒屋10店舗、鈴のれん5店舗、からしげ4店舗の合計189店舗であります。 今後も中核部門の「木曽路」を中心に拡大しつつ、各部門それぞれに市場の変化や顧客ニーズの多様化に適合したビジネスモデルの構築に努め、経営基盤の拡充を図っていく方針であります。 一方、地域別にみた店舗配置は中部地区56店舗、関東地区100店舗、関西地区30店舗、九州地区3店舗と大都市経済圏を中心に店舗網を形成しております。今後の店舗展開につきましては、東海地区の強固な基盤の上に立って、中部・関東・関西の各地区に出店しバランスのとれた経営基盤を形成していく方針であります。 (3) 目標とする経営指標 当社は成長性と収益性の追求を通じて企業価値の向上を実現していく方針であり、売上高成長率及び売上高経常利益率を経営の目標指標として掲げています。その目標指標の向上のために、経営理念を指針として顧客起点経営に徹し、価値観と独自性のある商品・サービスの開発・提供に努めていきます。同時に高い成長性・収益性が期待される事業分野に対して積極的に経営資源を投入していきます。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、インバウンド需要の回復等により外食需要は持ち直しつつあるものの、原材料価格や人件費の上昇、物価高を背景とした消費者の節約志向の継続等により、依然として厳しい状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループは2026年度の経営方針「~伝統を未来につなぐために~」に基づき、持続的な成長と企業価値向上に向け、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 顧客起点経営の徹底(顧客価値の最大化) お客様ニーズの多様化や選別消費の進展に対応するため、顧客起点での商品・サービスの提供体制を一層強化することが重要な課題であります。 このため、「お客様の声の収集・分析」「商品力・サービス品質の向上」「推奨力の強化」を推進し、「選ばれるブランド」の確立に取り組んでまいります。 ② 既存事業の収益力の強化 厳しいコスト環境の中で安定的な利益を確保するためには、既存事業の収益力向上が不可欠であります。 具体的には、「価値の追求と利用動機の拡大による来店客数増」「原価管理の強化」「店舗運営の効率化」を通じて、各業態の収益構造の改善に取り組んでまいります。 ③ 生産性の向上 人手不足の深刻化や人件費上昇に対応するため、生産性の向上が重要な経営課題となっております。 このため、「業務プロセスの標準化・簡素化」および「デジタル技術の活用による業務効率化」を推進します。週間マネジメント(PDCAサイクル)と継続的な改善活動を通じて、強固な経営体質を構築してまいります。 ④ 人材力の強化と組織力の向上 持続的な成長の実現には、人材の確保・育成および組織力の強化が不可欠であります。 当社グループでは、「育成プログラムの見直し」、「多様な人材の活躍推進」、「働きがいのある職場環境の整備」を進めるとともに、チームで成果を創出する企業文化の醸成に取り組んでまいります。 ⑤ 成長戦略の推進(新たな価値創出) 中長期的な成長に向けては、既存事業の強化に加え、新たな価値創出が必要であります。 このため、新規出店、既存業態の改良・確立、市場環境の変化に即した事業展開を推進してまいります。加えて、新業態開発やM&Aなどの成長投資を模索し、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 ⑥ 経営基盤の強化 企業の持続的成長と社会的信頼の確保に向けて、経営基盤の強化が不可欠であります。 具体的には、コンプライアンスの徹底、食の安全・安心の追求、チームワークの醸成、そして常にQSCA(品質・サービス・清潔・雰囲気)の向上に努め、長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
事業等のリスク3,084字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1) 業績の季節変動について 当社グループの主力商品である「しゃぶしゃぶ」の需要は、年末・年始を含めた冬季に高まるため、当社グループの売上高及び営業利益は下半期に片寄る傾向があります。 当社グループの最近5年間の状況は下表のとおりです。 売上高   営業利益又は営業損失(△) 上半期   下半期   通 期   上半期   下半期   通 期 2022年3月期(百万円)   14,845   21,933   36,778   △3,307   △233   △3,541 構成比(%)   40.4   59.6   100.0   -   -   100.0 2023年3月期(百万円)   20,042   25,887   45,930   △1,697   1,115   △581 構成比(%)   43.6   56.4   100.0   -   -   100.0 2024年3月期(百万円)   23,865   29,119   52,984   △396   2,642   2,246 構成比(%)   45.0   55.0   100.0   -   -   100.0 2025年3月期(百万円)   23,856   29,373   53,229   △694   3,402   2,708 構成比(%)   44.8   55.2   100.0   -   -   100.0 2026年3月期(百万円)   24,392   30,177   54,570   △93   3,006   2,913 構成比(%)   44.7   55.3   100.0   -   -   100.0 (注)今後につきましても、下半期依存型の傾向は続くことが考えられます。 (2) 主力業態への依存 当社グループの主力業態であるしゃぶしゃぶ・日本料理の木曽路の売上が全体の売上の79.5%(2026年3月期累計実績)を占めています。予期せぬ事情によって主力業態の売上が著しく減少した場合には、他商品の売上で補うことが困難になる可能性があります。 (3) 立地環境の変化 当社グループは、店舗の建物を中心に有形固定資産に投資をしており、2026年3月31日現在の残高は16,626百万円、総資産の34.3%を占めております。店舗を最小単位として固定資産をグルーピングしていますが、店舗の立地環境が大きく変化し、その結果、店舗の業績が悪化し投下資金の回収が困難になる場合には、減損損失又は店舗撤退に伴う費用が発生する可能性があります。 (4) 店舗物件等に係る敷金、保証金及び建設協力金回収に関するリスク 当社グループは、賃借による出店を基本としております。店舗用物件等の賃貸借契約の締結に際して賃貸人に敷金・保証金及び建設協力金を差し入れており、2026年3月31日現在の残高は3,939百万円、総資産に占める割合は8.1%となっております。敷金・保証金は契約期間満了等により賃貸借契約を解約する際に返還される契約となっており、また、建設協力金は、賃借料の支払いと相殺することにより契約期間満了時までに全額回収する契約となっております。しかし、敷金・保証金及び建設協力金については、預託先の経済的破綻等によりその一部又は全部が回収不能となる場合や、賃貸借契約に定められた期間満了前に中途解約をした場合には返還されないことがあります。このような事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (5) 原材料の調達について 当社グループの原材料仕入額において、肉類、野菜、魚介類が50%以上を占めています。異常気象や大規模災害、安全性問題の発生等により、これらの食材の調達が広範囲かつ長期にわたり阻害された場合には、当社グループの業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。 (6) 競合の状況について 外食産業は、比較的参入障壁が低く新規参入が多いこと、また低価格化が進む中、客単価が下がる傾向にあります。さらに国内では少子高齢化が進みマーケットは飽和状態となっております。このような状況下で当社グループは、日本一質の高い外食企業を目指して、QSC(クオリティ、サービス、クリンリネス)の徹底と、生産性向上の追求や経費の抜本的見直しと効率化等により収益基盤の改革を行っております。しかしながら、お客様のニーズの変化、多様化等により更なる競争激化等が進んだ場合は、事業活動、将来の成長が阻害され当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (7) 出店用地と建設業者及び建築資材の確保 当社グループはチェーンレストランとして計画的な出店により業容の拡大を図っていますが、競合状況の変化や土地所有者の都合などにより適切な出店用地を確保できない場合や、出店計画にもとづく建設業者の確保と建設資材の入手に遅延等が発生した場合には、出店計画の進捗が遅れ、当社グループの成長性に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制について 当社グループは、事業活動を行う上でさまざまな法的規制の適用を受けております。これらの法的規制は新設・変更・廃止される可能性があります。 特に当社グループは食品衛生法の規制を受けており、食中毒や異物混入等の未然防止策を徹底しておりますが、重大な衛生問題が発生することにより、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命ぜられた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは食品リサイクル法により食品廃棄物などの再生利用(発生抑制、再生利用、減量)の促進を義務づけられております。そのための設備投資や再生利用可能な包材、備品への変更等により、新たな費用が発生する可能性があります。 (9) 人材の確保及び育成について 当社グループは、積極的な店舗展開を行う方針であるため、人材を確保していく必要があります。特に外食産業の店舗運営における知識、経験を持った人材を確保、育成し、定着させていくことは重要な課題であります。一方で、パートタイマーを確保するために「募集時給の見直し」を行う等、賃率が上昇し、総額人件費が高騰する要因となっています。このような状態が長期化し、当社グループにおける人材の確保及び育成が出店スピードに追いつかない場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (10) 個人情報の管理 当社グループは多数の顧客情報を有しており、その管理に万全を期していますが、予期せぬ事情によって情報流出や不正使用等が発生した場合には、その対応のために多額の費用が発生する可能性があります。 (11) 自然災害、事故災害及び疫病に関するリスク 当社グループの店舗網は、関東・東海・関西・北九州の大都市圏に集中しています。これらの地域で地震、台風等の自然災害や火災等の事故災害及び疫病が発生した場合、従業員や店舗の設備等が大きな被害を受け、その一部又は全部の営業が中断し、当社グループの業績が大きな影響を受ける可能性があります。また、被害を被った設備等の修復のために多額の費用が発生したものの、その後業績が回復せずその投下資金の回収が困難になった場合には、減損損失又は店舗撤退に伴う費用が発生する可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項の判断につきましては、有価証券報告書提出日現在においてなされたものであります。
経営成績の分析 (MD&A)6,048字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、数十年ぶりとなる高水準の賃上げ等による雇用・所得環境の改善や企業収益の改善を背景に、引き続き緩やかな回復基調が続きました。一方で、地政学リスクの長期化により、世界のサプライチェーンや資源価格に不安定な影響が見られたほか、円安の継続による輸入品・エネルギー価格の上昇や、国内における金利上昇局面への移行もあり、先行き不透明な状況が続きました。 外食産業におきましては、個人消費の底堅さやインバウンド需要の増加といった好材料があった一方、店舗運営においては厳しいコスト増加への対応が求められる状況となりました。特に、食肉等の原材料価格や歴史的な米価の高騰、物流費の上昇に加え、最低賃金の引き上げに伴う人件費の増加などにより、原材料費及び人件費の双方で負担が増加いたしました。 このような環境下、当社グループは主力業態である「木曽路」部門において、業態の強みである「慶事・祝事(ハレの日)」需要を深掘りすべく、社内マイスターによる上質なおもてなしを提供し、顧客満足度の向上と他社との差別化を継続いたしました。 営業面におきましては、年間最大の需要期である年末年始に加え、春の「木曽路の歓送迎会」キャンペーンを早期に展開いたしました。また、旬の食材を活かした「春らんまん御膳」等の季節限定メニューのほか、お肉の量をお客様が選択できるしゃぶしゃぶコース、旬の素材を用いた一品料理、選べる季節御飯の提案など、商品力の強化を図りました。さらに、国産牛を中心としたメニュー構成の充実やデザート内容の一新など、各業態の特性に合わせた施策に注力いたしました。 このように、多様化する会食ニーズを的確に捉えることで、来店客数の増加及び客単価の向上に努めてまいりました。 費用面におきましては、購買・調達ルートの最適化による原価低減に加え、来客予測に連動したシフト管理の徹底により人件費を抑制いたしました。あわせて、使用量の管理と省エネ機器への更新等による光熱費の低減に努める一方、客室の洋室化や営繕工事などの修繕を積極的に実施し、顧客利便性と施設価値の向上に努めました。 また、CSR活動といたしまして、中部地区の国産牛焼肉「くいどん」、和食 旬彩処「鈴のれん」店舗において、近隣の児童養護施設の児童並びに職員の皆様(30施設、合計1,575名)をご招待し、心ゆくまでお食事をお楽しみいただきました。今後も「よろこびの食文化の創造」を掲げる当社グループの活動の一環として、継続してまいります。 さらに、働き方改革の一環として、計4日間の全店一斉休業を実施いたしました。新時代に即した魅力ある職場環境を整備し、人材の確保と育成を推し進めることで、次期以降のさらなる企業価値向上へとつなげてまいります。 店舗展開、改築・改装につきましては、3店舗の出店、16店舗の改装及び4店舗の退店を実施し、当連結会計年度末の店舗数は189店舗となりました。 (財政状態の状況) 当連結会計年度末の総資産は484億98百万円(前連結会計年度末比 17億16百万円の増加)となりました。この主な内訳は、流動資産が208億10百万円、有形固定資産が166億26百万円、無形固定資産が17億39百万円、投資その他の資産が93億21百万円であります。前連結会計年度末からの主な増加要因は、預金が18億78百万円増加したこと及び投資有価証券が11億86百万円増加したことによるものであります。 一方、負債合計は169億11百万円(同 4億70百万円の増加)となりました。この主な内訳は、流動負債が138億30百万円、固定負債が30億80百万円であります。前連結会計年度末からの主な増加要因は、買掛金が4億12百万円増加したことによるものであります。また、当連結会計年度末における純資産合計は315億86百万円(同 12億45百万円の増加)となりました。この主な内訳は資本金が126億48百万円、資本剰余金が124億67百万円、利益剰余金が59億5百万円であります。前連結会計年度末からの主な増加要因は、利益剰余金が3億76百万円増加及びその他有価証券評価差額金が8億81百万円増加したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は65.1%、1株当たり純資産は1,121.70円となりました。 (経営成績の状況) 当連結会計年度の売上高は、545億70百万円(前期比 2.5%増加)、営業利益は29億13百万円(同 7.6%増加)、経常利益は29億29百万円(同 6.3%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億28百万円(同 45.4%減少)となりました。1株当たり当期純利益は61.36円となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。 木曽路部門 しゃぶしゃぶ・日本料理「木曽路」業態は、14店舗の改装を行い、当連結会計年度末店舗数は126店舗となりました。 営業面では、業態の強みである「慶事・祝事(ハレの日)」需要の深耕を図るため、社内マイスター(お食い初め、一升餅担当)による上質なおもてなしを提供し、顧客満足度の向上と他社との差別化を推進いたしました。また、年間最大の需要期である年末年始に加え、春の「木曽路の歓送迎会」キャンペーンを早期に展開いたしました。さらに、旬の食材を活かした「春らんまん御膳」等の季節限定メニューに加え、お肉の量を選択できるしゃぶしゃぶコースや旬の食材を用いた一品料理、選べる季節御飯の提案、デザート内容の一新など、商品ラインナップを大幅に拡充いたしました。 多様化する会食ニーズを的確に捉えることで、来店客数の増加及び客単価の向上に注力した結果、売上高は434億5百万円(前期比 2.8%増加)となりました。 焼肉部門 特選和牛「大将軍」及び国産牛焼肉「くいどん」は、1店舗の出店及び4店舗の退店を行い、当連結会計年度末店舗数は44店舗となりました。 営業面では、CRM(顧客管理)の徹底と戦略的な販促活動により、安定的な来店動機の創出を図りました。特に「大将軍」業態においては外商の強化が奏功し、企業宴会需要の取り込みが進展いたしました。「くいどん」業態においては、ランチメニュー刷新による新規客層の開拓に加え、2026年1月より抜本的な業態再構築に着手しております。収益構造の適正化を目指し、従来の食べ放題主体から脱却すべく、高付加価値メニューを中心としたテスト展開を一部店舗で開始いたしました。その結果、4店舗の退店等もあり、売上高は79億19百万円(同 0.3%減少)となりました。 その他の部門 居酒屋(「とりかく」、「大穴」)業態は、2店舗の出店を行い、当連結会計年度末店舗数は10店舗となりました。新規出店や宴会需要が回復し来店客数が増加したこと等により、売上高は13億43百万円(同 10.2%増加)となりました。 和食 旬彩処「鈴のれん」業態は、2店舗の改装を行い、当連結会計年度末店舗数は5店舗であります。屋号を和食・しゃぶしゃぶ「鈴のれん」より和食 旬彩処「鈴のれん」に変更し本格的な和食を日常の中で気軽かつお値打ちに楽しめる強みを活かし、集客力の強化に努めたことなどにより、売上高は7億35百万円(同 10.5%増加)となりました。 その他業態は、食肉加工卸売、からあげ専門店「からしげ」、物販(しぐれ煮、胡麻だれ類)及び不動産賃貸等であります。売上高は15億円(同 2.7%減少)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は152億68百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は54億31百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益27億25百万円、減価償却費14億83百万円、棚卸資産の減少7億23百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は18億9百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出19億65百万円、有形固定資産の売却による収入2億49百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は17億43百万円となりました。これは主に、借入金の借入れによる収入70億円、借入金の返済による支出72億93百万円及び配当金支払額13億51百万円等によるものであります。 ③販売及び仕入の実績 イ.販売実績 当社の事業は飲食店としての事業がほとんどを占める単一セグメントであります。当連結会計年度における販売実績の内訳を部門別・地域別に示すと次のとおりであります。 ・部門別販売実績 部 門   事業内容   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 木曽路部門   しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」   43,405百万円   102.8% 焼肉部門   特選和牛の「大将軍」 国産牛焼肉の「くいどん」   7,919   99.7% その他部門   居酒屋の「とりかく」「大穴」   1,343   110.2% 和食 旬彩処の「鈴のれん」   735   110.5% その他   1,500   97.3% 調整額   △334   - 合 計   54,570   102.5% (注)1.総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。 2.部門別売上高は連結取引高の相殺消去前の数値であります。 ・地域別販売実績 地 域   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 中部地区   15,889百万円   103.0% 関東地区   28,452   102.3% 関西地区   9,244   102.5% 九州地区   983   102.2% ロ.仕入実績 項 目   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 原材料   肉類   5,459百万円   83.5% 野菜類   1,395   93.3% 魚介類   2,594   90.8% 調理済加工食品   2,744   93.0% 飲料   1,338   102.0% 米・パン類   881   145.9% 乳製品   224   95.8% 小計   14,637   91.5% 商品   店頭商品   303   181.8% 合計   14,941   92.4% (注)店頭商品とは菓子類及び胡麻だれ等であります。 (2)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、2024年6月に開示した中期経営計画において中期的な業績目標や経営戦略、事業ポートフォリオに関する基本的な方針等を説明しております。また、これらに関する結果は四半期業績開示、決算説明会、株主総会等を通じ説明してまいります。 当社のPBRに関しては、2~3倍程度で一定の水準を維持しております。今後は資本コストを的確に把握していくことに努めつつ資本効率に関する目標の設定と適宜見直し、株価を意識した経営の実現に向け具体的な計画や取り組みを検討・実践してまいります。 今後の見通しにつきましては、企業収益の改善や賃上げの継続により雇用・所得環境の改善が期待される一方で、物価上昇の継続による実質賃金の伸び悩みや消費者の節約志向の定着など、個人消費は緩やかな回復にとどまるものと予想されます。 また、中東情勢の緊迫化をはじめとする地政学リスクの長期化により、エネルギー価格や原材料価格の変動、国際物流の不安定化が懸念されるほか、円安基調の継続や人手不足の深刻化、最低賃金の引き上げ等による人件費の上昇など、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況が続くものと見込まれます。 このような環境のもと、当社グループは2026年度経営方針「~伝統を未来につなぐために~」に基づき、顧客起点経営の徹底を軸に、既存事業の収益力強化と生産性向上を推進してまいります。主力業態である「木曽路」部門においては、「慶事・祝事(ハレの日)」需要を中心とした高付加価値サービスのさらなる深化を図るとともに、日常のちょっとした特別の時間に寄り添う存在を目指し、調理・接客・空間のすべてにおいて質の高い価値提供に努めてまいります。 また、焼肉部門におきましては、「木曽路」に次ぐ第2の柱としての成長を目指し、既存店舗の収益力向上と業容拡大に取り組んでまいります。 さらに、新規出店や既存店舗の改装、業態開発およびM&A等を通じて成長戦略を推進し、企業価値の向上に努めてまいります。 当社グループは、今後も食の安全・安心の追求とコンプライアンスの徹底を基盤とし、QSCA(品質・サービス・清潔・雰囲気)の向上を通じて、お客様に選ばれる企業を目指してまいります。 (3)資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要は原材料及び人件費を主とした、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店、店舗の改築・改装、工場設備改修及び情報システム関連投資等によるものであります。 当社グループの事業活動拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入と社債の発行等による資金調達を基本的な方針としており、今後の調達の安定性と低コスト調達を実現するために調達方法の多様化も進めてまいります。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は74億24百万円となっており、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は152億68百万円となっております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。