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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

共同紙販ホールディングス

KYODO PAPER HOLDINGS9849 · Standard · 卸売業

洋紙卸売を中核に、特殊紙の仕入れから物流までをグループで担う紙流通の専門商社。

概要

共同紙販ホールディングスは、洋紙の卸売を主事業とする企業グループである。1947年に林紙業社として創業し、2008年に持株会社体制に移行した。連結売上高は約164億円、従業員137人。グループは当社と関東流通㈱、ファイビストオフィス㈱の3社で構成され、洋紙卸売のほか不動産賃貸、物流事業を展開する。本社は東京都台東区。

洋紙卸売を中心とした3事業セグメント

当社グループは洋紙卸売事業、不動産賃貸事業、物流事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高は164億46百万円で、うち洋紙卸売事業が163億52百万円(構成比99.4%)を占める。同事業のセグメント利益は2億53百万円。不動産賃貸事業の売上高は92百万円、セグメント利益34百万円。物流事業は売上高3億8百万円、セグメント利益29百万円。洋紙卸売が収益の大半を支える構造である。

3社体制のグループ経営

グループは持株会社である当社のほか、物流を担う関東流通㈱、特殊紙等の仕入れを担当するファイビストオフィス㈱の計3社で構成される。関東流通㈱は2003年に会社分割で設立され、埼玉県戸田市に配送センターを置き、グループ内外の商品の保管・加工・配送を行っている。ファイビストオフィス㈱は特殊紙の仕入先として機能し、洋紙卸売事業の調達を支える。

縮小する紙需要への対応

国内紙流通業界は、デジタル化の進展やコスト削減圧力により紙需要が減少傾向にある。当社グループの売上高は2013年3月期の175億円から2026年3月期には164億円へと減少した。営業損益は2026年3月期に30百万円の損失を計上するなど厳しい環境が続く。経営方針では、取扱商品の多角化と安定供給・適正価格販売、販管費削減を掲げ、2028年3月期までに当期純利益2億円以上、ROE5%などの経営指標達成を目指す。

業界の中での役割は紙の卸売業者として、メーカーから仕入れた洋紙・板紙を顧客(印刷会社等)へ販売する。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
164億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
洋紙卸売事業164億円99.4%3億円1.8%
物流事業1億円0.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01洋紙卸売事業主力

当社が洋紙及び板紙を顧客へ販売。子会社ファイビストオフィス㈱を通じて特殊紙等を仕入れ、商品ラインアップを強化している。

主な製品・サービス2
洋紙・板紙
印刷用紙や包装用紙など、産業用紙の販売。顧客の多様なニーズに対応する。
特殊紙
ファイビストオフィス㈱を通じて仕入れる特殊紙。機能性紙など、特定用途向けの紙を提供。

02物流事業準主力

連結子会社の関東流通㈱が、当社を含む顧客の商品の保管・加工・配送を担う。紙の流通を支える物流機能。

03不動産賃貸事業副次

当社が保有する不動産を賃貸し、安定した収益を確保する。

製品と技術

洋紙卸売事業

主力事業は洋紙および板紙の卸売である。取扱品目は新聞用紙、書籍用紙、情報雑誌用紙、帳票類、折込広告用紙など多岐にわたる。子会社ファイビストオフィス㈱を通じて特殊紙の仕入れも行い、印刷会社や出版社などの顧客に供給する。2026年3月期の同事業売上高は163億52百万円。需要減少に対応し、取扱商品の多角化を進めている。

物流事業

物流事業は連結子会社の関東流通㈱が担う。埼玉県戸田市の配送センターを拠点に、当社を含む顧客の商品の保管、加工、配送を一貫して提供する。2003年に物流部門を分社化して設立され、グループ内外の物流需要に対応。2026年3月期の売上高は3億8百万円。配送効率の向上とコスト削減が課題である。

不動産賃貸事業

当社が保有する不動産を賃貸する事業である。売上規模は小さく、2026年3月期の売上高は92百万円、セグメント利益34百万円。グループの収益の一部を補完する位置づけだが、紙需要の減少に伴い、遊休不動産の有効活用としての役割も持つ。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

紙卸専業で規模小さく、収益性低い

卸売業(紙類専門商社)で、2024年3月期売上高167億円。同業のリョーサン菱洋や高千穂交易が電気・電子部品など多角化する中、当社は紙・板紙専門の卸売に特化。近年は需要減少と競争激化で2025年3月期・2026年3月期とも営業利益率0%と赤字転落の見通し(直近実績は非開示のため不明だが、データ上は0%)。片倉工業やユニチカのような繊維卸と異なり、紙に特化しているが、デジタル化で需要構造が縮小している。業界再編の動きはあるものの、規模が小さく生き残りが課題。

強み

  • 紙・板紙の卸売に特化し、取引先との長期的関係で安定した需要を確保
  • 小口配送やきめ細かいサービスで、地域の中小需要を捕捉
  • 在庫リスクを極小化したビジネスモデルで、急な需要変動に対応可能
  • 国内製紙メーカーと長期取引、安定した仕入れチャネルを持つ

課題

  • 2025年3月期以降営業利益率0%と収益悪化、需要減少が直撃
  • 電子化による紙需要の減少が長期トレンド、中長期的な事業維持が困難
  • 同業のリョーサン菱洋などが電子部品などに進出する中、紙専業から脱却できていない

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が共同紙販ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17425初穂商事39億円8.8倍
2280ATMH39億円282.1倍
33054ハイパー37億円17.4倍
47114フーディソン36億円24.0倍
59849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍
62693YKT33億円10.1倍
77567栄電子31億円27.0倍
87464セフテック30億円18.8倍
97687ミクリード30億円10.7倍
103306日本製麻30億円5.6倍
118123川辺27億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

林紙業社として創業した1947年

1947年3月、東京都豊島区西巣鴨にて林紙業社を創業し、各種和洋紙の販売を開始した。1952年3月に株式会社へ改組(資本金15万円)、商号を㈱河内屋に変更。1955年1月には㈱河内屋洋紙店と改称し、洋紙専門商社としての基盤を固めた。

首都圏への支店展開と商号変更(1960年代〜1970年代)

1964年4月、東京都北区滝野川に河内屋ビルを新築し本店営業部を設置。1965年11月に埼玉県戸田市に配送センターを開設し、1968年4月には戸田支店とした。1970年10月に市川支店(千葉県)、1971年11月に深谷支店(埼玉県)を開設。1974年4月、商号を河内屋紙㈱に変更し、同時に河内屋紙資源㈱を設立した。

店頭公開と転換社債発行(1989年〜1994年)

1989年11月、当社株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録し、資本市場へのアクセスを開始した。1994年3月には第1回物上担保附転換社債30億円を一般募集により発行し、資金調達を行った。1997年3月には戸田配送センターが完成し、物流基盤を強化した。

持株会社体制への移行と合併(2003年〜2008年)

2003年10月、会社分割により物流部門を関東流通㈱として分離。2004年12月、日本証券業協会の店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2008年4月、商号を㈱共同紙販ホールディングスに変更し、持株会社体制に移行。同時に洋紙販売部門を河内屋紙㈱として分割し、㈱はが紙販ホールディングスと合併した。

子会社の吸収合併と市場移行(2010年〜2016年)

2010年4月、河内屋紙㈱とはが紙販㈱を吸収合併。同年10月、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2016年6月、わかば紙商事㈱の全株式を取得し子会社化した後、即日吸収合併。同時に資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。同年、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行した。

支店閉鎖と事業の集約

2000年代に入り、紙需要の減少に対応して不採算支店の閉鎖を進めた。2003年5月に高崎支店、同年8月に京葉支店、2005年9月に城東支店を閉鎖。営業拠点を本社周辺に集約し、効率化を図った。2026年3月期現在、グループの営業拠点は東京都台東区の本社のみとなっている。

年表39件を開く

1940年代

  • 1947年3月創業東京都豊島区西巣鴨二丁目22番9号にて林紙業社を創業、各種和洋紙の販売を開始。

1950年代

  • 1952年3月商号変更株式会社に改組(資本金15万円)、商号を㈱河内屋に変更。
  • 1955年1月商号変更商号を㈱河内屋洋紙店に変更。

1960年代

  • 1964年4月東京都北区滝野川七丁目48番18号に河内屋ビルを新築し、本店営業部を設置。
  • 1965年11月配送センターを埼玉県戸田市笹目南町14番地8号に開設。
  • 1968年4月配送センター内に戸田支店を開設。

1970年代

  • 1970年10月市川支店を千葉県市川市八幡五丁目21番11号に開設。
  • 1971年11月深谷支店を埼玉県深谷市上柴町東五丁目22番2号に開設。
  • 1974年4月商号変更商号を河内屋紙㈱に変更。
  • 1974年5月河内屋紙資源㈱を東京都北区滝野川七丁目48番18号に設立。

1980年代

  • 1981年7月市川支店を千葉県市川市田尻三丁目1番6号に移転し京葉支店と改称。
  • 1982年12月城東支店を東京都墨田区押上一丁目41番8号に開設。
  • 1985年11月本店を東京都新宿区市谷田町二丁目3番地に移転。
  • 1986年9月河内屋紙資源㈱より営業譲受。
  • 1987年9月高崎営業所を群馬県高崎市新保町1548番地に開設。
  • 1988年6月高崎営業所を群馬県高崎市大橋町40番地3に移転。
  • 1989年11月当社株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録。

1990年代

  • 1992年2月配送センターを千葉県市川市田尻三丁目1番6号に開設。
  • 1992年6月高崎営業所を高崎支店に改称。
  • 1994年3月第1回物上担保附転換社債30億円を一般募集により発行。
  • 1997年3月戸田配送センター完成。
  • 1998年7月本店を東京都北区滝野川七丁目48番18号に移転。

2000年代

  • 2003年5月高崎支店を閉鎖。
  • 2003年8月京葉支店を閉鎖。
  • 2003年10月会社分割により物流部門を関東流通㈱(現連結子会社)として埼玉県戸田市笹目南町14番8号に設立。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し㈱ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年9月城東支店を閉鎖。
  • 2007年6月本店を東京都文京区本駒込二丁目29番24号に移転。
  • 2008年4月商号変更会社名を㈱共同紙販ホールディングスに変更。
  • 2008年4月会社分割により洋紙販売部門を河内屋紙㈱(連結子会社)として東京都文京区本駒込二丁目29番24号に設立。
  • 2008年4月M&A㈱はが紙販ホールディングスと合併。
  • 2008年6月本店を東京都中央区晴海三丁目12番1号に移転。
  • 2008年6月河内屋紙㈱及びはが紙販㈱(連結子会社)を東京都中央区晴海三丁目12番1号に移転。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年4月M&A河内屋紙㈱及びはが紙販㈱(連結子会社)を吸収合併。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2011年6月本店を東京都台東区北上野一丁目9番12号に移転。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2016年6月M&A監査等委員会設置会社へ移行。わかば紙商事㈱の全株式を取得(子会社化)。資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。完全子会社であるわかば紙商事㈱を吸収合併。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で137人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は497万円で、9期前と比べて+7.7%平均年齢は51.7歳、平均勤続年数は24.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月152
2018年3月153
2019年3月46247.721.3150
2020年3月47548.021.7148
2021年3月46248.222.1145
2022年3月43948.722.7160
2023年3月45449.622.2158
2024年3月49450.122.1157
2025年3月51650.423.11410
2026年3月49751.724.11370

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
子会社への賃貸 関東流通㈱ — 埼玉県戸田市801百万円
不動産賃貸事業
北関東支店 — 埼玉県深谷市256百万円
洋紙卸売 事業
鹿児島支店 — 鹿児島県鹿児島市98百万円
洋紙卸売 事業
本社及び物流センター — 埼玉県 戸田市26百万円
物流事業
主な関係会社
  • 国内
    関東流通㈱(注)2
    埼玉県戸田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファイビストオフィス㈱(注)3、4
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権20.0%
  • 国内
    ㈱未来戦略研究所
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権33.3%
  • 国内
    日本製紙㈱(注)5、6
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権30.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は164億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-3.0%。

売上高
-3.0%
164億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高165億円164億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は41億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q481
2024年1Q4300.00
2024年2Q4012.51
2024年3Q4200.00
2024年4Q420
2025年2Q8100.00
2025年4Q8800.00
2026年2Q8100.00
2026年4Q8300.00
2027年1Q4100.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は175億円から164億円へ94%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月17522
2014年3月17721
2015年3月16801
監査等委員会設置会社へ移行。わかば紙商事㈱の全株式を取得(子会社化)。資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。完全子会社であるわかば紙商事㈱を吸収合併。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
2016年3月16100
2017年3月15911
2018年3月15411
2019年3月15512
2020年3月15721
2021年3月13200
2022年3月14102
2023年3月17021
2024年3月16711
2025年3月169000.00
2026年3月164000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高164億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%145億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.1pt
1.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は14億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月5−1−445
2014年3月02−423
2015年3月10−113
2016年3月−12−212
2017年3月10014
2018年3月3−1026
2019年3月10017
2020年3月1−1007
2021年3月170815
2022年3月−3−3−2−68
2023年3月20029
2024年3月3−10211
2025年3月−300−38
2026年3月160714

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は95億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は41.7%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月98306831.1
2014年3月95316432.9
2015年3月93316233.9
2016年3月88315735.6
2017年3月89325736.2
2018年3月91335836.6
2019年3月94346036.6
2020年3月88355339.6
2021年3月85355041.4
2022年3月97376038.1
2023年3月102386437.6
2024年3月100406039.9
2025年3月95395640.9
2026年3月95405641.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中194位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中272位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,505で、1年前と比べて-3.5%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥4,505-0.4%1ヶ月+0.1%1年-3.5%時価総額33億円
過去52週の値幅
安値¥4,420高値¥4,720

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)80.3倍
PER (会社予想)46.8倍
PBR0.78倍
配当利回り1.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月31日以降、株価は4475円から4515円の狭いレンジで推移しています。8月7日には4510円で、25日移動平均線(4491円)をわずかに上回りました。75日線(4477円)と200日線(4504円)もほぼ同水準で、方向感に乏しい展開です。52週高値4750円に対しては約5%低い水準で、高値圏でもみ合っています。出来高は非常に低水準で、売買が少ない状況です。RSIは53.6で中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは80.65倍と同業界平均の17.91倍を大幅に上回り、予想PERも46.9倍と依然高水準。PBRは0.78倍と低いが、ROEが1%と資本効率が低く、成長性も乏しい。配当利回りは1.11%と平均2.98%を下回り、配当性向は209.5%と赤字に近い状況。将来予想では減収減益が続き、割高感が強い。一方でPBRの低さから資産価値は評価されているが、収益力の低さが割高感を強めている。

指標この会社業種平均
PER (実績)80.3倍17.9倍
PER (予想)46.8倍
PBR0.78倍1.24倍
ROE1.0%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、紙需要の減少という構造的な逆風の中で、いかにして収益を維持・拡大するか。強気派は、既存の取引基盤による安定需要と、新規事業の育成による将来性を評価する。弱気派は、売上高が横ばいから減少傾向にあり、営業利益率がほぼゼロという収益構造の弱さを指摘し、減益・赤字リスクを懸念する。また、ROEが1%と極めて低く、資本の有効活用の点で課題が大きい。

プラスに働く材料7
  • 安定した需要

    新聞発行部数は減っているが、既存顧客との長期契約で一定の売上を確保。

  • 多角化の可能性

    非紙分野への進出を模索しており、新たな収益源に期待。

  • 低PBR

    PBRが0.8倍未満で、資産価値に比して株価が低い。

  • 市場予想の増益でPERが46.9倍に低下決算発表後影響

    現在PER80.65倍。純利益が0.4億円から0.7億円へ増加すれば評価改善

  • PBR0.78倍の資本効率改善策次回株主総会影響

    ROE1%と低いが、資本コスト経営の開示でPBR1倍回復を期待

  • 営業黒字化へのコスト削減2026年上期影響

    売上高169億円に対して営業利益ゼロ。経費削減で黒字転換の可能性

  • 配当利回り1.11%の下値支援継続影響

    PBR0.78倍、配当利回り1.11%と割安感から下値買い

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率が0%前後で、本業で稼げていない。

  • 業績悪化

    直近の売上高は減少に転じ、利益も横ばい。

  • 構造的縮小市場

    紙媒体の需要減は長期トレンドで、逆風が続く。

  • 売上高の減少基調が継続通年影響

    売上高は2024年3月期167億円から2026年3月期164億円へ減少

  • 純利益ゼロのため無配転落リスク2026年3月期決算影響

    2025年3月期純利益0億円。配当維持が困難になる可能性

  • PER80倍超の高評価修正不定影響

    現在PER80.65倍、予想PER46.9倍。計画未達なら下方修正

  • 流動性の低さによる株価急落継続影響

    外国人保有0.06%と薄い需給で、売りが集中すると値下がり

次の決算で確かめる点
取扱数量
紙の販売量が収益の基盤であるため。
営業利益率
低収益体質からの脱却が課題のため。
非紙事業の売上高
多角化の進捗を測る指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.11%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
1.11%
いまの株価に対して
配当性向
209.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5054.0
2018年3月500.036.5
2019年3月500.026.2
2020年3月500.038.5
2021年3月500.0173.4
2022年3月500.0
2023年3月500.09.6
2024年3月500.077.2
2025年3月500.01253.1
2026年3月500.0209.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,242人。区分でいちばん多いのは事業法人49.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.9%を占め、残る47.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人50.650.249.349.349.349.1
個人・その他40.941.342.242.243.947.0
自己株式8.98.98.98.18.18.1
金融機関8.48.48.48.46.73.9
外国法人0.00.10.00.00.1
証券会社0.00.00.00.00.10.0
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本製紙株式会社17.14
02日本紙通商株式会社10.61
03日本紙パルプ商事株式会社9.66
04KPPグループホールディングス株式会社5.99
05巣鴨信用金庫2.45
06郡司 光太1.36
07新生紙パルプ商事株式会社1.36
08郡司 勝美1.36
09株式会社三井住友銀行1.22
10堀川産業株式会社0.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+113%、1株純資産は14期で+1184%。直近期のROEは1.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月264585.98.118.2
2014年3月134712.723.428.4
2015年3月94731.844.462.3
2016年3月74731.458.4105.0
2017年3月134872.730.354.0
2018年3月1815,0073.724.936.5
2019年3月2425,1984.718.126.2
2020年3月1555,2073.028.638.5
2021年3月595,2221.180.3173.4
2022年3月2565,5124.818.3
2023年3月1515,7252.729.39.6
2024年3月875,8901.555.677.2
2025年3月415,7670.7114.81253.1
2026年3月565,8781.079.6209.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
郡司勝美代表取締役 会長7210,332
市川裕三代表取締役 社長執行役員 全店営業統括621,763
坂本浩紀取締役 専務執行役員 管理本部長714,438
金谷吉之助取締役 全店営業統括補佐722,696
川島英明取締役(監査等委員)73
大春敦取締役(監査等委員)68
斉藤賢司取締役(監査等委員)58
女屋健取締役(監査等委員)59
奈良昌取締役 常務執行役員 業務本部長兼仕入部長62261
江戸博昭取締役 執行役員 本店営業統括兼 本店洋紙本部長兼 産業用紙本部長55237
黒木秀哉執行役員福岡支店長
上原康治執行役員鹿児島支店長
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢
伊藤雅則執行役員仙台支店長
田中充執行役員本店情報用紙本部長
福永勝宏執行役員大阪支店長
貴志光博執行役員大阪支店長代理兼仕入業務部長
中島淳執行役員名古屋支店長
平井伸二執行役員北関東支店長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)569107916
その他役員4882

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容321字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(㈱共同紙販ホールディングス)、子会社(関東流通㈱、ファイビストオフィス㈱)の計3社で構成されており洋紙の販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 (1)洋紙卸売事業・・・当社が洋紙及び板紙を顧客へ販売しております。 また、当社はファイビストオフィス㈱を通じて特殊紙等を仕入れております。 (2)不動産賃貸事業・・当社が不動産賃貸業を行っております。 (3)物流事業・・・・・関東流通㈱が当社を含む顧客商品の保管・加工・配送を行っております。 上記の当社グループの状況について事業系統図を示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題860字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する 事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、国民の豊かな社会生活に極めて重要な教育と文化に「紙」媒体を通じて貢献することを、経営の基本理念としております。 日本全国に網羅した拠点からタイムリーに「原紙」を配送し販売することによって、新聞・書籍・教育図書・情報雑誌・帳票類・折込広告等の製作に関わってまいりました。日常生活に欠くことのできない生活必需品の「紙」を常に安定供給していくとともに、環境の変化に迅速に対応できる体制を図り、あらゆる可能性を追求しつつ永続的発展を目指しております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、目標経営指標として、当期純利益、ROE、ROA、ROICの4指標を掲げ、収益力の拡大 と資本効率を向上させることにより企業価値の最大化を目指しております。これは、株式市場からの評価をこれ まで以上に意識し、資本コストを上回る資本収益性の達成に焦点を当てたものであります。2028年3月期までに、 当期純利益2億円以上、ROE5%、ROA3%、ROIC5%、それぞれ安定的に達成することを目指し、継続 して分析・評価をしながら期間内での達成を目指してまいります。 (3)経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題 国内紙流通業界を取り巻く環境は、中東情勢の影響により原材料価格の更なる高騰が懸念され、先行き不透明な状況が続くと予想されます。また、紙需要全体は、更なるデジタル化推進の流れが加速していく一方で、環境負荷の少ない循環型の紙素材は引き続き多様な用途で使用され、デジタル媒体との共存が図られていきます。当社グループは、こうした流れを逃すことなく取扱商品の多角化に取り組み、引き続き安定供給と適正価格販売に努め 企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク1,691字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営 成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の とおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり ます。 (1) 紙業界の動向について 我が国紙業界の商品流通は、製紙メーカー、代理店、卸、コンバータ(印刷業)及びユーザー(出版業など)が主たる流れになっております。 当社グループは、卸に属し、直接コンバータ及びユーザーと取引を行っておりますので市況の動向次第では仕入価格の上昇分を同時に販売価格に転嫁できない状況が発生いたします。また、我が国の紙・板紙製品の原材料は多くを輸入に頼っており、加えて原油価格、為替変動によっても商品価格に影響を受けざるを得ません。以上の観点から、国内外の経済状況により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策としては、日ごろから顧客との関係強化に努め、きめ細かい営業活動において市況動向を丁寧に説明しつつ、安定供給と適正価格販売に取り組んでおります。また、主力の印刷・情報用紙に加え、板紙や産業用紙、家庭紙等の販売を強化し、取扱商品の多角化を推進いたします。 (2) 有利子負債について 当社グループは、当連結会計年度末現在、有利子負債はありませんが、将来、金融機関等からの借入による資金調達をした場合、市場金利の動向如何では、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策としては、有利子負債ゼロを基本方針としておりますが、平時においても取引金融機関との情報交換を密にし、資金調達が必要になった場合に最適な調達ができるよう備えております。 (3) 取引先の信用リスクについて 当社グループは、取引先に対して取扱商品等の掛売りを行っております。このため、取引先の信用状況が急速に悪化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策としては、各取引先の信用限度額設定を厳格に管理するとともに、複数のファクタリング会社との契約を通じて、信用情報の収集や債権保全策を講じております。 (4) 所有する投資有価証券の時価変動リスクについて 当社グループが保有する有価証券は仕入先企業、販売先企業、取引金融機関など、業務上密接な関係にある企業の株式でありますが、株式市況の動向等によりましては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策としては、時価の変動状況を日々把握管理し定期的に経営会議で報告を行っており、取引先企業との 定量・定性面での関係性を勘案のうえ、保有の継続性につき検証しております。なお、当連結会計年度末における 投資有価証券の総資産に対する比率は6.7%であります。 (5) 不動産市況等の影響について 当社グループは、経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の強化を図るため、当連結会計年度におい て当社グループが所有する賃貸用不動産を譲渡いたしました。 この結果、当連結会計年度末現在、当社グループの連結業績に影響を及ぼす賃貸用不動産はありません。今後 も、保有資産の効率性を継続的に検証し、財務体質の維持・向上に努めてまいります。 (6) 自然災害及び感染症等のリスクについて 当社グループは、本社及び子会社を含め全国8か所に拠点を置き、地域に密着した販売を行っておりますが、大規模な地震や自然災害及び新型の感染症等が発生した場合、周辺地域での販売活動の制限や物流寸断による販売機会の喪失、設備や商品への被害損失、販売減少や取引先信用リスクの増大等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策としては、大規模災害や感染症拡大等が発生した際、先ずは従業員とその家族の安全を優先し、企業活動の早期復旧と継続を図るための「災害対策マニュアル」を作成して全従業員に配布しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,762字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンドの影響により、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の継続による個人消費の低迷や原材料価格の高止まり、政策金利の引き上げなどが経済・社会に深刻な影響を及ぼしております。 国内紙流通業界におきましては、イベント・インバウンド関連使用の用紙需要は継続しているものの、企業や官公庁のコスト削減や加速するデジタル化推進の影響等により、紙需要全体が減少し大変厳しい環境が続いております。 このような状況下で当社グループは、安定供給と適正価格を維持した販売に努めるとともに、引き続き販管費の削減にも取り組んでまいりました。しかしながら、紙需要の減少と仕入コストの高騰により営業損失の計上に至りました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ8百万円増加し、9,530百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ66百万円減少し、5,556百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ74百万円増加し、3,974百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高16,446百万円(前期比2.6%減)、営業損失30百万円(前期は10百万 円の損失)、経常損失2百万円(前期は27百万円の利益)となりました。また、財務体質強化を図るため政策 保有株式の見直しを行ったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は37百万円(前期比34.9%増)となり ました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、各事業別の売上高はセグメント間の取引も含んでおり、セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と 調整を行っております。 (洋紙卸売事業) 売上高は16,352百万円(前期比2.6%減)、セグメント利益は253百万円(前期比9.5%減)となりました。 (不動産賃貸事業) 売上高は92百万円(前期比14.7%減)、セグメント利益は34百万円(前期比23.7%減)となりました。 (物流事業) 売上高は308百万円(前期比4.1%増)、セグメント利益は29百万円(前期比13.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前年同期に比べ605百万円増加し、1,412百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は61百万円(前期は257百万円の使用)となりました。これは主に、売上債権の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は585百万円(前期は43百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入及び投資有価証券の売却による収入等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は41百万円(前年同期は41百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払いによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日    至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 洋紙卸売事業(千円)   16,352,264   97.4 不動産賃貸事業(千円)   14,551   47.8 物流事業(千円)   79,859   127.7 合計(千円)   16,446,674   97.4 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、有価証券、商品、固定資産に関しては、会計方針により継続的な評価を行っており、見積りについては見積りを必要とする事象及び見積りに与える要因を把握した上で適切な仮定を設定して評価を行っております。 なお、連結財務諸表に重要な影響を与えると考えられる項目は、次のとおりであります。 a.仕入値引の未収入金 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 b.繰延税金資産の回収可能性 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 c.投資の減損 当社グループは、長期的な取引関係維持のために、特定の取引先及び金融機関の株式を所有しております。これらの株式には公開会社の株式と非公開会社の株式が含まれております。当社グループは、金融商品に関して投資価値の下落が一時的でないと判断した場合、又は著しい下落が発生した場合に減損処理をしており、将来の投資先の業績不振又は株式市況の悪化等により、評価損の計上が必要となる可能性があります。 d.貸倒引当金 当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。取引先の財政状況が悪化し支払能力が低下した場合、追加の引当が必要となる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前期比8百万円増加の9,530百万円となりました。これは主に、現金及び預金が605百万円、商品が344百万円、未収入金が138百万円増加し、売上債権が619百万円、有形固定資産が480百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前期比66百万円減少の5,556百万円となりました。これは主に、仕入債務が179百万円減少したこと等によるものであります。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前期比74百万円増加の3,974百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が71百万円増加したこと等によるものであります。 2)経営成績 (売上高、売上総利益) 当連結会計年度の売上高は、情報・広告分野を中心にデジタル媒体へのシフトが加速したため、前期比2.6% 減の16,446百万円となりました。また、継続する仕入価格上昇による利益率の低下が顕著となり、売上総利益 は、前期比3.7%減の1,931百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損失) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前期比2.7%減の1,961百万円となりました。その結果、売上総 利益の減少理由と併せ、当期は30百万円の営業損失(前期は10百万円の営業損失)となりました。 (営業外損益、経常損失) 当連結会計年度の営業外収益は、前期比17.1%減の40百万円、営業外費用は前期比11.7%増の12百万円と なりました。その結果、営業損失の計上理由と併せ、当期は2百万円の経常損失(前期は27百万円の経常利益) となりました。 (特別損益、法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別損益は、賃貸不動産の売却による固定資産売却益18百万円と、投資有価証券売却益80百 万円を特別利益に計上しました。また、法人税等合計で57百万円を計上しました。その結果、親会社株主に帰属 する当期純利益は、前期比34.9%増の37百万円となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備投資資金需要の二つがあります。 運転資金需要の主なものは、商品の仕入と販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備投資資金需要の主なものは、倉庫・事務所等の設備や機械といった固定資産の維持・更新費用と、事業活動に関わるソフトウエア等の無形固定資産投資によるものであります。 当社グループは、運転資金及び設備投資資金を内部資金より充当しており、現在、有利子負債はありません。必要な資金は、売掛金回収による手形債権・電子記録債権を譲渡し、流動化することにより調達しております。また、取引銀行4行と当座貸越契約を締結しており、内部資金で不足が生じた場合に備えております。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (洋紙卸売事業) 洋紙卸売事業において産業用紙は前年並みに推移いたしましたが、原材料価格の高止まりに加えてチラシ・帳票類のWEB化をはじめとするデジタル化推進の影響により紙需要が減少し、印刷用紙・情報用紙は、販売数量・売上高ともに前年度を下回りました。 その結果、洋紙卸売事業の売上高は16,352百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益は、253百万円(前年同期比9.5%減)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ265百万円減少し、5,745百万円となりました。 (不動産賃貸事業) 不動産賃貸事業におきましては、期中に賃貸マンションの売却を行ったことにより賃貸収入が減少し、売上高は92百万円(前年同期比14.7%減)、セグメント利益は34百万円(前年同期比23.7%減)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ463百万円減少し、800百万円となりました。 (物流事業) 物流事業の売上高は308百万円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益は前年下期に紙加工設備の大規模修繕およびシステムの更新を行った影響で販管費が増加し29百万円(前年同期比13.0%減)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ29百万円増加し、455百万円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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