概要
共同紙販ホールディングスは、洋紙の卸売を主事業とする企業グループである。1947年に林紙業社として創業し、2008年に持株会社体制に移行した。連結売上高は約164億円、従業員137人。グループは当社と関東流通㈱、ファイビストオフィス㈱の3社で構成され、洋紙卸売のほか不動産賃貸、物流事業を展開する。本社は東京都台東区。
洋紙卸売を中心とした3事業セグメント
当社グループは洋紙卸売事業、不動産賃貸事業、物流事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高は164億46百万円で、うち洋紙卸売事業が163億52百万円(構成比99.4%)を占める。同事業のセグメント利益は2億53百万円。不動産賃貸事業の売上高は92百万円、セグメント利益34百万円。物流事業は売上高3億8百万円、セグメント利益29百万円。洋紙卸売が収益の大半を支える構造である。
3社体制のグループ経営
グループは持株会社である当社のほか、物流を担う関東流通㈱、特殊紙等の仕入れを担当するファイビストオフィス㈱の計3社で構成される。関東流通㈱は2003年に会社分割で設立され、埼玉県戸田市に配送センターを置き、グループ内外の商品の保管・加工・配送を行っている。ファイビストオフィス㈱は特殊紙の仕入先として機能し、洋紙卸売事業の調達を支える。
縮小する紙需要への対応
国内紙流通業界は、デジタル化の進展やコスト削減圧力により紙需要が減少傾向にある。当社グループの売上高は2013年3月期の175億円から2026年3月期には164億円へと減少した。営業損益は2026年3月期に30百万円の損失を計上するなど厳しい環境が続く。経営方針では、取扱商品の多角化と安定供給・適正価格販売、販管費削減を掲げ、2028年3月期までに当期純利益2億円以上、ROE5%などの経営指標達成を目指す。
業界の中での役割は紙の卸売業者として、メーカーから仕入れた洋紙・板紙を顧客(印刷会社等)へ販売する。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 洋紙卸売事業 | 164億円 | 99.4% | 3億円 | 1.8% |
| 物流事業 | 1億円 | 0.6% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01洋紙卸売事業主力
当社が洋紙及び板紙を顧客へ販売。子会社ファイビストオフィス㈱を通じて特殊紙等を仕入れ、商品ラインアップを強化している。
- 洋紙・板紙
- 印刷用紙や包装用紙など、産業用紙の販売。顧客の多様なニーズに対応する。
- 特殊紙
- ファイビストオフィス㈱を通じて仕入れる特殊紙。機能性紙など、特定用途向けの紙を提供。
02物流事業準主力
連結子会社の関東流通㈱が、当社を含む顧客の商品の保管・加工・配送を担う。紙の流通を支える物流機能。
03不動産賃貸事業副次
当社が保有する不動産を賃貸し、安定した収益を確保する。
製品と技術
洋紙卸売事業
主力事業は洋紙および板紙の卸売である。取扱品目は新聞用紙、書籍用紙、情報雑誌用紙、帳票類、折込広告用紙など多岐にわたる。子会社ファイビストオフィス㈱を通じて特殊紙の仕入れも行い、印刷会社や出版社などの顧客に供給する。2026年3月期の同事業売上高は163億52百万円。需要減少に対応し、取扱商品の多角化を進めている。
物流事業
物流事業は連結子会社の関東流通㈱が担う。埼玉県戸田市の配送センターを拠点に、当社を含む顧客の商品の保管、加工、配送を一貫して提供する。2003年に物流部門を分社化して設立され、グループ内外の物流需要に対応。2026年3月期の売上高は3億8百万円。配送効率の向上とコスト削減が課題である。
不動産賃貸事業
当社が保有する不動産を賃貸する事業である。売上規模は小さく、2026年3月期の売上高は92百万円、セグメント利益34百万円。グループの収益の一部を補完する位置づけだが、紙需要の減少に伴い、遊休不動産の有効活用としての役割も持つ。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
紙卸専業で規模小さく、収益性低い
卸売業(紙類専門商社)で、2024年3月期売上高167億円。同業のリョーサン菱洋や高千穂交易が電気・電子部品など多角化する中、当社は紙・板紙専門の卸売に特化。近年は需要減少と競争激化で2025年3月期・2026年3月期とも営業利益率0%と赤字転落の見通し(直近実績は非開示のため不明だが、データ上は0%)。片倉工業やユニチカのような繊維卸と異なり、紙に特化しているが、デジタル化で需要構造が縮小している。業界再編の動きはあるものの、規模が小さく生き残りが課題。
強み
- 紙・板紙の卸売に特化し、取引先との長期的関係で安定した需要を確保
- 小口配送やきめ細かいサービスで、地域の中小需要を捕捉
- 在庫リスクを極小化したビジネスモデルで、急な需要変動に対応可能
- 国内製紙メーカーと長期取引、安定した仕入れチャネルを持つ
課題
- 2025年3月期以降営業利益率0%と収益悪化、需要減少が直撃
- 電子化による紙需要の減少が長期トレンド、中長期的な事業維持が困難
- 同業のリョーサン菱洋などが電子部品などに進出する中、紙専業から脱却できていない
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が共同紙販ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
会社の歴史
沿革 39件
林紙業社として創業した1947年
1947年3月、東京都豊島区西巣鴨にて林紙業社を創業し、各種和洋紙の販売を開始した。1952年3月に株式会社へ改組(資本金15万円)、商号を㈱河内屋に変更。1955年1月には㈱河内屋洋紙店と改称し、洋紙専門商社としての基盤を固めた。
首都圏への支店展開と商号変更(1960年代〜1970年代)
1964年4月、東京都北区滝野川に河内屋ビルを新築し本店営業部を設置。1965年11月に埼玉県戸田市に配送センターを開設し、1968年4月には戸田支店とした。1970年10月に市川支店(千葉県)、1971年11月に深谷支店(埼玉県)を開設。1974年4月、商号を河内屋紙㈱に変更し、同時に河内屋紙資源㈱を設立した。
店頭公開と転換社債発行(1989年〜1994年)
1989年11月、当社株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録し、資本市場へのアクセスを開始した。1994年3月には第1回物上担保附転換社債30億円を一般募集により発行し、資金調達を行った。1997年3月には戸田配送センターが完成し、物流基盤を強化した。
持株会社体制への移行と合併(2003年〜2008年)
2003年10月、会社分割により物流部門を関東流通㈱として分離。2004年12月、日本証券業協会の店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2008年4月、商号を㈱共同紙販ホールディングスに変更し、持株会社体制に移行。同時に洋紙販売部門を河内屋紙㈱として分割し、㈱はが紙販ホールディングスと合併した。
子会社の吸収合併と市場移行(2010年〜2016年)
2010年4月、河内屋紙㈱とはが紙販㈱を吸収合併。同年10月、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2016年6月、わかば紙商事㈱の全株式を取得し子会社化した後、即日吸収合併。同時に資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。同年、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行した。
支店閉鎖と事業の集約
2000年代に入り、紙需要の減少に対応して不採算支店の閉鎖を進めた。2003年5月に高崎支店、同年8月に京葉支店、2005年9月に城東支店を閉鎖。営業拠点を本社周辺に集約し、効率化を図った。2026年3月期現在、グループの営業拠点は東京都台東区の本社のみとなっている。
年表39件を開く
1940年代
- 1947年3月創業東京都豊島区西巣鴨二丁目22番9号にて林紙業社を創業、各種和洋紙の販売を開始。
1950年代
- 1952年3月商号変更株式会社に改組(資本金15万円)、商号を㈱河内屋に変更。
- 1955年1月商号変更商号を㈱河内屋洋紙店に変更。
1960年代
- 1964年4月東京都北区滝野川七丁目48番18号に河内屋ビルを新築し、本店営業部を設置。
- 1965年11月配送センターを埼玉県戸田市笹目南町14番地8号に開設。
- 1968年4月配送センター内に戸田支店を開設。
1970年代
- 1970年10月市川支店を千葉県市川市八幡五丁目21番11号に開設。
- 1971年11月深谷支店を埼玉県深谷市上柴町東五丁目22番2号に開設。
- 1974年4月商号変更商号を河内屋紙㈱に変更。
- 1974年5月河内屋紙資源㈱を東京都北区滝野川七丁目48番18号に設立。
1980年代
- 1981年7月市川支店を千葉県市川市田尻三丁目1番6号に移転し京葉支店と改称。
- 1982年12月城東支店を東京都墨田区押上一丁目41番8号に開設。
- 1985年11月本店を東京都新宿区市谷田町二丁目3番地に移転。
- 1986年9月河内屋紙資源㈱より営業譲受。
- 1987年9月高崎営業所を群馬県高崎市新保町1548番地に開設。
- 1988年6月高崎営業所を群馬県高崎市大橋町40番地3に移転。
- 1989年11月当社株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録。
1990年代
- 1992年2月配送センターを千葉県市川市田尻三丁目1番6号に開設。
- 1992年6月高崎営業所を高崎支店に改称。
- 1994年3月第1回物上担保附転換社債30億円を一般募集により発行。
- 1997年3月戸田配送センター完成。
- 1998年7月本店を東京都北区滝野川七丁目48番18号に移転。
2000年代
- 2003年5月高崎支店を閉鎖。
- 2003年8月京葉支店を閉鎖。
- 2003年10月会社分割により物流部門を関東流通㈱(現連結子会社)として埼玉県戸田市笹目南町14番8号に設立。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し㈱ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2005年9月城東支店を閉鎖。
- 2007年6月本店を東京都文京区本駒込二丁目29番24号に移転。
- 2008年4月商号変更会社名を㈱共同紙販ホールディングスに変更。
- 2008年4月会社分割により洋紙販売部門を河内屋紙㈱(連結子会社)として東京都文京区本駒込二丁目29番24号に設立。
- 2008年4月M&A㈱はが紙販ホールディングスと合併。
- 2008年6月本店を東京都中央区晴海三丁目12番1号に移転。
- 2008年6月河内屋紙㈱及びはが紙販㈱(連結子会社)を東京都中央区晴海三丁目12番1号に移転。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
- 2010年4月M&A河内屋紙㈱及びはが紙販㈱(連結子会社)を吸収合併。
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2011年6月本店を東京都台東区北上野一丁目9番12号に移転。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2016年6月M&A監査等委員会設置会社へ移行。わかば紙商事㈱の全株式を取得(子会社化)。資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。完全子会社であるわかば紙商事㈱を吸収合併。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で137人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は497万円で、9期前と比べて+7.7%。平均年齢は51.7歳、平均勤続年数は24.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 152 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 153 | — |
| 2019年3月 | 462 | 47.7 | 21.3 | 150 | — |
| 2020年3月 | 475 | 48.0 | 21.7 | 148 | — |
| 2021年3月 | 462 | 48.2 | 22.1 | 145 | — |
| 2022年3月 | 439 | 48.7 | 22.7 | 160 | — |
| 2023年3月 | 454 | 49.6 | 22.2 | 158 | — |
| 2024年3月 | 494 | 50.1 | 22.1 | 157 | — |
| 2025年3月 | 516 | 50.4 | 23.1 | 141 | 0 |
| 2026年3月 | 497 | 51.7 | 24.1 | 137 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内関東流通㈱(注)2埼玉県戸田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ファイビストオフィス㈱(注)3、4東京都台東区 · 連結子会社議決権20.0%
- 国内㈱未来戦略研究所東京都千代田区 · 持分法適用会社議決権33.3%
- 国内日本製紙㈱(注)5、6東京都千代田区 · その他の関係会社議決権30.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は164億円、営業利益は0億円。前期と比べると減収で、売上が-3.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 165億円 | 164億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は41億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 48 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 43 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 40 | 1 | 2.5 | 1 |
| 2024年3Q | 42 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 42 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 81 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 88 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 81 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 83 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 41 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は175億円から164億円へ94%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 | |||||
| 2013年3月 | 175 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年3月 | 177 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年3月 | 168 | — | 0 | — | 1 |
| 監査等委員会設置会社へ移行。わかば紙商事㈱の全株式を取得(子会社化)。資本金を1億円に減資(22億8,105万円をその他資本剰余金へ振替)。完全子会社であるわかば紙商事㈱を吸収合併。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。 | |||||
| 2016年3月 | 161 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年3月 | 159 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年3月 | 154 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 155 | — | 1 | — | 2 |
| 2020年3月 | 157 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 132 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年3月 | 141 | — | 0 | — | 2 |
| 2023年3月 | 170 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年3月 | 167 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年3月 | 169 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3月 | 164 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高164億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%145億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%20億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は14億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | −1 | −4 | 4 | 5 |
| 2014年3月 | 0 | 2 | −4 | 2 | 3 |
| 2015年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 3 |
| 2016年3月 | −1 | 2 | −2 | 1 | 2 |
| 2017年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
| 2018年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 6 |
| 2019年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 |
| 2020年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 7 |
| 2021年3月 | 1 | 7 | 0 | 8 | 15 |
| 2022年3月 | −3 | −3 | −2 | −6 | 8 |
| 2023年3月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 9 |
| 2024年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 11 |
| 2025年3月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 8 |
| 2026年3月 | 1 | 6 | 0 | 7 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は95億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は41.7%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 98 | 30 | 68 | 31.1 |
| 2014年3月 | 95 | 31 | 64 | 32.9 |
| 2015年3月 | 93 | 31 | 62 | 33.9 |
| 2016年3月 | 88 | 31 | 57 | 35.6 |
| 2017年3月 | 89 | 32 | 57 | 36.2 |
| 2018年3月 | 91 | 33 | 58 | 36.6 |
| 2019年3月 | 94 | 34 | 60 | 36.6 |
| 2020年3月 | 88 | 35 | 53 | 39.6 |
| 2021年3月 | 85 | 35 | 50 | 41.4 |
| 2022年3月 | 97 | 37 | 60 | 38.1 |
| 2023年3月 | 102 | 38 | 64 | 37.6 |
| 2024年3月 | 100 | 40 | 60 | 39.9 |
| 2025年3月 | 95 | 39 | 56 | 40.9 |
| 2026年3月 | 95 | 40 | 56 | 41.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中194位あたり、逆に低いのは営業利益率で284社中272位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,505で、1年前と比べて-3.5%。過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 80.3倍 |
| PER (会社予想) | 46.8倍 |
| PBR | 0.78倍 |
| 配当利回り | 1.11% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7月31日以降、株価は4475円から4515円の狭いレンジで推移しています。8月7日には4510円で、25日移動平均線(4491円)をわずかに上回りました。75日線(4477円)と200日線(4504円)もほぼ同水準で、方向感に乏しい展開です。52週高値4750円に対しては約5%低い水準で、高値圏でもみ合っています。出来高は非常に低水準で、売買が少ない状況です。RSIは53.6で中立圏です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERは80.65倍と同業界平均の17.91倍を大幅に上回り、予想PERも46.9倍と依然高水準。PBRは0.78倍と低いが、ROEが1%と資本効率が低く、成長性も乏しい。配当利回りは1.11%と平均2.98%を下回り、配当性向は209.5%と赤字に近い状況。将来予想では減収減益が続き、割高感が強い。一方でPBRの低さから資産価値は評価されているが、収益力の低さが割高感を強めている。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 80.3倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 46.8倍 | — |
| PBR | 0.78倍 | 1.24倍 |
| ROE | 1.0% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、紙需要の減少という構造的な逆風の中で、いかにして収益を維持・拡大するか。強気派は、既存の取引基盤による安定需要と、新規事業の育成による将来性を評価する。弱気派は、売上高が横ばいから減少傾向にあり、営業利益率がほぼゼロという収益構造の弱さを指摘し、減益・赤字リスクを懸念する。また、ROEが1%と極めて低く、資本の有効活用の点で課題が大きい。
- 安定した需要
新聞発行部数は減っているが、既存顧客との長期契約で一定の売上を確保。
- 多角化の可能性
非紙分野への進出を模索しており、新たな収益源に期待。
- 低PBR
PBRが0.8倍未満で、資産価値に比して株価が低い。
- 市場予想の増益でPERが46.9倍に低下決算発表後影響強
現在PER80.65倍。純利益が0.4億円から0.7億円へ増加すれば評価改善
- PBR0.78倍の資本効率改善策次回株主総会影響中
ROE1%と低いが、資本コスト経営の開示でPBR1倍回復を期待
- 営業黒字化へのコスト削減2026年上期影響中
売上高169億円に対して営業利益ゼロ。経費削減で黒字転換の可能性
- 配当利回り1.11%の下値支援継続影響弱
PBR0.78倍、配当利回り1.11%と割安感から下値買い
- 収益性の低さ
営業利益率が0%前後で、本業で稼げていない。
- 業績悪化
直近の売上高は減少に転じ、利益も横ばい。
- 構造的縮小市場
紙媒体の需要減は長期トレンドで、逆風が続く。
- 売上高の減少基調が継続通年影響中
売上高は2024年3月期167億円から2026年3月期164億円へ減少
- 純利益ゼロのため無配転落リスク2026年3月期決算影響強
2025年3月期純利益0億円。配当維持が困難になる可能性
- PER80倍超の高評価修正不定影響中
現在PER80.65倍、予想PER46.9倍。計画未達なら下方修正
- 流動性の低さによる株価急落継続影響弱
外国人保有0.06%と薄い需給で、売りが集中すると値下がり
- 取扱数量
- 紙の販売量が収益の基盤であるため。
- 営業利益率
- 低収益体質からの脱却が課題のため。
- 非紙事業の売上高
- 多角化の進捗を測る指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.11%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 54.0 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 36.5 |
| 2019年3月 | 50 | 0.0 | 26.2 |
| 2020年3月 | 50 | 0.0 | 38.5 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 173.4 |
| 2022年3月 | 50 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 50 | 0.0 | 9.6 |
| 2024年3月 | 50 | 0.0 | 77.2 |
| 2025年3月 | 50 | 0.0 | 1253.1 |
| 2026年3月 | 50 | 0.0 | 209.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,242人。区分でいちばん多いのは事業法人で49.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.9%を占め、残る47.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 50.6 | 50.2 | 49.3 | 49.3 | 49.3 | 49.1 |
| 個人・その他 | 40.9 | 41.3 | 42.2 | 42.2 | 43.9 | 47.0 |
| 自己株式 | 8.9 | 8.9 | 8.9 | 8.1 | 8.1 | 8.1 |
| 金融機関 | 8.4 | 8.4 | 8.4 | 8.4 | 6.7 | 3.9 |
| 外国法人 | 0.0 | 0.1 | — | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 証券会社 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | — | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本製紙株式会社 | 17.14 |
| 02 | 日本紙通商株式会社 | 10.61 |
| 03 | 日本紙パルプ商事株式会社 | 9.66 |
| 04 | KPPグループホールディングス株式会社 | 5.99 |
| 05 | 巣鴨信用金庫 | 2.45 |
| 06 | 郡司 光太 | 1.36 |
| 07 | 新生紙パルプ商事株式会社 | 1.36 |
| 08 | 郡司 勝美 | 1.36 |
| 09 | 株式会社三井住友銀行 | 1.22 |
| 10 | 堀川産業株式会社 | 0.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+113%、1株純資産は14期で+1184%。直近期のROEは1.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | 458 | 5.9 | 8.1 | 18.2 |
| 2014年3月 | 13 | 471 | 2.7 | 23.4 | 28.4 |
| 2015年3月 | 9 | 473 | 1.8 | 44.4 | 62.3 |
| 2016年3月 | 7 | 473 | 1.4 | 58.4 | 105.0 |
| 2017年3月 | 13 | 487 | 2.7 | 30.3 | 54.0 |
| 2018年3月 | 181 | 5,007 | 3.7 | 24.9 | 36.5 |
| 2019年3月 | 242 | 5,198 | 4.7 | 18.1 | 26.2 |
| 2020年3月 | 155 | 5,207 | 3.0 | 28.6 | 38.5 |
| 2021年3月 | 59 | 5,222 | 1.1 | 80.3 | 173.4 |
| 2022年3月 | 256 | 5,512 | 4.8 | 18.3 | — |
| 2023年3月 | 151 | 5,725 | 2.7 | 29.3 | 9.6 |
| 2024年3月 | 87 | 5,890 | 1.5 | 55.6 | 77.2 |
| 2025年3月 | 41 | 5,767 | 0.7 | 114.8 | 1253.1 |
| 2026年3月 | 56 | 5,878 | 1.0 | 79.6 | 209.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 郡司勝美 | 代表取締役 会長 | 72 | 10,332 |
| 市川裕三 | 代表取締役 社長執行役員 全店営業統括 | 62 | 1,763 |
| 坂本浩紀 | 取締役 専務執行役員 管理本部長 | 71 | 4,438 |
| 金谷吉之助 | 取締役 全店営業統括補佐 | 72 | 2,696 |
| 川島英明 | 取締役(監査等委員) | 73 | — |
| 大春敦 | 取締役(監査等委員) | 68 | — |
| 斉藤賢司 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
| 女屋健 | 取締役(監査等委員) | 59 | — |
| 奈良昌 | 取締役 常務執行役員 業務本部長兼仕入部長 | 62 | 261 |
| 江戸博昭 | 取締役 執行役員 本店営業統括兼 本店洋紙本部長兼 産業用紙本部長 | 55 | 237 |
| 黒木秀哉 | 執行役員福岡支店長 | — | — |
| 上原康治 | 執行役員鹿児島支店長 | — | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 伊藤雅則 | 執行役員仙台支店長 | — |
| 田中充 | 執行役員本店情報用紙本部長 | — |
| 福永勝宏 | 執行役員大阪支店長 | — |
| 貴志光博 | 執行役員大阪支店長代理兼仕入業務部長 | — |
| 中島淳 | 執行役員名古屋支店長 | — |
| 平井伸二 | 執行役員北関東支店長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 69 | 10 | 79 | 16 |
| その他役員 | 4 | 8 | — | 8 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容321字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題860字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,691字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,762字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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