概要
高千穂交易は1952年に大阪で創業した技術商社である。ビジネスセキュリティ(万引き防止システム、入退室管理、防火システムなど)とエレクトロメカニクス(半導体・電子部品、スライドレールやガススプリングなどの機構部品)の2事業を柱とする。2026年3月期の連結売上高は295億円、従業員数は482名。東証プライム市場に上場し、国内および東南アジア・中国・米国に販売網を持つ。
セキュリティと電子機械の二軸で構成される事業構造
高千穂交易は2つのセグメントで事業を展開する。ビジネスセキュリティセグメントは、小売店向けの商品監視システムやRFIDタグ(リテールソリューション)、オフィス・データセンター向けの入退室管理やクラウドサービス(ビジネスソリューション)、東南アジア向けの高度防火システム(グローバル商品類)、および保守サービスから成る。エレクトロメカニクスセグメントは、アナログICやシリコンマイクなどの半導体・電子部品(エレクトロニクス商品類)と、スライドレールやガススプリングなどの機構部品(メカニクス商品類)を扱う。2026年3月期のセグメント売上高は、ビジネスセキュリティが151億52百万円、エレクトロメカニクスが143億58百万円。両セグメントともほぼ同規模の収益源である。
東南アジア・中国・米国に広がる海外販売網
海外事業は連結子会社を通じて展開される。タイにはTakachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.とGuardfire Limitedがあり、防火システムやセキュリティシステムを現地オフィスビルやプラントに販売する。シンガポールのGuardfire Singapore Pte.Ltd.も同様の事業を手がける。中国では、香港にTAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITED、上海に提凱貿易(上海)有限公司を置き、日系企業向けに半導体や機構部品を販売する。米国ではTakachiho America,Inc.がスライドレールなどの機構部品を販売する。これら海外拠点は2026年3月期のグローバル商品類売上高36億27百万円(前年比23.3%増)に貢献した。
181億円から295億円へ拡大した売上高と収益性
連結売上高は2013年3月期の181億円から2026年3月期には295億円へ増加した。営業利益は2026年3月期に20億98百万円と上場来最高を更新し、当期純利益は14億15百万円。収益成長の背景には、データセンター向けセキュリティシステムの拡大や防火システムの大型案件がある。一方、エレクトロメカニクスセグメントでは円安による仕入コスト増加や成長投資の影響で営業利益が減少した。中期経営計画では2027年度に売上高350億円、営業利益30億円、ROE10%超を目標とし、成長投資60億円を計画する。自己資本比率は68.5%と高い健全性を維持する。
連結子会社9社が担う専門機能
グループは当社と連結子会社9社、非連結子会社1社で構成される。マイティキューブ株式会社は商品監視用自鳴式タグシステムの開発・販売を担い、ホームセンターや家電量販店向けに強みを持つ。Takachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.、Guardfire Limited、Guardfire Singapore Pte.Ltd.は東南アジアで防火・セキュリティ事業を展開する。TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITEDと提凱貿易(上海)有限公司は中国・東南アジア向けデバイス販売、Takachiho America,Inc.は米国向け機構部品販売を担当する。これらの子会社はそれぞれの地域・機能に特化し、グループ全体の事業多角化を支える。
業界の中での役割はエレクトロニクス専門商社(セキュリティ・半導体・機構部品)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス セキュリティ | 152億円 | 51.4% | 14億円 | 9.2% |
| エレクトロ メカニクス | 144億円 | 48.6% | 7億円 | 4.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ビジネスセキュリティ(リテールソリューション)主力
小売・流通業向けに、万引き防止システム(商品監視システム、セキュリティタグ)、映像監視システム、入店カウンター、AI万引き検知システム、RFIDタグ・物流在庫管理システム等を販売・設置・運用支援。ショッピングセンターからドラッグストアまで幅広い顧客層をカバー。
自鳴式タグシステムの開発・販売(子会社マイティキューブ)
- 商品監視システム
- 万引き防止のためのセンサーケーブル式警報機、セキュリティタグ、ゲートなどのシステム。
- 映像監視システム
- 監視カメラ、録画装置、分析ソフトを含む店舗向け防犯・監視ソリューション。
- RFIDタグ・周辺機器
- 商品管理や在庫管理、物流管理に用いるRFIDタグとリーダー等の機器。
02ビジネスセキュリティ(ビジネスソリューション)主力
オフィスビル、データセンター、工場向けに、クラウドサービス(MSP)、クラウド型無線LAN、入退室管理システム、ネットワーク機器、郵便物自動封入封緘機等の販売・設計・構築・保守を行う。
- クラウドサービス(MSP含む)
- ITインフラの監視・運用管理サービス(MSP)を含むクラウドベースのサービス。
- 入退室管理システム
- ICカードや生体認証を用いたオフィス・施設のセキュリティシステム。
- メールインサーティングシステム
- 郵便物の選択・封入・封緘を自動化する封入封緘機。
03ビジネスセキュリティ(グローバル商品類)準主力
東南アジア(タイ、シンガポール等)の現地法人を通じて、高度防火システムの設計・構築・販売をオフィスビルや商業施設、発電・石油化学プラント向けに提供。
- 高度防火システム
- スプリンクラー、ガス消火、防火設備などを含む総合防火ソリューション。
04エレクトロメカニクス(エレクトロニクス商品類)準主力
アナログIC、シリコンマイク等各种半導体・センサー・電子部品の販売と電子機器設計支援(コンサルティング)。産業用機器、通信機器等の幅広い分野向け。海外子会社が中国・東南アジアで販売。
- 各種半導体(アナログIC等)
- オペアンプ、電源IC、インターフェースICなどアナログ半導体を中心に販売。
- センサー(シリコンマイク等)
- MEMSマイク、加速度センサー、圧力センサーなど。
- 電子部品
- コンデンサ、抵抗、コネクタ等の受動部品。
05エレクトロメカニクス(メカニクス商品類)準主力
スライドレール、ガススプリング、ソフトクローズダンパー、昇降システム等の機構部品を販売。ATMの開閉・引出機構、システムキッチンの昇降機構、コピー機の給紙機構などに使用。海外販売は中国、東南アジア、米国。
- スライドレール
- ボールベアリング内蔵の金属レール。引き出しや収納のスムーズな開閉を実現。
- ガススプリング
- 窒素ガス封入のシリンダー。重い扉や蓋の上下開閉を補助。
- ダンパー
- オイル粘性抵抗による緩衝機構。引き出しなどの衝撃吸収用。
製品と技術
万引き防止から顔認証まで広がるリテールセキュリティ
リテールソリューション商品類の中核は商品監視システムである。センサーケーブル式警報機とセキュリティタグを組み合わせ、万引き防止を実現する。映像監視システムでは、監視カメラと録画装置に加え、AI技術を使った万引き検知システムも提供する。入店カウンターや省人化対策機器も含め、ショッピングセンターからドラッグストアまで幅広い店舗に対応する。RFIDタグとその周辺機器は物流・在庫管理に用いられ、アパレル向けの大型案件も手がける。連結子会社マイティキューブ株式会社は自鳴式タグシステムを開発し、ホームセンター向けに強みを持つ。
半導体と機構部品で支えるエレクトロメカニクス
エレクトロメカニクスセグメントのエレクトロニクス商品類では、アナログIC(オペアンプ、電源IC、インターフェースICなど)を中心とする各種半導体を販売する。シリコンマイクなどのMEMSセンサーやコンデンサ・抵抗などの受動部品も扱う。産業用機器、通信インフラ、IoT機器など幅広い分野で使用される。メカニクス商品類では、スライドレール(ボールベアリング内蔵の金属レール)、ガススプリング(窒素ガス封入シリンダー)、ソフトクローズダンパー、昇降システムを提供。ATMの開閉機構、システムキッチンの昇降、コピー機の給紙機構などに採用され、国内外の住宅設備・産業機器メーカーに納入される。
東南アジアのプラント向け高度防火システム
グローバル商品類として、高度防火システムの設計・構築・販売を東南アジアで展開する。Guardfire Limited(タイ)とGuardfire Singapore Pte.Ltd.が現地法人として機能し、スプリンクラー、ガス消火設備、防火設備などを組み合わせた総合ソリューションを提供する。対象はオフィスビルや商業施設のほか、発電エネルギー関連プラント、天然ガス・石油化学工業プラントなどの大型施設。2026年3月期のグローバル商品類売上高は36億27百万円で、前年比23.3%増と好調。現地での設計・設置から保守まで一貫対応することで、日系企業以外の顧客も獲得している。
クラウド型無線LANと24時間保守サービス
ビジネスソリューション商品類では、クラウドサービス(MSPサービス含む)とクラウド型無線LANシステムを提供。MSPサービスはITインフラの監視・運用管理をクラウド経由で行い、顧客のシステム安定稼働を支援する。入退室管理システムはICカードや生体認証に対応し、オフィスやデータセンターのセキュリティを強化する。メールインサーティングシステム(封入封緘機)は郵便物の自動封入封緘を実現し、バックオフィス業務の効率化に貢献する。保守サービス商品類ではこれらのシステムに対し24時間365日対応の保守を用意し、全国300ヶ所のサービス拠点から迅速な対応を提供する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- ビジネスセキュリティ(リテールソリューション)自鳴式タグシステムの開発・販売(子会社マイティキューブ)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
専門商社で高収益、堅調な成長を維持
卸売業界では、リョーサン菱洋ホールディングスやイメージワンと競合するが、高千穂交易は特定分野に特化した専門商社としての地位を築いている。売上高は252億円から295億円へと増加し、業界内で成長が著しい。営業利益率は7%台で、同業他社を上回る収益性を持ち、高付加価値な商材を扱う強みがある。
強み
- 営業利益率7%超と高く、効率的な事業運営で収益性を確保。
- 特定分野に集中し、深い知識と顧客ネットワークを活用。
- 売上高が増加基調にあり、業界内での存在感を高めている。
- 安定した利益創出で財務体質が良く、拡大投資が可能。
課題
- 売上高が300億円未満で、規模拡大には限界がある。
- 特定顧客や分野への依存が高く、需要変動の影響を受けやすい。
- 同業他社との競争が激しく、差別化戦略が不可欠。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が高千穂交易
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7438コンドーテック | 449億円 | 13.2倍 |
| 2 | 7510たけびし | 439億円 | 14.8倍 |
| 3 | 4249森六 | 426億円 | 17.3倍 |
| 4 | 7637白銅 | 424億円 | 19.8倍 |
| 5 | 7607進和 | 419億円 | 11.0倍 |
| 6 | 2676高千穂交易 | 417億円 | — |
| 7 | 7609ダイトロン | 416億円 | 13.9倍 |
| 8 | 8103明和産業 | 390億円 | 11.5倍 |
| 9 | 3183ウイン・パートナーズ | 382億円 | 16.3倍 |
| 10 | 7414小野建 | 365億円 | — |
| 11 | 7482シモジマ | 364億円 | 13.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 47件
土木機械輸入商社として創業した1952年
1952年3月、大阪市北区に神戸ガナイト株式会社として設立された。本店は兵庫県神戸市生田区で、土木建設機械の輸入販売と施工指導を開始した。同年6月には米国バロース・アディングマシン社と日本総販売代理店契約を結び、会計機の輸入販売に進出。翌月には商号を水道土木株式会社に変更した。1954年2月、商号を現在の高千穂交易株式会社に変更し、東京・名古屋・九州に支店を設置。本店も神戸市内で移転を繰り返しながら、商社としての基盤を固めた。
情報機器部門を分社化した1970年代の選択
1970年に静岡県御殿場市に工場を建設し、漢字情報処理システムやPOSターミナルの開発製造を始めた。同年、米国センソマチック社(現ジョンソンコントロールズ社)製の商品監視システムの販売代理権を取得し、後に主力となるセキュリティ事業の種をまく。1973年1月、情報機器事業の再編として、高千穂バロース株式会社(現BIPROGY株式会社)、昭和情報機器株式会社(現キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社)、千代田情報機器株式会社(現株式会社アイティフォー)を設立し、バロース部門・漢字情報機器部門・情報機器部門をそれぞれ分離独立させた。その後、これらの持株を順次売却し、純粋な商社としての道を歩み始める。
本社を東京に移し上場へ至った1980〜2000年代
1979年4月、本社を東京都新宿区四谷に移転し、東京支店を廃止。1983年6月には本店所在地も東京に移した。2000年11月、日本証券業協会に店頭上場。2004年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、翌2005年3月には市場第一部に指定された。これに先立ち、2001年から2002年にかけて、香港法人TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITEDの設立やクボタセキュリティ株式会社(現マイティキューブ株式会社)の買収など、M&Aによる事業拡大を本格化させた。2005年7月にはセコム株式会社と資本提携を含む業務提携を締結し、セキュリティ事業を強化した。
M&Aで東南アジア防火市場に進出した2010年代
2011年5月、タイのTakachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.を買収し、東南アジアでのセキュリティ事業を本格化。2012年3月にはマイティカード株式会社(現マイティキューブ株式会社)を買収し、RFID分野を強化した。2014年11月、タイのGuardfire LimitedとシンガポールのGuardfire Singapore Pte.Ltd.を買収し、高度防火システム事業をASEAN諸国へ拡大。これらの一連のM&Aにより、グループは国内セキュリティから東南アジア市場での防火・セキュリティソリューション提供へと事業領域を広げた。一方、2015年1月には米国駐在員事務所を廃止し、北米事業の体制を子会社のTakachiho America,Inc.に集約した。
プライム市場移行と新中期経営計画の2020年代
2020年5月、本社を新宿区四谷一丁目6番1号のYOTSUYA TOWER内に移転。同年7月、子会社の高千穂コムテック株式会社を吸収合併した。2021年10月には米国サンマテオにシリコンバレー・イノベーションセンターを開設し、スタートアップとの協業や新ビジネス開発を強化。2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行した。2023年には深圳オフィスを開設し、中国市場へのアクセスを強化。2024年4月には公益財団法人高千穂交易奨学財団を設立し、社会貢献活動を開始した。2025年6月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化している。
年表47件を開く
1950年代
- 1952年3月大阪市北区に神戸ガナイト㈱(本店所在地:兵庫県神戸市生田区)を設立し、土木建設機械の輸入・販売、施工指導を開始。
- 1952年6月米国バロース・アディングマシン社と日本総販売代理店契約を締結、会計機の輸入・販売を開始。
- 1952年8月商号変更商号を水道土木㈱に変更。
- 1954年2月商号変更商号を高千穂交易㈱に変更。
- 1954年2月東京支店(東京都港区)・名古屋支店(名古屋市中区)・九州支店(福岡市)を設置。
- 1954年4月本店所在地を神戸市東灘区に移転。
1960年代
- 1963年2月米国ニューヨーク市及び米国ミシガン州バーミングハム市にそれぞれ駐在員事務所を設置。
- 1969年5月米国チェシャー社製メーリング機器(ラベリングマシン)の販売代理権を取得し、販売を開始。
1970年代
- 1970年2月静岡県御殿場市に御殿場工場を建設し、漢字情報処理システム・小型電子計算機・POSターミナル等の開発・製造を開始。
- 1970年6月米国センソマチック社(現:ジョンソンコントロールズ社)製商品監視システムの販売代理権を取得し、販売を開始。
- 1970年9月米国製スライドレール(機構部品)の販売を開始。
- 1971年10月スイス・カーン社製メーリング機器(自動封入封緘システム)の販売代理権を取得し、輸入・販売を開始。
- 1973年1月高千穂バロース㈱(現:BIPROGY㈱)を設立し、バロース部門を分離独立。昭和情報機器㈱(現:キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ㈱)を設立し、漢字情報機器部門を分離独立。
- 1973年2月大阪支店(大阪市北区)を設置。
- 1973年4月千代田情報機器㈱(現:㈱アイティフォー)を設立し、情報機器部門を分離独立。
- 1973年12月本店所在地を兵庫県芦屋市に移転。
- 1974年2月米国ナショナルセミコンダクター社(現:テキサス・インスツルメンツ社)製各種半導体の販売代理権を取得し、販売を開始。
- 1975年2月日本エムディエス㈱の営業権を譲受け、当社システム機器部門の営業を強化。
- 1975年6月厚木自動車部品㈱(現:Astemo㈱)製ガススプリング(機構部品)の販売を開始。
- 1975年12月高千穂バロース㈱の当社持株の90%を米国バロース社へ譲渡。
- 1977年5月商号変更バロース㈱(前:高千穂バロース㈱が1976年2月に商号変更)の当社持株残(10%)を米国バロース社へ譲渡。
- 1977年8月米国バーミングハム駐在員事務所を廃止。
- 1977年12月千代田情報機器㈱、昭和情報機器㈱の当社持株をすべて売却。
- 1979年4月本社を東京都新宿区に移転し、東京支店を廃止(四谷一丁目2番8号)。
1980年代
- 1983年6月本店所在地を東京都新宿区に移転。
- 1984年4月米国駐在員事務所をカリフォルニア州サンマテオに移転・呼称変更。
2000年代
- 2000年11月上場日本証券業協会に店頭上場。
- 2001年4月TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITED(本社:中華人民共和国香港)を設立し、中国・東南アジアの日系企業へのデバイス商品の販売活動を強化(連結子会社)。
- 2002年10月M&A高千穂コムテック㈱(現:高千穂交易㈱に吸収合併、本社:東京都新宿区)を設立し、メーリング商品の販売活動を強化(連結子会社)するとともに、クボタセキュリティ㈱(現:マイティキューブ㈱)を買収により子会社とし、セキュリティ商品の販売活動を強化(連結子会社)。
- 2003年12月TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITED 上海駐在員事務所を開設。
- 2004年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2005年3月東京証券取引所市場第一部に指定。
- 2005年7月セコム㈱と資本提携を含めた業務提携、セキュリティ商品の販売活動を強化。
- 2007年12月TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITEDの全額出資により提凱貿易(上海)有限公司(本社:中華人民共和国上海)を設立し、中国の日系企業へのデバイス商品の販売活動を強化(連結子会社)。
2010年代
- 2011年5月M&ATakachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.(本社:タイバンコク)を買収により子会社とし、東南アジアでの事業活動を強化(連結子会社)。
- 2012年3月M&Aマイティカード㈱(現:マイティキューブ㈱)を買収により子会社とし、RFIDの販売活動を強化(連結子会社)。
- 2014年11月M&AGuardfire Limited (本社:タイバンコク)及び Guardfire Singapore Pte.Ltd.(本社:シンガポール)を買収により子会社とし、防火システム事業をASEAN諸国へ拡大。高度防火システム事業の販売活動を強化(連結子会社)。
- 2015年1月米国駐在員事務所を廃止。
- 2017年1月M&A㈱S-Cubeとマイティカード㈱を合併し、マイティキューブ㈱に社名を変更(連結子会社)。
2020年代
- 2020年5月本社を移転(四谷一丁目6番1号)。
- 2020年7月M&A高千穂コムテック㈱を吸収合併。
- 2021年10月シリコンバレー・イノベーションセンターを米国サンマテオに開設し、情報収集、スタートアップ企業との協業、新ビジネス開発体制を強化。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2023年4月西成電子香港有限公司(C.S.I HK)との間に業務委託に関する覚書を結び、高千穂交易(香港)有限公司深圳オフィスを設置。
- 2024年4月創業「一般財団法人高千穂交易奨学財団」(現:公益財団法人高千穂交易奨学財団)設立。
- 2024年8月㈱テリロジーホールディングスと資本提携を含めた業務提携、OT セキュリティ事業を強化。
- 2025年6月監査等委員会設置会社へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年3月期まで350億円
- 連結営業利益2028年3月期まで30億円
- 連結当期純利益2028年3月期まで20億円
- ROE2028年3月期まで10%超
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
注力事業への重点投資による事業成長
ビジネスセキュリティ分野とエレクトロメカニクス分野に経営資源を集中し、成長投資60億円を実行。フィジカル×サイバーのトータルセキュリティソリューション提供、半導体事業の規模拡大と技術開発力の強化を図る。
- 02
ロイヤルカスタマー戦略の進化
マトリクス組織を導入し社内横断連携を強化、組織を超えたマルチプロダクト・サービスを提供し、既存顧客の深耕を図る。
- 03
サービスビジネスの成長
従来のモノ売りから事業デザイン思考へ進化させ、お客様伴走型で新ソリューションを創造。保守・マネージドサービス・クラウドサービスを拡大し安定収益向上と利益率改善を目指す。
- 04
新規事業・グローバル展開の強化
シリコンバレーイノベーションセンターとの連携強化、東南アジア・インドへの販路拡大により事業領域を拡張する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で482人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は752万円で、9期前と比べて+30.9%。平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は17.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 492 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 494 | — |
| 2019年3月 | 574 | 38.9 | 14.4 | 488 | — |
| 2020年3月 | 587 | 39.7 | 15.1 | 506 | — |
| 2021年3月 | 592 | 40.1 | 14.6 | 485 | — |
| 2022年3月 | 631 | 41.0 | 15.3 | 488 | — |
| 2023年3月 | 663 | 41.6 | 16.4 | 496 | — |
| 2024年3月 | 705 | 42.0 | 16.7 | 474 | — |
| 2025年3月 | 710 | 42.8 | 17.1 | 459 | 458 |
| 2026年3月 | 752 | 42.8 | 17.0 | 482 | 436 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 1 / 海外 8、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内マイティキューブ㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TAKACHIHO KOHEKI(H.K.) LIMITED中国香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外提凱貿易(上海)有限公司中国上海 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Takachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.タイバンコク · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Guardfire Limitedタイバンコク · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Guardfire Singapore Pte. Ltd.シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TK Thai Holdings Co.,Ltd.タイバンコク · 連結子会社議決権99.6%
- 海外TK Fire Fighting Co.,Ltd.タイバンコク · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Takachiho America,Inc.米国イリノイ州 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は295億円、営業利益は21億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 320億円 | 295億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 21億円 |
| 純利益 | 17億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥76 | ¥76 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は70億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.8%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 65 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 61 | 3 | 4.9 | 4 |
| 2024年2Q | 66 | 4 | 6.1 | 3 |
| 2024年3Q | 63 | 3 | 4.8 | 3 |
| 2024年4Q | 62 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 133 | 9 | 6.8 | 6 |
| 2025年4Q | 148 | 12 | 8.1 | 9 |
| 2026年2Q | 135 | 10 | 7.4 | 7 |
| 2026年4Q | 160 | 11 | 6.9 | 7 |
| 2027年1Q | 70 | 3 | 4.3 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は181億円から295億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 181 | — | 10 | — | 6 |
| Guardfire Limited (本社:タイバンコク)及び Guardfire Singapore Pte.Ltd.(本社:シンガポール)を買収により子会社とし、防火システム事業をASEAN諸国へ拡大。高度防火システム事業の販売活動を強化(連結子会社)。 | |||||
| 2014年3月 | 196 | — | 11 | — | 6 |
| 2015年3月 | 188 | — | 9 | — | 6 |
| 2016年3月 | 200 | — | 4 | — | 1 |
| ㈱S-Cubeとマイティカード㈱を合併し、マイティキューブ㈱に社名を変更(連結子会社)。 | |||||
| 2017年3月 | 190 | — | 7 | — | 3 |
| 2018年3月 | 196 | — | 7 | — | 1 |
| 2019年3月 | 199 | — | 11 | — | 5 |
| 高千穂コムテック㈱を吸収合併。 | |||||
| 2020年3月 | 206 | — | 9 | — | 2 |
| シリコンバレー・イノベーションセンターを米国サンマテオに開設し、情報収集、スタートアップ企業との協業、新ビジネス開発体制を強化。 | |||||
| 2021年3月 | 206 | — | 9 | — | 5 |
| 2022年3月 | 208 | — | 12 | — | 9 |
| 2023年3月 | 234 | — | 16 | — | 12 |
| 「一般財団法人高千穂交易奨学財団」(現:公益財団法人高千穂交易奨学財団)設立。 | |||||
| 2024年3月 | 252 | — | 18 | — | 14 |
| 2025年3月 | 281 | 21 | 20 | 7.5 | 15 |
| 2026年3月 | 295 | 21 | 24 | 7.1 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高295億円のうち、営業利益として残るのは21億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.9%221億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%53億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%21億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは19億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は73億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 2 | −3 | 9 | 65 |
| 2014年3月 | 5 | −4 | −2 | 1 | 65 |
| 2015年3月 | 13 | −27 | −2 | −14 | 49 |
| 2016年3月 | 4 | 3 | −6 | 7 | 52 |
| 2017年3月 | 9 | −1 | −4 | 8 | 56 |
| 2018年3月 | 1 | −4 | −2 | −3 | 51 |
| 2019年3月 | 9 | −1 | −7 | 8 | 52 |
| 2020年3月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 51 |
| 2021年3月 | 8 | −8 | −2 | 0 | 49 |
| 2022年3月 | 12 | −4 | −2 | 8 | 56 |
| 2023年3月 | −14 | 5 | −3 | −9 | 45 |
| 2024年3月 | 16 | 0 | −15 | 16 | 49 |
| 2025年3月 | 30 | −5 | −15 | 25 | 60 |
| 2026年3月 | 19 | 0 | −8 | 19 | 73 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は257億円。このうち返さなくてよい自己資本が176億円で、自己資本比率は68.5%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 186 | 139 | 47 | 74.2 |
| 2014年3月 | 193 | 143 | 50 | 73.9 |
| 2015年3月 | 198 | 149 | 49 | 75.0 |
| 2016年3月 | 183 | 138 | 45 | 75.8 |
| 2017年3月 | 186 | 138 | 48 | 74.5 |
| 2018年3月 | 186 | 140 | 46 | 75.1 |
| 2019年3月 | 189 | 138 | 51 | 72.9 |
| 2020年3月 | 186 | 136 | 50 | 73.2 |
| 2021年3月 | 195 | 142 | 53 | 72.7 |
| 2022年3月 | 206 | 150 | 56 | 72.9 |
| 2023年3月 | 221 | 164 | 57 | 74.2 |
| 2024年3月 | 230 | 168 | 62 | 73.3 |
| 2025年3月 | 235 | 168 | 66 | 71.8 |
| 2026年3月 | 257 | 176 | 81 | 68.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中47位あたり、逆に低いのはROEで284社中137位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,052で、1年前と比べて+9.3%。過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 23.2倍 |
| PBR | 2.28倍 |
| 配当利回り | 3.70% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月5日に2.17%上昇し2074円。25日線2091.56円を0.8%下回るが、75日線2066.05円は上回る。52週高値2200円からは5.7%下落、52週安値1873円からは10.7%上昇。直近1ヶ月は-1.57%と横ばい圏。出来高は7月10日に52,900株と増加したが、全体としては1〜3万株台で推移し、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
予想PERは23.5倍と業界平均17.75倍を約3割上回り、PBRは2.2倍で平均1.23倍の約1.8倍。ROEは8.2%と平均(不明)に比べ低い。配当利回り3.66%は平均2.98%を上回るが、配当性向95.9%と高く、利益の大半を配当に回しており、成長投資の余地が限定的。売上高は増加傾向だが、営業利益率は7%前後で横ばい。総合的にやや割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 23.2倍 | — |
| PBR | 2.28倍 | 1.24倍 |
| ROE | 8.2% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、単なる輸入商社から高付加価値のソリューションビジネスへ転換できるかどうか。強気派は、IoT・AI需要の拡大と同社の提案力を評価し、収益率の向上を期待する。一方、弱気派は、競争激化による販売単価の低下や、外資系ベンダーの直販化リスクを指摘し、現在の高い評価(PBR2.2倍)に慎重な見方を示す。決算では、ソリューション事業の売上比率や営業利益率の推移が焦点となる。
- IoT・AI需要追い風
デジタル化投資の増加で高付加価値商材の需要が拡大見込み
- 安定した収益基盤
営業利益率7%前後を維持し、売上高も増加傾向
- 株主還元の厚さ
配当利回り3.66%と高く、株主への利益還元を積極化
- 売上高が3期連続増収、295億円に通年影響中
売上高は252億円→281億円→295億円と増加。前期比14億円増
- 配当利回り3.66%と安定した株主還元継続影響中
配当利回りは3.66%。株主への還元姿勢が株価を下支え
- 営業利益21億円を2期連続で確保通年影響中
営業利益は前期と同じ21億円。安定的な収益基盤が維持されている
- 予想PER23.5倍と成長期待を織り込む継続影響弱
予想PERは23.5倍。増収が続けばバリュエーションは吸収可能
- 商社モデルの限界
卸売り主体では付加価値が薄く、競争が激化すれば利益率低下の恐れ
- 為替変動リスク
輸入ビジネスのため円安が仕入れコストを押し上げる
- 高PBRの割高感
PBR2.2倍は同業他社と比べ割高で、業績が伸びなければ調整も
- 営業利益率が7.47%から7.12%へ低下通年影響中
営業利益率は前期比0.35ポイント低下。増収効果が利益率に反映されない
- 最終利益が15億円から14億円に減益通年影響弱
純利益は前期比1億円減の14億円。わずかだが減益に転じた
- PBR2.2倍に対しROE8.2%と資本効率が低い継続影響中
PBR2.2倍に対してROEは8.2%。自己資本利益率が一桁台で割高感
- 外国人保有比率2.33%と低位継続影響弱
外国人保有比率は2.33%。海外投資家の関与が薄く需給は限定的
- ソリューション売上比率
- 高付加価値化が進んでいるかを測る重要な指標
- 営業利益率の推移
- 収益構造の改善度合いを確認
- 外資系ベンダーとの取引数
- 強固な仕入関係の維持・拡大を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり76円で、前期から−5.0%。いまの株価に対する利回りは3.70%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 49.6 |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | 50.9 |
| 2019年3月 | 12 | 0.0 | 48.1 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 37.2 |
| 2021年3月 | 13 | 4.2 | 29.6 |
| 2022年3月 | 28 | 120.0 | 55.8 |
| 2023年3月 | 67 | 141.8 | 119.7 |
| 2024年3月 | 79 | 18.8 | 95.3 |
| 2025年3月 | 80 | 1.3 | 110.5 |
| 2026年3月 | 76 | −5.0 | 95.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥76
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ17,584人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.6 | 57.4 | 57.3 | 58.8 | 56.0 | 57.9 |
| 事業法人 | 23.7 | 23.6 | 23.5 | 22.9 | 24.5 | 23.9 |
| 金融機関 | 15.0 | 15.4 | 14.1 | 13.6 | 16.1 | 14.7 |
| 自己株式 | 12.4 | 11.5 | 10.3 | 10.1 | 8.0 | 8.0 |
| 外国法人 | 2.8 | 2.4 | 2.1 | 2.8 | 2.3 | 2.3 |
| 証券会社 | 0.8 | 1.3 | 3.0 | 1.9 | 1.1 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社マースグループホールディングス | 7.90 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.22 |
| 03 | セコム株式会社 | 4.42 |
| 04 | 株式会社みずほ銀行 | 2.95 |
| 05 | 株式会社マーストーケンソリューション | 2.61 |
| 06 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.12 |
| 07 | 公益財団法人高千穂交易奨学財団 | 1.97 |
| 08 | ヒューリック株式会社 | 1.97 |
| 09 | 高千穂交易従業員持株会 | 1.95 |
| 10 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.65 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+33%、1株純資産は14期で−33%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 57 | 1,410 | 4.1 | 15.8 | 49.1 |
| 2014年3月 | 58 | 1,456 | 4.0 | 18.6 | 37.3 |
| 2015年3月 | 60 | 1,516 | 4.0 | 16.9 | 26.5 |
| 2016年3月 | 11 | 1,450 | 0.7 | 84.3 | 56.0 |
| 2017年3月 | 30 | 1,481 | 2.0 | 33.9 | 49.6 |
| 2018年3月 | 14 | 1,493 | 0.9 | 95.8 | 50.9 |
| 2019年3月 | 54 | 1,545 | 3.5 | 17.7 | 48.1 |
| 2020年3月 | 21 | 1,524 | 1.4 | 44.8 | 37.2 |
| 2021年3月 | 31 | 795 | 4.0 | 18.3 | 29.6 |
| 2022年3月 | 49 | 840 | 6.0 | 15.0 | 55.8 |
| 2023年3月 | 67 | 906 | 7.7 | 18.4 | 119.7 |
| 2024年3月 | 79 | 926 | 8.6 | 24.0 | 95.3 |
| 2025年3月 | 79 | 905 | 8.7 | 24.8 | 110.5 |
| 2026年3月 | 76 | 942 | 8.2 | 26.6 | 95.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 井出尊信 | 代表取締役 社長(社長執行役員) | 57 | 97,000 |
| 植松昌澄 | 取締役(常務執行役員) | 66 | 39,000 |
| 串間和彦 | 取締役 | 69 | 1,000 |
| 絹川幸恵 | 取締役 | 61 | — |
| 辰己一道 | 取締役(常勤監査等委員) | 56 | 52,000 |
| 千葉彰 | 取締役(監査等委員) | 72 | 3,000 |
| 木﨑孝 | 取締役(監査等委員) | 62 | 3,000 |
| 市川大輔 | 常務執行役員 | — | — |
| 田中毅則 | 常務執行役員 | — | — |
| 高山博喜 | 執行役員 | — | — |
| 井藤政樹 | 執行役員 | — | — |
| 岩本昌也 | 執行役員 | — | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 平田嘉昭 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 58 | 11 | 6 | 75 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 24 | 2 | — | 26 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | 3 | — | 15 | 15 |
| 監査役 | 1 | 4 | — | — | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,318字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,421字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,683字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,515字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算補足説明資料2026-08-05
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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