概要
スズケンは、名古屋市に本社を置く医薬品卸売事業を主力とする企業である。医療用医薬品を全国の病院・診療所・調剤薬局へ供給するネットワークを持ち、連結売上高2.4兆円規模、従業員数約1.3万人。子会社を通じて医薬品製造、保険薬局運営、スペシャリティ医薬品流通受託、物流サービスなどヘルスケア領域全体に事業を広げている。
売上高の約9割を占める医薬品卸売事業
スズケンの売上高の大部分は医療用医薬品の卸売事業で構成される。連結売上高2兆4,866億円(2026年3月期見込み)のうち、卸売事業が単体で2兆円超を占める。取扱品目は医療用医薬品に加え、診断薬、医療機器・材料に及び、全国の医療機関や調剤薬局へ供給する。事業は子会社のサンキ、アスティス、翔薬、スズケン沖縄薬品、ナカノ薬品、スズケン岩手、エス・ディ・ロジとともに展開され、広域ネットワークで安定供給を実現している。収益構造は仕入と販売の差益(マージン)が中心だが、2026年3月期から始まる中期経営計画では、機能提供によるフィービジネスの拡大を掲げ、収益源の多様化を進めている。
全国8カ所の物流センターと首都圏・中部圏の新拠点
スズケンは物流基盤を重視し、全国に複数の大型物流センターを配置している。1997年に愛知県江南市に江南物流センターを開設後、2005年埼玉県戸田市に戸田物流センター、2007年兵庫県神戸市に阪神物流センター、2010年神奈川県寒川町に神奈川物流センター、同時期に千葉県印西市に千葉物流センター、2011年宮城県大和町に宮城物流センターを相次いで稼働させた。2024年4月には埼玉県草加市に最新ロボット技術を導入した「首都圏物流センター」を開設し、製造業務受託・メーカー物流エリアを併設した業界初の拠点とした。さらに2025年5月には愛知県春日井市に「中部圏物流センター(仮称)」の用地を取得し、2027年10月着工を予定している。これらの拠点により、自動化・省人化、輸送コスト低減、GDP基準準拠、CO2排出削減、BCP強化を図っている。
38社の子会社と5つのセグメントで構成されるグループ
スズケングループは、単体のほかに連結子会社38社、関連会社10社で構成される。事業は5つのセグメントに区分される。医薬品卸売事業が中核で、その他にヘルスケア製品開発事業(三和化学研究所による医薬品・診断薬の研究開発製造、ケンツメディコによる医療機器製造)、地域医療介護支援事業(ユニスマイルによる保険薬局チェーン、サンキ・ウエルビィ等による介護サービス、メディケアコラボによる医療介護連携支援)、スペシャリティ医薬品流通受託事業(エス・ディ・コラボがバイオ医薬品等のコールドチェーン管理や患者サポートを一括受託)、医療関連サービス等事業(中央運輸による医薬品メーカー物流受託、コラボスクエアによるデジタルヘルスサービス)である。従業員数は連結で12,717人(2026年3月期)に上る。
中期経営計画「第3の創業」で次世代卸へ進化
スズケンは2027年3月期から2029年3月期までの中期経営計画を「第3の創業」と位置づけ、既存の卸概念を超えた「次世代卸」への進化を目指している。数値目標として、2029年3月期に連結売上高2.7兆円以上、ROE7.0%以上(資本コスト6.0%以上)、経常利益率連結1.5%以上、卸売事業セグメント1.0%以上を掲げる。3カ年累計で600億円以上の投資を行い、株主還元としてDOE3.0%への引き上げ、総還元性向100%を基準とする。また、サステナビリティ目標としてCO2排出量(Scope1+2)2030年度までに2020年度比40%削減、女性管理職比率20%以上、男性育児休業取得率100%継続を設定している。政策保有株式の縮減も計画し、2029年3月期に連結純資産額の10%以下とする。
業界の中での役割は医薬品卸売大手(医療機関向け)兼、医療・ヘルスケア関連サービスの包括提供企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 医療用医薬品 | 2.1兆円 | 85.7% | — | — |
| その他 | 3,559億円 | 14.3% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01医薬品卸売事業主力
医療用医薬品、診断薬、医療機器・材料を全国の病院・診療所・薬局に販売。子会社(サンキ、アスティス等)と共に広域ネットワークで供給。
- 医療用医薬品卸売
- 病院・診療所向けに医薬品を販売。在庫管理・配送まで一貫。
- 診断薬、医療機器・材料販売
- 体外診断薬や検査機器、医療材料等の販売も行う。
02ヘルスケア製品開発事業準主力
子会社(三和化学研究所)が医療用医薬品・診断薬の研究開発・製造・販売を、ケンツメディコが医療機器・材料の製造販売を担う。
- 医療用医薬品(三和化学研究所)
- 後発医薬品等の開発・製造・販売。
- 医療機器・材料(ケンツメディコ)
- 手術用器具等の医療機器の製造販売。
03地域医療介護支援事業準主力
保険薬局チェーン(ユニスマイル)、介護サービス(サンキ・ウエルビィ等)を運営。医療介護連携支援(メディケアコラボ)も行う。
- 保険薬局(ユニスマイル)
- 処方箋調剤を行う保険薬局を全国展開。
- 介護サービス
- 訪問介護、デイサービス等の介護保険サービスを提供。
04スペシャリティ医薬品流通受託事業副次
子会社(エス・ディ・コラボ)が、高価格・高管理が必要なスペシャリティ医薬品の流通全般をメーカーから受託。
- スペシャリティ医薬品流通受託
- バイオ医薬品等のコールドチェーン管理を含む在庫管理・配送・患者サポートを一括受託。
05医療関連サービス等事業副次
医薬品メーカー向け物流受託(中央運輸等)、デジタルヘルスケアサービス、その他メーカー支援サービスを提供。
- 医薬品メーカー物流受託
- メーカーの倉庫管理・配送業務を代行。
- デジタルヘルスケアサービス
- 健康管理アプリ等のデジタルサービスを提供。
製品と技術
医療用医薬品の全国配送ネットワーク
スズケンの中核事業は、医療用医薬品の卸売である。取扱品目は後発医薬品を含む幅広い医薬品で、病院・診療所・調剤薬局へ供給する。配送はグループ会社のエス・ディ・ロジや各物流センターが担い、温度管理が必要な医薬品にはコールドチェーン対応の物流網を整備している。特にスペシャリティ医薬品(バイオ医薬品等)の流通では、子会社エス・ディ・コラボが在庫管理・配送・患者サポートを一括受託するサービスを提供。高価格・高管理が求められる製品に対応するため、トレーサビリティシステム「キュービックス」を全国の中核病院に導入し、流通品質の向上を図っている。
三和化学研究所による医薬品・診断薬の開発・製造
ヘルスケア製品開発事業の中核である株式会社三和化学研究所は、1953年設立の医薬品メーカーで、スズケンが1990年に過半数株式を取得した。主に後発医薬品、診断薬の研究開発・製造・販売を行う。診断薬では体外診断用医薬品や検査機器を手掛け、病院・検査センター向けに供給する。また、ケンツメディコ株式会社が医療機器・材料(手術用器具等)の製造販売を担い、グループ内で製品開発から卸売まで一貫したバリューチェーンを形成している。
ユニスマイルの保険薬局チェーンと介護サービス
地域医療介護支援事業では、株式会社ユニスマイルが全国に保険薬局チェーンを展開する。調剤薬局として処方箋調剤を行うほか、在宅医療への対応も行う。介護分野では、サンキ・ウエルビィ株式会社と株式会社エスケアメイトが訪問介護やデイサービスなどの介護保険サービスを提供する。さらに、株式会社メディケアコラボが医療機関と介護施設の連携を支援するサービスを展開し、地域包括ケアシステムの一端を担っている。
医薬品メーカー向け物流受託とデジタルヘルスサービス
医療関連サービス等事業では、中央運輸株式会社が医薬品メーカー向けの倉庫管理・配送業務を代行する。エス・ディ・コラボも同様にメーカー物流受託を行い、スペシャリティ医薬品のコールドチェーン管理も兼ねる。デジタルヘルス分野では、株式会社コラボスクエアが医療・介護従事者向けポータルサイト「コラボポータル」を運営し、健康管理アプリなどのデジタルサービスを提供。2026年4月には医療・介護連携プラットフォーム「メディカルケアステーション」を展開するエンブレース株式会社を統合し、44万人以上の医療・介護従事者とのネットワークを構築している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
医薬品卸で国内大手、医療需要に支えられる
同社は医薬品卸売業界において、全国規模の販売網を持つ大手企業である。医療機関や調剤薬局への医薬品供給を主軸とし、安定した需要に支えられている。競合のオルバヘルスケアホールディングスやリョーサン菱洋ホールディングスが同様に卸売事業を展開する中、同社は売上高2兆円超と規模で圧倒し、業界内での存在感が大きい。しかし営業利益率は1.5%前後と低く、薄利多売の構造が続く。医療費抑制や後発品の普及が価格圧力となり、収益性改善が課題である。また、物流効率化やデジタル化によるコスト削減が不可欠で、差別化戦略が求められる。
強み
- 売上高2兆円超で業界の大手とし、仕入れ交渉力と物流網に強み。
- 広域配送ネットワークで医薬品を迅速に供給し、顧客満足を確保。
- 医療費は景気に左右されにくく、安定的な需要が収益の下支えに。
- 長年の取引で医療機関や薬局との強固な関係を構築している。
課題
- 利益率1%台という低収益構造で、価格競争に晒されやすい。
- 政府の薬価改定で販売価格が下がり、収益確保が難しくなっている。
- 配送効率化が進む一方で、人件費や燃料費の増加が利益を圧迫。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字がスズケン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2784アルフレッサ ホールディングス | 4,458億円 | 10.1倍 |
| 2 | 3941レンゴー | 4,327億円 | 18.8倍 |
| 3 | 2531宝ホールディングス | 4,273億円 | 35.8倍 |
| 4 | 8060キヤノンマーケティングジャパン | 4,104億円 | 17.5倍 |
| 5 | 8020兼松 | 3,821億円 | 11.6倍 |
| 6 | 9987スズケン | 3,740億円 | 9.5倍 |
| 7 | 9934因幡電機産業 | 3,475億円 | 14.8倍 |
| 8 | 8876リログループ | 3,438億円 | 17.2倍 |
| 9 | 8129東邦ホールディングス | 2,921億円 | 15.3倍 |
| 10 | 8098稲畑産業 | 2,428億円 | 11.7倍 |
| 11 | 9869加藤産業 | 2,370億円 | 14.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 38件
静岡で創業、名古屋に本社を移した1940年代
スズケンの起源は1946年8月、静岡県浜名郡積志村有玉に資本金180千円で設立された「株式会社鈴謙洋行」である。医薬品の卸売を目的としていた。翌1947年1月に本社を静岡県浜松市紺屋町へ移転し、同年11月には社名を「株式会社鈴木謙三商店」に変更。1948年4月に個人商店「鈴木謙三商店」の営業権を譲り受け、同年10月には本社を現在の愛知県名古屋市東区東片端町に移転した。この移転により、中部圏の拠点が固まり、後の事業拡大の基盤が築かれた。
関東・北陸へ支店展開し社名をスズケンに変更
1959年5月、関東地区の拠点として東京都世田谷区に東京支店(現・世田谷支店)を開設。1960年4月には本社に名古屋営業所(現・名古屋支店)を設置した。1962年5月には金沢支店を開設し、石川県の小林薬品株式会社の営業権を譲り受けて北陸への足がかりを得た。1964年10月、社名を「株式会社スズケン」に変更。同時に、1969年8月には株式会社愛知ミドリ十字(現・株式会社エス・ディ・ロジ)の全株式を取得し、物流子会社をグループ化した。1972年7月には株式会社スズケン沖縄の株式を過半数取得し、沖縄市場に参入している。
仙台・堺・福岡と全国に支店網を整備した1980年代
1983年9月、東北地区の拠点として宮城県仙台市に仙台支店を開設。1984年1月には大阪府堺市に堺支店を開設し、関西地区の販売網を強化。1990年3月には九州地区の福岡市に福岡支店を開設し、全国主要都市への支店網が完成した。同年9月には株式会社三和化学研究所の株式過半数を取得し、医薬品製造事業に進出。三和化学研究所は1953年設立の医薬品メーカーで、スズケンはこれにより製造元を持つ卸売企業となった。1994年1月には加藤薬品株式会社及び神弘薬品株式会社との合併を実施し、規模を拡大した。
店頭登録から上場、市場第一部へ
1994年8月、日本証券業協会に株式を店頭登録。翌1995年9月、東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第二部に上場を果たした。上場後も積極的な合併を継続し、1996年3月に熊谷薬品株式会社(現・株式会社スズケン岩手)の全株式を取得、同年10月には株式会社ドーエーメディックスと合併。1997年9月には東京・名古屋両市場の第一部に指定され、企業格が向上した。1998年4月には株式会社秋山愛生舘と合併し、札幌証券取引所にも上場した。この時期に全国的な営業基盤が確立された。
2000年代に相次ぐ大型M&Aでグループを拡大
1999年10月にナカノ薬品株式会社の株式過半数を取得。2002年10月にオオモリ薬品株式会社と合併。2003年10月には株式会社安藤薬業公司と合併するとともに、株式交換により株式会社サンキを完全子会社化。2004年10月には株式会社アスティスと沖縄薬品株式会社を完全子会社化し、沖縄薬品は2005年1月に株式会社スズケン沖縄と合併してスズケン沖縄薬品となった。2006年10月には株式会社翔薬を完全子会社化。2008年3月には中国上海市に合弁会社「上海鈴謙滬中医薬有限公司」を設立し、海外事業を開始している。
物流センター建設と保険薬局・介護・スペシャリティ領域への進出
2005年10月に埼玉県戸田市に戸田物流センターを開設。2007年10月に阪神物流センター、2010年5月に神奈川物流センター、同年11月に千葉物流センター、2011年12月に宮城物流センターを開設し、物流網を全国に拡大した。事業面では、2008年10月に株式会社ファーコス(現・株式会社ユニスマイル)の株式過半数を取得し保険薬局チェーンを傘下に収めた。2009年9月には中央運輸株式会社を完全子会社化し、医薬品メーカー物流受託事業を強化。2011年10月には株式会社エスケアメイトを設立し介護事業に参入。2012年3月には株式会社SDネクスト(現・株式会社エス・ディ・コラボ)を設立し、スペシャリティ医薬品流通受託事業の基盤を築いた。
第3の創業を掲げ既存事業の変革と新事業の準備
2020年代に入り、スズケンは「第3の創業期」と位置づけ、既存の卸売事業に加え、スペシャリティ医薬品トレーサビリティシステム「キュービックス」の導入を進めた。2024年3月期時点で全国597軒の得意先で710台が稼働し、がん拠点病院の半数以上、国立大学病院の8割程度に導入された。2024年4月には最新ロボット技術を導入した首都圏物流センターを稼働。2026年4月にはコラボポータルを運営するコラボスクエアと医療介護連携プラットフォームのエンブレースを統合するなど、デジタルヘルス事業を強化している。
年表38件を開く
1940年代
- 1946年8月創業医薬品の卸売を目的として「株式会社鈴謙洋行」(資本金180千円)設立、本社を静岡県浜名郡積志村有玉に設置
- 1947年1月本社を静岡県浜松市紺屋町に移転
- 1947年11月商号変更社名を「株式会社鈴木謙三商店」に変更
- 1948年4月個人商店「鈴木謙三商店」の営業権を譲受け
- 1948年10月本社を愛知県名古屋市東区東片端町に移転
1950年代
- 1959年5月関東地区の拠点として東京都世田谷区に東京支店(現在の世田谷支店)を開設
1960年代
- 1960年4月本社に名古屋営業所(現在の名古屋支店)を設置
- 1962年5月金沢支店を開設し、石川県の小林薬品㈱の営業権を譲受け
- 1964年10月商号変更社名を「株式会社スズケン」に変更
- 1969年8月㈱愛知ミドリ十字(現・㈱エス・ディ・ロジ、1958年4月設立)の全株式を取得(現・連結子会社)
1970年代
- 1972年7月㈱スズケン沖縄(1969年2月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)
1980年代
- 1983年9月東北地区の拠点として宮城県仙台市に仙台支店を開設
- 1984年1月大阪地区の拠点として大阪府堺市に堺支店を開設
1990年代
- 1990年3月九州地区の拠点として福岡県福岡市に福岡支店を開設
- 1990年9月㈱三和化学研究所(1953年12月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)
- 1994年1月M&A加藤薬品㈱及び神弘薬品㈱と合併
- 1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 1995年9月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第二部に上場
- 1996年3月熊谷薬品㈱(現・㈱スズケン岩手、1979年7月設立)の全株式を取得(現・連結子会社)
- 1996年10月M&A㈱ドーエーメディックスと合併
- 1997年9月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に指定
- 1997年11月愛知県江南市に江南物流センターを開設
- 1998年4月上場㈱秋山愛生舘と合併 札幌証券取引所に上場
- 1999年10月ナカノ薬品㈱(1947年7月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)
2000年代
- 2002年10月M&Aオオモリ薬品㈱と合併
- 2003年10月M&A㈱安藤薬業公司と合併 株式交換により㈱サンキ(1965年11月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)
- 2004年10月M&A株式交換により㈱アスティス(1948年4月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)株式交換により沖縄薬品㈱を完全子会社化(沖縄薬品㈱は、2005年1月1日付で、㈱スズケン沖縄と合併し、㈱スズケン沖縄薬品に社名変更。)(現・連結子会社)
- 2005年10月埼玉県戸田市に戸田物流センターを開設
- 2006年10月M&A株式交換により㈱翔薬(1949年4月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)
- 2007年10月兵庫県神戸市に阪神物流センターを開設
- 2008年3月中国上海市に合弁会社上海鈴謙滬中医薬有限公司(現・上薬鈴謙滬中(上海)医薬有限公司)を 設立(現・持分法適用関連会社)
- 2008年10月㈱ファーコス(現・㈱ユニスマイル、1993年2月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)
- 2009年9月M&A株式交換により中央運輸㈱(1948年8月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)
2010年代
- 2010年5月神奈川県高座郡寒川町に神奈川物流センターを開設
- 2010年11月千葉県印西市に千葉物流センターを開設
- 2011年10月東京都台東区に㈱エスケアメイトを設立(現・連結子会社)
- 2011年12月宮城県黒川郡大和町に宮城物流センターを開設
- 2012年3月東京都千代田区に㈱SDネクスト(現・㈱エス・ディ・コラボ)を設立(現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高(長期目標)2031年3月期まで3兆円以上
- ROE(長期目標)2031年3月期まで8.0%以上
- 連結売上高(中期目標)2029年3月期まで2.7兆円以上
- ROE(中期目標)2029年3月期まで7.0%以上
- 経常利益率(連結)2029年3月期まで1.5%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
次世代卸への進化
主力の医薬品卸売事業で、従来のマージンビジネスに加え、機能によるフィービジネスに挑戦する。安定供給を担保しながら受注納品プロセスの効率化を進め、顧客課題解決サービスには価値に見合った対価を得ることで収益構造を多様化する。
- 02
事業ポートフォリオの再設計
医薬品卸売事業を中核としつつ、既存事業の進化と外部企業とのアライアンスを通じて事業構造を進化させる。従来の事業枠組みにとらわれず、保有する機能やアセットを組み合わせ、付加価値の高い事業モデルへ転換する。
- 03
経営基盤の強化
中計を担う人材育成を重視し、次世代経営人材の計画的な育成に加え、DX分野の専門人材の育成・確保を強化する。グループ横断の人材活用や部門間連携を強化し、多様な人材が能力を発揮できる環境を整備して持続的成長を支える。
- 04
資本コストを意識した経営の実践
資本コストや株価を意識した経営を重要な課題と位置づけ、PBRをさらに向上させる。資本コストを上回る収益性を安定的に創出し、企業価値を持続的に向上させることを最上位課題として中計を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,717人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は745万円で、9期前と比べて+16.1%。平均年齢は47.3歳、平均勤続年数は22.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 16,456 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 15,816 | — |
| 2019年3月 | 642 | 44.9 | 18.2 | 15,585 | — |
| 2020年3月 | 662 | 44.9 | 18.2 | 15,477 | — |
| 2021年3月 | 609 | 45.7 | 20.2 | 15,041 | — |
| 2022年3月 | 601 | 46.1 | 21.0 | 14,032 | — |
| 2023年3月 | 612 | 47.0 | 21.8 | 13,429 | — |
| 2024年3月 | 705 | 47.1 | 21.8 | 13,086 | — |
| 2025年3月 | 728 | 47.2 | 22.0 | 12,923 | 287 |
| 2026年3月 | 745 | 47.3 | 22.1 | 12,717 | 286 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達3,960万円医薬品及び医療用品類559品目外務省 · 2019-03-01
- 調達3,841万円医薬品及び医療用品類545品目外務省 · 2018-02-22
- 調達1,697万円令和2年度横浜刑務所医療機器更新整備等一式法務省 · 2020-11-25
- 調達1,590万円分析機器の購入(区分2)国税庁 · 2025-05-13
- 調達1,346万円令和2年度浪速少年院在院者用医薬品購入単価契約法務省 · 2020-08-31
- 調達1,134万円全自動化学発光酵素測定装置等一式調達契約法務省 · 2021-10-01
- 調達880万円令和5年度横浜刑務所自動調剤分包機更新整備一式法務省 · 2023-10-31
- 調達830万円遺伝子解析装置調達法務省 · 2021-08-20
- 調達830万円全自動輸血検査装置調達法務省 · 2021-12-21
- 調達710万円尿検査機器一式供給等契約法務省 · 2021-11-22
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.5兆円、営業利益は364億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.6%、利益が-1.9%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.6兆円 | 2.5兆円 |
| 営業利益 | 312億円 | 364億円 |
| 純利益 | 250億円 | 381億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6,290億円、営業利益は42億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.7%、営業利益は+2.4%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.56 | — | — | 21 |
| 2024年1Q | 0.57 | 41 | 0.7 | 33 |
| 2024年2Q | 0.62 | 125 | 2.0 | 126 |
| 2024年3Q | 0.62 | 99 | 1.6 | 96 |
| 2024年4Q | 0.57 | — | — | 35 |
| 2025年2Q | 1.20 | 171 | 1.4 | 203 |
| 2025年4Q | 1.20 | 200 | 1.7 | 142 |
| 2026年2Q | 1.22 | 170 | 1.4 | 162 |
| 2026年4Q | 1.27 | 194 | 1.5 | 219 |
| 2027年1Q | 0.63 | 42 | 0.7 | 34 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.9兆円から2.5兆円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.5%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.89 | — | 275 | — | 144 |
| 2014年3月 | 1.99 | — | 353 | — | 214 |
| 2015年3月 | 1.97 | — | 301 | — | 189 |
| 2016年3月 | 2.23 | — | 457 | — | 290 |
| 2017年3月 | 2.13 | — | 278 | — | 213 |
| 2018年3月 | 2.12 | — | 290 | — | 188 |
| 2019年3月 | 2.13 | — | 362 | — | 302 |
| 2020年3月 | 2.21 | — | 415 | — | 282 |
| 2021年3月 | 2.13 | — | 183 | — | 79 |
| 2022年3月 | 2.24 | — | 234 | — | 144 |
| 2023年3月 | 2.31 | — | 364 | — | 203 |
| 2024年3月 | 2.39 | — | 384 | — | 290 |
| 2025年3月 | 2.40 | 371 | 388 | 1.5 | 345 |
| 2026年3月 | 2.49 | 364 | 397 | 1.5 | 381 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.5兆円のうち、営業利益として残るのは364億円で1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は381億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.3%2.3兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.3%1,561億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%364億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが336億円、投資CFが128億円で、差し引きのフリーCFは464億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は1,316億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 540 | −112 | −51 | 428 | 1,524 |
| 2014年3月 | −411 | −124 | −52 | −535 | 938 |
| 2015年3月 | 472 | −326 | −56 | 146 | 1,029 |
| 2016年3月 | 205 | −73 | −76 | 132 | 1,084 |
| 2017年3月 | 270 | −55 | −156 | 215 | 1,143 |
| 2018年3月 | 981 | 9 | −127 | 990 | 2,006 |
| 2019年3月 | 418 | 19 | −273 | 437 | 2,170 |
| 2020年3月 | −258 | 12 | −172 | −246 | 1,752 |
| 2021年3月 | 156 | −146 | −74 | 10 | 1,688 |
| 2022年3月 | 95 | 14 | −116 | 109 | 1,682 |
| 2023年3月 | 373 | −464 | −262 | −91 | 1,329 |
| 2024年3月 | 872 | 104 | −317 | 976 | 1,987 |
| 2025年3月 | −651 | 204 | −355 | −447 | 1,186 |
| 2026年3月 | 336 | 128 | −333 | 464 | 1,316 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,160億円で、自己資本比率は36.0%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.01 | 3,098 | 7,044 | 30.5 |
| 2014年3月 | 1.03 | 3,260 | 7,011 | 31.7 |
| 2015年3月 | 1.09 | 3,678 | 7,189 | 33.8 |
| 2016年3月 | 1.18 | 3,939 | 7,845 | 33.4 |
| 2017年3月 | 1.11 | 3,965 | 7,125 | 35.7 |
| 2018年3月 | 1.17 | 4,064 | 7,669 | 34.6 |
| 2019年3月 | 1.19 | 4,016 | 7,876 | 33.7 |
| 2020年3月 | 1.11 | 4,127 | 6,998 | 37.0 |
| 2021年3月 | 1.11 | 4,179 | 6,965 | 37.4 |
| 2022年3月 | 1.14 | 4,181 | 7,236 | 36.6 |
| 2023年3月 | 1.15 | 4,115 | 7,346 | 35.9 |
| 2024年3月 | 1.23 | 4,164 | 8,123 | 33.9 |
| 2025年3月 | 1.11 | 4,074 | 7,064 | 36.6 |
| 2026年3月 | 1.16 | 4,160 | 7,398 | 36.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中102位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中267位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,183で、1年前と比べて-11.5%。過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 |
| PER (会社予想) | 28.0倍 |
| PBR | 0.84倍 |
| 配当利回り | 1.93% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に5124円と、25日線を約0.9%上回り、横ばい圏で推移しています。75日線もほぼ同じ水準で、短中期のトレンドは方向感が定まっていません。52週高値6668円からは約23.2%下落していますが、52週安値4770円からの上昇は約7.4%と小幅です。出来高は低調で、需給は薄い状態です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 9.39倍は業界平均17.93倍を約48%下回り、大幅な割安水準です。PBR0.83倍も平均1.23倍を下回り、株価は純資産を下回っています。ROE9.3%は平均より低いものの、安定した収益を上げています。配当利回り1.95%は平均2.93%を下回り、配当性向23.9%と低く、還元はやや控えめです。売上高は横ばいですが、営業利益率は低く、利益率改善が課題です。割安だが配当は伸び悩み、今後の業績改善に期待がかかります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 28.0倍 | — |
| PBR | 0.84倍 | 1.24倍 |
| ROE | 9.3% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、超高齢化に伴う医薬品需要の増加と、後発品シェア拡大が数量・収益を押し上げるとみる。また、2026/3期の純利益381億円と過去最高を更新する予想や、安定した配当(利回り2%超)を評価する。一方、弱気派は、薬価改定による販売価格下落、政府の医療費抑制策、ドラッグストア等の競合他社との競争激化、さらには低い営業利益率(約1.5%)で、収益性を圧迫する懸念を指摘。さらに、足元の株価下落(1年で-17%)は業績懸念の表れとの見方もある。バリュエーションはPER約9倍と割安と言えるが、業界全体の構造課題が重荷となる。
- 高齢化で医薬品需要増
超高齢社会で医療需要が増加し、安定的な売上成長が期待できる。
- 好調な業績と増益予想
2026/3期は売上高2兆4866億円、純利益381億円と増収増益計画。
- 割安なバリュエーション
PER約9倍、PBR0.79倍と割安。配当利回り2%超の安定配当も魅力。
- 2026年3月期の純利益381億円と3期連続増益通年影響中
純利益は290→345→381億円と増加。前期比10.4%の増益。
- 売上高2兆4,866億円と前期比3.6%増収通年影響中
売上高は2兆4,000億円から2兆4,866億円へ拡大。増収額は約866億円。
- PBR0.79倍と純資産割れ水準通年影響中
PBR0.79倍と1倍を下回る。既存事業の収益力に対して割安感。
- 配当利回り2.06%と一定の株主還元継続影響弱
利回り2.06%が下支えに。安定配当による投資家保護効果が期待される。
- 薬価改定による収益圧迫
政府の薬価引き下げで、仕入れ・販売価格が下落し、売上高利益率が低下。
- 競争激化と業務効率の限界
卸売業界は競争が激しく、収益性改善には限界がある。
- 医療費抑制策の影響
政府の医療費削減施策により、卸売数量・価格に逆風が強い。
- 2026年3月期は営業利益371→364億円に減益通年影響中
売上高は増えるが営業利益は約7億円減。営業利益率は1.55%→1.46%へ低下。
- 予想PER26.3倍と実績8.91倍の乖離決算発表後影響強
実績PER8.91倍に対し予想PER26.3倍。市場が将来の減益を織り込んでおり、下方修正リスク。
- 営業利益率1.46%と低い収益性継続影響中
営業利益率は1.46%と低水準。固定費増で利益が圧迫されやすい。
- 株価は1年で17.1%下落し下げトレンド不定影響弱
過去1年で-17.12%。戻り売り圧力が強く、下方向のモメンタムが続くリスク。
- 売上高成長率
- 医療需要の伸びと薬価改定の影響を反映するため、業績の基調を確認。
- 営業利益率
- 低い収益性が課題。改善が見られるか、卸売ビジネスの効率性を測るため。
- 後発品取扱比率
- 後発品拡大の波にどう対応しているかが収益を左右するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.93%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 54 | — | 28.8 |
| 2018年3月 | 64 | 18.5 | 41.5 |
| 2019年3月 | 69 | 7.8 | 26.2 |
| 2020年3月 | 72 | 4.3 | 30.2 |
| 2021年3月 | 72 | 0.0 | 107.2 |
| 2022年3月 | 72 | 0.0 | 46.0 |
| 2023年3月 | 72 | 0.0 | 41.6 |
| 2024年3月 | 80 | 11.1 | 30.8 |
| 2025年3月 | 100 | 25.0 | 29.5 |
| 2026年3月 | 100 | 0.0 | 23.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,439人。区分でいちばん多いのは外国法人で39.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.7%を占め、残る76.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 27.4 | 29.1 | 36.6 | 36.1 | 41.6 | 39.5 |
| 個人・その他 | 40.7 | 41.7 | 32.9 | 34.0 | 29.9 | 34.5 |
| 金融機関 | 16.7 | 15.8 | 17.6 | 20.9 | 20.9 | 18.4 |
| 自己株式 | 13.7 | 14.9 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 6.3 |
| 事業法人 | 14.2 | 12.9 | 10.9 | 7.4 | 5.6 | 5.3 |
| 証券会社 | 0.9 | 0.5 | 1.9 | 1.7 | 2.1 | 2.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 13.72 |
| 02 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 3.50 |
| 03 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 3.17 |
| 04 | 別所芳樹 | 2.95 |
| 05 | 別所知佳 | 2.95 |
| 06 | 別所昌樹 | 2.95 |
| 07 | 公益財団法人鈴木謙三記念医科学応用研究財団 | 2.49 |
| 08 | スズケングループ従業員持株会 | 2.32 |
| 09 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 2.13 |
| 10 | JP MORGAN CHASEBANK 380055(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 2.03 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+243%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 159 | 3,434 | 4.8 | 22.0 | 46.4 |
| 2014年3月 | 216 | 3,283 | 6.8 | 16.8 | 32.5 |
| 2015年3月 | 191 | 3,705 | 5.5 | 19.2 | 46.5 |
| 2016年3月 | 292 | 3,969 | 7.6 | 13.1 | 35.0 |
| 2017年3月 | 217 | 4,098 | 5.4 | 16.8 | 28.8 |
| 2018年3月 | 198 | 4,285 | 4.7 | 22.2 | 41.5 |
| 2019年3月 | 323 | 4,391 | 7.5 | 19.9 | 26.2 |
| 2020年3月 | 310 | 4,618 | 6.9 | 12.7 | 30.2 |
| 2021年3月 | 89 | 4,675 | 1.9 | 48.9 | 107.2 |
| 2022年3月 | 163 | 4,750 | 3.4 | 22.2 | 46.0 |
| 2023年3月 | 236 | 4,970 | 4.9 | 14.1 | 41.6 |
| 2024年3月 | 358 | 5,362 | 7.0 | 13.0 | 30.8 |
| 2025年3月 | 455 | 5,652 | 8.4 | 10.9 | 29.5 |
| 2026年3月 | 546 | 6,149 | 9.3 | 10.9 | 23.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額438百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 浅野茂 | 代表取締役 社長 執行役員 | 60 | 35,000 |
| 宮田浩美 | 取締役 会長 執行役員 | 66 | 46,000 |
| 田中博文 | 取締役 専務 執行役員 ヘルスケア流通事業本部長 | 63 | 20,000 |
| 髙橋智恵 | 取締役 上席執行役員 医療・介護支援事業本部長 | 59 | 13,000 |
| 茶村俊一 | 取締役 | 80 | — |
| 中垣英明 | 取締役 | 68 | — |
| 富田麻子 | 取締役 監査等委員(常勤) | 55 | 7,000 |
| 小笠原剛 | 取締役 監査等委員 | 73 | — |
| 近藤敏通 | 取締役 監査等委員 | 71 | — |
| 清水綾子 | 取締役 監査等委員(注)5 | 54 | — |
| 大野智彦 | 取締役 | 71 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 6 | 137 | 138 | 38 | 314 | 52 |
| その他役員 | 5 | 69 | — | — | 69 | 14 |
| 社外取締役 | 5 | 55 | — | — | 55 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容750字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,546字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,097字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)12,197字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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