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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ローランド

7944 · Prime · その他製品

電子楽器のグローバルブランド。プロから初心者まで幅広い製品ラインを展開。

概要

ローランドは1972年に大阪で設立された電子楽器・音響機器の世界的メーカーである。シンセサイザー、電子ピアノ、電子ドラム、ギター関連機器などを開発・製造・販売し、プロからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されている。2024年12月期の連結売上高は994億円、営業利益は100億円。海外売上高比率は91%に達し、北米・欧州・アジアを中心にグローバルに事業を展開する。本社は静岡県浜松市に置き、従業員数は2,897名。

電子楽器の総合メーカーとしての製品ライン

ローランドの事業は電子楽器を中核とし、電子ピアノ、シンセサイザー、電子ドラム、ギター関連機器(エフェクター・アンプ)など幅広い製品群で構成される。電子ピアノでは家庭用からステージ用まで豊富な音色とタッチ感を提供し、シンセサイザーは音色合成機能で音楽制作やライブ演奏に使用される。電子ドラムは静かな演奏が可能で、練習用からプロ用まで展開。ギター関連機器ではエフェクターやアンプを扱い、多くのミュージシャンに利用されている。これらの製品は「電子楽器事業」の単一セグメントとして管理され、開発・製造・販売が一貫して行われる。収益のほとんどを電子楽器が占め、映像関連機器が補完的な位置づけにある。

海外売上高91%を支えるグローバル販売網

ローランドは創業間もない1970年代後半から海外販売会社の設立を積極的に進めた。1976年のオーストラリアを皮切りに、1978年米国、1981年英国・ドイツ、同年カナダ、1982年ベルギー、1986年イタリア、1988年スイスなど、主要市場に直接販売拠点を構築。現在では米州地域にRoland Corporation U.S.を含む4社、欧州地域にRoland Europe Group Ltd.傘下の3社、アジア・オセアニア地域に2社の計9社の販売子会社を持つ。加えて中国・ロシア・ブラジルなどにも販売会社を設立し、世界のあらゆる地域に製品を届けている。2025年12月期の海外売上高比率は91%に達し、北米、欧州、中国・アジアが主要市場である。新興国向けには専用モデルの投入や販売体制強化を進めている。

グループ企業と生産体制の最適化

ローランドグループは当社、子会社14社、関連会社1社で構成される。開発とグループ統括は当社が担い、製造は主に海外子会社が行う。主力生産拠点は2014年に設立されたRoland Manufacturing Malaysia Sdn. Bhd.(マレーシア工場)で、電子ピアノや電子ドラムなど大量生産品を中心に生産する。製造子会社にはほかに、中国に設立した生産会社(2001年)がある。販売機能は前述の各地域販売子会社が担い、米国にはドラム事業の開発・製造・販売を統括するDrum Workshop, Inc.を有する。物流管理と仕入販売はMI Services Malaysia Sdn. Bhd.が担当し、グループ内の効率的なサプライチェーンを支える。製品特性に応じて自社工場と外部委託を使い分け、柔軟な生産体制を築いている。

業界の中での役割は電子楽器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,010億円
営業利益
94億円
営業利益率
9.3%
純利益
22億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01電子楽器主力

電子ピアノ、シンセサイザー、電子ドラム、ギター関連機器など幅広い電子楽器を開発・製造・販売。プロ向けから初心者向けまで網羅し、ブランド力と技術力で世界的な地位を確立。多くの販売子会社を通じてグローバルに展開。

主な製品・サービス4
電子ピアノ
豊富な音色とタッチ感を再現した電子ピアノ。家庭用からステージ用までラインアップ。
シンセサイザー
音色合成機能を備えた電子楽器。音楽制作やライブ演奏で幅広く使用。
電子ドラム
静かに演奏できる電子ドラム。打感や音色にこだわり、練習用からプロ用まで展開。
ギター関連機器
エフェクターやアンプなど、ギター演奏に必要な周辺機器を提供。

02映像関連機器準主力

映像と音の融合を追求し、業務用・コンシューマー向け映像関連機器を開発・販売。プロ向けのビデオスイッチャーや録音機器など、ライブ配信や映像制作に必要な機材を提供。

主な製品・サービス1
映像スイッチャー
複数の映像ソースを切り替える業務用機器。放送やライブイベントで使用。

製品と技術

シンセサイザーとリズムマシン:音色合成の歴史

ローランドのシンセサイザーは1973年の初代モデルから始まり、音楽制作やライブ演奏に欠かせない楽器として進化を遂げてきた。特に1980年代に発売されたリズムマシン「TRシリーズ」は、電子音楽の歴史に残る名機として知られている。2025年には、そのTRシリーズの現代版として「TR-1000」を発売。新開発のデジタル音源に加え、約40年ぶりとなる新開発アナログ音源を搭載し、ビンテージサウンドと最新技術を融合させた。シンセサイザー製品はプロフェッショナルからホビーユーザーまで幅広く対応し、音色合成の可能性を常に追求している。これらの製品は音作りの自由度の高さで評価され、音楽制作の現場で標準的に使用される。

電子ピアノとポータブルキーボード:豊かな音色とタッチ

ローランドの電子ピアノは、1973年の初代モデル以来、アコースティックピアノに近いタッチ感と豊かな音色を追求してきた。家庭用からステージ用まで幅広いラインアップを持ち、初心者からプロまで対応する。特に近年は、ポータブルキーボード市場に再参入すべく「GO:KEYSシリーズ」を発売。2025年にはバージョンアップを実施し、機能強化と市場浸透を図った。これらの製品は、内蔵音色のクオリティや鍵盤タッチの再現性に定評があり、音楽教育や演奏用途で広く使用される。電子ピアノはローランドの売上を支える主力カテゴリーの一つである。

電子ドラム「V-Drums」の進化

ローランドは1985年にセット式電子ドラムを発表以降、電子ドラム市場を牽引してきた。代表的なシリーズが「V-Drums」で、2024年にはハイエンド・モデル「V-Drums 7シリーズ」を発売。続いてミドル・モデルの「V-Drums 5シリーズ」、エントリー・モデルの「V-Drums 3シリーズ」を投入し、幅広い価格帯をカバーしている。各モデルは打感や音色のリアリティにこだわり、静かでコンパクトな演奏環境を提供。練習用からプロのライブ演奏まで対応する。また、電子ドラムの技術を応用し、2025年にはフルート型電子管楽器「Aerophone Brisa」を発売。管楽器の電子化という新たな分野にも挑戦している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

楽器・音響機器で世界ブランド

その他製品業界に属し、楽器・音響機器メーカー。売上高1000億円前後で、同業の三井松島HD、イタミアート、テクセンドフォトマスク、浅香工業、ドリームベッドと比較して圧倒的に大規模。世界ブランドとしての知名度が高く、プロユースから一般消費者まで幅広くカバー。営業利益率は10%前後と安定しているが、デジタル化や新興企業との競争による収益性低下が懸念される。

強み

  • 世界的に認知されたブランドを保有し、高付加価値製品を提供。
  • プロ・アマ向けまで幅広い楽器・音響機器をラインアップ。
  • 世界各国に販売拠点を持ち、海外売上比率が高い。
  • 長年の技術蓄積により、高品質な製品を安定供給。

課題

  • 営業利益率が10%から9%へ微減しており、改善が必要。
  • 音楽制作のデジタル化で、従来製品の需要が減少リスク。
  • 低価格帯で新興メーカーが台頭し、市場シェアを脅かす。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がローランド

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13765ガンホー・オンライン・エンターテイメント1,783億円56.7倍
26632JVCケンウッド1,647億円9.1倍
32767円谷フィールズホールディングス1,640億円12.0倍
49601松竹1,472億円27.7倍
59672東京都競馬1,438億円12.5倍
67944ローランド1,015億円67.4倍
79413テレビ東京ホールディングス945億円11.8倍
87868広済堂ホールディングス910億円17.3倍
96058ベクトル903億円17.7倍
103632グリーホールディングス750億円17.6倍
113663セルシス685億円24.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

大阪で創業しリズムマシンで市場に参入

ローランドは1972年4月、大阪府大阪市住吉区(現住之江区)に資本金3,300万円で設立された。同年8月にはローランドブランド第1号商品となるリズムマシンを発表し、電子楽器市場に参入。続いて11月にはギターアンプとエフェクターを発売し、製品ラインを拡充した。創業当初から電子技術を活用した楽器開発に注力し、1973年3月にはエフェクター製造子会社メグ電子(後のボス株式会社)を設立。同年4月にはシンセサイザーと電子ピアノを発表し、後の主力製品群の礎を築いた。この時期の積極的な製品投入が、ローランドのブランド認知を高める起点となった。

1970年代後半から1980年代にかけての海外販売網の構築

ローランドは国内市場での成長を踏まえ、早い段階から海外展開に着手した。1976年にオーストラリア、1978年にアメリカ、1981年にイギリス・ドイツ・デンマーク、同年カナダ、1982年にベルギーと、主要先進国に相次いで販売会社を設立。1986年にはイタリア、1988年スイス、1990年にはスペイン・ハンガリーと、欧州全域へネットワークを広げた。これらの販売子会社は現地の市場特性に合わせた販売活動を行い、ローランド製品のグローバル普及を支えた。1981年にはエフェクター・キットやコンピュータ周辺機器を手がけるアムデック株式会社(現ローランド ディー.ジー.)も設立し、グループの事業領域を拡大した。

シンセサイザーと電子ドラムで市場を拡大した1980年代

1973年にシンセサイザーと電子ピアノを発表したローランドは、1980年代に入りさらなる製品革新を進めた。1985年にはセット式電子ドラムを発表し、アコースティックドラムに代わる新たな電子楽器カテゴリーを創出した。同社のドラム製品は、静かな演奏と多彩な音色が評価され、練習用からプロ用まで幅広く採用される。シンセサイザー分野では、1980年代に発売されたリズムマシン「TRシリーズ」が多くのミュージシャンに使用され、後の復刻モデルの基盤となった。この時期に電子楽器の可能性を広げる製品を次々と投入し、ローランドは「電子楽器のローランド」としての地位を確立した。

株式上場と国内生産拠点の増強

1989年12月、ローランドは大阪証券取引所市場第二部に上場した。1993年5月には本社を大阪市北区堂島浜に移転し、経営基盤を強化。1997年7月には静岡県浜松市に都田工場を完成させ、生産能力を拡大した。1998年6月には東京証券取引所市場第二部にも上場し、1999年9月には東京・大阪両取引所の市場第一部銘柄に指定された。2000年10月には子会社のローランド ディー.ジー.株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場し、2002年3月には市場第一部に指定されるなど、グループ全体の資本市場でのプレゼンスが高まった。2005年7月には本社を静岡県浜松市細江町(現浜松市浜名区)に移転し、現在に至る。

中国進出と音楽教室事業の再編

2001年7月、ローランドは中国に生産会社を設立し、低コスト生産体制を構築した。2003年3月には中国に物流会社を設立し、サプライチェーンを整備。2007年7月には中国に販売会社を設立し、成長市場への直接販売チャネルを確立した。一方、国内では2001年9月にビクター・テクニクス・ミュージック株式会社と音楽教室事業を統合し、ローランド ミュージック スタジオ株式会社(現ローランド・ミュージック・スクール)を設立。音楽教育分野にも注力した。2004年にはベルギーとフランス、スペインとポルトガルの販売会社をそれぞれ統合し、欧州販売体制の効率化を図った。

上場廃止とマレーシア工場への生産集約

2014年7月、ローランドは株式会社常若コーポレーションの子会社となり、同年10月に東京証券取引所市場第一部の上場を廃止した。上場廃止と前後して、2014年11月にはマレーシアに生産会社Roland Manufacturing Malaysia Sdn. Bhd.を設立。以降、同工場が電子ピアノや電子ドラムなど主力製品のグローバル生産拠点として機能し、中国工場と並ぶ製造の柱となった。同年2月には英国に欧州地域販売子会社9社の持株会社を設立し、欧州統括機能を強化。上場廃止後もグループは電子楽器事業に集中し、グローバルな販売網と効率的な生産体制を活かして収益基盤を維持している。

年表44件を開く

1970年代

  • 1972年4月創業大阪府大阪市住吉区(現 住之江区)に資本金3,300万円でローランド株式会社設立
  • 1972年8月東京営業所、大阪営業所開設
  • 1972年8月ローランドブランド第1号商品となるリズムマシン発表
  • 1972年11月ギターアンプ、エフェクター発売
  • 1973年3月創業大阪府大阪市にエフェクター製造のメグ電子株式会社(後の ボス株式会社)設立
  • 1973年4月シンセサイザー、電子ピアノ発表
  • 1976年5月創業オーストラリアに販売会社設立
  • 1978年4月創業アメリカに販売会社設立

1980年代

  • 1981年1月創業イギリス、ドイツに販売会社設立
  • 1981年3月創業デンマークに販売会社設立
  • 1981年5月創業大阪府大阪市住之江区にエフェクター・キット/コンピュータ周辺機器のアムデック株式会社(現 ローランド ディー.ジー.株式会社)設立
  • 1981年11月創業カナダに販売会社設立
  • 1982年3月創業ベルギーに販売会社設立
  • 1984年11月大阪市に音楽教室(現 ローランド・ミュージック・スクール)開設
  • 1985年2月セット式電子ドラム発表
  • 1986年1月創業イタリアに販売会社設立
  • 1986年3月静岡県引佐郡(現 浜松市)に細江工場(現 本社工場)完成
  • 1988年7月創業スイスに販売会社設立
  • 1989年12月上場大阪証券取引所市場第二部に上場

1990年代

  • 1990年2月創業スペインに販売会社設立
  • 1990年5月創業ハンガリーに販売会社設立
  • 1990年9月浜松研究所完成
  • 1991年10月創業ブラジルに販売会社設立
  • 1993年5月本社を大阪市北区堂島浜に移転
  • 1997年7月浜松市に都田工場完成
  • 1997年10月創業フランスに販売会社設立
  • 1998年3月創業ポルトガルに販売会社設立
  • 1998年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1999年9月東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定

2000年代

  • 2000年10月上場ローランド ディー.ジー.株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2001年1月創業ポーランドに販売会社設立
  • 2001年7月創業中国に生産会社設立
  • 2001年9月創業ビクター・テクニクス・ミュージック株式会社と当社音楽教室を統合し、ローランド ミュージック スタジオ株式会社(現 ローランド・ミュージック・スクール)設立
  • 2002年3月ローランド ディー.ジー.株式会社が東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2003年3月創業中国に物流会社設立
  • 2004年8月M&Aベルギーとフランスの販売会社統合
  • 2004年8月M&Aスペインとポルトガルの販売会社統合
  • 2005年7月本社を浜松市細江町(現 浜松市浜名区細江町)に移転
  • 2007年7月創業中国に販売会社設立
  • 2009年4月創業ロシアに販売会社設立

2010年代

  • 2014年2月イギリスに欧州地域販売子会社10社の持株会社設立
  • 2014年7月株式会社常若コーポレーションが当社普通株式を取得し、同社の子会社となる
  • 2014年10月上場東京証券取引所市場第一部上場廃止
  • 2014年11月創業マレーシアに生産会社設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年12月期まで1,200億円
  • 営業利益2028年12月期まで144億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年12月期まで102億円
  • ROE2028年12月期まで20%
  • ROIC2028年12月期まで18%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    Direct Connect:顧客との直接接点強化

    AI/IoTを実装した革新的な電子楽器の開発・販売、直販チャネルの拡大、データ活用プラットフォーム(Roland Cloud)やアプリの開発・強化を行い、顧客の演奏活動を支援し体験価値を最大化する。

  2. 02

    Innovation:電子楽器化の加速と共同開発

    アコースティック楽器の電子化を促進するため、電子ドラム・電子ピアノに加え、電子管楽器のシリーズ拡大や未電子化楽器の電子化に取り組む。また、アライアンスや異業種との共同開発により革新的な顧客体験を実現する新技術・製品を拡充する。

  3. 03

    新興国販売拡大:現地ニーズ対応とチャネル開拓

    中国ホビー市場の開拓、インド・中南米・中東での販売強化のため、現地ニーズに適合した専用モデルの投入や新規チャネルの開拓を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で2,897人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は720万円で、5期前と比べて+4.3%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年12月69145.019.02,601
2021年12月76545.019.02,730
2022年12月79145.019.02,783
2023年12月69346.019.03,044
2024年12月71346.020.02,957338
2025年12月72046.019.02,897324

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率67.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 0 / 海外 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
Roland Inspiration Hub — 浜松市浜名区7,185百万円
都田工場 都田試験センター — 浜松市浜名区923百万円
本社工場 — 浜松市浜名区786百万円
浜松研究所 — 浜松市浜名区591百万円
主な関係会社
  • 海外
    Roland Manufacturing Malaysia Sdn. Bhd.
    Selangor Darul Ehsan Malaysia
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Electronics (Suzhou) Co.,Ltd.
    Suzhou China
    議決権90.0%
  • 海外
    MI Services Malaysia Sdn. Bhd.
    Selangor Darul Ehsan Malaysia
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Corporation U.S.
    Los Angeles California U.S.A.
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Canada Ltd.
    Surrey British Columbia Canada
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Instrumentos Musicales Mexico, S. de R.L. de C.V.
    Ciudad de Mexico Mexico
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Europe Group Ltd.
    Reading U.K.
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Central Europe N.V.
    Geel Belgium
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland China Ltd.
    Shanghai China
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Corporation Australia Pty Ltd
    Dee Why NSW Australia
    議決権100.0%
  • 海外
    Drum Workshop, Inc.
    Oxnard California U.S.A.
    議決権100.0%
  • 海外
    Roland Organ Corporation
    Los Angeles California U.S.A.
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,010億円営業利益94億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.6%、利益が-6.0%。

売上高
+1.6%
1,010億円
営業利益
-6.0%
94億円
純利益
-63.3%
22億円
営業利益率
9.3%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,064億円1,010億円
営業利益100億円94億円
純利益72億円22億円
1株あたり配当¥170¥170

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は517億円、営業利益は44億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.9%、営業利益は+15.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q229208.714
2023年2Q232239.918
2023年3Q2533413.426
2023年4Q31024
2024年1Q221167.210
2024年2Q2462811.427
2024年4Q5275610.623
2025年2Q458388.339
2025年4Q5525610.1−17
2026年2Q517448.532

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2016年12月期からの10期で、売上は374億円から1,010億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は9.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年12月3743563
2017年12月4315941
2018年12月6125230
2019年12月6324726
2020年12月6406343
2021年12月80010186
2022年12月95810389
2023年12月1,02411282
2024年12月9941008410.160
2025年12月1,01094909.322

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,010億円のうち、営業利益として残るのは94億円9.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.8%584億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.9%332億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.3%94億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
42.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
9.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2025年12月期は営業CFが137億円、投資CFが−64億円で、差し引きのフリーCFは73億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は159億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年12月332−583591
2019年12月50−16−313488
2020年12月69−9−3760108
2021年12月49−8−614188
2022年12月8−114129−106105
2023年12月154−36−87118129
2024年12月117−12−97105145
2025年12月137−64−7473159

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年12月期の総資産は835億円。このうち返さなくてよい自己資本が414億円で、自己資本比率は49.2%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年12月39723716059.5
2017年12月40127512668.3
2018年12月41118522645.2
2019年12月43518225341.3
2020年12月46120225943.1
2021年12月52828724153.7
2022年12月77133743443.4
2023年12月81040140949.2
2024年12月81646734956.8
2025年12月83541442149.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
159億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
190億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
188億円
在庫として抱えている分
負債合計
421億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中15位あたり、逆に低いのは自己資本比率104社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
9.3%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.2%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,820で、1年前と比べて+19.8%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥3,820-1.5%1ヶ月-10.5%1年+19.8%時価総額1,015億円
過去52週の値幅
安値¥3,220高値¥4,695

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)67.4倍
PER (会社予想)14.0倍
PBR2.32倍
配当利回り4.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/17に4080円と前日比-5.34%下落し、直近1ヶ月では-1.81%と軟調。25日線(4176円)を約2%下回り、75日線(4238円)も割り込むなど短期・中期の移動平均線が抵抗となっている。52週高値4695円からは約13%下の水準にあるが、200日線(3883円)は上回っており、中期的なトレンドは維持。出来高は7/30に125万株と急増したが、その後は10〜25万株と落ち着いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ブランド力とグローバル市場でのプレゼンスは強いが、直近業績は鈍化。強気派は音楽需要の底堅さと新製品サイクルを評価。弱気派は競合の台頭や利益率低下を懸念。

プラスに働く材料3
  • ブランド力

    世界的に知られたブランドで、プロユーザーから支持。

  • 音楽需要の安定

    ライブや音楽制作需要は景気に左右されにくい。

  • 新製品投入

    定期的な新製品サイクルで需要喚起。

マイナスに働く材料3
  • 業績減速

    2024年営業利益10%から2025年9%へ低下予想。

  • 競合強まる

    YAMAHAなど他社との競争激化。

  • 為替リスク

    海外売上高比率が高く、円高で収益圧迫。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場需要の動向を確認。
営業利益率
収益性の変化を監視。
海外売上高比率
為替影響の程度を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり170で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.45%。

年間配当
¥170
1株あたり
配当利回り
4.45%
いまの株価に対して
配当性向
63.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年12月6,127717.2
2019年12月3,062−50.0125.7
2020年12月1,116−63.638.7
2021年12月138−87.664.1
2022年12月15613.056.1
2023年12月1709.092.2
2024年12月1700.063.6
2025年12月1700.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥170

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ8,618人。区分でいちばん多いのは外国法人64.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.8%を占め、残る84.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人75.573.772.674.272.064.3
個人・その他15.28.010.611.312.715.9
金融機関7.216.615.612.813.614.7
証券会社0.60.90.40.91.02.0
外国人個人0.00.00.00.10.12.0
事業法人1.40.90.70.70.71.1
自己株式0.01.71.61.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE 15PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人:香港上海銀行東京支店)23.72
02MINERVA GROWTH CAPITAL,LP(常任代理人:SMBC日興証券株式会社)16.38
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.58
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.02
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人:香港上海銀行東京支店)3.65
06NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人:香港上海銀行東京支店)3.03
07BRIAN K. HEYWOOD (常任代理人:SMBC日興証券株式会社)1.90
08ローランド社員持株会1.41
09三木 純一1.26
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人:株式会社みずほ銀行決済営業部)1.02

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.03%
    -1.09pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.73%
    -0.27pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.26%
    -0.47pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.12%
    -1.14pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.75%
    +1.05pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.70%
    +1.01pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +0.25pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.29%
    +1.07pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.55%
    +1.26pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.36%
    -1.19pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.69%
    +1.33pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.76%
    +0.21pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.37%
    +0.61pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.36%
    -0.01pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.04%
    +0.68pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.74%
    +0.70pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.71%
    +0.97pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.73%
    +0.02pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.73%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−99%、1株純資産は10期で−94%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2016年12月6,06826,39425.9
2017年12月4,54230,61215.9
2018年12月11469312.5717.2
2019年12月9867014.4125.7
2020年12月16073122.719.738.7
2021年12月3131,03035.612.664.1
2022年12月3271,22828.910.656.1
2023年12月2981,45122.214.892.2
2024年12月2161,67713.918.163.6
2025年12月821,5585.043.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額228百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
蓑輪雅弘代表取締役 社長CEO53612,000
鈴木康伸取締役60319,000
生沼寿彦取締役(非常勤)602,000
ブライアン・K・ヘイウッド取締役(非常勤)59503,000
片山幹雄取締役(非常勤)6821,000
山本宏取締役(非常勤)681,000
武井涼子取締役(非常勤)55
今石義人監査役(常勤)63
石原一裕監査役(非常勤)77
森住曜二監査役(非常勤)51
本多範行5911,000
鴨田視寿子監査役(非常勤)46

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)694214612621
社外取締役43564211
監査役3303010
社外監査役3303010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,514字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社14社及び関連会社1社で構成されており、電子楽器の開発、製造、販売を主たる事業とし、幅広いジャンルの製品群をグローバルに提供しています。 1972年の設立以来、エレクトロニクスの技術進歩にあわせ研究開発を行い、世界に先駆けた多くの技術や製品を生み出し、楽器市場へ新たな価値を提案することで、電子楽器の分野で世界的なブランドを確立してきました。現在では、電子ピアノ、ドラム、シンセサイザー、ギター関連機器等、様々な製品ラインを総合的にバランスよく展開しており、また「音」と「映像」の融合にもいち早く取り組み、映像関連機器の開発から販売までを事業として確立しています。海外展開については、創業当初の1970年代後半から販売会社の設立を積極的に行い、世界中のあらゆる地域において製品展開しており、当社グループの収益の91%(2025年12月期現在、小数点第一位を四捨五入)は日本国外から得ています。 特に、近年では、重要かつ安定的な成長市場である欧州、北米に加え、成長著しい新興国市場に対して、現地の音楽文化や需要に即した製品投入を行っていくことで、販売拡大に注力しています。製造については、海外生産を基本として、製品特性に応じて自社工場と外部委託から最適な拠点を選択することで、柔軟な体制を築いています。 当社グループは、「電子楽器事業」の単一セグメントで活動しており、当社及び各関係会社の機能は、次のように大別できます。 まず当社は、当社製品の企画やR&D(研究開発)といった開発活動を担っています。また、グループ全体の監督、予算及び事業計画の承認も、当社の重要な機能の一つとなっています。他にも当社は、本社機能に加えて、主に映像関連機器の生産を担う製造工場としての機能や、日本国内市場に向けて当社製品を販売する販売機能も兼ね備えています。 次いで、当社製品の生産の大部分を担う製造子会社が2社あります。そのうち、2014年に設立されたRoland Manufacturing Malaysia Sdn. Bhd.は、主に電子ピアノや電子ドラム等の主力製品の生産を担っているマレーシア工場で、当社グループの主力生産拠点です。 また、当社製品の販売に携わる主要な販売子会社が計9社あり、内訳としましては、米州地域に主力販売子会社のRoland Corporation U.S.を含む4社、欧州地域に主力販売子会社のRoland Europe Group Ltd.をはじめとする3社、アジア・オセアニア地域に2社を設置しています。北米、欧州、中国・アジア、日本という世界の主要市場を中心に販売活動を展開しており、それぞれの市場や商習慣に合わせた販売活動に注力しています。 加えて、米州地域にドラム事業の開発、製造、販売に携わる主要な子会社のDrum Workshop, Inc.があります。 他には、マレーシアで2017年に設立されたMI Services Malaysia Sdn. Bhd.が、製造子会社2社の株式保有及び事業活動統括を担っている他、製造子会社と販売子会社の間に立って当社製品の仕入販売及び物流管理の業務を担い、また開発機能を兼ね備えています。 事業の系統図は、次のとおりです。 *1:製造機能を有する連結子会社 2社 *2:電子楽器等の仕入販売、物流管理、子会社統括、開発に関わる連結子会社 1社 *3:販売機能を有する連結子会社 9社 販売機能を有する持分法非適用関連会社 1社 *4:開発、製造、販売機能を有する連結子会社 1社 その他連結子会社 1社
経営方針・対処すべき課題3,268字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、2026年1月からの3年間を対象とした中期経営計画を策定しました。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針(経営理念) ローランド・グループの経営理念は、以下の3つのスローガンに集約されています。これらは、ローランド・グループが何のために存在し、どのような企業であろうとしているのかを表した、創業時から変わらない考え方です。 - 創造の喜びを世界にひろめよう - BIGGESTよりBESTになろう - 共感を呼ぶ企業にしよう 「創造の喜びを世界にひろめよう」 いつでも、誰でも、どこにいても、自分にあった音や映像の楽しみ方に一人でも多くの人がめぐり合える。そんなワクワクする世界の実現を、私たちは目指します。新たな作品を創りだす喜び、仲間たちと楽器を演奏する時の充実感、そして、それを多くの人と分かち合うひととき―無限に拡がる喜びの可能性を、追求し続けます。 「BIGGESTよりBESTになろう」 お客様一人ひとりにとって、常にBESTで特別な企業であること。私たちはそのためにたゆまず努力し、最善を尽くします。日々成長し続け、お客様の想いにこたえる。そしてまた、新たな夢や期待を寄せていただく。そんな信頼関係を大切にしていきます。 「共感を呼ぶ企業にしよう」 私たちは、支えていただいているお客様、取引先様、そして株主様など多くの方々に愛され、応援される企業を目指します。新しい価値を創り出す中においてもこうした方々の信頼を決して裏切らず、事業活動をよりよく理解していただく。そうして皆様からの共感を力にかえ、全てのステークホルダーにとっての事業価値を持続的に向上させていきます。 (2) 事業環境・重要課題認識 当社グループの属する世界楽器市場は、海外市場を成長ドライバーとして、概ね1%~2%程度の安定的な成長を続けてきましたが、近年では、地政学リスクや為替変動、物価上昇、中国市場の回復遅延など、不透明感の強い事業環境が続いています。コロナ後のサプライチェーンの混乱やディーラーの在庫調整は概ね終息したものの、2025年には新たに米国相互関税の影響も重なり、世界楽器市場の需要正常化には想定以上の時間を要しています。しかしながら、2025年後半より主力である北米市場を中心に、電子楽器分野には底打ちの兆しが見られることから、2026年以降は徐々に成長軌道へ回帰することが見込まれます。 AIやIoTをはじめとする技術革新は、音楽の楽しみ方や演奏スタイルを多様化させ、消費者の価値観に変化をもたらすことで、市場構造そのものを大きく変えています。一方で、先進国では、楽器演奏に挑戦したい、あるいは再開したいという膨大な潜在顧客が存在するものの、実際にはさまざまな障壁に直面し離脱してしまうという課題があります。また、新興国では高い経済成長に伴い楽器購入者が増加し、趣味として演奏を楽しむ層が拡大していますが、顧客が気軽に楽器に触れ、演奏を始められる機会は依然として限定されています。 こうした先進国・新興国双方の顧客課題に対し、近年の技術革新は有効な解決策となり得ます。最新技術を取り込み、また活用することのできる電子楽器は、これらの変化を追い風に、重要な成長機会を迎えると期待されます。 (3) 中期経営計画2026-2028 1.当社が実現したい未来 当社は、「次世代のユーザーと共に新たな音楽生活と音楽文化を創出し、音楽の未来を切り開く」ことを、実現したい未来に掲げています。人々があきらめていた演奏の喜びを実現し、日常の中に音楽体験が自然に根付いていくような新しい音楽生活を社会に生み出すことを目指します。同時に、当社の製品やサービスがミュージシャンの創造性を刺激し、まだ世界に存在しない音楽が芽生えるような、新たな音楽文化の創出にも挑戦します。 2.中期経営計画の位置づけ 中期経営計画(2026–2028)は、当社が描く未来の実現を加速させるための戦略的ステップとして位置づけています。前中期経営計画では、環境変化への対応に取り組みながら、基幹システム更新や研究開発拠点となる新本社建設など将来に向けた基盤整備を着実に進めてきました。本中期経営計画では、これらの基盤を確かな土台として、電子楽器の需要創造と体験価値(CX)向上に向けた投資を本格的に進め、持続的な成長が可能な高収益企業へのトランスフォームを推進します。 3.業績目標 中期経営計画の業績目標は以下のとおりです。 2025年12月期 (実績)   2028年12月期 (目標)   CAGR 売上高   1,009億円   1,200億円   +5.9% 営業利益   94億円   144億円   +15.2% 親会社株主に帰属する当期純利益   21億円   102億円   +67.6% [+9.2%](注) ROE   5.0% [16.8%](注)   20%   - ROIC   15.2%   18%   - (注)2025年度に計上したDrum Workshop, Inc.に係る一時費用の影響を除く。 4.成長機会 当社は以下の成長機会を積極的に捉えていきます。 ① 膨大な潜在層:主に先進国に数多く存在する「演奏離脱層」、「演奏関心層」へのアプローチによる新たな需要創出 ② テクノロジーの進化:AIやIoTなどの先端技術の進展による電子楽器での演奏体験やサービスの高度化 ③ 電子楽器化の拡大:アコースティック楽器の電子楽器化という長期トレンド ④ 新興国需要の拡大:1人当たりGDPの成長による中間層の購買力向上を背景にした新興国市場の拡大 5.重点戦略 ① Direct Connect 顧客との直接的かつ継続的な接点を強化することを目的に、AI/IoTを実装した革新的な電子楽器の開発・販売、直販チャネルの拡大、データ活用プラットフォームの新規開発や既存サービスを強化し、これらを相互に連携させることで、顧客の演奏活動を支援し、体験価値の最大化を図ります。 1)Connected Instruments:Wi-Fiによるネット接続機能を標準搭載し、ソフト・クラウドと統合された新たな体験価値を提供する電子楽器。 2)Roland Retail:直営店“Roland Store”、直営店を基盤にしたダイレクトEコマース。 3)Roland Cloud:当社独自のVirtual instrumentsや製品のアップデータを提供し、顧客のLTVを最大化する基盤となるクラウドサービス。 4)Roland App(仮称):顧客が当社製品やサービスを最大活用するための日次タッチポイントとなるアプリ。 ② Innovation アコースティック楽器の電子化の潮流を加速させるとともに、アライアンス、共同研究・開発を積極的に推進します。 1)電子楽器化の拡大:ドラムやピアノでの電子楽器化の流れの促進に加え、電子管楽器のシリーズ拡大や電子化の進んでいないアコースティック楽器の電子化の促進。 2)共同開発による新規技術の開発:アライアンスや共同研究・開発、異業種・異分野とのコラボレーションを推進し、革新的な顧客体験を実現する新規技術の開発、新規製品、サービスを拡充。 ③ 新興国販売拡大 新興国での楽器需要拡大に対応し、現地ニーズに適合した専用モデルの投入や、顧客のタッチポイントとなる新規チャネルの開拓等の新興国での取り組みを強化します。 1)中国ホビー市場の拡大:趣味需要が増加傾向にある中国でのホビー市場開拓。 2)インド、中南米、中東での販売強化:先進国を上回る市場成長が続き、文化を背景とした独自の音楽マーケットを保持する新興国での販売強化。
事業等のリスク13,211字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 上の図で※を付している項目は、リスク管理・コンプライアンス委員会にて特定された特に重要なリスク及びリスクへの対策で以下に詳細を記載しています。 各リスクはリスクの内容に応じて分類され、リスク発生時のインパクトと発生可能性、中期経営計画の重点戦略との関連性に応じて評価されます。各リスク項目は担当部門にてリスク低減活動が行われ、リスクレベルに応じてそれぞれ担当部門、担当執行役員、リスク管理・コンプライアンス委員会にて定期的にモニタリングされます。 リスクの分類   リスク項目 自然・環境・事故   1 自然災害 当社グループの製造拠点、物流拠点、販売拠点又はサプライヤーが所在する国や地域において、地震、津波、洪水、台風等の自然災害が発生し、当社グループの各拠点やサプライヤーに被害が生じた場合や、電力等のインフラが遮断される又は不安定となることにより、操業・営業や製造・出荷の停止、生産能力の低下、原材料や部品の調達難、製品供給の遅延等が発生した場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。とりわけ、当社グループの製造・物流機能が集約されているマレーシアにおいてそのようなリスクが顕在化した場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性が高まります。また、当社グループの本社、国内製造拠点及び研究開発拠点並びに国内事業に係る主要な機能の大部分は、静岡県浜松市に集中しています。富士山の噴火や、東海地震・南海トラフ地震が発生した場合には、本社周辺の液状化リスクもあり、当社グループの事業活動に大きな被害をもたらす可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   中   Innovation 対応策 当社の「危機管理基本規程」に則り、災害発生に際し社員の安全確保と事業の早期復旧を目的として、個々の社員が自律的に対応できるように、「事業継続計画(BCP)」を策定しており、本社移転後にはBCP計画を更新します。また、国内では安否確認システムを使用した従業員やその家族の安否確認訓練や、地震と火災を想定した避難訓練を年1回実施しています。海外子会社では、国内で策定したBCPを横展開することで、各国の状況に合わせたBCPの立案を進めています。 2 疫病 新型コロナウイルス等の世界的な感染症拡大に伴い、当社グループ及び当社グループのサプライヤー、流通業者等が事業を行っている国において、移動やイベント開催等の禁止・制限、自粛要請等による、経済・事業活動の停止・停滞等が継続又は拡大する場合には、工場閉鎖による生産停止、部材調達の制限、個人消費の減速や可処分所得の減少、予期できない経済活動、社会活動、行動様式等の変容によって、当社グループの製品やサービスに対する需要の減少や供給に対する制約、それらに伴う当社グループの取引先の経営状態の悪化、通信・金融サービス・サプライチェーンを含む公共及び民間のインフラの混乱等が生じ、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 世界的な感染症の再流行及び拡大に際しては、各国政府や自治体の要請に従いながら、コロナ禍で蓄積したノウハウを活かした適切な対策を講じることで、当社グループの事業継続を目指します。当社グループのサプライヤーや流通業者の活動制限については、当社グループ各工場での原材料在庫の保持と、当社グループ各販売子会社での完成品在庫の保持により、販売への影響を最小化させます。また、「Game Changer製品」や新製品の開発による新たな需要創造や、デジタル・マーケティングによる継続的な需要喚起を行っています。 リスクの分類   リスク項目 自然・環境・事故   4 政治的混乱 当社グループは、米州、欧州、アジアの世界各地に拠点を有しており、収益の大部分は日本国外から得ています。各国の政治、社会情勢の変化、テロ、社会的混乱等が発生した場合、経済の低迷、原材料価格や物流コストの上昇、物流環境への影響を受ける可能性があり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、パレスチナ・イスラエル戦争、中台関係の緊張、米国における関税政策に伴う影響等、先行き不透明な状況が続いています。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   大   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 各国の状況や規制を注視し、適時・適切な対応を講じることで、当社グループの事業への影響を最小化させます。製造においては、複数拠点をもつことでバックアップ可能な体制を維持し、販売においては、特定地域に依存しすぎず、グループ内でバランスの取れた収益獲得体制を目指しています。また、米国の関税政策に対しては価格適正化や生産移管により対応しています。 経済環境   5 景気動向 当社グループが製造・販売する電子楽器は嗜好品であり、かつ、当社グループは高い付加価値に見合う価格での製品やサービスの提供を重視しているため、特に(初級者向け)低価格帯製品の販売は景気動向の影響を受けやすい傾向にあります。また、当社グループは、欧州、北米及び中国を中心に海外における売上の比率が高いため、当社グループの主要な販売地域における当社グループの製品やサービスに対する需要が減退する場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   大   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 新中期経営計画では、楽器演奏を行いたいと考えている潜在顧客へのアプローチを強化することで、景気動向に左右されにくい安定的かつ持続的な成長を実現します。また、当社グループでは、各販売子会社をSales Unit(SU)として管理しており、SU全体を束ねるChief Sales Officer(CSO)を設置しています。各SUはCSOの指示のもと、個別地域の達成のみを目指すのではなく、当社グループ全体のグループ目標達成を優先しています。各国の経済情勢、需要動向、シェア、在庫・物流状況等の情報を踏まえ、機動的に各国へ在庫の供給を行うことで、好調な地域が低調な地域をカバーする運営に努めています。 6 為替変動 当社グループは製造・販売活動をグローバルに展開しており、米ドル及びユーロを中心とする為替レートの変動に伴う影響を受けます。また、当社グループの海外子会社の現地通貨建ての資産・負債等は、当社グループの連結財務諸表作成の際には円換算されるため、当社グループの財政状態は為替レートの変動による影響を受けます。米ドル及びユーロに加え、近年では中国をはじめとする米ドル又はユーロ圏以外の地域における事業拡大に伴い、これらの地域の為替レートの変動による影響も増加しています。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   大   Direct Connect、新興国戦略 対応策 当社グループは、為替変動影響を抑制するために、継続的な営業活動から生じる債権債務の決済を可能な限り同一通貨で行っています。また、為替レートの変動による影響の一部を最小限に抑えるために、先物為替ヘッジ取引を行っています。 リスクの分類   リスク項目 経済環境   8 原材料価格高騰、供給不足 当社グループの製品には、カスタムICチップ、材木、金属、プラスチック等の各種の原材料や部品が使用されています。当社グループは、原材料等の確保にあたっては、複数のサプライヤーを確保する等、不測の事態には備えているものの、原材料の一部には他のサプライヤーへの代替が難しく、特定のサプライヤーに依存しているものがあります。サプライヤーの経営悪化、災害、規制環境の変化等により、当社グループが求める品質及び数量の原材料等の供給に遅延や中断が生じた場合や原材料等の価格高騰が生じた場合には、当社グループの製品の製造が困難になり、仕入原価の上昇や当社グループ製品の値上げに伴う価格競争力の低下等が発生する可能性があり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 原材料価格や供給状況は、国際情勢等の外部要因の影響を受けやすく、不確実性が高い状況です。当社グループは、こうしたリスクによる事業への影響を最小化するため、以下の取り組みを行っています。キーパーツについては、サプライヤーとの信頼関係構築を基本方針とし、中長期的な製品ロードマップ構築による先行手配等により、在庫確保を強化しています。あわせて市場在庫の早期確保や代替部品による速やかな設計変更等の対応を行い、当社生産への影響を最小化させる体制を整えています。また原材料の価格高騰に対しては、各国の状況に合わせて、価格競争力を備えた適正な製品販売価格を維持しつつ、一方でVA/VE活動を通した継続的なコストダウンに取り組むことで、当社グループの財政状態及び経営成績への影響の最小化に努めています。 9 物流費高騰、コンテナ不足 当社グループは、製造拠点をマレーシア、中国、米国及び日本に、物流拠点をマレーシア、米国に、販売拠点は世界各地に有しています。また、各種部品のサプライヤーも世界各地に存在します。当社グループのサプライチェーン(調達、生産、販売)は物流によって繋がれており、世界の物流環境の影響を受けます。特に、感染症の拡大による世界的な物流の混乱や北米の港湾施設等でのストライキや業務停止が起きた場合は、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループでは物流を含めたサプライチェーンマネジメント(SCM)により、販売機会損失の最小化と過剰在庫の抑制に取り組んでいます。製造拠点、物流拠点、販売拠点での物流環境を可視化するシステムを用いて定期的にモニタリングし、機動的かつ柔軟性を持った生産、在庫配分、輸送等により、事業への影響を最小限に抑えるための対応を行っています。 リスクの分類   リスク項目 経済環境   10 人件費高騰、人員不足 当社グループの製造及び物流拠点であるマレーシアや製造拠点の中国で、工場従業員の確保が不足した場合は、人件費の上昇や、工場稼働率の低下による供給への影響が生じる可能性があります。また、製造拠点に限らず販売拠点がある各国においても、労働需給がひっ迫し、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。さらに、当社従業員の年齢構成に偏りが見られる傾向にあり、中長期的に人員不足が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Innovation 対応策 当社グループの製造拠点では、現地や外国人の従業員を雇用することで人員を確保しています。各種業務や業務管理のシステム化や自動化により、業務効率を高め、生産性を向上させる取り組みをしています。また、当社従業員については継続的に採用活動を行うとともに人的資本経営に取り組んでおり、その内容は「17 人的資本」のとおりです。 経営・戦略・ガバナンス   13 事業ポートフォリオ 当社グループは、事業ポートフォリオマネジメントにより、既存事業の評価、経営資源の配分や、M&A等による投資の評価を行っていますが、事業ポートフォリオマネジメントの不足により、各事業のモニタリングや評価・管理が行われず、低成長、低収益事業が継続された場合や、M&A実行後の統合失敗により、収益やシナジー効果が期待に遠く及ばない場合は、事業資産の価値に見合う十分なキャッシュ・フローを創出できないリスクがあります。そのように判断される場合は、減損損失が発生し、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。一方で、リスクを恐れ戦略投資に消極的になることで成長機会を喪失する可能性もあります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社は以下を基本方針とする事業ポートフォリオマネジメントを実施しています。1. 当社が有する事業は、当社が開発、生産、販売する電子楽器、映像機器、ソフトウエア製品、サービス等を通じて、創造活動を支援する電子楽器事業であり、引き続き経営資源を集中して事業成長をはかる2. 中長期の事業拡大においては、現在の電子楽器事業並びにその隣接領域にターゲットを置き、独自の事業拡大に加え、シナジー発揮を重視したM&A等も視野におく3. 製品カテゴリー別、販売地域別の運営組織により、継続的に効率性、収益性をモニタリングし、取締役会においては年1回以上、以下の視点に基づくレビューを行い、中長期的な経営戦略策定につなげる・企業理念、企業ミッションとの整合性 ・現状維持バイアスの排除 ・リスクをとった成長投資の有無と妥当性 ・将来性、成長性、収益性 ・事業モデル差異を勘案した資本収益性また事業買収にあたっては、徹底したデューデリジェンスとそれに基づく慎重かつ冷静な判断を行い、Post Merger計画を明確化し、買収後も計画進捗状況のモニタリングを徹底することで、減損リスクの低減に努めています。なお、既存事業については、取締役会で決議した事業継続可否判定基準に基づき、継続の是非を定期的に評価しています。 リスクの分類   リスク項目 経営・戦略・ガバナンス   14 技術革新・トレンド変化対応 当社グループの製品やサービスに対する需要は消費者の嗜好の影響を強く受けており、当社グループが既存の商品市場における売上を拡大し、又は新規性のある商品の市場開拓に成功するためには、変化する消費者の嗜好を正しく把握して継続的に研究開発活動を行う必要があります。当社グループが、新製品、とりわけ革新的な製品を商業化するためには、長年の研究開発が必要となる場合があります。また、当社グループの研究開発活動は、優れた研究者と技術者の雇用と育成を必要とします。近年はAIをはじめとする最新技術の進展や市場トレンドの変化が加速しており、これらの技術動向を的確に捉え、製品・サービス開発や業務プロセス改善に適切に反映できない場合、競争力や収益性の低下につながるリスクがあります。また、知的財産やデータ管理、倫理面への対応も重要な課題となっています。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   大   Direct Connect、Innovation 対応策 当社グループの新製品開発は、自ら楽器演奏を行う開発者が消費者の嗜好を徹底的にインタビューすることで、真のニーズを理解するというユニークな手法を採用しています。高い限界利益率を背景に少量からの製品化を行うことで、消費者の嗜好やその変更に対応した製品やサービスの提供を適時に行っています。また、AIをはじめとする最新技術への対応として以下の取り組みを推進しています。・    AI for Music:「AIによる音楽創造のための原則」を業界横断で推進し、クリエイターの権利保護・倫理・透明性に配慮したAI活用に取り組む・    Future Design Lab:先端技術や社会トレンドの調査・研究、プロトタイピングを通じて、中長期的な技術戦略や新規事業の創出に取り組むさらに専門人材の確保・育成や外部パートナーとの連携を強化することで、中長期的な技術優位性を確保できるように努めています。 15 競合他社との競争激化 当社グループのブランドはグローバルに認知されており、音質やデザイン、製品の革新性等の面で、高い競争優位性を保持していると自負しています。一方で、当社グループは、楽器市場において、国内外の楽器メーカーと激しく競合しています。当社グループの競合他社は、ブランド力、財務、技術、人材、生産能力、研究開発の歴史、コスト競争力、販売力等の点で、当社グループよりも高い競争力を有している場合があります。加えて、当社グループの製品は、中古製品とも競合しているほか、特に近年においては、アジアを中心とする低価格帯の楽器メーカーが品質を大きく改善し、幅広い製品を競争力の高い価格で提供しており、当社グループとの競合が強まっています。当社グループがこれらの競合先又は競合製品との競争激化に伴う価格下落圧力等が生じる場合は、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 「Roland」や「BOSS」、「DW」をはじめとする当社グループのブランドは、消費者が当社グループの製品やサービスを購入する動機の一つになっており、当社グループは、継続的に経営資源を投入してブランド力の維持・強化に努めています。電子楽器開発には音楽、楽器知識に裏打ちされた電子技術が必須であり、当社が独自開発したカスタムLSIを使った音源チップは差別化の源泉のひとつです。また当社が継続的に取り組む、新たな市場を切り開く「Game Changer」製品の開発もブランド力の強化に貢献しています。 リスクの分類   リスク項目 経営・戦略・ガバナンス   16 グループ統制 当社グループは、世界各地に製造・販売拠点を有しています。海外で事業活動を行うにあたっては、ビジネスにおける標準や慣行の相違、海外子会社の実効的な経営管理の困難性等のリスクが存在すると考えています。グループ統制が機能せず子会社でのコンプライアンス、リスク管理、決裁運営が適切に行われないことにより、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   新興国戦略 対応策 当社の「内部統制の基本方針」に定める以下の方針に基づき、グループ統制を行っています。1.「ローランド・グループ コンプライアンスガイドライン」による法令遵守の徹底と、グループ全体におけるコンプライアンス遵守体制の構築2.「リスク管理基本規程」を定め、当社グループを取り巻くリスクに対して的確な管理体制を構築3.「関係会社管理規程」による意思決定の責任の明確化と職務の効率化、グループ会社活動のモニタリング4.監査室によるグループ会社への会計監査及び業務監査と、グループ会社間での相互監査の実施 17 人的資本 当社グループが厳しい事業環境下において競争優位性を確保するためには、専門性の高い優秀な人材を確保することが重要です。しかしながら、専門性の高い優秀な人材の数は限られており、当社グループが優秀な人材を十分に採用できない場合や、教育不足により優秀な人材を育成できない場合、報酬の不足等で当社グループから専門性の高い優秀な人材が競合他社に移籍した場合は、当社グループの競争優位性が損なわれる可能性があります。また、当社グループの企業文化や組織が膠着し、従業員の働き甲斐が低下した場合、パフォーマンスの低下に繋がり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループは人的資本経営に取り組み、「成長支援とエンゲージメント向上」、「多様な働き方の推進」、「頑張りに報いるインセンティブ」の実現のために人事面の経営資源を配分しています。また、人事戦略の基本方針を下記のとおり定め、従業員一人ひとりの個性を尊重し、従業員と会社が共に発展できる会社を目指しています。・人事制度は“公正さ”と“社員のエンゲージメント向上”に主眼を置いて策定する・年齢/性別/人種/社歴によらず、成果・能力・会社への貢献に応じて処遇される制度設計を目指す・会社の成長に応じて、適切に社員へベネフィットが還元される人事制度を目指すまた、従業員一人ひとりの主体的な成長を支援すること、フェアに成長する機会を提供し、その結果を公正に処遇することを徹底しています。あわせて、多様な働き方の推進のため、フレックスタイム制度、テレワーク制度を導入し、グループ全体で従業員のワークライフバランス向上に努めています。インセンティブについては、賞与において十分な水準を最低保証しつつ、業績連動性を高め好業績が従業員に還元されることで、有効に機能しています。専門性を持った優秀な人材については、グローバルで人材開発、活用を行えるように人事制度の整備を推進しています。 リスクの分類   リスク項目 ビジネスオペレーション   18 法規制等 当社グループは製造・販売活動をグローバルに展開しており、国内外のさまざまな法律及び規則に従うと同時に、それらの新たな制定や変更等にも適時・適切に対応する必要があります。そのための体制整備に要する費用が増加する可能性があるほか、もしその整備が不十分で、それらの法律又は規則に違反することがあれば、当社グループの事業、財政状態、経営成績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、新興国戦略 対応策 当社グループでは、各国法務及び各部門担当者の調査により、各国の法律及び規則の最新情報を把握するよう努めています。法律及び規則への適合が必要とされる場合には、当該法律及び規則に実質的に関連する部門が主管部門となり、法務部門のサポートの下、体制の整備を行っています。 19 コンプライアンス 当社グループは製造・販売活動をグローバルに展開しており、国内外のさまざまな法律及び規則の遵守をはじめとした社会的な要請に応じることが求められています。これらの法律又は規則に違反した場合、また、役職員による重大な不正や不適切な行為等が行われた場合には、当社グループの事業、財政状態、経営成績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   小   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループでは、リスク管理・コンプライアンス委員会を定期的に開催し、グループ全体でのコンプライアンス推進活動をモニターしています。コンプライアンス推進にあたっては、教育の実施等に力点を置いた取組みを行っています。また、グループ全役職員の行動規範となる「ローランド・グループ コンプライアンスガイドライン」を策定し、全社的に周知・徹底することでコンプライアンス意識を高めるとともに、法令違反等の問題の早期発見・迅速かつ適切な対応を行うことができるように、グローバル内部通報制度及び海外子会社独自の内部通報制度を設けています。 22 過剰在庫・欠品 当社グループは、当社グループの販売ネットワーク等から得た情報に基づき消費者の需要を予測し、生産を行っています。しかし、将来の消費者需要は正確な予測が困難であるため、当社グループの予測と実際の需要が異なる可能性があり、また資材調達や輸送リードタイムの長期化などサプライチェーン環境の変化が生じる場合には、在庫不足によって販売機会を逸したり、過剰在庫によるキャッシュ・フローへの影響や在庫評価損の発生等により、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   大   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループでは、販売機会損失の低減及び過剰在庫の抑制を実現するため、需要予測精度の向上に寄与し、生産計画を効率的に変更できるサプライチェーン・プランニング・システムを導入しています。加えて、販売や生産供給計画に関係する人材を同一組織内に収める組織により、効果的でスピーディーな意思決定を実現し、需要の変化にいち早く対応する生産体制を整えています。 リスクの分類   リスク項目 ビジネスオペレーション   23 製品・サービス品質 当社グループの製品又はサービスに予期しない欠陥が生じた場合や、当社グループの製品又はサービスが仕様どおりに機能しない場合等において、製品・サービスの回収、中断・遅延、修理、改修、設計の変更等により、当社グループの事業、財政状態、経営成績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響が生じる可能性があります。また、当社グループの製品又はサービスの欠陥や契約不適合により、当社グループが製造・販売活動を展開している国及び地域で、製造物責任等に基づく訴訟その他の法的手続の当事者となるリスクを有しています。当社グループがかかる訴訟その他の法的手続の当事者となり、多額の損害賠償金や罰金等の支払いを命じられる等の場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   小   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループでは「品質マニュアル」により品質方針を定め、必要な活動や基準を品質マネジメントシステムとして構築しています。ISO9001外部監査を含めた品質保証部での品質マネジメントが実施され、市場品質の向上を図っています。 24 労務管理 当社グループは、世界各地に製造・販売拠点を有しています。各国における労働法等の法令に基づく労務管理が当社のみならずサプライヤーを含め不十分であれば、従業員の健康被害、労働災害、不正、士気低下等を招き、また、各種ハラスメントや人権問題が発生する可能性も高まり、職場環境や生産性の悪化、社会的な信用の低下、ブランド価値の毀損等を通じ、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 大   中   新興国戦略 対応策 当社グループでは、労働法やハラスメントに関する研修を従業員に対し各国で実施し、遵法意識を高め、労働訴訟リスクの低減をしています。当社では「ハラスメント防止規程」において役員及び従業員が遵守すべき事項を定めるとともに、「内部通報規程」において内部通報制度を定め、組織的または当社役職員による法令等や当社内部規程に違反する行為等の早期発見と是正及び再発防止を図っています。また、「職場相談窓口」を設置し苦情や相談を受け付け対処する体制を整えています。さらに人権方針を策定し、当社グループの人権尊重や労働環境を、人権デューデリジェンスを通じて把握するとともに、サプライヤー向けの調達方針を策定し、人権尊重の取り組みを推進しています。 リスクの分類   リスク項目 ビジネスオペレーション   25 知的財産権侵害、知的財産権被侵害 当社グループは、事前に他社の権利を侵害していないか十分確認を行っていますが、当社グループが意図せず第三者の知的財産権を侵害する可能性や、今後当社グループの事業分野において第三者の特許権等が新たに成立し、当社グループを当事者とする知的財産権の帰属等に関する紛争が生じたり、当社グループが知的財産権の侵害に関する損害賠償や使用差止等の訴訟や請求を受けたりする可能性があります。加えて、当社グループ内部での知的財産権に対し、その発明者がその対価の支払いや権利の帰属を争い、訴訟等の結果により金銭的損失を被る可能性があります。これらの訴訟やクレーム等が提起された場合には、当社グループの事業、財政状態、経営成績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響が生じる可能性があります。また、当社グループは、独自技術や当社グループの製品及びサービスに関する特許・意匠・商標等の知的財産権の取得、維持及び保護に努めています。しかしながら、当社グループが事業を行っている国又は地域の中には、知的財産権に対する有効な保護手段が整備されていないか、保護手段が限定的な状況にある場所もあり、一部の国又は地域において十分な知的財産権の取得ができていない可能性や、第三者による当社グループの知的財産権の侵害の防止が十分ではない可能性があります。当社グループの製品と類似し、若しくは模倣した製品が販売され、又は違法コピー等が流通する場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、Innovation 対応策 当社グループによる第三者の知的財産権の侵害については、全ての製品開発において企画段階で知的財産担当部門のレビュー実施を義務付けています。また、当社グループでは、商標、特許、意匠権等の当社グループ知的財産の権利の登録をすすめることで当社知的財産保護に取り組んでいます。さらに、権利行使の活動として、類似商標権利者との事前の合意による権利範囲の確保、当社グループの知的財産権の侵害を市場にて発見した場合は、宣伝広告などの表示の是正、当該商品の販売差し止めの請求、さらには訴訟の提起も行っています。加えて、当社グループの従業員が当社グループの職務に関して新しい知的財産権を生み出した場合には、社内規程に基づき報奨金を支払っています。 26 IT 当社グループは、事業活動全般及び当社グループの製品において、さまざまな情報システムを利用しています。これらのシステムが当社グループの想定通りに機能しない場合や、災害、戦争、テロ行為、コンピュータウイルスの感染やサイバー攻撃等によりシステム障害が発生した場合には、当社グループの業務やサービス提供の停止、重要なデータの喪失、対応費用の発生等により、当社グループの事業、財政状態、経営成績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響が生じる可能性があります。 インパクト   発生可能性   関連する重点戦略 中   中   Direct Connect、Innovation、新興国戦略 対応策 当社グループでは、「情報セキュリティ基本規程」において、情報システム使用時のアクセス権限や手法に関する順守事項、情報機器やデータの管理方法、セキュリティ対策等を定め、運用することでリスクの最小化に努めています。生成AI利用に関してもガイドラインを策定し、グループ全体で周知を行っています。また、従業員に対し研修等を通じて、情報セキュリティの重要性の認識を高める教育を実施しています。加えて、情報セキュリティの侵害やシステム障害等につながる人的災害や自然災害発生の緊急時に備えた対応策を定めています。
経営成績の分析 (MD&A)9,064字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表の作成にあたり、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の金額並びに開示に影響を与える見積りを行っています。これらの見積りについては、過去の実績や状況等に応じ合理的に判断をしていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載していますが、経営者が行う見積りや判断のうち、特に次の重要な会計方針及び見積りが財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があると考えています。 (a) 棚卸資産の評価 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (b) 固定資産の減損 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損の要否を検討し、固定資産に減損が見込まれる場合は、将来キャッシュ・フローの現在価値又は正味売却価額に基づいて減損損失を計上しています。将来の事業計画の変更や経営環境等の悪化により将来キャッシュ・フローの見積りが著しく減少する場合は、減損損失を計上する可能性があります。 なお、Drum Workshop, Inc.の固定資産の減損については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (c) 投資の減損 当社グループは、時価のある有価証券について、市場価格等が取得原価に比べて50%以上下落した場合に、原則として減損処理を行っています。また、下落率が30%以上50%未満の有価証券については、過去2年間の平均下落率においても概ね30%以上に該当した場合に減損処理を行っています。時価のない有価証券については、その発行会社の財政状態の悪化により実質価額が取得原価に比べて50%以上下落した場合に、原則として減損処理を行っています。将来の市況悪化又は投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失又は簿価の回収不能が発生した場合、評価損を計上する可能性があります。 (d) 繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産の算定にあたって、将来の業績予測やタックス・プランニングを基に将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を判断しています。経営環境等の悪化により、その見積りに変更が生じた場合は、繰延税金資産が取り崩されることにより税金費用を計上する可能性があります。 (e) 退職給付債務の算定 当社は確定給付企業年金制度(キャッシュバランスプラン)を採用しており、従業員の退職給付費用及び退職給付債務について、数理計算に使用される前提条件に基づいて算定しています。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率及び昇給率、年金選択率、年金資産の期待運用収益率等の重要な見積りが含まれており、特に損益に重要な影響を与えると思われる割引率については、期末における日本の長期国債の利回りを基礎として設定しています。また、長期期待運用収益率については、運用方針等に基づき設定しています。実際の結果が前提条件と異なる場合や前提条件が変更された場合、その影響は累計され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来の会計期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。 (2) 経営成績等の状況の概要並びに経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループを取り巻く世界経済は、米国の関税政策による混乱や、世界中に広がりつつある地政学リスク、不安定な為替動向など、引き続き不確実性の高い状況が継続しました。 当社が展開する電子楽器市場では、コロナ禍に伴う特需の反動減や小売店の在庫調整が一巡し、全体としては回復基調が見られました。主要市場の米国では、様々な懸念は存在するものの好調に推移し、また低迷の続いていた中国市場においても、当社製品群の需要は回復に向かいました。欧州においては、楽器小売店間の競争激化により、一部の小売店が倒産するなど減速が見られましたが、今後存在感の高まりが期待される新興国は引き続き好調に推移しました。 一方で、米国の関税政策の大幅な転換により、サプライチェーンやコスト面では新たな課題も顕在化しました。当社は関税影響の低減を目的とし、コストのゼロベースでの見直しを実施するとともに、主要国における価格調整や生産地の最適化を速やかに開始しました。これらの成果に加え、プロダクトミックスの改善効果等もあり、影響は概ね吸収することができました。 このような大きな外部環境変化の中、当社では適切な対応を迅速に進めると同時に、中期経営計画の最終年度として「需要創造」、「シェア拡大」、「LTV(ライフタイムバリュー)向上」、「基盤強化」にも取り組みました。 「需要創造」においては、既存製品のラインアップ強化や主力製品群のリニューアルに加え、新たな市場創出にも注力しました。具体的には、前期発売の電子ドラムのハイエンド・モデル「V-Drums 7シリーズ」に始まる新世代V-Drumsの流れを受けたミドル・モデル「V-Drums 5シリーズ」、「V-Drums 3シリーズ」を発売しました。また、ビンテージ製品として位置付けられている、1980年代を中心に発売されたリズムマシン「TRシリーズ」の現代版として、新開発デジタル音源に加え、Roland史上約40年ぶりとなる新開発アナログ音源を搭載した「TR-1000」を発売しました。加えて、新たな形態の製品として、フルート型の電子管楽器「Aerophone Brisa」を発売し、今後電子化の拡大が期待される管楽器市場における、認知拡大と新規ユーザーの獲得を図りました。 「シェア拡大」においては、ポータブルキーボード市場再参入の足掛かりとして、前期に発売した「GO:KEYSシリーズ」のバージョンアップを実施し、製品の魅力向上と市場浸透に取り組みました。 また新興国においては、人口増加と中間層の購買力向上が進むインド、インドネシアや中南米等での販売体制強化に注力し、製品面でも専用モデルを発売しました。 世界の主要都市へ出店を進めている直営店舗「ローランドストア」、新興国を中心に出店を進めている「ストア・イン・ストア」については、市況を鑑み出店を厳選したものの、販売実績は好調に推移しました。 「LTV(ライフタイムバリュー)向上」においては、Roland Cloudの新規サービスやサウンド・コンテンツ、また製品を長く楽しむためのアプリ等を継続的にリリースしました。V-Drumsの新シリーズにはWireless LANを搭載し、よりスムーズなRoland Cloud経由でのサウンド拡張が可能となっています。 「基盤強化」においては、前期に導入した経営基幹システム「SAP S/4HANA」の安定稼働に加え、当期は需要予測とそれに基づく生産計画をオートメーション化しました。これにより市場の状況をより柔軟かつ迅速にオーダー、生産に反映することが可能となりました。さらに10月には、浜松市の新本社「Roland Inspiration Hub」社屋が竣工しました。市内に点在していた研究開発部門、生産部門、管理部門などの機能を一体化し、社員同士がアイデアを生み出しながらクリエイティブに働ける環境を実現しました。 (a) 売上高 当連結会計年度の売上高は、100,952百万円(前期比1.5%増)となりました。製品カテゴリーごとの販売状況(対前期比)は以下のとおりです。 (鍵盤楽器)売上高27,223百万円(前期比1.3%増) 電子ピアノは、苦戦が継続していた中国で回復の動きが見られました。その他の主要地域においては、中型タイプがやや低調であるものの、ポータブルタイプは好調に推移しました。 ポータブルキーボードは、前期及び当期投入の新製品効果により、堅調に推移しました。 (管打楽器)売上高29,364百万円(前期比2.7%増) 電子ドラムは、前期及び当期に発売した主力新製品群が大きく貢献し大変好調に推移しました。アコースティックドラムでは、米国関税政策に関連する生産影響やインフレの影響等により伸び悩みました。 電子管楽器は、新たにフルート型の製品を投入しアドオンとなりましたが、主力市場である中国において需要減少、競争激化の影響を受けました。 (ギター関連機器)売上高25,149百万円(前期比0.6%増) ギターエフェクターは、受注残の解消や新製品群の貢献、また定番製品の底堅い需要により好調に推移しました。 楽器用アンプにおいては、前第2四半期にモデルチェンジした主力機種が好調に推移しましたが、屋外使用に最適な製品群に需要低下が見られました。 (クリエーション関連機器&サービス)売上高13,060百万円(前期比3.4%増) シンセサイザーは、前期及び当期に投入した新製品群が貢献し大変好調に推移しました。 ダンス&DJ関連製品では、欧州を中心に既存製品の需要減少が見られましたが、当第4四半期に発売した大型新製品は大変好調に推移しました。 ソフトウエア/サービス分野では、ユーザーのLTV(ライフタイムバリュー)を高めるためのコンテンツやサービスの提供をRoland Cloudや外部チャネルを活用し継続的に行い、売上高は計画以上に増加しました。 (映像音響機器)売上高3,057百万円(前期比4.4%減) ビデオ関連製品は、前期投入の新製品効果がありましたが、配信需要が一巡し関連製品の販売が鈍化しました。 (b) 営業利益 価格適正化の効果により利益は増加しましたが、関税影響や人件費、広告販促費等の販管費の増加により、当連結会計年度の営業利益は9,412百万円(前期比5.4%減)となりました。 (c) 経常利益 営業外収益は195百万円、営業外費用は585百万円となりました。営業外費用では為替差損316百万円が発生しました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は9,022百万円(前期比7.3%増)となりました。 (d) 親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益362百万円には、受取和解金361百万円、特別損失4,112百万円には、米国を拠点とする連結子会社のDrum Workshop,Inc.(以下、DW)の固定資産に対する減損損失3,860百万円が計上されています。税金費用はDWの繰延税金資産の取崩し等により法人税等調整額1,724百万円が計上された結果、3,089百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は2,168百万円(前期比63.7%減)となりました。 (e) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 ROE(自己資本利益率)は、自己株式の取得及び消却を実施したものの、上記のとおり親会社株主に帰属する当期純利益が減少したことから、5.0%(前期比8.9ポイント減)となりました。 ROIC(投下資本利益率)は、上記のとおり営業利益が減少した一方で、運転資本が減少したことにより、15.2%(前期比0.9ポイント増)となりました。 (f) 生産、受注及び販売の実績 当社グループは電子楽器事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けては記載していません。 (イ)生産実績 品目   第54期連結会計年度(自 2025年 1月 1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 鍵盤楽器(百万円)   25,987   1.5 管打楽器(百万円)   30,825   10.1 ギター関連機器(百万円)   24,224   △2.4 クリエーション関連機器&サービス(百万円)   10,621   △7.7 映像音響機器(百万円)   2,851   16.3 その他(百万円)   2,046   △8.9 合計(百万円)   96,555   2.0 (注)金額は、販売価格によっています。 (ロ)受注実績 当社グループは、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 (ハ)販売実績 品目   第54期連結会計年度(自 2025年 1月 1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 鍵盤楽器(百万円)   27,223   1.3 管打楽器(百万円)   29,364   2.7 ギター関連機器(百万円)   25,149   0.6 クリエーション関連機器&サービス(百万円)   13,060   3.4 映像音響機器(百万円)   3,057   △4.4 その他(百万円)   3,097   △2.0 合計(百万円)   100,952   1.5 (3) 財政状態の分析 総資産は、前連結会計年度末と比較して1,891百万円増加し、83,477百万円となりました。その主な要因は、棚卸資産が1,826百万円、無形固定資産が4,418百万円それぞれ減少した一方、次項に詳述するキャッシュ・フローの状況により現金及び預金が1,397百万円、有形固定資産が4,668百万円、退職給付に係る資産が2,566百万円それぞれ増加したことによるものです。 負債は、前連結会計年度末と比較して7,209百万円増加し、42,113百万円となりました。その主な要因は、仕入債務が2,110百万円、借入金が3,669百万円、未払費用が524百万円、繰延税金負債が607百万円それぞれ増加したことによるものです。 純資産は、前連結会計年度末と比較して5,318百万円減少し、41,364百万円となりました。その主な要因は、自己株式の消却などにより純資産の控除科目である自己株式が1,262百万円減少し、主要国通貨に対する円安基調により為替換算調整勘定が1,423百万円、退職給付に係る調整累計額が1,351百万円それぞれ増加し、また親会社株主に帰属する当期純利益が2,168百万円あった一方で、自己株式の消却や配当金の支払いなどにより剰余金が11,503百万円減少したことによるものです。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して7.6ポイント減少し、49.2%となりました。 (4) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度において現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、1,397百万円増加(前年同期は1,595百万円増加)し、期末残高は15,876百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、主として税金等調整前当期純利益及び運転資金の減少により、13,699百万円(前年同期に得られた資金は11,717百万円)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、主として有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出により、6,439百万円(前年同期に使用した資金は1,193百万円)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、主として長期借入れによる収入があったものの、自己株式の取得による支出や配当金の支払いなどにより、7,417百万円(前年同期に使用した資金は9,658百万円)となりました。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 (6) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は、当社グループ製品を製造するための原材料の仕入、労務費、外部委託にて製造された当社グループ商品の仕入、研究開発費や広告販促費等の営業費用の運転資金及び製造設備の刷新、拡充です。 当社グループは、必要な運転資金及び設備投資資金について、自己資金又は外部借入で対応しています。効率的な資金調達を行うため、取引金融機関と当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結し、流動性リスクを管理しています。当連結会計年度末において、これらの契約に基づく当社グループの借入未実行残高は14,000百万円です。 当社グループは、今後とも営業活動によって得る自己資金を基本的な資金源としながら、資金繰りの見通しや市場金利の状況を考慮し、必要に応じて銀行借入を活用することで資金調達コストを抑制し、資本効率の最適化を図ります。また事業活動により創出される付加価値の最大化とその適正な分配を通じて、全てのステークホルダーの共感を得ながら持続的な企業価値の成長を図ります。 株主還元につきましては、持続的かつ安定的な配当を行うとともに、株式市場動向や資本効率等を考慮した機動的な自己株式の取得も適宜行うことで、中計3ヵ年累計で連結総還元性向50%を目指し、成長投資資金の留保が必要な場合も、DOE(自己資本配当率)5.0%を下限目標とします。なお当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。 [参考情報] 当社グループは、投資家が当社グループの業績評価を行い、当社グループの企業価値を把握するうえで有用な情報を提供することを目的として、連結財務諸表に記載された売上高以外に、当社グループの主要な市場ごとの外部顧客への売上高及び製品カテゴリーごとの外部顧客への売上高の推移を下表のとおり把握しています。なお、比率(%表示)は売上高の構成比を示しています。 (1) 地域ごとの売上高 (単位:百万円) 2021年   2022年   2023年   2024年   2025年 日本   9,666   12.1%   9,736   10.2%   9,693   9.5%   9,054   9.1%   9,262   9.2% 北米 (注)1   25,959   32.4%   34,904   36.4%   38,920   38.0%   38,382   38.6%   38,764   38.4% 欧州 (注)2   24,958   31.2%   26,439   27.6%   29,663   28.9%   28,755   28.9%   28,968   28.7% 中国 (注)3   8,673   10.8%   9,641   10.1%   8,796   8.6%   7,411   7.5%   7,561   7.5% アジア・オセアニア・その他の地域   10,775   13.5%   15,118   15.7%   15,372   15.0%   15,830   15.9%   16,394   16.2% 合計   80,032   100.0%   95,840   100.0%   102,445   100.0%   99,433   100.0%   100,952   100.0% (注)1.アメリカ及びカナダでの売上高になります。 2.オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ及び英国での売上高を含みます。 3.中国本土での売上高になります。 (2) 製品カテゴリーごとの売上高 (単位:百万円) 2021年   2022年   2023年   2024年   2025年 鍵盤楽器   24,792   31.0%   29,869   31.2%   27,546   26.9%   26,869   27.0%   27,223   27.0% 管打楽器   19,053   23.8%   23,046   24.1%   29,342   28.6%   28,588   28.8%   29,364   29.1% ギター関連機器   19,093   23.9%   23,540   24.6%   25,726   25.1%   24,988   25.1%   25,149   24.9% クリエーション関連機器&サービス   10,122   12.6%   12,206   12.7%   12,662   12.4%   12,627   12.7%   13,060   12.9% 映像音響機器   4,282   5.3%   4,357   4.5%   4,073   4.0%   3,199   3.2%   3,057   3.0% その他   2,689   3.4%   2,819   2.9%   3,094   3.0%   3,160   3.2%   3,097   3.1% 合計   80,032   100.0%   95,840   100.0%   102,445   100.0%   99,433   100.0%   100,952   100.0%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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