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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

トルク

TORQ Inc.8077 · Standard · 卸売業

鋲螺商品(ボルト・ナット等)とコンクリート製品関連金物を主力に、機械工具も販売する専門商社。

概要

ボルト・ナットなどの鋲螺(びょうら)商品を中心に、コンクリート製品向け金物や機械工具を扱う専門卸売商社。1926年に大阪で創業し、2020年に商号をトルク株式会社へ変更した。従業員213名、2024年10月期の連結売上高は225億円。国内に約20カ所の営業拠点を持ち、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

鋲螺とコンクリート金物の二本柱で構成する事業

トルクグループの事業は、鋲螺部門とコンクリート製品関連金物部門の二つで成り立つ。鋲螺部門はボルト、ナット、小ねじなど締結金物全般を扱い、売上高の約84%を占める最大の柱である。コンクリート製品関連金物部門は、港湾や高速鉄道、再開発工事で使われる金物を供給し、残りの約16%を稼ぐ。2024年10月期の部門別売上高は、鋲螺部門が188億5293万円、コンクリート金物部門が36億8536万円だった。両部門とも建設業界の需要を主な収益源とする。

全国に広がる営業網と物流拠点

大阪本社を基点に、札幌支店、東北支店、北関東支店、東京支店、京浜営業所、東京北営業所、北陸営業所、名古屋支店、山陽支店、広島営業所、四国営業所、高松営業所(水島営業所→山陽支店)、九州支店、沖縄営業所など、全国の主要都市に支店・営業所を配置する。物流面では東大阪商品センター、東淀川商品センター、関東商品センター、大正DCなど複数の物流拠点を持ち、顧客への迅速な納品を支える。1970年代から支店網を順次拡大してきた。

グループ会社と主要取引先の関係

連結子会社8社で構成されるグループのうち、コバックス株式会社(旧ナカイチを買収)はコンクリート金物を、株式会社オーワハガネ工業や中島工機株式会社は鋲螺商品を販売する。また、主要株主であり関連当事者でもある岡部株式会社とは、長年にわたる取引関係がある。かつては関西岡部株式会社を共同出資で設立したが、2006年に全株式を岡部に譲渡する一方、タイのDESON METALS COMPANY LIMITEDの株式を60%取得するなど、提携と資本関係は流動的に変化してきた。

安定した収益基盤と財務体質

2024年10月期の連結売上高は225億3800万円、営業利益は10億900万円、経常利益は12億7900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は9億400万円。過去10年間の売上高は190億円から228億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2024年10月期末の総資産は340億4200万円、自己資本比率は約41%。借入金は長期・短期合わせて約180億円あるが、営業キャッシュ・フローは20億6100万円と安定的に資金を生み出している。

業界の中での役割は鋲螺・金物・工具の専門商社(卸売業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
225億円
営業利益
10億円
営業利益率
4.4%
純利益
9億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鋲螺部門主力

鋲螺商品(ボルト・ナット等)や機械工具を販売。グループ会社や関連会社と連携し、広範な顧客に供給。

主な製品・サービス2
鋲螺商品
ボルト・ナットなどの締結部品。
機械工具
機械加工・組み立て用の工具。

02コンクリート製品関連金物準主力

コンクリート製品に関連する金物を販売。子会社のコバックスが担当。

主な製品・サービス1
コンクリート製品関連金物
コンクリート構造物に使用する金具類。

製品と技術

主力である鋲螺商品の品揃え

鋲螺部門で取り扱う商品は、六角ボルト、六角ナット、小ねじ、座金、リベット、タッピングねじなど、締結金物のほぼ全品目にわたる。口径や材質(鉄、ステンレス、銅、樹脂など)も多様で、顧客の要求に応じて国内メーカー品と輸入品を組み合わせて供給する。輸入品は主にアジア地域から調達し、国内製品との価格差を活かして低価格帯の需要を取り込む。2024年10月期の鋲螺部門売上高は188億円超で、全売上の84%を占める。

コンクリート製品関連金物とその応用分野

コンクリート製品関連金物部門は、主にプレキャストコンクリート製品の接合金物や埋込み金物、型枠用部材などを扱う。これらの製品は港湾整備、高速鉄道の高架橋、能登半島地震の復興工事、大規模都市再開発など、社会インフラの建設現場で使用される。大手ゼネコンやコンクリート二次製品メーカーが主な顧客であり、コバックス株式会社が販売を担う。2024年10月期の同部門売上高は36.8億円で、前年比0.2%増と堅調に推移した。

デジタルツール「ねじネット」と「ねじクラ」

卸売業の業務効率化に向けて、ECサイト「ねじネット」と在庫管理システム「ねじクラ」を提供している。「ねじネット」は顧客がオンラインで商品を注文できるプラットフォームで、機能改善を継続して利用率向上を図る。「ねじクラ」は取引先企業の在庫情報を連携するシステムで、電子データによる情報交換を促進する。さらにスマートフォンアプリも展開し、業界の人手不足解消に貢献することを目指している。これらのデジタルツールはトルクの競争力の源泉の一つである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業で中規模、利益率は低水準

トルクは卸売業に属し、売上高は約225億円と同業のリョーサン菱洋HDや高千穂交易などと比較して中規模。営業利益率は4%台と低く、同業他社と比べて収益性が低い。しかし、取扱い商材や顧客関係で一定のポジションを確保。今後の課題は収益性改善と規模拡大。

強み

  • 売上高が約220億円前後で安定。既存顧客との取引で安定的な収益を確保。
  • 特定商材に特化し、専門知識と販路で差別化。同業他社との競争で優位性を発揮。
  • 長期取引で構築された強固な関係を有し、安定した需要が見込める。
  • 営業利益率は低いが、コスト削減努力により徐々に改善傾向にある。

課題

  • 営業利益率4%台は業界平均以下。高付加価値サービスやコスト削減で改善が必要。
  • 同業他社と比較して規模が小さく、スケールメリットで劣る可能性。M&A等による拡大が課題。
  • 卸売業界は競争激化と需要変化の影響を受けやすい。デジタル化への対応が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がトルク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13143オーウイル66億円7.9倍
23537昭栄薬品63億円10.7倍
38115ムーンバット63億円10.4倍
48835太平洋興発62億円18.1倍
58226理経61億円8.0倍
68077トルク60億円6.4倍
77681レオクラン60億円136.2倍
88105Bitcoin Japan59億円
93359cotta59億円12.3倍
103377バイク王&カンパニー59億円11.4倍
112788アップルインターナショナル58億円4.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

小林正治商店の創業と法人化(1926〜1943年)

1926年8月、創業者の故小林正治が大阪市で「小林正治商店」を創業し、ボルト・ナット及び鋲螺類全般の販売を開始した。1941年6月には小林商事株式会社として法人化し、1943年7月に小林産業株式会社へ商号変更した。この時期は太平洋戦争下であり、金属類の統制が強まる中で事業を継続した。戦後は1958年3月に関西鉄業株式会社を吸収合併し、事業基盤を強化した。

株式公開と全国拠点網の整備(1961〜1980年代)

1961年10月、大阪証券取引所市場第二部に株式を公開した。1971年3月には第一部に指定替えとなる。1970年代に入り、九州支店(1970年4月)、東大阪商品センター(同年8月)、札幌支店(同年11月)、東京事務所(同年12月)を相次いで開設。1976年11月には東京事務所を倉庫新築に伴い東京支店と改称した。1984年には高松営業所と水島営業所、1988年には北関東営業所を開設するなど、日本全国に販売網を拡大した。

岡部との提携と海外子会社設立(1985〜2000年代)

1985年1月、同業の岡部株式会社と業務提携を結び、以後両社は深い関係を築く。1988〜1989年にかけてオカコー四国(現・関連当事者)との提携や山陽支店への昇格を実施。1997年10月にはタイにDESON METALS COMPANY LIMITEDを共同出資設立し、海外事業に進出した。1998年7月には株式会社ナカイチを買収しコバックス株式会社に改称、コンクリート金物部門の販売子会社とした。2000年にはDESONの上海事務所を開設し、中国市場への足がかりを得た。

M&Aによる事業拡大と構造改革(2000年代後半〜2010年代)

2001年9月、岡部と共同で関西岡部株式会社を設立したが、2006年11月に同社株式を岡部に譲渡し、代わりにDESONの株式を60%取得して子会社化した。2008年10月には岡部との販売代理店契約を終了し、建材土木部と東淀川商品センターを閉鎖。2009年8月、コンクリート事業部門をコバックスに統合した。2012年1月、中正機械金属株式会社の事業を中正機械株式会社として承継。2016年10月にオーワハガネ工業、2017年7月に中島工機を買収し、販売子会社を拡充した。

商号変更と市場区分の移動(2020〜2023年)

2020年4月、創業以来の社名「小林産業株式会社」から「トルク株式会社」へ商号を変更した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、従来の市場第一部からプライム市場へ移行。しかし、わずか1年半後の2023年10月にはスタンダード市場へ自主的に移行した。この間、2022年4月には大正DCを新設し、物流体制を強化している。

年表51件を開く

1920年代

  • 1926年8月創業創業者、故小林正治が大阪市に於て小林正治商店を創立し、ボルト・ナット及び鋲螺類全般の販売を目的として発足

1940年代

  • 1941年6月創業小林商事株式会社設立
  • 1943年7月小林産業株式会社と改称

1950年代

  • 1955年11月外国部新設
  • 1958年3月M&A関西鉄業株式会社を吸収合併

1960年代

  • 1961年10月上場株式公開、大阪証券取引所市場第二部に上場

1970年代

  • 1970年4月九州支店を開設
  • 1970年8月東大阪商品センターを開設
  • 1970年11月札幌支店を開設
  • 1970年12月東京事務所を開設
  • 1971年3月上場大阪証券取引所市場第一部上場
  • 1976年11月東京事務所、倉庫の新築竣工、東京支店と改称

1980年代

  • 1984年6月高松営業所、水島営業所開設
  • 1985年1月岡部株式会社と業務提携
  • 1988年5月北関東営業所開設
  • 1988年6月オカコー四国株式会社と業務提携、高松営業所に代え営業開始
  • 1989年4月水島営業所を支店に昇格し、山陽支店と改称
  • 1989年9月厚木営業所開設

1990年代

  • 1990年4月東淀川商品センター開設
  • 1990年11月埼玉営業所開設
  • 1990年12月東北支店開設
  • 1993年1月札幌支店新築移転
  • 1994年3月東大阪商品センター移転
  • 1994年7月名古屋支店開設
  • 1995年6月広島営業所開設
  • 1997年3月厚木営業所移転、横浜営業所と改称
  • 1997年10月創業DESON METALS COMPANY LIMITEDを共同出資設立、営業開始
  • 1998年5月M&A北関東営業所と埼玉営業所を統合させ北関東支店として移転開設、旧北関東営業所は北関東商品センターと改称
  • 1998年7月株式会社ナカイチの株式を100%取得、コバックス株式会社と改称し、販売子会社として営業開始
  • 1999年9月関東商品センター開設

2000年代

  • 2000年6月DESON METALS COMPANY LIMITED上海事務所開設
  • 2001年1月名古屋支店新築移転
  • 2001年9月創業関西岡部株式会社を共同出資設立し、同年11月より営業開始
  • 2002年9月北関東支店移転
  • 2006年11月当社が保有する関西岡部株式会社の全株式を岡部株式会社に譲渡し、岡部株式会社が保有するDESON METALS COMPANY LIMITEDの全株式を譲受し、60%の株式を保有
  • 2007年6月北関東支店を新築移転(栃木県佐野市)
  • 2008年10月岡部株式会社との販売代理店契約を終了し、建材土木部および東淀川商品センターを閉鎖
  • 2009年8月M&A当社のコンクリート事業部門をコバックス株式会社へ統合

2010年代

  • 2011年12月四国営業所開設
  • 2012年1月中正機械金属株式会社の事業を、当社100%出資子会社の中正機械株式会社に譲受し、営業開始
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合により、東京証券取引所市場第一部上場
  • 2014年7月東京北営業所開設
  • 2014年10月北陸営業所開設
  • 2016年10月株式会社オーワハガネ工業の株式を100%取得し、販売子会社として営業開始
  • 2017年7月中島工機株式会社の株式を100%取得し、販売子会社として営業開始
  • 2018年4月横浜営業所を移転、京浜営業所と改称
  • 2018年9月沖縄営業所開設

2020年代

  • 2020年4月商号変更商号をトルク株式会社に変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年4月大正DCを開設
  • 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    本業強化と新事業育成

    収益向上のため既存物流体制の更新・改善、取扱品種拡大、情報システム強化を実行。成長のため子会社育成やM&A・提携を推進する。

  2. 02

    デジタル化による業務効率向上

    卸売ECサイト「ねじネット」の高機能化と利用率向上、在庫管理システム「ねじクラ」による取引先との情報連携、スマートフォンアプリ提供などで業界の労働力不足解消に貢献する。

  3. 03

    柔軟な働き方と人材採用

    リモートワークや短時間勤務の職種拡大、子育て世代や年配者に働きやすい環境整備、優秀な新卒・中途採用と国籍・性別を問わない採用促進を行う。

  4. 04

    輸入品ラインナップ拡大

    低価格な輸入品需要に対応するため、従来取り扱っていなかった商品を低価格で高品質な輸入品により提供し、販売拡大を図る。

  5. 05

    提携による事業領域拡大

    隣接業界を中心に提携やM&Aを通じて事業領域拡大や新市場参入を進め、後継者不在企業への支援も積極的に提案する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で213人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は532万円で、9期前と比べて+22.0%平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は14.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月279
2017年10月288
2018年10月277
2019年10月43736.611.8257
2020年10月47435.510.9267
2021年10月45235.411.1284
2022年10月46236.612.3261
2023年10月48137.513.3241
2024年10月51339.114.8223404
2025年10月53239.114.6213469

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
大正DC — 大阪市大正区5,586百万円
東京支店 — 千葉県浦安市581百万円
名古屋支店 — 愛知県清須市556百万円
北関東支店 — 栃木県佐野市350百万円
東北支店 — 宮城県岩沼市300百万円
山陽支店 — 岡山県倉敷市227百万円
札幌支店 — 札幌市東区131百万円
本社 — 大阪市西区114百万円
九州支店 — 福岡市東区51百万円
台湾支店 — 高雄3百万円
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    コバックス㈱(注1)
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中正機械㈱
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オーワハガネ工業
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中島工機㈱
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は225億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.4%、利益が+11.1%。

売上高
+0.4%
225億円
営業利益
+11.1%
10億円
純利益
+0.0%
9億円
営業利益率
4.4%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高210億円225億円
営業利益7億円10億円
純利益6億円9億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は106億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−7.0%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q5323.81
2023年2Q5423.73
2023年3Q5523.62
2023年4Q562
2024年1Q5323.81
2024年2Q5623.62
2024年4Q11554.36
2025年2Q11465.34
2025年4Q11143.65
2026年2Q10632.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は184億円から225億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月18474
東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合により、東京証券取引所市場第一部上場
2013年10月19995
東京北営業所開設
2014年10月20784
2015年10月19975
2016年10月19256
2017年10月20976
沖縄営業所開設
2018年10月22896
2019年10月22175
商号をトルク株式会社に変更
2020年10月1900−1
2021年10月19343
大正DCを開設
2022年10月20575
2023年10月218128
2024年10月2249124.09
2025年10月22510134.49

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高225億円のうち、営業利益として残るのは10億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%173億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.2%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.2pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
6.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが21億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は33億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月6−22417
2013年10月−4−10−513
2014年10月60−2616
2015年10月−11−3013
2016年10月10−22823
2017年10月1−2−4−118
2018年10月1−2−1−116
2019年10月13−3124−1822
2020年10月6−112−520
2021年10月0−3232−3220
2022年10月−9−1721−2615
2023年10月19−1−61826
2024年10月01−5122
2025年10月21−2−81933

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は340億円。このうち返さなくてよい自己資本が143億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月173809345.8
2013年10月22911511449.9
2014年10月21410710749.7
2015年10月21211010251.7
2016年10月21110810351.1
2017年10月23512011551.1
2018年10月23611811850.1
2019年10月25911614344.8
2020年10月24310613743.7
2021年10月28410617837.3
2022年10月31111020135.5
2023年10月32712320437.7
2024年10月33713320439.3
2025年10月34014319842.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
33億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
72億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
198億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
57
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中103位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中210位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥215で、1年前と比べて-16.7%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥215+0.0%1ヶ月+2.9%1年-16.7%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥198高値¥278

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.4倍
PER (会社予想)8.9倍
PBR0.34倍
配当利回り2.79%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月26日の206円から7月7日に211円まで小幅に上昇しましたが、その後は208円前後でのもみ合いが続いています。8月7日時点で207円と、25日移動平均線(209.16円)を下回っています。52週高値278円からは約26%下落し、52週安値198円(8月4日)からは約4.5%上昇した水準です。出来高は全体的に低調で、1日の平均は数千株程度と薄商いが続いています。RSIは41.7とやや弱く、目先は25日線回復が焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは6.17倍と業界平均17.82倍を大幅に下回り、予想PERも8.5倍と低い。PBRは0.32倍で業界平均1.24倍を大きく下回り、ROE6.6%と収益性は中程度だが、株価は純資産に対して著しく割安。配当利回り2.9%は業界平均2.98%とほぼ同等、配当性向23.3%と安定。業績も売上高、営業利益とも緩やかながら増加傾向。割安ではあるが、配当利回りの伸びは限定的で、今後の成長余地が乏しい可能性もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.4倍17.9倍
PER (予想)8.9倍
PBR0.34倍1.24倍
ROE6.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

市場の注目は、安定した収益を生む商社としての堅実さと、今後の需要変動への対応力にある。強気派は、機械部品需要が比較的安定しており、売上高が横ばいでも利益率が改善傾向にある点や、PBR0.32倍と低い株価評価が割安感を持たらすと見る。一方弱気派は、業績予想が保守的であることや、製造業の設備投資減速による需要低迷リスクを指摘する。また株価は過去1年で16%下落しており、業績の伸び悩みと市場の期待低下が反映されている。

プラスに働く材料7
  • 収益性改善

    営業利益率が前年4.02%から4.44%に上昇。

  • 割安指標

    PBR0.32倍と解散価値を下回る水準。

  • 安定需要

    部品卸は景気変動の影響が比較的少ない。

  • PBR0.32倍の突出した割安継続影響

    PBR0.32倍は1株純資産の約3分の1以下の評価。ROE6.6%なら資産価値から大きく乖離

  • 25/10期営業利益10億円と増益決算発表後影響

    売上高225億円、営業利益10億円で前期比11%増。営業利益率4.44%に改善

  • PER6.17倍の低評価継続影響

    時価総額58億円、純利益9億円でPER6.17倍。予想PER8.5倍でもなお割安圏

  • 配当利回り2.9%で下値支援通年影響

    配当利回り2.9%と安定的に配当を継続。低PBRと合わせ株主還元が評価される

マイナスに働く材料7
  • 業績横ばい

    売上高は微増に留まり、成長性に乏しい。

  • 需要減退リスク

    製造業の設備投資が踊り場となり受注減の恐れ。

  • 株価の弱さ

    1年で16%下落し、市場の信任が薄い。

  • 売上高225億円とほぼ横ばい決算発表後影響

    売上高は前期224億円から225億円と0.4%増に留まる。成長性がなく株価の上値が重い

  • 営業利益率4.44%と低い通年影響

    卸売事業の営業利益率は4.44%と低く、売上高が増えても利益拡大が限定的

  • 株価1年で16.7%下落継続影響

    直近1年で株価は約16.7%下落。下落トレンドが続き、買い入りが遅れている

  • 外国株主比率0.47%と低い継続影響

    外国人持ち株比率0.47%と極めて低く、海外資金の流入が期待できない状態

次の決算で確かめる点
売上高前年比
需要動向を反映し、業績の足元を確認するため。
営業利益率
収益力の改善持続を見るため。
在庫回転率
商社としての在庫管理の効率性と需要変動を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.79%。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
2.79%
いまの株価に対して
配当性向
23.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月630.3
2017年10月60.028.0
2018年10月60.033.4
2019年10月60.045.6
2020年10月60.0
2021年10月60.0200.9
2022年10月60.050.8
2023年10月60.028.9
2024年10月60.027.6
2025年10月60.023.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ3,655人。区分でいちばん多いのは事業法人52.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.8%を占め、残る47.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
事業法人52.952.652.351.953.252.6
個人・その他34.635.236.336.644.345.5
自己株式11.611.611.511.317.219.4
証券会社0.40.31.31.90.61.2
外国法人0.40.30.51.40.30.4
金融機関11.711.59.58.11.60.2
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01有限会社濱重興産19.75
02岡部株式会社12.47
03日本ナット株式会社4.46
04檜垣 俊行2.62
05サンコー株式会社2.09
06日亜鋼業株式会社1.99
07テンクモ株式会社1.23
08濱中 大三郎0.96
09濱中 亮0.92
10濱中 慧0.89
11濱中 駿0.89

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+210%、1株純資産は14期で+123%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月132844.712.733.5
2013年10月194105.618.826.5
2014年10月143823.619.070.3
2015年10月183924.612.736.4
2016年10月224015.511.930.3
2017年10月224565.316.928.0
2018年10月234595.013.833.4
2019年10月184614.017.145.6
2020年10月−5429−1.2
2021年10月104292.421.1200.9
2022年10月214454.99.950.8
2023年10月344977.27.828.9
2024年10月365717.05.927.6
2025年10月406336.66.523.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/10期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
檜垣俊行代表取締役社長55733,000
榎原永二郎常務取締役 営業本部長6063,000
濵中重信取締役76
岡田真季取締役551,000
政元竜彦取締役595,000
芝田誠取締役(監査等委員)7315,000
福田太一取締役(監査等委員)5421,000
松本康之取締役(監査等委員)65
辻博行取締役658,000
北見昌朗取締役67
小山輝彦取締役(監査等委員)616,000
田邉弘美取締役(監査等委員)66

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)37798729
社外取締役614142
取締役(社内)1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容449字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社のグループは、当社、当社連結子会社8社、当社関連当事者2社およびその他の関係会社1社で構成され、鋲螺商品、コンクリート製品関連金物、機械工具等の購入、販売を主な内容とする単一事業を営んでおります。 当社グループは、上記商品を当社が販売するほか、子会社であるコバックス株式会社、株式会社オーワハガネ工業においても販売しており、当社の関連当事者である濱中ナット販売株式会社から、鋲螺商品等を購入しております。また当社の関連当事者(主要株主)である岡部株式会社には、鋲螺商品を販売しております。 事業内容と当該事業に係る各社の位置付けは次のとおりであります。 事業部門   事業内容   会社名 鋲螺部門   鋲螺商品、機械工具等の販売   当社、中正機械㈱、㈱オーワハガネ工業、中島工機㈱、濱中ナット㈱、濱中ナット販売㈱、岡部㈱ コンクリート製品関連金物部門   コンクリート製品関連金物の販売   当社、コバックス㈱ 当社グループ等について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,491字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「鋲螺(ボルト・ナット)商品」「コンクリート製品関連金物」「機械工具」の専門卸商社として、ボルト、ナットに代表される締結金物商品の販売を通じて、社会の発展に貢献する事を基本理念といたしております。また、すべての取引関係者に対し、信頼と期待に応えるよう行動基準を設け業務に取り組んでおります。 (2) 目標とする経営指標 鋲螺業界における当社グループは、競争力と収益性の指標として営業利益額、成長性の指標として営業利益伸び率を重点指標としており、その向上に努めております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、収益向上のための本業強化と、成長のための新事業育成を中期的な経営戦略として掲げております。本業の強化は、既存物流体制の更新・改善と取扱品種の拡大、情報システムの強化を中心に実行してまいります。新事業の育成は、主に子会社であるコバックス株式会社および中正機械株式会社の育成と買収・合併・提携を実現していきたいと考えています。 (4) 会社の対処すべき課題 インフラの更新や不動産市場の改善により建設需要は増加している一方で、資材価格の高騰に加えて慢性的な人手不足により供給は逼迫しており、先行きは依然として不透明な状況です。当社グループは、市場の成熟や停滞にかかわらず、継続的に成長し、利益を拡大し続けるために、以下の課題に取り組んでまいります。 ①デジタル化による取引業務効率の向上 デジタル化により自社のみならず、取引企業も含めた生産性の向上を目指します。卸売業向けECサイトである「ねじネット」の高機能化と利用率の向上を続けるとともに、在庫管理システム「ねじクラ」による取引先企業との情報連携も開始します。電子データによる情報交換の比率を上げることで、当社および取引先の業務負担を軽減します。新たに提供を開始したスマートフォンアプリをはじめ、取引先企業にも利用していただけるデジタルツールの提供で、業界の労働力不足の解消に貢献してまいります。 ②柔軟な働き方の実現と優秀な人材の採用 国内の労働人口の減少、とりわけ若年者層の減少に対応するために、リモートワークや短時間の勤務形態を選択できる職種を拡大します。柔軟な働き方に対応することで、子育て世代、年配者に寄り働きやすい職場を作るとともに、これまで以上に優秀な新卒者の採用および中途の専門職人材の採用にも注力します。同時に、性別のみならず国籍によらない採用も促進します。 ③輸入品ラインナップの拡大 国内製品価格の上昇に伴い、比較的低価格な輸入品への需要が増加しております。こうした需要を取り込み、販売を拡大するために、新規の輸入品アイテムを増加させてまいります。既存販売商品を輸入品に置き換えるのではなく、従来取り扱っていなかった商品を低価格で高品質な輸入品により提供してまいります。 ④提携による事業領域の拡大 成熟市場において成長を加速するために、隣接する業界を中心に、提携やM&Aを通して事業領域の拡大や新市場への参入を行います。後継者不在の企業への支援も積極的に提案してまいります。 ⑤成熟企業から成長企業への変革 以上のような施策を通して、成熟企業から事業と収益を継続的に拡大する成長企業に変化を遂げ、新しい技術やサービス、考え方を取り入れて鋲螺業界を代表するリーダー企業を目指します。
事業等のリスク716字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避および発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態および経営成績の変動要因について ①公共投資の減少による売上高の変動リスク 公共事業に対する依存が高いコンクリート製品関連金物部門では、公共投資の縮減が、販売競争の激化や価格の下落等を引き起こし、売上高の減少や利益率の低下といった影響を与える可能性があります。 ②為替相場の変動リスク 当社グループでは中国を中心とするアジア諸国から調達している商品があり、これらの仕入れ価格は為替相場の影響を受けます。引き続き円安が進んだ場合には、仕入れ価格の上昇を通じて粗利率の低下を招き、営業利益が悪化する可能性があります。 (2) 海外事業展開について 輸入商品の仕入れ拡大により、短期的な海外への出張があります。海外の安全情報には常に注意を払い、適切な管理を実施しておりますが、国・地域により伝染病への感染やテロ等に巻き込まれる危険性が増してきております。その結果、当社グループの事業の遂行に問題が生じる可能性があります。 (3) 自然災害について 大規模な自然災害が発生した場合、営業拠点や物流施設などの復旧費用や事業活動の中断による機会損失、その他不測の事態に対する費用等の発生により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,703字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の回復や雇用環境の改善により、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、原材料価格や物流費の高止まり、地政学的リスクの拡大、為替変動に伴う物価上昇などが消費者マインドに影響を与え、先行きは依然として不透明な状況となっております。 当社グループが主に関連いたします建設業界におきましては、民間設備投資の持ち直しや公共投資の堅調な推移を背景に、全体として底堅い需要が続く一方で、人手不足、労務費の上昇、工期の遅延などの問題も継続しており、こうした状況への対応が引き続き重要な課題となっております。 このような状況の中で鋲螺部門におきましては、ウェブ受注システム「ねじネット」において顧客が商品を購入しやすいように機能を改善するなどして、顧客の利便性と業務効率の向上への取り組みを進めてまいりました。また、顧客への訪問機会の増加や定期的な販売キャンペーンの実施などを通じて、市場での販売シェアの拡大に努めました。 コンクリート製品関連金物部門におきましては、港湾整備工事、国内外の高速鉄道関連案件、能登半島地震復興事業、大規模都市再開発などへの貢献により、前年度比で売上高、粗利益、営業利益が増加いたしました。 以上のことから、当社グループの当連結会計年度の売上高は22,538百万円(前期比0.6%増)となりました。損益面では、営業利益は1,009百万円(前期比11.6%増)、経常利益は1,279百万円(前期比3.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は904百万円(前期比1.0%増)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ1,076百万円増加し、3,257百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、2,061百万円(前連結会計年度は20百万円の資金の使用)となりました。 収入の主な内訳は売上債権の減少額1,381百万円、税金等調整前当期純利益1,313百万円、減価償却費424百万円であります。支出の主な内訳は、法人税等の支払額477百万円、棚卸資産の増加額429百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、191百万円(前連結会計年度は78百万円の資金の獲得)となりました。 支出の主な内訳は、投資有価証券の取得による支出197百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、781百万円(前連結会計年度は508百万円の資金の使用)となりました。 支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出636百万円、自己株式の取得による支出157百万円であります。 (販売及び仕入の状況) (1) 販売実績 当連結会計年度における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門   販売高(千円)   前年同期比(%) 鋲螺部門   18,852,928   0.7 コンクリート製品関連金物部門   3,685,362   0.2 合計   22,538,290   0.6 (2) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門   仕入高(千円)   前年同期比(%) 鋲螺部門   15,365,878   △1.6 コンクリート製品関連金物部門   2,447,963   △1.5 合計   17,813,841   △1.5 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 当社グループの当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下の通りであります。 (1) 経営成績の分析 (売上高) 売上高は、22,538百万円となり、前連結会計年度に比べ128百万円(前期比0.6%)増加となりました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は17,384百万円となり、前連結会計年度に比べ42百万円(前期比0.2%)増加となりました。これは、売上高の増加によるものであります。この結果、売上総利益は、5,153百万円となり、前連結会計年度に比べ85百万円(前期比1.7%)増加となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、4,143百万円となり、前連結会計年度に比べ18百万円(前期比0.5%)減少となりました。運賃が増加しましたが、その他の一般管理費の削減により減少となりました。この結果、営業利益は1,009百万円(前期比11.6%増加)となりました。 (営業外損益、経常利益) 営業外収益は443百万円となり、前連結会計年度に比べ28百万円(前期比7.0%)増加となりました。これは受取配当金の増加によるものであります。営業外費用は、173百万円となり、前連結会計年度に比べ94百万円(前期比120.3%)増加となりました。この結果、経常利益は1,279百万円となり、前連結会計年度に比べ38百万円(前期比3.1%)増加となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、904百万円となり、前連結会計年度に比べ9百万円(前期比1.0%)増加となりました。 (2) 財政状態の分析 当社グループは適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保、および健全なバランスシートの維持を財務方針としております。 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて125百万円(0.8%)減少し、16,529百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が1,146百万円減少し、現金及び預金が1,076百万円、商品が429百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて487百万円(2.9%)増加し、17,513百万円となりました。これは主に、投資有価証券が時価評価等により854百万円増加し、機械装置及び運搬具が246百万円、建物及び構築物が115百万円それぞれ減少したことによるものであります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて361百万円(1.1%)増加し、34,042百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて69百万円(0.6%)増加し、12,034百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が350百万円増加し、電子記録債務が150百万円、支払手形及び買掛金が129百万円それぞれ減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて731百万円(8.7%)減少し、7,717百万円となりました。これは主に、長期借入金が986百万円減少し、繰延税金負債が282百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて662百万円(3.2%)減少し、19,751百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,024百万円(7.7%)増加し、14,290百万円となりました。これは、利益剰余金が767百万円、その他有価証券評価差額金が389百万円それぞれ増加し、自己株式を146百万円取得等したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況については、「(経営成績等の状況の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、固定資産への投資資金であります。運転資金の主な内容は商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。固定資産への投資資金の主な内容はデジタル化への投資や物流倉庫への投資であります。 資金の調達については、自己資金または、金融機関からの借入等を基本方針として調達しております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。