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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

初穂商事

HATSUHO SHOUJI CO.,LTD.7425 · Standard · 卸売業

内装建材・エクステリア・住環境関連の3事業で建設現場を支える商社。

概要

初穂商事は1958年12月に名古屋で創業した建設資材専門商社である。内装建材、エクステリア、住環境の3事業を柱とし、2025年12月期の連結売上高は354億円、従業員は485名。子会社の株式会社アイシンを通じてエクステリア事業を展開し、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

内装建材・エクステリア・住環境の三事業体制

初穂商事の事業は3部門で構成される。内装建材事業は軽量鋼製下地材や石膏ボードを天井仕上げ・間仕切り工事を行う業者向けに販売し、2025年12月期の売上高は180億78百万円。エクステリア事業は子会社のアイシンがカーポート、物置、フェンス、石材などをハウスメーカーや外構業者に販売し、同130億58百万円。住環境関連事業はカラー鉄板、太陽光発電屋根、ALC金具副資材、建築金物などを扱い、同44億69百万円。3事業で連結売上高354億44百万円を構成し、内装建材が過半を占める。

全国に広がる営業拠点と物流網

同社は名古屋本社のほか、愛知県内に熱田・守山・小牧・名港・春日井・豊橋の各営業所を置く。中部圏外では静岡、富山、長野、新潟、埼玉、千葉、東京、横浜、大阪、広島、岡山、福岡、四国(松山)など、本州から九州にかけて16の営業所を展開する。1990年代以降、流通センターの建設と営業所の新設を繰り返し、現在は全国の主要都市圏をカバーする。物流面では小牧流通センターや名港流通センターなど自社拠点を持ち、エクステリア事業では子会社アイエスラインが輸送を担っていたが、2025年10月にアイシンに吸収合併された。

グループ構造と資本提携の変遷

企業グループは初穂商事を親会社とし、連結子会社の株式会社アイシン(エクステリア事業)で構成される。2017年6月、アイシンと資本業務提携契約を締結し、発行済株式総数の25.2%を取得。2019年10月には追加取得により株式49.6%を握り子会社化した。アイシンはかつて物流子会社アイエスラインを持ち、関西エリアのエクステリア商品の輸送を担当していたが、2025年10月にアイシンがアイエスラインを吸収合併し、経営資源を集約した。グループ全体で内装建材とエクステリアの販売網・物流拠点を共有し、シナジー効果を追求する。

過去13年の売上高と利益の推移

連結売上高は2012年12月期の157億円から2025年12月期の354億円へと拡大した。2019年以前は190億円前後で推移していたが、2020年にアイシンを子会社化した影響で291億円に急増。その後も増収を続け、2025年には過去最高を更新した。一方、営業利益は2024年に13億円、2025年に12億円とやや減少。純利益は2012年の2億円から増加し、2025年は8億円。自己資本比率は50%前後で推移し、2025年12月末の純資産は112億90百万円。同社はROE8%超の維持を目標に掲げ、資本効率の改善に取り組む。

業界の中での役割は建材・エクステリア卸売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
354億円
営業利益
12億円
営業利益率
3.4%
純利益
8億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
内装建材事業181億円51.0%10億円5.5%
エクステリア事業129億円36.3%5億円3.9%
住環境関連事業45億円12.7%2億円4.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01内装建材主力

内装仕上げ工事業者向けに、軽量鋼製下地材や石膏ボード等の内装工事用資材を販売。

主な製品・サービス2
軽量鋼製下地材
天井や間仕切りの下地に使用される鋼製の部材。
石膏ボード
壁や天井の下地材として広く使われる建材。

02エクステリア準主力

ハウスメーカーや外構工事業者向けに、カーポート、物置、フェンス、石材等を販売。

主な製品・サービス4
カーポート
車を覆う屋根付きの駐車スペース。
物置
屋外に設置する収納庫。
フェンス
敷地境界や目隠しに使用する囲い。
石材
外構に使用される石素材。

03住環境関連準主力

建設工事業者向けにカラー鉄板、太陽光発電屋根、ALC金具副資材等を販売。卸業者・メーカー向けには建築金物、溶接金網、鉄線等も扱う。

主な製品・サービス7
カラー鉄板
着色された鋼板。屋根材などに使用。
太陽光発電屋根
太陽光パネルを一体化した屋根材。
ALC金具副資材
ALCパネルを取り付ける際に使用する金具や副資材。
窯業建材金具副資材
窯業系サイディング等の取り付け金具。
建築金物
建築に使用される金属製の部品・金具。
溶接金網
鉄線を溶接して網状にしたもの。コンクリート補強などに使用。
鉄線
鉄製の針金。

製品と技術

軽量鋼製下地材と石膏ボードを核とする内装建材

内装建材事業は、天井仕上げ工事や間仕切り工事に使われる軽量鋼製下地材と石膏ボードを主力商品とする。軽量鋼製下地材は天井の骨組みとなる鋼製部材で、石膏ボードを貼ることで耐火・遮音性を確保する。またシステム天井や床工事用の建設資材も取り扱い、取り扱い品目を多様化している。販売先は内装仕上げ工事業者が中心で、首都圏や大阪都市圏を重点エリアとする。2025年12月期の同事業売上高は180億78百万円で、グループ全体の約51%を占める。近年は工事物件の減少による価格競争や人手不足による工事遅延が課題となっている。

カーポート・物置・フェンスを揃えるエクステリア

エクステリア事業は子会社の株式会社アイシンが担当する。カーポート、物置、フェンス、石材などをハウスメーカーや外構工事業者に販売。主要エクステリアメーカーと協力した販促キャンペーンを展開し、住宅市場の需要減の中でも業績を伸ばしている。2025年12月期の売上高は130億58百万円で、連結の約37%を占める。同事業は取扱高の増加に比例して利益率が向上する特性を持ち、スケールメリットの追求が経営戦略の柱である。アイシンは2025年10月に物流子会社アイエスラインを吸収合併し、物流効率化を図っている。

カラー鉄板・太陽光発電屋根・ALC金具を扱う住環境関連

住環境関連事業は、屋根工事や外装板金工事向けにカラー鉄板、太陽光発電屋根、ALC金具副資材、窯業建材金具副資材などを販売する。また卸業者やメーカー向けに建築金物、溶接金網、鉄線も取り扱う。太陽光発電屋根は環境志向の高まりを背景に成長が期待される分野。2025年12月期の売上高は44億69百万円で連結の約13%にとどまるが、同事業は2024年に業績改善のための構造改革に着手。販売価格の見直しや配送の一部内製化により利益率が向上し、営業利益は前年比30.9%増の1億70百万円となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が初穂商事

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17555大田花き41億円46.4倍
27602レダックス41億円30.7倍
38046丸藤シートパイル40億円9.1倍
43161アゼアス40億円27.4倍
57425初穂商事39億円8.8倍
67111INEST39億円91.7倍
7280ATMH39億円282.1倍
83054ハイパー37億円17.4倍
97114フーディソン36億円24.0倍
102693YKT33億円10.1倍
119849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

鉄鋼二次製品の商社として創業した1958年

1958年12月、愛知県名古屋市千種区に資本金5,000千円で初穂商事株式会社が設立された。創業時の事業は鉄鋼二次製品、合成樹脂、非鉄金属製品の販売であった。設立後すぐに1962年4月に千種営業所、1967年2月に守山営業所、1968年1月に三階橋営業所を設置し、名古屋市内で営業基盤を固めた。当時はまだ小規模な専門商社であり、後に主力となる内装建材やエクステリアの取扱いは始まっていなかった。

流通センター建設で事業領域を拡大した1970~1980年代

1974年7月、愛知県小牧市に小牧流通センターを開設し、鉄線、金物、亜鉛鉄板の営業を始めた。これが後の住環境関連事業の源流となる。1984年1月には名港流通センターを設立し、軽量鋼製下地材の販売を開始。これが内装建材事業の起点となった。同年には東名営業所を廃止し名港流通センターに統合した。1985年1月には名港流通センターの第二期工事が完成し、金物やALC金具副資材の販売を開始。流通拠点の整備により取扱商品の幅が広がり、全国展開への足掛かりとなった。

全国への営業所展開と株式店頭登録の1990年代

1990年代に入ると、初穂商事は急速に営業所を増やした。1990年8月に春日井流通センター(後の春日井営業所)、同年9月に四国営業所(松山)、1991年10月に長野営業所、1992年8月に豊橋営業所、同年9月に福山営業所、1994年7月に長岡出張所(後の長岡営業所)、1995年8月に埼玉営業所、同年10月に福岡営業所、1997年12月に岡山営業所と、東北を除く本州各地と四国・九州に網を広げた。1995年1月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達の道を開いた。

ジャスダック上場と拠点再編の2000年代

2004年8月、千種営業所を名古屋市熱田区へ移転し熱田営業所とした。同年11月には名港営業所の金物課とエクステリア事業部を熱田営業所に統合。2004年12月には日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。上場後も拠点拡大を続け、2006年11月に千葉営業所、2020年5月に東京営業所を設置。上場市場はその後、大阪証券取引所JASDAQ、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)を経て、2022年4月の市場区分見直しにより東証スタンダード市場に移行した。

アイシンの子会社化とグループ再編の2017~2025年

2017年6月、初穂商事は株式会社アイシンと資本業務提携契約を結び、同社の発行済株式の25.2%を取得。2年後の2019年10月には残り49.6%を追加取得し、アイシンを連結子会社とした。これによりエクステリア事業をグループ内に取り込み、事業ポートフォリオを強化した。2025年10月、アイシンが物流子会社のアイエスライン株式会社を吸収合併し、グループ内の物流機能を一本化。同年には大阪営業所(2023年4月開設)や新潟営業所(2023年8月開設)など新拠点も稼働し、売上高400億円を目標に拠点網の拡充を進めている。

年表40件を開く

1950年代

  • 1958年12月創業鉄鋼二次製品、合成樹脂及び非鉄金属製品の販売を目的として資本金5,000千円で愛知県名古屋市千種区に初穂商事株式会社を設立

1960年代

  • 1962年4月名古屋市千種区に千種営業所を設置
  • 1967年2月名古屋市守山区に守山営業所を設置
  • 1968年1月名古屋市守山区に三階橋営業所を設置

1970年代

  • 1974年7月愛知県小牧市に小牧流通センターを開設し、鉄線、金物、亜鉛鉄板の営業を開始(現 小牧営業所)
  • 1978年9月名古屋市名東区に東名営業所を設置

1980年代

  • 1984年1月創業名港流通センターを設立、軽量鋼製下地材の販売を開始(現 名港営業所)
  • 1984年1月M&A東名営業所を廃止し、名港流通センターに統合(現 名港営業所)
  • 1985年1月名古屋市港区に名港流通センターの第二期工事が完成、金物、ALC金具副資材の販売を開始
  • 1986年9月静岡県静岡市(現 静岡市駿河区)に静岡営業所を設置
  • 1988年4月富山県射水郡小杉町(現 富山県射水市)に北陸営業所を設置(現 富山営業所)

1990年代

  • 1990年8月愛知県春日井市に春日井流通センターを建設し営業を開始(現 春日井営業所)
  • 1990年9月愛媛県松山市に四国営業所を設置
  • 1991年10月長野県長野市に長野営業所を設置
  • 1991年11月名古屋市中区に本社を移転
  • 1992年4月小牧・名港・春日井各流通センターを営業所に名称変更
  • 1992年8月愛知県豊川市に豊橋営業所を設置
  • 1992年9月広島県福山市に福山営業所を設置
  • 1994年7月新潟県長岡市に長岡出張所を設置(現 長岡営業所)
  • 1995年1月日本証券業協会に株式店頭登録
  • 1995年8月埼玉県川口市に埼玉営業所を設置(現 北関東営業所)
  • 1995年10月福岡県大野城市に福岡営業所を設置
  • 1997年12月岡山県岡山市(現 岡山市南区)に岡山営業所を設置

2000年代

  • 2004年8月千種営業所を名古屋市熱田区へ移転し、熱田営業所として営業を開始
  • 2004年9月神奈川県横浜市鶴見区に横浜営業所を設置
  • 2004年11月M&A名港営業所金物課並びにエクステリア事業部を熱田営業所に統合
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年11月千葉県千葉市中央区に千葉営業所を設置

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場、ヘラクレス市場及びNEO市場)の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2017年6月株式会社アイシンと資本業務提携契約を締結し、発行済株式総数の25.2%にあたる普通株式を取得
  • 2019年4月広島県広島市南区にデリバリーセンターから広島営業所として営業を開始
  • 2019年10月M&A株式会社アイシンの発行済株式総数の49.6%を追加取得し、子会社化

2020年代

  • 2020年5月東京都江戸川区に東京営業所を設置
  • 2022年1月石川県金沢市にデリバリーセンターから金沢営業所として営業を開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年4月大阪府寝屋川市に大阪営業所を設置
  • 2023年8月新潟県新潟市にデリバリーセンターから新潟営業所として営業を開始
  • 2025年10月M&A株式会社アイシンがアイエスライン株式会社を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年まで400億円
  • ROE8%超
  • PBR1倍
  • 連結自己資本比率40~50%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    内装建材事業のエリア再編と商品多様化

    首都圏・大阪都市圏に新拠点開設、地方都市ではダウンサイジングを含むエリア再編で効率的投資を行う。システム天井や床工事資材など取扱商品を多様化し市場占有率向上を図る。

  2. 02

    エクステリア事業のスケールメリット追求

    取扱高増加に比例して利益率が向上する特性を活かし、子会社アイシンが管轄する関西エリアを基盤に未出店エリアへ積極展開する。

  3. 03

    住環境関連事業の組織再編と成長分野育成

    戦略に沿った組織再編で事業内連携を促進。中部地区を中心に既存顧客への材料販売拡大、防災・環境・リノベーション商材開発、非住宅向け外構・外装・営繕工事を軸に展開する。

  4. 04

    グループシナジー効果の最大化

    全国展開の内装建材事業と関西中心のエクステリア事業で販売・物流拠点を共有化し、事業展開スピード向上と業務効率化を図る。グループ会社間でノウハウ共有や人事交流を推進する。

  5. 05

    人材の育成と確保及び働き方改革

    有給休暇推奨やフレックスタイム導入による労務環境向上、若手チャレンジ登用、社内教育制度充実で優秀な人材を確保・育成。平均賃金引上げや女性管理職育成にも継続的に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で485人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は544万円で、9期前と比べて+13.1%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は13.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月230
2017年12月224
2018年12月235
2019年12月48141.514.1402
2020年12月46841.114.1421
2021年12月46541.615.0424
2022年12月50241.915.0433
2023年12月55042.015.0447
2024年12月56241.714.0471276
2025年12月54441.213.7485247

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率77.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪府高槻市726百万円
エクステリア 事業
名港営業所 — 名古屋市港区682百万円
内装建材事業 住環境関連事業
東京営業所 — 東京都江戸川区493百万円
内装建材事業
神戸西営業所 — 兵庫県加古郡 稲美町・加古川市374百万円
エクステリア 事業
岡山営業所 — 岡山市南区337百万円
内装建材事業
滋賀営業所 — 滋賀県栗東市288百万円
エクステリア 事業
小牧営業所 — 愛知県小牧市274百万円
内装建材事業 住環境関連事業
春日井営業所 — 愛知県春日井市264百万円
住環境関連事業
熱田営業所 — 名古屋市熱田区226百万円
住環境関連事業
広島営業所 — 広島県広島市西区162百万円
エクステリア 事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    アイエスライン株式会社(注)4
    大阪府高槻市
    議決権74.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は354億円営業利益12億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.7%、利益が-7.7%。

売上高
+1.7%
354億円
営業利益
-7.7%
12億円
純利益
-20.0%
8億円
営業利益率
3.4%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高372億円354億円
営業利益13億円12億円
純利益9億円8億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は171億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−0.6%、営業利益は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8655.83
2023年2Q7822.62
2023年3Q8644.72
2023年4Q943
2024年1Q8944.53
2024年2Q7922.52
2024年4Q18073.95
2025年2Q17263.54
2025年4Q18263.34
2026年2Q17152.94

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は157億円から354億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月15732
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年12月16542
2014年12月18153
2015年12月17643
2016年12月17042
2017年12月18353
2018年12月19043
株式会社アイシンの発行済株式総数の49.6%を追加取得し、子会社化
2019年12月19455
2020年12月29162
2021年12月29995
2022年12月318149
2023年12月3441610
2024年12月34813153.710
株式会社アイシンがアイエスライン株式会社を吸収合併
2025年12月35412143.48

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高354億円のうち、営業利益として残るのは12億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.5%292億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.1%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
8.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが22億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは11億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は61億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月60−1620
2013年12月−200−218
2014年12月91−11027
2015年12月5−1−1431
2016年12月5−1−1433
2017年12月4−52−134
2018年12月7−40338
2019年12月4−17347
2020年12月−11−5042
2021年12月122−61450
2022年12月13−2−51155
2023年12月7−75061
2024年12月6−3−7357
2025年12月22−11−71161

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は224億円。このうち返さなくてよい自己資本が113億円で、自己資本比率は45.1%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月109486143.7
2013年12月114506443.7
2014年12月120526843.7
2015年12月124556944.1
2016年12月122566646.1
2017年12月134597543.9
2018年12月140608043.1
2019年12月2027312932.2
2020年12月1817510636.6
2021年12月1908011037.1
2022年12月2118812336.8
2023年12月2279713038.0
2024年12月21910611343.3
2025年12月22411311145.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
76億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
111億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中105位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中190位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,121で、1年前と比べて+12.1%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥1,121-1.1%1ヶ月-5.1%1年+12.1%時価総額39億円
過去52週の値幅
安値¥993.5高値¥1,372.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.15倍
配当利回り3.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1カ月で+4.9%と上昇。週足は25日線(1220円)を下回る展開から6月30日安値1160円をつけ、7月1日に急騰。75日線(1241円)が抵抗も、52週安値950.5円からは27.3%高。出来高は7月1日に急増し、その後低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 88/100)

PERが9.6倍と業界平均17.4倍を大きく下回り、PBRも0.16倍と解散価値以上に割安。ROEは8.5%と10%未満だが、自己資本利益率は同業界平均不明。配当利回りは0%と無配だが、配当性向40.3%から将来の復配余地はある。収益は横ばいで、2025/12期の営業利益は減少予想。割安だが業績成長力には欠ける。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍17.9倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.15倍1.24倍
ROE8.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+13.2%いまの株価に対する利回りは3.57%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.57%
いまの株価に対して
配当性向
40.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1027.0
2017年12月100.022.5
2018年12月1112.529.4
2019年12月1311.130.2
2020年12月33160.0118.1
2021年12月18−46.236.1
2022年12月2014.320.5
2023年12月2837.522.7
2024年12月3423.630.0
2025年12月3913.240.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ836人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.1%を占め、残る66.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他74.571.669.564.863.963.4
事業法人21.625.027.731.031.931.9
自己株式6.06.06.05.65.45.2
証券会社0.10.80.62.01.42.0
外国法人0.50.50.40.61.41.5
金融機関3.22.11.81.61.41.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01白百合商事株式会社15.76
02斎藤 悟10.25
03ハツホ共栄会6.61
04斎藤 陽介5.06
05斎藤 豊3.54
06関包スチール株式会社3.45
07株式会社桐井製作所3.01
08初穂従業員持株会2.95
09斎藤 信子2.80
10角田 寿美恵1.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+937%、1株純資産は14期で+427%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月245814.37.916.4
2013年12月306075.08.316.8
2014年12月376406.07.416.2
2015年12月326664.98.524.8
2016年12月1483,4374.48.427.0
2017年12月1783,5835.112.722.5
2018年12月1533,6854.211.229.4
2019年12月3023,9647.65.630.2
2020年12月662,0223.313.5118.1
2021年12月1532,1507.35.536.1
2022年12月2612,37611.54.020.5
2023年12月2972,63211.95.222.7
2024年12月2962,87410.85.130.0
2025年12月2523,0608.58.440.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額152百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
斎藤悟代表取締役社長73356,632
志岐義幸取締役副社長 営業本部長兼 西日本地区統括6727,204
月東達也取締役 住環境関連事業統括 兼小牧営業所長626,520
渋川信幸取締役 東日本地区統括594,102
成田哲人取締役 経営管理室長462,766
磯部隆英取締役72
斎藤豊取締役(常勤監査等委員)63123,370
森美穂取締役(監査等委員)62
大橋伸子取締役(監査等委員)53
斎藤陽介取締役 営業副本部長 兼内装建材事業 中部・近畿地区統括39176,112
古田雄大取締役(監査等委員)42

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)579321512625
取締役(社内)1161616
社外取締役310103

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容765字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(初穂商事株式会社)及び連結子会社2社により構成されており、「内装建材事業」、「エクステリア事業」、「住環境関連事業」を主たる事業としております。当社が「内装建材事業」及び「住環境関連事業」、株式会社アイシン及びアイエスライン株式会社が「エクステリア事業」を担っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 内装建材事業 当事業は、当社において主に天井仕上げ工事や間仕切り工事を行う、内装仕上げ工事業者向けに軽量鋼製下地材・石膏ボード等の内装工事用資材の販売を行っております。 (2) エクステリア事業 当事業は、子会社の株式会社アイシンにおいて、ハウスメーカーや外構工事業者等向けに、カーポートや物置、フェンスや石材等のエクステリア商品を販売しております。株式会社アイシンが取り扱う関西エリアのエクステリア商品につきましては、同社の子会社のアイエスライン株式会社が輸送を担当しております。 なお、2025年10月1日付で株式会社アイシンは、同社を存続会社としてアイエスライン株式会社を吸収合併いたしました。 (3) 住環境関連事業 当事業は、当社において住宅や環境に関わる商品群として、主に屋根工事・外装板金工事といった建設工事業者向けにカラー鉄板・太陽光発電屋根・ALC金具副資材・窯業建材金具副資材等、卸業者やメーカー向けに建築金物・溶接金網・鉄線等の販売を行っております。 以上述べた事項を企業集団系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,482字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、常にお客様の立場から、建設資材の専門商社として「建築資材の取扱いを通して、より快適な夢と希望あふれる社会づくりに貢献する」事を基本理念としております。 この基本理念のもと、内装建材事業・エクステリア事業・住環境関連事業を通して、より快適な夢と希望あふれる社会づくりに貢献するとともに、企業価値の更なる向上を図り、株主・取引先・社員など、会社の幅広い利害関係者の信頼と期待に応えていく事を基本方針としております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、内装建材事業、エクステリア事業、住環境関連事業の三本の事業の柱により多角的な成長を続け、建設セグメントのビジネスに特化した建設資材商社の№1を目指して参ります。そして、プロフェッショナル集団となる人材を育成する事で、「100年企業」へ向けて、持続的に成長して参ります。 中長期的な目標の一つとして、2027年までに連結売上高400億円を目指して参ります。 当社グループにおける、各事業の中長期的な経営戦略は下記のとおりです。 内装建材事業   …   首都圏及び大阪都市圏を中心に新拠点を開設すると共に、市場規模が縮小する地方都市においては、ダウンサイジングも含めたエリア再編により、効率的な資本の投下を目指します。また、従来取扱高が少なかったシステム天井や床工事用の建設資材といった取り扱い商品の多様化により、市場占有率を高めて参ります。 エクステリア事業   …   取扱高の増加に比例して、利益率が向上する事業特性があるため、スケールメリットを追求して参ります。子会社の株式会社アイシンが管轄する関西エリアを主要な商圏としておりますが、今後は未出店エリアへの積極的な展開を進めて参ります。 住環境関連事業   …   戦略に沿って組織再編を行う事で事業内の連携を促進し、中部地区を中心とした既存得意先への材料販売の拡大、防災・環境・リノベーション商材の開発及び非住宅向け外構工事・外装工事・営繕工事などを軸に展開を進めて参ります。 上記の経営戦略を実現するために、当社グループが取り組む具体的な行動目標として、①グループシナジー効果の最大化、②人材の育成と確保、③グループガバナンスの向上を実行して参ります。 ①グループシナジー効果の最大化   …   全国展開している内装建材事業と関西地区を中心とするエクステリア事業で、販売拠点・物流拠点を共有化する事で、事業展開のスピード向上と業務効率化を図ります。また、業務提携しているグループ会社間で、各得意分野のノウハウの共有や人事交流により、それぞれの強みが相乗効果を生むようにして参ります。 ②人材の育成と確保   …   有給休暇取得の積極的な推奨やフレックスタイムといった柔軟な働き方の本格導入による労務環境の向上、優秀な若手社員のチャレンジ登用、社内教育制度を充実する事で、優秀な人材の確保及び育成に取り組んで参ります。また、平均賃金水準の引き上げや女性管理職の育成にも継続して取り組んで参ります。 ③グループガバナンスの向上   …   グループガバナンスの整備及び運用を目的としたグループ内部統制基本方針の制定等、当社グループは各種ガバナンスやコンプライアンス規定を整備し、運用を実施しております。子会社への役員派遣等を通じて、継続的に経営状態をモニタリングすると共に、適切な指導・助言により、企業集団としての意思統一を図り、共通の経営目標に向かって参ります。 また、当社グループの資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応として、PBR1倍達成に向けた基本方針及び具体的な取組みは下記のとおりです。 (基本方針・目標) 当社グループは、PBR1倍達成に向けた基本方針として以下の目標を掲げ、企業価値向上を目指します。 ①ROE8%超の維持……持続的な成長のために人的資本への投資を行いながらも、連結決算導入後のROE平均8%超を継続して達成して参ります。 ②収益性と成長の両立……高水準のROEの維持継続とのバランスを図りながら、既存事業への追加投資やM&A等により、収益性と成長の機会を両立して参ります。 (具体的取組み) ①高収益企業を目標とした経営 基本方針に則った高水準のROEの維持継続を意識した経営により、利益金額だけではなく事業投資に対する資本効率性を評価軸に取り入れ、稼ぐ力を意識した経営に引き続き注力して参ります。 ②最適資本構成に対する考え方と配当政策についての明確化 建設資材卸売業に属する当社グループにとって、目安として連結自己資本比率40~50%の範囲内が、業種及び実態に即した最適な資本構成として考えております。 配当政策として、現在の安定配当をベースに連続増配を目標としながら、連結自己資本比率に応じて配当性向を段階的に引き上げていく方針であります。 ③株式の流動性向上 当社においては、流動性が乏しく株式売買高が少ない事による、流動性リスクプレミアムが資本コストを引き上げる重要な要因になっていると分析しております。 株式分割等を通じて、流通株式数及び株主数、売買出来高を増やす事で、流動性リスクを引下げて参ります。 ④IR活動の強化及び成長に向けた継続的なコーポレートアクションの実施 スタンダード市場に属する時価総額50億円前後の中小型株である当社は、機関投資家よりも個人投資家の売買が中心になっていると考えております。 特に個人投資家に対するPR活動が重要であり、成長の可能性がある魅力的な投資対象として認知してもらえるように、事業内容・企業活動に対する情報発信や非財務情報の情報開示を充実させ、成長性に対する投資家の適切な理解を得られるようにIR活動を強化して参ります。 また、M&Aによる連結決算以後に成長が加速したように、成長に向けた様々なコーポレートアクションを継続して行っていく方針であります。 (PBRの推移) 決算年月   2021年12月   2022年12月   2023年12月   2024年12月   2025年12月 分割考慮後の(連結)1株当たり純資産額   (円)   2,150.48   2,376.45   2,631.95   2,874.06   3,059.58 分割考慮後の最高株価   (円)   951   1,170   1,670   2,200   2,279 分割考慮後の最低株価   (円)   767   800   1,025   1,350   1,442 年間のPBRの変動   (倍)   0.36~0.44   0.34~0.49   0.39~0.63   0.47~0.77   0.47~0.74 (3) 経営環境 当社グループは少子高齢化、グローバル化、情報化が進むわが国において、国内市場のみで事業展開しており、オフィスビルや商業施設、マンション建設や個別住宅等の民間設備投資をメインターゲットとしております。 民間設備投資の建築需要は、少子高齢化に起因する新築住宅数の漸減、大都市圏への人口集中と地方都市経済の空洞化の影響により、依然として大都市圏に建築需要が集中しておりますが、リモートワークの定着や新しい生活様式の浸透により大都市圏近郊の住宅が脚光を浴び、都市部のオフィスや商業施設の建設需要が減退傾向へと変化する経営環境におかれております。 成熟化した国内の建築市場で活動する当社グループにおいては、成長性に制約を受ける一方で、建設業は各種工事の工程が細分化され、建設資材の商流も細分化しております。このため、人口構成の変化に起因する建築形態の変遷により建築需要は安定して推移すると共に、多岐多様に渡る裾野が広い建築業においては、隣接する商品群への水平的な成長の余地が残されております。 新型コロナウイルス感染症を契機に、ライフスタイルが変化したことで、インターネットを通じた消費活動が促進されたことに伴う物流量の増加による物流コストの上昇に加え、世界的なインフレや不安定な為替変動などに起因したあらゆる原材料価格が高騰しております。 また、建築コストの高騰や金利上昇の影響により、住宅需要の冷え込みが長期化しており、当面は継続するものと予想されます。 そして、建設工事従事者及び運送業界の人手不足、長時間労働是正の流れといった労働環境の制約に伴い、工期の長期化、着工及び竣工時期の分散化が鮮明になってきております。これにより、繁忙期と閑散期の季節的変動が緩やかとなり、建設工事の進行が、通年で間延びした形態に移行しつつあります。 長期的に漸減する国内の建築需要と、人件費や資材の高騰に加え、慢性的な職工不足や時間外労働の上限規制などへの対応に課題を抱える状態が、当社グループを取り巻く現在の経営環境であります。 (4) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値を向上していくことを経営の目標としております。経営指標といたしましては、企業の付加価値を如何に高めることができるかを重視し、資本コストと株価を意識した経営のため、収益性と成長の両立を図り、ROE(自己資本当期純利益率)8%超の維持及び売上高経常利益率の上昇を目指して参ります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 釘の販売から始まった当社は、2026年2月1日に創業80周年を迎え、100年企業へ向けて、一つの節目を迎えました。米国の高関税政策や中国経済の低迷、各地の軍事衝突といった混迷が続く世界情勢の中で、2026年のわが国経済は、物価上昇や人手不足、高い賃上げ圧力が継続するものと予想されます。 当社グループを取り巻く経済環境のうち、住宅市場では、労務費や建設資材の高騰、住宅ローン金利の上昇により需要の冷え込みが続き、一方で、大型商業施設やオフィスビル、店舗関係や病院等の非住宅市場の需要は、堅調に推移するものと想定されます。 好調な企業業績を背景に、建設市場全体の需要は、概ね堅調に推移するものと考えられますが、建設工事従事者及び運送業界の人手不足、長時間労働是正の流れといった労働環境の制約に伴い、工期の長期化、着工及び竣工時期の分散化が鮮明になってきております。これにより、繁忙期と閑散期の季節的変動が緩やかとなり、建設工事の進行が、通年で間延びした形態に移行しつつあります。 当社グループにおきましては、この環境変化に対応すべく、数年にわたって人員の増強、人事制度及び労働環境の整備を進め、通年での安定した受注、配送体制の構築に取り組んでまいりました。当社グループが得意とする、ジャストインタイムデリバリーサービスの実行のために人的資本を充足させ、今後とも外部環境の変化に備えてまいります。 最大セグメントである内装建材事業におきましては、上半期では地方都市の建設需要が全体を下支えし、下半期から翌年度以降にかけて、東名阪の大都市部を中心に、大型の再開発工事が、順次本格稼働していくことを見込んでおります。 工事受注を増やしながら、小回りの利く材料販売の配送体制に特長のある当社の利便性を市場に浸透させ、競合他社との住み分け、差別化を進めてまいります。中長期の課題である、東京及び大阪営業所を含んだ大都市部を、新たな収益源とする契機として、成長を加速していく所存です。また、かねてから出店準備を進めていた山口デリバリーセンターを2026年1月に開設しており、西日本地区の新たな収益向上に寄与してまいります。 株式会社アイシンが担うエクステリア事業におきましては、神戸西営業所と近隣の神戸物流センターを同一敷地内に統合し、近畿地域西部の営業力の強化と物流機能の向上による相乗効果により、基軸となる地域拠点に発展させてまいります。 また、住宅価格の上昇や商品価格の相次ぐ値上げにより、主要購買層である中価格帯商品の購買層のボリュームが、近年は減少傾向にあります。中価格帯の購買層に主軸を置きながらも、高価格帯と低価格帯にシフトする消費者ニーズの変化に応じ、従来の販促キャンペーンに加え、新たな商品ラインナップを取り揃えながら、企業再編により統合した物流部門を最大限に活かしてまいります。 住環境関連事業におきましては、業績に改善の兆しが見られましたが、未だ改革途上にあります。多様な商品群の組み合わせの整理により、最適な組織形態へ再編し、成長分野の選別により、環境関連商品や老朽化した事務所、倉庫の営繕工事といった次世代の成長の柱を育成してまいります。 ガバナンス体制の強化を重要な経営課題としながらも、当社グループの成長に合わせて、本部機能や営業管理区分を随時見直していくことで、戦略に合わせて組織体制を柔軟に変化させ、経営体制についても新陳代謝を図り、成長の原動力としてまいります。 また、資本コストや株価を意識した経営の一環として、株価純資産倍率(PBR)の改善や株式流動性の向上など、資本政策の実行にも取り組んでまいります。
事業等のリスク2,287字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変化 当社グループの取扱い商品は、ビル等の建築や外構工事に関するものが多く、想定を上回る建設需要の減少や価格の大幅な変動が生じる場合があります。 当社グループは、これらのリスクを軽減するため、固定費等のコスト削減を図っておりますが、事業環境の変化により業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 人口の減少に伴う市場縮小リスク 当社グループは、本邦での販売のみであり、日本国内の少子高齢化が進行した結果、人口減少化社会による新設住宅個数の減少、非住宅の伸び率低下及び労働者不足(職工不足)による受注制限が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、人口減少による市場縮小リスクに対応するため、多角的な事業展開を推進しており、成長過程にある市場への参入も視野に入れ、経営環境の変化に適応できる経営基盤づくりに取り組んで参ります。 (3) 特定の取引先への依存によるリスク 当社グループは、主力販売商品である軽量鋼製下地材やエクステリア資材において、一定割合を特定の取引先から購入していることから、特定の取引先との関係に急激な変化が生じた場合や契約条件に大幅な変更が生じ、取引ルート等の変更が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループは、特定の取引先との関係に急激な変化が生じた場合や契約条件の大幅な変更に対応するため、仕入ルートの多様化を検討しておりますが、今後もこれまでの取引関係を維持・発展させていくことを重視しております。 (4) 物流コスト上昇及び配送制限によるリスク 当社グループの取扱商品は、提携する運送会社各社等の協力により最適な配送網を構築することで、配送しております。しかしながら、物流業界での時間外労働の上限規制の適用及び原油価格の高騰による配送コストの上昇や配送ドライバーの人手不足問題による配送制限が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、配送コストの上昇や配送ドライバーの人手不足問題による配送制限に対応するため、協力会社との良好な関係を維持しドライバーの待遇改善を図ることで人員確保を進めて参ります。 (5) 不良債権の発生 当社グループの販売先の大半は建設に係る取引先であり、建設需要の減少による取引先の倒産などが発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、売掛債権の早期回収を図るとともに、信用情報の収集に努め、未然防止を心掛けております。また、情報収集網を充実させることで与信管理制度の向上を図り、不良債権の発生防止対策に取り組んで参ります。 (6) 人材育成・確保におけるリスク 当社グループが目指す「100年企業」を実現できる経営基盤づくりを進めるためには、優秀な人材の育成・確保が不可欠であり、必要な人材を育成・確保できない場合には、当社グループの事業展開、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、教育に対する投資を行い人材育成に取り組み、新しいことへチャレンジできる支援と機会を創出し、人材の積極登用・確保に取り組み、給与や待遇面の改善に努め、人事育成・確保におけるリスクの対策を図ることで、「100年企業」を目指して参ります。 (7) コンプライアンス違反によるリスク 当社グループにおいて、法令・規制違反や企業倫理に反する行為等が発生した場合には、その直接的損害に加えて、当社グループに対する信用失墜や損害賠償責任等が生じ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、子会社も含めたコンプライアンス体制の整備を行っており、リスクを軽減するため、ガバナンスの整備とコンプライアンスの教育活動を進めて参ります。 (8) 減損会計の適用によるリスク 当社グループが所有する固定資産や企業買収に伴う顧客関連資産等の無形固定資産などを有しておりますが、投資に対する回収が不可能になることを示す兆候を認識した場合には、将来キャッシュ・フローの算定等により減損の有無を判定しております。その結果、減損損失の計上が必要になることも考えられ、その場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、投資に対する回収が不可能になる前に、営業本部等の早期指導による収益向上を図り、継続的な業績のモニタリングを行なうことで、リスク対策を講じて参ります。 (9) 情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業活動において様々な情報システムを利用しておりますが、コンピューターウィルス感染や不正アクセス等により、基幹業務システムに障害が発生し、事業活動が一時的に中断する可能性があります。 当社グループは、セキュリティ対策製品の導入や重要データのバックアップ体制の整備、従業員に対する標的型攻撃メール対応訓練や情報セキュリティ教育等により、情報セキュリティレベルの向上に取り組んで参ります。
経営成績の分析 (MD&A)5,709字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策等による影響で、一部産業に弱い動きが見られましたが、インバウンド需要や国内サービス需要の底堅さを背景に、景気は緩やかに回復してまいりました。食料品を中心に物価高が続く中、日本初の女性総理大臣が誕生し、責任ある積極財政政策等への新たな期待感もあり、株式市況に盛り上がりが見られました。 建設市場におきましては、米国の関税政策への懸念から、設備投資を抑制する動きもありましたが、概ね堅調に推移いたしました。しかしながら、近年の慢性的な人手不足や連日の猛暑による能率低下もあり、工事の伸長や繰り下げが増えたことで、活発な荷動きとはなりませんでした。 当社グループの中長期的な目標として、2027年までに連結売上高400億円の達成を掲げております。当連結会計年度におきましても、過去最高の連結売上高を更新し、連続増収を記録しましたが、成長率としては、当初想定より減速する結果となりました。これにより、人件費を中心としたコストアップを増収分で賄うまでには至らず、連結経常利益ベースでは、二期連続の減益となりました。 主力の内装建材事業におきましては、少ない工事物件を巡り、価格競争が一部地域で再燃したことや、昨年に続いて秋口から年末にかけての材料販売の出荷が振るわなかったことで、ほぼ前年並みの売上高に留まりました。 重点強化地域と位置付けていた中部地域では、積極的に大型工事の受注に動いたことにより、一定の成果を上げました。しかしながら、成長を牽引してきた首都圏では、再開発工事の順延等により横ばいで終わり、中四国地域における建設需要の落ち込みが響き、セグメント全体としては、足踏み状態の着地となりました。 エクステリア事業におきましては、4月からの建築物省エネ法及び建築基準法の改正に伴う駆け込み需要の取り込みや、主要エクステリアメーカーと協力した販促キャンペーンの成果により、住宅市場の需要が弱含む中で、好調な業績を収めました。 また、今後の物流環境の変化に対応するため、10月1日付で、連結子会社である株式会社アイシンが、物流部門を担うアイエスライン株式会社を吸収合併し、経営資源を集約化いたしました。 住環境関連事業におきましては、前年度の業績低迷を省みて、事業の立て直しを最優先課題としておりましたが、コスト体質の見直しや工事受注が増加したことで、最悪期を脱し、業績改善への第一歩を踏み出しました。 期中において、住環境関連事業のセグメント内の横断的な営業活動を企図して、各セクション名を「住環境」に統一いたしました。併せて、近年縮減傾向にあった建築金物商品を取り扱うセクションを、より幅広い商品群を取り扱う建築資材全般に領域を変更するといった、将来的な構造改革に向けた、初期段階の組織再編に着手してまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は354億44百万円(前期比1.8%増)、営業利益12億16百万円(前期比5.6%減)、経常利益14億35百万円(前期比4.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億31百万円(前期比14.6%減)となりました。なお、前連結会計年度において、連結子会社である株式会社アイシンの土地の収用に係る受取補償金76百万円を特別利益として計上しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (内装建材事業) 内装建材事業は、売上高は180億78百万円(前期比0.1%増)、営業利益は10億37百万円(前期比12.1%減)となりました。当連結会計年度においては、建設需要の低迷により物件数が少なく価格競争となった地域もあり、職工不足及び猛暑により全国的に工事に遅延が生じるなど、厳しい事業環境でありました。価格競争の影響により利益率が低下したことや、人件費等の各種コスト増加の影響もあり、前期比において増収減益となりました。 (エクステリア事業) エクステリア事業は、売上高は130億58百万円(前期比4.7%増)、営業利益は5億15百万円(前期比4.6%増)となりました。当連結会計年度においては、住宅建設市場の冷え込みや各種コストの上昇が続く中、懸念していた建築基準法の改正や値上がり前の駆け込み需要の反動減は想定よりも小さく、販売強化に伴う販促キャンペーンの展開や物件の受注増加が寄与し、前期比において増収増益となりました。 (住環境関連事業) 住環境関連事業は、売上高は44億69百万円(前期比0.2%増)、営業利益は1億70百万円(前期比30.9%増)となりました。当連結会計年度においては、中部地域における工事案件の獲得により業績は堅調に推移しました。利益面におきましても、一部商品の販売価格の見直し及び配送の一部内製化に伴うコスト削減により利益率が向上し、前期比において増収増益となりました。 ② 財政状態の状況 資産・負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における資産合計は、223億76百万円で前連結会計年度末に比べ5億4百万円の増加となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億28百万円増加し、160億30百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が14億38百万円増加し、受取手形が6億96百万円、売掛金が2億53百万円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ24百万円減少し、63億46百万円となりました。この主な要因は、顧客関連資産が53百万円、保険積立金が73百万円減少し、建設仮勘定が99百万円増加したことによるものであります。 負債合計は、110億86百万円で前連結会計年度末に比べ1億93百万円の減少となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ1億69百万円増加し、104億62百万円となりました。この主な要因は、電子記録債務が31億65百万円増加し、支払手形及び買掛金が30億7百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ3億62百万円減少し、6億24百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が3億40百万円減少したことによるものであります。 純資産合計は、112億90百万円で前連結会計年度末に比べ6億97百万円の増加となりました。この主な要因は、配当金の支払及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が6億7百万円、非支配株主持分が61百万円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度に比べ3億88百万円増加し、当連結会計年度末には61億28百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、21億67百万円(前期は6億28百万円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益14億35百万円、減価償却費1億6百万円、顧客関連資産償却額53百万円、売上債権の減少9億41百万円、仕入債務の増加1億48百万円の一方で、保険解約益61百万円、法人税等の支払額5億9百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、11億1百万円(前期は3億13百万円の使用)となりました。 これは主に、定期預金の払戻による収入6億60百万円、保険積立金の解約による収入1億63百万円の一方で、定期預金の預入による支出17億10百万円、有形固定資産の取得による支出1億47百万円、無形固定資産の取得による支出33百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、6億76百万円(前期は6億57百万円の使用)となりました。 これは主に、長期借入金の返済による支出4億11百万円、配当金の支払額2億23百万円、非支配株主への配当金の支払額40百万円などによるものであります。 (2) 仕入及び販売の実績 ① 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 内装建材事業   (千円)   14,871,271   0.9 エクステリア事業   (千円)   10,770,334   4.6 住環境関連事業   (千円)   3,561,652   1.4 合計   (千円)   29,203,257   2.3 (注)1. セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 金額は、仕入価格によっております。 ② 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 内装建材事業   (千円)   18,078,793   0.1 エクステリア事業   (千円)   12,895,982   4.8 住環境関連事業   (千円)   4,469,842   0.2 合計   (千円)   35,444,619   1.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は354億44百万円(前期比1.8%増)、営業利益12億16百万円(前期比5.6%減)、経常利益14億35百万円(前期比4.4%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は8億31百万円(前期比14.6%減)で増収減益となりました。 当社グループは経営指標としてROE(自己資本当期純利益率)及び売上高経常利益率を重視しておりますが、資本効率性指標であるROE(自己資本当期純利益率)においては、当期の減益や自己資本の積み上がりにより前期比2.3ポイント下落し8.5%となりましたが、当社グループが目標として掲げる8%超の水準を維持いたしました。また、収益性指標である売上高経常利益率については前期比0.3ポイント下落し4.1%となりました。これは主に、当期においては、非住居用の建設需要は持ち直し傾向であったことや販売促進に伴うキャンペーンを行うなど営業活動により、グループ全体としては増収となりましたが、人件費の増加を中心としたコストアップの影響により、減益となったことによるものです。 当連結会計年度の経営成績等の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要は、主に商品仕入、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。資金の源泉は主に営業活動によるキャッシュ・フローであり、必要に応じて金融機関からの借入による資金調達を行っております。なお、当連結会計年度末における借入金の残高は8億57百万円となっております。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 なお、直近5連結会計年度におけるキャッシュ・フロー指標の推移は、次のとおりであります。 第64期   第65期   第66期   第67期   第68期 自己資本比率(%)   37.1   36.8   38.0   43.3   45.1 時価ベースの自己資本比率(%)   14.5   16.1   22.5   22.6   31.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   115.2   77.6   247.9   202.4   39.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   271.0   382.1   202.5   132.6   385.5 ※ 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 2.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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