概要
ユナイテッド&コレクティブは、首都圏及び大阪府において飲食事業を展開する企業である。2000年に創業し、鶏料理居酒屋「てけてけ」を主力に、もつ焼酒場「もつ焼酒場てけてけ」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、海鮮居酒屋「新太郎」、もつ焼居酒屋「もつ焼てけ八」の5業態を運営する。2017年2月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場。2026年2月期の売上高は64.6億円、従業員数は198名である。自社加工拠点「PPMセンター」を活用した調理工程管理を特徴とする。
単一セグメントの飲食事業
当社は報告セグメントが飲食事業のみの単一セグメントである。全収入は居酒屋業態およびその他業態(ハンバーガー・海鮮等)から生じる。2026年2月期の売上高は6,460,676千円であり、うち居酒屋業態が5,925,428千円(全体の91.7%)を占める。店舗数は2026年2月28日現在83店舗で、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)及び大阪府に集中する。従業員数は198名(臨時従業員を除く)であり、直営店を中心に運営するほか、一部フランチャイズ店舗(てけてけ業態に2店舗)も含む。売上原価率は高騰により前年比0.8ポイント上昇し、販管費の増加もあって営業損失15,853千円を計上した。
PPM戦略による調理工程管理
当社は「PPM戦略(Preparation Process Management)」を中核に据える。これは、一律のセントラルキッチン化でも店内仕込みでもなく、商品ごとに最適な加工工程を選択する手法である。2021年9月に埼玉県加須市に自社加工拠点「PPMセンター」を稼働させ、バンズやパティの製造を集約。一方で、店内仕込みを継続する商品(ど根性串など)や、外部委託を活用する商品(正直塩つくねはタイ工廠、水炊きスープは国内工場)を組み合わせる。これにより、鮮度・品質を維持しながら生産性を高める。PPMセンターでは多様な原材料配合や温度管理が可能となり、限定商品の開発も容易になった。
5業態を擁する店舗網
当社は5つの業態を展開する。主力の「てけてけ」は焼き鶏と鶏料理を中心とした居酒屋で、2026年2月時点で66店舗(直営64、フランチャイズ2)を数える。もつ焼きに特化した「もつ焼酒場てけてけ」は8店舗、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」は5店舗、海鮮と地酒を提供する「新太郎」は2店舗、炭火もつ焼きの「もつ焼てけ八」は2店舗である。各業態は日常的な利用を想定した価格帯と商品構成を持ち、店内仕込みによる鮮度を重視する。新業態の開発も継続しており、2024年1月に新太郎、2025年6月にもつ焼てけ八を開業した。
業界の中での役割は外食チェーン運営企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01外食主力
首都圏と大阪府において、鶏料理居酒屋「てけてけ」、もつ焼居酒屋「もつ焼酒場てけてけ」「もつ焼てけ八」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、海鮮居酒屋「新太郎」の5ブランドを展開。店内仕込みとPPMセンターでの集中加工を商品ごとに使い分け、品質と生産性を両立している。
- てけてけ
- 焼き鶏や鶏料理を中心とした居酒屋。店内で焼き上げるつくね等の串商品を主軸に、日常的な価格帯で提供する。
- もつ焼酒場てけてけ
- 鮮度と店内仕込みにこだわった大衆酒場。もつ焼きや低温調理による肉刺し、オリジナルドリンクを提供する。
- the 3rd Burger
- 焼き立てバンズ、100%ビーフパティ、毎日仕入れる野菜を使用したハンバーガー店。バンズとパティはPPMセンターで製造する。
- 新太郎
- 昼は海鮮丼、夜は海鮮と地酒を中心とした寿司居酒屋。削りたての鰹節、昆布出汁、自家製醤油を特徴とする。
- もつ焼てけ八
- 炭火によるもつ焼きや低温調理の肉刺しを提供するもつ焼き業態。当日仕込み・当日提供にこだわる。
製品と技術
「てけてけ」串商品の調理工程管理
「てけてけ」の看板商品「正直塩つくね」は、タイの外部委託先で屠鳥から急速冷凍までを一貫加工し、国内店舗で串打ち・成型・焼き上げを行う。外部委託により鮮度と均一な品質を実現しつつ、店内仕込みの手間を削減した。一方、「ど根性串(ねぎま)」は鶏もも肉と長葱を使用し、各店舗で毎日仕込む。鮮度と香りを重視するため、あえて店内調理を継続する。「水炊きスープ」は国内工場で乳化・濃縮まで加工し、店舗で風味付けを行って提供する。これらはPPM戦略に基づき、商品ごとに最適な工程を選択している。
「the 3rd Burger」のバンズとパティ
「the 3rd Burger」では、バンズとパティをPPMセンターで集中生産する。バンズは多様な配合と温度管理により独自性を追求し、パティは100%ビーフで品質を安定させる。店舗ではバンズのトーストとパティのグリルのみを行い、提供時間を短縮。期間限定商品の開発もPPMセンターで行い、柔軟なメニュー展開を可能にしている。2026年2月時点で5店舗を運営し、ハンバーガーカフェとしてのポジションを確立している。
PPMセンターの多機能加工拠点
PPMセンター(埼玉県加須市)は、当社のPPM戦略の中核を担う自社加工拠点である。主に「the 3rd Burger」のバンズ・パティを製造するが、将来的には他業態の加工も担う可能性を持つ。従来の外部委託では難しかった細かい配合調整や試験製造が可能となり、商品開発のスピードが向上した。また、製造工程の集約により物流コストの最適化も進んでいる。2021年9月の稼働以来、品質安定と収益性向上に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
EC支援独立系、収益改善途上
小売業界において、当社はEC(電子商取引)運営代行を主業とする独立系企業。トライアルホールディングスや光フードサービスのような実店舗主体の企業とは異なり、デジタルマーケティングに強みを持つ。しかし、直近の営業利益率は1.54%と低く、2026年2月期には営業利益ゼロの見通し。競合のINGSやインターメスティックもEC支援を手掛けるが、業界全体で差別化が難しく、価格競争にさらされている。
強み
- 特定のプラットフォームに依存せず、クライアントに最適なEC戦略を提案。
- SNS運用やWeb広告など、デジタル施策に強みを持ち差別化。
- 売上高は65億円前後で横ばい、大口顧客との継続取引でベース収入確保。
- 財務体質は比較的健全で、過度なレバレッジを抱えていない。
課題
- 営業利益率1.5%と薄利、2026年にはゼロ見通しで早期収益改善が必要。
- 同業のINGSなどとの価格競争で受注単価が低下しやすい。
- EC支援サービスの同質化が進み、独自性を打ち出すのが難しい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がユナイテッド&コレクティブ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8166タカキュー | 26億円 | 6.4倍 |
| 2 | 3185夢展望 | 26億円 | — |
| 3 | 3375ZOA | 26億円 | 6.9倍 |
| 4 | 3557ユナイテッド&コレクティブ | 25億円 | — |
| 5 | 8181東天紅 | 25億円 | 4.1倍 |
| 6 | 7138TORICO | 25億円 | — |
| 7 | 2762SANKO MARKETING FOODS | 24億円 | — |
| 8 | 7601ポプラ | 23億円 | 19.8倍 |
| 9 | 9812テーオーホールディングス | 22億円 | — |
| 10 | 7615京都きもの友禅ホールディングス | 22億円 | 7.7倍 |
| 11 | 2736フェスタリアホールディングス | 22億円 | 16.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
2000年創業と一号店「心」の開店
2000年7月、東京都新宿区高田馬場にて飲食店経営を目的としてユナイテッド&コレクティブ有限会社を設立。同年9月、一号店となる「魚・旬菜とお酒 心」高田馬場店をオープンした。2002年6月には株式会社へ組織変更し、本格的な事業展開を開始する。創業当初は小規模な居酒屋経営からスタートしたが、この時期に店内仕込みを徹底する経営姿勢が培われた。
2005年「てけてけ」業態の誕生
2005年6月、東京都港区赤坂にてけてけ業態の一号店「鶏・旬菜・お酒 てけてけ」赤坂店をオープン。高度成長期を想起させる店内と、焼き鶏を中心としたメニューが支持され、その後同業態が当社の主力となる。2011年12月には新宿総本店を開業し、旗艦店としてブランドを確立。てけてけは店内で串打ち・焼き上げるスタイルを徹底し、他社との差別化を図った。
2013年、坂井精肉店業態の分離
2009年3月に千葉県八千代市で「とんかつ 坂井精肉店」一号店を開業し、とんかつ業態に進出した。しかし、2013年11月に会社分割(新設分割)により株式会社坂井精肉店を設立し、同事業の全8店舗を譲渡。翌12月には全株式を譲渡し、とんかつ事業から撤退した。この判断により、当社は居酒屋・ハンバーガー等の既存業態に経営資源を集中させることとなった。
2017年、東証マザーズ上場
2017年2月、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に株式を上場。上場時の売上高は55億円(2017年2月期)であった。上場により調達した資金を元に積極的な出店を進め、2019年2月期には売上高73億円、2020年2月期には80億円に達した。しかし、2020年からのCOVID-19流行により、2021年2月期の売上高は34億円に急減し、16億円の当期純損失を計上。店舗運営に大きな打撃を受けた。
2020年、コロナ禍とゴーストレストラン導入
2020年9月、デリバリー専門店のゴーストレストランを開発し、てけてけ全店舗に一斉導入した。これにより持ち帰り・配達需要に対応し、収入源を多様化した。しかし、営業制限の影響は大きく、2021年2月期の営業キャッシュフローはマイナスに転落。その後、2022年2月期も売上高27億円と低迷が続いた。この経験から、収益構造の見直しとコスト管理の強化が急務となった。
2021年以降のPPMセンターと新業態
2021年9月、埼玉県加須市に自社加工拠点「PPMセンター」を稼働。バンズやパティの製造を集約し、品質向上とコスト削減を図った。2024年1月には海鮮業態「新太郎」、同年6月にもつ焼き酒場「もつ焼酒場てけてけ」、2025年6月にもつ焼き「もつ焼てけ八」を相次いで開業。新業態開発を加速する一方、既存店のメニュー改廃や価格改定を実施した。2026年2月期の売上高は65億円まで回復したが、営業損失15百万円と依然厳しい収益状況にある。
年表23件を開く
2000年代
- 2000年7月創業東京都新宿区高田馬場に飲食店の経営を目的として、ユナイテッド&コレクティブ㈲を設立
- 2000年9月東京都新宿区に当社1号店となる『魚・旬菜とお酒 心』高田馬場店をオープン
- 2002年6月ユナイテッド&コレクティブ㈲を株式会社へ組織変更
- 2005年6月東京都港区に、てけてけ業態1号店となる『鶏・旬菜・お酒 てけてけ』赤坂店をオープン
- 2009年3月千葉県八千代市に、坂井精肉店業態1号店となる『とんかつ 坂井精肉店』イオンモール八千代緑が丘店をオープン
2010年代
- 2010年9月本店を東京都港区赤坂ツインタワーに移転
- 2011年11月神奈川県川崎市川崎区に、神奈川県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』川崎モアーズ店をオープン
- 2011年12月東京都新宿区にてけてけ業態の旗艦店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』新宿総本店をオープン
- 2012年12月東京都港区に、ハンバーガー業態1号店となる『the 3rd Burger』青山骨董通り店をオープン
- 2013年9月本店を東京都港区赤坂アークヒルズアーク森ビルに移転
- 2013年11月埼玉県さいたま市浦和区に、埼玉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦和店をオープン
- 2013年11月会社分割(新設分割)により㈱坂井精肉店を設立し、同社に坂井精肉店業態の全8店舗を事業譲渡
- 2013年12月㈱坂井精肉店の全株式を譲渡
- 2017年2月上場東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ株式上場
- 2018年1月千葉県浦安市に、千葉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦安店をオープン
- 2018年5月大阪府大阪市北区に、大阪府初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』梅田お初天神店をオープン
- 2019年11月埼玉県川越市にてけてけ業態フランチャイズ1号店となる川越店をオープン
2020年代
- 2020年9月デリバリー専門店のゴーストレストランを開発、てけてけ全店舗に一斉導入
- 2021年9月埼玉県加須市にて自社加工拠点PPMセンターの稼働を開始
- 2023年5月本店を東京都千代田区WeWork半蔵門PREXSouthに移転
- 2024年1月東京都千代田区に、新太郎業態1号店となる『海鮮丼新太郎』を飯田橋にオープン
- 2024年6月東京都千代田区に、もつ焼き酒場てけてけ業態1号店となる『神田もつ焼き酒場てけてけ』をオープン
- 2025年6月東京都世田谷区に、もつ焼てけ八業態1号店となる『三軒茶屋もつ焼てけ八』をオープン
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
PPM戦略による収益基盤強化
自社加工拠点を活用し内製化比率を高め、調理工程管理の高度化や物流効率最適化により収益性の高い事業構造を構築する。
- 02
既存ブランドの成長
主力ブランドで商品力やQSC(品質・サービス・清潔さ)を強化し、価格競争力を維持しながら客数と客単価の維持・向上を図る。
- 03
新業態開発と新規出店推進
新たな業態の開発・改善を継続し、直営出店やフランチャイズ展開を見据えた店舗網の拡大を進める。
- 04
人材基盤の強化
採用・教育体制を強化して早期戦力化と定着率向上を図り、外国籍人材やスポットワーカーを活用した柔軟な人員体制を構築する。
- 05
業務効率化とコスト管理強化
ITシステムで業務効率や発注精度を向上させ、エネルギー効率改善などを含めた全社的なコスト管理を徹底する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で198人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は439万円で、9期前と比べて−2.6%。平均年齢は33.6歳、平均勤続年数は3.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 151 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 174 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 197 | — |
| 2020年2月 | 450 | 35.4 | 3.4 | 197 | — |
| 2021年2月 | 355 | 35.3 | 3.5 | 178 | — |
| 2022年2月 | 409 | 37.2 | 4.9 | 128 | — |
| 2023年2月 | 465 | 38.4 | 5.2 | 121 | — |
| 2024年2月 | 480 | 38.7 | 5.4 | 101 | — |
| 2025年2月 | 394 | 32.5 | 3.4 | 184 | 54 |
| 2026年2月 | 439 | 33.6 | 3.8 | 198 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は65億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-100.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 70億円 | 65億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 0億円 |
| 純利益 | 0億円 | -2億円 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は17億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 15 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 14 | 1 | 7.1 | 0 |
| 2024年4Q | 16 | — | — | −1 |
| 2025年1Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2025年2Q | 15 | −1 | −6.7 | −1 |
| 2025年4Q | 33 | 1 | 3.0 | 1 |
| 2026年2Q | 33 | 1 | 3.0 | 0 |
| 2026年4Q | 32 | −1 | −3.1 | −2 |
| 2027年1Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は25億円から65億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 会社分割(新設分割)により㈱坂井精肉店を設立し、同社に坂井精肉店業態の全8店舗を事業譲渡 | |||||
| 2013年2月 | 25 | — | 0 | — | −1 |
| 2014年2月 | 29 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年2月 | 34 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年2月 | 42 | — | 1 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ株式上場 | |||||
| 2017年2月 | 55 | — | 2 | — | 2 |
| 2018年2月 | 63 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年2月 | 73 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年2月 | 80 | — | 1 | — | 0 |
| 2021年2月 | 34 | — | −13 | — | −16 |
| 2022年2月 | 27 | — | −2 | — | −5 |
| 2023年2月 | 53 | — | −9 | — | −13 |
| 2024年2月 | 62 | — | 0 | — | −1 |
| 2025年2月 | 65 | 1 | 1 | 1.5 | 1 |
| 2026年2月 | 65 | 0 | 0 | 0.0 | −2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高65億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.2%17億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金73.8%48億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2026年2月期は営業CFが2億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は13億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年2月 | 4 | −2 | 2 | 2 | 9 |
| 2016年2月 | 1 | −5 | 4 | −4 | 8 |
| 2017年2月 | 7 | −6 | 3 | 1 | 12 |
| 2018年2月 | 2 | −7 | 3 | −5 | 9 |
| 2019年2月 | 6 | −10 | 11 | −4 | 17 |
| 2020年2月 | 7 | −7 | −2 | 0 | 15 |
| 2021年2月 | −12 | 0 | 20 | −12 | 23 |
| 2022年2月 | −4 | −5 | 9 | −9 | 22 |
| 2023年2月 | −2 | −1 | −5 | −3 | 15 |
| 2024年2月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 15 |
| 2025年2月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 15 |
| 2026年2月 | 2 | −6 | 2 | −4 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は39億円。このうち返さなくてよい自己資本が5億円で、自己資本比率は12.7%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 12 | 1 | 11 | 6.2 |
| 2014年2月 | 18 | 1 | 17 | 4.9 |
| 2015年2月 | 23 | 4 | 19 | 17.5 |
| 2016年2月 | 27 | 4 | 23 | 16.6 |
| 2017年2月 | 34 | 10 | 24 | 28.6 |
| 2018年2月 | 38 | 11 | 27 | 30.3 |
| 2019年2月 | 54 | 16 | 38 | 29.9 |
| 2020年2月 | 55 | 16 | 39 | 30.0 |
| 2021年2月 | 56 | 0 | 56 | 0.4 |
| 2022年2月 | 58 | 4 | 54 | 6.2 |
| 2023年2月 | 42 | −7 | 49 | — |
| 2024年2月 | 39 | −3 | 42 | — |
| 2025年2月 | 40 | 3 | 36 | 7.9 |
| 2026年2月 | 39 | 5 | 34 | 12.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中252位あたり、逆に低いのはROEで322社中317位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥514で、1年前と比べて-46.5%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 4.89倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は569円で、前日比-0.35%。ただし1カ月では+3.8%と底堅く推移。25日線(558.56円)を上回り、75日線(545.84円)も回復。ただし、52週高値1009円からは約44%下落しており、長期トレンドは弱い。RSIは68.9と過熱感が出始めており、短期的な調整リスクがある。8月12日には572円まで上昇したが、その後は569円で小動き。出来高は6千株前後と低い。週足では反発基調が続くが、高値圏での頭打ち感も。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PER実績がなく予想も開示されておらず、評価が難しいが、PBRは5.41倍と同業界平均の3.06倍を大幅に上回り、割高感が強い。ROEはマイナスで収益性が悪化しており、直近の業績も赤字。配当は無配で、収益改善の見込みが薄い。高PBRと低収益性を考慮し、割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 4.89倍 | 2.44倍 |
| ROE | -56.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は赤字から黒字への転換期にある。2024年2月期に最終赤字が縮小し、2025年2月期には黒字化したが、最新予想では再び赤字に転落する見込み。強気派は、売上高が増加傾向にあり、低価格帯のニーズが根強いことから、業績回復の可能性を指摘する。一方、弱気派は、収益性が極めて低く、運転資本の効率性や在庫管理の課題が残ると見る。また、時価総額が28億円と小さく、流動性リスクも懸念される。投資論点は、低価格帯ビジネスが持続的な成長を実現できるか、そしてコスト管理と採算性の改善が進むかである。
- 売上高の伸び
売上高が53億円から62億円、65億円へと拡大しており需要がある。
- 黒字転換の実績
2025年2月期に営業利益率1.54%で黒字化した実績がある。
- 低価格帯の需要
低価格帯の商品は景気敏感で、節約志向の高まりで需要が増す可能性。
- 2025/2期に純利益1億円の黒字化通年影響中
2025/2期は純損益1億円の黒字。営業損益も1億円で収益改善基調
- 売上高65億円と2期連続横ばいで下げ止まり通年影響弱
売上高は2025/2期・2026/2期とも65億円。需要の急減が止まった
- 営業損益0億円、わずかな増収で黒字化可能決算発表後影響弱
2026/2期の営業損益は0億円。売上高65億円の1%増収で黒字転換の可能性
- 株価は1年で43.1%下落、売られ過ぎ反発余地不定影響弱
株価569円は1年で43.1%下落。悪材料が織り込み済みならテクニカル反発
- 収益性の低さ
営業利益率が1%台で、最終利益は1億円程度と薄い。
- 赤字再転落の見通し
2026年2月期予想は最終損失2億円で、改善に時間がかかる。
- 競争の激化
同業他社が多数存在し、価格競争で利益が圧迫される。
- 2026/2期は純損益2億円の赤字転落通年影響強
2025/2期の1億円黒字から2026/2期は-2億円。業績悪化が鮮明
- 営業利益率0%と採算悪化通年影響中
2026/2期の営業損益は0億円。固定費負担で赤字拡大リスク
- 配当利回り非開示、株主還元の魅力乏しい継続影響中
配当利回りは開示されず、インカムゲインを期待する投資家が向かない
- 時価総額28億円と極小で流動性リスク継続影響弱
時価総額28億円と超小型。売買が細り、下落時の逃げ場がなくなる
- 既存店売上高前年比
- 店舗の集客力と需要動向を測る指標で、業績の先行指標となる。
- 売上総利益率
- 仕入れと販売価格の差であり、収益性の基本となる。
- 在庫回転率
- 在庫の過不足や販売効率を示し、利益率に影響する。
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ14,736人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.0%を占め、残る76.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.1 | 59.6 | 64.9 | 69.8 | 72.9 | 75.5 |
| 事業法人 | 38.5 | 35.2 | 33.9 | 29.7 | 26.3 | 24.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.5 |
| 外国法人 | 0.1 | 0.5 | 0.7 | 0.2 | 0.3 | 0.1 |
| 証券会社 | 0.1 | 0.2 | 0.4 | 0.1 | 0.2 | 0.0 |
| 金融機関 | 0.0 | 4.4 | 0.0 | — | 0.0 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 坂井 英也 | 17.60 |
| 02 | パトリック&カンパニー株式会社 | 16.55 |
| 03 | サントリー株式会社 | 4.04 |
| 04 | アサヒビール株式会社 | 2.07 |
| 05 | 矢野 秀樹 | 0.81 |
| 06 | 宝酒造株式会社 | 0.69 |
| 07 | 小岩井 壮 | 0.28 |
| 08 | 株式会社古舘篤臣綜合事務所 | 0.20 |
| 09 | 小柳 雄資 | 0.11 |
| 10 | 江藤 博文 | 0.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは-56.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | −54,710 | 72,041 | — | — |
| 2014年2月 | 18,505 | 90,546 | 22.8 | — |
| 2015年2月 | 7 | 184 | 6.0 | — |
| 2016年2月 | 20 | 204 | 10.3 | — |
| 2017年2月 | 85 | 369 | 26.6 | 38.4 |
| 2018年2月 | 35 | 396 | 9.4 | 87.9 |
| 2019年2月 | 22 | 533 | 4.8 | 76.3 |
| 2020年2月 | 12 | 545 | 2.2 | 99.5 |
| 2021年2月 | −539 | 8 | −195.2 | — |
| 2022年2月 | −143 | — | −236.2 | — |
| 2023年2月 | −387 | — | — | — |
| 2024年2月 | −31 | — | — | — |
| 2025年2月 | 9 | — | 225.4 | 107.9 |
| 2026年2月 | −52 | — | −56.0 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/2期の役員報酬は総額63百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 坂井英也 | 代表取締役社長 | 51 | 871,800 |
| 矢野秀樹 | 取締役副社長 営業本部長 | 48 | 40,000 |
| 金田欧奈 | 取締役 | 51 | — |
| 山下博嗣 | 監査役(常勤) | 68 | — |
| 山下彰俊 | 監査役(非常勤) | 63 | — |
| 兒玉洋貴 | 監査役(非常勤) | 38 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 50 | 1 | 52 | 26 |
| 社外取締役 | 4 | 11 | — | 11 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,292字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題621字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,346字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,534字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-29
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-30
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-11
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業