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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ハイパー

HYPER Inc.3054 · Standard · 卸売業

法人向けIT機器販売とアスクル代理店業務を柱に、セキュリティ製品の製造や就労支援事業まで手がける。

概要

株式会社ハイパーは、1990年に電話一体型通信端末「テレメーション」の普及を目的に設立された卸売業者である。現在はITサービス事業を主軸に、アスクルエージェント事業(オフィス用品の通信販売代理)および就労移行支援事業を展開する。東京都中央区に本社を置き、連結従業員数340名(2025年12月期時点)。2025年12月期の連結売上高は137億円、営業利益3億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

ITサービスとアスクル代理店の二本柱

ハイパーグループは、ITサービス事業とアスクルエージェント事業の二つを主要セグメントとする。ITサービス事業は、コンピュータ事業とサービス&サポート事業から成り、サーバー、PC、周辺機器、ネットワーク機器の販売に加え、設置・設定、保守、ヘルプデスク、Web制作、セキュリティ対策などを手がける。アスクルエージェント事業は、アスクル株式会社の通信販売「ASKUL」の代理店業務であり、事務用品やオフィス家具の販売を法人向けに行う。これらの事業に加え、障害者向け就労移行支援事業(子会社株式会社みらくる)も運営している。

全国への販売網と子会社による専門性の補完

本社は東京都中央区に置き、大阪支店、広島支店、名古屋支店、福岡支店を開設し、全国的な営業体制を構築している。グループには、中小企業向けセキュリティシステムを扱う株式会社リステック、ITコンサルティング・ネットワーク構築を行うマルチネット株式会社、業務システム開発の株式会社メビウス、ITインフラの設計・運用管理を担う司コンピュータ株式会社などが含まれる。これら子会社を通じて、販売だけでなく専門性の高いサービスをワンストップで提供する体制を整えている。

上場市場の変遷と資本政策

同社は2006年9月にジャスダック証券取引所に株式を上場した。その後、2010年に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行し、2013年に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2019年3月に市場第二部へ、2020年3月に市場第一部へと市場変更を果たした。2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行したが、2023年10月に自らスタンダード市場への変更を選択した。2021年にはエプソン販売株式会社と業務・資本提携を行い、2023年以降も子会社化を積極的に進めている。

財務規模の推移と収益性

2025年12月期の連結売上高は137億円、営業利益3億円、純利益2億円である。過去10年の売上高はおおむね100億円台で推移しており、2019年12月期に251億円のピークを記録した後、2022年12月期には106億円まで減少した。2023年以降は回復傾向にあり、2025年12月期には前期比11%増となった。営業利益は2019年までは非開示だが、2024年12月期に3億円、2025年12月期も同水準を維持している。純利益は2021年、2022年と赤字を計上したが、2023年以降は黒字に転じている。

業界の中での役割はIT機器販売・サポートとオフィス用品の代理店。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
138億円
営業利益
3億円
営業利益率
2.2%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01ITサービス主力

法人向けにサーバー、コンピュータ、周辺機器、ネットワーク機器、ソフトウェア等を販売。さらに設置・設定、保守、ヘルプデスク、Webサイト制作等のサービスを提供。子会社を通じてセキュリティシステムの製造・販売やシステム開発・保守も行う。

主な製品・サービス6
サーバー
法人向けサーバー機器。
コンピュータ
デスクトップPC、ノートPC等。
プリンタ
レーザープリンタ、インクジェットプリンタ等。
ネットワーク関連機器
ルータ、スイッチ、無線LANアクセスポイント等。
ビジネス用ソフトウェア
業務アプリケーション、OS、セキュリティソフト等。
セキュリティシステム
中小企業向けセキュリティシステム。

02アスクルエージェント準主力

アスクル株式会社の通信販売事業「ASKUL」の代理店業務を行い、事務用品、オフィス家具、現場用品等を販売。翌日配送サービスを提供。

03その他(就労移行支援)その他

障害のある方に対し、一般企業への就職を目指した職業訓練・就労支援サービスを提供。

製品と技術

法人向けIT機器販売と「ビジネスコアネクスト」

ITサービス事業の中核は、法人向けコンピュータおよび周辺機器の販売である。サーバー、デスクトップPC、ノートPC、プリンタ、トナー、ネットワーク機器、ビジネス用ソフトウェアなどを扱う。特定メーカーに依存せず、複数ベンダーの製品を組み合わせて提案する「ITコンシェルジュ」体制を特徴とする。2021年以降、企業のIT部門を包括的に支援するサービス「ビジネスコアネクスト」としてブランド化し、機器調達から設置、セキュリティ対策、運用管理までをワンストップで提供している。

セキュリティとネットワーク構築の専門サービス

サービス&サポート事業では、サーバーやクライアントPCの設置・設定、ネットワーク構築、システム保守、常駐ヘルプデスクなどを提供する。子会社を通じて、中小企業向けセキュリティシステムの製造・販売(リステック)、ITコンサルティングとネットワーク構築(マルチネット)、ITインフラの設計・構築・運用管理(司コンピュータ)など、専門性の高いサービスを展開する。2021年に吸収合併したセキュリティアの技術を活かし、セキュリティ対策ソリューションの企画・販売・導入も手がける。

アスクル代理店事業:オフィス用品の翌日配送

アスクルエージェント事業は、アスクル株式会社の通信販売「ASKUL」の代理店業務である。ITサービス事業で取引を開始した顧客を中心に、中小事業所から大手企業までに対して、事務用品、オフィス家具、現場用品などを販売する。注文はインターネットまたはFAXで受け付け、翌日配送(一部当日配送)を基本とする。2025年10月、アスクル社がランサムウェア攻撃を受けた影響で一時的に注文受付が停止し、同事業の売上高は前年比13.2%減の約12億円となった。

就労移行支援事業「株式会社みらくる」

その他セグメントとして、連結子会社「株式会社みらくる」が運営する就労移行支援事業がある。一般企業への就職を目指す障害者を対象に、職業訓練、就職活動支援、職場定着支援を提供する。ハローワークや相談支援事業所への周知活動、SNSを活用した集客に努めている。2025年12月期の売上高は約7200万円で前期比18.3%増加したが、新オフィス開設に伴う運営費増加により営業利益は約160万円と減少した。事業所の認知度向上と利用者数の確保が当面の課題である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

中堅卸売業、低収益で規模劣後

当社は卸売業に属し、売上高124億円(2024年12月期)の中堅企業。営業利益率2.42%と低収益で、同業のリョーサン菱洋(電子デバイス)や高千穂交易(OA機器)に比べ規模・収益性で劣後する。タビオやイメージワンも同規模だが、品揃えや商圏で差別化を図っている模様。業界全体として卸売のマージン縮小傾向にあり、収益改善が課題。直近の売上は増加するも利益率は低位で推移し、2025年予想も2.17%と改善の兆しは限定的。

強み

  • 2023年114億→124億→138億と増収が続き、取引先の需要を取り込んでいる。
  • 特定分野で一定の取引基盤を持ち、リョーサン菱洋など大手とは異なる顧客層に強み。
  • 利益率が低いため、改善施策の効果が業績に直結しやすい。
  • 卸売業は景気に左右されにくい分野もあり、底堅い需要がある。

課題

  • 営業利益率2%台と低く、販管費の効率化や高付加価値化が必要。
  • リョーサン菱洋など大手と比べ売上規模が小さく、仕入れ競争力で劣る。
  • 卸売業全体で中間マージンが圧縮傾向にあり、収益拡大は容易でない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がハイパー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18046丸藤シートパイル40億円9.1倍
23161アゼアス40億円27.4倍
37111INEST39億円91.7倍
47425初穂商事39億円8.8倍
5280ATMH39億円282.1倍
63054ハイパー37億円17.4倍
77114フーディソン36億円24.0倍
82693YKT33億円10.1倍
99849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍
107567栄電子31億円27.0倍
117464セフテック30億円18.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

電話端末販売からパソコン事業へ転換した創業期

1990年5月、東京都渋谷区で「ハイパーコンセプション株式会社」として資本金1000万円で設立された。当初の事業は、電話一体型簡易通信端末「テレメーション」の普及企画と、ビジネスホン、ファクシミリ、複写機の販売であった。1993年6月、神田営業所を新設しパソコン事業に参入。同年11月には秋葉原にパソコン・マルチメディアショップ「LITS FACTORY」を出店し、オリジナルDOS/Vパソコン「FACTORY」シリーズを発表した。1994年にはコンパック専門店「SOUTH WIND」を出店し、本社を千代田区外神田へ移転した。

インターネットビジネスとアスクル事業への進出

2000年代に入り、同社は事業領域を拡大した。2000年2月に店舗を1店舗に統合し、同年7月にはインターネットビジネス関連子会社「ハイパーネクスト株式会社」を設立。2001年12月にはアスクル事業に本格進出した。2003年12月に決算期を3月から12月に変更。2004年9月にはハイパーネクストから営業を譲り受け、デジタルコンテンツ事業に本格参入した(同社は同年12月清算)。この時期、法人向けIT販売とオフィス用品の通信販売代理という二つの柱が形成された。

株式上場と商号変更、本社移転

2006年9月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2009年9月、商号を「株式会社ハイパー」に変更するとともに、本社を千代田区外神田から現在の中央区日本橋堀留町に移転した。2010年4月、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場。その後、市場統合や市場変更を経て、2019年3月に東京証券取引所市場第二部、2020年3月に同第一部へ指定替えされた。2022年4月にはプライム市場へ移行したが、2023年10月に再びスタンダード市場へ変更している。

子会社化と事業多角化の加速(2012年~2024年)

2012年4月、小規模企業向け情報通信機器販売の子会社「株式会社リステック」を設立。2013年3月には沖縄でアスクル代理店業務を行う「株式会社らくさあ」を設立(2015年吸収合併)。2016年1月、放課後等デイサービス事業等の「株式会社みらくる」を設立し、福祉分野に進出。2017年7月には「マルチネット株式会社」を子会社化。2018年1月にはセキュリティソフト販売の「株式会社セキュリティア」を設立(2021年吸収合併)。2023年1月に「株式会社メビウス」、2024年1月に同社子会社「株式会社ジャスティス」、2024年8月に「司コンピュータ株式会社」をそれぞれ子会社化し、グループを拡大した。

年表36件を開く

1990年代

  • 1990年5月創業電話一体型簡易通信端末「テレメーション」の普及のための企画及びビジネスホン、ファクシミリ、複写機の販売を事業目的として、東京都渋谷区に「ハイパーコンセプション株式会社」を資本金10,000千円で設立
  • 1991年6月本社を東京都渋谷区南平台町15-13から東京都板橋区南町8-6エクセル西池903号に移転
  • 1992年8月本社を東京都板橋区南町8-6エクセル西池903号から東京都豊島区東池袋3-20-9に移転
  • 1993年6月神田営業所を新設し、パソコン事業に参入
  • 1993年11月秋葉原にパソコン・マルチメディアショップ「LITS FACTORY」を出店 当社オリジナルDOS/Vパソコン「FACTORY」シリーズを発表
  • 1994年7月本社を東京都豊島区東池袋3-20-9から東京都千代田区外神田1-15-6に移転 秋葉原にコンパック専門店、「SOUTH WIND」を出店
  • 1995年3月本社を東京都千代田区外神田1-15-6から東京都千代田区外神田1-11-6小暮ビルに移転
  • 1998年4月本社を東京都千代田区外神田1-11-6小暮ビルから東京都千代田区外神田1-11-5に移転

2000年代

  • 2000年2月M&A店舗を1店舗に統合
  • 2000年7月インターネットビジネス関連の子会社、「ハイパーネクスト株式会社」を設立
  • 2001年12月アスクル事業に本格進出
  • 2003年12月商号変更決算期を3月から12月に変更
  • 2004年9月「ハイパーネクスト株式会社」より営業を譲り受け、デジタルコンテンツ事業に本格進出「ハイパーネクスト株式会社」解散(同年12月 清算結了)
  • 2006年9月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2009年9月商号変更商号を「株式会社ハイパー」に変更 本社を東京都千代田区外神田1-11-5から東京都中央区日本橋堀留町2-9-6(現在地)に移転

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年6月大阪支店及び広島支店を開設
  • 2012年4月小規模企業向けにサーバ等の情報通信機器の販売を行う連結子会社、「株式会社リステック」を設立
  • 2013年3月沖縄でのアスクル代理店業務を行う連結子会社、「株式会社らくさあ」を設立
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2014年8月名古屋支店を開設
  • 2015年6月M&A「株式会社らくさあ」を吸収合併
  • 2016年1月放課後等デイサービス事業等を行う連結子会社、「株式会社みらくる」を設立
  • 2017年7月M&A「マルチネット株式会社」の全株式を取得し、連結子会社化
  • 2017年9月福岡支店を開設
  • 2018年1月セキュリティに特化したソフトウェア製品の販売事業を行う連結子会社、「株式会社セキュリティア」を設立
  • 2019年3月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部へ市場変更

2020年代

  • 2020年3月東京証券取引所市場第二部から同取引所市場第一部へ指定替え
  • 2021年3月エプソン販売株式会社と業務提携
  • 2021年6月M&Aエプソン販売株式会社と資本提携「株式会社セキュリティア」を吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年1月M&A「株式会社メビウス」の全株式を取得し、連結子会社化
  • 2023年10月上場東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場へ移行
  • 2024年1月「株式会社メビウス」の100%子会社である「株式会社ジャスティス」の全株式を取得。
  • 2024年8月M&A「司コンピュータ株式会社」の全株式を取得し、連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ソリューション営業の強化

    顧客の課題に応じた提案型営業を強化し、単なる販売ではなく付加価値の高いソリューションを提供することで、競争力を高める。

  2. 02

    ストックビジネスの強化

    継続的な収益が見込めるサービス(保守、サブスクリプション等)の拡大に注力し、安定した収益基盤を構築する。

  3. 03

    セキュリティサービスの開発

    サイバー攻撃の増加に対応し、顧客のセキュリティニーズに応える新たなサービスを開発・提供する。

  4. 04

    子会社との相乗効果の最大化

    グループ内の連携を強化し、販路やリソースを共有することで、全体の収益力向上とコスト効率化を図る。

  5. 05

    新規事業の早期収益化

    市場ニーズに合った新規事業やサービスを迅速に立ち上げ、早期に収益に結びつける体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で340人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は533万円で、9期前と比べて+5.6%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月222
2017年12月261
2018年12月259
2019年12月50537.49.2267
2020年12月49338.110.0269
2021年12月49338.910.0288
2022年12月48640.010.3268
2023年12月50541.311.6273
2024年12月55042.211.932293
2025年12月53341.111.334088

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 — 東京都中央区32百万円
ITサービス事業 アスクルエージェント事業
直営店13百万円
その他(就労移行支援事業)
本社 — 東京都 中央区8百万円
ITサービス事業
本社 — 東京都 千代田区3百万円
ITサービス事業
本社 — 京都府 中京区3百万円
ITサービス事業
広島支店 — 広島市中区2百万円
アスクルエージェント事業
本社 — 東京都 港区1百万円
ITサービス事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社みらくる
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    マルチネット株式会社(注)1
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メビウス
    京都市中京区
    議決権100.0%
  • 国内
    司コンピュータ株式会社
    東京都港区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は138億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.3%、利益が+0.0%。

売上高
+11.3%
138億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
2.2%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高120億円138億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥7¥7

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は68億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−6.8%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3412.90
2023年2Q26−1−3.80
2023年3Q2500.00
2023年4Q291
2024年1Q3425.91
2024年2Q2900.00
2024年4Q6111.61
2025年2Q7334.12
2025年4Q6500.00
2026年2Q6822.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は166億円から138億円へ83%に減った。直近期の営業利益率は2.2%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
小規模企業向けにサーバ等の情報通信機器の販売を行う連結子会社、「株式会社リステック」を設立
2012年12月16621
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年12月20632
名古屋支店を開設
2014年12月21564
「株式会社らくさあ」を吸収合併
2015年12月18742
放課後等デイサービス事業等を行う連結子会社、「株式会社みらくる」を設立
2016年12月19221
「マルチネット株式会社」の全株式を取得し、連結子会社化
2017年12月22332
セキュリティに特化したソフトウェア製品の販売事業を行う連結子会社、「株式会社セキュリティア」を設立
2018年12月22132
2019年12月25153
2020年12月21432
エプソン販売株式会社と資本提携「株式会社セキュリティア」を吸収合併
2021年12月2050−1
2022年12月1060−5
東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場へ移行
2023年12月11411
「司コンピュータ株式会社」の全株式を取得し、連結子会社化
2024年12月124322.42
2025年12月138332.22

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高138億円のうち、営業利益として残るのは3億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.4%104億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.5%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
8.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが8億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は31億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月11−2211
2013年12月301314
2014年12月80−1821
2015年12月1−11022
2016年12月3−1−8216
2017年12月6−3−1318
2018年12月4−1−1321
2019年12月7−1−4622
2020年12月306331
2021年12月1−10030
2022年12月−7−46−1125
2023年12月40−4425
2024年12月20−3224
2025年12月80−1831

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は69億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は44.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月49163332.1
2013年12月66184826.8
2014年12月59213835.9
2015年12月60243638.3
2016年12月58243439.8
2017年12月65254037.8
2018年12月63273640.9
2019年12月66293743.1
2020年12月68323645.2
2021年12月68343448.3
2022年12月71284338.1
2023年12月73284537.3
2024年12月75294538.5
2025年12月69313844.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
20億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
38億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中60位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中235位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥378で、1年前と比べて+26.9%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥378-2.8%1ヶ月+57.5%1年+26.9%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥228高値¥389

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.4倍
PER (会社予想)15.2倍
PBR1.14倍
配当利回り1.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で48.76%上昇し、8月19日には前日比12.15%高の360円で52週高値361円に迫る。25日線を約43.8%上回る急騰でRSIは91.03と買われすぎの水準だ。出来高は7月28日に約272万株と急増した後も高水準が続き、投機的な資金流入が示唆される。ただし、急ピッチな上昇の反動には注意が必要である。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは9.59倍と業界平均の17.82倍を大きく下回り、PBRは0.74倍と1倍未満で、平均の1.24倍を下回る。配当利回りは2.94%と平均の2.98%とほぼ同等。ROEは8.14%と低いが、安定した業績と利益成長が見られる。売上高は増加傾向で、営業利益も一定水準を維持。割安と言えるが、成長性は限定的で、配当は伸び悩みの面もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.4倍17.9倍
PER (予想)15.2倍
PBR1.14倍1.24倍
ROE8.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は売上高が増加する一方、営業利益率は2%台と低く、収益性の改善が課題。強気派は、半導体需要の回復とソリューション事業の成長による利益率向上を期待する。弱気派は、市況変動への依存度の高さと、競争激化による価格競争のリスクを指摘する。直近の株価下落は割安感を生んでいるが、今後の利益成長が焦点。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要回復の恩恵

    売上高は年々増加し、24/12期は前年比8.8%増の124億円に拡大。

  • ソリューション事業の成長

    単なる卸売から技術サービスへのシフトで、高付加価値化を目指す。

  • 割安なバリュエーション

    PERは9.59倍、PBRは0.74倍と低く、1年で株価は23.6%下落。

  • PBR0.74倍と1株純資産を下回る割安水準不定影響

    PBR0.74倍は解散価値比で約26%下回り、下値リスクが限定的

  • 配当利回り2.94%が株価を下支え通年影響

    株価238円に対して配当利回り2.94%と相対的に高い利回り

  • 売上高が3期連続で増加し114億→138億円通年影響

    売上高は2023年12月期114億円から2025年12月期138億円へ21%増

  • 予想PER9.59倍と低くバリュエーション妙味決算発表後影響

    時価総額24億円に対し純利益2億円とPER9.59倍の低水準

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性の持続

    営業利益率は2%台で推移し、競争激化で改善の兆しが乏しい。

  • 市況変動への依存

    半導体市況の悪化時は、在庫リスクと利益率低下が懸念される。

  • 業績の不安定さ

    過去には赤字もあり、収益の安定性に欠ける。

  • 営業利益が3億円で2期連続横ばい決算発表後影響

    営業利益は2024年12月期、2025年12月期とも3億円で増益が見られず

  • 営業利益率2.17%は卸売業として低水準継続影響

    売上高138億円、営業利益3億円で利益率2.17%、1ポイント減で約1.4億円の減益

  • 純利益は2億円で2年連続同額通年影響

    売上高は増加する一方、純利益は2億円に停滞し成長性に欠ける

  • 株価は1年で23.59%下落し需給悪化継続影響

    下落率23.59%と株価は冴えず、目先の戻り売りが重荷

次の決算で確かめる点
営業利益率
事業の採算性の改善度合いを測る重要な指標。
売上高成長率
需要環境と市場シェアの変化を反映する。
ソリューション事業比率
高付加価値化の進捗を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり7で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.85%。

年間配当
¥7
1株あたり
配当利回り
1.85%
いまの株価に対して
配当性向
28.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月987.5
2017年12月90.036.8
2018年12月1450.053.0
2019年12月9−33.328.8
2020年12月90.045.9
2021年12月5−50.0
2022年12月12155.6
2023年12月7−39.1143.6
2024年12月70.021.7
2025年12月70.028.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥7

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,991人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.3%を占め、残る60.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他58.652.556.055.056.956.9
事業法人34.138.538.538.338.538.1
証券会社0.52.20.32.12.03.0
金融機関5.76.03.93.51.81.2
自己株式0.00.00.01.01.01.0
外国法人0.90.41.00.70.50.7
外国人個人0.20.30.30.40.30.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ララコーポレーション株式会社23.86
02玉田 宏一12.65
03エプソン販売株式会社7.09
04遠藤 孝5.18
05株式会社ミートプランニング4.09
06ハイパー従業員持株会2.76
07関根 俊一2.54
08株式会社庚伸1.82
09望月 真貴子1.46
10株式会社SBI証券1.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で−61%。直近期のROEは8.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月558037.08.737.5
2013年12月9386910.916.720.5
2014年12月8750818.65.722.5
2015年12月5454110.29.537.1
2016年12月255484.519.687.5
2017年12月242898.522.036.8
2018年12月223017.321.253.0
2019年12月3932912.319.128.8
2020年12月203426.127.445.9
2021年12月−6341−1.7
2022年12月−52280−16.6
2023年12月82822.938.0143.6
2024年12月232987.812.921.7
2025年12月253158.111.528.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
玉田宏一取締役 会長621,249,700
望月真貴子代表取締役 社長 CEO 内部監査室管掌 営業統括部管掌54143,900
田邉浩明取締役 COO 総務部管掌 販売推進統括部管掌5017,500
江守裕樹取締役 CFO 総合企画部管掌 アライアンス営業推進部管掌 経理部管掌5429,600
髙瀬昇幸取締役652,000
遠藤孝取締役 総務部管掌63511,800
宮澤敏取締役6230,000
桒原桂一取締役64
那須慎二取締役49
小俣信次監査役63
堀川裕美監査役47
山田美代子監査役65

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)699710618
社外取締役625254

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,724字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社6社の計7社で構成され、ITサービス事業、アスクルエージェント事業を主たる業務としております。当社グループの事業内容は次のとおりであります。 (1)ITサービス事業 ① コンピュータ事業 当社グループは、法人ユーザー(主に上場企業及びその関連会社、従業員が100人以上でかつ情報システム担当者が設けられている法人)、システムインテグレータ、その他販売店等をターゲットとして、サーバー、コンピュータをはじめ、プリンタ、トナー、周辺機器、ネットワーク関連機器、ビジネス用ソフトウェア等を販売しております。お客様のお悩み・課題を丁寧に伺い、商品の選定から導入支援まで、専任のITコンシェルジュが、お客様のニーズに最適な商品をご提案いたします。 また、特定のメーカーに縛られず、さまざまな製品や技術から、お客様の課題や企業規模、業種などに合わせて最適な商品・ソリューションを組み合わせてご提供いたします。 ② サービス&サポート事業 当社グループは、コンピュータ事業において取引を開始したユーザーを中心に、サーバーやクライアントPCの設置・設定やネットワーク構築から、システム保守や常駐型のヘルプデスク、Webサイトやデジタルサイネージの制作などの業務を行っております。 また、当社グループは、中小企業様向けセキュリティシステム等の製造・企画・販売、ITコンサルティング、セキュリティ対策、ソフトウェアの開発・保守及び導入・運用等、より専門性の高いサービスの提供も行っております。 (2)アスクルエージェント事業 当社グループは、アスクル株式会社が行っている通信販売事業「ASKUL」の代理店業務、事務用品、オフィス家具、現場用品等の販売を行っております。 ITサービス事業によって取引を開始したユーザーをはじめ、中小事業所から大手企業に対して、インターネット経由並びにFAXでの注文によるオフィス関連用品の翌日配送(一部、当日配送)サービスを提供しております。 (3)その他 当社グループが行っている就労移行支援事業を含んでおり、一般企業への就職を目指す障害のある方を対象に職業訓練・就労支援に関するサービスの提供を行っております。 事業内容と各社の当該事業にかかる位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。 セグメント名称   主要商品・サービス   主要な会社 セグメント   主な事業内容 ITサービス事業   コンピュータ事業   ・コンピュータ及び周辺機器の販売 ・通信機器、事務機器、オフィスオートメイション機器の販売 ・情報処理サービス業及びソフトウェアの企画・開発・販売   当 社 サービス&サポート事業   ・コンピュータ及びその周辺機器の設置設定・保守 ・通信機器、事務機器、オフィスオートメイション機器の設置・保守 ・セキュリティ対策ソリューションの企画・販売・導入サービス     当 社 セグメント名称   主要商品・サービス   主要な会社 セグメント   主な事業内容 ITサービス事業   サービス&サポート事業   ・中小企業様向けセキュリティシステム等の製造・企画・販売   株式会社リステック ・ITコンサルティング、ネットワークシステムの構築・保守   マルチネット株式会社 ・教育・公共・一般企業などで使用される各種業務システムの開発 ・ソフトウェアの開発・保守及び導入・運用   株式会社メビウス ・ネットワークおよびサーバ等インフラ機器に関する設計・構築、運用管理・保守・監視などITインフラやコンピュータシステムの運用関連業務   司コンピュータ株式会社 アスクルエージェント 事業   アスクルエージェント 事業   ・アスクルシステムの代理店業務、事務用品、オフィス家具等の販売   当 社 株式会社ジャスティス その他   就労移行支援事業   ・就労に必要な知識・能力の向上を目的とした訓練や準備、就職活動支援及び就職後の職場定着支援   株式会社みらくる 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,258字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)基本方針 当社グループは、「ユーザーニーズ実現企業」として、すべてのステークホルダーとの長期的に安定した共存共栄を目指すことを経営理念に掲げております。企業価値の向上を図り、当社グループを支持していただいている株主、顧客、取引先の皆様の期待にお応えしていくことを目標として、事業活動を展開しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、販売を中心とする企業であり、企業の発展と存続を示すものとの観点から、売上高の安定的拡大並びに事業の収益力を示す営業利益、経常利益を指標として重視し、これら指標の継続的向上に努めてまいります。 (3)経営環境 当期におけるわが国の経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあって、緩やかな景気回復が続いております。エネルギーコストや原材料価格の高騰に伴う物価上昇等により、消費者マインドが弱含んでいるものの、企業の設備投資は、製造業を中心にコロナ禍や物価高により先送りしてきた更新投資や人手不足の問題を解決するための省人化・省力化投資等を背景に、好調に推移しました。とりわけIT投資分野においては、金融業や製造業を中心に幅広い業種で投資意欲が高い状態にあり、好調に推移しました。しかしながら、アスクルエージェント事業において、アスクル株式会社を標的としたランサムウェア攻撃により、アスクル株式会社の物流システム等が被害を受けシステム障害が発生したことで、当社の事業活動に影響が生じました。 当社グループにおきましては、ソリューション営業の強化、顧客開拓と関係強化、ストックビジネスの強化、セキュリティサービスの開発、子会社との相乗効果の最大化などに注力してまいりました。また、業務プロセスの効率化を図り、収益力を向上させ、利益の確保に努めております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 業界のマーケットは縮小傾向にあり、インターネットの価格比較サイト等による商品価格情報の提供やメーカー直販による低価格販売等、コンピュータ及び周辺機器の価格に対する競争は激しさを増しています。 当社グループにおきましては、既存事業の収益力の強化に注力するとともに、市場のニーズに呼応した新たな事業を展開し、これらの新規事業や新たなサービスの早期収益化の体制を構築、業績の向上を目指してまいります。 財務上の対処すべき課題といたしましては、当社グループの安定した財政基盤の維持を前提に、更なる企業価値向上のための自己資産の活用など、当社グループ資産の一層の有効活用を図るとともに、株主への安定的利益還元などにより資本効率の改善を進めてまいります。
事業等のリスク2,565字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況、財務諸表等に関する事項のうち、当連結会計年度末現在において、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 [特に重要なリスク] (1)ITサービス事業について ① 価格競争の動向について 事業の中心であるコンピュータ販売では、法人、個人とも国内市場は飽和状態にあり、代替需要が中心となっております。商品の低価格化も進んでおり、今後、市場全体(販売台数・販売金額)の伸びは緩やかなものにならざるを得ません。その中でインターネットの価格比較サイト等による商品価格情報の提供やメーカー直販による低価格販売により、コンピュータ及び周辺機器の価格に対する競争は激しさを増しています。 当社グループは、売れ筋商品に限定した在庫を保有し仕入価格を下げることにより、価格優位性を保ち価格競争に巻きこまれることのない経営を行っておりますが、今後のコンピュータ業界の動向によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 在庫商品の陳腐化について 当社グループは、在庫商品について適切に管理・運用しておりますが、コンピュータのライフサイクルが比較的短いため、保有在庫の陳腐化等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 業界動向について 現在多くのコンピュータ製品は特定のOSに依存しており、OSの仕様変更やサポート体制の見直しが、コンピュータ製品の需要に大きく影響します。また、コンピュータ製品は様々なパーツ(CPU、メモリ、ハードディスク等)で構成されていることから、パーツの供給状況如何によっては、コンピュータ製品の流通量が減少することが考えられます。これらの業界の動向は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)アスクルエージェント事業について 当社グループは、アスクル株式会社が行っている事務用品の通信販売事業「ASKUL」の代理店業務を行っております。アスクル株式会社の経営方針の変更や市場での競争激化による利益率の低下、また、サーバー攻撃等によるシステム障害の発生にともなう受注発注の停止状況によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)特定の仕入先への依存について 当社グループが取扱う商品は、上位数社の仕入先に大きく依存しております。これら上位仕入先とは現在良好な関係を維持しておりますが、何らかの事情により取引が大きく変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)事業投資について 当社グループでは、既存ビジネスの拡大、新たな事業領域への進出等を目的として、事業譲受、M&A、子会社の設立等により組織の変更を行う可能性があります。これらの資金は、自己資金だけでなく、金融機関からの借入金等により賄われる場合もあります。これらの意思決定を行う際には、対象会社の財政状態や経営成績、進出事業のリスク等を慎重に検討し、総合的な判断のもと決定するよう努めておりますが、当該会社の財政状態や経営成績の状況等によって有価証券に評価損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)大規模な自然災害・感染症等について 当社グループでは、有事に備えた危機管理体制の整備に努め対策を講じておりますが、台風、地震、津波等の自然災害及び新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症が想定を大きく上回る規模で発生及び流行し、当該地域の事業所の稼働が長期にわたって困難になった場合及び顧客の属する業界に影響を及ぼした場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 [重要なリスク] (1)オリジナル商品や新製品について 当社グループのオリジナル商品や当社グループが企画した新商品が、市場の支持を得ることができず、販売計画を大きく下回り収益性を低下させた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)情報システムのトラブルについて 予測不能な事象により基幹システムに障害が発生し、復旧作業に一定時間以上を要する事となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)情報管理について 当社グループでは業務に関連して多数の企業情報を保有するとともに、個人情報取扱業者として多数の個人情報を保有しております。これらの情報の管理については、社内規程を制定し、定期的に従業員に対する教育を行い、その遵守に努めております。しかしながら、予期せぬ事態により情報が漏洩した場合には、損害賠償請求や社会的信用下落等によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)自然災害について 当社グループは全国に事業所4拠点(名古屋、大阪、広島、福岡)と東京に物流センター1拠点を設置し事業展開しており、大地震や台風等の巨大な自然災害が発生した場合、各拠点は甚大な被害を受ける恐れがあり、その規模によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保について 今後の持続的発展、事業拡大にあたり、人材の確保及び育成は必要不可欠であると考えております。当社グループは、中長期における人材の確保に注力しておりますが、優秀な人材の確保や人材の育成が計画通りに進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)株式価値希薄化について 当社グループはストックオプション制度を採用しており、当社取締役及び使用人に対して新株予約権209,900株相当、潜在株式を含めたシェア2.1%を付与しております。かかる新株予約権は、使用人等の業績向上に対する意欲や士気をより一層高めるものでありますが、新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。また、新株予約権により取得した株式が市場で売却された場合は、需給バランスに変動を生じ、適正な株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,224字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあって、緩やかな景気回復が続いております。エネルギーコストや原材料価格の高騰に伴う物価上昇等により、消費者マインドが弱含んでいるものの、企業の設備投資は、製造業を中心にコロナ禍や物価高により先送りしてきた更新投資や人手不足の問題を解決するための省人化・省力化投資等を背景に、好調に推移しました。とりわけIT投資分野においては、金融業や製造業を中心に幅広い業種で投資意欲が高い状態にあり、好調に推移しました。しかしながら、アスクルエージェント事業において、アスクル株式会社を標的としたランサムウェア攻撃により、アスクル株式会社の物流システム等が被害を受けシステム障害が発生したことで、当社の事業活動に影響が生じました。 このような経済環境のもと、当社グループにおきましては、「人とITで日本の会社を元気に」というミッションを掲げ、顧客企業の生産性を高め続けるベストパートナーになることを目標に定め、顧客開拓と関係強化、ストックビジネスの強化、ソリューション営業の強化、セキュリティサービスの開発、子会社との相乗効果の最大化などに注力してまいりました。また、業務プロセスの効率化を図り、収益力を向上させ、利益の確保に努めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は13,775,768千円(前連結会計年度比11.0%増)、経常利益326,627千円(前連結会計年度比36.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は240,626千円(前連結会計年度比10.2%増)となりました。 各セグメント別の営業の概要は次のとおりであります。なお、各セグメントの業績をより適切に評価するため、当連結会計年度の期首より共通費の配賦方法を変更しております。そのため、変更後の数値で比較分析しております。 (ITサービス事業) ITサービス事業においては、堅調な企業収益を背景に、法人市場では幅広い業種でIT分野での投資意欲は高い状態が継続いたしました。また、Windows10のサポート終了に伴うWindows11搭載機への入れ替え需要が継続し、法人向けパソコンの出荷台数、出荷金額ともに前年を大きく上回り、好調に推移いたしました。 このような環境のもと、当社グループでは、企業のIT部門が直面する課題を解決するため、お客様に代わりPCやサーバーの調達、設置、設定、セキュリティ対策、運用管理をサポートする情報システムサービスを「ビジネスコアネクスト」としてブランド化し、拡販に注力してまいりました 売上高は、パソコンをはじめとしたハードウエア機器販売の出荷台数が昨年度を大きく上回ったことで、堅調に推移いたしました。営業利益につきましても、増収に伴う売上総利益の増加により、堅調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は12,505,302千円(前連結会計年度比14.0%増)、営業利益は199,234千円(前連結会計年度比217.5%増)となりました。 (アスクルエージェント事業) アスクルエージェント事業においては、第3四半期累計期間(2025年1月1日~9月30日)までの業績は、中小企業の需要回復の遅れによる購買金額の伸び悩みがあるものの、日用品関連の需要が堅調に推移しており、また、優良顧客の開拓及びインターネット広告を活用した顧客の流入拡大や取引先の稼働促進など営業活動を強化したことで、当該期間における売上高、営業利益は、前期に対し、堅調に推移いたしました。しかしながら、2025年10月19日にアスクル株式会社を標的としたランサムウェア攻撃によるシステム障害が発生したことを受け、アスクル株式会社のWEBサイト「ASKUL」および「ソロエルアリーナ」等の注文の受付が一時的に停止したことにより、当社の事業活動に影響が生じ、売上高、営業利益は、減収減益となりました。 その結果、売上高は1,198,358千円(前連結会計年度比13.2%減)、営業利益は119,235千円(前連結会計年度比37.4%減)となりました。 (その他) 当社グループは、就労移行支援事業を運営しており、一般企業への就職を目指す障害のある方を対象に職業訓練・就労支援に関するサービスの提供を行っております。ハローワーク、相談支援事業所に対する周知活動やSNSの活用により集客活動を継続的に行い、事業所の認知拡大を図りながら利用者数の確保に努めております。 売上高につきましては、堅調に推移しましたが、営業利益につきましては、新オフィスの開設に伴う運営費の増加などもあり、昨年同期に比べ減益となりました。 その結果、売上高は72,107千円(前連結会計年度比18.3%増)、営業利益は1,592千円(前連結会計年度比81.9%減)となりました。 (注)各セグメントの売上高は、セグメント間の内部取引を除いた金額を記載しております。 ②財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、6,338,407千円(前連結会計年度末は6,768,434千円)となり、430,027千円減少いたしました。「現金及び預金」が増加したものの「受取手形及び売掛金」が減少したことが大きな要因であります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、531,622千円(前連結会計年度末は694,931千円)となり、163,308千円減少いたしました。「無形固定資産」及び「繰延税金資産」が減少したことが大きな要因であります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、3,218,545千円(前連結会計年度末は4,097,517千円)となり、878,972千円減少いたしました。「買掛金」及び「短期借入金」が減少したことが大きな要因であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、579,919千円(前連結会計年度末は445,381千円)となり、134,538千円増加いたしました。「長期借入金」が増加したことが大きな要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ151,098千円増加し、3,071,565千円となりました。自己資本比率は38.5%から44.3%に増加しました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて747,688千円増加し、3,106,510千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は822,929千円(前連結会計年度比624,640千円の資金増)となりました。これは主に、「売上債権の増減額」が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により得られた資金は6,226千円(前連結会計年度比36,974千円の資金増)となりました。これは主に、「事業譲受による支出」が消滅したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は81,467千円(前連結会計年度比251,787千円の資金増)となりました。これは主に、「長期借入れによる収入」が増加したことによるものです。 ④生産、受注及び販売の実績 当社グループは、法人向けの販売を中心に事業を営んでおり、生産実績及び受注実績は記載しておりません。 a.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ITサービス事業(千円)   9,531,863   112.7 アスクルエージェント事業(千円)   -   - その他(千円)   52,017   155.9 合計(千円)   9,583,880   112.9 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ITサービス事業(千円)   12,505,302   114.0 アスクルエージェント事業(千円)   1,198,358   86.8 その他(千円)   72,107   118.3 合計(千円)   13,775,768   111.0 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ 財政状態 当連結会計年度末の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ロ 経営成績 (売上高) 当連結会計年度の業績は、売上高は13,775,768千円(前連結会計年度比11.0%増)となりました。IT事業においては、堅調な企業収益を背景に、法人市場では幅広い業種でIT分野での投資意欲は高い状態が継続いたしました。また、Windows10のサポート終了に伴うWindows11搭載機への入れ替え需要が継続し、法人向けパソコンの出荷台数、出荷金額ともに前年を大きく上回り、好調に推移いたしました。そのような環境のもと、当社グループでは、企業のIT部門が直面する課題を解決するため、お客様に代わりPCやサーバーの調達、設置、設定、セキュリティ対策、運用管理をサポートする情報システムサービスを「ビジネスコアネクスト」としてブランド化し、業界を問わず中小企業から大企業まで幅広い支援に取り組んでまいりました。その結果、売上高は12,505,302千円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。アスクルエージェント事業においては、第3四半期累計期間(2025年1月1日~9月30日)までの売上高、営業利益は、前年同期に対し、堅調に推移いたしました。しかしながら、2025年10月19日にアスクル株式会社を標的としたランサムウェア攻撃によるシステム障害が発生したことを受け、アスクル株式会社のWEBサイト「ASKUL」および「ソロエルアリーナ」等の注文の受付が一時的に停止したことにより、当社の事業活動に影響が生じ、売上高、営業利益は、減収減益となりました。その結果、売上高は1,198,358千円(前連結会計年度比13.2%減)、営業利益は119,235千円(前連結会計年度比37.4%減)となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、3,392,363千円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。売上原価は、10,383,404千円(前連結会計年度比15.0%増)となりました。また、売上高に対する売上原価の比率は前連結会計年度に比べ2.6ポイント増加し、売上総利益率は減少いたしました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、3,072,301千円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。また、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、前連結会計年度に比べ2.8ポイント減少し、22.3%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、320,062千円(前連結会計年度比22.1%増)となりました。 (営業外損益及び経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は協賛金収入や保険料収入等で15,361千円(前連結会計年度比12.9%減)、営業外費用は支払利息等で8,796千円(前連結会計年度比78.1%減)となりました。また、経常利益は326,627千円(前連結会計年度比36.3%増)となりました。 (税金等調整前当期純利益) 税金等調整前当期純利益は、343,441千円(前連結会計年度比43.0%増)となりました。 (法人税等) 税金等調整前当期純利益に対する法人税等は、法人税等調整額42,889千円が発生したことにより、102,814千円(前連結会計年度比373.9%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は240,626千円(前連結会計年度比10.2%増)となりました。 ハ キャッシュ・フロー 当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの所要資金は、大きく分けて設備投資資金及び運転資金の2つとなっております。基本的には、営業活動によるキャッシュ・フローの増加を中心としながらも、事業拡大に伴う多額のシステム設備投資等の資金需要が生じた場合については長期借入などによって調達を行っております。今後事業の拡大をしていくにあたり、その所要資金については、これまで同様に、営業キャッシュ・フローの枠を基本としつつ、財務安全性や調達コストを勘案の上、資金調達を行ってまいります。 また、運転資金については、営業活動により得られるキャッシュ・フローのほか、金融機関からの借入による資金調達を基本としております。なお、当社グループは、運転資金の効率的かつ安定的な調達を行うため、複数の取引銀行と当座貸越契約を締結し、急な資金需要の不測の事態にも備えております。また、長期借入については、将来の金利上昇リスクをヘッジするため、主に固定金利での調達を行っております。 ⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について 2025年度の達成・進捗状況は以下のとおりです。 売上高は計画比2,224百万円減(13.9%減)となりました。主力のITサービス事業においては、堅調な企業収益を背景に、法人市場では幅広い業種でIT分野での投資意欲は高い状態が継続いたしました。また、Windows10のサポート終了に伴うWindows11搭載機への入れ替え需要が継続し、法人向けパソコンの出荷台数、出荷金額ともに前年を上回り、堅調に推移したものの当初予想を下回りました。また、アスクルエージェント事業において、2025年10月19日に発生したアスクル株式会社を標的としたランサムウェア攻撃により、アスクル株式会社物流システム等が被害を受けシステム障害が発生いたしました。このためアスクル株式会社のWEBサイトがお客様からの注文の受付を一時的に停止したことで、当社の事業活動が影響を受け、販売が伸び悩み、売上高の減少が生じました。 利益面につきましては、ITサービス事業においては増収に伴う売上総利益の増加により、堅調に推移したものの、アスクルエージェント事業においてシステム障害により販売が伸びず利益が大きく減少したことも要因のひとつとなり、営業利益は計画比79百万円減(20.0%減)、経常利益は計画比73百万円減(18.3%減)となりました。なお、子会社各社の業績については、概ね順調に推移いたしました。 指標   2025年度(当初計画)   2025年度(実績)   2025年度(計画比) 売上高   16,000百万円   13,775百万円   △2,224百万円(86.1%) 営業利益   400百万円   320百万円   △79百万円(80.0%) 経常利益   400百万円   326百万円   △73百万円(81.7%) 指標   2025年度(修正後計画)   2025年度(実績)   2025年度(計画比) 売上高   13,775百万円   13,775百万円   0百万円(100.0%) 営業利益   319百万円   320百万円   1百万円(100.3%) 経常利益   326百万円   326百万円   0百万円(100.2%)

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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