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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

コンドーテック

kondotec inc.7438 · Prime · 卸売業

建設・産業分野向けに金物・鉄骨・電設・足場の4事業を展開する資材商社。現場ニーズに応じた多様な資材を供給。

概要

コンドーテックは、金物小売業を中心に土木・建築資材や機械装置の製造・販売を行う卸売企業である。産業資材、鉄構資材、電設資材、足場工事の4セグメントを展開し、全国7工場での生産と多数の仕入先による安定供給体制を持つ。2026年3月期の連結売上高は839億円、従業員数は1,531人。1995年に大阪証券取引所第二部に上場した。

四事業セグメントで建設現場を支える

当社グループは産業資材、鉄構資材、電設資材、足場工事の4部門で構成される。産業資材部門では金物小売業を中心に土木・建築資材や機械装置の製造・仕入販売を行い、全国の建設現場に多様な資材を供給する。鉄構資材部門は鉄骨加工業者向けに建築関連資材を、電設資材部門は電気工事業者や家電小売店向けに配線器具や照明器具を、足場工事部門は工務店や中堅ゼネコン向けに仮設足場の架払工事とレンタルを提供する。各部門が連携し、基礎工事から完成・維持修繕までのトータルサービスを可能としている。

製造機能と多様な仕入先の両立

国内7ヶ所の工場(九州、関東、札幌、滋賀等)で自社生産する製品及びOEM生産品が売上高の約30%を占める。これによりユーザーニーズに応じた多品種少量生産が可能である。同時に多数の仕入先を有し、特定の仕入先に依存しないため安定供給が実現している。工場では建築用ターンバックルの日本産業規格表示許可やISO9001認証を取得し、品質管理体制を整えている。このメーカー機能と商社機能の融合が同社の競争力の源泉である。

全国拠点網と即納体制

札幌から福岡まで全国主要都市に支店・営業所を配置し、各地域に在庫を保有することで即納体制を構築している。災害時には緊急資材を即座に供給できる体制も強みである。営業担当者は専門性を備え、強力な営業力を発揮する。また、グループ各社が協力することで、基礎工事から建物完成、維持修繕まで一貫したサービスを提供可能なシナジーを生み出している。

M&Aで拡大するグループ構成

当社は連結子会社11社で構成される。主要子会社として、電設資材部門の三和電材株式会社(2010年子会社化)、足場工事部門の日本足場ホールディングス株式会社やテックビルド株式会社などがある。2025年11月には鈴東株式会社、同年12月には琉球ブリッジ株式会社を子会社化し、事業領域を拡大している。海外ではタイにKONDOTEC INTERNATIONAL (THAILAND) Co., Ltd.を有し、海外市場への展開も進めている。

業界の中での役割は建材・産業資材の専門商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
839億円
営業利益
46億円
営業利益率
5.5%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
産業資材395億円47.1%27億円6.8%
鉄構資材216億円25.7%13億円6.0%
電設資材129億円15.4%6億円4.7%
足場工事99億円11.8%1億円1.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01土木・建築・機械製造主力

金物小売業を中心に、土木・建築資材や機械装置等の製造・仕入販売を行う。建設現場や工場向けに多種多様な資材を供給する。

主な製品・サービス2
土木・建築資材
建設現場で使用される金物、工具、仮設材等の汎用資材。
機械装置
工場等で使用される機械設備・装置。

02鉄骨加工業主力

全国の鉄骨加工業者向けに、建築関連資材(鉄骨資材)の製造・仕入販売を行う。建築物の骨組みに必要な鋼材を供給。

03電気工事業・家電小売業準主力

家屋、ビル、施設、工場などの建設に携わる電気工事業者や家電小売店向けに電設資材(配線器具、ケーブル、照明器具等)を仕入販売する。

04工務店・中堅ゼネコン準主力

工務店や中堅ゼネコン向けに、足場の架払工事及び仮設足場機材の仕入販売、レンタルを行う。建築現場での安全な作業環境を提供。

製品と技術

建設用金物の自社生産(シャックル、ターンバックル、アンカーボルト)

コンドーテックは創業以来、建設現場で使用される金物製品を自社工場で生産している。主要製品にはシャックル(1956年生産開始)、ターンバックル(1962年開始)、足場吊りチェーン(1967年開始)がある。建築用ターンバックルについては、九州工場(1985年)、関東工場(1996年)、札幌工場(2007年)、滋賀工場(2008年)が日本産業規格(JIS)表示許可を取得している。2011年には九州工場で構造用アンカーボルトのJIS表示許可も取得し、品質の信頼性を高めている。

電設資材と足場工事のトータルサービス

電設資材部門では、三和電材を通じて電気工事業者や家電小売店向けに配線器具、ケーブル、照明器具、高圧受変電設備などを供給している。2027年の蛍光灯製造中止を見据えたLED照明への切り替え需要や省エネ基準改定に伴う設備投資需要を取り込んでいる。足場工事部門では、仮設足場の架払工事と機材の販売・レンタルを提供し、橋梁や大型物件の工事に対応している。グループ各社の連携により、基礎工事から内装・外装工事まで一貫した施工が可能である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

半導体・電子部品商社、業績は堅調も伸び悩み

コンドーテックは、半導体や電子部品を主力とする専門商社。顧客は電子機器メーカー。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合。売上高は堅調に増加も、営業利益率は5%台で横ばい。付加価値販売やサービス強化による収益性向上が課題。

強み

  • 幅広い顧客基盤と品揃えで安定した売上。
  • 長年の取引で構築されたメーカー・顧客との強固な関係。
  • 適切な在庫管理でリスク低減。
  • 半導体需要堅調、成長取り込み。

課題

  • 営業利益率5%台、商社ビジネスの限界。
  • 同業他社とサービス面で差別化困難。
  • 半導体市況の変動が業績に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がコンドーテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18081カナデン558億円13.9倍
23864三菱製紙532億円27.4倍
37537丸文509億円14.4倍
48151東陽テクニカ494億円16.2倍
59837モリト485億円13.3倍
67438コンドーテック449億円13.2倍
77510たけびし439億円14.8倍
84249森六426億円17.3倍
97637白銅424億円19.8倍
107607進和419億円11.0倍
112676高千穂交易417億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

船舶用金物メーカーとして創業した1953年

1953年1月、資本金2,500千円で株式会社近藤商店を設立し、大阪市大正区に本社を置いて船舶用金物の製造・販売を開始した。創業から間もない1955年9月には商号を近藤鉄工株式会社に変更し、1956年4月には本社工場でシャックルの生産を開始した。1962年には東京工場を開設し、ターンバックルの生産を始めるなど、建設用金物メーカーとしての基盤を固めていった。

全国への販売網拡大と工場集約の1960年代

1957年に東京出張所を開設したのを皮切りに、名古屋(1964年)、福岡(1965年)、札幌(1966年)と全国主要都市に出張所を設置した。1966年には九州工場を福岡県直方市に開設し、本社工場と東京工場を閉鎖して生産を集約した。1970年代には仙台、広島、横浜、新潟にも営業所を開設し、全国販売網を完成させた。この時期に足場吊りチェーンの生産も開始し、製品ラインアップを拡充した。

新事業への進出と商号変更の1980年代

1985年には新規事業部を設置し、鉄骨加工業界への参入を開始した。1986年には合成樹脂・工業用プラスチック製品の販売を開始し、事業領域を広げた。1989年1月、商号をコンドーテック株式会社に変更し、企業イメージの刷新を図った。同年9月には関東や中京など新たな営業拠点を開設し、新規事業の拡大を加速させた。

株式上場と品質管理体制の強化(1990年代~2000年代)

1995年4月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、1999年7月には東京証券取引所市場第二部にも上場した。1990年代後半から2000年代にかけて、各工場でISO9002・ISO9001認証を取得し、品質管理を強化した。2003年にはホームセンター事業部を開設し、一般消費者向けの販路も開拓した。2007年には滋賀工場を新設し、生産能力を増強した。

M&Aによるグループ拡大と足場工事の強化(2010年代~)

2010年4月、三和電材株式会社の株式を取得し、電設資材部門を拡充した。その後も足場工事分野で日本足場ホールディングスやテックビルド等を子会社化し、グループ体制を強化した。2025年には鈴東株式会社と琉球ブリッジ株式会社を相次いで子会社化し、産業資材部門のさらなる拡大を図っている。連結売上高は2013年3月期の412億円から2026年3月期には839億円へと倍増している。

年表44件を開く

1950年代

  • 1953年1月創業株式会社近藤商店を資本金2,500千円をもって設立し、本社を大阪市大正区泉尾に設置、船舶用金物の製造並びに販売を開始
  • 1955年9月商号変更商号を近藤鉄工株式会社に変更
  • 1956年4月本社用地内工場でシャックルの生産を開始
  • 1957年4月東京出張所(現 東京支店 東京都江東区)を東京都中野区に開設

1960年代

  • 1962年7月東京工場を東京都江東区に開設、ターンバックルの生産を開始
  • 1964年3月名古屋出張所(現 名古屋支店 名古屋市中川区)を名古屋市熱田区に開設 貿易部(現 海外営業部)を本社内に開設
  • 1965年4月福岡出張所(現 福岡支店 福岡市東区)を福岡市に開設
  • 1966年8月札幌出張所(現 札幌支店 北海道石狩市)を札幌市に開設
  • 1966年11月九州工場を福岡県直方市に開設(本社工場及び東京工場を閉鎖)
  • 1967年12月足場吊りチェーンの生産を開始

1970年代

  • 1970年7月仙台営業所(現 仙台支店 仙台市若林区)を仙台市に開設
  • 1970年11月広島出張所(現 広島支店 広島市安佐南区)を広島市に開設
  • 1971年2月九州工場において社団法人仮設工業会、つりチェーン部門認定基準第一号合格
  • 1971年9月大阪営業所(現 大阪支店)を大阪市西区に開設
  • 1973年10月土木用、建設用金物及び鋲螺の製作並びに販売を開始
  • 1974年2月本社を大阪市大正区泉尾より大阪市西区北境川(現 西区境川)に移転
  • 1974年3月大阪中小企業投資育成株式会社の出資を受ける

1980年代

  • 1980年6月横浜営業所(現 横浜支店)を横浜市港北区に開設 新潟営業所(現 新潟支店 新潟市東区)を新潟市に開設
  • 1985年5月九州工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得
  • 1985年10月新規事業部(現 東日本鉄構営業部・西日本鉄構営業部)を本社内に開設し、鉄骨加工業界など新市場の開発を手がけ、京阪神地域で営業活動を開始
  • 1986年10月合成樹脂、工業用プラスチック製品、紐、袋、シート等の販売を開始
  • 1988年10月新規事業 関東営業所(現 関東支店 埼玉県川越市)を埼玉県川口市に開設
  • 1989年1月商号変更商号をコンドーテック株式会社に変更
  • 1989年9月新規事業 大阪営業所(現 関西支店)を本社内に開設 新規事業 中京営業所(現 中京支店)を愛知県一宮市に開設

1990年代

  • 1991年5月関東工場を茨城県結城市に開設
  • 1991年6月新規事業 北関東営業所(現 北関東支店)を関東工場内に開設
  • 1992年7月札幌工場(札幌支店内)を開設
  • 1995年4月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1996年4月関東工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得
  • 1996年11月九州工場第2工場完成
  • 1999年7月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1999年9月関東物流センター(関東工場内)を開設
  • 1999年12月九州工場 ISO9002認証を取得

2000年代

  • 2001年9月関東工場 ISO9002認証を取得
  • 2002年11月関東工場 ISO9001認証を取得
  • 2003年2月九州工場 ISO9001認証を取得
  • 2003年9月ホームセンター事業部(現 ホームセンターグループ 大阪市港区)を本社内に開設
  • 2007年5月滋賀工場を滋賀県蒲生郡に開設
  • 2007年9月滋賀工場 ISO9001認証を取得
  • 2007年11月札幌工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得
  • 2008年1月滋賀工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得
  • 2008年12月札幌工場 ISO9001認証を取得

2010年代

  • 2010年4月M&A三和電材株式会社(現・連結子会社)の株式取得
  • 2011年3月九州工場において、構造用アンカーボルトの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本当期純利益率(ROE)10.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の収益性向上と新市場開拓

    全セグメントで新規販売先の開拓、新商材の提供、拠点展開、工事・レンタルなど販売手段の多様化を進める。周辺分野として海外市場への展開やデジタル技術の活用も行う。

  2. 02

    M&Aによる成長加速

    オーガニック成長や周辺強化を加速するため、M&Aにも積極的に取り組む。資本コストを意識しながら投資決定を行い、収益性と資本効率の向上を図る。

  3. 03

    事業ポートフォリオ経営の推進

    既存事業の強化に加え、成長が見込まれる分野(海外事業など)へ積極投資し、売上高比率を高める。付加価値の高い製商品の開発・提供やデジタル技術活用により受注拡大を実現する。

  4. 04

    製品技術力の強化

    開発、製造、品質の各分野でグループ技術を融合し、独創的なノウハウやデジタル技術を活用して多品種少量生産における製品の生産性向上に取り組む。

  5. 05

    人的資本への投資

    通年採用・経験者採用の実施、各種研修、職場環境改善により、人材の多様性確保を含む人材育成と職場環境の整備に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,531人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は601万円で、9期前と比べて+8.8%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は13.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月767
2018年3月789
2019年3月55241.214.3906
2020年3月56541.613.71,035
2021年3月57841.513.91,140
2022年3月57441.514.01,215
2023年3月59941.914.01,278
2024年3月59041.313.41,373
2025年3月60041.113.31,423316
2026年3月60141.513.61,531300

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率27.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 10 / 海外 1、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
札幌支店(北海道石狩市)他30ヵ店4,760百万円
産業資材
本社 他 — 大阪市西区2,794百万円
その他
九州工場 — 福岡県直方市1,966百万円
その他
関西支店(大阪市西区)他19ヵ店1,658百万円
鉄構資材
本社(静岡県 藤枝市)他14ヶ所1,467百万円
足場工事
本社(名古屋市 西区)他12ヶ所1,461百万円
電設資材
滋賀工場 — 滋賀県蒲生郡 日野町1,283百万円
その他
本社(名古屋市 中村区)他2ヶ所1,169百万円
産業資材
本社(東京都 大田区)他16ヶ所898百万円
足場工事
関東工場 — 茨城県結城市693百万円
その他
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三和電材株式会社(注)3,4
    名古屋市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KONDOTEC INTERNATIONAL (THAILAND) Co., Ltd. (注)3
    タイ バンコク市 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    中央技研株式会社
    滋賀県 犬上郡 甲良町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本足場ホールディングス 株式会社
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    テックビルド株式会社
    東京都 大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海ステップ株式会社
    静岡県 藤枝市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フコク
    仙台市 泉区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上田建設株式会社
    北海道 苫小牧市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    栗山アルミ株式会社
    名古屋市 中村区 · 連結子会社
    議決権75.7%
  • 国内
    鈴東株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    琉球ブリッジ株式会社
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は839億円営業利益46億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.9%、利益が+2.2%。

売上高
+5.9%
839億円
営業利益
+2.2%
46億円
純利益
+0.0%
33億円
営業利益率
5.5%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高910億円839億円
営業利益50億円46億円
純利益34億円33億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は224億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.1%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1902
2024年1Q188105.37
2024年2Q191126.38
2024年3Q200147.010
2024年4Q1908
2025年2Q386205.215
2025年4Q406256.218
2026年2Q406225.415
2026年4Q433245.518
2027年1Q224125.48

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は412億円から839億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4122816
2014年3月4803420
2015年3月4923421
2016年3月5023522
2017年3月5043625
2018年3月5283725
2019年3月5784027
2020年3月6064229
2021年3月5963516
2022年3月6613823
2023年3月7544624
2024年3月7694933
2025年3月79245475.733
2026年3月83946495.533

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高839億円のうち、営業利益として残るのは46億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%651億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.8%141億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%46億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.3pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.7pt
8.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−28億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は155億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−541648
2014年3月19−7−41256
2015年3月188−72676
2016年3月19−8−111176
2017年3月27−6−102187
2018年3月24−5−71999
2019年3月27−16−911101
2020年3月44−52−10−883
2021年3月42−231119113
2022年3月12−240−12102
2023年3月40−14−2026107
2024年3月42−21−1121118
2025年3月58−17−541155
2026年3月28−2800155

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は692億円。このうち返さなくてよい自己資本が406億円で、自己資本比率は55.7%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月31217014254.5
2014年3月34518815754.4
2015年3月35220215057.4
2016年3月34621113560.8
2017年3月36522713862.1
2018年3月39324714662.8
2019年3月43826817061.0
2020年3月46328417961.2
2021年3月49429020458.7
2022年3月56032123953.7
2023年3月58233324953.8
2024年3月61035925155.6
2025年3月65238426955.7
2026年3月69240628755.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
157億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
350億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
68億円
在庫として抱えている分
負債合計
287億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中69位あたり、逆に低いのはROE284社中117位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,704で、1年前と比べて+6.4%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥1,704-0.4%1ヶ月+15.0%1年+6.4%時価総額449億円
過去52週の値幅
安値¥1,395高値¥1,748

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.2倍
PER (会社予想)12.8倍
PBR1.13倍
配当利回り3.40%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1552円、前日比-0.4%と小幅反落。週足では25日線(1493.96円)を+3.9%上回り、75日線(1482.97円)も上抜けている。1ヶ月で+5.7%と底堅く、52週高値1748円を視野に。出来高は16100株と低調だが、方向性は上向き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER12.0倍は業界平均16.3倍を下回り割安。PBR1.03倍は業界平均1.21倍を下回り、ほぼ純資産近辺。配当利回り3.34%は業界平均2.56%を上回り魅力的。ただし利益成長が緩やかで、来期も横ばいのため、大きく評価を上げる材料には欠ける。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.2倍17.9倍
PER (予想)12.8倍
PBR1.13倍1.24倍
ROE8.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は安定した増収基盤と配当利回りの高さ、割安な株価評価を評価。弱気派は成長鈍化、競合激化、利益率の低さを懸念。業界動向と収益性改善が焦点。

プラスに働く材料7
  • 安定増収基盤

    売上高が23/3期754億→26/3期839億予想と堅調。

  • 高配当利回り

    配当利回り3.3%とインカムゲインが魅力。

  • 割安な評価

    PER12倍、PBR1.03倍と株価評価は低め。

  • 売上高成長継続FY2026影響

    売上高769→792→839億円、年率約4%増

  • 安定収益と高配当利回り継続影響

    配当利回り3.34%、安定配当

  • PBR1.03倍の適正水準継続影響

    PBR1倍近く、業績安定なら上昇余地

  • 経済回復による需要増加不定影響

    景気回復で取扱高増、営業利益押上

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化の兆し

    26/3期の売上高増加率は5.9%と減速。

  • 競合激化

    電子部品商社は競合多く、価格競争で利益率低下。

  • 営業利益率の低さ

    営業利益率5%台と高くなく、改善余地が限定的。

  • 営業利益横ばいで成長鈍化FY2026影響

    営業利益45→46億円、増益率低下

  • 営業利益率低下リスク継続影響

    営業利益率5.68%→5.48%、競争激化

  • 在庫リスク継続影響

    在庫評価損発生の可能性

  • 為替変動による仕入コスト増継続影響

    円安で輸入原材料高、利益率悪化

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収基調が持続するか確認。
営業利益率
収益性改善の有無をチェック。
在庫回転率
在庫リスク管理の効率性を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+13.0%いまの株価に対する利回りは3.40%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
3.40%
いまの株価に対して
配当性向
47.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2326.7
2018年3月244.327.2
2019年3月268.327.0
2020年3月2911.528.8
2021年3月316.963.1
2022年3月323.238.3
2023年3月346.330.3
2024年3月4017.635.6
2025年3月4615.040.9
2026年3月5213.047.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,913人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.7%を占め、残る61.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他40.141.041.442.643.043.3
事業法人29.530.430.426.927.826.7
外国法人13.512.011.512.814.716.5
金融機関16.014.314.215.512.812.0
自己株式3.72.53.33.12.92.7
証券会社1.02.42.52.21.61.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社藤和興産10.30
02THE BANK OF NEW YORK-JASDECNON-TREATY ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行)6.00
03BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)5.75
04コンドーテック社員持株会5.09
05日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)5.05
06大阪中小企業投資育成株式会社4.73
07株式会社三菱UFJ銀行2.86
08株式会社藤登興産2.57
09近藤 雅英2.52
10STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-28
    タドラナ・マネジメント・ウンド・アセット・ゲーエムベーハー(TADRANA Management und Asset GmbH)
    新規の大量保有報告
    7.04%
    +1.02pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.59%
    -1.15pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.74%
    +1.00pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    9.74%
    +1.00pt
  • 2026-04-14
    タドラナ・マネジメント・ウンド・アセット・ゲーエムベーハー(TADRANA Management und Asset GmbH)
    新規の大量保有報告
    6.02%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+112%、1株純資産は14期で+144%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6161510.010.024.3
2014年3月7267911.110.023.6
2015年3月7673010.810.427.6
2016年3月8177410.910.330.0
2017年3月9384711.410.026.7
2018年3月9492310.710.027.2
2019年3月10399710.79.827.0
2020年3月1071,07110.48.628.8
2021年3月601,1105.417.963.1
2022年3月871,1717.711.738.3
2023年3月951,2287.910.630.3
2024年3月1281,32810.010.135.6
2025年3月1281,4209.311.140.9
2026年3月1291,5038.811.647.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額280百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
近藤勝彦取締役会長(代表取締役)66
濵野昇取締役社長(代表取締役)56
矢田裕之専務取締役 管理本部長 兼SDGs推進室長64
石野和浩常務取締役 営業本部長58
浅川和之取締役 東日本営業部長58
古田総一取締役 海外営業部長57
石橋康司取締役 製造本部長 兼九州工場長57
江尻友征取締役61
金井美智子取締役71
福井彌一郎取締役79
西田範夫取締役(常勤監査等委員)67
安田加奈取締役(監査等委員)57
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
德田琢取締役(監査等委員)54
山岡美奈子取締役(監査等委員)67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8179355623630
社外取締役528286
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容587字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社11社で構成され、産業資材、鉄構資材、電設資材及び足場工事の事業を行っております。 当社グループの事業の内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の4部門は、セグメント情報に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメント   事業内容   主要な会社 産業資材   金物小売業を中心に、土木・建築資材、 機械装置等の製造・仕入販売をしております。   当社 KONDOTEC INTERNATIONAL(THAILAND)Co.,Ltd. 中央技研株式会社 栗山アルミ株式会社 鈴東株式会社 琉球ブリッジ株式会社 鉄構資材   全国の鉄骨加工業者向けに、建築関連資材の 製造・仕入販売をしております。   当社 電設資材   家屋、ビル、施設、工場などの建設に携わる 電気工事業者や家電小売店向けに電設資材の 仕入販売をしております。   三和電材株式会社 足場工事   工務店や中堅ゼネコン向けに、足場架払工事 及び仮設足場機材の仕入販売、レンタルを しております。   日本足場ホールディングス株式会社 テックビルド株式会社 東海ステップ株式会社 株式会社フコク 上田建設株式会社 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,244字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社経営の基本方針 当社グループは、「顧客重視」の立場から、お客様のニーズに機敏に応え、お客様にとって、なくてはならない企業であり続けるため、様々な業界に向けて製商品を提供し、社会インフラの充実を通じた豊かな社会づくりに貢献できる「提案型企業」を目指すことを経営の基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、資本効率を示す自己資本当期純利益率(ROE)を主要な経営指標とし、今後も拠点の新設等の設備投資やM&A等の戦略投資など、持続的成長と企業価値向上につながる投資による収益力向上に努めるとともに、資本効率向上に取り組むことによりROE10.0%以上を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、設立以来、経営環境の変化に対処し続けることを通じて、強みを培ってまいりました。引き続き、経営基盤を強化し成長戦略を推進することで、経営環境の変化に対処し収益性と資本効率を高め、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指すことを基本方針としております。なお、これまで培ってきた当社の強みと策定している成長戦略は以下のとおりであります。 ①当社グループの強み a.仕入の強み (a)国内7ヶ所の工場生産品及びOEM生産品が30%を占めるなどメーカー機能を有しており、ユーザーニーズに応じた多様な製商品の提供が可能であること。 (b)多数の仕入先を有し、特定の仕入先に依存していないため、安定供給が可能であること。 b.売り方の強み (a)全国の販売拠点で在庫を保有し、即納体制を整えるとともに、災害時に緊急を要する資材を即座に供給できること。 (b)専門性を備えた営業担当者が多数存在しており、強力な営業力を有すること。 c.シナジー(グループ総合力)の発揮 当社グループには様々な事業を行う会社が存在しており、グループ各社が協力することで、基礎工事から建物完成、その後の維持修繕工事までトータルサービスの提供が可能であること。 ②成長戦略 a.オーガニック成長 これまで培ってきた強みを強化し、既存事業の収益性向上につなげるため、全セグメントにおいて、新規販売先の開拓、新商材の提供、拠点展開、工事・レンタルなど販売手段の多様化を行ってまいります。 b.周辺強化による成長 既存事業以外で今後成長が見込まれる分野での事業展開を進めるため、海外市場への展開、デジタル技術の活用といった取り組みを行ってまいります。 c.M&A戦略 オーガニック成長、周辺強化による成長を加速させるため、M&Aにも積極的に取り組んでまいります。 (4)経営環境 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に景気は緩やかに回復していくことが期待されるものの、中東情勢の長期化に伴う資材価格及びエネルギー価格の高騰や供給制約などが懸念されます。 当社グループ関連業界におきましても、公共投資は底堅く推移し、民間設備投資は大型物件を中心に持ち直しの動きが継続することが見込まれる一方で、建設業界の人手不足などに起因する工期の長期化や各種コストの増加などが懸念されます。 (5)会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、中長期的な企業価値向上を実現するため、次のような課題に取り組んでまいります。 ①事業ポートフォリオ経営による成長性と収益性の向上 公共投資及び民間設備投資に係る売上が当社グループの相当部分を占めておりますが、経営環境の変化の速度が増す状況において、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するためには、既存事業を強化するのみならず、今後成長が見込まれる分野への積極的な投資が不可欠と考えております。そのため、成長戦略を遂行することで、既存事業の強化と今後成長が見込まれる分野での事業展開を加速してまいります。 a.既存事業における受注の拡大 既存事業において、ユーザーニーズを的確にとらえた付加価値の高い製商品の開発・提供やデジタル技術の活用をさらに進めるとともに、社員を効率的に配置することにより、営業力を強化し、受注拡大を実現してまいります。 b.海外事業の強化 海外市場など今後成長が見込まれる分野では、取扱商材の拡充や新規販売先の開拓を含めた営業力の強化により、売上高比率を高めてまいります。 c.M&A戦略 当社グループは、企業の買収や資本・業務提携を、成長を加速させるための重要な戦略の一つと位置づけ、資本コストを意識しながら投資決定を行うことで、収益性と資本効率の向上を図ってまいります。 ②製品技術力の強化 開発、製造、品質の各分野において、当社グループの技術を融合し、数々の経験と独創的なノウハウやデジタル技術を活かすことによって、多品種少量生産における製品の生産性向上に取り組んでまいります。 ③人的資本への投資 持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するためには、人的資本の強化が必要であるとの認識のもと、通年採用・経験者採用の実施、各種研修の実施、職場環境改善等により、人材の多様性の確保を含む人材の育成及び職場環境の整備に努めてまいります。
事業等のリスク3,027字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 事業活動を進めていく上では、様々なリスクが存在しております。当社グループは、代表取締役社長を委員長とするコンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、当社グループを取り巻くさまざまなリスク情報を収集・分析して具体的な予防策を策定することで、リスク管理やリスク対応力の向上に努めています。 (1) 日本国内における建設投資(公共投資・民間設備投資)への依存 当社グループの売上高の相当部分を占めている日本国内の建設投資は、大幅な成長が見込めない状況が継続しており、建設業界における景気の低迷及びこれに伴う需要の減少により、売上高や利益が減少する等、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、新規販売先の開拓、新商材の提供、海外市場への展開、M&A等の成長戦略を推進し、今後成長が見込まれる分野での事業展開を進めております。 (2) 輸入商材への依存と為替変動 当社グループは、競争力のある商品の販売活動を目的として、中国等の海外から輸入商材の調達拡大を進めてまいりましたが、現状、調達元の約85%が中国となっております。そのため、米中貿易摩擦や中国の法規制の変化等により、調達元の事業の遂行が大きく左右され、商材の確保が困難になる可能性があります。また、仕入価格は為替相場の変動の影響を受けます。そのため、米中貿易摩擦の激化による商材の調達難や為替相場の大幅な変動により、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、新規仕入先の開拓や為替予約の締結に取り組んでおります。 (3) 価格競争 当社グループが属している各製商品市場と地域市場では、大幅な成長が見込めない中で競合他社との競争が激化しておりますが、競合他社との価格競争の激化が続き、適正価格の維持が困難になった場合、売上高や利益が減少する等、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、生産性向上による価格競争力の向上やユーザーニーズを的確にとらえた付加価値の高い製商品の開発・提供に取り組んでおります。 (4) 原材料等の市況変動の影響 当社グループの製商品の主要原材料である鋼材、銅、アルミは、世界的な需給動向によって市況が変動する傾向があります。そのため、市況が大幅に変動した場合、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、販売価格への転嫁を速やかに実現できるように努めている他、複数の仕入先を持つとともに、生産技術に関するコストダウンを通じて収益性の向上に取り組んでおります。 (5) 災害等によるサプライチェーンへの影響 当社は主力製品の製造拠点として全国4ヶ所に工場を有しておりますが、災害、停電、感染症の蔓延等、操業を中断する事象が発生した場合、工場相互間での補完や協力工場への生産委託を行ったとしても生産能力が低下する可能性があります。また、当社グループは、国内外の多数の仕入先から商材を調達するほか、一部工程を外注しておりますが、災害、事故、感染症の蔓延等により、仕入先・外注先の操業停止や物流ルートの寸断・停滞等が発生する可能性があります。これらの影響により、製商品の供給やサービスの提供が長期間にわたって滞った場合、売上高や利益が減少する等、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、以下の取組を行っております。 ・全国4ヶ所に設置した当社工場全てにおいて主力製品を生産するとともに、製造ラインの中断による潜在的なマイナス影響を最小化するために生産設備の定期整備点検を行っております。 ・全国の営業店で製商品を在庫するとともに、複数仕入先の確保に努めております。 (6) 情報セキュリティリスク 当社グループは、事業上必要となる個人情報や機密情報を保有しております。そのため、災害、停電、不正アクセスやコンピューターウイルスの感染等によるシステム障害や情報の漏洩、改ざん等により、当社グループの社会的信用の失墜、取引先に対する補償や事業活動の継続に影響が出るような事象等が発生した場合、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、情報セキュリティ管理規程を策定し、データバックアップ体制の整備、不正アクセス等に対する防御システムの構築を中心に情報システムに対するセキュリティ対策を講じております。 (7) 感染症による事業活動への影響 当社グループは、全国に拠点を構え事業活動を行っておりますが、新型コロナウイルス感染症等の治療法が確立されていない感染症が流行し、世界的なサプライチェーンの混乱、物件の進捗遅れや民間設備投資の抑制などの影響が長期化した場合や、従業員の感染や事業所でのクラスターの発生など事業活動の継続に影響が出るような事象が発生した場合、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの発生に備えたマニュアルを策定し、必要とされる安全対策や事業継続のための対策を講じております。 (8) 取引先の信用リスク 当社グループは、小口分散販売を進めており、多数の得意先を有しております。為替相場の急変動、人件費の上昇、資材価格及びエネルギー価格の高止まり等の影響を受け景気の先行きが不透明な状況となっており、取引先の倒産等により貸倒損失が発生した場合、利益が減少する等、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、取引先の信用度合いに応じて与信限度枠を設定し、不良債権の発生防止に努めております。 (9) 固定資産の減損リスク 当社グループは、持続的な成長と長期的な企業価値向上を実現するため、M&Aを随時実施しております。近年は複数のM&Aを実施していることに伴い、相応ののれん及び顧客関連資産等を計上しております。 当社グループは、企業の買収や資本・業務提携を持続的な成長と長期的な企業価値向上を実現するための重要な戦略の一つと位置づけており、今後もM&Aに積極的に取り組む方針としております。そのため、今後も、経営環境や事業の状況の著しい変化等により、当初期待したキャッシュ・フローが創出できないと判断される場合、のれん及び顧客関連資産等の固定資産の減損損失が発生する等、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクの低減を図るため、M&Aの実施時には、対象企業の財務内容や事業計画等について十分な検討を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)6,701字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末(65,247百万円)と比較して3,988百万円増加し、69,235百万円となりました。これは、売上債権及び棚卸資産の増加等を主因として、流動資産が2,255百万円増加したとともに、のれん等の償却による無形固定資産の減少等があったものの、有形固定資産の増加等を主因として、固定資産が1,732百万円増加したことによります。 負債合計は、前連結会計年度末(26,896百万円)と比較して1,772百万円増加し、28,668百万円となりました。これは、仕入債務の減少等があったものの、短期借入金及び大阪本社社屋の建替に関する債務の増加等を主因として流動負債が1,132百万円増加したとともに、長期借入金の増加等を主因として、固定負債が639百万円増加したことによります。 純資産合計は、前連結会計年度末(38,350百万円)と比較して2,215百万円増加し、40,566百万円となりました。これは、剰余金の配当1,254百万円の支払いによる減少等があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益3,302百万円の計上による増加等があったことによります。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末(55.7%)比、同等の55.7%となりました。 ② 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、一部の業種を中心に米国の通商政策による影響が残るものの、個人消費や民間設備投資に持ち直しの動きがみられ、雇用・所得環境にも改善がみられるなど、緩やかに回復してまいりました。しかしながら、継続的な物価上昇や為替変動に加え、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の動向や供給制約への懸念等により、景気や企業収益は依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループ関連業界におきましては、公共投資が底堅く推移していることに加え、民間設備投資が緩やかに持ち直しているものの、住宅投資が弱含むなど、分野によって濃淡がある状況となっております。 このような状況のもとで、当社グループは、新規販売先の開拓や休眠顧客の掘り起こし、新商材の提供、拠点展開などの成長戦略に取り組んでまいりました。また、2025年11月には鈴東株式会社を子会社化し、2025年12月には琉球ブリッジ株式会社を子会社化するなど、当社グループの成長を加速させるM&Aも推進しております。 以上の結果、比較的堅調な分野の需要を取り込んだことにより、当連結会計年度の売上高は83,949百万円(前期比6.0%増)と増収になりました。 利益面につきましては、利益率が高い製品や工事の売上増加に伴い売上総利益率が改善したことに加え、人件費、賃借料及び運賃の増加や上田建設株式会社、鈴東株式会社及び琉球ブリッジ株式会社の子会社化による販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収したことにより、営業利益は4,644百万円(同4.0%増)、経常利益は4,851百万円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,302百万円(同0.9%増)と増益になりました。 当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 <産業資材> 建設需要が全体的に伸び悩んだことに伴い販売数量が減少したものの、大口需要先からの受注が堅調に推移するとともに、製造原価や仕入価格上昇分の販売価格への転嫁を進めたことにより販売価格が上昇したことに加え、当連結会計年度に子会社化した鈴東株式会社及び琉球ブリッジ株式会社の売上高が寄与した結果、当セグメントの売上高は39,536百万円(前期比5.9%増)となりました。利益面につきましては、人件費及び賃借料の増加や鈴東株式会社及び琉球ブリッジ株式会社の子会社化により販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果に加え、高付加価値製品の拡販や売上総利益率を意識した営業活動により売上総利益率が改善した結果、セグメント利益は2,726百万円(同11.1%増)となりました。 <鉄構資材> 大型物件が堅調に推移する一方で中小物件が停滞する中、大手取引先や各種加工関連の売上が堅調に推移し、販売数量及び販売価格が微増となった結果、当セグメントの売上高は21,605百万円(前期比2.2%増)となりました。利益面につきましては、競合他社との価格競争が激化する中、売上総利益率が横ばいにとどまったものの、人件費や運賃を中心に販売費及び一般管理費が増加した結果、セグメント利益は1,254百万円(同10.0%減)となりました。 <電設資材> 2027年蛍光灯製造中止に向けたLED照明への切替需要に加え、同年の省エネ基準改定に伴う大規模な設備投資案件が相次いだことを背景に、高圧受変電設備、電線、太陽光発電設備、空調機器の売上が堅調に伸長した結果、当セグメントの売上高は12,934百万円(前期比14.1%増)となりました。利益面につきましては、人件費が増加したものの、増収効果に加え、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁や仕入価格引下げ交渉の徹底、利益率の高い工事需要の取り組み等、戦略的な営業活動と全社的な経費削減の取り組みが奏功した結果、セグメント利益は560百万円(同35.5%増)となりました。 <足場工事> 橋梁・土木関連や大型物件向けの工事売上が好調に推移したことに加え、前連結会計年度に子会社化した上田建設株式会社の売上高が寄与した結果、当セグメントの売上高は9,872百万円(前期比5.2%増)となりました。利益面につきましては、外注工事比率の増加等による売上総利益率の低下に加え、賃借料及び人件費の増加や上田建設株式会社の子会社化により販売費及び一般管理費が増加した結果、セグメント利益は132百万円(同46.7%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末(15,476百万円)と比較して同等の15,480百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果、前年同期に獲得した資金(5,840百万円)と比較して3,045百万円減少し、2,795百万円の資金を獲得しました。 これは、売上債権の増加727百万円、仕入債務の減少1,904百万円及び法人税等の支払い1,465百万円等により資金を使用した一方で、税金等調整前当期純利益の計上4,972百万円及び減価償却費の計上1,479百万円等により資金を獲得したことによります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果、前年同期に使用した資金(1,693百万円)と比較して1,109百万円増加し、2,803百万円の資金を使用しました。 これは、有形固定資産の取得2,549百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出207百万円等により資金を使用したことによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果、前年同期に使用した資金(531百万円)と比較して494百万円減少し、37百万円の資金を使用しました。 これは、短期借入金の純増額925百万円及び長期借入による収入1,170百万円により資金を獲得した一方で、長期借入金の返済による支出641百万円及び配当金の支払い1,254百万円等により、資金を使用したことによります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 産業資材   5,976   106.4 鉄構資材   6,376   91.7 電設資材   -   - 足場工事   -   - 合計   12,352   98.3 (注)  金額は販売価格により表示しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) 産業資材   25,799   106.1 鉄構資材   11,884   103.4 電設資材   11,242   117.3 足場工事   7,302   107.2 合計   56,229   107.7 (注)  金額は仕入価格により表示しております。 c.受注実績 当社グループは主に見込み生産を行っておりますが、足場工事セグメントにおける請負工事については受注生産を行っておりますので、請負工事についてのみ記載しております。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%) 産業資材   -   - 鉄構資材   -   - 電設資材   -   - 足場工事   8,552   104.3 合計   8,552   104.3 d.販売実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績」に記載しております。なお、総販売実績に対し、100分の10以上に該当する主要な販売先はありませんので記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。また、当社グループの連結財務諸表の作成における、損益又は資産の状況に影響を与える見積りの判断は、過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮した上で行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りと異なる場合があります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等に重要な影響を与える要因については、第一部「企業情報」第2「事業の状況」3「事業等のリスク」に記載のとおりであります。 a.売上高、営業利益 鉄構資材及び足場工事は増収減益となりましたが、産業資材及び電設資材が増収増益となった結果、当連結会計年度の売上高は83,949百万円(前期比6.0%増)、営業利益は4,644百万円(同4.0%増)と増収増益になりました。 産業資材は、大口需要先からの受注が堅調に推移したことに加え、当連結会計年度に子会社化した鈴東株式会社や琉球ブリッジ株式会社の業績が寄与し、販売費及び一般管理費の増加を売上総利益率の改善や増収効果で吸収し増収増益となりました。 鉄構資材は、大型物件が堅調に推移する一方で中小物件が停滞する中、大手取引先や各種加工関連の売上が堅調に推移したものの、販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収しきれず増収減益となりました。 電設資材は、大規模な設備投資案件が相次いだことを背景に、高圧受変電設備、電線、太陽光発電設備、空調機器の売上が堅調に伸長したことに加え、売上総利益率を意識した戦略的な営業展開と全社的な経費削減に努めたことにより増収増益となりました。 足場工事は、橋梁・土木関連や大型物件向けの工事売上が好調に推移したことに加え、前連結会計年度に子会社化した上田建設株式会社の業績が寄与したものの、売上総利益率の低下や販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収しきれず増収減益となりました。 セグメント       前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 産業資材   売上高   37,328百万円   39,536百万円   +5.9% (構成比)   (47.1%)   (47.1%) 営業利益   2,454百万円   2,726百万円   +11.1% (利益率)   (6.6%)   (6.9%) 鉄構資材   売上高   21,131百万円   21,605百万円   +2.2% (構成比)   (26.7%)   (25.7%) 営業利益   1,394百万円   1,254百万円   △10.0% (利益率)   (6.6%)   (5.8%) 電設資材   売上高   11,335百万円   12,934百万円   +14.1% (構成比)   (14.3%)   (15.4%) 営業利益   413百万円   560百万円   +35.5% (利益率)   (3.7%)   (4.3%) 足場工事   売上高   9,380百万円   9,872百万円   +5.2% (構成比)   (11.9%)   (11.8%) 営業利益   248百万円   132百万円   △46.7% (利益率)   (2.6%)   (1.3%) b.経常利益 営業利益が増益となった結果、当連結会計年度の経常利益は4,851百万円(同3.7%増)と増益になりました。 c.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度に子会社化した鈴東株式会社の株式取得時に認識した負ののれん発生益161百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,302百万円(同0.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金及び設備投資等資金は、主として営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金を充当し、必要に応じて金融機関からの借入を実施することを基本方針としております。 この方針に従い、主に自己資金を充当し、当社グループの当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より継続して、大阪本社社屋の建替、拠点展開の整備及び生産設備の更新等を中心とした有形固定資産の取得等に資金を使用しております。また、当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローでは、金融機関からの借入を継続して実施しつつ、連結純資産配当率(DOE)を指標とした配当金の支払いを行っております。 今後の資金需要のうち主なものは、運転資金の他、生産設備の更新や拠点の新設・拡張・移転等の設備投資やM&A等の戦略投資等で、主に自己資金を充当する予定でありますが、第一部「企業情報」第2「事業の状況」3「事業等のリスク」に記載の状況が発生し、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性が、翌連結会計年度においても起こり得るものと認識しております。その場合においても、基本方針に基づき、必要に応じて金融機関からの借入を実施する等、負債と資本のバランスに配慮しつつ、必要な資金を調達してまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第一部「企業情報」第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」(1)連結財務諸表  注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ④ 経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、M&A等による戦略投資、成長に向けた設備投資による収益性向上に努めるとともに、資本効率向上に取り組むため、資本効率を示す自己資本当期純利益率(ROE)を主要な経営指標としております。ROEの前連結会計年度、当連結会計年度推移と目標は次のとおりであります。 前連結会計年度   当連結会計年度   目標 自己資本当期純利益率(ROE)   9.3%   8.8%   10.0%以上 今後も引き続きROE10.0%以上という目標達成に向け、設備や人的資本への継続的な投資により、DXの推進、物流機能や施工体制の拡充、生産性の向上を図るとともに、新規販売先の開拓、新商材の提供などの成長戦略を実行してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。