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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

円谷フィールズホールディングス

TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS INC.2767 · Prime · 卸売業

ウルトラマンIPを保有するライセンス事業と、パチンコ・パチスロ遊技機の企画販売を軸とした複合企業。

概要

円谷フィールズホールディングスは、パチンコ・パチスロ遊技機の企画・販売を手掛けるフィールズと、特撮ヒーロー「ウルトラマン」の版権事業を行う円谷プロダクションを中核とする持株会社である。2026年3月期の連結売上高は1,741億円、従業員数は1,774人。エンターテインメントと遊技機の両軸で収益を上げ、海外でもIPライセンスを展開する。

持株会社体制と二つの事業セグメント

当社は2022年10月に持株会社体制へ移行し、円谷フィールズホールディングス株式会社に商号変更した。グループは「コンテンツ&デジタル事業」と「アミューズメント機器事業」の2セグメントで構成される。前者は円谷プロダクションとデジタル・フロンティア、後者はフィールズとエース電研が中核である。持株会社はグループ全体の戦略策定と資源配分を担い、経営の基本方針として「株主重視」を掲げる。2026年3月期の連結資産は1,033億円、純資産は661億円で、自己資本比率は約64%である。

コンテンツ&デジタル事業の収益構造

同事業は円谷プロダクションが保有する「ウルトラマン」を中心としたIPを国内外にライセンス供与し、ライセンス収入、MD(物販)収入、映像・イベント収入を得る。国内では2026年3月期に50億円の売上(前年比6.4%増)を計上した。海外では中国市場が主力だが、同36.6%減の43億円にとどまり、全体ではセグメント売上138億円(前年比15.4%減)、営業利益9.3億円(同67.0%減)となった。子会社デジタル・フロンティアはCG・VFX映像制作を手掛け、映画やゲーム向けにサービスを提供する。

アミューズメント機器事業の販売実績

アミューズメント機器事業はフィールズが中核となり、自社IPや提携メーカーのIPを活用したパチンコ・パチスロ遊技機を企画・開発提案し、全国のパーラーに販売する。2026年3月期の販売台数は約27.4万台(前年比33.6%増)で、市場シェアは約18.2%(当社調べ)に達した。セグメント売上は1,590億円(同29.2%増)、営業利益は198億円(同30.1%増)と好調である。子会社エース電研はパーラー向け周辺設備機器の販売・工事を手掛け、グループの収益を補完する。

国内外の地域展開とグループ規模

コンテンツ&デジタル事業の海外売上は、中国が約26億円、北米・アジア等が約6億円(2026年3月期)。ウルトラマンのライセンスはアジア圏で特に強固なファン基盤を持つ。アミューズメント機器事業は国内市場が主体で、販売網は全国のパーラーに及ぶ。グループ全体では子会社33社、関連会社9社を有し、従業員数は1,774人。本社は東京都渋谷区に置く。2026年3月期の営業キャッシュ・フローは非開示だが、財務体質は健全で、長期借入金は減少傾向にある。

業界の中での役割はIPホルダー兼遊技機企画販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,741億円
営業利益
175億円
営業利益率
10.1%
純利益
131億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01コンテンツ&デジタル主力

「ウルトラマン」などのIPを保有し、グローバルにライセンスビジネスを展開。また、CG・VFX映像制作も手掛ける。

主な製品・サービス2
ウルトラマンなどキャラクターIPライセンス
自社保有のIPを国内外の企業にライセンス供与し、商品化・イベント展開等を実施。
CG・VFX映像制作
子会社デジタル・フロンティアによる映画・ゲーム等の高品質な映像制作サービス。

02アミューズメント機器主力

自社保有IPをもとに提携メーカーへパチンコ・パチスロ遊技機の企画・開発提案を行い、商品化された遊技機を全国のパーラーに販売。プライベートブランド機の製造販売も行う。また、パーラー向け周辺設備機器の販売・工事も手掛ける。

主な製品・サービス2
パチンコ・パチスロ遊技機
自社IPを活用した遊技機の企画・開発提案により製品化し、パーラーへ販売。プライベートブランド機も製造販売。
パーラー向け周辺設備機器
子会社エース電研による遊技場向けの設備機器の販売及び工事。

製品と技術

ウルトラマンIPを軸としたグローバルライセンス事業

コンテンツ&デジタル事業の核は、円谷プロダクションが保有する「ウルトラマン」シリーズのIPライセンスである。ライセンス収入は2026年3月期に41.6億円(前年比39.2%減)で、内訳は国内10億円、中国25.6億円、北米・アジア等6億円。中国市場が最大であるが、同51.6%減と大きく落ち込んだ。一方、映像・イベント収入は29.6億円(同1.0%増)と堅調で、『TSUBURAYA CONVENTION』や『ウルトラヒーローズEXPO』などのイベントが動員を伸ばした。MD収入も国内で増加傾向にある。

エヴァンゲリオンや東京喰種など幅広いIPを搭載した遊技機

アミューズメント機器事業では、フィールズが自社IPおよび外部IPを活用したパチンコ・パチスロ遊技機の企画・開発提案を行い、提携メーカーが製造した製品を全国のパーラーに販売する。2026年3月期の主力機種は『e新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~』や『L 東京喰種』で、特に後者は通期で増産ニーズに対応した。販売台数はパチンコ14.2万台、パチスロ13.2万台。プライベートブランド機の製造販売も手掛け、市場シェア約18.2%を獲得した。子会社エース電研はパーラー向け周辺設備機器を販売・施工する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

アミューズメント機器卸で大手、パチスロ依存度高め

同社はパチンコ・パチスロ関連の卸売事業を中核とし、国内アミューズメント機器卸売業界で大手の一角を占める。直近期の売上高は1400億円超で、2026年3月期には1741億円を見込む。しかし、業界は規制強化と遊技人口減少に直面。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易とは取扱品目が異なる。営業利益率は10%前後と安定しているが、パチスロ依存度が高く、市場変動の影響を受けやすい。

強み

  • アミューズメント機器卸で高いシェアを持ち、取引先との強固な関係を構築。
  • 営業利益率10%前後を維持し、安定的なキャッシュフローを生み出す。
  • 2026年3月期の売上高が1700億円超と、拡大計画を示す。
  • パチンコ・パチスロ機だけでなく、関連機器も扱い幅広い需要に対応。

課題

  • 遊技人口減少と規制強化で市場が縮退傾向。
  • 特定セグメントへの依存が高く、市場変動に脆弱。
  • パチンコ業界の法規制変更が業績に直結する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が円谷フィールズホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12121MIXI2,639億円14.3倍
27458第一興商1,954億円12.2倍
37552ハピネット1,806億円16.5倍
43765ガンホー・オンライン・エンターテイメント1,783億円56.7倍
56632JVCケンウッド1,647億円9.1倍
62767円谷フィールズホールディングス1,640億円12.0倍
79601松竹1,472億円27.7倍
89672東京都競馬1,438億円12.5倍
97944ローランド1,015億円67.4倍
109413テレビ東京ホールディングス945億円11.8倍
117868広済堂ホールディングス910億円17.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

愛知で創業し製鉄原料販売も手掛けた東洋商事時代

1988年6月、愛知県名古屋市緑区に株式会社東洋商事を設立した。目的は遊技機の販売と製鉄原料の販売の二つで、遊技機販売と同時に鉄鋼関連事業も営んでいた。1999年1月には販売部門でISO9002を取得(後にISO9001に移行)。2001年6月には「TOTAL Workout」フィットネスクラブ事業も開始したが、同年10月に会社分割(新設分割)で製鉄原料部門を新会社に移管し、商号をフィールズ株式会社に変更。本社を東京都港区に移し、遊技機専門企業へと転換した。

JASDAQ上場とエヴァンゲリオンシリーズの成功

2003年3月、フィールズはJASDAQ市場に上場した。同年11月にはSANKYOグループのダイドー(現ビスティ)と遊技機販売取引基本契約を締結し、流通網を拡大。2004年12月には「エヴァンゲリオン」シリーズの販売を開始し、このIPが後の主力商品の基盤となる。2004年6月には一般公募増資により資本金を79億円に増やし、同年7月に本店を東京都渋谷区に移転した。2005年10月には「ゲーミング&エンタテインメント ビジネススクール」を開校し、業界人材の育成にも乗り出した。

円谷プロダクションとデジタル・フロンティアの子会社化

2010年4月、フィールズは株式会社円谷プロダクションと株式会社デジタル・フロンティアを株式取得により子会社化した。これにより、グループは「ウルトラマン」という強力なIPを獲得し、映像制作の内製化も可能になった。同年には京楽産業グループとの共同事業を開始し、他社との連携も強化。2011年11月には小学館クリエイティブと協業し、コミック誌「月刊ヒーローズ」を創刊。IPの多角的展開に向けた布石を打った。

東証一部上場と遊技機メーカーの追加買収

2015年4月、フィールズは東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更した。同年5月、株式会社アリストクラートテクノロジーズ(現クロスアルファ)の株式を取得し、子会社化。これにより遊技機の開発・製造能力を強化した。2018年2月にはアミューズメントプレスジャパン等と共同でジャパン・プレミアム・ブロードキャスト株式会社(現ぱちんこパチスロ情報ステーション株式会社)を設立し、情報発信事業にも進出。同年10月にはクロスアルファを通じて七匠を子会社化し、事業領域を拡大した。

持株会社体制への移行と商号変更

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。同年10月、持株会社体制へ移行し、商号を円谷フィールズホールディングス株式会社に変更した。遊技機事業は新設分割によりフィールズ株式会社が継承し、持株会社はグループ全体の経営管理に専念する体制となった。この再編により、コンテンツ事業とアミューズメント機器事業の独立性と連携を両立させる枠組みが整った。

ソフィアグループの子会社化でパーラー事業を補完

2024年3月、当社は株式会社ソフィアの株式を取得し、同社および株式会社エース電研等を子会社化した。ソフィアは遊技場向け設備機器の販売・工事を手掛ける企業であり、エース電研はパーラーの周辺機器で知られる。この買収により、アミューズメント機器事業のサプライチェーンが強化され、パーラー運営支援の幅が広がった。同年には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制も一段と整備された。

年表33件を開く

1980年代

  • 1988年6月創業愛知県名古屋市緑区に、遊技機の販売および製鉄原料の販売を目的として株式会社東洋商事を設立

1990年代

  • 1999年1月ISO9002取得(販売部門)(2002年12月にISO9001に移行)

2000年代

  • 2001年6月「TOTAL Workout」フィットネスクラブ営業開始
  • 2001年10月商号変更会社分割(新設分割)を行い、新設会社(株式会社東洋商事)に製鉄原料部門等を移管 商号をフィールズ株式会社に変更するとともに、本社を東京都港区に移転
  • 2002年3月M&A有限会社セリオ(現、フィールズジュニア株式会社)を株式取得により子会社化
  • 2003年1月株式会社デジタルロード(現、株式会社ルーセント)を子会社として設立
  • 2003年3月上場JASDAQ市場に上場
  • 2003年11月SANKYOグループ 株式会社ダイドー(現、株式会社ビスティ)と遊技機販売取引基本契約を締結
  • 2004年6月一般公募増資により資本金を7,948百万円へ増資
  • 2004年7月東京都渋谷区に本店移転
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場 遊技機「エヴァンゲリオン」シリーズ販売開始
  • 2005年10月「ゲーミング&エンタテインメント ビジネススクール」開校
  • 2006年10月株式会社フューチャースコープ(現、オプティマイズ株式会社)を子会社として設立
  • 2008年1月M&A新日テクノロジー株式会社を株式取得により子会社化
  • 2008年2月京楽産業グループとの共同事業を開始
  • 2009年5月株式会社F(現、株式会社BOOOM)を子会社として設立
  • 2009年11月カプコングループ 株式会社エンターライズと取引基本契約を締結

2010年代

  • 2010年4月M&A株式会社円谷プロダクションを株式取得により子会社化 株式会社デジタル・フロンティアを株式取得により子会社化
  • 2011年1月M&A株式会社マイクロキャビンを株式取得により子会社化
  • 2011年5月トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社を子会社として設立
  • 2011年11月株式会社小学館クリエイティブとの協業により、コミック誌「月刊ヒーローズ」創刊
  • 2013年4月Daiichiグループ 株式会社ディ・ライトと業務提携契約を締結
  • 2014年1月株式会社七匠の第三者割当増資の引受により関連会社化
  • 2014年4月株式会社七匠と業務提携契約を締結
  • 2015年2月京楽産業グループ 株式会社オッケー.と取引基本契約を締結
  • 2015年4月上場東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更
  • 2015年5月M&A株式会社アリストクラートテクノロジーズ(現、株式会社クロスアルファ)の株式取得により、同社および株式会社スパイキーを子会社化
  • 2015年6月株式会社大一商会と業務提携契約を締結
  • 2018年2月株式会社アミューズメントプレスジャパン、株式会社アド・サークルおよび当社の3社により ジャパン・プレミアム・ブロードキャスト株式会社(現、ぱちんこパチスロ情報ステーション株式会社)を子会社として設立
  • 2018年10月M&A株式会社七匠を株式会社クロスアルファが株式取得により子会社化

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年10月商号変更持株会社体制へ移行し、円谷フィールズホールディングス株式会社に商号変更、遊技機事業は新設分割したフィールズ株式会社へ承継
  • 2024年3月M&A株式会社ソフィアの株式取得により、同社および株式会社エース電研等を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    国内コンテンツ市場の開拓と新たなビジネスモデル構築

    ウルトラマンの国内市場取扱高が中国と比較して低い課題に対し、海外ライセンシーの知見を活かした戦略立案と新たなビジネスモデルを構築し、多面的な展開余地を最大化する。

  2. 02

    中国市場における事業基盤の盤石化と収益拡大

    過去10年で初の減収となった中国市場において、現地パートナーとの連携を強化し、新規ライセンシー契約の獲得を機軸に事業基盤を盤石化し収益の維持拡大を図る。

  3. 03

    「IP成長プラットフォーマー」としての確立

    自社IPの展開で構築したサプライチェーンやアジア展開力をプラットフォーム化し、他社IPの育成・拡大も支援するIP成長プラットフォーマーとしての地位を確立する。

  4. 04

    アミューズメント機器事業におけるファン層拡大と開発加速

    多様なIPを活用した若年層を中心とするファン層の拡大、最新技術導入による開発体制の加速、パーラーの信頼に応える魅力ある遊技機の提供を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,774人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は776万円で、9期前と比べて+14.4%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は12.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,713
2018年3月1,514
2019年3月67938.312.01,342
2020年3月69338.812.51,341
2021年3月68039.412.91,266
2022年3月67040.313.41,193
2023年3月68743.412.31,259
2024年3月72943.812.31,423
2025年3月72843.612.51,664919
2026年3月77643.412.71,774986

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.6%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 21 / 海外 4、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸用不動産(愛知県名古屋市)他2,366百万円
アミューズメント機器事業
本社 — 東京都渋谷区2,010百万円
全社
本社 — 東京都台東区1,357百万円
アミューズメント機器事業
関西支社(大阪府大阪市)他944百万円
アミューズメント機器事業
本社 — 東京都渋谷区819百万円
アミューズメント機器事業
本社 — 群馬県太田市706百万円
アミューズメント機器事業
本社 — 岩手県花巻市619百万円
アミューズメント機器事業
大阪支社 大阪支店(大阪府大阪市)他377百万円
アミューズメント機器事業
本社(東京都渋谷区)他321百万円
コンテンツ&デジタル事業
桐生事業所 — 群馬県桐生市314百万円
アミューズメント機器事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社デジタル・フロンティア
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    集拓聖域股份有限公司
    Taiwan · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オプティマイズ株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TSUBURAYA FIELDS MEDIA & PICT URES ENTERTAINMENT, INC.
    USA · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TSUBURAYA FIELDS ENTERTAINMENT INTERNATIONAL PTE. LTD.
    Singapore · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TSUBURAYA FIELDS ENTERTAINMENT KOREA INC.
    Korea · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社円谷プロダクション
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    フィールズ株式会社(注2)(注3)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社BOOOM
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マイクロキャビン
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セプテック
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社クロスアルファ
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • 株式会社スパイキー東京都渋谷区100%
  • 新日テクノロジー株式会社東京都渋谷区100%
  • 株式会社エフ東京都渋谷区100%
  • 株式会社七匠東京都渋谷区83%
  • 株式会社ソフィア群馬県太田市100%
  • 株式会社エース電研(注4)東京都台東区100%
  • 株式会社新興製作所岩手県花巻市100%
  • フィールズジュニア株式会社東京都渋谷区100%
  • 株式会社ルーセント東京都渋谷区100%
  • ぱちんこパチスロ情報ステーション株式会社東京都渋谷区70%
  • トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社東京都渋谷区100%
  • 株式会社総合メディア東京都渋谷区35%
  • 株式会社エスピーオー東京都中央区32%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,741億円営業利益175億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.8%、利益が+14.4%。

売上高
+23.8%
1,741億円
営業利益
+14.4%
175億円
純利益
+17.0%
131億円
営業利益率
10.1%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,053億円1,741億円
営業利益225億円175億円
純利益150億円131億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は437億円、営業利益は69億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.2%、営業利益は+245.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q27526
2024年1Q303206.614
2024年2Q367349.327
2024年3Q5626912.354
2024年4Q18722
2025年2Q458419.028
2025年4Q94811211.884
2026年2Q96013614.296
2026年4Q781395.035
2027年1Q4376915.847

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,081億円から1,741億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,08110347
2014年3月1,1499854
東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更
2015年3月9965530
2016年3月945141
2017年3月767−91−125
株式会社七匠を株式会社クロスアルファが株式取得により子会社化
2018年3月611−52−77
2019年3月508−19−6
2020年3月66695
2021年3月388−20−35
持株会社体制へ移行し、円谷フィールズホールディングス株式会社に商号変更、遊技機事業は新設分割したフィールズ株式会社へ承継
2022年3月9493625
2023年3月1,17111282
株式会社ソフィアの株式取得により、同社および株式会社エース電研等を子会社化
2024年3月1,419129117
2025年3月1,40615316510.9112
2026年3月1,74117517810.1131

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,741億円のうち、営業利益として残るのは175億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は131億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%1,357億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.0%209億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%175億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.8pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.1pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+15.2pt
23.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが75億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは52億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は308億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月136−63−2373233
2014年3月163−80−2083296
2015年3月−91−6316−154158
2016年3月134−2252112322
2017年3月−73−3921−112231
2018年3月−1144−2033244
2019年3月2232−1054288
2020年3月−249−25−15247
2021年3月37−11−2826245
2022年3月80−161464323
2023年3月126−76−750365
2024年3月56−41−3115348
2025年3月7811−13589309
2026年3月75−23−5252308

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,034億円。このうち返さなくてよい自己資本が662億円で、自己資本比率は58.9%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,06655151551.2
2014年3月1,04958846155.6
2015年3月1,10360250153.9
2016年3月92558334262.0
2017年3月80443237252.5
2018年3月72335536848.4
2019年3月67534632950.8
2020年3月64334330052.6
2021年3月52430422056.9
2022年3月70031638443.4
2023年3月80941839148.4
2024年3月98456042448.5
2025年3月99056242751.6
2026年3月1,03466237258.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
309億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
475億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
372億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中171位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.3%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,506で、1年前と比べて+19.3%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥2,506-2.2%1ヶ月+4.3%1年+19.3%時価総額1,640億円
過去52週の値幅
安値¥1,321高値¥2,629

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR2.55倍
配当利回り5.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2478円は、直近1か月で72.68%の急上昇を見せています。7月28日から29日にかけて、出来高が300万株を超えるなど投機的な買いが入り、その後も高水準の出来高が継続しています。25日線(1830.84円)を約35%上回り、52週高値2545円に接近しています。一方、RSIは88.79と買われすぎの水準にあり、短期的な過熱感は顕著です。値動きの荒さには注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 11.85倍は業界平均17.91倍を約34%下回り、PBR 2.52倍は平均1.24倍を上回るが、ROE 23.3%が非常に高く収益力が優れる。配当利回り5.65%は平均2.98%の約1.9倍で魅力的。配当性向74.3%は高水準だが維持可能。予想PER 10.3倍と更に割安感があり、売上高成長も顕著で、総合的に割安と判断。ただし、PBRの高さとROEの持続性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍17.9倍
PER (予想)10.4倍
PBR2.55倍1.24倍
ROE23.3%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

遊技機市場の規制強化やスマート遊技機への移行、海外拡大の進捗が論点。強気派は、IP収益の安定性と2026/3期の大幅増収予想(売上高1741億円)に着目し、版権ビジネスの成長余地を評価する。弱気派は、遊技機市場の縮小懸念や、パチンコ依存度の高さ、利益率の低下(営業利益率10.05%)を挙げ、中期的な成長持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • IP収益の安定

    ウルトラマンの国内外ライセンスは安定的なロイヤリティ収入を生む。

  • 大幅な増収計画

    2026/3期の売上高予想1741億円は前期比24%増。

  • 高収益性

    営業利益率10%超、ROE23.3%と資本効率が高い。

  • 2026年3月期売上高1741億円の大台2026年3月期影響

    売上高が1406億円から1741億円へ23.8%増。営業利益も175億円と前期比14%増

  • 予想PER10.3倍と割安感2026年3月期影響

    予想PER10.3倍は現行11.85倍から低下。増益でバリュエーション改善

  • 配当利回り5.65%の高還元通年影響

    配当利回り5.65%と高水準で株主還元が厚い

  • ROE23.3%の資本効率継続影響

    ROE23.3%と高く、自己資本を効率的に増やしている

マイナスに働く材料7
  • 市場依存リスク

    パチンコ・パチスロ市場の規制強化やユーザー減少の影響を受けやすい。

  • 利益率の低下

    営業利益率は2025/3期の10.88%から2026/3期は10.05%に低下見込み。

  • 依存度の偏り

    収益の多くを特定のコンテンツと遊技機に依存する構造。

  • 営業利益率10.88%→10.05%へ低下2026年3月期影響

    営業利益は増加も利益率が0.83ポイント低下。原価高が圧迫

  • 売上高が年度で大きく変動不定影響

    売上高は1419→1406→1741億円と乱高下。製品サイクル依存の不安定さ

  • PBR2.52倍と高めの評価通年影響

    PERは低いがPBR2.52倍。ROE低下なら修正リスク

  • 外国人持株13.67%の売り圧力不定影響

    外国人持ち株比率が13.67%と高く、リスク回避時に売られる

次の決算で確かめる点
スマート遊技機比率
次世代機の市場浸透度と収益貢献を測るため。
海外版権収入
IP成長の海外での伸びを確認する指標。
遊技機販売台数
市場動向と販売力の変化を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは5.59%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
5.59%
いまの株価に対して
配当性向
74.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月25
2018年3月15−40.0
2019年3月5−66.7
2020年3月50.030.4
2021年3月50.0
2022年3月10100.040.5
2023年3月30200.035.3
2024年3月4033.341.4
2025年3月5025.057.3
2026年3月7040.074.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ18,773人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.3%を占め、残る77.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他71.466.759.465.960.361.0
金融機関8.310.115.317.016.816.3
外国法人9.312.114.59.814.913.6
事業法人5.76.15.55.15.56.1
自己株式6.86.85.85.74.94.9
証券会社5.35.15.32.12.53.0
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山本 英俊23.31
02山本 剛史11.04
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.14
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.87
05有限会社ミント4.89
06栢森 秀行3.00
07BBH BOSTON CUSTODIAN FOR JAPAN VALUE EQUITY CONCENTRATED FUND A SERIES OF 620135(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.74
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.55
09野村信託銀行株式会社(投信口)1.54
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    6.38%
    +1.35pt
  • 2026-04-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.02%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+47%、1株純資産は14期で−41%。直近期のROEは23.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1421,6448.910.927.3
2014年3月1621,7569.59.336.2
2015年3月911,7935.120.1107.3
2016年3月41,7270.2525.4
2017年3月−3761,272−25.1
2018年3月−2321,055−19.9
2019年3月−9516−1.8
2020年3月75091.419.230.4
2021年3月−53461−10.9
2022年3月384708.211.840.5
2023年3月12759823.716.335.3
2024年3月17973026.99.541.4
2025年3月17982022.69.757.3
2026年3月21097823.36.774.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額382百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本英俊代表取締役社長 グループCEO7015,250,000
吉田永専務取締役 アミューズメント機器事業 セグメント統括オフィサー64190,000
永竹正幸専務取締役 コンテンツ&デジタル事業 セグメント統括オフィサー57145,000
小澤謙一取締役 グループCFO グループ事業経営戦略本部長59115,000
森下公江取締役(社外)59
小森哲郎取締役 監査等委員(社外)67
前田圭一取締役 監査等委員(社外)69
池澤憲一取締役 監査等委員(社外)782,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)91347213133838
社外取締役1044444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容414字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社および関係会社)は、円谷フィールズホールディングス株式会社(以下「当社」という。)、子会社33社、関連会社9社により構成されています。 当社グループの事業に係る位置付けならびに事業の系統図は、以下のとおりです。 各セグメントの概要は以下のとおりです。 [コンテンツ&デジタル事業] 「ウルトラマン」などのIPを保有し、グローバルにライセンスビジネスを展開する(株)円谷プロダクションと国内最大規模のCG・VFX映像制作を手掛ける(株)デジタル・フロンティアを中心に事業を展開しています。 [アミューズメント機器事業] フィールズ(株)を中核に、取得・保有IPを基に提携メーカーへ企画・開発提案し、商品化された遊技機を全国のパーラーに販売するとともに、プライベートブランド遊技機の製造販売も行っています。また、(株)エース電研では、パーラー向け周辺設備機器の販売・工事等も行っています。
経営方針・対処すべき課題2,175字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、企業理念である「すべての人に最高の余暇を」の実現に向けて、付加価値の高いIP(知的財産)を取得・保有・創出し、その多元展開によって商業的に価値の高いコンテンツを育成しています。さらに、IPを起点にしてエンタテインメント分野に事業領域を拡大し、各分野において世の中の人々を豊かにする商品やサービスの提供に努めています。 当社グループでは、「円谷フィールズホールディングス株式会社」による持株会社体制のもと、グローバルコンテンツビジネスを推進しグループの成長力をけん引する「コンテンツ&デジタル事業」と、パチンコ・パチスロのディストリビューターとしてグループの収益力を担う「アミューズメント機器事業」、2つの事業セグメントによるグループ事業構造を採用しています。 これら事業展開と併せて、経営の基本方針である「株主重視」の姿勢を堅持し、企業価値の向上と株主への利益還元を図るために、経営資源の最適配分を目指してまいります。 (2)会社の対処すべき課題 当社グループは、市場環境の変化が加速するエンターテインメント・コンテンツ市場において、自社の事業モデルを再構築するべく、2027年3月期を初年度とする3ヵ年のグループ中期経営計画を策定いたしました。本計画のもと、以下の課題に最優先で取り組んでまいります。 ① 国内コンテンツ市場の開拓と新たなビジネスモデルの構築 当社グループは「ウルトラマン」のアジア圏における強固なファン基盤を最大の強みとする一方、前中期経営計画における利益目標の未達を真摯に受け止め、その要因を精査いたしました。国内のキャラクター商品市場における「ウルトラマン」の市場取扱高(推計約150億円)は、着実な成長を遂げているものの、中国市場(推計約1,500~2,500億円)と比較して大きな乖離があり、国内市場取扱高の低さが課題であると認識しています。底堅い国内需要に対し、海外ライセンシーの知見を活かした戦略立案と新たなビジネスモデルの構築を進め、多面的な展開余地を最大化してまいります。 ② 中国市場における事業基盤の盤石化と収益の維持拡大 中国市場においては、過去10年(暦年ベース)で初の減収となったことを厳粛に受け止め、現地パートナーとの連携を一段と強固にすることで、事業基盤の盤石化と収益の維持拡大を図ります。既に新規ライセンシー契約の獲得が進んでおり、これらを機軸に確実な事業推進を図ってまいります。 ③ 「IP成長プラットフォーマー」としての確立 自社IPの展開を通じて構築したサプライチェーンやアジア圏での展開力をプラットフォーム化し、他社IPの育成・拡大も支援できる「IP成長プラットフォーマー」としての地位を確立し、中長期的な企業価値のさらなる向上を目指します。 ④ アミューズメント機器事業におけるファン層拡大と開発加速 多様なIPの活用による若年層をはじめとしたファン層の拡大を図るとともに、最新技術を積極的に導入することで開発体制を一層加速させ、パーラーの信頼に応える魅力ある遊技機の提供に引き続き努めてまいります。 各事業におけるミッションを確実に遂行・達成するため、経営体制についても財務とガバナンスの両面から強化を図ってまいります。 財務面では、財務体質の健全化のバランスを確保しながら、創出する営業キャッシュ・フローを主に各事業領域でのIPの多面的な活用等の戦略的な成長投資と株主の皆様に報いる株主還元に最適配分し、資本効率の向上を目指してまいります。 ガバナンス面では、グループ企業価値の最大化を図るべく、グローバルスタンダードに則ったガバナンス体制の整備・強化を進めて参ります。取締役会の諮問機関として、既にグループ指名・報酬委員会ならびにグループ・サステナビリティ委員会を設置しており、当期から監査等委員会設置会社へ移行しています。これらは「監督と執行の分離」の観点から、当社事業ならびに社会の持続可能性に資するリスクマネジメント、機会の発見に係る取り組みを体系化する役割を担っています。これら経営基盤の強化を通じて、中長期的な企業価値の創出に向けた取り組みを深化させてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは「ウルトラマン」をはじめ多数の IP(知的財産)を保有する(株)円谷プロダクションを中心に、グローバルに通用するIPの創造と育成、デジタルビジネスへの事業投資を戦略的に進める「コンテンツ&デジタル事業」と、フィールズ(株)を中核に様々なIPを活用した遊技機の企画開発・流通やパーラー向け周辺設備機器の販売・工事等を通じ、業界への貢献を目指す「アミューズメント機器事業」を軸に事業を推進しています。 私たち円谷フィールズホールディングスは、上述した経営体制のもと、「すべての人に最高の余暇を」のグループ経営理念に基づき各事業が中期事業計画を策定、その実現に向けて取り組んでいます。詳細につきましては、当社IRサイトに掲載している「グループ成長戦略」をご覧ください。
事業等のリスク7,062字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1)リスクマネジメントの基本的な考え方 当社グループは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念のもと、コンテンツ&デジタル事業とアミューズメント機器事業の融合を通じて、持続的な価値創造を目指しています。このような事業活動を安定的かつ継続的に推進するためには、リスクマネジメントが重要な経営基盤であると認識しています。 当社グループは、グループを取り巻くリスクを適時・的確に特定して対処するとともに、適切なリスクテイクを通じて持続的な企業価値の向上を実現することを目指します。 (2)リスクマネジメント体制 当社は、取締役会の諮問機関として「グループ・サステナビリティ委員会」を設置しています。同委員会はリスク管理担当取締役を委員長とし、「リスクマネジメント分科会」および「サステナビリティ分科会」の2つの分科会を設け、グループ各社と連携しながら、リスクマネジメントおよびサステナビリティに関する取り組みを推進しています。 グループ・サステナビリティ委員会では、両分科会が連携し、重要リスクとサステナビリティに関するマテリアリティおよび関連するリスク・機会との関係性を踏まえながら、経営上重要な課題について検討を行っています。また、重要リスクの選定、対応方針の策定、対応状況の確認、環境変化を踏まえた見直し等について審議しています。審議内容は必要に応じて取締役会に報告され、取締役会による監督のもと、リスクマネジメント活動の実効性向上に取り組んでいます。 グループ・サステナビリティ委員会は定期的に、各分科会は機動的に開催し、リスクマネジメントおよびサステナビリティに関する事項について検討・確認を行っております。なお、当期におけるグループ・サステナビリティ委員会の開催回数は、2回でした。 さらに、監査等委員会、内部監査部門、子会社監査役等との連携を通じて、組織的監査の実効性を高め、ガバナンス機能の強化に努めています。 (3)リスクマネジメント活動プロセス 当社グループのリスクマネジメント活動は、事業環境の変化の把握を起点とすることを基本とし、マクロ経済、規制動向、技術革新、社会課題などの外部環境の変化を踏まえて、リスクの特定・見直しを行い、最新の状況に応じたリスクマネジメント活動の実施に努めています。 ・重要リスクの選定プロセス 経営層、現場の管理職層、および監査等委員会を対象に、全7回のワークショップを通じて意見を収集しリスクを特定しました。さらに、外部環境や専門的知見も踏まえた評価を行い、多角的な検証と議論を経て、重要リスクを選定しています。 ・重要リスク選定の考え方 重要リスクは、影響度および発生可能性を詳細化した複数の切口に基づき、当社グループの事業特性に即した戦略・事業計画の達成および企業価値の向上・毀損防止の観点から選定しています。 具体的には、グループ戦略への影響、他のリスクへの連鎖や波及、回復の困難度、開示・説明責任、対策の強度等の観点を考慮しています。また、サステナビリティに関するマテリアリティとの関連性も必要に応じて確認し、経営課題との関係を整理しています。 ・重要リスク対応の考え方 主管部門および関係部門が連携し、各重要リスクの対応計画の策定および対応を推進する体制の整備を進めています。各リスクの対応状況については、リスクマネジメント分科会において確認し、環境変化やリスクの顕在化等の発生を把握した場合には、グループ・サステナビリティ委員会の委員長へ速やかに報告する体制としています。また、モニタリング結果や発生事象から得られた示唆を踏まえ、グループ・サステナビリティ委員会における審議を通じて、対応策の実効性を確認し、必要に応じて機動的に見直しを行います。 なお、日常業務において緊急事態や重大問題が発生した場合、事象の内容や重大性、緊急性に応じて、インシデントマネジメントまたはクライシスマネジメントの考え方に基づき、適時かつ的確な報告、初動対応、被害・影響の最小化および再発防止等を行う体制の整備を進めております。 また、大規模な被害や長期間の事業停止をもたらす可能性のあるリスクに対しては、事業継続計画(BCP)等を通じて、予防的な被害最小化措置を講じることとしています。 (4)重要リスク 当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があると認識しているリスクは以下のとおりです。なお、以下に記載したリスクは、当社グループが経営上重要と認識している主な事項を記載したものであり、記載順は重要性の大小を示すものではありません。また、各リスクは相互に関連し、複合的に影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中における将来に関する事項は、別段の記載がない限り、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 グループ戦略リスク リスク内容    当社グループは、IP・事業投資、海外展開、自社企画・製造等の複数の成長テーマを同時に推進し、複数の中核事業間におけるシナジーの創出を加速させています。これらの施策は相互に関連しており、グループ経営の視点に基づく方向付けや意思決定が重要となります。 こうした中、グループ全体の経営戦略、経営資源配分、投資判断、提携管理およびビジネスモデル転換を一貫して統合的に運用できない場合、投資や施策の優先順位が不明確となり、経営資源の分散や不採算投資の継続、成長施策の停滞、資本効率の低下等を通じて、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 対応策   ・グループ各社連携のもと経営方針を浸透させ、戦略実行の確実性向上および他リスクへの波及を抑制・「商品×流通」の強化に向けて、組織・人材や商品企画・開発力の強化、パートナ ーの拡充、IP取得および成長投資の一体的推進・IPの価値最大化に向け、各社が有するIPに関する知見・ノウハウを共有・活用し、グループ間シナジーの創出、IPリソースの拡大 IP戦略リスク リスク内容    当社グループは、IPを起点とした事業の複線化を成長の源泉と位置付け、主要IPの価値最大化および新規IPの育成・獲得を重要な成長テーマとしています。また、マスターライセンシーとの契約見直し、サブライセンシーとの競合調整、МDの自社製造・直販に伴う多数の許諾契約の締結等により、契約・権利管理は複雑化しています。さらに、中国をはじめとする海外展開の拡大に伴い、地域ごとの権利保護、契約条件および商慣行への対応の重要性も高まっています。 こうした中、主要IPの使用許諾契約の終了・条件変更、新規IPの獲得機会の逸失、IP価値の低下、第三者による知的財産権侵害または契約・権利管理上の不備等が生じた場合、商品企画の遅延、販売機会の逸失、追加費用の発生、訴訟対応またはブランド価値の低下等を通じて、当社グループの業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・権利保護を中心とする「守り」のIP管理と、収益化の再現性向上を図る「攻め」のIP活用の両立・ウルトラマンIPの活用拡大、有力IPの調査・分析、コンテンツホルダーとの関係強化を通じて、信頼性の高いIP運営体制の構築 ガバナンスリスク リスク内容    当社グループにおける経営陣の迅速かつ的確な判断は、当社グループの成長を支える重要な要素となっています。一方で、今後のグローバル展開や成長投資の拡大に伴い、経営判断に求められる情報量、複雑性およびスピードは一段と高まることが想定されます。 こうした中、特定の役職者や担当者の資質・経験・判断に組織運営が過度に依拠した場合、当該役職者等の不在や想定外の事態が生じた際に、意思決定や業務遂行に支障が生じる可能性があります。また、経営判断や組織運営の柔軟性が低下することにより、事業継続や成長施策の推進に影響を及ぼし、当社グループの業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・業務および責任分担の明確化、グループ横断での情報共有、相互に支え合う体制の整備を通じて、人材育成および組織間の連携強化・経営基盤の強化に向けて、監督と執行の分離、取締役会のモニタリング機能の強化および権限委任による経営判断の質とスピードの向上・社外取締役・独立役員を半数とすることによるガバナンス体制の強化 ブランドリスク リスク内容    当社グループは、海外展開、自社企画・製造および新規事業領域の拡大等に取り組んでおり、消費者、取引先、版元、投資家その他のステークホルダーとの接点が拡大しています。また、SNS等を通じた情報拡散の高速化や、企業倫理・情報開示に対する社会的関心の高まりを背景に、信用毀損が生じた場合の影響は、広範囲に及び、長期化する可能性があります。 こうした中、当社グループまたは関係者による不祥事、情報開示の不足、発信内容の不備等が発生した場合、顧客や投資家をはじめとするステークホルダーからの信頼が低下し、収益機会の減少、資金調達環境の悪化またはブランド価値の低下等を通じて、当社グループの業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・ブランド・レピュテーション管理および情報開示の強化を通じて、ステークホルダーからの信頼の維持・向上・持続的な成長に向けてグループ・サステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティ経営の推進・財務・非財務情報の積極的開示 商品開発/販売リスク リスク内容    アミューズメント機器事業におけるヒット機の継続的な創出および販売台数の達成は、当社グループの成長投資を支える重要な原資となっています。一方で、遊技機市場における需要変動や消費者嗜好の変化、適合基準に対する不適合、商品企画・開発が個人の経験や偶然性に依存すること等により、市場ニーズに合致したヒット機の創出または販売台数の達成や販売機種数が計画を下回った場合、売上高および利益の減少を通じて、成長投資に必要な資金創出力が低下する可能性があります。 また、コンテンツ&デジタル事業においては、商品企画の体制不備、市場トレンドやニーズとの不一致、需要予測、在庫管理、製造管理および品質管理の巧拙が、短期的な売上、顧客信頼および中長期的な収益性に影響を及ぼします。これらが十分に機能しない場合、在庫評価損、販売機会の逸失、投資回収の遅延、追加費用の発生等により、当社グループの収益性に影響を与える可能性があります。 対応策   ・商品開発・販売プロセスの標準化やデータ活用を通じて属人性を低減するとともに、需要予測、在庫管理および品質管理を高度化する体制の構築・有力IPの魅力を引き出した商品の継続的な開発・販売、市場ニーズを満たすゲーム性の追求、PB開発体制の強化 サプライチェーンリスク リスク内容    当社グループでは、自社企画・開発・製造、海外展開およびPB商品比率の拡大に伴い、調達先、製造委託先、物流、販売チャネルを含むサプライチェーンの複雑性が増大しています。そのため、版権の確保、部材調達ルートの確保・共通化、リユース部品の活用、設備投資等を通じた安定供給および品質担保の重要性が高まっています。また、地政学リスクや自然災害等による供給網の不安定化、品質・法令・規制遵守に対する要請の高まりも、サプライチェーン管理の重要性を一層高める要因となっています。 こうした中、調達、品質管理または法令・規制遵守に不備が生じた場合や、特定地域への部材調達依存、法令違反による販売停止等が発生した場合には、供給断絶、生産停止、納期遅延、販売機会の逸失、違約金の発生、顧客・取引先からの信頼低下等を通じて、当社グループのブランド価値、収益性および中長期的な投資余力に影響を与える可能性があります。 対応策   ・調達、品質、法令・規制遵守等、サプライチェーンに関わる課題の管理の強化・取引先・パートナーと協働した責任ある調達活動の推進・生産・物流拠点の統合等を通じた競争力の向上・ウルトラマンをはじめとする各種IPのМD展開においては、直営店の設置や自社ECサイト、外部ECプラットフォームの活用も含めた、販売チャネルおよび流通網の整備、商品を安定的に顧客へ届ける体制の構築 AI/DXリスク リスク内容    当社グループにおいて、AI/DXは単なる業務効率化にとどまらず、事業ポートフォリオの磨き込み、投資意思決定の精度向上、IPリソース拡大および新規事業の開拓を支える経営の実行基盤となっています。 こうした中、競合他社によるAI/DX投資が進み、当社においてデータ基盤の整備、AIを含むデジタル技術の活用、IT投資の最適化等が計画どおり進まない場合、需要予測、在庫管理、投資判断、マーケティング、業務効率化等の高度化が遅れ、生産性、競争力およびグループシナジーの低下を招く可能性があります。また、AI利用に関する社内ルール、権利処理、個人情報管理またはファクトチェックが不十分な場合、情報漏えい、知的財産権侵害、誤情報の利用等が発生し、信用低下、追加対応費用の発生または中長期的な成長機会の逸失を通じて、当社グループの業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・グループ横断でのAI、データおよびIT基盤の整備・AI活用を推進する専門部署の設置、実効性のある活用施策を検討および実践し、各事業の事業スピード向上のための業務の効率化・社内ガイドラインの整備やリテラシー強化などを通じたAIガバナンスの向上 サイバーリスク リスク内容    当社グループは、EC、顧客データ管理、IP情報管理およびデータ活用等を前提とした施策を拡大しており、グループ全体および委託先を含めた情報管理の重要性が高まっています。また、サイバー攻撃の高度化・巧妙化や、委託先・サプライチェーンを含む攻撃対象の拡大、個人情報・顧客情報管理に対する社会的要請の高まりを背景に、情報セキュリティ管理の重要性は一層高まっています。 こうした中、当社グループまたは委託先が保有・利用する情報システムにおいて、外部からのサイバー攻撃、内部不正、人的ミス、システム障害または管理体制の不備や従業員の故意的悪用が発生した場合、機密情報、個人情報、顧客情報またはIP関連情報の漏えい、ECサイト等の停止、事業中断、損害賠償負担、取引先からの信頼喪失等を通じて、当社グループの事業継続性、業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・情報セキュリティ管理をグループ横断で一元的に管理・支援する体制の強化・役員および従業員への教育啓発を通じて、情報管理の徹底・個人情報および機密情報の適切に保護する、情報漏えいや不正利用の防止に向けた取り組みの推進 人的資本リスク リスク内容    当社グループが海外展開や新領域の推進を進める上では、特定分野における人材の確保・育成が戦略実行の前提となります。また、専門人材の獲得競争の激化や人的資本経営への関心の高まりを背景に、必要な人材を柔軟に確保・育成する仕組みや、グローバル展開を推進するリーダーシップ体制の重要性は高まっています。 こうした中、人材の確保・育成が計画どおり進まない場合や、経営層の多様性、柔軟性の不足等によりリーダーシップ体制が十分に整わない場合あるいは中核人材の流出等により、事業推進力の低下や成長戦略の遅延・停滞を招き、中長期的な成長戦略の実行および市場からの評価に影響を与える可能性があります。 対応策   ・中長期的な人材戦略と現状とのギャップを踏まえた、必要な人材の確保・育成を進め、戦略実行力の強化・海外拠点の構築、流通網強化、商品開発および事業推進を担う中核人材の強化・非金銭報酬や福利厚生の充実を図るなど、従業員のウェルビーイングの実現に向けた取り組みの推進 事業継続リスク リスク内容    当社グループでは、主要グループ会社の本社機能および経営資源の一部が東京圏に集中しているほか、海外展開やサプライチェーンの拡大に伴い、国内外の取引先、委託先、顧客および海外関係先との連携の重要性が高まっています。 こうした中、大規模災害、重大事故、紛争、感染症の拡大その他の有事においては、本社機能、情報システム、物流、製造委託先、販売チャネルまたは海外関係先との連携に支障が生じるリスクが考えられます。また、首都圏直下型地震、南海トラフ地震、富士山噴火、異常気象等が発生した場合には、安全確保、迅速な意思決定、指示および対外コミュニケーションが困難となる可能性があります。これらのリスクが顕在化した場合、商品供給の停止、復旧の長期化、意思決定の遅延、対外コミュニケーションの混乱等を通じて、当社グループの業績および企業価値に影響を与える可能性があります。 対応策   ・有事発生時の指揮命令系統の整備、初動対応および事業復旧手順の確立、海外における危機管理広報の強化・グループ企業間の連携強化、災害対応マニュアルおよび事業継続計画の整備、安否確認体制の構築等を通じた有事への対応力向上
経営成績の分析 (MD&A)6,393字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念を掲げています。この実現に向けて、人々の心を豊かにする商品やサービスの企画、開発、提供に努め、持続的成長を目指しています。 当期(2025年4月‐2026年3月)においては、成長力と収益力を両輪とし、株主価値向上に取り組んで参りました。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態の状況 資産の部 流動資産は、74,083百万円と前連結会計年度末比4,242百万円の増加となりました。これは主に仕掛品、商品化権の増加および売上債権の減少によるものです。 有形固定資産は、10,866百万円と前連結会計年度末比635百万円の増加となりました。これは主に工具、器具及び備品の増加によるものです。 無形固定資産は、1,813百万円と前連結会計年度末比302百万円の減少となりました。これは主にのれんの減少によるものです。 投資その他の資産は、16,596百万円と前連結会計年度末比169百万円の減少となりました。 以上の結果、資産の部は103,360百万円と前連結会計年度末比4,406百万円の増加となりました。 負債の部 流動負債は、24,815百万円と前連結会計年度末比1,955百万円の減少となりました。これは主に仕入債務の減少によるものです。 固定負債は、12,357百万円と前連結会計年度末比3,577百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少によるものです。 以上の結果、負債の部は37,173百万円と前連結会計年度末比5,532百万円の減少となりました。 純資産の部 純資産の部は、66,187百万円と前連結会計年度末比9,939百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。 ②経営成績の状況 当連結会計年度の連結業績は、売上高174,142百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益17,455百万円(同14.1%増)、経常利益17,751百万円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,050百万円(同17.0%増)となりました。 各事業セグメントの概況は、以下のとおりです。 コンテンツ&デジタル事業セグメント 円谷プロダクション全体の国内・海外別の事業概況は以下の通りです。 国内事業におきましては、ライセンス収入、MD(物販)収入および映像・イベント収入が総じて堅調に推移し、前年同期比で増収となりました。「ウルトラマンシリーズ放送開始60周年」記念施策の一環として、幅広い顧客層に支持されている優良なIPホルダーとのコラボレーションを積極的に行うことにより、幅広い顧客層に「ウルトラマン」の浸透を図っています。以上の結果、国内の売上高は、5,003百万円(同6.4%増)となりました。 海外事業におきましては、前年同期比で減収・減益となりましたが、「ウルトラマン」は中国市場において引き続き高い認知度とファン基盤を有しており、中長期的な成長ポテンシャルに変化は無いものと認識しています。最も信頼できるライセンシーとの戦略的なパートナーシップの強化を通じて、新規カテゴリーのライセンス及びMDの拡充に向けた取り組みを着実に推進しています。以上の結果、海外の売上高は、4,349百万円(同36.6%減)となりました。 <国内・海外別収入内訳> (単位:百万円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減率(%) 国内   4,702   5,003   +6.4% 海外   6,856   4,349   △36.6% 合計   11,559   9,352   △19.1% 以上の結果、当連結会計年度において、売上高は9,352百万円(前年同期比19.1%減)となりました。 主要なカテゴリー別の内訳は以下の通りです。 <ライセンス収入:4,159百万円(前年同期比39.2%減)>                          (単位:百万円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減率(%) 国内   969   1,003   +3.6% 中国   5,287   2,557   △51.6% 北米・アジア等   580   598   +3.2% 合計   6,836   4,159   △39.2% 国内市場におきましては、「ウルトラマンシリーズ放送開始60周年」記念事業が着実に進展しました。今後は周年期間の本格化に伴い、多様なパートナーシップを通じた多角的な露出を加速させ、「ウルトラマン」の付加価値の向上を図ってまいります。一方、中国市場におきましては、ライセンス収入は減少となりましたが、映像配信や上海でのイベントや新規の有料舞台公演が寄与し、映像・イベント分野では増収となりました。 <映像・イベント収入:2,964百万円(前年同期比1.0%増)>                         (単位:百万円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減率(%) 国内   2,101   2,130   +1.4% 海外   832   833   +0.2% 合計   2,933   2,964   +1.0% 当期の映像・イベント収入は、隔年秋開催の『TSUBURAYA CONVENTION 2025』、『ウルトラヒーローズEXPO 2025(夏・冬)』での観客動員数の増加を主因にほぼ前年並みに推移しました。 以上の結果、当セグメントの売上高は13,874百万円(前年同期比15.4%減)、営業利益は934百万円(同67.0%減)となりました。 アミューズメント機器事業セグメント 当連結会計年度におきましては、『e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~』をはじめとする有力IPを搭載した複数機種の販売が好調に推移したことに加え、通期に渡り『L 東京喰種』の増産ニーズに対応した結果、販売台数は約27.4万台(前年同期比33.6%増)となりました。これにより、2025年度(2025年4月-2026年3月)の市場販売台数に占める当社シェアは約18.2%(当社調べ)となりました。 また、当期は当社販売機種導入店舗に対し専用景品コーナーの設置を提案する等、パーラーの集客最大化に向けた各種施策も併せて実施いたしました。 有力タイトルの好調な販売およびシェア拡大が寄与し、当セグメントの売上高は159,069百万円(前年同期比29.2%増)、営業利益は19,881百万円(同30.1%増)となりました。 [遊技機販売台数] 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減率(%) パチンコ   92,540台   142,479台   +54.0% パチスロ   113,161台   132,293台   +16.9% 合計   205,701台   274,772台   +33.6% [当累計期間の主な販売タイトル] 区分   主な販売タイトル   販売台数(万台) パチンコ   e シン・ウルトラマン   14.2 e東京喰種 e 犬夜叉3.0 e ベルセルク無双 第2章 e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~ パチスロ   Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED   13.2 L ULTRAMAN スマスロ デビル メイ クライ5 スタイリッシュトライブ L 絶対衝激~PLATONIC HEART~ LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~ L ダーリン・イン・ザ・フランキス スマスロ 新鬼武者3 L 絶対衝激IV L 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 合計       27.4 その他事業 その他事業の当連結会計年度の業績は、売上高1,783百万円、営業利益39百万円となりました。 (注1)本報告書に記載の数値は各社・各団体の公表値または当社推計によるものです。 (注2)本報告書に記載の商品名は各社の商標または登録商標です。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18百万円減少し、30,835百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、7,477百万円(前年同期は7,779百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益17,303百万円、棚卸資産の増加12,495百万円、売上債権の減少8,407百万円、仕入債務の減少5,147百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、2,315百万円(前年同期は1,100百万円の収入)となりました。これは主に固定資産の取得による支出2,131百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、5,195百万円(前年同期は13,520百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額3,108百万円、長期借入金の返済による支出2,207百万円によるものです。 ④生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) コンテンツ&デジタル事業   6,687   +8.2 アミューズメント機器事業   38,493   +6.0 合計   45,180   +6.3 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しています。 2.金額は、製造原価によっています。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前期比(%)   受注残高 (百万円)   前期比(%) コンテンツ&デジタル事業   11,607   △14.3   1,348   +1.1 アミューズメント機器事業   151,632   +2.9   26,177   △20.6 合計   163,240   +1.4   27,525   △19.8 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しています。 2.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント機器事業における遊技機受注の減少によるものです。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) コンテンツ&デジタル事業   13,468   △15.9 アミューズメント機器事業   158,899   +29.3 その他   1,773   +6.0 合計   174,142   +23.9 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しています。 2.主要な販売先については、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しています。 3.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント機器事業における遊技機販売の増加によるものです。 d. 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前期比(%) アミューズメント機器事業   98,123   +52.8 合計   98,123   +52.8 (注)1.金額は、仕入価格によっています。 2.当連結会計年度において、商品仕入実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント機器事業における遊技機仕入の増加によるものです。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国の経済は、物価の高止まりなど一部に課題は残るものの、個人消費や設備投資の持ち直しを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。海外経済については、地政学的リスクや政策動向等に伴う不確実性が引き続き存在する中で、状況の早期安定化が望まれています。このような経済環境のもと、当社の注力分野であるエンターテインメント・コンテンツ市場においては、政府の後押しも相まって日本のIPが世界で注目を集める中、グローバルにビジネス機会を捉え成長する企業や、新たにIPビジネス展開に乗り出し期待を集める企業が出始めるなど、市場は一層の活性化を見せています。 長きにわたりIPビジネスを推進してきた㈱円谷プロダクションを中核企業に擁する当社グループとしましては、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念のもと、こうした市場の活況を確実に収益へ結びつけるべく、事業基盤の強化と成長分野への投資を並行して進め、持続的な成長および長期的な企業価値創出に向けた施策を着実に推進してまいりました。 アミューズメント機器事業の中核を担うフィールズ㈱では、パーラーの期待に応える遊技機をお届けし続けることで信頼を着実に獲得し、市場のシェアを高める結果となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの主な資金需要は、運転資金および設備投資資金等です。これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローおよび自己資金のほか、金融機関からの借入による資金調達にて対応していくこととしています。 手許の運転資金につきましては、当社および一部の連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)を導入することにより、各社における余剰資金を当社へ集中し、一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っています。また、突発的な資金需要に対しては、当座貸越契約を締結し、流動性リスクに備えています。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いていますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。

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  • 中期経営計画業績予想及び中期経営計画の修正に関するお知らせ2026-07-27

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