概要
アルフレッサ ホールディングスは、医療用医薬品の卸売を中核とする持株会社である。業界大手3社の一角を占め、国内シェアは約15%。2026年3月期の連結売上高は3兆1,041億円、営業利益率は1.2%と薄利多売ながら安定した収益基盤を持つ。グループはアルフレッサ株式会社を中心に、病院・診療所向け医薬品卸売、調剤薬局運営、医薬品製造、一般用医薬品卸売などを展開し、約1万2500人の従業員を擁する。
四つの事業セグメントで構成されるグループ構造
当社グループは、持株会社の下に4つの報告セグメントを有する。最大の事業は医療用医薬品等卸売事業で、アルフレッサ株式会社を中心に全国の子会社が病院・診療所へ医薬品、検査試薬、医療機器を供給する。セルフメディケーション卸売事業では、アルフレッサ ヘルスケア株式会社がドラッグストアなどに一般用医薬品や健康食品を販売する。医薬品等製造事業は、アルフレッサ ファーマ株式会社が自社ブランドの医薬品や原薬を製造する。調剤薬局等事業はアポクリート株式会社が運営する調剤薬局群である。この4本柱で収益を支え、2026年3月期の全社売上高3.1兆円のうち、医療用卸売が約8割を占める。
全国網を張る卸売ネットワークの実態
医療用医薬品等卸売事業は、本州を四国アルフレッサ、東北アルフレッサ、ティーエスアルフレッサなど地域別子会社がカバーし、さらに明祥、琉薬、宮崎温仙堂商店などが補完する。これらはかつて地元独立系卸であった企業を順次子会社化・統合した結果であり、現在では全国47都道府県に及ぶ物流網を形成する。2025年度にはティーエスアルフレッサが広島の医療機器専門商社を買収し、メディカル品の流通機能を強化した。また、アルフレッサ メディカルサービスはSPD(院内物品管理)事業を手がけ、病院内の物流効率化を支援する。こうした全国ネットワークが、メーカーからの限定流通品獲得や安定供給の基盤となっている。
収益構造と財務の特徴
医薬品卸売業は国による薬価改定の影響を受けやすく、売上高に比べて利益率が低い。当社グループの2026年3月期営業利益率は1.2%と薄利だが、毎期安定した経常利益を計上している。過去10年の売上高は2.4兆円から3.1兆円へと拡大傾向にあり、特に2020年代後半はM&Aによる規模拡大が寄与している。純利益は薬価改定や政策保有株式売却の影響で変動するが、2026年3月期は投資有価証券売却益253億円を計上し、親会社株主帰属当期純利益は417億円に達した。キャッシュフローは安定しており、中期経営計画では3年間で1200億円の投資とDOE2.5%以上の累進配当を掲げる。
グループ全体で支える製造と物流の一貫体制
当社グループの強みは、卸売だけでなく製造や物流、情報システムまで内製する点にある。医薬品等製造事業では、アルフレッサ ファーマが自社医薬品を生産し、子会社のアルフレッサ ファインケミカルが原薬を、青島耐絲克医材が医療機器を製造する。物流面ではエーエル プラスが運送・倉庫業を担い、情報システムはアルフレッサ システムが開発・運用する。これらを組み合わせたトータルサプライチェーンサービス(TSCS)が中期経営計画の核心であり、2026年1月には海外新興バイオ企業の日本参入を支援するプラットフォーム「PATH-Solution」を開始した。製造からラストワンマイルまで一気通貫で提供できる体制が、他社との差別化要因となっている。
業界の中での役割は医薬品卸売企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 医療用 医薬品等 卸売事業 | 2.6兆円 | 88.5% | 331億円 | 1.3% |
| セルフ メディ ケーション 卸売事業 | 2,653億円 | 9.0% | 30億円 | 1.1% |
| 医薬品等 製造事業 | 377億円 | 1.3% | 13億円 | 3.4% |
| 調剤薬局等事業 | 370億円 | 1.2% | 6億円 | 1.6% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01医療用医薬品等卸売主力
医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料等を病院・診療所等に卸販売。SPD事業(院内物品管理)も手掛ける。
- 医療用医薬品
- 病院・診療所向けの処方箋医薬品。
- 医療用検査試薬
- 血液検査等に用いる試薬。
- 医療機器・材料
- 手術機器、カテーテル、輸液セットなど。
02セルフメディケーション卸売準主力
一般用医薬品(OTC薬)、健康食品、ヘルスケア関連商品を薬局・ドラッグストア等に卸販売。
- 一般用医薬品
- ドラッグストア等で販売される市販薬。
- 健康食品
- サプリメント等の健康関連食品。
03医薬品等製造準主力
医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、医薬品原薬等の製造販売。子会社が医療機器の製造も行う。
- 医薬品
- 自社製造の医療用医薬品。
- 医療用検査試薬
- 自社製造の診断用試薬。
- 医療機器・用具
- 自社製造の医療材料や器具。
- 医薬品原薬
- 医薬品の有効成分。
04調剤薬局等準主力
子会社が調剤薬局を運営。患者への調剤、服薬指導等を行う。
製品と技術
医療用医薬品と検査試薬の品揃え
中核事業である医療用医薬品等卸売では、病院・診療所向けに約1万5000品目以上の医薬品を扱う。内訳は先発医薬品、後発医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料に及ぶ。検査試薬では、アルフレッサ篠原化学が血液検査や研究用試薬を供給し、医療機器ではカテーテルや輸液セットなど手術・治療に必要なディスポーザブル製品を取りそろえる。グループ全体でメーカーからの仕入れ力を活かし、限定流通品の獲得や新薬の早期導入に努めている。2022年には、アルフレッサ ファーマが自社製造の医薬品も卸売網に乗せており、製造と販売の連携が強みである。
一般用医薬品とヘルスケア商品の卸売
セルフメディケーション卸売事業では、アルフレッサ ヘルスケアがドラッグストア、薬局向けに一般用医薬品(OTC薬)、健康食品、サプリメントを供給する。取扱品目は風邪薬、鎮痛剤からビタミン剤、プロバイオティクスまで多岐にわたる。2014年に子会社化した茂木薬品商会を2021年に吸収合併し、営業エリアを拡大した。OTC市場はセルフメディケーション需要の高まりで拡大傾向にあり、同社はPB商品の開発や物流最適化により収益向上を図っている。
医薬品製造から原薬までの自社生産体制
医薬品等製造事業では、アルフレッサ ファーマが医療用医薬品、検査試薬、医療機器・用具を製造する。特に、アルフレッサ ファインケミカルは医療用医薬品原薬の製造に特化し、高品質な有効成分を供給する。中国の青島耐絲克医材は医療機器・用具を生産し、グループの製造能力を補完する。2023年にはサンノーバを吸収合併し、再生医療関連製品の製造にも進出。2025年にはキッズウェル・バイオなどとバイオシミラー合弁会社設立契約を締結し、バイオ医薬品の国内製造拠点整備に乗り出している。
病院物流を効率化するSPDと情報システム
SPD(Supply Processing and Distribution)は、病院内の物品管理を外部委託するサービスで、アルフレッサ メディカルサービスが提供する。医薬品だけでなく、手術器械や消耗品の在庫管理、発注・納品まで一貫して行い、医療機関の経営効率化に貢献する。また、グループの情報システム子会社アルフレッサ システムは、医薬品流通向けの基幹システムや在庫管理システムを開発・保守する。これらのソリューション事業は、単なる卸売から付加価値の高いサービスへとビジネスモデルを進化させる柱となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
医薬品卸売で業界3位、売上規模は大きいが営業利益率1%台
アルフレッサ ホールディングスは医薬品卸売を主力とする持株会社で、国内市場ではメディパルホールディングスやスズケンに次ぐ3位の規模を誇る。売上高は2.9兆円超と業界内有数だが、営業利益率は1%前後と低く、薄利多売の構造が続く。同業他社のオルバヘルスケアホールディングスなども同様に低収益だが、アルフレッサはスケールメリットを活かした仕入れ交渉力や物流網の効率化で競争に臨む。近年は調剤薬局向けの販売やジェネリック医薬品の比率向上などに注力し、利益改善を目指す。リョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などは電子部品・機器卸売で業態が異なり、直接の競合ではない。
強み
- 医薬品卸売で国内3位の売上高を誇り、仕入れ交渉力や物流網の広さが競争力の源泉。
- 全国に配送拠点を持ち、医療機関への安定供給を支える高度な物流ネットワークを構築。
- ジェネリック医薬品の取扱いを強化し、医療費抑制の流れに沿った商品構成を実現。
- メーカーからの仕入だけでなく、関連会社を通じて動物用医薬品やヘルスケア用品にも展開。
課題
- 営業利益率が1%前後と低く、価格競争や物流コスト上昇により収益改善が課題。
- 大手同士の統合や海外企業参入など業界再編が進む中、独自の競争戦略が必要。
- 後発品や長期収載品の普及、調剤報酬改定などにより事業環境が変化しやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字がアルフレッサ ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3861王子ホールディングス | 8,856億円 | 14.3倍 |
| 2 | 2181パーソルホールディングス | 6,767億円 | 15.5倍 |
| 3 | 7459メディパルホールディングス | 6,296億円 | 14.1倍 |
| 4 | 1963日揮ホールディングス | 5,746億円 | 13.6倍 |
| 5 | 8088岩谷産業 | 5,149億円 | 10.6倍 |
| 6 | 2784アルフレッサ ホールディングス | 4,458億円 | 10.1倍 |
| 7 | 3941レンゴー | 4,327億円 | 18.8倍 |
| 8 | 2531宝ホールディングス | 4,273億円 | 35.8倍 |
| 9 | 8060キヤノンマーケティングジャパン | 4,104億円 | 17.5倍 |
| 10 | 8020兼松 | 3,821億円 | 11.6倍 |
| 11 | 9987スズケン | 3,740億円 | 9.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
アズウェルと福神の統合で発足した2003年
2003年9月、株式会社アズウェルと福神株式会社が株式移転により持株会社を設立した。これが現在のアルフレッサ ホールディングスである。同時に東京証券取引所と大阪証券取引所に上場。両社はともに医薬品卸売業者であり、統合により規模を拡大して業界再編に対応する狙いがあった。発足直後の2004年には、福神がダイワ薬品と小田島を子会社化、さらに大正堂を完全子会社化するなど、早い段階からM&Aによるグループ拡大を開始した。
事業再編と地域卸の取り込みが進んだ2004〜2007年
2004年10月、アズウェル、福神、大正堂の3社を会社分割し、卸売事業をアルフレッサ株式会社、製造事業をアルフレッサ ファーマ株式会社に再編した。これにより持株会社体制が明確になった。その後も地域卸の買収を加速し、2005年には岡内勧弘堂、弘和薬品、ダイワ薬品を完全子会社化し、これらを統合して四国アルフレッサを設立。同年には成和産業も子会社化した。2006年には明祥、2007年にはシーエス薬品と琉薬を加え、全国ネットワークを急速に広げた。この時期のM&Aは、地域密着型卸をグループに取り込みつつ、統合による効率化を図る戦略だった。
製造・ヘルスケア分野への拡張が進んだ2010年代前半
2010年以降、卸売以外の事業領域への進出が本格化する。2010年1月には安藤とアルフレッサ日建産業を子会社化、同年10月には丹平中田(現アルフレッサ ヘルスケア)を買収し、一般用医薬品卸売事業を強化した。2012年には常盤薬品と恒和薬品を子会社化。2014年には篠原化学薬品を買収し、検査試薬の製造・販売力を高めた。2015年にはアルフレッサ ファーマがファインケミカルを子会社化し、原薬製造に参入。同年、成和産業と常盤薬品が合併してティーエスアルフレッサが誕生し、九州地区の卸売事業の再編も進んだ。
子会社統合と新事業創出が進んだ2016〜2023年
2016年から2023年にかけては、グループ内の再編と新規事業への投資が並行して行われた。2016年にアルフレッサが日建産業を吸収合併、さらにシーエス薬品を吸収。2018年には恒和薬品と小田島が合併して東北アルフレッサが発足した。2021年、アポロメディカルホールディングスが日本アポックらを統合しアポクリートとなり、調剤薬局事業を一元化。2023年にはアルフレッサ ファーマがサンノーバを吸収し、製造部門の集約を完了した。この間、再生医療関連のセルリソーシズ設立や、バイオシミラー合弁会社の設立契約など、将来の成長事業への布石も打たれている。
プライム市場移行とガバナンス改革の2022〜2025年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。2025年6月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、取締役会への権限委譲と監督機能強化を図った。同年、海外バイオ企業の日本参入支援プラットフォーム「PATH-Solution」を開始し、トータルサプライチェーンサービスの具体化を進めた。2026年3月期の売上高は3.1兆円に達し、中期経営計画「25-27中計」では2028年3月期に売上高3.3兆円、営業利益435億円を目標に掲げる。
年表29件を開く
2000年代
- 2003年9月創業株式会社アズウェルおよび福神株式会社が株式移転により当社を設立。当社の普通株式を株式会社東京証券取引所、株式会社大阪証券取引所に上場。
- 2004年4月M&A福神株式会社が、ダイワ薬品株式会社および株式会社小田島を株式取得により子会社化。
- 2004年7月M&A株式会社大正堂を株式交換により完全子会社化。
- 2004年10月株式会社アズウェル、福神株式会社および株式会社大正堂が会社分割により、事業分野別に、医薬品等卸売事業を行うアルフレッサ株式会社と医薬品等製造事業を行うアルフレッサ ファーマ株式会社に再編。
- 2004年12月創業アルフレッサ ピップトウキョウ株式会社(現アルフレッサ メディカルサービス株式会社)を設立。
- 2005年2月アルフレッサ株式会社が、松田医薬品株式会社から営業の一部譲り受け。
- 2005年4月M&A株式会社岡内勧弘堂、弘和薬品株式会社およびダイワ薬品株式会社を株式交換により完全子会社化。
- 2005年10月M&A成和産業株式会社を株式交換により完全子会社化。株式会社岡内勧弘堂が弘和薬品株式会社およびダイワ薬品株式会社と合併し、四国アルフレッサ株式会社に商号変更。
- 2006年4月M&A明祥株式会社を株式交換により完全子会社化。
- 2007年3月M&Aアルフレッサ株式会社の子会社であった株式会社小田島を株式交換により完全子会社化。
- 2007年10月M&Aシーエス薬品株式会社および株式会社琉薬を株式交換により完全子会社化。
- 2008年3月M&Aアポロメディカルホールディングス株式会社を株式取得により子会社化。
2010年代
- 2010年1月M&Aアルフレッサ株式会社の子会社であった安藤株式会社およびアルフレッサ日建産業株式会社(旧日建産業株式会社)を株式交換により完全子会社化。
- 2010年10月M&A丹平中田株式会社(現アルフレッサ ヘルスケア株式会社)を株式交換により完全子会社化。
- 2011年10月M&Aアルフレッサ株式会社が安藤株式会社を吸収合併。
- 2012年10月M&A常盤薬品株式会社を株式交換により完全子会社化。アルフレッサ株式会社の子会社であった株式会社恒和薬品を株式交換により完全子会社化。
- 2014年4月M&A篠原化学薬品株式会社(現アルフレッサ篠原化学株式会社)を株式交換により完全子会社化。
- 2014年10月M&Aアルフレッサ ヘルスケア株式会社が株式会社茂木薬品商会を株式取得により完全子会社化。
- 2015年3月M&A株式会社日本アポックを株式取得により子会社化。
- 2015年4月M&Aアルフレッサ ファーマ株式会社がアルフレッサ ファインケミカル株式会社を株式取得により完全子会社化。成和産業株式会社が常盤薬品株式会社と合併し、ティーエスアルフレッサ株式会社に商号変更。
- 2016年4月M&Aアルフレッサ株式会社がアルフレッサ日建産業株式会社を吸収合併。サンノーバ株式会社を株式取得により完全子会社化。
- 2016年7月ティーエスアルフレッサ株式会社の九州エリアにおける医療用医薬品等卸売事業をアルフレッサ株式会社へ事業譲渡により承継。
- 2016年10月M&Aアルフレッサ株式会社がシーエス薬品株式会社を吸収合併。
- 2018年7月株式会社恒和薬品の北海道エリアにおける医療用医薬品等卸売事業をアルフレッサ株式会社へ事業譲渡により承継。
- 2018年10月M&A株式会社恒和薬品が株式会社小田島と合併し、東北アルフレッサ株式会社に商号変更。
2020年代
- 2021年4月M&Aアルフレッサ ヘルスケア株式会社が株式会社茂木薬品商会を吸収合併。アポロメディカルホールディングス株式会社が株式会社日本アポックおよび株式会社中日ファーマシーを吸収合併し、アポクリート株式会社に商号変更。
- 2022年4月株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
- 2023年2月M&A株式会社宮崎温仙堂商店を株式取得により完全子会社化。
- 2023年4月M&Aアルフレッサ ファーマ株式会社がサンノーバ株式会社を吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(連結)2028年3月期まで3兆3,000億円
- 営業利益(連結)2028年3月期まで435億円
- ROE(3年平均)2028年3月期まで7%水準
- 投資計画(累計)2028年3月期(3カ年累計)まで1,200億円
- 株主還元(DOE)2028年3月期まで2.5%以上かつ累進配当
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
トータルサプライチェーンサービスの進化・拡大
グループ全体で医薬品等の導入・開発、製造、物流、販売、市販後調査、ラストワンマイルをシームレスに提供。限定流通品の獲得、CDMO事業拡大、安定的サプライチェーン運営を目指す。海外バイオ医薬品企業の日本市場参入支援プラットフォーム「PATH-Solution」を2026年1月に開始。
- 02
成長モダリティへの機能充実と新収益モデル構築
成長が期待されるモダリティに一元対応できるよう機能を充実。持続的成長に向け、各事業セグメントやTSCS、再生医療、医療周辺、海外事業に積極投資し、新たな収益モデルを構築する。
- 03
基盤事業の収益力向上とコストコントロール徹底
グループ価値向上に向け基盤事業の収益力を強化。物流費や人件費上昇、毎年薬価改定の環境下でコストコントロールを徹底し、利益拡大と事業基盤強化を両立する。
- 04
サステナビリティ経営の推進
グループ理念に加え、サステナビリティ基本方針を策定し、重要課題を特定。医薬品・ヘルスケア流通の社会インフラとして、安定供給を中核に人財、環境、ガバナンスを事業と一体で推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,525人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は839万円で、9期前と比べて+9.4%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は14.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 11,825 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 11,901 | — |
| 2019年3月 | 767 | 42.8 | 12.5 | 12,076 | — |
| 2020年3月 | 727 | 43.1 | 13.6 | 12,074 | — |
| 2021年3月 | 690 | 42.2 | 14.0 | 12,045 | — |
| 2022年3月 | 690 | 42.4 | 14.7 | 11,925 | — |
| 2023年3月 | 696 | 43.3 | 16.0 | 11,772 | — |
| 2024年3月 | 766 | 45.2 | 16.8 | 12,517 | — |
| 2025年3月 | 805 | 47.0 | 15.7 | 12,452 | 306 |
| 2026年3月 | 839 | 46.6 | 14.0 | 12,525 | 289 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社17社(国内 16 / 海外 1、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内アルフレッサ㈱(注)4,5東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内四国アルフレッサ㈱香川県 高松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ティーエスアルフレッサ㈱広島市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内明祥㈱石川県 金沢市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱琉薬沖縄県 浦添市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東北アルフレッサ㈱仙台市 若林区、福島県 郡山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アルフレッサ メディカルサービス㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アルフレッサ篠原化学㈱高知県 高知市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エス・エム・ディ㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内エーエル プラス㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アルフレッサ ヘルスケア㈱東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アルフレッサ ファーマ㈱(注)4大阪市 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
- 青島耐絲克医材有限公司中国山東省 青島市100%
- アルフレッサ ファインケミカル㈱秋田県 秋田市100%
- アポクリート㈱東京都 豊島区100%
- セルリソーシズ㈱東京都 千代田区100%
- アルフレッサ システム㈱東京都 千代田区51%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3.1兆円、営業利益は362億円。前期と比べると増収減益で、売上が+4.8%、利益が-5.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3.1兆円 | 3.1兆円 |
| 営業利益 | 339億円 | 362億円 |
| 純利益 | 208億円 | 417億円 |
| 1株あたり配当 | ¥71 | ¥71 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は7,890億円、営業利益は56億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.3%、営業利益は−3.4%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.65 | — | — | 110 |
| 2024年1Q | 0.71 | 58 | 0.8 | 40 |
| 2024年2Q | 0.72 | 102 | 1.4 | 79 |
| 2024年3Q | 0.75 | 139 | 1.8 | 90 |
| 2024年4Q | 0.68 | — | — | 87 |
| 2025年2Q | 1.46 | 150 | 1.0 | 141 |
| 2025年4Q | 1.50 | 231 | 1.5 | 133 |
| 2026年2Q | 1.53 | 162 | 1.1 | 115 |
| 2026年4Q | 1.57 | 200 | 1.3 | 302 |
| 2027年1Q | 0.79 | 56 | 0.7 | 25 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2.4兆円から3.1兆円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.2%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.39 | — | 323 | — | 208 |
| 篠原化学薬品株式会社(現アルフレッサ篠原化学株式会社)を株式交換により完全子会社化。 | |||||
| 2014年3月 | 2.50 | — | 446 | — | 256 |
| 株式会社日本アポックを株式取得により子会社化。 | |||||
| 2015年3月 | 2.42 | — | 390 | — | 229 |
| アルフレッサ株式会社がアルフレッサ日建産業株式会社を吸収合併。サンノーバ株式会社を株式取得により完全子会社化。 | |||||
| 2016年3月 | 2.58 | — | 555 | — | 350 |
| 2017年3月 | 2.55 | — | 436 | — | 309 |
| 株式会社恒和薬品が株式会社小田島と合併し、東北アルフレッサ株式会社に商号変更。 | |||||
| 2018年3月 | 2.60 | — | 519 | — | 356 |
| 2019年3月 | 2.64 | — | 551 | — | 417 |
| 2020年3月 | 2.70 | — | 572 | — | 403 |
| アルフレッサ ヘルスケア株式会社が株式会社茂木薬品商会を吸収合併。アポロメディカルホールディングス株式会社が株式会社日本アポックおよび株式会社中日ファーマシーを吸収合併し、アポクリート株式会社に商号変更。 | |||||
| 2021年3月 | 2.61 | — | 319 | — | 245 |
| 2022年3月 | 2.59 | — | 326 | — | 322 |
| 株式会社宮崎温仙堂商店を株式取得により完全子会社化。 | |||||
| 2023年3月 | 2.70 | — | 328 | — | 258 |
| 2024年3月 | 2.86 | — | 400 | — | 296 |
| 2025年3月 | 2.96 | 381 | 405 | 1.3 | 274 |
| 2026年3月 | 3.10 | 362 | 386 | 1.2 | 417 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3.1兆円のうち、営業利益として残るのは362億円で1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は417億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金93.0%2.9兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.9%1,817億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.2%362億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが386億円、投資CFが−87億円で、差し引きのフリーCFは299億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1,907億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 823 | −19 | −81 | 804 | 1,960 |
| 2014年3月 | −275 | −218 | −86 | −493 | 1,388 |
| 2015年3月 | 358 | −66 | −80 | 292 | 1,603 |
| 2016年3月 | 378 | −152 | −260 | 226 | 1,585 |
| 2017年3月 | 343 | −134 | −118 | 209 | 1,676 |
| 2018年3月 | 476 | −102 | −99 | 374 | 1,956 |
| 2019年3月 | 469 | −129 | −249 | 340 | 2,051 |
| 2020年3月 | 338 | −170 | −126 | 168 | 2,093 |
| 2021年3月 | −212 | −47 | −145 | −259 | 1,691 |
| 2022年3月 | 365 | 23 | −292 | 388 | 1,791 |
| 2023年3月 | 131 | −205 | −129 | −74 | 1,588 |
| 2024年3月 | 864 | −142 | −197 | 722 | 2,123 |
| 2025年3月 | 56 | −249 | −235 | −193 | 1,748 |
| 2026年3月 | 386 | −87 | −140 | 299 | 1,907 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,079億円で、自己資本比率は33.7%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.19 | 2,840 | 9,052 | 23.9 |
| 2014年3月 | 1.17 | 3,054 | 8,641 | 26.1 |
| 2015年3月 | 1.22 | 3,541 | 8,667 | 28.9 |
| 2016年3月 | 1.25 | 3,687 | 8,848 | 29.2 |
| 2017年3月 | 1.26 | 3,936 | 8,623 | 31.2 |
| 2018年3月 | 1.34 | 4,359 | 9,016 | 32.5 |
| 2019年3月 | 1.34 | 4,421 | 8,999 | 32.9 |
| 2020年3月 | 1.35 | 4,749 | 8,767 | 35.0 |
| 2021年3月 | 1.32 | 4,900 | 8,267 | 37.2 |
| 2022年3月 | 1.30 | 4,718 | 8,322 | 36.2 |
| 2023年3月 | 1.34 | 4,883 | 8,516 | 36.4 |
| 2024年3月 | 1.45 | 4,799 | 9,677 | 33.1 |
| 2025年3月 | 1.44 | 4,822 | 9,576 | 33.5 |
| 2026年3月 | 1.51 | 5,079 | 9,991 | 33.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中132位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中254位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,330.5で、1年前と比べて+6.7%。過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 |
| PER (会社予想) | 20.0倍 |
| PBR | 0.84倍 |
| 配当利回り | 3.05% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月29日に2457.5円まで上昇後、8月5日に2140.5円と急落。その後は2200円前後で底固めに入り、8月21日には2337円と回復。25日移動平均線(2296.36円)を上回り、75日線(2246.36円)も上回っており、上昇トレンドへ回帰。200日線(2352.87円)は上値抵抗として意識される。52週高値2685.5円に対しては87%の位置、52週安値2055円からは14%上昇。出来高は8月5日に154万株と急増した後、30万株から70万株で推移。RSIは52.3と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)。
PERは10.18倍と業界平均17.93倍を大幅に下回り、PBRは0.84倍と業界平均1.23倍を下回る。ROEは8.4%とまずまずで、配当利回り3.04%は業界平均2.93%を上回る。配当性向73.7%と高く、株主還元は手厚いが、業績は横ばい傾向で成長性に乏しい。割安だが、収益力の改善余地が限定的な点が懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 20.0倍 | — |
| PBR | 0.84倍 | 1.24倍 |
| ROE | 8.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の投資論点は、薄利の医薬品卸売業界にあって、持続的な増益を達成できるかが焦点となる。強気派は、業界再編によるシェア拡大と、物流効率化やデジタル化によるコスト削減効果を評価する。医療費抑制政策が続く中でも、後発品シェア拡大や特許切れに伴う品目構成の変化を商機と捉える。一方弱気派は、厚労省による薬価改定で流通マージンが圧縮され、利益率の低さが恒常化すると懸念する。また、取引先からの値下げ圧力や競合他社との価格競争が激しく、成長の伸び代が限定的とする。地域密着型の特性上、人口減少や医療機関の統廃合が需要を縮小させるリスクも指摘される。
- 業界再編の恩恵
大手3社への集約が進み、スケールメリットで調達・物流コストを低減できる。
- 安定した需要基盤
医薬品は必需財であり、景気変動に左右されにくい需要が継続する。
- 物流改革による効率化
自動倉庫や配送最適化など、物流効率化で営業利益率の改善余地がある。
- 2026年3月期純利益417億円、前期比52%増益決算発表後影響強
純利益は274億円から417億円へ143億円増加
- 売上収益3兆1,041億円、前期比4.8%増収通年影響中
売上高は前期29,611億円から1,430億円増加
- 配当利回り3.23%と高い株主還元通年影響弱
配当利回り3.23%は投資家の下支え要因となる
- PBR0.79倍と純資産割れで割安感不定影響中
PBR0.79倍は解散価値以下で、株価上昇の余地がある
- 薬価改定の影響
薬価引き下げや流通改善が進むと、卸のマージンが圧縮される。
- 価格競争の激化
同業他社とのシェア争いで、販管費増や値引き拡大の可能性がある。
- 人口減での市場縮小
少子高齢化で医療費抑制が続き、量的な需要拡大は見込みにくい。
- 予想PER18.9倍と実績9.58倍から急上昇通年影響強
予想PER18.9倍は実績9.58倍の約2倍に達し、来期減益を織り込む
- 2026年3月期営業利益362億円と前期比5%減益決算発表後影響中
営業利益は381億円から362億円へ19億円減少
- 営業利益率1.17%と前期比0.12ポイント低下通年影響中
営業利益率は1.29%から1.17%へ低下
- ROE8.4%と低い資本効率継続影響弱
ROE8.4%は低水準で、PBR0.79倍の低評価が続く
- 売上総利益率
- 卸売事業の収益性を示す重要指標で、薬価改定や競争の影響を測れる。
- 物流コスト比率
- 効率化の成果を確認するため。利益率改善の鍵となるため。
- 後発品売上比率
- 後発品シェア拡大が収益に与える影響を把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり71円で、前期から+7.9%。いまの株価に対する利回りは3.05%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 36 | — | 42.3 |
| 2018年3月 | 39 | 8.3 | 47.2 |
| 2019年3月 | 48 | 23.1 | 50.7 |
| 2020年3月 | 50 | 4.2 | 47.5 |
| 2021年3月 | 53 | 6.0 | 47.0 |
| 2022年3月 | 54 | 1.9 | 83.2 |
| 2023年3月 | 57 | 5.6 | 56.6 |
| 2024年3月 | 70 | 22.8 | 101.0 |
| 2025年3月 | 63 | −10.0 | 63.6 |
| 2026年3月 | 68 | 7.9 | 73.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥71
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,648人。区分でいちばん多いのは外国法人で38.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.5%を占め、残る69.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 31.5 | 29.0 | 36.5 | 33.3 | 35.0 | 38.0 |
| 個人・その他 | 28.9 | 33.5 | 23.1 | 30.3 | 29.5 | 28.8 |
| 金融機関 | 23.0 | 24.8 | 26.3 | 25.4 | 23.2 | 22.0 |
| 事業法人 | 14.4 | 11.4 | 11.9 | 9.5 | 9.4 | 8.5 |
| 自己株式 | 9.9 | 13.8 | 0.2 | 7.7 | 4.8 | 4.8 |
| 証券会社 | 2.1 | 1.3 | 2.0 | 1.6 | 2.9 | 2.6 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.06 |
| 02 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONALINVESTORS INTERNATIONALVALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 5.13 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.36 |
| 04 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 3.05 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505051(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.77 |
| 06 | アルフレッサ ホールディングス社員持株会 | 2.71 |
| 07 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.16 |
| 08 | みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託第一三共口 再信託受託者株式会社日本カストディ銀行 | 1.86 |
| 09 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.77 |
| 10 | 福神 雄介 | 1.57 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-05シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー (Silchester International Investors LLP)新規の大量保有報告13.17%+1.06pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+136%、1株純資産は14期で+118%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 97 | 1,282 | 7.9 | 13.1 | 1191.2 |
| 2014年3月 | 116 | 1,379 | 8.7 | 14.6 | 56.8 |
| 2015年3月 | 102 | 1,576 | 7.0 | 16.5 | 47.8 |
| 2016年3月 | 159 | 1,692 | 9.7 | 13.6 | 58.9 |
| 2017年3月 | 143 | 1,811 | 8.1 | 13.5 | 42.3 |
| 2018年3月 | 164 | 2,007 | 8.6 | 14.4 | 47.2 |
| 2019年3月 | 196 | 2,083 | 9.5 | 16.1 | 50.7 |
| 2020年3月 | 190 | 2,238 | 8.8 | 10.6 | 47.5 |
| 2021年3月 | 116 | 2,314 | 5.1 | 18.4 | 47.0 |
| 2022年3月 | 154 | 2,330 | 6.7 | 11.1 | 83.2 |
| 2023年3月 | 127 | 2,412 | 5.4 | 13.3 | 56.6 |
| 2024年3月 | 154 | 2,567 | 6.1 | 14.4 | 101.0 |
| 2025年3月 | 148 | 2,650 | 5.7 | 14.3 | 63.6 |
| 2026年3月 | 230 | 2,792 | 8.4 | 11.0 | 73.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額291百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 荒川隆治 | 代表取締役 社長 | 63 | 71,000 |
| 福神雄介 | 代表取締役 副社長 医療用医薬品等卸売事業・海外事業担当 | 50 | 3,012,000 |
| 大橋茂樹 | 取締役 常務執行役員 事業戦略担当(事業企画・トータルサプ ライチェーンサービス企 画管掌) | 61 | 8,000 |
| 田中敏樹 | 取締役 常務執行役員 コーポレート担当(総務・財務企画・コーポレートコミュニケ ーション管掌) | 63 | 5,000 |
| 島田浩一 | 取締役 | 67 | 5,000 |
| 木下学 | 取締役 | 72 | — |
| 竹内淑恵 | 取締役 | 71 | — |
| 國政貴美子 | 取締役 | 66 | — |
| 上田裕治 | 取締役(監査等委員) | 65 | 14,000 |
| 伊東卓 | 取締役(監査等委員) | 66 | — |
| 木﨑博 | 取締役(監査等委員) | 67 | — |
| 飯塚幸子 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 147 | 37 | 6 | 190 | 27 |
| 社外取締役 | 8 | 71 | — | — | 71 | 9 |
| 取締役(社内) | 1 | 19 | — | — | 19 | 19 |
| 監査役 | 2 | 11 | — | — | 11 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,650字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,007字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,974字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,096字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第23期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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