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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

京都きもの友禅ホールディングス

KYOTO KIMONO YUZEN HOLDINGS Co.,Ltd.7615 · Standard · 小売業

振袖を中心とした呉服販売・レンタルの全国チェーン展開。友の会による積立制度で顧客の購入を支援する小売企業。

概要

京都きもの友禅ホールディングスは、振袖と一般呉服の販売・レンタルを主力とする小売企業である。1967年に千葉市で創業し、現在は持株会社の下に京都きもの友禅株式会社(販売・レンタル・写真撮影)と株式会社京都きもの友禅友の会(前払式割賦販売)の2社を擁する。2000年に東証2部に上場し、2026年3月期の連結売上高は約59.5億円、従業員数は335名。

振袖と一般呉服の二つの収益源

当社グループの主力は振袖の販売とレンタルである。2026年3月期の品目別売上高では、着物・裏地等が14.4億円、帯が9.8億円、宝石が11.6億円と、振袖関連が大きな割合を占める。一般呉服等の受注高は前年比1.7%減となった一方、振袖は集客施策の見直しにより来店客数が伸び、受注高が27.9%増加した。振袖は単品販売だけでなく、前撮り写真や着付け、周辺小物などのクロスセルを通じて顧客単価を高める事業構造を持つ。

前払式「友の会」が支える販売モデル

株式会社京都きもの友禅友の会は、割賦販売法に基づく前払式特定取引業者であり、会員から毎月一定額を積み立てる「お買物カード」を発行する。積立金を京都きもの友禅株式会社での買い物に使用する際、積立額にボーナス分が加算される仕組みで、顧客の購買力を高めると同時に、将来の売上を安定化する役割を果たす。2026年3月期の金融収益は1.8億円であり、同社の販売促進の助成として機能している。

関東一極集中の地域別売上構成

地域別販売実績では、関東地域が全売上高の45.8%を占め、25.4億円に達する。次いで中部が9.2億円(構成比16.6%)、関西が6.5億円(11.8%)と続く。北海道や東北の売上はそれぞれ1億円台と小規模である。この偏在は、本社機能が東京都中央区にあり、歴史的に東京・首都圏に販売拠点を集中させてきた経緯による。不採算店舗の統廃合を進める中で、今後も重点エリアへの選択と集中が続く見通しである。

2026年3月期の黒字転換と残る課題

2025年3月期には営業損失7.3億円を計上したが、2026年3月期は「実行フェーズ」と位置づけ、営業利益2.6億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.2億円と黒字転換を果たした。粗利益率は前年比2.8ポイント上昇の61.5%となり、在庫構成の見直しや不採算店舗の閉鎖が寄与した。ただし、売上高は前期比15.3%増の59.5億円と回復したものの、2013年3月期の167億円から長期減少傾向にあり、収益の再現性と安定性の強化が引き続き経営課題とされている。

業界の中での役割は呉服・和装関連製品の小売・レンタルサービス提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
60億円
営業利益
3億円
営業利益率
5.0%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/3
事業売上構成比利益利益率
和装店舗運営事業67億円94.4%
その他事業4億円5.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01個人消費者(呉服)主力

振袖を中心に、呉服の販売・レンタルを全国チェーンで展開。顧客の購入を支援する積立制度「お買物カード」を提供し、関連する宝飾品販売や写真撮影も行う。

振袖販売・レンタル市場における全国チェーン展開

主な製品・サービス2
振袖
成人式などで着用される女性用の和装。販売とレンタルを提供し、全国の店舗で展開している。
レンタル着物
冠婚葬祭やイベントで着用する着物のレンタルサービス。手軽に本格的な和装を楽しめる。

製品と技術

人生の節目を彩る振袖販売とレンタル

振袖は成人式を中心に需要が発生する季節商材であり、当社の最も重要な事業領域である。販売に加え、1993年からレンタル取扱を開始し、購入とレンタルの両方の選択肢を顧客に提供する。2026年3月期の振袖関連受注高は前年比27.9%増と好調で、集客施策と店舗営業の連動強化が奏功した。振袖の成約後は前撮り写真や着物小物、宝飾品の提案につなげることで、顧客生涯価値の最大化を図っている。

一般呉服・帯・宝飾品のフルライン展開

振袖以外にも、着物・裏地、帯、仕立加工、和装小物、宝石(主に真珠やネックレス)を品揃えする。2026年3月期の品目別売上では、着物・裏地等が14.4億円、帯が9.8億円、宝石が11.6億円と、振袖以外の商材も売上の約6割を占める。一般呉服は来店客の年齢層拡大と継続的な購入を狙い、既存顧客との関係強化に注力している。ただし、店舗網の見直しに伴う閉店影響で一般呉服の受注高は前年比1.7%減となった。

写真スタジオ運営とオンライン販売の拡充

写真撮影事業では、独立店舗型「写真スタジオクラネ」を全店閉鎖し、和装店舗内へのスタジオ併設に方針転換した。これにより運営効率が改善し、振袖成約者を中心とした撮影需要の取り込みが進んだ。オンラインストアは2020年7月に開設し、自社サイトへのアクセス数増加と商品ラインナップ拡充により、振袖販売・レンタルが好調で、2026年3月期のオンライン売上は前年比14.8%増となった。ECと実店舗の連携が今後の成長の鍵とされる。

会員積立「友の会」の金融的な役割

子会社の京都きもの友禅友の会は、前払式特定取引業者として会員から積立金を預かり、満期時にボーナスを加算して返戻する仕組みを運営する。会員は「お買物カード」を通じて京都きもの友禅の店舗で商品を購入できる。2026年3月期の金融収益は1.8億円であり、グループ全体の売上高の約3%を占めるに過ぎないが、顧客の囲い込みと将来売上の安定化に寄与している。友の会会員数は2013年に7万人を突破した後、詳細な公表はないが、積立型ビジネスが収益の下支えとなっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 個人消費者(呉服)振袖販売・レンタル市場における全国チェーン展開

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

きもの小売で赤字転落、再生途上

京都きもの友禅ホールディングスは小売業に属し、きもの・和装品の販売を主力とする。同業他社には光フードサービス(138A)、トライアルホールディングス(141A)、INGS(245A)、インターメスティック(262A)、まんだらけ(2652)がいるが、いずれも異なる小売分野であり、きもの専門の競合は上場企業では限られる。直近3期の売上高は70億→52億→60億円と減少後回復、営業利益率は2025/3期に-13.46%と赤字、2026/3期には5%と黒字転換見込み。構造改革により収益改善が見込まれるが、売上減少が続けば再び赤字のリスク。まんだらけなどとは顧客層が異なり、独自のポジション。

強み

  • 京都ブランドを背景に、きもの分野で高い認知度と専門性を有する。
  • 2026/3期には営業利益率5%と黒字化計画が進行中。
  • 冠婚葬祭や伝統行事など、安定した需要基盤を持つ。
  • 構造改革により固定費削減が進み、損益分岐点が低下。

課題

  • 売上高がピーク時から減少しており、需要回復が急務。
  • きもの需要は季節変動が大きく、一過性のイベントに依存。
  • 同業他社と異なる分野だが、異業種からの参入リスクも。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が京都きもの友禅ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17138TORICO25億円
23557ユナイテッド&コレクティブ25億円
32762SANKO MARKETING FOODS24億円
47601ポプラ23億円19.8倍
57615京都きもの友禅ホールディングス22億円7.7倍
69812テーオーホールディングス22億円
72736フェスタリアホールディングス22億円16.2倍
83416ピクスタ21億円93.4倍
98247大和20億円
103192白鳩19億円3.7倍
117524マルシェ19億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

千葉で創業した1967年、東京へ進出

1967年9月、千葉市稲毛区に「京呉服まるかわ」を創業したのが始まりである。1971年8月に株式会社マルカワを設立し、1977年2月には割賦販売法に基づく前払式特定取引業者として認可を受けた子会社「株式会社まるかわおしゃれ会」(現・京都きもの友禅友の会)を設立。1979年4月には東京事務所を東京都中央区に開設し、実質的な本社機能を東京へ移した。これにより、首都圏での販売基盤を固める第一歩を踏み出した。

商号変更と東京本館の開設、1980年代

1981年7月、商号を「株式会社まるかわ」に変更。1987年2月には都内の販売拠点として「東京本館」を東京都中央区日本橋馬喰町に開店した。1989年7月には現社名の原型となる「京都きもの友禅株式会社」に商号を変更。1993年1月に東京本館を自社新築ビル(日本橋小伝馬町)へ移転し、同年10月には振袖のレンタル取扱を開始した。呉服販売に加えてレンタル事業に参入したことで、顧客層の拡大と収益源の多様化を図った。

成長期の本社移転と株式上場

1995年1月、本社事務所を東京都中央区日本橋大伝馬町の現在地に移転。1996年2月には本店所在地も千葉市から同所へ変更登記した。1997年10月に友の会会員数が3万人を突破。1999年10月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2000年11月に東京証券取引所市場第2部に上場。2002年3月には市場第1部に指定替えされ、資本市場での存在感を高めた。会員数は2004年10月に5万人を突破し、積立型販売モデルが軌道に乗った。

クレジット子会社の設立・統合と会員拡大

2004年11月、顧客への割賦販売斡旋業務を行うKYクレジットサービス株式会社を設立。2010年4月にこれを吸収合併し、グループ内の与信機能を一元化した。2013年2月には友の会会員数が7万人を突破し、会員基盤はピークに達した。一方、業績面では2013年3月期の売上高167億円を頂点に減少傾向が始まり、2016年3月期には純損失8億円を計上するなど、事業環境の変化への対応が求められるようになった。

東京本館売却とオンラインストア開設

2018年10月、長らく拠点としてきた自社ビル「東京本館」を売却し、移転した。これにより資産の圧縮と財務体質の改善を図った。2020年7月には京都きもの友禅オンラインストアを開設し、ECチャネルを本格化。2021年7月には自社写真スタジオを開設し、振袖販売に付随する写真撮影事業に進出した。これらの施策は、実店舗依存からの脱却と顧客接点の多様化を意図したものである。

持株会社体制への移行と市場区分変更

2021年10月、持株会社体制に移行し、商号を「株式会社YU-WA Creation Holdings」に変更。従来の事業会社(京都きもの友禅株式会社)と友の会子会社をぶら下げる形に再編した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場へ移行。2024年8月には商号を現在の「株式会社京都きもの友禅ホールディングス」に再変更し、ブランド名とグループ名を統一した。

再生フェーズから実行フェーズへ、2025年以降

2025年3月期を「再生フェーズ」と位置づけ、不採算店舗の統廃合やコスト構造改革を推進したが、営業損失7.3億円と赤字が続いた。2026年3月期は「実行フェーズ」とし、集客施策の見直しや在庫構成の適正化に注力。その結果、通期で営業黒字を達成し、営業利益2.6億円、当期純利益2.2億円を計上した。2027年3月期以降は「成長フェーズ」と位置づけ、持続的な収益基盤の確立を目指す方針である。

年表25件を開く

1960年代

  • 1967年9月創業現・千葉市稲毛区に、京呉服まるかわを創業。

1970年代

  • 1971年8月創業株式会社マルカワを設立。
  • 1977年2月割賦販売法による前払式特定取引業者としての認可を受けた株式会社まるかわおしゃれ会(現株式会社京都きもの友禅友の会、現連結子会社)を友の会組織としての子会社として設立。
  • 1979年4月東京事務所(実質的な本社機能)を東京都中央区に開設。

1980年代

  • 1981年7月商号変更商号を「株式会社まるかわ」に変更。
  • 1987年2月当社の都内での販売拠点として「東京本館」を、東京都中央区日本橋馬喰町に開店。
  • 1989年7月商号変更商号を、「京都きもの友禅株式会社」に変更。

1990年代

  • 1993年1月「東京本館」を東京都中央区日本橋小伝馬町の自社新築ビルに移転。
  • 1993年10月振袖のレンタル取扱開始。
  • 1995年1月本社事務所を東京都中央区日本橋大伝馬町の現在地に移転。
  • 1996年2月商号変更本店所在地を千葉市より現在の東京都中央区日本橋大伝馬町に変更登記。
  • 1997年10月「友の会」会員数が3万人を突破。
  • 1999年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2000年11月上場東京証券取引所市場第2部に株式を上場。
  • 2002年3月東京証券取引所市場第1部に指定替。
  • 2004年10月「友の会」会員数が5万人を突破。
  • 2004年11月創業当社の顧客等に対して販売代金等の割賦販売斡旋業務を行うKYクレジットサービス株式会社を設立。

2010年代

  • 2010年4月M&AKYクレジットサービス株式会社を吸収合併。
  • 2013年2月「友の会」会員数が7万人を突破。
  • 2018年10月自社ビル「東京本館」を売却し、移転。

2020年代

  • 2020年7月京都きもの友禅オンラインストアを開設。
  • 2021年7月自社写真スタジオを開設。
  • 2021年10月持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社YU-WA Creation Holdings」へ変更。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年8月商号変更商号を「株式会社京都きもの友禅ホールディングス」に変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業黒字2026年3月期まで通期営業黒字

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益の再現性・安定性の強化

    売上、売上総利益、販管費、店舗収益性などの管理精度を高め、月次・四半期単位での着地精度を向上させる。各セグメントや施策ごとの成果検証を継続し、環境変化に応じた迅速な改善を行うことで、持続的に利益を創出できる体制を確立する。

  2. 02

    既存事業の収益基盤の強化

    振袖、一般呉服、写真、EC、友の会などの各事業を顧客導線全体で捉え直し、顧客接点の強化とLTVの最大化を図る。主力の振袖事業は来店からアフターフォローまで一体的に設計し、一般呉服は新規顧客創出と既存顧客との関係強化を通じて安定収益基盤を築く。

  3. 03

    Missionを中核とした経営戦略の推進

    Mission「記憶に、そして心に。」を全社の判断・行動基準として浸透させ、商品販売を顧客の記憶と心に残る価値提供へと高める。人的資本強化、販売品質向上、ガバナンス進化、成長投資を一体的に推進し、持続的な成長モデルを構築する。

  4. 04

    人的資本の強化と組織基盤の整備

    人事制度、教育制度、働く環境の整備を通じて、社員が安心して長く働き成長できる組織を目指す。店舗人材から経営人材まで全社的な育成と適正配置、マネジメント力の向上により、組織全体の生産性と実行力を高める。

  5. 05

    成長投資と事業ポートフォリオの再構築

    既存事業強化に加え、中長期的な企業価値向上に資する成長投資やM&Aを資本効率や財務健全性を踏まえて検討・実行する。既存事業との連携や投資回収の確度を見極めつつ、Missionに基づく持続的成長に貢献する事業ポートフォリオを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で335人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は373万円で、9期前と比べて8.9%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は13.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月638
2018年3月609
2019年3月41044.19.9571
2020年3月39944.59.9575
2021年3月32645.011.1550
2022年3月44343.614.2537
2023年3月43542.411.0496
2024年3月37742.013.4437
2025年3月39143.614.8361−194
2026年3月37343.713.933590

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率57.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東地区 東京本館(東京都中央区)他16店舗339百万円
中部地区 名古屋店(名古屋市中区)他9店舗136百万円
近畿地区 梅田店(大阪市北区)他3店舗87百万円
本社 — 東京都中央区50百万円
九州地区 天神店(福岡市中央区)他2店舗50百万円
中国地区 広島店(広島市中区)他1店舗21百万円
北海道地区 札幌店 — 札幌市中央区17百万円
東北地区 郡山店(福島県郡山市)他1店舗15百万円
四国地区 高松店 — 香川県高松市11百万円
その他0百万円
主な関係会社
  • 国内
    京都きもの友禅株式会社(注)2、3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社京都きもの友禅友の会(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は60億円営業利益3億円前期と比べると増収で、売上が+15.4%。

売上高
+15.4%
60億円
営業利益
3億円
純利益
2億円
営業利益率
5.0%
前期比 +18.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高61億円60億円
営業利益2億円3億円
純利益1億円2億円
1株あたり配当¥1.5¥1.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−22.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q17−5
2024年1Q18−2−11.1−2
2024年2Q19−1−5.3−1
2024年3Q15−2−13.3−2
2024年4Q18−8
2025年2Q27−4−14.8−4
2025年4Q25−3−12.0−5
2026年2Q3026.72
2026年4Q3013.30
2027年1Q1400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は167億円から60億円へ36%に減った。直近期の営業利益率は5.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月167276
2014年3月1652112
2015年3月13874
2016年3月1244−8
2017年3月12185
2018年3月10520
2019年3月92−8−8
京都きもの友禅オンラインストアを開設。
2020年3月105−3−4
自社写真スタジオを開設。
2021年3月7711
2022年3月850−2
2023年3月83−3−5
商号を「株式会社京都きもの友禅ホールディングス」に変更。
2024年3月70−11−13
2025年3月52−7−7−13.5−9
2026年3月60335.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高60億円のうち、営業利益として残るのは3億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.3%23億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.7%34億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
61.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.9pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は30億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月12−4−6851
2014年3月13−3−61055
2015年3月4−2−18238
2016年3月123−141539
2017年3月14−1−111341
2018年3月0−1−5−135
2019年3月−48−3437
2020年3月−1−11−236
2021年3月−749−343
2022年3月−300−340
2023年3月−4−1−2−532
2024年3月−61−2−525
2025年3月−30−6−317
2026年3月9−15830

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は82億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は37.9%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1921118158.0
2014年3月1981178159.1
2015年3月177898850.0
2016年3月155758048.5
2017年3月156758148.2
2018年3月143707349.2
2019年3月128596946.0
2020年3月122536943.9
2021年3月122536943.7
2022年3月119487140.4
2023年3月109416837.7
2024年3月89276230.4
2025年3月73205327.2
2026年3月82315137.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
30億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
21億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
51億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中49位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中222位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥103で、1年前と比べて-57.0%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥103+0.0%1ヶ月+5.1%1年-57.0%時価総額22億円
過去52週の値幅
安値¥91高値¥286

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.7倍
PER (会社予想)20.5倍
PBR0.69倍
配当利回り1.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は94円と8月12日に5.05%下落し、52週安値(91円)に接近。月間でも-4.08%と弱含みで、25日移動平均線(97.8円)を下回っている。200日線(132.77円)も大きく下回り、長期トレンドは低迷。出来高は12日に285,000株と急増しており、売りが加速している。RSIは38.89と弱気圏で、反発の兆しは見られない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 7.2倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り割安。PBR 0.64倍も同2.90倍を下回るが、直近赤字から2026期は黒字転換見込みで配当利回り1.60%は平均1.45%を上回る。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.7倍39.6倍
PER (予想)20.5倍
PBR0.69倍2.44倍
ROE8.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

着物専門小売。冠婚葬祭や成人式などイベント需要に依存するが、着物離れが加速し業績は低迷。2025年3月期は営業赤字、純損失も継続。2026年3月期は増収・黒字予想だが、達成にはコスト削減と需要回復が必要。強気派はブランド力と構造改革の効果に期待、弱気派は市場縮小の流れは止まらず、赤字脱却が一時的と懸念。

プラスに働く材料7
  • ブランド力の強さ

    「京都きもの友禅」は知名度が高く、顧客基盤は一定ある。

  • 構造改革の進展

    不採算店舗の閉鎖などで費用削減が進み、黒字化計画。

  • 黒字転換期待

    2026年3月期は営業利益5%予想と大幅改善を見込む。

  • 2026年3月期の営業黒字転換2026年3月期影響

    営業利益3億円、前期比+10億円改善見込み

  • 在庫圧縮によるキャッシュフロー改善通年影響

    在庫削減で運転資本減少、財務健全化進む

  • PBR0.64倍での株主還元強化期待次回株主総会影響

    配当性向向上や自社株買いの可能性

  • 外国人投資家の低保有による買い戻し期待不定影響

    外国人保有1.3%と低水準、需給改善余地

マイナスに働く材料7
  • 着物市場の縮小

    若者の着物離れが進み、市場は長期的に縮小傾向。

  • 業績不振の深刻さ

    過去3期連続最終赤字、自己資本も減少。

  • 計画達成リスク

    増収前提の黒字計画だが、需要回復は不確実。

  • 2026年3月期黒字未達リスク決算発表後影響

    営業利益3億円未達なら売上高伸び悩みを示唆

  • 和装市場の構造的縮小継続影響

    需要減少で売上高回復限定的、業界全体で前年比減少

  • 人件費上昇による販管費増加2026年下期影響

    最低賃金上昇で営業利益率圧迫要因

  • 信用リスク顕在化2026年Q2影響

    時価総額15億円、流動性低く売りが出やすい

次の決算で確かめる点
売上高
需要減少の中で増収に転じられるかが業績回復の前提。
営業利益
黒字化の達成と利益率の改善を確認。
自己資本比率
赤字継続で財務体質が悪化していないか監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり1.5で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは1.46%。

年間配当
¥1.5
1株あたり
配当利回り
1.46%
いまの株価に対して
配当性向
11.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月42119.5
2018年3月24−42.91509.8
2019年3月18−25.0
2020年3月8−55.6
2021年3月6−25.076.4
2022年3月60.0
2023年3月60.0
2024年3月3−50.0
2026年3月2−50.011.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥1.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,141人。区分でいちばん多いのは個人・その他77.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.2%を占め、残る92.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他79.280.779.580.965.377.0
証券会社3.32.12.53.53.610.3
事業法人1.62.22.92.22.05.7
外国法人0.80.41.86.326.85.1
自己株式21.621.37.57.26.04.2
金融機関15.014.513.37.02.21.5
外国人個人0.10.10.10.20.20.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ナガホリ3.70
02楽天証券株式会社共有口2.38
03株式会社SBI証券2.36
04小山忠人2.25
05BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.15
06久保田正明1.76
07河村英博1.63
08日本証券金融株式会社1.51
09橋本正人1.30
10NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社)1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-27
    キャンター フィッツジェラルド ヨーロッパ(Cantor Fitzgerald Europe)
    新規の大量保有報告
    12.71%
    -12.23pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−65%、1株純資産は14期で−80%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月387585.026.9115.1
2014年3月8580110.912.050.7
2015年3月347434.029.5131.5
2016年3月−66631−9.5
2017年3月386286.025.3119.5
2018年3月35880.5243.01509.8
2019年3月−69495−12.7
2020年3月−35446−7.5
2021年3月74521.543.476.4
2022年3月−16404−3.7
2023年3月−41367−10.5
2024年3月−119241−39.4
2025年3月−74141−39.4
2026年3月131508.79.611.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

4名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は4名。2026/3期の役員報酬は総額48百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浅香竜也代表取締役社長4918,900
橋本和之常務取締役4927,000
服部雅親取締役6651,100
漆原梢取締役 監査等委員51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)33733913
社外取締役5992

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容581字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社である京都きもの友禅株式会社及び株式会社京都きもの友禅友の会の3社により構成されており、呉服等の販売を主たる業務としております。 なお、当社は、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。 (連結子会社) 京都きもの友禅株式会社 振袖等を中心とした呉服販売及びレンタルを主とし、それに関連する宝飾品等の販売を行う全国チェーン展開による小売業を営んでおります。加えて、呉服に付随した写真撮影スタジオの運営及びオンラインストアでの呉服関連商品の販売を行っております。 また、顧客に対して販売代金等の割賦販売業務を行っております。 株式会社京都きもの友禅友の会 割賦販売法に基づき会員積立業務を営む前払式特定取引業者であり、入会会員には毎月一定額を積み立てて頂く「お買物カード」を発行し、積立金利用の際には積立金額にボーナス分をプラスすることによって、京都きもの友禅株式会社の販売促進の助成(呉服販売の取次ぎ―割賦販売法第2条第5項)を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,300字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略等 当社グループは、当期に策定したMission「記憶に、そして心に。」を、当社グループの存在意義及び判断・行動の基準と位置づけております。当社グループが営む和装事業は、お客様の人生の節目に深く関わる事業であり、商品そのものの品質に加え、接客、提案、顧客理解及びアフターフォロー等を通じて、お客様及びご家族の記憶と心に残る価値を提供することを経営の基本方針としております。 また、当社グループは、Missionを経営の軸として、お客様の喜び・満足、社員の成長と働きがい、当社グループの収益力向上、並びに株主への還元を同時に実現し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、2025年3月期を「再生フェーズ」、2026年3月期を「実行フェーズ」と位置づけ、構造改革及び販売改革を進めてまいりました。その結果、2026年3月期において通期営業黒字を達成し、収益改善に成果を上げることができました。 一方で、当社グループは、過去の業績低迷を一時的な外部環境の影響のみによるものではなく、複数の経営課題が顕在化した結果であると認識しております。具体的には、既存事業の収益基盤の強化、顧客導線全体の最適化、外部環境の変化に応じたビジネスモデルの見直し及び新たな施策の企画・実行、並びに成長を支える人的資本、販売品質及び経営基盤・ガバナンス体制の整備等が、引き続き重要な課題であります。これらの課題を解決し、2027年3月期を「成長フェーズ」と位置づけて持続的な成長を実現していくためには、2026年3月期の黒字化を一過性の成果にとどめず、持続的に利益を創出できる経営基盤へと高めていくとともに、当期に策定したMission「記憶に、そして心に。」のもとで、事業・組織・経営基盤の進化と、中長期的な企業価値向上に資する成長投資を通じて、持続的な成長モデルへ移行していく必要があると認識しております。 また、当社グループは、これらの課題に対して既に各種施策に着手しており、今後はその取組を一層具体化・定着させてまいります。以下、当社グループの主な対処すべき課題は次のとおりであります。 ① 収益の再現性・安定性の強化 2026年3月期の黒字化を通過点とし、売上、売上総利益、販管費、店舗収益性等の管理精度を一層高めることにより、収益の再現性と安定性を強化してまいります。また、当期の黒字化は、四半期を通じた安定的な受注の確保と着実な売上計上の積み上げによるところも大きく、月次・四半期単位での着地精度の向上を図るとともに、各セグメント及び施策ごとの成果検証を継続し、環境変化に応じた迅速な改善を行うことにより、持続的に利益を創出できる経営体制の確立を進めてまいります。 ② 既存事業の収益基盤の強化 振袖、一般呉服、写真、EC、友の会等の各事業を個別最適ではなく顧客導線全体で捉え直し、顧客接点の強化とLTVの最大化を通じて、既存事業の収益力向上を図ってまいります。特に、主力事業である振袖については、来店から成約、前撮り、納品後のフォロー、周辺商材に至るまでを一体的に設計し、一般呉服については、新規顧客の創出、既存顧客との継続的な関係強化及び商材の拡充を通じて、事業全体として安定的な収益基盤を強化してまいります。 ③ Missionを中核とした経営戦略の推進 当期に策定したMission「記憶に、そして心に。」を、当社グループの存在意義を示す原点と位置づけ、全社の判断と行動の基準として浸透させることにより、商品販売という行為そのものを、お客様の記憶と心に残る価値提供へと高めてまいります。さらに、Missionを中核として、人的資本の強化、販売品質の向上、ガバナンス体制の進化及び成長投資を含めた経営戦略全体を一体的に推進することにより、持続的な成長モデルの構築を進めてまいります。 ④ 人的資本の強化と組織基盤の整備 人事制度、教育制度、働く環境等の整備を通じて、仲間を尊重し、安心して働ける職場づくりを進めるとともに、社員一人ひとりが自分らしく力を発揮し、安心して長く働き、成長できる組織づくりを進めてまいります。また、人的資本の強化を重要な経営課題と位置づけ、店舗人材、本社、管理職、経営人材を含めた全社的な育成、適正配置及びマネジメント力の向上を図ることで、組織全体の生産性と実行力の向上につなげてまいります。 ⑤ 成長投資と事業ポートフォリオの再構築 既存事業の収益基盤の強化に加え、中長期的な企業価値向上に資する成長投資やM&Aについても、資本効率、収益性、財務健全性を踏まえながら、必要に応じて検討・実行してまいります。その際、既存事業との連携可能性や投資回収の確度を見極めつつも、Missionを起点とした持続的な成長につながる事業ポートフォリオの構築を進めてまいります。 ⑥ ガバナンス体制の進化 持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するため、当期に設置したグループ指名・報酬委員会の運用を通じた指名・報酬・後継者計画の審議体制の整備、意思決定プロセスの透明性・客観性の向上、並びに執行体制の実効性向上を通じて、ガバナンス体制の進化を図ってまいります。
事業等のリスク2,387字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 当社はこれらリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、当該リスク情報につきましては、当連結会計年度末現在の判断によるものであり、また、当社グループの事業上のリスクの全てを網羅するものではありません。 (1) 少子化について 売上全体に占める「振袖」販売及びレンタルの割合が3割近くを占めております。少子化の進行に伴って新成人が減少しており、今後も継続して同様の傾向が続く場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 人材の確保及び育成について 当社グループが営む呉服販売業務においては、優秀な人材を適時に確保、育成していくことが重要であると考えております。しかし、要員計画数を下回る採用状況等が生じた場合において、当社グループ業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 減損損失について 当社グループが保有する固定資産を使用している店舗の営業損益が悪化し、かつ短期的にその状況の回復が見込まれない場合、減損会計の適用により当該固定資産に対して減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状況に影響を与える可能性があります。 (4) 個人情報保護法規制及び改正について 個人情報保護法の規制及び2022年4月施行の個人情報保護法の改正により、現在行っている販売促進のためのダイレクトメール発送に対する個人情報(住所、氏名等)の新規入手は困難であります。このため当社グループにおいては、ダイレクトメール発送を取りやめ、デジタルマーケティング施策へシフトし、広告宣伝の効率化を行う組織体制への転換を図っております。ただし、この広告宣伝の手法により当該費用が増加し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5) 個人情報の管理について 顧客データベースへのアクセス環境、セキュリティシステムの改善を担当部署で対策を常に検討し、個人情報保護対策に万全を期しております。また、個人情報の取り扱いに対する意識の向上を目的とした社員教育、アクセス権限設定、相互牽制システムの構築など、個人情報に関する内部管理体制についても強化しております。 現在、個人情報の流出は発生しておらず、今後も個人情報の取り扱い等に対する体制強化を徹底してまいりますが、個人情報が流出した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (6) 成人年齢の引き下げについて 成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法などが2018年6月13日、参議院本会議で可決、成立し、2022年4月1日に施行されました。本法律の施行により成人式のあり方に何らかの大きな変化(地方自治体等が主催する成人式における成人年齢の定義、成人式開催時期の変更等)があった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7) 新規事業について 当社グループでは、中期的な成長のため、Mission「記憶に、そして心に。」を起点としたカテゴリー・サービス・商材を選定し、本業とのシナジー効果が見込める事業を中心に適宜検討を行っております。新規事業を開始した場合、マーケティングコスト、IT投資コスト、広告宣伝費等の費用発生などが見込まれます。また、人員確保及びノウハウ不足等の原因により新規事業の開始が遅れる、もしくは新規事業が計画どおりに進捗しなかった場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。 (8) コンプライアンス体制について 当社グループは、法令その他諸規則等を遵守すべく、コンプライアンス体制及び内部統制システムの強化を経営上の重要課題のひとつとして位置づけ、グループ各社の従業員等に対して適切な指示、指導を実施し、反社会的勢力との関係遮断や不正行為の防止・発見のために必要な予防策を講じています。また、「内部統制システムの整備に関する基本方針」 を踏まえ、コンプライアンス・リスク管理体制を構築しており、リスク管理委員会が対応策を検討・決定し、コンプライアンス・リスクを管理します。さらにリスク発生の可能性が高まった場合、あるいはリスクが具現化した場合には、必要に応じて緊急対策本部を設置し、リスクの低減を図っていきます。 しかしながら、リスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 風評被害等による社会的信用の毀損 当社グループでは和装事業において、呉服・振袖等きもの全般を全国に店舗展開しております。 当社グループではお客様から解約請求、クレーム等を受けた場合、顧客相談課及び営業本部が連携し速やかに対応できる体制となっております。 しかしながら、昨今のSNSなど普及により企業に対する風評被害等が広まることにより当社の社会的信用が毀損した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 原価率について 当社グループにおいては、主要事業である呉服及び加工料金が上昇傾向にあり、それに伴い原価率も上昇傾向にあります。主な要因としては人手不足、人件費の高騰、国内外のインフレーションの進行、物流コスト、原材料等によるものです。当社グループでは、各メーカーとの関係強化や新たな取引先の開拓や分散といった調達戦略による対策や社内での原価分析を実施して原価率低減に取り組んでおります。 しかしながら当該価格の上昇傾向が続く場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,403字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復傾向が続きました。一方で、原材料・エネルギー価格の高騰に伴う物価上昇の継続や米国の今後の政策動向、金融市場の変動、さらには緊迫化する地政学的リスクが供給網に与える影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループでは、2025年3月期を利益体質への転換に向けた「再生フェーズ」として進めてきた取り組みを踏まえ、当連結会計年度を、前期に進めた施策の成果を実際の業績に結びつける「実行フェーズ」とし、黒字化の実現を最優先の経営課題として、全社一丸で経営体質の改善に取り組んでまいりました。2025年3月期に策定した重点施策を基軸に、重点領域の選択と集中を実行いたしました。また、各施策の進捗と成果を主要指標により継続的に検証し、その結果を機動的に施策に反映することで、収益基盤の強化が着実に進み、2021年3月期以来となる通期での営業黒字を達成いたしました。 売上面では、各種プロジェクトの効果により安定した受注確保が実現いたしました。和装事業全体として、販売プロセスの改革と営業施策の転換が奏功し、当連結会計年度の売上高については、前年同期比15.3%増の5,951百万円となりました。 利益面では、当連結会計年度の粗利益率は前年同期と比較して2.8ポイント上昇し61.5%となりました。これは、在庫構成の見直し、販売単価の適正化などを通じて、主要商材の原価率が改善したことによるものです。また、不採算店舗の統廃合や適切な広告・販促費の見直し、間接コストの最適化など、一連のコスト構造改革の効果もあり、当連結会計年度における営業利益は259百万円(前年同期は営業損失734百万円)、経常利益は258百万円(同経常損失747百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は221百万円(同親会社株主に帰属する当期純損失923百万円)となり、前年同期から1,144百万円改善し、大幅な黒字転換を果たしました。 「和装事業」における売上区分別の状況は次のとおりです。 (一般呉服等) 「一般呉服」等については、顧客基盤への取り組み強化や収益管理の徹底により、受注確保に努めてまいりました。一方で、2025年3月期中に実施した店舗網の見直しに伴う一部閉店の影響により、受注高は前年同期比1.7%減となりました。 (振袖) 「振袖」販売及びレンタルについては、当期の重点施策である集客施策の見直しとの連動強化の効果により、来店客数は前年同期比、及び計画対比のいずれにおいても大きく伸長いたしました。また、店舗営業施策との連動強化の効果もあり、振袖に関する受注高は、期を通して好調に推移し、前年同期比27.9%増となりました。 (写真撮影・オンラインストア) 「写真撮影」関連については、独立店舗型の「写真スタジオクラネ」を全店閉店し、和装店舗内に撮影スタジオを併設する運営体制へ方針転換いたしました。和装店舗とのさらなる連携強化を進めており、当期においては、振袖成約者を中心とした撮影需要の取り込みが進展しております。また、前述の閉店の影響により、売上高は前年同期比12.1%減となった一方、運営効率の改善、営業利益ベースでは改善いたしました。 「オンラインストア」については、自社サイト運用の改善等により自社サイトへのアクセス数が伸長し、振袖販売及びレンタルの売上が好調に推移いたしました。また、市場動向や季節需要に応じた商品ラインナップの拡充により、振袖以外の和装商品についても堅調に推移し、全体の売上高は前年同期比14.8%増となりました。 (受注、販売及び仕入の状況) (1) 受注状況 受注状況は次のとおりであります。 品目別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前年対比(%)   受注残高(千円)   前年対比(%) 着物・裏地等   1,364,179   92.9   237,807   76.3 帯   879,210   91.7   56,482   36.8 仕立加工   629,233   109.1   118,868   74.2 和装小物   438,922   111.1   13,949   29.3 宝石   1,084,330   113.6   10,244   11.8 その他   1,021,211   137.3   519,497   159.8 小計   5,417,088   106.3   956,849   88.2 金融収益   127,633   109.8   259,387   83.6 友の会会員値引き等   △17,489   95.0   ―   ― 合計   5,527,232   106.4   1,216,236   87.2 (注) 1 友の会会員値引き等は、主として連結子会社である㈱京都きもの友禅友の会の売上原価であり、会員積立金(お買物カード)の満期使用時におけるボーナス相当分であります。 2 受注高には仕立加工等を要しない現金売上高を含んでおります。 (2) 販売実績 販売実績の内訳は次のとおりであります。 イ 品目別販売実績 品目別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 売上高(千円)   前年同期比(%) 着物・裏地等   1,437,884   112.5 帯   976,236   115.7 仕立加工   670,583   139.9 和装小物   472,571   132.5 宝石   1,161,198   127.5 その他   826,779   115.4 小計   5,545,254   120.9 金融収益   178,478   83.4 友の会会員値引き等   △17,489   95.0 その他   245,356   64.4 合計   5,951,600   115.3 (注) 友の会会員値引き等は、主として連結子会社である㈱京都きもの友禅友の会の売上原価であり、会員積立金 (お買物カード)の満期使用時におけるボーナス相当分であります。 ロ 地域別販売実績 地域別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   備考 売上高(千円)   構成比(%)   前年対比(%) 北海道   115,202   2.1   138.3 東北   149,739   2.7   72.9 関東   2,537,030   45.8   124.7 中部   916,761   16.5   126.2 近畿   596,920   10.8   125.0 中国   212,977   3.8   131.3 四国   84,209   1.5   168.8 九州   276,860   5.0   106.2 その他   655,553   11.8   112.0 小計   5,545,254   100.0   120.9 金融収益   178,478   ―   83.4 友の会会員値引き等   △17,489   ―   95.0 その他   245,356   ―   64.4 合計   5,951,600   ―   115.3 (注) 1 地域区分は、販売店舗の所在地によって分類しております。 2 その他は、商品レンタル等であり地域別には分類しておりません。 3 友の会会員値引き等は、主として連結子会社である㈱京都きもの友禅友の会の売上原価であり、会員積立金(お買物カード)の満期使用時におけるボーナス相当分であります。 4 売上高構成比は、友の会会員値引き前の金額をもとに算出しております。 (3) 商品仕入実績 商品仕入実績は次のとおりであります。 品目別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 仕入高(千円)   比率(%)   前年対比(%) 着物・裏地等   423,068   28.3   79.6 帯   212,350   14.2   80.1 和装小物   147,290   9.9   103.6 宝石   538,554   36.1   149.5 その他   171,829   11.5   100.0 合計   1,493,093   100.0   101.5 (注) 上記反物等にかかる仕立加工は全て外注をしており、その金額は当連結会計年度277,850千円であります。 (2)財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて12.5%増加し、5,968百万円となりました。これは、売掛金が291百万円、商品及び製品が318百万円それぞれ減少したことに加え、短期借入金の返済等による支出があった一方、営業収入の増加及び新株発行の実施などにより現金及び預金が1,345百万円増加したことなどによります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて11.1%増加し、2,191百万円となりました。これは、主に建物が206百万円、投資有価証券が100百万円それぞれ増加し、敷金及び保証金が98百万円減少したことなどによります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ12.1%増加し、8,160百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.5%減少し、4,544百万円となりました。これは、主に賞与引当金が65百万円、契約負債が42百万円増加し、預り金が194百万円、短期借入金が330百万円それぞれ減少したことなどによります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて57.2%増加し、517百万円となりました。これは、主に資産除去債務が193百万円増加したことなどによります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて4.5%減少し、5,061百万円となりました。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて56.5%増加し、3,098百万円となりました。これは、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ446百万円増加したこと、自己株式の消却により自己株式が74百万円減少したこと、また、親会社株主に帰属する当期純利益が221百万円となったことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,352百万円増加し、3,013百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、939百万円の収入(前年同期は268百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が253百万円となったこと、売上債権の減少307百万円及び棚卸資産の減少315百万円等の資金増加要因と、預り金の減少194百万円等の資金減少要因によるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、132百万円の支出(前年同期は13百万円の収入)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出34百万円、有形固定資産の除却による支出77百万円、投資有価証券の取得による支出97百万円、敷金の回収による収入103百万円等によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、545百万円の収入(前年同期は554百万円の支出)となりました。これは主に、株式の発行による収入890百万円があった一方、短期借入金の純減額330百万円があったこと等によるものであります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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