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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大和

8247 · Standard · 小売業

北陸地盤の老舗百貨店。金沢・富山の2店舗を核に、友の会や印刷、ホテルなどの周辺事業を展開する。

概要

大和は石川県金沢市に本社を置く百貨店企業である。1923年に京都大丸と提携し百貨店事業を開始、1943年の合併で現在の社名となった。中核事業は百貨店業で、金沢市の香林坊店と富山市の富山店の2店舗を運営する。連結売上高は約160億円(2026年2月期)、従業員数は694人。ホテル業、出版業、印刷業、人材サービス業などの子会社を擁するグループ企業である。

売上の8割超を占める百貨店事業

2026年2月期の連結売上高159億8千3百万円のうち、百貨店業が134億4千8百万円(構成比84.1%)を占める。百貨店は金沢市の香林坊店と富山市の富山店の2店舗だけで、かつて新潟県や福井県にも展開していたが、2010年代以降に閉鎖が相次ぎ現在の体制となった。百貨店業の経常利益は1億5千8百万円(前期比37.5%増)で、グループ全体の利益の主要な源泉である。

ホテル・出版・印刷など多角化するグループ

連結子会社7社により、百貨店以外にホテル業、出版業、印刷業、人材サービス業を展開する。ホテル業は㈱金沢ニューグランドホテルが担い、売上高12億3千6百万円だが経常損失2千8百万円。出版業は㈱勁草書房(売上高7億6千4百万円、経常利益1千7百万円)、印刷業は㈱大和印刷社(売上高3億9千8百万円、経常利益9百万円)。人材サービス業は大和マネージメントサービス㈱が担い、売上高3億2千2百万円、経常利益1千8百万円と増収増益。

石川・富山に特化した地域密着戦略

同社は「地域の交流拠点として賑わいを創出」を経営理念に掲げ、石川県と富山県に経営資源を集中する。百貨店では、地元有力企業や生産者との取組みを拡大する地域密着営業を推進。差別化戦略として「大和にしかない商品・ブランド」「大和にしかできない企画」を掲げ、輸入化粧品や人気アニメイベント、食品物産催事に注力する。外商営業やプライマリーカード会員拡大により固定客の深耕も図る。

ピーク時から店舗数を大幅に減らした歴史

1943年の合併時には金沢、武蔵、新潟、富山、福井、高岡、清津の7店舗を有していた。しかし、1948年の福井地震で福井店を閉鎖、1970年代以降は長岡店や上越店などの新店を開設したが、2010年に長岡店・上越店、同年に新潟店・小松店を閉鎖。2019年には高岡店を閉鎖し、現在は香林坊店と富山店の2店舗のみ。2026年2月期の百貨店売上高は前期比3.9%減の134億4千8百万円と縮小が続く。

業界の中での役割は北陸地方における百貨店運営の老舗。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
160億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.3%
純利益
-11億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01百貨店業主力

金沢市・富山市において百貨店2店舗を営む。地域密着型の小売業として、衣料品・食品・雑貨などを幅広く取り扱い、地域住民の消費生活を支えている。

主な製品・サービス1
百貨店
金沢・富山の2店舗で、衣料品、食品、雑貨などを販売する総合小売店。地域の主要な商業施設として機能する。

02その他事業準主力

百貨店以外の周辺事業として、友の会の運営、印刷、書籍出版、レストラン運営、不動産管理、ホテル運営などを手がける。グループ全体で百貨店業を補完し、多角的に事業を展開する。

主な製品・サービス5
友の会
百貨店の顧客組織で、会員向けに商品の予約や優待サービスを提供する。
印刷・出版
連結子会社の㈱大和印刷社と㈱勁草書房が手がける印刷・出版事業。
飲食業
㈱レストランダイワが運営するレストラン事業。百貨店内やホテル内などで飲食サービスを提供する。
不動産管理
大和マネージメントサービス㈱や㈱プロパティマネジメント片町が手がける不動産の管理・運営事業。
ホテル
㈱金沢ニューグランドホテルが運営するホテル事業。金沢市内で宿泊サービスを提供する。

製品と技術

香林坊店と富山店の百貨店営業

百貨店業は香林坊店(金沢市)と富山店の2店舗で展開する。香林坊店では2025年11月に輸入化粧品「ランコム」の売場を改装し、化粧品部門を強化。2026年2月には石川地区初となる人気洋菓子ブランド「オードリー」の期間限定店を開設した。富山店ではラグジュアリーブランドの特別販売企画を随時開催し、2025年秋には食料品フロアに出来たて総菜「壱丁田」を新設。両店とも「大北海道展」などの食品物産催事を年数回開催している。

金沢ニューグランドホテルが担うホテル事業

連結子会社㈱金沢ニューグランドホテルがホテル業を営む。2026年2月期の売上高は12億3千6百万円で前期比0.7%減、経常損失は2千8百万円(前期は3千6百万円の損失)と赤字が縮小した。ホテルは金沢市内に所在し、観光需要を取り込む。同社グループの百貨店とは異なる収益源だが、経常損失が続いており、収益改善が課題となっている。

勁草書房による出版業

1970年に設立された㈱勁草書房が出版業を担う。2026年2月期の売上高は7億6千4百万円で前期比8.2%増、経常利益は1千7百万円(前期比31.5%減)と増収減益。出版業は百貨店とは独立した事業であり、東京都中央区に拠点を置く。グループ内で唯一の東京拠点だが、連結業績への寄与は限定的である。

大和印刷社と大和マネージメントサービス

1954年設立の㈱大和印刷社は印刷業を手掛け、2026年2月期の売上高3億9千8百万円、経常利益9百万円。2023年に設立された大和マネージメントサービス㈱は人材サービス業を展開し、売上高3億2千2百万円(前期比35.3%増)、経常利益1千8百万円(同245.3%増)と急成長している。両社とも石川県内に拠点を置き、グループ内の多角化を支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

収益力は低く、規模はやや小粒

同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比べ、売上高は165億円(2024年2月期)と中規模。営業利益率は1.2〜1.3%と低く、収益性で劣る。まんだらけなどニッチ業態の競合が存在する中、食品スーパーとしての特性が弱く、差別化が課題。内需依存度が高く、海外展開は見られない。

強み

  • 2024年2月期165億円、2026年2月期160億円と横ばい傾向で、大きな下落リスクは小さい。
  • 2025年2月期営業利益率1.22%と低水準ながら、3期連続で黒字を確保している。
  • 売上高がトライアルや光フードより小さいが、急成長企業に比べ事業リスクは低い。
  • 情報は限定的だが、特定商圏での地盤を有し、競合との差別化可能性がある。

課題

  • 営業利益率1.2%前後と業界平均を下回り、コスト管理や高付加価値化が急務。
  • 売上高が165→160億円と微減傾向で、新規出店や既存店強化が必要。
  • 内需のみに依存し、海外比率はゼロに近く、成長の多様化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が大和

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

京都大丸と提携し百貨店事業を開始した1923年

1923年10月、店祖井村徳三郎が京都の大丸(現・大丸松坂屋百貨店)と提携し、石川県金沢市片町に「宮市百貨店」を創設した。百貨店運営のノウハウを持たない地元資本が、大手百貨店のブランド力と仕入網を借りる形で事業を始めた。1930年8月には「株式会社宮市大丸」を設立し、資本金150千円で法人化。以降、北陸地方への多店舗展開の足掛かりを築いた。

合併で7店舗体制となった1943年

1942年11月には石川日産自動車販売㈱を設立するなど事業を広げた。1943年12月、同業の丸越と合併し、「株式会社大和」が誕生した。この時点で金沢、武蔵、新潟、富山、福井、高岡、清津の計7店舗、資本金3,100千円。合併により北陸地方全域に店舗網を持つ最大手百貨店となったが、終戦直後の1945年9月には清津店が消滅。さらに1948年の福井地震で福井店を閉鎖するなど、戦後すぐに拠点を失った。

大阪証券取引所上場と多角化の始まり

1949年7月に新潟証券取引所に上場。1958年10月には新潟県長岡市に長岡店を開設するなど店舗網を再構築した。1961年10月には大阪証券取引所市場第二部に上場。この時期、百貨店以外の事業にも着手し、1954年に㈱大和印刷社、1967年に㈱大和ハウジング、1970年に㈱勁草書房と㈱金沢ニューグランドホテルを設立。百貨店の周辺事業をグループに取り込み、収益基盤の多角化を進めた。

香林坊店移転とCIS導入で刷新した1986年

1986年9月、金沢市の香林坊に新店舗「香林坊店」を開設し、従来の金沢本店舗を移転した。同時に全店にコーポレート・アイデンティティ・システム(CIS)を導入し、統一的なブランドイメージを形成。同年11月には旧本店舗跡地に商業複合施設「ラブロ片町」を開設した。香林坊店は現在も同社の核店舗であり、この移転により金沢市中心部でのプレゼンスを高めた。

長岡・上越など4店舗を一挙閉鎖した2010年

2010年4月、長岡店と上越店を閉鎖。同年6月には新潟店と小松店も閉鎖し、わずか2ヶ月で4店舗を失った。これにより新潟県内の全店舗が消滅し、石川県と富山県のみの営業となった。背景には地方百貨店を取り巻く市場環境の悪化があり、以降も高岡店(2019年閉鎖)などが閉鎖された。この大規模な店舗閉鎖は、同社の事業縮小と選択と集中を象徴する出来事である。

子会社の整理と清算が続いた2010年代

2011年5月には㈱大和ハウジングを閉鎖し、石川日産自動車販売㈱の株式を売却。2012年には㈱大和服飾研究所を閉鎖し清算。2014年3月には商業複合施設「ラブロ片町」も閉鎖した。百貨店本体の店舗閉鎖と並行して、不採算の子会社を次々と整理した。この再編によりグループの事業領域は百貨店、ホテル、出版、印刷、人材サービスに絞られた。

スタンダード市場移行と新たな子会社設立

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場に移行。2023年3月には石川県金沢市に大和マネージメントサービス㈱を設立し、人材サービス事業を開始した。2026年2月期の同社の売上高は3億2千2百万円と前期比35.3%増加し、新たな収益の柱として期待される。現在の連結子会社は7社、持分法適用関連会社1社で構成される。

年表41件を開く

1920年代

  • 1923年10月店祖井村徳三郎氏が百貨店事業として京都大丸と提携、石川県金沢市片町に、宮市百貨店を創設。

1930年代

  • 1930年8月創業株式会社宮市大丸(資本金150千円)を、金沢市片町に設立。
  • 1932年11月富山県富山市に富山店を開設。
  • 1937年9月福井県福井市に福井店を開設。
  • 1939年9月大阪府大阪市に大阪出張所を設置。

1940年代

  • 1940年12月清津店を開設。
  • 1942年11月石川県金沢市に石川日産自動車販売㈱を設立。
  • 1943年12月創業丸越と合併、株式会社大和(金沢、武蔵、新潟、富山、福井、高岡、清津、計7店舗 資本金 3,100千円)を金沢市片町に設立。
  • 1945年9月終戦により清津店が消滅。
  • 1948年4月東京都中央区に東京出張所を設置。
  • 1948年6月福井地震により福井店を閉鎖。
  • 1949年7月上場新潟証券取引所に上場。

1950年代

  • 1952年7月武蔵店を閉鎖。
  • 1954年10月石川県金沢市に㈱大和印刷社(現・連結子会社)を設立。
  • 1958年10月新潟県長岡市に長岡店を開設。

1960年代

  • 1961年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1967年12月石川県野々市町に㈱大和ハウジングを設立。

1970年代

  • 1970年3月東京都中央区に㈱勁草書房(現・連結子会社)を設立。
  • 1970年9月石川県金沢市に㈱金沢ニューグランドホテル(現・連結子会社)を設立。
  • 1973年3月石川県金沢市に㈱大和カーネーションサークル(現・連結子会社)を設立。
  • 1975年7月新潟県上越市に上越店を開設。
  • 1975年12月石川県金沢市に㈱レストランダイワ(現・連結子会社)を設立。

1980年代

  • 1985年9月石川県金沢市に㈱大和服飾研究所を設立。
  • 1985年9月石川県金沢市に㈱ディー・アンド・シー(現・連結子会社)を設立。
  • 1986年9月石川県金沢市に香林坊店を開設し、金沢本店舗を移設するとともに、全店にCISを導入。
  • 1986年11月金沢本店舗跡に商業複合施設「ラブロ片町」を開設。

1990年代

  • 1994年3月高岡店を旧店舗隣接地に開設のオタヤ開発ビルへ移転。
  • 1998年3月石川県小松市に小松店を開設。

2000年代

  • 2000年3月上場新潟証券取引所と東京証券取引所の合併により東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2007年9月富山店を富山市総曲輪南地区再開発ビルへ移転。

2010年代

  • 2010年4月長岡店、上越店を閉鎖。
  • 2010年6月新潟店、小松店を閉鎖。
  • 2011年5月㈱大和ハウジングを閉鎖。
  • 2011年5月石川日産自動車販売㈱の株式売却。
  • 2012年4月㈱大和服飾研究所を閉鎖。
  • 2012年5月㈱大和ハウジングの清算結了。
  • 2012年10月㈱大和服飾研究所の清算結了。
  • 2014年3月商業複合施設「ラブロ片町」を閉鎖。
  • 2019年8月高岡店を閉鎖。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に 移行。
  • 2023年3月石川県金沢市に大和マネージメントサービス㈱(現・連結子会社)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2026年度まで160億円
  • 連結営業利益2026年度まで2億5千万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    差別化戦略で競争力強化

    大和にしかない商品・ブランドの導入、独自の企画展開、人気アニメイベントや食品物産催事など、地域の百貨店として他店と差別化できる取り組みを強化する。

  2. 02

    固定客戦略の推進

    重点顧客層の深耕に向け外商営業力を強化し、プライマリーカード会員の拡大を図る。次世代顧客獲得に向けた品揃えや催事も実施する。

  3. 03

    デジタル対応力強化

    EC事業の拡大に向け商品開発力・情報発信力を向上させ、SNSを活用したデジタル販促を推進する。

  4. 04

    従業員エンゲージメント向上

    働きやすい職場環境を整備し、自律的なキャリア支援や現場実務力の強化に取り組む。

  5. 05

    コンプライアンス・サステナビリティ推進

    法令遵守とサステナビリティ経営を推進し、情報セキュリティ強化にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で694人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は402万円で、9期前と比べて+12.5%平均年齢は46.9歳、平均勤続年数は18.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月728
2018年2月722
2019年2月714
2020年2月35744.316.7637
2021年2月34044.516.5643
2022年2月34645.116.5620
2023年2月35145.917.0615
2024年2月37046.318.0615
2025年2月39646.918.368229
2026年2月40246.918.469429

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
香林坊店及び本社 — 金沢市香林坊・片町他5,937百万円
百貨店業
富山店 — 富山市総曲輪他4,277百万円
百貨店業
ホテル業 — ㈱金沢ニューグランドホテル(石川県金沢市)1,133百万円
出版業 — ㈱勁草書房(東京都文京区)417百万円
印刷業 — ㈱大和印刷社(石川県金沢市)139百万円
飲食業 — ㈱レストランダイワ(石川県金沢市)1百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱大和印刷社(注)2
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱勁草書房(注)2
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱レストランダイワ(注)2
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱大和カーネーション サークル(注)2
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和マネージメントサービス㈱(注)2
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱金沢ニューグランド ホテル(注)2.3
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権50.5%
  • 国内
    ㈱プロパティマネジメント片町
    石川県金沢市 · 持分法適用会社
    議決権33.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は160億円営業利益2億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.4%、利益が+0.0%。

売上高
-2.4%
160億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
-650.0%
-11億円
営業利益率
1.3%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高160億円160億円
営業利益3億円2億円
純利益1億円-11億円
1株あたり配当¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は41億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−2.4%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4025.02
2024年2Q39−1−2.60
2024年3Q3912.62
2024年4Q473
2025年1Q4212.41
2025年2Q4000.01
2025年4Q8211.20
2026年2Q8022.52
2026年4Q8000.0−13
2027年1Q4124.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は509億円から160億円へ31%に減った。直近期の営業利益率は1.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月5095−5
2014年2月50552
2015年2月493711
2016年2月481611
2017年2月46433
2018年2月45511
2019年2月4563−48
2020年2月43736
2021年2月339−6−4
2022年2月377−3−3
石川県金沢市に大和マネージメントサービス㈱(現・連結子会社)を設立。
2023年2月15911
2024年2月16537
2025年2月164211.22
2026年2月160221.3−11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高160億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.9%75億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.9%83億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.3%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
1.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比9.4pt
-6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比29.6pt
-21.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが11億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は26億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月7−2−19531
2014年2月84−201224
2015年2月145−71936
2016年2月1414−402824
2017年2月14−3−201114
2018年2月137−162019
2019年2月9−2−9717
2020年2月8−5−3317
2021年2月14−92524
2022年2月−7−14−820
2023年2月6−1−1523
2024年2月4−2−2223
2025年2月7−3−8419
2026年2月11−2−3926

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は276億円。このうち返さなくてよい自己資本が54億円で、自己資本比率は19.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月4345637812.9
2014年2月4116035114.6
2015年2月4187734118.4
2016年2月3717929221.2
2017年2月3548327123.2
2018年2月3408525524.6
2019年2月2823324911.4
2020年2月2743723713.4
2021年2月2813224911.3
2022年2月2673023711.1
2023年2月2713523613.0
2024年2月2764523116.2
2025年2月2745322119.4
2026年2月2765422219.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
16億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
222億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中255位あたり、逆に低いのはROE322社中308位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-21.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
19.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥341で、1年前と比べて-13.5%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥341+9.3%1ヶ月+18.4%1年-13.5%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥222高値¥408

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)19.1倍
PBR0.35倍
配当利回り4.40%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月23日に281円まで下落しましたが、その後は反発し、8月18日には313円まで上昇しました。8月20日には310円で、25日線(297.4円)を約4.2%上回り、75日線(285.81円)からも約8%上にあります。ただし、200日線(343.32円)は下回っており、長期では戻り待ちの売り圧力が残ります。52週高値408円からは約24%下、52週安値222円からは約40%上です。RSIは62.26とやや強気圏で、出来高は7月24日に128000株と急増しましたが、その後は低調です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは赤字のため算出不能だが、予想PER17.4倍は業界平均40.19倍を大幅に下回る。PBR0.31倍は平均3.06倍を大きく下回り、資産価値に対して極めて割安。ROEは-21.04%と大幅な赤字で収益力は壊滅的。配当利回り4.84%は平均12.61%を下回るが、それでも高水準。ただし配当性向164.11%と利益を超えた配当をしており、持続不可能な可能性。業績は赤字転落しており、減配リスクを考慮すると割安の理由が理解できる。

指標この会社業種平均
PER (予想)19.1倍
PBR0.35倍2.44倍
ROE-21.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は横ばいで、直近期は赤字に転じた。強気派は、低PBRで株価純資産倍率が0.3倍台と割安感があり、配当利回りも高い点を評価する。また、食品流通は景気変動の影響を受けにくい安定業種とみる。一方、弱気派は、収益性が低く、ROEがマイナスで資本効率が悪い点を問題視。競争激化で販売単価や数量の伸びが期待できず、収益改善の目処が立たないと懸念する。強気・弱気の分岐は、今後の収益回復の進展と、株主還元策の継続性にある。

プラスに働く材料7
  • 割安指標

    PBRは0.3倍台と解散価値以下で、純資産に比べ株価が低い。

  • 高配当利回り

    配当利回りは4.8%と高く、株主への還元姿勢が見られる。

  • 安定需要

    食品卸は景気に左右されにくく、一定の需要が見込める。

  • PBR0.32倍と1株純資産988円の大幅割安現在影響

    株価312円に対し1株純資産約988円、解散価値の3倍安。

  • 配当利回り4.81%と高水準通年影響

    配当利回り4.81%は株式市場の平均を上回る。

  • 営業利益2億円を維持し黒字基盤2026/2期影響

    売上高160億円に対し営業利益2億円、営業利益率1.25%。

  • 予想PER17.5倍で収益回復なら割安決算発表後影響

    今期の最終赤字は一過性なら、予想PER17.5倍は買い場。

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    売上高営業利益率は1%台で、利益率が極めて低い。

  • 赤字転落

    直近期は純損失を計上し、業績が悪化した。

  • 競争激化

    スーパー等の競合が多く、価格競争で収益性が圧迫される。

  • 2026/2期に純損失11億円と赤字転落2026/2期影響

    純損益は前期2億円から-11億円へ悪化、時価総額19億円の約6割に相当。

  • 売上高は165→164→160億円と3期連続減収通年影響

    売上高は2024/2期165億円から2026/2期160億円へ減少。

  • ROE-21%と資本毀損が進行2026/2期影響

    ROE-21%は自己資本を大きく棄損し、PBR低水準を正当化。

  • 株価は1年で-21.8%と下落基調継続影響

    年初来でも下落傾向が続き、需給が悪い。

次の決算で確かめる点
売上高営業利益率
収益性の改善が確認できるか重要。
純利益
赤字からの回復が焦点。
配当性向
株主還元の持続性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.40%。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
4.40%
いまの株価に対して
配当性向
164.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1546.3
2018年2月150.0164.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ6,470人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.0%を占め、残る68.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他59.758.861.161.262.564.5
事業法人23.423.122.922.822.722.6
金融機関12.812.812.512.511.79.4
自己株式6.56.56.56.66.66.6
証券会社3.13.22.52.62.52.8
外国法人0.92.20.90.80.50.5
外国人個人0.10.10.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01宮 二朗8.73
02倉敷紡績株式会社4.86
03伍嶋 憲一3.33
04一般財団法人大和文化財団3.33
05東京海上日動火災保険株式会社3.17
06河井 英夫3.02
07株式会社北陸銀行2.98
08清水建設株式会社2.75
09ダイダン株式会社2.53
10株式会社大市社2.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−1021%、1株純資産は14期で+387%。直近期のROEは-21.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−18199−8.8
2014年2月82143.814.1
2015年2月3827515.77.48.0
2016年2月3928014.34.18.3
2017年2月481,4613.312.646.3
2018年2月161,4901.138.8164.1
2019年2月−847572−82.1
2020年2月10265316.63.6
2021年2月−74566−12.1
2022年2月−54530−9.9
2023年2月136292.234.1
2024年2月11679916.34.2
2025年2月349503.912.4
2026年2月−202969−21.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額78百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮二朗取締役社長(代表取締役)69524,000
寺口時弘専務取締役(代表取締役)712,000
坂本哲治取締役 業務本部長611,000
藪内信昭取締役 経営戦略本部長673,000
中嶋智取締役 香林坊店長59
吉澤勉取締役 富山店長612,000
近藤寛純取締役 営業本部長552,000
北村秀明取締役(常勤監査等委員)802,000
中村太郎取締役(監査等委員)6112,000
浅田英郎取締役(監査等委員)582,000
菊澤智彦取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)760609
監査等委員413133
社外取締役3552

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容491字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社企業グループは(当社、連結子会社7社、持分法適用関連会社1社(2026年2月28日現在)により構成)、 百貨店業・その他事業を行っている。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は、次のとおりである。 なお、次の部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一である。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更している。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載の通りである。 (百貨店業) 当社は、金沢市・富山市において百貨店2店舗を営んでいる。 このほか、連結子会社の㈱大和カーネーションサークルが百貨店の友の会運営を行っている。 (その他事業) 主な連結子会社は㈱大和印刷社、㈱勁草書房、㈱レストランダイワ、大和マネージメントサービス㈱、㈱金沢ニューグランドホテルであり、持分法適用関連会社は、㈱プロパティマネジメント片町である。 〔事業系統図〕 当社企業グループの状況を事業系統図によって示すと、次のとおりである。
経営方針・対処すべき課題1,829字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社企業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループが判断したものである。 (1)会社の経営の基本方針 当社企業グループは、百貨店事業を中核とし「地域の交流拠点として賑わいを創出し、市場顧客の生活文化向上に寄与する」ことを経営理念としており、地域に根ざす百貨店として石川・富山地区では当社にしかできない商品の品揃えと魅力ある営業企画の推進により地域顧客の期待に応えるとともに、更なる経費構造の見直しや業務の効率化を促進し、収益基盤の強化につなげることを経営方針としている。 また、当社企業グループは、グループ内各社それぞれが自立的に経営効率向上と利益創出を目指すとともに、コンプライアンス徹底とサスティナビリティ経営の推進に取組み、広く社会への貢献を通じて企業グループの発展を目指していくこととしている。 (2)目標とする経営指標 当社企業グループの経営目標数値は以下の通りである。 2026年度 ・連結売上高 160億円 ・連結営業利益  2億5千万円 (3)経営環境 当連結会計年度のわが国経済は、緩やかに景気回復が続く中、物価上昇に歯止めが掛からず消費は慎重な動きとなった。 百貨店業においては、昨年の秋口以降、国内消費が堅調に推移したが、前年度急伸したインバウンド需要の反動減から、今一つ伸びに欠ける商況となった。 この期間、当社企業グループとしては、主力の百貨店業において、売上高が低調に推移する中、利益性を重視した営業活動に注力するとともに、企業グループ全体の経営効率改善に努めてきた。 今後については、当社を取り巻く環境は、政府による積極的財政出動による本格的な景気回復に期待が高まっていたが、中東情勢緊迫化の影響による原油価格の高騰に伴い、更なる物価上昇が懸念されるほか、エネルギー関連費用の増加も想定されることから、景気の先行きは引き続き不透明な状況になるものと受け止めている。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社企業グループとしては、主力の百貨店業において、ますます多様化・個性化するお客様のご要望を捉え、上質で専門性ある商品とデイリー商品とのバランス感のとれた営業活動に努め、地域に根ざす百貨店として、地域の生活文化発展に寄与すべく、百貨店らしい質の高い商品と魅力ある企画の提案を強化し、お客様の暮らしに役立つ情報を発信していく。具体的には重点顧客層の更なる深掘りと次世代顧客の獲得に向け、引き続き、地域では大和にしかできない「新しい商品と企画」の開発強化に取組み、文化性の高い美術催事を開催するとともに、物産催事においては本物志向の商品開発に努める等、顧客ニーズに対応していく。併せて、地域の有力企業や生産者との取組みを拡大し、地域密着営業を推進していく。 また、グループ各社は営業力強化とローコスト経営の両輪により、それぞれが確実に利益を生み出す「自主自立経営」の確立を目指していく。 (5)会社の対処すべき課題 当社を取り巻く環境は、政府による積極的財政出動による本格的な景気回復に期待が高まっていたが、中東情勢緊迫化の影響による原油価格の高騰に伴い、更なる物価上昇が懸念されるほか、エネルギー関連費用の増加も想定されることから、景気の先行きは引き続き不透明な状況になるものと受け止めている。 こうした状況の中、収益構造の改善に向けて下記の課題に取組んでいく。 ①差別化戦略推進による競争力強化 ・大和にしかない商品・ブランドの導入 ・大和にしかできない企画の展開 ・人気アニメイベント、ポップアップ企画、食品物産催事の展開 ②固定客戦略の推進 ・重点顧客層の深耕に向けた外商営業力の強化 ・ダイワプライマリーカードおよびダイワプライマリーカードゴールド会員拡大 ・次世代顧客獲得に向けた品揃えおよび催事企画の実施 ③デジタル対応力強化 ・EC事業の業容拡大に向けた商品開発力、情報発信力向上 ・SNS活用によるデジタル販促推進 ④従業員エンゲージメントの向上 ・従業員が働きやすい職場環境の整備 ・自律的なキャリア支援および現場実務力の強化 ⑤コンプライアンス・サスティナビリティ経営の推進 ・法令遵守とサスティナビリティ経営の推進 ・情報セキュリティ強化への取組み
事業等のリスク1,645字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。ただし、事業等のリスクをすべて網羅したものではなく、これらに限定されるものではない。また、以下に記載のリスクが顕在化する可能性の程度や時期、業績に与える影響について、合理的に予測することは困難であるため記載していない。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年2月28日)現在において、当社企業グループが判断したものである。 (1)事業環境について 当社企業グループの主要なセグメントは、店頭販売を主とする百貨店業を営んでおり、国内における景気や消費動向等さらに業際を超えた競合他社との市場競争の激化に加え、新しい生活様式の定着やデジタル社会の進展に伴い顧客ニーズがますます多様化する等の状況により、当社企業グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に影響を及ぼす可能性がある。 こうした状況に対し、収益力の向上に向け、「商品と企画」による差別化を促進し、販売力・推進力の強化を図り、顧客拡大・深耕への取組みを推進するとともに、Webビジネスを中心としたデジタル戦略の推進等、成長分野の強化を図っていく。 (2)法的規制等 当社企業グループは、大規模小売店舗立地法や独占禁止法の他、食品の安全管理、消費者保護、環境・リサイクル等に関する法令等に十分留意した営業活動を行っている。 万一、不測の事態が生じた場合には、企業活動が制限される可能性がある他、法令上の規制に対応するため経営コストが増加する可能性があり、当社企業グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に影響を及ぼす可能性がある。 このため、「大和コンプライアンスマニュアル」の活用による法令遵守の意識向上や、定期的にコンプライアンス委員会を開催する等、コンプライアンスの徹底に取組んでいる。 (3)自然災害等 当社企業グループの主要なセグメントである百貨店業等は、店舗による事業展開を行っているため、自然災害・事故・感染症の拡大等により、店舗の営業継続に悪影響をきたす可能性がある。自然災害等の事故に対しては、緊急時の社内体制の整備や事故発生防止の教育体制を整備しているが、大規模な自然災害や事故・感染症が発生した場合には、当社企業グループの営業活動に著しい支障が生じ、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に影響を及ぼす可能性がある。 (4)商品取引 当社企業グループの主要なセグメントである百貨店業は、消費者と商品取引を行っている。提供する商品については、適正な商品であることや安全等に十分留意しているが、万一欠陥商品や食中毒を引き起こす商品等、瑕疵のある商品を販売した場合、公的規制を受ける可能性があるとともに、製造物責任や損害賠償責任等による費用が発生する場合がある。また、消費者から信用失墜による売上高の減少等、当社企業グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況等に影響を及ぼす可能性がある。 販売商品の品質管理・衛生管理については、「表示」や「安全衛生」に関して全社的に第三者機関の現状調査による指導および研修を定期的に開催している。 (5)顧客情報の管理 顧客情報の管理については、社内規程等の整備や従業員教育等によりその徹底を図っているが、万一、不測の事態が生じた場合には、損害賠償による費用の発生や信用の低下による売上高の減少等、当社企業グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に影響を及ぼす可能性がある。 個人情報保護管理については、「個人情報保護管理規程」をはじめ関連規準・マニュアルを遵守すると共に、施錠管理の徹底や定期的な監査および自己点検を実施している。
経営成績の分析 (MD&A)6,731字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社企業グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績 及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、緩やかな景気回復が続く中、物価上昇に歯止めが掛からず消費は慎重な動きとなった。 百貨店業界においては、昨年の秋口以降、国内消費が堅調に推移したが、前年度急伸したインバウンド需要の反動減から、今一つ伸びに欠ける商況となった。 この期間、当社企業グループとしては、主力の百貨店業において、売上高が低調に推移する中、利益性を重視した営業活動に注力するとともに、企業グループ全体の経営効率改善に努めてきた。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は、275億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億9千3百万円増加した。これは主に、減損損失の計上により有形固定資産が減少した一方、保有上場株式の時価評価に伴い投資有価証券が増加したことなどとの差し引きによるものである。 また、負債については、221億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ8千7百万円増加した。これは主に、借入金の返済により有利子負債が減少した一方、保有上場株式の時価評価に伴い繰延税金負債が増加したことなどとの差し引きによるものである。 純資産については、54億3千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6百万円増加した。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失を計上した一方、保有上場株式の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の増加などとの差し引きによるものである。 b.経営成績 連結業績は、売上高159億8千3百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益1億9千万円(前年同期比2.7%減)、経常利益1億8千1百万円(前年同期比27.6%増)、親会社株主に帰属する当期純損失11億3千2百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益1億9千2百万円)となった。 報告セグメントごとの状況は次のとおりである。 百貨店業においては、重点顧客層の更なる深掘りと次世代顧客層の獲得に向け、引き続き、地域では大和にしかできない「新しい商品と企画」の開発強化に取組んできた。 香林坊店においては、昨年11月に、輸入化粧品「ランコム」の売場改装を実施し、堅調に推移する化粧品売場をさらに強化するとともに、本年2月には、バレンタイン需要のピークに合わせ、石川地区では初めてとなる人気洋菓子ブランド「オードリー」の期間限定店を展開し、多くのお客様で賑わった。 富山店においても、富山地区限定のラグジュアリーブランドの特別販売企画を随時開催するとともに、昨年秋には食料品フロアにおいて、出来たて総菜「壱丁田」をオープンするなど、百貨店ならではの売場づくりに努めてきた。 また、両店において開催した「大北海道展」などの食品物産催事においては、こだわりのグルメや人気スイーツの品揃え拡充に努め、地域のお客様から高い評価をいただいた。 こうした取組みにより、売上高については、高級輸入時計や化粧品等の雑貨区分は堅調に推移したが、インバウンド関連売上が減少したほか、1月の大型寒波の影響等もあり減収となった。 利益面については、売上高の動向に伴い売上総利益が減少したものの、営業外収益が改善したことから経常増益となった。 この結果、百貨店業の業績は、売上高134億4千8百万円(前年同期比3.9%減)、経常利益1億5千8百万円(前年同期比37.5%増)となった。 ホテル業においては、売上高12億3千6百万円(前年同期比0.7%減)、経常損失2千8百万円(前連結会計年度は経常損失3千6百万円)となった。 出版業においては、売上高7億6千4百万円(前年同期比8.2%増)、経常利益1千7百万円(前年同期比31.5%減)となった。 印刷業においては、売上高3億9千8百万円(前年同期比2.4%減)、経常利益9百万円(前年同期比47.8%減)となった。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。 人材サービス業においては、売上高3億2千2百万円(前年同期比35.3%増)、経常利益1千8百万円(前年同期比245.3%増)となった。 その他事業では、売上高3億4千5百万円(前年同期比3.0%増)、経常利益8百万円(前年同期比49.8%減)となった。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における「現金及び現金同等物の期末残高」は、減価償却費の計上に加え、短期借入金の増加などにより、前連結会計年度末と比較して、6億6千5百万円増加し、25億6千2百万円となった。 当連結会計年度の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、売掛債権の減少等により、10億9千3百万円の増加(前年同期比64.3%増)となった。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得による支出等により、1億7千7百万円の減少(前連結会計年度は2億6千9百万円の減少)となった。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入金の返済による支出4億3千万円等により、2億5千万円の減少(前連結会計年度は8億4百万円の減少)となった。 ③生産、受注及び販売の実績 a.販売実績 当連結会計年度における販売実績を報告セグメントごとに示すと、次のとおりである。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。 報告セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前期比(%) 百貨店業(百万円)   13,448   96.1 ホテル業(百万円)   1,236   99.3 出版業(百万円)   764   108.2 印刷業(百万円)   398   97.6 人材サービス業(百万円)   322   135.3 その他(百万円)   345   103.0 調整額(百万円)   △533   - 合計(百万円)   15,983   97.3 (注)セグメント間の取引については、「調整額」欄で調整している。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社企業グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 当連結会計年度末における総資産は、275億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億9千3百万円増加した。これは主に、減損損失の計上により有形固定資産が減少した一方、保有上場株式の時価評価に伴い投資有価証券が増加したことなどとの差し引きによるものである。 また、負債については、221億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ8千7百万円増加した。これは主に、借入金の返済により有利子負債が減少した一方、保有上場株式の時価評価に伴い繰延税金負債が増加したことなどとの差し引きによるものである。 純資産については、54億3千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6百万円増加した。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失を計上した一方、保有上場株式の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の増加などとの差し引きによるものである。 2)経営成績 連結業績は、売上高159億8千3百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益1億9千万円(前年同期比2.7%減)、経常利益1億8千1百万円(前年同期比27.6%増)、親会社株主に帰属する当期純損失11億3千2百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益1億9千2百万円)となった。 (売上高) 百貨店業においては、重点顧客層の更なる深掘りと次世代顧客層の獲得に向け、引き続き、地域では大和にしかできない「新しい商品と企画」の開発強化に取組んできた。 香林坊店においては、昨年11月に輸入化粧品「ランコム」の売場改装を実施し、堅調に推移する化粧品売場をさらに強化するとともに、本年2月には、バレンタイン需要のピークに合わせ、石川地区では初めてとなる人気洋菓子ブランド「オードリー」の期間限定店を展開し、多くのお客様で賑わった。 富山店においても、富山地区限定のラグジュアリーブランドの特別販売企画を随時開催するとともに、昨年秋には食料品フロアにおいて、出来たて総菜「壱丁田」をオープンするなど、百貨店ならではの売場づくりに努めてきた。 また、両店において開催した「大北海道展」などの食品物産催事においては、こだわりのグルメや人気スイーツの品揃え拡充に努め、地域のお客様から高い評価を頂いた。 こうした取組みにより、売上高については、高級輸入時計や化粧品等の雑貨区分は堅調に推移したが、インバウンド関連売上が減少したほか、1月の大型寒波の影響等もあり減収となった。 (販売費及び一般管理費) 連結の販売費及び一般管理費は、82億8千4百万円(前連結会計年度は84億3千6百万円)となった。人件費や光熱費等が増加した一方、減価償却費等が減少したことによるものである。 (特別損益) 特別利益として、貸倒引当金戻入額4千万円及び保有株式の売却に伴う、投資有価証券売却益2百万円を計上している。 また、特別損失として、連結子会社㈱金沢ニューグランドホテルの固定資産について減損損失19億6千7百万円を計上している。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社企業グループの経営に影響を与える可能性のある要因としては、以下のようなものがある。 ①事業環境 当社企業グループの主要なセグメントは、店頭販売を主とする百貨店業を営んでいるため、国内における景気や消費動向等さらに市場競争等の状況に影響を受けると予測される。こうした状況に対し、収益力の回復と将来の安定的収益基盤を確立すべく、営業力の強化に取組み店舗の魅力向上と存在価値を高めていくとともに、Webビジネスを中心としたデジタル戦略の推進等、成長分野の強化を図っていく。 ②法的規制等 当社企業グループは、大規模小売店舗立地法や独占禁止法の他、食品の安全管理、消費者保護、環境・リサイクル等に関する法令等に十分留意した営業活動を行っているが、不測の事態が生じた場合には、企業活動が制限される等、経営成績等に影響を与える可能性がある。このため、厳正な業務運営の推進を徹底するとともに、法令遵守の意識向上に取組んでいく。 ③自然災害等 主要なセグメントである百貨店業等は、店舗による事業展開を行っているため、自然災害・事故・感染症の拡大等により、店舗の営業継続に悪影響を来たす可能性がある。緊急時の社内体制の整備や事故発生防止の教育体制を整備し、自然災害等の事故の発生に備える取組みを進めていく。 ④商品取引 主要なセグメントである百貨店業は、消費者と商品取引を行っており、万一欠陥商品や食中毒を引き起こす商品等、瑕疵のある商品を販売した場合、公的規制を受けるとともに、製造物責任や損害賠償責任等による費用の発生、消費者からの信用失墜による売上高の減少等のリスクがある。このため提供する商品については、適正な商品であることや安全等に十分留意しているほか、「表示」や「安全衛生」に関して、全社的に第三者機関の現状調査による指導および研修を定期的に開催している。 c.報告セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 百貨店業の業績は、売上高については134億4千8百万円(前年同期比3.9%減)となった。利益面では受取配当金等が増加した結果、経常利益1億5千8百万円(前年同期比37.5%増)となった。 ホテル業においては、売上高12億3千6百万円(前年同期比0.7%減)、経常損失2千8百万円(前連結会計年度は経常損失3千6百万円)となった。 出版業においては、売上高7億6千4百万円(前年同期比8.2%増)、経常利益1千7百万円(前年同期比31.5%減)となった。 印刷業においては、売上高3億9千8百万円(前年同期比2.4%減)、経常利益9百万円(前年同期比47.8%減)となった。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。 人材サービス業においては、売上高3億2千2百万円(前年同期比35.3%増)、経常利益1千8百万円(前年同期比245.3%増)となった。 その他事業では、売上高3億4千5百万円(前年同期比3.0%増)、経常利益8百万円(前年同期比49.8%減)となった。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。 資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりである。 当社企業グループの運転資金需要の主なものは、商品、原材料等の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用に係るものである。 また投資資金需要の主なものは、営業用店舗の売場改装・設備の修繕、機械装置等の更新に係る設備投資資金である。 運転資金と設備投資資金については、営業キャッシュ・フロー獲得額による自己資金での充当を基本としているが、必要に応じて取引金融機関からの資金調達を実施し、手元流動性の充実を図っている。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。その作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としている。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しているが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。 当社企業グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」 1「連結財務諸表等」(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載しているが、会計上の見積り及び仮定のうち、主要なものは以下のとおりである。 a.固定資産の減損処理 当社企業グループは重要な店舗資産等を保有しており、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスである等により、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上している。回収可能価額の算定にあたっては、外部の情報等を含む、決算時点で入手可能な情報や資料に基づき合理的に判断しているが、将来の不確実な経済条件の変動等により、利益計画の見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において追加の減損損失が発生する可能性がある。 b.繰延税金資産の回収可能性 将来の利益計画に基づいた課税所得の見積りを行い、税務上の繰越欠損金を含む、将来減算一時差異等に対して繰延税金資産を計上している。繰延税金資産の回収可能性は、決算時点で入手可能な情報や資料に基づき合理的に判断しているが、将来の不確実な経済条件の変動等により、利益計画及び課税所得の見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に影響を与える可能性がある。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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