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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エスケーエレクトロニクス

SK-Electronics CO.,LTD.6677 · Standard · 電気機器

液晶・有機ELパネル用フォトマスクで世界トップクラスの専業メーカー。ソリューション事業やスクリーンマスクも展開。

概要

エスケーエレクトロニクスは、2001年に㈱写真化学のエレクトロニクス事業部門を分離して設立された、大型フォトマスクの設計・製造・販売を主力とする企業である。液晶パネルや有機ELパネルの製造に不可欠な原版を手がけ、世界初の第8世代・第10世代対応工場を建設した技術力を持つ。2025年9月期の連結売上高は292億円、従業員数は437名。京都市上京区に本社を置き、台湾・韓国・中国・愛知県にグループ会社を擁する。

売上の8割超を占める大型フォトマスク事業

当社グループの中核は大型フォトマスク事業である。フォトマスクとは、液晶や有機ELパネルの製造過程で回路パターンやカラーフィルターをガラス基板に転写するための原版であり、新製品開発や量産ライン立ち上げのたびに必要となる消耗品に近い特性を持つ。2025年9月期の同事業売上高は287億76百万円で、連結全体の98.6%を占める。主要顧客はフラットパネルディスプレーメーカーで、スマートフォン向け有機ELパネル、テレビ・車載向け液晶パネル、VRデバイス向けなどが需要を牽引する。同社は2005年に世界初の第8世代、2008年に第10世代・第11世代対応の工場を竣工し、大型・高精細フォトマスクで先行者優位を築いてきた。

台湾・韓国・中国に展開する製造販売ネットワーク

同社は設立翌年の2002年に台湾で連結子会社「頂正科技股份有限公司」を設立し、大型フォトマスクの製造・販売拠点を確保した。2005年には韓国に販売会社「SKE KOREA CO., LTD.」、2010年には中国に販売会社「愛史科電子貿易(上海)有限公司」を設立。日本国内の京都工場(久御山事業所)と滋賀工場が製造の中心であり、海外子会社は主に販売と一部製造を担う。グループ全体で顧客の地域ニーズに応える体制を整え、台湾子会社はISO9001・ISO14001認証を取得するなど品質管理にも注力する。2025年にはアサヒテック株式会社を子会社化し、新たな事業基盤が加わった。

フォトマスクに次ぐ2本の新規事業:RFIDとヘルスケア

ソリューション事業はRFID分野とヘルスケア分野で構成される。RFID分野では、消耗品管理向け「エクストリームタグ」や物流効率化の「ピッキングタグ」を販売する。ヘルスケア分野では、医療機器として「電気刺激装置WILMO」と「デジタルコルポスコープQ-CO」を展開しており、2014年に第二種医療機器製造販売業許可、2019年にISO13485認証を取得した。しかし同事業の収益は依然として小さく、2025年9月期の売上高は84百万円、営業損失は2億80百万円であり、早期黒字化が課題とされている。

2025年に加わったスクリーンマスク・メタルマスク事業

2025年5月にアサヒテック株式会社を子会社化したことで、新たにスクリーンマスク・メタルマスク事業が報告セグメントとして追加された。スクリーンマスクは車載ガラスや電子部品の印刷工程、メタルマスクは半導体パッケージのはんだペースト印刷工程に用いられる高精度な原版である。同事業は連結開始以降順調に推移し、2025年9月期の売上高は3億26百万円、営業利益は18百万円を計上した。アサヒテックの海外子会社は連結範囲に含まれていないが、グループの事業ポートフォリオ拡充に寄与している。

業界の中での役割はディスプレイ製造工程向けフォトマスク、電子部品印刷用マスクのサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
292億円
営業利益
39億円
営業利益率
13.4%
純利益
27億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
大型フォト マスク事業288億円98.6%42億円14.6%
スクリーンマスク・メタルマスク事業3億円1.0%0億円0.0%
ソリュー ション事業1億円0.3%-3億円-300.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01大型フォトマスク主力

液晶パネルや有機ELパネルの製造に必要なフォトマスクを設計・製造。スマートフォン、PC、薄型テレビ向け。

大型フォトマスクで世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス1
大型フォトマスク世界シェア首位
液晶・有機ELパネルの回路やカラーフィルターのパターンを転写するための原版。

02ソリューション事業準主力

RFIDやヘルスケア分野の製品を設計・製造・販売。新しい事業の柱を育成。

主な製品・サービス2
RFID製品
ICタグとリーダーを使った非接触の情報管理システム。
ヘルスケア製品
健康管理や医療向けの電子機器。

03スクリーンマスク・メタルマスク副次

アサヒテック株式会社を通じて、車載ガラスや電子部品の印刷工程に使うスクリーンマスク、半導体パッケージ製造に使うメタルマスクを製造。

主な製品・サービス2
スクリーンマスク
車載ガラスや電子部品への印刷に使用される高精度な原版。
メタルマスク
半導体パッケージのはんだペースト印刷工程に使用される高精度な原版。

製品と技術

大型フォトマスク:第8世代から第11世代まで対応する高精細原版

大型フォトマスクは液晶パネルや有機ELパネルの製造に用いられる露光用原版である。同社は2005年に世界初の第8世代(G8)対応工場を京都に、2008年にはG10/G11対応の滋賀工場を竣工し、大型化・高精細化の流れを先取りした。フォトマスクには回路パターンやカラーフィルターのパターンが描画されており、パネルメーカーはこれを基板に転写してディスプレイを量産する。スマートフォン向け有機ELパネルでは高精細が求められ、VRデバイス向けではさらに微細なパターンが必要となる。同社のフォトマスクはこれらの要求に応えるため、電子線描画やエッチング技術を駆使して製造される。

RFIDタグ:エクストリームタグとピッキングタグ

ソリューション事業のRFID分野では、2種類のタグを展開する。「エクストリームタグ」は高耐久・長距離通信が特徴で、主に工場や倉庫の消耗品管理向けに販売される。2022年に発売され、装置の消耗品管理用途で売上を伸ばしている。「ピッキングタグ」は2018年発売で、物流倉庫でのピッキング作業効率化に使われる。RFIDリーダーと組み合わせて非接触で情報を読み書きするシステムである。両製品とも、フォトマスクで培った微細加工技術を応用して製造されており、2025年9月期のRFID関連売上はソリューション事業全体の一部を構成するが、同事業はなお営業損失が続いている。

医療機器:電気刺激装置WILMOとデジタルコルポスコープQ-CO

ヘルスケア分野の主力製品は2つある。「電気刺激装置WILMO」は2017年に販売開始された、医療用の電気刺激により筋肉や神経を治療する機器である。2020年には婦人科診断用の「デジタルコルポスコープQ-CO」を発売し、子宮頸がん検診などの画像診断に用いられる。これらの医療機器は第二種医療機器に分類され、同社は2014年に製造販売業許可、2019年にISO13485認証を取得している。ただし、2025年9月期のソリューション事業販売高84百万円のうち、医療機器の割合は限定的であり、競合製品との差別化と販路拡大が課題となっている。

スクリーンマスク・メタルマスク:車載・半導体印刷用の精密版材

2025年に子会社化したアサヒテックが手がける製品群である。スクリーンマスクは、車載ガラスや電子部品の電極印刷などに使われる、高精度なメッシュ状の版材。メタルマスクは半導体パッケージの製造工程で、はんだペーストを基板に印刷するための金属製版材である。両者ともフォトマスクと類似した精密加工技術を要し、同社グループのコア技術であるファインテクノロジーを応用できる。2025年9月期の同事業売上高は3億26百万円、営業利益18百万円と黒字を達成しており、グループの事業ポートフォリオ多角化に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位大型フォトマスク世界シェア約5割大型フォトマスク
  • 大型フォトマスク大型フォトマスクで世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

電子部品で収益改善、海外依存高くリスク

当社は電気機器業界に属し、電子部品を製造する。売上高は前期比14%増の292億円に回復し、営業利益率も13.36%と改善した。同業他社には、半導体大手のキオクシアホールディングスや、基板メーカーのイビデンが存在する。当社はこれらの大手と比べ規模は小さいが、特定部品で競争力を持つ。一方、海外売上比率が高い可能性があり、為替変動や国際競争の影響を受けやすい点が課題である。

強み

  • 売上高・利益率とも改善し、収益力が回復。
  • 電子部品で高い技術力を持ち、差別化を図る。
  • 売上高が拡大基調にあり、成長が見込まれる。

課題

  • 海外売上比率が高く、為替や地政学リスクに脆弱。
  • 大手を含む同業他社との競争が激化。
  • 大手と比べ規模が小さく、価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がエスケーエレクトロニクス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16823リオン401億円14.0倍
26817スミダコーポレーション396億円18.1倍
36994指月電機製作所379億円14.5倍
46676BUFFALO374億円9.8倍
56932遠藤照明371億円9.0倍
66677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
76521オキサイド353億円
86648かわでん349億円9.1倍
96668アドテック プラズマ テクノロジー349億円21.2倍
106915千代田インテグレ330億円8.1倍
116706電気興業326億円15.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

写真化学の電子事業部門から独立した2001年

2001年10月、㈱写真化学のエレクトロニクス事業部門を会社分割により独立させ、京都市上京区にエスケーエレクトロニクスを設立した。写真化学は戦前から続く精密化学・光学企業であり、その電子材料技術を引き継いだ形となる。設立直後の2002年9月には久御山事業所(後の京都工場)でISO14001認証を取得し、環境経営の基礎を固めた。翌2003年9月には日本証券業協会に店頭登録し、株式を公開した。

台湾進出と大阪証券取引所上場(2002~2004年)

2002年5月、台湾に大型フォトマスクの製造・販売会社として連結子会社「頂正科技股份有限公司」を設立し、海外生産拠点を整備した。2004年12月には日本証券業協会への店頭登録を取り消し、大阪証券取引所JASDAQ(現・東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場した。この上場により資金調達力を高め、後の大型投資に備えた。同年7月には台湾子会社でISO9001認証を取得し、品質管理体制を強化した。

世界初の第8世代・第10世代工場を相次ぎ竣工(2005~2009年)

2005年1月、久御山事業所に世界初の第8世代対応新工場を竣工した。第8世代は液晶テレビ用大型ガラス基板に対応するサイズであり、需要の拡大を見越した先行投資だった。続く2008年11月には滋賀工場として世界初の第10世代・第11世代対応工場を竣工。翌2009年3月には世界初の第10世代用フォトマスクの生産・出荷を開始した。これらの投資により、同社は大型フォトマスク分野で技術的リーダーシップを確立した。

新分野への挑戦:医療機器と印刷版の開始(2014~2017年)

2014年7月、各種オフセット印刷向けガラスドライエッチング版の販売を開始し、フォトマスク以外の精密版材事業に参入した。同年10月には京都府から第二種医療機器製造販売業の許可を取得し、医療分野への本格進出の足がかりを得た。2016年には高度管理医療機器等販売業・貸与許可証を取得し、2017年6月には電気刺激装置「WILMO」の販売を開始した。これらの新事業はソリューション事業として体系化され、フォトマスク一辺倒の収益構造からの脱却を目指す布石となった。

RFIDタグと医療機器の製品ライン拡充(2018~2022年)

2018年6月、物流・在庫管理向け「ピッキングタグ」の販売を開始。2020年9月には婦人科診断用の「デジタルコルポスコープQ-CO」を発売した。2022年5月には高耐久・高機能なRFIDタグ「エクストリームタグ」を投入し、RFID分野での製品群を強化した。また、2019年には本社・京都工場で医療機器品質マネジメントシステムの国際規格ISO13485を認証取得し、医療機器事業の信頼性を高めた。これらの製品はまだ売上規模は小さいが、将来の成長ドライバーとして位置づけられている。

アサヒテックを子会社化し事業ポートフォリオを拡大(2025年)

2025年5月、愛知県瀬戸市に本社を置くアサヒテック株式会社を子会社化した。アサヒテックはスクリーンマスクやメタルマスクを製造する企業であり、これにより同社は印刷用原版の分野に本格参入した。スクリーンマスクは車載ガラスや電子部品の印刷、メタルマスクは半導体パッケージのはんだ印刷に使われる。この買収により、従来の大型フォトマスク中心の事業構成から、周辺原版事業を含む多角化が進んだ。アサヒテックの海外子会社は連結範囲外だが、グループ全体の技術基盤と顧客基盤が拡大した。

年表25件を開く

2000年代

  • 2001年10月㈱写真化学のエレクトロニクス事業部門を会社分割により独立させ、京都市上京区に当社を設立。
  • 2002年5月台湾に大型フォトマスクの製造・販売会社として、連結子会社「頂正科技股份有限公司」を設立。
  • 2002年9月久御山事業所(現:京都工場)において「ISO14001」認証取得。
  • 2003年9月日本証券業協会(現:東京証券取引所)に店頭登録銘柄として登録。
  • 2004年7月頂正科技股份有限公司において「ISO9001」認証取得。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、大阪証券取引所JASDAQ(現:東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。
  • 2005年1月久御山事業所(現:京都工場)に世界初の第8世代対応の新工場竣工。
  • 2005年11月韓国に大型フォトマスクの販売会社として、連結子会社「SKE KOREA CO.,LTD.」を設立。
  • 2008年11月世界初の第10世代、第11世代対応の滋賀工場竣工。
  • 2008年12月頂正科技股份有限公司において「ISO14001」認証取得。
  • 2009年3月世界初の第10世代用フォトマスクの生産、出荷開始。

2010年代

  • 2010年9月中国に販売会社として、連結子会社「愛史科電子貿易(上海)有限公司」を設立。
  • 2011年9月滋賀工場において、「ISO14001」拡張認証取得。
  • 2012年11月京都工場において「OHSAS18001」認証取得。
  • 2013年12月台湾に頂正科技股份有限公司の営業拠点として、台北支社を開設。
  • 2014年7月各種オフセット印刷向けガラスドライエッチング版の販売を開始。
  • 2014年10月京都府から「第二種医療機器製造販売業」の業許可を取得。
  • 2016年6月高度管理医療機器等販売業・貸与許可証取得(医療機関QMS)
  • 2017年6月「電気刺激装置 WILMO」の販売開始。
  • 2018年6月「ピッキングタグ」の販売開始。
  • 2019年3月本社、京都工場において「ISO13485」認証取得。

2020年代

  • 2020年8月京都工場において「ISO45001」認証取得。
  • 2020年9月「デジタルコルポスコープQ-CO」の販売開始。
  • 2022年5月「エクストリームタグ」の販売開始。
  • 2025年5月M&A「アサヒテック株式会社」を子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率20%以上
  • ROE15%以上
  • 売上高総資産回転率1.0以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存フォトマスク事業の収益力向上

    高精細・高機能なフォトマスク需要の増加に対応するため、生産能力向上と高精細対応を目的とした成長投資を行い、収益力の向上を図る。

  2. 02

    新規事業立ち上げによる収益基盤拡大

    RFID分野(エクストリームタグ)やヘルスケア分野(デジタルコルポスコープQ-CO、電気刺激装置WILMO)の拡販と製品開発を進め、早期黒字化を目指す。新規領域への参入やM&Aも検討する。

  3. 03

    関連子会社との連携によるグループ力向上

    台湾・中国・韓国の子会社と連携を深め、フォトマスク事業のシェア向上と新規顧客開拓を推進。ヘルスケア製品の販路拡大にも取り組み、グループ総合力を高める。

  4. 04

    持続的成長を支える経営基盤の強化

    コーポレート・ガバナンス強化、人材育成、環境負荷低減、社会貢献に取り組む。特に経営人材や専門人材の獲得・育成に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で437人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は754万円で、9期前と比べて10.9%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月321
2017年9月336
2018年9月345
2019年9月84643.311.7356
2020年9月54543.111.7378
2021年9月70943.512.4368
2022年9月78243.412.7374
2023年9月82643.413.0380
2024年9月80543.712.9387801
2025年9月75443.412.8437892

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)85.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
滋賀工場 — 滋賀県 甲賀市8,976百万円
大型フォトマスク事業
本社工場 — 台湾南部科學園區3,550百万円
大型フォトマスク事業
京都工場 — 京都府 久御山町1,619百万円
大型フォトマスク事業 ソリューション事業
本社 — 京都市 上京区812百万円
大型フォトマスク事業 全社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は292億円営業利益39億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+25.8%。

売上高
+13.6%
292億円
営業利益
+25.8%
39億円
純利益
+17.4%
27億円
営業利益率
13.4%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高305億円292億円
営業利益46億円39億円
純利益32億円27億円
1株あたり配当¥152¥152

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は68億円、営業利益は10億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−4.2%、営業利益は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q641117.27
2023年3Q711216.910
2023年4Q7110
2024年1Q6446.31
2024年2Q5758.85
2024年4Q1362216.217
2025年2Q1432114.717
2025年4Q1491812.110
2026年2Q1442416.718
2026年3Q681014.78

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は110億円から292億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は13.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月110−24−23
台湾に頂正科技股份有限公司の営業拠点として、台北支社を開設。
2013年9月1811819
2014年9月1943626
2015年9月1973822
2016年9月1572018
2017年9月1701712
2018年9月2284633
2019年9月2586348
2020年9月191−7−10
2021年9月2041411
2022年9月2494333
2023年9月2815034
2024年9月257313112.123
「アサヒテック株式会社」を子会社化。
2025年9月292393813.427

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高292億円のうち、営業利益として残るのは39億円13.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.4%223億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.4%39億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.5pt
13.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
9.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが51億円、投資CFが−61億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は97億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月42−14−232831
2013年9月39−3−263644
2014年9月46−5−114176
2015年9月38−24−91481
2016年9月14−37−14−2342
2017年9月42−34−8845
2018年9月55−21−73472
2019年9月92−68−122483
2020年9月20−3433−14103
2021年9月37−43−12−688
2022年9月63−5−1358139
2023年9月53−25−1528153
2024年9月39−41−25−2125
2025年9月51−61−20−1097

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は425億円。このうち返さなくてよい自己資本が346億円で、自己資本比率は81.4%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月165788741.3
2013年9月1901058549.0
2014年9月2191348554.9
2015年9月2291557461.0
2016年9月2111644770.5
2017年9月2421697367.8
2018年9月2881998967.3
2019年9月3142338174.2
2020年9月3182249470.4
2021年9月3292448574.1
2022年9月39428610872.5
2023年9月41831610275.6
2024年9月3973227581.1
2025年9月4253467981.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
97億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
235億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
79億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中9位あたり、逆に低いのはROE224社中109位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,200で、1年前と比べて+16.4%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥3,200-2.9%1ヶ月-13.0%1年+16.4%時価総額364億円
過去52週の値幅
安値¥2,660高値¥3,850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR0.89倍
配当利回り4.75%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3175円で、25日線3440円、75日線3394円を下回る。1カ月で7.57%下落し、8月19日に3150円まで下落。52週高値3850円からは約18%下落、安値2660円からは約19%上昇。出来高は8月19日に24万株と急増し、売りが優勢。RSIは37.55と弱い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは11.34倍と業界平均の30.85倍を大きく下回り、割安感が明確です。予想PERも10.3倍とさらに低位で、収益に対する評価が低いです。PBRは0.8795倍で業界平均の2.64倍を大きく下回り、資産価値に対しても割安です。ROEは8.2%と業界平均並みですが、株価が純資産を下回る状態は投資妙味があります。配当利回りは4.79%と業界平均の2.29%を大きく上回り、高い利回りが魅力です。配当性向は71.3%と高く、還元姿勢が強いです。総合的に、PER・PBR・配当利回りの全てで割安と判断しました。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍30.8倍
PER (予想)10.4倍
PBR0.89倍2.58倍
ROE8.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、自動車の電動化・電子化による需要拡大を背景に成長を維持できるか、という点。強気派は売上高と営業利益率の改善、PER約11倍の割安感を評価する。弱気派は、車載市場の競争激化や技術変化への対応リスク、為替変動の影響を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 業績拡大基調

    2025年9月期は売上高292億円、営業利益率13.36%と増収増益。

  • EV需要の追い風

    電気自動車の普及で車載電子部品の需要増が見込まれる。

  • 株価指標の割安感

    PER11.34倍、PBR0.88倍と割安で、配当利回り4.79%。

  • 営業利益が31億円から39億円に増加通年影響

    2024/9期の営業利益31億円から2025/9期39億円へ+25.8%。売上高も257億円から292億円に回復。

  • 営業利益率13.36%と高水準通年影響

    売上高292億円、営業利益率13.36%。1ポイント改善で約2.9億円の増益効果があり、上振れ余地もある。

  • 配当利回り4.79%の厚い還元継続影響

    配当利回り4.79%と高く、株主還元の厚みが株価を下支えする。

  • PBR0.88倍は1倍割れ継続影響

    PBR0.88倍と純資産を下回る。ROE8.2%を上回る改善余地があり、評価是正が期待される。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化リスク

    車載部品市場は競合が多く、価格競争による採算悪化が懸念。

  • 技術変化への対応

    電動化に伴う技術変化に追随できない場合、需要減のリスク。

  • 為替感応度

    海外売上比率が高い場合、為替変動が業績に影響。

  • 純利益の増加率が営業利益に劣後通年影響

    純利益は23→27億円(+17.4%)と営業利益の+25.8%を下回る。税負担などで最終利益への波及が限定的。

  • 売上高は2024/9期に8.5%減不定影響

    売上高は2023/9期281億円→2024/9期257億円と減少。需要変動で再び減収となるリスクがある。

  • 外国人保有9.15%と低い継続影響

    外国人持株比率9.15%と低位で、海外マネーによる需給支援は限定的。

  • 予想PER10.3倍は増益前提決算発表後影響

    実績PER11.34倍に対し予想PER10.3倍は今期増益を織り込む。達成できない場合、見直し売りがある。

次の決算で確かめる点
車載向け売上高
主力市場である自動車向け需要の動向を直接反映するため。
営業利益率
採算性の改善・悪化を判断する重要な指標。
受注残高
将来の売上高の先行指標となるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり152で、前期から+19.3%いまの株価に対する利回りは4.75%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥152
1株あたり
配当利回り
4.75%
いまの株価に対して
配当性向
71.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1816.7
2017年9月15−16.725.3
2018年9月1713.38.2
2019年9月35105.99.8
2020年9月10−71.4
2021年9月20100.018.0
2022年9月64220.015.8
2023年9月162153.136.8
2024年9月109−32.739.0
2025年9月13019.371.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥152

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ10,053人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.2%を占め、残る67.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他42.847.447.648.356.857.5
事業法人22.522.422.522.522.721.1
金融機関17.915.313.711.711.411.1
外国法人13.511.312.114.27.09.0
自己株式6.96.97.87.87.47.4
証券会社3.33.64.13.21.91.1
外国人個人0.00.00.00.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社写真化学6.45
02株式会社ニコン5.00
03株式会社京都銀行3.13
04株式会社SCREENホールディングス2.77
05石田昌德2.74
06石田敬輔2.64
07株式会社石田産業2.44
08株式会社三菱UFJ銀行2.21
09石井良明2.13
10日本生命保険相互会社1.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+229%、1株純資産は14期で+453%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月−204602−28.5
2013年9月16382322.95.46.3
2014年9月2311,07324.46.98.4
2015年9月1921,25616.64.811.0
2016年9月1641,36912.45.916.7
2017年9月1141,5377.811.125.3
2018年9月3111,83618.47.18.2
2019年9月4572,22422.64.19.8
2020年9月−932,134−4.3
2021年9月1022,3244.69.418.0
2022年9月3182,75412.53.815.8
2023年9月3263,04511.29.236.8
2024年9月2213,0987.210.539.0
2025年9月2633,3318.210.971.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/9期の役員報酬は総額191百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
石田昌德代表取締役 社長56
石田敬輔取締役相談役80
上野篤雄取締役 フォトマスク 事業本部担当 フォトマスク 事業本部長64
向田泰久取締役 経営戦略室担当64
橋本昌典取締役 生産本部担当 技術開発本部担当 知財グループ担当64
阿部和香取締役 新領域創造室担当 ソリューション 事業部担当54
奥田正男取締役 管理本部担当63
前野隆一取締役(常勤監査等委員)66
中野雄介取締役(監査等委員)57
佐々木真一郎取締役(監査等委員)55
立石知雄取締役(監査等委員)57
神服佐知子取締役(監査等委員)51
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
小西芳広取締役 技術開発本部担当 フォトマスク事業本部 技術開発本部長60

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)779512915923
社外取締役418185
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容907字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社のほか、連結子会社である「頂正科技股份有限公司」(本社:台湾南部科學園區)、「SKE KOREA CO., LTD.」(本社:韓国忠淸南道天安市)、「愛史科電子貿易(上海)有限公司」(本社:中国上海市長寧区)及びアサヒテック株式会社(本社:愛知県瀬戸市)の4社により構成されており、大型フォトマスクの設計・製造・販売を主な事業内容としております。当社グループの事業内容は次のとおりであります。 大型フォトマスク事業 大型フォトマスク事業は、主にスマートフォンやパソコン、薄型テレビ等に使用される液晶パネルや有機ELパネルの製造過程で必要な原版であるフォトマスクの設計・製造・販売を行っております。 なお、フォトマスクとは液晶や有機ELの制御回路及び色を表現するカラーフィルターのパターンを基板に転写するために使われる原版で、液晶パネルや有機ELパネルの量産や新製品の開発、製造ラインの新設の際に必要となるものです。 ソリューション事業 ソリューション事業は、RFID分野、ヘルスケア分野に取り組んでおり、それぞれの製品の設計・製造・販売を行っております。 なお、RFID(Radio Frequency Identification)とは、ICタグとRFIDリーダー(読み取り装置)の間で電磁波や電波を送受信し、非接触でICタグの情報を読んだり書き換えたりするシステムの総称です。 スクリーンマスク・メタルマスク事業 当連結会計年度より「スクリーンマスク・メタルマスク事業」を新たに報告セグメントとして追加しております。アサヒテック株式会社の海外子会社は、当社の連結範囲には含まれておりません。 当事業における主要製品は、スクリーンマスクおよびメタルマスクです。スクリーンマスクは、車載ガラスや電子部品の印刷工程に、メタルマスクは、半導体パッケージなどの製造におけるはんだペーストの印刷工程などに使用される、高精度な製造用原版です。 事業の系統図は、次のとおりであります。 <大型フォトマスク事業> <ソリューション事業> <スクリーンマスク・メタルマスク事業>
経営方針・対処すべき課題1,465字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当該有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は「創造と調和」を経営の基本理念としております。社会、自然そして人との調和を大切にしながら、社会の求める良い製品を作り出していくことで、物質的にも精神的にも豊かな社会の実現に寄与できる企業となることを目指しております。 また、当社は、成長を続けるエレクトロニクス業界においてその事業環境の変化に適時的確に対応し、社内外の経営資源を有効に活用することにより、継続的な成長と収益を実現できる経営体質の確立を目指すとともに、今後もファインテクノロジーをベースにエレクトロニクス産業の一翼を担う社会的存在価値のある技術開発型企業として、社会に貢献してまいる所存であります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、「エレクトロニクスとテクノロジーの力で社会に貢献する」をパーパスとして掲げ、持続的な「企業価値向上」と「株主価値向上」を目指しております。中長期的な経営指標の目標を「営業利益率 20%以上」「ROE 15%以上」「売上高総資産回転率 1.0以上」と定め、その実現に向け、次の4項目の経営課題に取組んでまいります。 ① 既存フォトマスク事業における収益力の向上 フラットパネルディスプレー業界におきましては、有機ELパネル、液晶パネルともに高精細化や高機能化、製品ラインナップの拡充に向けた開発が引き続き行われる見込みです。また、今後もパネル工場の新設が計画されております。このような状況の中、パネルメーカーからの高精度、高精細なフォトマスク技術への期待はさらに高まり、特にスマートフォンやIT製品向けに有機ELパネル用のフォトマスク需要は増加すると想定しております。これらの需要を獲得するため、生産能力の向上と高精細対応を目的とした成長投資を行い、収益力の向上を図ってまいります。 ② 新規事業立ち上げによる収益基盤の拡大 フォトマスク事業に次ぐ新たな事業として、現在、RFID分野、ヘルスケア分野に挑戦し、早期黒字化を目指しております。RFID分野では「エクストリームタグ」、ヘルスケア分野では「デジタルコルポスコープQ-CO」や「電気刺激装置WILMO」の拡販に努め、取扱製品拡充や新たな自社製品の開発などにも取り組んでまいります。また、新たな領域への参入、M&Aについても検討を進めてまいります。 ③ 関連子会社によるグループ力の向上 フォトマスク事業に関して、台湾では製造および販売、中国、韓国では販売を行っており、当社を含めた各社が連携をより深めることで既存顧客に対するシェア向上と新規取引先の開拓に取り組むとともに、ヘルスケア分野の製品販路拡大を推進することにより、当社グループとしての総合力の向上を目指してまいります。また、当連結会計年度はアサヒテック株式会社を当社グループに迎え入れており、今後の更なる総合力の向上を目指してまいります。 ④ 持続的成長を支える経営基盤の強化 当社グループの今後の成長を促し企業価値を向上させるために、コーポレート・ガバナンスの強化とともに、人材育成、環境負荷低減、事業による社会貢献などに取り組んでまいります。特に人材については、持続的な成長の源泉であると考えており、経営を担える人材、専門性を有するプロフェッショナルな人材の獲得や育成に注力してまいります。
事業等のリスク4,225字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当該有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 需要動向について 当社グループが製造・販売する大型フォトマスクに関する需要は、当社グループの顧客であるパネルメーカーの設備投資動向や生産・開発動向に影響を受けることから、国内外の経済情勢や市況の下降局面、又は顧客の経営方針や経営環境の変化により変動すると考えられ、その変動が大きい場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競争環境について 当社グループが属する大型フォトマスク市場においては、主要顧客であるパネルメーカー間による技術競争、コストダウン圧力により、当社グループと競合他社との間で日常的に厳しい競争環境が発生しております。当社グループでは、競争優位を確保するため、生産性向上や納期短縮、部材調達コスト低減及び固定費削減などの経営努力を強力に推進しておりますが、今後、当社グループの想定した以上に競争環境が厳しくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 設備投資による影響について 大型フォトマスク事業の成長において設備投資の継続実施は不可欠なものであります。その際には、将来の需要を予測し、これに見合った生産能力を実現できるよう設備投資を実施しておりますが、当社グループの予測した需要の増加が得られないことによって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 海外での事業展開について 当社グループの当連結会計年度における海外売上高は261億64百万円(間接輸出含む)となっており、連結売上高総額に対する割合は、89.6%となっております。今後も中国、韓国、台湾等の海外市場の拡大が見込まれ、海外企業への売上高は増加することが予想されます。中国、韓国、台湾において政治的、経済的リスクがあり、関係が急速に悪化する可能性があります。また、国際税務に関する考え方の変化により、移転価格税制等に対する見解が変更される可能性もあります。このような現地での社会的あるいは経済的環境の変化が生じた場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 固定資産の減損損失計上について 当社グループが保有する製造装置等の固定資産について、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなる可能性があります。その結果、減損損失を認識するに至った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 少数取引先への依存について 大型フォトマスク事業においては、当社グループの販売上位数社への販売依存度は高く、また、主要な仕入先は、高品質な主材料を生産するメーカー及び生産設備メーカーが限られております。当社グループとこれらの取引先とは良好な関係を保っておりますが、このような取引関係が困難になった場合、あるいは、良好な関係は維持しつつも、これら主要顧客からの受注が想定以上に減少、もしくは主要な仕入先からの購入が困難になった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新規事業や新製品開発について 当社グループでは、フォトマスク事業につづく新規事業を立ち上げて収益基盤を拡大することに取り組んでおります。新規事業が安定して収益を生み出すまでには、一定の期間と投資が必要となりますが、事業環境の急激な変化により当社グループが予想した通りに新規事業が進展しなかった場合には、投資が回収できず当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 生産・開発拠点について 当社グループは、生産・開発拠点を国内(京都府・滋賀県)及び台湾(台南)と、大型フォトマスクの販売先であるパネルメーカーが集中する東アジアに集約することで、効率的な生産・開発体制を構築し、製品の品質、精度、価格競争力等を高めてまいりました。しかしながら、当該地域は地震等の災害発生リスクが高いことにより、主要な生産設備には免震装置を設置するなどの対策を講じております。また、生産設備においては、定期的なメンテナンスやリプレイス等の老朽化対策を行い継続的な生産活動の維持、向上に努めておりますが、当社グループの想定を超えた大規模地震等の災害の発生や予期せぬ重大な装置トラブル、労働災害の発生により、当社グループの生産・開発体制に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害、事故等について 当社グループでは、地震、風水害、火災、落雷の他、大規模事故、爆発、紛争、テロ行為、広域疾病その他緊急対応が必要な場合に、人命、会社資産、業務の維持・継続を図り、迅速的確な対応を可能とするための事業継続計画を設定し、自然災害、事故等に備えておりますが、当社グループの想定を超えた災害の発生により、当社グループ及び取引先の事業活動に直接的又は間接的な被害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 知的財産について 当社グループは、フラットパネルディスプレー用フォトマスクメーカーの先駆者として、製品競争力強化のために技術・ノウハウ・知的財産権等を蓄積しております。これらの保全には細心の注意を払っておりますが、第三者により侵害される、あるいは当社の認識の範囲外で第三者から知的財産権を侵害したと主張された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 人材育成及び確保について 当社グループは、持続的成長を支える経営基盤の強化を図るためにも、優秀な人材を確保する必要があります。当社グループでは、幅広い基礎知識と豊富な経験を持つ人材を多数確保しており、また継続的に教育・研修を行い、当社グループを支える次世代の中核人材育成を強化しておりますが、有能な人材の確保及び育成が想定通りに進捗しなかった場合、あるいは当社グループの人材が社外に流出した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 情報セキュリティについて 当社グループは、顧客との信頼関係、社会的信用、技術競争力の維持・強化を目的として、当社グループが保有する情報資産の保護に努めるため、情報セキュリティポリシーに基づく社内規程の整備、教育・研修の実施並びに内部監査の実施などにより、強固な情報セキュリティ管理体制を構築しておりますが、コンピューターウィルスの感染や不正アクセス、その他の不測の事態により、これらの情報が流出した場合、社会的信用の低下や多額の賠償費用等の負担が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 戦略的提携、投資及び企業買収について 当社グループでは、企業競争力の強化や収益性の向上のために、先行的な設備投資や他企業との協業、買収を実施する可能性があります。とりわけ企業買収においては、さまざまな角度から十分な検討を行いますが、買収後に事業計画通りに進捗しない場合は、当社グループの財政状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 原材料の調達について 当社グループの製品である大型フォトマスクの主要素材は、合成石英を原材料としたマスクブランクスであります。当社グループでは、複数のサプライヤーと契約を締結し、安定的な調達を心がけておりますが、急激な市場変動や取引量あるいは調達価格の変動などにより、材料調達の遅延、数量不足又は調達コストが増加した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 係争・紛争について 当社グループの事業活動にあたっては、内部統制を強化し、法令遵守、コンプライアンスの強化、各種リスクの低減に努めると共に、必要に応じて弁護士等の外部専門家の助言等を受けております。しかしながら、法令などの違反の有無にかかわらず訴訟を提起される可能性があり、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (16) 為替変動の影響について 当社グループにおける海外取引は円建てを基本としておりますが、一部の販売先が外貨建取引につき、今後の取引の拡大及び大幅な為替相場変動により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 製造物責任について 当社グループが取り扱うすべての製品・商品について製造物責任賠償リスクが内在しております。特に、新規事業として取り組んでおりますヘルスケア分野では、管理医療機器を販売しており、この製品に何らかの問題が発生した場合には、人体への影響、被害を考慮して自主回収を行うことがあり、その場合には回収に時間及び多大な費用を要し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 環境問題について 当社グループでは、環境問題への取り組みは企業価値向上につながる重要な企業活動の一つであると考え、エネルギー使用量削減や廃棄物削減、社内講演会の開催や環境関連施設の見学等、事業活動における環境負荷を低減するため、さまざまな環境保全活動を行っておりますが、恒久的に環境問題を発生させないとの保証はなく、それが生じた場合、多額の費用負担の発生及び企業イメージの悪化により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 反社会的勢力との取引について 当社グループは、反社会的勢力との関係が疑われる者との取引を排除すべく、新規の取引に先立ち、反社会的勢力との関係に関する情報の有無の確認や反社会的勢力ではないことの表明及び確約書の締結をするなど、反社会的勢力とのあらゆる取引を排除すべく必要な手続きを行っています。しかしながら、当社グループの厳格なチェックにもかかわらず、反社会的勢力との取引を排除できない可能性があります。このような問題が認められた場合、対策費用の増大、監督官庁等による処分・命令、社会的な評判の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,398字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて28億44百万円増加し、425億19百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べて4億22百万円増加し、79億28百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べて24億22百万円増加し、345億90百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善などにより、緩やかな回復の動きが見られました。一方、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢の長期化による原材料価格の高止まり、欧米での高い金利水準の継続、米国の通商政策動向や関税措置、急激な為替相場変動などの影響により、先行き不透明な状況で推移いたしました。 当社グループを取り巻く事業環境は、フラットパネルディスプレー業界におきましては、中国の『消費財買い替え推進政策』によりテレビ販売が下支えされる一方、米国の関税引き上げを見越した調達の動きは落ち着きをみせ、緩やかに上昇していた液晶パネル価格は、第4四半期にかけて緩やかに下落しました。車載パネル向けでは、パネルの採用箇所の増加や大型化、VRデバイス向けでは、高精細パネルの開発が継続して行われました。スマートフォン向けでは、世界の主要携帯電話メーカーによる新機種開発を背景に、有機ELパネルの開発が増加しました。また、中国では第8世代有機ELパネル工場の新設計画が発表されました。 このような状況の中、当連結会計年度における当社グループの売上高につきましては、291億87百万円(前期比13.4%増)となりました。利益につきましては、営業利益38億54百万円(前期比26.0%増)、経常利益38億46百万円(前期比25.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益27億31百万円(前期比19.2%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりです。2025年5月にアサヒテック株式会社を連結子会社化したことに伴い、当連結会計年度より「スクリーンマスク・メタルマスク事業」を新たに報告セグメントとして追加しております。アサヒテック株式会社の海外子会社は、当社の連結範囲には含まれておりません。なお、売上高はセグメント間取引の相殺消去後の数値を記載しております。 (大型フォトマスク事業) 大型フォトマスク事業においては、中国市場でスマートフォン向け有機ELパネル用の需要が増加したほか、テレビおよび車載パネル向けの液晶パネル用の需要が、日本市場ではVRデバイス向けの液晶パネル用需要が増加しました。 2024年9月期連結会計年度   2025年9月期連結会計年度   増減率 売上高   25,640百万円   28,776百万円   +12.2% 営業利益   3,330百万円   4,198百万円   +26.0% (ソリューション事業) ソリューション事業では、RFID分野において装置の消耗品管理向けに「エクストリームタグ」の売上が増加しましたが、ヘルスケア分野において「デジタルコルポスコープQ-CO」の売上が減少しました。 2024年9月期連結会計年度   2025年9月期連結会計年度   増減率 売上高   86百万円   84百万円   △2.9% 営業利益   △271百万円   △280百万円   ― (スクリーンマスク・メタルマスク事業) 当事業における主要製品は、スクリーンマスクおよびメタルマスクです。スクリーンマスクは、車載ガラスや電子部品の印刷工程に、メタルマスクは、半導体パッケージなどの製造におけるはんだペーストの印刷工程などに使用される、高精度な製造用原版です。連結開始以降の業績は順調に推移しており、当社グループの事業ポートフォリオの拡充に寄与しています。 2024年9月期連結会計年度   2025年9月期連結会計年度   増減率 売上高   ―百万円   326百万円   ― 営業利益   ―百万円   18百万円   ― ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ27億97万円減少し、96億84百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果増加した資金は、51億33百万円(前期は38億89百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益38億44百万円、減価償却費33億1百万円、売上債権の増加額17億80百万円、仕入債務の増加額7億22百万円、法人税等の支払額6億50百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果減少した資金は、61億41百万円(前期は41億45百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出49億15百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出11億48百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果減少した資金は、19億68百万円(前期は25億14百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出8億円や配当金の支払額11億47百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) 大型フォトマスク事業   21,912,323   113.3 ソリューション事業   166,004   93.8 スクリーンマスク・メタルマスク事業   209,707   ― 合計   22,288,035   114.1 (注) 金額は、製造原価によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 大型フォトマスク事業   28,427,389   111.3   1,135,049   76.5 ソリューション事業   81,416   88.0   6,080   67.4 スクリーンマスク・メタルマスク事業   331,729   ―   23,283   ― 合計   28,840,535   112.5   1,164,413   78.0 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 大型フォトマスク事業   28,776,572   112.2 ソリューション事業   84,354   97.1 スクリーンマスク・メタルマスク事業   326,273   ― 合計   29,187,200   113.4 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 (注) 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)   当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 京東方科技集団股份有限公司   5,100,041   19.8   5,955,138   20.4 TCL華星光電技術有限公司   ―   ―   5,742,033   19.7 日本サムスン㈱   5,920,672   23.0   4,599,504   15.8 天馬微電子股份有限公司   3,680,976   14.3   3,908,732   13.4 Innolux Corporation   2,755,992   10.7   ―   ― 当該割合が100分の10未満である相手先別の販売実績につきましては、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当該有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とする項目については、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積りおよび判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目は、以下のとおりであります。 繰延税金資産の回収可能性について 当社グループは、将来減算一時差異に対して、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を判断し、繰延税金資産を計上しております。当該見積りについて、将来の不確実な経済状況の変動等により見直しが必要となった場合、翌年度以降において認識する繰延税金資産および法人税等調整額の計上額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。 a.経営成績等の状況 1)財政状態 (資産) 資産の増加は、主に現金及び預金が27億97百万円減少した一方で、有形固定資産が23億81百万円、受取手形及び売掛金が20億19百万円増加したことによるものであります。 (負債) 負債の増加は、主に長期借入金が8億円減少した一方で、支払手形及び買掛金が5億31百万円、電子記録債務が3億5百万円、未払法人税等が3億17百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 純資産の増加は、主に剰余金の配当により11億47百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益を27億31百万円計上したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は、前連結会計年度末の81.1%から0.3ポイント上昇し、81.4%となりました。 2)経営成績 当連結会計年度につきましては、スマートフォン向けには、世界の主要携帯電話メーカーによる新機種開発を背景に、有機ELパネルの開発が増加しました。車載パネル向けでは、パネルの採用箇所の増加や大型化、VRデバイス向けでは、高精細パネルの開発が継続して行われました。その結果、当連結会計年度における当社グループの売上高につきましては、291億87百万円(前期比13.4%増)となりました。利益につきましては、営業利益38億54百万円(前期比26.0%増)、経常利益38億46百万円(前期比25.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益27億31百万円(前期比19.2%増)となりました。また、目標とする経営指標である、売上高営業利益率は13.2%、ROEは8.2%、売上高総資産回転率は0.71となりました。 3)キャッシュ・フロー 当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費・外注加工費の支払いのほか、設備の維持に係る修繕費、人件費等の費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資によるものであります。 当社グループの運転資金及び設備投資資金は主として自己資金によって賄っており、必要に応じて借入れによる資金調達を実施しております。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は96億84百万円となっております。 c.経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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