概要
株式会社SHINKOは、医療機関向け電子カルテや調剤薬局向けシステムの保守を主力とする独立系ITサービス企業である。保守・ソリューション・人材サービスの3事業を柱に、全国60拠点以上で24時間365日のオンサイト保守を提供する。2026年3月期の売上高は約194億円、従業員895名。
保守サービス事業:医療機器を中心に3万6千件の契約
保守サービス事業は、病院・診療所の電子カルテシステムやレセプトコンピュータ、調剤薬局の電子薬歴システムなど、医療・ヘルスケア分野の機器保守を中核とする。顧客と直接契約する「ハードウェア保守契約」と、メーカーであるウィーメックス社から保守料を受領する「システムサポート契約」の2形態があり、2026年3月時点で約3万6千件の保守契約を保有する。24時間365日のオンサイト対応が強みで、メーカーに依存しない独立系ゆえに多種多様な機器を扱える。2025年からはパソコン等のLCM(Life Cycle Management)サービスにも進出し、調達から廃棄まで一貫支援している。
ソリューション事業:設計から設置・運用までワンストップ
ソリューション事業は、医療機関、企業、官公庁向けにシステム設計、構築、設置工事、ICTサービスを提供する。KDDIや日本電気などの大手企業との協業により、ネットワーク機器設定や電気通信工事、自動倉庫システムなどの案件を全国展開する。テクニカルセンターでは機器のキッティングから現地配送までを一括管理し、八王子や北海道など各地のキッティングスペースと連携して品質平準化を図る。2023年に古物商許可を取得し、LCMサービスの本格展開を開始。地元ニーズに応じた案件(例:北海道の家畜セリシステム)も獲得している。
人材サービス事業:CE・SE派遣でストック収益を確保
人材サービス事業は、カスタマエンジニア(CE)やシステムエンジニア(SE)を派遣するストック型ビジネスである。主要取引先はNECフィールディング(CE約130名)とKDDIグループ(SE約50名以上)で、毎年増員要請を受けている。2026年3月期の派遣人員は259名。IT人材不足の中、採用・教育に注力し、社内研修や資格取得支援でスキルアップを図る。派遣を契機にソリューションや保守案件を受託するケースも増加しており、3事業間のシナジー創出に寄与している。
全国ネットワークと独立系としての強み
当社はメーカー系列に属さない独立系保守会社であり、医療・IT・非IT機器を問わず幅広いメーカー製品に対応できる。全国60拠点以上にエンジニアを配置し、テクニカルセンターを司令塔として迅速なトラブル対応を実現。2024年には遠隔作業支援システム(スマートグラス)を導入し、技術支援の効率化を進める。また、3事業(保守・ソリューション・人材)を横断するエンジニア(750名超)が、現場の課題を把握し新規ビジネスを創出する体制が強みである。
業界の中での役割は独立系の保守サービス・ICTソリューション・技術者派遣のワンストッププロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01医療機関・調剤薬局主力
病院・クリニックの電子カルテやレセプトコンピュータ、調剤薬局の電子薬歴システムなど医療機器の保守を請け負う。ウィーメックスやPHC製の機器を中心に全国約3.6万件の保守契約を有し、24時間365日オンサイトサービスを提供。
- 医療機器保守サービス
- 電子カルテ、レセプトコンピュータ、薬歴システムなど医療機器の保守を提供。障害時の駆けつけ修理から遠隔監視まで、サービスレベルに応じた契約で対応する。
02一般企業・官公庁(ICTソリューション)準主力
医療機関や福祉施設、一般企業、官公庁向けにシステムの設計・構築・設置工事などのICTサービスを提供。大手企業との協業によりネットワークやPC関連サービス、自動倉庫システムなども展開。
主要顧客KDDI、日本電気、ウィーメックス、PHC
- ICT導入設計・設置サービス
- ネットワーク機器やPCの設定、電気通信工事などを提供。顧客に合わせた最適なシステム構築を全国で同一品質で展開する。
03IT・医療機器メーカー等(人材派遣)副次
NECフィールディングへはCEを、KDDIグループへはSEを派遣。多様な顧客企業や空港にもエンジニアを派遣し、派遣を契機に保守・ソリューション案件を受託する相乗効果を生む。
主要顧客NECフィールディング、KDDI
- エンジニア派遣サービス(CE・SE)
- IT機器の保守・修理を行うCEとシステム設計・開発を行うSEを派遣。派遣先でのスキルを活かし、関連サービスへ展開する。
製品と技術
電子カルテ・レセコン保守:ウィーメックス製品の高いシェア
保守サービス事業の核は、ウィーメックス社製の電子カルテシステムおよびレセプトコンピュータ(診療報酬明細書発行システム)の保守である。クリニック向け機器として高い国内シェアを誇るこれらのシステムについて、当社はハードウェア保守契約とシステムサポート契約の2パターンでサービスを提供。全国約11万3千の病院・診療所のうち、約3万6千件の保守契約を保有する。顧客がウィーメックス製品を選ぶ理由の一つとして、当社の保守品質への評価があると同社は分析している。
調剤薬局向けシステム保守:PHC社製品にも対応
調剤薬局向けには、PHC社製の電子薬歴システム、薬剤情報システム、自動錠剤包装機、一包化監査システムなどを保守する。全国約6万3千の調剤薬局を市場とし、当社はメーカーに依存しない独立系の立場から、多様な機器の保守を一括で受託。24時間365日のオンサイトサービスと、障害発生時の迅速なディスパッチ体制が強みである。2025年からはIT機器や医療機器のリペア業務も開始し、サービス範囲を拡大している。
ITソリューションとLCM:導入から廃棄までワンストップ
ソリューション事業では、ネットワーク設計・構築、機器設置、キッティング、そして保守事業へつなぐ運用管理までを一貫提供する。テクニカルセンターはキッティングセンター機能も持ち、全国のキッティングスペースと連携して品質平準化を図る。2025年にはLCM(Life Cycle Management)サービスを本格展開し、IT資産の選定、調達、導入、運用、保守、廃棄までをワンストップでサポート。官公庁のガバメントクラウド案件や教育機関の「NEXT GIGA」関連工事も受注し、売上拡大に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がSHINKO
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8105Bitcoin Japan | 59億円 | — |
| 2 | 3359cotta | 59億円 | 12.3倍 |
| 3 | 3377バイク王&カンパニー | 59億円 | 11.4倍 |
| 4 | 2788アップルインターナショナル | 58億円 | 4.3倍 |
| 5 | 5283高見澤 | 56億円 | 4.3倍 |
| 6 | 7120SHINKO | 55億円 | 6.9倍 |
| 7 | 8025ツカモトコーポレーション | 54億円 | 30.5倍 |
| 8 | 3070ジェリービーンズグループ | 54億円 | — |
| 9 | 9885シャルレ | 54億円 | — |
| 10 | 2776新都ホールディングス | 54億円 | 46.3倍 |
| 11 | 7538大水 | 53億円 | 7.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
テレプリンター保守で創業した1953年
1953年7月、東京都港区三田において「株式会社新興印刷電信サービスステーション」として創業した。元々は新興製作所(現社名)のST型頁式和欧文印刷電信機(テレプリンター)の保守サービスと関連機器販売を目的として発足した。1963年に本社を新橋へ移転し、1969年に商号を「谷村新興サービス株式会社」に変更。1972年には西新橋へ移転し、その後1982年にOA機器(FAX・コピー機等)の販売を開始、事業領域を拡大した。
OA機器販売と三洋電機との合弁会社設立(1982~1994年)
1982年5月、商号を「新興サービス株式会社」に変更し、OA機器販売に本格参入した。1994年6月には三洋電機情報機器との共同出資で「株式会社サンヨーオーエー新興」を設立し、東京地区での三洋製品販売を強化。2001年4月には同社を吸収合併し、事業基盤を拡充した。この間、1998年には退職社員の再雇用を目的に「株式会社エス・エス・エンジニアリング」を設立するなど、人材活用にも取り組んだ。
人材サービス事業への参入(2005年)
2005年1月、愛・地球博(日本国際博覧会)へのエンジニア派遣を契機に人材サービス事業を開始した。当初はイベント関連の派遣だったが、その後KDDIグループやNECフィールディングなどとの長期取引へと発展。2007年にはソリューション営業に特化した組織を立ち上げ、全国展開のソリューション事業を本格化させた。2011年5月には本社を東京都台東区浅草橋に移転し、現在の所在地となる。
経営再編と新興リボーンによる買収(2014~2016年)
2014年5月、旧新興サービスの株式取得を目的に「新興リボーン株式会社」が設立された。同年6月に旧新興サービスの全株式を取得し子会社化、11月には吸収合併して商号を「新興サービス株式会社」に戻した。2016年12月には、さらに「株式会社ヒューマンサービス」が当社株式の67.5%を取得し子会社化。この再編により経営基盤が強化され、その後の成長の土台が築かれた。
社名変更と東証スタンダード上場(2020~2023年)
2020年4月、商号を「株式会社SHINKO」に変更した。2023年3月、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。同時に親会社だったヒューマンサービスの所有割合が15.1%に低下し、その他の関係会社となった。2023年6月にはストックオプション行使により所有割合が14.8%に低下し、ヒューマンサービスは主要株主ではあるものの関係会社に該当しないこととなった。これにより、経営の独立性が高まった。
新中期経営計画と事業基盤拡大(2024年以降)
2024年7月、新中期経営計画を発表し、「成長と収益力向上」を掲げた。2026年3月期はWindows10サポート終了やGIGAスクール第2期「NEXT GIGA」、ガバメントソリューション等の需要を取り込み、売上高194億円(前期比14.7%増)、営業利益9.1億円(同32.8%増)と過去最高を記録。医療機器修理業許可を全国5拠点で取得し、LCMサービスも開始。営業利益10億円突破を最終年度目標に掲げている。
年表23件を開く
2010年代
- 2014年5月創業新興サービス株式会社の株式の引受けを目的に新興リボーン株式会社設立
- 2014年6月M&A旧新興サービス株式会社の株主から発行済株式の100%を取得し、同社を子会社化
- 2014年11月M&A旧新興サービス株式会社を吸収合併 商号を新興サービス株式会社に変更
- 2016年12月M&A新興サービス株式会社の株式の引受けを目的として、株式会社ヒューマンサービス設立 株式会社ヒューマンサービスは、当社普通株式の67.5%を既存株主から取得し、当社を子会社化
2020年代
- 2020年4月商号変更商号を株式会社SHINKOに変更
- 2023年3月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 株式会社ヒューマンサービスは、上場に伴う当社株式売出により普通株式の所有割合が15.1%となったため、当社の親会社に該当しないこととなり、その他の関係会社となる。
- 2023年6月当社従業員に付与したストックオプション40個が行使されたことにより、株式会社ヒューマンサービスの普通株式の所有割合が14.8%に低下し、さらに同社は実質的に当社代表取締役社長福留泰蔵が100%出資する資産管理会社となり、引き続き当社の主要株主ではあるものの、その他の関係会社に該当しないこととなりました。
- —旧新興サービス株式会社の沿革
1950年代
- 1953年7月創業東京都港区三田において株式会社新興印刷電信サービスステーションを創業 株式会社新興製作所(現社名)のST型頁式和欧文印刷電信機(テレプリンター)の保守サービス会社並びに保守対応機器の販売会社として発足
1960年代
- 1963年8月本社事務所を東京都港区新橋に移転
- 1969年8月商号変更商号を谷村新興サービス株式会社に変更
1970年代
- 1972年7月本社事務所を東京都港区西新橋に移転
1980年代
- 1982年5月商号変更商号を新興サービス株式会社に変更 OA機器(FAX・コピー機等)販売開始
1990年代
- 1994年6月創業東京地区の三洋電機製品販売拡大を目的として、株式会社サンヨーオーエー新興を三洋電機情報機器株式会社との共同出資により設立
- 1998年1月創業勧奨退職制度による退職社員の再雇用の場として株式会社エス・エス・エンジニアリングを設立
2000年代
- 2001年4月M&A株式会社サンヨーオーエー新興を吸収合併
- 2001年12月本社事務所を東京都港区西新橋内で移転
- 2002年4月創業自社開発の「電気工事積算システム」のバージョンアップ及び開発・販売体制強化を目的として株式会社ドソネ設立
- 2004年4月株式会社ドソネ解散
- 2005年1月愛・地球博(日本国際博覧会)にエンジニアを派遣したことを契機に、人材サービス事業を開始
- 2007年7月ソリューション営業に特化した組織を作り、全国で展開作業等のソリューション事業を開始
2010年代
- 2011年5月本社事務所を東京都台東区浅草橋へ移転
- 2014年11月M&A新興リボーン株式会社と合併。この合併により、旧新興サービス株式会社は消滅
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益10億円突破
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
保守サービス事業の拡大とシナジー創出
ソリューション事業での機器販売・設置先から保守を受託するシナジー効果を追求し、最も利益率の高い保守サービス事業の拡大を図る。LCM案件の本格展開にも取り組む。
- 02
ソリューション事業の新規案件獲得と医療DX参入
ガバメントクラウド関連工事の継続対応と並行し、新規案件を獲得。介護情報基盤の導入支援(2028年本格運用開始に向け)やヘルスケア分野への積極参入を進める。
- 03
人材サービス事業の採用・育成強化
エンジニアの派遣需要増加に対応するため、採用活動を強化し、新卒研修プログラムや資格取得支援を提供。予備人材を確保し機会損失を防ぐ。
- 04
収益率向上と施工管理の内製化
ソリューション事業の外注費増加に対応し、2026年4月に施工管理部門を新設。工事案件の内製化と外注費コントロールにより利益率を改善する。
- 05
IT戦略による生産性向上とシステム最適化
営業支援システムの効率化に加え、基幹システムの更新時期を捉え、ITインフラ管理、データ活用、AI実装等を検討し業務効率化を推進。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で895人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は542万円で、3期前と比べて+7.3%。平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は12.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 505 | 40.3 | 11.3 | 797 | — |
| 2024年3月 | 497 | 40.5 | 13.4 | 811 | — |
| 2025年3月 | 509 | 40.0 | 13.1 | 860 | 81 |
| 2026年3月 | 542 | 39.8 | 12.8 | 895 | 101 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達7,690万円水戸刑務所総合警備システム更新整備契約法務省 · 2025-03-13
- 調達6,400万円令和7年度岐阜刑務所岐阜拘置支所等警備システム緊急整備契約法務省 · 2026-07-22
- 調達4,970万円旅行安全情報共有プラットフォームの提供及びサービス運用等に係る業務観光庁 · 2023-03-20
- 調達4,450万円旅行安全情報共有プラットフォームの提供及びサービス運用等に係る業務観光庁 · 2024-03-28
- 調達1,990万円令和4年度秋田少年鑑別所少年保安システム更新整備法務省 · 2023-10-13
- 調達1,970万円令和4年度仙台少年鑑別所盛岡少年鑑別支所少年保安システム整備一式法務省 · 2023-09-21
- 調達1,800万円令和6年度松山少年鑑別所少年保安システム更新整備一式法務省 · 2025-08-20
- 調達1,547万円令和5年度和歌山少年鑑別所少年保安システム等更新整備法務省 · 2024-03-25
- 調達1,497万円令和5年度旭川少年鑑別所少年保安システム更新整備法務省 · 2024-07-05
- 調達1,457万円令和5年度那覇少年鑑別所少年保安システム等更新整備法務省 · 2024-06-26
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は194億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.8%、利益が+28.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 216億円 | 194億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 9億円 |
| 純利益 | 7億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥44 | ¥44 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
9期分
直近は2027年1Qで、売上は42億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%、営業利益は−200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 36 | 1 | 2.8 | 0 |
| 2024年2Q | 39 | 1 | 2.6 | 1 |
| 2024年3Q | 38 | 1 | 2.6 | 1 |
| 2024年4Q | 48 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 76 | 2 | 2.6 | 1 |
| 2025年4Q | 93 | 5 | 5.4 | 4 |
| 2026年2Q | 80 | 2 | 2.5 | 1 |
| 2026年4Q | 114 | 7 | 6.1 | 6 |
| 2027年1Q | 42 | −1 | −2.4 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年3月期からの8期で、売上は122億円から194億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 122 | — | 4 | — | 2 |
| 商号を株式会社SHINKOに変更 | |||||
| 2020年3月 | 134 | — | 6 | — | 4 |
| 2021年3月 | 127 | — | 5 | — | 2 |
| 2022年3月 | 139 | — | 6 | — | 4 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 株式会社ヒューマンサービスは、上場に伴う当社株式売出により普通株式の所有割合が15.1%となったため、当社の親会社に該当しないこととなり、その他の関係会社となる。 | |||||
| 2023年3月 | 159 | — | 8 | — | 5 |
| 2024年3月 | 161 | — | 6 | — | 4 |
| 2025年3月 | 169 | 7 | 7 | 4.1 | 5 |
| 2026年3月 | 194 | 9 | 9 | 4.6 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高194億円のうち、営業利益として残るのは9億円で4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.8%149億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.6%36億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが−4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−5億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は15億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | −3 | −2 | 2 | −5 | 9 |
| 2022年3月 | 10 | 0 | −10 | 10 | 9 |
| 2023年3月 | −4 | 0 | 4 | −4 | 9 |
| 2024年3月 | 11 | −1 | −4 | 10 | 15 |
| 2025年3月 | 9 | −2 | −7 | 7 | 15 |
| 2026年3月 | −4 | −1 | 5 | −5 | 15 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は88億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は25.9%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 52 | 7 | 45 | 13.5 |
| 2020年3月 | 47 | 10 | 37 | 22.0 |
| 2021年3月 | 55 | 11 | 44 | 20.2 |
| 2022年3月 | 55 | 10 | 45 | 17.9 |
| 2023年3月 | 65 | 16 | 49 | 25.1 |
| 2024年3月 | 65 | 19 | 46 | 29.4 |
| 2025年3月 | 64 | 18 | 46 | 27.5 |
| 2026年3月 | 88 | 23 | 65 | 25.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中270位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥995で、1年前と比べて+32.2%。過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.9倍 |
| PER (会社予想) | 6.9倍 |
| PBR | 2.40倍 |
| 配当利回り | 4.42% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に976円と前日比-7.22%と急落。1ヶ月で-8.7%下落し、1年では+29.83%となお上昇圏。25日線1054.12円を-7.4%下回り、75日線1015.93円も割り込んだ。RSI23.6と売られ過ぎの水準。52週高値1122円からは-13.0%の水準まで下落。8月14日の出来高は21.1万株と急増しており、売りが殺到した模様。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 7.5倍と業界平均17.4倍を大幅に下回り、PBRは2.23倍と同業平均1.19倍を上回るが、ROE33.6%が高水準でPBR割安感は限定的。無配当だが、業績拡大中で配当余地は今後期待。割安だが配当は現状なし。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.9倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 6.9倍 | — |
| PBR | 2.40倍 | 1.24倍 |
| ROE | 33.6% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり44円で、前期から+33.0%。いまの株価に対する利回りは4.42%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 27 | — | 35.5 |
| 2025年3月 | 32 | 21.2 | 32.8 |
| 2026年3月 | 43 | 33.0 | 30.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥44
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,893人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.9%を占め、残る74.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 40.4 | 48.7 | 65.7 | 67.1 |
| 事業法人 | 34.5 | 34.1 | 20.6 | 24.5 |
| 自己株式 | — | — | 14.5 | 14.5 |
| 外国法人 | 7.3 | 7.8 | 5.6 | 5.1 |
| 証券会社 | 15.1 | 4.1 | 3.5 | 1.7 |
| 金融機関 | 2.7 | 5.2 | 4.4 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ヒューマンサービス | 14.77 |
| 02 | SHINKO従業員持株会 | 7.30 |
| 03 | 福留泰蔵 | 5.46 |
| 04 | エヌ・デーソフトウェア株式会社 | 4.14 |
| 05 | CITIC SECURITIES BROKERAGE (HK) LIMITED AC CLIENT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.95 |
| 06 | 磯野紀和 | 2.29 |
| 07 | 槇田重夫 | 2.00 |
| 08 | ASGJapan株式会社 | 1.79 |
| 09 | 上田八木短資株式会社 | 1.65 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−100%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは33.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 57,285 | 191,615 | 37.7 | — | 8.7 |
| 2020年3月 | 157,165 | 343,520 | 48.5 | — | 3.2 |
| 2021年3月 | 50 | 389 | 22.1 | — | 10.0 |
| 2022年3月 | 82 | 193 | 40.3 | — | 2.0 |
| 2023年3月 | 94 | 302 | 36.8 | 9.8 | 25.0 |
| 2024年3月 | 75 | 348 | 23.2 | 9.8 | 35.5 |
| 2025年3月 | 99 | 372 | 28.0 | 7.0 | 32.8 |
| 2026年3月 | 144 | 483 | 33.6 | 6.0 | 30.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額183百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 福留泰蔵 | 代表取締役会長執行役員 | 73 | 1,113,300 |
| 村上芳仁 | 代表取締役社長執行役員 | 61 | 7,200 |
| 石田英章 | 常務取締役執行役員 広域ビジネス事業本部担当 兼 ヒューマンリソース事業本部担当 | 59 | 27,000 |
| 星野達也 | 取締役執行役員 技術本部担当 兼 ソリューション事業本部担当 | 57 | 3,000 |
| 漆原良夫 | 取締役 | 81 | — |
| 根本紀行 | 取締役 | 51 | — |
| 伊藤憲太郎 | 取締役 | 70 | 1,000 |
| ホーマン由佳 | 取締役 | 62 | — |
| 森渕琢磨 | 常勤監査役 | 59 | 9,000 |
| 若松巌 | 監査役 | 73 | — |
| 吉田修 | 監査役 | 72 | — |
| 石渡慶子 | 執行役員 経営企画室長 | — | — |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 儘田康弘 | 執行役員 管理本部長 | — |
| 盛田和明 | 執行役員 品質管理本部長 | — |
| 石田尚大 | 執行役員 技術本部長 | — |
| 丸山隆道 | 執行役員 広域ビジョン事業本部長 | — |
| 岸本一彦 | 執行役員 ソリューション事業本部長 | — |
| 山中晋 | 執行役員 ヒューマンリソース事業本部長 | — |
| 松本知祐 | 執行役員 エリア本部長兼東日本エリア長 | — |
| 松木隆憲 | 執行役員 エリア本部副本部長兼西日本エリア長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 114 | 28 | 8 | 151 | 30 |
| 監査役 | 2 | 14 | — | 2 | 16 | 8 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | — | — | 12 | 3 |
| 社外監査役 | 2 | 4 | — | — | 4 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,925字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,041字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,771字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,831字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
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