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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

キヤノンマーケティングジャパン

Canon Marketing Japan Inc.8060 · Prime · 卸売業

キヤノングループの日本販売会社。ITソリューションや産業機器も展開。

概要

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノングループの国内販売子会社であり、1968年にキヤノン事務機販売として設立された。デジタルカメラやプリンターなどのキヤノン製品の販売に加え、ITソリューション、産業機器、ヘルスケアなどの事業を展開する。2025年12月期の連結売上高は6,798億円、従業員数は18,425人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

キヤノン製品販売とITソリューションを両輪とする事業構造

同社の事業は、個人向けの「コンスーマ」、大手・中堅企業向けの「エンタープライズ」、中小企業向けの「エリア」、専門領域向けの「プロフェッショナル」の4セグメントで構成される。コンスーマではデジタルカメラやインクジェットプリンターを扱い、エンタープライズとエリアではキヤノン製品に加え、業種別のITソリューションを提供する。プロフェッショナルは、プロダクションプリンティング(高速プリンター)、産業機器(半導体製造装置・検査計測装置)、ヘルスケア(医療情報システム)の3分野からなる。2025年12月期のセグメント売上高は、エンタープライズが2,657億円で最大、次いでエリアが2,402億円、コンスーマが1,447億円、プロフェッショナルが488億円である。

全国規模の販売網と16社のグループ企業

同社はキヤノン製品の国内販売を一手に担うが、自社のみでなく連結子会社16社を通じて事業を展開する。主な子会社には、キヤノンITソリューションズ(ITサービス)、キヤノンシステムアンドサポート(システム販売・サポート)、キヤノンメドテックサプライ(医療機器販売)などがある。2002年から2004年にかけてシステムアンドサポートやキヤノテックを完全子会社化し、2010年にはキヤノンMJアイティグループホールディングスを設立してIT関連子会社を集約した。営業拠点は全国に広がり、中小企業向けの「エリア」セグメントでは地域密着型の提案活動を行っている。

安定した収益基盤と成長投資の両立

売上高は2012年以降6,500億円前後で推移し、2020年には5,451億円に減少したが、2025年には6,798億円まで回復した。営業利益は2025年12月期に582億円、当期純利益は415億円と、収益性は安定している。同社は「未来マーケティング企業」を標榜し、2026-2030年長期経営構想のもと、ITソリューション事業の拡大とサービス型事業へのシフトを進めている。キャッシュ・フローは営業活動で459億円のプラスであり、戦略的なM&Aや投資に充てている。

業界の中での役割はキヤノン製品販売・ITソリューション企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,798億円
営業利益
582億円
営業利益率
8.6%
純利益
415億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
エンター プライズ2,535億円37.3%211億円8.3%
エリア2,291億円33.7%223億円9.7%
コンスーマ1,448億円21.3%130億円9.0%
プロフェッショナル475億円7.0%55億円11.6%
その他(注)150億円0.7%-39億円-78.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンスーマ主力

個人向けにデジタルカメラ、インクジェットプリンター等のキヤノン製品及びキヤノンブランド以外のITプロダクトを提供。

主な製品・サービス2
デジタルカメラ
一眼レフ、ミラーレスなどのデジタルカメラ。個人からプロまで幅広いラインアップ。
インクジェットプリンター
家庭用・オフィス用インクジェットプリンター。写真印刷にも強み。

02エンタープライズ主力

大手企業、準大手・中堅企業向けに、業種・業態ごとの経営課題解決に寄与するITソリューション及びキヤノン製品を提供。

03エリア準主力

全国の中小企業向けに、経営課題解決に寄与するITソリューション及びキヤノン製品を提供。

04プロフェッショナル(産業機器)準主力

半導体メーカー及び電子デバイスメーカー向けに、半導体製造関連装置及び検査計測装置等を提供。

主な製品・サービス2
半導体製造関連装置
半導体製造工程で使用される装置。キヤノングループの技術を活かす。
検査計測装置
半導体や電子デバイスの検査・計測用装置。高精度な測定が可能。

05プロフェッショナル(プロダクションプリンティング)副次

印刷業向けに高速連帳プリンター及び高速枚葉プリンター、流通・小売業向けにPOP制作ソリューション等を提供。

主な製品・サービス2
高速連帳プリンター
連続紙に対応した高速印刷機。大量帳票印刷などに利用。
高速枚葉プリンター
カット紙対応の高速プリンター。商業印刷向け。

06プロフェッショナル(ヘルスケア)副次

病院・診療所・調剤薬局・健診施設向けに、医療情報システムの構築、導入、サポート等を提供。

製品と技術

デジタルカメラとインクジェットプリンター

同社はコンスーマ向けにキヤノンブランドのデジタルカメラとインクジェットプリンターを販売している。デジタルカメラは一眼レフやミラーレスをラインアップし、プロからアマチュアまで幅広くカバーする。インクジェットプリンターは家庭用・オフィス用を展開し、写真印刷に強みを持つ。2025年12月期のコンスーマセグメント売上高は1,447億円と全体の約21%を占めるが、市場縮小の影響で販売台数は減少傾向にある。一方、Windows 10サポート終了に伴うPCの需要増加がITプロダクトの売上を押し上げた。

高速連帳・枚葉プリンターとPOPソリューション

プロフェッショナルのプロダクションプリンティング事業では、印刷業向けに高速連帳プリンターと高速枚葉(カット紙)プリンターを提供する。連帳プリンターは連続紙に対応し、大量帳票印刷などに利用される。また、流通・小売業向けにはPOP制作に関連するソリューションを提供している。2025年12月期は前年に大型案件があった反動で売上は減少したが、引き続き商業印刷分野での需要を取り込む。

半導体製造関連装置と検査計測装置

産業機器事業では、半導体メーカーや電子デバイスメーカー向けに、半導体製造関連装置と検査計測装置を供給する。キヤノングループの技術を活かした高精度な装置が特徴で、2025年12月期は検査計測装置の販売が大幅に増加した。同事業はプロフェッショナルセグメントの中で売上成長が最も顕著であり、半導体市場の投資動向に影響を受けるが、安定的な需要がある。

医療情報システムの構築・導入・サポート

ヘルスケア事業では、病院・診療所・調剤薬局・健診施設向けに医療情報システムを提供する。単なるシステム販売にとどまらず、構築から導入、運用サポートまで一貫して手がける。2025年12月期は病院向け大型案件の獲得により売上が大幅に増加した。同社は2011年にエルクコーポレーションを子会社化して以来、この分野を成長事業と位置づけ、キヤノングループの医療機器販売とも連携している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

キヤノン製品販売で首位、卸売業の安定勢力

キヤノン製品の販売代理店として国内市場で強固な地位を築く。同業他社にはリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などがあり、それぞれ異なる商材で競合する。同社はキヤノンという強力なブランドを背景に、オフィス機器やカメラの販売で高いシェアを保持。売上高は2023年12月期の6095億円から2025年12月期には6798億円へと増加し、営業利益率も8%台で安定している。親会社との関係が強みである一方、依存度の高さが課題。

強み

  • キヤノン製品の販売権を有し、安定した需要とブランド力を享受。
  • 売上高が毎期増加し、営業利益率も8%超で安定推移。
  • 国内のキヤノン製品販売で首位クラスの規模を誇る。
  • 法人向け事務機器から個人向けカメラまで多様な販路を保有。

課題

  • キヤノン製品への依存度が高く、販売方針変更に影響を受けやすい。
  • 事務機器のペーパーレス化やカメラ市場縮小が需要を減退させる。
  • リョーサン菱洋など同業との価格競争が激しく、利益率圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がキヤノンマーケティングジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13132マクニカホールディングス6,346億円22.8倍
23774インターネットイニシアティブ5,955億円23.3倍
38056BIPROGY4,689億円14.8倍
48050セイコーグループ4,422億円39.7倍
59449GMOインターネットグループ4,333億円22.3倍
68060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
73923ラクス3,850億円29.4倍
84194ビジョナル3,589億円20.8倍
93994マネーフォワード3,429億円78.6倍
103107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍
111417ミライト・ワン3,286億円13.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

キヤノン事務機販売として創業した1968年

同社は1968年2月、キヤノン株式会社の事務機営業部門を母体として、東京都中央区銀座にキヤノン事務機販売株式会社として設立された。当初はキヤノン事務機製品の国内販売を目的としていた。3年後の1971年11月にはキヤノンカメラ販売とキヤノン事務機サービスを吸収合併し、商号をキヤノン販売株式会社に変更した。これにより、カメラと事務機の販売・サービス機能を統合し、総合販売会社としての基盤を固めた。

上場と事業拡大の1970年代〜1980年代

1974年9月に本社を港区三田に移転。1979年1月にはキヤノン株式会社から光機および医療機の国内販売部門を譲り受け、光機営業本部を新設した。1981年8月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1983年6月には第一部に指定替えとなった。1980年代は関連会社への出資も活発で、1980年にコピア販売(現キヤノンシステムアンドサポート)、1985年に日本タイプライター、1989年に日本リニアック(後のキヤノテック)に出資または子会社化し、販売領域を広げた。

ITサービス強化とグループ再編の2000年代

2002年11月、キヤノンシステムアンドサポートとキヤノン・エヌ・ティー・シーを株式交換により完全子会社化。2003年1月には住友金属システムソリューションズの全株式を取得し、キヤノンシステムソリューションズ(現キヤノンITソリューションズ)とした。同年4月には本社を現在地の港区港南に移転。2006年4月、商号をキヤノンマーケティングジャパン株式会社に変更し、販売からマーケティングへと役割を拡大する意思を示した。2007年には株式会社アルゴ21を買収し、IT分野をさらに強化した。

IT子会社の統合と持株会社化(2008〜2010年)

2008年4月、キヤノンシステムソリューションズがアルゴ21を吸収合併し、キヤノンITソリューションズに商号変更。2009年1月にはキヤノンITソリューションズがキヤノンネットワークコミュニケーションズを吸収合併した。2010年4月、キヤノンITソリューションズは株式移転により中間持株会社キヤノンMJアイティグループホールディングスを設立。同年5月にはキヤノンソフトウェアを完全子会社化し、7月には同ホールディングスがキヤノンソフトウェアとエディフィストラーニングを子会社化した。これにより、IT関連事業を統括する体制が整った。

ヘルスケア分野への進出と安定的な成長(2011年以降)

2011年6月、株式会社エルクコーポレーション(現キヤノンメドテックサプライ)の株式を公開買付けにより取得し、子会社化した。これにより医療機器販売分野へ本格参入。2024年には「未来マーケティング企業」を宣言し、パーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を公表した。2025年12月期の売上高は6,798億円、営業利益582億円と過去最高を更新し、安定した成長を続けている。

年表34件を開く

1960年代

  • 1968年2月創業キヤノン株式会社の事務機営業部門が母体となり、キヤノン事務機製品の国内販売を目的として、東京都中央区銀座にキヤノン事務機販売株式会社として設立。

1970年代

  • 1971年11月M&Aキヤノンカメラ販売株式会社及びキヤノン事務機サービス株式会社を吸収合併、商号をキヤノン販売株式会社と変更。
  • 1974年9月本社を東京都港区三田に移転。
  • 1978年4月株式会社富士システム開発に出資。
  • 1979年1月キヤノン株式会社より光機及び医療機の国内販売部門を譲受け、光機営業本部を新設。

1980年代

  • 1980年7月コピア販売株式会社(現商号 キヤノンシステムアンドサポート株式会社)に出資。
  • 1981年8月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1982年12月株式会社富士システム開発が商号をキヤノンソフトウェア株式会社と変更。
  • 1983年6月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1985年7月日本タイプライター株式会社に出資し業務提携を行う。
  • 1986年7月コピア販売株式会社が商号をキヤノンコピア販売株式会社と変更。
  • 1989年5月株式会社日本リニアックの株式を追加取得し、同社を子会社とする。

1990年代

  • 1990年1月株式会社日本リニアックが商号をキヤノテック株式会社と変更。
  • 1991年5月日本タイプライター株式会社の株式を追加取得し、同社を関連会社から子会社とする。
  • 1994年6月キヤノンソフトウェア株式会社が株式を日本証券業協会に店頭登録銘柄として公開。
  • 1999年12月上場キヤノンコピア販売株式会社(現商号 キヤノンシステムアンドサポート株式会社)が株式を東京証券取引所市場第二部に上場(2000年12月に市場第一部に指定替え)。

2000年代

  • 2000年7月キヤノンコピア販売株式会社が商号をキヤノンシステムアンドサポート株式会社と変更。
  • 2001年5月日本タイプライター株式会社が商号をキヤノン・エヌ・ティー・シー株式会社と変更。
  • 2002年11月キヤノンシステムアンドサポート株式会社とキヤノン・エヌ・ティー・シー株式会社を株式交換により、当社100%子会社とする。
  • 2003年1月株式会社住友金属システムソリューションズ(現商号 キヤノンITソリューションズ株式会社)の全株式を取得し、同社が商号をキヤノンシステムソリューションズ株式会社と変更。
  • 2003年4月本社を東京都港区港南(現在地)に移転。
  • 2003年4月キヤノンソフトウェア株式会社の株式を追加取得し、同社を関連会社から子会社とする。
  • 2003年5月キヤノン・エヌ・ティー・シー株式会社の全株式をキヤノン株式会社に譲渡。
  • 2003年12月上場キヤノンソフトウェア株式会社が株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2004年10月キヤノテック株式会社を株式交換により、当社100%子会社とする。
  • 2005年1月M&Aキヤノテック株式会社がキヤノン株式会社の子会社であるファストネット株式会社と合併し、商号をキヤノンネットワークコミュニケーションズ株式会社と変更。
  • 2006年4月商号をキヤノンマーケティングジャパン株式会社と変更。
  • 2007年6月株式会社アルゴ21の株式を公開買付けにより取得し、同社を子会社とする。
  • 2008年4月M&Aキヤノンシステムソリューションズ株式会社が株式会社アルゴ21と合併し、商号をキヤノンITソリューションズ株式会社と変更。
  • 2009年1月M&AキヤノンITソリューションズ株式会社がキヤノンネットワークコミュニケーションズ株式会社と合併。

2010年代

  • 2010年4月創業キヤノンITソリューションズ株式会社が株式移転により中間持株会社キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社を設立。
  • 2010年5月キヤノンソフトウェア株式会社を株式交換により、当社100%子会社とする。
  • 2010年7月キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社がキヤノンソフトウェア株式会社及びエディフィストラーニング株式会社を株式交換により100%子会社とする。
  • 2011年6月株式会社エルクコーポレーション(現商号 キヤノンメドテックサプライ株式会社)の株式を公開買付けにより取得し、同社を子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業を通じた社会課題解決と企業価値向上

    キヤノン製品事業の収益性強化と、ITソリューション事業の収益性向上を伴った売上拡大を図る。

  2. 02

    サービス型事業の成長を核にした高収益化

    強固な顧客基盤を発展・深耕し、ICTを軸としたサービス型事業を拡大。ITソリューションとキヤノン製品事業の掛け合わせで新価値を提供。投資機能を強化し新たな事業の柱を確立。

  3. 03

    経営資本強化による好循環創出

    事業ポートフォリオに即した高度人材の獲得・定着、従業員エンゲージメント向上、ビジネスプロセス変革とIT基盤強化による生産性向上、戦略的キャッシュアロケーションを推進。

  4. 04

    長期経営構想・中期経営計画の推進

    「2026-2030 長期経営構想」の基本戦略に基づき、「2030ビジョン」実現と「マテリアリティ」実行のための「2026-2028 中期経営計画」を策定・推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で18,425人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は849万円で、9期前と比べて+2.3%平均年齢は48.4歳、平均勤続年数は24.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月17,887
2017年12月17,647
2018年12月17,282
2019年12月83148.124.617,001
2020年12月79448.324.816,544
2021年12月86748.525.016,220
2022年12月85748.825.315,973
2023年12月83548.825.216,089
2024年12月82748.725.018,395289
2025年12月84948.424.618,425316

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率64.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)84.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
エンタープライズ — キヤノンIT ソリューションズ㈱(東京都港区ほか)358億円
本社 — 東京都港区342億円
コンスーマ、エンタープライズ、エリア
港南事業所 — 東京都港区6,932百万円
コンスーマ、エリア、プロフェッショナル
西東京データセンター — 東京都西東京市4,423百万円
エンタープライズ
エンタープライズ — ㈱プリマジェスト(東京都品川区ほか)974百万円
東品川事業所 — 東京都品川区709百万円
その他
熊本営業所 — 熊本市中央区702百万円
エリア、プロフェッショナル
秋田オフィス — 秋田県秋田市613百万円
コンスーマ
プロフェッショナル — キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ㈱(東京都港区ほか)605百万円
エリア — キヤノンシステム アンドサポート㈱(東京都港区ほか)505百万円
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    キヤノン㈱(注)3
    東京都 大田区 · その他の関係会社
    議決権52.1%
  • 国内
    キヤノンIT ソリューションズ㈱(注)4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    キヤノンシステム アンドサポート㈱(注)2、5
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    キヤノンプロダクション プリンティングシステムズ㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プリマジェスト
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他12社
    - · 連結子会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    国税情報システムの高度化に係る機器の借入等(区分7)一式
    国税庁 · 2024-04-19
    4.9億円
  • 調達
    令和5年度調達在外本官用プリンタ(インクジェット複合機)の賃貸借・保守一式
    外務省 · 2023-07-24
    2.4億円
  • 調達
    国土交通本省行政情報ネットワークシステム用トナー外購入(単価契約)
    国土交通省 · 2021-03-26
    2.3億円
  • 調達
    令和7年度在外本官用プリンタの賃貸借・保守一式
    外務省 · 2025-08-27
    1.7億円
  • 調達
    複合機の賃貸借及び保守業務
    財務省 · 2026-02-19
    7,756万円
  • 調達
    プリンタ用トナーカートリッジ等(5品目)
    外務省 · 2018-03-28
    7,304万円
  • 調達
    石綿関連文書の電子化及びマニュアル作成事業
    厚生労働省 · 2025-03-28
    7,229万円
  • 調達
    石綿関連文書の電子化マニュアル作成事業
    厚生労働省 · 2024-06-25
    6,299万円
  • 調達
    プリンタ用トナーカートリッジ(5品目)
    外務省 · 2019-04-22
    4,752万円
  • 調達
    電子式複写機の購入及び保守業務(区分1)
    国税庁 · 2018-02-09
    2,833万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は6,798億円営業利益582億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.0%、利益が+9.6%。

売上高
+4.0%
6,798億円
営業利益
+9.6%
582億円
純利益
+5.6%
415億円
営業利益率
8.6%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高6,850億円6,798億円
営業利益630億円582億円
純利益440億円415億円
1株あたり配当¥95¥95

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は3,398億円、営業利益は325億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.8%、営業利益は+19.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1,5481539.9105
2023年2Q1,4801188.082
2023年3Q1,4181067.572
2023年4Q1,649106
2024年1Q1,5721388.895
2024年2Q1,6171227.5106
2024年4Q3,3502718.1192
2025年2Q3,3382738.2189
2025年4Q3,4603098.9226
2026年2Q3,3983259.6226

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は6,592億円から6,798億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は8.6%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月6,592181106
2013年12月6,572182102
2014年12月6,594266160
2015年12月6,460280157
2016年12月6,293287182
2017年12月6,322315207
2018年12月6,216305208
2019年12月6,211339223
2020年12月5,451352220
2021年12月5,521411294
2022年12月5,881510356
2023年12月6,095536365
2024年12月6,5395315448.1393
2025年12月6,7985825988.6415

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高6,798億円のうち、営業利益として残るのは582億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は415億円、売上の6.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.0%4,621億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.5%1,595億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%582億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.3pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.7pt
6.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.3pt
10.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが459億円、投資CFが311億円で、差し引きのフリーCFは770億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は1,601億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月338−161−1181771,083
2013年12月288−258−91301,022
2014年12月382−152−452301,206
2015年12月297−445−62−148996
2016年12月333−195−611381,073
2017年12月28980−713691,370
2018年12月170−105−78651,356
2019年12月221−946−86−725545
2020年12月385−262−66123601
2021年12月328−159−92169680
2022年12月377−101−113276846
2023年12月282−100−133182897
2024年12月477757−1,0271,2341,107
2025年12月459311−2777701,601

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は5,644億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,138億円で、自己資本比率は73.1%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月4,6262,5412,08554.9
2013年12月4,6712,5712,10055.0
2014年12月4,7972,7042,09356.3
2015年12月4,8652,7742,09156.9
2016年12月4,9772,8092,16856.4
2017年12月5,1082,9752,13358.1
2018年12月4,9883,0361,95260.8
2019年12月5,0373,2511,78664.4
2020年12月5,0663,4611,60568.2
2021年12月5,2643,7471,51771.0
2022年12月5,4374,0041,43373.5
2023年12月5,5744,3551,21978.0
2024年12月5,2463,8371,40973.0
2025年12月5,6444,1381,50673.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
1,596億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,260億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
397億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,506億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中28位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中188位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,695で、1年前と比べて+33.7%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥3,695-2.2%1ヶ月+3.5%1年+33.7%時価総額4,104億円
過去52週の値幅
安値¥2,832.5高値¥3,941

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.5倍
PER (会社予想)17.5倍
PBR1.95倍
配当利回り2.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半に3550円前後で推移し、8月14日に3696円まで上昇。その後は3550〜3680円のレンジで、8月21日は3609円と、25日移動平均線(3598円)をわずかに上回る。1カ月で0.98%の小幅上昇で、方向感は乏しいが、52週高値(3941円)からは約8%低い位置。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは17.05倍と予想17.1倍に近く、業界平均17.93倍を下回る。PBRは1.91倍で平均1.23倍を上回るが、ROE10.4%を考慮すると株価純資産倍率は許容範囲。配当利回り2.63%は平均2.93%に近く、配当性向48.5%と安定。業績は増収増益基調で、妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.5倍17.9倍
PER (予想)17.5倍
PBR1.95倍1.24倍
ROE10.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、キヤノン本体の業績や製品競争力に依存するビジネス構造の中で、周辺サービスやソリューション事業の成長が既存の販売・サービス収益を上回るかどうか。強気派は、企業のデジタル変革需要やハイブリッドワーク拡大で複合機・サービス需要が堅調であり、周辺サービスが収益の柱になってきたとみる。一方弱気派は、キヤノン本体の国内市場の頭打ちや競争激化で販売利益が圧迫される懸念、さらに為替や世界経済の不透明感が需要に影響すると慎重。キヤノン本体の業績と自社の伸びしろのどちらに重きを置くかが対立点。

プラスに働く材料7
  • サービス・ソリューション成長

    法人向けサービスや関連ソリューションの拡大で売上構成比率が向上し、販売依存度が低下

  • 堅調な販売実績

    直近売上高が増加傾向にあり、続伸の見込み。複合機・カメラの需要が底堅い

  • 親会社のサポート

    キヤノンの日本市場での強固な地位と製品ラインアップが安定した取引の基盤

  • 2025/12期は営業利益582億円と前期比9.6%増決算発表後影響

    売上高6,798億円(前期比4.0%増)、営業利益582億円(同9.6%増)、営業利益率8.56%

  • PBR1.94倍はROE10.4%に対して妥当、改善余地継続影響

    ROE10.4%とPBR1.94倍の差は資本効率改善で縮小、株価上昇余地

  • 配当利回り2.59%と株価上昇のコンビネーション通年影響

    株価は1年で30.33%上昇、配当利回り2.59%を加えた総利回りは良好

  • 売上高は3期連続で増加、安定成長継続通年影響

    売上高6,095→6,539→6,798億円と増加、根強い需要が業績を下支え

マイナスに働く材料7
  • 需要減少リスク

    市場全体の成熟やデジタル化の進行で紙媒体需要が減少し、複合機市場が縮小

  • キヤノン頼みの収益

    独占販売が故にキヤノンの業績や戦略変更の影響を直接受け、自律性が乏しい

  • 競争激化と価格競争

    競合の台頭やオンライン販売の拡大で販売・サービス価格の低下圧力が強まる

  • 売上高成長率が7.3%から4.0%へ減速2025/12期影響

    増収率は6,539→6,798億円で3.96%、前期7.28%から半減

  • 営業利益率8.56%は伸び悩みの可能性2026年以降影響

    営業利益率は8.12%→8.56%と+0.44pt改善、限界利益率は頭打ち

  • 純利益415億円の伸びは5.6%と低調決算発表後影響

    純利益393→415億円、PER17.3倍に見合う成長率ではない

  • 外国人保有16.27%と低く物色されにくい継続影響

    外国人保有比率が16.27%と低位、パッシブ中心の買いでは需給効果が小さい

次の決算で確かめる点
サービス・ソリューション売上高
販売以外の収益成長の度合いを示し、既存ビジネスの質的変化を確認
販売台数・受注動向
主要製品の需要動向や市場シェアの変化を把握するため
営業利益率
販売・サービス収益のバランスや収益性の安定性を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり95で、前期から+21.4%いまの株価に対する利回りは2.57%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥95
1株あたり
配当利回り
2.57%
いまの株価に対して
配当性向
48.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2547.7
2017年12月3020.042.9
2018年12月300.045.9
2019年12月300.058.5
2020年12月25−16.744.1
2021年12月3850.037.3
2022年12月4520.034.6
2023年12月6033.347.7
2024年12月7016.743.9
2025年12月8521.448.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥95

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,034人。区分でいちばん多いのは事業法人51.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.5%を占め、残る35.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人59.059.059.159.251.651.6
個人・その他14.114.313.613.316.117.6
外国法人12.212.512.013.316.316.3
金融機関12.812.713.413.313.112.9
自己株式1.11.11.11.12.03.5
証券会社2.01.51.81.02.91.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01キヤノン㈱50.15
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)6.52
03キヤノンマーケティングジャパングループ社員持株会4.42
04㈱日本カストディ銀行(信託口)3.34
05ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.63
06キヤノンマーケティングジャパン取引先持株会1.11
07CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.93
08㈱みずほ銀行0.90
09ザ バンク オブ ニユーヨーク トリーテイー ジヤスデツク アカウント(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)0.78
10ジェーピー モルガン チェース バンク 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)0.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+393%、1株純資産は14期で+102%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月771,9084.215.943.9
2013年12月771,9804.019.139.3
2014年12月1242,0836.116.644.5
2015年12月1212,1365.715.749.2
2016年12月1402,1636.514.047.7
2017年12月1592,2917.219.142.9
2018年12月1612,3376.912.245.9
2019年12月1722,5027.114.858.5
2020年12月1702,6646.613.944.1
2021年12月2272,8848.210.137.3
2022年12月2743,0819.210.934.6
2023年12月2813,3528.715.247.7
2024年12月3203,5159.616.243.9
2025年12月3813,85010.418.048.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額422百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
足立正親代表取締役社長 社長執行役員6634,556
溝口稔取締役 専務執行役員6612,744
蛭川初巳取締役 常務執行役員 マーケティング 統括部門長6110,336
大里剛取締役 上席執行役員 経理本部長629,864
大澤善雄取締役74
長谷部敏治取締役70
河本宏子取締役69738
宮原さつき取締役60167
濱田史朗常勤監査役6520,711
橋本圭弘常勤監査役623,236
橋本巌常勤監査役651,471
鈴木清純常勤監査役61593
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
長谷川茂男監査役744,315
伴能正彦常勤監査役57137
荒井英一常勤監査役59
志村さやか監査役64

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4202591627870
社外取締役7959514
監査役2494925

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容807字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社とその連結子会社16社によって構成されており、グローバルに展開するキヤノングループの一員として、日本市場におけるキヤノン製品の販売、サービス、マーケティングに加え、独自事業としてITソリューションや産業機器、ヘルスケア等のビジネスを行っております。 当社グループの各事業内容と各関係会社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (コンスーマ) 主に個人のお客さま向けのデジタルカメラやインクジェットプリンター等のキヤノン製品及びキヤノンブランド以外のITプロダクトを提供しております。 (エンタープライズ) 主に大手企業、準大手・中堅企業向けに、業種・業態ごとの経営課題解決に寄与するITソリューション及びキヤノン製品を提供しております。 (エリア) 主に全国の中小企業向けに、お客さまの経営課題解決に寄与するITソリューション及びキヤノン製品を提供しております。 (プロフェッショナル) 各専門領域のお客さま向けに、製品やソリューションを提供しております。 <プロダクションプリンティング> 主に印刷業向けに、高速連帳プリンター及び高速枚葉(カット紙)プリンター、流通・小売業向けに、POP制作に関連するソリューション等を提供しております。 <産業機器> 主に半導体メーカー及びその他電子デバイスメーカー向けに、半導体製造関連装置及び検査計測装置等を提供しております。 <ヘルスケア> 主に病院・診療所・調剤薬局・健診施設向けに、医療情報システムの構築、導入、サポート等を提供しております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,448字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、1988年より、キヤノングループの理念である「共生」のもと、サステナビリティ経営を推進し、人・社会・自然との調和を図りながら事業を通じた社会課題の解決に取り組んでおります。 社会課題は複雑化、深刻化しており、持続可能な社会の実現に向けて、多様なステークホルダーとともにマーケティングの力でより広範な未来の社会課題を解決し続けていくため、2024年1月に、当社グループを象徴する表現として「未来マーケティング企業」を宣言いたしました。そして、変化の速度と不確実性が高まる時代においても、「未来マーケティング企業」として常に未来を見据え、社会的な存在意義を明示することで、グループ社員の志を一つにするとともに、ステークホルダーとの共創・協業をより一層進め、社会課題解決を加速していくために、当社グループのパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を2024年1月に公表いたしました。キヤノンMJグループパーパスのもと、未来の課題にまで目を向け、既存の枠にとらわれない新たな価値の創造に果敢に挑戦し、長期的な視点でサステナビリティ経営を推進しております。 持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、「2026-2030 長期経営構想」を策定し、その基本戦略に基づき、「2030ビジョン」の実現及び「マテリアリティ」の実行推進に向けた実行計画として「2026-2028 中期経営計画」を策定し、推進しております。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 わが国の経済は、米国の通商政策の影響や国内の物価上昇等が景気を下押しするリスクがあるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されます。 このような経済環境のもと、当社グループは、引き続きキヤノン製品事業の更なる収益性の強化を図るとともに、成長事業と位置づけるITソリューション事業の収益性向上を伴った売上拡大を図っていくことが課題と捉えております。 また、当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、「2026-2030 長期経営構想」を策定しており、その基本戦略に基づき、2030ビジョン「人と技術の力で明日を切り拓く事業創造企業グループ」の実現及び経営指標の達成に向けた実行計画として「2026-2028 中期経営計画」を策定しております。当社グループは、これらの推進を通じて業容の拡大と業績の向上に努めてまいります。 (2030ビジョン) 人と技術の力で明日を切り拓く事業創造企業グループ (基本戦略) 1.事業を通じた社会課題解決による、持続的な企業価値の向上 2.サービス型事業の成長を中核とした高収益企業グループの実現 ・強固な顧客基盤のさらなる発展と深耕 ・ICTを軸としたサービス型事業の拡大 ・ITソリューションとキヤノン製品事業の掛け合わせによる新しい価値の提供 ・投資機能強化による新たな柱となる事業の確立、コア事業の強化 3.経営資本強化による、好循環の創出 ・事業ポートフォリオに即した高度人材の獲得・定着 ・会社と従業員が共に成長するエンゲージメントの向上 ・ビジネスプロセスの変革とIT基盤強化による生産性向上 ・戦略的キャッシュアロケーションによる成長戦略の推進
事業等のリスク3,397字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断しております。 (1) 市場の競合及び変動による影響 オフィスMFPでは本体については、オフィスの統廃合や入替サイクルの長期化による出荷台数の減少の可能性があります。保守サービスについては、ペーパーレス化によるプリントボリュームの減少が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。レーザープリンターのトナーカートリッジについては、第三者により代替品が販売されており、その販売量が拡大した場合、キヤノン純正品の収益の圧迫要因となります。 レンズ交換式デジタルカメラについては、需要動向や外部環境の変化により市場が縮小する可能性があります。また、インクジェットプリンターについては、カラープリントの減少等によるプリントボリュームの低下に伴い、インクジェットプリンター本体及びインクカートリッジの売上減少が続く可能性があります。 産業機器については、半導体製造装置や検査計測装置が半導体デバイスメーカーの設備投資の状況に受注面で大きな影響を受けます。これらのメーカーの設備投資が低下した場合、業績が低迷する可能性があります。 ヘルスケアについては、医薬品医療機器等法(薬機法)や医療情報保護に関する各種ガイドラインにより、法令順守体制の整備と品質管理の徹底及び情報セキュリティ対策等が要求されております。当社グループは法規制等に対し万全の体制を整えておりますが、想定外のリスクが発生し、要求事項を正常に運用できなかった場合、医療機関や医療機関向け販売業者との取引が減少する可能性があります。 BPO事業については、生成AI等の技術革新により作業プロセスの簡素化や自動化が進み、一部の領域において受託業務量の減少が業績にマイナスの影響を与えることが考えられます。また、ITを活用した高度な運用を行いつつ案件数が増加していく中で、受託内容の複雑化、多様化が進むことにより関連法規違反、情報セキュリティ事故、受託時の期待される品質を下回るような過誤が生じた場合、当社グループの信頼性の低下や社会的な信用が毀損されるリスクがあります。 また、親会社のキヤノン株式会社をはじめ、多数の取引先からの商品及びサービスの提供を受けているため、自然災害や重大事故の影響等、取引先の何らかの事情により十分な供給を受けられない等のリスクが発生する可能性があります。その場合には、販売活動の円滑な推進ができず、業績に影響を与える懸念もあります。 (2) システム開発 当社グループでは、さまざまなソリューションをお客さまに提供するため、幅広い分野でのシステム受託開発を行っております。案件を進めるにあたっては、社内での審議体制の構築、プロジェクト管理、綿密な作業工数管理を行い、不採算案件が発生しないように、リスクの低減に努めております。 しかしながら、顧客との仕様・進捗に関する認識の不一致等により、多大な追加工数が発生した場合にコストが増大する可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) データセンター事業 当社グループでは、西東京データセンターを設立し、データセンターサービスやクラウドサービス、システム運用サービス等のストック型ITサービス事業を行っております。データセンターについては、建物や設備、セキュリティ、運営品質等の各要素において、高度な水準が求められるため、安定した地盤に建設し、高性能なファシリティと厳重なセキュリティを備えております。また、長年のデータセンター運営で蓄積した知見・ノウハウをもとに、2017年に「M&O認証※」を取得しており、第三者機関が証明するグローバル基準の運営品質を備えております。 しかしながら、地震、大規模な水害、火災等の災害や感染症、運用ミス、サイバー攻撃等が発生した場合、施設・システムの運用の停止や重要な顧客情報の漏洩により、取引先等の関係者に損害等を発生させる場合があり、また、その信用の低下等から当社グループの事業運営や、業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 ※米国の民間団体「Uptime Institute」が定めているデータセンターの運営品質に関するグローバル基準 (4) 情報管理 当社グループでは、さまざまなグループ経営に関する重要情報を有しているほか、お客さまに対するソリューションの提供等を通して、法人に関する機密情報及び個人情報を多数保有しております。これらの情報管理については、「情報セキュリティ基本方針」・「情報セキュリティ基本規程」・「個人情報保護方針」・「個人情報保護規程」を策定しており、社員に対する教育・研修等により情報管理の重要性の周知徹底、システム上のセキュリティ対策の実施と対策状況の確認を行う等、情報セキュリティに関するマネジメント体制を整え、運用しております。業務委託先についても選定基準や安全管理措置の確認方法等を定めたルールや管理体制を整備し、適切な管理・監督を行っております。 また、サイバーセキュリティ専門組織Canon MJ-CSIRT※によるサイバー攻撃の予防・検知・発生時対策の実施体制を整備しております。 しかしながら、これらの対策にもかかわらず、サイバー攻撃等により重要な情報が外部に漏洩した場合には、取引先等の関係者に損害等を発生させる場合があり、また、その信用の低下等から当社グループの事業運営や、業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 ※CSIRT:Computer Security Incident Response Team (5) 自然災害等 当社グループが事業活動を展開する地域において、地震や台風等の自然災害及び重大な感染症の流行等が発生した場合には、人的・物的被害が生じ、当社グループの事業活動に影響を与える可能性があります。当社グループでは、設備や情報システムに対するバックアップ体制の整備、グループ全体での災害対応訓練や事業所単位での防災訓練等を通じて災害が生じた場合の被害の未然防止・最小化に向けた取り組みを進めておりますが、これによって災害等による被害を十分に回避できる保証はなく、発生時には当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、これらの自然災害等によって経済活動の停滞やサプライチェーンの混乱、取引先の事業活動・投資意欲の減退等が発生する場合、当社グループのビジネス、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 貸倒れリスク 当社グループでは、商品及びサービスの提供後に代金を回収する取引が多いことから、予測できない貸倒損失が発生する可能性があります。このため、外部信用調査機関の信用情報等を活用して徹底した与信管理を行うとともに、ファクタリング等の活用によりリスクヘッジを行っております。また、債権の回収状況等により個別に貸倒引当金を設定し将来の貸倒れリスクに備えております。 しかしながら、予期せぬ事態により多額の回収不能額が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 (7) 親会社との関係 当社は、キヤノン株式会社の子会社(2025年12月31日現在の同社の議決権保有比率52.1%)であり、キヤノン株式会社がキヤノンブランドを付して製造するすべての製品(半導体露光装置・液晶基板露光装置・医療機器を除く)を日本国内において独占的に販売する権利を有しております。当連結会計年度における同社からの仕入高は当社全体の仕入高において依然として高い水準となっております。 これらの事情から、キヤノン株式会社の経営方針、事業展開等に大幅な転換があった場合には、当社グループの事業活動や業績、財務状況に大きな影響が及ぶ可能性があります。また、関連業界におけるキヤノン製品の優位性が、何らかの理由により維持できなくなった場合には、当社グループの業績等に悪影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,180字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 (1) 業績 当期におけるわが国の経済は、緩やかな回復が続きました。個人消費は、物価上昇等の影響で消費者マインドに弱さが見られたものの、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな増加基調が続きました。企業の設備投資は、製造業を中心に更新投資や能力増強投資、人手不足に対応するための省力化投資等を背景に、好調に推移しました。特にIT投資については、製造業や金融業を中心に幅広い業種で投資意欲が高い状態にあり、好調に推移しました。 このような経済環境のもと、ITソリューションのうち保守・運用サービス/アウトソーシングやITプロダクト・システム販売が順調に推移したこと等により、当社グループの売上高は6,797億99百万円(前期比4.0%増)となりました。 利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、営業利益は581億88百万円(前期比9.5%増)、経常利益は598億39百万円(前期比10.0%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年に計上したエーアンドエー株式会社の株式譲渡に伴う特別利益の剥落があったものの、売上増加に伴う利益の増加や政策保有株式の売却に伴う投資有価証券売却益を計上したことにより、414億58百万円(前期比5.5%増)となりました。 各報告セグメントの業績は以下のとおりです。増減に関する記載は、前期との比較に基づいています。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、当期の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。 コンスーマ レンズ交換式デジタルカメラについては、前年のインバウンド需要の反動やエントリークラスで販売を終了した機種があったこと等により、売上は減少しました。 インクジェットプリンターについては、市場の縮小により、売上は減少しました。インクカートリッジについては、プリントボリュームの減少等により、売上は減少しました。 ITプロダクトについては、Windows 10の延長サポート終了に伴う高性能PCの販売やPC周辺機器の販売が好調に推移したこと等により、売上は大幅に増加しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,447億96百万円(前期比0.1%増)となりました。セグメント利益については、売上総利益率の悪化に伴う売上総利益の減少により、130億21百万円(前期比5.4%減)となりました。 エンタープライズ 主要キヤノン製品については、オフィスにおけるペーパーレス化の影響が続いていること等により、レーザープリンターの台数及びオフィスMFPの保守サービスの売上は減少し、レーザープリンターカートリッジの売上は微減となりました。市場は縮小しているものの、オフィスMFPについては、複数の大型案件があり、台数は大幅に増加しました。 ITソリューションについては、文教や金融業向けPCの大型案件があったことに加え、株式会社プリマジェストの連結子会社化の影響や同社の着実な成長により、売上は増加しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は2,657億59百万円(前期比6.3%増)となりました。セグメント利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、210億86百万円(前期比8.7%増)となりました。 エリア 主要キヤノン製品については、オフィスにおけるペーパーレス化の影響が続いていること等により、レーザープリンターの台数やオフィスMFPの保守サービスの売上、レーザープリンターカートリッジの売上は減少しました。市場は縮小しているものの、オフィスMFPについては、使用期間が長期化しているお客さまの機器の入替やお客さまの業務効率向上に向けた提案活動を積極的に進めたことにより、台数は増加しました。 ITソリューションについては、Windows 10の延長サポート終了に伴うビジネスPCの入替が進んだことに加え、ビジネスPCと合わせて提案したランサムウェア対策ソフト、ウイルス対策ソフト「ESET」等のセキュリティや中小企業のサステナブル経営・DX推進をトータルで支援する「まかせてIT」の契約件数が増加したことにより、売上は大幅に増加しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は2,402億51百万円(前期比3.9%増)となりました。セグメント利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、223億24百万円(前期比21.8%増)となりました。 プロフェッショナル (プロダクションプリンティング) プロダクションプリンティング事業では、主に印刷業向けに、高速連帳プリンター及び高速枚葉(カット紙)プリンター、流通・小売業向けに、POP制作に関連するソリューション等を提供しております。 当事業については、前年に高速連帳プリンター案件が複数あり、その剥落により、売上は減少しました。 (産業機器) 産業機器事業では、主に半導体メーカー及びその他電子デバイスメーカー向けに、半導体製造関連装置及び検査計測装置等を提供しております。 当事業については、検査計測装置の販売が増加したこと等により、売上は大幅に増加しました。 (ヘルスケア) ヘルスケア事業では、主に病院・診療所・調剤薬局・健診施設向けに、医療情報システムの構築、導入、サポート等を提供しております。 当事業については、病院向けの大型案件の獲得等により、売上は大幅に増加しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は488億26百万円(前期比8.9%増)となりました。セグメント利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、55億45百万円(前期比21.9%増)となりました。 (注)各セグメント別の売上高は、外部顧客への売上高にセグメント間の内部売上高又は振替高を加算したものであります。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローの資金の増加は、459億12百万円(前連結会計年度は476億67百万円の増加)、投資活動によるキャッシュ・フローの資金の増加は、310億55百万円(前連結会計年度は757億35百万円の増加)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの資金の減少は、276億57百万円(前連結会計年度は1,026億75百万円の減少)となりました。以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ493億47百万円増加し、1,600億73百万円となりました。 2.生産、受注及び販売の状況 当社グループの事業形態は主に国内外から仕入を行い、国内での販売を主要業務としているため、生産実績及び受注実績に代えて仕入実績を記載しております。 (1) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) コンスーマ   106,811   98.8 エンタープライズ   110,017   100.1 エリア   129,165   109.3 プロフェッショナル   25,832   116.2 報告セグメント計   371,826   103.7 その他   -   - 合計   371,826   103.7 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度より、「エンタープライズ」セグメントの一部システム開発・運用組織を「その他」に移管しております。また、「その他」に含まれていた株式会社プリマジェスト及びその子会社3社を「エンタープライズ」セグメントに移管しております。 (2) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) コンスーマ   144,782   100.1 エンタープライズ   253,509   105.1 エリア   229,066   104.2 プロフェッショナル   47,484   109.0 報告セグメント計   674,843   103.9 その他   4,956   106.4 合計   679,799   104.0 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.総販売実績に対して10%以上に該当する販売先はありません。 3.当連結会計年度より、「エンタープライズ」セグメントの一部システム開発・運用組織を「その他」に移管しております。また、「その他」に含まれていた株式会社プリマジェスト及びその子会社3社を「エンタープライズ」セグメントに移管しております。 3.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断しております。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたり、経営者の判断に基づく会計方針の選択と適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となりますが、その判断及び見積りに関しては連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性が伴うことから、これら見積りと異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 (流動資産) 現金及び預金の増加503億47百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加76億7百万円、短期貸付金の減少500億10百万円等により、前連結会計年度末より74億61百万円増加し、3,396億46百万円となりました。 なお、売掛債権の保有日数は、前連結会計年度末と比べて2日長くなり、67日となっております。 また、在庫回転日数は、前連結会計年度末と比べて2日短くなり、21日となっております。 (固定資産) 退職給付に係る資産の増加260億87百万円、ソフトウエアの増加63億77百万円、投資有価証券の増加41億99百万円、のれんの減少18億62百万円、顧客関連資産の減少15億85百万円等により、前連結会計年度末より323億74百万円増加し、2,247億80百万円となりました。 なお、有形固定資産は、新規取得による増加97億15百万円、減価償却による減少94億45百万円等により、前連結会計年度末より13億4百万円減少し、867億97百万円となりました。 また、無形固定資産は、新規取得による増加81億46百万円、減価償却による減少61億46百万円等により、前連結会計年度末より29億28百万円増加し、519億61百万円となりました。 (流動負債) 支払手形及び買掛金の増加20億1百万円、未払費用の増加6億23百万円、未払法人税等の減少19億55百万円等により、前連結会計年度末より15億42百万円増加し、1,250億81百万円となりました。 (固定負債) 繰延税金負債の増加90億65百万円、退職給付に係る負債の減少4億93百万円、長期借入金の減少2億9百万円等により、前連結会計年度末より81億79百万円増加し、255億30百万円となりました。 (純資産) 親会社株主に帰属する当期純利益による増加414億58百万円、退職給付に係る調整累計額の増加138億20百万円、配当金の支払163億36百万円、自己株式の増加110億61百万円等により、前連結会計年度末より301億13百万円増加し、4,138億14百万円となりました。 これらの結果、総資産は前連結会計年度末より398億35百万円増加し、5,644億26百万円となりました。 (3) 経営成績の分析 (売上高) 売上高は、ITソリューションのうち保守・運用サービス/アウトソーシングやITプロダクト・システム販売が順調に推移したこと等により、前連結会計年度と比べて4.0%増加し、6,797億99百万円となりました。 詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (売上原価) 売上原価は、開発部門及びサービス部門の人件費が含まれます。前連結会計年度と比べて4.3%増加し、4,621億3百万円となりました。 (売上総利益) 売上総利益は、前連結会計年度と比べて3.2%増加し、2,176億95百万円となりました。 また、売上総利益率は、前連結会計年度と比べて0.2ポイント減少し、32.0%となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、のれん等償却費の増加に加え、商談活動の活発化に伴うSE費用や物流費等の直接費の増加等により、前連結会計年度と比べて1.1%増加し、1,595億7百万円となりました。 (営業利益) 営業利益は、順調なITソリューション事業の売上拡大に伴う売上総利益の増加等により、前連結会計年度と比べて9.5%増加し、581億88百万円となりました。 また、営業利益率は、前連結会計年度と比べて0.4ポイント上昇し、8.6%となりました。 詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (営業外損益) 営業外損益は、前連結会計年度の12億70百万円の利益から、16億51百万円の利益となりました。 (経常利益) 経常利益は、前連結会計年度と比べて10.0%増加し、598億39百万円となりました。 (特別損益) 特別損益は、前連結会計年度の27億54百万円の利益から、7億91百万円の利益となりました。主に、投資有価証券売却益を17億5百万円、減損損失を4億94百万円、投資有価証券売却損を2億26百万円計上したことによるものであります。 (税金等調整前当期純利益) 税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比べて6.1%増加し、606億30百万円となりました。また、売上高に対する比率は、前連結会計年度と比べて0.2ポイント上昇し、8.9%となりました。 (法人税等) 法人税等は、前連結会計年度の177億44百万円から、当連結会計年度は190億86百万円となりました。なお、実効税率は、31.0%でした。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べて5.5%増加し、414億58百万円となりました。 また、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度より61円67銭増加し、381円46銭となりました。株主資本利益率(ROE)は、前連結会計年度と比べて0.8ポイント上昇し、10.4%となりました。 なお、セグメント別業績の分析については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (4) キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ493億47百万円増加し、1,600億73百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローの資金の増加は459億12百万円(前連結会計年度は476億67百万円の増加)となりました。税金等調整前当期純利益606億30百万円、棚卸資産の減少19億69百万円、仕入債務の増加18億91百万円等による資金の増加と、法人税等の支払199億37百万円、売上債権の増加77億6百万円等による資金の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローの資金の増加は310億55百万円(前連結会計年度は757億35百万円の増加)となりました。短期貸付金の純増減額500億10百万円等による資金の増加と、有形固定資産の取得による支出95億66百万円、無形固定資産の取得による支出81億73百万円等による資金の減少によるものであります。 これらの結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計した、当連結会計年度のフリー・キャッシュ・フローの資金の増加は、769億67百万円(前連結会計年度は1,234億2百万円の増加)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローの資金の減少は276億57百万円(前連結会計年度は1,026億75百万円の減少)となりました。配当金の支払163億30百万円、自己株式の取得による支出110億73百万円等によるものであります。 (5) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フローによっております。また、当社と連結子会社間におけるグループファイナンスの実施により、グループ内資金の有効活用を図っております。 運転資金、設備資金等、通常の資金需要につきましては、原則として営業活動によるキャッシュ・フローによる自己資金で充当することとしております。 (6) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 当社グループは、「中期経営計画(2022年~2025年)」を策定し、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として下記の項目を掲げております。 指標   2024年度(実績)   2025年度(計画)   2025年度(実績)   前年比   計画達成率 売上高   (百万円)   653,919   680,000   679,799   104.0%   100.0% 営業利益   (百万円)   53,123   56,000   58,188   109.5%   103.9% 営業利益率   (%)   8.1   8.2   8.6   -   - 親会社株主に帰属する当期純利益   (百万円)   39,315   39,500   41,458   105.5%   105.0% 自己資本利益率(ROE)   (%)   9.6   10.0   10.4   -   - 当連結会計年度の計画に対しては、ITソリューション事業が堅調に推移し、売上高は概ね計画どおりの実績となりました。売上高の増加に伴う売上総利益の増加や、付加価値の高いITソリューションが想定以上に推移したことにより、営業利益は当初の目標を達成しました。また、親会社株主に帰属する当期純利益についても、売上増加に伴う利益の増加や政策保有株式の売却に伴う投資有価証券売却益の計上により、目標を達成しました。

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開示資料

出典

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年12月期 第2四半期決算説明資料2026-07-24

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