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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

シモジマ

SHIMOJIMA Co.,Ltd.7482 · Prime · 卸売業

包装資材専門商社。紙袋・ポリ袋・テープなど包装用品を、卸・直販・ECで幅広く提供。

概要

シモジマは、包装用品・事務用品・店舗用品を扱う専門商社である。1920年に包装材料卸問屋として創業し、現在は紙袋、包装紙、ポリ袋、粘着テープ、紐・リボン、店舗用品など数百万点の商品を販売する。2025年3月期の連結売上高は607億円、営業利益30億円、純利益21億円。連結従業員数は867名。東京都台東区に本社を置き、東京証券取引所プライム市場に上場。グループには花材園芸のリード商事、工業資材のミタチパッケージ、医療介護の大倉産業など9社の連結子会社がある。

3つの販売チャネルで構成される事業構造

シモジマの販売は営業販売部門、店舗販売部門、通信販売部門の3チャネルで構成される。営業販売部門は二次卸や包装用品販売店へのディーラー販売とユーザーへの直接販売が主体で、売上の大部分を占める。店舗販売部門は直営店での対面販売、通信販売部門は自社ECサイト「シモジマオンラインショップ」を通じたインターネット販売である。2026年3月期の連結売上高648億円のうち、営業販売部門が約6割、店舗販売部門が約2割、通信販売部門が約1割を占める。通信販売では「シモジマモール」への商品掲載点数を170万点に増やし、会員数100万IDを達成した。

東西2拠点体制で支える物流ネットワーク

物流面では、埼玉県さいたま市の東部配送センター(1972年設置)と東大阪市の西部配送センター(1977年設置)を基幹とし、2014年には大阪南港物流センター、2023年には東大阪配送センターを開設して西日本エリアの物流効率化を進めてきた。さらに2028年6月には兵庫県加西市に新配送センターを稼働予定で、投資額は約150億円。東西それぞれにマザーセンターとEC専用センターを配置し、全国配送網の最適化を図る計画である。物流業務の大部分は子会社のシモジマロジスティクス(旧シモジマ加工紙)に委託している。

子会社とフランチャイズで広がる事業領域

グループは当社と9社の連結子会社で構成される。主な子会社として、花材・園芸関連資材を販売するリード商事(2010年完全子会社化)、工業関連資材のミタチパッケージ(2019年完全子会社化)、病院・介護施設向け衛生用品の大倉産業(2025年完全子会社化)がある。また、フランチャイズ加盟店「パッケージプラザ」の管理をエスパックが行い、我満商店が一部運営を担う。仕入先には彩光社や朝日樹脂工業、シモジマ製袋などのグループ会社も含まれる。海外では中国の下島(上海)商貿有限公司と台湾の台湾下島包装股份有限公司が販売・貿易業務を展開する。

中計目標は売上高800億円、営業利益率6.5%

2026年5月に公表した第2次中期経営計画「Dream Action 2030」では、2030年3月期の業績目標として連結売上高800億円、営業利益率6.5%、ROE8.0%を掲げる。マテリアリティとして「顧客満足・顧客体験の向上」と「責任ある調達活動の推進」を特定し、重点業界への販売強化、大手ユーザーとの取引拡大、環境配慮型商品の開発、物流網の再構築に取り組む。PBRの早期1.0倍以上達成も課題とされ、資産効率の向上を図る。2026年3月期の自己資本比率は81.4%と高い水準にある。

業界の中での役割は包装資材の専門商社(卸・小売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
648億円
営業利益
35億円
営業利益率
5.4%
純利益
27億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
化成品・包装資材396億円61.1%40億円10.1%
店舗用品146億円22.5%6億円4.1%
紙製品106億円16.4%12億円11.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01包装資材流通(二次卸・小売)主力

二次卸や包装用品販売店向けのディーラー販売、ユーザーへの直接販売、フランチャイズ加盟店(パッケージプラザ)への卸販売を実施。紙袋、包装紙、ポリ袋、粘着テープ、紐・リボン、店舗用品等を幅広く扱う。

主な製品・サービス6
紙袋
様々なサイズ・デザインの紙袋を販売。小売店やギフト用など多用途。
包装紙・紙器
包装用紙や紙製容器を販売。
ポリ袋
様々なサイズ・厚さのポリエチレン袋。
粘着テープ
梱包用、事務用など多種多様な粘着テープ。
紐・リボン
包装用の紐や装飾リボン。
店舗用品
レジ袋、ショッパー、ディスプレイ用品など店舗向け資材。

02花材・園芸準主力

子会社のリード商事が、花材・園芸関連資材の販売を担当。

03工業準主力

子会社のミタチパッケージが工業関連資材の販売を担当。

04医療・介護準主力

子会社の大倉産業が病院、介護施設等に向けた衛生用品の販売を担当。

製品と技術

紙袋・包装紙の品揃えと環境配慮型商品の拡充

紙袋部門では、小売店やギフト用など多様なサイズ・デザインの紙袋を販売する。包装紙・紙器も幅広く扱い、顧客のニーズに応じて特注品も受注する。2026年3月期の紙製品販売実績は106億円(前期比6.4%増)。脱プラスチックの流れを受け、環境配慮型商品の需要が拡大しており、再生紙やバイオマス素材を使用した製品の開発を推進している。中期経営計画では自社PB(プライベートブランド)化を促進し、低価格帯から高付加価値品までラインアップを拡充する方針である。

ポリ袋・粘着テープなど化成品包装資材の広がり

化成品・包装資材は主力カテゴリーで、ポリ袋、粘着テープ、紐・リボンなどを扱う。2026年3月期の販売実績は396億円(前期比8.6%増)と、グループ売上の約6割を占める。ポリ袋は様々なサイズ・厚さを用意し、食品包装から工業用まで用途は多岐にわたる。粘着テープは梱包用、事務用、マスキングテープなど多種多様。紐・リボンは包装装飾用として小売店やギフト需要に対応する。原材料価格の高止まりや円安の影響を受けつつも、販売数量拡大により増収を達成した。

店舗用品でインバウンド需要とECチャネルを強化

店舗用品はレジ袋、ショッパー、ディスプレイ用品、什器など、小売店や飲食店向けの資材を幅広く提供する。2026年3月期の販売実績は145億円(前期比2.6%増)。インバウンド消費の回復やイベント需要が売上増に寄与した。通信販売部門では自社ECサイト「シモジマオンラインショップ」を運営し、2025年3月期までに商品掲載点数を170万点、会員数100万IDに拡大。中期計画では掲載点数300万SKU、会員数130万IDを目標とする。実店舗とECの連携(オムニチャネル)を進め、顧客利便性を高めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

包装資材卸で大手、EC好調も収益性は中位

シモジマは包装資材・店舗用品の卸売会社。同業の高千穂交易は電子機器・システムを扱い、リョーサン菱洋ホールディングスは電子機器商社と異なる。シモジマはEC・通販向けの梱包資材が好調で、売上高は増加傾向。営業利益率は5%前後と卸売業としては標準的だが、同業他社との比較では中位。店舗向け需要の回復やコスト管理が今後の鍵。

強み

  • 包装資材・店舗用品の総合卸として広い品揃えと顧客網を持つ。
  • ネット通販向け梱包資材の需要増を享受し、売上拡大に貢献。
  • 2024年3月期578億円から2026年3月期648億円へ増加。
  • 営業利益率が2025年3月期4.94%から2026年3月期5.4%へ向上。

課題

  • 営業利益率5%程度は卸売業として特別高くなく、コスト競争に晒される。
  • 同業他社も多く、価格競争やサービス競争が激しい。
  • 実店舗向け売上の回復次第では、EC一辺倒の成長に限界。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がシモジマ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12676高千穂交易417億円
27609ダイトロン416億円13.9倍
38103明和産業390億円11.5倍
43183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
57414小野建365億円
67482シモジマ364億円13.1倍
73139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
83333あさひ341億円14.9倍
93176三洋貿易338億円15.3倍
108101GSIクレオス337億円12.9倍
117525リックス312億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

包装材料卸問屋として創業した1920年

シモジマの起源は1920年1月、包装材料卸問屋「下島商店」の創業に遡る。1943年8月に株式会社下島商店として法人化され、同年9月には下島荷具工業に商号変更した。当初は製造と商事の両部門を抱えていたが、1964年7月に利益管理を明確化するため、資本金1,800万円で株式会社シモジマを設立し、商事部門を移管した。この分離が現在の専門商社としての基礎となった。同時に、不動産管理を目的とした下島不動産(後の下島産業)も設立され、後に複数の商号変更を経てシモジマ商事となる。

全国配送網を整備した1970年代

1972年3月、外商得意先への商品全国配送網確立を目的に、埼玉県浦和市(現さいたま市)に東部配送センターを設置した。続いて1977年12月には、関西地区の配送体制充実を図るため、東大阪市に西部配送センターを設置。これにより東西2拠点の物流基盤が整い、全国規模での迅速な配送が可能となった。1989年9月には栃木県田沼町に田沼倉庫を設け、物流子会社としてヘイコーハンドリング(後のシモジマ加工紙、現シモジマロジスティクス)を設立。物流機能を子会社に委託する体制を構築した。

株式上場とグループ再編を進めた1990年代

1991年4月、シモジマ商事(旧下島産業)を存続会社としてシモジマ(旧下島興業)と株式会社シモジマを合併し、資本金1億725万円となった。1994年11月にはシモジマ商事が下島興業を吸収合併し、グループの整理を進めた。1995年12月に日本証券協会に株式を店頭登録し、資本金14億507万円に増資。2001年2月には東京証券取引所市場第二部に上場、2004年9月には市場第一部に指定替えされた。2002年7月には商号を現在の「株式会社シモジマ」に統一している。

M&Aで事業領域を拡大した2010年代

2010年4月、花材・園芸関連資材を扱うリード商事の全株式を取得し完全子会社化。2017年8月には子会社エスパックを設立し、同年9月にはエスパックを通じて包装用品販売の我満商店を買収。2019年10月には工業資材のミタチパッケージ、同年12月にはプラスチック製品製造の朝日樹脂工業を相次いで子会社化した。2021年11月にはグローバルブランドを買収したが、2025年3月に同社株式を売却し連結対象から外している。2025年1月には医療・介護向け衛生用品の大倉産業を子会社化した。

プライム市場移行と新たな物流投資の現在

2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。2023年8月には東大阪配送センターを稼働開始し、西日本エリアの物流能力を増強。2025年7月には物流子会社のシモジマ加工紙をシモジマロジスティクスに商号変更し、物流機能を明確化した。2026年3月期の連結売上高は648億円と過去最高を更新。営業利益34億円、純利益27億円と増益を達成した。2028年6月には兵庫県加西市に新配送センターを開設し、約150億円を投資する計画である。

年表34件を開く

1920年代

  • 1920年1月創業包装材料卸問屋下島商店創業

1940年代

  • 1943年8月創業㈱下島商店発足
  • 1943年9月商号変更下島荷具工業㈱に商号変更

1960年代

  • 1962年4月下島荷具工業㈱は不動産の管理を目的として、資本金300万円にて下島不動産㈱(現当社)を設立
  • 1964年7月下島荷具工業㈱は製造部門と商事部門の利益管理を明確にするため、資本金1,800万円にて㈱シモジマを設立し、同社の商事部門を㈱シモジマに移管
  • 1967年7月㈱シモジマは取引関係強化を目的として㈲彩光社に資本参加

1970年代

  • 1972年3月㈱シモジマは外商得意先への商品全国配送網確立を目的として、埼玉県浦和市(現さいたま市)に東部配送センターを設置
  • 1977年12月㈱シモジマは関西地区各店及び得意先への配送体制充実を目的として、東大阪市に西部配送センターを設置
  • 1979年3月商号変更下島不動産㈱は下島産業㈱に商号変更

1980年代

  • 1981年4月商号変更下島荷具工業㈱が下島商事㈱に商号変更
  • 1981年7月商号変更下島商事㈱が下島興業㈱に商号変更
  • 1989年9月シモジマ商事㈱は将来の配送業務拡大に対応するため、栃木県安蘇郡田沼町(現佐野市)に田沼倉庫を設置、同時に物流子会社へイコーハンドリング㈱(現シモジマ加工紙㈱)を設立

1990年代

  • 1991年4月M&A下島産業㈱をシモジマ商事㈱に、シモジマ商事㈱をシモジマ㈱にそれぞれ商号変更 シモジマ商事㈱(存続会社)がシモジマ㈱と㈱シモジマとを合併、資本金1億725万円となる
  • 1994年11月M&Aシモジマ商事㈱が下島興業㈱を吸収合併
  • 1995年12月日本証券業協会に株式を店頭登録 資本金14億507万円

2000年代

  • 2000年6月子会社、商い支援㈱を設立
  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部上場
  • 2002年7月商号変更㈱シモジマに商号変更
  • 2004年9月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2006年3月子会社、下島(上海)商貿有限公司を設立

2010年代

  • 2010年4月M&A㈱リード商事の全株式を取得し、同社を完全子会社化
  • 2011年8月新基幹システム「フェニックス」本稼働開始
  • 2014年4月執行役員制度導入、同年6月より施行
  • 2014年8月西日本地区の物流効率化を図るため、大阪南港物流センターを開設
  • 2017年8月子会社、㈱エスパックを設立
  • 2017年9月M&A㈱エスパックが、㈱我満商店の全株式を取得し、同社を完全子会社化
  • 2019年10月M&Aミタチパッケージ㈱の全株式を取得し、同社を完全子会社化
  • 2019年12月M&A朝日樹脂工業㈱の全株式を取得し、同社を完全子会社化

2020年代

  • 2021年11月M&A㈱グローバルブランドの全株式を取得し、同社を完全子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年8月東大阪配送センター稼働開始
  • 2025年1月M&A㈱大倉産業の全株式を取得し、同社を完全子会社化
  • 2025年3月㈱グローバルブランドの全株式を売却し、同社を連結の範囲から除外
  • 2025年7月商号変更シモジマ加工紙㈱はシモジマロジスティクス㈱に商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2030年3月期まで800億円
  • 営業利益率2030年3月期まで6.5%
  • ROE2030年3月期まで8.0%
  • シモジマオンラインショップ掲載点数300万SKU
  • シモジマオンラインショップ登録会員数130万ID

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    シモジマ型オムニチャネルの拡大

    重点業界への販売強化、大手ユーザーとの取引強化、営業エリアの拡大などを通じて、店舗・営業・ECを連携させた販売網を拡充する。

  2. 02

    商品力強化と責任ある調達の推進

    環境配慮型商品・低価格帯商品・高機能商品の開発、PB化促進、海外サプライヤーとの連携強化、および新配送センター稼働による物流網最適化に取り組む。

  3. 03

    PBRの早期1.0倍以上達成

    オリジナル商品の販売比率拡大、不採算事業の撤退、成長投資、IR活動強化、積極的な株主還元により、資本収益性と市場評価の向上を目指す。

  4. 04

    ガバナンス体制の強化

    監査等委員会設置会社への移行により経営の透明性と意思決定の迅速化を図るとともに、執行役員への譲渡制限付株式報酬制度を導入し、株主との価値共有を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で867人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は625万円で、9期前と比べて+19.4%平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月830
2018年3月846
2019年3月52437.815.1856
2020年3月52937.815.3926
2021年3月52239.614.6807
2022年3月54138.115.4809
2023年3月52639.015.7787
2024年3月54239.015.5812
2025年3月59339.115.3842356
2026年3月62539.115.2867404

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
田沼配送センター — 栃木県佐野市2,701百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
東大阪配送センター — 大阪府東大阪市2,350百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
心斎橋店・大阪営業所 — 大阪市中央区1,919百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
本社 — 東京都台東区1,674百万円
全社
保木間土地ほか 賃貸物件6件1,128百万円
全社
本社・工場 — 東京都・茨城県1,072百万円
化成品・包装資材
浅草橋本店 — 東京都台東区918百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
馬喰横山店 ほか34店舗764百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
名古屋店・名古屋営業所 — 名古屋市中区590百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
east side tokyo — 東京都台東区469百万円
紙製品 化成品・包装資材 店舗用品
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    商い支援㈱
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シモジマロジスティクス㈱(注)5
    栃木県佐野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リード商事
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲彩光社(注)2
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権36.4%
  • 国内
    ㈱エスパック
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱我満商店
    北海道釧路市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ミタチパッケージ㈱
    兵庫県姫路市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    朝日樹脂工業㈱
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱大倉産業
    北海道札幌市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は648億円営業利益35億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.8%、利益が+16.7%。

売上高
+6.8%
648億円
営業利益
+16.7%
35億円
純利益
+28.6%
27億円
営業利益率
5.4%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高660億円648億円
営業利益37億円35億円
純利益26億円27億円
1株あたり配当¥59¥59

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は184億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.6%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1300
2024年1Q14285.66
2024年2Q13985.86
2024年3Q165159.111
2024年4Q1321
2025年2Q293113.88
2025年4Q314196.113
2026年2Q307144.611
2026年4Q341216.216
2027年1Q184168.711

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は477億円から648億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4772616
西日本地区の物流効率化を図るため、大阪南港物流センターを開設
2014年3月4942113
2015年3月474178
2016年3月4831711
㈱エスパックが、㈱我満商店の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2017年3月4702112
2018年3月4701811
ミタチパッケージ㈱の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2019年3月47795
2020年3月48373
㈱グローバルブランドの全株式を取得し、同社を完全子会社化
2021年3月4716−3
2022年3月48141
2023年3月5502415
2024年3月5783624
㈱大倉産業の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2025年3月60730334.921
2026年3月64835395.427

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高648億円のうち、営業利益として残るのは35億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.4%437億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.2%176億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%35億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.2pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.5pt
7.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが38億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は82億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月29−14−61578
2014年3月12−2−121077
2015年3月16−5−71182
2016年3月26−10−91689
2017年3月27−6−721103
2018年3月14−5−79106
2019年3月7−9−9−294
2020年3月8−25−6−1772
2021年3月11−4−4774
2022年3月4−14−6−1058
2023年3月23−4−71971
2024年3月47−15−73297
2025年3月9−9−17080
2026年3月38−22−151682

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は453億円。このうち返さなくてよい自己資本が369億円で、自己資本比率は81.4%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3723046881.5
2014年3月3813107181.4
2015年3月3803146682.5
2016年3月3853176882.4
2017年3月3943286683.0
2018年3月4003356583.6
2019年3月3963316583.4
2020年3月3943296583.4
2021年3月3833226184.0
2022年3月3783166283.5
2023年3月4003277381.5
2024年3月4343488679.9
2025年3月4183526783.9
2026年3月4533698481.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
93億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
400億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
54億円
在庫として抱えている分
負債合計
84億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中10位あたり、逆に低いのはROE284社中158位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,541で、1年前と比べて+24.8%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥1,541-2.0%1ヶ月+13.6%1年+24.8%時価総額364億円
過去52週の値幅
安値¥1,247高値¥1,579

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.1倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR0.97倍
配当利回り3.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1日で6.9%上昇し、1488円となった。25日移動平均線1380.84円を約7.8%上回り、75日線1332.16円も上回る。52週高値1500円に接近。RSIは72.05と買われ過ぎ圏に近い。月間では8.14%上昇しており、上昇トレンドが継続。8月10日の出来高は8.7万株と急増し、買いが入った。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが11.8倍と同業平均17.5倍を下回り割安。PBR0.87倍は平均1.20倍を下回り解散価値以下で評価される。配当利回り4.28%は平均2.96%を上回り魅力的だが、ROE7.6%は低め。業績は増収増益基調で、利益成長が続けばバリュエーション改善余地がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.1倍17.9倍
PER (予想)13.9倍
PBR0.97倍1.24倍
ROE7.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

堅調な業績が続くが、成長鈍化が懸念される。強気派はEC拡大に伴う梱包材需要増や、店舗投資需要を追い風と見る。弱気派は、競合との価格競争や売上高成長率の鈍化を課題視。

プラスに働く材料7
  • EC市場拡大の恩恵

    越境ECを含む通販向け包装資材需要増。

  • 店舗需要の回復

    小売・飲食の新規出店や改装需要。

  • 増収増益基調

    2026年3月期も増収増益見通し。

  • 包装資材需要の堅調増加通年影響

    通販・物流需要で安定成長、売上高年率約6%成長、2026年3月期648億円。

  • 高配当利回り4.28%の魅力継続影響

    配当性向約50%、業績連動で増配余地あり。

  • 営業利益率改善トレンド継続影響

    営業利益率2025年4.94%→2026年5.4%と改善継続。

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    自己資本比率高く、同業買収でシェア拡大の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 粗利率低下リスク

    競合との価格競争で粗利が圧迫されやすい。

  • 成長率の限界

    売上高成長率が鈍化し、市場シェアも限界か。

  • 在庫リスク

    幅広い在庫を抱えるため需要変動でリスク。

  • 原油価格高騰による原材料費増継続影響

    売上原価率約70%、原油10%上昇で約45億円コスト増。

  • 顧客の値下げ要求強化継続影響

    販売価格1%低下で約6.5億円減収。

  • 在庫リスクの顕在化不定影響

    在庫金額約100億円、需給緩和で評価損リスク。

  • 低流動性株の値動き変動継続影響

    出来高少なく、大口売買で株価下落しやすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大のペースを確認。
営業利益率
収益性の維持・改善を測る。
在庫回転率
在庫効率と需給バランスを示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり59で、前期から+9.3%いまの株価に対する利回りは3.83%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥59
1株あたり
配当利回り
3.83%
いまの株価に対して
配当性向
55.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2248.0
2018年3月220.048.4
2019年3月220.0104.8
2020年3月2722.7168.5
2021年3月22−18.5
2022年3月220.01679.4
2023年3月220.035.8
2024年3月51131.851.2
2025年3月545.966.5
2026年3月599.355.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥59

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ25,378人。区分でいちばん多いのは事業法人46.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人49.849.747.650.150.146.0
個人・その他37.138.538.836.338.041.9
金融機関8.47.88.78.98.88.8
外国法人2.52.02.23.62.82.7
自己株式4.14.03.91.31.21.1
証券会社2.32.02.61.10.30.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01㈲謙友17.65
02㈲ケイエヌジェイ9.33
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.39
04㈲和貴3.76
05下島 公明2.64
06シモジマ従業員持株会2.57
07日本生命保険相互会社2.37
08シモジマ取引先持株会2.29
09下島 和光2.12
10有限会社K&M2.08
11有限会社R&T2.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-13
    有限会社 ケイエヌジェイ
    新規の大量保有報告
    9.34%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+74%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月671,2925.314.833.2
2014年3月541,3204.119.741.9
2015年3月351,3382.630.754.4
2016年3月451,3503.324.956.3
2017年3月511,3933.722.848.0
2018年3月471,4243.324.548.4
2019年3月221,4211.551.8104.8
2020年3月141,4111.085.1168.5
2021年3月−141,383−1.0
2022年3月41,3560.3252.31679.4
2023年3月661,4004.814.935.8
2024年3月1021,4877.113.551.2
2025年3月891,5036.014.066.5
2026年3月1171,5777.612.055.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額259百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
笠井義彦代表取締役社長6745,000
小野寺仁専務取締役 上席執行役員 経営企画本部長 兼管理本部長6623,000
川原利治常務取締役 上席執行役員6522,000
大貫学取締役 上席執行役員 営業統括本部長6111,000
渡辺昭一取締役 上席執行役員 営業統括副本部長5712,000
梅野勉社外取締役755,000
岩﨑剛幸社外取締役574,000
金井千尋社外取締役653,000
古橋孝夫常勤監査役6619,000
佐藤裕一社外監査役765,000
唐澤貴夫社外監査役661,000
大木智博社外監査役63
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
松井智41
池田裕子取締役 上席執行役員 管理副本部長60
尾尻新吾取締役 上席執行役員 商品統括本部長558,000
高野雅司取締役 上席執行役員 経営企画本部長555,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6151322520935
監査役114031818
社外取締役31403186
社外監査役31103145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容752字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 株式会社シモジマ(当社)グループは、当社及び当社の連結子会社9社、非連結子会社3社と持分法非適用関連会社1社で構成され、当社は包装資材(主として、紙袋、包装紙・紙器、ポリ袋、粘着テープ、紐・リボン、店舗用品等)の販売及び仕入を行っております。 当社を事業部門別に分けると次のとおりであります。 (1) 営業販売部門 二次卸・包装用品販売店に対するディーラー販売と、ユーザーへの直接販売を行っております。また、フランチャイズ加盟店(パッケージプラザ)に対しても卸販売を行っております。 (2) 店舗販売部門 店舗における直接販売を行っております。 (3) 通信販売部門 インターネットを媒体とした通信販売を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の位置付けは次のとおりであります。 商品仕入は、㈲彩光社、朝日樹脂工業㈱、㈱シモジマ製袋、下島(上海)商貿有限公司及び一般仕入先より行っております。 商品販売は当社が直接行うほか、㈱リード商事は花材・園芸関連資材の販売、ミタチパッケージ㈱は工業関連資材の販売、㈱大倉産業は病院、介護施設等に向けた衛生用品の販売を行っております。さらに当社との間にて一部商品の相互仕入・販売を行うことで相乗効果を図っております。また、フランチャイズ加盟店(パッケージプラザ)の管理を㈱エスパックが行い、同加盟店の一部運営を㈱我満商店にて行っております。 物流業務に関しては、主にシモジマロジスティクス㈱へ委託しております。 さらに中国においては下島(上海)商貿有限公司が、台湾においては台湾下島包装股份有限公司が、それぞれ販売及び貿易業務を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,534字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 [1] 経営方針 当社グループは、包装用品とこれに関連する事業を通じて快適な社会づくりに貢献することを基本理念としております。また、2026年5月13日に「第2次中期経営計画 Dream Action 2030」を発表し、当社グループにて働く全従業員が“夢”を持ち、また従業員以外のステークホルダーの皆さまには、“夢”を感じていただけるようなAction planを立てて、活動を開始いたしました。この第2次中期経営計画は、当社グループの「あるべき姿」を追求した「“パッケージ×サービス”でお客さまに元気を届けるトータルパートナーを目指す」とした長期ビジョンの実現を達成するためのマイルストーンと位置づけております。 この度の中期経営計画の期間は2027年3月期から2030年3月期の4年間と設定し、最終年度の具体的な業績目標は、売上高800億円 営業利益率6.5% ROE(自己資本利益率)8.0%としております。また、マテリアリティ(重要課題)と中期経営計画を紐づけて、その解決のための戦略を立てており、グループ一丸となり実行してまいります。 [2] 経営戦略等 (1) 販売力強化施策 当社は、2022年11月に特定したマテリアリティ(重要課題)について再評価を実施し、2026年5月発表の「中期経営計画 Dream Action 2030」において改訂することといたしました。当社がステークホルダーと位置付ける「お客さま」「取引先」「地域/社会」「従業員」「株主/投資家」の皆さまにとって重要な課題を体系的に抽出し、また当社にとって重要な課題も見直し、その2軸から優先的に取組む課題を特定し、マテリアリティ(重要課題)と位置付けました。その中で、販売力と商品力を強化していくことは、マテリアリティ(重要課題)であるとの認識から、以下のマテリアリティ(重要課題)のもと活動し、中期経営計画の達成も見据えて取組んでまいります。 (マテリアリティ1:顧客満足・顧客体験の向上) <社会的課題や社会からの要請> 人口減少や高齢化、情報社会の進展により顧客の期待水準が高度化している現在、全てのステークホルダーの皆さまから信頼され、選ばれる企業であることが求められています。 <リスク> ①為替変動、原材料価格の高騰に起因するコストアップ ②人口減少による需要の減少 <機会> ①環境配慮型商品の需要拡大 ②インバウンド需要の拡大 ③通信販売(EC)の活性化 <KPI> ①シモジマグループ(連結売上高):80,000百万円 ②営業販売(連結売上高):59,700百万円 ③店舗販売(連結売上高):13,000百万円 ④通信販売(EC)(連結売上高):7,300百万円 ⑤シモジマオンラインショップ掲載点数:300万SKU 登録会員数:130万ID ⑥顧客満足度調査の実施 <戦略> ①シモジマ型オムニチャネルの拡大 ⅰ)重点業界への販売強化 重点的に営業活動を行う業界を特定し、各業界向けの商品力を強化し、最適なサービスをご提供することにより当該業界での販売拡大に注力いたします。 現在は8つの重点業界を設定していますが、全国に展開する営業担当者・店舗販売員からの情報をもとに、新たな業界を特定することも視野に入れております。 各業界に特化した環境配慮型商品の開発を推進し、業界の皆さまのご要望にお応えする方針です。 ⅱ)大手ユーザーさまとの取引強化 大手小売業、外食チェーンなど大手ユーザーさまとの取組みにおいて、特注品受注の仕組みを構築し、強化してまいります。 2025年10月、浅草橋本店7階にOPENしたショールームを有効に活用いたします。 ⅲ)営業エリアの拡大 よりキメの細かいサービスのご提供のため、新規に営業所を設置することを検討いたします。まず2026年4月に宇都宮営業所を新設いたしました。 (2) 商品力強化施策 (マテリアリティ2:責任ある調達活動の推進) <社会的課題や社会からの要請> サプライチェーンを強化することで、安心・安全な商品をお客さまにご提供することが求められています。 <リスク> ①台風や洪水によるサプライチェーン寸断に伴う販売機会の喪失 ②不安定な地政学的リスクに伴うコストアップ ③2024年問題に起因する物流費の上昇 ④少量多品種の在庫管理 <機会> ①生産拠点の分散化 ②調達先との連携による新たな商品・サービスのご提供 ③東西物流の最適化 <KPI> ①自社商品手配サプライヤーに対するサステナビリティ調査実施比率:100%(各社実施回数:1回/年) ②在庫回転日数:45日 ③欠品率:1.4% <戦略> ①中長期価値創出を目指したサステナビリティ調査の実施と対話 ⅰ)新商品開発施策 a)環境配慮型商品の開発を促進 b)低価格帯商品のラインナップ拡充 c)高機能・高付加価値商品の開発 d)PB(プライベートブランド)化促進 ⅱ)海外サプライヤーとの連携強化 a)既存サプライヤーとの関係強化 b)海外調達先の拡大 ②最適な物流網の構築 物流投資計画 新(加西)配送センター稼働に向けて ・所在地:兵庫県加西市殿原町(加西インター産業団地内) ・竣工時期:2028年6月(予定) ・投資金額:約150億円(予定)(土地、建物、機械設備などを含む) ・敷地面積:22,180.05㎡ ・資金計画:自己資金及び借入金 ○取得の目的 ・業績拡大に伴い、入出荷能力及び在庫保管能力の増強を図るため ・増加する混載出荷に対応するため ・現有の配送センターと併せて、全国配送における東西物流の最適化を図るため ・東西それぞれに、マザーセンターとEC専用センターを配置し効率化を図るため (新(加西)配送センターは、西日本を網羅するマザーセンターとして稼働予定です。) (3) PBRの早期1.0倍以上達成に向けて 当社は、2026年3月末現在、PBRは0.89倍にとどまっています。資産効率の向上と市場の成長期待の回復に向け、早期に1.0倍以上の実現を目指し、下記の取組みを実行してまいります。 ①オリジナル商品の販売比率拡大=売上総利益率の改善 (特に環境配慮型商品) ②不採算事業の撤退・閉鎖等で、適正な販売チャネル整備=生産性向上による販売管理費抑制(事業ポートフォリオの精査) ③成長投資=リターン回収による業績の向上(マーケティング投資・イノベーション投資・サステナビリティ投資等) ④IR活動強化=認知度の拡大による企業価値向上 (会社説明会、積極的な1on1ミーティング実施) ⑤積極的な株主還元と安定配当姿勢明確化=安定的な成長を支える株主層の形成(配当方針の変更 2025年5月発表) なお、2026年5月25日付の適時開示「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応の進捗並びに今後の取組みについて」において、関連の情報を掲載しております。 (4) 監査等委員会設置会社への移行 当社は、2026年3月23日開催の取締役会において、2026年6月25日開催予定の第65回定時株主総会での承認を前提として、監査等委員会設置会社へ移行することを決議いたしました。 <監査等委員会設置会社への移行の目的> ①経営の透明性の向上 委員の過半数が社外取締役で構成される監査等委員会が、業務執行の適法性、妥当性の監査・監督を担うことで、より透明性の高い経営を実現し、国内外のステークホルダーの期待に、より的確に応えうる体制の構築を目指します。 ②意思決定の迅速化 取締役会の業務執行決定権限を取締役に委任することにより、取締役会の適切な監督のもとで経営の意思決定および執行のさらなる迅速化を図ります。 (5) 執行役員に対する譲渡制限付株式報酬制度の導入 当社は、これまで役員(取締役、監査役)を対象としていた譲渡制限付株式報酬制度の導入範囲を執行役員にまで拡大することといたしました。 当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与するとともに、役員及び執行役員と株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的としております。 これらの活動を実行し、全てのステークホルダーの皆さまと共に企業価値の向上を目指してまいります。 ※当社ホームページをご確認ください。 中期経営計画 Dream Action 2030 URL https://www.shimojima.co.jp/dcms_media/other/CK080513.pdf
事業等のリスク4,275字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関するリスクの分析及びその対策の立案につきましては、内部統制委員会を始めとする各リスクに関する分科会及びサステナビリティ委員会が、内部統制基本方針及びサステナビリティに関する基本方針に則りこれを行い、取締役会に対して報告しております。 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものがあります。文中の将来に関する事項は、当社が判断したものであります。 記載のリスク項目は、全てのリスクを網羅したものではありません。なお、サステナビリティに関連するリスクについては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」において記載いたしております。 (1) 売上高の変動 ⅰ) 当社グループが事業展開しております紙製品事業、化成品・包装資材事業及び店舗用品事業の業界においては、競合メーカーや卸売業者等が多数存在し、お客様の価格低減要求も相まって厳しい価格競争にさらされております。このような状況下、著しい販売価格の下落等が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、通販事業の拡大による販売チャネルの多様化、各チャネルにおける販売額増加を目指すオムニチャネル戦略の推進、そして環境配慮型商品を始めとする高付加価値商品の開発及び販売により対応してまいります。 ⅱ) レジ袋有料化等の法規制により、当社の主力商品であります紙袋・レジ袋を取り巻く環境には大きな変動が生じております。これにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、脱プラ素材、テイクアウト・フードデリバリー資材やネット通販資材等の新しい分野の商品開発及び販売により対応してまいります。 (2) 売上原価の変動 ⅰ) 当社グループが仕入をしている商品・原材料のうち、ポリ袋や紙袋等の一部については、仕入価格が合成樹脂や原紙の商品市況の影響を受ける可能性があります。また、当社グループは、製品・商品の多くを海外から輸入していますので、製造国の政情不安や天災、人権侵害等を含めたサプライチェーンにおけるカントリーリスクにより製品・商品の調達不安により売上原価の上昇につながる可能性があります。 〇 本件に関しては、調達先の分散や取扱い商品の多様化により、特定市況から受ける影響の緩和、及び特定国からの輸入リスクの軽減を図っております。 ⅱ) 各通貨間におけるバランスが急激に変化し大幅な為替変動が起きた場合には、売上原価の上昇を通じて当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、為替予約やオプション取引等を利用することにより為替変動リスクの軽減を図っております。 (3) 販売費及び一般管理費の変動 ⅰ) 当社グループは取扱い物量の増加や運賃の高騰により物流費が上昇する可能性があります。 〇 本件に関しては、倉庫機能の充実や新物流システムの導入等により物流業務の効率化を図り、コスト上昇圧力の軽減を図ってまいります。 ⅱ) 経済全体の信用不安等により、予期せぬ貸倒リスクが顕在化し、重大な貸倒損失または貸倒引当金の追加計上が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、貸倒実績率による引当を積むことに加え、事前の信用調査の強化や保証を中心としたファクタリングを活用することにより対応してまいります。 ⅲ) 当社グループは、様々な固定資産を保有しており、減損会計を適用しております。店舗等の収益性が悪化したり、保有資産の市場価格が著しく下落した時は、減損処理により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、店舗販売政策の継続的な見直しやMD施策の強化、保有設備の適切な維持・管理等により、店舗等の収益性確保に努めてまいります。 (4) 人事・労務 ⅰ) 近時の急速な技術革新の進展や社会的ニーズの高度化による顧客の期待値の拡大により、その変化に対応する当社従業員のスキルが不足する可能性があります。 〇 本件に関しては、中途採用を含めた採用活動の強化による有能な人材の確保や、社内研修の充実及び外部企業への派遣、ジョブローテーション等を通じて、スキルアップを図っております。 ⅱ) 過重労働や感染症の流行等、従業員の衛生状況の悪化により、当社のサービスが劣化する可能性があります。 〇 本件に関しては、衛生委員会を中心に衛生管理について継続的改善を図り、時間外労働の削減、在宅勤務を含む多様な働き方を許容する体制の整備、早期における感染症の積極的な予防措置等により対応を図ってまいります。 ⅲ) 各種ハラスメントや不適切な人事評価等により従業員のエンゲージメントが低下し、離職率が上昇する可能性があります。 〇 本件に関しては、エンゲージメントアンケートを定期的に実施し従業員満足度を継続的にモニタリングするほか、ハラスメント防止規程などの関連の制度を着実に整備・運用することにより、対応を図ってまいります。 ⅳ) 人口構造の変化に伴い、当社の業務上必要な人材の確保が困難になる可能性があります。 〇 本件に関しては、採用活動の活発化、多様な人材の採用と活用のための前向きな取組、AI等の新技術の活用による業務効率化等により、対応を図ってまいります。 (5) ガバナンス・コンプライアンス ⅰ) 当社グループを取り巻く環境は大きな変化を遂げているため、市場環境の変化への対応が後手に回り、未来志向の戦略が構築されないリスクがあります。 〇 本件に関しては、2026年5月に、2030年3月期までの4年間の中期経営計画「Dream Action 2030」を策定いたしました。今後、市場の動向を注視しつつ、その達成へ向けて尽力してまいります。また、監査等委員会設置会社への移行により、経営の透明性・機動性を向上させることで、ガバナンスの充実を図ってまいります。 ⅱ) 当社グループでは、ガバナンス・内部統制の整備・運用を進めておりますが、その不備の結果として、不祥事による損失が生じる可能性があります。 〇 本件に関しては、親会社は内部監査室、子会社はグループ管理室を中心にガバナンス・内部統制の強化を図るとともに、外部の弁護士事務所、社労士事務所等との契約のもとでアドバイスに従った対応を心掛けています。また、子会社に関して、当社・子会社間の適切なコミュニケーション、社内通報規程の確実な運用により対策を図ってまいります。買収した子会社については、適切なPMIを実施してまいります。 ⅲ) 当社グループは、各種法令につきコンプライアンスの順守に努めておりますが、今後の法規制の動向によっては、コンプライアンスを逸脱する可能性があります。 〇 本件に関しては、法令改正の動向に合わせた社内規程等の逐次見直しや整備を行い、eラーニングを始めとする社内研修の充実により従業員の意識を向上させることによりコンプライアンス順守の体制を構築していきます。 ⅳ) 当社グループは、商品開発と生産にあたり、安全性を重視し、品質管理を徹底させる等、万全の注意を払って商品をお客様へ提供しております。しかし、予期しない商品の欠陥が生じ、リコールや製造物責任賠償に繋がるリスクが顕在化する可能性があります。 〇 本件に関しては、品質管理部を中心に商品の品質維持、向上のための生産体制が構築されているかどうかを常時管理・監督しているほか、製造物責任にかかわる保険に加入し財務リスクへの影響低減を図っております。 (6) IT・情報資産 ⅰ) 当社グループは、業務においてITを活用しておりますが、AI等のIT技術の急速な革新・発展により、当社グループが利用するIT技術がお客様のニーズに十分適合しないことがありえます。 〇 本件に関しては、全社横断的な社長直轄の組織として「DX委員会」を設置し、社内DX体制の早期構築に向けて活動しております。また大幅な予算配分による設備投資と社員教育によるリテラシーの向上を推進することにより、急速に進む技術革新に対応しお客様のニーズに適合できる体制作りを行っております。 ⅱ) 万が一、ランサムウェアやウイルス感染などによる情報漏洩が起きた場合には、お客様に対する損害賠償の発生、当社の信用及びブランドイメージが低下することにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〇 本件に関しては、全社横断的組織の「情報セキュリティ委員会」を設置し、組織として種々のリスクに迅速かつ的確に対応できる体制を敷いております。また情報セキュリティリスクを縮小するために、個人情報保護規程や情報セキュリティ管理規程といった社内規則を明確にして、全従業員に対し情報取扱いのルールの徹底と共有を行っております。さらに、eラーニングにより従業員の意識や認識の向上に努めるとともに、情報取扱いの重点拠点においてISO27001の認証を取得し管理体制の強化を図っております。 (7) 大規模災害による影響 当社グループの主な事業所や協力工場等が地震・水害などの自然災害により被害を被った場合、生産、販売や配送に遅延・停止などが生ずる可能性があります。また、電力不足等のインフラ環境の変化により、事業活動に支障をきたす可能性があります。 〇 本件に関しては、調達先や物流拠点を分散することにより業務リスクの低減を図っております。また、リスク管理規程や各種マニュアルを制定することにより自然災害時における組織や従業員の対応をルール化し、それを従業員に周知徹底しております。 (8) 財務報告 財務報告において虚偽があった場合、当社グループの信用は失墜し、当社の企業価値は大幅に毀損する可能性があります。 〇 本件に関しては、J-SOX法に基づく内部統制手続きを的確に整備し厳格に運用しております。さらに報告書作成の全工程における再鑑の実施、関連規程・マニュアルの整備・更新や担当者の教育・人材育成を継続的に行うことによって報告書の正確性を確保しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,696字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は453億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億61百万円増加しました。当連結会計年度末の負債合計は83億57百万円となり、前連結会計年度末に比べて16億91百万円増加しました。当連結会計年度末の純資産合計は369億47百万円となり、前連結会計年度末に比べて17億69百万円増加しました。 b.経営成績 連結売上高は648億29百万円(前期比6.8%増)、連結営業利益は34億56百万円(前期比15.7%増)、連結経常利益は38億69百万円(前期比17.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は27億38百万円(前期比31.1%増)となりました。 ② 経営者の視点による経営成績及び財政状態の状況に関する分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は453億5百万円となり、前連結会計年度末に比べて34億61百万円増加しました。流動資産は254億38百万円となり、22億6百万円増加しました。主な要因は、棚卸資産が2億59百万円減少した一方で、現金及び預金が11億81百万円、売上債権が9億97百万円増加したことによるものであります。固定資産は198億66百万円となり、12億54百万円増加しました。主な要因は、ソフトウエア等で無形固定資産が11億30百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における負債合計は83億57百万円となり、前連結会計年度末に比べて16億91百万円増加しました。流動負債は72億31百万円となり、18億円増加しました。主な要因は、仕入債務が2億86百万円、未払法人税等が3億86百万円、未払金が8億42百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定負債は11億25百万円となり、1億9百万円減少しました。 当連結会計年度末における純資産合計は369億47百万円となり、17億69百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金が14億76百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて2.5ポイント低下し81.4%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日)における我が国経済は、企業収益の改善を背景に、個人消費や設備投資は底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調が続きました。一方、円安やエネルギー価格の上昇による物価高が家計を圧迫する中、物価安定に向けた金融政策が進められました。また、国際的には中東情勢の緊迫化など地政学リスクを背景に、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが属する業界においては、脱プラスチックの流れはますます加速しており、カーボンニュートラルや循環型社会を意識した環境配慮型商品の需要が拡大しています。 このような状況のもとで当社グループは、「“パッケージ×サービス”でお客様に元気を届けるトータルパートナーを目指す」と定めた長期ビジョンの実現に向けて、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画に沿った活動を継続してまいりました。 (販売部門別活動の状況) 当社は、営業販売部門、店舗販売部門、通信販売部門の3つのチャネルを有しております。 [営業販売部門] 営業販売部門では、既製品の主力商品の拡販と特注品の受注活動に注力いたしました。 カーボンニュートラルや循環型社会を意識した環境配慮型商品の需要が拡大したこともあり売上は増加いたしました。 [店舗販売部門] 店舗販売部門では、イベント及びインバウンドの需要が売上増加に寄与いたしました。主要顧客の飲食店、小売店の業績が、調達コストの上昇に伴い伸び悩んだ影響を受けたものの、店舗外商の新規・深耕開拓が奏功し、全体的な売上は増加いたしました。 [通信販売部門] 通信販売部門では、自社ECサイト「シモジマオンラインショップ」において、「シモジマモール」への商品掲載点数が170万点に増加したことで売上は好調を維持しております。また、中期経営計画の会員数目標の100万会員も達成いたしました。しかし、2025年3月期まで連結対象であった株式会社グローバルブランドが、連結対象から外れた結果、連結売上高は減少いたしました。 これら各チャネルの販売活動効果により、グループ全体の売上は、過去最高額を更新いたしました。 利益面では、円安及び原材料価格の高止まりの影響を受けながらも売上が順調に推移したこと、及び原価を抑えられたことから売上総利益率が上昇し、売上総利益は増加いたしました。経費面では、物流費の増加率が売上増加率を上回ったことやベースアップによる人件費の増加がありましたが、売上増加に伴う売上総利益が確保できたことから営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前期比で増加いたしました。 この結果、連結売上高は648億29百万円(前期比6.8%増)、連結営業利益は34億56百万円(前期比15.7%増)、連結経常利益は38億69百万円(前期比17.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は27億38百万円(前期比31.1%増)となりました。 c.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 d.経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標について 当社は2026年5月に、2030年3月期までの4年間を対象とした中期経営計画を策定し、開示を行いました。中期経営計画では、2030年3月期の目標として、連結売上高を800億円、連結営業利益率を6.5%、ROE(自己資本利益率)を8.0%と設定しました。 ③ 仕入及び販売の実績 a.商品・原材料仕入実績 当連結会計年度の商品・原材料仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 紙製品(百万円)   6,741   110.0 化成品・包装資材(百万円)   26,273   103.5 店舗用品(百万円)   11,686   102.6 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   44,700   104.2 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 紙製品(百万円)   10,634   106.4 化成品・包装資材(百万円)   39,639   108.6 店舗用品(百万円)   14,555   102.6 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   64,829   106.8 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (商品セグメント別活動の状況) 当社事業は主に紙製品事業、化成品・包装資材事業、店舗用品事業の3つの商品セグメントで構成されています。 〔紙製品事業〕 紙製品事業は、当社創業以来の主力事業としてオリジナルブランドの紙袋、包装紙、紙器を中心に販売しております。脱プラの流れや食品用袋の需要が堅調だった結果、紙製品事業全体の連結売上高は106億34百万円(前期比6.4%増)となりました。 〔化成品・包装資材事業〕 中核である化成品・包装資材事業の連結売上高は396億39百万円(前期比8.6%増)となりました。特にコップや容器などの食品包装資材で、市場ニーズに適合した環境配慮型の新商品開発を推進した結果、通期の受注が拡大し、事業全体の増収に大きく寄与しました。 〔店舗用品事業〕 店舗用品事業においては、「店舗及びオフィスで使用するあらゆるものが揃う」をコンセプトに取組んでおります。ペーパータオルや手袋などの衛生用品を軸とした販売が大きく伸びた結果、店舗用品事業の連結売上高は145億55百万円(前期比2.6%増)となりました。 (今後の見通し) 今後の我が国経済の見通しにつきましては、企業による賃上げに伴う個人所得は拡大していくことが期待できるものの、地政学リスクが高まり商品供給の制約や価格高騰が懸念され、消費マインドの冷え込みにもつながる恐れがあります。また、米国政権の関税政策や、頻発する天候不順など、様々な不安定な要素が存在しており、先行きは不透明な状況が続いています。 このような状況の中、当社グループは、2026年3月期を最終年度とした中期経営計画に沿って活動してまいりました。この度、その活動を総括した上で、新たに2030年3月期を最終年度とする「中期経営計画 Dream Action2030」を発表いたしました。マテリアリティ(重要課題)を改訂し、それぞれの課題を解決することが、中期経営計画の達成につながるよう、全てのマテリアリティに対応する中期経営計画を策定しております。今後は、新しい中期経営計画のもと、着実に課題解決に向け取組んでまいります。 足元の社会情勢は、中東を始めとした国際紛争の終結が見通せない状況が続いており、当社業績へ影響を及ぼす可能性があります。原油の高騰に伴い、ナフサ価格が上昇または供給不足となる懸念があり、また、円安が長引くことによって仕入れコストの増加が想定されます。また販管費の面では、物流費の高騰や様々な物資の上昇が業績への悪影響として危惧されます。 原材料価格の上昇や円安に対しては、調達チャネルを増やし、仕入れコストの抑制に努めていますが、企業努力だけでは吸収しきれないコスト上昇を招いており、一部商品で販売価格転嫁の対策を講じております。一方で、石油由来の商品を代替する、紙製・木製など他の素材を活用した商品開発に、これまで以上に積極的に取組んでまいります。 次期につきましては、連結売上高660億円(前期比1.8%増)、連結営業利益37億円(前期比7.0%増)、連結経常利益40億円(前期比3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益26億円(前期比5.1%減)を見込んでおります。 ※当期において法人税負担が一時的に軽減された影響の反動により、次期における親会社株主に帰属する当期純利益は減益となる見込みですが、営業利益および経常利益は本業の成長により増益を見込んでおります。 ※中東を始めとした国際情勢の不安定化が長期化しています。さらにこの状況が継続することで業績に大きな影響が起きると判断した場合は、速やかに修正開示を行います。 ※詳しくは当社ホームページをご覧ください。 中期経営計画 URL  https://www.shimojima.co.jp/ir/medium_long.html サステナビリティ URL  https://www.shimojima.co.jp/sustainability.html 統合報告書 URL  https://www.shimojima.co.jp/ir/library/integratedreport.html (2) キャッシュ・フローの状況並びに当社グループの資本の財源及び資金の流動性について ① キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは38億49百万円の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益にて38億67百万円、減価償却費にて9億48百万円、棚卸資産にて2億59百万円、仕入債権にて2億86百万円それぞれ増加した一方で、売上債権にて9億97百万円減少したことによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは21億82百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出により7億24百万円、無形固定資産の取得により7億19百万円の資金が減少したことによるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローは14億57百万円の減少となりました。これは主に、配当金の支払いにより12億74百万円の資金が減少したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は82億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億9百万円増加しました。 ② 資金需要 当社グループは、今まで以上に積極的に成長投資やM&A投資を行っていく所存です。具体的には、DX投資、物流投資や人的資本投資といった成長投資に加え、商流の上流から下流まで範囲を広げたM&Aを展開していくことを視野に入れてまいります。 ③ 資本の財源 当社グループは、営業販売、店舗販売及び通信販売を基軸として多種多様な販売チャネルでの売上により、安定的に資金を確保することができます。特に、当社グループは、オリジナルブランド商品を持つ強みと直営店舗による店舗販売及び通信販売にて比較的高い売上総利益率を確保しております。営業キャッシュ・フローにおいても毎年安定した資金を生み出しており、基本的には中長期的にもほぼ自己資金で賄ってきましたが、今後は外部借入れを含めた資金調達も行っていくことを検討してまいります。 (3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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