概要
株式会社TMHは、2012年に大分県大分市で創業した半導体製造装置および部品の販売・修理サービスを主力とする企業である。社名は「Technology Makes Happiness」の頭文字に由来する。2025年11月期の連結売上高は86億円、営業利益4億円、従業員45名。2024年12月に東京証券取引所グロース市場と福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場した。半導体工場向けに、越境ECプラットフォーム「LAYLA-EC」を通じた部品調達と、エンジニアリング力を生かした中古装置の販売・設置・保守をワンストップで提供している。
部品販売と装置販売の二本柱で収益を稼ぐ
TMHの事業は半導体製造装置の部品販売・修理サービスと装置販売サービスの二つに大別される。部品販売・修理サービスは一度受注すると継続的な再発注が見込まれる安定収益であり、消耗部品の新品供給も手掛ける。一方、装置販売サービスは中古装置の買取から解体・搬出・設置・プロセスチューニングまでを一貫して行い、受注から売上計上まで数カ月から1年のリードタイムを要するが、売上の確実性が高い。2025年11月期の業績では、部品販売・修理サービスが12億1,352万円、装置販売サービスが74億391万円を計上し、全体の売上高86億2,837万円を構成した。
国内5拠点と韓国子会社で広がる事業エリア
TMHは日本国内に大分本社のほか、熊本、東京、四日市、岩手の5拠点を構える。四日市には中部支店、東京には関東支店、熊本には九州支店を設置し、各拠点が半導体工場の集積地域をカバーしている。2025年7月には韓国にTMH KOREA Inc.を設立し、初の海外子会社とした。売上はアジア地域が大半を占め、2025年11月期の地域別売上ではアジア向けが74億115万円(うち中国向け72億8057万円)、国内向けが12億2,092万円であった。半導体製造装置に知見を持つ技術営業人員が各地に在籍し、顧客の装置診断や改善提案を行う体制をとる。
デジタルプラットフォームが調達プロセスを変革
TMHは2018年4月に半導体製造装置・部品に特化した越境ECサイト「LAYLA-EC」を開設し、半導体工場の調達デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。同サイトは世界中のサプライヤー200社超が登録し、36万9千点超のアイテムを掲載する。国内半導体工場の50工場超、700名超のユーザーが登録し、365日24時間リアルタイムで在庫を確認できる。従来の個別問い合わせに頼る非効率な調達を解消し、価格・納期・保証期間・状態を一覧比較できる点が特徴である。TMHは販売窓口として品質担保にも関与し、エンドユーザーが安心して購入できる環境を提供する。
業界の中での役割は半導体工場向け部品調達プラットフォーム運営会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01半導体製造業主力
半導体工場向けに、製造装置部品の販売・修理サービスと中古装置の買取・売却支援を提供。越境ECサイト「LAYLA-EC」で世界のサプライヤーと直接つなぎ、調達を効率化。部品販売は継続的な再発注が見込まれる安定収益源。
エンドユーザーとサプライヤーを直接つなぐ初めての試み
- LAYLA-EC国内シェア上位
- 半導体製造装置・部品に特化した越境ECプラットフォーム。36.9万点超のアイテムを掲載し、国内半導体工場の50%以上が利用。
- 半導体製造装置部品販売
- 世界中から調達した希少部品や消耗部品を供給。
- 半導体製造装置修理サービス
- 装置の診断・修理を提供。
- 中古半導体製造装置の売買
- 装置の解体、搬出、設置、プロセスチューニングまで一気通貫でサポート。
製品と技術
半導体部品越境EC「LAYLA-EC」の仕組み
「LAYLA-EC」はTMHが2018年に立ち上げた半導体製造装置・部品専門の越境ECプラットフォームである。世界中のサプライヤー200社超が登録し、36万9千点超のアイテムを掲載。国内半導体工場の50工場超、700名超のユーザーが利用する。最大の特徴は365日24時間リアルタイムで在庫確認が可能な点であり、価格・納期・保証期間・状態を一覧比較できる。従来は商社を通じた個別問い合わせが主流だったが、同サイトにより調達のリードタイム短縮と価格透明性向上を実現している。TMHは販売窓口として品質を担保し、半導体メーカーとサプライヤーの直接コミュニケーションを支援する。
エンジニアリング力が光る装置販売サービス
TMHは中古半導体製造装置の買取から解体・搬出・設置・プロセスチューニングまでを一気通貫で提供する。20年以上のエンジニアリング経験を持つ技術営業人員が在籍し、装置の診断や改善提案を行う。特に旧型装置のプロセスチューニングによる歩留まり改善に強みを持ち、100台以上の装置搬出実績を有する。大手米国半導体メーカーからサプライヤーアワードを受賞した実績も信用の裏付けとなっている。受注から売上計上までは数カ月から1年を要するが、売上確度は高い。2025年11月期の装置販売サービス売上は74億391万円と全体の86%を占めた。
半導体人材プラットフォーム「LAYLA-HR」
「LAYLA-HR」は2024年12月に稼働した半導体業界に特化した人材採用プラットフォームである。半導体製造装置や製造プロセスに精通したエンジニアや営業人材のマッチングを目的とし、企業と求職者を効率的につなぐ。TMHは自社の人材確保にも活用しつつ、業界全体の人材流動化を促進することを狙う。同プラットフォームは、同じくTMHが運営する情報メディア「SEMICON.TODAY」や越境EC「LAYLA-EC」と連携し、人材・情報・サービスを横断的に提供するトータルソリューションの一環として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 国内シェア上位LAYLA-EC日本国内の半導体工場の50%以上が利用半導体製造業
- 半導体製造業エンドユーザーとサプライヤーを直接つなぐ初めての試み
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
小型卸売、急成長も収益力課題
TMHは、繊維製品を中心とした専門商社で、売上高は2023年11月期の17億円から2025年11月期には86億円と急成長しています。同業のタビオや高千穂交易と比べると、規模は小さいものの、営業利益率4.65%とまずまずの水準です。ただし、2024年11月期の営業利益率は非開示であり、収益性の安定性には疑問が残ります。リョーサン菱洋のような大手には遠く及ばず、ニッチ分野での差別化が求められます。
強み
- 売上高が短期間で大幅に増加しており、成長性が評価される。
- 特定の繊維製品に専門特化し、競合との差別化を図っている。
- 小規模組織ゆえに、意思決定が速く、市場変化に敏速に対応可能。
- 2025年11月期予想で営業利益率4.65%と、同規模企業として良好。
課題
- 過去の営業利益率が非開示で、安定的な収益力が確認できず。
- 売上高が100億円未満と小さく、大手との競争で不利。
- 特定の取引先や商品に依存している可能性が高く、リスク分散が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がTMH
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7602レダックス | 41億円 | 30.7倍 |
| 2 | 8046丸藤シートパイル | 40億円 | 9.1倍 |
| 3 | 3161アゼアス | 40億円 | 27.4倍 |
| 4 | 280ATMH | 39億円 | 282.1倍 |
| 5 | 7111INEST | 39億円 | 91.7倍 |
| 6 | 7425初穂商事 | 39億円 | 8.8倍 |
| 7 | 3054ハイパー | 37億円 | 17.4倍 |
| 8 | 7114フーディソン | 36億円 | 24.0倍 |
| 9 | 2693YKT | 33億円 | 10.1倍 |
| 10 | 9849共同紙販ホールディングス | 33億円 | 80.3倍 |
| 11 | 7567栄電子 | 31億円 | 27.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
大分県に設立された2012年
株式会社TMHは2012年3月に大分県大分市で設立された。創業当初から半導体製造装置および部品の販売・修理を主事業とし、社名は「Technology Makes Happiness」の頭文字から構成される。社是である「先端技術で豊かな社会を創る」ことをミッションとして掲げ、日本の半導体産業の復興に貢献する姿勢を打ち出した。
中部・関東に拠点を拡大した2014~2016年
2014年9月、三重県四日市市に中部支店を新設し、中部地方の半導体工場へのサービス体制を強化した。2016年4月には東京都港区に関東支店を新設し、首都圏の顧客を取り込んだ。同年8月には中部支店を四日市市内で移転し、事業拡大に伴うスペース増強を図った。2018年10月には関東支店を千代田区に移転し、さらにアクセスを改善している。
越境ECサイト「LAYLA-EC」が稼働した2018年
2018年4月、半導体製造装置・部品に特化した越境ECサイト「LAYLA-EC」の稼働を開始した。これは世界中のサプライヤーと半導体工場を直接つなぐ初の試みであり、部品調達における中間業者を排除し、価格上昇や納期遅延の課題を解決することを目的とした。同サイトは365日24時間リアルタイムの在庫確認と一覧比較を可能にし、半導体工場の調達効率を飛躍的に向上させた。2019年5月には岩手県北上市に中部支店東北出張所を新設し、東北地域の顧客に対応した。
外部評価が高まった2020年
2020年6月、大手米国半導体メーカーのテキサスインスツルメンツからRegional Supplier Recognition Award(2019)を受賞した。これは品質とサービスの高さが国際的に認められた成果である。同年10月には大分県地域牽引企業創出事業として大分県知事に選定され、地域経済への貢献が評価された。これらの受賞・選定は、TMHの事業基盤と成長性が外部から認知された節目となった。
「J-Startup KYUSHU」に選出された2022年
2022年3月、経済産業省九州経済産業局が主催する「J-Startup KYUSHU」に選出された。これは九州地域の革新的なスタートアップ企業を認定する制度であり、TMHの半導体アフターマーケットにおける独自のビジネスモデルと成長可能性が評価された結果である。同年6月には関東支店を茨城県土浦市に移転し、首都圏の拠点機能を強化した。
上場前の拠点再編が進んだ2023~2024年
2023年10月、関東支店を東京都港区に再移転し、利便性の高い立地を確保した。2024年1月には熊本県菊池市に九州支店を新設し、TSMC進出で活況を呈する九州地区の顧客ニーズに対応した。同年12月、東京証券取引所グロース市場および福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場し、資金調達と知名度向上を実現した。上場と同時に半導体人材特化型の採用プラットフォーム「LAYLA-HR」の稼働も開始した。
韓国子会社設立と新サービス開始の2025年
2025年3月、関東支店を東京都港区内で移転し、業務効率化を図った。同年7月、半導体業界に特化した情報メディアサイト「SEMICON.TODAY」を稼働させ、情報発信力を強化した。同月には韓国にTMH KOREA Inc.を設立し、初の海外連結子会社とした。韓国は半導体生産の一大拠点であり、現地法人を通じてサプライチェーンを拡大する狙いがある。
年表18件を開く
2010年代
- 2012年3月創業大分県大分市に株式会社TMHを設立
- 2014年9月三重県四日市市に中部支店を新設
- 2016年4月東京都港区に関東支店を新設
- 2016年8月中部支店を三重県四日市市内で移転
- 2018年4月半導体製造装置・半導体製造装置部品に特化した当社越境ECサイト「LAYLA-EC」稼働開始
- 2018年10月関東支店を東京都千代田区に移転
- 2019年5月岩手県北上市に中部支店 東北出張所を新設
2020年代
- 2020年6月米国テキサスインスツルメンツからRegional Supplier Recognition Award(2019)を受賞
- 2020年10月大分県地域牽引企業創出事業として大分県知事より選定
- 2021年6月関東支店を茨城県土浦市に移転
- 2022年3月経済産業省九州経済産業局より「J-Startup KYUSHU」企業に選出
- 2023年10月関東支店を東京都港区に移転
- 2024年1月熊本県菊池市に九州支店を新設
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場および福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場
- 2024年12月半導体人材特化型の採用プラットフォーム「LAYLA-HR」稼働開始
- 2025年3月関東支店を東京都港区内で移転
- 2025年7月半導体業界に特化した情報メディアサイト「SEMICON.TODAY」稼働開始
- 2025年7月TMH KOREA Inc.(現・連結子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(流通総額)2028年11月期まで180億円
- 営業利益2028年11月期まで17億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新規事業推進
大手半導体製造装置メーカーの代理店ビジネスを展開。既存顧客基盤と取引知見を活用して信頼性を確保し、先端装置の取り扱いによりエンジニアリング力と競争優位性を強化する。
- 02
積極的なM&A推進
独自の情報ルートでM&A案件を入手し、交渉簡便化と投資コスト低減を図る。既存事業とのシナジーを評価し、内製化により迅速な意思決定を行う。
- 03
プラットフォーム拡充
越境EC「LAYLA-EC」の取引拡大、人材プラットフォーム「LAYLA-HR」のサービス展開、情報メディア「SEMICON.TODAY」の情報資産活用により、モノ・人・情報の3軸でプラットフォーム価値を高める。
- 04
グローバル展開加速
国内で培った技術ノウハウを基盤に、特にアジア地域へ展開。現地ニーズに応じたサービス体制構築とパートナー連携で販路を拡大し、成長ドライバーとする。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で45人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は658万円で、1期前と比べて+2.4%。平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は3.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年11月 | 643 | 42.9 | 2.7 | 39 |
| 2025年11月 | 658 | 43.6 | 3.3 | 45 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外TMH KOREA Inc. (注)韓国京畿道平澤市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は86億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収増益で、売上が+43.3%、利益が+33.3%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 32億円 | 86億円 |
| 営業利益 | -3億円 | 4億円 |
| 純利益 | -2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は21億円、営業利益は0億円。前年の2025年上期と比べると、売上は−67.7%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 65 | 3 | 4.6 | 2 |
| 2025年下期 | 21 | 1 | 4.8 | 0 |
| 2026年上期 | 21 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年11月期からの6期で、売上は10億円から86億円へ8.6倍に増えた。直近期の営業利益率は4.7%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 10 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年11月 | 11 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年11月 | 17 | — | 2 | — | 2 |
| 2023年11月 | 17 | — | −4 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場および福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場 | |||||
| 2024年11月 | 60 | — | 3 | — | 3 |
| TMH KOREA Inc.(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2025年11月 | 86 | 4 | 3 | 4.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高86億円のうち、営業利益として残るのは4億円で4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%76億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.0%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年11月期は営業CFが−24億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−24億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は6億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年11月 | 14 | 0 | 1 | 14 | 21 |
| 2023年11月 | −11 | 0 | 0 | −11 | 11 |
| 2024年11月 | 15 | −2 | 1 | 13 | 25 |
| 2025年11月 | −24 | 0 | 5 | −24 | 6 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年11月期の総資産は28億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は51.4%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 5 | 1 | 4 | 15.8 |
| 2021年11月 | 8 | 1 | 7 | 10.7 |
| 2022年11月 | 28 | 4 | 24 | 13.3 |
| 2023年11月 | 17 | 5 | 12 | 30.0 |
| 2024年11月 | 38 | 8 | 30 | 20.5 |
| 2025年11月 | 28 | 14 | 13 | 51.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中9位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中138位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,055で、1年前と比べて-18.8%。過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 282.1倍 |
| PBR | 2.82倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+18%と大幅上昇。株価は1167円で25日移動平均線を+5.1%上回るが、75日線を-31.7%下回り、200日線も-18.6%下回る。52週安値805円からは+45%反発。7月17日に1103円まで急落後、7月21日には36万株超の出来高で反発。RSIは73.51と買われ過ぎ圏にあり、過熱感が強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER 251.88倍と同業平均17.42倍を大きく上回り、PBR 2.50倍も平均1.22倍の約2倍。ROE 17.5%は高いが、配当利回り0%と無配であり、成長期待が価格に織り込み済み。売上高は急増も利益率は低く、割高感が強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 282.1倍 | 17.9倍 |
| PBR | 2.82倍 | 1.24倍 |
| ROE | 17.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高の急成長と高いROEが注目される一方、時価総額は小さく流動性が低い。強気派は成長性を評価し、弱気派は利益の安定性と小規模さを懸念。
- 売上高急拡大
売上高が2022年の17億円から2025年に86億円へ急成長。
- 高ROE
ROE17.5%と効率的な資本活用。
- 営業利益率改善
2025年に営業利益率4.65%と健全化。
- 売上高が3年で5倍に急成長通年影響強
売上高86億円(2023/11期17億円)
- ROE17.5%の高収益継続影響中
ROE17.5%は高い資本効率を示す
- 営業黒字を4億円確保通年影響中
売上高86億円、営業利益4億円
- 外国人保有8.81%の成長期待継続影響弱
小型株としては高い外国人保有比率
- 利益の不安定さ
純利益が2億円程度で、売上高ほど成長していない。
- 流動性リスク
時価総額35億円と小規模で売買が薄い。
- PER高水準
PER251.9倍と割高で、成長が織り込み済み。
- PER251.9倍と極めて割高継続影響強
PER251.9倍、成長期待が先行
- 純利益が前年比で減益通年影響中
純利益2億円(前期3億円)
- 無配当の株主還元無し継続影響弱
配当利回り0%
- 株価は1年で29%下落通年影響弱
成長鈍化が懸念され売り
- 売上高成長率
- 急成長が続くか確認する。
- 営業利益率
- 利益率の改善が一時的でないか見る。
- 自己資本比率
- 財務の安全性を確認する。
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ1,566人。区分でいちばん多いのは事業法人で56.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.2%を占め、残る42.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|
| 事業法人 | 21.7 | 56.3 |
| 個人・その他 | 72.0 | 33.1 |
| 外国法人 | — | 4.7 |
| 外国人個人 | 6.2 | 4.1 |
| 金融機関 | — | 0.9 |
| 証券会社 | — | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ET Family Asset株式会社 | 54.08 |
| 02 | SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 6.76 |
| 03 | 榎並 大輔 | 2.69 |
| 04 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 2.49 |
| 05 | LIN SHU-HUNG (常任代理人 行政書士法人中央ライズアクロス) | 2.03 |
| 06 | LIN SHU-HSUAN (常任代理人 行政書士法人中央ライズアクロス) | 2.03 |
| 07 | 九州アントレプレナークラブ2号投資事業有限責任組合 | 1.88 |
| 08 | 藤本 茂 | 1.84 |
| 09 | CBC株式会社 | 1.69 |
| 10 | 関 真希 | 1.49 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-28シンプレクス・キャピタル・インベストメント株式会社新規の大量保有報告14.84%
- 2026-07-28シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告0.00%-0.98pt
- 2026-06-02SBIインベストメント株式会社新規の大量保有報告3.95%-1.48pt
- 2026-05-28SBIインベストメント株式会社新規の大量保有報告5.43%-0.82pt
- 2026-05-19シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告0.98%
- 2026-05-19シンプレクス・キャピタル・インベストメント株式会社新規の大量保有報告15.04%
- 2026-04-23SBIインベストメント株式会社新規の大量保有報告6.25%-0.51pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+101%、1株純資産は3期で+6704%。直近期のROEは17.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2020年11月 | −7,567 | — | — |
| 2021年11月 | 436 | — | 7.2 |
| 2022年11月 | 65 | — | 96.2 |
| 2023年11月 | 35 | 6 | 26.6 |
| 2024年11月 | 81 | 232 | 42.2 |
| 2025年11月 | 68 | 385 | 17.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/11期の役員報酬は総額121百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 榎並大輔 | 代表取締役 社長 | 44 | 2,099,500 |
| 香月賢一 | 取締役 戦略SCM事業部長 | 53 | — |
| 関真希 | 取締役 経営管理部長 | 44 | 55,000 |
| 野木村修 | 取締役 | 68 | — |
| 成迫好洋 | 常勤監査役 | 65 | — |
| 生野裕一 | 監査役 | 47 | — |
| 辻英人 | 監査役 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 84 | 19 | 103 | 34 |
| 社外取締役 | 3 | 15 | — | 15 | 5 |
| 監査役 | 1 | 3 | — | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,383字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,952字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,972字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,405字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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