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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アップルインターナショナル

APPLE INTERNATIONALCO.,LTD.2788 · Standard · 卸売業

国内最大級の中古車流通ネットワークを擁し、オークション情報とブランドで加盟店を束ねる中古車輸出・買取販売の大手。

概要

アップルインターナショナルは、1992年創業の中古車流通企業である。本社を三重県四日市市に置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場(2003年マザーズ上場、2022年市場変更)。連結従業員83名。2025年12月期の連結売上高は408億円、純利益7.8億円。中古車の輸出・国内買取販売に加え、2023年からブランド品リユース事業にも参入している。

事業の二本柱:自動車販売とリユース

当社グループは、連結子会社2社で構成される。中核はアップルインターナショナル(単体)とアップルオートネットワークである。セグメントは自動車販売関連事業とその他事業(リユース流通事業)に二分される。2025年12月期、自動車販売関連事業が売上高407億円(全体の99.8%)を占め、リユース事業は0.9億円とまだ小さい。しかしリユース事業は前年比64%増と成長中である。営業利益は自動車販売が6.9億円、リユースは0.16億円の損失である。

海外展開と輸出事業の変遷

中古車輸出事業は同社の祖業であり、現在も最大の収益源である。1996年にタイ・シンガポールへの輸出を開始し、その後香港、マレーシア、インドネシアへ拡大した。2017年にはタイにオートオークション会社を設立し、現地での流通網を強化。しかし中国では2004年に進出したものの、2014年に全株式を売却して撤退した。2025年12月期の中古車輸出は、マレーシア向けが好調だった一方、タイでは中国EVの浸透により日本車販売が低迷。為替の円安が輸出採算を支えた。

国内買取・フランチャイズの仕組み

国内事業では、グループ3社が中古車の買取・販売を担う。特徴的なのは、アップルオートネットワークが展開するフランチャイズチェーンである。加盟店に対し、オートオークションの落札価格情報や在庫情報を提供し、買取価格の適正化を支援する。加盟店からはロイヤリティ収入を得る。この仕組みにより、グループ全体の買取力と販路を拡大している。また、子会社カーコンサルタントメイプルが実店舗での買取・販売を行う。

業界の中での役割は中古車流通業界の垂直統合型プレイヤー(仕入・販売・オークション・FC展開)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
408億円
営業利益
6億円
営業利益率
1.5%
純利益
8億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
自動車販売 関連事業407億円99.8%7億円1.7%
その他(注)11億円0.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01中古車輸出(海外市場)主力

国内で買取・仕入れた中古車を海外の輸入業者へ販売。海外需要に応じた車両を効率的に調達し、輸出販売ネットワークを構築している。

主な製品・サービス1
中古車輸出事業
国内オークションや一般ユーザーから調達した中古車を海外バイヤーへ販売する事業。

02中古車販売(国内市場)主力

国内ユーザーから中古車を買取り、国内オークションや販売業者へ供給。また、FCモデル「アップル」を通じて加盟店に価格情報やブランドを提供し、ロイヤリティ収入を得ている。

主な製品・サービス2
中古車買取・販売事業
国内向け中古車の買取・販売。直営とフランチャイズ網で展開。
アップルFC(フランチャイズ)
加盟店にオークション情報やブランド活用支援を提供し、ロイヤリティを得るビジネスモデル。

03リユース品(国内市場)準主力

中古ブランド品(バッグ・時計・宝飾品等)の買取・販売。インターネット完結型の査定・売却システムと直営店舗で展開。

主な製品・サービス1
ブランド品買取・販売
中古ブランド品を取り扱うリユース事業。オンラインと店舗の両方で展開。

04オークション運営(タイ)副次

持分法適用会社を通じてタイでオートオークション会場を運営。海外市場でのオークションインフラ事業。

製品と技術

中古車輸出ビジネスの仕組み

同社の中古車輸出は、国内で買取またはオークションで仕入れた車両を、海外の輸入業者に販売するモデルである。主な輸出先は東南アジア諸国で、タイ、マレーシア、シンガポールなど。2025年12月期の中古車輸出台数は業界全体で149万台(前年比9.3%増)と拡大傾向にある。同社は為替変動や現地需要に応じて仕入価格と販売価格を調整し、粗利を確保する。中国製EVの台頭など、市場環境の変化に応じた柔軟な調達が求められる。

国内中古車買取・フランチャイズシステム

国内では、グループ会社が一般消費者から直接買取を行い、オークションや他業者に販売する。アップルオートネットワークはフランチャイズチェーンを運営し、加盟店に価格情報やブランドを提供する。加盟店からロイヤリティ収入を得ることで、店舗運営コストをかけずに収益を得る。2025年12月期、国内中古車登録台数は363万台と前年比微減だったが、1台あたりの粗利は堅調に推移した。

ブランド品リユース事業の展開

2023年10月に開始したリユース事業は、バッグ、時計、宝飾品等の買取・販売を行う。査定から売却までをインターネット上で完結するシステムを構築。都内に直営店を2店舗運営する。2025年12月期の売上高は92百万円と前年比64.4%増だが、セグメント損失は16百万円と赤字が続く。同事業はまだ立ち上げ段階であり、今後の収益化が課題である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

食品・医療卸で中堅、利益率低く改善急務

アップルインターナショナルは食品・医療関連機器の卸売を主力とし、売上高408億円(2025/12期予想)と同業他社(リョーサン菱洋HD約4,500億円、オルバHC約1,200億円)に比べ中堅。営業利益率は1.5%と低下傾向で、収益構造の脆弱さが課題。同業他社と同様に卸売業の宿命である低マージン競争に直面。食品卸では規模の経済が働きにくく、差別化が難しい。

強み

  • 2つの異なる分野で事業展開し、片方の不振を補完できる可能性。
  • 2024/12期は438億円と前期比42%増、2025/12期は減収も高水準維持。
  • 食品・医療は景気変動の影響を受けにくく、一定の需要が期待。
  • 多くの商品を扱うことで、特定商品の需要減を分散。

課題

  • 営業利益率1.5%と低く、コスト上昇が利益を圧迫。収益改善が急務。
  • 2025/12期は減収見込みで、成長持続性に疑問。
  • 同業他社と同様、価格競争に巻き込まれやすく付加価値訴求が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がアップルインターナショナル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18077トルク60億円6.4倍
27681レオクラン60億円136.2倍
38105Bitcoin Japan59億円
43359cotta59億円12.3倍
53377バイク王&カンパニー59億円11.4倍
62788アップルインターナショナル58億円4.3倍
75283高見澤56億円4.3倍
87120SHINKO55億円6.9倍
98025ツカモトコーポレーション54億円30.5倍
103070ジェリービーンズグループ54億円
119885シャルレ54億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

中古車販売業から輸出へ(1992-1996)

1992年5月、カーコンサルタントメイプル有限会社として三重県四日市市で創業。当初は国内中古車販売が中心だった。1995年に株式会社へ組織変更。1996年1月、アップルインターナショナル株式会社を設立し、中古車買取を開始。同年12月にはタイ王国とシンガポール共和国への輸出に乗り出した。この輸出開始が後の国際展開の起点となる。

アジア市場への浸透と上場(1997-2003)

1997年に香港、1998年にマレーシア、2002年にインドネシアへ輸出先を拡大。2001年にはカーコンサルタントメイプルを完全子会社化。2003年2月、タイに現地事務所を開設し、同国への注力を強める。同年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同時に香港に持株会社A.I.HOLDINGSを設立し、中国市場への足がかりを築く。

中国ディーラー事業とその撤退(2004-2014)

2004年、香港子会社が中国雲南省でルノー・現代・中華などのディーラー運営を開始。同年、アップルオートネットワークの株式を取得し、フランチャイズ事業をグループ化。2005年には中国でBMW正規販売店2社を取得。しかし、急成長による財務ひずみが生じ、2014年5月に中国の全販売子会社株式を売却。同時に東京本社を開設し二本社体制とした。

再編と新たな提携(2014-2022)

中国撤退後、国内事業と東南アジアへの輸出に集中。2017年4月、いすゞ自動車と資本業務提携を締結。同日、シンガポールにハイブリッド・EV専門整備工場を設立し、新技術に対応。またタイに輸出専門会社を設立した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年7月、いすゞとの提携を解消した。

リユース事業への多角化(2023-2024)

2023年10月、アップルオートネットワークが時計・貴金属等のブランド品買取事業を開始。全国からオンラインで査定・買取を可能にするシステムを構築。2024年8月には東京都内に直営のリユース買取専門店を2店舗オープン。自動車に依存しない収益源の育成を目指す。同事業はまだセグメント損失だが、売上高は前年比64%増と成長している。

年表26件を開く

1990年代

  • 1992年5月創業カーコンサルタントメイプル有限会社(三重県四日市市高花平)を設立、中古車の販売を開始
  • 1995年1月カーコンサルタントメイプル有限会社を株式会社に組織変更
  • 1996年1月創業アップルインターナショナル株式会社(三重県四日市市日永)を設立、中古車の買取を開始
  • 1996年12月タイ王国並びにシンガポール共和国への輸出開始
  • 1997年7月香港特別行政区への輸出開始
  • 1998年9月マレーシア国への輸出開始

2000年代

  • 2001年11月M&Aカーコンサルタントメイプル株式会社の株式を取得し100%子会社化
  • 2002年4月本店所在地を現住所に移転 インドネシア共和国への輸出開始
  • 2003年2月タイ王国現地事務所開設に向けて、同準備室をバンコク市内に開設
  • 2003年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2003年12月A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITED(連結子会社:当時)を中華人民共和国香港特別行政区に設立
  • 2004年3月創業PRIME ON CORPORATION LIMITEDを中華人民共和国香港特別行政区に設立
  • 2004年5月アップルフランチャイズ本部のアップルオートネットワーク株式会社(旧日本自動車流通ネットワーク株式会社)(現連結子会社)の株式を取得
  • 2004年8月A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが雲南久保貿易汽車有限公司(連結子会社:当時)を設立し、中華人民共和国雲南省においてルノー・現代・中華その他販売ディーラーの運営を開始
  • 2005年12月A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが、株式会社アイ・エム自販の株式を取得
  • 2007年4月タイ王国においてオートオークション事業を開始するため、オートオークション会場合弁会社Apple Auto Auction(Thailand)Company Limited(アップルオートオークション(タイランド))(現持分法適用会社)をバンコク市内に設立
  • 2007年7月M&AA.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDがPRIME ON CORPORATION LIMITEDの株式を取得し子会社化
  • 2008年8月タイ王国においてオートオークション事業の開始
  • 2008年10月M&AA.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが、BMWの正規販売店2社(中華人民共和国 広東省) BEST VENTURE (HK) LIMITEDを取得し子会社化
  • 2009年4月M&A株式会社アイ・エム自販の株式をA.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDより取得し子会社化

2010年代

  • 2014年5月BEST VENTURE (HK) LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITED他4社を連結子会社から持分法適用会社へ変更 東京証券取引所マザーズ市場から市場第二部へ市場変更 株式会社アイ・エム自販の全株式を売却し、連結子会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 東京本社を東京都中央区に開設し、二本社体制となる
  • 2017年4月M&Aいすゞ自動車株式会社と資本業務提携 シンガポール国においてハイブリッド自動車、電気自動車専門の整備・修理工場 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.を設立 A.I.HOLDINGS(HONG KONG)LIMITED、A.I.AUTOMOBILE(CHINA)LIMITEDを解散及び清算し、連結子会社から除外 タイ王国において自動車輸出会社APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.を設立 APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 有限会社ホンダショップヒナガの全株式を取得し100%子会社化(非連結子会社)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年7月いすゞ自動車株式会社との資本業務提携を解消
  • 2023年10月アップルオートネットワーク株式会社において、時計、貴金属等のブランド品買取事業を開始
  • 2024年8月アップルオートネットワーク株式会社において、東京都内にリユース買取専門店(直営)2店舗をオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業領域・市場エリアの拡大

    自動車流通市場における総合商社を目指し、新車・中古車の両面で事業領域と市場エリアの拡大を図る。東南アジアを中心に中古車輸出拡大、新興市場開拓によりカントリーリスクを分散し安定収益を確保する。

  2. 02

    中古車輸出販売の強化と新市場開拓

    主要市場の東南アジアでの需要増を見据え積極投資を実行。多様な人材を採用し、新たな成長市場を開拓することでカントリーリスクを分散し安定収益を目指す。

  3. 03

    国内中古車事業のビジネスモデル革新

    国内市場縮小に対応し、グループ経営資源を活用した新ビジネスモデルを構築。顧客満足度1位獲得に向け人材教育を徹底し、全国No.1チェーンを目指す。

  4. 04

    人材確保・育成と組織活性化

    優秀な人材の定期採用、ジョブローテーション、明確な目標設定と業績連動インセンティブ等を通じ、従業員のモチベーション向上と組織活性化を図る。

  5. 05

    内部統制強化とコーポレートガバナンス充実

    経営の健全性・効率性向上のため、監視・監査機能強化と透明性向上に努める。新規・海外事業の法令遵守、個人情報保護、不測の事態対応体制を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で83人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は812万円で、9期前と比べて+125.1%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は6.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月73
2017年12月77
2018年12月92
2019年12月36132.34.286
2020年12月32832.85.079
2021年12月41234.45.677
2022年12月31837.94.696
2023年12月65837.05.299
2024年12月82738.25.7881,591
2025年12月81240.26.983723

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
四日市新正店 — 三重県四日市市621百万円
自動車販売関連事業
本社及び営業店舗 — 三重県四日市市他127百万円
自動車販売関連事業 その他(リユース流通事業)
四日市南店他 — 三重県四日市市107百万円
自動車販売関連事業
本社 — 三重県四日市市76百万円
自動車販売関連事業
アップル昭和バイパス店 — 山梨県中巨摩郡12百万円
自動車販売関連事業
海外 — タイ バンコク0百万円
自動車販売関連事業
主な関係会社
  • 国内
    アップルオートネットワーク株式会社(注)1.2
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権74.3%
  • 国内
    カーコンサルタントメイプル株式会社
    山梨県 中巨摩郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Apple Auto Auction (Thailand) Company Limited
    タイ王国 · 持分法適用会社
    議決権34.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は408億円営業利益6億円前期と比べると減収減益で、売上が-6.8%、利益が-57.1%。

売上高
-6.8%
408億円
営業利益
-57.1%
6億円
純利益
-33.3%
8億円
営業利益率
1.5%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高359億円408億円
営業利益8億円6億円
純利益6億円8億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は244億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+30.5%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8033.83
2023年2Q8167.45
2023年3Q7422.72
2023年4Q740
2024年1Q13453.74
2024年2Q9733.13
2024年4Q20762.95
2025年2Q18731.61
2025年4Q22131.47
2026年2Q24462.56

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は241億円から408億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は1.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月241−6−3
2013年12月31001
BEST VENTURE (HK) LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITED他4社を連結子会社から持分法適用会社へ変更 東京証券取引所マザーズ市場から市場第二部へ市場変更 株式会社アイ・エム自販の全株式を売却し、連結子会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 東京本社を東京都中央区に開設し、二本社体制となる
2014年12月407−8−10
2015年12月2551313
2016年12月14854
いすゞ自動車株式会社と資本業務提携 シンガポール国においてハイブリッド自動車、電気自動車専門の整備・修理工場 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.を設立 A.I.HOLDINGS(HONG KONG)LIMITED、A.I.AUTOMOBILE(CHINA)LIMITEDを解散及び清算し、連結子会社から除外 タイ王国において自動車輸出会社APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.を設立 APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 有限会社ホンダショップヒナガの全株式を取得し100%子会社化(非連結子会社)
2017年12月13632
2018年12月1861010
2019年12月17632
2020年12月19653
2021年12月18754
2022年12月2921713
2023年12月3091310
2024年12月43814153.212
2025年12月408661.58

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高408億円のうち、営業利益として残るのは6億円1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.6%378億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.1%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
7.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
2.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.2pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は46億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−3−4550−4821
2013年12月−1599−627
2014年12月331−423421
2015年12月−4−111−522
2016年12月04−2424
2017年12月8−12734
2018年12月−24−715−3118
2019年12月0−25−221
2020年12月−17−322−2023
2021年12月28−4−12445
2022年12月−605−643
2023年12月−34−1144
2024年12月−12011−1242
2025年12月−140346

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は205億円。このうち返さなくてよい自己資本が109億円で、自己資本比率は50.0%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1954814723.3
2013年12月2415418721.8
2014年12月2073816921.8
2015年12月91405163.5
2016年12月76522490.9
2017年12月82582489.4
2018年12月102614156.0
2019年12月109624753.4
2020年12月134656945.3
2021年12月142687445.1
2022年12月160808046.8
2023年12月169907950.0
2024年12月1981029648.5
2025年12月2051099650.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
55億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
70億円
在庫として抱えている分
負債合計
96億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
36
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中145位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中268位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.5%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥415で、1年前と比べて+17.8%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥415-2.1%1ヶ月+3.8%1年+17.8%時価総額58億円
過去52週の値幅
安値¥328高値¥445

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.3倍
PER (会社予想)8.7倍
PBR0.50倍
配当利回り2.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

昨日は1.8%安の381円。直近1ヶ月で+4.1%と底堅い動き。週足は上昇トレンドを維持し、25日線(372円)を上回る。52週高値(397円)に接近し、あと4%で更新圏。出来高はやや増加傾向で買い意欲が継続。RSIは71.7と買われすぎ目前。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 6.2倍は業界平均17.4倍を大きく下回り、PBR 0.47倍も業界平均1.19倍を大幅に下回る。配当利回り2.58%は業界平均2.58%と同水準で、配当性向22.4%と余裕がある。ROE 7.9%は業界水準から見て低めだが、資産効率は改善傾向。売上高は増加しているものの営業利益率が低下しており、割安であるが収益力の弱さが懸念材料。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.3倍17.9倍
PER (予想)8.7倍
PBR0.50倍1.24倍
ROE7.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、小売業の需要回復と新規取引先獲得で2024年の増収を評価。PER6.2倍、PBR0.47倍と割安感があり、配当利回り2.6%も下支え要因。一方、弱気派は営業利益率が1.5%まで低下し、収益力改善が急務。業界の競争激化と小売業の値下げ圧力でマージン圧縮が続く構造的課題を指摘。2025年は減収減益予想で先行き不透明。

プラスに働く材料7
  • バリュエーションの割安感

    PER6.2倍、PBR0.47倍と解散価値接近

  • 配当利回り2.6%

    安定配当と低PERで下値支援材料

  • 2024年は増収

    売上高438億円と前年比42%増で需要回復

  • 低PER・低PBRのバリュエーション割安継続影響

    PER6.2倍、PBR0.47倍と東証一部平均比で割安、株主還元強化の期待が株価を下支え。

  • 配当利回り2.6%のインカムゲイン継続影響

    年間配当10円を維持すれば利回り2.6%、長期保有のインセンティブ。

  • 卸売業の業績回復サイクル入り2026年下期影響

    2024年に売上高が前期比42%増の438億円、2026年も需要回復続けば利益増。

  • 自己株式取得の可能性次回株主総会後影響

    PBR1倍割れで資本効率改善要求が強まれば、自社株買い発表の余地。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の急低下

    営業利益率が3.2%から1.5%へ半減

  • 2025年減収減益予想

    売上高408億円、純利益8億円と悪化見通し

  • 競争激化によるマージン圧縮

    同業ひしめく卸業界で価格競争にさらされる

  • 営業利益57%減少の業績悪化2025年12月期影響

    2025年12月期営業利益は6億円と前期比57%減、収益基盤の脆弱さが顕在化。

  • 売上高7%減の需要減退2025年12月期影響

    2025年売上高は408億円と前期比7%減少、市場環境の悪化を示唆。

  • 低利益率での赤字転落リスク継続影響

    営業利益率1.47%と極めて低く、原材料高や競争激化で赤字転落の可能性。

  • 配当維持の不透明感継続影響

    利益減少で配当性向が上昇、減配リスクが株価を圧迫。

次の決算で確かめる点
営業利益率
低マージン改善の有無を確認する最重要指標
売上高成長率
新規取引獲得の進捗と需要動向を測る
取扱高
卸売数量の増減で事業規模の拡大を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から33.3%いまの株価に対する利回りは2.41%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
2.41%
いまの株価に対して
配当性向
22.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年12月562.9
2018年12月50.045.9
2019年12月2−60.062.5
2020年12月20.042.4
2021年12月5150.055.7
2022年12月50.06.1
2023年12月15200.028.4
2024年12月150.020.6
2025年12月10−33.322.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,135人。区分でいちばん多いのは個人・その他83.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.6%を占め、残る94.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他78.477.684.385.981.583.1
証券会社5.25.16.56.97.610.3
自己株式6.77.47.47.4
事業法人13.612.14.82.85.64.8
金融機関2.12.21.31.62.10.8
外国法人0.62.92.92.62.80.8
外国人個人0.10.20.20.20.40.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01久保 和喜(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)28.87
02株式会社SBI証券6.09
03内藤 征吾2.99
04楽天証券株式会社共有口1.88
05安藤 孝広1.62
06大塚 光二郎1.52
07裏川 育子1.31
08山下 良久1.25
09裏川 弘子1.19
10裏川 高史1.19

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+359%、1株純資産は14期で+119%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−24365−6.3
2013年12月44221.036.9
2014年12月−83361−21.1
2015年12月10246424.83.3
2016年12月315546.19.0
2017年12月155322.821.762.9
2018年12月7141115.03.745.9
2019年12月114182.819.962.5
2020年12月244385.511.642.4
2021年12月294626.58.055.7
2022年12月9957819.23.86.1
2023年12月7865712.75.228.4
2024年12月9374713.34.620.6
2025年12月618007.95.522.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額104百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
久保和喜代表取締役会長兼社長 営業本部長674,002,000
岡田卓也取締役66
小林恵一取締役76200
久保裕佳取締役29
倉本康宏取締役 営業副本部長51
西田宜正取締役76
冨士容一取締役69
稲垣幸夫常勤監査役74
野尻譲二監査役67
三好智久監査役63
三宅泰司83

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)675128715
社外監査役36062
社外取締役25163
監査役14155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容913字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の子会社)は、当社(アップルインターナショナル株式会社)、重要な連結子会社1社(アップルオートネットワーク株式会社)を含む連結子会社2社により構成されており、国内、海外において自動車の販売並びに仕入及び買取、その他(リユース流通事業)を行っております。 (1)自動車販売関連事業 ①中古車輸出事業 国内一般ユーザー等から買取及び国内オートオークションから仕入れた中古車を海外の輸入業者へ販売をしております。主に当社が行っております。 ②中古車買取・販売事業 日本国内において、国内ユーザー等から中古車の買取を行い、国内オートオークション、中古車販売業者等に販売を行っております。主に当社、アップルオートネットワーク株式会社、カーコンサルタントメイプル株式会社が行っております。 アップルオートネットワーク株式会社においては、中古車買取店のフランチャイズ・ビジネスとして、「アップル」に加盟する会員に対して、国内オートオークションでの中古車落札価格情報や在庫情報等から買取時の適正な価格情報を提供することと、「アップル」ブランドを活用した販売促進活動等を通じて、加盟会員の統括管理を行っており、加盟会員からはロイヤリティを受け取っております。 また、当社はApple Auto Auction (Thailand) Limitedに出資しております。Apple Auto Auction (Thailand) Limitedは持分法適用会社であり、タイ王国にてオートオークション会場を運営しております。 ③リユース品買取・販売事業 アップルオートネットワーク株式会社において、中古ブランド品(バッグ、時計、宝飾品等)の買取と販売を行っております。 (2)その他事業(リユース流通事業) アップルオートネットワーク株式会社において、時計、貴金属等のブランド品買取事業を行っております。査定から売却まですべてインターネットで完結するシステムを構築するとともに、東京都内に買取専門店(直営)をオープンしております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,994字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、新車並びに中古車市場を含めた自動車流通市場における総合商社を目指し、事業領域並びに市場エリアの拡大を事業戦略として掲げておりますが、この事業戦略を実現するため、以下の項目を当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題として認識しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 ①経営理念『FORWARD THE FUTURE』 アップルは、絶えず市場の要請を先取りし、グローバルに自動車関連ビジネスを展開しながら、社会生活の改善と向上に寄与することを社会的使命と感じております。 私達アップルは、世界中の人々と喜びを分かち合いながら、お客様と社会からの信頼を築きあげることに価値を見出し、夢の実現に向けグローバルに自動車関連ビジネスを展開してまいりました。 これからも私達アップルは、人へ、地域へ、そして社会へ、新たな価値を創造し続けることに挑戦し、新しい未来を切り開き、社会の発展に貢献してまいります。 ②経営方針『CREATE THE VALUE』 ・「NOと言わずにBESTを尽くして、お客様に満足して頂ける方法を考える」 ・「従業員が達成感と充実感を感じられる職場環境を実現する」 ・「自動車関連ビジネスを通じて世界の発展に貢献する」 お客様の喜びは、私達アップルの喜びそのものであり、お客様に喜んで頂くためには、他社他人と異なる独創的な発想を持つ勇気、一歩先んじて実践する勇気を持つことが必要であり、私達アップルは、この勇気の中にこそ未来を切り拓く鍵があり、価値を見出しております。 お客様に満足して頂ける方法を考えていくとき、そこに人材の成長、企業としての発展があり、お客様に満足して頂いたとき、その達成感と充実感が次の新たな夢・ロマンを私達にもたらしてくれます。 これからも私達アップルは、お客様の喜びをすべての原点として、お客様の中へ、お客様とともに喜びを分かち合っていきます。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、継続的安定的な収益の確保を目的とした企業経営を行うため、既存事業による収益と新規事業への投資の両面についてバランスを保ちながら収益拡大を図る『拡大均衡政策』を実施してまいります。従いまして、成長性としては増収率、収益性としては売上高経常利益率、効率性としては自己資本利益率を重要な経営指標として考えております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、会社設立以来、東南アジア諸国への中古車事業並びに中国における新車事業を中心に大きく業容を拡大してまいりました。しかしながら、急成長による財務体質の歪みが生じたため、不採算事業からの撤退を進めております。同時に、新規事業の展開に向けた準備を加速するため、2017年度よりグループスローガン「ビジョナリーカンパニー」(多様な人材の力を成長エンジンに)を掲げ、組織強化を図っております。また、グループ会社とのシナジー効果を前提とし、中古車事業のグローバル化並びにIT化を加速するために積極的な投資を行い、中長期的な収益拡大を目指してまいります。 ①中古車輸出販売の事業戦略 中古車輸出販売につきましては、当社グループの主要マーケットである東南アジア諸国での自動車需要拡大は加速していくものと思われることから、積極的な投資を行い新たな事業の推進をすすめます。また、多様な人材を採用し、同諸国以外の新たな成長の見込める市場を開拓し、諸外国におけるカントリーリスクを分散させ、安定した収益の確保を目指してまいります。 ②中古車買取及び販売の事業戦略 日本国内における中古車流通市場は国内経済の縮小傾向を踏まえ、当社グループの有する経営資源(ノウハウ、人脈、ネットワーク等)を利用し、東南アジア諸国に向け新たなビジネスモデルの構築を積極的に進めます。 また、顧客満足度1位を引き続き獲得するために、人材教育の徹底を図り、お客様に喜ばれる全国No1チェーンを目指してまいります。 (4)経営環境 今後の見通しにつきましては、わが国経済は資源価格の上昇と円安を背景に物価上昇圧力がかかり、個人消費が伸び悩む可能性がありますが、引き続き企業収益や雇用環境の改善が見られ、緩やかな回復に向かうことが予想されます。世界経済の動向については欧米をはじめとする海外景気の先行き等が見通せない状況であります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①人材の確保と育成 当社グループは、事業領域並びに市場エリアの拡大を図るため、自動車流通市場の動向を含め市場環境に対して迅速に対応するとともに顧客ニーズを的確に把握し得る優秀な人材を確保することに加え、継続的な社員教育を推進していくことが重要であると認識しております。 そのためには、定期的な採用活動を実行するとともに、ジョブローテーションの実施による組織の活性化、明確な目標設定とその実現、さらには、業績と連動した各種インセンティブを含めた育成プランを導入し、従業員のモチベーションアップを図る方針であります。 ②市場調査と情報の共有化 事業領域並びに市場エリアの拡大を図るため、新規事業の企画立案に際し、事前に市場調査を実施し採算性の検討を行っていくことが重要であると認識しております。 そのためには、情報収集チャネルの拡大並びに情報の共有化を図るとともに、コーポレート・ガバナンスの体制強化を通じて、的確かつ迅速な経営判断を図る方針であります。 ③組織体制の整備 当社グループは、拡大均衡政策を通じて、継続的に企業価値を高めていきたいと考えております。 そのためには、事業規模に見合った経営管理体制の充実が不可欠であり、多様性に溢れた優秀な人材の確保・育成とバランスの取れた組織体制の整備に配慮し、持続的な成長を実現していく所存であります。 ④内部統制の強化とコーポレート・ガバナンス 当社グループは、経営の基本方針を実現するため、経営の健全性と効率性の向上を目指す経営管理体制の構築により、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることが重要な経営課題であると考えています。 こうした課題の実現に向けて、責任ある経営管理体制の構築及び経営に対する監視・監査機能の強化並びに経営の透明性の向上に努めてまいります。さらに、新規事業、海外事業に係る各種法的規制の遵守、個人情報の保護・管理、不測の事態に適時適切に対応し得る体制を確立し、内部統制を強化する方針であります。 ⑤大規模災害、感染症等に係るリスクについて 当社グループは、地震をはじめとする大規模災害や感染症の発生に対し、顧客及び従業員の安全を確保するため、ハザードマップを参考にした店舗開発、店舗の耐震性の強化、非常用飲食料の備蓄、手指消毒剤の設置等、防災対策を徹底して行っております。しかしながら、予想外の大規模災害や感染症のまん延が発生した場合には、店舗の休業や来店客の減少、オートオークション等からの商品仕入が困難となるなど、事業活動に支障が生じ、当社グループの業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
事業等のリスク6,319字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載事項及び本項以外の記載事項は、特に断りがない限り当連結会計年度末現在の事項であり、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.当社グループの事業内容について (1)仕入について 当社グループは、日本国内のディーラー及び中古車販売業者等から中古車の仕入を行っております。 現在は、ディーラーからの仕入構成比が高くなっておりますが、これは、海外輸入業者からの受注が年式や性能においてグレードの高い中古車である場合が多いことと、当該輸入業者が車両に付加価値を高めることを目的として装飾部品を装着した中古車を求める場合が多いことなどから、効率的に仕入を行うため、ディーラーに依存する傾向が高いためであります。一方、近年においては、中古車販売業者及び国内オートオークションからの仕入も増加し、仕入ルートが多様化しております。 しかしながら、今後、ディーラー、中古車販売業者及び国内オートオークションとの取引が円滑に行われなくなった場合には、仕入が停滞し当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リユース流通事業においては、宅配買取、店頭買取、出張買取により買取仕入チャネルの多様化を図っております。しかしながら、今後の景気動向の変化や競合の出現による買取価格の変動、顧客の消費マインドの変化等により、安定的なリユース品の確保が困難になる可能性があります。 (2)中古車輸出事業について 当社グループの主要輸出先である東南アジア諸国においては、多くの輸入車両のうち、新車については自動車メーカー系ディーラーによって販売されておりますが、現地自動車販売店が取り扱っていないRVを含めた車種及び特別仕様の車種に対して関心の高い購買層が増加しつつあり、当社グループのような独立系輸出業者の市場も拡大しております。 しかしながら、東南アジア諸国に対する中古車輸出事業には、以下のようなリスクが内在しており、係るリスクが生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ①法的規制について 東南アジア諸国におきましては、自国産業並びに自然環境を保護する政策により、輸入関税や輸入許可など一定の条件のもとで制約を設けており、当社グループは、当該基準をクリアし輸出事業を行っておりますが、係る制約に変化が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②同業他社との競合について 東南アジア諸国の中古車市場におきましては、他の中古車輸出業者の参入も見受けられるものの、取り扱う車種や販売地域が異なる場合もあります。また、当社グループは、補修部品の供給を含めたアフターケアの充実など付加価値の高いサービスの提供に努め、他社との差別化を図っております。 しかしながら、競合他社が当社グループの販売地域において同様の車種を投入し、価格の引き下げや当社グループと同様のサービスを提供してきた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③為替レートの変動について 当社グループは、海外輸入業者との取引について円建て決済を基本としており、外貨建て決済が僅少であるため、為替変動に備えたリスクヘッジは行っておりません。 今後、事業拡大に伴い、外貨建て決済が増加した場合には、実需の範囲内において為替予約、通貨スワップ、通貨オプションなど、適切なリスクヘッジを行う方針ではありますが、金融市場の情勢変化により金利水準が上昇するなど、為替動向によっては為替差損が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④海上運賃の上昇について 当社グループは、海上輸送によって東南アジア諸国に中古車を輸出しておりますが、国際的な原油価格の高騰や輸出産業の活況に伴い海上運賃が上昇しており、当社グループは、東南アジア諸国の中でも利益率の高い地域を対象として営業活動を推進することにより、売上高・売上高利益率を確保するよう努めております。 しかしながら今後、さらに海上運賃が上昇した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤自動車運搬専用船の船腹確保について 当社グループは、仕入車両の受渡地点と当該車両の仕向地に基づいて出港地と自動車運搬専用船(以下、「輸送船」)を決定しております。しかしながら、船会社による輸送船の配船スケジュール及び船腹量は新車の輸出動向に左右されることが多く、結果として当社グループが当初想定していた輸送船への積載が困難となる場合があります。当社グループでは輸送船の船腹確保を積極的に行っておりますが、新車輸出の動向や配船スケジュールにより、当社グループの販売納期の遅れや、出港を待つ当社グループ車両在庫の滞留等により、当社グループの資金繰りに影響を与える可能性があります。 また、輸送船の発着は海上の天候に影響を受けるため、異常気象等により出港不能状態が長期に亘った場合にも、当社グループの販売納期の遅れや、出港を待つ当社グループ車両在庫の滞留等により、当社グループの資金繰りに影響を与える可能性があります。 なお、当社グループでは売上計上基準として船積基準を採用しているため、特に期末時点において船腹の確保が十分に行われなかった場合、売上計上が翌期にずれ込むこととなり、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑥カントリーリスク 当社グループは、東南アジア地域を中心にグローバルに展開しております。従って、各国における政治・経済の状況の変化等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦海外取引先の信用リスク等の管理について 当社グループの輸出取引における取引先は、各諸外国において中古車の輸入販売を行う業者あるいは、ユーザーであります。当社グループでは取引の開始にあたり、前受金あるいは信用状を確保した後に船荷証券を送付すること等により決済することで回収リスクの軽減に努めております。また、主な継続取引先については、民間調査機関の調査レポートを確認する等輸出先に関連するリスクを軽減する努力を行っております。 しかしながら海外取引先の倒産、支払遅延及び犯罪等の事実が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)中古車の買取事業について 当社グループは、中古車の買取事業を拡大するため、「アップル」チェーン加盟店の新規獲得と直営店の出店を推進しております。 当社グループは、「アップル」のブランドイメージを維持向上するため、新規加盟にあたっては当社グループが定めた一定の基準を設け審査を行っております。また、直営店の新規出店にあたっては、出店候補地を、商圏規模、地域特性、ロケーションなどの立地条件と店舗採算を総合的に勘案し決定しておりますが、中古車買取事業には、以下のようなリスクが内在しており、係るリスクが生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ①同業他社との競合について 当社グループと同様に中古車の買取を専門とする買取専門業者に加え、自動車メーカー系ディーラーや国内オートオークション系などの中古車市場における買取事業への新規参入が増加し、競合が一段と厳しくなっております。当社グループは、フランチャイズ加盟店の拡大を図るとともに、車両の買取に加え、車両、パーツの販売、アフターメンテナンスなどを通じて、付加価値の高いサービスを提供するとともに、社員教育によるサービスの維持向上と均一化を図り、集客力の向上と収益高・収益率の向上に努めております。 しかしながら、中古車市場の縮小や同業他社の増加など同業他社との競合が激化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②販売に係るクレームについて 当社グループは、中古車を販売する際に細心の注意を払っておりますが、販売車両に対して故障や不具合などクレームが発生する場合があります。また、国内オートオークションを経由した販売車両につきましては、クレームは当該オークション規約に基づき、出品者が虚偽の報告を行った場合を除き、落札者が責任を負うこととされております。 しかしながら、出品者が出品車両の記載を誤った場合には、落札者から販売車両に係るクレームについて損害賠償責任を追求される可能性があり、係るリスクが生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)FC事業に係るリスク 国内外のフランチャイジーとは商品納入価格、契約期間等に関するフランチャイズ加盟に係る基本契約を締結しております。 加盟店との間で締結するフランチャイズ契約に基づいて、当社グループが保有する店舗ブランド名にてチェーン展開を行っております。したがって、契約の相手先である加盟店における不祥事などによりチェーン全体のブランドイメージが影響を受けた場合、業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、FC加盟店による不祥事が万一発生した場合、できる限りすみやかに公表することにより、お客様への影響を最小限におさえるために全力を尽くす所存であります。 また、フランチャイズシステムは、契約当事者の双方向の信頼関係により業績が向上するシステムであり、加盟店と当社グループのいずれかの要因により信頼関係が損なわれ、万一多くの加盟店とのフランチャイズ契約が解消される事態に至った場合は、業績に影響を与える可能性があります。 さらに、FC加盟店の閉鎖や倒産等により業績に影響を与える可能性があります。 (5)自動車の利用方法の変化に係るリスク 自動車販売市場の取り巻く環境は、生活スタイル等の変化により自動車離れが進んでおります。さらに、ユーザーの保有期間の長期化、1台の自動車を共同で利用するカーシェアリングの普及などによる非保有化、少子高齢化の進行による人口動態の変化などにより、一般消費者の自動車の利用方法の変化が事業に影響を与える可能性があります。 (6)自然災害による影響について 当社グループは、東海・東南海地震や首都圏直下型地震などの大規模な地震をはじめとする自然災害や火災などを想定し、必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための対策などの取組みを進めています。 しかしながら、当社グループの拠点及び取引先は、日本国内のみならずグローバルに展開しており、自然災害・火災などが発生した場合のリスクすべてを回避することは困難であり、また、予期しない規模で発生した場合には、生産・事業活動の縮小なども懸念され、当社グループの経営成績及び財政状態などに悪影響を及ぼす可能性があります。 2.財務体質について (1)営業活動によるキャッシュ・フローについて 当社グループの海外事業におきましては、輸出車両の売掛金と買掛金の決済サイトの違いや、海外現地における輸入手続きの遅れなどから海外輸入業者からの入金が遅れるなど、売上債権、棚卸資産が増加した場合には、営業活動によるキャッシュ・フローが減少する傾向があります。当社では、借入金により運転資金の確保に努めておりますが、売上高の急増により運転資金需要が急速に増加した場合には、当社グループの資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 前連結会計年度 自 2024年1月1日 至 2024年12月31日   当連結会計年度 自 2025年1月1日 至 2025年12月31日 売上債権の増減額(増加:△) (百万円)   △1,185   △987 棚卸資産の増減額(増加:△) (百万円)   △1,439   743 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   △1,208   △70 (2)固定資産の減損について 当社グループが保有する固定資産及びリース資産について減損会計の対象となる可能性があります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響が及ぶ可能性があります。 3.個人情報の管理について 当社グループは、中古車を買取及び販売する際、所有権移転に伴い名義書換を代行しているため、個人情報を取扱っております。これらの機密情報を保持し、セキュリティを確保するために、当社グループでは、「個人情報保護基本規程」を制定するとともに、従業員からは採用又は退職時に、機密情報を漏洩しないことを記載した誓約書を徴収しております。 しかしながら、係る措置にもかかわらず、これらの機密情報が漏洩した場合には、法的責任を課される危険性があります。また、法的責任まで問われない場合でも当社グループに対する社会的信用の低下により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、個人情報保護規程を定め、従業員への周知徹底をしております。また、ソフトウエアや機器でのセキュリティ対策、社員教育を実施し、リスクが顕在化しないように努めております。 4.商標の模倣について 当社グループは、商標権を取得し管理することで当社のブランドを保護する方針であります。第三者が類似した商号等を使用し、当社グループのブランドの価値が毀損された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクに対して、当社グループでは、弁護士、弁理士その他の専門家の意見をふまえて、調査可能な範囲で対応を行い、当社グループの知的財産権を侵害されないよう細心の注意を払っております。 5.人材の確保について 当社グループは、事業領域並びに市場エリアの拡大を図るため、自動車流通市場の動向を含め市場環境に対して迅速に対応するとともに顧客ニーズを的確に把握し得る優秀な人材を確保することに加え、継続的な社員教育を推進していくことが重要であると認識しております。 しかしながら、予想以上に人材獲得競争が激化し、期待する人材を獲得できない可能性があります。 そのためには、定期的な採用活動を実行するとともに、ジョブローテーションの実施による組織の活性化、明確な目標設定とその実現、さらには、業績と連動した各種インセンティブを含めた育成プランを導入し、従業員のモチベーションアップを図る方針であります。 6.内部統制の強化とコーポレート・ガバナンスについて 「第2 事業の状況 1 経営環境及び対処すべき課題等 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ④内部統制の強化とコーポレート・ガバナンス」に記載のとおりであります。 7.大規模災害、感染症等に係るリスクについて 「第2 事業の状況 1 経営環境及び対処すべき課題等 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ⑤大規模災害、感染症等に係るリスクについて」に記載のとおりであります。
経営成績の分析 (MD&A)4,540字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①経営成績の状況 当社グループは、自動車市場の拡大が見込まれる東南アジア諸国等を中心に、多国間の貿易ルートを確保、高付加価値化を図ることにより自動車市場の流通の活性化と収益拡大に努めてまいりました。 当連結会計年度において、海外中古車輸出事業は、為替相場が円安基調だったこともあり、マレーシア向けの需要が引き続き堅調に推移し、出荷台数が当初の予想以上に増加しました。しかし、タイについては、中国製電気自動車の想定以上の増加により、日本製自動車の販売が振るわず、当初予定していた売上総利益の確保が困難な状況になりました。 一方、国内では新車登録台数が回復傾向にあり、中古車相場についても落ち着きつつあるなか、小売及び卸売の1台あたり粗利額は堅調に推移しました。 また、投資有価証券の売却により特別利益を計上することとなったため、親会社株主に帰属する当期純利益及び1株当たり当期純利益については2025年11月13日に公表した業績予想を上回ることになりました。 上記の結果、売上高は40,809百万円(前期比6.8%減)、営業利益は568百万円(前期比58.7%減)、経常利益は558百万円(前期比63.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は787百万円(前期比34.3%減)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 1)自動車販売関連事業 中古車業界におきましては、2025年1月から2025年12月までの国内中古車登録台数は3,632,179台(前期比0.8%減)と前年を下回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ)一方、中古車輸出業界におきましては、2025年1月から2025年12月までの中古車輸出台数は1,490,242台(前期比9.3%増)と前年を上回る結果となりました。(出典:財務省貿易統計データ) 上記の結果、売上高は40,716百万円(前期比6.9%減)、セグメント利益は695百万円(前期比54.4%減)となりました。 2)その他事業(リユース流通事業) 当社グループは、自動車をはじめとしたリユースビジネスを通じて、持続可能な循環型社会の実現への貢献の一環として、連結子会社のアップルオートネットワーク株式会社において、2023年10月より時計、貴金属等のブランド品買取事業を行っています。査定から売却までインターネット上で完結するシステムを構築するとともに、東京都内に買取専門店舗を営業しております。 上記の結果、売上高は92百万円(前期比64.4%増)、セグメント損失は16百万円(前期はセグメント損失41百万円)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末(2024年12月末)と比較して778百万円増加して20,540百万円となりました。これは主に、売掛金が987百万円増加したこと等によるものであります。 負債は、前連結会計年度末と比較して67百万円増加して9,648百万円となりました。これは主に、未払法人税等が171百万円、短期借入金が98百万円減少した一方で、長期借入金が344百万円増加したこと等によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末と比較して、710百万円増加して10,892百万円となり、自己資本比率は50.0%となりました。これは主に、利益剰余金が595百万円増加したこと等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末(2024年12月末)と比べて352百万円増加し、4,587百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益1,046百万円、棚卸資産の減少額743百万円があった一方で、売上債権の増加額987百万円、投資有価証券売却益498百万円、法人税等の支払額353百万円等があったことから、70百万円の支出(前期は1,208百万円の支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資有価証券の売却による収入500百万円等があったことから、387百万円の収入(前期は25百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 長期借入金の返済による支出1,366百万円があった一方で、長期借入れによる収入1,699百万円等があったことから、35百万円の収入(前期は1,099百万円の収入)となりました。 ④生産、受注及び販売の実績 a.商品仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) 自動車販売関連事業   36,863,493   89.3 その他(リユース流通事業)   48,107   152.1 合 計   36,911,601   89.4 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 自動車販売関連事業   40,716,662   93.1 その他(リユース流通事業)   92,875   164.4 合 計   40,809,537   93.2 (注)主要な相手先別の販売実績については、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。その他重要な会計方針につきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。また、その補足事項については以下のとおりであります。 貸倒引当金の計上基準 貸倒引当金については、債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については過年度実績率を基準とした将来の貸倒予測率より、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しています。将来、顧客の財政状態が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 固定資産の減損 固定資産のうち減損処理にあたっては、原則として管理会計上の事業単位で資産をグルーピングしております。固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 繰延税金資産の回収可能性 各納税主体の将来課税所得を過去の実績や事業計画等を勘案のうえ合理的に見積、将来の税金負担を軽減する効果を有すると考えられる部分につき回収可能と判断し繰延税金資産を計上しております。今後、経営環境等の変化や関係法令の改正により将来課税所得の見積り変動が生じた場合には、繰延税金資産の計上額に影響を及ぼす可能性があります。 ②当連結会計年度における経営成績の分析 a.財政状態及び経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度における経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しておりますのでご参照下さい。 b.資本の財源及び資金の流動性 ⑴キャッシュ・フロー 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますのでご参照下さい。 ⑵資金の需要 更なる企業価値の向上を図るための設備投資、事業投資、債務の返済及び運転資金などの資金需要に備え、資金調達及び流動性の確保に努めています。 ⑶資金の調達 自己資金のほか、金融機関からの借入により行っております。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しておりますのでご参照下さい。 ④目標とする経営指標の達成状況 当連結会計年度における増収率は△6.8%、売上高経常利益率は1.4%、自己資本利益率は7.9%となっており、引き続き当該指標の改善に邁進してまいります。 ⑤次期の見通し 当社グループを取り巻く事業環境は、国際情勢不安の長期化や海外経済の減速、資源価格の高騰等、国内外の経済環境は依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。 このような経済環境の中、引き続き東南アジアを中心に中古車輸出事業の販路拡大、当社と連結子会社であるアップルオートネットワーク株式会社の両社のシナジー効果を加速させ、グローバル化とDX化を目標に当社グループ全体の企業価値の向上と持続的成長を果たしていくよう努めてまいります。 次期の見通しにつきましては、売上高35,856百万円、営業利益769百万円、経常利益930百万円、親会社株主に帰属する当期純利益615百万円を見込んでおります。 なお、業績予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績は、業況等の変化により、当該数値と異なることがあります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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