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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ウイン・パートナーズ

WIN-Partners Co., Ltd.3183 · Prime · 卸売業

虚血性心疾患治療向けカテーテルを主力とする医療機器専門商社。循環器領域に特化し、国内外メーカー製品を医療機関へ供給。

概要

ウイン・パートナーズは、2013年4月にウイン・インターナショナルとテスコの共同株式移転により設立された持株会社である。グループ全体で虚血性心疾患、不整脈、心臓血管外科、末梢血管・脳血管など循環器領域を中心とした低侵襲医療機器の販売を事業の核とする。2026年3月期の連結売上高は904億円、従業員数は653名。東京都中央区に本社を置き、首都圏及び東北地方を基盤に全国展開を進めている。

6つの専門領域で構成される事業ポートフォリオ

当社グループは、虚血性心疾患関連、心臓律動管理関連、心臓血管外科関連、末梢血管疾患関連及び脳外科関連、医療機器関連、その他の6分類で医療機器を扱う。それぞれが循環器領域を核としながら、低侵襲治療に特化した製品群を医療機関に供給している。主力の虚血性心疾患関連では薬剤溶出型ステント(DES)やPTCAバルーンカテーテル、心臓律動管理関連ではペースメーカや植込型除細動器(ICD)を扱う。医療機器関連ではX線血管撮影装置やCT、MRIなどの大型機器も取り揃え、手術室から診断まで幅広いニーズに対応する。連結子会社を通じて、これらの製品を首都圏及び東北地方を中心に販売している。

心臓律動管理関連が収益の約3割を占める売上構成

2026年3月期の連結売上高904億円の内訳は、心臓律動管理関連が253億円で構成比28.0%と最大のセグメントである。次いで虚血性心疾患関連が201億円(22.3%)、心臓血管外科関連が154億円(17.1%)と続く。末梢血管疾患関連及び脳外科関連は93億円(10.3%)、医療機器関連は84億円(9.3%)、その他が117億円(13.0%)である。前期比では全セグメントが増収となり、特に心臓律動管理関連は22.1%増と大きく伸びた。これはEPアブレーション関連商品やペースメーカの販売数量が伸長したためである。全社の営業利益は30億円、営業利益率は3.3%と、医療機器販売業界の特性上、薄利多売の構造にある。

M&Aで拡大したグループ体制と営業エリア

当社は持株会社として、ウイン・インターナショナルとテスコの2社を主要子会社に持ち、さらにその傘下に複数の販売会社を有する。2017年にはテスコを通じてテスコ秋田販売(旧大沢商事)を取得し秋田県に、2018年にはエムシーアイを取得し関東圏を強化した。2022年にはトーセイメディカル、2023年にはトライテックを子会社化し、取扱製品と営業エリアを拡大。2026年1月にはプラステンメディカルをグループに迎え、北海道函館エリアに進出した。これにより、首都圏・東北地方に加え北海道にも拠点を持ち、全国展開を加速している。グループ全体の従業員数は653名で、低侵襲医療の専門性を活かした営業活動を展開している。

ROE15%を目標とする経営指標

当社グループは経営指標としてROE(自己資本利益率)を重視し、中期的に15%以上を目標に掲げている。2026年3月期のROEは、当期純利益21億円、自己資本約233億円から算出すると約9.0%であり、目標には届いていない。一方、売上高は前期比11.0%増の904億円と拡大を続けており、償還価格の下落や競合激化の中でも増収を達成している。経営課題として、医療制度改革による償還価格の下落や医療機関のコスト意識の高まりに対応し、付加価値の高い提案と新規顧客の開拓を掲げる。また、M&Aによる業界再編の促進と営業エリアの拡大を通じて、持続的な成長を目指している。

業界の中での役割は医療機器専門商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
904億円
営業利益
30億円
営業利益率
3.3%
純利益
21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01循環器内科主力

虚血性心疾患治療に用いるカテーテル類を中心に、冠動脈ステント、PTCAバルーンカテーテル、血管内超音波診断カテーテルなどを供給。低侵襲治療を志向する医療機関向け。

主な製品・サービス3
薬剤溶出型ステント(DES)
狭窄した冠動脈に留置し、再狭窄を抑制する薬剤を塗布したステント。
PTCAバルーンカテーテル
先端のバルーンを拡張させて冠動脈の狭窄部を押し広げる治療用カテーテル。
血管内超音波(IVUS)診断カテーテル
血管内から超音波で断層画像を得る診断用カテーテル。

02心臓律動管理(不整脈治療)主力

不整脈治療向けにペースメーカ、植込型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付きICD(CRTD)などの植込型デバイスを供給。また、電気生理検査用カテーテルや心筋焼灼術用カテーテルなどアブレーション関連製品も扱う。

主な製品・サービス5
ペースメーカ
心拍数が低下した際に電気刺激を送り心臓の拍動を維持する植込型機器。
植込型除細動器(ICD)
危険な不整脈(心室細動など)を感知し自動的に電気ショックを与える植込型機器。
両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRTD)
心臓再同期療法と除細動機能を併せ持つ植込型機器。
電気生理検査用カテーテル
心臓内の電位をマッピングし不整脈の発生源を特定する診断用カテーテル。
心筋焼灼術用カテーテル
高周波エネルギーなどで不整脈の原因となる心筋組織を焼灼する治療用カテーテル。

03心臓血管外科準主力

心臓外科手術向けに、ステントグラフト、経カテーテル生体弁、人工血管、人工心肺などの製品を供給。開胸手術及び低侵襲手術を支援する。

主な製品・サービス4
ステントグラフト
大動脈瘤などの治療に用いる、ステントに人工血管を被覆したデバイス。カテーテルで留置する。
経カテーテル生体弁
カテーテルで留置可能な人工心臓弁。主に大動脈弁狭窄症の治療に用いる。
人工血管
疾患で損傷した血管を置換するための人工素材で作られた管。
人工心肺
心臓手術中に心臓と肺の代わりを担う体外循環装置。

04末梢血管・脳血管治療準主力

末梢血管疾患や脳血管疾患治療向けにPTAバルーンカテーテル、末梢血管用ステント、塞栓用コイルなどを供給。血管内治療をサポートする。

主な製品・サービス3
PTAバルーンカテーテル
末梢動脈の狭窄部を拡張するためのバルーンカテーテル。
末梢血管用ステント
末梢動脈の開存性を維持するために留置する金属製の網状管。
塞栓用コイル
脳動脈瘤などの血管内に留置し血流を遮断するコイル。

05放射線科・手術室副次

放射線科や手術室向けにX線血管撮影装置、CT、MRI、麻酔器などの大型医療機器を供給。

主な製品・サービス4
X線血管撮影装置
血管内治療時にリアルタイムで血管を可視化するX線透視撮影装置。
コンピュータ断層撮影装置(CT)
X線を用いて体内の断層画像を取得する診断装置。
磁気共鳴画像診断装置(MRI)
強力な磁場と電波を用いて体内の詳細な画像を得る診断装置。
麻酔器
手術中に患者に麻酔ガスを供給し呼吸を管理する装置。

06糖尿病・その他その他

インスリンポンプ、持続血糖測定器、血圧トランスデューサーセット、血圧モニター用チューブなどの医療機器を供給。

主な製品・サービス2
インスリンポンプ
持続的にインスリンを皮下投与する携帯型機器。
持続血糖測定器
皮下にセンサーを留置し継続的に血糖値を測定する機器。

製品と技術

薬剤溶出型ステントとPTCAバルーンカテーテル:冠動脈治療の中心

虚血性心疾患治療の主力製品は、冠動脈ステントとPTCAバルーンカテーテルである。薬剤溶出型ステント(DES)は、狭窄した冠動脈に留置し、再狭窄を抑制する薬剤を塗布した金属製の網状管である。一方、PTCAバルーンカテーテルは、先端のバルーンを拡張させて狭窄部を押し広げる治療用カテーテルで、ステント留置の前処置としても用いられる。これらの製品は低侵襲治療を可能にし、患者の身体的負担を軽減する。当社グループはこれらの製品を中心に、血管内超音波(IVUS)診断カテーテルも併せて提供し、冠動脈インターベンションに必要なデバイスをワンストップで供給している。

ペースメーカとICD:不整脈治療の植込型デバイス

心臓律動管理分野では、ペースメーカ、植込型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付きICD(CRTD)などの植込型デバイスを扱う。ペースメーカは心拍数低下時に電気刺激を送り心臓の拍動を維持する。ICDは心室細動などの危険な不整脈を感知し、自動的に電気ショックを与える。CRTDは心臓再同期療法と除細動機能を併せ持ち、心不全合併不整脈に用いられる。加えて、不整脈の診断・治療に必要な電気生理検査用カテーテルや心筋焼灼術用カテーテルも提供しており、アブレーション治療のトータルサポートが可能である。これらの製品群は2026年3月期に前期比22.1%増の売上を記録し、成長を牽引した。

経カテーテル生体弁とステントグラフト:心臓血管外科の低侵襲デバイス

心臓血管外科関連では、経カテーテル生体弁とステントグラフトが主要製品である。経カテーテル生体弁は、カテーテルで留置可能な人工心臓弁で、主に大動脈弁狭窄症の治療に用いられる。開胸手術不要で患者負担が少ない。ステントグラフトは、大動脈瘤治療に用いるステントに人工血管を被覆したデバイスで、これもカテーテルで留置する。さらに人工血管や人工心肺など開胸手術用の製品も取り扱い、低侵襲手術から従来手術まで幅広いニーズに対応する。これらの製品は高齢化に伴う需要増加を背景に販売数量が伸長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

食品卸で中規模、低採算ながら安定成長

卸売業(食品)において、ウイン・パートナーズは売上高814億円(2025/3期)と中規模。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比較して規模は中位だが、営業利益率は3.4%と低い。食品卸は薄利多売の業態であり、効率的な物流が競争力の鍵。売上は緩やかに増加しているが、収益性改善が課題。

強み

  • 売上高が前期比6%増(2026/3期予想)と堅調に拡大しており、需要を捕捉。
  • 加工食品から生鮮まで幅広く扱い、顧客ニーズに対応。
  • 中堅スーパーや飲食店など多様な販売先を有し、分散効果がある。
  • 物流システムの改善により、コスト削減を進めている。

課題

  • 営業利益率3.4%と低く、価格競争や物流費上昇でさらなる圧迫リスク。
  • 食品卸業界は競争が激しく、価格以外の差別化が難しい。
  • ドライバー不足や燃料費上昇が物流コストを押し上げ、利益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がウイン・パートナーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17637白銅424億円19.8倍
27607進和419億円11.0倍
32676高千穂交易417億円
47609ダイトロン416億円13.9倍
58103明和産業390億円11.5倍
63183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
77414小野建365億円
87482シモジマ364億円13.1倍
93139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
103333あさひ341億円14.9倍
113176三洋貿易338億円15.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

ウイン・インターナショナルとテスコが経営統合した2013年

2012年11月、株式会社ウイン・インターナショナルとテスコ株式会社は、共同株式移転による完全親会社設立の統合契約を締結した。両社の株主総会での承認を経て、2013年4月に当社が設立された。同時に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。この統合により、ウイン・インターナショナルが持つ循環器領域の販売網と、テスコが持つ東北地方の基盤が一体化し、規模拡大の第一歩となった。設立時の資本金などの詳細は開示されていないが、両社の事業を統合することで、低侵襲医療機器販売における競争力強化を図った。

JASDAQから東証二部、一部へと昇格した上場の軌跡

設立からわずか1年後の2014年5月、当社は東京証券取引所市場第二部に上場した。さらに同年9月には市場第一部銘柄に指定され、わずか1年半で東証一部上場を達成した。これは統合後の業績拡大と市場からの評価が背景にある。2014年3月期の売上高は498億円、当期純利益18億円であり、その後も増収を続けた。2022年4月の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行している。上場市場の変遷は、会社の成長とともに投資家からの資金調達力を高める役割を果たした。

本社移転と秋田・エムシーアイのM&Aで事業基盤を強化

2017年5月、当社は本社を東京都中央区京橋に移転した。同年10月にはテスコ株式会社を通じてテスコ秋田販売株式会社(旧株式会社大沢商事)の全株式を取得し、秋田県での販売網を獲得。翌2018年7月にはテスコ秋田販売をテスコに吸収合併し、経営効率化を図った。さらに2018年12月には株式会社エムシーアイの全株式を取得し、関東圏の顧客基盤を拡大した。これらのM&Aは、持株会社体制のもとで子会社の営業力を強化し、東北地方から関東に至る営業エリアの連続性を生み出す戦略だった。

プライム市場移行とトーセイ・トライテックのグループ化

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、当社は市場第一部からプライム市場へ移行した。同年8月にはテスコを通じて株式会社トーセイメディカルの全株式を取得し、医療機器の品揃えを拡充。2023年4月には株式会社トライテックを直接取得し、新たな技術と販路を取り込んだ。これらの買収は、低侵襲医療の領域拡大と顧客基盤の多様化を目的としている。2023年3月期の売上高は709億円、当期純利益20億円と着実に成長を続けた。

プラステンメディカルを加え北海道に進出した2026年

2026年1月、当社は連結子会社ウイン・インターナショナルを通じて株式会社プラステンメディカルの全株式を取得した。プラステンメディカルは北海道函館エリアを中心に医療機器販売を展開しており、これにより当社グループは北海道にも営業拠点を持つこととなった。同年3月にはテスコが子会社のエムシーアイを吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2026年3月期の売上高は904億円に達し、前期比11.0%増と過去最高を更新。M&Aによる拡大と既存事業の伸長が寄与した。

年表14件を開く

2010年代

  • 2012年11月創業株式会社ウイン・インターナショナル及びテスコ株式会社は、両社の株主総会による承認を前提として、共同株式移転の方法により、両社の完全親会社(当社)を設立することについて「統合契約」を締結するとともに、「株式移転計画」を共同で作成。
  • 2013年1月株式会社ウイン・インターナショナル及びテスコ株式会社の臨時株主総会において、「株式移転計画」が承認可決。
  • 2013年4月創業当社設立。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)(旧 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。
  • 2014年5月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2014年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2017年5月東京都中央区京橋に本社を移転。
  • 2017年10月連結子会社であるテスコ株式会社を通じ、テスコ秋田販売株式会社(旧 株式会社大沢商事)の全株式を取得。
  • 2018年7月M&A連結子会社であるテスコ株式会社が、同社の100%子会社であるテスコ秋田販売株式会社を吸収合併。
  • 2018年12月連結子会社であるテスコ株式会社を通じ、株式会社エムシーアイの全株式を取得。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年8月連結子会社であるテスコ株式会社を通じ、株式会社トーセイメディカルの全株式を取得。
  • 2023年4月株式会社トライテックの全株式を取得。
  • 2026年1月連結子会社である株式会社ウイン・インターナショナルを通じ、株式会社プラステンメディカルの全株式を取得。
  • 2026年3月M&A連結子会社であるテスコ株式会社が、同社の100%子会社である株式会社エムシーアイを吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本利益率)中期(具体的期限なし)まで15.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    低侵襲医療の普及と専門性活用

    低侵襲医療に関する専門性を活かし、循環器から脳、頸動脈、消化器、下肢等へ領域を拡大。顧客志向・患者志向を徹底し、多様なニーズに合わせた提案・サービスを提供することで差別化を図る。

  2. 02

    M&Aと提携による業界再編の促進

    企業理念に賛同する企業をグループに迎え入れ、効率的な経営資源配分とシナジー創出により営業エリア・事業領域を拡大。業界再編を促進し持続的成長を目指す。

  3. 03

    新商品導入と顧客開拓

    国内外の新しい医療技術情報を捉え新商品を早期導入。顧客の変化に合わせた提案・支援を行い、新規顧客開拓と既存顧客深耕を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で653人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は670万円で、9期前と比べて+25.0%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は8.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月447
2018年3月517
2019年3月53639.67.1536
2020年3月65140.87.4541
2021年3月65241.77.8547
2022年3月63742.78.7548
2023年3月64942.17.8609
2024年3月65142.48.6629
2025年3月67541.88.9630444
2026年3月67042.48.9653459

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
WINHeartGate — 東京都 大田区1,375百万円
医療機器 販売事業
本社 — 東京都 文京区1,047百万円
医療機器 販売事業
本社 — 宮城県 仙台市泉区500百万円
医療機器 販売事業
北関東営業所 — 千葉県 松戸市279百万円
医療機器 販売事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ウイン・インターナショナル
    東京都文京区
    議決権100.0%
  • 国内
    テスコ㈱
    宮城県仙台市泉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トーセイメディカル
    岩手県盛岡市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トライテック
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プラステンメディカル
    北海道函館市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は904億円営業利益30億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.1%、利益が+7.1%。

売上高
+11.1%
904億円
営業利益
+7.1%
30億円
純利益
+5.0%
21億円
営業利益率
3.3%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,000億円904億円
営業利益34億円30億円
純利益22億円21億円
1株あたり配当¥55¥55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は240億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+37.9%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1954
2024年1Q17442.33
2024年2Q17863.44
2024年3Q19773.65
2024年4Q2226
2025年2Q390123.18
2025年4Q424163.812
2026年2Q437153.410
2026年4Q467153.211
2027年1Q24062.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年3月期からの13期で、売上は498億円から904億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に上場。
2014年3月4982518
2015年3月5062617
2016年3月5413021
2017年3月5783121
連結子会社であるテスコ株式会社が、同社の100%子会社であるテスコ秋田販売株式会社を吸収合併。
2018年3月6283130
2019年3月6983326
2020年3月6452719
2021年3月6212315
2022年3月6642818
2023年3月7092520
2024年3月7712618
2025年3月81428283.420
連結子会社であるテスコ株式会社が、同社の100%子会社である株式会社エムシーアイを吸収合併。
2026年3月90430313.321

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高904億円のうち、営業利益として残るのは30億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.2%797億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.4%76億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%30億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.8pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが29億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは28億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は109億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月29−9−42086
2015年3月−3−6−5−972
2016年3月233−52693
2017年3月34−1−633120
2018年3月138−721133
2019年3月23−45−8−22103
2020年3月32−1−931125
2021年3月19−13−96121
2022年3月26−29−13−3106
2023年3月419−1223118
2024年3月30−2−1428132
2025年3月21−22−18−1112
2026年3月29−1−3128109

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は506億円。このうち返さなくてよい自己資本が233億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年3月26911215741.7
2015年3月27812515345.1
2016年3月29513915647.2
2017年3月33215517746.7
2018年3月36217818449.1
2019年3月39919520449.0
2020年3月38620518153.1
2021年3月40221119152.6
2022年3月41621719952.3
2023年3月43922821151.9
2024年3月47723424349.0
2025年3月46624122651.6
2026年3月50623327346.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
159億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
224億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
273億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中38位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中166位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.1%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,253で、1年前と比べて-1.9%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥1,253-1.0%1ヶ月-2.4%1年-1.9%時価総額382億円
過去52週の値幅
安値¥1,175高値¥1,527

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.3倍
PER (会社予想)15.6倍
PBR1.55倍
配当利回り4.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1295円で、25日線(1300.76円)をほぼ横ばい(0.4%下回る)で、75日線(1253.72円)は上回る。直近1ヶ月では1.3%下落したが、8月14日に0.78%上昇。52週高値1527円からは約15%下のレンジ。出来高は7月13日に36,700株と増加したが、その後は2万株前後で安定。RSIは47.43と中立圏で、方向感はない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PERは16.81倍で業界平均の18.16倍を下回り、割安感があります。PBRは1.6倍で業界平均の1.25倍を上回る一方、ROEは8.9%と収益性は安定しています。配当利回りは4.25%と高く、配当性向も74%と高い水準ですが、今後の増配余地は限定的です。全体としてほぼ妥当な評価です。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.3倍17.9倍
PER (予想)15.6倍
PBR1.55倍1.24倍
ROE8.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

卸売業は小売の在庫リスクを肩代わりし、効率的な物流で需要を捉える。強気派は、売上高の順調な増加と安定した利益、高配当(4.25%)を評価する。弱気派は、利益率の低さ(営業利益率3%台)や、小売業の台頭による卸の存在意義の低下を懸念。今後は、DXによる効率化や高付加価値サービスができるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 増収持続

    売上高が2023/3期の709億円から2026/3期は904億円へ拡大。

  • 高配当利回り

    配当利回り4.25%と高く、株主還元が厚い。

  • PER妥当

    PER16.81倍は同業他社水準であり、割高感は薄い。

  • 売上高904億円と過去最高を更新通年影響

    売上高は前期比11%増の904億円、3期連続の過去最高

  • 営業利益30億円と増益基調決算発表後影響

    営業利益は前期比7%増の30億円、売上高増で利益も伸長

  • 配当利回り4.25%と高水準通年影響

    時価総額395億円に対し配当総額約17億円、利回り4.25%

  • 予想PER16.1倍と実績16.81倍で割安決算発表後影響

    予想PER16.1倍、実績PER16.81倍から最大4%押し下がる

マイナスに働く材料7
  • 利益率低水準

    営業利益率3%台と業界平均並みで、収益力が弱い。

  • 構造変化

    メーカーと小売の直取引が進むと卸の介在価値が低下。

  • 低成長

    売上増は小幅であり、成長鈍化が懸念される。

  • 営業利益率3.32%と低採算継続影響

    売上高904億円、営業利益30億円。原価率1pt悪化で約9億円の減益

  • 配当性向80%と高く減配リスク通年影響

    配当総額約17億円に対し純利益21億円、配当性向約80%

  • 純利益は前期比5%増と伸び悩み通年影響

    売上高11%増に対し純利益は20→21億円、増益率は5%にとどまる

  • 外国人保有8.95%と低く、資金流入乏しい継続影響

    外国人保有率8.95%と低水準、パッシブ需要のみ

次の決算で確かめる点
粗利益率
卸売事業の収益性の要となるため。
在庫回転率
在庫管理の効率性と需要予測の正確さを測る。
取引先数
基盤となる顧客基盤の拡大状況を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+3.8%いまの株価に対する利回りは4.39%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
4.39%
いまの株価に対して
配当性向
74.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2636.0
2018年3月2911.539.7
2019年3月3210.340.8
2020年3月333.141.7
2021年3月343.056.4
2022年3月352.969.9
2023年3月5042.974.7
2024年3月500.071.3
2025年3月524.072.5
2026年3月543.874.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ22,617人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.4%を占め、残る57.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.943.844.246.045.148.2
事業法人30.130.230.230.230.235.4
自己株式5.96.86.86.46.39.8
外国法人18.117.716.616.616.68.9
金融機関8.48.08.36.67.57.0
証券会社0.50.40.70.50.50.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈲オフィスA23.21
02BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)6.53
03㈱キエマ企画6.20
04秋田 裕二5.63
05グリーンホスピタルサプライ㈱5.25
06日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)3.84
07秋沢 英海2.95
08古川 國久2.38
09伊藤 成幸1.89
10日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)1.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.90%
    -1.65pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    9.73%
    +1.83pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.62%
    -1.11pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.66%
    -0.96pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.86%
    +0.20pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+19%、1株純資産は13期で+116%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月6439117.68.375.1
2015年3月5943614.211.936.0
2016年3月7448516.010.133.6
2017年3月7554014.612.836.0
2018年3月10561918.114.339.7
2019年3月9268114.213.740.8
2020年3月657149.415.041.7
2021年3月547367.419.656.4
2022年3月647648.515.669.9
2023年3月728029.214.174.7
2024年3月648198.019.071.3
2025年3月708428.518.872.5
2026年3月768478.918.074.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額113百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
秋沢英海代表取締役 社長65901,300
三田上浩美取締役 執行役員 営業統括部長66318,900
秋田裕二取締役 執行役員591,716,290
松本啓二取締役 執行役員 管理本部長6611,394
井出健治郎取締役59
高村悦子取締役72
中田陽一取締役(常勤監査等委員)503,800
神田安積取締役(監査等委員)62
菊地康夫取締役(監査等委員)57
大友良浩56

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)449297719
社外取締役423236
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容902字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は2013年4月1日に、株式会社ウイン・インターナショナルとテスコ株式会社が共同株式移転の方法により経営統合し、両社の完全親会社となる共同持株会社として設立されました。 現在のところ首都圏及び東北地方を中心に主要な拠点を設けており、全国展開を目指しております。 主な分類別の取扱商品は以下のとおりであります。 分類   取扱商品 虚血性心疾患関連   当社グループの主要商品群であり、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患の治療に使用されるカテーテル等の医療機器であります。これらの医療機器を使用した治療は、患者の身体に対する負担が少ないことから、「低侵襲医療」と呼ばれております。<薬剤溶出型ステント(DES)、PTCAバルーンカテーテル、血管内超音波(IVUS)診断カテーテル等> 心臓律動管理関連   不整脈の治療に使用される医療機器であります。<ペースメーカ、植込型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRTD)、電気生理検査用カテーテル、心筋焼灼術用カテーテル等> 心臓血管外科関連   心臓疾患を治療するための外科手術の際に使用される医療機器であります。<ステントグラフト、経カテーテル生体弁、人工血管、人工心肺等> 末梢血管疾患関連及び脳外科関連   末梢血管や脳血管の疾患を治療するために使用される医療機器であります。<PTAバルーンカテーテル、末梢血管用ステント、塞栓用コイル等> 医療機器関連   放射線科や手術室等で使用される医療機器であります。<X線血管撮影装置、コンピュータ断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、麻酔器等> その他   上記以外の医療機器等であります。<インスリンポンプ、持続血糖測定器、血圧トランスデューサーセット、血圧モニター用チューブ等> なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,513字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する部分は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は「すべての人にベター・クオリティ・オブ・ライフを提供し、豊かな社会の実現に貢献します。」という企業理念に基づき、安全で最適な医療の提供はもとより、身体的負担の少ない低侵襲医療の普及を通じて、すべての人が生涯にわたり、健康で充実した日々を送れるよう健康幸福寿命の伸長に貢献いたします。限られた医療財源のなか、持続可能な医療体制の構築という社会的課題の解決を企業使命と考え、クオリティ・オブ・ライフの向上による医療費の抑制にも取り組んでまいります。 この企業理念の実現に向けて、当社は「新しいニーズを創造し、次世代医療関連ビジネスのリーディングカンパニーを目指します。」という企業ビジョンを掲げております。医療技術の進歩とともに、既存の医療サービスやビジネスモデルにとらわれることなく、新しい需要や市場を開拓するとともに、企業理念に賛同する企業をグループに迎え入れ、効率的な経営資源の配分やシナジーの創出により、企業価値の最大化に努めてまいります。加えて、企業価値を永続的に高めていくためには、ステークホルダーとの信頼関係が不可欠と考えることから、公正且つ実効性のあるコーポレートガバナンスを構築し、グループ各社を適切に統治していくことで、株主をはじめとするステークホルダーとの良好な関係を構築してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが属する医療機器販売業界は、償還価格の改定や顧客である医療機関のコスト意識の高まり等により、効率的な経営を行うことが重要課題となっております。そのため当社グループは、ROE(自己資本利益率)を重要視し、中期的には15.0%以上を目標にしております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 医療制度改革による償還価格の下落等を反映して、医療機器販売業界の競争は年々激化しており、今後は業界再編が加速することが見込まれます。また、顧客である医療機関においても医療の質の向上だけでなく、規制への対応や収益性の確保が経営課題となっております。このような状況のなか、当社グループは顧客志向ひいては患者志向を徹底し、低侵襲医療に関する専門性を活かして多様なニーズにあった提案及びサービスの提供を行うことで、同業他社との差別化を図ってまいります。当社グループが注力する低侵襲医療は循環器から、脳、頸動脈、消化器、下肢等へ拡大しており、高齢化が進む日本においては低侵襲医療のニーズは今後も高まると予想されます。当社グループといたしましては、低侵襲医療の更なる普及・拡大を図るとともに、M&Aや提携により業界再編を促進し、営業エリア及び事業領域を拡大することで持続的な成長を目指してまいります。 (4) 対処すべき課題 厚生労働省は医療を日本の主要産業として成長させるとともに、社会保障として質の高い医療を継続的に提供していくために医療関連法、診療報酬制度等の改定を行うなど、医療提供体制の再構築を図っております。これにより、償還価格の下落や医療機器販売業者間の競合激化はもとより、医療機関も影響を受けることが予想されます。今後は、経営方針の見直しや病院機能の転換・強化を迫られる医療機関が増加すると考えられます。当社グループは、このような顧客の変化に合わせて、適切な提案や支援を行うとともに、国内外の新しい医療技術に関する情報を的確に捉え、新商品の早期導入に努め、新規顧客の開拓や既存顧客の深耕を推進してまいります。
事業等のリスク3,703字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。なお、文中における将来に関する部分は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1) 医療制度改革について 医療を取り巻く環境は、急速な少子高齢化や逼迫した医療保険財政、医療技術の進歩等を背景に大きく変化しております。厚生労働省では、こうした環境の変化に対応するため、保健医療システム・診療報酬体系・医療保険制度といった医療制度を大幅に見直しております。 このような医療制度改革の一環として、診療報酬体系の見直しが行われております。診療報酬の見直しは概ね2年に1回の頻度で実施され、その一環として特定保険医療材料(注1)の償還価格(注2)が改定されております。これに連動して、当社グループのような医療機器販売業者が医療機関に対して特定保険医療材料を販売する際の商品価格も低下傾向にあり、業界全体の収益を圧迫する要因になっております。ステントやPTCAバルーンカテーテル、ペースメーカ等の当社グループの主力商品は特定保険医療材料に指定されており、医療制度改革は販売価格に直結するため、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (注1) 特定保険医療材料 健康保険の給付対象となる医療機器のことを指し、厚生労働大臣が定めるものをいいます。 (注2) 償還価格 医療機関が特定保険医療材料を使用した場合に、保険者に対して請求する価格のことをいいます。 (2) 法的規制について ① 医療機器関連法規等の規制について 当社グループが行う医療機器の販売等の事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の厳格な規制を受けております。 医療機器に係る安全対策として高度管理医療機器(注1)を取扱う医療機器販売業者については、営業所所在地の都道府県知事より医療機器販売に係る許可を取得する必要があります。本許可を取得するための要件については、管理者を設置することや一定の設備が必要であるとされておりますが、詳細な許可基準等については「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則」で示されております。当社グループは、取扱商品の多くが高度管理医療機器であることから、営業所所在地の都道府県知事より許可を取得しております。また、生物由来製品(注2)の販売業者は、生物由来製品を販売した際、販売先の住所・氏名その他厚生労働省令で定める事項に関する情報を、当該生物由来製品の製造承認取得者等(医療機器製造販売業者)に提供することが義務付けられております。当社グループが販売する商品のなかには該当するものがあるため、上記法令に従って、生物由来製品の販売情報を製造承認取得者等に通知しております。 当社グループは、これらの許可要件及び関連法規を遵守しており、現時点において当該許可の取り消し等の事由は発生しておりません。しかしながら、当社の連結子会社の各事業所において許可要件や関連法規の違反等により当該許可を取り消された場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (注1) 高度管理医療機器 多種多様な医療機器につき、人体に与えるリスクに対応した安全対策を講じるため、国際分類を踏まえ、医療機器は3つのクラス(高度管理医療機器、管理医療機器、一般医療機器)に分類されております。 なお、高度管理医療機器とは、副作用・機能障害が生じた場合、人の生命・健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器と定義されており、当社グループの取扱商品においては、ステント、PTCAバルーンカテーテル、ペースメーカ等がこれに該当いたします。 (注2) 生物由来製品 植物を除く人その他の生物の細胞、組織等に由来する原料又は材料を用いた医薬品、医療機器等のうち、保健衛生上特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するものをいいます。当社の連結子会社の取扱商品である人工弁やカテーテル類のなかには、生物由来製品に該当するものがあります。 ② 公正競争規約について 医療機器業界の自主規制団体である医療機器業公正取引協議会においては、公正な競争秩序を確保することを目的として「医療機器業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」(以下、「公正競争規約」といいます。)を制定しております。公正競争規約は、「不当景品類及び不当表示防止法」(以下、「景品表示法」といいます。)に基づき制定されております。公正取引委員会の認定を受けたものであり、違反した場合は景品表示法違反に問われ、違約金が課される等の罰則を受ける場合があります。 また、当業界においては、医療機器の適切な使用を確保するため、医療施設からの要請に応じて、いわゆる「立会い」業務を行う場合がありますが、この立会い業務に関し、医療機器業公正取引協議会より「医療機関等における医療機器の立会いに関する基準」として、一定の規制が設けられております。そのため当社グループにおいては、適正な立会いを行うため、従業員に対して当該規制の周知徹底を行っておりますが、規制違反に問われた場合には、違約金が課される等の罰則を受ける可能性があります。 ③ 毒物劇物一般販売業の登録に関する法的規制について 取扱商品の一部が劇物に指定されているため、当該商品を販売する営業所において、「毒物及び劇物取締法」の規定に従い、営業所所在地の都道府県知事に毒物劇物一般販売業の登録をしております。当社グループは、当該法規の遵守・徹底に取り組んでおり、現時点において罰則を受ける事由は発生しておりません。しかしながら、当社の連結子会社の各事業所において関連法規の違反等により当該許可を取り消された場合や罰金が課された場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定建設業に関する法的規制について 手術室等の医療設備に係る工事を受注するため、「建設業法」の規定に基づき、東京都知事より特定建設業の許可を受けております。当社グループは、当該法規の遵守・徹底に取り組んでおり、現時点において罰則を受ける事由は発生しておりません。しかしながら、当社の連結子会社の各事業所において関連法規の違反等により当該許可を取り消された場合や罰金が課された場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 個人情報に関する法的規制について 当社グループが取扱う個人情報は、主に従業員及び取引先顧客情報でありますが、取扱商品の拡大に伴い、取引先である医療施設の個人情報を取得する場合があります。当社グループでは個人番号(マイナンバー)制度対応を含め、適切に個人情報の管理を行っておりますが、不測の事態により、これらの個人情報が漏洩した場合には、損害賠償や社会的信用の低下等の影響を受ける可能性があります。 (3) 顧客の変化に関するリスクについて 医療機関においては、医療機関間の競争激化や働き方改革により、購買戦略の見直しや納入業者に対する値下げ圧力が高まる傾向にあります。多くの企業が卸市場に参入していることから、業界内の競争も激化しております。 こうした環境の変化に適切に対応できず、取引先の消失や販売価格が著しく低下した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害、感染症等のリスク 当社グループは、自然災害、感染症等に備え、事業継続や早期復旧のため、必要な対策を立て、リスク管理に取り組んでおります。これらの対策については、継続的に見直しを行っておりますが、当社グループの想定を超える規模での発生も考えられます。 (5) その他のリスクについて ① M&Aや業務提携等に関するリスクについて 当社グループは今後の事業拡大に際して、M&Aや提携等の手法を用いる場合があります。しかしながら、M&Aや提携後の業務の効率性向上策に関する追加費用の発生や、遅延等によって計画どおりに統合効果が発揮されない場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医療技術の革新に関するリスクについて 当社グループの取扱商品は、心疾患に対する低侵襲医療を施す医療機器が多いため、今後の医療技術の革新等により、このような医療機器の使用が減少した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 医療機器製造販売業者の対医療機器販売業者販売施策について 当社グループは医療機器製造販売業者から、取扱商品である医療機器を仕入れております。今後、医療機器製造販売業者が販売施策を変更し、取引が円滑にいかなくなった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,258字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や政府による経済政策の効果を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、中東情勢の緊迫化による地政学的リスクの高まりからエネルギー価格の高騰や物価上昇が継続している他、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスク、金融資本市場の変動等により先行きは不透明な状況が続いております。 医療業界におきましては、団塊の世代が75才以上になる2025年に向け、医療制度改革が進められてきました。更には、85歳以上の増加や人口減少が一層進む2040年を視野に入れた、新たな地域医療構想が検討されております。また、医師の働き方改革に伴う人手不足への対応や、医療従事者の賃上げへの取り組み等は、医療機関の経営に大きな影響を及ぼしており、経営の合理化・効率化に向けた取り組みが行われております。その中で、資源・資材価格やエネルギー価格の高騰等からコスト増加が継続しており、2026年6月に診療報酬本体はプラス改定がされるものの、医療機関は厳しい経営環境となっております。 当社グループといたしましては、このような顧客の環境変化を的確に把握し、医療機器の販売はもとより、医療の質向上や競争力強化を総合的に支援する病院の課題解決支援や適正使用支援など、付加価値の高い提案を行うことで既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。また、更なるシェア拡大を目的に北海道の函館エリアを中心に医療機器販売業を展開している株式会社プラステンメディカルをグループ化いたしました。 この結果、当連結会計年度の業績は、主力の虚血性心疾患関連、心臓律動管理関連、心臓血管外科関連の販売数量が伸長した他、医療機器関連の売上が伸長したこと等により、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末に比べ4,011,726千円増加し、50,632,099千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末に比べ4,790,722千円増加し、27,341,833千円となりました。 当連結会計年度末の純資産は前連結会計年度末に比べ778,996千円減少し、23,290,266千円となりました。 ロ.経営成績 当連結会計年度の売上高は90,391,603千円(前期比11.0%増)、経常利益は3,060,402千円(前期比7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,118,327千円(前期比4.9%増)となりました。 分類別の業績は以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   増減 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   増減率(%) 虚血性心疾患関連   18,507,461   22.7   20,135,481   22.3   1,628,020   8.8 心臓律動管理関連   20,772,230   25.5   25,365,613   28.0   4,593,382   22.1 心臓血管外科関連   14,683,332   18.0   15,425,944   17.1   742,611   5.1 末梢血管疾患関連及び脳外科関連   8,542,336   10.5   9,323,450   10.3   781,113   9.1 医療機器関連   7,796,665   9.6   8,407,299   9.3   610,634   7.8 その他   11,108,274   13.7   11,733,814   13.0   625,540   5.6 合計   81,410,300   100.0   90,391,603   100.0   8,981,303   11.0 ・虚血性心疾患関連 集患支援の提案を積極的に行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。その結果、主力商品であるPTCAバルーンカテーテルや血管内超音波(IVUS)診断カテーテルの販売数量が伸長したこと等により、虚血性心疾患関連の売上高は20,135,481千円(前期比8.8%増)となりました。 ・心臓律動管理関連 不整脈の治療で使用するEPアブレーション関連商品やペースメーカの販売数量が伸長したこと等により、心臓律動管理関連の売上高は25,365,613千円(前期比22.1%増)となりました。 ・心臓血管外科関連 経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)やステントグラフト関連商品の販売数量が伸長したこと等により、心臓血管外科関連の売上高は15,425,944千円(前期比5.1%増)となりました。 ・末梢血管疾患関連及び脳外科関連 経皮的シャント拡張術で使用するPTAバルーンカテーテルや脳外科関連商品の販売数量が伸長したこと等により、末梢血管疾患関連及び脳外科関連の売上高は9,323,450千円(前期比9.1%増)となりました。 ・医療機器関連 医療施設の新築・増改築及び医療機器の更新情報収集を早期に行い、地域の市場動向に沿った設備投資の提案を行ったこと等により、医療機器関連の売上高は8,407,299千円(前期比7.8%増)となりました。 ・その他 循環器領域以外の診療科に対する営業活動を強化し、顧客医療機関における当社グループの取扱商品の拡大を図りました。この結果、消化器関連や糖尿病関連の販売数量が伸長したこと等により、その他の売上高は11,733,814千円(前期比5.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ277,785千円減少し、10,931,743千円となりました。 (現金及び預金の期末残高) 現金及び現金同等物   10,931,743   千円 預入期間が3か月を超える定期預金   5,000,000   千円 現金及び預金の期末残高(連結貸借対照表の現金及び預金)   15,931,743   千円 主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、純粋な営業活動によって得られた収入が3,798,475千円あった一方、法人税等を919,225千円支払ったこと等により2,930,560千円の収入(前期は2,058,002千円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が851,209千円あった一方、投資有価証券の売却による収入が671,608千円あったこと等により132,309千円の支出(前期は2,173,117千円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、前期の配当金1,486,676千円を支払ったことや、自己株式の取得による支出が1,436,196千円あったことにより3,076,035千円の支出(前期は1,826,025千円の支出)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社グループは卸売業であり生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 ロ.商品仕入実績 仕入実績は次のとおりであります。なお、当社グループは医療機器販売事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   前期比(%) 医療機器販売事業   80,228,546   11.3 ハ.受注実績 受注実績は次のとおりであります。なお、当社グループは医療機器販売事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 医療機器販売事業   963,530   1,197.5   962,830   2,903.2 (注) 1.当社グループにおける受注による販売は、医療施設工事のみでありますので、上記には当該金額を記載しております。 2.上記の金額は販売価格によっております。 ニ.販売実績 販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループは医療機器販売事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   前期比(%) 医療機器販売事業   90,391,603   11.0 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ㈱エフエスユニマネジメント   10,166,022   12.5   11,349,229   12.6 エム・シー・ヘルスケア㈱   9,735,062   12.0   10,732,262   11.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し総合的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」に記載しておりますが、次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えております。 ・収益の認識基準 当社グループの商品販売については、顧客によって受領又は検収が確認された時点で商品の支配が移転し、履行義務が充足されると判断したため、当該履行義務の充足時点で収益を認識しております。また、工事契約については、一定の期間にわたり支配が移転し、履行義務が充足されると判断したため、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を認識することとしております。 ・貸倒引当金の計上基準 当社グループは、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については、貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。将来、顧客の財務状況が悪化し、支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 ・有価証券の減損処理 当社グループの保有している株式は、時価があることから株式市場の価格変動リスクを負っているため、合理的な基準に基づいて有価証券の減損処理を行っております。この基準に伴い、将来、有価証券評価損を計上する可能性があります。 ・繰延税金資産の回収可能性の評価 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積り額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ・経営成績 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は90,391,603千円(前期比11.0%増)、経常利益は3,060,402千円(前期比7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,118,327千円(前期比4.9%増)となりました。 今後の見通しにつきましては、エネルギー価格の高騰や継続的な物価上昇等から景気の先行きは不透明な状況が続いていくことを想定しております。このような状況において、当社グループといたしましては、顧客の環境変化を的確に把握し、医療機器の販売はもとより、医療の質向上や競争力強化を総合的に支援する病院の課題解決支援や適正使用支援など、付加価値の高い提案を行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得を目指してまいります。 ・財政状態 (資産) 流動資産は前連結会計年度末に比べ3,136,691千円増加し、42,862,145千円となりました。これは主に、現金及び預金が277,785千円減少した一方、受取手形及び売掛金が2,269,802千円、その他(流動資産)が849,774千円増加したこと等によるものであります。 固定資産は前連結会計年度末に比べ875,035千円増加し、7,769,953千円となりました。これは主に、のれんが495,314千円増加したこと等によるものであります。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ4,011,726千円増加し、50,632,099千円となりました。 (負債) 流動負債は前連結会計年度末に比べ3,858,817千円増加し、25,245,432千円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が2,429,175千円、その他(流動負債)が517,336千円増加したこと等によるものであります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ931,905千円増加し、2,096,400千円となりました。これは主に、リース債務(固定)が713,064千円増加したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ4,790,722千円増加し、27,341,833千円となりました。 (純資産) 純資産は前連結会計年度末に比べ778,996千円減少し、23,290,266千円となりました。これは主に、利益剰余金が631,650千円、退職給付に係る調整累計額が29,284千円増加した一方、自己株式の取得により1,432,298千円減少したこと等によるものであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ・キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (キャッシュ・フロー関連指標) 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   49.0   51.6   46.0 時価ベースの自己資本比率(%)   73.2   81.3   74.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   -   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   246,080.8   -   12,566.3 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注) 1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算出しております。 3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率につきましては、有利子負債(リース債務を除く)がないため記載しておりません。 4.2025年3月期のインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、利払いがないため記載しておりません。 ・資金需要 当連結会計年度末における現金及び預金は15,931,743千円となりました。重要な設備の新設は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、資金需要については、通常の運転資金のみとなります。運転資金は上記の自己資金で賄うことを基本とし、必要に応じて当座貸越契約等を利用する方針であります。なお、今後、グループの成長のために発生する資金需要につきましては、資本市場での調達を含め最適な手法を適宜選択してまいります。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。当連結会計年度におきましては、8.9%となりましたが、中期的には15.0%以上を目標にしております。

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開示資料

出典

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