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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ユナイテッド&コレクティブ

3557 · Growth · 小売業

首都圏と大阪で5つの外食ブランドを展開する鶏料理・もつ焼き・ハンバーガーの専門店チェーン。店内仕込みと自社加工拠点の使い分けで品質と生産性を両立させる。

概要

ユナイテッド&コレクティブは、首都圏及び大阪府において飲食事業を展開する企業である。2000年に創業し、鶏料理居酒屋「てけてけ」を主力に、もつ焼酒場「もつ焼酒場てけてけ」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、海鮮居酒屋「新太郎」、もつ焼居酒屋「もつ焼てけ八」の5業態を運営する。2017年2月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場。2026年2月期の売上高は64.6億円、従業員数は198名である。自社加工拠点「PPMセンター」を活用した調理工程管理を特徴とする。

単一セグメントの飲食事業

当社は報告セグメントが飲食事業のみの単一セグメントである。全収入は居酒屋業態およびその他業態(ハンバーガー・海鮮等)から生じる。2026年2月期の売上高は6,460,676千円であり、うち居酒屋業態が5,925,428千円(全体の91.7%)を占める。店舗数は2026年2月28日現在83店舗で、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)及び大阪府に集中する。従業員数は198名(臨時従業員を除く)であり、直営店を中心に運営するほか、一部フランチャイズ店舗(てけてけ業態に2店舗)も含む。売上原価率は高騰により前年比0.8ポイント上昇し、販管費の増加もあって営業損失15,853千円を計上した。

PPM戦略による調理工程管理

当社は「PPM戦略(Preparation Process Management)」を中核に据える。これは、一律のセントラルキッチン化でも店内仕込みでもなく、商品ごとに最適な加工工程を選択する手法である。2021年9月に埼玉県加須市に自社加工拠点「PPMセンター」を稼働させ、バンズやパティの製造を集約。一方で、店内仕込みを継続する商品(ど根性串など)や、外部委託を活用する商品(正直塩つくねはタイ工廠、水炊きスープは国内工場)を組み合わせる。これにより、鮮度・品質を維持しながら生産性を高める。PPMセンターでは多様な原材料配合や温度管理が可能となり、限定商品の開発も容易になった。

5業態を擁する店舗網

当社は5つの業態を展開する。主力の「てけてけ」は焼き鶏と鶏料理を中心とした居酒屋で、2026年2月時点で66店舗(直営64、フランチャイズ2)を数える。もつ焼きに特化した「もつ焼酒場てけてけ」は8店舗、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」は5店舗、海鮮と地酒を提供する「新太郎」は2店舗、炭火もつ焼きの「もつ焼てけ八」は2店舗である。各業態は日常的な利用を想定した価格帯と商品構成を持ち、店内仕込みによる鮮度を重視する。新業態の開発も継続しており、2024年1月に新太郎、2025年6月にもつ焼てけ八を開業した。

業界の中での役割は外食チェーン運営企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
65億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-2億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食主力

首都圏と大阪府において、鶏料理居酒屋「てけてけ」、もつ焼居酒屋「もつ焼酒場てけてけ」「もつ焼てけ八」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、海鮮居酒屋「新太郎」の5ブランドを展開。店内仕込みとPPMセンターでの集中加工を商品ごとに使い分け、品質と生産性を両立している。

主な製品・サービス5
てけてけ
焼き鶏や鶏料理を中心とした居酒屋。店内で焼き上げるつくね等の串商品を主軸に、日常的な価格帯で提供する。
もつ焼酒場てけてけ
鮮度と店内仕込みにこだわった大衆酒場。もつ焼きや低温調理による肉刺し、オリジナルドリンクを提供する。
the 3rd Burger
焼き立てバンズ、100%ビーフパティ、毎日仕入れる野菜を使用したハンバーガー店。バンズとパティはPPMセンターで製造する。
新太郎
昼は海鮮丼、夜は海鮮と地酒を中心とした寿司居酒屋。削りたての鰹節、昆布出汁、自家製醤油を特徴とする。
もつ焼てけ八
炭火によるもつ焼きや低温調理の肉刺しを提供するもつ焼き業態。当日仕込み・当日提供にこだわる。

製品と技術

「てけてけ」串商品の調理工程管理

「てけてけ」の看板商品「正直塩つくね」は、タイの外部委託先で屠鳥から急速冷凍までを一貫加工し、国内店舗で串打ち・成型・焼き上げを行う。外部委託により鮮度と均一な品質を実現しつつ、店内仕込みの手間を削減した。一方、「ど根性串(ねぎま)」は鶏もも肉と長葱を使用し、各店舗で毎日仕込む。鮮度と香りを重視するため、あえて店内調理を継続する。「水炊きスープ」は国内工場で乳化・濃縮まで加工し、店舗で風味付けを行って提供する。これらはPPM戦略に基づき、商品ごとに最適な工程を選択している。

「the 3rd Burger」のバンズとパティ

「the 3rd Burger」では、バンズとパティをPPMセンターで集中生産する。バンズは多様な配合と温度管理により独自性を追求し、パティは100%ビーフで品質を安定させる。店舗ではバンズのトーストとパティのグリルのみを行い、提供時間を短縮。期間限定商品の開発もPPMセンターで行い、柔軟なメニュー展開を可能にしている。2026年2月時点で5店舗を運営し、ハンバーガーカフェとしてのポジションを確立している。

PPMセンターの多機能加工拠点

PPMセンター(埼玉県加須市)は、当社のPPM戦略の中核を担う自社加工拠点である。主に「the 3rd Burger」のバンズ・パティを製造するが、将来的には他業態の加工も担う可能性を持つ。従来の外部委託では難しかった細かい配合調整や試験製造が可能となり、商品開発のスピードが向上した。また、製造工程の集約により物流コストの最適化も進んでいる。2021年9月の稼働以来、品質安定と収益性向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

EC支援独立系、収益改善途上

小売業界において、当社はEC(電子商取引)運営代行を主業とする独立系企業。トライアルホールディングスや光フードサービスのような実店舗主体の企業とは異なり、デジタルマーケティングに強みを持つ。しかし、直近の営業利益率は1.54%と低く、2026年2月期には営業利益ゼロの見通し。競合のINGSやインターメスティックもEC支援を手掛けるが、業界全体で差別化が難しく、価格競争にさらされている。

強み

  • 特定のプラットフォームに依存せず、クライアントに最適なEC戦略を提案。
  • SNS運用やWeb広告など、デジタル施策に強みを持ち差別化。
  • 売上高は65億円前後で横ばい、大口顧客との継続取引でベース収入確保。
  • 財務体質は比較的健全で、過度なレバレッジを抱えていない。

課題

  • 営業利益率1.5%と薄利、2026年にはゼロ見通しで早期収益改善が必要。
  • 同業のINGSなどとの価格競争で受注単価が低下しやすい。
  • EC支援サービスの同質化が進み、独自性を打ち出すのが難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がユナイテッド&コレクティブ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
18166タカキュー26億円6.4倍
23185夢展望26億円
33375ZOA26億円6.9倍
43557ユナイテッド&コレクティブ25億円
58181東天紅25億円4.1倍
67138TORICO25億円
72762SANKO MARKETING FOODS24億円
87601ポプラ23億円19.8倍
99812テーオーホールディングス22億円
107615京都きもの友禅ホールディングス22億円7.7倍
112736フェスタリアホールディングス22億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

2000年創業と一号店「心」の開店

2000年7月、東京都新宿区高田馬場にて飲食店経営を目的としてユナイテッド&コレクティブ有限会社を設立。同年9月、一号店となる「魚・旬菜とお酒 心」高田馬場店をオープンした。2002年6月には株式会社へ組織変更し、本格的な事業展開を開始する。創業当初は小規模な居酒屋経営からスタートしたが、この時期に店内仕込みを徹底する経営姿勢が培われた。

2005年「てけてけ」業態の誕生

2005年6月、東京都港区赤坂にてけてけ業態の一号店「鶏・旬菜・お酒 てけてけ」赤坂店をオープン。高度成長期を想起させる店内と、焼き鶏を中心としたメニューが支持され、その後同業態が当社の主力となる。2011年12月には新宿総本店を開業し、旗艦店としてブランドを確立。てけてけは店内で串打ち・焼き上げるスタイルを徹底し、他社との差別化を図った。

2013年、坂井精肉店業態の分離

2009年3月に千葉県八千代市で「とんかつ 坂井精肉店」一号店を開業し、とんかつ業態に進出した。しかし、2013年11月に会社分割(新設分割)により株式会社坂井精肉店を設立し、同事業の全8店舗を譲渡。翌12月には全株式を譲渡し、とんかつ事業から撤退した。この判断により、当社は居酒屋・ハンバーガー等の既存業態に経営資源を集中させることとなった。

2017年、東証マザーズ上場

2017年2月、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に株式を上場。上場時の売上高は55億円(2017年2月期)であった。上場により調達した資金を元に積極的な出店を進め、2019年2月期には売上高73億円、2020年2月期には80億円に達した。しかし、2020年からのCOVID-19流行により、2021年2月期の売上高は34億円に急減し、16億円の当期純損失を計上。店舗運営に大きな打撃を受けた。

2020年、コロナ禍とゴーストレストラン導入

2020年9月、デリバリー専門店のゴーストレストランを開発し、てけてけ全店舗に一斉導入した。これにより持ち帰り・配達需要に対応し、収入源を多様化した。しかし、営業制限の影響は大きく、2021年2月期の営業キャッシュフローはマイナスに転落。その後、2022年2月期も売上高27億円と低迷が続いた。この経験から、収益構造の見直しとコスト管理の強化が急務となった。

2021年以降のPPMセンターと新業態

2021年9月、埼玉県加須市に自社加工拠点「PPMセンター」を稼働。バンズやパティの製造を集約し、品質向上とコスト削減を図った。2024年1月には海鮮業態「新太郎」、同年6月にもつ焼き酒場「もつ焼酒場てけてけ」、2025年6月にもつ焼き「もつ焼てけ八」を相次いで開業。新業態開発を加速する一方、既存店のメニュー改廃や価格改定を実施した。2026年2月期の売上高は65億円まで回復したが、営業損失15百万円と依然厳しい収益状況にある。

年表23件を開く

2000年代

  • 2000年7月創業東京都新宿区高田馬場に飲食店の経営を目的として、ユナイテッド&コレクティブ㈲を設立
  • 2000年9月東京都新宿区に当社1号店となる『魚・旬菜とお酒 心』高田馬場店をオープン
  • 2002年6月ユナイテッド&コレクティブ㈲を株式会社へ組織変更
  • 2005年6月東京都港区に、てけてけ業態1号店となる『鶏・旬菜・お酒 てけてけ』赤坂店をオープン
  • 2009年3月千葉県八千代市に、坂井精肉店業態1号店となる『とんかつ 坂井精肉店』イオンモール八千代緑が丘店をオープン

2010年代

  • 2010年9月本店を東京都港区赤坂ツインタワーに移転
  • 2011年11月神奈川県川崎市川崎区に、神奈川県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』川崎モアーズ店をオープン
  • 2011年12月東京都新宿区にてけてけ業態の旗艦店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』新宿総本店をオープン
  • 2012年12月東京都港区に、ハンバーガー業態1号店となる『the 3rd Burger』青山骨董通り店をオープン
  • 2013年9月本店を東京都港区赤坂アークヒルズアーク森ビルに移転
  • 2013年11月埼玉県さいたま市浦和区に、埼玉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦和店をオープン
  • 2013年11月会社分割(新設分割)により㈱坂井精肉店を設立し、同社に坂井精肉店業態の全8店舗を事業譲渡
  • 2013年12月㈱坂井精肉店の全株式を譲渡
  • 2017年2月上場東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ株式上場
  • 2018年1月千葉県浦安市に、千葉県初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』浦安店をオープン
  • 2018年5月大阪府大阪市北区に、大阪府初出店となる『秘伝のにんにくダレ焼き鶏 塩つくね 博多水炊き てけてけ』梅田お初天神店をオープン
  • 2019年11月埼玉県川越市にてけてけ業態フランチャイズ1号店となる川越店をオープン

2020年代

  • 2020年9月デリバリー専門店のゴーストレストランを開発、てけてけ全店舗に一斉導入
  • 2021年9月埼玉県加須市にて自社加工拠点PPMセンターの稼働を開始
  • 2023年5月本店を東京都千代田区WeWork半蔵門PREXSouthに移転
  • 2024年1月東京都千代田区に、新太郎業態1号店となる『海鮮丼新太郎』を飯田橋にオープン
  • 2024年6月東京都千代田区に、もつ焼き酒場てけてけ業態1号店となる『神田もつ焼き酒場てけてけ』をオープン
  • 2025年6月東京都世田谷区に、もつ焼てけ八業態1号店となる『三軒茶屋もつ焼てけ八』をオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    PPM戦略による収益基盤強化

    自社加工拠点を活用し内製化比率を高め、調理工程管理の高度化や物流効率最適化により収益性の高い事業構造を構築する。

  2. 02

    既存ブランドの成長

    主力ブランドで商品力やQSC(品質・サービス・清潔さ)を強化し、価格競争力を維持しながら客数と客単価の維持・向上を図る。

  3. 03

    新業態開発と新規出店推進

    新たな業態の開発・改善を継続し、直営出店やフランチャイズ展開を見据えた店舗網の拡大を進める。

  4. 04

    人材基盤の強化

    採用・教育体制を強化して早期戦力化と定着率向上を図り、外国籍人材やスポットワーカーを活用した柔軟な人員体制を構築する。

  5. 05

    業務効率化とコスト管理強化

    ITシステムで業務効率や発注精度を向上させ、エネルギー効率改善などを含めた全社的なコスト管理を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で198人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は439万円で、9期前と比べて2.6%平均年齢は33.6歳、平均勤続年数は3.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月151
2018年2月174
2019年2月197
2020年2月45035.43.4197
2021年2月35535.33.5178
2022年2月40937.24.9128
2023年2月46538.45.2121
2024年2月48038.75.4101
2025年2月39432.53.418454
2026年2月43933.63.81980

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性の賃金(男性=100)70.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
てけてけ62店舗 the3rdBurger5店舗 海鮮丼新太郎2店舗 — 東京都1,557百万円
てけてけ5店舗 — 千葉県165百万円
てけてけ5店舗 — 神奈川県61百万円
てけてけ2店舗 PPMセンター1拠点 — 埼玉県46百万円
本社 — 東京都千代田区24百万円
てけてけ1店舗 — 大阪府16百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は65億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-100.0%。

売上高
+0.0%
65億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-300.0%
-2億円
営業利益率
0.0%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高70億円65億円
営業利益1億円0億円
純利益0億円-2億円

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は17億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1700.00
2024年2Q1500.00
2024年3Q1417.10
2024年4Q16−1
2025年1Q1715.91
2025年2Q15−1−6.7−1
2025年4Q3313.01
2026年2Q3313.00
2026年4Q32−1−3.1−2
2027年1Q1700.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は25億円から65億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
会社分割(新設分割)により㈱坂井精肉店を設立し、同社に坂井精肉店業態の全8店舗を事業譲渡
2013年2月250−1
2014年2月2900
2015年2月3410
2016年2月4210
東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ株式上場
2017年2月5522
2018年2月6321
2019年2月7321
2020年2月8010
2021年2月34−13−16
2022年2月27−2−5
2023年2月53−9−13
2024年2月620−1
2025年2月65111.51
2026年2月65000.0−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高65億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.2%17億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金73.8%48億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
73.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.6pt
-3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比64.6pt
-56.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-5.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年2月期は営業CFが2億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は13億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年2月4−2229
2016年2月1−54−48
2017年2月7−63112
2018年2月2−73−59
2019年2月6−1011−417
2020年2月7−7−2015
2021年2月−12020−1223
2022年2月−4−59−922
2023年2月−2−1−5−315
2024年2月20−1215
2025年2月1−20−115
2026年2月2−62−413

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は39億円。このうち返さなくてよい自己資本が5億円で、自己資本比率は12.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月121116.2
2014年2月181174.9
2015年2月2341917.5
2016年2月2742316.6
2017年2月34102428.6
2018年2月38112730.3
2019年2月54163829.9
2020年2月55163930.0
2021年2月560560.4
2022年2月584546.2
2023年2月42−749
2024年2月39−342
2025年2月403367.9
2026年2月3953412.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-2億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
34億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
38
/ 100
安定性自己資本比率8 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中252位あたり、逆に低いのはROE322社中317位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-56.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
12.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥514で、1年前と比べて-46.5%過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。

¥514-0.8%1ヶ月-9.7%1年-46.5%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥499高値¥1,004

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR4.89倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は569円で、前日比-0.35%。ただし1カ月では+3.8%と底堅く推移。25日線(558.56円)を上回り、75日線(545.84円)も回復。ただし、52週高値1009円からは約44%下落しており、長期トレンドは弱い。RSIは68.9と過熱感が出始めており、短期的な調整リスクがある。8月12日には572円まで上昇したが、その後は569円で小動き。出来高は6千株前後と低い。週足では反発基調が続くが、高値圏での頭打ち感も。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER実績がなく予想も開示されておらず、評価が難しいが、PBRは5.41倍と同業界平均の3.06倍を大幅に上回り、割高感が強い。ROEはマイナスで収益性が悪化しており、直近の業績も赤字。配当は無配で、収益改善の見込みが薄い。高PBRと低収益性を考慮し、割高と判断。

指標この会社業種平均
PBR4.89倍2.44倍
ROE-56.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は赤字から黒字への転換期にある。2024年2月期に最終赤字が縮小し、2025年2月期には黒字化したが、最新予想では再び赤字に転落する見込み。強気派は、売上高が増加傾向にあり、低価格帯のニーズが根強いことから、業績回復の可能性を指摘する。一方、弱気派は、収益性が極めて低く、運転資本の効率性や在庫管理の課題が残ると見る。また、時価総額が28億円と小さく、流動性リスクも懸念される。投資論点は、低価格帯ビジネスが持続的な成長を実現できるか、そしてコスト管理と採算性の改善が進むかである。

プラスに働く材料7
  • 売上高の伸び

    売上高が53億円から62億円、65億円へと拡大しており需要がある。

  • 黒字転換の実績

    2025年2月期に営業利益率1.54%で黒字化した実績がある。

  • 低価格帯の需要

    低価格帯の商品は景気敏感で、節約志向の高まりで需要が増す可能性。

  • 2025/2期に純利益1億円の黒字化通年影響

    2025/2期は純損益1億円の黒字。営業損益も1億円で収益改善基調

  • 売上高65億円と2期連続横ばいで下げ止まり通年影響

    売上高は2025/2期・2026/2期とも65億円。需要の急減が止まった

  • 営業損益0億円、わずかな増収で黒字化可能決算発表後影響

    2026/2期の営業損益は0億円。売上高65億円の1%増収で黒字転換の可能性

  • 株価は1年で43.1%下落、売られ過ぎ反発余地不定影響

    株価569円は1年で43.1%下落。悪材料が織り込み済みならテクニカル反発

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率が1%台で、最終利益は1億円程度と薄い。

  • 赤字再転落の見通し

    2026年2月期予想は最終損失2億円で、改善に時間がかかる。

  • 競争の激化

    同業他社が多数存在し、価格競争で利益が圧迫される。

  • 2026/2期は純損益2億円の赤字転落通年影響

    2025/2期の1億円黒字から2026/2期は-2億円。業績悪化が鮮明

  • 営業利益率0%と採算悪化通年影響

    2026/2期の営業損益は0億円。固定費負担で赤字拡大リスク

  • 配当利回り非開示、株主還元の魅力乏しい継続影響

    配当利回りは開示されず、インカムゲインを期待する投資家が向かない

  • 時価総額28億円と極小で流動性リスク継続影響

    時価総額28億円と超小型。売買が細り、下落時の逃げ場がなくなる

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と需要動向を測る指標で、業績の先行指標となる。
売上総利益率
仕入れと販売価格の差であり、収益性の基本となる。
在庫回転率
在庫の過不足や販売効率を示し、利益率に影響する。

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ14,736人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.0%を占め、残る76.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他61.159.664.969.872.975.5
事業法人38.535.233.929.726.324.0
外国人個人0.10.10.10.20.30.5
外国法人0.10.50.70.20.30.1
証券会社0.10.20.40.10.20.0
金融機関0.04.40.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01坂井 英也17.60
02パトリック&カンパニー株式会社16.55
03サントリー株式会社4.04
04アサヒビール株式会社2.07
05矢野 秀樹0.81
06宝酒造株式会社0.69
07小岩井 壮0.28
08株式会社古舘篤臣綜合事務所0.20
09小柳 雄資0.11
10江藤 博文0.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは-56.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年2月−54,71072,041
2014年2月18,50590,54622.8
2015年2月71846.0
2016年2月2020410.3
2017年2月8536926.638.4
2018年2月353969.487.9
2019年2月225334.876.3
2020年2月125452.299.5
2021年2月−5398−195.2
2022年2月−143−236.2
2023年2月−387
2024年2月−31
2025年2月9225.4107.9
2026年2月−52−56.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/2期の役員報酬は総額63百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
坂井英也代表取締役社長51871,800
矢野秀樹取締役副社長 営業本部長4840,000
金田欧奈取締役51
山下博嗣監査役(常勤)68
山下彰俊監査役(非常勤)63
兒玉洋貴監査役(非常勤)38

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)25015226
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,292字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、一都三県を中心とした首都圏ならびに大阪府において飲食事業を行っており、鶏料理居酒屋「てけてけ」、もつ焼居酒屋「もつ焼酒場てけてけ」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、海鮮居酒屋「新太郎」、もつ焼居酒屋「もつ焼てけ八」の各ブランドを店舗展開しております。 なお、当社の報告セグメントは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) 当社事業の特徴「PPM戦略」 当社は、手頃な価格で“本当に美味しい料理”を多くの人々に届けるために、店内仕込みを徹底する「ISP戦略(In Store Preparation)」、高品質を担保できる商品に限定して外部委託を行い生産性を高める「PISP戦略(Productive In Store Preparation)」を行ってまいりました。 2021年より、「PPMセンター(注)」を立ち上げ、「PPM戦略(Preparation Process Management)」を推し進めております。一律のセントラルキッチン化でも、一律の店内仕込みでもなく、どの作業を店舗に残し、どの作業をセントラルキッチンに譲るのかを外食ならではの圧倒的な商品力と、食品工場に匹敵する高い生産性を理想に、それぞれの業態、それぞれの商品において、緻密な調理工程管理を行う当社の戦略です。 (注)PPMセンターとは 「PPM戦略」の中核を担う、当社の自社加工拠点を指します。これまでは店内仕込みと外部委託(海外・国内)を商品ごとに使い分けることにより商品力と生産性を高めてまいりましたが、新たに自社加工拠点という選択肢を得ることでより一層緻密なコストコントロールと品質の向上が可能となります。具体的には「the 3rd Burger」におけるバンズ及びパティの製造拠点とし、「the 3rd Burger」事業の成長ドライバーとして位置づけております。 <商品ごとの具体例> ① 正直塩つくね/てけてけ タイの外部委託先において、屠鳥~ミンチ~ミキシング~急速冷凍までを一連の工場ラインで加工しております。店舗では串打ち・成型を行い、じっくり時間をかけて焼き上げます。各店舗で毎日一から作っていた従来の仕込み方法に比べて、鮮度が高くジューシーで均一な品質を実現できております。 ② 水炊きスープ/てけてけ 国内の外部委託先において、鶏ガラ処理~煮炊き~乳化~濃縮までを一連の工場ラインで加工しております。店舗では香りと味わいを高めるための風味付けを行い、お客様の卓上にて他の具材とともに加熱をして召し上がっていただきます。低価格かつ高品質な味わいを実現するため、外部委託先と長年研究を重ねて実現させた水炊きスープです。 ③ ど根性串(ねぎま)/てけてけ 鶏もも肉と長葱を使用した定番焼鳥「ど根性串(ねぎま)」は、各店舗で毎日仕込みを行っております。外部委託により効率化を図ることも可能ですが、鮮度・味わい・香りといった品質を重視する商品については、店内仕込みを継続し、手間を惜しまない商品づくりを行っております。 ④  バンズ・パティ/the 3rd Burger バンズ・パティはPPMセンターで生産し、店舗ではトーストやグリル等の最終工程のみを行っております。製造拠点を集約することで、多様な原材料の配合や緻密な温度管理が可能となり、パティの品質向上に加え、独自性のあるバンズの開発・改良を進めております。これにより、品質の安定化と商品力の向上を図るとともに、期間限定商品を含む柔軟な商品展開を推進しております。 (2) 当社の展開する主な業態とその特徴及び店舗数 2026年2月28日現在 業態   業態の特徴   店舗数 てけてけ   高度成長期を想起させる店内において、焼き鶏や鶏料理を中心とした居酒屋業態です。店内で焼き上げるつくね等の串商品を主軸とし、日常的な利用を想定した価格帯および商品構成を特徴としております。また、店内での仕込み・調理を基本とするオペレーションにより、品質を重視した商品提供を行っております。   66(2) もつ焼酒場てけてけ   徹底した鮮度と店内仕込みにこだわった、気軽に利用できる大衆酒場業態です。新鮮なもつを一本ずつ焼き上げるもつ焼きや、低温調理による肉刺しなどの一品料理を提供しております。あわせてオリジナルドリンクも取り揃え、日常的な利用を想定した商品構成としております。   8 the 3rd Burger   焼き立てのバンズ、100%ビーフのパティ、毎日仕入れる野菜を使用したハンバーガーを提供するハンバーガー業態です。素材の鮮度にこだわった商品設計と店内調理による提供を特徴としております。   5 新太郎   昼は、昆布出汁で炊いたご飯に海の幸をのせた海鮮丼を提供。夜は、海鮮と地酒を中心に、土佐醤油を使用した寿司を昆布水につけて提供する寿司居酒屋として展開。 削りたての鰹節、昆布出汁、自家製醤油など、うま味を軸とした商品構成を特徴とする業態です。   2 もつ焼てけ八   当日仕込み・当日提供を基本としたもつ焼き業態であり、炭火によるもつ焼や低温調理による肉刺しを中心に提供しております。新鮮なもつを使用し、店内での仕込み・調理により鮮度に配慮した商品提供を特徴としております。   2 (注) 店舗数の()内は、FC店舗数で内書きしています。 当社の事業の系統図は次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題621字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 我が国経済は緩やかな回復基調にあるものの、原材料・エネルギー価格の高止まりや人件費の上昇等により、店舗運営コストの増加が続いており、依然として先行き不透明な経営環境にあります。 このような環境のもと、当社は収益構造の強靭化と持続的成長の実現に向け、以下の施策を推進しております。 (1) 「PPM戦略(Preparation Process Management)」による収益基盤の強化 自社加工拠点の活用を通じて内製化比率の向上を図り、調理工程管理の高度化及び物流効率の最適化により、収益性の高い事業構造の構築を進めております。 (2) 既存ブランドの成長 主力ブランドにおいて商品力の向上及びQSCの強化を進め、価格競争力を維持しつつ客数及び客単価の維持・向上を図っております。 (3) 新業態開発及び新規出店の推進 新業態の開発・改善を継続するとともに、直営出店及びフランチャイズ展開を見据えた店舗網拡大を推進しております。 (4) 人材基盤の強化 採用・教育体制の強化を通じて早期戦力化及び定着率向上を図るとともに、外国籍人材やスポットワーカーの活用により柔軟な人員体制の構築を進めております。 (5) 業務効率化及びコスト管理の強化 ITシステムの活用による業務効率化及び発注精度の向上を進めるとともに、エネルギー効率改善等を含めた全社的なコスト管理の徹底を図っております。
事業等のリスク3,346字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の事業展開その他に関して、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 当社の事業展開について ① 事業の内容について 当社は「てけてけ」「もつ焼き酒場てけてけ」「the 3rd Burger」「新太郎」「もつ焼てけ八」の5業態83店舗(2026年2月28日現在)を一都三県と大阪府に展開しております。各業態ともに、市場ニーズや消費者嗜好の情報を収集しながら、常に業態の進化および新業態開発を継続して行っていく方針でありますが、国内景気の悪化・低迷等の外的要因や当社固有の問題等の発生により、店舗集客に大きな変化が生じた場合は、当社の財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 食材の仕入・管理について 食材につきましては、「安全」「安心」をお客様に提供するために、より厳しい基準で管理体制を維持しておりますが、当社使用の食材において、安全性が疑われる問題等が生じた場合、また、当社の営業店舗等で安全性が疑われるような事象が発生した場合には、当社の財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのほか、社会的環境の変化や法令の改正などにより、提供する食材の調達や加工に設備や作業等が必要になった場合には、コストの増加が発生し財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、鳥インフルエンザ等の感染症や自然災害等により食材の供給が不安定となった場合、調達コストの上昇や供給制約が生じる可能性があります。 ③ 出店計画について 新規出店用物件の情報については、不動産仲介業者等に加え、当社既存店の管理会社、取引先銀行、取引先業者等からも情報入手を心がけておりますが、当社業態に合う物件取得は容易ではありません。売上・利益計画についても、取得物件において想定通りの店舗売上・収益を確保できない可能性があります。今後とも、新規出店計画達成に必要な物件の確保に努めてまいりますが、出店後に店舗周辺に多大な環境変化などの事態が発生した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人材確保 店舗の安定した運営を継続して行うためには、パートタイマー・アルバイトを含め優秀な人材の確保が必要であります。当社の経営理念を理解し、賛同した人材確保を最重要課題として、正社員の採用においては新規学卒採用だけでなく、既存店舗に勤務しているパートタイマー・アルバイトからの社員登用や中途採用、特定技能制度の活用など、優秀な人材の獲得に取り組んでまいります。また人材教育に関しては、全店に設置された教育用タブレットを活用し、理念教育を重点的に行う事により当社の核となり得る人材を育成してまいります。しかしながら、人材の確保及び教育が追いつかない場合には、当社の財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 賃貸借契約の管理 当社の本社及び店舗は全て建物を賃借しております。各賃貸借契約に対し保証金等を差し入れており、2026年2月28日現在、保証金等の差入残高は803,911千円で総資産に対し20.5%の比率となっております。 新規出店の際、与信調査については万全を期しておりますが、賃貸人側の財政状態が悪化した場合、保証金等が回収不能に陥ったり、賃借物件の継続賃借が困難になる恐れがあります。そうなった場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 経営者への依存に関するリスク 当社において、創業者である代表取締役坂井英也は、当社の経営方針の策定や経営戦略の決定、業態開発等、当社の業務執行において重要な役割を担っております。当社では、組織体制の充実や職務分掌及び職務権限規程に基づく権限の委譲など、特定の者に過度に依存しない組織体制への移行を進めており、依存度は相対的に低下するものと考えておりますが、そうした経営体制への移行過程において、何らかの理由により坂井の業務執行が困難となった場合には、当社の経営成績及び事業展開等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制について ① 食品衛生法 当社では、飲食事業の衛生管理の重要性に鑑み、仕入食材については物流センターにおける品質管理の徹底を図っているほか、配送においても温度管理等、品質維持を徹底しております。また、各店舗におきましても衛生面での定期的なチェックと改善指導等を実施し社内の規則に沿った衛生管理を徹底しておりますが、食中毒に関する事故が発生した場合や食品衛生法の規定に抵触するような事象が発生した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 食品リサイクル法 2001年5月に施行された「食品循環資源の再利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)により年間100トン以上の食品廃棄物を排出する外食業者(食品関連事業者)は、食品廃棄物の発生量の抑制、減量及び再生利用を通じて、食品残渣物の削減を義務付けられております。当社は食品残渣物を削減するための取り組みを鋭意実施しておりますが、今後法的規制が強化された場合には、その対応のために、設備投資等に関連する新たな費用が発生し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 製造物責任 当社は、「農林物資の規格化等に関する法律」(JAS法)、「製造物責任法」(PL法)等に基づく規制を受けており、これらの法令の遵守についても対策を講じておりますが、万が一これらの法令に違反した場合、商品の廃棄処分、回収処理などが必要となるおそれがあり、当社の財政状態または経営成績に影響を与える可能性があります。 ④ 出入国管理及び難民認定法 当社の従業員のうち、16.9%(2026年2月28日現在)が外国人となっております。外国人の労働に関しては、「出入国管理及び難民認定法」により規制されており遵守しておりますが、法令や規制内容の変更が発生した場合には、一時的に人材不足により当社の財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 有利子負債について 当社は、店舗造作費用及び差入保証金等の出店に係る資金を主に金融機関からの借入れにより調達しております。この結果、総資産に占める有利子負債(借入金)の割合が、2026年2月28日現在で66.3%と高い水準となっております。金融機関とは良好な関係を維持しており、現在のところ特に金利引上げの要請も受けておりませんが、有利子負債依存度が高い状態のまま金利が上昇した場合、当社の財政状態または経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) 減損損失について 当社は、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、主に店舗を基本単位としてグルーピングしております。外部環境の著しい変化等により、店舗収益が悪化し、店舗における営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなった場合、固定資産について減損損失を計上することとなり、当社の財政状態または経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 自然災害の脅威について 当社は、首都圏に集中して店舗展開を行っているため、東京都心部を中心に大規模な災害(地震、台風、洪水、新型コロナウイルス感染拡大等)が発生した場合、来客数の著しい落ち込みや通常営業が困難となる恐れがあり、当社の財政状態または経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社は、2024年8月31日をもって債務超過を解消しております。当事業年度においては当期純損失を計上しておりますが、資金繰り計画においては金融機関からの継続的支援を得ており、事業継続上の重要な不確実性は認められません。これらの状況を踏まえ、当社は本決算において「継続企業の前提に関する重要事象等」は存在しないと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)3,534字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が見られる一方で、原材料価格の高止まりや地政学リスクの長期化に加え、実質賃金の伸び悩みによる個人消費の低迷など、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。外食産業におきましては、インバウンド需要の拡大等により市場全体は持ち直しの兆しを見せたものの、相次ぐ食品価格の値上げや人手不足に伴う労務コストの上昇が店舗運営の負担となっており、厳しい経営環境が続いております。 このような環境のもと、当社は、債務超過の解消により改善した財務基盤を背景に、収益構造の強化と売上回復に取り組みました。主力の「てけてけ」業態においては、定期的なメニュー改廃を実施し商品力の維持・向上に努めたほか、継続的な原価高騰に伴う価格改定の影響により年度後半には客数が前年を下回るなど集客面で課題が見られました。このため、一部ドリンクのコストパフォーマンスを打ち出した施策等を実施し、客数の回復及び来店頻度の向上を図りました。「the 3rd Burger」業態においては、バンズの新規開発を含む期間限定商品の投入等により、商品力の強化を進めました。 店舗展開につきましては、業態変更を含む5店舗の新規出店及び3店舗の退店を行った結果、当事業年度末における店舗数は83店舗(前年同期比2店舗増)となりました。 以上の結果、売上高は6,460,676千円(前年同期比0.5%減)となり、売上総利益は4,790,312千円(前年同期比1.5%減)、営業損失は15,853千円(前年同期は115,594千円の利益)、経常損失は48,673千円(前年同期は87,048千円の利益)、当期純損失は227,518千円(前年同期は59,751千円の利益)となりました。 なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当事業年度末の総資産は3,891,869千円となり、前事業年度末と比較して82,561千円の減少となりました。これは主に、流動資産が54,974千円増加した一方、固定資産が137,535千円が減少したこと等によるものであります。 また、当事業年度末の負債総額は3,364,808千円となり、前事業年度末と比較して267,166千円の減少となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が168,209千円減少したこと等によるものであります。 当事業年度末の純資産は527,061千円となり、前事業年度末と比較して184,605千円の増加となりました。これは主に、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ205,146千円増加し、減資により資本金が838,043千円、資本準備金が1,529,321千円減少し、その他資本剰余金が2,367,364千円増加しました。欠損填補により、その他資本剰余金が2,903,715千円減少し、利益剰余金が2,903,715千円増加しました。また、利益剰余金が当期純損失により227,518千円減少したこと等よるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前事業年度末と比較して161,293千円減少し、1,318,867千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末における営業活動による資金の増加は199,276千円(前事業年度は122,243千円の増加)となりました。これは、税引前当期純損失168,986千円、減損損失236,900千円、減価償却費235,597千円の計上等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末における投資活動による資金の減少は602,162千円(前事業年度は237,370千円の減少)となりました。これは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出377,214千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末における財務活動による資金の増加は241,592千円(前事業年度は46,544千円の増加)となりました。これは、長期借入金の返済による支出442,308千円となった一方、新株予約権の行使による株式の発行による収入409,801千円、長期借入金による収入が274,100千円あったことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a 仕入実績 当社の事業は提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代えて、「仕入実績」を記載いたします。 事業部門の名称   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 居酒屋業態(千円)   1,498,628   105.9 その他業態(千円)   172,305   77.0 合計(千円)   1,670,933   101.9 (注) 金額は、仕入価格の金額によっております。 b 受注実績 当社は、一般消費者へ直接販売する飲食事業を行っておりますので、記載しておりません。 c 販売実績 当事業年度における販売実績は次のとおりです。 事業部門の名称   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 居酒屋業態(千円)    5,925,428   102.5 その他業態(千円)   535,247   75.4 合計(千円)   6,460,676   99.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当社は過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っております。 なお、財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度の売上高は、COVID-19の影響が薄まり経済回復が進んだことで6,460,676千円(前年同期比0.5%減)となりました。 売上原価については、原材料費の高騰により、原価率が前年同期比で0.8ポイント上昇し、売上総利益は4,790,312千円(前年同期比1.5%減)となりました。 販売費及び一般管理費は、新規出店および特定技能人材の採用を推進したことにより4,806,165千円(前年同期比1.2%増)となりました。主な費用の内訳は、給料及び手当が1,945,593千円、地代家賃が1,068,506千円です。 これらの結果、営業損失は15,853千円(前年同期は営業利益115,594千円)、経常損失は48,673千円(前年同期は経常利益87,048千円)、当期純損失は227,518千円(前年同期は当期純利益59,751千円)となりました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の資金需要は大きく分けて新規出店に係る有形固定資産の取得のための資金、商品仕入や人件費等の支払に係る資金であります。 これらの資金は主に自己資金及び借入金により調達しており、今後も同様の方針で賄う予定であります。また、現状資金が不足するような状況ではございませんが、事業計画に基づく新規出店による資金需要、経済環境等を熟慮した上で調達手段や調達規模を都度判断して参ります。 なお、キャッシュ・フローの状況についての分析は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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