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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ダイトロン

Daitron Co.,Ltd.7609 · Prime · 卸売業

電子機器・部品と製造装置の総合商社。国内外に販売網を持ち、顧客の調達・製造を支援。

概要

ダイトロンは、電子機器・部品の販売と、製造装置の自社開発・製造を併せ持つエレクトロニクス商社・メーカーである。1952年に大都商事として創業し、ソニーの特約店からスタートした。現在は半導体、エンベデッドシステム、電源機器、光デバイス製造装置、FPD製造装置などを扱い、国内販売・国内製造・海外事業の3セグメントで構成される。2025年12月期の連結売上高は1,031億円、従業員数は1,117人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

3つのセグメントで構成する収益構造

ダイトロンの事業は国内販売事業、国内製造事業、海外事業の3セグメントに分かれる。国内販売事業はM&Sカンパニーが担当し、半導体やコネクタ、エンベデッドシステム、電源機器などを国内外メーカーから仕入れ、国内顧客や子会社に販売する。国内製造事業はD&Pカンパニーが中心で、光デバイス製造装置やFPD製造装置などの自社ブランド装置の開発・製造・販売、およびハーネスや耐水圧コネクタの設計・製作を行う。海外事業は北米、アジア、欧州に11の子会社を配置し、各地域で電子機器・部品及び製造装置の販売・輸出入を手掛ける。2025年12月期の外部売上高は国内販売事業が718億円、国内製造事業が44億円、海外事業が269億円で、全体の約7割を国内販売が占める。営業利益では国内販売事業が40億円、国内製造事業が12億円、海外事業が19億円と、販売と製造がバランスよく利益を生み出している。

11カ国に広がるグローバル販売網

ダイトロンの海外事業は、米国(ダイトロン,INC.)、マレーシア、香港、中国(上海・深圳)、韓国、タイ、台湾、シンガポール、オランダ、ベトナムの11社で構成される。各地域の子会社は、現地市場に合わせて電子機器・部品や製造装置の販売、調達、輸出入を行う。例えば、ダイトロン,INC.は北米市場向けに電子機器・部品の製造・販売も手掛ける。大都電子(香港)有限公司は香港・中国華南市場、大途電子(上海)有限公司は中国市場、ダイトロン(韓国)CO.,LTD.は韓国・東アジア市場を対象とする。東南アジアにはマレーシア、タイ、シンガポール、ベトナムに拠点を持ち、欧州はオランダ拠点がカバーする。このネットワークにより、顧客のグローバルな調達・販売ニーズに応える体制を整えている。海外事業の売上高は2025年12月期に269億円と、前年比9.8%増加しており、全社成長のけん引役となっている。

商社機能にメーカー機能を加えた「製販融合」

ダイトロンの特徴は、商社としてのマーケティング力・物流サービスに加え、自社で製造装置を開発・製造するメーカー機能を持つ点である。同社はこのビジネスモデルを「製販融合路線」と呼び、エレクトロニクス業界における技術立社を標榜する。D&Pカンパニーの装置事業部門は、光通信用部品の製造装置、液晶・有機ELパネル製造装置、電子材料の成膜・加工装置などを自社ブランドで手掛ける。部品事業部門はワイヤーハーネスや防水コネクタ、電源機器などの設計・製作を行う。自社製造品は国内販売事業の仕入先にもなり、グループ内で循環する。この垂直統合的な体制は、高付加価値化と収益力向上につながると同時に、顧客に対して部品調達から製造装置まで一貫したソリューションを提供する強みとなっている。2025年12月期の国内製造事業の営業利益は前年比59.3%増の12億円と大きく伸びた。

業界の中での役割は電子機器・部品の商社、及び製造装置のメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,031億円
営業利益
70億円
営業利益率
6.8%
純利益
49億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
国内販売 事業718億円69.6%41億円5.7%
海外事業269億円26.1%19億円7.1%
国内製造 事業44億円4.3%12億円27.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内販売事業主力

電子機器・部品(半導体、エンベデッドシステム、電源機器など)及び製造装置(光デバイス、FPD用など)を国内外メーカーから仕入れ、国内顧客や子会社に販売。

主な製品・サービス5
電子部品&アセンブリ商品
半導体、コネクタ、ハーネス等の電子部品及び基板実装品。
半導体
各種半導体デバイス(メモリ、マイコン、アナログIC等)。
エンベデッドシステム
組込み用ボード、シングルボードコンピュータ等。
電源機器
スイッチング電源、DC-DCコンバータ等。
画像関連機器・部品
カメラモジュール、画像処理ボード等。

02国内製造事業準主力

自社ブランドで製造装置(光デバイス、FPD、電子材料用)の開発・製造・販売、及び電子機器・部品(ハーネス、耐水圧コネクタ、電源機器等)の設計・製作・販売。

主な製品・サービス4
光デバイス製造装置
光通信用部品の製造装置。
フラットパネルディスプレイ製造装置
液晶・有機ELパネル製造用装置。
電子材料製造装置
電子材料の成膜・加工装置。
ハーネス、耐水圧コネクタ
ワイヤーハーネス、防水コネクタ等の設計・製作。

03海外事業準主力

北米、アジア、欧州に子会社を配置し、各地域で電子機器・部品及び製造装置の販売・輸出入を行う。

主な製品・サービス2
電子機器及び部品
現地顧客向けに半導体、エンベデッド、電源等を販売。
製造装置
海外市場向けに自社及び他社製製造装置を販売。

製品と技術

半導体から画像関連まで幅広い電子機器・部品を扱う

ダイトロンの国内販売事業は、電子機器・部品を主力商品とする。具体的には半導体(メモリ、マイコン、アナログICなど)、コネクタやハーネス等の電子部品&アセンブリ商品、組込み用ボードやシングルボードコンピュータなどのエンベデッドシステム、スイッチング電源やDC-DCコンバータなどの電源機器、カメラモジュールや画像処理ボードなどの画像関連機器・部品を扱う。これらの製品は国内外のメーカーから仕入れ、主に国内の産業機器メーカーや車載向け顧客に販売される。2025年12月期には「半導体」のアナログICが減少した一方、半導体製造設備向けコネクタや車載向けカメラ・レンズ、コミュニケーションシステムが伸び、同事業の売上高は前年比10.2%増の718億円となった。また、情報システム部門では通信システムも扱い、顧客のICTニーズにも応える。

光デバイスからFPDまで自社製造する製造装置

ダイトロンの国内製造事業(D&Pカンパニー)は、自社ブランドで製造装置を開発・製造する。主な製品は光通信用部品の製造装置(光デバイス製造装置)、液晶・有機ELパネル製造用装置(フラットパネルディスプレイ製造装置)、電子材料の成膜・加工装置(電子材料製造装置)である。これらの装置は、通信デバイスや半導体材料の生産工程で使用される。2025年12月期には、通信用デバイス向け加工機や検査装置の販売が増加し、同事業の外部売上高は前年比14.3%増の44億円、営業利益は59.3%増の12億円と大きく伸びた。同社の強みは、商社としての市場知見を活かして需要を先取りし、自社で装置を開発できる点にある。また、部品事業部門ではワイヤーハーネスや耐水圧コネクタ、電源機器の設計・製作も行い、製造装置と合わせて一貫したものづくりを支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がダイトロン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17510たけびし439億円14.8倍
24249森六426億円17.3倍
37637白銅424億円19.8倍
47607進和419億円11.0倍
52676高千穂交易417億円
67609ダイトロン416億円13.9倍
78103明和産業390億円11.5倍
83183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
97414小野建365億円
107482シモジマ364億円13.1倍
113139ラクト・ジャパン345億円10.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

ソニーの特約店としてテープレコーダ販売からスタートした1952年

ダイトロンの起源は、1952年6月に資本金30万円で大阪市北区に設立された大都商事株式会社である。同社は東京通信工業株式会社(現ソニーグループ)の特約店としてテープレコーダの販売を開始した。創業当初から大手メーカーの代理店として電子機器の販売に携わり、後の電子部品商社としての基盤を築いた。同年設立された子会社・大都商事(東京)はのちに吸収合併され、現在の東京本部となる。この時期はまだ販売一本槍の商社であったが、後のメーカー機能獲得に向けた第一歩は、1970年代の製造子会社設立によってもたらされる。

製造子会社の設立と合併でメーカー機能を獲得した1970年代

1970年6月、子会社・大都電子工業株式会社(後のダイトロンテクノロジー)を設立し、電子機器の製造に参入。同年7月には子会社・株式会社ダイトを設立。1973年11月にはヒロタ精機株式会社(後の大都精機工業)を設立し、製造装置分野に進出した。1984年には米国トパーズ社との合弁でダイトトパーズ株式会社を設立(後にダイトパワートロンに社名変更、子会社化)。1986年にはアライドシグナル社(米国)の子会社アンフェノール社との合弁で日本インターコネクト株式会社を設立。これらの動きにより、単なる商社から、製造機能を併せ持つ企業体へと変貌を遂げた。1988年には大都電子工業が大都精機工業を吸収合併し、ダイトロンテクノロジー株式会社に商号変更。製造部門の統合が進んだ。

商号変更と株式店頭登録で法人形態を整えた1990年代後半

1994年1月、電装事業部を独立させダイトデンソー株式会社を設立。1998年1月、大都商事株式会社からダイトエレクトロン株式会社に商号を変更し、社名から「大都」を外した。同年3月にはマレーシアに子会社を設立し、初の海外生産拠点を確保。また、電子部門商品仕入部及び多摩営業所がISO9002認証を取得し、品質管理体制を強化した。1999年9月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場からの資金調達が可能となった。これらの施策は、2000年代の上場と本格的なグローバル展開の準備段階であった。

東京・大阪両証券取引所に上場し海外展開を加速した2000年代

2001年6月、東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第二部に株式を上場した。同年7月には香港支店を開設、2002年5月に現地法人化し大都電子(香港)有限公司を設立。2002年10月には大途電子(上海)有限公司を設立し、中国市場への本格参入を果たした。2003年には台湾で合弁会社を設立(後に解散)。2005年2月にはダイトパワートロン株式会社を吸収合併。2006年6月には両取引所の市場第一部に指定され、企業規模が拡大した。2006年11月にはソウル支店を現地法人化しダイトロン(韓国)を設立。2008年1月には株式会社ダイトを吸収合併、さらにダイトロンテクノロジーとダイトデンソーを吸収合併し、同時に商号をダイトロン株式会社に変更した。この年の組織再編で現在のグループ形態が固まった。

東南アジア・欧州への拠点拡充とプライム市場移行

2008年以降、ダイトロンは東南アジアと欧州への展開を加速した。2008年1月にはタイにダイトロン(タイランド)を設立、フィリピンにマニラ駐在員事務所を開設、ベトナムにハノイ駐在員事務所を開設。同年にはシンガポール(ダイトロン(シンガポール))、オランダ(ダイトロン(オランダ))、ベトナム(ダイトロン(ベトナム))にも子会社を設立し、ほぼ現在の海外ネットワークが出揃った。なお2009年にはミュンヘン駐在員事務所を閉鎖し、欧州拠点をオランダに一本化した。2022年の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行。2024年には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化した。

売上高1,000億円を超え第11次中期経営計画に挑む現在

ダイトロンの連結売上高は、2012年12月期の361億円から2025年12月期には1,031億円へと約2.9倍に成長した。特に2018年以降、営業利益・純利益も順調に拡大し、2025年12月期には売上高1,031億円、営業利益70億円、純利益49億円を計上した。同社は2024年を初年度とする第11次中期経営計画(2024~2026年)を策定し、売上高1,000億円超の維持、海外事業比率の向上、オリジナル製品比率の向上、新規事業創出を掲げる。グループ・ステートメントを「Creator for the NEXT」と定め、グローバル市場で新たな価値創造を目指す。2025年12月期のセグメント別では国内販売事業が売上高718億円(全体の70%)、海外事業が269億円(26%)を占めた。

年表30件を開く

1950年代

  • 1952年6月創業資本金30万円にて大阪市北区に大都商事株式会社を設立し、東京通信工業株式会社(現 ソニーグループ株式会社)の特約店としてテープレコーダの販売を開始
  • 1958年1月M&A子会社・大都商事株式会社[本店:東京都](1968年1月当社に吸収合併。現 東京本部)を東京都新宿区に設立

1960年代

  • 1963年3月名古屋営業所(現 名古屋支店)を名古屋市中区に開設
  • 1969年9月本社を大阪市東区(現 中央区)に移転

1970年代

  • 1970年6月子会社・大都電子工業株式会社(後 ダイトロンテクノロジー株式会社)を設立
  • 1970年7月子会社・株式会社ダイトを設立
  • 1973年11月子会社・ヒロタ精機株式会社(後 大都精機工業株式会社)を設立

1980年代

  • 1984年3月M&Aトパーズ社(米国)との合弁会社・ダイトトパーズ株式会社を設立(1990年12月合弁を解消し商号をダイトパワートロン株式会社に変更、子会社化)
  • 1986年3月アライドシグナル社(米国)の子会社・アンフェノール社との合弁会社・日本インターコネクト株式会社(現 アンフェノールジャパン株式会社)を設立(2000年4月資本提携を解消)
  • 1986年9月子会社・ダイトロン,INC.を米国オレゴン州に設立
  • 1987年4月台北駐在員事務所(現 台北支店)を台湾に開設
  • 1988年1月M&A大都電子工業株式会社が大都精機工業株式会社を吸収合併し、商号をダイトロンテクノロジー株式会社に変更

1990年代

  • 1992年2月ミュンヘン駐在員事務所をドイツに開設(2009年6月閉鎖)
  • 1994年1月電装事業部を独立させ、子会社・ダイトデンソー株式会社を設立
  • 1998年1月大都商事株式会社からダイトエレクトロン株式会社に商号を変更
  • 1998年3月子会社・ダイトロン(マレーシア)SDN.BHD.を設立 電子部門商品仕入部及び多摩営業所が「ISO9002(現 ISO9001:2008)」を認証取得
  • 1999年9月日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年1月ソウル駐在員事務所(ソウル支店昇格を経て現 ダイトロン(韓国)CO.,LTD.)を韓国に開設
  • 2001年6月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2001年7月香港支店(現 大都電子(香港)有限公司)を中国に開設
  • 2002年5月香港支店(中国)を現地法人化し、子会社・大都電子(香港)有限公司を設立
  • 2002年10月子会社・大途電子(上海)有限公司を設立 電子部門商品仕入部及び多摩営業所、大阪電子営業所が「ISO14001」を認証取得
  • 2003年12月株式会社東京ダイヤモンド工具製作所と合弁会社・大都東京精磨股份有限公司を台湾に設立(2009年10月解散)
  • 2004年3月本社を新大阪(大阪市淀川区)に移転
  • 2004年10月新大阪本社ビルが「ISO14001」を認証取得
  • 2005年2月M&A子会社・ダイトパワートロン株式会社を吸収合併
  • 2005年10月コントロン社(ドイツ)の子会社・コントロンエンベデッドテクノロジー,INC.(台湾)との合弁会社・コントロンテクノロジージャパン株式会社を設立(2010年3月解散)
  • 2006年6月東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定
  • 2006年11月M&Aソウル支店(韓国)を現地法人化し、子会社・ダイトロン(韓国)CO.,LTD.を設立 子会社・ダイトデンソー株式会社が鷹和産業株式会社の全株式を取得し、子会社化
  • 2008年1月M&A子会社・株式会社ダイトを吸収合併 子会社・ダイトロン(タイランド)CO.,LTD.を設立 子会社・大途電子諮詢(深圳)有限公司(現 大途電子(深圳)有限公司)を設立 マニラ駐在員事務所をフィリピンに開設 子会社・ダイトロンテクノロジー株式会社及びダイトデンソー株式会社の2社を吸収合併し、ダイトエレクトロン株式会社からダイトロン株式会社に商号を変更 有限会社谷本電装の全株式を取得して子会社化し、商号をダイトテック株式会社に変更 ハノイ駐在員事務所をベトナムに開設 子会社・ダイトテック株式会社が子会社・鷹和産業株式会社を吸収合併 子会社・台灣大都電子股份有限公司を設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 子会社・ダイトロン(シンガポール)PTE.LTD.を設立 子会社・ダイトロン(オランダ)B.V.を設立 子会社・ダイトロン(ベトナム)CO.,LTD.を設立 監査等委員会設置会社へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高1,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製販融合路線による技術立社の推進

    商社機能(マーケティング・物流)に加え、メーカー機能を持つ『製販融合路線』で高付加価値化と収益力向上を図り、エレクトロニクス業界での存在感を強化する。

  2. 02

    成長市場への注力と海外ビジネス強化

    中国、東南アジア、欧米などの成長市場で電子商材・電子ビジネスを拡充し、インド・米国・中国の販売拠点新設や東南アジアの製造拠点新設を検討。海外事業比率の向上を目指す。

  3. 03

    国内ビジネスの補強と拠点拡充

    地域密着営業を強化し、有望地域への拠点新設を検討。成長が見込める顧客に対して深く広い展開で関係を強化する。

  4. 04

    製品高付加価値化と技術・知財強化

    中部工場を中核にソフトウェア技術を強化し、コア技術の明確化と技術棚卸による知財管理基盤を整備。製品の高付加価値化を推進する。

  5. 05

    事業サポート機能とESG経営の強化

    DX推進、広報・IR強化、人的資本経営による人財価値向上に注力。サステナビリティ委員会活動やコーポレートガバナンス強化により持続可能な社会実現に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,117人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は858万円で、9期前と比べて+18.9%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月666
2017年12月763
2018年12月795
2019年12月72240.714.7823
2020年12月72941.115.2855
2021年12月75740.914.7893
2022年12月82041.014.6942
2023年12月80340.914.31,003
2024年12月75440.614.01,061584
2025年12月85841.815.11,117627

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
男性育休取得率84.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)49.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 1 / 海外 8、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市淀川区1,086百万円
国内販売事業 全社(共通)
中部工場(愛知県一宮市)他1拠点584百万円
国内製造事業
機器工場 — 愛知県一宮市577百万円
国内製造事業
茨城営業所(茨城県ひたちなか市)他13営業所410百万円
国内販売事業 全社(共通)
亀岡工場 — 京都府亀岡市386百万円
国内製造事業
特機工場 — 東京都西多摩郡342百万円
国内製造事業
電装工場 — 滋賀県栗東市310百万円
国内製造事業 全社(共通)
本社(大阪市淀川区)他1拠点156百万円
国内製造事業
国立事業所 — 東京都国立市129百万円
国内販売事業 海外事業
本社(米国、オレゴン州)他1拠点128百万円
海外事業
ほか13件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    ダイトロン(マレーシア)SDN.BHD.
    マレーシア クアラルンプール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    大都電子(香港)有限公司
    中国 香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    大途電子(上海)有限公司
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ダイトロン(韓国) CO.,LTD.
    韓国 ソウル · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイトテック株式会社
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台灣大都電子股份有限公司
    台湾 台北 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ダイトロン(シンガポール)PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ダイトロン(オランダ)B.V.
    オランダ アイントホーフェン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ダイトロン(ベトナム)CO.,LTD.
    ベトナム ハノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    大規模災害に備えたマイナンバーカード対応カードリーダーの購入
    デジタル庁 · 2024-08-26
    110万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,031億円営業利益70億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.3%、利益が+12.9%。

売上高
+10.3%
1,031億円
営業利益
+12.9%
70億円
純利益
+11.4%
49億円
営業利益率
6.8%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,180億円1,031億円
営業利益90億円70億円
純利益63億円49億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は597億円、営業利益は50億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+22.1%、営業利益は+35.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q244218.614
2023年2Q215146.510
2023年3Q224125.48
2023年4Q2398
2024年1Q211115.28
2024年2Q237166.811
2024年4Q487357.225
2025年2Q489377.626
2025年4Q542336.123
2026年2Q597508.436

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は361億円から1,031億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月36152
2013年12月3493−1
2014年12月38796
2015年12月4321511
2016年12月4491912
2017年12月5172619
2018年12月5973623
2019年12月6163222
2020年12月5742416
2021年12月7234330
2022年12月8766242
2023年12月9226040
2024年12月93562636.644
2025年12月1,03170726.849

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,031億円のうち、営業利益として残るのは70億円6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は49億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.6%821億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.6%140億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%70億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
6.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.3pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.3pt
14.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが60億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは45億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は206億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−8−2−7−1057
2013年12月3−1−4256
2014年12月7−1−2661
2015年12月40−3463
2016年12月15−122367
2017年12月−1−3−13−451
2018年12月55−9−84689
2019年12月24−3−821102
2020年12月31−2−829123
2021年12月28−4−724142
2022年12月−3−2−10−5129
2023年12月3−6−15−3112
2024年12月100−4−1696195
2025年12月60−15−3645206

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は793億円。このうち返さなくてよい自己資本が356億円で、自己資本比率は44.8%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月23611512148.8
2013年12月23811612248.9
2014年12月27312215144.5
2015年12月28713215545.9
2016年12月32113918243.4
2017年12月35415519943.8
2018年12月43117026139.4
2019年12月45818827041.0
2020年12月46219826442.8
2021年12月58522536038.4
2022年12月63226037241.1
2023年12月67829538343.4
2024年12月73233040145.1
2025年12月79335643744.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
218億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
279億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
84億円
在庫として抱えている分
負債合計
437億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中42位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中177位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,915で、1年前と比べて+100.9%過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。

¥3,915-2.2%1ヶ月-5.7%1年+100.9%時価総額416億円
過去52週の値幅
安値¥2,005高値¥4,910

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.9倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR2.10倍
配当利回り3.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に4270円まで下落し、前日比6.56%安となりましたが、直近1か月では26.14%上昇と急騰しています。25日移動平均線(3852円)を11%上回っており、短期的な上昇トレンドが継続しています。75日線(3676円)や200日線(2967円)も大きく上回っており、中長期でも強気相場です。52週高値4910円に接近しており、高値圏での値動きです。出来高は直近で17万株と、前日から増加しましたが、8月の高水準からは減少傾向です。RSIは74.69と過熱感が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 14.2倍は業界平均17.4倍を下回るが、PBR 1.91倍は平均1.19倍を上回り割高。配当利回り2.75%は平均2.58%を上回る。ROE 14.4%は平均を上回り収益性良好。PBRが高いため割安感はやや薄いが、成長性を考慮すれば妥当圏。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.9倍17.9倍
PER (予想)13.1倍
PBR2.10倍1.24倍
ROE14.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+22.6%いまの株価に対する利回りは3.07%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
3.07%
いまの株価に対して
配当性向
45.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1544.7
2017年12月2350.012.3
2018年12月2822.230.3
2019年12月309.133.2
2020年12月25−16.735.0
2021年12月4060.035.5
2022年12月5843.834.0
2023年12月604.332.9
2024年12月7829.246.0
2025年12月9522.645.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,009人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.9%を占め、残る65.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他43.841.643.543.644.649.8
金融機関32.230.830.628.527.521.9
事業法人13.713.613.914.715.613.0
外国法人8.812.110.910.48.212.5
証券会社1.52.01.12.74.02.7
自己株式0.60.50.50.50.50.9
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.34
02公益財団法人ダイトロン福祉財団9.40
03光通信KK投資事業有限責任組合4.17
04大森 康行3.76
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.71
06ダイトロン従業員持株会2.62
07ダイトロン取引先持株会1.77
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.70
09野村信託銀行株式会社(投信口)1.62
10株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1309%、1株純資産は14期で+63%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月161,0331.621.038.7
2013年12月−71,047−0.7
2014年12月581,0955.410.978.1
2015年12月1021,1878.97.855.5
2016年12月1101,2539.08.544.7
2017年12月1691,39812.713.812.3
2018年12月2051,53114.06.030.3
2019年12月1961,69212.29.733.2
2020年12月1451,7858.410.935.0
2021年12月1331,01214.08.135.5
2022年12月1911,17117.56.034.0
2023年12月1811,32514.57.732.9
2024年12月1971,48514.07.046.0
2025年12月2321,68714.410.445.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額240百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
土屋伸介代表取締役社長 社長執行役員 最高経営責任者 最高執行責任者6553,000
毛利肇代表取締役専務 専務執行役員6559,000
和田徹取締役712,000
今矢明彦取締役68
細谷和俊取締役71
氏原稔取締役(常勤監査等委員)678,000
北嶋紀子取締役(監査等委員)51
中山聡取締役(監査等委員)64
南葉子取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3875514749
社外取締役94917657
取締役(社内)114122525
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,431字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社(M&Sカンパニー、D&Pカンパニー、海外事業本部)と連結子会社12社(うち海外11社)で構成されており、電子機器及び部品(電子部品&アセンブリ商品、半導体、エンベデッド(組込み用ボード)システム、電源機器、画像関連機器・部品、情報システム、電子機器及び部品のその他)、製造装置(光デバイス製造装置、LSI製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、電子材料製造装置、エネルギーデバイス製造装置)及びその他のエレクトロニクス製品の販売・製造及び輸出入を主な事業としております。 (1) 国内販売事業セグメント 当セグメントは、当社M&Sカンパニーの各部門で構成しております。 M&Sカンパニーは、上記の電子機器及び部品、製造装置を、国内外のメーカー、国内製造事業セグメントから仕入れ、主に国内の顧客及び子会社に販売を行っております。 (2) 国内製造事業セグメント 当セグメントは、当社D&Pカンパニーの各部門及び連結子会社1社で構成しております。 D&Pカンパニー装置事業部門は、製造装置(光デバイス製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、電子材料製造装置等)の開発・製造及び販売を行っております。 D&Pカンパニー部品事業部門は、電子機器及び部品(ハーネス、耐水圧コネクタ、電源機器、電子機器及び部品その他)等の設計・製作及び販売を行っております。 ダイトテック株式会社は、電子機器及び部品(ハーネス等)の組立加工を行っております。 (3) 海外事業セグメント 当セグメントは、当社海外事業本部及び海外子会社11社で構成しております。 海外事業本部は、電子機器及び部品、製造装置の販売、調達及び輸出入を行っております。 ダイトロン,INC.は、北米市場を対象に電子機器及び部品の製造、販売及び輸出入、製造装置の販売及び輸出入を行っております。 ダイトロン(マレーシア)SDN.BHD.は、マレーシア、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 大都電子(香港)有限公司は、香港、中国華南市場を対象に電子機器及び部品等の販売、調達及び輸出入を行っております。 大途電子(上海)有限公司は、中国市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 ダイトロン(韓国)CO.,LTD.は、韓国、東アジア市場を対象に電子機器及び部品等の販売、調達及び輸出入を行っております。 ダイトロン(タイランド)CO.,LTD.は、タイ、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 大途電子(深圳)有限公司は、中国華南市場を対象に電子機器及び部品等の販売及び輸出入を行っております。 台灣大都電子股份有限公司は、台湾市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売、調達及び輸出入を行っております。 ダイトロン(シンガポール)PTE.LTD.は、シンガポール、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 ダイトロン(オランダ)B.V.は、欧州市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 ダイトロン(ベトナム) CO.,LTD.は、ベトナム、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,249字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループでは、「ダイトロン・スピリッツ」と称して、創業の精神、行動規範、経営理念を制定し、株主満足・顧客満足・仕入先満足・従業員満足の4つの視点を経営方針として定めると共に、法令遵守や社会貢献への取組みを企業の基本姿勢としております。 また、商社機能であるマーケティング力と物流サービス機能に加え、高付加価値化と収益力の向上につながるメーカー機能を有した『製販融合路線』による“エレクトロニクス業界の技術立社”として確かな業界でのプレゼンス(存在感)を発揮していくことを基本方針としております。 当社グループは常に経営環境の変化を先取りし、他社に一歩先んじた事業展開を進め、当社グループの強みである『製販融合路線の経営』『先見性とマーケティング力』『総合サポ-ト力』『優良な顧客資産と豊富な口座数』などを活かし、付加価値とコスト競争力の高い商品・サービスを提供することにより、これまで歩んでまいりました成長路線の維持、拡大を目指してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 当社グループが属するエレクトロニクス業界は、国内外で技術の進歩や高度化・複雑化が加速する中で合従連衡が進むなど、変化の激しい事業環境が続いております。こうした環境下で生き残りを果たしていくためには、グローバルな視点で成長が期待される市場に注力し、付加価値の高い製品や商品の提供を行うことで安定的な成長と収益性を高めていくことが必要不可欠であると認識しております。 このような中、当社グループの更なる成長に向けた課題として、引き続き「事業の安定と新たな挑戦の指標である事業別構成比の変革」、「高収益体質の指標であるオリジナル製品比率の向上」、「成長の指標である売上高ベースの海外事業比率の向上」、「新たな収益となる柱の育成に向けた新規事業の創出」を推進していくことが必要不可欠であると認識しております。 これらの課題に対処すべく、2024年を初年度とする三ヵ年の中期経営計画「第11次中期経営計画(2024年~2026年)」を策定いたしました。「第11次中期経営計画」では、第10次中期経営計画から引き続き成長性を重視した経営により、事業構造の変革を図り、持続的な拡大を推し進めて行くため、長期ビジョンとして「グループ・ステートメント」を基軸とし、第11次中期経営計画の「大方針」、「事業戦略」を規定しております。 [長期ビジョン] ○グループ・ステートメント 「Creator for the NEXT」 ~グローバルな観点で市場を捉え、お客様ニーズの一歩先の価値を創造し、提供する~ [第11次中期経営計画] ○大方針 ・「技術立社として、グローバル市場で成長し、売上高1,000億円を超える企業」 ・「電機・電子を通じて広く社会へ豊かな暮らしを提供する企業」 ・「社員にとって、働き甲斐があり、誇りに思える企業」 ・「一致団結の強さと同時に、自律能動的に動く組織文化を持つ企業」 ○事業戦略 ① 安定成長の基礎となる国内ビジネスの補強 当社の強みである、地域に密着した営業を更に推し進めるべく、有望地域への拠点新設も検討しております。 また、成長・拡大が見込める顧客に対して、より深く、より広く展開し、更に関係を強化してまいります。 ② 成長戦略の核となる海外ビジネスの強化 中国をはじめとした東アジア、東南アジア市場における電子商材関連の拡充や、欧米における電子ビジネスの拡充など、重点的に深耕、開拓する市場を選定し、販売を強化してまいります。また、インド、米国、中国の販 売拠点新設や東南アジアの製造拠点新設も検討してまいります。 ③ グローバル生産体制の強化 第10次中期経営計画で中部工場を中核とした体制を構築してまいりました。これらの体制を基礎に、引き続き国内外における生産能力の強化、効率化を進めてまいります。 ④ 製品の高付加価値化に向け技術・製品開発と知財戦略の強化 中部工場を中核とした体制強化を引き続き推し進め、今後の技術・製品の高付加価値化に必要不可欠なソフトウェア関連技術を強化してまいります。また、コア技術の明確化と保有する技術の棚卸による知財管理の基盤整備を進めてまいります。 ⑤ 事業サポート機能の強化 持続的な成長を支えていくための基盤づくりとして、DXの推進、広報・IRといったコーポレート部門の強化を行ってまいります。また、人的資本経営による人財価値の向上にも注力してまいります。 ⑥ ESG経営の推進 サステナビリティへの取組みによる持続可能な社会実現への貢献のため、サステナビリティ委員会活動を推進しております。また、コーポレートガバナンス・コードへの対応、コーポレート・ガバナンスの強化も注力してまいります。 当社グループが属するエレクトロニクス業界は、AI、IoT等が関連するICT市場の拡大に加え、自動車やロボットの自動化に関連する機器や設備の需要拡大が見込まれる状況であります。当社グループは前述の事業戦略に基づき、“エレクトロニクス業界の技術立社”として、すべてのステークホルダーと共に、グローバル市場に新たな価値を共創してまいります。
事業等のリスク3,422字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 経営戦略遂行に関する影響について 当社グループでは、産業用エレクトロニクスの分野において、他社に先んじたニュービジネスを展開できる体制整備並びに研究開発、製造、販売等あらゆる分野における共同出資関係を含む他社との提携等に積極的な投資を行い、高収益企業を目指しております。このような投資において、多少のリスクを伴う場合でも、将来の成長性を見込んで事業を遂行していくことがあるため、新たな競合の存在、開発投資額の増加、開発の遅れ、市場の急激な変化等により、資金調達、技術管理、製品開発、経営戦略について提携先との不一致が生じ提携関係が維持できず、その事業の経営計画に相違が生じた場合、それまでの投資負担が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、開発・生産能力や販売能力の強化のため、国内外において様々な設備投資を行いますが、前述のような環境変化により収益性が低下した場合、当該資産に対する減損損失の計上により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 知的財産権に関する影響について 当社グループが製造販売する製品・装置については、その技術関係の保護に特別の配慮をしており、特に特許関係の権利帰属・商標・ブランドの保護等に関しては、会社の利益を損なわないような施策を講じております。しかしながら、国内及び海外において、やむを得ず第三者との間に権利関係をめぐる訴訟が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 取引先企業の海外拠点への対応並びにカントリーリスクについて 当社グループの主要顧客において、生産拠点を国内から海外に移転する場合があり、当社グループも米国やアジア諸国に現地法人・支店等を設置して対応してまいりました。今後、これら主要顧客の生産・調達方針の変更に対し、当社グループが迅速な販売体制の構築を実現できなかった場合、あるいは生産拠点となっている海外諸国で政治・経済状況の急変、法律・税制の予期しない変更、雇用の困難と人件費の急騰、テロ・戦争等の社会的混乱等による海外駐在員及びその家族への被害リスクが顕在化した場合、事業所の閉鎖や撤退も考えられ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 海外取引に関する為替変動及び取引慣行について 当社グループは、積極的な海外事業展開により、海外ビジネスの拡大を加速しております。当社グループの輸出入は、為替リスクを回避するため受発注時の先物為替予約等によって為替のリスクヘッジに努めております。しかしながら、急激な為替変動によって価格変動が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、海外企業との取引において慣行上、支払を遅延されることがあり、当社グループとしても回収遅延が発生しないよう各々の施策を講じておりますが、売上債権の回収に支障が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 品質管理・製造物責任・契約不適合責任について 当社グループは、電子機器及び部品から製造装置まで幅広い取扱商品を有しており、仕入から出荷までを行う物流部門及び開発から製造までを行う製造部門においてはISO9001の品質マネジメントシステムを導入して、品質管理に細心の注意を払っております。しかしながら、製造装置の不具合や電子機器及び部品の不良等が原因で、顧客の生産ラインに支障をきたす等、顧客に損害が発生する可能性があります。そのような事態が発生した場合、当社製品への信頼性の低下や損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 取引契約について 当社グループでは、取引基本契約を締結し安定的な継続取引を行う場合に、係る契約において当社グループがリコール補償、秘密保持、法令遵守、環境負荷化学物質管理等の責任を負うことがあります。当社グループでは、細心の注意を払いながら必要に応じてこれらの責任を契約に盛込み、仕入先へも同様の契約を締結するよう対策を講じておりますが、損害賠償責任を負った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、個別契約においては、商社として顧客から短納期での商品供給を要請されることがあるため、事業機会の維持・拡大を目的として、商品の一部を前もって手配する場合がありますが、市況の低迷や技術革新による陳腐化等の理由から、これらの商品を販売できなかった場合、在庫商品が長期滞留する恐れがあります。その場合も当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 市場の変動による影響について 当社グループが属するエレクトロニクス業界、その中でも特に半導体をはじめとしてフラットパネルディスプレイ、光デバイス等はIT・デジタル家電分野の進展という流れの中で、その基幹デバイスとして今後も市場拡大を続けていくものと考えられます。しかしながら、当社の主要顧客もこの業界に属しているため、急激な国内外の経済情勢の悪化に伴う需給ギャップの調整や設備投資の減少等により市場が縮小した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 販売権の維持について 当社グループは、国内以外にも世界の先進メーカーの販売代理権を取得し、国内外の企業へ最先端の商品を提供しております。当社グループは、販売代理権の長期保有による安定化を図ると同時に、新規代理権の取得等で販売権の拡充に取組んでおりますが、仕入メーカー側でのM&Aや販売政策の変更等によって販売代理店契約が解消されることがあります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 外国為替及び外国貿易法に関する規制について 当社グループの取扱商品であります電子機器及び部品や製造装置、また製造装置に関する一定の技術を海外へ輸出する際は、必要に応じて外国為替及び外国貿易法に基づき経済産業大臣に届出をし許可を得ます。当社では、安全保障輸出管理規程を定めて管理の徹底に努めておりますが、万が一これらに違反し刑事罰等の処分を受けた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 自然災害・感染症等による影響について 当社グループは、地震・火災及び気候変動に伴う大規模な台風・洪水・豪雨等の自然災害並びに感染症等の発生を想定し、必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための対策を講じております。しかしながら、当社グループの拠点及び取引先は日本国内のみならずグローバルに展開しており、自然災害や感染症等が発生した場合のリスクをすべて回避することは困難であり、また、予期しない規模で発生した場合には、販売や生産等の事業活動の縮小等も懸念され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 情報セキュリティに関する影響について 当社グループは、事業活動を行う上で、取引先及び当社グループ内の機密情報や個人情報を有しております。当社グループでは、これらの情報を外部流出や破壊、改ざんが無いように管理体制を構築し、徹底した管理とITセキュリティ、施設セキュリティの強化、従業員教育等の施策を実行しております。しかしながら、想定を超えるサイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウィルスの侵入等により、これらの情報の流出、重要データの破壊、改ざんもしくはシステム停止等が引き起こされる可能性があります。万が一、このような事態が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,197字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の影響を受けながらも雇用や所得環境の改善に加え、インバウンド需要の拡大等により緩やかに回復しました。また、企業の設備投資は人手不足を背景として緩やかに増加し、生産活動は原材料価格の高止まりの影響を受けながらも堅調に推移しました。 世界経済につきましては、米国の通商政策による影響が一部の産業に見られるものの、堅調に推移しました。しかしながら、ウクライナ・中東情勢など地政学リスクが予断を許さず、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの属しておりますエレクトロニクス業界につきましては、産業機器に関連する設備投資の需要は、在庫調整が進展し、AI、IoT分野に向けた需要は好調を維持しており、電子部品や製造設備の生産活動は堅調に推移しました。 このような状況下、当社グループは、「第11次中期経営計画(2024年~2026年)」の基本方針に基づき、オリジナル製品の拡販や海外事業の拡大、新たな収益基盤となる新規ビジネスの創出に取組みました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は103,142百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は7,010百万円(前年同期比13.1%増)、経常利益は7,156百万円(前年同期比13.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,923百万円(前年同期比12.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 国内販売事業 当セグメントにつきましては、電子機器及び部品では、「半導体」のアナログICの販売が減少しましたが、半導体製造設備向け「電子部品&アセンブリ商品」のコネクタや車載向け「画像関連機器・部品」のカメラ・レンズ、「情報システム」のコミュニケーションシステムの販売が増加しました。製造装置では、半導体材料の生産向け「半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置」の販売が減少しましたが、データセンター用通信デバイス等の生産向け「電子部品製造装置」の販売が増加しました。これらの要因により、売上、利益共に前年同期の実績を上回りました。 この結果、当セグメントの売上高は71,834百万円(前年同期比10.2%増)となり、セグメント利益(営業利益)は4,060百万円(前年同期比8.0%増)となりました。 国内製造事業 当セグメントにつきましては、電子機器及び部品を手掛ける部品事業部門では、特殊コネクタの販売が増加しました。製造装置を手掛ける装置事業部門では、通信用デバイス向け加工機や検査装置の販売が増加しました。これらの要因により、売上、利益共に前年同期の実績を上回りました。 この結果、セグメント間の内部売上高を含めた当セグメントの総売上高は13,039百万円(前年同期比13.5%増)となりました。外部顧客への売上高は4,443百万円(前年同期比14.3%増)となり、セグメント利益(営業利益)は1,202百万円(前年同期比59.3%増)となりました。 海外事業 当セグメントにつきましては、電子機器及び部品では、韓国市場で「画像関連機器・部品」の販売が減少しましたが、東南アジア市場で「電子部品&アセンブリ商品」、米国及び中国市場で「画像関連機器・部品」の販売が増加しました。製造装置では、東南アジア及び中国市場で「半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置」、中国市場で「電子部品製造装置」の販売が減少しましたが、米国及び欧州市場で「半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置」、東南アジア市場で「電子部品製造装置」の販売が増加しました。これらの要因により、売上、利益共に前年同期の実績を上回りました。 この結果、当セグメントの売上高は26,864百万円(前年同期比9.8%増)となり、セグメント利益(営業利益)は1,899百万円(前年同期比3.3%増)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は70,877百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,672百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金が2,242百万円、売掛金が2,584百万円増加したことによるものであります。固定資産は8,418百万円となり、前連結会計年度末に比べ469百万円の増加となりました。これは主に投資その他の資産が526百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は79,295百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,141百万円の増加となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は40,312百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,958百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金が1,790百万円、電子記録債務が2,044百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,397百万円となり、前連結会計年度末に比べ399百万円の減少となりました。 この結果、負債合計は43,709百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,559百万円の増加となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は35,586百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,582百万円の増加となりました。これは主に剰余金の配当により1,847百万円、自己株式の取得により1,586百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益により4,923百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は44.8%となり、前連結会計年度末との比較で0.3ポイントの低下となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末と比較して1,103百万円増加し、20,644百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、資金は6,048百万円の増加(前年同期は10,013百万円の増加)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益7,158百万円、前渡金の減少額1,665百万円、仕入債務の増加額3,791百万円であり、主な減少要因は、売上債権及び契約資産の増加額3,126百万円、棚卸資産の増加額1,705百万円、法人税等の支払額1,976百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、資金は1,465百万円の減少(前年同期は353百万円の減少)となりました。主な減少要因は、定期預金の預入による支出1,097百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、資金は3,593百万円の減少(前年同期は1,603百万円の減少)となりました。主な減少要因は、自己株式の取得による支出1,586百万円、配当金の支払額1,846百万円であります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称     当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)     前年同期比(%) 国内製造事業(千円)   15,041,768   113.7 海外事業(千円)   1,797,002   106.2 合計(千円)   16,838,771   112.9 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.「国内販売事業」のセグメントの生産実績につきましては、生産活動を行っていないため記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 国内販売事業   81,498,523   127.9   47,416,060   125.6 国内製造事業   6,175,537   144.4   4,093,487   173.3 海外事業   21,249,274   109.7   18,410,851   76.8 合計   108,923,335   124.7   69,920,399   109.1 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称     当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)     前年同期比(%) 国内販売事業(千円)   71,834,162   110.2 国内製造事業(千円)   4,443,621   114.3 海外事業(千円)   26,864,692   109.8 合計(千円)   103,142,476   110.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.販売実績が総販売実績の10%以上である相手先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は103,142百万円となり、前連結会計年度と比較して9,599百万円の増加となりました。 各セグメントの売上高の内訳は、「国内販売事業」は71,834百万円(前年同期比10.2%増)、「国内製造事業」は4,443百万円(前年同期比14.3%増)、「海外事業」は26,864百万円(前年同期比9.8%増)となりました。各セグメントの詳細につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の売上原価は82,163百万円となり、前連結会計年度と比較して7,489百万円の増加となりました。 なお、売上高売上原価率は0.1ポイント低下し79.7%となりました。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は13,967百万円となり、前連結会計年度と比較して1,299百万円の増加となりました。 なお、売上高販売費及び一般管理費率は前連結会計年度と同水準の13.5%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は7,010百万円となり、前連結会計年度と比較して810百万円の増加となりました。これにより、売上高営業利益率は0.2ポイント上昇し6.8%となりました。 (営業外収益) 当連結会計年度の営業外収益は187百万円となり、前連結会計年度と比較して9百万円の増加となりました。これは主に補助金収入が増加したことによるものであります。 (営業外費用) 当連結会計年度の営業外費用は40百万円となり、前連結会計年度とほぼ同水準となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は7,156百万円となり、前連結会計年度と比較して821百万円の増加となりました。これにより、売上高経常利益率は0.1ポイント上昇し6.9%となりました。 (特別利益) 当連結会計年度の特別利益は1百万円となり、前連結会計年度と比較して9百万円の減少となりました。これは主に前連結会計年度で計上した助成金収入によるものであります。 (特別損失) 当連結会計年度の特別損失は0百万円となり、前連結会計年度と比較して11百万円の減少となりました。これは主に前連結会計年度で計上した固定資産圧縮損によるものであります。 (税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は7,158百万円となり、前連結会計年度と比較して823百万円の増加となりました。これにより、売上高税金等調整前当期純利益率は0.1ポイント上昇し6.9%となりました。 (法人税等) 当連結会計年度の法人税等は2,214百万円(前年同期は1,955百万円)となりました。これにより、税金等調整前当期純利益7,158百万円に対する税効果会計適用後の法人税等の負担率は30.9%となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は4,923百万円となり、前連結会計年度と比較して541百万円の増加となりました。これにより、売上高親会社株主に帰属する当期純利益率は0.1ポイント上昇し4.8%となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度における財政状態の分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 c.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 d.資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける資金需要の主なものは、商品及び原材料の購入費用のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。 当社グループの資金の源泉は主として内部資金又は金融機関からの借入による資金調達であります。また、効率的で安定した運転資金の調達を行うため、主要取引金融機関と総額4,000百万円のコミットメントライン契約を締結しております(借入未実行残高4,000百万円)。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は478百万円となっており、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は20,644百万円となっております。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び収益・費用の報告金額に影響を与える見積りを行う必要があります。これらの見積りは、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況」の「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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