概要
NaITO(内藤)は、切削工具、計測機器、産業機器・工作機械等の卸売を専業とする専門商社である。1953年に東京都荒川区で創業し、現在の本社は東京都北区に置く。連結売上高は435億円(2026年2月期)、従業員309名。岡谷鋼機を親会社とし、ベトナムに連結子会社、タイに関連会社を持つ。国内には12の支店・事務所を展開し、製造業のサプライチェーンに幅広く関与する。
切削工具が51%を占める商品別売上構成
当社の売上は三つの商品分類で構成される。2026年2月期の実績では、切削工具が223億円(構成比51%)、産業機器・工作機械等が173億円(同40%)、計測機器が39億円(同9%)である。切削工具は主力分野で、ドリルやエンドミルなどの消耗品を主力メーカーから仕入れ、製造業の加工現場に供給する。オリジナルブランド「Victoryエンドミル」も展開する。産業機器・工作機械等は設備投資に連動するため、受注は景気変動の影響を受けやすい。2025年度は工作機械需要の低迷により同分野が前年比4.0%減となった。計測機器は精密測定工具や三次元測定機、検査・校正サービスを含み、品質管理ニーズの高まりに対応している。
国内12拠点と情報ネットワークで顧客をカバー
国内販売網は本社(東京北区)を中心に、盛岡、宇都宮、埼玉、名古屋、大阪、神戸(明石)、北九州など12の支店・事務所を配置する。物流面では1990年開設の関西在庫センターが西日本をカバーし、在庫の品揃えを強化する。情報システムでは「NICE-NET」と呼ばれるEDIネットワークを1990年から全国展開し、受発注や在庫照会を電子的に行う。2001年には本社でISO14001を取得、その後各拠点に拡大した。2025年3月には執行体制を4本部制に再編し、DX商材や自動化設備の提案力を高める方針を示している。
岡谷鋼機グループの下で海外事業を拡大
当社は2005年に岡谷鋼機の子会社となり、同グループのネットワークを活用して事業を展開する。海外では2006年にタイにSIAM OKAYA(現SOMAT)を設立し、2012年にはベトナムに連結子会社NAITO VIETNAMを設立した。SOMATはバンコク、ラヨーン、プラチンブリ地区で自動車産業向けを中心に切削工具や計測機器を販売するが、非自動車分野への拡大も進める。NAITO VIETNAMはホーチミンとハノイで計測機器や自動化設備の販売を推進する。さらに中国には関連会社藤中工具(上海)を持ち、3カ国に生産・販売拠点を有する。2025年度の海外売上高は非開示だが、中期計画では海外事業の収益貢献を重点課題に掲げる。
業界の中での役割は工作機械・工具の流通を担う専門商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01製造業(金属加工・機械加工)主力
主に金属加工を行う製造業のお客様に対し、切削工具を中心に計測機器、産業機器、工作機械などを販売しています。多様な工具メーカーの製品を取り扱い、顧客の加工ニーズに応じた最適な工具の提案や技術サポートを提供することで、加工現場の生産性向上に貢献しています。
- 切削工具
- 旋削、フライス加工、穴あけなど金属切削加工に用いる工具。超硬合金などの材種があり、加工精度や効率を左右する。
- 計測機器
- 加工品の寸法や形状を測定するための精密測定器。ノギス、マイクロメータ、ハイトゲージなど。
- 産業機器
- 工場の生産設備に付随する機器類。例えば、工具のプリセッタ、バランサ、クーラント関連機器など。
- 工作機械
- 金属を切削・研削して加工する機械。NC旋盤、マシニングセンタなど。顧客の導入支援も行う。
製品と技術
切削工具:売上の過半を占める主力商材
切削工具は当社最大の商品分野で、売上の約51%を占める。取扱品目はドリル、エンドミル、バイト、タップ、フライス工具など多岐にわたる。メーカー品に加え、自社オリジナルブランド「Victoryエンドミル」を展開し、差別化を図る。2025年度は主力メーカーの販促企画や価格改定を見据えた需要取り込みにより、切削工具売上は前年比3.5%増の223億円となった。在庫拡充とEDI連携による利便性向上も寄与している。当社は単なる卸売に留まらず、ユーザーの加工課題に対する提案型営業を強化しており、展示会やテクニカルセンターを活用した情報発信も行う。
計測・産業機器:精密測定から自動化設備まで
計測分野では、ノギスやマイクロメータなどの測定工具から、三次元測定機、画像測定機、表面粗さ計などの精密計測機器まで幅広く扱う。校正サービスや検査ビジネスも提供し、顧客の品質管理を支援する。2025年度の計測売上は39億円(前年比1.7%減)で、設備投資の慎重姿勢が影響した。産業機器・工作機械等の分野では、工作機械本体、自動化・省人化設備、省エネ商材を販売する。スポット案件の引合は持ち直したが、受注には至らないケースが多く、2025年度売上は173億円(同4.0%減)と減少した。当社はNaITOテクニカルセンターで定期的に切削展や物流展を開催し、新技術の提案機会を創出している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
産業用機器卸で国内大手、低利益率が課題
同社は卸売業に属し、工作機械や半導体製造装置などの産業用機器を扱う総合商社である。売上高は2025年2月期に436億円と前期比約1%減、営業利益率は1.15%と極めて低い水準にある。これは卸売業の特性として薄利多売のビジネスモデルであり、同業他社であるリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易も同様の構造を持つが、同社は特に利益率が低い。一方、幅広い製品ラインナップと長年の取引関係により、安定した販売網を誇る。しかし、電子部品や半導体の市況変動に業績が左右されやすく、また、海外メーカーの代理店業務が多いため、為替変動の影響も受ける。全体的に高売上・低利益の構造が続いており、収益改善が急務である。
強み
- 産業用機器を幅広く取り扱い、顧客のニーズにワンストップで対応できる。
- 長年の取引で構築された国内の顧客基盤が強固である。
- 2025年2月期の売上高は436億円と卸売業では中規模ながら一定の体力がある。
- 工作機械から半導体関連まで多岐にわたるため、特定業界の不況に強い。
課題
- 営業利益率は1.15%と業界平均を下回り、収益性の改善が課題。
- 半導体や工作機械の市況に業績が左右され、変動が大きい。
- 海外製品の輸入販売が多く、円相場の変動が利益を圧迫する。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がNaITO
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2668タビオ | 87億円 | 15.2倍 |
| 2 | 416A富士ユナイトホールディングス | 86億円 | 11.9倍 |
| 3 | 3160大光 | 86億円 | 147.5倍 |
| 4 | 8144デンキョーグループホールディングス | 85億円 | 24.4倍 |
| 5 | 7619田中商事 | 85億円 | 8.4倍 |
| 6 | 7624NaITO | 84億円 | 29.7倍 |
| 7 | 8119三栄コーポレーション | 81億円 | 13.2倍 |
| 8 | 9827リリカラ | 81億円 | 13.6倍 |
| 9 | 7434オータケ | 79億円 | 7.7倍 |
| 10 | 7677ヤシマキザイ | 79億円 | 15.7倍 |
| 11 | 8039築地魚市場 | 79億円 | 20.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
機械工具卸として創業した1953年と初期の拡大
1953年1月、東京都荒川区に資本金150万円で(株)内藤商店を設立した。創業時の目的は機械工具の卸売である。その後、1959年に本店を北区田端町に移転し、1960年7月には大阪出張所、1961年9月には名古屋営業所を開設。関東から関西・中部へと販売エリアを拡大した。1963年12月には商号を(株)内藤に変更し、法人としての基盤を固めた。この時期の国内拠点拡充が、後の全国ネットワークの基礎となっている。
本社移転と情報ネットワーク導入で効率化を進めた1970〜1990年代
1974年9月、東京都北区昭和町に本社を移転し、現在に至る。1990年代に入ると、情報化への取り組みを本格化させた。1990年2月には得意先との情報ネットワーク化(NICE-NET)を全国展開し、電子受発注の基盤を構築。同年4月には関西地区の物流拠点として関西在庫センターを開設し、西日本への供給体制を強化した。1999年12月には日本証券業協会に店頭登録し、資本市場へのアクセスを確保した。2001年11月には本社工場でISO14001認証を取得し、環境マネジメントにも取り組み始めた。
上場と岡谷鋼機による子会社化(1999〜2005年)
1999年の店頭登録を経て、2004年12月にジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQスタンダード)に株式を上場した。上場直前の2004年3月には第三者割当増資を実施し、その引き受け手として岡谷鋼機が関係会社となった。2005年3月、岡谷鋼機が新株予約権を行使したことにより、同社が親会社となる。これ以降、当社は岡谷鋼機グループの一員として事業を展開することになる。2011年には第二回優先株式を全て取得・消却し、資本構成を整理した。
海外進出と商号変更、国内ネットワークの再編(2006年以降)
2006年9月、岡谷鋼機と共同でタイにSIAM OKAYA(後のSOMAT)を設立し、海外事業に本格参入した。2008年7月には商号を(株)NaITOに変更し、ブランドイメージを刷新。2012年4月にはベトナムにNAITO VIETNAM(連結子会社)を設立し、東南アジアでのプレゼンスを高めた。国内では2013年に株式分割を実施し、単元株式数を10株から100株に変更。2014年以降、埼玉支店、宇都宮事務所、岡谷事務所、郡山・山形・北九州事務所を相次いで開設し、営業拠点を地方へ拡大した。2018年に北東北支店を盛岡に移転、2019年に神戸支店を明石に移転するなど、拠点の最適化も進めている。
年表29件を開く
1950年代
- 1953年1月創業東京都荒川区に(株)内藤商店を設立(資本金150万円)。機械工具卸を目的とする。
- 1959年12月東京都北区田端町(現、北区東田端)に本店を移転。
1960年代
- 1960年7月大阪出張所を開設。
- 1961年9月名古屋営業所を開設。
- 1963年12月商号変更商号を(株)内藤に変更。
1970年代
- 1974年9月東京都北区昭和町に本社を移転。
1990年代
- 1990年2月得意先との情報ネットワーク化の全国展開を開始。
- 1990年4月関西地区の物流の拠点として関西在庫センターを開設。
- 1999年12月当社株式を日本証券業協会に店頭登録。
2000年代
- 2001年11月ISO14001認証取得(本社)。
- 2004年3月第三者割当増資を実施し、これを引き受けた岡谷鋼機(株)は関係会社となる。
- 2004年3月ISO14001認証エリア拡大(名古屋支店)。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、(株)ジャスダック証券取引所(現(株)東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場。
- 2005年3月岡谷鋼機(株)が新株予約権を行使したことにより同社が親会社となる。
- 2006年9月創業海外展開として、岡谷鋼機(株)とともにタイに現地法人SIAM OKAYA MACHINE & TOOL Co.,Ltd.(現持分法適用関連会社、2014年3月3日付でSOMAT Co.,Ltd.に社名変更)を設立。
- 2008年7月商号変更商号を(株)NaITOに変更。
- 2009年2月ISO14001認証エリア拡大(大阪支店)。
2010年代
- 2011年6月第二回優先株式全株の取得および消却。
- 2012年4月NAITO VIETNAM CO.,LTD.(現連結子会社)を設立。
- 2013年9月商号変更普通株式1株につき10株の割合をもって分割し、単元株式数を10株から100株に変更。
- 2013年12月残存する第一回優先株式の取得および消却。
- 2014年3月埼玉県桶川市に埼玉支店(旧 北東京支店)を開設。
- 2014年4月栃木県宇都宮市に宇都宮事務所を開設。
- 2014年5月長野県岡谷市に岡谷事務所を開設。
- 2015年3月福島県郡山市に郡山事務所、山形県山形市に山形事務所を開設。
- 2015年7月福岡県北九州市に北九州事務所を開設。
- 2016年5月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
- 2018年1月北東北支店を岩手県北上市から盛岡市に移転。
- 2019年2月神戸支店を兵庫県神戸市から明石市に移転。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高令和13年2月まで500億円
- 経常利益令和13年2月まで10億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ユーザー起点の価値創造
従来の販売からユーザー起点の価値提供へ進化させ、新たな価値を創造する。
- 02
パートナーとの共創ネットワーク強化
社内外のネットワーク機能を強化し、多様なパートナーとの共創を通じて事業パートナーをより密接に繋ぐ。
- 03
収益確保と成長の実現
信頼と人財を結び、事業成果としての収益確保と成長に結びつける。
- 04
成長分野・新市場への展開
既存の枠組みを超えて、成長分野・新市場への展開を進め、新しい領域・価値にビジネスを広げる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で309人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は582万円で、9期前と比べて−0.7%。平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は19.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 322 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 328 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 332 | — |
| 2020年2月 | 586 | 42.2 | 17.6 | 335 | — |
| 2021年2月 | 520 | 42.1 | 17.8 | 344 | — |
| 2022年2月 | 571 | 42.2 | 17.9 | 336 | — |
| 2023年2月 | 545 | 42.4 | 18.2 | 333 | — |
| 2024年2月 | 589 | 43.4 | 19.1 | 330 | — |
| 2025年2月 | 552 | 43.9 | 19.2 | 319 | 157 |
| 2026年2月 | 582 | 44.7 | 19.9 | 309 | 129 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 1 / 海外 2、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内岡谷鋼機株式会社愛知県 名古屋市 中区 · その他の関係会社議決権45.6%
- 海外NAITO VIETNAM CO.,LTD.ベトナム国 ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SOMAT Co.,Ltd.タイ国 バンコク市 · 持分法適用会社議決権44.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は435億円、営業利益は4億円。前期と比べると減収減益で、売上が-0.2%、利益が-20.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 450億円 | 435億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 4億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥4 | ¥4 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は131億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+22.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 111 | 1 | 0.9 | 1 |
| 2024年2Q | 111 | 2 | 1.8 | 1 |
| 2024年3Q | 112 | 1 | 0.9 | 1 |
| 2024年4Q | 107 | — | — | 0 |
| 2025年1Q | 107 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 108 | 1 | 0.9 | 1 |
| 2025年4Q | 221 | 4 | 1.8 | 2 |
| 2026年2Q | 217 | 2 | 0.9 | 2 |
| 2026年4Q | 218 | 2 | 0.9 | 1 |
| 2027年1Q | 131 | 3 | 2.3 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は360億円から435億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は0.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 普通株式1株につき10株の割合をもって分割し、単元株式数を10株から100株に変更。 | |||||
| 2013年2月 | 360 | — | 5 | — | 3 |
| 埼玉県桶川市に埼玉支店(旧 北東京支店)を開設。 | |||||
| 2014年2月 | 366 | — | 5 | — | 3 |
| 福島県郡山市に郡山事務所、山形県山形市に山形事務所を開設。 | |||||
| 2015年2月 | 408 | — | 7 | — | 3 |
| 2016年2月 | 435 | — | 8 | — | 5 |
| 2017年2月 | 435 | — | 7 | — | 3 |
| 2018年2月 | 466 | — | 10 | — | 7 |
| 2019年2月 | 500 | — | 12 | — | 8 |
| 2020年2月 | 465 | — | 10 | — | 7 |
| 2021年2月 | 391 | — | 4 | — | 3 |
| 2022年2月 | 436 | — | 7 | — | 4 |
| 2023年2月 | 445 | — | 9 | — | 7 |
| 2024年2月 | 441 | — | 6 | — | 3 |
| 2025年2月 | 436 | 5 | 5 | 1.1 | 3 |
| 2026年2月 | 435 | 4 | 5 | 0.9 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高435億円のうち、営業利益として残るのは4億円で0.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の0.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.0%383億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.0%48億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.9%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが5億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1億円で、売上の0.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 4 | 2 | −7 | 6 | 3 |
| 2014年2月 | 2 | 13 | −12 | 15 | 6 |
| 2015年2月 | −8 | 4 | 1 | −4 | 4 |
| 2016年2月 | 4 | 1 | −7 | 5 | 3 |
| 2017年2月 | 5 | −1 | −4 | 4 | 3 |
| 2018年2月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 2 |
| 2019年2月 | −4 | −2 | 5 | −6 | 2 |
| 2020年2月 | 11 | −4 | −8 | 7 | 2 |
| 2021年2月 | 18 | −6 | −13 | 12 | 2 |
| 2022年2月 | 1 | −2 | 1 | −1 | 2 |
| 2023年2月 | 4 | 1 | −5 | 5 | 2 |
| 2024年2月 | 1 | −5 | 3 | −4 | 1 |
| 2025年2月 | 12 | −2 | −10 | 10 | 1 |
| 2026年2月 | 5 | −3 | −2 | 2 | 1 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は176億円。このうち返さなくてよい自己資本が131億円で、自己資本比率は74.7%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 154 | 97 | 57 | 63.0 |
| 2014年2月 | 153 | 92 | 61 | 60.1 |
| 2015年2月 | 162 | 95 | 67 | 58.5 |
| 2016年2月 | 160 | 100 | 60 | 62.4 |
| 2017年2月 | 163 | 102 | 61 | 62.7 |
| 2018年2月 | 173 | 107 | 66 | 62.0 |
| 2019年2月 | 180 | 113 | 67 | 63.0 |
| 2020年2月 | 180 | 118 | 62 | 65.7 |
| 2021年2月 | 165 | 119 | 46 | 72.2 |
| 2022年2月 | 172 | 122 | 50 | 71.2 |
| 2023年2月 | 172 | 127 | 45 | 73.7 |
| 2024年2月 | 178 | 128 | 50 | 72.1 |
| 2025年2月 | 172 | 129 | 43 | 74.9 |
| 2026年2月 | 176 | 131 | 44 | 74.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中22位あたり、逆に低いのはROEで284社中261位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥154で、1年前と比べて+14.0%。過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 29.7倍 |
| PER (会社予想) | 31.2倍 |
| PBR | 0.64倍 |
| 配当利回り | 2.60% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は140円で、25日移動平均線(140.88円)をほぼ横ばい。直近1か月では-2.1%と小幅に下落。52週高値148円からは約5%下、52週安値130円からは約8%高のレンジ内で推移。出来高は8月7日に124,800株と急増したが、それ以外は低水準。RSIは50と中立。週足では緩やかな上昇基調で、75日線(136.83円)と200日線(136.27円)を上回っており、中期的には良好な形状。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PER26.97倍は業界平均17.78倍を上回り、予想PER28.4倍と高水準です。PBR0.58倍は割安ですが、ROE2.2%と低収益性のため割安感は薄れます。配当利回り2.86%は平均と同水準ですが、配当性向75.2%と高く、利益の伸びが乏しい中で維持が懸念されます。割高だがPBRは低く、両面性があります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 29.7倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 31.2倍 | — |
| PBR | 0.64倍 | 1.24倍 |
| ROE | 2.2% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
設備投資の動向や半導体・自動車産業の市況に業績が連動しやすい。直近は売上が横ばいで、利益率も低水準にとどまる。将来の成長には新分野への進出や海外展開が鍵となる。
- 産業サイクルの回復
設備投資が増えれば取扱高が拡大する傾向
- 新規分野への拡張
環境関連や省エネ市場の取り込み余地がある
- 安定配当
低収益でも一定の株主還元を継続している
- PBR0.58倍、解散価値対比で割安継続影響中
PBR0.58倍は資本1倍未満で、純資産価値に対し株価が低い
- 配当利回り2.86%が下支え継続影響弱
配当利回り2.86%、ROE2.2%ながら株主還元は継続
- 純利益3億円を3期連続で確保通年影響弱
24/2期・25/2期・26/2期とも純利益3億円と安定
- 株価は1年で+8.27%と上昇継続影響弱
1年リターン+8.27%、PBR0.58倍の割安修正が進行中
- 収益率の低さ
商社モデルは手数料商売で利益率が低い
- 市況変動リスク
景気後退で顧客の投資意欲が落ちると受注減
- 競争激化
ネット通販や海外商社との競合でシェアが侵食される
- 売上高441→436→435億円と逓減通年影響中
24/2期441億円、25/2期436億円、26/2期435億円と3期連続減収
- 26/2期営業利益4億円へ前期比20%減決算発表後影響中
営業利益5億円→4億円、営業利益率1.15%→0.92%へ悪化
- ROE2.2%と資本効率が低迷継続影響中
ROE2.2%、PBR0.58倍と収益率が低く、資本を活かせていない
- 予想PER28.4倍、来期利益の低下示唆決算発表後影響弱
予想PER28.4倍は実績PER26.97倍を上回り、一株利益の減少が見込まれる
- 受注高
- 将来の売上を占う先行指標
- 売上総利益率
- 商社の収益力を示す
- 海外売上比率
- 成長市場へのシフトを測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり4円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.60%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 3 | — | 50.9 |
| 2018年2月 | 3 | 0.0 | 25.7 |
| 2019年2月 | 4 | 33.3 | 27.7 |
| 2020年2月 | 4 | 0.0 | 32.0 |
| 2021年2月 | 2 | −50.0 | 38.9 |
| 2022年2月 | 3 | 50.0 | 38.3 |
| 2023年2月 | 4 | 33.3 | 31.0 |
| 2024年2月 | 4 | 0.0 | 63.0 |
| 2025年2月 | 4 | 0.0 | 66.0 |
| 2026年2月 | 4 | 0.0 | 75.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥4
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ5,248人。区分でいちばん多いのは事業法人で74.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が74.1%を占め、残る25.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 84.3 | 84.3 | 78.7 | 75.2 | 74.3 | 74.1 |
| 個人・その他 | 14.5 | 14.1 | 18.6 | 23.0 | 22.1 | 22.6 |
| 証券会社 | 0.6 | 0.6 | 1.1 | 1.4 | 2.7 | 2.6 |
| 外国法人 | 0.1 | 0.3 | 1.1 | 0.2 | 0.5 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.5 | 0.7 | 0.4 | 0.2 | 0.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 岡谷鋼機株式会社 | 45.63 |
| 02 | 株式会社タンガロイ | 5.15 |
| 03 | ユニオンツール株式会社 | 5.15 |
| 04 | NaITO取引先持株会 | 4.12 |
| 05 | 京セラ株式会社 | 3.80 |
| 06 | 株式会社不二越 | 2.62 |
| 07 | 日東工器株式會社 | 2.57 |
| 08 | BIG DAISHOWA株式会社 | 2.56 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.85 |
| 10 | SMC株式会社 | 1.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−1%、1株純資産は14期で+37%。直近期のROEは2.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 5 | 175 | 2.8 | 13.6 | 42.5 |
| 2014年2月 | 5 | 168 | 2.8 | 23.8 | 30.5 |
| 2015年2月 | 6 | 174 | 3.7 | 28.9 | 48.2 |
| 2016年2月 | 9 | 183 | 5.0 | 15.7 | 33.8 |
| 2017年2月 | 6 | 187 | 3.3 | 25.5 | 50.9 |
| 2018年2月 | 12 | 196 | 6.2 | 31.2 | 25.7 |
| 2019年2月 | 15 | 207 | 7.4 | 14.3 | 27.7 |
| 2020年2月 | 13 | 216 | 5.9 | 13.3 | 32.0 |
| 2021年2月 | 5 | 217 | 2.3 | 32.3 | 38.9 |
| 2022年2月 | 8 | 223 | 3.7 | 20.8 | 38.3 |
| 2023年2月 | 13 | 231 | 5.9 | 11.2 | 31.0 |
| 2024年2月 | 6 | 234 | 2.7 | 21.7 | 63.0 |
| 2025年2月 | 6 | 236 | 2.4 | 21.8 | 66.0 |
| 2026年2月 | 5 | 240 | 2.2 | 27.7 | 75.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/2期の役員報酬は総額64百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 坂井俊司 | 取締役社長(代表取締役) | — | 7,900 |
| 徳田信幸 | 取締役 営業部門担当 | — | 15,700 |
| 伊藤潤 | 取締役 管理部門担当 | — | 11,200 |
| 原田啓介 | 取締役 | — | 1,000 |
| 舘裕史 | 取締役 | — | 1,000 |
| 加藤圭太 | 取締役 | — | — |
| 友松達詞 | 取締役 | — | — |
| 川津邦男 | 取締役(監査等委員) | — | 7,000 |
| 渡邉光誠 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 川島亜記 | 取締役(監査等委員) | — | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 27 | 13 | 5 | 46 | 12 |
| 取締役(社内) | 1 | 10 | — | 1 | 11 | 11 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | — | — | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容149字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,245字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,269字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,407字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-19
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-20
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-08
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-21
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-10
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-23
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-11
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