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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ヨンキュウ

THE YONKYU CO., LTD.9955 · Standard · 卸売業

四国・九州の水産物卸売を基盤に、養殖・運送・小売まで手掛ける水産商社。

概要

株式会社ヨンキュウは、愛媛県宇和島市に本社を置く水産物卸売業者である。1963年に四国急速冷凍として創業し、1991年に現商号へ変更した。事業の二本柱は鮮魚の販売(養殖魚・天然魚・加工品・人工ふ化稚魚)と養殖魚用餌料・飼料の販売で、グループ連結売上高の約99%を占める。2026年3月期の連結売上高は476億円、経常利益21億円。従業員数134名。子会社4社を通じてマグロ養殖、ウナギ養殖、一般貨物運送も手掛け、持分法適用関連会社で鮮魚小売・飲食を営む。

鮮魚販売と餌料販売が売上の9割超を占める二本柱

当社グループの事業は「鮮魚の販売事業」と「餌料・飼料の販売事業」に大別され、連結売上高の99%以上を占める。鮮魚販売事業では、四国・九州の漁業協同組合や養殖業者からハマチ・タイなどの養殖魚を仕入れ、全国の中央卸売市場の荷受会社へ販売する。天然魚やハマチフィーレ等の加工品、タイの人工ふ化稚魚も扱う。2026年3月期の同事業の売上高は314億66百万円(前年比9.1%増)で、セグメント利益は2億20百万円であった。餌料・飼料販売事業では、養殖業者向けに生餌・配合飼料・モイストペレットを販売する。同売上高は162億5百万円(前年比1.0%増)、セグメント利益は16億94百万円と、利益面で主要な稼ぎ手となっている。両事業とも、養殖業者の経営環境や魚価動向の影響を大きく受ける構造にある。

連結子会社4社と関連会社1社によるグループ運営

当社グループは、親会社である株式会社ヨンキュウのほか、連結子会社4社(株式会社海昇、四急運輸株式会社、日振島アクアマリン有限責任事業組合、株式会社西日本養鰻)及び持分法適用関連会社1社(株式会社最上鮮魚)で構成される。株式会社海昇は四国・九州で鮮魚販売と餌料販売を担当し、当社と類似の事業を展開する。四急運輸株式会社は一般貨物運送事業を営み、グループ内の生餌購入や鮮魚販売に伴う運送を担う。日振島アクアマリン有限責任事業組合はマグロ養殖事業を行い、幼魚・成魚を当社に供給する。株式会社西日本養鰻はウナギの養殖及び販売を行う。株式会社最上鮮魚は鮮魚小売と飲食店を営む。グループ内では餌料の供給や運送などで取引が発生し、相互に連携している。

愛媛県宇和島市を拠点に関東・九州へ展開する拠点網

本社は愛媛県宇和島市に置き、四国・九州・関東に事業拠点を有する。歴史的には、1975年に高知県宿毛市に宿毛出張所を設置して西南地区に進出し、1986年には鹿児島県垂水市に鹿児島出張所(後の鹿児島事業所)を開設して南九州に足場を築いた。1989年には子会社の四国水産株式会社(後の合併により当社に継承)が東京営業所と三崎事業所(神奈川県)を設置し、関東地区へ進出した。三崎事業所では鮮魚加工場を運営し、HACCP施設やEU向け輸出認定を取得している。一方、宿毛営業所や宿毛工場、下波工場は合理化により廃止・統合され、現在の拠点網は効率化が進んでいる。種苗生産の拠点として1993年に大分県佐伯市に蒲江種苗センターを設置した。

業界の中での役割は漁協等から仕入れた鮮魚を全国の卸売市場に供給する仲卸業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
477億円
営業利益
19億円
営業利益率
4.0%
純利益
38億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
その他172億円38.3%
配合飼料85億円18.9%
生餌70億円15.6%
タイ63億円14.0%
カンパチ36億円8.0%
ハマチ23億円5.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01鮮魚販売主力

四国・九州の漁協や養殖業者から養殖魚・天然魚を仕入れ、全国の中央卸売市場の荷受会社に販売。加工品(ハマチフィーレ等)も扱う。

主要顧客全国中央卸売市場の荷受会社

主な製品・サービス2
鮮魚(養殖魚・天然魚)
ブリ、ハマチなどの養殖魚や天然魚を仕入れ、卸売市場に販売。
加工品
ハマチフィーレなどの加工水産物。

02餌料・飼料販売準主力

養殖業者向けに、生餌・配合飼料・モイストペレット等を販売。豊富な種類を取り揃える。

主要顧客養殖業者

主な製品・サービス3
生餌
冷凍魚など養殖魚の飼料として提供。
配合飼料
栄養バランスを調整した養殖魚用飼料。
モイストペレット
水分を含む半生タイプの飼料。

03その他(運送・養殖・小売)副次

グループ会社が一般貨物運送、マグロ養殖、ウナギ養殖、鮮魚小売・飲食店経営を担う。

製品と技術

モイストペレット:自社工場で製造する養殖魚用湿潤飼料

モイストペレット(湿潤ペレット)は、生餌と配合飼料の中間的な性状を持つ養殖魚用飼料である。当社グループは1985年に本社工場で製造を開始し、その後宿毛工場(1987年~1998年)や下波工場(1989年~2006年)でも生産したが、現在は本社工場に集約されている。原料には魚粉や生餌を配合し、水分を40~50%程度含むため、嗜好性が高く養殖魚の成長を促進する。餌料・飼料販売事業のセグメント内で生産され、2026年3月期の生産実績は3億68百万円(前年比15.6%減)であった。モイストペレットは主にハマチ・タイ・マダイ等の養殖業者向けに販売され、同セグメントの収益基盤の一部を支えている。配合飼料と併せて、養殖業者のコスト低減や魚質向上に寄与する製品として位置づけられる。

人工ふ化事業:タイ稚魚の安定供給と種苗生産技術

当社グループは、1993年に大分県佐伯市に蒲江種苗センターを設置し、タイ(マダイ)の人工ふ化稚魚の生産・販売を行っている。この事業は、天然稚魚の資源変動に左右されない安定供給を可能にするものである。生産した稚魚は養殖業者等に販売され、鮮魚販売事業の上流部分を担う。また、海外からも天然稚魚を仕入れ、養殖業者へ供給している。人工ふ化事業は、養殖業の持続可能性向上に貢献する取り組みの一環であり、付加価値向上が期待されている。同事業の生産実績は鮮魚販売事業セグメントに含まれ、2026年3月期の同事業セグメントの生産実績は137億34百万円(前年比8.4%増)であったが、これは加工品や養殖事業を含む全体の数字である。人工ふ化稚魚単独の数値は開示されていない。

マグロ・ウナギ養殖:子会社による二つの養殖事業

当社グループは、連結子会社を通じてマグロ養殖とウナギ養殖を展開している。マグロ養殖は日振島アクアマリン有限責任事業組合が担い、幼魚から成魚までの一貫生産を行い、当社に供給する。ウナギ養殖は株式会社西日本養鰻が手掛け、国内需要向けに活鰻を生産・販売する。2026年3月期のウナギ養殖事業は、国内需要低迷と中国等からの安価な輸入活鰻の影響で販売価格が下落し、営業赤字となった。一方、マグロ養殖は堅調に推移したが、詳細な業績数値は開示されていない。両事業とも餌料・飼料をグループ内から調達しており、グループ全体の収益構造における多角化の一翼を担う。養殖事業は水産資源の枯渇懸念が高まる中で食糧確保の切り札と位置づけられ、グループは生産性向上と販路開拓に取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業中堅、低マージン体質からの脱却途上

卸売業に属し、2025/3期営業利益率3.34%と低収益体質。同業のリョーサン菱洋HD(電子部品卸)、高千穂交易(計測機器卸)などに比べ収益性で劣る。売上高はほぼ横ばいで、2026/3期に微増の見込み。コスト削減や高付加価値サービスへのシフトが課題。

強み

  • 売上高は約450億円と中堅規模を維持。
  • 幅広い商品を扱い、需要の変動に対応。
  • 長年の取引で構築された顧客基盤。
  • 利益率は低いが、赤字ではなく財務破綻リスクは低い。

課題

  • 営業利益率3.34%と卸売業平均を下回る。
  • 売上高がほぼ横ばいで、新たな成長分野が必要。
  • 同業他社との価格競争でマージンが圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がヨンキュウ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
27414小野建365億円
37482シモジマ364億円13.1倍
42763エフティグループ364億円5.5倍
58139ナガホリ364億円30.2倍
69955ヨンキュウ346億円9.1倍
73139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
83176三洋貿易338億円15.3倍
98101GSIクレオス337億円12.9倍
109908日本電計335億円8.8倍
117500西川計測334億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

養殖魚用餌料販売会社として1963年に創業、冷蔵倉庫を設置

株式会社ヨンキュウの前身は、1963年4月に愛媛県宇和島市で設立された四国急速冷凍株式会社である。資本金5,000千円で、養殖魚用餌料の販売を目的とした。同年7月には本社冷蔵倉庫を設置し、冷凍・冷蔵事業の基盤を整えた。1971年6月には、ブロイラーの加工及び食肉販売を目的とする四国食鳥株式会社(90%出資子会社)を設立したが、後に合理化により2002年3月に解散している。1974年10月には鮮魚部門を開設し、餌料販売から鮮魚販売へ事業を広げた。創業期は宇和島市を中心に冷蔵・餌料事業を展開し、後の多角化の基盤を築いた。

宿毛・鹿児島への進出と子会社による餌料販売の拡充(1970年代~80年代)

1975年3月、水産餌料の販売を目的として四国餌料販売株式会社(後の100%子会社)を高知県宿毛市に設立し、同年5月には宿毛出張所を設置して高知県西南地区へ販路を拡大した。1977年5月には宿毛冷蔵倉庫を設置し、冷蔵能力を強化した。1978年8月には鮮魚販売を目的とする四国水産株式会社(100%出資子会社)を設立。1982年7月には鮮魚配送を目的に四急運輸有限会社(後の四急運輸株式会社)を設立し、物流機能を内部化した。南九州へは1986年8月に鹿児島出張所(後の鹿児島事業所)を設置して進出した。これらの動きにより、四国から九州にかけての販売・物流網が整備され、グループの事業基盤が広がった。

モイストペレット製造の開始と工場増設(1985年~1990年)

1985年5月、本社工場を設置し、養殖魚用のモイストペレット(湿潤ペレット飼料)の製造を開始した。モイストペレットは生餌と配合飼料の中間的製品で、同社の重要な製品となった。1986年5月には本社事務所及び本社第1冷蔵倉庫、1987年12月には本社第2冷蔵倉庫と鮮魚加工場を設置した。1987年5月には宿毛工場でもモイストペレット製造を開始したが、1998年4月に合理化で廃止された。1989年5月には下波工場を設置してモイストペレット生産能力を拡大したが、こちらも2006年3月に本社工場へ統合された。製造拠点の拡大と統合を繰り返しながら、モイストペレットは餌料販売事業の中核製品として定着した。

1990年の三社合併と1991年の商号変更、株式公開へ

1990年4月1日、四国急速冷凍株式会社、四国餌料販売株式会社、四国水産株式会社の三社が合併し、新たな四国急速冷凍株式会社として再出発した。資本金は340,000千円となり、合併により四国水産が持っていた東京営業所及び三崎事業所を継承し、関東拠点をグループ内に取り込んだ。1991年6月、商号を株式会社ヨンキュウに変更した。1993年3月には本社を現在の愛媛県宇和島市築地町に移転し、同年10月には日本証券業協会に株式を店頭登録(後のJASDAQ上場)した。合併と商号変更は、餌料販売・鮮魚販売・冷蔵事業を統合し、一体的な経営を可能にする転換点となった。

関東進出と種苗事業の開始、合理化による再編(1990年代~2000年代)

合併後、1993年1月には大分県蒲江町に蒲江種苗センターを設置し、タイ等の人工ふ化稚魚の生産を開始した。子会社を通じて関東では、1989年設置の東京営業所と三崎事業所で鮮魚販売と加工を強化した。1994年4月には三崎事業所内に鮮魚加工場を新設・移転し、加工能力を向上させた。一方で、合理化も進められた。2002年3月には四国食鳥株式会社を解散。1998年4月には宿毛営業所を廃止し、宿毛工場も同年に閉鎖。2006年3月には下波工場を本社工場に統合した。2009年7月には宿毛営業所を完全に廃止した。これらの再編により、製造・販売拠点は本社と三崎、鹿児島などに集約され、経営の効率化が図られた。

加工事業の強化と国際認証取得、輸出推進へ(2020年代)

近年、鮮魚加工事業の強化に注力している。2015年9月には三崎事業所の加工場がHACCP施設に認定され、2022年5月には同加工場を新設移転に伴い廃止し、新たな施設を稼働させた。2023年頃には本社及び三崎加工場でEU向け輸出水産食品取扱施設認定(EUHACCP)を取得し、資本業務提携先を通じて米国向けに加えEU向け輸出も推進している。2026年3月期には食品安全システム「FSSC22000」の認証を取得し、品質管理を国際基準に引き上げた。また、本社加工場の新設移転も計画中である。これらの投資は、高付加価値な加工品の供給と海外市場開拓を目指したものである。

年表23件を開く

1960年代

  • 1963年4月創業養殖魚用餌料の販売を目的として、四国急速冷凍株式会社を愛媛県宇和島市朝日町字川端118番地の18の内に設立(資本金 5,000千円)
  • 1963年7月本社冷蔵倉庫を設置(1986年1月 合理化のため本社冷蔵倉庫を廃止)

1970年代

  • 1971年6月ブロイラーの加工並びに食肉の販売を目的として、四国食鳥株式会社(90%出資子会社)を愛媛県宇和島市築地町2丁目308番地の216に設立(資本金 5,000千円)(2002年3月 合理化のため解散)
  • 1974年10月鮮魚部門(注)を開設
  • 1975年3月水産餌料の販売を目的として、四国餌料販売株式会社を高知県宿毛市宿毛3412番地1に設立(資本金 10,000千円)(1989年10月14日、100%出資子会社となる)
  • 1975年5月高知県宿毛市に宿毛出張所を高知県西南地区に販路を拡大する目的で設置(1990年12月 組織変更により廃止し駐在とする)(1998年4月 組織変更により宿毛営業所に名称変更)(2009年7月 合理化のため宿毛営業所を廃止)
  • 1977年5月高知県宿毛市に宿毛冷蔵倉庫を設置
  • 1978年8月鮮魚の販売を目的として、四国水産株式会社(100%出資子会社)を愛媛県宇和島市築地町2丁目7番11号に設立(資本金 3,000千円)

1980年代

  • 1982年7月鮮魚の配送を目的として、四急運輸有限会社を愛媛県宇和島市祝森甲1007番地4に設立(出資金 30,000千円)(1990年3月30日、100%出資子会社となる)(1990年3月 四急運輸株式会社に組織変更、資本金 30,000千円 現・連結子会社)(1993年3月 本社所在地を愛媛県宇和島市築地町2丁目318番地235に移転)(2004年5月 本社所在地を愛媛県宇和島市築地町2丁目7番11号に移転)
  • 1985年5月本社工場を設置、モイストペレットの製造を開始
  • 1986年5月本社事務所及び本社第1冷蔵倉庫を設置
  • 1986年8月鹿児島県垂水市に鹿児島出張所を設置、南九州地区に進出する(1990年12月 組織変更により鹿児島事業所に名称変更)
  • 1987年5月高知県宿毛市に宿毛工場を設置、モイストペレットの製造を開始(1998年4月 合理化のため宿毛工場を廃止)
  • 1987年12月本社第2冷蔵倉庫及び鮮魚加工場を設置
  • 1989年1月四国水産株式会社において東京営業所(東京都中央区築地4丁目10番9号)及び三崎事業所(神奈川県三浦市三崎3丁目8番5号)を設置、関東地区に進出する(1994年4月 三崎事業所を神奈川県三浦市白石町21-19に移転)(1995年1月 東京営業所を東京都中央区築地4丁目14番19号に移転)
  • 1989年5月M&A愛媛県宇和島市に下波工場を設置、モイストペレットの製造を開始(2006年3月 合理化のため下波工場を廃止、本社工場に統合)

1990年代

  • 1990年1月愛媛県宇和島市に樺崎冷蔵倉庫を設置
  • 1990年4月M&A1990年4月1日をもって、四国急速冷凍株式会社、四国餌料販売株式会社、四国水産株式会社の三社が合併し、新しい四国急速冷凍株式会社として出発(資本金 340,000千円)(合併により四国水産株式会社から東京営業所及び三崎事業所を継承)(1993年3月 本社所在地を愛媛県宇和島市築地町2丁目318番地235に移転)
  • 1991年6月商号変更株式会社ヨンキュウに商号変更
  • 1993年1月大分県蒲江町(現在は、大分県佐伯市)に蒲江種苗センターを設置
  • 1993年3月本社を愛媛県宇和島市築地町2丁目318番地235に移転
  • 1993年10月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1994年4月神奈川県三浦市に鮮魚加工場を設置(1994年4月 三崎事業所を神奈川県三浦市白石町21-19に移転)(2015年9月 HACCP施設に認定)(2022年5月 鮮魚加工場の新設移転に伴い廃止)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益性の高い経営基盤の確立

    人工ふ化・加工事業の生産性・収益性向上、マグロ・ウナギ養殖事業の生産性向上・販路開拓、餌料・飼料の販路拡大、在庫適正化、鮮魚出荷と餌料販売の計画推進による債権早期回収、コスト削減・品質管理・安全管理強化・物流効率化を図る。

  2. 02

    組織力の強化

    首都圏の量販店・外食向け販売推進、コーポレート・ガバナンス強化、人材育成による営業力強化(社員の意識改革・能力開発)に取り組む。

  3. 03

    顧客との関係強化

    生産者・市場関係者など顧客との関係強化を図り、バランスのとれた経営を実現する。

  4. 04

    持続可能な水産事業の推進

    提携取引先と協働し水産資源の持続的利用や環境配慮を継続。加工事業では三崎加工場新設、FSSC22000・EUHACCP認証取得、米国・EU向け輸出拡大、本社加工場新設移転を計画。養殖業向けには配合飼料の低魚粉化・原料多様化を推進。水産エコラベル(MEL認証)取得やSDGs達成にも貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で134人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は478万円で、9期前と比べて+26.3%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は12.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月142
2018年3月139
2019年3月37840.610.2146
2020年3月37741.510.7147
2021年3月44543.312.1138
2022年3月41541.89.6136
2023年3月44443.211.9132
2024年3月44743.312.1126
2025年3月46143.312.31351,111
2026年3月47842.912.71341,418

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 愛媛県宇和島市1,819百万円
消去又は全社
第三事業所 — 鹿児島県鹿屋市1,696百万円
鮮魚の販売事業
三崎新加工場 — 神奈川県三浦市931百万円
鮮魚の販売事業
第二事業所 — 鹿児島県鹿屋市677百万円
鮮魚の販売事業
第一事業所 — 鹿児島県曽於市407百万円
鮮魚の販売事業
本社第二製氷工場 — 愛媛県宇和島市315百万円
鮮魚の販売事業
樺崎冷蔵倉庫 — 愛媛県宇和島市269百万円
餌料・飼料の販売事業
坂下津冷凍冷蔵倉庫 — 愛媛県宇和島市224百万円
餌料・飼料の販売事業
東京営業所 — 東京都中央区183百万円
鮮魚の販売事業
蒲江種苗センター — 大分県佐伯市168百万円
鮮魚の販売事業
ほか16件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社海昇(注3)(注5)
    愛媛県宇和島市
    議決権99.9%
  • 国内
    四急運輸株式会社
    愛媛県宇和島市
    議決権100.0%
  • 国内
    日振島アクアマリン有限責任事業組合
    愛媛県宇和島市
    議決権99.7%
  • 国内
    株式会社西日本養鰻
    愛媛県宇和島市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社最上鮮魚
    北九州市小倉北区
    議決権44.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は477億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.2%、利益が+26.7%。

売上高
+6.2%
477億円
営業利益
+26.7%
19億円
純利益
+171.4%
38億円
営業利益率
4.0%
前期比 +0.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は124億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1034
2024年1Q11965.06
2024年2Q10133.02
2024年3Q12075.85
2024年4Q1113
2025年2Q21883.78
2025年4Q23173.06
2026年2Q21152.427
2026年4Q266145.311
2027年1Q12464.85

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は364億円から477億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月364169
2014年3月3811910
2015年3月379168
2016年3月395189
2017年3月4031811
2018年3月3862012
2019年3月3971710
2020年3月405177
2021年3月3642312
2022年3月3522920
2023年3月4023123
2024年3月4512416
2025年3月44915213.314
2026年3月47719224.038

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高477億円のうち、営業利益として残るのは19億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.6%418億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.6%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.5pt
8.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.4pt
9.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが27億円、投資CFが33億円で、差し引きのフリーCFは60億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は225億円で、売上の5.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月30−1369
2014年3月9−4−1573
2015年3月−4−11−1−1556
2016年3月10−2018−1064
2017年3月21−22319106
2018年3月12−25−4−1388
2019年3月9−132−486
2020年3月813998
2021年3月43−101233143
2022年3月20−1991153
2023年3月25−2520156
2024年3月−11039167
2025年3月22−13−29174
2026年3月2733−860225

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は553億円。このうち返さなくてよい自己資本が408億円で、自己資本比率は73.8%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2392033684.8
2014年3月2512133884.7
2015年3月2652224384.1
2016年3月2802255580.3
2017年3月3162387875.4
2018年3月3312508175.5
2019年3月3502569473.1
2020年3月3492727777.9
2021年3月3892979276.3
2022年3月42931611373.8
2023年3月47334912473.8
2024年3月51437114372.3
2025年3月52338913574.2
2026年3月55340814573.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
268億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
317億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
145億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中26位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中282位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,818で、1年前と比べて+11.1%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥2,818-0.1%1ヶ月-0.2%1年+11.1%時価総額346億円
過去52週の値幅
安値¥2,500高値¥3,195

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PBR0.84倍
配当利回り0.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/18に2827円と小反落。1ヶ月で1.8%上昇し、25日線(2797円)を+1.1%上回る。52週高値3195円に対して約12%下で、上値は重い。出来高は低水準(8/18は1000株)だが、8/3に3800株と増加。RSIは70.7と買われ過ぎ圏に接近。75日線を上回っており、中期的なトレンドは維持。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER9.15倍と業界平均18.05倍の半分以下で、PBR0.843倍も1倍を下回る。ROE9.5%はまずまずだが、配当利回り0.88%は業界平均2.92%を大きく下回る。配当性向8.6%と低く、株主還元は控えめ。割安だが配当は伸び悩み。今期は純利益が大幅増益の見込みで、改善に期待。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍17.9倍
PBR0.84倍1.24倍
ROE9.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電子部品市況の回復期待と業績の回復傾向を強気派は評価し、一方で弱気派は直近の利益水準の低さや市場競争の激化を警戒する。2025年3月期の営業利益率は3%台と低く、減益傾向が続いたが、次期の増益計画を受けてV字回復を期待する声がある。強気派は半導体需要の循環的回復とM&A効果を挙げ、弱気派は収益性の低迷と需要変動への脆弱性を指摘する。市場では業績予想の達成度が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 需要回復と業績V字

    2026年3月期の純利益は前期比約2.7倍の38億円と大幅増益計画で、回復期待が強い。

  • M&Aによる規模拡大

    同業のリョーサン菱洋ホールディングスなどを巡る再編で、事業基盤強化につながる可能性。

  • 低PBR・高配当

    PBR0.84倍と解散価値割れ水準で、株主還元や資本効率改善の余地が指摘される。

  • 純利益38億円、前期比2.7倍へ急拡大通年影響

    純利益は14億円→38億円と24億円増。EPS拡大で株価評価が変わる。

  • 売上高477億円、前期比6%増で成長通年影響

    売上高は449億→477億と28億円増。卸売需要の拡大が寄与。

  • 営業利益率3.98%へ改善、収益性向上通年影響

    営業利益率は3.34%→3.98%と0.64ポイント改善。営業益は15億→19億円。

  • PER9.15倍、PBR0.84倍と割安継続影響

    PBRが1倍割れ、ROE9.5%と比較して株価は割安。

マイナスに働く材料7
  • 事業収益性の低さ

    直近の営業利益率が3〜4%程度と低く、売上規模に見合った利益を生めていない。

  • 需要変動の影響

    電子部品市況に依存するため、市況悪化時には減益リスクが大きく、業績が不安定。

  • 競争激化の懸念

    同業他社との競争が激しく、差別化要因に乏しく、価格競争に陥る可能性がある。

  • 前期売上高が減収、成長鈍化の懸念決算発表後影響

    売上高は2025/3期に451億→449億と2億円減少。

  • 営業利益率3.98%と薄利、コスト高が逆風継続影響

    営業利益率は4%未満で、仕入価格上昇時に利益が圧縮されやすい。

  • 配当利回り0.88%と株主還元に弱さ継続影響

    利回りは1%未満、インカムゲインを期待する投資家には不向き。

  • 外国人持ち株比率0.25%と需給の壁継続影響

    海外投資家の保有が極めて低く、買い手不在で流動性が低い。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益力の改善度合いを確認する重要指標で、前期3.3%からどこまで引き上げられるかが焦点。
電子部品市況の動向
半導体を中心とした需要サイクルが売上・利益に直結するため、業績の先行指標となる。
M&A効果
成長戦略の中核で、統合による相乗効果が発揮できているかの検証が必要。
在庫回転率
商社としての在庫管理の効率性が利益率に影響し、過剰在庫はリスク要因となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは0.89%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
0.89%
いまの株価に対して
配当性向
8.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1215.5
2018年3月120.017.7
2019年3月120.012.6
2020年3月120.053.3
2021年3月120.032.7
2022年3月2066.724.7
2023年3月200.020.9
2024年3月200.025.6
2025年3月200.016.5
2026年3月2525.08.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,527人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.641.041.242.243.844.8
事業法人35.735.635.435.837.437.5
金融機関22.121.021.019.618.117.3
自己株式0.30.30.30.30.30.3
外国法人2.32.12.12.20.30.2
証券会社0.30.20.30.20.30.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社オフィスFRM10.98
02笠岡 暁美7.50
03笠岡 伸一6.81
04竹内 裕美6.78
05有限会社シンセイ5.92
06笠岡 恒三5.35
07株式会社伊予銀行4.66
08株式会社愛媛銀行4.66
09株式会社香川銀行4.07
10株式会社築地魚市場3.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+277%、1株純資産は14期で+89%。直近期のROEは9.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月821,7624.812.118.5
2014年3月901,8465.016.014.3
2015年3月711,9313.719.419.5
2016年3月781,9564.016.532.3
2017年3月952,0674.713.315.5
2018年3月1082,1665.113.117.7
2019年3月852,2143.917.112.6
2020年3月602,2352.625.153.3
2021年3月992,4354.318.832.7
2022年3月1642,5926.513.824.7
2023年3月1892,8576.914.220.9
2024年3月1343,0354.517.425.6
2025年3月1163,1743.718.516.5
2026年3月3093,3279.59.28.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額198百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
笠岡恒三代表取締役 社長66658,000
笠岡繁樹取締役 相談役81359,000
清水敏雄専務取締役7433,000
梅田晃三常務取締役638,000
高川英穂取締役804,000
廣瀨了取締役762,000
宇都宮紀取締役 総務部長671,000
山口博規取締役 内部監査室長65
外輪宏二取締役60
水野明洋取締役 餌料部長51
若松和志監査役(常勤)751,000
鈴木義直監査役761,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
酒井啓司監査役67
日野正浩監査役73

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6120592817930
社外取締役7181193

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容847字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社ヨンキュウ)、連結子会社4社(株式会社海昇、四急運輸株式会社、日振島アクアマリン有限責任事業組合及び株式会社西日本養鰻)及び持分法適用関連会社1社(株式会社最上鮮魚)により構成しており、その事業内容は水産物卸売事業、一般貨物運送事業、マグロ養殖事業、ウナギ養殖事業及び鮮魚小売業であります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントの関連は、次のとおりであります。 なお、下記の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 鮮魚の販売事業 当社及び株式会社海昇は、四国及び九州の漁業協同組合・養殖業者等から養殖魚を仕入れし、主に全国中央卸売市場の荷受会社に販売しております。また、天然魚やハマチフィーレ等の加工品の販売も行っております。 天然稚魚は、国内はもとより海外からも仕入れし、養殖業者等に販売しております。 人工ふ化事業では、タイの人工ふ化稚魚を生産し、養殖業者等に販売しております。 日振島アクアマリン有限責任事業組合では、マグロ養殖事業を行っており、当社との間でマグロの幼魚や成魚の取引が発生しております。 株式会社西日本養鰻は、ウナギの養殖及び販売を行っております。 株式会社最上鮮魚は、鮮魚小売、飲食店を営んでおります。 (2) 餌料・飼料の販売事業 当社及び株式会社海昇は、養殖業者等に対し、養殖魚用の生餌・配合飼料・モイストペレット等を販売しております。また、子会社の日振島アクアマリン有限責任事業組合への餌料・飼料の取引が発生しております。 (3) その他の事業 四急運輸株式会社は、一般貨物運送事業を営んでおり、一部当社の生餌の購入及び鮮魚の販売に係る運送を担当しております。 [事業の系統図] 以上で述べた事業を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 株式会社最上鮮魚は、持分法適用関連会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,021字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループでは、以下の経営課題に積極的に取り組み、グループ全体で更なる成長を目指してまいります。 ①.収益性の高い経営基盤の確立を目指す。 ・付加価値の高い人工ふ化事業、加工事業の生産性及び収益性の向上を図る。 ・マグロ・ウナギ養殖事業では、生産性の向上、販路開拓及び取引先との良好な関係の構築を目指す。 ・生産者との関係強化・推進を図り、餌料・飼料の販路拡大を目指す。 ・在庫の適正化を推進し、計画的な販売・安定供給に努める。 ・計画的な鮮魚出荷及び餌料・飼料の販売推進により、債権の早期回収を図る。 ・事業の効率化推進(コスト削減、品質管理の徹底、安全管理体制の強化及び物流の効率化を図る。) ②.組織力の強化を図る。 ・首都圏を中心とした量販店・外食等への販売推進を強化する。 ・コーポレート・ガバナンスの強化に努める。 ・人材を育成し、営業力の強化を図る。(社員の意識改革、能力開発に取り組む。) ③.顧客との関係強化、推進を図る。 ・バランスのとれた経営の実現に向け、顧客(生産者・市場関係者等)との関係強化に努める。 (2) 経営戦略等 当社グループでは、売上高全体の約99%を「鮮魚の販売事業」及び「餌料・飼料の販売事業」の両事業が占めており、両事業の属する業界の動向並びに経営成績が連結決算に大きく影響いたします。 そのため、当該事業における方針や施策に注力し、また、グループが一体となって効率的な経営推進、グループ間連携による相乗効果を更に高め、収益向上に努めてまいります。また、「安定的な収益確保と持続的成長」を目指し、提携取引先と協働し水産資源の持続的利用や環境に配慮した取り組みを継続いたします。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループを取り巻く水産業界の動向や市場の価格動向などにより、当社グループの経営成績が大きく変動することから、中長期的な目標数値は設定しておりませんが、当連結会計年度における当初目標数値及びその達成状況は下記のとおりです。 連結売上高:450億円(達成率105.9%)、連結経常利益:26億円(達成率84.4%) なお、2026年3月末の株価純資産倍率(PBR)は、0.85倍となっております。 (4) 経営環境 当社グループを取り巻く水産業界は、海外においては、健康志向の高まりや新興国の経済成長を背景として、水産物消費は一貫して拡大している一方で、国内においては、消費者ニーズの多様化などにより国民一人あたりの魚類消費量は減少傾向にあり、経営環境は厳しい状況が継続しております。また、本年2月28日に米国・イスラエルによってイラン軍事衝突が勃発し、更なる諸物価の上昇が国民生活へ深刻な影響を及ぼすと懸念されております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 わが国の漁業・養殖業は、就業者数の減少、海洋環境の変化、水産資源の減少などにより生産量は減少傾向が継続しております。特に養殖業においては養殖コストの大部分を占める餌代の高止まりにより採算性が悪化し、さらに中東情勢の緊迫化を背景に燃料や資材費等の高騰も重なり経営環境は一段と厳しい状況となっています。 このような状況の中、当社グループは、取引先や消費者の皆様からの幅広いニーズにお応えするために、引き続き「安定的な収益確保と持続的な成長」を目指してまいります。 その具体的施策として、近年では三崎加工場の新設移転や食品安全システム(FSSC)22000の認証取得などにより、加工事業の強化を図ってまいりました。昨年は、本社及び三崎加工場でEU向け輸出水産食品取扱施設認定(EUHACCP)を取得し、資本業務提携先などを通じて米国向けのほか新たにEU向けの輸出も推進しております。さらに、今後は本社加工場の新設移転なども計画しており、引き続き鮮魚加工事業の強化・拡大を図ってまいります。 また、高コスト体質を抱えた生産者の経営安定化や水産資源の持続的利用、健全な漁場環境の保持を目指して提携取引先と協力のうえ配合飼料の低魚粉化や配合飼料原料の多様化についても引き続き推進してまいります。 近年、水産資源の枯渇が懸念される中で、養殖業は食糧確保の切り札ともみなされています。当社グループは、養殖業へのトータルサポートや、水産エコラベル(MEL認証)の取得などにより、水産資源の持続的利用や環境保護にも取り組み、安全・安心な美味しい魚の安定供給を追求し、事業活動を通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献してまいります。
事業等のリスク1,744字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の変動要因並びに季節性について 当社グループの経営成績は季節的変動があり、特にグループ全体での売上高比率の約6割を占める「鮮魚の販売事業」における業界動向、価格動向が当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 また、季節要因につきましても、「鮮魚の販売事業」は年末・年始及び稚魚の池入時期(上半期)に販売数量が増え、売上高が増加する傾向となっております。また、「餌料・飼料の販売事業」では養殖魚の産卵後から年末の出荷時期(第2~第3四半期)にかけて給餌率が高くなり、売上高が増加する傾向となっております。 利益面は、特に稚魚の販売時期が集中する上半期に利益が増加する傾向となっております。 (2) 収益構造について 当社グループの収益構造は、基本的には「販売数量×1キログラム当たりの一定幅マージン」で利益を確保する仕組みとなっており、最も重要なポイントは販売数量をいかに増やすかにかかっております。 しかしながら、養殖魚の生産量と販売価格には密接な関係があり、供給過剰の場合には販売価格は低下し、また供給不足の場合には価格は上昇する傾向となっております。 そのため、価格変動が大きい場合等には販売数量、マージン幅にも影響を及ぼし、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 また、当社では人工ふ化事業において、主にタイを中心にふ化・育成の研究並びに生産・販売を行っております。当事業は高収益性の事業であり、もし仮に病気による斃死などの予想し得ない事態が生じた場合には、当事業においても当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 また、マグロ養殖事業では、台風や津波等による自然災害、海の環境汚染・赤潮発生等によって、養殖中のマグロへの被害(大量死)、養鰻事業では、稚魚(シラス)の不漁などにより仕入価格が高騰し、生産コストの上昇や病気による斃死などの予想し得ない事態が生じた場合には、当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (3) 自然災害等のリスクについて 当社グループを取り巻く養殖業界では、台風や津波等による自然災害、また環境汚染・赤潮発生等によって、養殖業界全体に大規模な被害が生じる可能性もあり、被害状況によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制等について 当社グループの事業に適用される「食品安全基本法」、「食品衛生法」、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(通称、JAS法)」、「製造物責任法」等のさまざまな規制・規則が存在しており、これらの法的規制の強化や新たな法的規制が設けられた場合には、当社グループの経営成績に影響を受ける可能性があります。 また、当社グループでは食品の安全性について、独自の安全管理体制のもと万全の体制で取り組んでおりますが、今後、当社固有の品質問題のみならず、社会全般にわたる品質問題等が生じた場合においても、当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (5) 売上債権等の貸倒リスクについて 当社グループでは、当該リスクに対し与信管理の厳格化及び貸倒引当金の適正な引当等の対応策を講じておりますが、著しい魚価の低下、養殖魚の斃死等による在庫棄損が生じた場合には、当該生産者にあっては貸倒リスクが高まる可能性があり、被害状況によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (6) 減損会計適用の影響によるリスクについて 当社グループの事業資産の価値(時価)が大きく下落したり、収益性の低下等で投資額の回収が見込めなくなった場合においては、減損処理を行うことで経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,216字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、イラン軍事衝突勃発により中東地域からの原油供給停滞が長期化する懸念が高くなり、各種資材調達の困難や諸物価の上昇が続き個人消費への圧迫を一層強めております。 養殖業界におきましては、気候変動による温暖化の影響により赤潮の発生や海水温の上昇等によるリスク増大、また、配合飼料など原材料価格の高止まり等により、経営環境は厳しい状況が続いております。 こうした状況の中、当社グループの「鮮魚の販売事業」は、魚価が引き続き高値で推移したため増収となりました。また、「餌料・飼料の販売事業」も、生餌の販売数量が増加し増収となりました。 利益面については、養鰻事業が国内需要低迷の中にあって、国産鰻の荷余り感および中国等からの安価な活鰻輸入によって販売価格が一層下落して営業赤字となっております。一方、従前からの中核事業は堅調な業績で推移し、中でも生餌の販売数量増加により連結営業利益は増益となりました。しかし、受取配当金の減少と持分法による投資損益が前年同期は利益であったものが当期は損失となって押し下げ要因となり、連結経常利益は微増にとどまりました。なお、投資有価証券売却益は特別利益に計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は476億76百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は18億69百万円(前年同期比20.9%増)、経常利益は21億94百万円(前年同期比4.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億84百万円(前年同期比167.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。 セグメントの名称   2025年3月期 連結会計年度 売上高 (百万円)   2026年3月期 連結会計年度 売上高 (百万円)   対前年同期比較 金額差異 (百万円)   増減率 (%) 鮮魚の販売事業   28,844   31,466   2,621   9.1 餌料・飼料の販売事業   16,040   16,205   165   1.0 その他の事業   2   3   0   17.6 合 計   44,887   47,676   2,788   6.2 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 「鮮魚の販売事業」は、売上高は314億66百万円(前年同期比9.1%増)、セグメント利益は2億20百万円(前年同期比194.9%増)となりました。 「餌料・飼料の販売事業」は、売上高は162億5百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は16億94百万円(前年同期比13.8%増)となりました。 「その他の事業」は、売上高は3百万円(前年同期比17.6%増)、セグメント利益は1百万円(前年同期比19.0%増)となりました。 なお、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産合計は389億44百万円となり、前連結会計年度末に比べ67億74百万円増加いたしました。 固定資産合計は163億46百万円となりました。 この結果、資産合計は552億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億51百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債合計は97億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ24億52百万円増加いたしました。 固定負債合計は47億76百万円となりました。 この結果、負債合計は145億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億28百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は407億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億23百万円増加いたしました。 この結果、自己資本比率は73.7%(前連結会計年度末は74.2%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は225億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億99百万円増加いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は26億60百万円(前連結会計年度は22億28百万円の収入)となり、これは主に税金等調整前当期純利益の計上等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は32億60百万円(前連結会計年度は13億13百万円の使用)となり、これは主に投資有価証券の売却による収入等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は8億20百万円(前連結会計年度は2億33百万円の使用)となり、これは主に長期借入金の返済による支出等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 鮮魚の販売事業(千円)   13,734,197   8.4 餌料・飼料の販売事業(千円)   368,443   △15.6 報告セグメント計(千円)   14,102,641   7.6 その他(千円)   -   - 合計(千円)   14,102,641   7.6 (注)1.「鮮魚の販売事業」は加工品、人工ふ化、マグロ養殖事業及びウナギ養殖事業の生産実績、「餌料・飼料の販売事業」はモイストペレットの生産実績であります。 2.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値で記載しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 鮮魚の販売事業   13,658,877   7.8   118,059   86.0 餌料・飼料の販売事業   368,397   △15.6   2,049   △2.2 報告セグメント計   14,027,275   7.1   120,108   83.2 その他   -   -   -   - 合計   14,027,275   7.1   120,108   83.2 (注) 「鮮魚の販売事業」は加工品、人工ふ化、マグロ養殖事業及びウナギ養殖事業の受注実績、「餌料・飼料の販売事業」はモイストペレットの受注実績であります。 c.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 鮮魚の販売事業(千円)   24,745,275   14.9 餌料・飼料の販売事業(千円)   13,667,335   △2.2 報告セグメント計(千円)   38,412,611   8.1 その他(千円)   -   - 合計(千円)   38,412,611   8.1 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 鮮魚の販売事業(千円)   31,466,834   9.1 餌料・飼料の販売事業(千円)   16,205,993   1.0 報告セグメント計(千円)   47,672,828   6.2 その他(千円)   3,211   17.6 合計(千円)   47,676,039   6.2 (注)1.相手先別販売実績において、総販売実績に対する当該割合が10%を超える相手先はありません。 2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 まず、当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績ですが、売上高は476億76百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は18億69百万円(前年同期比20.9%増)、経常利益は21億94百万円(前年同期比4.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億84百万円(前年同期比167.4%増)であります。 売上面につきましては、「鮮魚の販売事業」では、魚価が引き続き高値で推移したため増収となりました。また、「餌料・飼料の販売事業」も、生餌の販売数量が増加し増収となりました。 利益面につきましては、養鰻事業が国内需要低迷の中にあって、国産鰻の荷余り感および中国等からの安価な活鰻輸入によって販売価格が一層下落して営業赤字となっております。一方、従前からの中核事業は堅調な業績で推移し、中でも生餌の販売数量増加により連結営業利益は増益となりました。しかし、受取配当金の減少と持分法による投資損益が前年同期は利益であったものが当期は損失となって押し下げ要因となり、連結経常利益は微増にとどまりました。なお、投資有価証券売却益は特別利益に計上いたしました。 次に、経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」にも記載しておりますが、当社グループを取り巻く水産業界の動向や市場の価格動向などにより、当社グループの経営成績が大きく変動することから、中長期的な目標数値は設定しておりません。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は476億76百万円となり、前連結会計年度に比べ27億88百万円(6.2%)増加しており、セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   2025年3月期 連結会計年度 金 額 (百万円)   2026年3月期 連結会計年度 金 額 (百万円)   対前年同期比較   差異分析 金額差異 (百万円)   増減率 (%)   数量要因 (百万円)   価格要因 (百万円) 鮮魚の販売事業   28,844   31,466   2,621   9.1   △2,032   4,654 餌料・飼料の販売事業   16,040   16,205   165   1.0   1,437   △1,271 その他の事業   2   3   0   17.6   -   - 合計   44,887   47,676   2,788   6.2   -   - (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は40億68百万円となり、前連結会計年度に比べ2億92百万円(7.7%)費用が増加しております。これは主に売上運賃の増加及び貸倒引当金の計上等によるものであります。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は18億69百万円となり、前連結会計年度に比べ3億23百万円(20.9%)増加しており、セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 セグメントの名称   2025年3月期 連結会計年度 金 額 (百万円)   2026年3月期 連結会計年度 金 額 (百万円)   対前年同期比較 金額差異 (百万円)   増減率 (%) 鮮魚の販売事業   74   220   145   194.9 餌料・飼料の販売事業   1,488   1,694   205   13.8 その他の事業   △16   △44   △27   △164.8 合計   1,546   1,869   323   20.9 (注)「その他の事業」のそれぞれの金額には、連結上の消去又は全社の利益が含まれております。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は21億94百万円となり、前連結会計年度に比べ89百万円(4.3%)増加しております。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 投資有価証券売却益34億89百万円を特別利益へ計上した結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は37億84百万円となり、前連結会計年度に比べ23億68百万円(167.4%)増加しております。 次に当社グループの財政状態ですが、当連結会計年度末の資産合計は552億91百万円で前連結会計年度末に比べ29億51百万円(5.6%)増加し、負債合計は145億10百万円で前連結会計年度末に比べ10億28百万円(7.6%)増加し、純資産合計は407億80百万円で前連結会計年度末に比べ19億23百万円(4.9%)増加いたしました。 この結果、自己資本比率は73.7%(前連結会計年度末は74.2%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しており、また、当連結会計年度における金融機関からの借入状況は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤ 連結附属明細表 借入金等明細表」に記載しております。 次に当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの運転資金及び設備資金は、内部資金または増資や借入れにより資金調達することにしております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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