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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

YKT

YKT CORPORATION2693 · Standard · 卸売業

パナソニック製電子部品実装機や欧州製工作機械・測定機器を輸入販売する専門商社。光電子装置も手掛ける。

概要

YKTは工作機械・電子機器・測定機器の輸入販売と輸出販売を主力とする機械専門商社である。1977年に工作機械の輸入販売会社として創業し、現在はパナソニックコネクト製の電子部品実装機や欧州製の工具研削盤・非接触三次元測定機などを取り扱う。連結売上高は133億円(2025年12月期)、従業員数は135名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

電子機器と工作機械の二本柱で構成される事業

YKTの事業は「電子機器及び工作機械等」と「光電子装置」の二つのセグメントに区分される。電子機器及び工作機械等が売上の大半を占め、2025年12月期には128億円の売上高を計上した。このセグメントでは、パナソニックコネクト製の電子部品実装機(モジュラーマウンター、スクリーン印刷機)を日本国内および中国・台湾向けに販売する輸出事業と、欧州メーカー製の工作機械(工具研削盤、複合加工機、成形研削盤)や米国製の非接触三次元測定機を輸入して国内ユーザーに販売する輸入事業を併せ持つ。光電子装置セグメントは子会社サンインスツルメントが担い、光アンプやファイバーレーザー、レーザー加工装置を扱うが、売上高は5.7億円と小規模である。

中国・台湾・タイに広がる販売ネットワーク

同社は国内に本社(東京都渋谷区)のほか、仙台営業所、長野営業所、名古屋支店、大阪支店を配置する。海外では中国上海市に微科帝(上海)国際貿易有限公司、台湾台北市近郊に微科帝貿易股份有限公司、タイ・バンコクにYKT(Thailand)Co.,Ltd.を持ち、それぞれ現地での販売活動を行う。ドイツにはYKT Europe GmbHを設立し、欧州メーカーとの取引を支援する。この体制により、日本の技術をアジアに輸出し、欧州の工作機械を日本・アジアに輸入する「産業の西と東を結ぶ橋」として機能している。

主要顧客は自動車・電機・機械など多岐にわたる製造業

販売先は自動車、電機、機械、医療機器、航空機部品などの製造業が中心である。電子機器ではパソコン、スマートフォン、車載機器、家電製品の生産ライン向けに実装機を納入する。工作機械では切削工具メーカーや金型メーカー、タービン部品加工業者に工具研削盤や複合加工機を供給する。測定機器は試作品検査や完成品検査工程で広く使われる。2025年12月期は中国市場での電子機器需要が拡大した一方、工具研削盤は国内工具生産の停滞と円安の影響で低迷した。

売上高と収益は為替と市場需要に大きく左右される

同社の業績は為替変動と設備投資サイクルの影響を強く受ける。2022年12月期には売上高221億円、純利益9億円を記録したが、2025年12月期は売上高133億円、営業損失2億円と落ち込んだ。これは電子機器の輸出販売が増加したものの、工作機械の輸入販売が円安と需要減で苦戦したためである。自己資本比率は約47%(2025年12月期)と財務基盤は安定しているが、中長期ビジョン「YKT Vision2034」では2027年度に売上高130億円、ROE5.0%以上、2034年度に売上高200億円、ROE12.0%以上を目標に掲げ、付加価値型ビジネスへのシフトを進めている。

業界の中での役割は設備機械の商社(輸入販売・サービス)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
134億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-1.5%
純利益
1億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
電子機器及び 工作機械等128億円95.5%-3億円-2.3%
光電子装置6億円4.5%1億円16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子機器(実装機)主力

パナソニックコネクト製の電子部品実装機を国内および中国・台湾向けに販売。国内は直販、海外は現地子会社を経由して販売。

主な製品・サービス1
電子部品実装機
プリント基板に電子部品を自動で実装する装置。パナソニックコネクト社製。

02工作機械・測定機器等主力

欧州メーカーの工作機械(工具研削盤、複合研削盤など)や米国・欧州の測定機器(非接触三次元測定システムなど)、コーティングシステムなどの産業機械を輸入し、国内・東南アジアに販売。

主な製品・サービス6
工具研削盤
切削工具を研削する工作機械。欧州メーカー製。
複合研削盤
複数の研削工程を一台で行える高精度な研削盤。
複合加工機
旋削・フライス加工などを一台で行う工作機械。
非接触三次元測定システム
レーザーや光学式センサーを用いて物体の三次元寸法を非接触で測定する装置。
工具測定機
工具の形状や寸法を測定する装置。
コーティングシステム
表面に薄膜を形成するための装置。

03光電子装置準主力

子会社のサンインスツルメントが光アンプ、ファイバーレーザー、レーザー加工装置などを国内外メーカーから仕入れ、販売。

主な製品・サービス3
光アンプ
光信号を増幅する装置。光通信やレーザー加工などに使用。
ファイバーレーザー
光ファイバーを利用したレーザー。加工や医療など幅広い用途に使用。
レーザー加工装置
レーザー光を用いて切断や溶接などを行う装置。

製品と技術

パナソニックコネクト製電子部品実装機

電子機器セグメントの主力はパナソニックコネクト株式会社製の電子部品実装機である。モジュラーマウンターやスクリーン印刷機など、基板に電子部品を高速かつ高精度に実装する装置を取り扱う。これらの機械はスマートフォン、車載機器、家電製品の生産ラインで使用される。同社はこれらの機器を日本国内で販売するほか、中国の微科帝(上海)や台湾の微科帝貿易を経由して輸出も行う。2025年12月期には中国市場での電気自動車(EV)関連やスマート家電向け需要が増加し、輸出販売が伸びた。

欧州製工作機械(工具研削盤・複合加工機)

工作機械では主に欧州メーカーからの輸入品を販売する。ロロマティック社(スイス)の工具研削盤はドリルやエンドミルなどの切削工具を製造するために使われる。メーゲレ社(スイス)の大型平面研削盤は金型や機械部品の平面加工に用いられる。また、複合加工機や成形研削盤も取り扱い、タービン部品や医療器具の高精度加工に対応する。これらの機械は円安の影響で価格競争力が低下しやすいが、高い加工精度と耐久性が評価され、国内の工具メーカーや航空機部品メーカーに納入されている。

QVI社の非接触三次元測定システム

測定機器の分野では、米国クオリティ・ビジョン(QVI)社の非接触三次元測定機が中心である。同製品は画像処理技術を用いて製品の形状を非接触で測定し、試作品や完成品の検査工程で利用される。世界65カ国以上の納入実績を持ち、日本向けには国内ソフトウェア企業と連携して使い勝手を向上させている。自動車部品、電子部品、医療機器などの品質管理に不可欠な装置であり、同社は輸入販売とともにサービス・保守も手がける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

中小卸売特化、低収益で苦戦

Y K T は卸売業に属し、同業他社(リョーサン菱洋ホールディングス、高千穂交易など)と比較して売上高で劣後。直近FY2025/12の営業赤字に転落し、収益体質が脆弱。業界内では特定分野に強みを持たず、差別化要素に欠ける。リョーサン菱洋が半導体・電子部品で安定収益を上げる一方、Y K T は収益源の分散が不十分。

強み

  • 少人数・低固定費で運営でき、意思決定が迅速。ニッチ需要への対応が可能。
  • 長年の取引で一定のリピート顧客を有し、継続的な受注が見込める。
  • 財務レバレッジが低く、急な市況悪化に対する耐性が比較的高い。
  • 卸売業の商習慣や物流ノウハウを蓄積しており、取引先からの信頼を得ている。

課題

  • 営業利益率がマイナスと低収益で、価格競争や固定費負担が重し。
  • 同業大手と比べ仕入規模が小さく、コスト競争力や品揃えで劣る。
  • 特定品目やサービスでの優位性が弱く、価格競争に巻き込まれやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がYKT

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17111INEST39億円91.7倍
27425初穂商事39億円8.8倍
3280ATMH39億円282.1倍
43054ハイパー37億円17.4倍
57114フーディソン36億円24.0倍
62693YKT33億円10.1倍
79849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍
87567栄電子31億円27.0倍
97464セフテック30億円18.8倍
107687ミクリード30億円10.7倍
113306日本製麻30億円5.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

工作機械輸入販売会社として創業した1977年

1977年10月、山本機械通商株式会社(現在のYKT)が工作機械の輸入販売を目的に設立された。同時にドイツ・ハンブルグに事務所を開設し、欧州の工作機械メーカーから直接仕入れるルートを確保した。設立当初から海外との橋渡し役を自任し、後の国際ネットワークの基盤を築いた。

スイス機と米国機の代理店契約を獲得した1980年代

1982年7月、スイスのロロマティック社と総代理店契約を結び、工具研削盤の輸入販売を開始した。1984年11月には松下電器産業(現パナソニックホールディングス)と代理店契約を締結し、電子部品実装機の輸出・国内販売に参入。同時に米国オプティカル・ゲージング・プロダクツ社(後のQVI)と契約し、非接触三次元測定システムの販売も始めた。これにより、電子機器と測定機器という新たな収益の柱が加わった。

国内拠点と台湾事務所の開設で販路を拡大

1988年10月に仙台営業所、1989年10月に長野営業所、1992年12月に名古屋営業所(現名古屋支店)を開設し、国内の主要工業地帯に販売網を広げた。1996年10月には台湾台北市近郊に台湾事務所を設置し、アジア市場への足がかりとした。この時期、1997年4月に商号をワイケイティ株式会社(現YKT株式会社)に変更している。

株式公開と子会社化で成長を加速した2000年代

2001年3月に日本証券業協会に店頭登録し、同年10月に中国上海市に100%出資の現地法人微科帝(上海)国際貿易有限公司を設立した。2002年4月にはサンインスツルメント株式会社の株式を取得し、光電子装置事業に進出。2003年10月には株式会社山本グループと合併し、承継会社となった。2004年12月にジャスダック証券取引所に上場し、2006年12月には台湾事務所を現地法人化した。

欧州パートナーとの契約拡大と新分野への挑戦

1999年7月にはスイスのメーゲレ社と総代理店契約を結び、大型平面研削盤を取り扱い始めた。2009年1月にはスイスのプラティット社と契約し、PVDアーク工法コーティング炉の輸入販売を開始。2010年10月にはフランスのペムテック社と契約し、電解加工機を追加した。これにより、研削・コーティング・加工と幅広い工程に対応する商品群を構築した。

市場区分の再編と100周年を経て新たな中期計画へ

2013年7月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2022年4月の市場区分再編でスタンダード市場へ移行した。2024年3月に創業100周年を迎え、2025年11月にはマレーシアのNANOGRIND TECHNOLOGIES SDN.BHD.の株式19%を取得した。2025年12月期を初年度とする「第13次中期経営計画」を策定し、売上高200億円、ROE12%超を2034年度の目標に掲げている。

年表29件を開く

1970年代

  • 1977年10月創業工作機械の輸入販売を目的として山本機械通商株式会社(現YKT株式会社)を設立、ドイツハンブルグにドイツ事務所開設。

1980年代

  • 1982年7月ロロマティック社(スイス)と総代理店契約を締結し、工具研削盤の輸入販売を開始。
  • 1984年11月松下電器産業株式会社(現パナソニックホールディングス株式会社)と代理店契約を締結し、電子部品実装機(電子機器)の輸出・国内販売を開始。(のちに松下電器グループの企業再編等により、2006年4月付でパナソニックファクトリーソリューションズ株式会社(現パナソニックコネクト株式会社)及びパナソニックFSエンジニアリング株式会社と代理店契約を締結しております。)
  • 1984年11月オプティカル・ゲージング・プロダクツ・インコーポレテッド社(米国)と総代理店契約(2004年2月、同社グループの企業再編によりクオリティ・ビジョン(QVI)社との代理店契約に移行)を締結し、非接触三次元測定システム(測定機器)の輸入販売を開始。
  • 1988年10月宮城県仙台市に仙台営業所を開設。
  • 1989年10月長野県諏訪市に長野営業所(2014年5月諏訪郡下諏訪町に移転)を開設。

1990年代

  • 1992年12月名古屋事務所ビルが竣工し、名古屋営業所(現名古屋支店)移転(名古屋市南区)。
  • 1996年10月台湾台北市近郊に台湾事務所を開設。
  • 1997年4月商号変更ワイケイティ株式会社(現YKT株式会社)に商号変更。
  • 1999年7月メーゲレ社(スイス)と総代理店契約を締結し、大型平面研削盤の輸入販売を開始。

2000年代

  • 2001年3月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2001年10月中国上海市に100%出資の現地法人、微科帝(上海)国際貿易有限公司(現連結子会社)を設立。
  • 2002年4月M&Aサンインスツルメント株式会社(現連結子会社)の株式取得。
  • 2003年10月M&A株式会社山本グループと合併し、YKT株式会社が承継会社となる。
  • 2003年12月事業活動から発生する環境負荷を削減する目的で、当社本社においてISO14001の認証を取得。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年1月当社ドイツ事務所を発展させ、全額出資子会社 YKT Europe GmbH(非連結子会社)を設立。
  • 2006年12月当社台湾事務所を現地法人化し、微科帝貿易股份有限公司(現連結子会社)を設立。
  • 2008年8月大阪支店ショウルーム付新社屋竣工、同支店を現所在地に移転(大阪府吹田市)。
  • 2009年1月プラティット社(スイス)と総代理店契約を締結し、PVDアーク工法コーティング炉の輸入販売を開始。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。
  • 2010年10月ペムテック社(フランス)と総代理店契約を締結し電解加工機の輸入販売を開始。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2015年10月タイ・バンコクにYKT(Thailand)Co.,Ltd.(出資比率49.0% 現連結子会社)を設立。
  • 2018年7月東京都府中市にデモンストレーションセンターを開設。

2020年代

  • 2020年10月東京都渋谷区の本社所在地に新本社ビルを竣工。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
  • 2024年3月創業創業100周年を迎える。
  • 2025年11月NANOGRIND TECHNOLOGIES SDN.BHD.(マレーシア)の発行済株式の19%を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで130億円
  • 連結売上高2034年度まで200億円
  • 自己資本利益率(ROE)2027年度まで5.0%以上
  • 自己資本利益率(ROE)2034年度まで12.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    付加価値型ビジネスへのシフト

    機械販売に留まらず、お客様の課題・ニーズに向き合い、システム提案や技術支援も含めた総合的な視点から付加価値を提供するビジネスへの転換を目指す。

  2. 02

    組織的活動の推進

    100年を超える経験と実績を基盤に、グループ一丸となった組織的な活動を推進し、提供価値を最大化する。

  3. 03

    人的資本の拡充

    各人材の能力や資質を最大限発揮できる職場環境を構築し、人材育成や教育制度の充実により人的資本を強化する。

  4. 04

    商品群の多様化と自動化提案強化

    特定商品や為替の影響を受けにくい商品群を充実させ、切削工具分野や電子部品実装分野向けに自動化提案可能な商品の開発に取り組む。

  5. 05

    資金調達体制と資産の適正化

    海外需要変動に対応する機動的な資金調達体制を整備し、資本効率向上のため資産の適正化を検討する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で135人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は693万円で、9期前と比べて+8.5%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月137
2017年12月134
2018年12月139
2019年12月63941.514.5144
2020年12月54342.014.9144
2021年12月52042.415.3139
2022年12月88443.516.0133
2023年12月79642.915.3133
2024年12月69543.115.41280
2025年12月69342.515.0135−148

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)88.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 1 / 海外 3、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都渋谷区1,015百万円
電子機器及び工作機械等
本社ビル — 東京都渋谷区995百万円
電子機器及び工作機械等
大阪支店ビル — 大阪府吹田市600百万円
電子機器及び工作機械等
名古屋支店 — 名古屋市南区516百万円
電子機器及び工作機械等
大阪支店 — 大阪府吹田市444百万円
電子機器及び工作機械等
デモンストレーションセンター — 東京都府中市24百万円
電子機器及び工作機械等
本社 — 東京都品川区5百万円
光電子装置
本社 — 中国 上海市2百万円
電子機器及び工作機械等
本社 — 台湾 台北市1百万円
電子機器及び工作機械等
本社 — タイ バンコク1百万円
電子機器及び工作機械等
主な関係会社
  • 海外
    微科帝(上海)国際貿易有限公司(注)2、4
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    微科帝貿易股份有限公司(注)2
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サンインスツルメント㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    YKT(Thailand)Co.,Ltd.(注)3
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は134億円営業利益-2億円前期と比べると増収で、売上が+12.6%。

売上高
+12.6%
134億円
営業利益
-2億円
純利益
1億円
営業利益率
-1.5%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高160億円134億円
営業利益2億円-2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は89億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+107.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3825.32
2023年2Q4025.01
2023年3Q24−1−4.2−1
2023年4Q271
2024年1Q15−1−6.7−1
2024年2Q3600.00
2024年4Q6811.51
2025年2Q43−3−7.0−2
2025年4Q9111.13
2026年2Q8911.10

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は80億円から134億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月8022
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年12月71−2−2
2014年12月8710
タイ・バンコクにYKT(Thailand)Co.,Ltd.(出資比率49.0% 現連結子会社)を設立。
2015年12月10542
2016年12月9953
2017年12月8622
東京都府中市にデモンストレーションセンターを開設。
2018年12月13352
2019年12月11664
2020年12月11853
2021年12月15764
2022年12月221129
2023年12月12953
創業100周年を迎える。
2024年12月119010.00
2025年12月134−20−1.51

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高134億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.6%116億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.5%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.7pt
-1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
0.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.4pt
0.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが8億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は66億円で、売上の5.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月100125
2013年12月60−9623
2014年12月−300−320
2015年12月2−11122
2016年12月53−5825
2017年12月−403−424
2018年12月7−50226
2019年12月205233
2020年12月−8−818−1634
2021年12月−705−733
2022年12月100−111032
2023年12月220−72248
2024年12月−20−8−238
2025年12月8116966

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は171億円。このうち返さなくてよい自己資本が80億円で、自己資本比率は46.5%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月92563660.3
2013年12月81542766.3
2014年12月81542766.2
2015年12月91543759.4
2016年12月83562768.2
2017年12月90583264.4
2018年12月98584059.5
2019年12月110624856.5
2020年12月127646350.4
2021年12月146697747.3
2022年12月137785956.7
2023年12月124814364.7
2024年12月117813668.9
2025年12月171809146.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
66億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
43億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中50位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中275位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.5%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥278で、1年前と比べて+16.5%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥278-1.8%1ヶ月-12.0%1年+16.5%時価総額33億円
過去52週の値幅
安値¥221高値¥548

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.1倍
PER (会社予想)64.5倍
PBR0.40倍
配当利回り1.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月下旬に急落し、8月12日時点で307円と1カ月で18.78%下落した。25日移動平均線(351円)を大きく下回り、短期トレンドは明らかに悪化している。週足でも7月27日に341円まで急落するなど、下降トレンドが鮮明だ。52週高値(548円)からは44%下落した一方、52週安値(221円)からは39%上昇しており、ボラティリティが高い状況にある。出来高は下落時に急増しており、投資家の売り圧力が強かったことを示す。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERが実績63.83倍・予想71.2倍と業界平均17.94倍を大幅に上回り、収益性に対して評価が過大です。PBRは0.44倍と1倍未満で資産価値からは割安に見えますが、ROEが0.7%と極めて低く、資本効率の悪さがPBRの低さにつながっています。配当利回りは1.63%と業界平均2.97%を下回り、株主還元も限定的です。割安指標のPBRと割高指標のPERが混在しますが、収益力の低さを考慮すると総合的に割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.1倍17.9倍
PER (予想)64.5倍
PBR0.40倍1.24倍
ROE0.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高減少と低収益性が続く中で、経営再建の成否が投資論点。強気派は、PBRの低さや新規分野への投資による収益改善の可能性を評価。弱気派は、ROEの低さや業績悪化のトレンドを懸念。

プラスに働く材料7
  • 低PBRで割安

    PBR 0.45倍と解散価値以下の水準。

  • 新規分野の成長

    半導体市場回復に伴う需要増加の可能性。

  • 財務健全性

    時価総額37億円に対し純資産が厚い。

  • 売上高134億円、前期比12.6%増加通年影響

    2025/12期売上高は134億円、前期119億円から15億円増収

  • 最終損益が1億円の黒字転換決算発表後影響

    最終損益は0億円から1億円へ改善、時価総額37億円の約2.7%相当

  • PBR0.45倍、純資産から大きく乖離継続影響

    時価総額37億円に対し純資産は約82億円、PBR0.4488倍

  • 株価1年で+32.6%の上昇トレンド継続影響

    過去1年で株価は32.59%上昇し、需給改善が続く

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化

    売上高が3期連続減少、営業赤字転落。

  • ROE低迷

    ROE 0.7%と資本効率が非常に低い。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、収益率が低い。

  • 営業損失2億円で本業は赤字継続決算発表後影響

    2025/12期は売上高営業利益率-1.49%、営業赤字2億円

  • 予想PER71.9倍で利益減のシグナル通年影響

    実績PER64.45倍から予想PER71.9倍へ上昇、EPSは4.8円→4.3円と減少見通し

  • ROE0.7%と資本効率が低位決算発表後影響

    純利益1億円でもROE0.7%、株主資本を有効活用できていない

  • 増収なのに営業赤字、株高に過熱感継続影響

    営業損失2億円なのに株価が32.6%上昇、業績との乖離は修正リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
業績回復の初期兆候を捉えるため。
営業利益率
収益性改善の度合いを確認するため。
ROE
資本効率が改善しているかを測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.80%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
1.80%
いまの株価に対して
配当性向
39.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月831.7
2017年12月5−33.370.9
2018年12月50.0214.2
2019年12月50.018.3
2020年12月50.045.1
2021年12月50.028.3
2022年12月860.017.2
2023年12月1025.039.3
2024年12月5−50.0
2025年12月50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,050人。区分でいちばん多いのは個人・その他90.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.4%を占め、残る95.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他93.292.591.793.391.990.1
金融機関1.21.90.50.50.63.4
外国法人0.70.91.90.90.83.1
自己株式2.52.52.52.52.52.5
証券会社3.83.04.03.65.22.2
事業法人1.01.71.51.31.01.0
外国人個人0.10.10.50.40.50.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山本 久子20.35
02山本 庸一16.28
03内藤 征吾2.97
04日本証券金融株式会社2.96
05HMG JAPAN FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.68
06浅野 利広1.14
07井元 英裕1.04
08齊藤 幹雄0.95
09品川 次郎0.84
10伊藤 緑朗0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−75%、1株純資産は14期で+46%。直近期のROEは0.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月194694.17.822.5
2013年12月−14453−3.1
2014年12月−1450−0.3148.8
2015年12月194574.211.146.0
2016年12月234755.07.931.7
2017年12月134862.745.570.9
2018年12月164893.318.6214.2
2019年12月385247.58.718.3
2020年12月275525.011.545.1
2021年12月385956.67.328.3
2022年12月7466711.74.417.2
2023年12月266943.910.239.3
2024年12月−06950.0
2025年12月56840.747.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額110百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
柳崇博代表取締役社長6686,000
古閑丸文明取締役 電子営業本部長6132,000
山本庸一取締役 経営本部長631,938,000
尾野恭史取締役55
渡邊勉常勤監査役6938,000
田島和男監査役63
佐藤悟監査役61

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3787826
社外取締役320207
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容886字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社(YKT株式会社)と連結子会社4社、非連結子会社1社及び持分法非適用関連会社1社で構成され、電子機器及び工作機械、測定機器等の設備機械の販売及びそれらの取引に関連する保守・サービス等を主たる業務としております。 当社グループの事業は「電子機器及び工作機械等」の販売と「光電子装置」の販売に区分され、それらの事業内容と当社及び子会社の位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)電子機器及び工作機械等 電子機器等 当社が国内メーカーより仕入れ、国内ユーザー及び海外ユーザーへ販売しております。 主要商品はパナソニックコネクト㈱製の電子機器(電子部品実装機等)であります。国内は当社が販売し、海外は主に中国及び台湾向けの販売で、微科帝(上海)国際貿易有限公司(連結子会社・中国)、微科帝貿易股份有限公司(連結子会社・台湾)を経由して販売しております。 工作機械、測定機器、産業機械等 当社が海外メーカーより仕入れ、国内ユーザー及び海外ユーザーへ販売しております。 主要商品は欧州メーカーの工作機械(工具研削盤、複合研削盤、複合加工機等)、米国及び欧州メーカーの測定機器(非接触三次元測定システム、工具測定機等)、欧州メーカーの産業機械(コーティングシステム等)であります。YKT(Thailand)Co.,Ltd(連結子会社・タイ)は主にこれら商品の東南アジア地区での販売活動を行っております。 非連結子会社のYKT-Europe GmbHは当社の輸入先である欧州メーカーとの取引業務のサポートを行っております。 (2)光電子装置 サンインスツルメント株式会社(連結子会社)が国内及び海外メーカーより仕入れ、国内及び海外ユーザーに販売しております。 主要商品は光アンプ、ファイバーレーザー、レーザー加工装置等であります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,950字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは金属を加工する工作機械、および電子部品実装機などの電子機器を中心とした生産設備の販売を行なう機械専門商社です。創業以来「産業の西と東を結ぶ橋」として、国内外の生産設備をお客様へ提供し利潤をあげていただくことで発展・成長を遂げてきました。 機械設備の総合プランナーとして適切な提案を行なうセールスエンジニアと納入する生産設備の試運転・修理を担う技術部門が連携することで、信頼と感動を与える商品・サービスを提供することを基本方針としています。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2024年に創業100年を迎え、次の100年を見据えて確かな歩みを進め、更なる成長を遂げるため、次の10年に対する中長期ビジョン「YKT Vision2034」を策定いたしました。さらにこのビジョンを実現するために、必要な戦略や取組みをバックキャストした「第13次中期経営計画」を策定しております。 中長期ビジョン「YKT Vision2034」及び「第13次中期経営計画」の目標と戦略 当社グループは100年を超える経験と実績をもとに、ものづくりを支える機械専門商社として、機械販売に留まらず、システム提案、技術支援を含む総合力でお客様に寄り添い、時間という経営資源を提供する存在を目指します。 目標 新商品、新サービスの育成を行い、連結売上高は2027年度に130億円、2034年度には200億円の達成を目指します。 資本効率の向上により、自己資本利益率(ROE)は2027年度に5.0%以上、2034年度には12.0%以上を目指します。 基本戦略 ① モノ売りに留まらない、付加価値型ビジネスへのシフト ものづくりに関して、お客様が直面している課題・ニーズに向き合い、機械販売に留まらず、システム提案や技術支援も含めた総合的な視点から付加価値を提供するビジネスへの転換を目指します。 ② 100年を超える経験と実績を礎とした組織的活動の推進 100年を超える経験や実績を土台としながら、組織として提供する価値を最大化するべく、グループ一丸となった組織的な活動を推進します。 ③ 商社ビジネスの屋台骨である人的資本のさらなる拡充 各人材が有する能力や資質を最大限発揮できる職場環境を構築し、人的資本のさらなる拡充を目指します。 (3)経営環境について 当社グループの主力商品である、電子機器、工作機械及び測定機器の主たる販売先はいずれも製造業であります。 電子機器の販売市場では、当社は主として電子部品実装機及びその関連機器を販売しております。具体的にはパナソニックコネクト㈱製モジュラーマウンター、スクリーン印刷機及び国内メーカーの液晶ボンダーであります。パソコン、スマートフォンなど情報機器の小型高性能化、人工知能(AI)技術を活用した電子機器、家電製品の普及、そして自動車の電動化、安全技術の高度化の進展により、電子部品の高精度な実装及び高速化が望まれております。当連結会計年度においては中国市場での需要の拡大により受注・販売が増加いたしました。世界的な経済状況等により需要の増減はあるものの、今後も引続き自動車や人工知能(AI)関連、そして省力化を目的とした設備投資は増加傾向にあり、国内外の設備投資需要も継続していくものと推測いたします。 工作機械の販売市場では、当社は主として金属加工を目的とする欧州製工作機械の輸入販売を行っております。主な商品といたしましては、切削工具製造の工具研削盤、金属部品製造の複合加工機、表面及び内面加工の複合研削盤、複雑な形状加工を行う成形研削盤などを取扱っております。これらの商品は切削及び研削の加工能力が高く、精度の高い製品の量産や難削材加工への対応を可能とする商品であり、切削工具、医療器具、タービン部品加工などの用途に使用されております。当連結会計年度においては、中国向けの工具需要が停滞し、生産量に伸びがなく工具研削盤への設備投資需要も低水準となりました。さらに欧州通貨に対する円安の状況が続き、販売価格にも影響し厳しい受注環境となりました。足元での工具需要や為替動向も大きな変化はありませんが、複合加工機、成形研削盤などへは電力設備、タービン部品等への潜在的な需要があり、輸入工作機械の販売回復につなげていけるものと推測いたします。 測定機器の販売市場では、当社は主として光学式三次元測定機の輸入販売を行っております。製品の形状を精度良く容易に測定することができ、業界を問わず試作品や完成品検査には欠かせない装置であります。米国のQVI社の製品であり、同社は画像による非接触測定機のパイオニアとして世界65ヵ国以上に納入実績があり、高度な技術力と長年の信頼性の確保とともに、日本では同製品に特化したソフトウエア企業と連携し、日本での使い勝手の良さを追求した商品となっております。今後も品質管理の観点から一定のニーズがあるものと考えております。また、新たな機能を付加した商品の提供及びサービスの充実により販売の拡大に努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度は電子機器の輸出販売が中国市場での設備投資需要の高まりにより、受注、販売が増加しましたが、工作機械の輸入販売は国内での工具生産量の減少に加え、欧州通貨に対する円安水準が進行したことにより厳しい受注環境が続き、商品別売上高の偏重が見られました。それにより全体的な利益率が低下した結果、営業利益及び経常利益の計上に至りませんでした。 輸入機械の販売回復が重要課題となりますが、今後、特定の商品の需要動向や為替相場による影響を受けにくい商品群を充実させることが課題となります。2025年からの中長期ビジョン「YKT Vision2034」及び「第13次中期経営計画」では、お客様の多様化するニーズ、事業環境に対応すべく、モノ売りに留まらない付加価値型ビジネスへのシフトを実践していく計画であり、現在、生産現場の省力化を目的として、切削工具分野及び電子部品実装分野向けに自動化提案のできる商品の充実に取り組んでおります。 資金面では増減の大きい海外需要に対する運転資金の確保も重要であり、機動的な資金調達ができる体制と資本効率の向上のために資産の適正化も検討課題の一つであると認識しております。 また、当社グループは事業活動におけるサステナビリティに関しては、人的資本経営を基本とし、人材育成、教育制度の充実、職場環境の整備などにより社員のエンゲージメントの向上に努め、その価値を高めてまいります。そのほか、サステナビリティ委員会等によるコンプライアンス、環境等に関するリスク管理を行ない、経営環境の変化に対応してまいります。 これらの実践により、自己資本利益率(ROE)及び株価純資産倍率(PBR)の向上に努め、経営効率と株式の市場価値を意識した経営を進めてまいります。
事業等のリスク2,264字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 設備投資需要の変動 製造業の設備投資は景気動向に大きく左右されます。当社グループの主要商品である電子機器、工作機械の需要先は主に電機・機械・工具・自動車等の製造業であり、これら業界の設備投資需要が当社グループの経営成績の大きな変動要素となります。当連結会計年度におきましては電子機器の輸出販売が中国市場での設備投資需要の高まりにより、受注、販売が増加しましたが、工作機械の輸入販売は主要顧客であります切削工具業界で、地政学リスクや国内需要の影響を受け、設備投資需要が低迷いたしました。過去の流れを見ますと設備投資には長期的なサイクルがあり、景気動向など経済状況を見ながら需要が回復する傾向にあります。常に販売力と技術サービス力の向上に努めるとともに、お客様の効率化、省力化の需要に寄与すべく、商品、サービスの提案等を行う、長期的な成長戦略を実施してまいります。 (2) 海外需要の変動 当社グループの取扱商品である電子機器の輸出販売先は主に東アジア(台湾、中国)のユーザーであります。これらのユーザーは大規模な生産設備を有する場合が多く、大型の設備投資となることがあります。その反面、世界的な景気動向により設備投資が大きく変動することがあります。 この状況に対処するため、海外の連結子会社との連携により市場動向の把握と商品在庫の適正化、債権管理の徹底に努めてまいります。 (3) 為替変動が収益に与える影響 当社グループの取扱商品のうち工作機械、産業機械は、海外メーカーからの外貨による仕入れ、支払いであります。これらの商品については基本的に為替予約取引を行い、その他の外貨建買掛金の支払いに関しても短期間で支払いを行うことにより、為替リスクの低減を図っております。また、電子機器の輸出販売は主として円貨建て取引ですが、為替相場の変動により顧客の購入価格が割高になる事があります。いずれの場合も為替変動により、顧客の購入意欲が減退する可能性がありますが、信頼の高い商品及びサービスを提供することで、当社グループの収益への影響を抑えることに努めております。しかし、当連結会計年度においては、欧州通貨に対する円安の為替相場が進行し、当社グループが取扱う輸入商品に関してはコスト高となり、販売条件に不利な状況が続きました。電子機器の輸出販売においては、主に円貨建て取引のため、顧客の支払に有利となり、購入意欲が増す状況にもなっておりますが、輸入機械販売の低下により、全体的な利益率の低下を招く結果となっております。過去にない大幅な為替変動も見据えた対策が必要と判断いたします。 (4) 特定取引先への依存状況 当社グループの主要商品のうち電子機器はパナソニックコネクト㈱の製品を、同社及び同社のグループ会社と代理店契約を締結し、仕入、販売を行っておりますが、同社グループの製品販売比率が当社グループの売上高の過半数を占めております。また、工作機械及び測定機器の輸入販売におきましても、仕入先との総代理店契約による販売が主となっております。仕入先であるメーカー等とは友好的な関係が継続されておりますが、契約が解除された場合及び各社の事業計画の変更により当該事業が縮小された場合、当社グループの事業及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。今後も引き続き代理店として信頼される販売力、技術力の向上に努めて行くとともに、過度な特定取引先への依存を防ぎ、新規分野、商品等の開拓を進め、常にお客様のニーズ応えられる商品、サービスの提供に努めてまいります。 (5) 財務制限条項について 当社は、本社ビルの建設資金を安定的に調達するため、取引銀行2行とコミットメント期間付タームローン契約を締結しておりますが、市場環境の悪化により商品需要が縮小し業績が悪化した場合、以下の財務制限条項に抵触する恐れがあります。 ㈱みずほ銀行との契約については、各年度の決算期の末日における貸借対照表における純資産の部の金額が、2018年12月に終了する決算期の末日または当該決算期の直前の決算期の末日における貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の75%以上に維持する。 ㈱三菱UFJ銀行との契約については、各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表における純資産の部の合計額が、2017年12月決算期の末日における純資産の部の合計額または前年度決算期の末日における純資産の部の合計額のいずれか大きい方の75%以上に維持する。 当連結会計年度末において、上記事象への該当はありません。引き続き安定的な業績を確保するため、利益率の向上に努めてまいります。 (6) 繰延税金資産について 当社グループは税効果会計を適用し、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得等に関する見積りや仮定に基づき計算しておりますが、実際の課税所得等は見積りや仮定と異なる可能性があり、将来において繰延税金資産の全部または一部が回収できないと判断した場合には、繰延税金資産は減額され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,199字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、ウクライナ情勢の長期化や米国の保護主義的な通商政策の継続、歴史的な円安の進行等により物価の高騰が続きましたが、人工知能(AI)関連需要の高まりや金融政策の正常化に向けた動き等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかし、中国経済の減速に加え、米中貿易摩擦の拡大、米国第一主義の台頭、円安相場の定着等により、景気の先行きは不透明な状況にあります。 このような状況の中、当社グループの主要販売先である電機・機械・自動車等の製造業におきましては、米国の相互関税措置により先行きの見えない事業展開を強いられておりましたが、相互関税の緩和と合意により、不透明感が一定程度払拭されました。これに伴い一部では設備投資計画の再開や、生産体制の見直しを進める動きが徐々に広がっております。 こうした中、当社グループでは中長期ビジョン「YKT Vision2034」ならびに「第13次中期経営計画」の初年度として、電子機器及び工作機械等の主力商品の販売力・収益力の強化に取り組むとともに、自動化及び省力化に向けた新たな商品・サービスの展開に取り組んでまいりました。中国市場では設備投資需要の高まりにより電子機器の輸出販売が増加しましたが、工作機械の輸入販売は国内での工具生産量の減少に加え、欧州通貨に対する円安水準が進行したことにより厳しい受注環境が続き販売が減少いたしました。 その結果、当連結会計年度の連結売上高は133億8千6百万円(前期比12.2%増)となりました。損益面では輸出販売比率が高まり売上総利益が減少したため、営業損失1億9千9百万円(前期は営業損失1千万円)、経常損失4千5百万円(前期は経常利益1億4千3百万円)となりましたが、投資有価証券売却益の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益5千5百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1百万円)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 (電子機器及び工作機械等) 電子部品実装機を中心とした電子機器の販売は、主に中国市場では電気自動車(EV)関連の車載機器やスマート家電の分野で新規設備投資需要が高まり、輸出販売が増加しました。一方、工具研削盤を中心とした工作機械の輸入販売は、販売先の工具の生産量が停滞していることに加え、欧州通貨に対する円安の進行が販売価格にも影響し、厳しい受注環境となり販売が低迷いたしました。その結果、当セグメントの売上高は128億1千4百万円(前期比16.7%増)となりましたが、利益率の低下により営業損失2億5千7百万円(前期は営業損失1億4千8百万円)となりました。 (光電子装置) 光電子装置の販売は、光通信機器の販売が堅調に推移しましたが、産業用レーザー装置が減少し、当セグメントの売上高は5億7千5百万円(前期比40.5%減)、営業利益5千7百万円(前期比57.6%減)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における財政状態は、現金及び預金が増加したことと、商品が増加したことなどにより総資産は170億8千5百万円(前期比45.8%増)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ55億8百万円増加し、131億2百万円となりました。これは借入金の実行などにより現金及び預金が27億6千3百万円増加したことと、受取手形、売掛金及び契約資産が5億9千1百万円増加し、商品残高が17億4千8百万円増加したことなどによるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億4千5百万円減少し、39億8千2百万円となりました。これはその他に含まれる関係会社株式の取得がありましたが、投資有価証券の売却により3億5千万円減少したことなどによるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ52億5千2百万円増加し、70億2千4百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が15億6千8百万円増加したことと、短期借入金が15億円増加し、前受金が22億6千7百万円増加したことなどによるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億6千5百万円増加し、20億8千7百万円となりました。これは長期借入金が2億8千9百万円増加したことなどによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ1億5千3百万円減少し、79億7千2百万円となりました。これはその他有価証券評価差額金が投資有価証券の売却により1億7千万円減少したことなどによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ27億1千3百万円増加し、当連結会計年度末は65億5千9百万円(前期比70.5%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は7億9千4百万円となりました。これは主として、売上債権及び契約資産の増加額3億2千8百万円、棚卸資産の増加額が16億9千4百万円となりましたが、仕入債務の増加額が14億5千1百万円となったことと、前受金の増加額が21億2千7百万円となったことなどによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は1億3千8百万円となりました。これは主として、定期預金の預入による支出5千万円、関係会社株式の取得による支出2億2千7百万円ありましたが、投資有価証券の売却による収入4億1千7百万円があったことなどによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は15億8千1百万円となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出7億4千9百万円ありましたが、短期借入金の純増加額が15億円となったことと、長期借入れによる収入9億円となったことなどによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比 (%)   受注残高(千円)   前期比 (%) 電子機器及び工作機械等   16,348,297   157.1   5,743,069   259.9 光電子装置   519,468   77.2   182,706   77.7 合計   16,867,765   152.3   5,925,775   242.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.受注高及び受注残高は販売金額によっております。なお、受注高には条件変更、為替変動等に伴う金額調整分を含めております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 電子機器及び工作機械等(千円)   12,814,581   116.7 光電子装置(千円)   571,832   59.9 合計(千円)   13,386,414   112.2 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (電子機器及び工作機械等) 当セグメントの売上高は128億1千4百万円(前期比16.7%増)となりました。電子部品実装機等の電子機器の輸出販売が中国市場での電気自動車(EV)等の車載関連やIoT家電・スマート家電向けの設備投資需要が拡大したことにより増加いたしました。輸入機械販売では米国製の非接触三次元測定システム等の測定機器が品質管理に対する需要の高まりにより堅調に推移いたしましたが、工具研削盤等の工作機械が工具需要の停滞や欧州通貨に対する円安の進行が販売価格へ影響したため低迷いたしました。また、電子機器の輸出販売比率の高まりにより、売上総利益率が低下する結果となりました。 (光電子装置) 光電子装置の販売は人工知能(AI)の普及によるデータセンター向けの需要拡大により、光トランシーバー等の光通信部品の販売が増加しましたが、産業用レーザー装置の販売が減少したことにより、当セグメントの売上高は5億7千5百万円(前期比40.5%減)となりました。 費用面では隔年開催のJIMTOF(日本国際工作機械見本市)の開催年では無かったため、広告宣伝費や旅費交通費等が減少し販売費及び一般管理費の総額は20億4千6百万円(前期比3.1%減)となりましたが、売上総利益の減少により、営業損失1億9千9百万円(前期は営業損失1千万円)となりました。 営業外収益では電子機器取引に関する仕入割引金額の増加や不動産賃貸収入がありましたが、経常損失4千5百万円(前期は経常利益1億4千3百万円)となりました。 特別利益では保有していた上場株式の売却により投資有価証券売却益2億8千7百万円を計上しましたが、特別損失で貸倒引当金繰入額1億2千2百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は5千5百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1百万円)となりました。 これらの要因により、当連結会計年度の売上高は133億8千6百万円(前期比12.2%増)、売上総利益が18億4千6百万円(前期比12.1%減)となり、「第13次中期経営計画」の目標指標(連結売上高130億円、ROE 5.0%)に対して売上高は達しているものの、売上総利益率の低下によりROE 5.0%は実現できておりません。 現在、計画達成に向けて、切削工具分野及び電子部品実装分野向けに自動化、省力化を目的とした商品群の充実に取り組んでおり、2027年年度を最終年度とする「第13次中期経営計画」の目標達成に努めてまいります。 その計画の概要につきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な会社の経営戦略」に記載しております。 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入ならびに販売費及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要の主なものは設備投資等によるものであります。 当社グループでは事業活動上必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。 運転資金は自己資金及び金融機関からの借入金を基本としており、当連結会計年度における金融機関からの資金調達は長期借入金で9億円実施いたしました。設備投資資金に関しましても自己資金及び金融機関からの借入金を基本としており、2020年度に完成した本社ビルに関しては、取引銀行2行とのコミットメント期間付タームローン契約により資金調達を行っており、当連結会計年度末残高は7億1千5百万円となっております。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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