本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

テレビ東京ホールディングス

TV TOKYO Holdings Corporation9413 · Prime · 情報・通信業

テレビ東京を中核とする放送持株会社。アニメ・配信事業を成長エンジンに、ショッピング・その他も手掛ける。

概要

テレビ東京ホールディングスは、2010年10月に設立された認定放送持株会社である。地上波放送を行うテレビ東京、BS放送のBSテレビ東京、アニメ専門CS放送のAT-Xなどを傘下に収め、アニメ・経済報道・深夜番組に強みを持つ。2026年3月期の連結売上高は1649億円、従業員数は1672人。東京都港区六本木に本社を置き、日本経済新聞社をその他の関係会社とする。

三つの事業セグメントで構成されるグループ

テレビ東京ホールディングスの事業は「地上波・BS放送事業」「アニメ・配信事業」「ショッピング・その他事業」の三つに区分される。地上波・BS放送事業は、テレビ東京の地上波放送とBSテレビ東京のBS放送を中核とし、番組制作は子会社のテレビ東京制作、美術セットはテレビ東京アート、技術業務はテクノマックスが担う。アニメ・配信事業は成長エンジンと位置づけられ、ライツ事業としてインターネット配信や海外アニメライセンス、商品化権を展開するほか、AT-XによるCSアニメ放送、テレビ東京コミュニケーションズによるデジタル媒体開発を行う。ショッピング・その他事業はテレビ通販とECサイト運営が中心で、子会社のテレビ東京ダイレクトとリアルマックスが担当する。

広告収入に依存しない収益構造への転換

地上波放送事業の収益は主にタイムセールスとスポットセールスによる広告収入だが、ネット広告の拡大や視聴環境の変化を受け、テレビ東京ホールディングスは放送外収入の拡大を進めている。アニメ・配信事業では、配信ビジネスや海外アニメライセンス、イベント事業、映画出資など多角的な収益源を確保。2025年度に策定した長期ビジョン「テレ東VISION2035」では、コンテンツIPを起点に放送・配信・商品化・海外展開を広角に行う「グローバルIPメディア」を掲げ、CAAS(Contents as a Service)の概念を中核戦略として、2026年度から専任の推進会議を設置した。

日本経済新聞社との関係と資本構成

テレビ東京ホールディングスは、その他の関係会社として日本経済新聞社を有する。両社は継続的な事業上の関係を持ち、経済報道において協力関係にある。グループは連結子会社15社、関連会社5社で構成され、持分法適用関連会社には日経CNBCが含まれる。2021年8月にはAT-Xを完全子会社化し、CSアニメ放送の強化を図った。2022年4月の東京証券取引所の市場再編に伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。自己資本比率は2026年3月末時点で68.9%と財務基盤は安定している。

過去最高を更新する業績推移

連結売上高は2013年3月期の1154億円から2026年3月期には1649億円へと増加を続けている。営業利益は2025年3月期に78億円、2026年3月期に114億円と当期過去最高を更新。親会社株主に帰属する当期純利益は2026年3月期に77億円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは161億円と前年比で倍増し、投資活動に53億円を使用しながらも現金及び預金は452億円に増加。時価ベースの自己資本比率は70.2%に達し、ROE8%達成を目標とする経営指標のもと、配当性向35%を目途とする株主還元方針を掲げている。

業界の中での役割は放送事業とアニメ・配信事業、ショッピング事業の複合メディア企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,649億円
営業利益
114億円
営業利益率
6.9%
純利益
77億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
地上波・BS 放送事業1,007億円61.1%56億円5.6%
アニメ・配信 事業505億円30.6%66億円13.1%
ショッピング・その他事業136億円8.3%5億円3.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01地上波・BS放送事業主力

テレビ東京による地上波放送とBSテレビ東京によるBS放送を中核に、番組制作・編成・広告販売を行う。子会社が番組制作(テレビ東京制作)、美術セット(テレビ東京アート)、技術サービス(テクノマックス)等を担当。国内番組販売も実施。

主な製品・サービス3
地上波テレビ放送
関東広域圏を放送対象地域とするテレビ東京系列キー局。経済情報、アニメ、バラエティ、ドラマ等を編成し、タイム・スポット広告を販売。
BS放送(BSテレビ東京)
BSデジタル放送。映画、ドラマ、アニメ、経済番組等を放送。
国内番組販売
子会社テレビ東京メディアネットが、グループ制作番組を他社の地上波BS・CS放送向けに販売。

02アニメ・配信事業主力

テレビ東京グループの成長エンジン。ライツ事業としてインターネット動画配信や海外向けアニメライセンス、商品化権等を展開。AT-XがCSアニメ放送、テレビ東京コミュニケーションズがデジタル媒体開発・EC等を担当。映画出資も行う。

主な製品・サービス5
配信ビジネス
放送番組やオリジナルコンテンツをインターネット配信プラットフォームに供給。有料・広告付き配信を展開。
アニメライセンス・商品化
国内外へのアニメ番組販売、キャラクター商品化権等のライセンス事業。
CSアニメ放送(AT-X)
子会社エー・ティー・エックスが運営するアニメ専門CS放送チャンネル。
イベント事業
自社コンテンツ連動イベント(eスポーツ、ゴルフ、音楽コンサート等)の主催・協賛。
映画出資
映画への出資により興行権・周辺権利を取得し収益化。

03ショッピング・その他事業準主力

テレビ通販およびECサイト運営(テレビ東京ダイレクト、リアルマックス)。グループ全体のサポート業務も包含。

主な製品・サービス2
テレビ通販
テレビ東京系列の通販番組枠で生活雑貨・健康食品等を販売。
インターネット通販(EC)
子会社リアルマックスがゴルフ関連商品のECサイトを運営。

製品と技術

地上波・BS放送の番組編成と広告販売

テレビ東京の地上波放送は関東広域圏を対象とし、経済情報、アニメ、バラエティ、ドラマなどを編成。広告販売はタイムセールス(番組単位)とスポットセールス(時間帯単位)の二形態で行う。BSテレビ東京は映画、ドラマ、アニメ、経済番組などを放送し、地上波とは異なる編成で視聴者を開拓する。番組制作は子会社のテレビ東京制作が担い、スタジオ美術や照明はテレビ東京アート、中継や編集技術はテクノマックスが提供する。国内番組販売はテレビ東京メディアネットが他の地上波・BS・CS放送向けに販売し、外部へのコンテンツ供給も行っている。

アニメライセンスと配信ビジネスの展開

アニメ・配信事業の中核はライツ事業で、放送番組やオリジナルコンテンツの周辺権利(インターネット配信、ビデオグラム、出版、ゲーム、商品化など)を活用する。配信ビジネスでは、国内外の動画配信プラットフォームにコンテンツを供給し、有料・広告付き配信を展開。アニメ事業では、海外向け番組販売と商品化ライセンスを推進し、北米・欧州・中国に加えインドや南米市場を開拓する。CSアニメ放送は子会社AT-Xが運営し、有料チャンネルでアニメ番組を提供。テレビ東京コミュニケーションズはデジタル媒体の開発・運営、クロスメディア広告、EC、デジタル課金事業も手がける。

イベント・映画・音楽など派生事業の多角化

自社コンテンツに連動したイベント事業では、eスポーツ、ゴルフ、音楽コンサート、美術展などを主催・協賛する。映画出資事業では、出資を通じて興行権や周辺権利を取得し収益化する。音楽関連では、子会社テレビ東京ミュージックが番組主題歌などの著作権管理を行い、音楽番組やコンサートの企画・制作、原盤出資も行う。これらの事業は放送や配信と連動し、IPの価値を最大化する役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

中堅テレビ局、安定収益基盤

テレビ東京ホールディングスはテレビ東京系列の放送事業を中核とし、情報・通信業に分類。同業他社にはVRain Solution(VR関連)やソラコム(IoT)など異業種が多いが、放送業界ではキー局系列の中で中堅。2025年3月期売上1558億円、営業利益率5.01%と安定。2026年3月期は売上1649億円、利益率6.91%と改善見通し。アニメやドラマなどのコンテンツ制作・配信にも注力。縮減する地上波広告収入に依存せず、多角化が課題。

強み

  • 地上波放送による広告収入と、アニメ・音楽などコンテンツ収入が安定。
  • アニメ制作・配信で国内外にファン層を持ち、収益源を多様化。
  • 制作費や人件費を抑制し、営業利益率5%超を維持。
  • 動画配信サービス等への展開で、新たな収益機会を模索。

課題

  • 地上波広告収入に収益の多くを依存し、市場縮小の影響を受けやすい。
  • Netflixなどグローバル配信企業との競争激化で、視聴者獲得が困難。
  • 高品質コンテンツ制作には多額の投資が必要で、リスクも大きい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がテレビ東京ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16632JVCケンウッド1,647億円9.1倍
22767円谷フィールズホールディングス1,640億円12.0倍
39601松竹1,472億円27.7倍
49672東京都競馬1,438億円12.5倍
57944ローランド1,015億円67.4倍
69413テレビ東京ホールディングス945億円11.8倍
77868広済堂ホールディングス910億円17.3倍
86058ベクトル903億円17.7倍
93632グリーホールディングス750億円17.6倍
103663セルシス685億円24.4倍
113661エムアップホールディングス608億円19.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

認定放送持株会社として設立された2010年

2010年3月、テレビ東京、BSジャパン(現BSテレビ東京)、テレビ東京ブロードバンドの3社は、認定放送持株会社体制への移行を決定。同年5月に株式移転計画を承認し、10月にテレビ東京ホールディングスを設立、同時に東京証券取引所市場第一部に上場した。これにより、テレビ東京は放送事業を継承する子会社となり、持株会社がグループ全体の戦略機能を担う体制が整った。設立直後の2011年1月には、日経シー・エヌ・ビー・シー(現日経CNBC)の株式を取得し、経済報道分野での連携を強化している。

東京スカイツリーへの送信所移転と放送デジタル化

2011年7月、テレビ東京は地上アナログ放送を終了。2013年5月には送信所を東京タワーから東京スカイツリーへ移転し、デジタル放送の電波発射を開始した。同年6月には、テレビ東京のデジタル関連事業の一部をテレビ東京ブロードバンドへ統合し、インターネット配信など新たなメディアへの対応を加速。これらの動きは、地上波放送のデジタル完全移行とインフラ刷新に対応するものであり、グループの放送基盤を現代化する契機となった。

本社移転とグループ再編の2010年代後半

2016年11月、テレビ東京ホールディングス、テレビ東京、BSジャパンの3社は本社を東京都港区六本木三丁目に移転。新本社での業務開始により、グループ経営の一体化を進めた。2018年10月にはBSジャパンをBSテレビ東京に商号変更し、地上波・BS間のブランド統一を図った。2021年8月にはアニメ専門CS放送のAT-Xを完全子会社化し、アニメ配信事業の強化に乗り出す。2022年7月には、テレビ東京コマーシャルとテレビ東京ヒューマンの2社を合併し、グループ内の間接部門を整理した。

開局60周年と長期ビジョン策定の2024〜2025年

2024年4月、テレビ東京は開局60周年を迎えた。これを契機にグループは新たな企業理念(パーパス、ミッション、バリュー)を制定。2025年5月には、2035年を見据えた長期ビジョン「テレ東VISION2035」を策定し、グローバルIPメディアへの転換を掲げた。同年には子会社のテレビ東京ダイレクトがリアルマックスの株式51%を取得し、ゴルフ関連EC事業を取り込むなど、事業ポートフォリオの拡充も進んだ。2026年3月期の業績は過去最高を更新し、持株会社体制開始から15年で収益基盤を拡大した。

年表18件を開く

2010年代

  • 2010年3月㈱テレビ東京、㈱BSジャパン及びテレビ東京ブロードバンド㈱の認定放送持株会社設立による
  • 2010年5月㈱テレビ東京、㈱BSジャパン及びテレビ東京ブロードバンド㈱の認定放送持株会社設立による
  • 2010年10月認定放送持株会社 ㈱テレビ東京ホールディングス設立、東京証券取引所市場第1部に株式を上
  • 2011年1月㈱日経シー・エヌ・ビー・シー(現㈱日経CNBC)の株式を取得し、持分法適用関連会社化
  • 2011年7月㈱テレビ東京が、地上アナログ12チャンネルの放送を終了
  • 2012年6月㈱テレビ東京がエフエムインターウェーブ㈱の株式を譲渡
  • 2013年5月テレビ送信所を東京タワーから東京スカイツリーへ移転
  • 2013年6月M&A㈱テレビ東京のデジタル関連の一部事業をテレビ東京ブロードバンド㈱へ統合
  • 2015年7月㈱テレビ東京コマーシャル、㈱テレビ東京アート、㈱テレビ東京システム、㈱テレビ東京制作、
  • 2016年11月㈱テレビ東京ホールディングス、㈱テレビ東京、㈱BSジャパンの本社を現在の東京都港区六本
  • 2018年10月商号変更㈱BSジャパンを㈱BSテレビ東京に商号変更

2020年代

  • 2021年8月M&A㈱エー・ティー・エックスを完全子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編により、市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年7月M&A㈱テレビ東京コマーシャルと㈱テレビ東京ヒューマンの2社を合併し、㈱テレビ東京ホールディ
  • 2022年11月M&A㈱テレビ東京ダイレクトが、㈱リアルマックスの株式51%を取得し子会社化
  • 2023年11月新たな企業理念『パーパス、ミッション、バリュー』を策定
  • 2024年4月㈱テレビ東京が開局60周年
  • 2025年5月長期ビジョン「テレ東VISION2035」を策定

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2020年代後半まで8%
  • 配当性向35%
  • 総還元性向40%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コンテンツ力強化とマルチユース推進

    「まだ見ぬおもしろい」コンテンツを追求し、放送・配信・商品化・イベント・海外販売など様々なルートで展開することで収益源を多様化する。視聴データを活用し収益最大化を図る。

  2. 02

    アニメ中心のグローバル展開加速

    アニメを主軸に、実写コンテンツやFASTも含め海外売上比率を高める。北米・欧州・中国での収益拡大に加え、インドや南米市場を開拓し、有力作品の発掘や商品化・ゲーム化を推進する。

  3. 03

    AVOD/SVODと収益多角化の推進

    独自性の強いドラマやバラエティコンテンツを強化し、AVODの売上増加を図る。ショートドラマのブランド確立と海外有力プラットフォームとの提携強化によりSVOD販売を拡大し、FASTではグローバルメディアビジネスの起点となるチャンネルを開発する。

  4. 04

    経済報道の強化と次なる成長核へ

    「信頼される報道メディア」として経済報道に磨きをかけ、経済動画配信サービス「テレ東BIZ」をハブに放送と配信で情報を届ける。日本経済新聞社との連携や独自取材を強化し、新番組も投入してビジネスパーソンの視聴を取り込む。

  5. 05

    戦略投資と先端技術による生産性向上

    200億円の成長投資枠を活用し、新規事業開発、M&A、DX投資を推進。VPやAIなどの先端技術をコンテンツ制作に活用し、表現力向上と生産性向上の両立を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,672人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,419万円で、9期前と比べて+0.5%平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は18.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,501
2018年3月1,539
2019年3月1,41247.622.11,576
2020年3月1,32447.021.11,611
2021年3月1,29047.321.41,618
2022年3月1,41548.122.11,634
2023年3月1,52249.023.41,691
2024年3月1,44647.119.71,646
2025年3月1,36447.019.01,651472
2026年3月1,41946.318.91,672682

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 20 / 海外 1、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
天王洲スタジオ — 東京都品川区8,038百万円
地上波・BS放送事業
局外設備(東京都千代田区)他57ヶ所6,331百万円
地上波・BS放送事業
本社 — 東京都港区4,955百万円
地上波・BS放送事業 アニメ・配信事業
本社 — 東京都港区3,024百万円
テレビ中継局(千葉県館山市)他190ヶ所1,382百万円
地上波・BS放送事業
神谷町地区 — 東京都港区1,348百万円
地上波・BS放送事業
本社 — 東京都 品川区818百万円
地上波・BS放送事業
本社 — 東京都品川区565百万円
ショッピング・その他事業
本社 — 米国ニューヨーク州521百万円
地上波・BS放送事業
神谷町地区 — 東京都港区430百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱テレビ東京(注)4、5
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱BSテレビ東京(注)4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京コミュニケーションズ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京ミュージック
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京メディアネット
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京メディアワークス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京アート
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京システム
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京制作
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京ダイレクト
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テクノマックス
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ東京ビジネスサービス
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
  • ㈱エー・ティー・エックス東京都港区100%
  • TV TOKYO AMERICA,INC.米国 ニューヨーク州100%
  • ㈱リアルマックス広島県広島市67%
  • ㈱日経映像東京都中央区33%
  • ㈱インタラクティーヴィ東京都千代田区43%
  • ㈱日経CNBC東京都千代田区35%
  • ㈱TVer東京都港区16%
  • ㈱D・A・G東京都港区20%
  • ㈱日本経済新聞社(注)3東京都千代田区33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,649億円営業利益114億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+46.2%。

売上高
+5.8%
1,649億円
営業利益
+46.2%
114億円
純利益
+28.3%
77億円
営業利益率
6.9%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,680億円1,649億円
営業利益115億円114億円
純利益80億円77億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は376億円、営業利益は15億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.7%、営業利益は+36.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q40213
2024年1Q349113.219
2024年2Q361164.411
2024年3Q391317.922
2024年4Q38515
2025年2Q738202.717
2025年4Q820587.143
2026年2Q800718.950
2026年4Q849435.127
2027年1Q376154.013

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,154億円から1,649億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.9%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱テレビ東京のデジタル関連の一部事業をテレビ東京ブロードバンド㈱へ統合
2013年3月1,15421−3
2014年3月1,2075128
2015年3月1,2875431
2016年3月1,3627647
2017年3月1,4276843
㈱BSジャパンを㈱BSテレビ東京に商号変更
2018年3月1,4718061
2019年3月1,4925632
2020年3月1,4525226
㈱エー・ティー・エックスを完全子会社化
2021年3月1,3915326
㈱テレビ東京コマーシャルと㈱テレビ東京ヒューマンの2社を合併し、㈱テレビ東京ホールディ
2022年3月1,4819260
2023年3月1,5109467
2024年3月1,4869667
2025年3月1,55878835.060
2026年3月1,6491141196.977

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,649億円のうち、営業利益として残るのは114億円6.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は77億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%1,100億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.4%435億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.9%114億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
6.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.0pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.7pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが161億円、投資CFが−53億円で、差し引きのフリーCFは108億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は452億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月40−39−24159
2014年3月41−3712476
2015年3月93−24−1369132
2016年3月84−15−2369178
2017年3月72−9936−27187
2018年3月97−38−1459231
2019年3月89−32−1657272
2020年3月88−40−1348307
2021年3月59−40−1919307
2022年3月135−13−48122381
2023年3月111−83−3128378
2024年3月65−47−3418362
2025年3月76−20−4156377
2026年3月161−53−34108452

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,558億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,076億円で、自己資本比率は68.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月85962223770.5
2014年3月91767224571.4
2015年3月1,00671329368.9
2016年3月1,04374429969.3
2017年3月1,16378437965.4
2018年3月1,22983939066.2
2019年3月1,28585742864.6
2020年3月1,24885239666.0
2021年3月1,28189139067.2
2022年3月1,34189844366.8
2023年3月1,39993446566.6
2024年3月1,47199347867.4
2025年3月1,4781,01945968.8
2026年3月1,5581,07648268.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
492億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
763億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
482億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中241位あたり、逆に低いのはROE605社中447位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.9%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,425で、1年前と比べて-23.7%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥3,425-1.2%1ヶ月+4.6%1年-23.7%時価総額945億円
過去52週の値幅
安値¥3,245高値¥5,110

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.8倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR0.86倍
配当利回り2.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3385円で、25日線(3485.2円)を下回り、軟調な展開が続く。7月31日に3440円まで下落し、8月4日には3275円と直近安値を更新した。その後は反発したが、戻りは鈍い。52週高値5110円からは34%下落しており、大幅な調整局面にある。200日線(4131.19円)も下回っており、中期のトレンドは悪化している。RSIは32.89と弱気圏で、下値余地はある。出来高は増加傾向で、売り圧力が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER11.7倍は同業界平均30.8倍を大幅に下回り、予想PER11.3倍も低水準。PBR0.851倍と1倍を下回り、ROE7.4%ながら資産価値より低い評価。配当利回り2.95%は平均2.66%を上回り、配当性向53.5%と健全。営業利益率は5.0%から6.9%に改善しており、業績の伸びが期待される。総合的に割安だが、ROEが低い点は留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.8倍47.9倍
PER (予想)11.4倍
PBR0.86倍2.96倍
ROE7.4%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、既存の放送事業の収益性改善と、成長戦略の実効性にある。強気派は、独自編成による視聴者獲得と、アニメ・経済コンテンツの価値向上、ネット配信などの新規事業の成長を評価する。一方、弱気派は、放送市場の縮小や広告収入の不安定さ、テレビ離れによる中長期的な収益低下リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 独自編成の強み

    アニメや経済番組など他局と異なる編成で固定ファンを獲得。

  • 利益改善傾向

    2025年3月期の売上高は1558億円、純利益60億円と増益基調。

  • 新規事業への期待

    ネット配信やコンテンツ販売が今後の成長を牽引する可能性がある。

  • 2026年3月期営業利益が前期比46%増の114億円通年影響

    営業利益114億円は前期78億円から36億円増。売上高1649億円と増収も寄与する。

  • 営業利益率が5.01%から6.91%へ1.90pt改善通年影響

    営業利益率6.91%は前期5.01%から1.90ポイント改善。収益力の底上げが進む。

  • PBR0.85倍と1倍割れでバリュエーション修正余地不定影響

    PBR0.846倍、ROE7.4%。資本効率改善が投資家に評価されれば株価は見直される。

  • 2026年3月期純利益が前期比28%増の77億円通年影響

    純利益77億円は前期60億円から17億円増。EPSの改善で株価評価が高まる。

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小リスク

    若年層のテレビ離れが進み、広告市場は長期的に縮小。

  • 広告収入の不安定性

    広告収入は景気変動の影響を受けやすく、業績がぶれる。

  • 競争激化

    動画配信サービスの台頭で視聴時間の奪い合いが激化。

  • 2025年3月期は増収にもかかわらず純利益が減少通年影響

    売上高1558億円と増収も純利益60億円は前期比7億円減。収益性低下は懸念材料。

  • 過去1年で株価が19.5%下落し需給が悪化継続影響

    過去1年で19.54%下落。下落基調が続けば需給がさらに悪化する公算。

  • 外国人株主比率9.4%と低く流動性が乏しい継続影響

    外国人保有比率9.4%と低位。流動性が低く、売りが膨らむと株価が下がりやすい。

  • 営業利益と純利益の差が大きく利益の質が低い通年影響

    営業利益114億円に対し純利益77億円。税負担の増減で最終損益が動きやすい。

次の決算で確かめる点
広告収入
収益の柱であり、景気感応度が高い。
番組販売・配信収入
成長戦略の進捗を測る指標。
営業利益率
収益性の改善を示す重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは2.92%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
2.92%
いまの株価に対して
配当性向
53.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4058.0
2018年3月5025.037.5
2019年3月40−20.023.3
2020年3月400.032.5
2021年3月400.048.8
2022年3月6050.087.5
2023年3月8033.362.3
2024年3月800.026.8
2025年3月9012.539.0
2026年3月10011.153.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,377人。区分でいちばん多いのは事業法人51.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が72.5%を占め、残る27.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人56.156.255.054.252.051.5
金融機関22.020.720.024.322.921.0
個人・その他15.816.816.216.016.717.1
外国法人5.65.48.24.67.29.4
自己株式0.70.11.11.93.33.5
証券会社0.60.80.60.91.11.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱日本経済新聞社31.92
02㈱日本カストディ銀行(信託口)6.28
03日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.86
04三井物産㈱3.63
05日本生命保険(相)2.47
06㈱みずほ銀行2.43
07㈱東京計画2.39
08㈱SMBC信託銀行(㈱三井住友銀行退職給付信託口)2.14
09嶋村 吉洋1.89
10㈱MBSメディアホールディングス1.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    2.43%
    -1.22pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2385%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−132,252−0.631.8
2014年3月1022,3134.317.1608.7
2015年3月1092,4514.620.246.6
2016年3月1662,5566.612.338.1
2017年3月1522,6905.816.858.0
2018年3月2142,8787.713.137.5
2019年3月1142,9373.920.423.3
2020年3月922,9113.126.232.5
2021年3月913,0663.126.248.8
2022年3月2153,2306.99.387.5
2023年3月2443,4147.410.162.3
2024年3月2483,6617.012.026.8
2025年3月2243,8126.015.939.0
2026年3月2894,0347.414.253.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額529百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
石川一郎代表取締役会長68
吉次弘志代表取締役社長63
長田隆専務取締役62
小沢武史専務取締役62
平岡利介常務取締役60
小丸港市常務取締役61
田村肇常務取締役61
岩沙弘道取締役84
澤部肇取締役84
奥正之取締役81
佐々木かをり取締役67
長谷部剛取締役69
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
小田原明子常勤監査役63
井村公彦監査役68
森田勝久監査役66
鈴木五十三監査役76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9297626142147
社外取締役984849
監査役1242424

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,150字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団(以下、「当社グループ」という。)は当社、連結子会社15社及び関連会社5社で構成されており、主として㈱テレビ東京及び㈱BSテレビ東京を中心とした「地上波・BS放送事業」、放送番組等を二次的に利用する権利その他放送番組等から派生する権利を利用した事業を行う「アニメ・配信事業」、テレビ通販やeコマース及びグループ全体のサポートを行う「ショッピング・その他事業」を行っております。 また、当社はその他の関係会社である㈱日本経済新聞社とも継続的な事業上の関係を有しております。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 地上波・BS放送事業 地上波・BS放送事業は当社グループ各社が行う放送事業となっております。 [地上波放送事業] 地上波放送は㈱テレビ東京による放送事業です。教育、教養、娯楽及び報道の各ジャンルの調和を基本としてテレビ番組を企画編成し、健全なエンターテインメント番組や経済情報を中心にした客観的かつ公正な報道番組等を視聴者に提供する一方で、広告主に対して広告枠の販売を行っております。 広告枠の販売形態 タイムセールス……1つの番組の放送時間の途中で放送する広告枠を販売する形態。広告主は原則として当該番組の制作費を負担し、又は他の広告主と分担します。 スポットセールス…前の番組と次の番組が始まる間や特定の番組と関係なく広告枠を販売する形態。広告主は広告放送の時間帯や期間、地域等を選択しつつ広告依頼することとなります。 [BS放送事業] BS放送は、㈱BSテレビ東京による衛星放送事業です。教育、教養、娯楽及び報道の各ジャンルの調和を基本としてテレビ番組を企画編成し、健全なエンターテインメント番組や経済情報を中心にした客観的かつ公正な報道番組等を視聴者に提供する一方で、広告主に対して広告枠の販売を行っております。 [国内番組販売] ㈱テレビ東京メディアネットが㈱テレビ東京及び㈱BSテレビ東京と連携をとりながら、当社グループが制作した番組等を他の国内地上波放送、BS放送、CS放送向け等に販売しております。 地上波やBS放送での番組の企画・制作を㈱テレビ東京制作が行っているほか、㈱テレビ東京アートはスタジオの美術セット制作や照明技術、バーチャル・CGデザインを、また中継を含めた各種技術業務や編集スタジオの運営を㈱テクノマックスが担うなど番組制作を中心とした事業を展開しております。 (2) アニメ・配信事業 アニメ・配信事業は㈱テレビ東京が持つコンテンツを活用し放送による広告以外に収入を上げている「ライツ事業」や、㈱テレビ東京コミュニケーションズ、㈱エー・ティー・エックスなどのグループ会社が行うアニメのCS放送や音楽関連ビジネス事業を指します。 [ライツ事業] 放送番組やオリジナルのコンテンツにかかる周辺権利(インターネットによる動画配信、ビデオグラム化、出版化、ゲーム化、玩具その他の商品化等の権利等)を利用するビジネス部門です。この中でもインターネット配信のプラットフォーム向けにコンテンツを供給する「配信ビジネス事業」と、国内放送だけでなく海外向けのコンテンツ供給や商品化ビジネスを展開する「アニメ事業」をテレビ東京グループの成長エンジンと位置づけ、放送収入だけに頼らない収益構造の改革を進めます。 また、映画への出資を通じて、興行権のみならず、映画に関わる周辺権利を取得し、事業展開を行うことによって収益を上げる「映画出資事業」も行っております。 「イベント事業」では、自社コンテンツに連動したイベントや、ゴルフ、eスポーツ等のスポーツ競技、音楽コンサート、美術展等のイベントの主催、共催、後援又は協賛による各種収入を得ております。 [その他アニメ・配信事業] 番組の主題歌やエンディング曲などの著作権管理は㈱テレビ東京ミュージックが担っており、また音楽番組やコンサート・イベント等の企画・制作、音楽原盤への出資などの音楽関連ビジネス事業にも取り組んでおります。 当社グループの強みでもあるアニメ分野においては、㈱エー・ティー・エックスが、CS有料チャンネルへのアニメ番組の提供や番組の企画・制作を行っております。 上記に加え、㈱テレビ東京コミュニケーションズがデジタル媒体の開発と運営を通じた動画配信関連事業、クロスメディア広告事業、EC事業、デジタル課金事業を展開しております。 (3) ショッピング・その他事業 ショッピング・その他事業は㈱テレビ東京ダイレクトなどが手掛けるテレビ通販やeコマース、グループ全体のサポート事業を指しております。 通信販売業務では㈱テレビ東京ダイレクトが当社グループの核となりテレビ通販を展開しているほか、パソコンやモバイル端末を利用したインターネット通販事業も運営しております。また㈱テレビ東京ダイレクトの子会社である㈱リアルマックスが、ゴルフ関連商品のインターネット通販事業を展開しております。 この結果、当社グループの事業系統図は以下のとおりとなります。 事業系統図
経営方針・対処すべき課題6,548字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、㈱テレビ東京による地上波放送事業を中核として、BS放送(㈱BSテレビ東京)、CS放送(㈱エー・ティー・エックス)、そしてインターネットによる配信事業を総合的に運用してコンテンツの制作とメディアビジネス展開の戦略機能を担う認定放送持株会社です。 2024年4月のテレビ東京開局60周年を契機に、グループは新しい企業理念「心を温かく、時に熱く。一人ひとりに深く届け、 ちょっといい明日へ。」(パーパス=存在理由)、「『あたりまえ』に挑み、 まだ見ぬ『おもしろい』を共に創る。」(ミッション=果たすべき使命)などを制定しました。 そして2025年度に、これらのパーパス・ミッションに基づき2035年にテレビ東京グループが目指すべき姿として、「テレ東VISION2035」を策定しました。 「テレ東VISION2035」 まだ見ぬ「おもしろい」を世界に発信し 一人ひとりの「ちょっといい明日」に寄り添う 2035年、グローバルIPメディア「テレ東」として第4の創業ヘ 1.「まだ見ぬおもしろい」コンテンツやサービスを創り、挑戦し続ける 「まだ見ぬおもしろい」とは… ・他がやらないことをやる、見る人ひとりひとりの心に深く刺さる ・AIをはじめ最先端のテクノロジーで時代の先を行く 2.乳幼児からシニアまで、ユーザー本位で貢献する 「ちょっといい明日」のために… ・正確で客観的な報道・情報で、信頼されるメディアであり続ける ・社会課題解決につながる新規事業を創出する ・つながるすべての人の人権を尊重する 3.グローバルIPメディア「テレ東」として第4の創業を果たす 「グローバルIPメディア」とは… ・既存のマス・メディアの枠を超え、コンテンツIPを起点として放送、配信などに広角展開する ・専門人材を採用、育成し、多様なコンテンツを国内だけでなく世界に届ける これらを体現するため、報道、アニメ、バラエティ、ドラマ、音楽、スポーツ、イベントなど各分野で競争力のあるコンテンツやIP(知的財産)を制作・発信するとともに、社会課題解決にも貢献し、テレビ東京グループの存在感を一段と高めていきます。 グループの成長戦略としては、アニメ・経済報道・独自IP事業を一段と強化し、IPを国際的に展開する「グローバルIPメディア」を目指します。同時に、新規事業の開発などでフロンティアを開拓し、収益源をさらに多様化させてまいります。 こうしたコンテンツ・IP起点の考え方を「CaaS(Contents as a Service)」と規定し、長期ビジョンの中核戦略に位置付けました。2026年度からは「CaaS・IP推進会議」を新設し、KPI管理を徹底しながら本格的な運用を始めています。 (2) 経営環境 2025年の日本の広告費(㈱電通調べ)は前年比5.1%増の8兆623億円と過去最高となりました。テレビ広告(地上波・衛星メディア関連の合計)は、1兆7,556億円と前年より0.3%減少しました。一方、ネット広告は前年比10.8%増の4兆459億円となりました。 (3) 目標とする経営指標 当社は各ステークホルダー(視聴者、社会全般、株主、取引先、社員)への責任をバランスよく果たし、企業価値の向上を通じて満足の総和を高めていくことを基本方針としております。2020年代後半にROE(自己資本利益率)8%の達成を目指すとともに、連結ベースで配当性向35%を目途とし、総還元性向については40%程度を目指すことを新しい株主還元方針とします。当社は資本コストを含む様々な経営指標を適切に認識しつつ、コーポレートガバナンス・コードを着実に実行してまいります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 地上波放送事業を中核として、BS放送、CS放送、配信事業を一体的に運用し、放送・配信に加え、アニメ・経済報道・独自IP開発を一段と強化してさらなる成長を目指します。様々なルートでコンテンツを提供し、下記の経営戦略を着実に実施することで、放送と配信との相乗効果によりコンテンツの価値を高めていきます。 ① コンテンツ力を強化、あらゆるルートで発信 グループの収益の源泉はコンテンツです。「まだ見ぬおもしろい」コンテンツを追求すると同時に、放送・配信・商品化・イベント・海外販売など、コンテンツをマルチユースし収益源を多様化します。また、クリエイティブ体制を強化し、ゴールデン・プライム帯で新たなテレ東の顔となるヒットコンテンツを創出するほか、レギュラーコンテンツ以外にも「世界卓球」で放送・配信・セールス・プロモーションを横断的に展開するなど、スポーツコンテンツの発信力も高めます。イベントでは「行方不明展」に代表されるような新たな人気の催しを開拓するほか、市場が成長するeスポーツへの取り組みも強化します。コンテンツのラインナップ編成にあたっては視聴データを駆使し、収益の最大化を目指します。 ② アニメを中心としたコンテンツのグローバル展開を加速 人口減少による国内市場の縮小を見据え、コンテンツのグローバル展開を加速します。テレビ東京の強みであるアニメを主軸に、実写コンテンツ(ドラマ、バラエティ)や、2024年度から配信を開始したグローバル向け配信事業のFASTも合わせて海外売上比率を高めます。 アニメは北米・欧州・中国の収益を拡大すると同時に、インドや南米市場を開拓します。新たな有力作品を積極的に発掘して海外窓口を獲得するほか、商品化やゲーム化を推し進めます。アニメ以外にも、海外展開できるコンテンツの開発を進めます。バラエティは2024年度から海外の放送局や配信事業者等にフォーマット販売が可能な作品をトライしており、その本数を増やします 。ドラマは有力な海外プラットフォームとの取引拡大や、外国人俳優を起用した作品を制作することで、海外で稼ぐ力を高めます。特にアジアで伸びているショートドラマについても作品数を増やしていきます。 ③ AVOD(広告付き動画配信)・SVOD(定額制動画配信)を底上げ、収益多角化を推進 「孤独のグルメ」や「夫の家庭を壊すまで」などに代表される独自性の強いドラマはテレビ東京の得意分野となりました。今後も個性的なドラマを作り続けるとともに、バラエティコンテンツを強化して再生数を底上げし、AVODの売り上げを増加させます。また、市場が拡大しているショートドラマの配信では、新しいヒットジャンルの開拓と有力な制作事業者との提携を推し進め、国内外で「テレ東のショートドラマ」ブランド確立を目指します。SVODは海外有力プラットフォームとの提携を強化し、海外販売を拡大します。FASTは世界に通用するコンテンツやIPを制作し、広告、eコマース、サブスクリプションなどグローバルメディアビジネスの起点となるチャンネルを開発していきます。 ④ 信頼される経済報道を貫き、次なる成長の核に SNSの情報が影響力を拡大するなか「信頼できる報道メディア」として強みである経済報道にさらに磨きをかけます。経済動画配信サービス「テレ東BIZ」をニュース発信のハブとし、放送と配信の双方で情報を届けます。マーケット情報や企業取材を強化するとともに、「学べる」「見つかる」「つながる」コンテンツを拡充し、経済に関心が高いビジネスパーソンの視聴を取り込みます。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」「WBS」やBSテレビ東京「NIKKEI NEWS NEXT」などのニュース番組は、日本経済新聞社との連携や独自取材を強化し、より新しくより深い情報を届けます。2026年4月からは「カンブリア宮殿」をリニューアルし、また、新たに「モーサテサタデー」「アンパラレルド」といった経済報道番組もスタートさせており、これからも多くの視聴層に対して必要な経済報道コンテンツを展開していきます。 ⑤ IP収益化に向けた戦略投資と先端技術による生産性向上 長期ビジョン「テレ東VISION2035」および2025-27中期経営計画に基づき、200億円の成長投資枠を活用し、新規事業開発、投資・M&A、資本業務提携、DX投資等を機動的に推進しております。2025年度は、eスポーツ領域を中心とするイベント事業の強化を目的にQ-nine㈱を子会社化したほか、IPのデジタル展開・海外展開に強みを持つ㈱Mintoに戦略的出資を行い、コンテンツIPの収益力強化を図りました。あわせて、社内公募により選定された新規の事業企画についても、実証実験を進めながら事業化の可能性を検証しております。 また、当社グループの基幹システムの刷新は段階的に進展しており、DX投資を通じた業務の最適化と効率化によって創出した時間と人材は、成長領域へ再配分していく方針です。さらに、VP(バーチャルプロダクション)やAIを含む先端技術については、報道やドラマ、バラエティのコンテンツ制作、映像・音声表現への活用を広げ、多彩な表現力と生産性向上の両立を目指してまいります。 (5) 会社が対処すべき課題 ① コーポレート・ガバナンス強化 コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化は社会の要請であり、テレビ東京グループにとっても重要な課題です。 当社は取締役の3分の1を独立社外取締役にしており、取締役会の諮問機関として独立社外取締役と代表取締役社長により構成する「人事諮問委員会」「報酬諮問委員会」を設置しております。両委員会とも独立社外取締役が委員の過半数を占め、独立社外取締役を委員長に選任しています。委員会は㈱テレビ東京ホールディングスの取締役の人事案や報酬の方針などについて議論し、取締役会に答申しています。 また、代表取締役社長の助言機関として、社外取締役と代表取締役などが出席する「経営懇談会」を設けております。「人事諮問委員会」「報酬諮問委員会」「経営懇談会」があわせて機能することでコーポレート・ガバナンスを強化し、経営の透明度を高めてまいります。 ② 気候変動リスクへの対応 当社グループは、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置して、地球環境問題をはじめ、人権の尊重、従業員の健康、労働環境への配慮や公正・適切な処遇を実現するための啓発活動などサステナビリティを巡るあらゆる課題に対してグループ全体で取り組んでいます。気候変動への対応については、消費電力の削減や再生可能エネルギーの導入、自社のCO2排出を相殺できる「J-クレジット」等の活用を組み合わせて2023年度からグループ全体のCO2排出量の実質ゼロを継続しています(対象はScope1とScope2)。 また、当社は「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」へ賛同し、TCFDが提言するフレームワークを活用して定期的に情報開示をしています。複数の将来シナリオを用いて気候変動が事業に与えるリスクと機会を評価し、気温上昇に伴う事業活動への恒常的な悪化と、緊急的かつ頻発の恐れのある自然災害の影響を分析してBCP(事業継続計画)体制をグループ全体で構築しています。 世界的な課題となっている気候変動リスクへの対応はメディアグループとしても、企業としても重要な課題の1つと認識しています。当社グループではSDGs(持続可能な開発目標)に本格的に取り組むため、国連が報道機関に協力を呼び掛ける「SDGメディア・コンパクト」に署名・加盟しております。報道機関だからこそ出来る取り組みとして、放送や配信、イベントなどを通じてサステナビリティの浸透に取り組んでいます。 ③ 人材の多様性に向けた取り組み 当社グループは、「挑戦・成長を続ける社員が安心して長く活躍できる会社」の実現を人事戦略に掲げ、人材の多様性と専門性を両立する組織づくりを進めております。 中核会社である㈱テレビ東京において、2023年度からいち早く同性パートナーを配偶者と同等に扱うパートナーシップ制度を導入しています。また、外国籍社員は17名在籍しており、グローバル展開やIPビジネスの拡大において中核的な役割を担っています。2025年度の採用実績は新卒25名、キャリア採用33名でキャリア採用比率は56.8%。2026年度も引き続きAI・グローバル・IPビジネス領域の即戦力人材を強化配置するため、前年同等の採用数を目指します。 働き方の面では、在宅勤務(サテライトオフィスの利用含む)、フレックスタイム、育児介護時短制度等を活用することで、誰もが能力を発揮しやすい環境を整備しています。また、2026年度には異業種企業との人材交流を開始し、就業経験を通じて視野を拡げ、本業に活かせるスキルアップに繋げていきます。 さらに、2025年度からシニア再雇用制度を改定し、報酬水準の見直しや成果評価の導入を行うことで、今後増加するシニアが意欲的に活躍できる環境を整備。若手からベテランまで、多様な層が活躍する企業風土を醸成しています。 ④ 人権尊重の取り組み 当社グループは、2023年11月に策定した「テレビ東京グループ人権方針」を指針とし、人権尊重の取り組みをグループおよびサプライチェーン全体で深化させております。 同年に設置した「人権委員会」が中心となり、人権デューデリジェンスの取り組みを継続しております。事業活動における人権への負の影響を特定・評価し、その防止および軽減に向けた具体的な進捗管理を行っております。このプロセスのなかで、従業員の安全と尊厳を守る重要性を再確認し、新たに「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定いたしました。また、社内研修を継続的に実施することでグループ全体の理解を深めるとともに、取引先に対しても当社グループの人権方針への理解と尊重を求め、サプライチェーン全体で人権侵害の予防・改善に取り組む体制を強化しております。 ⑤ コンプライアンスを重視したコンテンツ制作 当社グループは放送の公共的使命を自覚するとともに、法令を遵守し社会規範に基づいてコンテンツを制作することが求められています。2024年にテレビ東京内に「コンテンツ審査室」を設置し、制作するコンテンツの事前チェック・審査体制を強化しております。また、放送番組の適正を図り、外部有識者の声を聞く場として「放送番組審議会」をおよそ1ヵ月に1回開催しております。こうした取り組みを通じ、当社グループはコンプライアンスを重視し、信頼されるコンテンツ制作に努めてまいります。 ⑥ 激動する国際情勢への対応 国際通貨基金(IMF)の予測によると世界経済の成長ペースの鈍化が見込まれています。特に中東情勢の緊迫化にともなうエネルギー価格の上昇や供給網の混乱は、世界経済の重荷となっています。ウクライナ侵攻の長期化に加え、米国の保護主義的通商政策、米中対立に伴う地政学的分断も懸念材料であり、これらの影響を引き続き注視してまいります。こうした国際情勢のもと、当社グループは経済報道の質を一層高めるとともにリスク管理を強化することで、持続的に成長できる経営基盤を強化してまいります。 ⑦ 景気の下振れリスク 中東での紛争や米国の関税政策、インフレ長期化、金利上昇、中国経済の減速、サプライチェーンの混乱などにより、世界経済の下押し懸念があります。国内では、物価高による消費マインドの低迷、急激な為替の変動、資源高による企業業績への圧迫などにより、景気の下振れリスクが指摘されています。経済の不透明感が増すなかでも、当社グループは着実な利益の計上に努めます。
事業等のリスク7,072字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクとして、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針です。なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、別段の記載のない限り、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅したものではありませんのでご留意ください。 (1) テレビ放送事業に関するリスクについて ① テレビ広告収入について 当社グループの地上波放送事業およびBS放送事業における広告収入は、総売上高の約6割を占めています。 しかし、国内における少子高齢化に伴う低成長という要因に加えて、メディアの多様化やインターネット広告の拡大、海外経済の下振れなど外部環境の変化により、テレビ広告収入は漸減傾向となっています。 当社グループは、こうした広告市場の動向を注視しながら、マーケティング機能の強化に加えて広告主ニーズへの対応や新たな営業手法の開発等により、テレビ放送による広告収入の向上を目指してまいりますが、今後の日本経済のマクロ動向や広告市況の動向によりテレビ広告収入が大幅に縮小した場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 視聴環境の変化について 通信環境の進化、スマートフォンやタブレットそしてコネクテッドテレビの普及により、定額制及び無料広告付き動画配信サービスが身近なものとなり、視聴スタイルの多様化が進むとともに、放送番組のインターネット視聴やタイムシフト視聴も加速しています。さらに、巨大な資本力を持つ外資系動画配信サービスの伸長により、リアルタイムの放送視聴率低下が想定以上に加速しています。ユーザーの可処分時間の奪い合いが激化する中で、放送事業においては、リアルタイム視聴率の獲得は引き続き重要な課題です。 当社グループは、テレビ放送を軸とし、視聴者に受け入れられ、当社グループのブランドイメージ向上につながるコンテンツの創出に努めてまいりますが、今後の視聴動向に想定外の変化が生じた場合は、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) テレビ放送事業以外に関するリスクについて ① アニメビジネスにおける海外展開について 当社グループはアニメビジネスを重要な収益の柱と位置付けており、海外への配信・商品化等でのライセンス展開も積極的に行っています。進出先の法制度やコンテンツ産業政策の変更等によるリスクがあり、計画通りにコンテンツの制作や販売等ができない場合は、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。また、中国、ロシア、中東などにおける社会情勢の急激な変化や地政学的緊張の高まりに伴い、経済安全保障上の観点から関税の引き上げ、輸出入規制、各種経済制裁などが強化されるリスクが増大しています。 海外展開に当たっては、現地取引先との連絡を密にし、コンテンツ産業政策に関する現地の最新情報を収集して、可能な限り万全な契約締結等によるリスクの最小化をすすめるとともに、ビジネス展開をはかる地域が偏らないように努めてまいります。しかしながら、これらの地政学的な要因や規制強化により海外事業が計画通りに進捗しない場合には、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ② インターネット動画配信事業について スマートフォン、タブレットといった携帯型高機能端末の普及に伴い、通信を利用した映像コンテンツへの接触頻度はますます拡大しています。 当社グループは広告付き動画配信として、2015年から「ネットもテレ東」を開始し、同年10月には民放公式のテレビポータルサービス「TVer」によるサービスにも参画しております。また、2021年4月に経済動画配信サービス「テレ東BIZ」をスタートさせました。 当社グループは今後も、映像メディアの多様化に対応したコンテンツの開発やビジネスモデルの構築に取り組んでまいりますが、これら事業は成長分野であると同時に競争環境も厳しく、事業が想定通りに進捗しない場合や動画配信事業の市場環境が大きく変動する場合には投下資本の回収が困難になり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ イベント事業について 当社グループは、展覧会、スポーツ・演劇・音楽のライブのほか、オンラインとリアルを組み合わせたイベント事業などに積極的に取り組んでいます。これらイベント事業については、過去の実績や他社事例を踏まえた慎重な収支計画のもと出資判断を行っていますが、不測の事態によりイベント自体が開催できなくなる場合や大幅な計画変更を余儀なくされる場合、イベントのチケット収入や関連グッズの販売収入等が、当初計画した収益を確保できないような場合には、当社グループの経営成績および財政状況に影響を与える可能性があります。 また、イベントの実施にあたっては、準備段階から事故等のないよう細心の注意を払うとともにイベント保険を付保するなどの危機管理を行っていますが、万が一、事故等が発生した場合には損害賠償責任を負う場合があり、また、社会的な信用の低下を招く可能性があり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ④ 通信販売事業について 当社グループは、放送およびインターネットを通じ様々な通信販売事業に積極的に取り組んでおります。販売する商品の選定および品質管理については細心の注意を払っており、商品に関する表示についても適正な表示に努めております。 しかしながら、当社グループが販売した商品に何らかの不具合や欠陥があった場合、返品や商品の交換、損害賠償等の責任を負う可能性があります。また、販売において不適切な表示があった場合には法令上の処分を受ける可能性があります。このような場合には、当社グループの社会的信用が低下するとともに、経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤ 著作権等の知的財産権について 当社グループが制作するテレビ番組等の映像コンテンツは、原作者、脚本家、音楽の作詞家・作曲家、実演家、レコード製作者など(以下「著作権者等」といいます)多くの人々の知的創造の結果としてそれらの人々に生じた著作権や著作隣接権などが組み合わされた創造物になります。 当社グループは、こうした映像コンテンツを、地上波やBS、CSでの放送だけでなく、インターネットによる配信、DVDやBlu-ray Discでのパッケージ化、コンテンツから派生するキャラクターの商品化、出版化、またはイベント事業の実施などにより、国内および海外において多岐に展開しています。 しかしながら、これにはテレビ番組の制作とは別途に多くの著作権者等の許諾を得ることが必要な場合があり、その権利処理のために多くの時間と費用が必要となる可能性があります。また、結果として権利者等の理解を得られず、円滑に映像コンテンツの利用ができない場合や、意図せず著作権者等に対して不適切な対応をとった場合、収益の減少や訴訟等に伴う費用の増加などが想定され、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 このほか生成AIの普及に伴い、当社グループは2026年4月から「AI推進会議」を設置し、AIの利活用を進めるためのガイドラインの整備や研修を実施しています。しかしながら、AIによる生成物が著作権など第三者の権利を侵害するおそれがあり、その場合は当社グループの社会的信用が低下するとともに、経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 設備・保有財産に関するリスクについて ① 設備について 当社グループは、放送事業の基幹システムの更新、コンテンツ制作力向上のための放送設備の更新に加え、動画配信事業に伴う新たなシステム開発を行うなど、メディアの多様化に対応するための設備投資や投融資を計画的に実施してまいります。 これらのシステムの導入にあたっては初期費用、運用費用、改修費用等を慎重に精査し、事業における優先順位を勘案して「グループ設備投資委員会」による審議を踏まえて最終的に取締役会の決議により設備投資判断を行います。しかしながら、システム開発の遅延のほか、技術革新などにより投資したシステムが陳腐化することにより追加的な投資が必要となる場合や、投資計画に見合うだけの十分な利益が確保できない場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 また、近年サイバー攻撃の手法が高度化・巧妙化しており、各種システムのセキュリティリスクは高まっています。当社グループではサイバーセキュリティ推進会議を設置して様々な対策を講じております。サイバー攻撃を想定したBCP(事業継続計画)の策定をはじめ、「ランサムウェア攻撃発生時の対応マニュアル」をリスク環境の変化に合わせ随時改定するほか、サイバー攻撃対応訓練やeラーニング等の実施により、全社的なリスク対応レベルの向上を図っています。しかし、これらの対策を超える新たな脅威が発覚し、ランサムウェア等の高度なサイバー攻撃による大規模なシステムダウンが発生して放送業務の継続が困難になる事態や、対策のための費用が高額になった場合、あるいは個人情報、機密情報の漏洩リスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財務状態に重大な影響を与える可能性があります。 ② 投資有価証券の時価評価について 当社グループは、取引先との関係促進を主な目的として、投資有価証券を保有しております。 新規の投資案件はリスクとリターンを勘案し投資判断を行うとともに、既に保有している投資有価証券についても、投資先との取引や協業の状況および企業業績を精査し、継続保有の是非を定期的に判断することとし、「投融資委員会」においてこれらを審議のうえ、最終的に取締役会で決議しています。 しかしながら、これらの投資先の業績や市場評価を正確に予測することは困難であり、投資有価証券の時価評価額に大きな変動があった場合には減損処理等の措置が必要となる可能性があり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 資本提携・M&Aについて 当社グループは、将来の成長力強化に資するような企業との資本・業務提携やM&Aを積極的に進めてまいります。新規の資本出資やM&Aに関しては、当社グループの事業との親和性、シナジー効果等を十分に考慮し、投資リスクと効果を慎重に見極めたうえで「投融資委員会」による審議を踏まえて最終的に取締役会により投資判断を行います。 M&Aを行うに当たっては、対象企業の財務状況や事業の成長性についてデューデリジェンスを行い、十分なリスク対策を行うよう努めていますが、対象企業における偶発債務の発生や未認識債務の判明など事前の調査では把握できない問題が生じる可能性もあります。また、事業環境の変化その他の理由により、対象者の事業展開が計画通りに進捗しない場合には、減損リスクが発生するなど、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) 災害に関するリスクについて 当社グループは、災害発生時において報道メディアに求められる役割を踏まえ、携わる社員・スタッフの安全を確保しつつ放送の継続が重要であると考えています。 また、放送事業者は放送法により、災害が発生した場合またはそのおそれがある場合に、その予防または被害軽減のための放送を義務付けられており、予定されていた番組の放送を取り止め、緊急に報道特別番組を放送することがあります。 このような場合、CM放送やテレビ通販番組の休止に伴い、放送事業や通信販売事業の収入が減少する場合があり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、BCP(事業継続計画)に基づき安否確認システムの運用やインフラのバックアップ体制の整備、系列局と連携した放送継続体制の構築などの複合的な対策を講じておりますが、これらの想定を上回る被害が生じた場合には、業務の停止や復旧費用の発生等により、当社グループの業績や財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 (5) 法的規制等に関するリスクについて ① コンプライアンスについて コンプライアンスの観点から当社グループが対処すべき分野は、当社グループの役職員および派遣社員・スタッフによる放送事故や不祥事、不適切な内容の放送、コンテンツの制作過程における他者の権利侵害を含むトラブルや事故、また、個人情報に関する事故や中小受託取引適正化法への抵触、さらにインサイダー取引の禁止など、多岐に及んでいます。 当社グループでは、「テレビ東京グループ行動規範」をはじめとし「個人情報保護基本規程」「取引適正化法に対応するガイドライン」「インサイダー取引防止に関する基本規程」等のルールを定め、定期的な研修等でその周知・徹底を行っています。また、当社の「リスク管理・コンプライアンス委員会」において当社グループ内のさまざまなコンプライアンスリスク低減のための検討をしています。さらに、コンテンツ制作時の事前チェック・審査を強化するため、2024年8月、テレビ東京に「コンテンツ審査室」を設置しました。 人権侵害のリスクに対処するため、2023年11月には「テレビ東京グループ人権方針」を定め、人権に対するグループとしての考え方をより明確にしました。同時に人権方針の推進のため、テレビ東京ホールディングスに「人権委員会」を設置し、取引先を含めた人権侵害の予防や改善に取り組む「人権デューデリジェンス」を実行しております。 当社グループは、このように不祥事やトラブル、法令違反等への対策を講じていますが、万が一、コンプライアンスに抵触する事態が生じた場合には、当社グループの社会的信用が低下し、経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ② テレビ放送事業に関する法的規制について 当社グループの主たる事業であるテレビ放送事業は、放送法、電波法等の法令に規制されています。 このうち放送法は、放送の健全な発展を図ることを目的とし、番組編集の自由や放送番組審議機関の設置などを定めています。また電波法は、無線局に対する免許制度をはじめ、電波を利用するための基本が定められています。 当連結会計年度末において、免許の取消し等の処分を受けることを予測すべき事実はありません。しかしながら、仮に法令で定める免許要件に適合しなくなった場合には、再免許が取り消される可能性があります。このような場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 認定放送持株会社に対する法的規制について 認定放送持株会社は、放送法による認定を受けることにより、複数の地上放送局とBS・CS放送局を子会社として保有することが認められており、当社は、㈱テレビ東京、㈱BSテレビ東京を子会社とする認定放送持株会社として認定を受けています。 これにより、当社は、グループとしての経営の効率化や財務基盤の強化を進めてまいりますが、今後、当社が放送法で定める認定放送持株会社の基準を満たさなくなった場合には、認定を取り消される可能性があり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ④ 外国人が取得した株式の取扱いについて 放送法により、外国人等が直接間接に占める議決権の合計が、当社の議決権の5分の1以上を占めることとなる場合は、認定放送持株会社としての認定が取り消されることになります。このため放送法では、このような状態に至る場合、当社は、外国人等が取得した当社株式について、株主名簿に記載・記録することを拒むことができ、その議決権は制限されます。ただし、株主名簿に記載・記録されない株式に対しても配当を支払います。 なお、外国人等の有する議決権の割合が100分の15に達した場合は、放送法に基づきその割合を公告しますが、当連結会計年度末において、当社は公告をすべき状況にはありません。 ⑤ 個人情報の取り扱いについて 当社グループは、番組出演者、番組観覧者、視聴者の他、インターネット事業の会員や通信販売事業の顧客、イベント参加者などに関する個人情報を保有しています。これらの個人情報の取扱いについては、関係法令を遵守するとともに社内ルールに基づいた安全管理を徹底し、十分な注意を払っています。しかしながら、昨今のサイバー攻撃の手法は高度化・巧妙化しており、不正アクセスや不正利用などにより情報の外部流出が発生した場合には、社会的信用が低下し、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,143字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 売上高   155,837   164,915   9,078   5.8 営業利益   7,789   11,402   3,612   46.4 経常利益   8,255   11,937   3,682   44.6 親会社株主に帰属する当期純利益   6,034   7,700   1,665   27.6 売上高営業利益率   5.0%   6.9%   1.9%   - 当連結会計年度(2025年4月~2026年3月)の日本経済は、物価上昇の影響を受けつつも個人消費や企業業績が底堅く推移しました。一方で、地政学リスクの高まりやエネルギー価格の高騰もあり、先行きは見通しにくくなっています。 こうした状況のなかで、当期においては、売上高は前年同期比5.8%増の164,915百万円、営業費用は3.7%増の153,513百万円となりました。営業利益は46.4%増の11,402百万円、経常利益は44.6%増の11,937百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は27.6%増の7,700百万円となりました。 ② 財政状態の状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 2025年3月31日   2026年3月31日 資産合計   147,843   155,783   7,939 負債合計   45,943   48,228   2,285 純資産   101,900   107,554   5,654 (資産) 流動資産は98,315百万円、前連結会計年度末に比べて7,879百万円増加しております。その他が580百万円減少した一方、現金及び預金、制作勘定がそれぞれ7,476百万円、1,397百万円増加したことが主な要因です。 固定資産は57,467百万円、前連結会計年度末に比べて60百万円増加しております。有形固定資産が1,843百万円減少した一方で、無形固定資産、投資その他の資産がそれぞれ213百万円、1,689百万円増加したことが主な要因です。 (負債) 流動負債は44,973百万円、前連結会計年度末に比べて2,611百万円増加しております。支払手形及び買掛金、未払法人税等がそれぞれ624百万円、1,233百万円増加したことが主な要因です。 固定負債は3,254百万円、前連結会計年度末に比べて326百万円減少しております。リース債務、退職給付に係る負債がそれぞれ158百万円、81百万円減少したことが主な要因です。 (純資産) 純資産は107,554百万円、前連結会計年度末に比べて5,654百万円増加しております。株主資本の控除項目である自己株式が253百万円増加した一方で、利益剰余金、その他有価証券評価差額金がそれぞれ5,299百万円、754百万円増加したことが主な要因です。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,476百万円の増加となりました。その結果、当連結会計年度末の資金残高は45,156百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度 (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー   7,569   16,130 投資活動によるキャッシュ・フロー   △2,015   △5,253 財務活動によるキャッシュ・フロー   △4,055   △3,399 現金及び現金同等物の増減額   1,527   7,476 現金及び現金同等物の期末残高   37,680   45,156 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は16,130百万円、前年同期比8,560百万円の収入増となりました。 これは主に、税引前当期純利益、売上債権の増減額がそれぞれ2,699百万円、2,431百万円の収入増加となったことに加え、法人税等の支払額が796百万円の支出減少となったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は5,253百万円、前年同期比3,237百万円の支出増となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入が1,242百万円減少したことや有形固定資産の取得による支出が1,126百万円増加したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は3,399百万円、前年同期比655百万円の支出減となりました。 これは主に、自己株式の取得による支出が1,115百万円の減少となったことによるものです。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 前連結会計年度   当連結会計年度 (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 自己資本比率(%)   68.8   68.9 時価ベースの自己資本比率(%)   64.3   70.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   86.9   39.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   191.4   275.7 (注1)自己資本比率 : 自己資本 ÷ 総資産 時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額 ÷ 総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債 ÷ キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー ÷ 利払い (注2)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 (注3)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 (注4)キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績及び受注実績 当社グループの取引形態は一般的な製造業等における「生産」や「受注」といった概念が存在しないため記載しておりません。 (b) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 地上波・BS放送事業   103,401   4.8 地上波放送事業   83,242   5.4 タイム(T)   45,740   1.8 スポット(S)   31,627   12.3 (T+S)   77,367   5.9 番組販売   4,213   △1.5 その他   1,660   3.1 BS放送事業   15,991   0.6 その他   4,167   9.1 アニメ・配信事業   52,310   11.5 アニメ   27,219   17.8 配信ビジネス   13,908   18.3 イベント   1,446   △5.9 その他   9,735   △7.5 ショッピング・その他事業   16,818   △2.1 売上高合計   172,529   6.0 調整額   △7,614   - 合計   164,915   5.8 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱電通   40,493   26.0   42,075   25.5 ㈱博報堂   17,367   11.1   17,889   10.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等 当社グループは、収益力向上に向け、強みである「アニメ」「経済報道」の強化、また「独自IP(知的財産)」の開発に努めております。 この結果、売上高は前年同期比5.8%増の164,915百万円、営業費用は、3.7%増の153,513百万円、営業利益は46.4%増の11,402百万円となりました。経常利益は、44.6%増の11,937百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、27.6%増の7,700百万円となり、売上高及び各段階利益は過去最高額を記録しました。 当連結会計年度におけるセグメント別の業績は以下の通りです。 (地上波・BS放送事業) (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 連結売上高   98,696   103,401   4,704   4.8 連結営業利益   4,069   5,550   1,480   36.4 地上波・BS放送事業は当社グループ各社が行う放送事業となっております。 ①地上波放送事業(㈱テレビ東京) 放送事業収入(売上高)の合計は5.4%増の83,242百万円となりました。 このうち番組提供のスポンサーから得られるタイム収入は、系列局を通じた全国放送(ネット部門)において新規番組のセールスが好調に推移し、前年を上回りました。首都圏放送(ローカル部門)でも、新規番組の決定により、前年を上回りました。また、特別番組(特番)部門においても「世界卓球2025」の過去最高売上や、「テレ東音楽祭」など大型特番のセールスも好調に推移しました。以上の結果、タイム収入全体では1.8%増の45,740百万円となりました。 スポット収入は、上期は前年のオリンピックの反動増や市場環境の変化に伴う需要増を戦略的に取り込み、下期は『金融・保険』や『教育・医療サービス』など好調業種の出稿を獲得し、売上増に繋げました。以上の結果、スポット収入は前年同期比12.3%増の31,627百万円となりました。 地方放送局などへの番組販売では、他系列の地方放送局において土日昼間帯に新番組が編成されたことや深夜枠が縮小したことで、特に下期において番組購入需要が減少する傾向となりました。番組別では、「JAPANをスーツケースにつめ込んで!」「バカリズムのちょっとバカりハカってみた!」などの新番組は販売が好調に推移しましたが、全体としては前年実績には届かず番組販売収入は1.5%減の4,213百万円となりました。 コストの面では、放送収入の増加に伴う代理店手数料の増加などにより、放送事業の費用は2.5%増の63,630百万円となりました。 以上の結果、㈱テレビ東京単体の放送事業利益は16.2%増の19,611百万円となりました。 ②BS放送事業(㈱BSテレビ東京) BS放送事業収入(売上高)の合計は0.6%増の15,991百万円となりました。 このうちタイム収入は、レギュラー部門において、新番組「全力YELL!ボートレーススピリッツ」がスタートしたほか、「日経モーニングプラスFT」や「NIKKEI NEWS NEXT」等のセールス、およびゴールデン帯番組を中心としたセールスが好調に推移した結果、前年同期を大きく上回りました。一方、スポット収入は、下期から例年上位を占めていた通販系広告主の出稿減が響き、前年同期を下回りましたが、放送収入全体としては前年同期を上回る結果となりました。 営業費用は、番組制作費や人件費等の増加により、前年同期比1.5%増の13,571百万円となりました。 以上の結果、BS放送事業(㈱BSテレビ東京)の営業利益は4.6%減の2,419百万円となりました。 これらに加えて㈱テレビ東京メディアネットなど放送関連会社の売上を合計し、同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は4.8%増の103,401百万円、営業利益は36.4%増の5,550百万円となりました。 (アニメ・配信事業) (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 連結売上高   46,923   52,310   5,386   11.5 連結営業利益   4,250   6,587   2,336   55.0 アニメ・配信事業は、㈱テレビ東京が持つコンテンツを活用し放送による広告以外に収入を上げている「ライツ事業」や、㈱テレビ東京コミュニケーションズ、㈱エー・ティー・エックスなどのグループ会社が行うアニメのCS放送や音楽関連ビジネス事業を指します。主に海外向けの番組販売、ゲーム化による権利、インターネットを通じた課金型配信プラットフォーム、広告付き動画配信プラットフォーム向けのコンテンツ供給、イベントなどから得られる収入となります。 ①ライツ事業(㈱テレビ東京) 当連結会計年度におけるライツ事業の収入(売上高)は、17.0%増の42,574百万円となりました。 この主軸であるアニメ部門は、海外において「NARUTO」および「BORUTO」のオンラインゲーム展開や「NARUTO」の商品化が好調に推移いたしました。これにより、アニメ部門全体の収入は17.8%増の27,219百万円と過去最高額となりました。 ドラマやドキュメンタリーなどの放送番組や放送以外の独自コンテンツを配信プラットフォームなどに販売する配信ビジネス部門は、広告付き無料動画配信(AVOD)の広告収入や「シナントロープ」の世界配信権販売、「笑ゥせぇるすまん」などの新作ドラマ、「孤独のグルメ」シリーズなどアーカイブ作品の国内配信権販売が好調に推移しました。映画部門は、「劇映画 孤独のグルメ」の興行収入や商品販売が好調に推移したことに加え、テレ東BIZも有料会員売上を伸ばし、配信ビジネス部門全体の収入としては18.3%増の13,908百万円となりました。 イベント部門は、前年に引き続き「STAGE:0」や「田村淳のTaMaRiBa」など放送や配信と連動したイベントを積極的に実施しました。また全国ツアーとして6都市で開催した「ぷしゅソングフェス」や、昨年の「行方不明展」に続き、第二弾として実施したホラー型展示会「恐怖心展」も好調だったものの、前年には届かず、イベント収入は5.9%減の1,446百万円となりました。 ライツ事業の全体の費用は、アニメの新規作品が増えたことや制作コストの増加により、14.8%増の25,336百万円となりました。 以上の結果、ライツ事業の利益は20.3%増の17,238百万円となりました。 ②その他アニメ・配信事業 音楽出版関連の㈱テレビ東京ミュージックは、「NARUTO-ナルト-疾風伝 BGM」「残酷な天使のテーゼ:高橋洋子」を筆頭に国内外の印税収入が全体的に堅調に推移しました。また、「SAKAMOTO DAYS」「ホテル・インヒューマンズ」等アニメ番組におけるタイアップ楽曲のコーディネートにより音楽広告収入が好調でした。これにより、㈱テレビ東京ミュージックの売上高は前年同期比4.6%増の4,451百万円となりました。 CS放送アニメ専門チャンネル「AT-X」を手掛ける㈱エー・ティー・エックスは、「AT-X」の加入者減少に伴い放送売上が減少しました。ライツ売上についても「Re:ゼロから始める異世界生活」などは健闘したものの前年には及びませんでした。この結果、㈱エー・ティー・エックスの売上高は前年同期比4.2%減の3,194百万円となりました。 これらに加えて㈱テレビ東京コミュニケーションズの売上高を合計し、同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は11.5%増の52,310百万円、営業利益は55.0%増の6,587百万円となりました。 (ショッピング・その他事業) (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) (自2024年4月1日至2025年3月31日)   (自2025年4月1日至2026年3月31日) 連結売上高   17,183   16,818   △365   △2.1 連結営業利益   685   453   △231   △33.8 ショッピング・その他事業は㈱テレビ東京ダイレクトほか3社が手掛けるテレビ通販やeコマース、グループ全体のサポート事業を指しております。 ㈱テレビ東京ダイレクトは、「テレ東本舗。」において「40までにしたい10のこと」のDVDやグッズがドラマ関連商品の売上新記録を達成しました。また、「テレ東本舗。WEB」「羽田空港店」「東京駅店」の年間売上がそれぞれ過去最高となるなど非常に好調に推移しました。しかしながら、主力の「テレビ東京ショッピング」において高付加価値商品の「リフォーム」や「純金コインペンダント」が伸びたものの、前年のヒット商品「遮熱クールアップ」「炭八」などの売れ筋商品が前年に及ばず減収となりました。「虎ノ門市場」においても定期便やおせちが苦戦し、減収となりました。全体として、物価高による消費の冷え込みなどにより日用品・雑貨や食品の売れ行きが厳しく、㈱テレビ東京ダイレクトの売上高は4.9%減の11,178百万円となりました。 これらに加えて㈱テレビ東京システム、㈱テレビ東京ビジネスサービス、㈱リアルマックスの売上高を合計して、同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は2.1%減の16,818百万円、営業利益は33.8%減の453百万円となりました。 (参考) ㈱テレビ東京単体の業績 <2026年3月期 通期> (単位:百万円) 25年3月期 通期   26年3月期 通期   前年同期比 増減額   増減率(%) 売上高   115,836   126,376   10,540   9.1 営業費用   110,147   116,632   6,484   5.9 営業利益   5,688   9,744   4,056   71.3 経常利益   7,003   10,947   3,944   56.3 税引前当期純利益   7,208   10,492   3,284   45.6 放送事業 放送事業売上(主なもの)   タイム(T)   44,924   45,740   815   1.8 スポット(S)   28,158   31,627   3,469   12.3 T+S 計   73,083   77,367   4,284   5.9 番組販売   4,279   4,213   △65   △1.5 放送事業売上 計   78,973   83,242   4,268   5.4 放送事業費用   62,102   63,630   1,528   2.5 うち放送コンテンツ制作費   34,394   34,571   176   0.5 放送事業 利益   16,871   19,611   2,740   16.2 ライツ事業 ライツ事業売上   アニメ   23,103   27,219   4,116   17.8 配信ビジネス   11,759   13,908   2,149   18.3 イベント   1,536   1,446   △89   △5.9 ライツ事業売上 計   36,398   42,574   6,175   17.0 ライツ事業費用   22,070   25,336   3,266   14.8 ライツ事業 利益   14,328   17,238   2,909   20.3 <総コンテンツ制作費>   (単位:百万円) 22年3月期 通期   23年3月期 通期   24年3月期 通期   25年3月期 通期   26年3月期 通期 総コンテンツ制作費   52,216   52,827   50,782   54,131   56,857 ※従来「番組制作費」として表示していた地上波放送のコンテンツ制作に関する費用を「放送コンテンツ制作費」として表示しております。また、上記に加えてアニメ・配信ビジネス・イベントの製作委員会への出資額等を含めたテレビ東京のコンテンツ制作のための費用を「総コンテンツ制作費」として表示しております。 ②資本の財源及び資金の流動性 資本の財源 当社グループの自己資本比率は68.9%であり、安定した財務体質となっております。借入金など有利子負債は総資産に対し4.1%と低い比率になっております。今後も企業価値向上のための成長投資を継続的に行うために財務体質の健全化に努めてまいります。 資金の源泉と配分 当社グループの短期的な資金調達の源泉は、主に営業活動によるキャッシュ・フローです。設備投資など事業への資源配分や株主還元は、営業活動によるキャッシュ・フローや営業利益との適正なバランスを考慮しつつ判断しております。多額の設備投資・出資については、効果の及ぶ期間を見積もり、当該期間の利益計画などとの検討の上、設備投資委員会・投融資委員会で決定しております。 設備投資に関しては、引き続きDX関連設備への投資や業務効率化に向けたオフィスのレイアウト変更への積極的な投資を実施しました。また、事業を維持するためのインフラ投資も継続的に実施し、放送クオリティの維持に努めてまいりました。 戦略的な出資についても、過去3年で国内外の配信事業者やアニメ・IP関連企業、イベント会社等、当社の最大の経営資源であるコンテンツの有効活用を図るべく着実に行ってまいりました。今後も採算性を吟味し、財務規律を守ったうえで、成長のための投資を積極的に推進してまいります。 資金需要の主な内容と資金の流動性 当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出では、放送・配信等のためのコンテンツ制作費、コンテンツ購入費用、放送・配信のための業務委託費用、広告代理店手数料、賃借料、人件費などがあります。売上債権と棚卸資産から営業前受金と仕入債務を引いた運転資金は、今年度末で157億円です。 また、投資活動に係る資金支出は、コンテンツ制作のための設備、放送・配信のための設備、放送やマーケティングのためのIT投資などがあります。 当社グループの現金及び現金同等物の残高は、前年度末に比べ74億円増の451億円となりました。売上高の3.3か月分の手元流動性となっており、短期的な資金の安全性は十分であると認識しております。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。 当社経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える会計上の見積りを合理的に行わなければなりません。経営陣は見積りに影響を与える要因を把握し、把握した要因に関して適切な仮定設定、情報収集を行い、見積り金額を計算しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 重要な会計方針及び見積りに関しましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 重要な会計上の見積り」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。