概要
フェスタリアホールディングスは、宝飾品の製造・販売を主事業とする小売企業である。百貨店やショッピングセンターを中心に国内75店舗、海外9店舗を展開し、2025年8月期の連結売上高は94億円、従業員は520名。婚約指輪や結婚指輪を主力とする「フェスタリア」ブランドを全国に展開する。
宝飾店業態が売上の9割超を占める
当社グループの売上高は宝飾品の小売販売が中心である。2025年8月期の連結決算では、国内の宝飾店業態が売上高87億円(構成比92.6%)を占めた。海外小売(台湾)は4億3400万円(同4.6%)、宝飾品卸売は2億6500万円(同2.8%)である。このように国内直営店が収益の柱であり、ブライダルリングや真珠・ダイヤモンド製品を中心に販売している。
台湾とベトナムに広がる海外事業
海外展開は小売と生産の両面で進んでいる。台湾では子会社の台灣貞松股份有限公司が9店舗を運営し、2025年3月には台北のららぽーと南港に9店目を出店した。生産面ではベトナムに子会社D&Q JEWELLERY Co., Ltd.を保有し、宝飾品の製造を行っている。同社工場では3Dデジタルカスタマイズシステムを活用したオーダーメイド品のリードタイム短縮を進め、サプライチェーン最適化を図っている。
SPA体制で企画から販売まで一貫
当社はSPA(製造小売業)モデルを志向している。企画、製造、販売の全工程をグループ内で完結させるため、ベトナムの生産工場を設立した。国内の店舗で得た顧客ニーズを商品開発に反映し、3Dデジタルカスタマイズシステムによるオーダーメイド対応も強みとする。物流は埼玉サービスセンターから東京本社へ統合され、効率化が進められている。
業界の中での役割は宝飾品小売・製造にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01宝飾小売主力
百貨店やショッピングセンターを中心に、全国で75店舗を展開し、宝飾品(貴金属類、宝石類、アクセサリー)を販売。ECやホールセール、富裕層向けビジネスも展開している。
- 宝飾品(貴金属類、宝石類、アクセサリー)
- 百貨店やSCで販売する指輪、ネックレス等の宝飾品。企画から製造、販売まで一貫して自社で行うSPA体制。
02海外宝飾小売準主力
台湾に9店舗を展開し、宝飾品を販売している。
- 宝飾品
- 台湾の店舗で販売する宝飾品。
03宝飾品卸売副次
宝飾品の卸売事業。
- 宝飾品
- 卸売向けの宝飾品。
製品と技術
ブライダルリングを中心とした商品構成
主力商品は婚約指輪と結婚指輪である。ブランド「フェスタリア」では「Wish upon a star®」をUSP商品と位置づけ、デザインと価格帯の多様化を進めている。また、真珠やダイヤモンド製品の販売も行い、修理やリフォームも手掛ける。ブライダルDX施策として3Dデジタルカスタマイズシステムを全店に導入し、成約率向上に寄与している。
3Dデジタルカスタマイズシステムでオーダーメイド
当社は3Dデジタルカスタマイズシステムを全店舗に導入している。顧客が画面上でリングのデザインや石の組み合わせを選択できる仕組みで、ベトナム工場と連携して製造リードタイムを短縮した。このシステムはオーダーメイド需要の拡大に対応し、パーソナライズされた商品を提供する。2025年8月期にはEC売上も前期比30.8%増と伸長した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
ジュエリー専門小売、低成長
フェスタリアホールディングスはジュエリー専門店を運営する小売業で、売上高は約90億円と小規模。同業のトライアルHDやまんだらけなどと比較しても規模は小さい。既存店ベースの成長は鈍く、営業利益率も3%台と低水準。ブライダル需要に依存しやすい構造で、競争激化と需要変動に直面している。
強み
- ジュエリー専門店として品揃えと知識で差別化。
- ブライダル需要を中心に一定のリピート客を保持。
- フェスタリアブランドで一定の認知度を獲得。
- 無借金経営で財務リスクが低い。
課題
- 少子化でジュエリー市場は縮小傾向、需要減が懸念。
- 営業利益率3%と低く、収益改善が課題。
- 同業のトライアルHDなどとの差別化が難しく、価格競争に直面。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がフェスタリアホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3557ユナイテッド&コレクティブ | 25億円 | — |
| 2 | 2762SANKO MARKETING FOODS | 24億円 | — |
| 3 | 7601ポプラ | 23億円 | 19.8倍 |
| 4 | 2736フェスタリアホールディングス | 22億円 | 16.2倍 |
| 5 | 9812テーオーホールディングス | 22億円 | — |
| 6 | 7615京都きもの友禅ホールディングス | 22億円 | 7.7倍 |
| 7 | 3416ピクスタ | 21億円 | 93.4倍 |
| 8 | 8247大和 | 20億円 | — |
| 9 | 3192白鳩 | 19億円 | 3.7倍 |
| 10 | 7524マルシェ | 19億円 | — |
| 11 | 9978文教堂グループホールディングス | 19億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
長崎の時計店として1920年に創業
1920年4月、長崎県東彼杵郡大村町(現大村市八幡町)で貞松時計店として創業した。当初は時計販売を生業とし、1928年7月には大村市本町に移転した。1964年3月に有限会社貞松時計店として法人化、資本金157万円で設立された。その後、1974年7月に株式会社に組織変更し資本金500万円とした。
九州内で店舗網を拡大した1960〜80年代
1965年8月、長崎県諫早市に時計店「諫早店」を出店。1977年4月には大村市に初のメガネ店「メガネ大村駅通店」を出店した。1985年6月に商号を株式会社サダマツに変更。1989年3月には広告宣伝業を目的とした株式会社ジュエリーアイを設立(後に合併)。この時期は時計・眼鏡・宝飾の多業態展開を進めた。
県外進出と宝飾専門化の1990年代
1993年11月、沖縄県那覇市に宝飾店「ビジュソフィア 沖縄店」を出店し、初めて長崎県外に進出した。1996年4月には福岡県福岡市に「ビジュソフィアクラッセ 天神店」を開店。1997年3月には宝飾、眼鏡、時計の複合業態「オプトジェム 有家店」を長崎県に出した。2001年4月、本社機能を福岡市に移転した。
株式公開とブランド「フェスタリア」の確立
2002年6月、日本証券業協会に株式を店頭登録した。2005年5月には株式会社ヴィエールを子会社化し、2006年1月に吸収合併。2006年2月には東京・表参道ヒルズに「フェスタリアビジュソフィア 表参道ヒルズ店」を出店し、ブランド名「フェスタリア」を前面に出した。同時期にベトナム生産子会社や台湾子会社を設立し、海外展開を開始した。
持株会社体制への移行と本社の東京移転
2016年11月、眼鏡事業を株式会社ヨネザワに譲渡し、宝飾専業に集中した。2018年3月、会社分割により持株会社へ移行し、商号をフェスタリアホールディングス株式会社に変更した。本社は2007年に東京・目黒区へ、2022年2月に品川区へ移転した。2026年春には新基幹システムの稼働を予定し、デジタル変革を推進している。
年表31件を開く
1920年代
- 1920年4月創業長崎県東彼杵郡大村町(現大村市八幡町)にて貞松時計店創業
- 1928年7月長崎県東彼杵郡大村町(現大村市本町)(ビジュソフィア 大村店)に移転
1960年代
- 1964年3月創業有限会社貞松時計店を資本金157万円で設立
- 1965年8月長崎県諫早市に時計店である「諫早店」を出店
1970年代
- 1974年7月有限会社貞松時計店を株式会社貞松時計店に組織変更(資本金500万円)
- 1977年4月M&A長崎県大村市に初のメガネ店である「メガネ大村駅通店」を出店(2001年11月11日閉店、ビジュソフィア大村店に統合)
1980年代
- 1985年6月商号変更株式会社貞松時計店から株式会社サダマツに商号変更
- 1989年3月創業広告宣伝業を目的とした株式会社ジュエリーアイ設立(有限会社に組織変更の後、2000年8月株式会社サダマツと合併)
1990年代
- 1993年11月沖縄県那覇市に宝飾店である「ビジュソフィア 沖縄店」を出店(当社初の長崎県外出店)
- 1996年4月福岡県福岡市に宝飾店である「ビジュソフィアクラッセ 天神店」を出店
- 1997年3月長崎県南高来郡に宝飾、眼鏡、時計の複合業態である「オプトジェム 有家店」を出店
2000年代
- 2001年4月福岡県福岡市に本社機能(管理本部)を移転
- 2002年6月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2005年5月株式会社ヴィエールの株式を取得し、子会社とする。
- 2005年10月M&A中華民国・台北市を中心に宝飾品販売を店舗展開する現地法人維璦國際有限公司を子会社化
- 2006年1月M&A株式会社ヴィエールを吸収合併する。
- 2006年2月東京・表参道ヒルズに「フェスタリアビジュソフィア 表参道ヒルズ店」を出店
- 2006年5月ベトナム社会主義共和国に宝飾品製造業を目的とした子会社であるD&Q JEWELLERY Co.,Ltd.設立
- 2006年8月大阪府大阪市に「ヴェレッタオッターヴァ 阪急梅田店」を出店
- 2006年10月創業物流機能を埼玉県に移転集約し、「埼玉サービスセンター」を設立
- 2006年10月宝飾品の輸入及び国内販売を目的とした子会社である株式会社SPAパートナーズを設立(2011年6月清算)
- 2007年3月東京都目黒区に本社機能を移転
- 2007年3月神奈川県横浜市に「ドゥミエールビジュソフィア ららぽーと横浜店」を出店
2010年代
- 2011年1月中華民国・台北市に宝飾品販売を目的とした子会社である台灣貞松股份有限公司を設立
- 2011年4月埼玉県越谷市に初のアウトレット業態となる「フェスタリアビジュソフィア 越谷レイクタウン店」を出店
- 2011年7月M&A当社の物流機能を担う「埼玉サービスセンター」を「東京本社」に移転統合
- 2014年10月神奈川県川崎市に「フェスタリアボヤージュ ラゾーナ川崎店」を出店
- 2016年11月当社の眼鏡事業を株式会社ヨネザワに譲渡
- 2017年3月東京・銀座中央通りに「フェスタリアビジュソフィア ギンザ」を出店
- 2018年3月商号変更会社分割(吸収分割)により持株会社への移行、商号を「フェスタリアホールディングス株式会社」に変更
2020年代
- 2022年2月東京都品川区に本社機能を移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
戦略的人材育成による組織力向上
人的資本経営の観点から人材への積極的投資を行い、接客のプロ育成、マネジメント強化、DXリスキリング、グローバル人材の採用・育成を進めるとともに、福利厚生の充実やエンゲージメント向上に取り組む。
- 02
強みを活かしたCRMの深化・実践
会員制度「festaria Members Club」を活用し、ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチの運用ルール整備、CRMシステムの機能開発、パーソナライズ施策を通じて顧客満足度を高めLTVの最大化を目指す。
- 03
コミュニティ基盤を支えるDXの推進
2026年春に新基幹システムを本格稼働させ、共感型プラットフォーム「festaria ONE」を実装。クラウド環境や統合データ基盤により、ファンコミュニティ拡大、新しい購買体験提供、取引先協業、社員エンゲージメント向上を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で520人が働いている。
| 決算期 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|
| 2016年8月 | 480 | — |
| 2017年8月 | 522 | — |
| 2018年8月 | 568 | — |
| 2019年8月 | 569 | — |
| 2020年8月 | 571 | — |
| 2021年8月 | 531 | — |
| 2022年8月 | 506 | — |
| 2023年8月 | 500 | — |
| 2024年8月 | 515 | 58 |
| 2025年8月 | 520 | 58 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 海外D&Q JEWELLERY Co.,Ltd.(注)1ベトナム ハイフォン · 連結子会社議決権100.0%
- 国内台灣貞松股份有限公司(注)1中華民国 台北 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は94億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.1%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 101億円 | 94億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥7 | ¥7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は25億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+8.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 20 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 23 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 19 | −2 | −10.5 | −2 |
| 2024年2Q | 25 | 3 | 12.0 | 2 |
| 2024年3Q | 23 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 26 | 2 | 7.7 | 0 |
| 2025年2Q | 47 | 1 | 2.1 | 1 |
| 2025年4Q | 47 | 2 | 4.3 | 1 |
| 2026年2Q | 50 | 1 | 2.0 | 0 |
| 2026年3Q | 25 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年8月期からの14期で、売上は78億円から94億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年8月 | 78 | — | 2 | — | 1 |
| 2013年8月 | 79 | — | 1 | — | 0 |
| 2014年8月 | 82 | — | 1 | — | 0 |
| 2015年8月 | 92 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年8月 | 93 | — | 2 | — | 0 |
| 2017年8月 | 96 | — | 3 | — | 2 |
| 会社分割(吸収分割)により持株会社への移行、商号を「フェスタリアホールディングス株式会社」に変更 | |||||
| 2018年8月 | 97 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年8月 | 100 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年8月 | 84 | — | −6 | — | −8 |
| 2021年8月 | 87 | — | 4 | — | 1 |
| 2022年8月 | 88 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年8月 | 87 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年8月 | 93 | 3 | 2 | 3.2 | 1 |
| 2025年8月 | 94 | 3 | 3 | 3.2 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高94億円のうち、営業利益として残るのは3億円で3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金37.2%35億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.6%56億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年8月期は営業CFが4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は11億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年8月 | 2 | −1 | −2 | 1 | 12 |
| 2013年8月 | −1 | −1 | −3 | −2 | 7 |
| 2014年8月 | −1 | −1 | 2 | −2 | 7 |
| 2015年8月 | −4 | −2 | 6 | −6 | 6 |
| 2016年8月 | 6 | −2 | −1 | 4 | 8 |
| 2017年8月 | −5 | −2 | 5 | −7 | 6 |
| 2018年8月 | 3 | −3 | 1 | 0 | 6 |
| 2019年8月 | 2 | −3 | 2 | −1 | 7 |
| 2020年8月 | 0 | −2 | 4 | −2 | 10 |
| 2021年8月 | 13 | 0 | −12 | 13 | 10 |
| 2022年8月 | 7 | −2 | −6 | 5 | 10 |
| 2023年8月 | 2 | −3 | 0 | −1 | 10 |
| 2024年8月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 12 |
| 2025年8月 | 4 | −3 | −1 | 1 | 11 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年8月期の総資産は72億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は22.6%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年8月 | 59 | 14 | 45 | 23.4 |
| 2013年8月 | 58 | 14 | 44 | 24.5 |
| 2014年8月 | 61 | 14 | 47 | 23.5 |
| 2015年8月 | 69 | 15 | 54 | 21.0 |
| 2016年8月 | 71 | 14 | 57 | 19.6 |
| 2017年8月 | 81 | 17 | 64 | 20.1 |
| 2018年8月 | 85 | 17 | 68 | 19.5 |
| 2019年8月 | 87 | 17 | 70 | 19.0 |
| 2020年8月 | 80 | 9 | 71 | 10.1 |
| 2021年8月 | 71 | 10 | 61 | 13.6 |
| 2022年8月 | 69 | 13 | 56 | 17.9 |
| 2023年8月 | 67 | 14 | 53 | 20.4 |
| 2024年8月 | 73 | 15 | 58 | 20.4 |
| 2025年8月 | 72 | 17 | 55 | 22.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中108位あたり、逆に低いのは自己資本比率で322社中287位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥606で、1年前と比べて+1.2%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 1.27倍 |
| 配当利回り | 1.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で横ばい(0%)。終値670円は25日線(676円)をやや下回るが、75日線(666円)は上回り、もみ合い。52週高値(719円)から約6.8%下、低値(558円)から約20%上にある。6/28以降は出来高が増加傾向にあるが、7/23には400株まで減少するなど、薄商い。7/14に1.71万株の出来高があった後は静か。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 17.9倍、PBR 1.4倍は同業平均(PER 41.6倍、PBR 3.0倍)を大きく下回り割安。ROE 11.3%は収益性は良好だが、配当利回り1.04%は低く、配当性向95.3%から増配余地は乏しい。業績は緩やかに増収だが、利益は伸び悩み。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 1.27倍 | 2.44倍 |
| ROE | 11.3% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、婚約・結婚指輪の安定需要と百貨店販売のブランド価値を評価し、PBR1.4倍・PER18倍程度の低バリュエーションを割安と見る。一方、弱気派は、少子化による婚姻数減少が中長期的な需要を圧迫する点、百貨店販売依存による構造的なコスト高、直近の営業利益率3%台の低収益性を指摘し、成長性に乏しいと見る。
- 低バリュエーション
PER18倍、PBR1.4倍と宝飾業界で割安水準。
- ブランド力
「フェスタリア」ブランドは結婚指輪で一定の知名度がある。
- 安定需要
婚約指輪は文化的習慣で需要が底堅い。
- 既存店売上高の回復と新規出店効果2026/8期影響中
売上高は93→94億と微増、新店寄与で100億超なら営業益増
- 予想PER15倍は割安感あり決算発表後影響弱
実績PER17.9倍に対し予想15倍、業績堅調ならバリュエーション修正
- 高ROE11.3%を活かした株主還元強化次回株主総会影響中
ROE高く自己資本充実、配当性向上げれば利回り改善で買い
- インバウンド需要取り込み2026年下期影響中
ジュエリー小売、訪日客増加で高額品販売増加の可能性
- 少子化影響
婚姻数減少で中長期の市場縮小リスク。
- 低収益性
営業利益率3%台で、ROE11%も資本効率は高いとは言えない。
- 百貨店依存
百貨店売上高依存で手数料負担が重い。
- 消費低迷による販売減通年影響強
売上高伸び率1%未満、個人消費不振なら減収で利益下方修正
- 仕入原高等のコスト上昇継続影響中
金・ダイヤ原価高騰で粗利率低下、営業利益率3%未満への圧迫
- 競合激化・値引き販売の常態化2027年〜2028年影響中
小売競争激化で販促費増、営業益率低下のトレンド継続
- 小型株ゆえの流動性リスク継続影響弱
時価24億・外国人4.3%と低く、大口売りで軟調
- 既存店売上高伸び率
- 百貨店チャネルの需要動向を測る指標。
- 営業利益率
- 低収益性からの改善が鍵。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり7円で、前期から+4.9%。いまの株価に対する利回りは1.16%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年8月 | 7 | — | 239.7 |
| 2017年8月 | 7 | 0.0 | 39.7 |
| 2018年8月 | 7 | 0.0 | — |
| 2019年8月 | 7 | 0.0 | 67.2 |
| 2021年8月 | 7 | 0.0 | 50.2 |
| 2022年8月 | 7 | 0.0 | 24.5 |
| 2023年8月 | 7 | 0.0 | 97.8 |
| 2024年8月 | 7 | 0.0 | 84.6 |
| 2025年8月 | 7 | 4.9 | 95.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥7
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ3,977人。区分でいちばん多いのは個人・その他で85.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.1%を占め、残る90.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年8月% | 2021年8月% | 2022年8月% | 2023年8月% | 2024年8月% | 2025年8月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 85.7 | 85.0 | 85.4 | 85.2 | 85.0 | 85.8 |
| 事業法人 | 6.5 | 6.5 | 6.4 | 6.2 | 6.6 | 6.1 |
| 外国法人 | 4.2 | 4.4 | 4.4 | 4.4 | 4.6 | 4.3 |
| 金融機関 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
| 自己株式 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.1 | 1.9 | 1.6 |
| 証券会社 | 0.6 | 1.1 | 0.8 | 1.2 | 0.8 | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 貞松隆弥 | 20.07 |
| 02 | 貞松豊三 | 11.61 |
| 03 | 有限会社隆豊 | 4.63 |
| 04 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 3.78 |
| 05 | 貞松佑哉 | 3.01 |
| 06 | 株式会社十八親和銀行 | 2.97 |
| 07 | 貞翔持株会 | 2.18 |
| 08 | 高石正 | 1.36 |
| 09 | 貞松良成 | 1.24 |
| 10 | 貞松智子 | 1.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+594%、1株純資産は14期で+268%。直近期のROEは11.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年8月 | 7 | 124 | 5.9 | 13.6 | 25.3 |
| 2013年8月 | 1 | 126 | 0.7 | 148.5 | 431.9 |
| 2014年8月 | 27 | 1,272 | 2.2 | 62.8 | 134.7 |
| 2015年8月 | 13 | 1,291 | 1.0 | 219.0 | — |
| 2016年8月 | 26 | 1,231 | 2.1 | 77.6 | 239.7 |
| 2017年8月 | 151 | 1,424 | 11.3 | 15.9 | 39.7 |
| 2018年8月 | 5 | 1,417 | 0.3 | 478.1 | — |
| 2019年8月 | 22 | 1,406 | 1.6 | 73.2 | 67.2 |
| 2020年8月 | −689 | 699 | −65.3 | — | — |
| 2021年8月 | 37 | 276 | 14.4 | 13.7 | 50.2 |
| 2022年8月 | 74 | 353 | 23.4 | 6.9 | 24.5 |
| 2023年8月 | 16 | 386 | 4.4 | 30.2 | 97.8 |
| 2024年8月 | 39 | 421 | 9.7 | 12.2 | 84.6 |
| 2025年8月 | 49 | 455 | 11.3 | 12.6 | 95.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/8期の役員報酬は総額99百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 貞松隆弥 | 代表取締役社長 | 64 | 728,490 |
| 姉川清司 | 常務取締役 | 64 | 12,000 |
| 貞松豊三 | 取締役 | 54 | 421,335 |
| 秋元誠 | 取締役 | 57 | — |
| 松井忠三 | 取締役 | 77 | 6,000 |
| 酒井美穂 | 取締役 | 60 | — |
| 深田しおり | 取締役 | 62 | — |
| 松村彰久 | 常勤監査役 | 73 | 8,400 |
| 中川義宏 | 監査役 | 55 | — |
| 木下陽介 | 監査役 | 49 | — |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 72 | 5 | 77 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 16 | — | 16 | 3 |
| 監査役 | 1 | 6 | — | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容692字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,201字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,072字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,792字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第63期(2025/09/01-2026/08/31)2026-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2024/09/01-2025/08/31)2025-11-26
- 半期報告書半期報告書-第62期(2024/09/01-2025/08/31)2025-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2023/09/01-2024/08/31)2024-11-29
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第3四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-16
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第2四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第60期(2022/09/01-2023/08/31)2023-11-29
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第3四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第1四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)2022-11-25
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