概要
機械・工具の専門商社である。1947年の合併に始まり、国内16拠点、海外9カ国19拠点を展開。2025年度の連結売上高は229億円、従業員数213名。工作機械を主力に、工具・制御機器等を扱い、グローバルに製造業を支える。
国内と海外で構成されるセグメント
当社グループは、地域別に「日本」「北米」「アジア」「その他」の4セグメントで管理される。2025年度の日本セグメント売上高は131億5千9百万円で全体の57.5%を占める。北米は61億3千5百万円、アジアは31億9千9百万円、その他は4億4千万円。北米は自動車部品メーカー向け大型案件により前年比23.8%増と成長した。
グループを構成する連結子会社と事業内容
当社グループは、株式会社トミタ(当社)と連結子会社13社、非連結子会社2社で構成される。主な連結子会社として、米国のTOMITA U.S.A.,INC.、タイのTOMITA ASIA CO.,LTD.、中国の広州富田貿易有限公司、インドのTOMITA INDIA PVT.LTD.などがある。2025年には新日本産業株式会社を連結子会社化し、計量・計測機器分野を追加した。
安定した収益基盤と財務体質
2025年度の連結売上高は229億3千5百万円(前年比5.8%増)、営業利益6億7千8百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6億6千4百万円。自己資本比率は60.4%と高水準。営業キャッシュ・フローは18億9千4百万円の収入で、現金同等物は69億4千9百万円と流動性は潤沢である。
業界の中での役割は機械・工具の商社(ディストリビューター)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2023/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 124億円 | 61.7% | 3億円 | 2.4% |
| アジア | 39億円 | 19.4% | 1億円 | 2.6% |
| 北米 | 34億円 | 16.9% | 1億円 | 2.9% |
| 欧州 | 4億円 | 2.0% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01製造業全般(工作機械・工具需要)主力
国内および北米・アジア・欧州などの海外市場で、工作機械・工具の仕入・販売を行う。顧客は製造業を中心に広範で、機械の選定・供給からアフターサービスまで対応。
- 工作機械
- 金属加工などに使用される機械。旋盤、フライス盤、マシニングセンタなどを販売。
- 工具
- 切削工具、測定工具、手工具など。製造現場で使用される様々な工具を取り扱う。
- 計量・計測機器
- 品質管理に必要な測定器や計量器。精密な測定をサポート。
02その他(機械の配線・修理、ビル管理・保険代理)副次
機械の配線・修理サービスや、ビル管理、保険代理業など、周辺サービスを提供。
製品と技術
工作機械を核とした機械・工具の総合販売
主力商品は工作機械(切削、研削、放電加工機など)で、自動車、建設機械、半導体メーカー向けが中心。併せて、鍛圧機械、制御機器、工具類(切削工具、測定工具、油圧工具等)を幅広く取り扱う。各国のメーカーから仕入れ、顧客の生産工程に合わせて提案する商社機能を持つ。
子会社が担う計量・計測機器と通信販売
2025年に子会社化した新日本産業株式会社は、計量器、計測器、研究開発機器を販売し、特に宇宙・航空機関連の顧客基盤を持つ。また、株式会社ツールメールクラブは工具の通信販売を展開。非連結子会社の有限会社フィールドは工作機械の電気配線や修理サービスを提供し、販売と保守の一体化を進める。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
卸売業で中堅規模、収益低下が課題の内需型
医療機器やヘルスケア関連の卸売を手掛けるが、同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などと比べ規模は中堅で、市場シェアは限定的。売上高は2024年3月期の213億円から2026年3月期に229億円へと緩やかに増加する一方、営業利益率は3.69%から3.06%へ低下傾向にあり、収益性の改善が急務。医療業界の需要は安定的だが、競争激化や価格競争により利益が圧迫されている。内需依存が強く、海外展開や高付加価値サービスによる差別化が今後の課題となる。
強み
- 医療機器卸売は景気変動の影響が小さく、売上高は増加傾向。
- 医療機関との長期的な取引関係を有し、一定の収入源を確保。
- 2024年3月期の213億円から2026年3月期に229億円へ成長見込み。
課題
- 営業利益率が低下傾向で、価格競争やコスト増が影響。
- 同業他社と比べ規模が小さく、スケールメリットを発揮しにくい。
- サービスが同質化しやすく、付加価値創出が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がトミタ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9930北沢産業 | 95億円 | 33.6倍 |
| 2 | 9265ヤマシタヘルスケアホールディングス | 93億円 | 14.2倍 |
| 3 | 9867ソレキア | 93億円 | 5.5倍 |
| 4 | 7673ダイコー通産 | 89億円 | 9.7倍 |
| 5 | 2708久世 | 88億円 | 5.0倍 |
| 6 | 8147トミタ | 87億円 | 11.0倍 |
| 7 | 8135ゼット | 87億円 | 8.7倍 |
| 8 | 3004神栄 | 87億円 | 6.1倍 |
| 9 | 2668タビオ | 87億円 | 15.2倍 |
| 10 | 416A富士ユナイトホールディングス | 86億円 | 11.9倍 |
| 11 | 3160大光 | 86億円 | 147.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
冨田工具と冨田機械の合併から始まった1947年
1947年7月、大阪営業所を開設。同年12月には冨田工具株式会社が冨田機械株式会社を吸収合併。翌1948年7月に冨田工業株式会社と改称。1970年7月に株式会社富善商店と合併し、商号を株式会社トミタに変更した。この合併が現在の企業体の基礎となっている。
米国進出と株式公開で広がった1980年代
1984年10月、米国にTOMITA U.S.A.,INC.を設立し、海外販売拠点を確保。1985年5月には日本証券業協会に株式を登録し、資本市場から資金調達を可能にした。国内では埼玉営業所(1980年)、沼津営業所(1982年)などを開設し、全国網を拡充した。
欧州・アジアへ急拡大した1990年代
1991年4月、英国にTOMITA U.K.,LTD.を設立し欧州拠点を獲得。1995年4月にはタイに現地資本との合弁でTOMITA ASIA CO.,LTD.を設立。同年11月に本社を大田区大森中に移転。1999年5月にはカナダに進出。1997年には工具通信販売の株式会社ツールメールクラブを設立し、販売チャネルを多様化した。
上場市場の変遷と新興国への展開(2000年代~2010年代)
2004年12月、ジャスダック証券取引所に上場。2003年に中国に広州富田国際貿易有限公司、2005年にインドネシアにPT.TOMITA INDONESIA、2012年にベトナムとメキシコに現地法人を設立。2013年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場再編でスタンダード市場に移行した。
事業承継による新分野への進出(2024年~2025年)
2024年4月、有限会社フィールドを事業承継。同社は工作機械の電気部品組み立てとメンテナンスサービスを手掛け、販売とアフターサービス一体化を強化。2025年11月には新日本産業株式会社を子会社化し、計量・計測機器や研究開発機器、特に宇宙・航空機関連分野の販売網を獲得した。
年表41件を開く
1940年代
- 1947年7月大阪営業所を開設(現・大阪支店)
- 1947年12月M&A冨田工具株式会社が冨田機械株式会社を吸収合併
- 1948年7月冨田工具株式会社を冨田工業株式会社に改称
1960年代
- 1969年8月名古屋営業所を開設(現・名古屋支店)
1970年代
- 1970年4月本社営業部として東京都大田区大森に事業所開設
- 1970年7月M&A株式会社富善商店と合併し、商号を株式会社トミタに改称
- 1971年1月小山営業所を開設(現・栃木営業所)
- 1971年1月厚木営業所を開設(現・神奈川営業所)
- 1979年7月北陸営業所を開設
1980年代
- 1980年7月埼玉営業所を開設
- 1982年4月沼津営業所を開設(現・静岡営業所)
- 1984年10月米国にTOMITA U.S.A.,INC.を設立(現・連結子会社)
- 1985年5月当社株式を社団法人日本証券業協会に登録
- 1985年11月甲府営業所を開設(現・山梨事務所)
- 1988年10月四国営業所を開設(現・四国事務所)
1990年代
- 1991年4月英国にTOMITA U.K.,LTD.を設立(現・連結子会社)
- 1991年10月郡山営業所を開設
- 1993年8月株式会社トミタファミリーを設立(現・非連結子会社)
- 1993年11月本社機能を東京都大田区大森中に移転し、本社営業部を本社事務所と改称
- 1995年4月タイに現地資本と合弁でTOMITA ASIA CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
- 1995年7月北上事務所を開設
- 1995年9月郡山営業所を廃止
- 1997年7月株式会社ツールメールクラブを設立(現・連結子会社)
- 1999年5月カナダにTOMITA CANADA INC.を設立(現・連結子会社)
2000年代
- 2002年6月茨城事務所を開設(現・茨城営業所)
- 2002年7月福山営業所を開設(現・中国営業所)
- 2003年4月タイにTOMITA ENGINEERING (THAILAND) CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
- 2003年11月中国に広州富田国際貿易有限公司を設立(現・広州富田貿易有限公司・連結子会社)
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年7月インドネシアにPT.TOMITA INDONESIAを設立(現・連結子会社)
- 2008年3月仙台事務所を開設(現・東北事務所)
- 2009年3月北上事務所を廃止
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2012年7月ベトナムにVIETNAM TOMITA CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
- 2012年12月米国にTOMITA INVESTMENT U.S.A.,LLC.を設立(現・連結子会社)
- 2012年12月メキシコにTOMITA MEXICO, S. DE R.L. DE C.V.を設立(現・連結子会社)
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に 上場
- 2013年9月インドにTOMITA INDIA PVT.LTD.を設立(現・連結子会社)
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
- 2024年4月有限会社フィールド(現・非連結子会社)を事業承継
- 2025年11月新日本産業株式会社(現・連結子会社)を事業承継
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
グローバル経営の深化
海外営業拠点を拡充し、国内外の拠点が連携することで事業拡大と収益力強化を図る。2024年にはインドにチェンナイ営業所を開設した。
- 02
成長分野への積極展開
自動車業界のHV、EV、自動運転技術への設備投資に対応し、半導体関連業界など旺盛な需要がある分野へのアプローチを強化する。
- 03
販売とメンテナンスの一体化強化
工作機械の販売に加え、買収したフィールド社を通じて電気部品組立や機械メンテナンスサービスを提供し、顧客との信頼関係を強化する。
- 04
新分野への投資
2025年に子会社化した新日本産業を通じて、宇宙・航空機関連分野など新たな顧客層と取扱商品を拡大する。
- 05
カーボンニュートラルへの貢献
環境配慮型設備や省エネ商品の開発・提案を進め、顧客の環境負荷低減に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で213人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は811万円で、9期前と比べて+1.8%。平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は14.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 195 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 194 | — |
| 2019年3月 | 797 | 44.8 | 14.9 | 202 | — |
| 2020年3月 | 820 | 45.7 | 15.8 | 211 | — |
| 2021年3月 | 765 | 45.5 | 16.1 | 220 | — |
| 2022年3月 | 786 | 46.6 | 17.0 | 221 | — |
| 2023年3月 | 780 | 47.3 | 17.0 | 221 | — |
| 2024年3月 | 793 | 46.3 | 16.7 | 217 | — |
| 2025年3月 | 775 | 44.9 | 14.9 | 215 | 372 |
| 2026年3月 | 811 | 44.7 | 14.5 | 213 | 329 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社12社(国内 3 / 海外 9、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 海外TOMITA U.S.A.,INC. (注)6Plain City, Ohio,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOMITA CANADA INC. (注)4Ontario, Canada · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOMITA MEXICO, S.DE R.L.DE C.V. (注)2(注)4Leon, Guanajuato, Mexico · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOMITA U.K.,LTD. (注)2Banbury, Oxon,U.K. · 連結子会社議決権95.5%
- 海外TOMITA ASIA CO.,LTD. (注)3(注)5Bangkok, Thailand · 連結子会社議決権49.0%
- 海外TOMITA ENGINEERING (THAILAND) CO.,LTD. (注)4Bangkok, Thailand · 連結子会社議決権99.9%
- 国内広州富田貿易有限公司(注)2中華人民共和国,広東省,広州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PT.TOMITA INDONESIABekasi, Indonesia · 連結子会社議決権99.5%
- 海外VIETNAM TOMITA CO.,LTD.Hanoi, Vietnam · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOMITA INDIA PVT.LTD. (注)2(注)4Gurugram, Haryana, India · 連結子会社議決権100.0%
- 国内新日本産業株式会社東京都文京区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内その他2社- · 連結子会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は229億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収減益で、売上が+5.5%、利益が-12.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 246億円 | 229億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 7億円 |
| 純利益 | 7億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥25 | ¥25 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は67億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+39.6%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 59 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 48 | 1 | 2.1 | 2 |
| 2024年2Q | 55 | 2 | 3.6 | 1 |
| 2024年3Q | 49 | 2 | 4.1 | 1 |
| 2024年4Q | 61 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 96 | 3 | 3.1 | 3 |
| 2025年4Q | 121 | 5 | 4.1 | 3 |
| 2026年2Q | 110 | 4 | 3.6 | 3 |
| 2026年4Q | 119 | 3 | 2.5 | 4 |
| 2027年1Q | 67 | 2 | 3.0 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は178億円から229億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に 上場 | |||||
| 2013年3月 | 178 | — | 6 | — | 4 |
| 2014年3月 | 205 | — | 9 | — | 6 |
| 2015年3月 | 212 | — | 11 | — | 7 |
| 2016年3月 | 229 | — | 12 | — | 8 |
| 2017年3月 | 219 | — | 10 | — | 6 |
| 2018年3月 | 239 | — | 11 | — | 7 |
| 2019年3月 | 259 | — | 13 | — | 7 |
| 2020年3月 | 243 | — | 10 | — | 7 |
| 2021年3月 | 173 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年3月 | 194 | — | 7 | — | 5 |
| 2023年3月 | 202 | — | 7 | — | 5 |
| 2024年3月 | 213 | — | 9 | — | 6 |
| 2025年3月 | 217 | 8 | 10 | 3.7 | 6 |
| 2026年3月 | 229 | 7 | 9 | 3.1 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高229億円のうち、営業利益として残るのは7億円で3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.7%187億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.3%35億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは17億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は69億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3 | 1 | −1 | 4 | 28 |
| 2014年3月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 26 |
| 2015年3月 | 9 | 0 | −1 | 9 | 36 |
| 2016年3月 | 7 | 0 | −2 | 7 | 41 |
| 2017年3月 | 11 | 0 | −1 | 11 | 50 |
| 2018年3月 | 5 | 1 | −2 | 6 | 53 |
| 2019年3月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 53 |
| 2020年3月 | 0 | −1 | −3 | −1 | 49 |
| 2021年3月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 53 |
| 2022年3月 | 5 | 0 | −1 | 5 | 58 |
| 2023年3月 | 9 | 1 | 0 | 10 | 71 |
| 2024年3月 | −8 | −7 | −2 | −15 | 56 |
| 2025年3月 | 4 | −6 | −2 | −2 | 53 |
| 2026年3月 | 19 | −2 | −1 | 17 | 69 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は214億円。このうち返さなくてよい自己資本が132億円で、自己資本比率は60.4%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 106 | 47 | 59 | 43.6 |
| 2014年3月 | 116 | 55 | 61 | 45.8 |
| 2015年3月 | 135 | 66 | 69 | 47.9 |
| 2016年3月 | 137 | 71 | 66 | 50.9 |
| 2017年3月 | 149 | 78 | 71 | 51.3 |
| 2018年3月 | 161 | 84 | 77 | 51.2 |
| 2019年3月 | 170 | 89 | 81 | 50.9 |
| 2020年3月 | 163 | 89 | 74 | 53.4 |
| 2021年3月 | 158 | 96 | 62 | 59.3 |
| 2022年3月 | 163 | 102 | 61 | 61.4 |
| 2023年3月 | 182 | 110 | 72 | 58.9 |
| 2024年3月 | 185 | 119 | 66 | 62.8 |
| 2025年3月 | 186 | 122 | 64 | 63.8 |
| 2026年3月 | 214 | 132 | 82 | 60.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中85位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中243位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,419で、1年前と比べて+24.1%。過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 0.54倍 |
| 配当利回り | 1.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1390円で、25日移動平均線1397.28円をやや下回る。1ヶ月では0.71%下落したが、1年では21.44%上昇。52週高値1556円からは約10.7%の水準にあり、週足では7月中旬にかけて上昇後、8月に入って調整。出来高は8月10日に4800株と増加したが、その後は低水準。RSIは46.49と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは実績10.8倍・予想10.6倍と同業界平均18.16倍を大幅に下回り、PBR0.5271倍も平均1.25倍を大きく割り込む割安水準。ROE5.3%と低いものの、配当利回り1.8%は平均2.92%を下回り配当面では劣る。売上は増加傾向で利益も安定しているが、配当性向16.1%と低く成長への投資が優先されている。割安が際立つが、収益性改善と配当増加の余地を見極めたい。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 0.54倍 | 1.24倍 |
| ROE | 5.3% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
製造業の設備投資動向が業績を左右する。強気派は国内製造業の回帰や省人化投資の追い風を指摘し、弱気派は中国経済減速や供給過剰による受注減少を懸念。26/3期は増収増益予想で、新規顧客開拓や海外展開が期待される。今後の設備投資サイクルとシェア拡大の実現性が論点。
- 設備投資回復
製造業の省力化投資が続き、部品需要が底堅い。
- 海外展開
アジア向け輸出が増加し、事業基盤を広げる。
- 財務基盤
安定した収益と低負債で成長投資が可能。
- 売上高229億円へ増収基調通年影響中
売上高は217→229億円と前期比5.5%増、増収額12億円
- 純利益7億円と16.7%増益決算発表後影響中
純利益は6→7億円で前期比16.7%増、最終増益基調
- PBR0.53倍の解散価値割れ継続影響弱
PBR0.53倍は純資産比で株価が半値、資本効率改善余地
- 株価上昇後もPER10.8倍の割安継続影響弱
1年間で21.4%上昇するもPER10.8倍、予想10.6倍と低水準
- 景気依存
製造業の投資が縮小すれば受注が落ち込む。
- 競争激化
同業との価格競争で粗利が圧迫される。
- サプライチェーン
部材調達の混乱で納期遅延が発生するリスク。
- 営業利益8→7億円と減益通年影響中
営業利益は前期比1億円減、営業利益率3.69%→3.06%
- 配当利回り1.8%と株主還元が薄い通年影響弱
配当利回り1.8%は自己資本比率や利益水準に対し低く、買い材料に欠ける
- 小型株で流動性が低い継続影響弱
時価総額86億円、外国人保有3.89%と株式需給が薄い
- ROE5.3%と低い資本効率継続影響弱
PBR0.53倍の割安にもROE5.3%で投資効率は劣後
- 受注高
- 将来の売上動向を先取りする。
- 在庫回転率
- 需要予測の精度と在庫効率を測る。
- 海外売上比率
- グローバル戦略の進捗。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり25円で、前期から+9.1%。いまの株価に対する利回りは1.76%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 24 | — | 26.9 |
| 2018年3月 | 28 | 16.7 | 28.2 |
| 2019年3月 | 31 | 10.7 | 25.7 |
| 2020年3月 | 23 | −25.8 | 27.6 |
| 2021年3月 | 7 | −69.6 | 21.2 |
| 2022年3月 | 17 | 142.9 | 22.8 |
| 2023年3月 | 18 | 5.9 | 20.5 |
| 2024年3月 | 20 | 11.1 | 15.1 |
| 2025年3月 | 22 | 10.0 | 14.8 |
| 2026年3月 | 24 | 9.1 | 16.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥25
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,820人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.8%を占め、残る55.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 55.9 | 46.9 | 49.9 | 52.7 | 52.3 | 51.1 |
| 事業法人 | 24.1 | 33.0 | 31.4 | 30.1 | 30.4 | 29.7 |
| 金融機関 | 16.2 | 16.2 | 15.6 | 14.3 | 14.8 | 15.2 |
| 自己株式 | 15.8 | 15.8 | 15.8 | 15.8 | 15.8 | 15.1 |
| 外国法人 | 3.5 | 3.6 | 2.9 | 2.7 | 2.4 | 3.9 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社トミコーポレーション | 8.17 |
| 02 | トミタ共栄会 | 7.76 |
| 03 | オークマ株式会社 | 4.25 |
| 04 | ダイキン工業株式会社 | 4.06 |
| 05 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 3.82 |
| 06 | 冨田 雅枝 | 3.67 |
| 07 | 高松機械工業株式会社 | 3.52 |
| 08 | 株式会社北陸銀行 | 3.48 |
| 09 | 株式会社常陽銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.79 |
| 10 | 冨田 薫 | 2.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+86%、1株純資産は14期で+202%。直近期のROEは5.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 69 | 825 | 8.9 | 6.1 | 18.3 |
| 2014年3月 | 102 | 961 | 11.4 | 6.4 | 26.3 |
| 2015年3月 | 131 | 1,163 | 12.4 | 4.8 | 25.6 |
| 2016年3月 | 143 | 1,253 | 11.8 | 4.9 | 28.6 |
| 2017年3月 | 116 | 1,374 | 8.8 | 6.6 | 26.9 |
| 2018年3月 | 119 | 1,490 | 8.3 | 10.1 | 28.2 |
| 2019年3月 | 132 | 1,562 | 8.6 | 7.6 | 25.7 |
| 2020年3月 | 121 | 1,677 | 7.6 | 7.9 | 27.6 |
| 2021年3月 | 61 | 1,814 | 3.5 | 16.7 | 21.2 |
| 2022年3月 | 94 | 1,926 | 5.0 | 10.2 | 22.8 |
| 2023年3月 | 89 | 2,063 | 4.5 | 11.8 | 20.5 |
| 2024年3月 | 108 | 2,234 | 5.0 | 14.1 | 15.1 |
| 2025年3月 | 121 | 2,312 | 5.4 | 11.2 | 14.8 |
| 2026年3月 | 129 | 2,492 | 5.3 | 9.5 | 16.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 冨田稔 | 代表取締役社長 | 47 |
| 冨田薫 | 取締役会長 | 78 |
| 樋口勝幸 | 専務取締役 国内管掌 | 69 |
| 小倉弘司 | 常務取締役 海外管掌 | 69 |
| 中村龍二 | 取締役 総務部長 | 68 |
| 樺木徹 | 取締役 東日本営業部長兼営業 統括本部部長 | 62 |
| 粟野友広 | 取締役 中部・西日本営業部長 兼中国営業所長 | 61 |
| 金口和正 | 取締役 | 72 |
| 齋藤正 | 常勤監査役 | 74 |
| 宇佐美浩 | 監査役 | 80 |
| 友枝雅洋 | 監査役 | 71 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 80 | 58 | 13 | 152 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 10 | — | — | 10 | 2 |
| 監査役 | 1 | 3 | — | — | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容877字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,155字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,437字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,144字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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