概要
栄電子は1971年設立の産業用電子部品専門商社である。半導体製造装置関連を中心に、一般電子部品、電源機器、IoT機器などを販売する。東京都千代田区に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は73億円、従業員数85名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
電子部品商社としての事業構造
栄電子グループは当社と連結子会社2社で構成される。連結子会社の東栄電子株式会社は同様に産業用一般電子部品・電子デバイスを販売する。2026年3月期には台湾に台榮電子股份有限公司を100%子会社として設立し、アジアでの販売網を構築中である。事業は単一セグメントであり、一般電子部品、電源、電子デバイス、IoT機器、センサーなどの品目を扱う。仕入先から調達した製品を国内の営業所を通じて顧客に販売する、いわゆる専門商社型のビジネスモデルである。
全国10拠点の販売網と地域別の特性
栄電子は東京・埼玉・神奈川・山梨・長野・宮城・大阪・熊本に営業所を配置し、全国をカバーする。2026年3月期の受注高は84億円、受注残高は31億円に達した。地域別の売上構成は開示されていないが、半導体製造装置関連の需要が強い関東地方が中心と推測される。主要顧客の在庫調整の影響を大きく受ける一方、IoT機器やセンサー分野の受注が大幅に増加しており、新たな需要層の開拓が進んでいる。
売上高と収益の変動要因
売上高は2013年3月期の38億円から2023年3月期の108億円まで成長したが、その後半導体市況の変動により2024年3月期84億円、2025年3月期64億円と減少した。2026年3月期は73億円に回復し、営業利益1.4億円、当期純利益1.1億円を計上した。営業利益率は約1.9%と薄利多売の商社型収益構造である。経営指標としてROIC・ROE8%以上、PBR1倍以上を中期目標に掲げる。
業界の中での役割は電子部品サプライチェーンにおける販売・流通を担う商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01産業用電子機器主力
産業用一般電子部品、電子機器の販売を主事業とする。国内外のメーカーから部品を調達し、産業機器や電子機器を製造する企業へ供給している。単一セグメントとして事業を展開しており、子会社の東栄電子も同様の販売を行う。台湾に現地法人を設立し、海外調達・販売体制を強化している。
- 産業用一般電子部品
- 半導体、コンデンサ、抵抗などの電子部品を産業機器向けに販売。
- 電子デバイス
- 各種電子機器に組み込まれるデバイス類を取り扱う。
製品と技術
一般電子部品と電源機器で売上の大半を占める
一般電子部品は抵抗、コンデンサ、コネクタなどの受動部品・機構部品であり、2026年3月期の販売高は44.7億円と全体の61%を占める。電源機器はスイッチング電源やACアダプタなどで13.4億円(18%)。両品目が売上の約8割を構成する。受注残高を見ると一般電子部品が19.2億円と最も多く、安定した需要がある一方、在庫調整の影響を受けやすい特性を持つ。
IoT機器とセンサーが急成長する新規分野
IoT機器の販売高は2026年3月期に前期比84.6%増の2.9億円、センサーは41.7%増の0.8億円と大きく伸びた。受注高もIoT機器が142.8%増、センサーが91.1%増と高成長である。これらの分野は半導体製造装置関連とは異なる需要層(FA、スマートビルディング、省エネなど)にアプローチしており、収益基盤の多様化に貢献している。受注残も大幅に増加しており、今後の売上拡大が期待される。
電子デバイスは変動が大きく収益安定化の課題
電子デバイス(半導体メモリ、マイコンなど)は2026年3月期の販売高2.2億円と全体の3%に過ぎないが、前期比24.1%の減少となった。受注高は2.1億円で5.7%増だが、受注残は4.5%減と不安定である。同品目は半導体市況の変動を直接受けやすく、栄電子が中期経営計画で「半導体関連分野への依存度が高いことによる業績変動リスクへの対応」を課題としている背景の一つである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
電子部品卸、収益低く変動大きい
栄電子は売上高64億円(2025/3期)の電子部品卸売業者。同業のリョーサン菱洋HD(売上規模大きい)や高千穂交易と比べ、売上規模は小さく、営業利益率も1.56%と低水準。2024/3期の84億円から大幅減収となり、収益性も悪化。業界内での競争力は弱く、収益改善策が急務。
強み
- 電子部品に特化し、専門知識で顧客ニーズに対応。
- 小回りが利き、顧客の細かい要望に素早く対応可能。
- 卸売業で固定費が低く、変動費管理でリスク軽減。
- 2026/3期は73億円と増収見込みで、V字回復の可能性。
課題
- 営業利益率1%台では持続的な投資が難しく、競争力低下リスク。
- 前期比24%減収など、外部環境に影響されやすい。
- リョーサン菱洋など大手に対し、規模の不利を克服できていない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が栄電子
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 280ATMH | 39億円 | 282.1倍 |
| 2 | 3054ハイパー | 37億円 | 17.4倍 |
| 3 | 7114フーディソン | 36億円 | 24.0倍 |
| 4 | 2693YKT | 33億円 | 10.1倍 |
| 5 | 9849共同紙販ホールディングス | 33億円 | 80.3倍 |
| 6 | 7567栄電子 | 31億円 | 27.0倍 |
| 7 | 7464セフテック | 30億円 | 18.8倍 |
| 8 | 7687ミクリード | 30億円 | 10.7倍 |
| 9 | 3306日本製麻 | 30億円 | 5.6倍 |
| 10 | 8123川辺 | 27億円 | 14.0倍 |
| 11 | 8225タカチホ | 26億円 | 7.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
川崎市で創業し横浜・東京へ拠点を広げた1970年代
1971年4月、神奈川県川崎市苅宿で電子部品・電子機器の販売を目的に栄電子を設立した。同年7月には横浜営業所(現神奈川営業所)を設置。1972年3月に本店を横浜市戸塚区へ移し、1974年7月には東京都千代田区に本店を移転した。1977年12月には子会社として東栄電子株式会社を千代田区に設立し、グループ体制の基盤を築いた。
埼玉・秋葉原など首都圏への営業所展開と店頭公開
1981年4月埼玉川越市、1982年10月秋葉原、1983年3月立川(現西東京)と営業所を相次いで開設。1985年8月山梨甲府市、1989年10月熊本へと範囲を拡大した。1997年10月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達の道を開いた。この間に本社事務所は千葉市を経て1999年11月に再び千代田区へ戻っている。
ジャスダック上場と大阪・名古屋への進出
2004年12月、店頭登録を取消しジャスダック証券取引所に上場した。上場前後の2003年10月大阪営業所、2004年2月名古屋営業所を設置し、関西・中部にも販路を広げた。2009年4月には子会社東栄電子が株式会社タチバナ電子を吸収合併し、事業基盤を強化。2010年には大阪証券取引所JASDAQスタンダードに上場し、2011年東京証券取引所JASDAQスタンダードに移行した。
営業所の統廃合と台湾現地法人設立による再編
2011年、名古屋営業所を廃止し大阪営業所に統合。2016年には福岡営業所を廃止し熊本営業所に統合するなど、効率化を進めた。2026年3月、台湾台北市に台榮電子股份有限公司を現地法人として設立。アジアでの販売・調達ネットワーク構築を目指す。同年には中期経営計画(2026〜2028年度)を策定し、2028年3月期に売上高150億円、ROE8%以上の目標を掲げた。
年表29件を開く
1970年代
- 1971年4月創業神奈川県川崎市苅宿に電子部品、電子機器の販売を目的として株式会社栄電子を設立する。
- 1971年7月神奈川県横浜市戸塚区に横浜営業所(現神奈川営業所)を設置する。
- 1972年3月神奈川県横浜市戸塚区に本店を移転する。
- 1974年7月東京都千代田区に本店を移転する。
- 1977年12月東京都千代田区に東栄電子株式会社(現連結子会社)を設立する。
1980年代
- 1981年4月埼玉県川越市に埼玉営業所を設置する。
- 1982年10月東京都千代田区に秋葉原営業所(現東京営業所)を設置する。
- 1983年3月東京都昭島市に立川営業所(現西東京営業所)を設置する。
- 1985年8月山梨県甲府市に山梨出張所(現山梨営業所)を設置する。
- 1987年4月東京都千代田区に東京中央営業所(現東京営業所)を設置する。
- 1989年10月熊本県熊本市に熊本出張所(現熊本営業所)を設置する。
1990年代
- 1991年11月千葉県千葉市に本社事務所を移転する。
- 1992年4月長野県小県郡丸子町に長野出張所を移転する。
- 1993年5月山梨県韮崎市に山梨営業所を移転する。
- 1997年8月長野県上田市に長野営業所を移転する。
- 1997年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1998年5月宮城県仙台市青葉区に宮城営業所を設置する。
- 1999年11月東京都千代田区に本社事務所を移転する。
2000年代
- 2003年10月大阪府大阪市淀川区に大阪営業所を設置する。
- 2004年2月愛知県名古屋市中区に名古屋営業所を設置する。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2006年5月東京都江東区に物流センターを設置する。
- 2007年5月埼玉県浦和市(現さいたま市)に埼玉営業所を移転する。
- 2008年12月東京都千代田区に本社ビル完成、移転する。
- 2009年3月埼玉県児玉郡上里町に埼玉営業所を移転する。
- 2009年4月M&A東栄電子株式会社が株式会社タチバナ電子を吸収合併。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2011年5月創業宮城県仙台市宮城野区に宮城営業所を移転する。大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所(JASDAQスタンダード)に株式を上場。福岡県福岡市博多区に福岡営業所を設置する。名古屋営業所を廃止し、大阪営業所に統合する。東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行する。福岡営業所を廃止し、熊本営業所に統合する。台湾台北市に台榮電子股份有限公司を現地法人として設立する。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年3月期まで150億円
- 投下資本利益率(ROIC)2028年3月期まで8%以上
- 自己資本利益率(ROE)2028年3月期まで8%以上
- 株価純資産倍率(PBR)2028年3月期まで1倍以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
収益力の向上
新規顧客・分野の開拓、社会インフラ・重電分野への展開、東アジア中心の海外展開、国内営業体制の見直しにより収益基盤を拡大する。
- 02
経営効率の向上
DX推進による業務効率化と生産性向上、人材育成および健康経営の推進により組織力を強化する。
- 03
資本効率の向上
資本コストを意識した経営管理を推進し、連結配当性向20~30%・DOE2.0%以上を目標とする配当方針のもと株主還元を充実する。
- 04
IR活動の充実
財務・非財務情報の開示充実(人的資本・ESG等)、IRサイトの改善および情報発信の強化により企業価値を可視化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で85人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は507万円で、9期前と比べて+12.3%。平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は11.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 64 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 79 | — |
| 2019年3月 | 451 | 42.0 | 8.0 | 77 | — |
| 2020年3月 | 433 | 42.0 | 9.0 | 68 | — |
| 2021年3月 | 405 | 41.0 | 9.0 | 68 | — |
| 2022年3月 | 444 | 40.0 | 9.0 | 74 | — |
| 2023年3月 | 503 | 39.0 | 9.0 | 76 | — |
| 2024年3月 | 474 | 40.0 | 10.0 | 80 | — |
| 2025年3月 | 476 | 40.0 | 10.0 | 86 | 116 |
| 2026年3月 | 507 | 41.0 | 11.0 | 85 | 118 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は73億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.1%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 101億円 | 73億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 1億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥13 | ¥13 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 23 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 25 | 1 | 4.0 | 1 |
| 2024年2Q | 21 | 1 | 4.8 | 1 |
| 2024年3Q | 20 | 1 | 5.0 | 0 |
| 2024年4Q | 18 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 32 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 32 | 1 | 3.1 | 0 |
| 2026年2Q | 34 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 39 | 1 | 2.6 | 1 |
| 2027年1Q | 28 | 1 | 3.6 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は38億円から73億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は1.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 38 | — | 0 | — | −4 |
| 2014年3月 | 44 | — | 2 | — | −1 |
| 2015年3月 | 49 | — | 1 | — | 1 |
| 2016年3月 | 49 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年3月 | 52 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年3月 | 62 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年3月 | 59 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年3月 | 55 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年3月 | 56 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年3月 | 90 | — | 7 | — | 5 |
| 2023年3月 | 108 | — | 9 | — | 7 |
| 2024年3月 | 84 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年3月 | 64 | 1 | 1 | 1.6 | 0 |
| 2026年3月 | 73 | 1 | 2 | 1.4 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高73億円のうち、営業利益として残るのは1億円で1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%61億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.7%10億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.4%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は11億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 12 |
| 2014年3月 | −9 | 7 | −3 | −2 | 7 |
| 2015年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 7 |
| 2016年3月 | 2 | 1 | −2 | 3 | 8 |
| 2017年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 8 |
| 2018年3月 | 1 | 1 | −1 | 2 | 9 |
| 2019年3月 | 1 | −2 | −1 | −1 | 7 |
| 2020年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 8 |
| 2021年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 10 |
| 2022年3月 | 2 | 2 | −3 | 4 | 12 |
| 2023年3月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 15 |
| 2024年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 16 |
| 2025年3月 | −3 | −1 | −1 | −4 | 12 |
| 2026年3月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 11 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は74億円。このうち返さなくてよい自己資本が48億円で、自己資本比率は65.5%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 58 | 23 | 35 | 40.6 |
| 2014年3月 | 47 | 23 | 24 | 48.1 |
| 2015年3月 | 49 | 25 | 24 | 49.7 |
| 2016年3月 | 48 | 25 | 23 | 52.6 |
| 2017年3月 | 50 | 27 | 23 | 53.0 |
| 2018年3月 | 55 | 28 | 27 | 52.0 |
| 2019年3月 | 51 | 28 | 23 | 55.4 |
| 2020年3月 | 50 | 28 | 22 | 57.1 |
| 2021年3月 | 53 | 30 | 23 | 56.9 |
| 2022年3月 | 66 | 35 | 31 | 53.8 |
| 2023年3月 | 74 | 41 | 33 | 55.6 |
| 2024年3月 | 75 | 46 | 29 | 60.4 |
| 2025年3月 | 67 | 45 | 22 | 66.8 |
| 2026年3月 | 74 | 48 | 25 | 65.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中38位あたり、逆に低いのはROEで284社中253位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥606で、1年前と比べて+21.4%。過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 27.0倍 |
| PER (会社予想) | 15.1倍 |
| PBR | 0.59倍 |
| 配当利回り | 2.15% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月10日に666円と前日比+17.67%急騰し、52週高値を更新。25日線(538.96円)を約24%上回る。出来高は4.47万株と増加。1ヶ月で+24.49%と上昇基調。RSIは94.22と極端な買われ過ぎで、調整の可能性。年初来で+38.02%と堅調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERは23.9倍と業界平均16.4倍を上回り割高感。PBRは0.56倍と業界平均1.22倍を下回り資産価値からは割安。配当利回り2.08%は業界平均2.55%を下回る。収益が低迷しており、低PBRが割安感を打ち消している。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 27.0倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 15.1倍 | — |
| PBR | 0.59倍 | 1.24倍 |
| ROE | 2.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績の急減が続いており、回復の可否が最大の論点。2024年3月期から2025年3月期にかけて売上高が108億→84億→64億円と減少し、純利益も7億→2億→0億円と悪化。しかし2026年3月期は売上高73億円、純利益1億円と小幅ながら回復の見通し。強気派は在庫調整の一巡と需要回復を期待するが、弱気派は構造的な需要減退や競争激化を懸念する。
- 在庫調整の終了
売上高の減少は在庫調整が主因で2026年には回復見通し。
- 財務基盤の安定
PBR0.56倍と割安で、配当利回り2.1%を維持。
- ニッチ分野の強み
特定電子部品で高いシェアを持つ可能性がある。
- 売上高14%増の回復基調FY2026影響強
FY2026売上高73億(前期比+14%)、電子部品需要改善。
- PBR0.56倍の割安感継続影響中
PBR0.56倍は解散価値割れ、株主還元強化の期待。
- 営業利益横ばいだが増収効果FY2026影響中
営業利益1億円維持、増収で利益率改善。
- 少額自社株買いの可能性次回決算影響弱
時価27億円、自己資本比率高ければ約1億円の自社株買い可能。
- 業績悪化トレンド
3期連続で減収、営業利益率も1.5%に低下。
- 競争環境の厳しさ
電子商社は価格競争が激しく、差別化困難。
- 回復の不確実性
2026年予想も低水準で、需要回復は不透明。
- 低収益体質が続く継続影響強
営業利益率1.4%、FY2025純利益ゼロ、事業構造の脆弱性。
- 電子部品需要の不透明感不定影響中
半導体市況回復遅れで売上高計画の下振れリスク。
- 株主還元の限界通年影響中
配当利回り2.1%維持も、純利益1億円では増配困難。
- 低流動性による値動きリスク継続影響弱
時価27億円、浮動株少なく大口売りで急落の可能性。
- 売上高推移
- 在庫調整の進捗と需要回復の度合いを測る基本指標。
- 営業利益率
- 収益力の改善を示す重要な指標。
- 在庫回転率
- 在庫管理の効率性と需要動向を反映。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり13円で、前期から+10.0%。いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 5 | — | 22.2 |
| 2018年3月 | 10 | 100.0 | 39.0 |
| 2019年3月 | 7 | −30.0 | 37.2 |
| 2020年3月 | 7 | 0.0 | 57.6 |
| 2021年3月 | 7 | 0.0 | 32.7 |
| 2022年3月 | 7 | 0.0 | 6.8 |
| 2023年3月 | 12 | 71.4 | 9.6 |
| 2024年3月 | 10 | −16.7 | 23.9 |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | 148.2 |
| 2026年3月 | 11 | 10.0 | 58.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥13
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,900人。区分でいちばん多いのは個人・その他で81.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.2%を占め、残る82.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 86.0 | 84.9 | 84.2 | 85.3 | 83.8 | 81.6 |
| 事業法人 | 8.0 | 9.0 | 8.7 | 10.0 | 15.5 | 17.2 |
| 証券会社 | 4.4 | 4.4 | 4.1 | 2.7 | 0.5 | 0.7 |
| 外国法人 | 1.2 | 1.1 | 2.8 | 1.6 | 0.2 | 0.5 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.4 | 0.5 | 0.2 | 0.2 | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 染谷 英雄 | 24.24 |
| 02 | ウルトラテクノロジー株式会社 | 8.68 |
| 03 | 染谷 美穂子 | 7.56 |
| 04 | 有限会社酒東商事 | 7.25 |
| 05 | 染谷 崇 | 5.89 |
| 06 | 染谷 政一 | 5.89 |
| 07 | 扇谷 昭子 | 1.36 |
| 08 | 中西 豊子 | 1.02 |
| 09 | 栄電子社員持株会 | 0.90 |
| 10 | 小原 悟古 | 0.71 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-02ウルトラテクノロジー株式会社 代表取締役 塚原雅之新規の大量保有報告2.02%-6.70pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+128%、1株純資産は14期で+106%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −81 | 461 | −16.4 | — | — |
| 2014年3月 | −17 | 447 | −3.8 | — | — |
| 2015年3月 | 26 | 484 | 5.7 | 9.0 | 22.7 |
| 2016年3月 | 21 | 492 | 4.2 | 8.2 | 35.8 |
| 2017年3月 | 26 | 522 | 5.1 | 8.5 | 22.2 |
| 2018年3月 | 29 | 561 | 5.4 | 19.3 | 39.0 |
| 2019年3月 | 21 | 559 | 3.7 | 16.3 | 37.2 |
| 2020年3月 | 13 | 559 | 2.3 | 24.6 | 57.6 |
| 2021年3月 | 23 | 591 | 4.0 | 22.8 | 32.7 |
| 2022年3月 | 105 | 695 | 16.3 | 4.5 | 6.8 |
| 2023年3月 | 128 | 815 | 17.0 | 4.1 | 9.6 |
| 2024年3月 | 45 | 898 | 5.3 | 11.0 | 23.9 |
| 2025年3月 | 7 | 881 | 0.8 | 61.5 | 148.2 |
| 2026年3月 | 22 | 949 | 2.5 | 21.2 | 58.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額43百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 津田百子 | 代表取締役社長 | 59 | 9,000 |
| 大久保雅文 | 取締役 | 56 | 2,000 |
| 石川雅也 | 取締役 | 47 | — |
| 田中美登里 | 取締役 | 93 | — |
| 石川雅己 | 取締役 | 85 | — |
| 菊池隆之 | 監査役(常勤) | 66 | — |
| 藤原幹人 | 監査役 | 80 | 26,000 |
| 外村玲子 | 監査役 | 54 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 22 | 22 | 7 |
| 社外取締役 | 5 | 15 | 15 | 3 |
| 監査役 | 1 | 6 | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容244字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,495字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク584字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,415字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第59期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第58期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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