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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

デンキョーグループホールディングス

Denkyo Group Holdings Co.,Ltd.8144 · Standard · 卸売業

生活家電と日用品の販売・企画製造を柱とする、家電流通・卸売企業。小売店向け仕入販売と自社ブランド商品の企画を展開。

概要

デンキョーグループホールディングスは1948年に創業した電響社を源流とする持株会社である。生活家電と日用品の卸売・企画製造、不動産賃貸を主事業とし、連結子会社10社で構成される。売上高543億円、従業員511名(2026年3月期)。1984年に大阪証券取引所に上場した。

生活家電販売と日用品販売が売上の大半を占める

当社グループの売上高の約95%は生活家電販売事業と日用品販売事業で構成される。生活家電販売事業は連結子会社の電響社、大和無線電器、アピックスインターナショナル、シー・シー・ピーが担当し、メーカーからの仕入れに加え自社企画商品も扱う。日用品販売事業は梶原産業とサンノートが担い、文房具や衛生用品などを企画・卸売する。2026年3月期のセグメント売上は生活家電が405億円、日用品が94億円であった。

不動産賃貸から投資まで多様な周辺事業

報告セグメントに含まれない事業として、電子部品販売(大和無線電器)、家電修理・物流配送(リード)、弱電設備の設計施工(システム機器センター)、不動産管理・保険代理業(響和)、スタートアップ投資(ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合)がある。不動産賃貸事業は自社物件の有効活用が目的で、売上高4億円、セグメント利益2億円と高い利益率を示す。これらの事業はグループ全体の収益を補完する役割を果たす。

経常利益率1%未満、長期目標は5%

2026年3月期の連結売上高は520億円、営業利益1億円、経常利益4億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億円である。売上高は2013年3月期の433億円から緩やかに増加しているが、利益率は低く、経常利益率は0.8%にとどまる。中期経営計画では2027年3月期に経常利益率1.4%、長期目標として2031年3月期に5%を掲げる。安定した財務基盤を背景にM&Aによる成長も志向する。

全国に広がる営業拠点と物流網

現在の営業体制は関東営業部、関西営業部、九州営業部、北日本支店、中四国支店の5拠点体制である。物流は関東物流センターと関西物流センターの2カ所で対応する。かつては多数の営業所を開設したが、2000年代以降は統廃合を進め、効率化を図ってきた。グループ会社のリードが物流・修理・取付設置を請け負い、販売後のサポートも手掛ける。

業界の中での役割は家電・日用品の卸売・企画製造、不動産賃貸にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
521億円
営業利益
2億円
営業利益率
0.4%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
生活家電販売事業406億円77.9%
日用品販売事業95億円18.2%
その他16億円3.1%
不動産賃貸事業4億円0.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01家電量販店・ホームセンター・通信販売(小売向け)主力

メーカーから仕入れた生活家電を、家電量販店、ホームセンター、通販会社、小売業者に販売。また、グループ会社が企画製造した生活家電も卸販売する。

主な製品・サービス2
生活家電の仕入販売
メーカーから仕入れたテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの生活家電を小売店に販売する卸売事業。
自社企画生活家電
アピックスインターナショナルやシー・シー・ピーが企画製造する生活家電。小売店向けに販売される。

02日用品・文房具市場準主力

日用品をメーカーから仕入れ販売するほか、サンノートが文房具や家庭用品、衛生用品を企画製造し、小売業者に販売する。

主な製品・サービス2
日用品の仕入販売
トイレタリー、キッチン用品などの日用品をメーカーから仕入れ、小売店に販売する。
企画製造日用品
サンノートが企画・製造する文房具、家庭用品、衛生用品。小売店向けに販売。

03不動産賃貸副次

保有する自社物件の一部を賃貸し、安定的な収益を得る。グループ各社が不動産賃貸事業を営む。

製品と技術

電響社と大和無線電器が担う生活家電の卸売と企画

生活家電販売事業の中心は、電響社と大和無線電器によるメーカーからの仕入れ販売である。取り扱うのは季節家電(扇風機・暖房器具など)や調理家電、掃除機などの白物家電が中心で、家電量販店やホームセンター、通信販売会社などが主な販売先である。また、アピックスインターナショナルとシー・シー・ピーは自社で生活家電を企画製造し、オリジナル商品として販売している。

梶原産業とサンノートによる日用品・文房具の企画販売

日用品販売事業では、梶原産業がメーカーから仕入れた日用品(家庭用品、衛生用品など)を専門量販店や小売業者に販売する。サンノートは文房具や日用品を自社企画で製造し、小売業者に供給する。これにより、生活家電との組み合わせで総合的な生活関連商品の品揃えを実現している。

修理・物流・システム化をカバーするサービス網

グループのサービス事業として、リードが家電の修理、商品の保管・配送、取付設置を手掛ける。システム機器センターは弱電設備(電話・インターネット配線など)の設計施工を担当する。不動産管理は響和が行い、損害保険代理業も兼ねる。2025年10月にはスタートアップ投資を行う投資組合を設立し、新規事業創出にも取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

家電卸で中位、収益性は低水準

デンキョーグループホールディングスは家電製品を中心とした卸売業を展開し、リョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などと競合しています。売上高は2024年3月期の546億円から2026年3月期には521億円へと減少傾向にあり、営業利益率は0.18%から0.38%と極めて低水準です。業界全体が薄利多売の構造であり、競争激化による価格低下が収益を圧迫しています。独自の物流網や取扱商品の拡充で差別化を図るものの、規模の拡大と収益性の改善が課題となっています。

強み

  • 家電製品に特化した卸売業務で、幅広い商品知識と物流ノウハウを持っています。
  • 確立された物流網により、顧客に対して安定した商品供給を実現しています。
  • 小売店や販売代理店など、多様な顧客との取引実績を持っています。
  • 売上高は500億円超で安定しており、財務基盤は比較的堅固です。

課題

  • 営業利益率は0.38%と著しく低く、収益力の改善が急務です。
  • 売上高は3期連続で減少しており、市場縮小の影響を受けています。
  • 同業他社との価格競争が激しく、利益率を圧迫する要因となっています。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がデンキョーグループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18135ゼット87億円8.7倍
23004神栄87億円6.1倍
32668タビオ87億円15.2倍
4416A富士ユナイトホールディングス86億円11.9倍
53160大光86億円147.5倍
68144デンキョーグループホールディングス85億円24.4倍
77619田中商事85億円8.4倍
87624NaITO84億円29.7倍
98119三栄コーポレーション81億円13.2倍
109827リリカラ81億円13.6倍
117434オータケ79億円7.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

岩谷邦三が大阪で電響社を創業した1948年

1948年5月、岩谷邦三が大阪市南区(現中央区)で電気・音響関連商品の卸売を目的に個人経営の電響社を創業した。当時は戦後復興期で、家電製品の需要が高まり始めた時期であった。創業者の岩谷邦三は1996年6月に逝去している。

法人化と全国展開を進めた1955年から1970年代

1955年7月に東京営業所を開設し、同年12月には株式会社電響社として法人組織に改組した。その後、札幌(1958年)、広島(1961年)、福岡(1962年)、名古屋(1964年)など主要都市に営業所を相次いで開設し、全国販売網を構築した。1971年には子会社システム機器センターを設立し、電気関連システム化事業に進出した。

1984年に大阪証券取引所第二部に上場

1984年3月、大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式を上場した。1990年9月には特別指定銘柄の指定を解除され、一般の市場第二部銘柄となった。上場により資金調達力が向上し、その後の事業拡大の基盤となった。

大和無線電器と梶原産業を子会社化した2006年・2009年

2006年4月、大和無線電器の全株式を取得し完全子会社化した。大和無線電器は電子部品販売と生活家電販売を手掛ける企業である。2009年4月には梶原産業を完全子会社化し、日用品販売事業を強化した。これらのM&Aによりグループの事業領域が拡大した。

2010年代に営業所の統廃合を断行

2010年2月、関東支店を関東営業部、大阪支店を関西営業部、福岡支店を九州営業部に改称し、組織を再編した。同時に、全国各地の小規模営業所や出張所を閉鎖・統合し、効率的な営業体制へ移行した。2006年から2014年にかけて、東京営業所や札幌営業所など多くの拠点が統廃合された。

2022年に持株会社へ移行し社名変更

2022年10月、株式会社デンキョーグループホールディングスに商号変更し、持株会社体制へ移行した。従来の事業会社である電響社は連結子会社として存続し、グループ経営と事業運営を分離した。同時にブランドマップを策定し、「毎日をもっと、もっと、ここちよく」をパーパスに掲げた。

年表40件を開く

1940年代

  • 1948年5月創業岩谷邦三氏が大阪市南区(現、中央区)において電気・音響関連商品の卸売を目的に個人経営で電響社を創業(岩谷邦三氏は1996年6月17日逝去)。

1950年代

  • 1955年7月商号変更東京営業所を開設(1974年12月1日、組織改正により東京支店に変更したが、2006年3月31日、閉鎖、関東支店に併合)。
  • 1955年12月法人組織に改組し、㈱電響社を設立。
  • 1958年9月商号変更札幌営業所を開設(2007年3月31日、閉鎖、北日本営業所に併合し、札幌出張所に変更、2014年10月1日、組織改正により札幌駐在所に変更)。

1960年代

  • 1961年9月広島営業所を開設(2007年3月31日、閉鎖、中四国営業所に併合)。
  • 1962年8月福岡営業所(現、九州営業部)を開設。
  • 1964年11月名古屋営業所(現、支店)を開設。
  • 1967年5月神戸営業所を開設(1999年9月30日、閉鎖、大阪支店に併合)。
  • 1968年10月横浜営業所及び岡山営業所を開設(岡山営業所は、2002年6月30日、閉鎖、広島営業所に併合。横浜営業所は、2006年3月31日、閉鎖、関東支店に併合)。
  • 1969年2月M&A福山市に販売子会社の㈱福山電響社を設立(1994年4月1日、当社が吸収合併し、福山営業所としたが、1998年1月31日、閉鎖、岡山営業所に併合)。
  • 1969年11月大阪北営業所を開設(1996年7月31日、閉鎖、大阪支店に併合)。

1970年代

  • 1971年9月高松営業所を開設(2006年3月31日、閉鎖、松山営業所に併合)。
  • 1971年10月多摩営業所を開設(2006年3月31日、閉鎖、関東支店に併合)。
  • 1971年11月大阪市に子会社㈱システム機器センター(現、連結子会社)を設立、電気関連システム化事業に進出。
  • 1972年6月本社事務所を大阪市浪速区に移転。
  • 1973年5月大阪市に子会社㈱響和(現、連結子会社)を設立、不動産管理業務を移管。
  • 1973年9月商号変更鹿児島営業所を開設(2003年6月27日、組織改正により鹿児島駐在所に変更したが、2006年3月31日、閉鎖、福岡支店に併合)。
  • 1974年5月熊本営業所を開設(2004年3月31日、閉鎖、福岡支店に併合)。
  • 1975年8月仙台営業所を開設(2007年3月31日、閉鎖、北日本営業所に併合)。
  • 1976年7月M&A株式額面変更のため合併。
  • 1976年8月商号変更松山営業所を開設(2007年3月31日、閉鎖、中四国営業所に併合し、松山出張所に変更したが、2013年3月31日、閉鎖、中四国支店に併合)。
  • 1977年3月千葉営業所を開設(2006年3月31日、閉鎖、関東支店に併合)。
  • 1978年9月商号変更金沢営業所を開設(2003年6月27日、組織改正により金沢駐在所に変更したが、2006年3月31日、閉鎖、大阪支店に併合)。

1980年代

  • 1980年3月ホームセンター「サンポー」くずは店を開設、DIY事業に進出(1996年8月18日、閉鎖)。
  • 1981年3月大宮営業所を開設(2006年3月31日、閉鎖、関東支店に併合)。
  • 1981年9月ホームセンター「サンポー」香里店を開設(1997年6月15日、閉鎖)。
  • 1982年9月商号変更静岡営業所を開設(2008年4月1日、組織改正により静岡出張所に変更、2012年4月1日、組織改正により静岡駐在所に変更したが、2013年3月31日、閉鎖、関東営業部に併合)。
  • 1984年3月上場大阪証券取引所の市場第二部(特別指定銘柄)に上場。
  • 1984年11月京都営業所を開設(2002年3月31日、閉鎖、大阪支店に併合)。
  • 1986年9月北九州営業所を開設(2000年9月30日、閉鎖、福岡支店に併合)。
  • 1987年7月小山営業所を開設(2001年8月31日、閉鎖)。
  • 1988年4月商号変更新潟営業所を開設(2008年4月1日、組織改正により新潟出張所に変更したが、2010年5月31日、閉鎖、関東営業部に併合)。

1990年代

  • 1990年9月大阪証券取引所の市場第二部銘柄に指定(特別指定銘柄の指定解除)。
  • 1990年12月郡山出張所を開設(1996年3月31日、閉鎖)。

2000年代

  • 2001年9月商号変更北関東営業所を開設。(2008年4月1日、組織改正により北関東物流センターに変更したが、2009年2月28日、閉鎖、関東物流センターに併合)
  • 2006年4月M&A大和無線電器㈱(2006年4月1日より、連結子会社)の全株式を取得し完全子会社化。
  • 2006年4月関東支店(現、関東営業部)及び関東物流センターを開設。
  • 2007年4月北日本営業所(現、支店)、中四国営業所(現、支店)及び関西物流センターを開設。
  • 2009年4月M&A梶原産業㈱(2009年4月1日より、連結子会社)の全株式を取得し完全子会社化。

2010年代

  • 2010年2月組織改正により、関東支店を関東営業部、大阪支店を関西営業部、福岡支店を九州営業部と変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益率2027年3月期まで1.4%
  • 経常利益率(長期目標)2031年3月期まで5.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    売上高1,000億円への企業価値向上

    中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の基本方針として掲げ、成長事業戦略の再構築・推進強化、経営基盤・事業基盤の強化・拡充、働き方改革・人材育成への取組強化を3本柱とする。

  2. 02

    既存事業の強化と新規事業開拓

    基幹事業の予算達成、オリジナル商品の販売強化、新規販路開拓、EC通販事業強化、販売後領域のビジネス強化に加え、M&AやCVCを通じた新規事業開拓や海外事業の検討を継続する。

  3. 03

    メーカー機能と物流改革の強化

    オリジナル商品の開発強化、重点NBメーカー商品の販売強化、新規メーカー発掘に取り組むとともに、トータル物流コストの削減や在庫削減を推進する。

  4. 04

    コスト削減・業務効率化と情報システム刷新

    コスト削減と業務効率化を進め、情報システムや業務プロセスを刷新することで競争力を高める。

  5. 05

    ブランディングと人材育成への取組

    ブランディング強化、働き方改革や人材育成に取り組み、中長期的な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で511人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は652万円で、9期前と比べて+19.3%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は5.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月377
2018年3月384
2019年3月54743.716.5388
2020年3月55644.017.3415
2021年3月52043.916.8430
2022年3月53743.315.1440
2023年3月68047.25.8458
2024年3月57343.45.1524
2025年3月62144.06.753519
2026年3月65243.45.351139

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
全社(共通) — 大阪市浪速区2,152百万円
全社(共通) — 東京都千代田区985百万円
全社(共通) — 千葉県柏市616百万円
全社(共通) — 東京都板橋区571百万円
日用品販売事業(営業設備) — 大阪府東大阪市470百万円
全社(共通) — 福岡市博多区313百万円
全社(共通) — 静岡市駿河区275百万円
全社(共通) — 名古屋市西区265百万円
全社(共通) — 千葉市中央区151百万円
全社(共通) — 広島市西区150百万円
ほか27件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱電響社
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    大和無線電器㈱
    京都市 右京区
    議決権100.0%
  • 国内
    梶原産業㈱
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    サンノート㈱
    大阪府 富田林市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アピックスインターナショナル
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱シー・シー・ピー
    東京都 台東区
    議決権100.0%
  • 国内
    リード㈱
    京都市 南区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱システム機器センター
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱響和
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合
    東京都 千代田区
    議決権99.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は521億円営業利益2億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.1%、利益が+100.0%。

売上高
-4.1%
521億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
-25.0%
3億円
営業利益率
0.4%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高561億円521億円
営業利益7億円2億円
純利益6億円3億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は138億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.5%、営業利益は−400.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q115−4
2024年1Q13210.82
2024年2Q131−1−0.80
2024年3Q16721.23
2024年4Q116−4
2025年2Q255−2−0.8−1
2025年4Q28831.05
2026年2Q247−1−0.4−2
2026年4Q27431.15
2027年1Q138−3−2.2−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は433億円から521億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は0.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月433138
2014年3月441126
2015年3月42384
2016年3月438107
2017年3月447109
2018年3月44766
2019年3月47385
2020年3月51684
2021年3月5741913
2022年3月537116
2023年3月52831
2024年3月546−11
2025年3月543130.24
2026年3月521240.43

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高521億円のうち、営業利益として残るのは2億円0.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.7%415億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.0%104億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.8pt
0.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
0.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.9pt
1.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は45億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−1−2240
2014年3月5−2−8335
2015年3月13−51844
2016年3月52−6746
2017年3月52−4748
2018年3月51−2652
2019年3月5−22356
2020年3月5−138−856
2021年3月295−133477
2022年3月−1001−1068
2023年3月6−1012−478
2024年3月−1−36−480
2025年3月111−401252
2026年3月0−2−5−245

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は360億円。このうち返さなくてよい自己資本が275億円で、自己資本比率は76.4%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2942187674.3
2014年3月3002257574.9
2015年3月3142357974.9
2016年3月3162397775.6
2017年3月3232447975.6
2018年3月3292517876.2
2019年3月3252467975.8
2020年3月3452469971.1
2021年3月3672689973.1
2022年3月36426410072.5
2023年3月37926311669.5
2024年3月39726713067.2
2025年3月3572649373.9
2026年3月3602758576.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
203億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
57億円
在庫として抱えている分
負債合計
85億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中20位あたり、逆に低いのはROE284社中269位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,277で、1年前と比べて+7.4%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥1,277+0.0%1ヶ月+1.0%1年+7.4%時価総額85億円
過去52週の値幅
安値¥1,200高値¥1,410

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.4倍
PER (会社予想)12.9倍
PBR0.29倍
配当利回り3.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月2日の1276円から下落基調に転じ、8月14日には1234円と1ヶ月で3.3%下落。25日移動平均線(1269.48円)を約2.8%下回り、短期トレンドは弱い。200日線(1280.98円)も下回っており、中長期でも軟調。52週安値の1200円に近い水準で、下値不安が燻る。出来高は8月14日に1800株と低調で、売買が細っている。RSIは6.38と極端な売られすぎ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは23.59倍と業界平均18.22倍を上回るが、予想PERは12.5倍と低下見込み。PBRは0.28倍と業界平均1.26倍を大幅に下回り、ROEは1.2%と低水準。配当利回りは3.24%と業界平均2.92%を上回るが、配当性向が121.6%と利益超過であり持続性に懸念。割安感は強いが、収益力の低さが背景にある点に留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.4倍17.9倍
PER (予想)12.9倍
PBR0.29倍1.24倍
ROE1.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

企業情報が乏しいため、投資論点は限定的。強気派は、低PBR(0.28倍)や配当利回り(3.24%)に着目し、資産価値や株主還元を評価する可能性がある。一方、弱気派は、営業利益率が0.2%未満と極めて低く、収益性の改善がない限り、成長性に疑問を呈する。財務体質や事業内容の開示が限られているため、投資判断が難しい。

プラスに働く材料7
  • 資産価値

    PBR0.28倍と純資産に比べて株価が割安な可能性。

  • 株主還元

    配当利回り3.24%を確保、株主への利益還元を実施。

  • 安定売上

    売上高は500億円超で推移、大きな変動は見られない。

  • PBR0.28倍の資産価値不定影響

    純資産約288億円に対し時価総額82億円。PBR0.2848倍の修正余地は大きい。

  • 営業利益1→2億円の倍増通年影響

    営業利益1→2億円、営業利益率0.18%→0.38%と改善。黒字基盤が定着しつつある。

  • 予想PER12.5倍の利益回復決算発表後影響

    実績PER23.59倍は低収益に伴う高PERだが、予想12.5倍は改善を見込む。

  • 配当利回り3.24%の株主還元継続影響

    3.24%の配当利回りは自己資本利益率1.2%の超過配当とも映る。

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率0.18%(2025年3月期)と極めて低く、本業での稼ぐ力が弱い。

  • 情報開示不足

    事業内容や強みが不明で、投資判断に必要な材料が少ない。

  • 成長性欠如

    売上高はほぼ横ばい、2026年予想は減収で成長が見込めない。

  • 2期連続の減収通年影響

    売上高546→543→521億円と2期連続減収。需要減で利益がさらに圧縮されるリスク。

  • 営業利益率0.38%の極低収益継続影響

    営業利益率0.38%は赤字寸前の水準。原価高や販管費増で赤字転落の可能性。

  • 純利益4→3億円と減少通年影響

    純利益は4→3億円に減少。わずかなコスト増でも赤字に転じる脆弱さ。

  • 外国人保有0.67%の低流動性不定影響

    外国人保有0.67%と極めて低く、売買が細って需給悪化時に下げやすい。

次の決算で確かめる点
売上高推移
事業規模の拡大か縮小かを確認するため。
営業利益率
収益構造の改善が見られるかどうかを測るため。
自己資本比率
財務の健全性を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+7.5%いまの株価に対する利回りは3.13%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.13%
いまの株価に対して
配当性向
121.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4034.9
2018年3月4512.548.7
2019年3月40−11.151.0
2020年3月400.097.9
2021年3月4512.550.4
2022年3月40−11.141.7
2023年3月4512.570.6
2024年3月43−4.447.1
2025年3月40−7.081.9
2026年3月437.5121.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,127人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.1%を占め、残る61.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他55.555.856.958.258.160.2
事業法人27.728.427.226.826.825.4
金融機関15.013.813.813.013.012.7
自己株式8.59.18.89.59.35.7
証券会社0.80.60.60.81.41.0
外国法人1.01.41.41.20.70.6
外国人個人0.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社イワタニ13.80
02デンキョーグループ取引先持株会12.74
03デンキョーグループ従業員持株会6.11
04株式会社三菱UFJ銀行4.50
05株式会社北陸銀行4.43
06小林 茂2.99
07内藤 征吾2.10
08中野 修2.01
09日本生命保険相互会社1.80
10象印マホービン株式会社1.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−56%、1株純資産は14期で+26%。直近期のROEは1.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1203,4833.58.648.7
2014年3月953,5882.712.076.0
2015年3月673,7561.818.560.1
2016年3月1113,8192.911.853.1
2017年3月1384,0023.59.334.9
2018年3月1024,1122.515.648.7
2019年3月834,0392.015.051.0
2020年3月684,0271.713.097.9
2021年3月2104,3955.06.550.4
2022年3月1014,3522.313.641.7
2023年3月204,3350.560.470.6
2024年3月144,4250.393.047.1
2025年3月704,3681.616.881.9
2026年3月534,3761.225.4121.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
坂田周平取締役会長7065,000
高瀬一郎代表取締役社長5715,000
栗嶋裕充代表取締役専務6217,000
御前仁志取締役 人事・総務担当6316,000
徳丸公義取締役702,000
寺田明日香取締役52
野口雄二常勤監査役67
妙中茂樹監査役64
藤麻心一監査役66
竹林満浩取締役59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)492252414236
社外取締役416164
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,376字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社デンキョーグループホールディングス(当社)及び連結子会社10社(株式会社電響社、大和無線電器株式会社、梶原産業株式会社、サンノート株式会社、株式会社アピックスインターナショナル、株式会社シー・シー・ピー、リード株式会社、株式会社システム機器センター、株式会社響和、ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合)で構成されており、生活家電や日用品の企画製造販売、所有不動産の賃貸を主な事業としております。その他の事業につきましては、電子部品の販売、生活家電の修理・商品の保管・配送・取付設置、弱電設備の設計・施工、不動産管理・駐車場管理及びスタートアップを対象とした投資等を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と連結子会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (1)~(3)の事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げる報告セグメントの区分と同一であります。 (4)~(8)の事業は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「その他」の区分に含めております。 (1)生活家電販売事業……………連結子会社の株式会社電響社、大和無線電器株式会社がメーカー(仕入先)より商品を仕入し、家電量販店、ホームセンター等の専門量販店、通信販売会社の他、小売業者等に販売しております。また、連結子会社の株式会社電響社、株式会社アピックスインターナショナル、株式会社シー・シー・ピーは、生活家電を企画製造し、卸売業者や小売業者等に販売しております。 (2)日用品販売事業………………連結子会社の梶原産業株式会社がメーカー(仕入先)より商品を仕入し、家電量販店、ホームセンター等の専門量販店、通信販売会社の他、小売業者等に販売しております。また、連結子会社のサンノート株式会社は、文房具、日用品などの家庭用品、衛生用品を企画製造し、小売業者等に販売しております。 (3)不動産賃貸事業………………当社及び連結子会社の大和無線電器株式会社、梶原産業株式会社並びに株式会社響和において、自社物件の一部を有効活用するため不動産賃貸事業を営んでおります。 (4)電子部品販売事業……………連結子会社の大和無線電器株式会社が電子部品メーカー(仕入先)より電子部品を仕入し、製造メーカー等に販売しております。 (5)家電修理物流配送事業………連結子会社のリード株式会社が生活家電の修理、商品の保管、配送、取付設置等を行っております。 (6)電気関連システム化事業……連結子会社の株式会社システム機器センターが弱電設備の設計・施工等を行っております。 (7)不動産管理事業………………連結子会社の株式会社響和が当社グループの営業設備及び賃貸設備の土地・建物の管理の他、損害保険代理業等を行っております。 (8)投資事業………………………連結子会社のここちよい未来への扉投資事業有限責任組合がスタートアップ企業等を対象とした投資を行っております。 2025年10月1日より、ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合を設立したため、当社の連結子会社となりました。これに伴い、「投資事業」が新たに加わりました。 当社グループの系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,094字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は1948年の創業以来「消費者第一主義」を掲げ、70年を超える歴史の中で着々と業容を拡大し、ニーズの変化に対応しながら、経験とノウハウを積み重ねてまいりました。 そして2022年10月、当社は社名を「株式会社デンキョーグループホールディングス」に改め、持株会社として新たにスタートいたしました。 当社グループは生活関連商品を中心とする事業を展開し、家電や日用品等の企画製造及びメーカーより仕入した商品の販売など、生活に関わるサービスや商品をトータル的に取り扱うことで、消費者の皆様が安心で快適な暮らしができるお手伝いをさせていただくことをグループ全社で目指し、日々活動してまいります。 また、安定した財務基盤を武器にM&Aを更に推し進め、新規事業分野の取込や創出を実践するとともに、グループ会社間のシナジー効果を最大限に高め、今まで以上に消費者の皆様の生活が豊かになれますことを念頭に提案を続けてまいります。 今後とも、すべてのステークホルダーの皆様と共に確実な発展を目指し、時代の変化に迅速に対応出来る「快適生活創造企業グループ」として、皆様の信頼に全社員一丸となって応えてまいります。 当社グループは、グループの存在意義を明確化し、全社共通の指針となる「ブランドマップ(パーパス、ビジョン、バリュー、スピリット)」を制定しております。また、このブランドマップの実現にむけて取り組むべき基本方針として、2026年度経営スローガンを定めております。 (ブランドマップ) ■ Purpose(パーパス/存在意義) 『毎日をもっと、もっと、ここちよく』 ■ Vision(ビジョン/目指す姿) 『まだ気づかない、その先へ』 ■ Value(バリュー/提供価値) (機能的価値) 『アイデア・創造性』 『多彩な商品・サービス』 『消費者第一主義』 『トータルサポート』 『経営基盤』 (情緒的価値) 『ここちよさ』 『誠実』 『情熱・挑戦』 『新しさ・革新』 『安心・信頼』 ■ Spirit(スピリット) Commitment 『最後まで諦めず、責任感をもってやり抜こう』 Sincerity  『すべての出会いを大切に、誠実と信頼で応えよう』 Challenging   『失敗を恐れず、挑戦することをトコトン楽しもう』 Teamwork     『いつも明るく前向きに、全員参加で取組もう』 Well-being    『心と体が満たされた、ワクワクする日々を過ごそう』 (当社グループ経営スローガン) すべてにチャレンジ 変化を恐れず、共に力を合わせて未来を切り拓こう! (2)経営戦略等 当社グループは、2024年度(2025年3月期)から2026年度(2027年3月期)までの3ヶ年を計画期間とする中期経営計画を策定し、計画の推進を図っております。 同計画においては、「『売上高1,000億円企業』の実現に向けた企業価値の向上」を基本方針に、「成長事業戦略の再構築・推進強化」、「経営基盤・事業基盤の強化・拡充」、「働き方改革・人材育成への取組強化」を基本戦略としており、同計画期間の最終年度となる2027年3月期においても、同計画の基本方針、基本戦略に基づき、当社グループの中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、健全な経営と株主価値向上のため、中期目標として、中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の最終年度において、経常利益率1.4%を目指し、長期目標(2031年3月期)としては、経常利益率5.0%を掲げております。 (4)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 世界情勢の先行きが不透明な中、国内においては、個人消費の底堅さやインバウンド需要の回復を受けて、景気は緩やかな回復基調を維持しているものの、エネルギー・原材料価格の高騰や円安基調の継続などの影響で、物価上昇と個人消費の減退が懸念される状況となっています。 こうした厳しい経営環境の中で、当社グループは、中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)実現に向けて、2026年度事業計画(2027年3月期)を策定し、「基幹業務の立て直しと売上Ⅴ字回復により予算を貫徹」、「既存ビジネスの収益改善・新たな高収益ビジネスの発掘・育成による業績拡大」、「投資家目線を意識した業務運営への取組」を重点課題として認識し、具体的な施策を展開してまいります。 2027年3月期の主要施策は次のとおりであります。 ① 既存事業の強化 ・基幹事業での予算貫徹に向けた取組強化 ・オリジナル商品販売強化 ・新規販路の開拓 ・EC通販事業への取組強化 ・川下領域(販売後)のビジネス強化 ② 新規事業への取組の強化 ・新規事業開拓への取組強化~M&Aによる事業拡張、CVCを通じた商機発掘等 ・海外事業への取組検討継続 ③ メーカー機能の強化 ・オリジナル商品の開発強化 ・重点NBメーカー商品の販売強化 ・新規メーカーの発掘強化 ④ 物流改革 ・トータル物流コストの削減、在庫削減への取組強化 ⑤ コスト削減・業務効率化への取組 ⑥ 情報システム、業務プロセスの刷新 ⑦ ブランディングへの取組 ⑧ 中長期的な企業価値向上に向けた取組 ⑨ 働き方改革・人材育成 (5)経営者の問題認識と今後の方針について 国内情勢をみると、中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりによるエネルギー、原材料価格の高騰や、米国トランプ政権の政策運営や中国経済の動向等がもたらす為替変動リスクが起因となり、当社グループ事業の調達コスト上昇につながることが懸念されます。 また、国内においては、業界内での再編、淘汰の動きが加速している中で、厳しい競争を勝ち抜き、今後の業績を拡大していくためには、価格競争力の向上、商品発掘力・開発力の強化、営業力の強化等により他社との差別化を進めていくことが重要になっております。 こうした中で、当社グループは3カ年(2024年度~2026年度)の中期経営計画の最終年度を迎えます。当社グループが持続的な成長を実現していくためには、中期経営計画の実現に向けて、2026年度事業計画の戦略・施策を着実に実行していくことが課題と認識しております。 2026年4月1日付で、行政事務局の運営代行や各種イベント・セールスプロモーションなどを、企画立案から実際の運営まで一貫して請け負うことが可能なBPO業者である株式会社トムスエージェンシーの全株式を取得し、当社の連結子会社といたしました。同社の子会社化は、当社グループが売上1,000億円にむけ持続的に成長し続けるために、グループパーパスである、「毎日をもっと、もっと、ここちよく」を念頭に置いた、より幅広い領域への事業展開を可能とするものであり、今後の当社グループにおけるバリューチェーンの強化に資するものと考えております。 2030年度の当社グループの長期ビジョンの実現に向け、経営スローガン「すべてにチャレンジ 変化を恐れず、共に力を合わせて未来を切り拓こう!」をモットーに具体的な施策を講じてまいります。
事業等のリスク3,790字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 また、事業等のリスクは、これらに限定されるものではありません。 ① 経済動向による影響について 当社グループは、電気機器、音響通信機器、健康美容器具、家庭用品などの生活関連商品を卸販売しており、グループの売上高は、国内の景気動向と個人消費に連関しております。従いまして、今後の国内経済及び個人消費の動向において、計画・予算編成時の想定を超える不確定要素が顕在化した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 これに対し当社グループは、平時より景気動向等の経済状況を常に注視し、消費動向の変化に適応する商品の取り扱いなど、迅速に対応できる部門の強化を行っております。 ② 業界動向及び競合等による影響について 当社グループの主要販売先である専門量販店等におきましては、業種業態を超えた価格競争がますます激化し、依然として合従連衡、寡占化が進んでおります。今後のこうした動向によって当社グループの経営方針・経営戦略及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、適切な売価設定が行えるようマネジメントを行い、主要販売先の動向を常に注視し、状況に応じた対応を取れるよう対策を行っております。 ③ 為替変動リスクについて 当社グループが取扱う商品の多くは海外で生産しており、為替相場の変動によっては仕入商品の価格に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、一部において為替予約による為替変動リスクの軽減、外貨建預金(米ドル)を保有することによる為替変動リスクの緩和など、為替相場の短期的な変動の影響を最小限に抑えるための対策を行っております。 ④ 上位販売先への依存について 当社グループの売上高は、上位数十社の販売先に大きく依存しております。これら上位販売先とは現在良好な関係を維持しておりますが、何らかの事情によりこれら販売先との取引が大きく変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、新規販売先の開拓にも注力しリスク分散を図ってまいります。 ⑤ 仕入先・メーカーとの連携について 当社グループの主要販売先の多くはオンラインによる受発注はもとより、コンピューターによる高度な商品管理を行っております。これらに対応するためには、当社グループと仕入先・メーカーとの連携が必要不可欠であります。こうした中、仕入先・メーカーに生産トラブル等が発生した場合、それが当社グループの業績に影響を及ぼす恐れがあります。 これに対し当社グループは、仕入先・メーカーの動向を常に注視する部門の強化を図り、状況に応じた対応を取れるよう対策を行っております。 ⑥ 事業戦略について 当社グループの事業戦略を遂行する中で、新しい分野の商品を取り扱った場合、故障等の不具合、多額な販促費用、売れ残りによる返品リスク等が全く生じない保証はありません。万一、これらの問題が発生した場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。 これに対し当社グループは、新商品の需要予測の精度を高めるなど、リスク軽減を図るための対策を行っております。 ⑦ オリジナル商品や新商品の開発について 当社グループのオリジナル商品や当社グループが企画した新商品が、必ずしも消費者の支持を得るとは限りません。当社グループが消費者にとって魅力ある商品を開発できなかった場合、当社グループの将来の成長と収益性を低下させ、投下資金の負担も含めて、業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、マーケティング部門を強化し、消費者ニーズを商品化に生かせる体制を構築しております。 ⑧ 過剰在庫について 当社グループのオリジナル商品は一定の在庫リスクを抱えており、市場での販売状況等によっては過剰在庫となり、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、在庫状況をモニタリングする体制を強化し、在庫が適正となるよう対策を行っております。 ⑨ 海外生産について 当社グループのオリジナル商品や多くの仕入先・メーカーにおいては、中国での海外生産の比重が高くなっております。こうした中、その国情の変化及び社会的事件の発生等が生産の支障となる場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、中国以外の海外メーカーとの取引開拓を検討しております。 ⑩ 製造物責任について 当社グループのオリジナル商品は仕入先・メーカーや委託生産工場の厳格な品質管理のもと製造しておりますが、大規模な商品の欠陥やリコールが発生した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、品質管理部門のグループ一元化等により、体制強化を図っております。 また、商品の欠陥等が発生した場合のメーカー責任を果たすため、製造物責任賠償保険に加入するとともに、問題発生時に迅速な対応ができるよう体制を整備しております。 ⑪ 投資有価証券の減損処理について 投資有価証券の減損処理については、当社グループでは「時価が著しく下落した」と判断するための合理的な社内基準に基づいて行っております。株式市況の動向、また保有する個別銘柄の業績の動向によって減損処理を余儀なくされる銘柄が出てくる可能性があります。 これに対し当社グループは、政策投資先について総合的な判断のもと適正な見直しを行っております。 ⑫ システムトラブルについて 当社グループのコンピューターシステムは、社内及び外部のデータセンターに設置されたサーバーと、各事業所の端末機を通信会社専用ネットワーク網、又はインターネット網で接続する集中型となっております。万一、ネットワークに障害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、データセンターにおけるサーバーのバックアップ体制を敷くなど、影響を最小限に留める体制を整備しております。 ⑬ 情報の管理について 当社グループにおける取引先等の個人情報や機密情報の情報漏洩が起きた場合、当社グループの信用は低下し、販売先等に対する賠償責任が発生する恐れがあります。 これに対し当社グループは、社内規程の制定、従業員への教育、システムによるセキュリティ等の対策を行っております。 ⑭ 人材確保及び育成について 当社グループの持続的発展、事業拡大のためには優秀な人材の採用及び育成が重要であると考えております。優秀な人材を確保又は育成ができなかった場合、当社グループの事業展開や業績に影響が及ぶ可能性があります。 これに対し当社グループは、採用活動の更なる強化、社員教育の拡充を行うとともに、働き方改革により職場環境の充実を図ってまいります。 ⑮ 自然災害、感染症の発生によるリスクについて 当社グループの営業拠点、物流施設及び情報管理関連施設等において地震、台風等の大規模災害が発生した場合には、甚大な被害を受ける恐れがあり、その規模によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、感染症の発生や蔓延は、行動の制限や消費マインド減退に伴う売上の低下が予想され、当社グループの経営方針・経営戦略及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、事業継続計画(BCP)を作成し、災害等が発生した場合でも、重要な事業を継続、事業中断の際の早期復旧ができるよう対策を行っております。 また、新型コロナウイルスのような大規模な感染症等が発生した場合には、社員、取引先への感染リスクを軽減するため、テレワーク、時差出勤、車通勤、手洗いの励行、マスクの着用、身体的距離の確保など様々な対策を講じております。 ⑯ M&A・業務提携におけるリスクについて 当社グループは、競争が激化する流通業界において、企業価値を向上させるために必要な要素の外部からの獲得が、事業の成長を加速させる上で有効な手段となる場合や、市場における優位性の獲得が見込まれる場合は、 必要に応じてM&A・業務提携を実施しております。 しかし、買収・提携後の市場環境や競争環境の著しい変化があった場合や、買収・提携した事業が計画通りに展開できず、投下した資金が回収できない場合や追加的費用が発生した場合等において、当社グループの事業展開や業績に影響が及ぶ可能性があります。 これに対し当社グループは、個々のM&A・業務提携案件について、当社グループの目指すべき姿や成長戦略を整合しているか、また実現可能な事業計画であるか等を取締役会において検証し決定しております。 また、買収・提携後、事業統合を円滑に進め統合シナジーを最大限発揮するために、買収・提携後統合において実施すべき事項とその達成時期等を定めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,972字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の影響を受けつつも、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移したことや、インバウンド需要が回復したことに加え、企業における人手不足対応、AI技術の利用拡大などから設備投資の拡大も進み、景気は緩やかな回復基調を維持してきました。一方、新政権発足後、衆議院選挙での圧勝を受けて「強い経済」の実現に向けた政策の推進が期待される中で、米国、イスラエルのイランへの軍事作戦の実施により中東情勢が急激に緊迫化し、エネルギー価格や原材料コストの上昇に拍車をかけるなど、物価の上昇と個人消費の減退が懸念される状況となっています。 さらに、米国の自国第一主義の先鋭化が国際秩序の不安定化要因となる他、中国経済の減速懸念、また、それらが主要国の経済政策運営にも大きな影響を及ぼすなど、世界経済の動向も依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要販売先である専門量販店等におきましては、人件費、物流コスト等の高止まりや、生活必需品の断続的な値上げの影響により消費者の節約志向が続く状況の下で、価格競争力の向上や品揃えの強化、PB商品の開発推進など、生き残りをかけた競争が益々激化しております。また、業界全体としては我々のメインターゲットである「季節家電カテゴリー」の販売が振るわないなど、消費者の選別消費の傾向はより鮮明になり、市場全体の活力の低下が見受けられ、事業環境の不確実性はかつてなく高まっております。 こうした状況の下、当社グループは、2024年4月より「『売上1,000億円企業』の実現に向けた企業価値の向上」を基本方針とした中期経営計画(2024年度~2026年度)を推進し、同計画に掲げた事業戦略を着実に推進しております。 また、当社グループの存在意義を明確化し、全社共通の指針となる「ブランドマップ(パーパス、ビジョン、バリュー、スピリット)」を新たに策定し、「毎日をもっと、もっと、ここちよく」をパーパスに定め、持続的な企業価値向上の実現への取組を強化しております。 当連結会計年度におきましても、「快適」・「ここちよさ」にこだわった商品の開発・発掘強化と提案活動の徹底、グループ合同商談会の開催などを通じた取引先への企画提案の更なる強化を進めた他、新規販路の開拓にも取組む等、積極的な営業施策を推進してまいりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は520億9千7百万円(前年同期比4.1%減)となりました。 利益面におきましては、売上の減少に加え、販売費及び一般管理費が増加する中で、売上総利益率の改善と売上総利益額の拡大を進めることで、営業利益1億7千6百万円(前年同期比62.6%増)となり、経常利益につきましては、為替差益が8百万円に転じたこと等により4億5百万円(前年同期比40.7%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益1億9千3百万円を特別利益に、固定資産除却損9百万円、減損損失1千7百万円、事務所移転費用4千2百万円を特別損失に計上したこともあり3億2千9百万円(前年同期比21.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績を示すと次のとおりであります。 生活家電販売事業におきましては、消費者の求めている付加価値の高い商品や社会経済環境の変化に対応する商品の発掘・開発や新たな販路の開拓を進めた結果、売上高は405億7千7百万円(前年同期比5.6%減)となりました。 利益面におきましては、売上高総利益率の改善と販売費及び一般管理費の削減を進めましたが、売上高の減少の影響が大きく、5千1百万円のセグメント損失(前年同期は6千2百万円のセグメント利益)となりました。 日用品販売事業におきましては、主要得意先への提案強化等により、売上高は94億9千8百万円(前年同期比2.6%増)となりました。 利益面におきましては、円安の進行に伴う売上高利益率の低下はみられたものの、販売費及び一般管理費の削減を進めたことにより、セグメント利益2億4千7百万円(前年同期比37.3%増)となりました。 不動産賃貸事業におきましては、売上高4億1千1百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益2億8千3百万円(前年同期比12.0%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比6億9千1百万円減少し、当連結会計年度末には45億2千4百万円となりました。 また、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フローは、4億4千7百万円(前連結会計年度は12億1千3百万円のプラス)となりました。 営業活動により使用した資金は3千2百万円(前連結会計年度は11億3千4百万円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益が5億3千万円(前連結会計年度比1億5千1百万円減)、売上債権の減少12億3千2百万円等による資金の増加があった一方、棚卸資産の増加7億6百万円、仕入債務の減少4億7千1百万円、法人税等の支払い2億7千9百万円により、資金の減少があったことによるものであります。 投資活動により使用した資金は2億4百万円(前連結会計年度は5千5百万円の獲得)となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入2億1千7百万円により資金が増加した一方で、有形固定資産の取得による支出7千6百万円、無形固定資産の取得による支出1億5千3百万円、投資有価証券の取得による支出1億9千2百万円があったことなどにより、資金が減少したことによるものであります。 財務活動により使用した資金は4億5千9百万円(前連結会計年度は39億8千6百万円の使用)となりました。 これは、長期借入金の返済による支出1億7千万円、配当金の支払2億4千7百万円、自己株式の取得による支出4千3百万円等により、資金が減少したことによるものであります。 (注) フリー・キャッシュ・フローは以下の計算式を使っております。 フリー・キャッシュ・フロー=当期純利益+減価償却費-設備投資額-運転資本増加額 なお、運転資本は、売掛金+受取手形+電子記録債権+棚卸資産-買掛金-支払手形で算出しております。 ③販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 生活家電販売事業(百万円)   40,577   94.4 日用品販売事業(百万円)   9,498   102.6 不動産賃貸事業(百万円)   411   108.2 報告セグメント計(百万円)   50,487   96.0 その他(百万円)   1,610   93.7 合計(百万円)   52,097   95.9 (注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)     当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)    金額(百万円)   割合(%) 株式会社エディオン   9,701   17.9   9,796   18.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の状況に関する認識及び分析等) 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末比2億6千2百万円増加し、359億8千8百万円となりました。 これは主に、商品及び製品で6億5千7百万円、仕掛品2千万円、原材料及び貯蔵品2千8百万円増加した一方、現金及び預金で6億9千1百万円、受取手形及び売掛金で10億1千4百万円、電子記録債権で2億1千7百万円減少したことなどにより、流動資産で11億1千7百万円減少、投資その他の資産の投資有価証券で12億7百万円増加したことなどにより、固定資産で13億8千万円増加したことによるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末比8億1千2百万円減少し、84億9千7百万円となりました。 これは主に、支払手形及び買掛金が4億7千1百万円減少したことなどにより、流動負債で8億9千万円減少、固定負債で7千8百万円増加したことによるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末比10億7千4百万円増加し、274億9千万円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益3億2千9百万円による増加があった一方で、配当金の支払2億4千6百万円があったこと、その他有価証券評価差額金7億8百万円が増加したこと等によるものであります。 (経営成績の状況に関する認識及び分析等) 競合他社との競争は年々激化し、業界内の再編・淘汰も進むなど、厳しい経営環境の下で、当社グループにおきましては、市場の変化を迅速に捉え、消費者ニーズに合致した商品の開発・発掘強化と提案活動を徹底した他、グループ合同商談会を通じた取引先への企画提案の更なる強化や新規販路の開拓にも取組むなど、積極的な営業施策を推進して参りました。また、販売促進費の効率的な運用や業務効率化への取組を強化するなど、コスト削減にも取り組んでまいりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は520億9千7百万円となりました。 利益面におきましては、営業利益1億7千6百万円、経常利益4億5百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益については、投資有価証券売却益1億9千3百万円を特別利益に、固定資産除却損9百万円、減損損失1千7百万円、事務所移転費用4千2百万円を特別損失に計上したことなどにより、3億2千9百万円となりました。 (今後の検討事項等) 当社グループを取り巻く経営環境は、益々激しさを増し変化のスピードも加速する中、当社グループが業界で生き残り、更なる成長を実現していくためには、変化を恐れず、あらゆる課題へスピード感をもって取り組んでいくことが課題になってまいります。 国内経済は、持続的な賃上げと内需の底堅さに支えられ、プラス成長が続くと予想される一方で、軍事衝突や資源供給の混乱が長期化する可能性もあり、中東情勢の動向とそれに伴う資源価格・物流の変化が今後の景気に与える影響が懸念される状況となっております。 こうしたなかで、当社グループは3カ年の中期経営計画(2024年度~2026年度)の最終年度を迎え、同計画の実現に向けた戦略・施策を着実に実行してまいります。 具体的には、第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等「(4)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」及び「(5)経営者の問題認識と今後の方針について」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりです。 当社グループの資金需要は、経常運転資金や投資を目的とした資金需要となります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金、又は金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては金融機関からの長期借入れを基本としております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は45億2千4百万円であり、有利子負債の残高は11億9千4百万円であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、当社経営者は、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。また、棚卸資産の評価、繰延税金資産の回収可能性の評価、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続的に評価を行っております。 なお、当社グループが連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び見積りに用いた仮定のうち、重要なものは、繰延税金資産の回収可能性の評価であり、同資産については将来の課税所得により見積っております。 当社経営者は、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因に基づき、見積りと判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価及び収入・費用の報告数値についての判断の基礎となります。 実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 なお、将来事業計画等の見込数値に関しましては、期末時点で入手可能な情報をもとに検証を行っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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