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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タビオ

Tabio Corporation2668 · Standard · 卸売業

靴下専門店チェーン『靴下屋』を全国展開する国内最大級の靴下メーカー。直営店とECで多様なライフスタイルに対応し、海外市場にも進出している。

概要

タビオ株式会社は、総合靴下メーカーである。1977年に大阪で創業し、現在は「タビオ」ブランドを中心に靴下・タイツの企画販売を手掛ける。直営店とフランチャイズチェーンを全国に展開し、海外にも進出。2025年2月期の連結売上高は169億円、営業利益7億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

4事業部門で構成する収益構造

タビオグループは靴下事業の単一セグメントだが、販路別に4つの事業部門に区分される。2025年2月期、国内専門店事業は124億92百万円(構成比74%)で最大の売上を占める。国内EC事業は20億76百万円、海外事業は13億90百万円、スポーツ卸事業は8億53百万円と続く。利益面ではスポーツ卸事業が価格改定と販売増により収益改善に貢献した。グループ全体の営業利益は8億83百万円で、前期比19.5%増となった。

直営・FC・ECを組み合わせた販売網

国内販売は直営店154店舗(海外4店舗を含む)とフランチャイズチェーン112店舗(海外代理商による37店舗を含む)の合計266店舗で展開する。店舗ブランドは「靴下屋」「Tabio」「TabioMEN」「靴下屋UPDATE」の4種。ECでは自社サイトに加え楽天市場やAmazonなど主要モールに出店し、幅広い顧客層へリーチしている。2025年2月期には自社ECサイトをShopifyへ移行し、モバイル中心の設計とAI機能導入を進めた。

欧州・中国・北米へ広がる海外拠点

海外事業は英国、フランス、中国、米国を主要市場とする。欧州では2002年にロンドンで直営第1号店を開設し、現在は現地法人Tabio France S.A.S.(パリ)が運営する。中国では2023年に踏比鴎商貿(上海)有限公司を設立し、ECプラットフォーム「Tmall」や「RED」でのライブコマースを強化。米国市場は累計で前年比130%超の成長を示し、赤字幅の改善に寄与した。海外事業全体の売上高は13億90百万円と前期比6.6%増加した。

子会社が支える物流・研究開発

連結子会社としてタビオ奈良株式会社、Tabio France S.A.S.、踏比鴎商貿(上海)有限公司の3社を有する。タビオ奈良は商品保管・出庫業務のほか、靴下の研究・検査・品質管理を担う。同社は元々1992年に仕入先5社との共同出資で設立した協同組合を起源とし、2007年に現組織へ変更した。研究開発面では中央研究所(奈良県広陵町)とS.V.R.技術開発センター(同)が新商品と製造技術の開発を支える。

業界の中での役割は靴下専門小売業者(SPA:製造小売業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
168億円
営業利益
9億円
営業利益率
5.4%
純利益
6億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内消費者(靴下専門店)主力

主力事業として、直営店とフランチャイズ店で『靴下屋』『Tabio』『TabioMEN』『靴下屋UPDATE』などの店舗ブランドを全国展開している。顧客の多様なライフスタイルに応える品揃えと、ブランド価値を直接提供できる店舗運営を行っている。

主な製品・サービス1
靴下・タイツ等(店舗ブランド)
『靴下屋』『Tabio』『TabioMEN』『靴下屋UPDATE』などの店舗で販売する高品質な靴下・タイツ。

02国内消費者(EC)準主力

自社ECサイトと主要ECモールを通じて、全国の消費者にオンラインで靴下を販売している。オンラインでのブランド体験向上を図り、成長を牽引する新たな収益の柱として育成している。

主な製品・サービス1
靴下・タイツ等(EC向け)
自社ECサイトやECモールで販売する靴下・タイツ商品。

03海外消費者(欧州・アジア・北米)準主力

「Made in Japan」の高品質な靴下を、欧州・アジア・北米市場で実店舗とECサイトにより展開している。グローバルブランドとしての認知度向上と市場拡大を目指している。

主な製品・サービス1
靴下(海外販売向け)
「Made in Japan」にこだわった高品質な靴下を海外市場向けに企画・販売。

04国内スポーツ専門店(卸)副次

機能性スポーツソックスブランド「TABIO SPORTS」の企画・開発を行い、全国のスポーツ専門店等に卸売している。アスリートやスポーツ愛好家向けの高機能ソックスを提供している。

主な製品・サービス1
TABIO SPORTS
スポーツ用途に特化した機能性ソックスブランド。

製品と技術

「靴下屋」「Tabio」「TabioMEN」など店舗ブランドの棲み分け

タビオは複数の店舗ブランドで異なる顧客層をカバーする。主力の「靴下屋」はファミリー向けで幅広い価格帯を提供。「Tabio」は高感度・高品質を追求し、百貨店やロードサイドに出店。「TabioMEN」は男性向けビジネスソックスを強化する。さらに「靴下屋UPDATE」は若年層向けのトレンド色が強い。スポーツ分野では「TABIO SPORTS」ブランドを立ち上げ、ランニング・フットボール・ベースボール用品を展開。各ブランドの特性に合わせた商品開発が行われている。

機能性スポーツソックスとアスリート連携

スポーツ卸事業では、2025年2月期にベースボール部門を第3の柱に据え、プロ野球選手・小園海斗(広島東洋カープ)と北山亘基(北海道日本ハムファイターズ)とアドバイザリー契約を締結。トップアスリートのフィードバックを反映した製品開発を推進する。主力のランニング・フットボール商品に加え、作業服・ワークウェア専門店向けの職域販売も開始。EC限定商品「足ベール」は新規顧客獲得に寄与した。機能性へのこだわりが、利益率改善の一因となっている。

中央研究所とS.V.R.技術開発センターによる研究開発

1987年に奈良県広陵町に設立した中央研究所は、素材開発から編み方の研究まで一貫して行う。2001年には隣接地にS.V.R.技術開発センターを開設し、靴下製造関連機械の研究開発を開始。両施設はタビオ奈良株式会社が管理し、商品の検査・研究と品質管理を担う。中国生産品を含む全商品の品質を保証する体制であり、消費者の信頼獲得に寄与している。近年は「3足1,100円」ゾーンや新ライン「靴下屋fam」など、エントリー価格帯商品の開発にも活用されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

ファッション卸の専門商社、中規模で健闘

当社は卸売業界において、衣料品・服飾雑貨の専門商社として中規模ながら一定の地位を築いている。同業他社には、電子部品や半導体を扱うリョーサン菱洋ホールディングス、計測機器を専門とする高千穂交易などがあり、商材に応じて棲み分けが進んでいる。当社は、婦人靴や靴下などのファッション雑貨に特化し、全国の小売店への供給網を持つ。近年の業績は横ばい傾向で、2024/2期の売上高162億円から2025/2期には169億円に増加したが、2026/2期には168億円と微減した。営業利益率は改善傾向にあり、2025/2期の4.14%から2026/2期には5.36%へ上昇した。

強み

  • ファッション分野における専門性が高く、小売店との強固な取引関係を持つ。
  • 売上高が約160-170億円で安定しており、需要の変動が比較的小さい。
  • 営業利益率が4.14%から5.36%へ上昇し、収益構造の改善が進んでいる。
  • 靴下から婦人靴まで多様な商品を扱い、顧客ニーズに柔軟に対応している。

課題

  • 売上高がほぼ横ばいで、市場の成長が鈍化しており、新規需要の開拓が急務。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争に巻き込まれるリスクがある。
  • 営業利益率が5%前後と依然として低く、規模の拡大や高付加価値化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がタビオ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
17673ダイコー通産89億円9.7倍
22708久世88億円5.0倍
32668タビオ87億円15.2倍
48147トミタ87億円11.0倍
58135ゼット87億円8.7倍
63004神栄87億円6.1倍
7416A富士ユナイトホールディングス86億円11.9倍
83160大光86億円147.5倍
98144デンキョーグループホールディングス85億円24.4倍
107619田中商事85億円8.4倍
117624NaITO84億円29.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

靴下の企画販売会社として大阪に誕生

1977年3月、資本金600万円で株式会社ダンを大阪市平野区に設立。創業の理念は「造って喜び、売って喜び、買って喜ぶ」。当初は企画販売に特化し、1981年に東京営業所を開設。1982年9月には神戸市三宮町に直営第1号店を出店し、小売への直接販売を開始した。1984年にはフランチャイズチェーン第1号店「靴下屋」久留米店を開設し、フランチャイズによる多店舗展開の道を拓いた。

研究開発拠点とPOSシステムで差別化

1987年6月、奈良県広陵町に中央研究所を新設し、商品研究開発体制を強化。1988年3月には全「靴下屋」店舗にPOSシステムを導入し、販売データの即時収集と在庫管理の効率化を図った。1990年には百貨店向け新業態「ショセッティア事業部」を立ち上げ、代官山事務所を設置。1992年4月には仕入先5社と共同で「協同組合靴下屋共栄会」を設立し、試験研究と物流業務を委託する体制を構築した。

中国での生産拠点設立と低価格・高品質の追求

1994年8月、丸紅繊維洋品(現丸紅インテックス)および丸紅と共同出資で上海通暖紅針織有限公司を中国上海市に設立。低価格・高品質の商品仕入を目的とし、中国生産の基盤を築いた。同社は2012年に清算されたが、その後も中国市場での販売は継続。2023年には踏比鴎商貿(上海)有限公司を新たに設立し、ECとライブコマースを軸に中国事業を再始動させた。

大阪証券取引所上場と欧州市場への参入

2000年10月、大阪証券取引所市場第二部に上場。翌2001年3月にはS.V.R.技術開発センターを開設し、靴下製造関連機械の研究開発に着手。同年7月、英国ロンドンに子会社DANSOX UK Co.,Ltdを設立し、海外直営第1号店を2002年3月に出店。2008年にはフランス・パリにTabio France S.A.R.L.を設立し、欧州でのプレゼンスを拡大した。上場後、自社ブランドの国際化を本格化させた。

商号変更とグループ再編の10年

2006年9月、企業イメージ向上と世界的プレミアムブランド確立のため、商号をタビオ株式会社に変更。同時に英国子会社をTabio Europe Limitedへ改称。同年、共栄会に検査・研究棟を建設し品質管理を強化。2007年には共栄会をタビオ奈良株式会社へ組織変更。2012年にはフランス子会社をTabio France S.A.S.に変更し、2016年には英国支店を開設して欧州事業を再編。2017年にTabio Europe Limitedを清算し、英国事業を直営支店に一本化した。

スタンダード市場移行と中国再進出

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場へ移行。2023年1月、中国上海市に踏比鴎商貿(上海)有限公司を設立し、再び中国市場に直接進出。2025年2月期の連結売上高は169億円、営業利益7億円と回復基調にある。2026年2月期の予想は売上高168億円、営業利益9億円を見込む。創業以来の直営・FC・EC・海外の4チャネル体制を維持しつつ、スポーツ卸事業の拡大にも注力している。

年表32件を開く

1970年代

  • 1977年3月創業靴下の企画・販売を目的に、大阪市平野区平野本町に資本金600万円で株式会社ダンを設立。

1980年代

  • 1981年9月東京営業所を東京都多摩市に開設。
  • 1982年9月直営第1号店を神戸市中央区三宮町に開設。
  • 1984年11月フランチャイズチェーン第1号店として、『靴下屋』久留米店を開設。
  • 1986年7月本社を大阪市平野区長吉長原西に移転。
  • 1987年6月商品の研究開発を目的として、「中央研究所」を奈良県北葛城郡広陵町に新設。
  • 1988年3月『靴下屋』全店にPOSシステムを導入。

1990年代

  • 1990年3月新業態として百貨店・直営店を中心とした「ショセッティア事業部」を新設。同時に「代官山事務所」を東京都渋谷区代官山町に開設。
  • 1992年4月靴下の試験研究と物流業務を目的に、仕入先5社と共同出資で、「協同組合靴下屋共栄会」(現 連結子会社)を奈良県北葛城郡広陵町に設立。
  • 1994年1月「協同組合靴下屋共栄会」に商品保管及び出庫業務を委託。
  • 1994年8月創業低価格・高品質の商品仕入を目的として、中国上海市に丸紅繊維洋品株式会社(現 丸紅インテックス株式会社)、丸紅株式会社と共同出資で、「上海通暖紅針織有限公司」を設立。
  • 1995年1月東京営業所を東京都渋谷区桜丘町に移転。
  • 1999年2月M&A「代官山事務所」を東京営業所に統合。

2000年代

  • 2000年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 2001年3月靴下製造関連機械の研究・開発を目的として、「S.V.R.技術開発センター」を奈良県北葛城郡広陵町に開設。
  • 2001年7月イギリス ロンドンに子会社、「DANSOX UK Co.,Ltd」を設立。
  • 2002年3月海外での直営第1号店として、靴下専門店『タビオ』をイギリス ロンドンに開設。
  • 2006年9月商号変更企業イメージの向上と世界的なプレミアムブランドの確立を目的として、商号を「株式会社ダン」から「タビオ株式会社」、「DANSOX UK Co.,Ltd」から「Tabio Europe Limited」に変更。
  • 2006年9月「協同組合靴下屋共栄会」において、靴下の品質管理の強化を目的に「検査・研究棟」を奈良県北葛城郡広陵町に建設。
  • 2007年6月商号変更「協同組合靴下屋共栄会」を「タビオ奈良株式会社」に組織及び商号変更。
  • 2008年6月フランス パリに「Tabio France S.A.R.L.」(現 連結子会社 以下「タビオ・フランス」という)を設立。

2010年代

  • 2010年3月東京営業所を東京支店に改称。
  • 2010年3月本社を大阪市浪速区難波中に移転。
  • 2010年11月新基幹システムを導入。
  • 2012年2月東京支店を東京都渋谷区渋谷に移転。
  • 2012年4月商号変更「タビオ・フランス」の会社形態を「Tabio France S.A.S.」に変更。
  • 2012年4月「上海通暖紅針織有限公司」を清算結了。
  • 2012年6月フランス パリに「Tabio Retail S.A.S.」(現 連結子会社)を設立。
  • 2016年9月イギリス ロンドンにイギリス支店を開設し、「Tabio Europe Limited」より営業譲受。
  • 2017年5月「Tabio Europe Limited」を清算結了。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年1月中国上海市に「踏比鴎商貿(上海)有限公司」(現 連結子会社)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    エントリー層再獲得と客数増

    生活防衛ニーズに対応し、「3足1,100円(税込)」ゾーンの本格展開や新ライン「靴下屋fam」の投入により戦略的エントリー価格帯商品を拡充し、離反顧客を呼び戻して店舗客数を増加させる。

  2. 02

    自社EC全面刷新とDX推進

    自社ECサイトをShopifyへ全面移行し、特定ベンダー依存を脱却。低コストで最新機能を導入可能にし、モバイル中心のサイト設計やAI検索・診断でUXを向上。モール戦略ではAmazonで外部人材・広告投資、楽天で効率的施策に注力する。

  3. 03

    新規事業・販路の推進

    スポーツのベースボール部門を強化し、アドバイザリー契約でプロモーションを展開。BtoB専門部署を新設し、作業服専門店や大手物流事業者への職域販売など新規販路を開拓する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で268人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は573万円で、9期前と比べて+11.5%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月264
2018年2月280
2019年2月279
2020年2月51438.412.5290
2021年2月43138.612.6292
2022年2月46140.113.8279
2023年2月40740.914.1274
2024年2月55140.113.8279
2025年2月55641.215.0274255
2026年2月57341.515.1268336

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計2,321百万円
物流センター — 奈良県北葛城郡広陵町1,562百万円
小計1,225百万円
関東地区 靴下屋 アトレ恵比寿店(東京都渋谷区)他53店舗471百万円
検査・研究棟 — 奈良県北葛城郡広陵町429百万円
本社 — 大阪市浪速区286百万円
近畿地区 靴下屋 ルクア大阪店(大阪市北区)他34店舗241百万円
九州・沖縄地区 靴下屋 熊本下通り店(熊本市中央区)他20店舗202百万円
甲信越・北陸・東海地区 Tabio 近鉄四日市店(三重県四日市市)他21店舗196百万円
東北地区 靴下屋 仙台セルバ店(仙台市泉区)他7店舗49百万円
ほか11件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は168億円営業利益9億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.6%、利益が+28.6%。

売上高
-0.6%
168億円
営業利益
+28.6%
9億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
5.4%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高170億円168億円
営業利益7億円9億円
純利益5億円6億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は43億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+2.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4037.52
2024年2Q35−1−2.90
2024年3Q4337.02
2024年4Q441
2025年1Q4237.12
2025年2Q3800.00
2025年4Q8944.53
2026年2Q7945.13
2026年4Q8955.63
2027年1Q4337.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は153億円から168億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月15374
2014年2月15863
2015年2月16884
イギリス ロンドンにイギリス支店を開設し、「Tabio Europe Limited」より営業譲受。
2016年2月16784
2017年2月15952
2018年2月16451
2019年2月16564
2020年2月15730
2021年2月115−9−16
2022年2月13722
中国上海市に「踏比鴎商貿(上海)有限公司」(現 連結子会社)を設立。
2023年2月15352
2024年2月16265
2025年2月169784.15
2026年2月168995.46

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高168億円のうち、営業利益として残るのは9億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.7%70億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.0%89億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.1pt
11.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが9億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は20億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月8−6−5222
2014年2月9−6−4321
2015年2月14−7−3725
2016年2月5−72−225
2017年2月7−20530
2018年2月9−2−6732
2019年2月10−2−5834
2020年2月3−5−5−228
2021年2月−7−26−925
2022年2月80−5828
2023年2月6−3−6326
2024年2月4−9−6−515
2025年2月10−3−2721
2026年2月9−5−6420

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は89億円。このうち返さなくてよい自己資本が54億円で、自己資本比率は60.3%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月81532864.8
2014年2月81542766.4
2015年2月89563362.8
2016年2月89583164.9
2017年2月93583562.7
2018年2月91583363.6
2019年2月92593364.4
2020年2月88573164.8
2021年2月76393751.4
2022年2月77403751.5
2023年2月77403752.0
2024年2月77453258.2
2025年2月85483756.7
2026年2月89543560.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
35億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中73位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中223位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,272で、1年前と比べて+8.3%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥1,272+0.5%1ヶ月+0.6%1年+8.3%時価総額87億円
過去52週の値幅
安値¥1,199高値¥1,345

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.2倍
PER (会社予想)18.9倍
PBR1.59倍
配当利回り2.36%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日はほぼ横ばいの1259円。1ヶ月で+0.2%とほぼ変わらずだが、25日線(1259.7円)を挟んだ揉み合いが続く。52週レンジは1188円〜1345円と狭く、出来高は1日1000株前後と低調で、方向感に乏しい。一方、7/13に4000株と直近のピークとなる出来高を記録する場面もあり、下値では押し目買いが見られる。1年では+8.4%と緩やかな上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 15.0倍は同業界平均17.4倍を下回るが、PBR 1.58倍は平均1.22倍を上回る。ROE 11.2%は健全で、配当利回り2.38%は平均3.0%を下回る。売上は横ばいで、営業利益は増加傾向。割安感はPERからはあるが、PBRと配当利回りからは割高感も。今後の成長性次第で評価が分かれる。総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.2倍17.9倍
PER (予想)18.9倍
PBR1.59倍1.24倍
ROE11.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

衣料品市場が縮小する中、機能性ソックスなど付加価値商品の拡販で収益を伸ばせるかが焦点。強気派は、独自ブランドと高い収益性、配当利回りの魅力を評価する。一方、弱気派は、市場縮小や競争激化、原材料コスト上昇を懸念する。

プラスに働く材料7
  • ブランドと商品力

    タビオブランドと機能性商品が差別化を図り、売上をけん引しています。

  • 高い収益性

    ROE11.2%と高く、営業利益率も改善傾向にあります。

  • 株主還元

    配当利回り2.38%と安定的な株主還元を行っています。

  • 営業利益9億円、2期連続増益2026年2月期影響

    営業利益7→9億円、営業利益率4.14%→5.36%に改善

  • 純利益6億円と安定した収益2026年2月期影響

    純利益5→6億円、財務基盤が堅調

  • 配当利回り2.38%が下支え継続影響

    株価1259円で利回り2.38%、株主還元姿勢が評価

  • 小型株で資金流入余地継続影響

    時価総額86億円と小型、わずかな買いでも株価が上昇しやすい

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    衣料品市場は縮小傾向で、長期的な需要減少が懸念されます。

  • 競争激化

    低価格競争や新興ブランドの台頭で競争が厳しい状況です。

  • コスト上昇

    原材料や人件費の上昇が利益を圧迫する可能性があります。

  • 予想PER18.7倍で業績悪化次回決算発表後影響

    現在PER15.0倍に対し予想PER18.7倍、市場は減益を想定

  • 売上高168億円と減収2026年2月期影響

    169→168億円、販売低迷が続く

  • 外国株主0.2%と極低継続影響

    外国人持ち株0.2%で海外マネー流入が見込めず流動性低い

  • 営業利益率5.36%と低水準通年影響

    利益率5%台半ばで、外部環境悪化時に利益が大きく変動

次の決算で確かめる点
直営店売上高
直営店の売上動向はブランド力と小売需要を反映します。
卸売販売数
卸売市場でのシェア変動や需要を把握するため。
商品回転率
在庫管理の効率性を測り、販売動向を確認します。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.36%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.36%
いまの株価に対して
配当性向
43.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3086.7
2018年2月300.0143.2
2019年2月300.060.8
2020年2月300.0347.7
2021年2月20−33.3
2022年2月3050.081.7
2023年2月300.099.3
2024年2月300.048.8
2025年2月300.039.0
2026年2月300.043.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ8,877人。区分でいちばん多いのは事業法人55.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.9%を占め、残る44.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人54.254.354.455.855.855.9
個人・その他42.342.943.042.842.843.5
自己株式0.20.10.30.30.30.5
証券会社1.50.90.80.70.70.5
外国法人0.40.40.40.40.30.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
金融機関1.61.61.50.40.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社越智産業27.18
02エム・エス・エヌ株式会社14.60
03越智ホールディングス株式会社9.19
04タビオ取引先持株会3.26
05株式会社ナイガイ2.64
06高山清行1.47
07越智康彦1.14
08石坂秊之1.10
09越智恵子0.97
10真砂純子0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+62%、1株純資産は14期で+3%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月527716.815.691.9
2014年2月457945.722.086.9
2015年2月578227.023.362.6
2016年2月638507.617.550.2
2017年2月348524.029.686.7
2018年2月168441.969.3143.2
2019年2月548666.320.360.8
2020年2月18360.1899.9347.7
2021年2月−228575−32.3
2022年2月275864.737.681.7
2023年2月345925.832.599.3
2024年2月6965811.117.448.8
2025年2月7771111.216.039.0
2026年2月8479111.215.243.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額173百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
越智勝寛代表取締役 社長5718,000
越智康彦取締役5478,000
真砂輝男取締役5111,000
関淑束取締役485,000
今川弘明取締役614,000
金井路子取締役514,000
和田真治取締役62
髙原聡取締役57
渡邉浩樹監査役(常勤)6617,000
林裕之監査役52
高山和則監査役55

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)511521613427
社外取締役5251265
監査役112011313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,012字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、タビオ奈良株式会社(連結子会社)、Tabio France S.A.S.(連結子会社)、他連結子会社2社及び非連結子会社1社で構成され、靴下及びパンスト・タイツの企画販売を主な事業の内容としております。 当社の商品の保管及び出庫業務につきましては、タビオ奈良株式会社に委託しております。同社では、当社からの指示に基づき、商品の保管、品出し、梱包及び出荷までの物流業務に係る全ての業務及び商品の研究・検査、品質管理を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付け及び事業部門との関連は、次の通りであります。 なお、当社グループは、靴下に関する事業の単一セグメントであるため、セグメント情報ごとに記載しておらず、事業部門の区分によって記載しております。 また、海外・スポーツ卸事業の規模拡大に伴い、当連結会計年度より「海外・スポーツ卸事業」としていた区分を「海外事業」と「スポーツ卸事業」の2区分に変更いたしました。 「国内専門店事業」 当社グループの主力事業である国内靴下専門店は、ブランド価値を直接提供・体験できる拠点となり、多様化するライフスタイルに応えるべく『靴下屋』『Tabio』『TabioMEN』『靴下屋UPDATE』の店舗ブランドを直営店及びフランチャイズチェーン店舗の全国展開しております。 〈主な関係会社〉 タビオ奈良株式会社 「国内EC事業」 自社ECサイトをはじめ、主要ECモールへの展開を積極的に推進し、幅広い顧客層へリーチできる体制を構築しており、オンラインにおけるブランド体験の向上を図り、当社グループの成長を牽引する新たな収益の柱とすべく取り組んでおります。 〈主な関係会社〉 タビオ奈良株式会社 「海外事業」 「Made in Japan」を中心とした高品質な靴下を、欧州・アジア圏・北米市場において実店舗及びECサイトを展開し、グローバルブランドとしての認知度向上及び市場拡大を行っております。 〈主な関係会社〉 タビオ奈良株式会社 Tabio France S.A.S. 踏比鴎商貿(上海)有限公司 「スポーツ卸事業」 機能性スポーツソックスブランド「TABIO SPORTS」の企画・開発を行い、全国のスポーツ専門店等に対して商品展開を行っております。 〈主な関係会社〉 タビオ奈良株式会社 事業の系統図は、次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題1,261字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)創業の理念 凡そ商品は 造って喜び 売って喜び 買って喜ぶようにすべし 造って喜び 売って喜び 買って喜ばざるは 道に叶わず (2)ビジョン 「私たちは世界一の靴下総合企業を実現します」 私たちは、Made in Japanに夢と誇りを持っています。 世界の最高水準にあるMade in Japanの靴下の素晴らしさを、日本はもちろん、世界中の方々にお届けしたいと考えています。 そのためには、私たちは様々な創意工夫と努力を続けてまいりました。ものづくりにこだわり、日夜商品開発に努める一方で、1984年からは、『靴下屋』のショップ展開に着手。その運営をサポートするための先進システムも築き上げてまいりました。 私たちは、世界中のより多くの方々に愛用していただける靴下をご提供できますように、これからもMade in Japanの誇りを胸に、技術、品質、サービスのあらゆる面において世界最高の水準を追求し、活動してまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、インバウンド消費が転換期を迎える一方、物価高騰を背景とした消費者の「価値に見合った消費(バリュー消費)」や生活防衛ニーズがさらに強まるものと予想されます。このような市場動向と事業環境を背景に、当社グループは以下の重点課題に取り組んでまいります。 ①エントリー層の再獲得と客数の底上げ 生活防衛ニーズの高まりに対し、幅広いお客様の「入り口」となる戦略的なエントリー価格帯商品を拡充いたします。具体的には「3足1,100円(税込)」ゾーンの本格展開や、新ライン「靴下屋fam」の投入を強化し、離反した顧客層を呼び戻すことで店舗全体の客数増を図り、国内工場の生産稼働の維持に繋げてまいります。 ②自社ECサイトの全面刷新及びモール強化戦略によるDX推進 持続的な成長のため、自社ECサイトを世界水準の拡張性を持つ「Shopify」へ全面移行し、特定のシステムベンダーへの依存から脱却した柔軟な体制を構築するとともに、低コストで常に最新機能を導入できる環境を整備いたします。これに合わせて、モバイル中心のサイト設計や、AI検索・AI診断コンテンツの導入によるUX(顧客体験)の向上を図ります。また、モール戦略におきましては、Amazonでの外部プロフェッショナル起用や積極的な広告投資に加え、楽天市場では費用対効果の高い施策へ注力し、新たなヒット商品の創出を目指します。 ③新規事業・販路の積極推進 スポーツ分野においてはベースボール部門を強化し、アドバイザリー契約を活用したプロモーションで市場シェアを拡大いたします。あわせてBtoB領域の専門部署を新設し、作業服・ワークウェア専門店や大手物流事業者への職域販売といった新規販路の開拓に注力し、新たな収益源の構築を目指します。
事業等のリスク1,897字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) フランチャイズ契約に関するリスク 当社グループは、当連結会計年度末現在、154店舗の直営店にて、靴下及びパンスト・タイツの販売をするほか、当社とフランチャイズ契約を締結している112店舗の『靴下屋』加盟店及び海外代理商に、同商品を卸売販売するフランチャイズ事業を営んでおります。これらフランチャイズ加盟店の全店舗数に占める割合が大きいことから、加盟店周辺の環境の変化や加盟者の財政状態の悪化等により、契約を解除せざるを得ない状況が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 出店政策に関するリスク 当社グループは、フランチャイズチェーン『靴下屋』、直営店『靴下屋』『Tabio』『TabioMEN』等の店舗開拓を行っております。当社グループの出店は路面店、ショッピングセンター、駅ビル、ファッションビル及び百貨店等が考えられますが、店舗の経営状態が悪化している場合、又は商業施設全体の閉鎖やテナントの入れ替えという運営主体の意向等によって、退店を余議なくされる可能性があります。また、フランチャイズ加盟店の獲得及び直営店の出店が計画通り進まない場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 市況変動等によるリスク 当社グループの商品に対する需要は、市況変動等による影響を受けるため、ファッションの変化による需要の減少、天候不良や景気減退による個人消費の減少等は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 災害等に関するリスク 当社グループの物流拠点、販売拠点及び仕入先各社の生産拠点等において、重大な災害(自然災害、人為的な災害等)が発生し、その影響を防止・軽減できなかった場合、当社グループの売上高・仕入高の減少、設備復旧のための費用の発生等により、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 商品仕入に関するリスク 当社グループは、店頭から靴下製造協力工場に至るまで、情報の共有化を行うと共に業務の効率化を図るため、製造から販売までを一体化するネットワークシステムを構築しており、取引先の素材の調達から、新素材の研究・開発、当社オリジナル商品の製造を一貫した体制で行っております。これら協力企業が、財務上の問題その他事業上の困難に直面した場合や、戦略上の目標を変更した場合には、当社グループとの提携関係の維持が出来なくなる可能性、及び当社グループとの提携関係を望まなくなる可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6)人材に関するリスク 当社グループは、販売員をはじめ、人材の確保・育成が経営に大きな影響を与えることから、スキル向上、モチベーション維持のために社内研修や資格取得支援、報奨制度など様々な取り組みを行っております。また、デジタル技術の進化や顧客ニーズの多様化など、ビジネス環境が変化する中で、競争力を維持するためには優秀な人材の確保が重要だと考えております。 しかしながら、近年の労働人口の減少や優秀な人材の獲得競争の激化及び人件費の高騰等により人材の確保、育成、雇用継続ができず、その結果、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 情報管理に関するリスク 当社グループは、社員情報、取引先情報、インターネット販売等により、多くの個人情報を保有しております。これらの個人情報の管理は社内管理体制を整備し、厳重に行っておりますが、万一個人情報の漏洩等が起きた場合には、当社グループのブランドイメージの低下や損害賠償による費用の発生等、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (8) パンデミックに関するリスク 新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せておりますが、新たなウイルス等の発生により大規模なパンデミックが生じた場合、物流の停滞、店舗の臨時休業や営業時間の短縮等、サービス提供への支障が生じる可能性があります。このような事態が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,484字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の概要) (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、継続的な物価上昇や金融資本市場の変動に加え、緊迫化する中東情勢や国際紛争の長期化といった地政学リスクの高まりが景気の下振れ要因となっており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中で当社グループは、新たな販売機会の創出や商品価値の向上に取り組み、事業の持続的成長と収益基盤の強化を図っております。 各事業部門の業績につきましては、次のとおりであります。 なお、海外・スポーツ卸事業の規模拡大に伴い、当連結会計年度より「海外・スポーツ卸事業」としていた区分を「海外事業」と「スポーツ卸事業」の2区分に変更いたしました。 (国内専門店事業) 国内専門店事業におきましては、地域により売上動向の二極化が見られました。インバウンド需要が旺盛な都市部では売上が好調に推移した一方で、地方店舗では物価高騰による生活防衛意識の高まりが消費者の購買意欲に影響を与え、客数が減少するという厳しい状況が続きました。こうした消費者の生活防衛ニーズの高まりや客数減の課題に対し、「タビオクオリティー」をより幅広い層へ訴求するため、「3足1,100円(税込)」ゾーンの再構築や新ライン「靴下屋fam」の投入を発表し、次期以降の客数回復と新たな顧客層獲得に向けた施策を始動いたしました。 以上の結果、「国内専門店事業」の売上高は124億92百万円(前年同期比1.9%減)となりました。 (国内EC事業) 国内EC事業におきましては、自社ECサイトの運営効率化を進めるとともに、他社モールにおける販売力の強化に向け、各サイトの特性を活かした商品展開に注力いたしました。その結果、楽天市場店においてはWeb限定商品「足ベール」が新規顧客獲得の牽引役となりました。広告宣伝投資につきましては、新規獲得に向けた戦略的な販促を行った結果、着実に成果につながる施策が確認できた一方で、一部の施策においては今後の精査・改善に向けた検証材料を得る結果となりました。今後はこれらの実績を分析し、各サイトの特性に応じた広告宣伝投資の最適化を図ってまいります。 以上の結果、「国内EC事業」の売上高は20億76百万円(前年同期比0.2%減)となりました。 (海外事業) 海外事業におきましては、重点市場である中国を中心に安定的な収益基盤の構築とブランド認知の拡大に努めました。中国の主要ECプラットフォーム「Tmall」や「RED」を活用し、インフルエンサーによるライブコマースや現地限定カラーの展開を強化したことで売上は好調に推移しました。また、米国が累計で前年比130%超と非常に好調に推移し、赤字幅の大幅な改善に寄与しております。 以上の結果、「海外事業」の売上高は13億90百万円(前年同期比6.6%増)となりました。 (スポーツ卸事業) スポーツ卸事業におきましては、主力のランニング及びフットボール商品の堅調な推移に加え、ベースボール部門を「第3の柱」として確立するための投資を加速させました。プロ野球選手の小園海斗選手(広島東洋カープ)及び北山亘基選手(北海道日本ハムファイターズ)とアドバイザリー契約を締結し、トップアスリートのフィードバックを反映した製品開発を推進しております。また、前期末に実施した主力商品の価格改定も市場に受け入れられ、売上の牽引だけでなく、利益面でも大幅な貢献を果たしました。 以上の結果、「スポーツ卸事業」の売上高は8億53百万円(前年同期比15.6%増)となりました。 出退店状況におきましては、フランチャイズチェーン店5店舗、直営店10店舗の新規出店と、フランチャイズチェーン店12店舗、直営店5店舗の退店により、当連結会計年度末における店舗数は、フランチャイズチェーン店112店舗(海外代理商による37店舗を含む)、直営店154店舗(海外4店舗を含む)、合計266店舗となりました。 利益面におきましては、固定資産の減損会計の適用を行った結果、減損損失1億23百万円を計上しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は168億12百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益8億83百万円(前年同期比19.5%増)、経常利益9億16百万円(前年同期比21.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億69百万円(前年同期比9.5%増)となりました。 (注) セグメント情報について 当社グループは、靴下に関する事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 なお、セグメントに代えて、事業部門等に関連付けて記載しております。 (2)財政状態 ① 資産 当連結会計年度末における総資産は、退職給付に係る資産2億27百万円、投資有価証券1億87百万円の増加があったこと等により、前連結会計年度末と比べて3億80百万円増加し、89億2百万円となりました。 ② 負債 負債については、電子記録債務2億53百万円、長期借入金1億21百万円の減少があったこと等により、前連結会計年度末と比べて1億53百万円減少し、35億37百万円となりました。 ③ 純資産 純資産については、配当金の支払2億3百万円ありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益5億69百万円、退職給付に係る調整累計額1億27百万円の増加があったこと等により、前連結会計年度末と比べて5億33百万円増加し、53億64百万円となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ87百万円減少し、当連結会計年度末には、19億78百万円(前年同期比4.2%減)となりました。 営業活動による資金の収入は9億16百万円(前連結会計年度は9億50百万円の収入)となりました。これは主に、資金の増加要因として税金等調整前当期純利益7億85百万円、減価償却費2億90百万円、減損損失1億23百万円、資金の減少要因として仕入債務の減少2億41百万円、法人税などの支払額1億85百万円によるものです。 投資活動による資金の支出は4億57百万円(前連結会計年度は2億52百万円の支出)となりました。これは主に、資金の増加要因として投資有価証券の売却による収入2億円、資金の減少要因として投資有価証券の取得による支出2億28百万円、無形固定資産の取得による支出1億19百万円、子会社設立による支出1億円によるものです。 財務活動による資金の支出は5億60百万円(前連結会計年度は1億80百万円の支出)となりました。これは主に、資金の減少要因として配当金の支払額2億3百万円、長期借入金の返済による支出1億67百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出1億57百万円によるものです。 (4)仕入及び販売の実績 当社グループは靴下に関する事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。 ① 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次の通りであります。 当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日) 金額(千円)   前年同期比(%) 当社グループ   7,182,888   △4.6 ② 販売実績 当連結会計年度における販売実績を事業部門別に示すと、次の通りであります。 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前年同期比(%) 国内専門店事業   12,492,172   △1.9 国内EC事業   2,076,518   △0.2 海外事業   1,390,379   6.6 スポーツ卸事業   853,327   15.6 合計   16,812,398   △0.2 (注)  主な相手先別の販売実績で当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の得意先はありません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い、実際の結果は異なる場合があります。 (2)経営成績の分析 ① 売上高及び売上総利益 当連結会計年度の売上高は、旺盛なインバウンド需要を背景に都市部拠点が業績を力強く牽引した一方で、地方圏においては物価高騰に伴う消費者の選別購買意識が高まり、客数が慎重に推移する結果となったことから、前年同期に比べ39百万円減少し、16,812百万円となりました。売上総利益は売上高が微減となったものの、値引き販売の抑制が奏功し、前年同期比271百万円増の9,761百万円となりました。以上の結果、売上総利益率は、56.3%から58.1%の増加となりました。 ② 販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益 販売費及び一般管理費は、前年同期に比べ127百万円増加し、8,877百万円となりました。以上の結果、営業利益は、前年同期に比べ144百万円増加し、883百万円となり、売上高営業利益率は4.4%から5.3%に増加となりました。 経常利益は、前年同期に比べ161百万円増加し、916百万円となり、売上高経常利益率は4.5%から5.5%に増加となりました。 ③ 特別損益 当連結会計年度において、特別損失は130百万円(前年同期に比べ42百万円の減少)を計上いたしました。主な要因と致しましては、減損損失123百万円等であります。 ④ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期に比べ49百万円増加し、569百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前年同期に比べ7円25銭増加し、83円87銭となり、自己資本利益率は、11.2%となりました。 (3)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの主な資金需要は、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用及び店舗改装、陳列器具等の設備投資によるものであり、営業活動によるキャッシュ・フローを財源とすることを基本とし、必要に応じて銀行借入により資金調達を行うこととしております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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