概要
広済堂ホールディングスは、1949年に印刷会社として創業した企業グループである。現在はエンディング事業(火葬・葬儀・納骨堂)を中核に、情報ソリューション(印刷・IT・BPO)、人材サービス、資産コンサルティングの4セグメントを展開する。東京都港区に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は362億円、営業利益67億円(利益率18.5%)、従業員数は1002名。1997年に東証第二部に上場し、現在はプライム市場に所属する。
東京都23区内の約7割の火葬を担うエンディング事業
エンディング事業は、火葬事業(葬祭公益セグメント)と葬儀・納骨堂事業(葬祭収益セグメント)で構成される。火葬事業は東京博善が都内6か所の総合斎場を運営し、東京都23区内の火葬の約7割を担う公共性の高い事業である。2026年3月期の火葬事業売上高は54億28百万円、セグメント利益は11億91百万円。葬儀サービスは「東京博善のお葬式」ブランドで展開し、武蔵野ホール、江東ホールなど新式場の開業を進める。納骨堂事業では横濱聖苑をグループに加えた。2026年3月期の葬祭収益セグメント売上高は104億90百万円、セグメント利益は36億28百万円。両セグメントを合わせたエンディング事業がグループ収益の大部分を占める。
印刷からIT、BPOへ広がる情報ソリューション
情報ソリューション事業は、祖業の印刷を起点にIT商材販売やBPOへ領域を拡大している。主力の広済堂ネクストが出版・商業印刷、デジタル印刷、ソフトウェア受託開発、事務局代行などを手掛ける。カラーマネジメントに強みを持ち、高品質・中高単価の印刷領域に特化する。2026年3月期にはデジタル印刷機を活用した小ロット出版システムDSRの導入を決定。BPOでは行政・自治体向け実績を基盤に法人向け拡充を進める。IT事業ではx-climbがWeb環境構築や個別配送手配等の複合サービスを提供する。2026年3月期のセグメント利益は増益となった。
派遣・紹介・日本語学校を展開する人材サービス
人材サービス事業は、人材派遣、人材紹介、日本語学校運営の3本柱で構成される。派遣事業は広済堂ビジネスサポート、キャリアステーション、ファインズが都市圏や北陸・東北地方で一般事務派遣・製造派遣を、埼玉県内で物流倉庫向け派遣を提供する。人材紹介は専門分野に特化したマッチングサービスを展開。海外人材領域を新たな成長事業と位置付け、ベトナムの子会社KOSAIDO HR VIETNAM等を通じグローバル人材事業を拡大している。2023年10月にはグループ内のHR関連子会社を広済堂ビジネスサポートに吸収合併し、事業基盤を強化した。2026年3月期の業績は、派遣事業の都市圏拡大が寄与した。
金融・不動産仲介の資産コンサルティング
資産コンサルティングセグメントは、広済堂ファイナンスによる葬儀関連ローン等の金融サービス、東京博善あんしんサポートによる相続相談・不動産仲介を中核とする。エンディング事業の周辺領域として、墓地・斎場関連不動産の仲介や相続に伴う不動産売却支援を提供する。2026年3月期は前年度まで継続していた大型貸付案件の終了により、計画比で営業利益が減少した。セグメント資産はグループ内での配賦計算に基づく。今後は相続関連ニーズの高まりを捉え、エンディング事業との連携を強化する方針である。
業界の中での役割はエンディングサービス・情報処理・人材サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報 | 150億円 | 41.4% | 7億円 | 4.7% |
| 葬祭収益 | 105億円 | 29.0% | 36億円 | 34.3% |
| 葬祭公益 | 54億円 | 14.9% | 12億円 | 22.2% |
| 人材 | 50億円 | 13.8% | -1億円 | -2.0% |
| 資産コンサルティング | 3億円 | 0.8% | -1億円 | -33.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01葬祭公益主力
火葬事業。東京博善が火葬場を運営。
- 火葬サービス
- 火葬場(斎場)の運営による火葬業務。
02葬祭収益主力
総合斎場経営、葬儀サービス、室内墓所運営、建設業等。子会社が葬儀の施行、斎場運営、墓所販売等を行う。
- 葬儀サービス
- 葬儀の企画・施行、葬祭場(斎場)の運営。
- 室内墓所
- マンション型など屋内墓所の運営・販売。
03情報準主力
印刷物およびIT系商材の製造販売、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業。広済堂ネクスト、威海広済堂包装、x-climbが担当。
- 印刷物
- 商業印刷、オンデマンド印刷等。
- IT商材
- IT関連機器・ソフトウェアの販売。
- BPOサービス
- 業務プロセスの外部委託サービス。
04人材準主力
人材紹介・人材派遣、日本語学校運営。子会社が人材サービスを提供。
- 人材紹介
- 求職者と企業のマッチングサービス。
- 人材派遣
- スタッフの派遣サービス。
- 日本語学校運営
- 外国人向け日本語教育機関の運営。
05資産コンサルティング副次
金融サービス、不動産仲介、その他葬儀関連事業。広済堂ファイナンス、東京博善あんしんサポート等が担当。
- 金融サービス
- 葬儀関連ローン等の金融商品。
- 不動産仲介
- 墓地・斎場関連不動産の仲介。
製品と技術
都内6斎場で提供する火葬サービス
東京博善は東京都内6か所の総合斎場(桐ケ谷、四ツ木、瑞江、町屋、落合、堀ノ内)を運営し、火葬サービスを提供する。各斎場は式場を併設し、火葬に加えて葬儀施行や休憩室貸出、飲食提供などの付帯サービスを展開。2026年3月期には桐ケ谷斎場で増設式場の提供を開始、四ツ木斎場では増床工事に着手した。火葬事業は公共性が高く、東京都23区内の火葬の約7割を担う。東京博善は100年を超える社歴を持ち、2026年3月期の火葬事業売上高は54億28百万円、セグメント利益は11億91百万円。設備投資を継続し、サービス品質の向上を図っている。
「東京博善のお葬式」ブランドの葬儀サービス
葬儀サービスは子会社の広済堂ライフウェル、グランセレモ東京、セレモライフが提供する。「東京博善のお葬式」ブランドで、落ち着いた佇まいとゆとりある空間設計をコンセプトとした式場を展開。2026年3月期に武蔵野ホール、江東ホールを新規開業し、受注は順調に推移。都内死亡者減少の中でも葬儀件数は増加した。納骨堂事業では横濱聖苑がマンション型室内墓所を運営。火葬式比率の増加に伴い単価は低下傾向にあるが、多様なニーズに対応するサービスを揃えている。2026年3月期の葬祭収益セグメント売上高は104億90百万円、セグメント利益36億28百万円。
高品質印刷とデジタルショートランシステム
情報セグメントの中核である広済堂ネクストは、カラーマネジメント技術を強みとする印刷会社である。出版印刷や商業印刷、オンデマンド印刷を手掛け、中価格帯以上の高品質印刷領域で受注基盤を構築。2026年3月期には小ロット出版に特化したデジタル印刷システム「DSR(デジタルショートラン)」の導入を決定し、少部数印刷の効率化を図る。また、IT商材(ソフトウェア・機器)の販売も行い、印刷からITへ事業領域を拡大している。出版印刷が通年で好調に推移し、情報セグメントは増収増益を達成した。
行政実績を活かしたBPOとITサービス
BPO事業では、行政・自治体向けの事務局代行やコールセンター業務、個別配送手配などを一括受託。長年の実績に基づく信頼関係を強みとし、コロナ禍以降の需要拡大の中でも競争力を維持している。ITサービスでは、x-climbがWeb環境構築やソフトウェア受託開発を提供し、複合的な業務プロセスをデジタル化する。印刷ソリューションと組み合わせたワンストップサービスが特徴。2026年3月期の情報セグメントは出版印刷の好調により増収増益を達成した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
印刷・情報サービスで中堅、内需依存
同社は印刷・情報サービスを中核とする中堅企業で、主力の印刷事業と関連サービスを展開する。売上高は355~383億円と安定しているが、業界内では三井松島ホールディングスや浅香工業などと競合する。同社は営業利益率が20%前後と高水準を維持しており、収益性で優位に立つ。ただし、海外売上比率が低く内需依存度が高いため、国内景気変動の影響を受けやすい。業界全体のデジタルシフトに伴い、印刷需要の減少リスクに直面している。
強み
- 営業利益率20%前後と業界平均を上回り、収益性が高い。
- 売上高350億円超を安定的に確保し、事業基盤が堅固。
- 印刷・情報サービスで長年培った技術と顧客基盤を持つ。
- 高収益を背景に財務状態が良好で、投資余力がある。
課題
- デジタル化で印刷市場縮小、新規事業の開拓が必要。
- 海外売上比率が低く、国内景気悪化の影響を受けやすい。
- 同業他社との競合激化、独自性の維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が広済堂ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2767円谷フィールズホールディングス | 1,640億円 | 12.0倍 |
| 2 | 9601松竹 | 1,472億円 | 27.7倍 |
| 3 | 9672東京都競馬 | 1,438億円 | 12.5倍 |
| 4 | 7944ローランド | 1,015億円 | 67.4倍 |
| 5 | 9413テレビ東京ホールディングス | 945億円 | 11.8倍 |
| 6 | 7868広済堂ホールディングス | 910億円 | 17.3倍 |
| 7 | 6058ベクトル | 903億円 | 17.7倍 |
| 8 | 3632グリーホールディングス | 750億円 | 17.6倍 |
| 9 | 3663セルシス | 685億円 | 24.4倍 |
| 10 | 3661エムアップホールディングス | 608億円 | 19.9倍 |
| 11 | 7860エイベックス | 593億円 | 15.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。
会社の歴史
沿革 44件
謄写堂から印刷会社へ:創業から工場拡充の時代
1949年1月、東京都中央区に櫻井謄写堂として創業。創業時は謄写版印刷を主業務としていた。1954年7月に有限会社桜井広済堂に組織変更し、1962年4月には株式会社櫻井廣済堂となる。1967年7月、埼玉県浦和市(現さいたま市)に浦和工場を開設し、生産能力を大幅に拡大。1972年7月に社名を廣済堂印刷株式会社に変更し、印刷専門会社としての基盤を確立。さらに1974年4月には栃木県宇都宮市に宇都宮工場を開設し、首都圏の印刷需要に応える二拠点体制を構築した。
ゴルフ場取得と葬祭事業への参入
1980年9月、埼玉アサヒカントリー倶楽部の全株式を取得しゴルフ場経営に進出。1985年5月には東京都内で総合斎場を運営する東京博善への経営支援を開始し、1994年7月に同社を子会社化した。東京博善は100年を超える社歴を持ち、東京都23区内の火葬の約7割を担う企業である。これにより火葬・葬儀事業に本格参入。1995年には廣済堂開発と廣済堂出版を子会社化し、不動産開発や出版事業にも進出。1997年8月に東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、多角化の推進によりグループの事業ポートフォリオが大きく拡大した。
上場後の合併と事業拡大
1999年10月に関西廣済堂と合併し社名を㈱廣済堂に変更。2000年9月には東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場。2002年4月に廣済堂新聞印刷を吸収合併し新聞印刷事業を統合。2008年10月には連結子会社の暁教育図書と㈱廣済堂出版が合併し、廣済堂あかつき㈱を設立。出版・教育分野の事業基盤を強化した。この間、グループの売上高は370億円前後で推移し、印刷・出版・教育・新聞の多角化が進んだ。
不採算事業の整理と選択と集中
2010年1月、宇都宮工場の印刷設備をさいたま工場へ集約し生産効率を向上。2013年3月、ゴルフ場事業関連子会社3社の全株式を譲渡し、ゴルフ事業から撤退。2017年12月には本社ビル等を売却し資産のスリム化を図る。2019年9月に㈱廣済堂出版を譲渡、2020年3月に東京博善を完全子会社化、同年9月に豊中工場を閉鎖。2021年3月には㈱金羊社の全株式を譲渡。不採算事業の整理を進める一方、情報ソリューション事業では㈱ファインズや㈱共同システムサービスを買収し、人材・IT分野への投資も行った。連結売上高は350億円前後で推移した。
持株会社化とエンディング事業への集中投資
2021年10月、持株会社体制へ移行し社名を㈱広済堂ホールディングスに変更。同時に㈱広済堂ネクストと㈱広済堂HRソリューションズを設立し、事業会社を再編。2021年6月にはx-climb㈱を子会社化しIT・BPO事業を強化。2022年4月に東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。同年、合弁会社㈱グランセレモ東京を設立。2023年にはHR関連子会社を吸収合併し人材事業を再編、同年11月に㈱広済堂エンジニアリングを設立。2024年3月にはSBIホールディングス㈱と資本業務提携を締結。エンディング事業の拡大と情報ソリューション事業の強化を両輪に、グループの成長戦略を推進している。
年表44件を開く
1940年代
- 1949年1月創業東京都中央区に櫻井謄写堂として創業
1950年代
- 1954年7月東京都港区に移転し㈲桜井広済堂に組織を変更
1960年代
- 1962年4月㈱櫻井廣済堂に組織を変更
- 1967年7月埼玉県浦和市(現・さいたま市)に浦和工場(現・さいたま工場)を開設
1970年代
- 1972年7月商号変更社名を廣済堂印刷㈱に変更
- 1974年4月栃木県宇都宮市に宇都宮工場を開設
1980年代
- 1980年9月㈱埼玉アサヒカントリー倶楽部(旧.産報グループ/廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部)の全株式を取得しゴルフ場経営を開始
- 1981年4月商号変更社名を㈱廣済堂に変更
- 1985年5月東京都内の葬祭場を運営する東京博善㈱への経営支援を開始
1990年代
- 1991年5月東京都調布市に新聞印刷部門を分離独立し廣済堂新聞印刷㈱を設立
- 1994年4月商号変更社名を廣済堂印刷㈱に変更すると共に東京都港区に本社を移転
- 1994年7月東京博善㈱の株式を取得し子会社とする
- 1995年3月廣済堂開発㈱の全株式を取得し子会社とする
- 1995年7月東京都練馬区に暁教育図書㈱を設立
- 1995年9月㈱廣済堂出版の全株式を取得し子会社とする
- 1997年8月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1999年10月M&A㈱関西廣済堂と合併し社名を㈱廣済堂に変更
2000年代
- 2000年9月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に株式を上場
- 2002年4月M&A廣済堂新聞印刷㈱を吸収合併
- 2008年10月M&A当社の連結子会社である暁教育図書㈱と㈱廣済堂出版は合併し、社名を廣済堂あかつき㈱に変更
2010年代
- 2010年1月栃木県宇都宮市にある宇都宮工場の印刷設備を埼玉県さいたま市にあるさいたま工場へ集約
- 2011年10月当社の連結子会社である廣済堂あかつき㈱から新設分割により㈱廣済堂出版を設立
- 2011年11月東京都中央区に㈱廣済堂ビジネスサポートを設立
- 2013年1月栃木県栃木市に㈱トムソンナショナルカントリー倶楽部を設立
- 2013年3月廣済堂開発㈱などゴルフ場事業関連子会社3社の全株式を譲渡
- 2013年7月㈱金羊社と資本業務提携
- 2017年3月㈱ファインズの株式を取得し子会社とする
- 2017年10月本社を東京都港区芝浦に移転
- 2017年12月本社ビル、芝園ビル、銀座ビルを売却
- 2018年4月㈱共同システムサービスの全株式を取得し子会社とする
- 2019年9月㈱廣済堂出版の全株式を譲渡
2020年代
- 2020年3月東京博善㈱の株式併合により100%子会社とする
- 2020年4月東京都港区に㈱KOSAIDO Innovation Lab(現・㈱広済堂ライフウェル)を設立
- 2020年5月㈱トムソンナショナルカントリー倶楽部の全株式を譲渡
- 2020年9月大阪府豊中市の豊中工場を閉鎖
- 2021年3月㈱金羊社の全保有株式を譲渡
- 2021年4月㈱広済堂ネクスト及び㈱広済堂HRソリューションズの設立
- 2021年6月x-climb㈱の全株式を 取得し子会社とする
- 2021年10月持株会社体制へ移行すると共に社名を㈱広済堂ホールディングスへ変更
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年4月合弁会社である㈱グランセレモ東京を設立
- 2023年10月M&A㈱広済堂ビジネスサポートに㈱広済堂HRソリューションズ及び㈱タレントアジアを吸収合併
- 2023年11月㈱広済堂エンジニアリング設立
- 2024年3月SBIホールディングス㈱と資本業務提携
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
エンディング事業の拡大
総合斎場運営のブランド力維持とサービス拡充、葬儀業の提供エリア拡大による都内シェア拡大、相続相談や不動産売却支援など周辺領域への展開を進める。
- 02
情報ソリューションの高付加価値化
印刷事業では高品質・中高単価領域に集中し、IPコンテンツとの親和性を活かしたグッズ製作等へ展開。BPO・IT事業は行政・自治体実績を基盤に法人向けBPOを拡充する。
- 03
人材サービス事業の転換
従来型の人材派遣・紹介に加え、教育・研修機能を組み合わせた一体型人材ソリューションへ転換。特に外国人材領域では「Kosaido Global」ブランドで発掘から研修までの一貫体制を強化。
- 04
新中期経営計画の策定と長期ビジョン策定
従来の数値積上げ型計画から脱却し、長期的な事業ポートフォリオを見据えた成長戦略へ転換。5年以上先の長期ビジョンを策定し、経営の方向性を明確化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,002人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は655万円で、9期前と比べて+30.4%。平均年齢は45.3歳、平均勤続年数は11.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,406 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,377 | — |
| 2019年3月 | 502 | 44.1 | 16.2 | 1,337 | — |
| 2020年3月 | 507 | 44.5 | 17.0 | 1,247 | — |
| 2021年3月 | 491 | 43.1 | 17.2 | 1,038 | — |
| 2022年3月 | 534 | 43.4 | 10.9 | 1,063 | — |
| 2023年3月 | 636 | 45.2 | 12.2 | 1,101 | — |
| 2024年3月 | 632 | 44.9 | 13.7 | 1,100 | — |
| 2025年3月 | 697 | 42.1 | 9.2 | 1,083 | 766 |
| 2026年3月 | 655 | 45.3 | 11.8 | 1,002 | 669 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社19社(国内 16 / 海外 3、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。
- 国内東京博善㈱(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱広済堂ライフウェル東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱横濱聖苑(注)6神奈川県横浜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱セレモライフ神奈川県横浜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱グランセレモ東京東京都港区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内㈱広済堂エンジニアリング東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱広済堂ファイナンス東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東京博善あんしんサポート㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内K.Development(同)東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱広済堂ネクスト(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内x-climb㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱広済堂ビジネスサポート(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
- ㈱キャリアステーション新潟県新潟市100%
- ㈱ファインズ新潟県新潟市85%
- 威海廣済堂包装有限公司中華人民共和国山東省100%
- KOSAIDO HR VIETNAM CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ハノイ市100%
- Nhat Linh Training And Trading CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ハノイ市100%
- ZEN CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ハノイ市80%
- R&Lホールディングス㈱東京都港区22%
- 調達4.3億円新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金に係る申請書の審査・データ入力等業務委託一式厚生労働省 · 2021-08-27
- 調達1.7億円労働条件ポータルサイト「確かめよう 労働条件」の設置・運営による労働基準法等の情報発信事業厚生労働省 · 2020-02-27
- 調達1.5億円特定健診等受診勧奨啓発広報業務一式厚生労働省 · 2021-05-18
- 調達1.2億円労働条件ポータルサイト「確かめよう 労働条件」の設置・運営による労働基準法等の情報発信事業厚生労働省 · 2021-02-09
- 調達1.1億円労働条件ポータルサイト『確かめよう 労働条件』の設置・運営による労働基準法等の情報発信事業厚生労働省 · 2019-02-04
- 調達1.1億円「わたしたちの道徳(中学校用)」の印刷 一式文部科学省 · 2015-11-20
- 調達6,897万円労災保険認定業務支援ツールを活用したモデル事業厚生労働省 · 2017-09-28
- 調達4,210万円労働条件ポータルサイト「確かめよう 労働条件」の設置・運営による労働基準法等の情報発信事業厚生労働省 · 2018-02-02
- 調達3,950万円労働基準関係法令に関するWEB診断(ポータルサイト「スタートアップ労働条件」)の設置・運営による新規起業事業場等における労働条件・安全衛生の確保事業厚生労働省 · 2018-02-26
- 調達3,850万円労働基準関係法令に関するWEB診断(ポータルサイト「スタートアップ労働条件」)の設置・運営による新規起業事業場等における労働条件・安全衛生の確保事業厚生労働省 · 2019-02-26
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は362億円、営業利益は67億円。前期と比べると減収減益で、売上が-5.5%、利益が-19.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 394億円 | 362億円 |
| 営業利益 | 71億円 | 67億円 |
| 純利益 | 46億円 | 47億円 |
| 1株あたり配当 | ¥13.34 | ¥13.34 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は75億円、営業利益は11億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−1.3%、営業利益は+57.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 105 | — | — | 21 |
| 2024年1Q | 76 | 7 | 9.2 | 6 |
| 2024年2Q | 81 | 11 | 13.6 | 9 |
| 2024年3Q | 94 | 18 | 19.1 | 14 |
| 2024年4Q | 104 | — | — | 14 |
| 2025年2Q | 175 | 36 | 20.6 | 26 |
| 2025年4Q | 208 | 47 | 22.6 | 19 |
| 2026年2Q | 165 | 28 | 17.0 | 22 |
| 2026年4Q | 197 | 39 | 19.8 | 25 |
| 2027年1Q | 75 | 11 | 14.7 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は389億円から362億円へ93%に減った。直近期の営業利益率は18.5%。純利益は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 栃木県栃木市に㈱トムソンナショナルカントリー倶楽部を設立 | |||||
| 2013年3月 | 389 | — | 41 | — | 83 |
| 2014年3月 | 371 | — | 33 | — | 19 |
| 2015年3月 | 361 | — | 22 | — | 8 |
| 2016年3月 | 354 | — | 19 | — | 3 |
| 2017年3月 | 349 | — | 21 | — | −5 |
| 2018年3月 | 365 | — | 16 | — | 33 |
| 2019年3月 | 362 | — | 16 | — | −3 |
| 東京都港区に㈱KOSAIDO Innovation Lab(現・㈱広済堂ライフウェル)を設立 | |||||
| 2020年3月 | 351 | — | 22 | — | −27 |
| ㈱広済堂ネクスト及び㈱広済堂HRソリューションズの設立 | |||||
| 2021年3月 | 315 | — | 18 | — | 9 |
| 合弁会社である㈱グランセレモ東京を設立 | |||||
| 2022年3月 | 354 | — | 36 | — | 36 |
| ㈱広済堂ビジネスサポートに㈱広済堂HRソリューションズ及び㈱タレントアジアを吸収合併 | |||||
| 2023年3月 | 367 | — | 42 | — | 40 |
| 2024年3月 | 355 | — | 53 | — | 43 |
| 2025年3月 | 383 | 83 | 80 | 21.7 | 45 |
| 2026年3月 | 362 | 67 | 66 | 18.5 | 47 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高362億円のうち、営業利益として残るのは67億円で18.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の13.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.9%224億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.6%71億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.5%67億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが209億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは216億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は224億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 23 | −56 | −11 | −33 | 61 |
| 2014年3月 | 31 | 2 | −17 | 33 | 81 |
| 2015年3月 | 56 | 10 | −10 | 66 | 137 |
| 2016年3月 | 49 | −85 | 28 | −36 | 129 |
| 2017年3月 | 28 | −59 | 18 | −31 | 115 |
| 2018年3月 | 45 | 59 | −76 | 104 | 143 |
| 2019年3月 | 44 | −15 | −15 | 29 | 156 |
| 2020年3月 | 40 | −14 | 75 | 26 | 257 |
| 2021年3月 | 31 | 1 | −158 | 32 | 131 |
| 2022年3月 | 37 | −7 | 55 | 30 | 216 |
| 2023年3月 | 63 | −39 | −54 | 24 | 186 |
| 2024年3月 | 100 | −90 | −7 | 10 | 189 |
| 2025年3月 | −85 | 41 | −29 | −44 | 117 |
| 2026年3月 | 209 | 7 | −108 | 216 | 224 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は720億円。このうち返さなくてよい自己資本が495億円で、自己資本比率は68.5%(業種中央値59.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 736 | 375 | 361 | 29.3 |
| 2014年3月 | 751 | 401 | 350 | 31.4 |
| 2015年3月 | 768 | 421 | 347 | 32.3 |
| 2016年3月 | 804 | 420 | 384 | 30.1 |
| 2017年3月 | 819 | 427 | 392 | 29.5 |
| 2018年3月 | 796 | 466 | 330 | 34.9 |
| 2019年3月 | 770 | 461 | 309 | 35.2 |
| 2020年3月 | 822 | 310 | 512 | 37.6 |
| 2021年3月 | 646 | 316 | 330 | 48.8 |
| 2022年3月 | 737 | 375 | 362 | 50.7 |
| 2023年3月 | 711 | 414 | 297 | 58.0 |
| 2024年3月 | 774 | 470 | 304 | 59.3 |
| 2025年3月 | 773 | 479 | 293 | 60.8 |
| 2026年3月 | 720 | 495 | 224 | 68.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で104社中6位あたり、逆に低いのは売上成長率で104社中95位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥554で、1年前と比べて+29.9%。過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.3倍 |
| PER (会社予想) | 17.7倍 |
| PBR | 1.66倍 |
| 配当利回り | 2.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は前日比+3.53%の528円と反発。25日線(533円)をやや下回るが、75日線(558円)は下回ったまま。52週高値753円からは-29.9%と低迷。週足では下降トレンド継続。直近の出来高は減少傾向で、買い意欲は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PER 16.5倍は業界平均18.1倍をやや下回り、PBR 1.58倍は業界平均1.36倍を上回る。ROE 9.84%は業界平均並みで、配当利回り2.62%は業界平均2.18%を上回る。全体的にバランスが取れており、ほぼ妥当な水準。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.3倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 17.7倍 | — |
| PBR | 1.66倍 | 1.38倍 |
| ROE | 9.8% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2025年3月期は売上383億円、営業利益率21.67%と高水準だったが、2026年3月期は売上362億円、営業利益率18.51%と減収減益予想。強気派はBPOやデジタル印刷の需要拡大による構造改革の成果を評価し、キャッシュフローや配当利回りの安定性を重視。弱気派は、既存印刷事業の減少と人手不足による人材・介護コストの上昇を懸念する。PER16.5倍はセクター平均並みで割高感はないが、成長鈍化に注目が集まる。
- BPOシフトで高収益
営業利益率18.5%は同業他社比で高く、利益率改善の余地あり。
- 安定配当と株主還元
配当利回り2.6%、自己資本比率も高く安定配当が期待できる。
- M&A成長余地
グループ内のM&A実績があり、さらなるシナジー創出の可能性。
- 高営業利益率の維持FY2026通年影響中
営業利益率18.5%と高水準、収益構造強固
- 純利益の増加傾向継続影響弱
純利益47億円へ前期比+4.4%
- 配当利回り2.6%の安定性継続影響弱
安定的な配当、自己資本比率改善
- 株価PER16倍の適正評価継続影響弱
同業平均並み、過大評価ではない
- 印刷市場の縮小
商業印刷需要は年率数%で減少。構造的な逆風が継続。
- 人材・介護のコスト高
人手不足で人件費上昇。介護事業は公定価格の影響を受けやすい。
- 減収予想への懸念
2026年3月期は減収見込みで、成長性に疑問符。
- 営業利益の減少トレンドFY2026通年影響強
営業利益67億円へ前期比-19.3%減益
- 売上高の減少通年影響中
売上高362億円、前期比-5.5%減少
- 業界需要の構造的減少2027年以降影響中
その他製品セクター、市場縮小懸念
- 外国人保有率低く需給偏重継続影響弱
外国人保有8%、流動性リスク
- BPO売上高比率
- 高収益のBPOが成長の鍵。比率の向上を確認。
- 営業利益率
- 収益性の持続性を測る。低下傾向なら懸念。
- 人材サービス売上
- 人手不足の影響が大きく、業績変動要因。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり13.34円で、前期から+4.7%。いまの株価に対する利回りは2.41%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 5 | — | 13.2 |
| 2024年3月 | 12 | 157.5 | 58.4 |
| 2025年3月 | 13 | 2.0 | 49.5 |
| 2026年3月 | 13 | 4.7 | 48.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥13.34
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,833人。区分でいちばん多いのは事業法人で54.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.0%を占め、残る38.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 56.6 | 44.0 | 42.5 | 46.7 | 48.7 | 54.8 |
| 個人・その他 | 21.2 | 17.4 | 10.8 | 12.2 | 16.7 | 27.1 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.1 | 10.0 |
| 外国法人 | 3.9 | 26.2 | 29.6 | 20.8 | 16.2 | 8.0 |
| 金融機関 | 15.9 | 10.6 | 16.2 | 18.7 | 16.9 | 7.1 |
| 証券会社 | 2.2 | 1.6 | 0.8 | 1.5 | 1.4 | 2.8 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | R&Lホールディングス株式会社 | 19.60 |
| 02 | グローバルワーカー派遣株式会社 | 11.97 |
| 03 | 株式会社麻生 | 8.21 |
| 04 | SBIホールディングス株式会社 | 6.64 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.20 |
| 06 | ポールスター株式会社 | 2.43 |
| 07 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 2.03 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・株式会社学研ホールディングス退職給付信託口) | 1.78 |
| 09 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 1.51 |
| 10 | 増渕 栄一 | 1.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−90%、1株純資産は14期で−62%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 334 | 867 | 49.6 | 1.2 | — |
| 2014年3月 | 76 | 947 | 8.4 | 6.7 | 30.5 |
| 2015年3月 | 31 | 995 | 3.2 | 18.5 | 61.7 |
| 2016年3月 | 12 | 972 | 1.3 | 26.7 | — |
| 2017年3月 | −19 | 970 | — | — | — |
| 2018年3月 | 131 | 1,114 | 12.6 | 4.4 | 2.6 |
| 2019年3月 | −13 | 1,089 | — | — | — |
| 2020年3月 | −21 | 248 | — | — | — |
| 2021年3月 | 7 | 253 | 2.7 | 30.0 | — |
| 2022年3月 | 30 | 262 | 10.6 | 5.4 | — |
| 2023年3月 | 28 | 289 | 10.3 | 16.6 | 13.2 |
| 2024年3月 | 32 | 319 | 9.9 | 20.5 | 58.4 |
| 2025年3月 | 31 | 333 | 9.6 | 16.7 | 49.5 |
| 2026年3月 | 34 | 334 | 9.8 | 14.2 | 48.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額76百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 羅怡文 | 代表取締役会長CEO(最高経営責任者) | 63 |
| 常盤誠 | 代表取締役社長COO(最高執行責任者) | 57 |
| 渡邉雅之 | 社外取締役 | 56 |
| 上村明 | 社外取締役 | 53 |
| 竹村滋幸 | 社外取締役 | 76 |
| 中井川俊一 | 社外取締役 | 63 |
| 相澤茜 | 社外取締役 | 62 |
| 古屋進 | 常勤監査役 | 58 |
| 加藤正憲 | 社外監査役 | 55 |
| 沼井英明 | 社外監査役 | 43 |
| 榎木智浩 | — | 39 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 28 | 3 | 32 | 11 |
| 社外取締役 | 5 | 25 | — | 25 | 5 |
| 監査役 | 1 | 10 | — | 10 | 10 |
| 社外監査役 | 2 | 9 | — | 9 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容788字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,743字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,640字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,845字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第62期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第60期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第59期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第59期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第59期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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