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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

レオクラン

LEOCLAN Co.,Ltd.7681 · Standard · 卸売業

医療機関・福祉施設向けの総合コンサルティングから機器販売までワンストップで提供。遠隔画像診断や給食事業も展開。

概要

レオクランは2001年に大阪府吹田市で設立された医療機器専門商社である。医療機関の新築・移転や改築に伴い、企画・設計から医療機器・設備・情報システムの調達・販売までを一括提供する「メディカルトータルソリューション事業」を主力とする。連結子会社を通じて遠隔画像診断サービスと介護・福祉施設向け給食事業も展開する。2019年に東証市場第二部へ上場、2022年よりスタンダード市場に属する。2025年9月期の連結売上高は約215億円(21,489,527千円)、単体従業員数は155名である。

医療機関の新築・移転を狙うトータルパックシステム

メディカルトータルソリューション事業は、当社グループの売上高の約94%を占める中核事業である(2025年9月期)。医療機関や福祉施設の新築・移転・再編プロジェクトにおいて、設計段階からの技術支援、予算・スケジュール管理、医療機器の選定・調達、情報システムの構築をワンストップで提供する「トータルパックシステム」を標榜する。特定メーカーに依存せず、最適な機器・システムを選定できる点を強みとする。大型案件(20億円以上)の受注が業績に大きく影響し、2025年9月期は12件の一括販売案件で約81億円の売上を計上した。また、医療情報システム(電子カルテ等)や予防医療分野(健診施設支援)も手掛ける。

遠隔画像診断と給食、二つの専門子会社事業

遠隔画像診断サービス事業は、連結子会社の京都プロメドが担う。医療機関で撮影されたCT・MRI画像を、放射線診断専門医が遠隔で読影し診断報告書を提供する。京都大学医学部との連携により常時5~6人の専門医を確保し、緊急対応も可能な体制を維持する。2025年9月期の売上高は8.2億円(前期比5.7%増)、営業利益は6,923万円であった。給食事業は連結子会社のゲイト(ブランド名「クックレオ」)が運営する。介護・福祉施設向けに「クックチル」調理システムを採用し、セントラルキッチンで一括調理したおかずの販売と業務受託(厨房運営)を提供する。同事業の売上高は4.1億円(前期比1.5%減)、営業利益は888万円と小規模である。

38拠点体制とグループ再編による事業基盤拡充

グループは当社、連結子会社4社(ゲイト、京都プロメド、医療開発研究所、L&Gシステム)および持分法適用関連会社1社(TUホームケア)で構成される(2025年9月30日現在)。拠点は本社(大阪府摂津市)のほか、東京事務所、愛媛開発センター、子会社の拠点など全国に広がる。2024年10月には子会社のレオクラン東海を吸収合併し、2025年10月にはファスキアホールディングスおよびその子会社3社(フォーム、シンコム、中京三洋)を子会社化し、グループの事業領域を拡大した。営業スタイルは「狩猟型」商社と自称し、新築・移転案件を中心に全国の大型プロジェクトを追う戦略を取る。

業界の中での役割は医療・福祉業界向けの機器販売・コンサルティングサービスを提供する専門商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
215億円
営業利益
3億円
営業利益率
1.4%
純利益
2億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
メディカルトータルソリューション事業203億円94.4%3億円1.5%
遠隔画像診断サービス事業8億円3.7%1億円12.5%
給食事業4億円1.9%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01医療・福祉施設主力

医療機関や福祉施設の新築・移転・改築プロジェクトに対し、企画・設計支援、IT・ネットワーク構築、医療機器の選定・調達・販売、保守・メンテナンスまでを一括提供する「メディカルトータルソリューション事業」。特定メーカーに依存しない最適な機器選定が強み。

「狩猟型」商社を標榜

主な製品・サービス2
医療機器・医療設備
病院・診療所・健診施設向けの画像診断装置、生体情報モニタ、手術機器等、プロジェクトに応じて調達・販売。
医療情報システム
電子カルテ、院内ネットワーク、健診システム等の選定・導入支援。

02医療機関(遠隔画像診断)準主力

連結子会社の京都プロメド㈱が、医療機関で撮影されたCT・MRI画像を放射線診断専門医が遠隔で診断し、情報提供するサービスを提供。京都大学医学部との連携で専門医を確保し、緊急対応も可能な体制。

主な製品・サービス1
遠隔画像診断サービス
CT・MRI等の医用画像を放射線専門医が遠隔で読影し、診断レポートを医療機関に返すサービス。

03介護・福祉施設(給食)副次

連結子会社の㈱ゲイト(ブランド名:クックレオ)が、介護施設等向けに「クックチル」方式のセントラルキッチンでの一括調理によるおかず販売と、施設厨房での業務受託サービスを提供。調理負担軽減と安定した食事提供を実現。

主な製品・サービス1
クックチル製品
加熱調理後、急速冷却(90分で芯温3℃以下)しチルド(0~3℃)で保存・配送される惣菜。最大5日保存可能で、彩りや風味を保つ。

製品と技術

トータルパックシステムによるワンストップ支援

レオクランの核心的なサービスは「トータルパックシステム」と呼ばれる、医療機関の新築・移転プロジェクト全体を支援するビジネスモデルである。具体的には、病院経営層へのコンサルティング、建築計画・設計支援、IT・ネットワーク構築支援、医療機器の調達・販売、予防医療部門(健診施設支援)、保守・メンテナンスおよび消耗品供給までを一貫して提供する。特に設計段階から関与し、建設業者と医療従事者の橋渡し役を務める点が特徴で、特定メーカーに依存せず最適な機器を選定できることが強みとされる。2025年9月期には20億円以上の大型案件1件を含む12件の一括販売案件を手掛けた。

「Mind Solution」と遠隔画像診断の技術基盤

子会社の京都プロメドが提供する遠隔画像診断サービスは、医療機関で撮影されたCTやMRIの画像を放射線診断専門医が遠隔で読影する。その技術基盤となるのが、同社が2009年に自社開発・商品化した放射線部門情報管理システム「Mind Solution」である。このシステムは、依頼元医療機関との画像データ連携や読影業務の効率化を支援する。京都プロメドは京都大学医学部と連携し、常時5~6人の専門医が常駐する読影センターを有する。2025年9月期の読影診断数は増加傾向にあり、売上高は前期比5.7%増の8.2億円を計上した。医師不足や偏在に対応する社会的役割も担う。

クックチル方式による介護給食サービスの差別化

子会社のゲイトが運営する給食事業(ブランド名「クックレオ」)は、加熱調理後に急速冷却(90分以内に芯温3℃以下)し、チルド状態で保存・配送する「クックチル」調理システムを採用する。これにより、製造日を含めて最大5日間の保存が可能で、食中毒菌の繁殖を抑えつつ、冷凍と異なり彩りや風味を損なわない。管理栄養士が献立を作成し、専門調理師がマニュアルに沿って調理することで均質な品質を保つ。介護施設向けのおかず販売と業務受託(厨房運営)の2形態で提供し、介護職員の調理負担軽減に貢献する。2025年9月期の売上高は4.1億円と小規模ながら、独自技術でニッチ市場を支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 医療・福祉施設「狩猟型」商社を標榜

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

小型電子部品専門商社、競合に差

当社は半導体・電子部品を中心とする専門商社であり、特定市場向けに強みを持つ。同業のリョーサン菱洋ホールディングスは総合電子商社として規模・品揃えで優位、イメージワンは画像処理に特化する。当社は売上高約200億円と小規模だが、ニッチな顧客要件への対応力で差別化。近年の売上減少は顧客在庫調整の影響が大きく、再生途上にある。高千穂交易とは異なる分野で競合、タビオとは業種が異なる。

強み

  • 半導体・電子部品の特定用途に絞り、大手商社が手掛けにくい小ロット・短納期に対応。
  • エンジニアリングセールスによる顧客の課題解決型提案で、代替困難な関係を構築。
  • 売上変動に合わせた在庫コントロールが可能な規模感で、財務の健全性を維持。
  • 中堅・中小メーカーへの直接営業網を持ち、きめ細かなサービスを提供。

課題

  • 2024/9期は売上高198億円と前年比25%減。需要回復のタイミングが不透明。
  • 営業利益率1.4%(2025/9期)と低収益体質。規模拡大と高付加価値化が必要。
  • リョーサン菱洋(売上高6,000億超)など大手機関に対し、調達力で劣る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がレオクラン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13537昭栄薬品63億円10.7倍
28115ムーンバット63億円10.4倍
38835太平洋興発62億円18.1倍
48226理経61億円8.0倍
57681レオクラン60億円136.2倍
68077トルク60億円6.4倍
78105Bitcoin Japan59億円
83359cotta59億円12.3倍
93377バイク王&カンパニー59億円11.4倍
102788アップルインターナショナル58億円4.3倍
115283高見澤56億円4.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

吹田市での創業と千里丘への本社移転

2001年1月、大阪府吹田市に株式会社レオクランを設立。同年4月には本社を大阪府摂津市千里丘二丁目15番に移転し、翌6月には連結子会社となるゲイトを摂津市に設立した。当初から医療機器商社としての基盤づくりを進め、2003年6月には物流センターを摂津市に設置し、物品販売の効率化を図った。2004年3月には岐阜県岐阜市にレオクラン東海を設立し、中部地方への営業拠点を確保。同年4月には東京事務所を開設し、首都圏にも足がかりを築いた。設立後3年間で本社、物流、営業拠点の基本体制を整えた。

遠隔画像診断と給食事業への多角化

2007年1月、兵庫県西宮市に複合医療サービス施設「レオワンビル」を竣工。同年3月には京都プロメドを設立し、遠隔画像診断サービスを開始した。これにより、医療機器販売以外の新たな収益源を得る。2008年6月にはゲイトのクックチルセンター(大阪府大東市)が竣工し、給食事業への本格参入を果たした。2009年6月、京都プロメドが自社開発した放射線部門情報管理システム「Mind Solution」を商品化し、遠隔画像診断事業の技術力を高めた。これら二つの子会社事業は、その後緩やかながら安定した収益をグループにもたらすことになる。

子会社買収と本社拡充による成長期

2013年7月に新本社社屋を摂津市千里丘二丁目4番に竣工し移転。2014年9月には医療開発研究所を子会社化し、医療機器関連の研究開発機能を獲得した。2016年10月にはL&Gシステムを設立し、情報システム事業を強化。2017年3月には本社東館を増築し、事業拡大に対応した。この間、2015年9月期の売上高は257億円であったが、大型案件の変動により2016年9月期は205億円に減少、その後2019年9月期には361億円まで回復するなど、案件依存の収益構造を示した。2019年10月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

上場後の組織再編とM&Aによる拡大

2019年の上場後、2021年10月に愛媛開発センターを開設し、四国エリアの営業基盤を強化。2022年4月の東証市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行した。2024年10月には連結子会社のレオクラン東海を吸収合併し、グループ経営の効率化を図る。2025年10月にはファスキアホールディングスおよびその子会社3社(フォーム、シンコム、中京三洋)を子会社化し、事業領域と人員を拡充した。2025年9月期の連結売上高は215億円、営業利益は2.9億円と前期比で増収増益となったが、大型案件の受注動向により業績は変動しやすい体質が続いている。

年表19件を開く

2000年代

  • 2001年1月創業大阪府吹田市に株式会社レオクランを設立
  • 2001年4月本社を大阪府摂津市千里丘二丁目15番に移転
  • 2001年6月㈱ゲイト(現 連結子会社)を大阪府摂津市に設立
  • 2003年6月物流センターを大阪府摂津市に設置
  • 2004年3月㈱レオクラン東海を岐阜県岐阜市に設立
  • 2004年4月東京事務所を東京都中央区(現在は東京都港区に移転)に設置
  • 2007年1月兵庫県西宮市に複合医療サービス施設「レオワンビル」竣工
  • 2007年3月京都プロメド㈱(現 連結子会社)を京都市上京区に設立 遠隔画像診断サービスを開始
  • 2008年6月㈱ゲイト クックチルセンター(大阪府大東市)竣工
  • 2009年6月京都プロメド㈱において、放射線部門情報管理システム「Mind Solution」を自社開発、商品化

2010年代

  • 2013年7月大阪府摂津市千里丘二丁目4番に新本社社屋を竣工し移転
  • 2014年9月M&A㈱医療開発研究所(現 連結子会社)を子会社化
  • 2016年10月㈱L&Gシステム(現 連結子会社)を大阪府摂津市に設立
  • 2017年3月本社東館増築
  • 2019年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年代

  • 2021年10月愛媛開発センターを愛媛県松山市に開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2024年10月M&A連結子会社㈱レオクラン東海を吸収合併
  • 2025年10月M&Aファスキアホールディングス㈱の株式を取得し、同社及び同社の子会社である㈱フォーム、㈱シンコム及び中京三洋㈱を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    メディカルトータルソリューション事業の強化

    病院新築・移転に伴う医療機器の一括販売に加え、大型医療機器や電子カルテの新規導入・リプレース販売を全国展開。案件数確保とトータルパックシステム供給量増大、コンサルティング・営業力強化、IT部門等付加価値ビジネス推進に取り組む。

  2. 02

    遠隔画像診断サービス事業の安定化

    独自性と品質重視の遠隔画像診断サービスを提供し、緩やかな成長基盤を維持しながら安定的な収益を確保する。

  3. 03

    給食事業の収益性改善

    クックチル技術を活用した製品販売強化と新規取引拡大で安定的収益を確保するとともに、価格見直しとコスト管理徹底により収益性を改善する。

  4. 04

    グループ経営の事業基盤・機能強化

    子会社間のシナジー発揮と存在価値向上のため、グループ再編・統合やM&Aを推進。連結ベースの各種指標改善に寄与する事業基盤と機能を強化する。

  5. 05

    新規事業の開発と外部連携

    既存事業の拡大に加え、培ったノウハウを活かした新規事業創出に積極的に対応。自社リソースに加え外部リソース(事業提携等)も活用し、強固な経営基盤を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で155人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、6期前と比べて7.0%平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は8.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年9月73435.76.8155
2020年9月72636.77.2157
2021年9月71637.37.6162
2022年9月69437.37.2175
2023年9月72737.67.5176
2024年9月71138.78.2170118
2025年9月68339.28.9155194

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率21.1%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 大阪府摂津市185百万円
メディカルトータル ソリューション事業
東京事務所 — 東京都港区12百万円
メディカルトータル ソリューション事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱医療開発研究所
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱L&Gシステム
    大阪府摂津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    京都プロメド㈱(注)2
    京都市上京区 · 連結子会社
    議決権55.2%
  • 国内
    ㈱ゲイト
    大阪府摂津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TUホームケア
    札幌市中央区 · 持分法適用会社
    議決権25.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    「総合健診システムの新規開発」に係る外部委託
    国税庁 · 2020-08-05
    3,500万円
  • 調達
    生化学自動分析装置の購入
    国税庁 · 2026-01-30
    1,958万円
  • 調達
    医療用機器の購入(区分1)
    国税庁 · 2019-02-13
    1,510万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分2)
    国税庁 · 2026-03-30
    443万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分2)
    国税庁 · 2025-03-13
    430万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分3)
    国税庁 · 2023-03-14
    430万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分2)
    国税庁 · 2024-03-18
    430万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分3)
    国税庁 · 2022-03-08
    429万円
  • 調達
    総合健診システム(ソフトウェア、ハードウェア)の保守点検業務
    国税庁 · 2021-04-27
    341万円
  • 調達
    医療機器に係る年間保守業務(区分1)
    国税庁 · 2024-03-18
    127万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は215億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.6%、利益が+50.0%。

売上高
+8.6%
215億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
1.4%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高445億円215億円
営業利益7億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は119億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+138.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q6834.41
2023年3Q5000.01
2023年4Q991
2024年1Q5411.91
2024年2Q6834.41
2024年4Q76−2−2.6−1
2025年2Q12953.93
2025年4Q86−2−2.3−1
2026年2Q24352.12
2026年3Q11910.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2015年9月期からの11期で、売上は257億円から215億円へ84%に減った。直近期の営業利益率は1.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年9月25795
㈱L&Gシステム(現 連結子会社)を大阪府摂津市に設立
2016年9月20564
2017年9月19102
2018年9月25774
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2019年9月361127
2020年9月22021
愛媛開発センターを愛媛県松山市に開設
2021年9月26364
2022年9月29874
2023年9月26643
連結子会社㈱レオクラン東海を吸収合併
2024年9月198221.01
ファスキアホールディングス㈱の株式を取得し、同社及び同社の子会社である㈱フォーム、㈱シンコム及び中京三洋㈱を子会社化
2025年9月215331.42

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高215億円のうち、営業利益として残るのは3億円1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%188億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.6%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.5pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.4pt
2.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2025年9月期は営業CFが−1億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は47億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年9月−710−626
2018年9月10−12937
2019年9月28−1−22762
2020年9月−19−12−2044
2021年9月130−31354
2022年9月20−1255
2023年9月3−1−2255
2024年9月01−1156
2025年9月−1−6−1−747

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年9月期の総資産は109億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は51.8%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年9月64214332.3
2016年9月74254933.0
2017年9月120299123.4
2018年9月129379227.9
2019年9月128438533.0
2020年9月134488635.1
2021年9月130527838.8
2022年9月135558040.0
2023年9月147579037.9
2024年9月107574952.3
2025年9月109585151.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
51億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中79位あたり、逆に低いのはROE284社中248位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,005で、1年前と比べて-6.9%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥1,005-0.6%1ヶ月+3.7%1年-6.9%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥725高値¥1,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)136.2倍
PER (会社予想)25.9倍
PBR1.02倍
配当利回り1.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に前日比11.75%高の1056円と上昇し、52週高値1319円に向けて上値を試す形となった。25日線は962.6円で、株価は約10%上回る。RSIは78.21と買われすぎに近いが、出来高も8月19日に3万株を超え、買い材料が意識された。週足では上昇基調が続き、200日線も上回る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER 131.9倍は業界平均17.5倍を大きく上回り、収益力に対して株価が著しく高い。PBR 1.01倍は平均1.21倍を下回るが、ROE 2.7%と低収益で割安感は乏しい。配当利回り1.77%も平均2.66%を下回る。売上高も減少傾向で、今期増収見込みも利益は小幅。

指標この会社業種平均
PER (実績)136.2倍17.9倍
PER (予想)25.9倍
PBR1.02倍1.24倍
ROE2.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

減収基調と低収益性が最大の懸念材料。強気派は、コスト削減や事業再編による利益改善を期待し、現在の株価は資産価値に近いとみる。PBR1倍前後で下値不安が少ないとの見方もある。弱気派は、業界の競争激化で収益力が回復するシナリオが描けず、減収が続けば資産価値も毀損すると懸念。2025年9月期の増収計画(215億円)の達成が鍵だが、過去の実績から楽観視できない。

プラスに働く材料7
  • 資産価値接近

    PBR1.0倍と解散価値に近く、下値は限定的。

  • 増収計画への期待

    2025年9月期は増収見込み。業績改善の初動となる可能性。

  • コスト削減余地

    低収益の原因を特定し、リストラ等で利益率改善の余地。

  • 売上高・利益回復トレンド2025年9月期影響

    売上高198→215億円、営業利益2→3億円と増収増益

  • PBR1.0倍の割安水準継続影響

    PBR1.01倍は解散価値並、収益改善で上昇余地

  • 建設需要の回復2025年下期影響

    公共投資・インフラ工事増で販売数量増加

  • コスト削減効果通年影響

    固定費削減で営業利益率1.4%から改善

マイナスに働く材料7
  • 減収トレンド

    3期連続減収。顧客需要の減少傾向が続く。

  • 低収益性

    営業利益率1%台と脆弱。価格競争に巻き込まれやすい。

  • 成長戦略不透明

    新たな収益の柱や差別化戦略が見えにくい。

  • 極めて高いPERの修正継続影響

    PER132倍は異常水準、業績未達で大幅調整リスク

  • 建設市場の低迷景気次第影響

    建築着工減少で売上高215億円未達の可能性

  • 業績のボラタイル不定影響

    過去3期で売上高変動大きく、予想困難

  • 現金等価物少なく財務脆弱継続影響

    時価総額58億円、有利子負債多く財務リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
減収脱却が最重要課題。計画達成の有無を注視。
営業利益率
低収益構造からの脱却を示す指標。改善が株価上昇の鍵。
総資産回転率
資産効率の悪化を監視。売上減少で回転率低下のリスク。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から+2.0%いまの株価に対する利回りは1.69%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
1.69%
いまの株価に対して
配当性向
45.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年9月1326.4
2022年9月1725.133.4
2023年9月170.036.5
2024年9月170.0221.6
2025年9月172.045.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ509人。区分でいちばん多いのは事業法人50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.0%を占め、残る50.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人47.950.055.959.761.650.0
個人・その他44.441.239.336.933.645.5
証券会社1.42.81.61.53.13.0
外国法人6.35.43.11.81.71.5
金融機関0.10.50.10.00.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位15

順位株主持ち株比率 %
01株式会社A&M33.69
02UH Partners 2投資事業有限責任組合7.45
03光通信KK投資事業有限責任組合6.49
04株式会社UH Partners 33.62
05大阪中小企業投資育成株式会社3.34
06レオクラン従業員持株会3.14
07杉田 昭吾2.82
08株式会社SBI証券1.82
09八上 重明1.42
10古川 國久1.22
11医療法人藤井会1.22
12ファスキアホールディングス株式会社1.22
13株式会社ユニティ建築企画1.22
14セントラルメディカル株式会社1.22
15和田 公良1.22

有価証券報告書の大株主の状況から、上位15者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-06-16
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.49%
  • 2026-05-28
    株式会社A&M
    変更報告
    36.50%
    +2.31pt
  • 2026-05-22
    株式会社A&M
    新規の大量保有報告
    36.50%
    +2.31pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で−100%、1株純資産は11期で−100%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年9月116,413418,93529.41.7
2016年9月79,713496,91617.45.0
2017年9月2472,8709.025.3
2018年9月3242,01611.29.3
2019年9月4112,37718.710.1
2020年9月218032.738.144.7
2021年9月678568.016.126.4
2022年9月749158.410.333.4
2023年9月469465.019.936.5
2024年9月239442.444.6221.6
2025年9月269522.743.545.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/9期の役員報酬は総額150百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
杉田昭吾代表取締役会長73166,800
竹内興次代表取締役社長6060,000
山田敏史取締役 営業本部長兼 大阪営業統括部統括部長4721,900
田上誠二取締役 営業推進統括部統括部長兼営業推進1部部長486,900
西本篤史取締役 管理本部長56
尾﨑健治取締役776,000
小笠原士郎取締役73
太田尚志監査役(常勤)65
松本淳一監査役716,000
西村猛監査役75
山﨑和取締役65
竹村喜雄745,400

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71062112718
社外取締役5221235

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,882字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社4社及び持分法適用関連会社1社(2025年9月30日現在)で構成されており、新築・移転時の医療機関や福祉施設等に対して、企画段階から開設に至るまでの総合的なコンサルティングを行い、医療機器・医療設備・医療情報システム等を販売する「メディカルトータルソリューション事業」、医療機関で撮影されたCTやMRI等の医用画像を遠隔で診断し、情報提供するサービスを行う「遠隔画像診断サービス事業」及び介護・福祉施設向け給食サービスを行う「給食事業」を営んでおります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。尚、以下に示す区分は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) メディカルトータルソリューション事業 本事業は、当社、連結子会社2社(㈱医療開発研究所、㈱L&Gシステム)及び持分法適用関連会社1社(㈱TUホームケア)で営んでおります。医療機関、健診施設及び介護・福祉施設等に対して、医療機器の選定等のコンサルティング業務をベースに、医療機器、医療設備及び医療情報システムの販売、付帯する保守・メンテナンスサービス並びに内装工事や設置工事の請負も行っております。「狩猟型」商社を標榜し、全国の大型の移転新築、改築の案件を中心に営業活動を展開しています。具体的には、医療機関や福祉施設等の新築、増改築、移転等のプロジェクトの根幹に係わる重要なファクターとなる医療機器、医療設備、医療情報システム等の選定から活用、施設の運営を展望して、設計段階からの技術支援、プロジェクト全体の予算管理と開業までのスケジュール管理をワンストップで提供する「トータルソリューション事業」を展開し、顧客との信頼関係を構築して、医療機器、医療設備、医療情報システム及び医療材料・消耗品の販売を行っております。また、保守・メンテナンスといった長期的サービスの提供も行っております。 当事業が提供するサービスの内容は以下のとおりであります。 a コンサルティング業務 業界での経験が豊富な経営陣、上級マネージャーのネットワークにより病院経営層へのアプローチに競争力を持ち、綿密なヒアリングと現地調査を重ねることで、設計、建設の開始前より、顧客の特徴を活かして、全体最適化を目指すコンサルティング業務を行い、顧客ニーズに沿った企画提案をいたします。 b 企画・設計支援業務 病院経営において豊富な専門知識と経験を持つスタッフにより、医師や医療従事者と建設業者の橋渡しをすることで、円滑な病院経営を実現するための建築計画、設計の支援を行います。 c IT・ネットワーク構築支援業務 医療機関に必須となっている医療情報システムについて、電子カルテ、院内ネットワークシステムなどのインフラについて運用面を含めて全体最適化を図りながら、システム選定及び導入の支援を行います。また、地域医療ネットワークシステム、医療情報データベースの構築・共有化などを見据えた、セキュリティ強化やシステム構築にも対応いたします。 d 医療機器の調達・販売業務 コンサルティング業務の中には、機器の調達支援が含まれていることも多くあります。予算の中で、顧客のニーズに応えることを目指した調達と販売を行います。 建物、施設の建替は一般的に30年サイクルで行われますが、機器、設備は5~6年に1回の更新が必要となります。当社グループでは、そのための新しい技術・機種・システムに対する知識を蓄積しております。特定メーカーに依存することなく最適の機器・システムの選定、調達を可能とし、将来の保守・メンテナンスを展望して地域ディーラーとも協業することができます。 e 予防医療部門 病院機能とは独立した健診施設の新規開設、健診システム・画像システムを中心とした健診情報システムの構築、健診車両販売、健診施設運営・機器導入をワンストップでサポートいたします。 f 保守・メンテナンス部門、サプライ部門 設備・機器導入後の保守・メンテナンスについても、専門スタッフが迅速に対応いたします。また、必要に応じて、医療材料・消耗品の調達、供給も行います。 (2) 遠隔画像診断サービス事業 本事業は、連結子会社である京都プロメド㈱が行っております。遠隔画像診断サービスとは、依頼元の医療機関で撮影されたCTやMRIなどの医用画像を、放射線診断専門医が遠隔で診断し、情報を提供するサービスです。当事業は、現在の医療業界全般の課題となっている医師不足や、医師の偏在に対応するものです。情報通信技術を活用することで医療機関を直接訪問せずとも、診断行為や医師同士の意見交換が可能であり、医療機関内で行われる画像診断と遜色ない環境で診断を実施することができます。京都プロメド㈱では、設立以来、京都大学医学部との連携により、高度な知識と豊富な経験を持つ放射線診断専門医を安定的に確保し、常時5~6人の専門医が常駐する読影センターを有し、緊急の画像診断にも対応できる体制を維持しております。また、自社SEによる依頼元医療機関とのシステム連携や、専任の受付スタッフによるスムーズな受付管理を常に心がけ、よりよいサービスの提供と業容拡大に努めております。 (3) 給食事業 本事業は、連結子会社である㈱ゲイト(ブランド名:クックレオ)により介護・福祉施設等への給食サービスを行っております。「クックチル」(注)という新調理システムにより、セントラルキッチン(給食センター)にて、一括集中調理を行い、真空パックした製品を冷蔵状態でお届けする「おかず販売」と、施設から委託を受け、委託元の厨房に職員を配置し、日々の食事を提供する「業務受託サービス」を行っております。 セントラルキッチンで調理された製品をお届けする「おかず販売」は、食事準備の簡素化及び時間短縮が図れるため、介護職員の業務負担を削減することができ、調理技術のある人材(有資格者含む)の確保が困難な状況にも柔軟に対応することが可能であります。 ㈱ゲイトで提供するクックチル料理は、管理栄養士が栄養バランスを考慮して献立・レシピを作成し、専門の調理師がマニュアルに従って調理を行い、均質な製品の提供を行っております。いわゆるクックフリーズ(調理済みの冷凍食品)とは違い、彩りや風味の損傷を最小限に抑え、添え野菜など一部の商品を生野菜で納品することで、現場での調理に近い仕上がりを再現しております。 (注) 「クックチル」とは、加熱調理した食品を、急速冷却(90分以内に芯温3℃以下)し、チルド(0~3℃)状態で低温保存いたします。急速な冷却を行うことで、食中毒原因菌を含め、微生物の繁殖を抑制し、製造日(調理日)を含めて最大5日間の保存を可能にする新調理システムであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,413字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は次のとおりであります。 尚、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「利他利己」、「INNOVATION & CREATION」、「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」の企業理念とともに、「企業理念に基づいて、社業の発展を図り、顧客との共存を維持し、社会に貢献しつづける存在でありたい」という経営理念を掲げ、医療・福祉・保健というフィールドで、それぞれの問題解決に寄与するエキスパートとして、また未来に対する付加価値を創造するパイオニアとして、時代を読み、これからの社会と人々の繁栄に貢献することを責務と考え、事業を推進しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長を通じた企業価値の向上を目指しており、事業拡大の観点から売上高を重要な経営指標と位置づけ、また強固な経営基盤及び高利益体質を構築すべく、収益性を評価する指標として売上総利益率及び経常利益率を重要な経営指標と位置づけております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 ① メディカルトータルソリューション事業 当該事業におきましては、全国での受注実績により入手した病院づくりに係る最新の情報を活かし、新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売のみならず、大型医療機器を中心とした医療機器及び医療情報システム(電子カルテ等)の新規導入及びリプレースによる販売を日本全国で展開しております。中期的には、次のテーマを掲げ、目標達成に向けて取り組んでまいります。 ・案件数の確保と「トータルパックシステム」(注)の供給量の増大 ・コンサルティング力、営業力の強化 ・IT部門等、付加価値の高いビジネスの推進 (注)トータルパックシステム トータルパックシステムとは、「お客様のすべての期待・要望に応えること」であります。新築・移転のための基本計画から開院までの様々な場面で、ノウハウ及びソリューションを提供することで、お客様から厚い信頼を得て、当事者として責任感を持って全力で取り組むことであります。 ② 遠隔画像診断サービス事業 当該事業におきましては、独自性を活かし、質を重視した遠隔画像診断を提供することで緩やかな成長基調を維持するとともに、安定的な収益を確保してまいります。 ③ 給食事業 当該事業におきましては、引き続きクックチル技術を活かした製品の販売強化や、新規取引の拡大を図り、安定的な収益を確保するとともに、価格の見直しやコスト管理の徹底により、収益性の改善に取り組んでまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 ① 人材の確保 当社グループは、コンサルティング活動をベースとした医療機器専門商社であるため、優秀な人材を継続的に確保し、育成していくことが不可欠です。新卒定期採用を中心に、中途採用も含めて、優秀な人材の確保に努めてまいります。 また、遠隔画像診断サービス事業及び給食事業におきましても、有資格者の人員確保、能力の向上と開発に取り組んでまいります。 ② 社員教育及び社員の能力向上 顧客へのコンサルティング活動は、医療に関する専門知識はもちろんのこと、IT技術支援等、当社の機能を十分に発揮し、ベストな解決策を提供することが期待されております。そのため、それぞれの専門家を育成するとともに、これらの需要にワンストップで対応できるプロジェクトマネージャーの育成等、OJTを中心に実践的な経験を数多く積ませる一方で、各種研修会への参加推奨など、社員教育に注力してまいります。 ③ コンサルティング営業の強化 医療機関の新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売案件のコンサルティングを受注するためには、顧客からの情報収集とともに、営業プレゼンテーションを早期の段階で実施する必要があります。今後も、これらのコンサルティング営業の強化に注力し、案件を計画的かつ長期にわたって管理することによりコンサルティング活動の精度を高め、より顧客のニーズに応えられる体制を構築して、受注に繋げてまいります。 ④ コーポレート・ガバナンス体制の強化と内部管理体制の強化 「企業リスク管理」の観点よりコンプライアンス体制の確立を目指し、社内管理体制の充実と社員教育を徹底してまいります。当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上のため、内部管理体制の充実が不可欠であると認識しており、役職員のコンプライアンス意識の向上、グループ各社の取引態様に即した内部管理体制を構築する等、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでまいります。 ⑤ グループ経営の事業基盤、機能強化 当社グループの各子会社はそれぞれ医療機関、介護・福祉施設等に向けに各種サービスを提供しております。今後各子会社が独自性を活かしつつも、グループ会社間のシナジー効果を充分に発揮して、それぞれの会社の存在価値を高めていく必要があると考えております。 また、グループの企業価値を高めるために、グループ会社間の再編や統合、M&Aによるグループ会社の拡充を図ってまいります。 その結果、それぞれの会社が連結決算に貢献し、連結ベースの各種指標の改善に寄与していけるよう、事業基盤、機能を強化してまいります。 ⑥ 新規事業の開発 既存事業の業容拡大に加えて、これまでに培ったノウハウと経験を活かして新規事業の創出にも積極的に取り組んでいきます。新たな市場を開拓し、強固な経営基盤を構築していくために、自社のリソースだけでなく、外部のリソースの活用をすることが重要と考えており、事業提携等のあらゆる可能性を追求してまいります。
事業等のリスク3,865字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 尚、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境等について 当社グループは、人口動態及び人口構造の変化、疾病構造の変化に伴う医療、保険、介護制度の見直し、また行政による各種規制の動向、医療技術革新等により事業戦略及び経営成績等が影響を受ける可能性があります。 (2) 事業全般に関するリスクについて ① 法的規制について 当社グループのメディカルトータルソリューション事業が行っております医療機器の販売等は、医薬品医療機器等法により規制を受けており、所在地の都道府県知事より医療機器販売に係る許可等を取得する必要があります。当社グループ各社が取り扱う商品の多くが高度管理医療機器(注)であることから、同機器を取り扱っているすべての事業所で医薬品医療機器等法に基づく高度管理医療機器販売業・貸与業許可を取得しております。また、その他に以下の許可を取得しており、これまで当該許可等の否認や承認の取消しを受けたことはありませんが、当社グループ各社の事業所において許可要件や関連法規の違反等により当該許認可を取り消された場合には、当社グループの業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (注) 「高度管理医療機器」とは、副作用・機能障害が生じた場合、人の生命・健康に重大な影響を与える恐れがある医療機器と定義されております。 当社グループが有する主な許可の内容 許可等の種類   関連する法令 高度管理医療機器等販売業・貸与業許可   医薬品医療機器等法 医薬品販売業許可 医療機器修理業許可 動物用高度管理医療機器等販売・貸与業許可 毒物劇物一般販売業許可   毒物及び劇物取締法 一級建築士事務所登録   建築士法 特定建設業許可   建設業法 古物商許可   古物営業法 ② 信頼性の低下について 当社グループにおいて、何らかの要因による重大な事故、トラブル、クレーム等が生じた場合やコンプライアンス上の問題が発生した場合、または社会的な批判等が生じた場合には、取引停止等の対応が取られる可能性があり、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定人物への依存について 当社グループの創業者である杉田昭吾は、経営方針や経営戦略の決定をはじめ、事業推進において重要な役割を果たしております。当社グループでは、今後の経営環境の変化への対応および当社の中長期的な企業価値向上への取り組みを強化すべく、次世代に向けた経営体制の充実と強化を目指し、2024年10月1日付で竹内興次が代表取締役社長に就任し、杉田昭吾に過度に依存しない経営体制の構築を進めております。しかし、何らかの理由により同氏が経営執行を継続することが困難になった場合には、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティについて 当社グループは、事業活動における顧客等の個人情報や機密情報等の各種情報について、情報システム上で管理・運営を行っております。情報保護のために安全管理措置を講じ、情報セキュリティ面の充実を図るなど、情報管理の徹底に努めておりますが、システム障害やシステムへの不正侵入などにより、漏洩、改ざん、喪失等が発生した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) メディカルトータルソリューション事業のリスクについて ① 医療施設等の施設需要の動向について 医療機関等の移転新築・増改築動向に関して、医療行政、厚生予算、建築費の動向等により、各年度における大型案件の受注が増減し、業績が変動する可能性があります。 ② 公正競争規約について 医療機器業界の自主規制団体である医療機器業公正取引協議会においては、公正な競争秩序を確保することを目的として「医療機器業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約(以下「公正競争規約」という。)」を制定しております。公正競争規約は、不当景品類及び不当表示防止法に基づき制定され、消費者庁長官並びに公正取引委員会の共同認定を受けたものであり、違反した場合は、違約金が課される等の罰則を受けることがあります。その結果、信用低下等により当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 業績の変動について 当社グループの主力事業であるメディカルトータルソリューション事業においては、各年度における大型案件数及び販売額が増減し、業績に影響が生じる可能性があります。また、大型案件のスケジュールが重なるタイミングにおいては、必要となる専任人員の配置に限界があり、事業拡大の制約要因となる可能性があります。 当社の特徴でもある医療機関への新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売は、金額が多額なうえ、売上時期が集中することもあることから、月の売上高が偏ることがあります。また、売上高は、取引先の医療機関等の会計年度の関係により例年3月や9月に集中する傾向があり、その結果、当社グループの四半期の業績は通期の業績に必ずしも連動するものではなく、特定の四半期の業績だけをもって通期の業績見通しを判断することは困難が伴います。 尚、当社の第24期連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)及び第25期連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)の各四半期連結会計期間の売上高及び営業損益は以下のとおりであります。 会計期間   第1四半期連結会計期間   第2四半期連結会計期間   第3四半期連結会計期間   第4四半期連結会計期間 自 2023年10月1日至 2023年12月31日   自 2024年1月1日至 2024年3月31日   自 2024年4月1日至 2024年6月30日   自 2024年7月1日至 2024年9月30日 売上高(千円)   5,413,543   6,803,135   3,496,728   4,090,840 営業損益(千円)   136,144   221,853   △120,854   △59,037 会計期間   第1四半期連結会計期間   第2四半期連結会計期間   第3四半期連結会計期間   第4四半期連結会計期間 自 2024年10月1日至 2024年12月31日   自 2025年1月1日至 2025年3月31日   自 2025年4月1日至 2025年6月30日   自 2025年7月1日至 2025年9月30日 売上高(千円)   3,171,222   9,769,095   4,267,938   4,281,272 営業損益(千円)   △235,169   732,045   △22,019   △186,564 (注) 上記の四半期連結会計期間の数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく有限責任監査法人トーマツの四半期レビューは受けておりません。 ④ コンサルティング等に関する人員の確保や育成について 当社グループのコンサルティング業務は、特に育成とノウハウの蓄積に時間を要することから、人材の確保や育成に支障が生じた場合は業績が変動する可能性があります。また、現在在籍する人材の社外流出が生じた場合も同様の可能性があります。 ⑤ 物価上昇による影響について 不安定な国際情勢の継続、円安の進行や世界的な資源価格の高騰を背景とした物価上昇が顕在化しており、当社グループが取扱う医療機器等の価格が急激に上昇した場合や、物価上昇などを背景とした建築費の高騰によって医療機関等の移転新築・増改築の動向に影響した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 遠隔画像診断サービス事業のリスクについて ① 個人情報保護法について 当社グループの取り扱う放射線部門情報管理システム、電子カルテ等の医療情報システム内及び遠隔画像診断サービス事業が取り扱う読影データには、患者の医療情報が含まれており、これらの情報が漏洩しないようなシステム構築及び社員教育を徹底しておりますが、万一個人情報保護法に抵触する事案が発生した場合、損害賠償請求訴訟を提起されることや、取引先との取引停止等が発生することが考えられ、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医師による読影について 遠隔画像診断サービス事業において契約している医師による読影ミスが発生した場合、損害賠償請求訴訟を提起されることや、社会的信用の低下により、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 給食事業のリスクについて ① 食事提供サービスにかかる人員確保について 事業展開に必要な管理栄養士・栄養士・調理師等の人員数が確保できない場合には、事業展開に支障を及ぼす可能性があります。 ② 食事提供業務について 食中毒等が発生し、多額の賠償金の支払いや、それに伴う当社グループの社会的信用の低下があった場合には業績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,222字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 尚、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用と所得環境の改善を背景とした緩やかな回復基調で推移した一方で、物価上昇や中東・東欧地域をめぐる不安定な国際情勢が継続しているのに加え、米国の通商政策による影響などから景気下振れが懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが属する医療業界では、物価高騰の影響等により医療機関にとって厳しい経営環境が続いています。また、増加し続ける医療費を背景に医療制度改革が実施されており、2024年には医師の働き方改革がスタートし、医療機関はそれらに対応していくことが求められます。逼迫する人手不足問題など様々な制約がある中で、効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築が求められる厳しい環境となることが想定されています。 当社グループの主要事業であるメディカルトータルソリューション事業におきましては、このような顧客を取り巻く環境の変化を的確に把握して課題を解決すべく、これまでに培ってきた経験と築き上げてきた情報網を活かし、医療機関の新築・移転、再編等に伴う医療機器の一括販売、大型医療機器を中心とした医療機器及び医療情報システム(電子カルテ等)の販売を日本全国で展開しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は21,489,527千円(前期比 8.5%増)、営業利益は288,291千円(同 61.9%増)、経常利益は308,842千円(同 70.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は152,777千円(同12.3%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ・メディカルトータルソリューション事業 当事業におきましては、医療機関等の新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売、大型医療機器を中心とした医療機器及び医療情報システム(電子カルテ等)等の販売活動を展開しております。このうち、主力である医療機関等の新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売の売上高は、下記のとおりであります。 (単位:件、百万円) 2024年9月期   2025年9月期   2026年9月期(予想) 件数   売上高   件数   売上高   件数   売上高 20億円以上の案件   1   2,942   1   3,768   -   - 10億円以上 20億円未満の案件   -   -   1   1,302   1   1,300 10億円未満の案件   10   2,449   10   3,049   12   3,252 計   11   5,392   12   8,120   13   4,552 医療機関等の新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売は、年度により受注件数及び受注金額の変動がありますが、当連結会計年度におきましては、大型案件の増加を主要因として前期に比べて増加しました。また、医療情報システムの売上なども増加し、それらの影響で売上総利益が増加しました。加えて、販売費及び一般管理費は人件費の減少などで前期に比して減少したため、営業利益は前期に比べて増加いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は20,257,605千円(前期比 8.8%増)、営業利益は307,984千円(同 225.7%増)となりました。 ・遠隔画像診断サービス事業 当事業におきましては、質の高い遠隔画像診断サービスの提供、放射線診断専門医の安定的確保と専門性の高いノウハウを武器に、導入医療機関及び取扱件数の増加を図り、安定した営業基盤を維持しております。当連結会計年度におきましては、読影診断数の増加により、売上高は堅調に推移し、利益面でも人件費の増加はあったものの、増収による影響で増益となりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は822,326千円(前期比 5.7%増)、営業利益は69,232千円(同 3.3%増)となりました。 ・給食事業 当事業におきましては、介護・福祉施設等への給食サービスを行っており、新規受託施設の獲得及び既存受託施設への販売強化に注力しましたが、前期の一部施設での解約の影響により、売上高は前年同期を下回りました。また、価格の見直しなど収益性の改善に取り組んだものの、営業利益は減少いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は409,595千円(前期比 1.5%減)、営業利益は8,876千円(同 37.6%減)となりました。 ② 財政状態の状況 a 資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べて285,042千円減少し、9,298,148千円となりました。これは、主に受取手形、売掛金及び契約資産が377,071千円、前渡金が192,515千円増加したものの、現金及び預金が797,199千円減少したことによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて494,797千円増加し、1,571,254千円となりました。これは、主に投資有価証券が501,456千円増加したことによるものです。 以上の結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ209,755千円増加し、10,869,403千円となりました。 b 負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べて199,291千円増加し、4,166,415千円となりました。これは、主に買掛金が53,022千円、契約負債が228,632千円増加したことなどによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて67,595千円減少し、883,627千円となりました。これは、主に退職給付に係る負債が76,687千円減少したことなどによるものです。 以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ131,695千円増加し、5,050,042千円となりました。 c 純資産 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて78,059千円増加し、5,819,360千円となりました。これは、主に利益剰余金が54,391千円増加したことなどによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ807,201千円減少し、4,746,830千円となりました。 主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は、86,650千円(前連結会計年度は、33,083千円の増加)であります。資金の増減の主な内訳は、税金等調整前当期純利益308,842千円、仕入債務の増加53,022千円などの資金の増加があったものの、売上債権の増加377,196千円などの資金の減少があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、619,823千円(同 100,752千円の増加)であります。資金の増減の主な内訳は、投資有価証券の取得による支出442,572千円、関係会社株式の取得による支出54,900千円、有形固定資産の取得による支出30,051千円、無形固定資産の取得による支出52,105千円などの資金の減少があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、100,727千円(同 97,225千円の減少)であります。資金の増減の主な内訳は、配当金の支払額98,349千円などがあったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) メディカルトータルソリューション事業   17,734,794   108.8 遠隔画像診断サービス事業   -   - 給食事業   155,595   96.5 合計   17,890,390   108.7 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は、仕入価格によっております。 b 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) メディカルトータルソリューション事業   20,257,605   108.8 遠隔画像診断サービス事業   822,326   105.7 給食事業   409,595   98.5 合計   21,489,527   108.5 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 尚、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 経営成績の分析 (売上高) 主力のメディカルトータルソリューション事業において、医療施設の新築・移転、再編・統合等に伴う医療機器の一括販売の大型案件が増加したことを主要因として、前連結会計年度に比べ1,685,279千円の増加となりました。 (営業利益) 売上高の増加による売上総利益の増加を主要因として、営業利益は288,291千円と前連結会計年度に比べ110,183千円の増益となりました。 (経常利益) 営業利益と同様の要因により、経常利益は308,842千円と前連結会計年度に比べ127,696千円の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 経常利益と同様の増益要因により、親会社株主に帰属する当期純利益は152,777千円と前連結会計年度に比べ16,720千円の増益となりました。 セグメント別の概況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照下さい。 b 財政状態の分析 当事業年度の財政状態の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、「第2  事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 また、当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業活動のための適切な資金確保を図るため、営業活動によるキャッシュ・フローの向上を最優先事項と考えております。当連結会計年度末における現金及び預金の残高は、4,776,831千円となり、十分な流動性を確保しているものと判断しておりますが、急な資金需要や不測の事態に備えるため、金融機関との間でコミットメントライン契約を締結しております(未実行残高 1,500,000千円)。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、会計上の見積りを行う必要があり、賞与引当金等各引当金の計上及び繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づいて見積りを実施しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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