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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

エフティグループ

FTGroup CO.,LTD.2763 · Standard · 卸売業

小売電力や光回線などストック型サービスを提供する企業グループ。法人向けの情報通信機器販売も手がける。

概要

エフティグループは、東京都中央区に本社を置く持株会社である。2015年8月に商号変更し、子会社を通じてネットワークインフラ事業と法人ソリューション事業を展開する。主力の小売電力サービス「エフエネでんき」や光回線「ひかり速トク」に加え、中小企業向けに情報通信機器・環境設備の販売・保守を手がける。2026年3月期の連結売上収益は316億79百万円、営業利益89億35百万円、純利益66億65百万円。従業員数は57名(単体)。東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場している。

ネットワークインフラ事業の収益構造

ネットワークインフラ事業は、小売電力サービス「エフエネでんき」「FTでんき」、光回線サービス「ひかり速トク」、ウォーターサーバー販売で構成される。2026年3月期の売上収益は162億22百万円(前期比17.4%減)だが、セグメント利益は57億32百万円(同25.1%増)と増益を達成した。小売電力は電力卸売市場の価格変動の影響を受けるが、原価低減策や節水装置事業の譲渡益が寄与した。光回線は堅調に推移し、ストック収益の積み上げに貢献している。同事業はグループ全体の利益の約6割を占める最大の収益源である。

法人ソリューション事業のワンストップ提供

法人ソリューション事業は、中小企業・個人事業主を対象に情報通信機器・ネットワークセキュリティ商品・環境関連商品の販売、施工、アフターサービスをワンストップで提供する。主力商品はUTM(統合脅威管理)、ファイルサーバー、ビジネスホン、LED照明、空調設備など。2026年3月期の売上収益は158億52百万円(前期比0.3%減)、営業利益は32億65百万円(同31.6%減)。前期に株式非連結化に伴う利得があった反動で減益となった。法人向け光回線「FT光」や会員制サポート「Fプレミアム」の拡充によりストック収益の強化を図っている。

持株会社としてのグループ運営

エフティグループは2015年8月に純粋持株会社へ移行し、8社の連結子会社を統括する。主要子会社には小売電力を手がける㈱エフエネ、光回線事業の㈱アイエフネット、法人ソリューションの㈱FTコミュニケーションズなどがある。2013年6月に株式会社光通信の連結子会社となり、その資本関係の下で成長を続ける。グループ全体の中長期目標として営業利益100億円を掲げ、ストック収益の拡大を重点課題とする。なお、2019年にはタイ・フィリピン・インドネシアの海外子会社を売却し、海外事業から撤退している。

業界の中での役割はエネルギー・通信分野におけるサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
316億円
営業利益
89億円
営業利益率
28.2%
純利益
65億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ネットワークインフラ事業162億円51.3%57億円35.2%
法人ソリューション事業154億円48.7%33億円21.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01個人向け電力・通信主力

小売電気事業者の登録を受け、当社電力サービスである「エフエネでんき」「FTでんき」を提供しています。また、FVNOとして光インターネットサービス「ひかり速トク」の提供及びインターネットサービスプロバイダーの運営を行っています。

主な製品・サービス3
エフエネでんき
当社グループが提供する小売電力サービス。家庭や事業所に電力を供給する。
FTでんき
当社グループが提供する小売電力サービス。
ひかり速トク
FVNO(仮想固定通信事業者)として提供する光インターネット接続サービス。

02法人向け情報通信・環境準主力

中小企業・個人事業主向けに、ネットワークセキュリティ商品、ファイルサーバ、情報通信機器、OA機器等の販売施工及びアフターサービスを行っています。また、空調設備、LED照明、空気浄化装置等の販売施工及びアフターサービスも行っています。

主な製品・サービス4
ビジネスホン
企業向けの電話システム。
OA機器
パソコン、プリンタ、複合機などのオフィス機器。
ファイルサーバー
社内データを共有・管理するためのサーバー。
UTM
統合脅威管理装置。ネットワークセキュリティを総合的に管理する。

03その他(蓄電池・太陽光)副次

販売代理店及び一般消費者向けに蓄電池及び太陽光発電設備の販売取次等を行っています。

主な製品・サービス2
蓄電池
家庭用や産業用の電力貯蔵システム。太陽光発電と組み合わせて使用されることが多い。
太陽光発電設備
太陽光を利用して発電するためのパネルや周辺機器。

製品と技術

小売電力サービス「エフエネでんき」

「エフエネでんき」は、連結子会社㈱エフエネが提供する小売電力サービスである。家庭用・法人向けの電力プランを展開し、インターネット回線とのセット割引も用意する。2026年3月期のネットワークインフラ事業売上に占める小売電力の割合は過半と推定され、グループのストック収益の柱である。電力卸売市場の価格変動の影響を受けやすいため、調達先の分散や原価低減策を継続的に推進している。

光回線サービス「ひかり速トク」

「ひかり速トク」は、㈱アイエフネットが運営する光インターネット回線の自社ブランドである。FVNO(仮想電気通信事業者)としてNTTコミュニケーションズの回線を利用し、月額定額の接続サービスを提供する。個人向けの他、法人向け「FT光」も展開。工事費無料などのキャンペーンで顧客を獲得し、長期契約によるストック収益に結びつけている。

法人向け情報通信・環境ソリューション

法人ソリューション事業では、UTM(統合脅威管理)やファイルサーバー、セキュリティソフト、ビジネスホン、LED照明、空調設備などの販売・施工・保守を一手に手がける。特に「Fプレミアム」は会員制のサポートサービスで、定額保守収入を生む。また節水装置「JET」事業は2026年3月に会社分割で譲渡したが、それまでストック収益の一部を担っていた。環境関連では太陽光発電設備や蓄電池の取次も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

小型ニッチ商社、高収益で独自性発揮

卸売業の中でも特殊な分野に特化し、売上高は300億円前後と小規模ながら、営業利益率は27%超と業界突出の高収益。同業のイメージワンやタビオと比べ、規模は小さいが利益率で大きく上回る。専門商社として高い付加価値を提供し、独自の市場ポジションを確立。近年は売上減少傾向にあるが、収益性は維持。限られた市場シェアだが、参入障壁の高さが強み。

強み

  • 営業利益率27%超と卸売業界トップクラスの収益力。
  • 専門性の高い領域で競争が少なく、価格決定権を持つ。
  • 特定顧客との長期取引により、安定的な収益を確保。
  • 在庫リスクが低く、資産効率の良いビジネスモデル。

課題

  • ニッチ市場ゆえに成長余地が限られ、売上拡大が難しい。
  • 近年売上が減少しており、需要減退のリスクがある。
  • 特定の取引先や製品に依存し、変動リスクを抱える。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がエフティグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
18018三共生興391億円15.5倍
28103明和産業390億円11.5倍
33183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
47414小野建365億円
52763エフティグループ364億円5.5倍
67482シモジマ364億円13.1倍
78139ナガホリ364億円30.2倍
89955ヨンキュウ346億円9.1倍
93139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
103176三洋貿易338億円15.3倍
118101GSIクレオス337億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

情報通信機器販売からスタートした創業期

2001年8月、株式会社エフティコミュニケーションズに商号変更。2003年3月に日本証券業協会へ店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。創業当初は情報通信機器の販売を主軸とし、中小企業向けにビジネスホンやOA機器などを提供していた。この時期に蓄えた顧客基盤が、後の事業拡大の土台となった。

子会社買収による事業領域の拡大

2007年2月、株式会社ジャパンTSSにて情報通信機器の施工・保守・サポート事業を開始。同年10月には株式会社サンデックスを設立し、2008年3月に株式会社SCS(現FTWEB)を連結子会社化した。これらの買収により、販売だけでなく施工・保守まで手がける体制を整え、法人向けサービスの幅を広げた。

環境事業への本格参入

2011年1月、LED照明の製造受託・販売を開始し、環境関連事業に本格参入。同年5月には株式会社アントレプレナーを連結子会社化し、環境商材の品揃えを強化した。これにより情報通信と環境の両軸での営業が可能となり、省エネ・節電需要を取り込む足がかりを得た。

光通信グループ入りと持株会社への移行

2013年6月、株式会社光通信の連結子会社となる。同年7月の東証と大証の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2015年8月には商号を株式会社エフティグループに変更し、純粋持株会社へ移行。同時に東日本・西日本に会社分割を実施し、地域密着型の営業体制を構築した。

地域分割と新たな子会社の獲得

2016年4月、環境事業を株式会社大和環境設備(現エフティエコソリューション)に承継。同年8月には北日本・東北・東海・九州の各地域に販売子会社を分割設立し、営業網を細分化した。さらに同年9月にエコテクソリューション株式会社、10月に株式会社アローズコーポレーションを連結子会社化。ストック収益源の多様化を進めた。

海外展開の試みと撤退・ストック収益への転換

2014年5月にタイ子会社FT Communications (Thailand) を設立、2015年9月にフィリピン、2016年12月にインドネシアへ進出した。しかし2019年5月、これら4社の株式をレカム株式会社へ売却し、海外事業から撤退。代わりに国内のストック収益拡大に注力し、2017年4月には小売電力「エフエネでんき」を開始。2020年6月にはアローズコーポレーションを持分法適用関連会社化し、資本効率の向上を図った。

年表25件を開く

2000年代

  • 2001年8月商号変更株式会社エフティコミュニケーションズに商号変更
  • 2003年3月日本証券業協会に店頭登録
  • 2003年10月株式会社アイエフネットを岩崎通信機株式会社と合弁で設立
  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所に上場
  • 2007年2月M&A株式会社ジャパンTSSにて情報通信機器の施工、保守、サポートの事業を開始 株式会社IPネットサービス(現 株式会社NEXT)を連結子会社化
  • 2007年10月創業株式会社サンデックスを設立
  • 2008年3月M&A株式会社SCS(現 株式会社FTWEB)を連結子会社化
  • 2009年3月本社を東京都中央区(蛎殻町)へ移転

2010年代

  • 2011年1月当社にてLED照明の製造受託・販売を開始し、環境関連事業に本格参入
  • 2011年5月M&A株式会社アントレプレナーの株式を追加取得し、連結子会社化
  • 2013年6月株式会社光通信の連結子会社となる
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年11月M&A株式会社アレクソンならびに株式会社グロースブレイブジャパン(現 株式会社エフティ中四国)を連結子会社化
  • 2014年5月創業タイ王国にFT Communications(Thailand)Co.,Ltd.(現 RECOMM BUSINESS SOLUTION(THAILAND)CO.,LTD.)を設立
  • 2015年8月商号変更株式会社エフティグループに商号変更し、持株会社へ移行 当社の東日本地区におけるソリューション事業を株式会社エフティコミュニケーションズに、当社の西日本地区におけるソリューション事業を新設した株式会社エフティコミュニケーションズウエストに、それぞれ承継させる新設分割を実施
  • 2015年9月創業フィリピン共和国にFTGroup(Philippines),Inc.を設立
  • 2016年4月連結子会社である株式会社アイエフネットの環境事業を株式会社大和環境設備(株式会社エフティエコソリューション)に承継させる新設分割を実施
  • 2016年8月連結子会社である株式会社エフティコミュニケーションズの北日本地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ北日本に、東北地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ東北に、それぞれ承継させる新設分割を実施 連結子会社である株式会社エフティコミュニケーションズウエストの東海地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ東海に、九州地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ九州に、それぞれ承継させる新設分割を実施
  • 2016年9月M&Aエコテクソリューション株式会社を連結子会社化
  • 2016年10月M&A株式会社アローズコーポレーションを連結子会社化
  • 2016年12月M&Aインドネシア共和国進出を目的としてP.T.Memory-Tech Indonesia(現 PT FT Group Indonesia)を子会社化
  • 2017年4月連結子会社である株式会社エフエネにて「エフエネでんき」のサービス開始
  • 2018年6月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2019年5月タイ王国・フィリピン共和国・インドネシア共和国の連結子会社4社の当社が保有する株式をレカム株式会社へ売却し、同社を連結対象から除外

2020年代

  • 2020年6月連結子会社である株式会社アローズコーポレーションの資本構成を変更し持分法適用関連会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ストック収益の積み上げ

    毎月着実な収益が見込めるストック型自社サービス(小売電力、光回線、定額保守等)の企画・開発・販売を推進し、顧客満足度向上のためのサポート体制を強化する。

  2. 02

    小売電力事業基盤の安定化

    電力卸売市場の価格変動リスクに対処するため、継続的な資金調達と調達先の分散による原価低減策を推進する。

  3. 03

    新規事業の開発と推進

    収益源の多様化と継続的成長のため、LED照明や空調機器に続く新サービス、小売電力のセットプラン、IoT向けクラウド型サービスの開発・推進に注力する。

  4. 04

    マーケットシェアの拡大

    競合激化の中、顧客ニーズに即した提案とパートナー企業開拓を強化し、業務提携やM&Aにより既存事業とのシナジーを図りシェア拡大を目指す。

  5. 05

    人財育成と優秀な人員の確保

    新卒・中途採用の拡充、階層別オンライン研修の構築、働き方改革やストック収益拡大に合わせた人事制度の整備により、人材の確保と教育を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で57人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、9期前と比べて+6.0%平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,419
2018年3月1,205
2019年3月57739.610.51,087
2020年3月57139.410.6961
2021年3月54640.711.9784
2022年3月58740.812.5359
2023年3月55540.411.6348
2024年3月56142.212.5347
2025年3月56542.612.11197,815
2026年3月61244.914.05715,614

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)49.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 他 — 東京都中央区235百万円
全事業 管理業務
主な関係会社
  • 国内
    その他の連結子会社6社、持分法適用関連会社1社
    ― · 持分法適用会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は316億円営業利益89億円前期と比べると減収減益で、売上が-8.7%、利益が-4.3%。

売上高
-8.7%
316億円
営業利益
-4.3%
89億円
純利益
-1.5%
65億円
営業利益率
28.2%
前期比 +1.3%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は157億円、営業利益は51億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−7.1%、営業利益は+37.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q991313.18
2023年4Q1025
2024年1Q862023.314
2024年2Q962020.813
2024年3Q881618.211
2024年4Q9515
2025年2Q1775631.640
2025年4Q1693721.926
2026年2Q1593823.927
2026年4Q1575132.538

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は459億円から316億円へ69%に減った。直近期の営業利益率は28.2%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月4593318
タイ王国にFT Communications(Thailand)Co.,Ltd.(現 RECOMM BUSINESS SOLUTION(THAILAND)CO.,LTD.)を設立
2014年3月3584127
フィリピン共和国にFTGroup(Philippines),Inc.を設立
2015年3月3494528
エコテクソリューション株式会社を連結子会社化 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2016年3月3724829
2017年3月3974223
2018年3月4124828
2019年3月4575838
2020年3月4596339
2021年3月4135532
2022年3月4526548
2023年3月4075936
2024年3月3657753
2025年3月346939326.966
2026年3月316899228.265

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高316億円のうち、営業利益として残るのは89億円28.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は65億円、売上の20.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.2%184億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%60億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益28.2%89億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+24.9pt
28.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+18.1pt
20.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.7pt
19.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
22.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが41億円、投資CFが−33億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は181億円で、売上の6.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月48−13−103556
2014年3月29−17−101258
2015年3月44−4−74092
2016年3月14−5−20980
2017年3月−63−3−374
2018年3月47−6−1541102
2019年3月20−15115115
2020年3月115−451689
2021年3月−11546−6128
2022年3月1622−833883
2023年3月1501−62151171
2024年3月616−3967199
2025年3月67−46−2221198
2026年3月41−33−258181

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は453億円。このうち返さなくてよい自己資本が353億円で、自己資本比率は77.8%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1917012131.2
2014年3月171888349.3
2015年3月1961098753.5
2016年3月2121248856.6
2017年3月23512511051.5
2018年3月28913415546.6
2019年3月34014619442.9
2020年3月32515317247.1
2021年3月40515924639.2
2022年3月34318515854.0
2023年3月32720512262.8
2024年3月3312379471.6
2025年3月40629810773.5
2026年3月45335310177.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
181億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
334億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
101億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中275位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
28.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

7月29日の終値

直近の終値は¥1,199で、1年前と比べて+1.9%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥1,199+3.7%1ヶ月+18.0%1年+1.9%時価総額364億円
過去52週の値幅
安値¥996高値¥1,333

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.5倍
PBR1.01倍
配当利回り4.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1199円で、7月29日時点で前日比3.72%上昇し、直近1ヶ月で18.01%上昇と力強い動きです。52週高値1333円に接近しており、25日移動平均線1105円を大きく上回る展開です。出来高は7月21日に14万2000株、7月29日に9万株と増加傾向で、買い意欲の強さが確認できます。RSIは73と過熱感があるものの、短期トレンドは上昇基調が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは5.52倍と業界平均17.78倍を大きく下回り、PBRも1.01倍で同平均1.23倍を下回る。配当利回りは4.59%と高水準で、ROEも19.8%と収益性が高い。割安だが、売上高が減少傾向にあり、将来の成長には懸念が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.5倍17.9倍
PBR1.01倍1.24倍
ROE19.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、売上高が減少する中で利益率が大幅に改善している要因が、構造的な収益性向上によるものか、一過性の要因によるものかにある。強気派は、高収益なソリューション事業の比率上昇やコスト削減効果が持続するとみる。一方、弱気派は、売上高減少が続く中での利益改善は、単価の高い製品の販売減少による一時的なもので、将来の成長力が乏しいと懸念する。また、PBRが1倍近辺と割安に見える一方、成長性が低いことから割安の理由があるとの見方もあり、評価を二分している。

プラスに働く材料7
  • 収益性の大幅改善

    営業利益率が2024年3月期の約14%から2025年3月期は26.88%へ急上昇。

  • 高収益事業へのシフト

    ネットワーク関連のソリューション提案が売上構成を改善。

  • 株主還元の充実

    配当利回り4.59%と高く、自己資本利益率も19.8%と高い。

  • PER5.52倍と極めて割安な水準継続影響

    PER5.52倍、PBR1.01倍と株価指標が割安

  • 営業利益率28.16%と高水準を維持2026年3月期影響

    営業利益率28.16%と前期比1.28ポイント上昇

  • 配当利回り4.59%と高利回り通年影響

    配当利回り4.59%と高い株主還元が下支え

  • ROE19.8%と自己資本利益率が高い継続影響

    ROE19.8%、PBR1.01倍を考慮すると割安

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少傾向

    売上高は2023年3月期の407億円から2026年3月期予想は316億円まで減少。

  • 成長性への懸念

    市場の成熟により、新規需要が見込みにくい。

  • 利益率の持続性疑問

    高利益率が人件費削減などの一過性要因でないか疑念。

  • 売上高が2期連続で減少2026年3月期影響

    売上高316億円と前期比30億円減(約8.7%減)

  • 営業利益は89億円と4億円減2026年3月期影響

    営業利益89億円と前期比4億円減、減収の影響が現れる

  • 純利益も65億円と1億円減2026年3月期影響

    純利益65億円と前期比1億円減、増益への転換が見えない

  • PBR1.01倍で1倍割れのリスク継続影響

    PBR1.01倍と1倍接近、下振れ時は売りが加速しやすい

次の決算で確かめる点
セグメント別売上構成
ソリューション事業の比率が収益性の持続性を判断する鍵。
営業利益率
利益改善が一時的でないか確認するため。
配当性向
高配当の持続性を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.59%。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
4.59%
いまの株価に対して
配当性向
32.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3444.3
2018年3月4223.583.5
2019年3月5838.169.7
2020年3月615.252.7
2021年3月633.335.6
2022年3月630.033.1
2023年3月55−12.7113.4
2024年3月550.059.9
2025年3月550.035.5
2026年3月550.032.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,040人。区分でいちばん多いのは事業法人74.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が74.6%を占め、残る25.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人57.857.962.273.274.574.3
個人・その他37.338.335.123.121.518.9
外国法人1.61.51.72.92.95.6
自己株式3.43.41.62.22.02.0
証券会社0.20.20.30.40.90.8
金融機関3.12.20.70.40.10.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社光通信代表取締役 重田 康光58.35
02株式会社HCMAアルファ代表取締役 和田 英明12.76
03MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.87
04村田機械株式会社代表取締役 村田 大介1.64
05根岸 欣司1.34
06INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.19
07平﨑 敏之1.11
08山本 博之0.60
09NTT・TCリース株式会社0.51
10エフティグループ取引先持株会0.43

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-07
    株式会社光通信
    新規の大量保有報告
    71.11%
    +12.76pt
  • 2026-04-07
    株式会社光通信
    新規の大量保有報告
    58.35%
    +0.90pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+35%、1株純資産は14期で+125%。直近期のROEは19.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月16052834.311.833.6
2014年3月23272036.915.326.7
2015年3月7929729.410.135.8
2016年3月8435026.28.449.2
2017年3月6736418.911.344.3
2018年3月8440421.911.183.5
2019年3月11745027.411.769.7
2020年3月12148426.18.752.7
2021年3月10151420.714.035.6
2022年3月15659828.06.833.1
2023年3月11867718.69.5113.4
2024年3月17478523.97.159.9
2025年3月2201,00424.75.135.5
2026年3月2171,18719.85.832.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

5名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/3期の役員報酬は総額24百万円。

氏名役職年齢
小林亮二代表取締役社長41
鮑俊取締役37
大嶋敏也取締役(監査等委員)46
小形聰取締役(監査等委員)57
山下幸一郎取締役(監査等委員)45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)310103
社外取締役2995
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,238字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、親会社及び連結子会社8社並びに持分法適用関連会社1社で構成されており、収益構造改革に向けてストック収益拡大の方針を掲げ、小売電力サービス「エフエネでんき」をはじめとする自社ストックサービスの企画・開発・販売を行っております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 9.事業セグメント」に掲げるセグメントと同一の区分であります。 (1) ネットワークインフラ事業 ① 小売電力サービス 小売電気事業者の登録を受け、当社電力サービスである「エフエネでんき」「FTでんき」を提供しております。 (主な関係会社)㈱エフエネ ② 回線サービス FVNOとして光インターネットサービス「ひかり速トク」の提供及びインターネットサービスプロバイダーの運営を行っております。 (主な関係会社)㈱アイエフネット ③ その他 ウォーターサーバーの取次販売を行っております。 (主な関係会社)㈱ウォーターセレクト (2) 法人ソリューション事業 ① 情報通信サービス 中小企業個人事業主向けにネットワークセキュリティ商品・ファイルサーバ・セキュリティ商品・情報通信機器・OA機器等の販売施工及びアフターサービスを行っております。 (主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、㈱サポータス・システム・ソリューションズ、当社 ② 環境サービス 中小企業個人事業主向けに空調設備・LED照明・空気浄化装置等の販売施工及びアフターサービスを行っております。 (主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、当社 (3) その他事業 蓄電池サービス 販売代理店及び一般消費者向けに蓄電池及び太陽光発電設備の販売取次等を行っております。 (主な関係会社)㈱FRONTIER 事業内容と各社の当該事業にかかる位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要商品・サービス   主要な会社 セグメント   主な事業内容 ネットワークインフラ事業   小売電力サービス   小売電力「エフエネでんき」「FTでんき」   ㈱エフエネ 回線サービス   光回線「ひかり速トク」   ㈱アイエフネット その他   ウォーターサーバーの販売   ㈱ウォーターセレクト 法人ソリューション事業   情報通信サービス   ビジネスホン、OA機器、ファイルサーバー、UTM等の販売施工保守   当 社㈱FTコミュニケーションズ㈱サポータス・システム・ ソリューションズ 環境サービス   LED照明、空調設備等の販売施工保守   当 社㈱FTコミュニケーションズ その他事業   蓄電池サービスその他の販売   太陽光発電設備・蓄電池等の販売施工の取次   ㈱FRONTIER 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,832字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループの事業領域は多岐に渡っており、LED照明・空調設備・節水装置・太陽光発電設備等の環境関連商材やビジネスホン・OA機器・ファイルサーバー・UTM等の情報通信機器、光コラボレーションモデル・ISPサービス・WEB商材等のインターネット関連商材、小売電力サービス等、幅広い商品群で中小企業・個人事業主に加えて一般消費者をサポートしております。継続して価値ある商品やサービスを提供し社会に貢献していく為にはコミュニケーションが何よりも大切であると考えております。親密なコミュニケーションが新たな価値を生みだすというコンセプトのもと、「経営理念」に従い、企業価値を高めていくことが当社グループの経営の基本方針であります。 「経 営 理 念」 私たちは、コミュニケーションを通して、3つのS(Satisfaction=満足)の向上とその相乗効果(3乗)により、エクセレント・カンパニーとなることを目指します。 <3つのSatisfaction> CS:Customer Satisfaction (お客様満足の向上) 当社グループは、お客様とのコミュニケーションを大切にします。商品やサービスにおいて新しい価値を創造し、いち早くお客様に提案致します。丁寧な説明と誠実な対応により、お客様から信頼される企業グループを目指します。 ES:Employee Satisfaction (社員満足の向上) 当社グループは、社員とのコミュニケーションを大切にします。社員のビジネスパーソンとしての成長を支援し、実力・成果主義にもとづくフェアな報酬等により、働き甲斐があり、当社の一員であることに誇りを感じ、社員とその家族が幸せを実感できるような企業グループを目指します。 SS:Stockholder Satisfaction (株主様満足の向上) 当社グループは、ご支援頂いている株主様とのコミュニケーションを大切にします。正確な財務諸表の作成、タイムリーかつ詳細な開示、効果的で適正なIR・PR活動を実施し、Accountability(説明責任)を果たします。企業価値の向上を図り、株主様のご期待に応えられる企業グループを目指します。 また、事業領域の多様化及び情報化社会の進展を踏まえ、当社グループの「あるべき姿」を志向していくために、キャッチフレーズとして「オフィスと生活に新たな未来を。」を制定しております。 当社グループは、「オフィスと生活に新たな未来を。」提供し続けることで、法人のみならず一般消費者も含めた様々なお客様に親しまれる企業グループとなるべく、鋭意業容拡大に励んでまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが重視している経営指標は、売上収益、営業利益、ストック収益(ストック型サービスにより将来見込める収益)であります。成長性と収益性を高め、安定収益の確保により、企業価値の向上を図りたいと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「あるべき姿」の数値目標として「営業利益100億円」を中長期的な目標として、当社グループ内にて掲げております。当社グループの強みである、「強い営業力を有すること」、「日本全国でお客様にアフターメンテナンスを含めたきめ細かいサービスが可能であること」、「通信事業者やメーカー等との取引において販売実績に応じたボリュームメリットが享受できること」等を活かしながら、以下の項目を実施し、「あるべき姿」を早期に実現することが当社グループの中長期的な経営戦略であります。 ① ストック収益の積み上げ ② 小売電力事業の事業基盤の安定化 ③ 新規事業の開発と推進 ④ 既存事業におけるマーケットシェアの拡大 ⑤ 人財育成と優秀な人員の確保 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① ストック収益の積み上げ 当社グループは、「ストック収益の拡大」を方針として、毎月着実に収益が見込めるストック型自社サービスの企画・開発・販売を行ってまいりました。小売電力サービス「エフエネでんき」「FTでんき」、光回線サービス「ひかり速トク」「FT光」、ビジネスホン等の定額保守サービスに続く、市場ニーズにあった新たなサービスの企画・開発が必要と考えております。今後も継続的な取引を見据え、顧客満足度向上に向けたサポート体制の強化を図ってまいります。 ② 小売電力事業の事業基盤の安定化 当社グループのストック収益の中でも大きな比重を占めている小売電力サービスにおいて、電力卸売市場での価格変動が当社グループの収益に大きな影響を与えるため、事業基盤の安定のため、継続的な資金調達と電力調達先の分散等による原価低減策の推進を図ってまいります。 ③ 新規事業の開発と推進 当社グループの収益源の多様化並びに継続的な成長・拡大を図るためには、新規事業の開発と推進が必要であります。LED照明、空調機器、太陽光発電設備等の消費電力低減サービスに続く新たなサービスを企画すると共に、小売電力サービスにおけるセットプラン、今後さらなる拡大が予想されるIoT市場に適合する新たなクラウド型サービスの開発と推進に注力してまいります。 ④ マーケットシェアの拡大 情報通信サービス・環境サービスにおいては、顧客のニーズは底堅いものがあるものの、同業他社との競合は激しさを増しております。その中でマーケットシェアを拡大するためには、当社の独自性を発揮し、他社との優位性を確保することが必要であります。顧客の業態やニーズに即した商品群の提案を通じて顧客満足度の更なる向上を図ると共に、パートナー企業の開拓をより一層強化し、既存事業とのシナジーが図れる企業を対象とした業務提携及び資本提携、M&A等によりマーケットシェアを拡大してまいります。 ⑤ 人員の確保及び教育 ストック収益の積み上げ、マーケットシェアの拡大を行うためには、引き続き優秀な人員の確保と教育は必要不可欠な要素となっており、重要な課題であると考えております。人員の確保については新卒者の定期採用を継続すると共に、経験者をターゲットとする中途採用を拡充してまいります。社員教育については、オンラインによる研修等を進め、社員の階層に合わせた研修プログラムの構築を行うことにより教育強化に取り組んでまいります。さらに、従業員のテレワーク等の働き方改革を継続して進めると共に、ストック収益の拡大方針に合わせた人事制度の構築を行い、管理体制の充実と生産性の向上並びにコンプライアンス啓蒙を図ってまいります。
事業等のリスク1,753字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 法的規制に係るリスク 当社グループの各事業におきましては、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、総務省を監督官庁とする「電気通信事業法」、その他関係諸法令による法的規制を受けており、今後、これら法令等が改廃され、規制が強化された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自社製品等の開発・製造・販売に係るリスク 当社グループは、LED照明、FVNOによる光インターネットサービス、定額保守サービス、小売電力サービス等、当社グループによる自社商品の販売及びサービス提供の比率が高まってきております。製品等に不具合等が発生した場合、またはサービスが長期間にわたり提供できない状況となった場合には、返品、製造物責任法に基づく損害賠償や費用の発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 小売電力市場に係るリスク 当社グループの主要な事業の一つとして、小売電力サービスがあります。当該事業は、卸電力取引市場で電力を調達しているため、電力調達価格の価格変動リスクを負っています。電力調達価格は、電力発電用燃料価格や為替相場、電力需要が増加する夏季及び冬季における市場価格の高騰、自然災害、事故、システムトラブルなどにより急騰する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 販売代理業務に係るリスク 当社グループの主要な事業の一つとして、通信事業者やメーカー等の販売代理店事業があります。当該事業は、通信事業者やメーカー等との契約内容及び条件に基づいておりますが、通信事業者やメーカー等の方針や条件の変更等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 人財の確保及び育成に係るリスク 当社グループの更なる販売活動強化及び規模拡大を図るため、新卒採用や中途採用活動の継続に加え、社員の階層に応じた研修を実施する等人的資源の活性化に引き続き注力する方針であります。しかしながら、上記方針に基づく採用計画や人財育成が計画通り進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ M&A(企業買収)による事業拡大に係るリスク M&Aにおきましては、当社グループは顧問弁護士や公認会計士等と連携しつつデューデリジェンスを実施し、経営戦略会議及び取締役会で十分に吟味の上実施しております。しかしながら、M&A実施後に偶発債務の発生等デューデリジェンス時に把握できなかった問題等が発生した場合及びM&A先企業の事業展開が計画どおり進捗しなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報管理に係るリスク 当社グループの各事業におきましては、当該業務の性格上、多数の顧客情報を保有しておりますが、万が一にも情報が漏洩する事故等が発生した場合には、損害賠償を請求され、信用を失うこととなり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ リース契約に係るリスク 法人ソリューション事業におきましては、お客様に対し主に提携リース会社のリース契約を用いて販売しておりますが、リース会社の与信審査の厳格化やリース料率の引き上げ、リース取引に関する法令等の改廃や会計基準の変更等によりリース契約の成約率が大幅に低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ のれんに係るリスク 当社グループは、連結財務諸表についてIFRSを適用しておりますが、日本において一般に公正妥当と認められる企業会計基準と異なり、のれんは非償却資産として定額償却しておりません。そのため、今後いずれかの事業収益性が低下した場合等には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,254字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、当社グループに関する経営成績等の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいた内容であります。 また、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果の下、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクの高まりに加え、物価上昇の継続などを受け、今後の景気・経済の先行きは予断できない状況にあります。 このような状況のもと当社は、強みである中小企業・個人事業主を対象とした情報通信機器、ネットワークセキュリティ商品及び環境省エネルギーサービスの更なる普及並びに、お客様から継続して利用料を頂く収益モデルであるストックサービスの維持・拡大に努めてまいりました。 当連結会計年度の業績は、売上収益が前年同期の34,625百万円から3,045百万円減少し、31,579百万円(前年同期8.8%減)となりました。 営業利益は、前年同期の9,282百万円から346百万円減少し、8,935百万円(前年同期3.7%減)となり、税引前利益は、前年同期の9,325百万円から116百万円減少し、9,209百万円(前年同期1.3%減)となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年同期の6,613百万円から152百万円減少し、6,461百万円(前年同期2.3%減)となりました。 主なセグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。 (ネットワークインフラ事業) ネットワークインフラ事業では、小売電力・光回線等のお客様のインフラや節水装置等のストックサービスの企画・開発・販売・運営を行っております。 回線サービスにおいては、光回線自社ブランド「ひかり速トク」等が堅調に推移しました。一方、小売電力サービスにおいては、電力原価が低水準で推移したものの、販売単価の下落傾向が継続いたしました。 また、当社の連結子会社であるエコテクソリューション株式会社が営む節水装置「JET」事業については、2026年3月1日付で会社分割により事業を譲渡しており、当連結会計年度のセグメント利益には、会社分割前日までの事業損益及び当該会社分割に係る事業譲渡益が含まれております。 以上により、売上収益は前年同期の19,638百万円から3,416百万円減少し、16,222百万円となった一方で、セグメント利益(営業利益)は、前年同期の4,581百万円から1,150百万円増加し、5,732百万円となりました。 (法人ソリューション事業) 法人ソリューション事業では、中小企業及び個人事業主向けにUTM(統合脅威管理:Unified Threat Management)・ファイルサーバー・セキュリティ商品・環境関連商品・情報通信機器等の販売・施工・保守サービスを行っております。 法人向け光回線サービスの「FT光」や会員制サポートサービスの「Fプレミアム」、法人向けDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援サービス等のストックサービスの拡充に注力いたしました。 以上により、売上収益は前年同期の15,893百万円から40百万円減少し、15,852百万円となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期の4,772百万円から1,506百万円減少し、3,265百万円となりました。なお、前年のセグメント利益には、株式会社ジャパンTSSの支配喪失による利得が含まれております。 (その他事業) ネットワークインフラ事業と法人ソリューション事業以外をその他事業として集約しております。 売上収益は1百万円となり、前年同期と概ね同水準で推移いたしました。セグメント損失(営業損失)は、0百万円(前年同期は0百万円のセグメント利益)となりました。 仕入及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 項目   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比 セグメントの名称   金額(百万円)   (%) ネットワークインフラ事業   8,926   81.1 法人ソリューション事業   6,442   112.9 その他事業   ―   ― 合計   15,369   92.0 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 ②販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 項目   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比 セグメントの名称   金額(百万円)   (%) ネットワークインフラ事業   16,206   82.6 法人ソリューション事業   15,371   102.5 その他事業   1   66.5 合計   31,579   91.2 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社エフティコミュニケーションズ(現:株式会社I・C・Solution)(法人ソリューション事業)   6,240   18.0   6,049   19.2 (2)財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて712百万円減少し、26,875百万円となりました。これは、定期預金などのその他の金融資産が2,483百万円増加した一方で、現金及び現金同等物が1,759百万円、営業債権及びその他の債権が1,306百万円減少したこと等によるものであります。 非流動資産は、前連結会計年度末に比べて5,466百万円増加し、18,470百万円となりました。これは、投資有価証券などのその他の金融資産が5,987百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて4,753百万円増加し、45,345百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて350百万円減少し、6,669百万円となりました。これは、営業債務及びその他の債務が347百万円増加した一方で、有利子負債が329百万円、未払法人所得税が106百万円、未払消費税などのその他の流動負債が262百万円、それぞれ減少したこと等によるものであります。 非流動負債は、前連結会計年度末に比べて340百万円減少し、3,389百万円となりました。これは、繰延税金負債が280百万円増加した一方で、有利子負債が570百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて691百万円減少し、10,058百万円となりました。 (資本) 資本合計は、前連結会計年度末に比べて5,444百万円増加し、35,287百万円となりました。これは、利益剰余金が親会社の所有者に帰属する当期包括利益により7,077百万円増加した一方で、剰余金の配当により1,635百万円減少したこと等によるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,759百万円減少し、18,057百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの現状とそれらの要因並びに資本の財源及び資金の流動性につきましては次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、4,058百万円の収入(前連結会計年度は6,723百万円の収入)となりました。これは、税引前利益の計上が9,209百万円となった一方で、法人所得税の支払額が2,954百万円あったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、3,285百万円の支出(前連結会計年度は4,627百万円の支出)となりました。これは、事業譲渡による収入が2,296百万円あった一方で、投資有価証券の取得による支出が2,924百万円、定期預金の預入による支出が2,500百万円あったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,532百万円の支出(前連結会計年度は2,205百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額が1,635百万円、長期有利子負債の返済による支出が697百万円あったこと等によるものであります。 (主要な資金需要及び財源) 当社グループの主要な資金需要は、情報通信機器等の仕入れ及び回線サービスや小売電力サービス等を提供するための事業運営費、人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用等であります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入及び社債発行等による資金調達にて対応していくこととしております。 (資金の流動性) 手許の運転資金につきましては、定期的な報告に基づき当社財務部門が適時に資金繰り計画を作成・更新することにより管理しており、余剰資金につきましては、流動性の高い金融資産で運用しております。 また、当社及び一部の子会社においては、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することで、各社における資金の一元管理を行い資金効率の向上を図っております。 (4)重要な会計上の見積及び当該見積に用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 (5)提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象 該当事項はありません。 なお、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクにつきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 (6)戦略的状況と見通し 今後の見通しについては以下のとおりであります。 (ネットワークインフラ事業) 小売電力サービスでは、政府主導による節電要請及び光熱費等高騰の影響でお客様の節電志向が継続して高く、使用電力量は減少傾向にあります。加えて、昨今の中東情勢等の影響により電力卸売市場価格の先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような事業環境を踏まえ、当社グループにおいては新規獲得を抑制しているため、総じて電力販売量は減少する見込みであり、売上収益及び営業利益は前期比で減少する見込みです。 なお、足元の電力卸売市場価格は過年度と比較して低位な水準で推移しているものの、時間帯やエリアによる価格変動は引き続き見られており、国際情勢の変化等により価格が大きく変動する可能性があります。 (法人ソリューション事業) 情報通信サービス及び環境省エネサービスにおきましては、2022年3月期に連結除外となった株式会社エフティコミュニケーションズ(現:株式会社I・C・Solution)を中心とした販売代理店における獲得を強化しております。既存代理店のみならず新規代理店の開拓も積極的に取り組み、さらなる業容の拡大を図ってまいります。 グループ全体を通して新規パートナー企業の開拓、当社グループの既存事業とのシナジーが図れる国内企業との資本提携や業務提携、M&A等にも引き続き取り組み、持続的な成長を目指してまいります。 以上により、2027年3月期の連結業績予想につきましては、売上収益29,400百万円、営業利益5,700百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益3,800百万円としております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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