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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

レンゴー

Rengo Co., Ltd.3941 · Prime · パルプ・紙

国内最大級の段ボール・紙加工メーカー。板紙から段ボール箱、軟包装、海外事業まで手広く展開。

概要

レンゴーは1909年に日本で初めて段ボール事業を創業した企業で、現在は板紙から段ボール、軟包装、重包装まで手掛ける総合包装メーカーである。国内段ボールシェアは約20%で業界首位。2026年3月期の連結売上高は約1兆円、営業利益371億円。従業員数は約2万5千人。海外にも多数の生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開する。

板紙から段ボールまでを結ぶ一貫生産体制

レンゴーグループの事業は「板紙・紙加工関連」「軟包装関連」「重包装関連」「海外関連」「その他」の5セグメントで構成される。中核は板紙・紙加工関連で、連結売上高の約半分を占める。板紙はグループ内で段ボール原紙として供給され、段ボールシート・箱の製造へとつながる一貫生産体制が強みである。2026年3月期の板紙生産量は248万1千トン、段ボールシート生産量は42億3千1百万平方メートルに達した。軟包装関連では朋和産業などがフィルム包装を手掛け、重包装関連では日本マタイが大型紙袋を製造する。その他には不織布や紙器機械、運送事業も含まれ、包装にまつわる多様なソリューションを提供している。

国内段ボールシェア約2割の首位企業

段ボール業界においてレンゴーは国内シェア約20%を占めるトップメーカーである。同社は積極的なM&Aにより事業規模を拡大してきた。2025年度にはキンキダンボール、新光、オカジ物流、村瀬段ボールなどの株式取得や子会社化を実施し、段ボール事業の強化を図った。板紙・紙加工関連セグメントは2026年3月期に営業利益256億円(前期比9.5%増)と安定した収益を上げている。一方で、海外関連事業は欧州の自動車産業低迷などにより営業損失16億円を計上するなど、地域別の業績にばらつきがある。

グループ経営とサステナビリティへの取組み

レンゴーグループは当社、子会社257社、関連会社39社で構成される。子会社には大和紙器、セッツカートン、朋和産業、日本マタイなどが含まれ、それぞれ独立して事業を営む一方でグループ内での原料供給や販路共有が行われる。中期ビジョン「Vision120」(2026~2030年度)では売上高1兆2,000億円、経常利益720億円、ROE8.5%を目標に掲げる。環境面では2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比46%削減する目標を設定。パートナーシップ構築宣言に基づき適正取引を推進し、バリューチェーン全体でのコスト構造変化に対応している。

業界の中での役割は紙・パッケージング総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.0兆円
営業利益
371億円
営業利益率
3.7%
純利益
210億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01板紙・紙加工関連主力

国内で板紙、段ボール、段ボール箱、クラフトパルプの製造・販売。板紙はグループ内で段ボール原紙としても供給。段ボール箱は食品・飲料向けマルチパックなど多様な用途に対応。

主な製品・サービス4
板紙
段ボール原紙や紙器用板紙。リサイクル原料を使用した環境配慮型製品。
段ボールシート
段ボール箱の素材となるシート状の段ボール。軽量かつ高強度。
段ボール箱
物流・保管用の段ボール製容器。マルチパック等の特殊加工品も手掛ける。
クラフトパルプ
包装紙や紙袋の原料となる化学パルプ。高強度が特徴。

02海外関連事業主力

海外において板紙、段ボール、段ボール箱、軟包装、重包装、不織布の製造・販売。アジア、北米等で現地生産拠点を有し、グローバルに事業展開。

主な製品・サービス1
海外向け段ボール・パッケージ
現地ニーズに合わせた段ボール箱、軟包装等。国際規格に対応。

03軟包装関連準主力

国内で軟包装製品(フィルム包装等)およびセロファンの製造・販売。食品、医薬品など多岐にわたる製品の包装に対応。

主な製品・サービス2
軟包装フィルム
食品や日用品の包装に用いる柔軟なプラスチックフィルム。バリア性・シール性に優れる。
セロファン
再生可能な素材から作られる透明フィルム。生分解性があり環境負荷が低い。

04重包装関連準主力

国内で重包装製品(大型紙袋等)の製造・販売。セメント、化学品、飼料等の産業用資材の包装に使用。

主な製品・サービス1
重包装紙袋
大型で強度の高い紙袋。粉体や粒体の包装に適する。

05その他副次

不織布、紙器機械の製造・販売、運送事業、保険代理業、リース業、不動産業等を国内で展開。補完的な事業群。

主な製品・サービス2
不織布
衛生材や産業資材向けの不織布。軽量で通気性・吸水性に優れる。
紙器機械
段ボール箱や紙器の製造装置。カートン成形機など。

製品と技術

板紙と段ボール:一貫生産が支える主力製品群

レンゴーの基盤製品は板紙および段ボールである。板紙は段ボール原紙や紙器用板紙で、リサイクル原料を活用した環境配慮型が特徴。グループ内の丸三製紙などが製造し、自社の段ボール工場へ供給する。段ボールシートは軽量かつ高強度で、物流用の段ボール箱に加工される。特にビールの6缶パックなどに用いるマルチパックの分野で強みを持ち、レンゴー・リバーウッド・パッケージングが製造販売を担う。クラフトパルプは大興製紙が手掛け、包装紙や紙袋の原料となる。2026年3月期の板紙生産量は248万1千トン、段ボール箱生産量は35億9千7百万平方メートルにのぼる。

軟包装フィルムとセロファン:機能性と環境性能の両立

軟包装関連では、朋和産業とアールエム東セロが中心となり、食品や医薬品向けのプラスチックフィルム包装を製造する。バリア性やシール性に優れ、内容物の保護と保存性を高める。またセロファンは再生可能な素材から作られる透明フィルムで、生分解性を持つため環境負荷が低い。レンゴーは国内で唯一セロファンを製造する。軟包装セグメントは2026年3月期に売上高1915億円、営業利益93億円(前期比85.1%増)と大きく伸長した。製品価格の改定と販売量増加が寄与しており、グループ内での相乗効果が発揮されている。

重包装と不織布:産業資材から衛生材まで幅広くカバー

重包装事業は子会社の日本マタイを中心に、セメント、化学品、飼料など産業用の大型紙袋を手掛ける。粉体や粒体の包装に適した強度を持ち、農業や石油化学分野で需要がある。不織布事業はレンゴー・ノンウーブン・プロダクツが衛生材や産業資材向けの不織布を製造。軽量で通気性・吸水性に優れる。紙器機械では山田機械工業がカートン成形機などの製造装置を提供する。これらの事業は他セグメントを補完し、包装工程全体のソリューション提供を可能にしている。2026年3月期のその他セグメント売上高は394億円、営業利益は13億円であった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

パルプ・紙のなかでの位置

段ボール国内大手、原材料高が収益圧迫

当社は段ボールを中心としたパルプ・紙製品の総合メーカーである。王子ホールディングスや日本製紙といった大手と競合し、国内市場で一定の地位を築いている。売上高は1兆円規模と大きいが、営業利益率は3%台と低く、原材料費の高騰や競争激化の影響を受けている。事業規模を活かしたコスト競争力が課題となる。

強み

  • 売上高1兆円超の大規模な事業基盤を持ち、安定供給力が強み。
  • 段ボール以外にも多様な製品を展開し、顧客ニーズに応える。
  • 大手の中で一定のシェアを確保し、業界内での存在感を示す。
  • 売上高が増加傾向にあり、事業規模の拡大が続いている。

課題

  • 営業利益率が3%台と低く、収益改善が急務となっている。
  • 原材料価格の上昇が利益を圧迫し、コスト管理が課題である。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争力の維持が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がレンゴー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12181パーソルホールディングス6,767億円15.5倍
27459メディパルホールディングス6,296億円14.1倍
31963日揮ホールディングス5,746億円13.6倍
48088岩谷産業5,149億円10.6倍
52784アルフレッサ ホールディングス4,458億円10.1倍
63941レンゴー4,327億円18.8倍
72531宝ホールディングス4,273億円35.8倍
88060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
98020兼松3,821億円11.6倍
109987スズケン3,740億円9.5倍
119934因幡電機産業3,475億円14.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

日本初の段ボール事業として創業した1909年

1909年8月、井上貞治郎が三盛舎(のちの三成社)の名称で日本で初めて段ボール事業を創始した。同年4月12日に独立自営を決意した日を創立記念日と定めている。創業から間もない1920年5月には聯合紙器株式会社を資本金200万円で東京に設立。1926年1月に本店を大阪へ移転し、1930年12月には淀川工場の加工工場(後の大阪工場)を開設した。この時期は段ボールの需要拡大に合わせて生産体制を整える土台づくりの時代であった。

原紙から段ボールへの一貫生産を始めた1936年

1936年4月、淀川工場の製紙工場(後の淀川工場)が稼働し、原紙から段ボールまでの一貫生産が可能となった。1937年3月には東京工場を開設し首都圏にも拠点を拡大。1938年2月には本店を現在の大阪市福島区に移転した。一貫生産体制の確立はコスト競争力と品質安定に寄与し、戦前における業界のリーダー的地位を固める要因となった。戦後の1949年5月には大阪証券取引所市場第一部に上場、1950年4月には東京証券取引所にも上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。

商号をレンゴーに変更し多角化を進めた1970年代

1970年代に入ると物流機能を強化するため、聯合運送など3社の子会社を合併しレンゴーサービス(後のレンゴーロジスティクス)を設立。1972年1月には社名を「聯合紙器株式会社」から「レンゴー株式会社」に変更した。1971年から1985年にかけて湘南、新京都、小山、千葉と相次いで工場を新設し、全国規模の生産ネットワークを構築した。板紙・段ボールの需要拡大に対応するとともに、1975年には新京都工場を開設するなど、関西圏の生産能力を増強した。

海外事業に進出し軟包装・重包装へ領域拡大した1990年代

1990年8月、マレーシアの段ボール合弁事業に資本参加し、本格的な海外展開を開始した。1991年10月には福井化学工業を合併し軟包装関連の基盤を取得。1998年6月には朋和産業を子会社化し軟包装事業に本格参入した。また1999年4月にはセッツを合併し八潮工場・尼崎工場を獲得、段ボール部門をセッツカートンとして分社化した。2000年7月には丸三製紙を子会社化し板紙事業の強化も図った。この10年間で事業領域が大幅に拡大し、総合包装企業としての体制が整った。

創業100周年と新たな成長戦略の2009年

2009年4月に創業100周年を迎え、同年5月には日本マタイを子会社化し重包装事業に進出した。重包装はセメントや化学品向け大型紙袋が中心で、新たな収益源となった。2007年には執行役員制度を導入し、ガバナンスを強化。2010年代以降もM&Aを継続し、2025年度にはキンキダンボールや新光などの株式取得を実施した。海外ではトライウォールグループを通じてイタリアのスカート社買収やドイツ新工場稼働など、欧州での拠点拡充を進めている。2026年3月期は売上高1兆円超を達成し、新たな中期ビジョン「Vision120」のもとで成長を目指している。

年表31件を開く

1900年代

  • 1909年8月創業井上貞治郎が三盛舎(のちに三成社)の名称で日本で初めて段ボール事業を創始[同年4月12日井上貞治郎が独立自営を決意した日を以って創立記念日とす]

1920年代

  • 1920年5月聯合紙器㈱を資本金200万円で東京で設立
  • 1926年1月本店を東京から大阪に移転

1930年代

  • 1930年12月淀川工場の加工工場(のちの大阪工場)を開設
  • 1936年4月淀川工場の製紙工場(のちの淀川工場)を開設、原紙から段ボールまでの一貫生産開始
  • 1937年3月東京工場を開設
  • 1938年2月本店を現在の大阪市福島区に移転

1940年代

  • 1949年5月上場大阪証券取引所市場第一部に上場(2013年7月 東京証券取引所に統合)

1950年代

  • 1950年4月上場東京証券取引所市場第一部に上場(2022年4月 プライム市場へ移行)

1960年代

  • 1961年10月利根川製紙工場を開設(1997年7月 利根川事業所に改称)
  • 1962年4月鳥栖工場を開設

1970年代

  • 1970年4月M&A聯合運送㈱他2社の子会社3社が合併し、㈱レンゴーサービスに社名変更(2004年4月 レンゴーロジスティクス㈱に社名変更)
  • 1971年9月湘南工場を開設
  • 1972年1月商号変更社名を「聯合紙器株式会社」から「レンゴー株式会社」に変更
  • 1975年9月新京都工場を開設(1992年4月 京都工場に改称)

1980年代

  • 1980年5月小山工場を開設
  • 1985年9月千葉工場を開設

1990年代

  • 1990年8月マレーシアにて段ボール合弁事業に資本参加し、海外事業に進出
  • 1991年10月M&A福井化学工業㈱を合併(現在の福井事業部(金津工場、武生工場))
  • 1993年4月大阪工場を移転し、三田工場を開設
  • 1994年4月M&A新潟段ボール㈱および旭川レンゴー㈱を合併(現在の新潟工場、旭川工場)
  • 1998年6月M&A朋和産業㈱を子会社化、軟包装事業に進出
  • 1999年4月M&Aセッツ㈱を合併(現在の八潮工場、尼崎工場)同社段ボール部門をセッツカートン㈱として分社化

2000年代

  • 2000年7月M&A丸三製紙㈱を子会社化
  • 2005年8月本社事務所を現在の大阪市北区中之島に移転
  • 2007年4月執行役員制度を導入
  • 2007年6月役員退職慰労金制度を廃止
  • 2007年10月M&A葛飾工場をリニューアルし、川崎工場を統合
  • 2008年4月M&A京都工場に桂工場を移転統合し、段ボール・紙器一体型工場である新京都事業所を開設(2026年4月 京都事業所に改称)
  • 2009年4月創業創業100周年
  • 2009年5月M&A日本マタイ㈱を子会社化、重包装事業に進出

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年3月期まで1兆2,000億円
  • 経常利益2030年3月期まで720億円
  • ROE(自己資本利益率)2030年3月期まで8.5%
  • D/Eレシオ2030年3月期まで0.7倍

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    適正価格の維持と再生産可能な価格水準の確保

    板紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装において、コスト削減、品質向上、安定供給に努めるとともに、需要に見合った生産・設備能力を実現し、適正価格水準の維持に取り組む。

  2. 02

    環境配慮型製品の研究開発と推進

    地球環境保全を経営の重要課題と位置づけ、環境負荷の小さい製品の研究・開発・設計に努め、環境配慮製品の提案・推進を積極的に行う。

  3. 03

    コスト競争力の強化と生産性向上

    製造・物流コストの低減や生産性向上について、全要素生産性改善の観点から従来の取組みに加え、新たなプロジェクトチームを発足させるなど創造的解決を図る。

  4. 04

    グループ経営の強化と連携加速

    コア事業と周辺事業の連携強化を加速し、グループ経営会議や営業戦略部会・財務戦略部会を設置して情報・戦略を共有、業容拡大と財務体質改善に取り組む。

  5. 05

    海外事業の拡大と収益向上

    成長の原動力として新たな海外展開を検討し、既存拠点では日系・多国籍企業との取引拡大と現地化を推進。選択と集中で経営資源配分を見直し、グローバル人材育成にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で25,573人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は818万円で、9期前と比べて+14.1%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月16,038
2018年3月16,532
2019年3月71739.814.816,968
2020年3月71840.314.918,902
2021年3月72040.515.319,451
2022年3月72640.915.720,141
2023年3月72841.316.122,548
2024年3月75141.716.423,389
2025年3月77941.916.625,011150
2026年3月81842.116.825,573145

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 17 / 海外 9、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
三田工場(兵庫県三田市)他28事業所936億円
板紙・紙加工 関連事業
海外関連事業 — トライウォール社(中国香港)他133社924億円
八潮工場(埼玉県八潮市)他3事業所852億円
板紙・紙加工 関連事業
板紙・紙加工 関連事業 — 大和紙器㈱(大阪府茨木市)他34社845億円
軟包装関連事業 — 朋和産業㈱(千葉県船橋市)他4社469億円
板紙・紙加工 関連事業 — 丸三製紙㈱(福島県南相馬市)他2社309億円
本社(大阪市北区)他2事業所295億円
海外関連事業 — 無錫聯合包装有限公司(中国江蘇省)他7社182億円
その他の事業 — レンゴー ロジスティクス㈱(大阪市西淀川区)他3社142億円
重包装関連事業 その他の事業 — 日本マタイ㈱(東京都台東区)他2社125億円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大和紙器㈱
    大阪府茨木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セッツカートン㈱
    兵庫県伊丹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海紙器㈱
    名古屋市南区 · 連結子会社
    議決権99.7%
  • 国内
    日之出紙器工業㈱
    鹿児島県日置市 · 連結子会社
    議決権99.7%
  • 国内
    RGコンテナー㈱
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    レンゴー・リバーウッド・パッケージング㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    丸三製紙㈱
    福島県南相馬市 · 連結子会社
    議決権98.8%
  • 国内
    大興製紙㈱
    静岡県富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    レンゴーペーパービジネス㈱
    兵庫県尼崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    朋和産業㈱
    千葉県船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アールエム東セロ㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱タキガワ・コーポレーション・ジャパン
    千葉県船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • 日本マタイ㈱東京都台東区100%
  • レンゴーロジスティクス㈱大阪市西淀川区100%
  • 山陽自動車運送㈱大阪府東大阪市81%
  • 無錫聯合包装有限公司中国江蘇省100%
  • レンゴー・パッケージング社米国ハワイ州100%
  • 江蘇中金瑪泰医薬包装有限公司中国江蘇省88%
  • トライウォール社中国香港100%
  • トライウォール・ヨーロッパ・ホールディング社中国香港100%
  • トライコー・パッケージング・システムズ社ドイツ・テューリンゲン州100%
  • その他 180 社
  • 鴻興印刷集団有限公司中国香港30%
  • タイ・コンテナーズ・グループ社タイ国バンコク市30%
  • ビナクラフトペーパー社ベトナム国ビンズオン省30%
  • その他 16 社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    飛沫防止パネルの製造
    国税庁 · 2022-11-18
    113万円
  • 補助金
    令和3年度基礎素材産業の低炭素化投資促進に向けた設計・実証事業補助金
    経済産業省 · 2022-05-20
    2,193万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1.0兆円営業利益371億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.5%、利益が-0.8%。

売上高
+1.5%
1.0兆円
営業利益
-0.8%
371億円
純利益
-27.6%
210億円
営業利益率
3.7%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.1兆円1.0兆円
営業利益460億円371億円
純利益310億円210億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2,758億円、営業利益は179億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.2%、営業利益は+31.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,00829
2024年1Q2,2381366.196
2024年2Q2,2911215.388
2024年3Q2,3881707.1146
2024年4Q2,0910
2025年2Q4,9511984.0189
2025年4Q4,9821763.5101
2026年2Q4,9722004.0110
2026年4Q5,1111713.3100
2027年1Q2,7581796.5116

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5,026億円から1.0兆円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月0.50242130
2014年3月0.5215437
2015年3月0.527157
2016年3月0.5316698
2017年3月0.55252139
2018年3月0.61232166
2019年3月0.65275172
2020年3月0.68432278
2021年3月0.68432286
2022年3月0.75366282
2023年3月0.85287204
2024年3月0.90480330
2025年3月0.993743923.8290
2026年3月1.013713743.7210

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1.0兆円のうち、営業利益として残るのは371億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は210億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.4%8,203億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.0%1,509億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%371億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが782億円、投資CFが−707億円で、差し引きのフリーCFは75億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は894億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月490−450−2440219
2014年3月392−566163−174221
2015年3月194−29662−102195
2016年3月506−335−170171194
2017年3月420−3692151266
2018年3月312−287−3225269
2019年3月509−387−94122296
2020年3月611−783243−172375
2021年3月660−460−73200501
2022年3月579−5471932578
2023年3月461−606200−145709
2024年3月896−7601731361,038
2025年3月770−973−145−203706
2026年3月782−7078875894

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,286億円で、自己資本比率は37.3%(業種中央値55.2%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.571,8813,84531.6
2014年3月0.632,0174,27431.2
2015年3月0.662,2244,33333.0
2016年3月0.642,2174,23033.5
2017年3月0.702,4154,63333.2
2018年3月0.752,6264,85134.1
2019年3月0.772,7474,94734.3
2020年3月0.822,8885,31333.9
2021年3月0.873,2455,45536.0
2022年3月0.933,5435,80036.6
2023年3月1.053,8576,67435.4
2024年3月1.174,3907,33536.3
2025年3月1.245,0027,42937.3
2026年3月1.315,2867,84537.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
922億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,129億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
573億円
在庫として抱えている分
負債合計
7,845億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

パルプ・紙 24社との比較

同じパルプ・紙の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率24社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率24社中21位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 5.1%
P25 3.8%P75 7.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 3.5%
P25 2.4%P75 5.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.3%/中央値 55.2%
P25 43.3%P75 71.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.5%/中央値 0.8%
P25 -1.5%P75 1.8%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,596.5で、1年前と比べて+76.6%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥1,596.5-2.2%1ヶ月+6.9%1年+76.6%時価総額4,327億円
過去52週の値幅
安値¥896.9高値¥1,665

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.8倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR0.78倍
配当利回り3.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬の1410円台から8月上旬に1614円まで急伸し、その後も高値圏で推移。8月21日時点で1574円と、25日移動平均線(1537円)を上回り、52週高値(1665円)には約5%の距離。7月末以降は出来高も増加傾向にあり、上昇トレンドが継続している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは18.58倍で業界平均13.53倍を上回り割高感があるが、予想PERは12.5倍と今後の収益改善が期待される。PBRは0.77倍で1倍を下回り株主資本に対して割安だ。配当利回りは3.18%と業界平均3.1%とほぼ同等で、配当性向38.4%は安定的。ROEは4.4%と低水準で資本効率が課題だ。割安指標と割高指標が混在し、総合的にほぼ妥当と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.8倍13.4倍
PER (予想)12.7倍
PBR0.78倍0.67倍
ROE4.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

論点は、原材料高騰への価格転嫁の進捗と、海外事業の成長性。強気派は、増収増益と安定収益基盤を評価し、株価が1年で84.65%上昇した勢いを指摘。弱気派は、2026年3月期の営業利益率が3.68%と低く、紙需要の構造的減少を懸念する。

プラスに働く材料7
  • シェア首位の安定

    国内段ボールシェア約2割で、顧客との長期取引が多数。

  • 海外展開の成長

    アジアなど海外生産拠点で需要を取り込む。

  • 増収増益基調

    2025年3月期は増収増益で、営業利益374億円を達成。

  • 予想PER12.5倍と実績18.62倍から改善期待決算発表後影響

    現在PER18.62倍、予想PER12.5倍。市場は業績回復を先読みし始めている。

  • PBR0.77倍と1倍割れの割安感継続影響

    PBR0.77倍は純資産の2割以上安。ROE4.4%でも今後の改善余地を評価。

  • 配当利回り3.17%とインカム需要継続影響

    1株配当約50円、利回り3.17%。PBR低水準と合わせ下値は堅い。

  • 売上高1兆83億円と1兆円台回復通年影響

    売上高は9933億円→10083億円、+150億円。段ボール需要は底堅く増収。

マイナスに働く材料7
  • 低い利益率

    営業利益率3.7%前後で、収益力は高くない。

  • 原高の影響

    原材料価格の高騰がコスト圧迫要因となる。

  • 紙需要の減少

    デジタル化で紙媒体需要が減少する可能性。

  • 2026年3月期の純利益210億円、前期比28%減通年影響

    純利益は290億円→210億円、-80億円。営業益も371億円と横ばい。

  • 株価は1年で+84.65%と急騰し過熱継続影響

    年間リターン+84.65%。好材料は織り込み済みで利益確定売りが出やすい。

  • ROE4.4%と低い資本効率継続影響

    ROE4.4%は低水準。PBR0.77倍のままで資本コスト改善が見込めない。

  • 営業利益率3.68%と低収益体質継続影響

    営業益371億円、売上高1兆83億円で利益率3.68%。原材料高で一段の低下懸念。

次の決算で確かめる点
段ボール出荷量
国内需要の動向を示す主要指標。
海外売上比率
海外事業の成長が収益を左右する。
価格転嫁率
原高の収益への影響を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは3.13%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.13%
いまの株価に対して
配当性向
38.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1247.1
2018年3月120.055.2
2019年3月1416.741.3
2020年3月2042.932.2
2021年3月2420.036.3
2022年3月240.033.1
2023年3月240.049.7
2024年3月3025.040.7
2025年3月300.064.7
2026年3月4033.338.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ32,212人。区分でいちばん多いのは金融機関36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.6%を占め、残る46.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.239.338.336.733.936.3
個人・その他17.919.018.518.320.422.7
外国法人21.122.125.427.727.120.2
事業法人19.018.216.415.715.617.3
自己株式8.38.38.37.97.97.9
証券会社0.91.41.31.63.02.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱日本カストディ銀行11.62
02日本マスタートラスト信託銀行㈱10.10
03㈱三井住友銀行3.53
04野村 絢(常任代理人 三田証券㈱)3.23
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)2.74
06住友生命保険(相)2.51
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.94
08農林中央金庫1.92
09レンゴー社員持株会1.76
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-14
    株式会社南青山不動産
    新規の大量保有報告
    0.09%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+66%、1株純資産は14期で+170%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月517307.59.496.2
2014年3月157932.037.1
2015年3月238742.822.080.4
2016年3月408724.514.3139.7
2017年3月569466.211.547.1
2018年3月671,0306.813.755.2
2019年3月691,0666.615.041.3
2020年3月1121,12410.37.532.2
2021年3月1161,2669.78.336.3
2022年3月1141,3818.66.933.1
2023年3月821,5055.710.449.7
2024年3月1331,7178.38.840.7
2025年3月1171,8726.56.864.7
2026年3月851,9734.414.838.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額843百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大坪清代表取締役会長兼CEO87179,000
川本洋祐代表取締役社長兼COO71134,000
三部廣美取締役兼副社長執行役員 コンプライアンス推進室、社長室、総務部、法務部、人事本部統轄7395,000
長谷川一郎取締役兼副社長執行役員 資材部門、製紙部門統轄 レンゴーペーパービジネス㈱取締役会長 大興製紙㈱取締役会長72625,000
堀博史取締役兼副社長執行役員 海外関連事業部門統轄6879,000
井上貞登士取締役兼副社長執行役員 パッケージング部門統轄65173,000
佐藤義雄取締役77
奥正之取締役81
玉岡かおる取締役69
住田功一取締役66
岡野幸男常勤監査役67113,000
正住つとむ常勤監査役6335,000
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
常陰均監査役72
藤野正純監査役7314,000
浜本光浩監査役566,000
伊加井真弓監査役60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)843211011465682
社外取締役711211216
監査役3757525

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,182字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社257社および関連会社39社で構成されており、主な事業内容は次のとおりであります。 ①〈板紙・紙加工関連事業〉   国内における板紙、段ボール、段ボール箱、クラフトパルプの製造・販売 ②〈軟包装関連事業〉 ③〈重包装関連事業〉 ④〈海外関連事業〉   国内における軟包装製品、セロファンの製造・販売国内における重包装製品の製造・販売海外における板紙、段ボール、段ボール箱、軟包装製品、重包装製品、不織布の製造・販売 ⑤〈その他の事業〉   国内における不織布、紙器機械の製造・販売、運送事業、保険代理業、リース業、不動産業 当社グループの事業にかかわる位置づけ、およびセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 ① 板紙・紙加工関連事業 板紙の製造・販売事業は、当社および丸三製紙株式会社等が行っており、各社の製品はレンゴーペーパービジネス株式会社を含む独自の販路にて販売されるほか、段ボールの主原料として当社およびレンゴーペーパービジネス株式会社を通じてグループ内にも供給されております。 段ボールおよび段ボール箱の製造・販売事業は、当社、大和紙器株式会社およびセッツカートン株式会社等が各社独自に行っております。特に、当社およびレンゴー・リバーウッド・パッケージング株式会社は、缶ビールの6缶パック等に使用されるマルチパックの製造・販売を行っております。 クラフトパルプの製造・販売事業は、大興製紙株式会社が行っております。 ② 軟包装関連事業 軟包装製品の製造・販売事業は、朋和産業株式会社およびアールエム東セロ株式会社等が行っており、当社も販売事業のみ行っております。 セロファンの製造・販売事業は、当社が行っております。 ③ 重包装関連事業 重包装製品の製造・販売事業は、日本マタイ株式会社等が行っております。 ④ 海外関連事業 海外における各種製品の製造・販売事業については、板紙はビナクラフトペーパー社等、段ボールおよび段ボール箱は大連聯合包装製品有限公司等、軟包装製品は江蘇中金瑪泰医薬包装有限公司等、重包装製品はトライウォール社等、不織布は無錫聯合包装有限公司が行っております。 ⑤ その他の事業 各種製品の製造・販売事業については、不織布はレンゴー・ノンウーブン・プロダクツ株式会社、紙器機械は山田機械工業株式会社等が行っております。 紙器機械については、当社も販売事業のみ行っております。 運送事業、保険代理業、リース業および不動産業は、レンゴーロジスティクス株式会社および山陽自動車運送株式会社等が行っております。 (概要図) (注) 複数の事業を営む会社については各セグメントにそれぞれ記載しております。
経営方針・対処すべき課題3,378字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 企業集団の経営戦略 当社は、1909年の創業以来、わが国における段ボール産業のパイオニアとしての誇りと、業界のトップメーカーとしての地位を保ちながら、広くユーザーを開拓し、技術力を高め、新しい需要を創造し続けてきました。 現在、当社グループの事業領域は、板紙から段ボールまでの強固な一貫生産体制に、紙器や軟包装、重包装が加わり、国内外で多様なパッケージング・ソリューションを生み出しております。当社グループは、高い倫理観と公正な経営姿勢をもって経営資源を効率的に活用のうえ、収益力の向上と企業価値の極大化に努め、株主・取引先・従業員・地域社会などさまざまなステークホルダーとの良好な関係を構築し、あわせて適正かつ魅力ある還元を行うことにより広く社会に貢献していきたいと考えております。 同時に、環境および社会に配慮した企業活動を通じて、事業の持続可能性を高めていくサステナビリティ経営についても、全社的な取組みを行っております。 当社グループは、「製紙」「段ボール」「紙器」「軟包装」「重包装」「海外」の6つのコア事業を中心に多彩な事業を展開し、包装全般にわたり幅広くソリューションを提供してきました。今後も、たゆまぬ意識改革とイノベーションを通じて、産業全般に積極的に働きかける提案型の企業集団「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーを目指してまいります。また、当社グループは、コア事業および周辺事業において、ユーザーオリエンテッド(顧客志向)を基本方針とし、より高い品質とサービスを提供することによる顧客満足度の向上に努め、持続的な成長を図ってまいります。 製紙事業については、需要に見合った供給体制の維持に努めるとともに、生産性の向上、コスト削減、新製品の開発に、継続的に取り組んでおります。 段ボール事業については、グループ全体での営業力の強化、最適な生産体制の構築を進めております。また、お客様のニーズにお応えする「提案型営業」へ積極的に取り組み、競争力向上に努めております。 紙器事業については、求められる機能に対応する最適なパッケージを提供するとともに、これまで蓄積してきた知識、技術を集結して、新時代のパッケージづくりを追求してまいります。 軟包装事業については、当社子会社である朋和産業株式会社およびアールエム東セロ株式会社を中心に展開しております。お客様の要望にお応えできる高機能な製品を、最新の設備で提供し、当社グループの軟包装事業のさらなる競争力と収益基盤の強化を図ってまいります。 重包装事業については、当社子会社である日本マタイ株式会社を中心に展開しております。当社グループにおける相乗効果を追求すると同時に、お客様の商品の価値を高める重包装製品を提供し続けるために、社会の変化に対応する技術革新に取り組んでまいります。 海外事業については、今後の成長分野として事業の拡大を図ると同時に、「選択と集中」による経営資源の有効活用を目指した施策にも、積極的に取り組んでまいります。中国・東南アジアでの事業展開を強化するとともに、当社グループが近年拠点を拡充しているインド、ヨーロッパおよび北米等の地域についても、主としてトライウォールグループを通じて新しい展開を推進してまいります。 当社グループは、各コア事業と周辺事業の総力を結集し、お客様の包装に関わるプロセス全体に対して、最適なソリューションを提供することにより、企業価値の向上に取り組んでまいります。 また、環境負荷の低減、社会貢献活動への取組みといった、企業が果たすべき社会的責任についても積極的に遂行し、さまざまなステークホルダーの信用と信頼に足る企業グループとなるべく、鋭意努力してまいります。 以上の経営戦略を踏まえて、当社は中期の経営指針として、2026年3月期から創業120周年にあたる2030年3月期までの5カ年を対象期間とするレンゴーグループ中期ビジョン「Vision120(ビジョンイチニーマル)」を策定し、より強固な価値創出基盤の確立に向けてグループ一丸となって取り組んでおります。Vision120においては、「人本主義(人間中心主義)」および「Less is more.」を引き続き企業経営の基礎に据え、これまで着実に築き上げてきた事業規模を活かして、業容の質的向上を図ってまいります。 当社グループが2030年3月期に目標とすべき重要な経営指標は次のとおりであります。 ・売上高  :1兆2,000億円 ・経常利益  :720億円 ・ROE(自己資本利益率)  :8.5% ・D/Eレシオ  :0.7倍 なお、当連結会計年度においては、売上高1,008,337百万円、経常利益37,419百万円、ROE 4.4%、D/Eレシオ 1.0倍であります。 「Vision120」の詳細につきましては、当社ウェブサイトで開示しております。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種の政策効果が緩やかな回復を支えることが期待される一方で、世界経済の不透明感が高まっており、中東情勢や金融資本市場の変動、米国の政策動向による影響等に留意する必要があります。 このような状況のもと、揺るぎない経営基盤を構築するために、以下の課題に対し、グループ全体で取り組んでいく考えであります。 ① 製品の適正価格の維持 当社グループは、板紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装など、それぞれの製品において、継続的なコスト削減努力や製品の品質向上、安定供給の取組みと同時に、需要に見合った生産および設備能力の実現を目指し、再生産可能な適正価格水準の維持に尽力してまいります。 ② 環境問題への取組みの強化 当社グループは、地球環境の保全に配慮した経営を実践することが、企業の持続的発展には不可欠であるという認識に立ち、全力をあげて環境保全活動に継続的に取り組んでまいります。 また、環境負荷の小さい製品の研究・開発および設計に努め、環境配慮製品を提案・推進してまいります。 ③ コスト競争力の強化 製造コストおよび物流コストの低減や生産性の向上については、産業界全般にわたる課題でもある全要素生産性(TFP:Total Factor Productivity)改善の観点を踏まえ、従来からの取組みに加え、新たな発想で諸問題を創造的に解決するためのプロジェクトチームを必要に応じ発足させ、活動しております。 ④ グループ経営の強化 コア事業、その他周辺事業ともに、当社各事業部門を軸とし、グループ各社との連携強化へ向けての取組みを加速してまいります。その一環として、「グループ経営会議」と、その分科会である「営業戦略部会」および「財務戦略部会」を設置し、情報と戦略の共有を図り、グループ全体の業容の拡大とともに、財務体質の改善に取り組んでまいります。 ⑤ 海外事業の拡大と収益向上 今後の成長に向けた原動力として、新たな海外への事業展開を検討してまいります。また、既存の海外事業においては、これまで培ってきた国内外でのネットワークの有効活用による日系企業、多国籍企業との取引拡大、および現地化を推進するとともに、「選択と集中」をキーワードとして、経営資源の配分を見直し、収益の向上を図ってまいります。あわせて、グローバルなフィールドに対応した人材育成に取り組んでまいります。 ⑥ DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進 当社グループは、最新のデジタル技術を活用し、製造・物流・営業・管理の各方面で、業務の効率化、新たな付加価値の創造、働き方改革への対応を進めてまいります。代表取締役社長を委員長とする「DX推進検討委員会」を設置し、全社ビジネスの各フェーズのデジタル化を俯瞰的、横断的に検討し事業プロセスの進化を図ります。同時に、情報セキュリティ対策の強化やDX人材育成にも取り組んでまいります。
事業等のリスク2,224字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 製品需要、市況動向 当社グループの主力製品である板紙、段ボール製品は、国内の景気動向の影響を大きく受けます。景気後退による需要の減少、競争の激化等による市況の悪化要因により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し当社グループでは、安定した需要が見込まれる食品向けの受注に加えて、特定業種における需要の減少等の影響を相対的に低減させるべく、幅広い業種の取引先と良好な関係を構築するよう努めるとともに、より付加価値の高いパッケージづくりを通じて、提案型営業を推進することで競争力を高め、リスクの最小化に努めております。 (2) 原燃料の購入 当社グループは、段ボール古紙、パルプ、プラスチック素材等を主要原材料としており、都市ガス、LNG、バイオマス等を燃料として利用しております。これらの価格および調達安定性は、国内外における需要動向や国際商品市況の影響を受けます。需要バランスの変動やサプライチェーンの混乱が生じた場合には、購入価格の上昇によるコスト増加、あるいは必要量を確保できないリスクがあり、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し当社グループでは、生産性の向上や省資源・省エネルギーに資する設備投資等の実施によって原単位の改善、燃料の多様化に取り組み、リスクの最小化に努めております。 (3) 自然災害、疫病 当社グループの製造拠点等が、大規模な地震、台風等の自然災害によって多大な被害を受けた場合、事業活動の中断等により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 また、大規模感染症の流行等によって当社グループの事業活動が中断等を余儀なくされた場合、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し当社グループでは、特定の事業所において事業活動の中断等が起こった場合は、全国に展開している製造拠点から製品の供給が行えるよう、供給責任を果たす体制の構築に努めております。 (4) 海外事業 当社グループは、中国、インド、東南アジア、ヨーロッパならびに北米を成長市場と位置づけ、板紙・紙加工関連事業、軟包装関連事業、重包装関連事業を展開しております。海外進出に対し、当社グループは、リスクを十分に検討したうえで投資の意思決定を行っておりますが、海外における事業活動については、為替変動リスク、自然災害・疫病等のリスクあるいは国ごとにさまざまな経済的、政治的リスクが存在しており、これらの顕在化により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し当社グループでは、早期に適切な対応が取れるよう、グループ各社や当社の担当部門が適時に情報の収集および共有をし、リスクの最小化に努めております。 なお、当連結会計年度の当社グループの海外売上比率は21.1%であります。 (5) 金利の変動 当社グループの有利子負債は、当連結会計年度末現在において483,980百万円であります。有利子負債については、削減に鋭意取り組んでおりますが、金利変動リスクを有しているため、市場金利が上昇した場合には、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 株価の変動 当社グループは、取引先を中心に株式を保有しておりますが、市場性のある株式においては、各種要因による株価の下落により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおける年金資産は、株価水準の影響を受けるため、退職給付費用に変動が生じます。 (7) 為替の変動 当社グループは、製品、原材料および燃料の輸出入取引において、為替変動の影響を受けることがあり、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 事業再構築 当社グループは、企業価値の増大に向けて事業の選択と集中に取り組んでおり、この過程における一時損失が発生し、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 訴訟 当社グループは、国内外で継続して事業活動を行う過程において、知的財産関連、環境関連等の訴訟を提起されるリスクを負っており、訴訟の内容によっては、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し当社グループでは、法令順守等のコンプライアンス経営に努めており、役員、従業員のコンプライアンス意識向上のために階層別に研修・教育を実施し、リスクの最小化に努めております。 (10) その他 当社グループは、上記の事項以外にも、予期せぬ事態によるリスクを負う可能性があり、これらの内容によっては、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,868字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は、次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度のわが国経済は、米国の通商政策の影響が残るものの、個人消費や設備投資の持ち直し等により、緩やかな回復基調が続きましたが、本年2月末に中東地域で発生した紛争に伴い、景気動向の不透明感が高まりました。 このような経済環境の中で、板紙業界におきましては、包装形態の変更や軽量化の継続等により、生産量は前年を下回りました。 段ボール業界におきましては、物価高による節約志向の定着や記録的猛暑の影響等により、生産量は前年をやや下回りました。 紙器業界におきましては、食品向けが低調であったこと、ギフト関連市場の縮小が続いたことから、生産量は前年を下回りました。 軟包装業界におきましては、環境に配慮した減量化や軽量化の影響がみられたものの、食品や日用品向けが需要を支え、生産量は前年並みとなりました。 重包装業界におきましては、農業・石油化学関連の需要が減少し、生産量は前年を下回りました。 以上のような状況のもとで、レンゴーグループは、あらゆる産業の全ての包装ニーズをイノベーションする「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、2050年の未来にも新たな価値、より大きな価値を提供し続けられるように、2030年3月までの中期ビジョン「Vision120」を策定し、より強固な価値創出基盤の確立に向けてグループ一丸となって取組みを開始しました。 また、物流費や労務費の上昇、環境対策への投資、パートナーシップ構築宣言に則った適正な取引など、バリューチェーン全体にわたるコスト構造の変化に対し、安定供給、品質維持のため、板紙、段ボール、紙器製品の価格改定に取り組みました。 M&A等の取組みとしては、昨年4月、キンキダンボール株式会社(滋賀県草津市)へ資本参加したほか、新光株式会社(東京都東村山市)を子会社化、本年1月にオカジ物流株式会社(和歌山県海南市)、3月には村瀬段ボール株式会社(愛知県江南市)の株式をそれぞれ追加取得し、段ボール事業の強化を図りました。また、本年4月、住友林業株式会社(東京都千代田区)との間で合弁会社(社名:RSウッドリファイナリー株式会社)を設立し、原料木材チップの調達体制の強化と第2世代バイオエタノールの事業化に向けた取組みを開始しました。海外におきましては、昨年7月、トライウォール社(香港)がイタリアの重量物包装資材メーカーであるスカート社の持分100%を取得し、11月にはトライコー社(ドイツ)の新工場が同国において稼働したほか、2024年に設立した豊源特耐王包装(山東)有限公司(中国・山東省)の新工場が稼働し、グローバル戦略のさらなる充実を図りました。 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におきましては、「海の蘇生」をテーマにしたパビリオンである「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」ドームCに紙管や古紙建材を提供したほか、レンゴーグループの海洋課題へ取り組む姿勢を示した常設展示等を行いました。 ESG経営における環境への取組みは、“Less is more.”をキーワードに掲げるレンゴーグループとして最も優先すべき課題であり、2030年度における温室効果ガス排出量削減目標「2013年度比46%削減」に向け、重要課題(「気候変動への対応」「循環経済の拡大」「自然資本の保全」)についての取組みを一段と前進させました。 この結果、当連結会計年度の売上高は1,008,337百万円(前期比101.5%)、営業利益は37,090百万円(同99.1%)、経常利益は37,419百万円(同95.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は21,005百万円(同72.5%)となりました。主な内容は次のとおりであります。 売上高につきましては、板紙・紙加工関連事業および軟包装関連事業の製品価格改定により増収となったものの、利益面では海外関連事業において重量物段ボールの採算が悪化したこと等により減益となりました。なお、特別利益として当社湘南工場敷地の一部収用に係る受取補償金、政策保有株式を売却したことによる投資有価証券売却益を計上し、特別損失としてトライコー社に係る減損損失を計上しております。 当連結会計年度の売上高経常利益率については、3.7%(目標6.0%)となりました。Vision120達成に向けて、適正な製品価格の水準の維持およびグループ経営の進化/深化により価値創出基盤の強化を図ってまいります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 [板紙・紙加工関連事業] 板紙・紙加工関連事業につきましては、固定費や物流費の上昇等があったものの、製品価格の改定が寄与し増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は521,869百万円(同101.4%)、営業利益は25,676百万円(同109.5%)となりました。 主要製品の生産量は、次のとおりであります。 (板紙製品) 板紙製品につきましては、海外を含むグループ内供給の増加により、生産量は2,481千t(同100.6%)となりました。 (段ボール製品) 段ボール製品につきましては、飲料、青果物向けが低調であったものの、他の分野で受注を確保したことにより、生産量は段ボール4,231百万㎡(同100.1%)、段ボール箱3,597百万㎡(同100.4%)となりました。 [軟包装関連事業] 軟包装関連事業につきましては、製品価格の改定と販売量の増加により増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は191,529百万円(同105.5%)、営業利益は9,372百万円(同185.1%)となりました。 [重包装関連事業] 重包装関連事業につきましては、製品価格の改定が寄与し増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は46,419百万円(同103.2%)、営業利益は1,897百万円(同112.6%)となりました。 [海外関連事業] 海外関連事業につきましては、欧州における自動車産業の低迷の影響により重量物段ボールの採算が悪化したこと等により減収減益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は209,092百万円(同98.1%)、営業損失は1,628百万円(前期は4,931百万円の営業利益)となりました。 [その他の事業] その他の事業につきましては、運送事業における価格改定が寄与し増収となりましたが、労務費の上昇等により減益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は39,425百万円(同101.5%)、営業利益は1,367百万円(同69.6%)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高   前期比(%) 板紙・紙加工関連事業 板紙(千t)   2,481   100.6 段ボール(百万㎡)   4,231   100.1 段ボール箱(百万㎡)   3,597   100.4 海外関連事業 段ボール(百万㎡)   240   93.4 段ボール箱(百万㎡)   225   96.2 ② 受注実績 当社グループにおきましては、紙器機械等一部の事業で受注生産を行っておりますが、その重要性が乏しいため記載を省略しております。 その他の製品につきましては、見込み生産を行っているか、受注生産であっても生産と販売の関連において製品の回転が極めて速く、月末(または期末)における受注残高が少ないため、記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 板紙・紙加工関連事業   521,869   101.4 軟包装関連事業   191,529   105.5 重包装関連事業   46,419   103.2 海外関連事業   209,092   98.1 その他の事業   39,425   101.5 合計   1,008,337   101.5 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、主に有形固定資産、受取手形及び売掛金の増加により、1,313,086百万円となり、前連結会計年度末に比べ69,969百万円増加しました。 負債は、主に社債や未払法人税等の増加により784,531百万円となり、前連結会計年度末に比べ41,659百万円増加しました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加や、為替レートの変動に伴う為替換算調整勘定の増加により、528,554百万円となり、前連結会計年度末に比べ28,310百万円増加しました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度と同じ37.3%となりました。 また、D/Eレシオについては1.0倍となっております。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は89,388百万円となり、前連結会計年度末の残高と比べ18,837百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 営業活動による資金の増加額は78,164百万円(前連結会計年度に比べ1,155百万円の収入の増加)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益42,411百万円、減価償却費58,985百万円、法人税等の支払額13,054百万円であります。 投資活動による資金の減少額は70,739百万円(前連結会計年度に比べ26,543百万円の支出の減少)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出88,970百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入15,349百万円、定期預金の純減額7,162百万円、補助金の受取額6,935百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社出資金の取得による支出6,243百万円、関係会社株式の取得による支出4,140百万円であります。 財務活動による資金の増加額は8,769百万円(前連結会計年度に比べ23,254百万円の収入の増加)となりました。主な内訳は、社債の発行による収入30,100百万円、配当金の支払額8,734百万円、リース債務の返済による支出7,173百万円、長短借入金の純減額4,260百万円であります。 資本の財源および資金の流動性について、当社グループは、資金調達については銀行借入および社債発行により行っております。また、キャッシュマネジメントサービスを国内子会社に導入しており、グループ全体における効率的な資金活用による有利子負債の削減と金融収支の改善を図っております。 (4) 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは第5「経理の状況」 1「連結財務諸表等」「注記事項」 (重要な会計上の見積り)に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。