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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

栄電子

SAKAE ELECTRONICS CORPORATION7567 · Standard · 卸売業

産業用電子部品の専門商社。国内外のメーカーから調達した半導体や電子デバイスを、産業機器や電子機器を手がける企業へ販売している。

概要

栄電子は1971年設立の産業用電子部品専門商社である。半導体製造装置関連を中心に、一般電子部品、電源機器、IoT機器などを販売する。東京都千代田区に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は73億円、従業員数85名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

電子部品商社としての事業構造

栄電子グループは当社と連結子会社2社で構成される。連結子会社の東栄電子株式会社は同様に産業用一般電子部品・電子デバイスを販売する。2026年3月期には台湾に台榮電子股份有限公司を100%子会社として設立し、アジアでの販売網を構築中である。事業は単一セグメントであり、一般電子部品、電源、電子デバイス、IoT機器、センサーなどの品目を扱う。仕入先から調達した製品を国内の営業所を通じて顧客に販売する、いわゆる専門商社型のビジネスモデルである。

全国10拠点の販売網と地域別の特性

栄電子は東京・埼玉・神奈川・山梨・長野・宮城・大阪・熊本に営業所を配置し、全国をカバーする。2026年3月期の受注高は84億円、受注残高は31億円に達した。地域別の売上構成は開示されていないが、半導体製造装置関連の需要が強い関東地方が中心と推測される。主要顧客の在庫調整の影響を大きく受ける一方、IoT機器やセンサー分野の受注が大幅に増加しており、新たな需要層の開拓が進んでいる。

売上高と収益の変動要因

売上高は2013年3月期の38億円から2023年3月期の108億円まで成長したが、その後半導体市況の変動により2024年3月期84億円、2025年3月期64億円と減少した。2026年3月期は73億円に回復し、営業利益1.4億円、当期純利益1.1億円を計上した。営業利益率は約1.9%と薄利多売の商社型収益構造である。経営指標としてROIC・ROE8%以上、PBR1倍以上を中期目標に掲げる。

業界の中での役割は電子部品サプライチェーンにおける販売・流通を担う商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
73億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.4%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01産業用電子機器主力

産業用一般電子部品、電子機器の販売を主事業とする。国内外のメーカーから部品を調達し、産業機器や電子機器を製造する企業へ供給している。単一セグメントとして事業を展開しており、子会社の東栄電子も同様の販売を行う。台湾に現地法人を設立し、海外調達・販売体制を強化している。

主な製品・サービス2
産業用一般電子部品
半導体、コンデンサ、抵抗などの電子部品を産業機器向けに販売。
電子デバイス
各種電子機器に組み込まれるデバイス類を取り扱う。

製品と技術

一般電子部品と電源機器で売上の大半を占める

一般電子部品は抵抗、コンデンサ、コネクタなどの受動部品・機構部品であり、2026年3月期の販売高は44.7億円と全体の61%を占める。電源機器はスイッチング電源やACアダプタなどで13.4億円(18%)。両品目が売上の約8割を構成する。受注残高を見ると一般電子部品が19.2億円と最も多く、安定した需要がある一方、在庫調整の影響を受けやすい特性を持つ。

IoT機器とセンサーが急成長する新規分野

IoT機器の販売高は2026年3月期に前期比84.6%増の2.9億円、センサーは41.7%増の0.8億円と大きく伸びた。受注高もIoT機器が142.8%増、センサーが91.1%増と高成長である。これらの分野は半導体製造装置関連とは異なる需要層(FA、スマートビルディング、省エネなど)にアプローチしており、収益基盤の多様化に貢献している。受注残も大幅に増加しており、今後の売上拡大が期待される。

電子デバイスは変動が大きく収益安定化の課題

電子デバイス(半導体メモリ、マイコンなど)は2026年3月期の販売高2.2億円と全体の3%に過ぎないが、前期比24.1%の減少となった。受注高は2.1億円で5.7%増だが、受注残は4.5%減と不安定である。同品目は半導体市況の変動を直接受けやすく、栄電子が中期経営計画で「半導体関連分野への依存度が高いことによる業績変動リスクへの対応」を課題としている背景の一つである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品卸、収益低く変動大きい

栄電子は売上高64億円(2025/3期)の電子部品卸売業者。同業のリョーサン菱洋HD(売上規模大きい)や高千穂交易と比べ、売上規模は小さく、営業利益率も1.56%と低水準。2024/3期の84億円から大幅減収となり、収益性も悪化。業界内での競争力は弱く、収益改善策が急務。

強み

  • 電子部品に特化し、専門知識で顧客ニーズに対応。
  • 小回りが利き、顧客の細かい要望に素早く対応可能。
  • 卸売業で固定費が低く、変動費管理でリスク軽減。
  • 2026/3期は73億円と増収見込みで、V字回復の可能性。

課題

  • 営業利益率1%台では持続的な投資が難しく、競争力低下リスク。
  • 前期比24%減収など、外部環境に影響されやすい。
  • リョーサン菱洋など大手に対し、規模の不利を克服できていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が栄電子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1280ATMH39億円282.1倍
23054ハイパー37億円17.4倍
37114フーディソン36億円24.0倍
42693YKT33億円10.1倍
59849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍
67567栄電子31億円27.0倍
77464セフテック30億円18.8倍
87687ミクリード30億円10.7倍
93306日本製麻30億円5.6倍
108123川辺27億円14.0倍
118225タカチホ26億円7.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

川崎市で創業し横浜・東京へ拠点を広げた1970年代

1971年4月、神奈川県川崎市苅宿で電子部品・電子機器の販売を目的に栄電子を設立した。同年7月には横浜営業所(現神奈川営業所)を設置。1972年3月に本店を横浜市戸塚区へ移し、1974年7月には東京都千代田区に本店を移転した。1977年12月には子会社として東栄電子株式会社を千代田区に設立し、グループ体制の基盤を築いた。

埼玉・秋葉原など首都圏への営業所展開と店頭公開

1981年4月埼玉川越市、1982年10月秋葉原、1983年3月立川(現西東京)と営業所を相次いで開設。1985年8月山梨甲府市、1989年10月熊本へと範囲を拡大した。1997年10月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達の道を開いた。この間に本社事務所は千葉市を経て1999年11月に再び千代田区へ戻っている。

ジャスダック上場と大阪・名古屋への進出

2004年12月、店頭登録を取消しジャスダック証券取引所に上場した。上場前後の2003年10月大阪営業所、2004年2月名古屋営業所を設置し、関西・中部にも販路を広げた。2009年4月には子会社東栄電子が株式会社タチバナ電子を吸収合併し、事業基盤を強化。2010年には大阪証券取引所JASDAQスタンダードに上場し、2011年東京証券取引所JASDAQスタンダードに移行した。

営業所の統廃合と台湾現地法人設立による再編

2011年、名古屋営業所を廃止し大阪営業所に統合。2016年には福岡営業所を廃止し熊本営業所に統合するなど、効率化を進めた。2026年3月、台湾台北市に台榮電子股份有限公司を現地法人として設立。アジアでの販売・調達ネットワーク構築を目指す。同年には中期経営計画(2026〜2028年度)を策定し、2028年3月期に売上高150億円、ROE8%以上の目標を掲げた。

年表29件を開く

1970年代

  • 1971年4月創業神奈川県川崎市苅宿に電子部品、電子機器の販売を目的として株式会社栄電子を設立する。
  • 1971年7月神奈川県横浜市戸塚区に横浜営業所(現神奈川営業所)を設置する。
  • 1972年3月神奈川県横浜市戸塚区に本店を移転する。
  • 1974年7月東京都千代田区に本店を移転する。
  • 1977年12月東京都千代田区に東栄電子株式会社(現連結子会社)を設立する。

1980年代

  • 1981年4月埼玉県川越市に埼玉営業所を設置する。
  • 1982年10月東京都千代田区に秋葉原営業所(現東京営業所)を設置する。
  • 1983年3月東京都昭島市に立川営業所(現西東京営業所)を設置する。
  • 1985年8月山梨県甲府市に山梨出張所(現山梨営業所)を設置する。
  • 1987年4月東京都千代田区に東京中央営業所(現東京営業所)を設置する。
  • 1989年10月熊本県熊本市に熊本出張所(現熊本営業所)を設置する。

1990年代

  • 1991年11月千葉県千葉市に本社事務所を移転する。
  • 1992年4月長野県小県郡丸子町に長野出張所を移転する。
  • 1993年5月山梨県韮崎市に山梨営業所を移転する。
  • 1997年8月長野県上田市に長野営業所を移転する。
  • 1997年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1998年5月宮城県仙台市青葉区に宮城営業所を設置する。
  • 1999年11月東京都千代田区に本社事務所を移転する。

2000年代

  • 2003年10月大阪府大阪市淀川区に大阪営業所を設置する。
  • 2004年2月愛知県名古屋市中区に名古屋営業所を設置する。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年5月東京都江東区に物流センターを設置する。
  • 2007年5月埼玉県浦和市(現さいたま市)に埼玉営業所を移転する。
  • 2008年12月東京都千代田区に本社ビル完成、移転する。
  • 2009年3月埼玉県児玉郡上里町に埼玉営業所を移転する。
  • 2009年4月M&A東栄電子株式会社が株式会社タチバナ電子を吸収合併。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2011年5月創業宮城県仙台市宮城野区に宮城営業所を移転する。大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所(JASDAQスタンダード)に株式を上場。福岡県福岡市博多区に福岡営業所を設置する。名古屋営業所を廃止し、大阪営業所に統合する。東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行する。福岡営業所を廃止し、熊本営業所に統合する。台湾台北市に台榮電子股份有限公司を現地法人として設立する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2028年3月期まで150億円
  • 投下資本利益率(ROIC)2028年3月期まで8%以上
  • 自己資本利益率(ROE)2028年3月期まで8%以上
  • 株価純資産倍率(PBR)2028年3月期まで1倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益力の向上

    新規顧客・分野の開拓、社会インフラ・重電分野への展開、東アジア中心の海外展開、国内営業体制の見直しにより収益基盤を拡大する。

  2. 02

    経営効率の向上

    DX推進による業務効率化と生産性向上、人材育成および健康経営の推進により組織力を強化する。

  3. 03

    資本効率の向上

    資本コストを意識した経営管理を推進し、連結配当性向20~30%・DOE2.0%以上を目標とする配当方針のもと株主還元を充実する。

  4. 04

    IR活動の充実

    財務・非財務情報の開示充実(人的資本・ESG等)、IRサイトの改善および情報発信の強化により企業価値を可視化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で85人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は507万円で、9期前と比べて+12.3%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月64
2018年3月79
2019年3月45142.08.077
2020年3月43342.09.068
2021年3月40541.09.068
2022年3月44440.09.074
2023年3月50339.09.076
2024年3月47440.010.080
2025年3月47640.010.086116
2026年3月50741.011.085118

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都千代田区1,449百万円
電子部品機器販売
神奈川営業所 — 神奈川県横浜市戸塚区57百万円
電子部品機器販売
西東京営業所 — 東京都昭島市22百万円
電子部品機器販売
山梨営業所 — 山梨県韮崎市1百万円
電子部品機器販売
埼玉営業所 — 群馬県高崎市0百万円
電子部品機器販売
宮城営業所 — 宮城県仙台市宮城野区0百万円
電子部品機器販売
熊本営業所 — 熊本県熊本市0百万円
電子部品機器販売
長野営業所 — 長野県上田市0百万円
電子部品機器販売
大阪営業所 — 大阪府大阪市淀川区0百万円
電子部品機器販売
電子部品機器販売 — 東栄電子株式会社(東京都千代田区)0百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は73億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.1%、利益が+0.0%。

売上高
+14.1%
73億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
1億円
営業利益率
1.4%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高101億円73億円
営業利益3億円1億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q232
2024年1Q2514.01
2024年2Q2114.81
2024年3Q2015.00
2024年4Q180
2025年2Q3200.00
2025年4Q3213.10
2026年2Q3400.00
2026年4Q3912.61
2027年1Q2813.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は38億円から73億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は1.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月380−4
2014年3月442−1
2015年3月4911
2016年3月4911
2017年3月5221
2018年3月6221
2019年3月5911
2020年3月5511
2021年3月5611
2022年3月9075
2023年3月10897
2024年3月8432
2025年3月64111.60
2026年3月73121.41

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高73億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%61億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.7%10億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.4%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.9pt
1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.6pt
2.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は11億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月001012
2014年3月−97−3−27
2015年3月10−117
2016年3月21−238
2017年3月10−118
2018年3月11−129
2019年3月1−2−1−17
2020年3月20−128
2021年3月20−1210
2022年3月22−3412
2023年3月5−1−1415
2024年3月20−1216
2025年3月−3−1−1−412
2026年3月00−1011

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は74億円。このうち返さなくてよい自己資本が48億円で、自己資本比率は65.5%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月58233540.6
2014年3月47232448.1
2015年3月49252449.7
2016年3月48252352.6
2017年3月50272353.0
2018年3月55282752.0
2019年3月51282355.4
2020年3月50282257.1
2021年3月53302356.9
2022年3月66353153.8
2023年3月74413355.6
2024年3月75462960.4
2025年3月67452266.8
2026年3月74482565.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
33億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
25億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中38位あたり、逆に低いのはROE284社中253位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.1%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥606で、1年前と比べて+21.4%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥606-0.8%1ヶ月+12.8%1年+21.4%時価総額31億円
過去52週の値幅
安値¥440高値¥684

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.0倍
PER (会社予想)15.1倍
PBR0.59倍
配当利回り2.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に666円と前日比+17.67%急騰し、52週高値を更新。25日線(538.96円)を約24%上回る。出来高は4.47万株と増加。1ヶ月で+24.49%と上昇基調。RSIは94.22と極端な買われ過ぎで、調整の可能性。年初来で+38.02%と堅調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは23.9倍と業界平均16.4倍を上回り割高感。PBRは0.56倍と業界平均1.22倍を下回り資産価値からは割安。配当利回り2.08%は業界平均2.55%を下回る。収益が低迷しており、低PBRが割安感を打ち消している。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.0倍17.9倍
PER (予想)15.1倍
PBR0.59倍1.24倍
ROE2.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績の急減が続いており、回復の可否が最大の論点。2024年3月期から2025年3月期にかけて売上高が108億→84億→64億円と減少し、純利益も7億→2億→0億円と悪化。しかし2026年3月期は売上高73億円、純利益1億円と小幅ながら回復の見通し。強気派は在庫調整の一巡と需要回復を期待するが、弱気派は構造的な需要減退や競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 在庫調整の終了

    売上高の減少は在庫調整が主因で2026年には回復見通し。

  • 財務基盤の安定

    PBR0.56倍と割安で、配当利回り2.1%を維持。

  • ニッチ分野の強み

    特定電子部品で高いシェアを持つ可能性がある。

  • 売上高14%増の回復基調FY2026影響

    FY2026売上高73億(前期比+14%)、電子部品需要改善。

  • PBR0.56倍の割安感継続影響

    PBR0.56倍は解散価値割れ、株主還元強化の期待。

  • 営業利益横ばいだが増収効果FY2026影響

    営業利益1億円維持、増収で利益率改善。

  • 少額自社株買いの可能性次回決算影響

    時価27億円、自己資本比率高ければ約1億円の自社株買い可能。

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化トレンド

    3期連続で減収、営業利益率も1.5%に低下。

  • 競争環境の厳しさ

    電子商社は価格競争が激しく、差別化困難。

  • 回復の不確実性

    2026年予想も低水準で、需要回復は不透明。

  • 低収益体質が続く継続影響

    営業利益率1.4%、FY2025純利益ゼロ、事業構造の脆弱性。

  • 電子部品需要の不透明感不定影響

    半導体市況回復遅れで売上高計画の下振れリスク。

  • 株主還元の限界通年影響

    配当利回り2.1%維持も、純利益1億円では増配困難。

  • 低流動性による値動きリスク継続影響

    時価27億円、浮動株少なく大口売りで急落の可能性。

次の決算で確かめる点
売上高推移
在庫調整の進捗と需要回復の度合いを測る基本指標。
営業利益率
収益力の改善を示す重要な指標。
在庫回転率
在庫管理の効率性と需要動向を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
2.15%
いまの株価に対して
配当性向
58.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月522.2
2018年3月10100.039.0
2019年3月7−30.037.2
2020年3月70.057.6
2021年3月70.032.7
2022年3月70.06.8
2023年3月1271.49.6
2024年3月10−16.723.9
2025年3月100.0148.2
2026年3月1110.058.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,900人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.2%を占め、残る82.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他86.084.984.285.383.881.6
事業法人8.09.08.710.015.517.2
証券会社4.44.44.12.70.50.7
外国法人1.21.12.81.60.20.5
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.10.10.00.10.10.1
金融機関0.40.50.20.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01染谷 英雄24.24
02ウルトラテクノロジー株式会社8.68
03染谷 美穂子7.56
04有限会社酒東商事7.25
05染谷 崇5.89
06染谷 政一5.89
07扇谷 昭子1.36
08中西 豊子1.02
09栄電子社員持株会0.90
10小原 悟古0.71

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-02
    ウルトラテクノロジー株式会社 代表取締役 塚原雅之
    新規の大量保有報告
    2.02%
    -6.70pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+128%、1株純資産は14期で+106%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−81461−16.4
2014年3月−17447−3.8
2015年3月264845.79.022.7
2016年3月214924.28.235.8
2017年3月265225.18.522.2
2018年3月295615.419.339.0
2019年3月215593.716.337.2
2020年3月135592.324.657.6
2021年3月235914.022.832.7
2022年3月10569516.34.56.8
2023年3月12881517.04.19.6
2024年3月458985.311.023.9
2025年3月78810.861.5148.2
2026年3月229492.521.258.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額43百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
津田百子代表取締役社長599,000
大久保雅文取締役562,000
石川雅也取締役47
田中美登里取締役93
石川雅己取締役85
菊池隆之監査役(常勤)66
藤原幹人監査役8026,000
外村玲子監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)322227
社外取締役515153
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容244字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社2社で構成されており、産業用一般電子部品、電子機器の販売を行っております。なお、事業区分としては、単一のセグメントであります。 連結子会社の東栄電子株式会社は、当社と同様に産業用一般電子部品、電子デバイスの販売を主な事業内容としております。また、台湾を拠点とした一般電子部品の販売を事業目的として、台榮電子股份有限公司(100%子会社)を2026年3月に設立いたしました。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,495字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (経営方針・経営戦略) 当社グループは、「お客の役に立て」を経営の基本理念として、株主の皆様、お取引先、従業員およびその家族、地域社会など、当社グループを取り巻くすべてのステークホルダーを「お客」と捉え、その期待に応える企業活動を推進しております。 また、中長期的に当社グループが果たすべき役割および目指す姿として、以下を掲げております。 <私たちの使命> 誠実・真摯・高潔な姿勢で、電子部品を通じて人と技術をつなぎ、 安定供給と新たな価値創造により産業と社会の発展に貢献する。 <私たちが目指す姿> わくわくする挑戦を重ね、感謝と繁栄が循環する未来を創る。 <基本の心・行動指針> 「お客の役に立て」~信頼と挑戦で未来を切り拓く~ ・素直な心 ・奉仕の心 ・約束を守る ・時間を大切にする ・持続可能な未来への挑戦 (目標とする経営指標) 当社グループは、資本効率の向上を重視し、営業利益率、ROIC(投下資本利益率)およびROE(自己資本利益率)の向上に取り組んでおります。これらの指標の改善を通じて、PBR(株価純資産倍率)1倍以上の達成を目指し、企業価値の向上を図ってまいります。 (経営環境) 当社グループを取り巻く経営環境は、AIの進展や自動車の電動化、IoTの普及等を背景として、半導体関連市場の中長期的な成長が期待されております。 一方で、半導体市況は短期的な需給変動の影響を受けやすく、顧客の設備投資動向により当社グループの業績も影響を受ける状況が継続しております。加えて、地政学的リスクやサプライチェーンの不安定化、原材料価格や人件費の上昇など、先行き不透明な経営環境が続いております。 (優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題) このような環境のもと、当社グループは、以下の点を重要な経営課題として認識しております。 ・半導体関連分野への依存度が高いことによる業績変動リスクへの対応 ・顧客および事業領域の拡大による収益基盤の安定化 ・資本コストを意識した経営の推進による資本効率の向上 ・持続的成長を支える人材および経営基盤の強化 これらの課題に対応するため、当社グループは2026年3月期から2028年3月期を対象とする中期経営計画を策定し、その実現に向けて取り組んでおります。 (中期経営計画の概要) ●基本方針 資本コストや株価を意識した経営により企業価値を高める ●数値目標(2028年3月期) ・連結売上高:150億円 ・投下資本利益率(ROIC)・自己資本利益率(ROE) :8%以上 ・株価純資産倍率(PBR):1倍以上 ●重点施策 1)収益力の向上 ・新規顧客および新規分野の開拓による収益基盤の拡大 ・社会インフラ・重電分野などへの展開による事業領域の拡充 ・東アジアを中心とした海外展開の推進による成長機会の取り込み ・国内営業体制の見直しによる販売力の強化 2)経営効率の向上 ・DX推進による業務効率化と生産性向上 ・人材育成および健康経営の推進による組織力の強化 3)資本効率の向上 ・資本コストを意識した経営管理の推進 ・配当方針:連結配当性向20〜30%を目安とし、DOE2.0%以上を目標とする ・株主優待制度の継続実施を含む総合的な株主還元の充実 4)IR活動の充実 ・財務・非財務情報の開示充実(人的資本・ESG等) ・IRサイトの改善および情報発信の強化による企業価値の可視化
事業等のリスク584字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (半導体業界の需要動向による影響について) 当社グループは、産業用電子部品を主体に半導体製造装置、医療機器、放送機器、通信機器等の分野におけるお取引先を多数有しております。 特に半導体製造装置関連の取引高が多いため、半導体業界の需給動向が経営成績変動の主たる要因となり、半導体電子部品の市況如何によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (特定のお取引先への依存度が高いことについて) 半導体製造装置関連の取引の中で、国内大手半導体製造装置メーカー各社との取引依存度が高くなっております。そのため、半導体市場や関連装置の需要動向の如何では、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクに対し当社グループは、新市場・新規顧客の開拓、新製品の取扱い増加、既存顧客の潜在的需要の掘り起こしへと経営資源をシフトさせてゆくことにより、事業等のリスクを軽減させる方針であります。
経営成績の分析 (MD&A)5,415字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料価格の高止まりや各国の通商政策、中東情勢等の地政学リスクの影響が懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社の主力市場である半導体製造装置関連市場におきましては、AIやデータ活用の進展を背景に中長期的な需要拡大が見込まれる一方、当連結会計年度におきましては主要顧客における生産部材の在庫調整の長期化等により、期前半を中心に慎重な受注環境が継続いたしました。 このような環境のもと、当社グループにおきましては、高付加価値商材の提案強化および営業活動の高度化に取り組んでまいりました。加えて、期後半にかけて主要顧客における在庫調整に進展がみられ、第4四半期を中心に受注回復傾向が強まり、売上高・利益ともに前連結会計年度を上回る結果となりました。 当社グループといたしましては、引き続き中期経営計画の基本方針である「資本コストや株価を意識した経営により企業価値を高める」ことを軸に、収益構造の安定性向上および資本効率の改善に努めてまいります。 具体的には、グローバル事業体制強化に向けて設立を決定した台湾現地法人を、アジアにおける成長戦略推進のための最重要拠点と位置づけ、現地の有力パートナーとの関係深化を通じて新たなビジネス機会の創出を図るとともに、アジア圏における販売・調達の双方をカバーするネットワーク拠点の構築を進めてまいります。これら海外事業体制の強化を通じて、栄電子グループ全体の事業成長を加速させ、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。 また、優秀な人材の確保および定着を目的として、従業員向けインセンティブ施策の検討・導入を進めるなど、経営層のコミットメント強化と全社員のエンゲージメント向上を両立させることで、持続的な成長および企業価値の向上に取り組んでまいります。 当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高7,330百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益139百万円(前年同期比119.7%増)、経常利益154百万円(前年同期比82.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益113百万円(前年同期比205.5%増)となりました。 なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント別の記載を行っておりません。 当連結会計年度末の総資産は7,360百万円で、前連結会計年度末より668百万円増加いたしました。 流動資産は4,378百万円で、前連結会計年度末に比べ252百万円増加いたしました。主な要因は、売掛金の増加232百万円等によるものです。 固定資産は2,982百万円で、前連結会計年度末に比べ415百万円増加いたしました。主な要因は、投資有価証券の増加411百万円等によるものです。 流動負債は2,189百万円で、前連結会計年度末に比べ214百万円増加いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加192百万円等によるものです。 固定負債は353百万円で、前連結会計年度末に比べ109百万円増加いたしました。主な要因は、繰延税金負債の増加121百万円等によるものです。 純資産は4,818百万円で、前連結会計年度末に比べ344百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の増加63百万円、その他有価証券評価差額金の増加281百万円であります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、1,090百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、25百万円の収入(前連結会計年度は325百万円の支出)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益154百万円、仕入債務の増加134百万円、棚卸資産の増加230百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、32百万円の支出(前連結会計年度は67百万円の支出)となりました。主な要因は、無形固定資産の取得による支出34百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、50百万円の支出(前連結会計年度は50百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額50百万円であります。 ③生産、受注及び販売の状況 イ.生産実績 該当事項はありません。 ロ.受注状況 当社グループは、産業用一般電子部品・電子機器の販売を行っており、事業区分としては単一のセグメントであるため、セグメントの記載はしておりません。 品名別に示すと次のとおりです。 品 名   受 注 高   前年同期比   受注残高   前年同期比 商品   千円   %   千円   % 一般電子部品   5,290,433   +45.4   1,917,507   +74.3 電 源   1,340,242   +61.4   509,351   △0.8 電子デバイス   211,553   +56.5   85,403   △4.5 I o T 機 器   408,917   +142.8   166,000   +252.7 セ ン サ ー   121,248   +91.1   66,409   +134.6 そ  の  他   1,047,324   +27.1   391,354   +45.8 合 計   8,419,719   +48.8   3,136,025   +53.2 ハ.販売の状況 当社グループは、産業用一般電子部品・電子機器の販売を行っており、事業区分としては単一のセグメントであるため、セグメントの記載はしておりません。 品名別に示すと次のとおりです。 品 名   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比 商品   千円   % 一般電子部品   4,472,871   +19.9 電   源   1,344,390   +0.2 電子デバイス   215,566   △24.1 I o T 機 器   289,977   +84.6 セ ン サ ー   83,142   +41.7 そ  の  他   924,413   +7.8 合 計   7,330,361   +14.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 なお、中東情勢の影響等不確実性が大きく将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上する方針であります。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の状況 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。 (売上状況) 当社の主力市場である半導体製造装置関連市場におきましては、AIやデータ活用の進展を背景に中長期的な需要拡大が見込まれる一方、当連結会計年度においては主要顧客における生産部材の在庫調整の長期化等により、期前半を中心に慎重な受注環境が継続いたしました。 このような環境のもと、当社グループにおきましては、高付加価値商材の提案強化および営業活動の高度化に取り組んでまいりました。加えて、期後半にかけて主要顧客における在庫調整に進展がみられ、第4四半期を中心に受注回復傾向が強まり、当社グループの売上高は、7,330百万円と前連結会計年度に比べ14.0%増加いたしました。 (売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の売上原価は6,144百万円と、売上の増加に伴い前連結会計年度に比べ14.4%増加し、売上原価率は83.8%と前連結会計年度に比べやや増加いたしました。この結果、当連結会計年度の売上総利益は、前期比12.4%増の1,186百万円となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、主として採用等による人件費の増加や物流業務の外部委託の進展による支払手数料の増加などから、当連結会計年度は1,046百万円と、前連結会計年度に比べ5.5%の増加となりました。売上高に対する比率は前連結会計年度の15.4%から14.3%と減少し、この結果、当連結会計年度の営業利益は前期比119.7%増の139百万円となりました。 (その他の損益及び当期純利益) その他の損益について、営業外収益が前連結会計年度に比べ12.5%増加し、営業外費用は、為替差損7百万円の発生等により前連結会計年度に比べ169.6%増加しております。この結果当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ82.8%増加し154百万円となりました。特別利益には、投資有価証券売却益2百万円を計上し、特別損失には、遊休不動産の処分を検討する中で、市場価格の下落していた資産について減損損失2百万円を計上いたしました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ205.5%増加し113百万円となりました。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、1,090百万円となりました。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入費用、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、資金調達につきましては、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。 なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、収益の基盤強化が、企業としての持続的成長、発展の基礎であるという認識のもと、売上高営業利益率の向上に取り組んでまいりました。 当連結会計年度は、売上高7,822百万円、営業利益152百万円、経常利益167百万円、親会社株主に帰属する当期純利益111百万円で、売上高営業利益率1.9%を計画しておりましたが、上記の結果となったことから売上高営業利益率は計画通り1.9%となりました。 今後、市場環境に左右されない収益基盤を構築するため、既存事業の深耕と事業領域の拡大を通じた収益源の多様化など収益力の向上に努めるとともに、ROIC・ROE等資本効率を意識した指標の改善に取り組み、企業価値向上に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。