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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

神栄

SHINYEI KAISHA3004 · Standard · 卸売業

食品・物資・電子・新規事業の4本柱。冷凍野菜輸入からセンサ製造まで、商社機能と製造機能を併せ持つ。

概要

神栄株式会社は1887年に生糸問屋として創業した総合商社である。現在は食品関連、物資関連、電子関連、事業開発関連の4セグメントで事業を展開し、2026年3月期の連結売上高は432億円、純利益は13億円。従業員数は468名で、本社を神戸市中央区京町に置く。国内外に複数の子会社を持ち、冷凍食品やセンサ機器などの製造販売を行う。

食品関連が売上の約8割を占める事業ポートフォリオ

神栄グループの売上構成は食品関連が最大で、2026年3月期のセグメント売上高は348億円と全体の80.5%を占める。物資関連が38億円(9.0%)、電子関連が38億円(9.0%)、事業開発関連がそれに続く。食品関連では冷凍野菜・冷凍調理品・冷凍水産加工品・農産物(カシューナッツなど)を扱い、医療老健施設向けなど品質要求の高いルートに強みを持つ。物資関連は金属製品・機械機器・建築資材・防災関連資機材を扱い、電子関連は各種センサ・計測機器・試験機・電子部品を製造販売する。事業開発関連は新規事業開発やアパレル通販、食品輸出を行う。

米国・東南アジア・中国に広がる海外拠点

神栄は海外に複数の現地法人を持つ。米国ではShinyei Corp. of America(1979年設立)とShinyei Electronics Corp. of America(1998年設立)がコンデンサ販売などを担う。東南アジアではシンガポールにShinyei Singapore Pte.Ltd.(1989年設立)、マレーシアにShinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.(1992年設立、連結子会社)がコンデンサ製造を行う。中国では神栄(上海)貿易有限公司(1997年設立)と神栄商事(青島)貿易有限公司が食品関連の販売を担当。タイにも子会社があったが2022年に解散し清算中である。これらの海外拠点は、生糸輸出から始まった国際事業の流れをくむ。

自己資本比率36.9%を目標とする財務戦略

神栄は2025年3月期から2027年3月期までの中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」を策定し、最終年度の2026年度に連結経常利益17億円以上、自己資本比率35%以上、ROE15%以上、配当性向30%程度、有利子負債残高120億円以下、PER12倍以上を目標とする。2026年3月期の実績は、自己資本比率31.9%、ROE13.7%、有利子負債残高120億円、PER6.72倍と、一部目標に未達だが経常利益は17億円と計画達成。また、コンデンサ事業からの撤退を2026年4月に決定し、関連子会社の解散を予定している。

業界の中での役割は総合商社(食品・物資・電子関連の取引・製造)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
433億円
営業利益
16億円
営業利益率
3.7%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
食品関連349億円80.6%21億円6.0%
物資関連39億円9.0%5億円12.8%
電子関連39億円9.0%3億円7.7%
事業開発関連6億円1.4%-1億円-16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品関連(冷凍食品・農産物)主力

冷凍野菜、冷凍調理品、冷凍水産加工品、農産物の販売を国内外で展開。中国の現地法人を通じた輸入・販売も手掛ける。

主な製品・サービス1
冷凍野菜・冷凍調理品
業務用・家庭用向けの冷凍食品。海外から輸入し、国内の食品メーカーや小売業者に販売。

02物資関連(金属・機械・建築・防災)準主力

金属製品、機械機器、建築資材、建築金物、生活雑貨の販売、防災関連の調査・資機材の販売、不動産業、保険代理店業を展開。海外では米国法人が現地販売を行う。

主な製品・サービス2
建築金物・資材
建設現場で使用する金物や資材を卸売。
防災関連資機材
防災用の調査機器や資材を供給。

03電子関連(センサ・計測機器)準主力

各種センサ、計測機器、試験機、電子部品の製造・販売。国内の製造子会社とマレーシアの生産拠点を通じて、温度・湿度センサなどを供給。

主な製品・サービス2
温湿度センサ
空調機器や産業機器に組み込まれる環境センサ。
計測機器
各種物理量を測定する試験機や計測器。

04事業開発関連(新規事業・通販)副次

新規事業の開発、衣料品・服飾雑貨の通信販売、食品の輸出販売を手掛ける。

製品と技術

冷凍食品とカシューナッツが柱の食品関連事業

食品関連事業では冷凍野菜、冷凍調理品、冷凍水産加工品、農産物(カシューナッツ)を主力とする。冷凍食品分野では品質管理体制を強みに医療老健施設向けなど高品質要求ルートへ販売。省力化ニーズに対応した自然解凍品や簡便化商品が伸長。農産分野ではカシューナッツを中心としたナッツ類の販売が好調で、2026年3月期のセグメント利益は21億円と前期比14%増加した。調達から物流までのサプライチェーン安定化を推進している。

湿度・ホコリセンサと粒子計測機器の電子関連

電子関連事業では各種センサ、計測機器、試験機を製造販売する。主力は湿度センサ、ホコリセンサ、粒子計測機器。湿度センサは民生・車載用途向け、ホコリセンサは民生用途、粒子計測機器は産業用途で販売。2026年3月期はこれらが堅調だったが、コンデンサ分野は低調。計測・試験機器分野では輸送梱包試験機や吸収分光式水分計測機器が順調。売上高は38億円、セグメント利益は3億円。

コンデンサ事業の長期不振と撤退の経緯

神栄は1942年からコンデンサの製造を開始し、2000年に神栄コンデンサ㈱を設立。マレーシア子会社Shinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.でも生産を行ってきた。しかし照明・産業機器用途では堅調な時期もあったものの、長年にわたり損失が続き改善の目途が立たないと判断。2026年4月に事業撤退を決定し、神栄キャパシタ㈱とマレーシア子会社は解散予定。撤退に伴う事業整理損を2026年3月期に特別損失として計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

総合商社型卸売、低収益改善課題

神栄は総合商社機能を持つ卸売業で、売上高402億円(2025/3期)に対し営業利益率3.48%と低収益。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比べ、収益性で劣後。2026/3期は売上高433億円、営業利益率3.7%と微増の見込みだが、競争激化や低マージン事業の影響で収益改善は限定的。

強み

  • 幅広い商品ポートフォリオを持ち、特定市場変動のリスクを分散できる。
  • 売上高400億円超を維持し、取引基盤は堅調。一定の市場シェアを確保。
  • 長年の取引実績により、顧客企業との強固な関係を構築している可能性。
  • 2026/3期に売上高433億円と約8%増収予定。新規分野への進出が奏功か。

課題

  • 営業利益率3.5%前後と低く、コスト削減や高採算事業育成が急務。
  • リョーサン菱洋など同業が多く、差別化が困難。価格競争に巻き込まれやすい。
  • 増収計画はあるが、収益率改善が伴わず、成長の質に懸念が残る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が神栄

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
19867ソレキア93億円5.5倍
27673ダイコー通産89億円9.7倍
32708久世88億円5.0倍
43004神栄87億円6.1倍
58147トミタ87億円11.0倍
68135ゼット87億円8.7倍
72668タビオ87億円15.2倍
8416A富士ユナイトホールディングス86億円11.9倍
93160大光86億円147.5倍
108144デンキョーグループホールディングス85億円24.4倍
117619田中商事85億円8.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

生糸問屋として創業し株式会社化した1887~1929年

神栄は1887年5月、有限責任神栄会社として資本金15万円で生糸問屋を主体に神戸で設立された。1893年6月に株式会社へ組織変更し社名を神栄株式会社とする。1915年4月には貿易部を設置し、繊維・雑貨の輸出を開始。1925年6月に社名を神栄生絲株式会社と変更し、1928年5月には製糸業に進出した。1929年6月には対米生糸輸出の拠点としてニューヨーク支店を設置、国際展開の第一歩を踏み出す。

電機部門進出と戦後の再開、中国貿易の開始

1942年3月、電機部門に進出しコンデンサの製造を開始。第二次世界大戦後の1947年8月、貿易再開により輸出入業務を再開。1948年9月には東京支店を設置し関東地区の商圏拡充を図る。1949年5月、東京・大阪両証券取引所に株式を上場。1953年10月には日中貿易民間協定調印後直ちに中国貿易を開始。1959年2月には米国ニューヨークに現地法人Shinyei Company, Inc.を設立し、対米業務の円滑化を進めた。

子会社吸収合併と社名統一、本社新社屋竣工

1966年8月、子会社の神栄電機㈱と大分製絲㈱を吸収合併し、社名を再び神栄株式会社に変更。1967年4月には本社新社屋を神戸市中央区京町に竣工。1970年1月には大阪支店を設置し繊維部門の拠点を拡充。1979年5月、Shinyei Company, Inc.を解散し、Shinyei Corp. of Americaを設立。1983年3月に生糸生産を中止し、商事部門と電機部門の拡充に注力する方針を打ち出す。

東南アジア・中国への進出と中央研究所設置

1985年9月、九州シンエイ電子㈱を設立し電子部品・基板の組立加工を開始。1987年5月に創立100周年を迎える。同年11月、住関連事業の一部をエスケー建材工業㈱に移管。1989年5月、シンガポールにShinyei Singapore Pte.Ltd.を設立、東南アジアでのコンデンサ販売強化。1989年6月、神戸市西区に中央研究所を設置。1992年7月、マレーシアにShinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.を設立しコンデンサ製造を開始。1997年12月、中国に神栄(上海)貿易有限公司を設立。

阪神・淡路大震災からの復旧と再建

1995年1月、阪神・淡路大震災により本社社屋が倒壊。同年6月、本店を神戸市中央区東町に移転。1998年1月、米国サンディエゴにShinyei Electronics Corp. of Americaを設立。1998年3月、元の神戸市中央区京町に新本社ビルを再建し、同年4月より営業を開始。1998年7月にはエスケー電子㈱を設立し液晶ディスプレイ装置の製造を開始。震災からの復旧を経て事業体制を再構築した。

コンデンサ事業再編と子会社取得による事業拡大

2000年1月、コンデンサ事業再編の一環として神栄コンデンサ㈱を設立。同年12月、㈱新協和の株式を100%取得し子会社化。2001年2月、吉田精機㈱を子会社化。2002年1月、コンデンサ関連子会社の統括管理会社としてエスケーシー㈱を設立。2002年4月、建築資材卸売を神栄マテリアル㈱に移管。2003年2月、藤倉商事㈱を100%子会社化。同年4月、グループ業務受託会社として神栄ビジネスエンジニアリングサービス㈱を設立。

中期経営計画とコンデンサ事業撤退の決定

2023年5月期(2022年度)から3カ年の中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」を策定。2026年3月期には売上高432億円、経常利益17億円を計上。しかし電子関連のコンデンサ事業では長年にわたる損失が続き、2026年4月に事業撤退を決定。撤退後は神栄キャパシタ㈱およびShinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.の解散を予定。一方、食品関連を中心に収益は改善傾向にある。

年表38件を開く

1880年代

  • 1887年5月創業有限責任神栄会社として資本金15万円で生糸問屋を主体に設立

1890年代

  • 1893年6月株式会社に組織変更し、社名を神栄株式会社と変更

1910年代

  • 1915年4月貿易部を設置し、繊維、雑貨等の輸出を開始

1920年代

  • 1925年6月社名を神栄生絲株式会社と変更
  • 1928年5月製糸業に進出
  • 1929年6月対米生糸輸出の拠点としてニューヨーク支店を設置

1940年代

  • 1942年3月電機部門に進出、コンデンサの製造を開始
  • 1947年8月戦後、貿易再開により輸出入業務を再開
  • 1948年9月関東地区の商圏拡充を図るため東京支店を設置
  • 1949年5月上場東京、大阪証券取引所に株式を上場登録

1950年代

  • 1951年4月神戸、横浜両生糸取引仲買人として営業を開始
  • 1953年10月日中貿易民間協定調印後、直ちに中国貿易を開始
  • 1959年2月創業米国ニューヨークに現地法人Shinyei Company,Inc.を設立し、対米輸出入業務の円滑化を図る

1960年代

  • 1966年8月M&A子会社である神栄電機㈱と大分製絲㈱を吸収合併し、社名を神栄株式会社と変更
  • 1967年4月本社新社屋を神戸市中央区京町に竣工

1970年代

  • 1970年1月大阪支店を設置し、繊維部門の拠点を拡充
  • 1979年5月創業Shinyei Company,Inc.を解散し、Shinyei Corp.of Americaを設立

1980年代

  • 1983年3月生糸生産を中止し、商事部門、電機部門を拡充
  • 1985年9月九州シンエイ電子㈱を設立し、電子部品・基板の組立加工を開始
  • 1987年5月創業創立100周年を迎える
  • 1987年11月当社住関連事業部の業務の一部を引継ぎ、エスケー建材工業㈱を設立
  • 1989年5月創業シンガポールに現地法人Shinyei Singapore Pte.Ltd.を設立、東南アジアにおけるコンデンサの販売を強化
  • 1989年6月神戸市西区に中央研究所を設置

1990年代

  • 1992年7月マレーシアに現地法人Shinyei Kaisha Electronics(M)SDN. BHD.を設立、コンデンサの製造開始(現・連結子会社)
  • 1995年1月阪神・淡路大震災により本社社屋が倒壊
  • 1995年6月本店を神戸市中央区東町に移転
  • 1997年12月創業中国における事業の拡大のため、現地法人神栄(上海)貿易有限公司を設立
  • 1998年1月創業米国サンディエゴに現地法人Shinyei Electronics Corp. of Americaを設立、米国におけるコンデンサの販売を強化
  • 1998年3月新本社ビルを元の神戸市中央区京町に再建
  • 1998年4月新本社ビルにて営業開始
  • 1998年7月エスケー電子㈱を設立し、液晶ディスプレイ装置の製造を開始

2000年代

  • 2000年1月コンデンサ事業再編の一環として神栄コンデンサ㈱を設立
  • 2000年12月M&A㈱新協和の株式を100%取得し子会社化
  • 2001年2月M&A吉田精機㈱の株式を100%取得し子会社化
  • 2002年1月コンデンサ関連子会社(神栄コンデンサ㈱、Shinyei Singapore Pte.Ltd.およびShinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.)の統括管理を行うためエスケーシー㈱を設立
  • 2002年4月商号変更建築資材の卸売をエスケー建材工業㈱に移管し、社名を神栄マテリアル㈱に変更
  • 2003年2月M&A藤倉商事㈱の株式を100%取得し子会社化
  • 2003年4月当社グループ全般の業務受託会社として神栄ビジネスエンジニアリングサービス㈱を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益(3年間累計)2027年3月期まで55億円以上
  • 期末自己資本比率2027年3月期まで35%以上
  • ROE2027年3月期まで15%以上
  • 配当性向2027年3月期まで30%程度
  • 期末有利子負債残高2027年3月期まで12,000百万円以下

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    食品関連事業の成長強化

    特に国内冷凍食品事業で強固なサプライチェーンを活かし、多様なニーズに対応した商品開発や調達・販売ルートの拡充により持続的安定成長基盤を確保するとともに、コスト上昇に適切に対応し収益力を強化する。

  2. 02

    物資関連・電子関連の収益基盤強化

    物資関連では日本製品の輸出拡大とアゼルバイジャンの社会インフラ関連ソリューション提供を推進。電子関連では付加価値の高い製品開発・販売へのシフトと医薬品物流分野での安定収益確保により高収益事業モデルの基盤を構築する。

  3. 03

    新規事業・ビジネスモデル開発

    社会課題解決やサステナブル社会の実現を目指し新規事業・ビジネスモデルの開発を強化。アパレル通販事業の拡大や日本産食品の海外輸出事業基盤の確立も進める。

  4. 04

    人的資本経営とサステナビリティ推進

    人材力の拡充、次世代育成・登用による事業承継基盤づくりや健康経営を継続。サステナブル経営の推進とDX・生成AI活用による生産性改善・業務効率向上に取り組む。

  5. 05

    財務体質強化と株主還元・IR充実

    収益確保と総資産の効率的運用で自己資本比率を向上させ、資本コストを上回る収益性を維持。利益に応じた株主還元と情報発信(SR・IR)を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で468人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は763万円で、9期前と比べて+20.9%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は14.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月635
2018年3月633
2019年3月63238.712.3622
2020年3月62340.114.3548
2021年3月60240.514.1536
2022年3月63141.014.6512
2023年3月62341.915.2479
2024年3月74541.514.4467
2025年3月74242.014.8463302
2026年3月76341.414.4468342

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 4 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 — 神戸市中央区1,182百万円
食品関連 物資関連 事業開発関連 全社(共通)
神栄グループ R&Dセンター — 神戸市中央区1,034百万円
食品関連 電子関連
子会社へ賃貸 — 茨城県つくば市431百万円
電子関連
福岡工場(福岡県築上郡上毛町)ほか398百万円
電子関連
子会社へ賃貸 — 長野県東御市198百万円
電子関連
本社(大阪府東大阪市)ほか185百万円
物資関連
賃貸事業 — 京都府綾部市33百万円
物資関連
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    神栄商事(青島)貿易有限公司(注)3、6
    中国山東省青島市
    議決権100.0%
  • 海外
    Shinyei (Thailand) Co., Ltd. (注)7
    Bangkok,Thailand
    議決権100.0%
  • 国内
    神栄ホームクリエイト㈱
    大阪府東大阪市
    議決権100.0%
  • 国内
    神栄リビングインダストリー㈱
    神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Shinyei Corp.of America (注)3
    New York,NY,U.S.A.
    議決権100.0%
  • 国内
    神栄テクノロジー㈱(注)3
    神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    神栄キャパシタ㈱(注)8
    神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Shinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD. (注)3、8
    Johor Bahru,Johor, Malaysia
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は433億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+14.3%。

売上高
+7.7%
433億円
営業利益
+14.3%
16億円
純利益
+0.0%
13億円
営業利益率
3.7%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高450億円433億円
営業利益19億円16億円
純利益13億円13億円
1株あたり配当¥110¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は107億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.9%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q963
2024年1Q10254.94
2024年2Q10254.94
2024年3Q10754.75
2024年4Q914
2025年2Q19763.05
2025年4Q20583.98
2026年2Q21483.711
2026年4Q21983.72
2027年1Q10732.80

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は467億円から433億円へ93%に減った。直近期の営業利益率は3.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月467−5−8
2014年3月43834
2015年3月43953
2016年3月4232−5
2017年3月45791
2018年3月43462
2019年3月4271−4
2020年3月4123−7
2021年3月37375
2022年3月37765
2023年3月399139
2024年3月4021917
2025年3月40214143.513
2026年3月43316173.713

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高433億円のうち、営業利益として残るのは16億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.4%344億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.9%73億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.5pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.6pt
13.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は13億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月180−91822
2014年3月54−14917
2015年3月−815−714
2016年3月1−41−312
2017年3月7−1−6612
2018年3月−5−24−79
2019年3月−3−611−910
2020年3月102−101212
2021年3月21−2−171914
2022年3月−13−313−1612
2023年3月6−1−5513
2024年3月13−1−101215
2025年3月70−10711
2026年3月127−171913

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は294億円。このうち返さなくてよい自己資本が109億円で、自己資本比率は36.9%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2412921212.2
2014年3月2303619415.5
2015年3月2404519518.7
2016年3月2333120213.1
2017年3月2413720415.3
2018年3月2413720415.5
2019年3月2442821611.5
2020年3月223162077.3
2021年3月2122718512.6
2022年3月2363420214.6
2023年3月2424719519.3
2024年3月2667619028.7
2025年3月2768818831.9
2026年3月29410918636.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
48億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
99億円
在庫として抱えている分
負債合計
186億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中224位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,082で、1年前と比べて-1.7%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥2,082-0.6%1ヶ月+3.3%1年-1.7%時価総額87億円
過去52週の値幅
安値¥2,013高値¥2,827

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.1倍
PER (会社予想)6.5倍
PBR0.72倍
配当利回り5.28%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2100円で、25日移動平均線(2162.76円)を約2.9%下回り、75日線(2163.79円)も下回る。200日線(2274.6円)からは約7.7%下。7月31日に2072円まで急落し、出来高も4万株と急増。その後は2000~2100円のレンジで推移。RSIは32.95と売られ過ぎ圏に近く、下値抵抗力が期待される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが6.11倍と同業界平均(18.22倍)を大幅に下回り、PBRも0.73倍と平均(1.26倍)を下回る。配当利回りは5.24%と平均(2.92%)を大きく上回り、株主還元も厚い。ROEは13.7%と良好で、収益性も高い。ただし、売上高は横ばい傾向で、成長性には課題が残る。割安ではあるが、今後の業績拡大が鍵となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.1倍17.9倍
PER (予想)6.5倍
PBR0.72倍1.24倍
ROE13.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、半導体・電子部品の市況変動に対する収益の安定性と、成長分野へのシフトが業績拡大につながるかである。2025年3月期は売上高横ばいでも純利益が減少したが、2026年3月期は増収予想で利益率も改善見込み。強気派は、省エネ・車載向け需要の取り込みと海外子会社の貢献で増収増益が続くとみる。弱気派は、市況悪化時の在庫リスクや、大手商社との競争激化によるマージン低下を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 2026年に増収増益予想

    2026/3期は売上高6%増、営業利益率も改善見込みで、成長分野の需要拡大が寄与する

  • ROEが良好

    ROE13.7%と高く、PBR0.73倍と割安で、株主還元も5%超の高利回り

  • 配当利回り5%超

    5.24%の配当利回りは個人投資家に魅力的で、下支え効果が期待できる

  • PBR0.73倍と1倍を下回る割安感継続影響

    PBR0.73倍は割安で、株価の下値を支える。

  • 配当利回り5.24%の高配当通年影響

    配当利回り5.24%と高く、株主還元の厚さが投資魅力。

  • 2026/3期は売上高433億円へ増収決算発表後影響

    2026/3期売上高は433億円(前期402億円)、営業利益も16億円(前期14億円)と増益。

  • 実績PER6.11倍と低バリュエーション決算発表後影響

    実績PER6.11倍、予想PER6.6倍。収益力対比で株価評価は低い。

マイナスに働く材料7
  • 依存度の高い電子部品市況

    電子部品・半導体市況の悪化時は売上・利益が直撃される懸念

  • 規模の経済が働きにくい

    売上高400億円規模で大手商社のスケールメリットには及ばない

  • 純利益は変動

    2025/3期は純利益が前期比24%減、市況変動で利益が読みにくい

  • 営業利益率3.7%と薄利のビジネス通年影響

    2026/3期の営業利益率は3.7%。売上高433億円に対し営業利益16億円と収益が薄い。

  • 売上高が402億円で横ばいから微増決算発表後影響

    2025/3期売上高は402億円と前期と同水準。成長性に乏しい。

  • 純利益13億円で前期とほぼ横ばい決算発表後影響

    純利益は2025/3期13億円、2026/3期13億円。増益効果が限定的。

  • 外国人持ち株比率1.85%と需給が細い継続影響

    外国人保有比率1.85%と低く、機関投資家の買いが入りにくい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収基調が続くかで市況と取り組みの成果が分かる
営業利益率
マージン維持・改善が収益性向上の鍵
海外売上比率
海外展開の進捗と成長ドライバーとしての寄与を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは5.28%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
5.28%
いまの株価に対して
配当性向
29.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5076.8
2018年3月30−40.049.2
2023年3月70133.318.4
2024年3月8014.320.1
2025年3月9012.529.4
2026年3月11022.229.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,648人。区分でいちばん多いのは個人・その他45.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.534.938.034.543.545.1
金融機関41.942.240.139.029.728.7
事業法人13.517.818.218.719.820.0
自己株式3.32.82.31.96.36.0
証券会社3.54.33.24.84.74.3
外国法人1.70.80.42.92.01.7
外国人個人0.00.00.00.10.30.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱メディパルホールディングス4.99
02㈱三井住友銀行4.49
03㈱三菱UFJ銀行4.49
04㈱みなと銀行4.32
05農林中央金庫3.96
06㈱ノザワ2.93
07神栄グループ従業員持株会2.78
08㈱さくらケーシーエス2.42
09兵庫県信用農業協同組合連合会2.40
10㈱泉屋製菓総本舗2.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1805%、1株純資産は14期で+3445%。直近期のROEは13.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−2078−23.8
2014年3月10194411.721.0
2015年3月861,1958.022.851.0
2016年3月−129809−12.8
2017年3月369784.052.876.8
2018年3月429914.334.549.2
2019年3月−105745−12.1
2020年3月−179432−30.5
2021年3月13169823.29.8
2022年3月12284715.57.1
2023年3月2341,14223.53.718.4
2024年3月4051,86127.04.220.1
2025年3月3252,24816.15.029.4
2026年3月3442,77213.76.729.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額179百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
赤澤秀朗代表取締役 取締役社長 社長執行役員 事業部門統括7147,435
中川太郎代表取締役 専務執行役員 食品事業統括 電子製造本部長6221,600
長尾謙一取締役 執行役員 企画管理本部長5918,031
小西則一取締役 執行役員 食品事業本部長599,816
山水教賢取締役 常勤監査等委員6212,015
渋谷一秀取締役 監査等委員66800
西原健二取締役 監査等委員70600
中尾一彦取締役 監査等委員67200
小島幸保取締役 監査等委員54200
谷口博一執行役員 事業開発 本部長 兼 事業開発室長
岸本勝執行役員 物資事業本部長 兼 産業資材部長
中西徹執行役員 監査部長
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
小山文也執行役員 電子製造本部副本部長 兼 神栄テクノロジー㈱代表取締役社長
林貴之取締役 執行役員 企画管理本部副本部長 総務部長 神栄リビングインダストリー㈱代表取締役社長57815
村尾佳子取締役 監査等委員54
石井陽子執行役員 人事部長
上田英樹執行役員 経営企画室長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)431109713935
取締役(社内)1212121
社外取締役419195

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容901字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および関係会社9社で構成されており、主に国内および海外において各種商品の卸売および輸出入取引を行うほか、電子関連製品の製造・組立を行っております。 当社グループの事業における当社および主な関係会社の位置付けおよびセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称   事業内容   当社および主な関係会社 食品関連   冷凍野菜・冷凍調理品・冷凍水産加工品・農産物の販売   国 内   当社 海 外   神栄商事(青島)貿易有限公司 物資関連   金属製品・機械機器・建築資材・ 建築金物・生活雑貨の販売、 防災関連の調査・資機材の販売、不動産業、保険代理店業   国 内   当社神栄ホームクリエイト㈱神栄リビングインダストリー㈱ 海 外   Shinyei Corp. of America 電子関連   各種センサ・計測機器・試験機・電子部品の製造販売   国 内   当社神栄テクノロジー㈱神栄キャパシタ㈱ 海 外   Shinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD. 事業開発関連   新規事業開発、 衣料品・服飾雑貨の通信販売、 食品の輸出販売   国 内   当社 (注) 1 上記関係会社は、連結子会社であります。このほか、Shinyei(Thailand)Co., Ltd.は連結子会社でありますが、同社は、2022年9月26日付にて解散し、現在清算中であります。 2 神栄キャパシタ㈱は、Shinyei Kaisha Electronics(M)SDN.BHD.の親会社であります。 3 上記のほか関西通商㈱(非連結子会社)があります。当該社については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」をご参照ください。 4 神栄キャパシタ㈱およびShinyei Kaisha Electronics(M)SDN. BHD.は、コンデンサ事業からの撤退完了後に解散を予定しております。 事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,514字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針、経営戦略および目標とする経営指標 当社グループは、2025年3月期(2024年度)から2027年3月期(2026年度)までの3年間を対象とする中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026~創立140周年に向けた新たなアプローチ~」において、2031年3月期(2030年度)に連結経常利益25億円以上、ROE12%以上維持の達成を目指す中、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、経常利益に加え、自己資本比率、ROE、配当性向、有利子負債残高およびPERを掲げ、利益目標のみならず、財務体質強化と収益性や株主還元とのバランス、資本コストや株価を意識した指標としており、各指標の数値目標(連結)および進捗状況は以下のとおりであります。 これまで以上に健全で強靭な企業体質を持った状態で2027年5月の創立140周年を迎える準備のための3年間における最終年度となる2026年度においては、本中期経営計画目標の変更は行わず、3年間累計の連結経常利益55億円以上に最大限迫ることを目指す1年間と位置付けたうえで、引き続きプロアクティブな人材の育成を通じて、収益基盤・収益体質のさらなる強化を進めてまいります。 2019年度実績   2020年度実績   前中期経営計画 「神栄チャレンジプロジェクト2023」   本中期経営計画 「神栄チャレンジプロジェクト2026」 2021年度実績   2022年度実績   2023年度実績   2024年度実績   2025年度実績   2026年度計画 経常利益(百万円)   272   676   634   1,340   1,909   1,431   1,725 累計 5,500以上 期末自己資本比率(%)   7.3   12.6   14.6   19.3   28.7   31.9   36.9   35以上 ROE(%)   △30.5   23.2   15.5   23.5   27.0   16.1   13.7   15以上 配当性向(%)   -   -   -   17.1   19.7   27.7   32.0   30程度 期末有利子負債残高 (百万円)   15,604   14,096   15,188   14,684   13,823   13,499   12,023   12,000 以下 期末PER(倍)   -   9.80   7.06   3.66   4.16   4.96   6.72   12以上 (参考)期末株価(円)   558   1,284   861   854   1,684   1,612   2,310 (参考)期末PBR(倍)   1.29   1.84   1.02   0.75   0.90   0.72   0.83 (注)期末有利子負債には、割引手形の期末残高を含む。 (2) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 今後の世界経済は、中東情勢緊迫の影響が強く懸念され、ウクライナを巡る紛争の長期化や米国通商政策による混乱の継続などもあって、不確実性が増大している状況にあります。 わが国経済においても、様々なコスト上昇要因が続いており、先行きの見通しは依然として不透明な状況となっております。 このような状況ではありますが、当社グループでは、中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」の最終年度となる2027年3月期を、本中期経営計画目標である3年間累計の連結経常利益55億円以上に最大限迫ることを目指す1年間と位置付けたうえで、競争力のある事業ポートフォリオの組成により安定した収益確保に向け、各セグメントにおいて以下のとおり取組んでまいります。 食品関連では、引き続き当社グループを力強くけん引するため、特に国内冷凍食品事業において、強固なサプライチェーンを持つ強みを磨きながら多様なニーズに対応した商品開発の推進や、調達・販売ルートの拡充を進めることで、業容拡大による持続的安定成長基盤を確保することに加え、コスト上昇にも適切に対応し、収益力のさらなる強化を図ります。物資関連においては、日本の優れた技術・製品の輸出により収益基盤の維持・拡大に取組み、アゼルバイジャンの社会インフラ関連でのソリューションの提供などを進めることにより社会課題解決に貢献してまいります。電子関連においては、産業分野・物流分野向けに、より付加価値の高い製品の開発・販売へシフトしターゲットとなり得る市場の拡大に着実に取組むとともに、医薬品物流分野での安定した収益を確保するなど、高収益事業モデルの基盤づくりを実現させてまいります。なお、事業撤退を決定したコンデンサ事業については、円滑な事業終結に向けて適切に対応を進めてまいります。また事業開発関連においては、社会課題の解決やサステナブルな社会の実現を目指した新規事業および新たなビジネスモデルの開発をこれまで以上に強力に進めるとともに、アパレル通販事業の規模拡大・収益基盤の強化および日本産食品の海外輸出での事業基盤の確立・拡大を図ります。 さらに、人的資本経営の推進と機会付与による人材力の拡充や次世代の育成・登用による事業承継の基盤づくりを進めるとともに、健康経営の取組みを継続いたします。また、サステナブル経営を引き続き推進するとともに、DXの推進および生成AIの活用促進によるさらなる生産性改善・業務効率向上にも取組んでまいります。財務面においては、収益確保や総資産の効率的運用により自己資本比率をさらに向上させつつ、資本コストを上回る収益性の維持を図ってまいります。加えて、利益に応じた株主還元を実施するとともに、株主や投資家の皆さまに当社グループをよりご理解いただくための情報発信(SR・IR)をさらに強力に進めてまいります。
事業等のリスク2,677字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 また当社は「神栄グループリスクマネジメント規則」に基づき、当社グループの事業の遂行上、想定し得る重要な個別リスクに関し、組織的・体系的に対処することとしております。これらの個別リスクは、当社グループ横断的に設置する常設の内部統制委員会で適切な管理を行い、リスクの未然防止を図るとともに、管理対象とすべき新たなリスクが生じた場合は、速やかに、当該リスクに対する施策を講じます。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) 事業上のリスク ① 自然災害、感染症および国際情勢などに係るリスク 当社グループは国内をはじめとして、中国、東南アジア、米国等の世界各国における事業を展開し、情報ネットワークを構築しており、気候変動により起こる異常気象や自然災害、感染症の流行、一部の地域および国家間における戦争や紛争ならびに緊張状態等の地政学リスクの増大、テロ、疾病、社会的混乱、公的規制の制約等が発生した場合、関連する原材料の購入や生産加工、商品・製品の販売および物流等に一時的な遅延や停止、調達コストや物流コストの高騰などが生じる可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、米国の通商政策に関して、当社グループに対する直接的な影響は限定的と見込まれるものの、今後の動向によって、国内外の経済情勢や為替相場、取引先企業を通じた間接的な影響が生じた場合には、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 訴訟に係るリスク 当社グループは国内外で事業を遂行する上で、訴訟やその他の法的手段の当事者となる可能性があり、重要な訴訟等が提起された場合または事業遂行の制限が加えられた場合、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は2014年11月に米国で提起された当社グループを含む日系コンデンサメーカーにおける取引において米国反トラスト法に違反したと主張する複数の訴訟等(集団訴訟を含む)への対応を行ってまいりましたが、米国におけるすべての訴訟について原告との間で和解の合意に達しております。しかしながら、米国外で提起されている訴訟等の動向によっては当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 商品および原材料の調達に係るリスク 当社グループの食品関連における商品および原材料の調達は、その多くを中国から輸入しております。中国以外の調達ルートの開拓も進めており、中国への輸入依存リスク軽減に努めておりますが、中国の政治・経済情勢等の変化、法律の改正、紛争、気候変動、自然災害、感染症の流行等の不測の事態により調達できなくなった場合には、当社グループの販売活動に影響が生じ、当社グループの財政状態、経営成績に影響を与える可能性があります。また、いずれの事業においても、特定の国・地域や特定の仕入先からの供給への依存度が高い商材については、地域情勢の不安定化、経済の低迷や労働力不足、あるいは仕入先の事業停止といった様々な事情により、原材料または商品等の調達が困難となることで当社グループの販売活動に影響が生じ、当社グループの財政状態、経営成績に影響を与える可能性があります。 ④ 取扱商品および製品の品質に係るリスク 当社グループは国内および海外に生産拠点や協力工場を有しており、社会への貢献という当社グループの経営理念にもとづき、安全・安心のための品質基準を設けて、商品・製品の品質管理には細心の注意を払い万全の体制をとっていますが、食品の安全に関する問題など製造および販売に関して予期しない何らかの問題が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 情報システムの障害に係るリスク 当社グループの事業活動における情報システムの重要性は非常に高まっていることから、セキュリティの高度化などシステムやデータの保護に努めております。それにもかかわらず、災害やサイバー攻撃など外的・人為的要因などにより情報システムに障害が生じた場合、業務の停止や機密情報・個人情報・その他データの盗取や漏洩などの問題を引き起こし、事業活動の継続に支障をきたし、その結果、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 法令および規制に係るリスク 当社グループにおいて展開する事業は、食品衛生法、建築基準法ならびに独占禁止法など各種の法令および規制の適用を受けております。そのため、法令および規制の変更、または規制当局による措置その他の法的手続きにより、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 財務・会計上のリスク ① 資金調達および金利上昇に係るリスク 当社グループは商品を輸入して国内の販売先に供給する事業のウエイトが高く、輸入商品の支払サイトに比べて国内販売の受取サイトが長いことから運転資金の負担が発生し、有利子負債が比較的多額となっております。現時点においては、金融機関からの借り入れによる資金調達に支障はありませんが、今後、金融システム・金融情勢の大きな変化や取引金融機関の融資姿勢の変化によっては、資金調達や借入条件に影響が出てくる可能性があります。 また、市場金利が上昇する局面においては、支払利息等の資金調達コストが増加することが想定されるため、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 債権の貸倒れに係るリスク 販売先の倒産等による与信リスクについては、当社グループ独自の与信管理システムにより債権管理に万全を期していますが、経済環境の変化による予期せぬ貸倒れリスクが顕在化し、売上債権の回収に支障を来たした場合には、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,665字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の概況 当連結会計年度における世界経済は、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化による地政学上のリスクに加え、インフレ圧力による影響が継続する中、米国では関税コストの価格転嫁やエネルギー価格の上昇が物価を押し上げ、個人消費の重石となる中、雇用環境の悪化も相まって景気減速への懸念が高まりました。一方、東南アジアでは、米国に対する駆け込み輸出の増加などにより景気の持ち直し傾向が継続していたものの、米国通商政策によるマイナスの影響や、中東情勢の緊迫化に伴う原油供給の減少などから、経済全体への悪影響が懸念され、中国では、米国に対する輸出の減少が経済全体に影響を及ぼす中、政府主導の設備投資は拡大を続けるものの、高い若年失業率や長引く不動産市場の低迷などにより景気減速傾向が続きました。 わが国経済は、設備投資が堅調を維持するとともに、インバウンド需要も下支えとなり、緩やかな景気回復が続きました。一方で、原材料費の高止まりや長期的な円安基調の影響も受けた輸入コストの上昇に加えて、人件費や物流コストも増加が続く中、米国通商政策の動向や中東情勢の緊迫化が景気の押し下げ要因となる懸念も高まるなど、依然として不透明な状況が継続しました。 当社グループにおきましては、2027年3月期までの3年間を対象とする中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」を策定し、本中期経営計画の3年間累計の連結経常利益55億円以上を目標として掲げており、競争力のある事業ポートフォリオの組成により安定した収益を確保するとともに、総資産の効率的運用により自己資本比率をさらに向上させつつ、資本コストを上回る収益性の維持に取組んでおります。なお、電子関連のコンデンサ事業において長年にわたる損失計上を打開する目途が立たないことから、事業継続は困難であるとの判断に至り、2026年4月に事業撤退を決定しました。 当連結会計年度における当社グループの売上高は、すべてのセグメントにおいて増加したことにより、43,267百万円(前連結会計年度比7.7%増)となりました。 利益面では、増収により営業利益は1,645百万円(前連結会計年度比18.8%増)、経常利益は1,725百万円(前連結会計年度比20.5%増)となりました。また、特別損失にコンデンサ事業撤退に伴う事業整理損などを計上した一方、特別利益に政策保有株式一部縮減による投資有価証券売却益に加え、前年度と同様に不動産売却に伴う固定資産売却益を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,346百万円(前連結会計年度比1.9%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 食品関連 食品業界の輸入食材を取り巻く環境は、インバウンドの拡大を含め、外食産業をはじめ幅広い業態において食品需要に回復の動きが継続しているものの、物流コストや人手不足対策としての人件費上昇などのコストアップ要因が依然として継続していることで、物価高騰による消費動向への影響が懸念されました。 このような状況の中、当社グループの冷凍食品分野では、強みである品質管理体制を活かした医療老健施設向けなど品質管理要求の高いルートへの販売に引き続き注力するとともに、幅広い業態からの需要を取込むべく生産から物流管理にわたるサプライチェーンの安定化をさらに推進しました。その結果、原料高による消費低迷が継続した冷凍水産加工品の販売量は前年度を下回りましたが、冷凍野菜・冷凍調理品は人手不足に対応した自然解凍品や簡便化商品などが伸長したことにより全体を補完し、総販売量は前年度を上回り、売上は増加しました。利益面でも、年間を通じて為替変動はありましたが、柔軟な価格調整を実施したことで、安定した利益率を維持し利益は増加しました。 農産分野では、円安基調による市場の仕入姿勢の慎重化に加え、主力のカシューナッツをはじめとしたナッツ類の価格上昇基調が継続する中でも、市場ニーズを的確に捉え販売機会の獲得を増やしたことで、売上・利益ともに大幅に増加しました。 その結果、食品関連の売上高は34,870百万円(前連結会計年度比8.9%増)、セグメント利益は2,148百万円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。 物資関連 輸出事業を取り巻く環境は、引き続き円安基調が価格競争力を下支えした一方で、米国通商政策や中国経済の減速傾向が影響し、総じて足踏み状態が続きました。輸出数量は業種・地域によりばらつきが見られ、中東情勢緊迫化の影響もあり、自動車関連を中心に不透明感が強まりました。 このような状況の中、当社グループの機械機器・金属製品分野では、建設機械の取扱いは増加したものの、北米向けハードウエアや試験機器の取扱いが減少したことで、売上・利益ともに減少しました。 海外防災関連分野では、新規現地調査案件を開始したことにより、売上・利益ともに大幅に増加しました。 国内における住宅建設関連においては、集合住宅の着工件数が減少している中、当社グループの建築金物・資材分野では近畿圏での販売が減少し、売上・利益ともに減少しました。 生活用品分野でも、オーラルケア商品の販売は伸長しましたが、その他の商品が低調に推移し、売上・利益ともに減少しました。 その結果、物資関連の売上高は3,894百万円(前連結会計年度比2.2%増)、セグメント利益は461百万円(前連結会計年度比5.4%増)となりました。 電子関連 電子部品業界は、AI用途をはじめとする高付加価値領域での回復基調が続き、また全体としても在庫調整が概ね一巡し需要と供給のバランスが回復傾向にあるものの、米国通商政策や中国経済の減速傾向を背景に産業分野や車載分野では依然として軟調な動きが継続し、民生分野でも需要の回復は緩やかなものにとどまりました。 このような状況の中、当社グループのセンサ機器分野では、湿度センサが民生・車載用途で減少したものの、民生用途のホコリセンサ、産業用途の粒子計測機器ともに堅調に推移したことで売上・利益ともに増加しました。 計測・試験機器分野では、輸送や梱包に係る各種試験機の販売が増加し、注力している吸収分光式水分計測機器の販売も順調に推移しました。 コンデンサ分野では、照明用途や産業機器用途が堅調に推移し、低調であった前年度と比べると売上は増加しましたが、利益面では依然として厳しい状況が続きました。 その結果、電子関連の売上高は3,892百万円(前連結会計年度比3.5%増)、セグメント利益は306百万円(前連結会計年度比26.0%増)となりました。 事業開発関連 社会課題の解決やサステナブルな社会の実現を目指した新規事業や新たなビジネスモデルの開発について、専任の部署が鋭意調査・研究を推進するとともに、将来性が見込まれる事業の発展に取組んでおります。 育成事業としてのアパレル通販分野では、テレビショッピング向けに取扱う複数のブランドのデザインや品質が消費者から広く支持され、売上は堅調に推移しました。一方で、在庫の適正化を図るため値下げ販売を実施したことにより利益率が低下し、経費も増加したことで利益は減少しました。 同じく育成中の食品輸出分野では、新たな地域への展開を進める一方で、主力である香港の食品市場において需要の回復が鈍化している中、販売競争は激化しており、香港向けの菓子類などの輸出が減少しました。 その結果、事業開発関連の売上高は609百万円(前連結会計年度比7.2%増)、セグメント利益は56百万円の損失(前連結会計年度は5百万円の損失)となりました。 ※  セグメント利益は、報告セグメントに帰属しない一般管理費等配賦前の経常利益の金額に 基づいております。 ② 財政状態の概況 当連結会計年度末の資産は29,434百万円であり、前連結会計年度末に比べて1,871百万円の増加となりました。これは投資有価証券が売却はあったものの時価の上昇に伴い1,374百万円、棚卸資産が362百万円増加したことなどによるものであります。 また、負債は18,575百万円であり、前連結会計年度末に比べて202百万円の減少となりました。これは繰延税金負債が705百万円、事業整理損失引当金が166百万円、未払法人税等が153百万円増加した一方で、長短借入金が1,327百万円減少したことなどによるものであります。 純資産は10,859百万円であり、前連結会計年度末に比べて2,074百万円の増加となりました。これは利益剰余金が配当金の支払いはあったものの親会社株主に帰属する当期純利益の計上により994百万円増加したことに加え、その他有価証券評価差額金などのその他の包括利益累計額が1,061百万円増加したことなどによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの概況 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,223百万円の収入(前連結会計年度比561百万円の収入増)となりました。これは、棚卸資産の増加377百万円および法人税等の支払額303百万円に加え、投資有価証券売却益519百万円などによる減少もあった一方で、税金等調整前当期純利益2,079百万円および減価償却費296百万円などにより増加したことによるものであります。 また、投資活動によるキャッシュ・フローは、681百万円の収入(前連結会計年度比687百万円の収入増)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出130百万円などにより減少した一方で、投資有価証券の売却による収入684百万円および有形固定資産の売却による収入193百万円により増加したことによるものであります。 一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,727百万円の支出(前連結会計年度比716百万円の支出増)となりました。これは、長短借入金の純減額1,327百万円および配当金の支払額351百万円などにより減少したことによるものであります。 その結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は171百万円増加(前連結会計年度は313百万円の減少)し1,318百万円となりました。 ④ 生産、受注および販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前連結会計年度比 (%) 電子関連   3,511   100.3 合計   3,511   100.3 (注) 金額は、販売価格によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前連結会計年度比 (%)   受注残高(百万円)   前連結会計年度比 (%) 電子関連   3,500   99.2   563   105.1 合計   3,500   99.2   563   105.1 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前連結会計年度比 (%) 食品関連   34,870   108.9 物資関連   3,894   102.2 電子関連   3,892   103.5 事業開発関連   609   107.2 合計   43,267   107.7 (注) 1 主な相手先別の販売実績は、総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 2 セグメント間の内部売上高は控除しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 経営成績につきましては、当社グループの当連結会計年度における経営成績に重要な影響を与える要因についての分析等は、前項の(1)経営成績等の状況の概要に記載のとおりでありますが、当連結会計年度におきましては、売上高は食品関連では冷凍食品分野で冷凍野菜・冷凍調理品が好調で販売量が伸長し、農産分野も好調に推移したことに加え、物資関連で海外防災関連分野の新たな現地調査案件が開始したことや、電子関連のセンサ機器分野と計測・試験機器分野が堅調に推移したことなどで増収となり、利益面も増収に伴う売上総利益の増加により販売費・人件費が増加したものの増益となりました。当社グループでは、2027年3月期までの3年間を対象とする中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」における目標である3年間累計の連結経常利益55億円以上について、引き続き本目標の変更は行わず、本中期経営計画の最終年度となる2027年3月期を目標数値に最大限迫ることを目指す1年間と位置付けたうえで、引き続き競争力のある事業ポートフォリオの組成により安定した収益を確保してまいります。 財政状態につきましては、主に食品関連において、棚卸資産が今後の売上拡大に向けた積み増しや仕入コスト上昇により増加したことなどで、総資産は増加しました。この要因による運転資金の増加に伴う資金需要はありましたが、利益計上に加え投資有価証券や固定資産の売却などにより有利子負債を大幅に圧縮したことで負債は減少しました。一方、純資産は利益計上に加え、その他有価証券評価差額金などの増加により大幅に増加したことで、連結自己資本比率は前連結会計年度から5.0ポイント上昇し36.9%となりました。引き続き安定した収益確保や総資産の効率的運用により自己資本比率をさらに向上させつつ、資本コストを上回る収益性を維持してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析につきましては、前項の(1)経営成績等の状況の概要に記載のとおりであります。資本の財源および資金の流動性につきましては、主に食品関連における運転資金の増加に伴う資金需要はあったものの、利益計上に加え、投資有価証券や固定資産の売却を行ったことなどにより、有利子負債の削減を進めました。次連結会計年度においては、例年実施している更新等に係る設備投資は減価償却費の範囲内で行うことを原則としつつ、今後の収益拡大に向けた設備投資は行うものの、全体としては利益計上などによるフリーキャッシュ・フローの確保および有利子負債の削減に取組んでまいります。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、当社グループとして重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産) 当社グループは、回収可能性があると判断した将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金について繰延税金資産を計上しております。また回収可能性については、次期経営計画に基づき将来の課税所得を見積もっております。 なお、当連結会計年度の見積りについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 [注記事項] (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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