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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

cotta

cotta CO.,LTD3359 · Growth · 卸売業

菓子・パン資材の通販で個人経営の和洋菓子店と一般消費者に小ロット・短納期・低価格で商品を供給。ネット通販サイト「cotta」を核に、人材ソリューションと美容関連用品の販売を加えた3セグメント体制。

概要

株式会社cottaは、大分県津久見市に本社を置く通信販売企業である。主力のインターネット通販サイト「cotta」では、製菓・製パン用の包装資材や食材、手芸材料などを個人消費者と事業者向けに販売する。創業以来の「小ロット」「短納期」「低価格」という方針で成長し、2025年9月期の連結売上高は137億円、営業利益は8億円に達した。近年はM&Aにより人材ソリューション事業や美容関連用品販売事業にも進出し、グループを拡大している。

三つの報告セグメントで構成される事業構造

当社グループは2025年9月期より、従来の単一セグメントから三区分の報告セグメントに変更した。最大の「菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業」は、当社および子会社6社(プティパ、TUKURU、周陽商事、ヒラカワ、アスコット)で構成され、売上高89億円、セグメント利益6.8億円を計上する。同セグメントの中核は製菓関連の包装資材と食材で、通信販売を通じて個人経営の菓子店(BtoB)と一般消費者(BtoC)に販売する。2024年に買収したTERAZによる「人材ソリューション事業」は、リモートワーカー向けエージェント「Remoters」を運営し、売上高11.6億円、セグメント利益0.4億円となった。同じく2024年に買収したワークス・グループ(現COWA)による「美容関連用品等の販売事業」は、理美容サロン向け材料・機材の卸売を手がけ、売上高34億円、セグメント利益0.7億円を貢献した。この三本柱により、グループ全体の売上高は前年比52.8%増の137億円に拡大した。

BtoBとBtoCを両睨みする収益モデル

創業時からBtoB向けに「小ロット」「短納期」「低価格」を掲げ、個人経営の菓子店や製パン業者向けに包装資材や食材を提供してきた。この方針は現在も継続され、菓子・パン資材事業の基盤となっている。一方、2006年に開設した通販サイト「cotta」はBtoC向けの販路として急成長し、個人の手芸愛好家や家庭での製菓需要を取り込んだ。特にコロナ禍以降の巣ごもり需要が売上を押し上げ、2020年9月期の79億円から2021年9月期には93億円に増加した。収益性の指標として売上総利益率と営業利益を重視しており、2025年9月期の営業利益は8億円(売上高営業利益率5.8%)と前期比61.6%増加した。同社はBtoBの安定収益とBtoCの成長性を組み合わせ、両市場でのシェア拡大を目指している。

M&Aで広がるグループ構成とシナジー戦略

2010年に製菓食材加工のプティパを設立したのを皮切りに、M&Aによる事業拡大を積極的に進めてきた。2015年に周陽商事(製菓・製パン食材販売)、2016年にヒラカワ(荒物雑貨)、2023年にアスコット(荒物雑貨)を完全子会社化し、菓子・パン資材事業の周辺領域を強化した。2024年にはTERAZ(システムエンジニアリングサービス)の発行済株式66.7%を取得し、グループのDX推進を担わせる。さらに同年、ワークス・グループの全株式を取得し、美容関連用品販売という新領域に進出した。これらの買収は「中期経営計画(2023-2026)」の一環であり、菓子・パン事業で培った物流ノウハウやEC運用力を他セグメントに横展開することでグループ全体の企業価値向上を狙う。2022年には不二製油と資本業務提携を結び、共同ECメディア「cotta tomorrow」も立ち上げている。

全国に広がる物流拠点と効率化への取り組み

本社がある大分県津久見市を起点に、物流体制を段階的に拡充してきた。2004年の新商品センター建設以降、2006年に第2、2009年に第3、2015年に第4商品センターを設置し、2019年には新潟県見附市、2022年には新潟県長岡市に商品センターを開設した。2023年には大分市に大分ディストリビューションセンターを設置し、本社地区と新潟地区の二極体制で全国配送に対応する。2017年には音声ピッキングシステムを導入し、ピッキング効率と精度を向上させた。物流コストの上昇が続く中、各センターの稼働を2部制にするなど出荷能力を高め、クリスマスやバレンタインの繁忙期でも需要を捌ける体制を構築している。美容関連用品事業の物流に対しても、菓子・パン事業で培ったノウハウを応用し、再編による効率化を進めている。

業界の中での役割は製菓業界向け包装資材・食材の通信販売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
137億円
営業利益
8億円
営業利益率
5.8%
純利益
4億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01菓子・パン製造小売業(個人経営の和洋菓子店)主力

主力の菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業では、製菓関連の包装資材や食材を中心に、個人経営の和洋菓子店(BtoB)と一般消費者(BtoC)向けに通信販売を行っています。インターネット通販サイト「cotta」を中心に、「小ロット」「短納期」「低価格」をコンセプトに商品を提供しています。

主な製品・サービス2
菓子・パン包装資材
製菓・製パン用の包装容器や資材。小ロット・短納期・低価格で提供し、個人店のニーズに応える。
製菓・製パン食材
菓子・パン製造に必要な食材。多様な原料を小分けで供給し、一般消費者にも販売。

02一般消費者(BtoC)準主力

一般消費者向けには、インターネット通販サイト「cotta」を通じて、菓子・パン材料や雑貨を販売。付加価値や利便性の高い商品に加え、動画配信などのサービスも提供しています。

主な製品・サービス1
cotta(インターネット通販サイト)
当社の通信販売サイト。菓子・パン資材、食材、雑貨などを一般消費者向けに販売。

03人材サービス業(リモートワーク)副次

連結子会社TERAZが運営するリモートワーカー向けエージェントサービス「Remoters」を通じて、累計登録者数5,000名超の人材リソースを活用し、顧客企業に柔軟な人員提供を行っています。

主な製品・サービス1
Remoters
リモートワーカー向けエージェントサービス。登録者数5,000名超のデータベースを活用し、企業にリモート人材を紹介。

04美容業界(美容サロン)副次

連結子会社ワークス・グループが、美容サロン向け材料・機材の卸売から経営支援までをトータルサポート。専門商品に加え、海外からオリジナル商品も取り扱っています。

主な製品・サービス1
美容サロン向け材料・機材
美容サロンで使用する材料や機材の卸売。経営支援も併せて提供。

製品と技術

製菓・製パン資材の品揃えと「cotta」ブランド

主力商品は製菓・製パン向けの包装資材と食材である。包装資材では、クッキー袋、ケーキ箱、ラッピングシートなどを数百種類取り揃え、個人経営の菓子店や家庭での手作り菓子需要に対応する。食材面では、小麦粉、砂糖、チョコレート、デコレーション用品などを扱い、プロ用の大容量から家庭用の小袋まで幅広いラインアップを持つ。これらの商品は、インターネット通販サイト「cotta」を通じて販売されるほか、2022年からは全国のDAISO店舗でもcotta監修商品が販売されている。ブランド名「cotta」は「だれかを想う。またつくりたくなる。」というメッセージを掲げ、顧客の手作り体験を支援する立場を打ち出している。

子会社プティパによる菓子食材の加工製造

2010年に設立した連結子会社プティパは、菓子製造用の食材の加工製造及び販売を担う。同社はcottaグループ内で食材の最終加工工程を担当し、オリジナルミックス粉やフィリング類などを生産している。プティパの製造能力はグループのPB商品開発に貢献し、他社との差別化要因となっている。また、プティパで加工した食材はグループ内で販売されるだけでなく、外部の製菓メーカーにも卸される。この川上工程の内製化により、品質管理とコスト競争力を強化している。

物流を支える音声ピッキングシステム

2017年8月に本社商品センターに導入した音声ピッキングシステムは、cottaの物流効率化の核である。作業員がヘッドセットを通じて音声指示を受け、両手を自由に使って商品をピッキングできるため、従来のハンディターミナル方式より作業速度と精度が向上した。導入後、繁忙期でも出荷遅延が減少し、配送品質の安定に寄与している。同システムはその後、大分ディストリビューションセンターなど他拠点にも展開され、グループ全体の物流標準化の基盤となっている。cottaは物流コスト上昇への対策として、システム投資と拠点増設を並行して進めている。

美容サロン向け商材をトータルサポート(ワークス・グループ)

2024年に買収したワークス・グループ(現COWA)は、理美容室を主要顧客とする美容系卸売業者である。シャンプー、カラー剤、パーマ剤、スタイリング剤など20万点を超える取扱商品を有し、20万件以上の顧客基盤を持つ。ロングテール型の品揃えが特徴で、大手メーカー品から海外直輸入のオリジナル商品まで幅広く扱う。cottaグループ入り後は、菓子・パン事業で培ったECノウハウを活用し、美容サロン向けのオンライン販売システムの強化が進められている。同社は「美容業界の明るい未来を創る」という理念の下、美容サロンの経営支援サービスも提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

食品原料ネット卸で急成長、中小小売特化

cottaは食品・製菓材料の通信販売を主力とする卸売企業。中小の製菓店やパン屋など専門店向けに特化し、ネット販売で差別化。同業にはイメージワンなどがあるが、cottaは特に製菓材料の品揃えと利便性で強みを持つ。売上高はFY2023/9の86億円からFY2025/9には137億円へ急拡大、営業利益率も5.84%と改善傾向。しかし、規模がまだ小さく、大手卸との競争や物流コストの上昇が課題。

強み

  • 製菓・パン材料に特化し、プロユースの品揃えで中小事業者から支持を得ている
  • 直近2期で売上高が86億→137億円と大幅増、市場シェア拡大中
  • ネット販売に特化し、店舗を持たない低コスト運営で競争力を発揮
  • 営業利益率が5.56%から5.84%へ上昇、収益性が改善基調

課題

  • 総合卸や大手ECモールとの価格競争に晒され、差別化の維持が難しい
  • 小口配送が中心で、配送コストが利益を圧迫する可能性がある
  • ターゲットとする製菓材料市場はニッチで、成長には新規顧客開拓が必要

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がcotta

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
18835太平洋興発62億円18.1倍
28226理経61億円8.0倍
38077トルク60億円6.4倍
47681レオクラン60億円136.2倍
53359cotta59億円12.3倍
68105Bitcoin Japan59億円
73377バイク王&カンパニー59億円11.4倍
82788アップルインターナショナル58億円4.3倍
95283高見澤56億円4.3倍
107120SHINKO55億円6.9倍
118025ツカモトコーポレーション54億円30.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

鮮度保持剤の通販から菓子資材へ転換(1998〜2004)

1998年12月、大分県津久見市で株式会社タイセイ(当社)を設立し、鮮度保持剤の通信販売を開始した。2002年には中小企業経営革新支援法に基づく経営革新計画の認定を受け、2003年には経済産業省主催の「創業・ベンチャー国民フォーラム・イン大分」で県のベンチャー企業代表に選ばれた。2004年9月、業務拡張に伴い大分県津久見市上青江に新本社社屋と商品センターを建設。同時期に本田産業と業務提携し、弁当関連の容器等の通販事業を開始した。この時期の設備投資と提携が、後の菓子・パン資材事業の基盤となった。

通販サイト開設と福岡証券取引所上場(2005〜2010)

2005年2月、福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場した。2006年9月、インターネット通販サイト「cotta(コッタ)」を開設し、個人消費者向けの販路を本格化させた。2006年10月には第2商品センターを設置して出荷能力を強化。2007年には厚生労働省より「はたらく母子家庭応援企業」に選ばれるなど、社会的評価も得た。2010年2月、本田産業との業務提携を解消し、同社から弁当関連資材の仕入・在庫管理・発送事業を譲り受けた。この譲受により、販売品目を拡大すると同時に物流の自社管理を強めた。

菓子製造子会社の設立とM&Aによる多角化(2010〜2016)

2010年6月、菓子製造用食材の加工・販売を行うプティパを設立し、連結子会社とした。2011年4月には菓子等の食品製造・販売のつく実やを子会社化した(後に清算)。2014年1月、通販サイト「cotta」運営を専門に行うTUKURUを設立。2015年1月、製菓・製パン食材販売の周陽商事を完全子会社化し、西日本エリアの営業基盤を獲得。2016年8月には荒物雑貨販売のヒラカワを完全子会社化し、取扱商品を生活雑貨に広げた。これらの子会社化により、菓子・パン資材事業の川上から川下までをカバーするグループ体制が整った。

物流インフラの強化と東証マザーズ上場(2013〜2020)

2013年9月、東京証券取引所マザーズに上場し、資金調達力を高めた。2015年9月に第4商品センターを建設し、2017年8月には音声ピッキングシステムを導入して倉庫業務の効率化を図った。2019年6月、新潟県見附市に商品センター(日本郵便より賃借)を設置し、本社エリア以外からの出荷を開始。これにより、大雪など自然災害リスクの分散と東日本への配送時間短縮を実現した。2020年3月、商号を株式会社cottaに変更し、ブランド名と会社名を統一した。同期間の売上高は2013年9月期の37億円から2020年9月期には79億円へと倍増した。

不二製油との提携とDAISOでの販売開始(2022〜2023)

2022年4月、東証の市場区分見直しによりグロース市場に移行。同年5月、不二製油と資本業務提携を結び、同社の素材を活用した商品開発や共同ECメディアの構築を目指した。2022年11月、全国のDAISO店舗でcotta監修商品の販売を開始し、リアルチャネルへの展開を果たした。2023年5月、不二製油と共同で新ECメディア「cotta tomorrow」をリリースし、レシピや動画コンテンツを通じて顧客との接点を強化した。同年5月には大分市に大型の大分ディストリビューションセンターを設置し、物流キャパシティを拡大した。2023年10月には荒物雑貨のアスコットを完全子会社化し、雑貨事業をさらに拡充した。

人材ソリューションと美容分野への大型M&A(2024)

2024年はグループの事業領域を根本的に拡大する年となった。1月に通販サイト「cotta」の公式アプリをリリースし、モバイル販路を強化。3月にはポータルサイト「Vegewel」事業を譲り受け、ヴィーガン・ベジタリアン向け情報発信を手掛ける。10月、システムエンジニアリングサービス(SES)事業を展開するTERAZの発行済株式66.7%を取得し、グループ内のDX推進の中核子会社とした。11月、理美容商品販売のワークス・グループ(持株会社GCJG30、後にCOWAに商号変更)を完全子会社化し、美容関連用品販売事業に参入した。これらの買収により、グループの連結売上高は前年比52.8%増の137億円に急拡大した。

年表34件を開く

1990年代

  • 1998年12月創業大分県津久見市地蔵町において、鮮度保持剤の通信販売を目的として、株式会社タイセイ(当社)を設立

2000年代

  • 2001年4月大分県津久見市上青江に商品センターを設置
  • 2002年8月中小企業経営革新支援法に基づく経営革新計画の認定を受ける(大分県)
  • 2003年9月中小企業総合事業団 中小企業・ベンチャー総合支援センター九州(現 独立行政法人中小企業基盤整備機構九州支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター)から専門家継続派遣事業の派遣対象企業の認定を受ける
  • 2003年12月創業創業・ベンチャー国民フォーラム・イン大分(経済産業省主催)で大分県のベンチャー企業の代表に選出される
  • 2004年9月業務拡張に伴い、大分県津久見市上青江において新本社社屋及び商品センターを建設
  • 2004年9月本田産業株式会社との業務提携により、弁当関連の資材等(容器等)の通販事業を開始
  • 2005年2月上場福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場
  • 2006年9月当社インターネット通販サイト「cotta(コッタ)」を開設
  • 2006年10月本社増床により第2商品センターを設置
  • 2007年6月厚生労働省より、2007年度「はたらく母子家庭応援企業」を受賞
  • 2009年1月本社隣接地に第3商品センターを設置

2010年代

  • 2010年2月本田産業株式会社との業務提携を解消し、同社より、弁当関連の資材等(容器等)の仕入、在庫管理及び発送に関する事業を譲り受ける
  • 2010年6月菓子製造用の食材の加工製造及び販売を行う株式会社プティパ(現 連結子会社)を設立
  • 2011年4月M&A菓子等の食品の製造及び販売を行う株式会社つく実やの第三者割当増資を引き受け子会社化(2020年12月清算結了)
  • 2013年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2014年1月当社インターネット通販サイト「cotta(コッタ)」の運営を行う株式会社TUKURU(現 連結子会社)を設立
  • 2015年1月M&A製菓・製パン用食材の販売を行う周陽商事株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
  • 2015年9月本社隣接地に第4商品センターを設置
  • 2016年8月M&A荒物雑貨の販売を行う株式会社ヒラカワ(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
  • 2017年8月本社商品センターに音声ピッキングシステムを導入
  • 2019年6月新潟県見附市に商品センター(日本郵便株式会社より賃借)を設置

2020年代

  • 2020年3月商号変更当社の商号を株式会社cottaに変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行
  • 2022年5月不二製油株式会社と資本業務提携を締結
  • 2022年9月新潟県長岡市に商品センター(ヤマト運輸株式会社より賃借)を設置
  • 2022年11月全国DAISO店舗にてcotta監修商品の販売スタート
  • 2023年5月不二製油株式会社と共同で新ECメディア「cotta tomorrow」をリリース
  • 2023年5月大分県大分市に大分ディストリビューションセンター(一番運輸株式会社より賃借)を設置
  • 2023年10月M&A荒物雑貨の販売を行うアスコット株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
  • 2024年1月当社インターネット通販サイト「cotta(コッタ)」の公式アプリをリリース
  • 2024年3月株式会社フレンバシーよりポータルサイト「Vegewel」運営に関する事業を譲受
  • 2024年10月M&Aシステムエンジニアリングサービス(SES)事業を行う株式会社TERAZ(現 連結子会社)の発行済株式の66.7%を取得し子会社化
  • 2024年11月M&A理美容商品の販売を行うワークス・グループの持株会社であるGCJG30株式会社(現 連結子会社 2024年12月に株式会社COWAに商号変更)の株式を取得し完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    中期経営計画の推進とブランド構築

    中期経営計画(2023-2026)の達成に向け、製菓・製パン業界でのマーケットリーダーとしての地位確立と「cotta」ブランドの強化を進める。グループ一体で計画達成に邁進し、来期には新中期経営計画の策定を進めている。

  2. 02

    物流体制の効率化と職場環境改善

    菓子・パン資材等の販売で需要増に対応するため、新潟からの出荷体制構築や本社出荷の2部制導入により出荷能力を向上。美容関連事業でも同ノウハウを活用し物流効率化を進めるとともに、従業員のワークライフバランスを重視した職場環境を構築する。

  3. 03

    内部統制とコンプライアンスの強化

    関係法令の遵守はもとより、セキュリティポリシー確立や役職員の倫理教育を通じてコンプライアンス経営を徹底。反社会的勢力との関係遮断にも断固対応する。

  4. 04

    事業継続計画(BCP)の強化

    自然災害や感染症、社会情勢の緊迫化に対応し、被害最小化と早期復旧を目指し事業インフラや緊急時対応策、各設備の見直しを継続的に行う。

  5. 05

    M&Aによる事業領域の拡大

    成長戦略の一環としてM&Aを活用し、シナジー効果や戦略整合性、リスク評価を重視した慎重な投資先選定を通じて事業領域を拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で163人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+14.9%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は10.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月87
2017年9月82
2018年9月75
2019年9月51241.48.786
2020年9月55641.08.686
2021年9月52439.08.294
2022年9月52439.99.392
2023年9月55640.79.896
2024年9月57141.59.7111450
2025年9月58842.410.7163491

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率40.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大分県津久見市890百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
宮崎工場 — 宮崎県宮崎市505百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
朝霞支店 — 埼玉県朝霞市141百万円
美容関連用品等の販売事業
本社及び店舗 — 山口県下松市66百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
KDX中目黒ビル — 東京都目黒区14百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
新潟長岡物流 センター — 新潟県長岡市4百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
大分ディストリビューションセンター — 大分県大分市4百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
新潟見附物流 センター — 新潟県見附市2百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
本社 — 東京都目黒区2百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
本社 — 福岡県福岡市1百万円
菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱プティパ(注)1
    大分県津久見市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TUKURU(注)2
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    周陽商事㈱
    山口県下松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヒラカワ
    福岡県福岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アスコット㈱
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TERAZ(注)3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権66.7%
  • 国内
    ㈱COWA(注)1、3、4
    大分県津久見市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ワークス(注)3、5、6
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は137億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+52.2%、利益が+60.0%。

売上高
+52.2%
137億円
営業利益
+60.0%
8億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
5.8%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高157億円137億円
営業利益10億円8億円
純利益6億円4億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は38億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+100.0%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q23313.02
2023年3Q1915.31
2023年4Q181
2024年1Q28310.72
2024年2Q2428.32
2024年4Q3800.0−1
2025年2Q6968.74
2025年4Q6822.90
2026年2Q8467.14
2026年3Q3837.91

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は34億円から137億円へ4.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月3411
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2013年9月3721
当社インターネット通販サイト「cotta(コッタ)」の運営を行う株式会社TUKURU(現 連結子会社)を設立
2014年9月4011
製菓・製パン用食材の販売を行う周陽商事株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
2015年9月4522
荒物雑貨の販売を行う株式会社ヒラカワ(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
2016年9月4922
2017年9月6032
2018年9月6343
2019年9月6442
当社の商号を株式会社cottaに変更
2020年9月7933
2021年9月9353
2022年9月8864
荒物雑貨の販売を行うアスコット株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し完全子会社化
2023年9月8686
システムエンジニアリングサービス(SES)事業を行う株式会社TERAZ(現 連結子会社)の発行済株式の66.7%を取得し子会社化
2024年9月90555.63
2025年9月137885.84

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高137億円のうち、営業利益として残るのは8億円5.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.1%96億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.1%33億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.8%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
5.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.1pt
10.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが9億円、投資CFが−28億円で、差し引きのフリーCFは−19億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は22億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月10013
2013年9月2−16110
2014年9月2−40−27
2015年9月301311
2016年9月2−20011
2017年9月2−1−1111
2018年9月41−4511
2019年9月1−10012
2020年9月5−23318
2021年9月−1−20−315
2022年9月4−1−1317
2023年9月4−2−1218
2024年9月30−4317
2025年9月9−2824−1922

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は103億円。このうち返さなくてよい自己資本が45億円で、自己資本比率は43.1%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月2481632.2
2013年9月32161649.9
2014年9月32161651.2
2015年9月39192047.8
2016年9月42202247.3
2017年9月43222150.6
2018年9月43251858.7
2019年9月45271860.1
2020年9月55292653.3
2021年9月58312753.2
2022年9月60342655.8
2023年9月64392560.8
2024年9月64422265.1
2025年9月103455843.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
25億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
35億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
26億円
在庫として抱えている分
負債合計
58億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中234位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
52.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥529で、1年前と比べて-6.5%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥529-0.2%1ヶ月+2.7%1年-6.5%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥460高値¥616

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.3倍
PER (会社予想)8.9倍
PBR1.16倍
配当利回り1.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は520円で、52週レンジの中央よりやや下(安値460円、高値616円)。25日線(520.56円)付近でのもみ合いが続き、5日線は横ばい。8月13日に515円まで下落した後、522円まで反発する場面もあったが、8月20日は520円と方向感を欠く。出来高は8月12日6.37万株、13日8.51万株と増加した後、20日は1.49万株に急減しており、様子見姿勢が強まっている。RSIは52.6と中立圏にあり、売買圧力は均衡。週足では緩やかな上昇基調が続いており、一昨年来の高値圏には未達だが、安値圏からの戻り局面とみられる。短期的には25日線を上抜けられるかが焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 12.12倍、PBR 1.14倍、配当利回り1.92%で、同業界平均のPER 17.93倍、PBR 1.23倍、配当利回り2.94%と比較して割安です。ROE 10.17%と良好で、2025年9月期は売上高が大幅に増加し、営業利益率5.84%と収益性が改善しています。ただし、配当利回りは業界平均を下回り、配当の魅力は限定的です。成長性と割安さを兼ね備えた銘柄ですが、配当面ではやや見劣りします。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.3倍17.9倍
PER (予想)8.9倍
PBR1.16倍1.24倍
ROE10.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は加速的に伸びており、巣ごもり需要や手芸人気の高まりを追い風に増収増益が続いている。強気派は、EC市場の成長と専門特化型ECの優位性から今後も成長が続くと見る。一方、弱気派は、競合の参入や価格競争、個人消費の変動に晒されるリスクを指摘し、成長の持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • EC成長追い風

    国内EC市場は拡大傾向

  • 専門性

    手芸材料に特化し品揃え豊富

  • 売上加速

    2025/9期売上高137億円と急増

  • 2025/9期売上高137億円、前期比52%増通年影響

    売上高は90億円から137億円へ急拡大。卸売事業の規模拡大で営業利益8億円の上振れ余地

  • 予想PER8.8倍と実績12.12倍より割安継続影響

    予想PERは8.8倍と実績12.12倍を下回る。増益率の高さでバリュエーション改善余地

  • PBR1.14倍・ROE10.17%の資本効率通年影響

    ROE10.17%に対しPBR1.14倍。自己資本利益率を維持できれば株価の下支え要因

  • 株価は1年で6.32%上昇、底堅い継続影響

    株価520円は1年で6.32%上昇。小型株ながら下値が堅く、投資家の関心を集める

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    大手ECや100均が参入

  • 消費変動

    可処分所得影響で需要が変動

  • 利益率伸び悩み

    営業利益率5%前後で停滞

  • 純利益が6→3→4億円と低調通年影響

    2023/9期6億円、2024/9期3億円、2025/9期4億円と水準が低い。増収が利益に結びつかない

  • 営業利益率5.84%と低水準、利幅拡大に時間継続影響

    2025/9期の営業利益率は5.84%と前期5.56%から小幅改善。卸売競争の激化で利幅は伸び悩む

  • 外国人持株比率2.79%と低く海外資金が不在継続影響

    外国人持株比率2.79%と低い。海外投資家の参加が限られ、バリュエーション拡大が遅れる

  • 時価総額58億円と小型で流動性が細い継続影響

    時価総額58億円と小型。大口売りが出た場合に株価が大きく下がる

次の決算で確かめる点
EC売上高
主力チャネルの伸びを確認
顧客数
固定客の拡大度合い
客単価
購入頻度と金額の傾向

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは1.89%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.89%
いまの株価に対して
配当性向
52.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月222.9
2017年9月20.014.3
2018年9月10498.820.4
2019年9月4−60.031.2
2020年9月40.051.1
2021年9月40.0172.4
2022年9月40.026.3
2023年9月8100.023.9
2024年9月80.037.0
2025年9月1025.052.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ8,433人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が14.4%を占め、残る85.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他65.269.766.373.575.078.0
事業法人8.28.112.212.012.311.8
自己株式0.01.73.53.53.55.1
証券会社7.04.17.69.05.24.8
金融機関10.19.99.43.35.32.6
外国法人9.58.14.32.22.02.6
外国人個人0.00.10.10.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01黒須 綾希子10.58
02佐藤 嵩大5.26
03不二製油株式会社4.95
04株式会社シモジマ4.54
05佐藤 成一3.32
06児玉 佳子2.18
07野村證券株式会社1.71
08黒須 則彦1.36
09株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.34
10株式会社SBI証券1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+70%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月242649.623.311.2
2013年9月4344410.824.121.6
2014年9月51513.731.493.6
2015年9月2217113.67.316.1
2016年9月151828.58.922.9
2017年9月2220311.518.414.3
2018年9月3223214.518.620.4
2019年9月212498.614.531.2
2020年9月242699.348.551.1
2021年9月3028810.819.2172.4
2022年9月3831612.49.626.3
2023年9月5436615.89.523.9
2024年9月323898.511.337.0
2025年9月4142210.213.252.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤成一代表取締役会長68373,100
黒須綾希子代表取締役社長421,187,900
吉田史大専務取締役5530,800
後藤眞二郎取締役 総務部長6229,313
黒須則彦取締役 EC事業部 統括責任者41152,300
兒玉和男取締役(監査等委員)73
岸原稔泰取締役(監査等委員)53
秋吉英矢取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7676710
社外取締役3772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,515字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社cotta)及び連結子会社9社により構成されております。 当社グループは従来より、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業を主要な事業としており、その他の事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント情報等の記載を省略しておりましたが、株式会社TERAZ(以下「TERAZ」という。)及びワークス・グループを新たに連結範囲に含めたことに伴い、当連結会計年度より報告セグメントを「菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業」、「人材ソリューション事業」、「美容関連用品等の販売事業」の3区分に変更いたしました。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3区分は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 <菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業> 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業は、当社、株式会社プティパ、株式会社TUKURU、周陽商事株式会社、株式会社ヒラカワ及びアスコット株式会社により構成されております。 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業の中でも主力商品は製菓関連の包装資材及び食材であります。その主な販売先は、個人経営の和洋菓子店(以下「BtoB」という。)及び一般消費者(以下「BtoC」という。)であります。 また、当社の商品販売は、インターネット、電話及びファックスによる通信販売の形態であり、特に当社インターネット通販サイト「cotta」を介した販売が中心となっております。当社連結子会社の株式会社ヒラカワ及びアスコット株式会社におきましても、主に生協の会員向け通信販売への企画提案型の商品販売を行っております。 当社は、創業以来、BtoB向けを中心として「小ロット」「短納期」「低価格」をコンセプトに菓子・弁当関連の包装資材及び食材等の商品を提供しており、その経営方針は今後も継続して参ります。 さらに、BtoC向けにつきましては、「だれかを想う。またつくりたくなる。」そんなお客様の気持ちを支える会社でありたいとの願いを込めて、お客様のニーズに沿った付加価値若しくは利便性の高い商品及び動画配信等のサービスを提供して参ります。 <人材ソリューション事業> 人材ソリューション事業は、新たに連結範囲に含めたTERAZにより構成されております。同社は累計登録者数5,000名超のリモートワーカー向けエージェントサービス「Remoters」を運営し、豊富な人材リソースで顧客に柔軟な人員の提供が可能となっております。 「人と企業の可能性を発掘し、両者のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、場所に囚われず雇用機会や就業機会を提供するサービスを磨くことで、人と企業、ひいては社会を良くする価値創造を目指しております。 <美容関連用品等の販売事業> 美容関連用品等の販売事業は、新たに連結範囲に含めたワークス・グループにより構成されております。同グループは、美容サロン向け材料・機材の卸売から経営支援までをトータルサポートする美容系卸売業者であり、専門商品以外にも、新規開拓した海外からのオリジナル商品も取り扱っております。 「美容業界の明るい未来を創ろう、美しく豊かな毎日を過ごそう」の経営理念の元、美容サロンやそこで働く人、そこにいるお客様が美容をもっと楽しみ、満ち足りた毎日を過ごすことに貢献できる取組を進めております。 [事業系統図] 以上で述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,194字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、創業以来、BtoB向けを中心として「小ロット」「短納期」「低価格」をコンセプトに菓子・弁当関連の包装資材及び食材等の商品を提供しており、その経営方針は今後も継続して参ります。 さらに、BtoC向けにつきましては、「だれかを想う。またつくりたくなる。」そんなお客様の気持ちを支える会社でありたいとの願いを込めて、お客様のニーズに沿った付加価値もしくは利便性の高い商品及び動画配信等のサービスを提供して参ります。 これらの経営方針のもと、企業価値の向上を目指し、株主様をはじめとしたすべてのステークホルダーの皆様の期待に応えていきたいと考えております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、収益の源泉となる「売上高」及び収益力の基礎指標である「売上総利益率」及び「営業利益」並びに経常的な企業の収益力を示す「経常利益」を用いております。また「営業キャッシュ・フロー」も重要な経営指標としており、営業キャッシュ・フローの獲得拡大を目指すことで、財務体質の強化、成長のための投資及び株主還元の充実を図って参ります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料価格、人件費及び運送費等の上昇に伴い、当社グループの仕入コスト及び物流コストの上昇傾向が続いており、加えてオンラインモールを含めた同業者間の販売競争及び価格競争も激しさを増していることから、安定的に収益を確保することが厳しい状況であります。 そのような経営環境の中で、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、以下のとおりであると認識しております。 ① 中期経営計画の推進 「中期経営計画(2023-2026)」の達成に向けて、引き続き事業を展開しております。アフターコロナの経済状況、全世界的な情勢不安と異常気象等が交差する中で、「たくさんのつくりたいをかなえる」、「つくる喜びと食べる幸せを世界にめぐらせる」をビジョン、パーパスに掲げ、今後も製菓・製パン業界におけるマーケットリーダーの地位を確立し、お菓子・パン作り=「cotta」と想起させる圧倒的なブランドを構築して参ります。 新たに連結範囲に含めた株式会社TERAZ及びワークス・グループも「中期経営計画(2023-2026)」の推進に貢献しており、グループ一体となり達成に向けて邁進して参ります。 なお、来期が「中期経営計画(2023-2026)」の終期となることから、事業環境の変化も踏まえつつ、「新中期経営計画(2027年9月期から2029年9月期の3ヵ年)」の策定を進めております。 ② 物流体制の効率化と従業員のワークライフバランスの充実 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業において、高まる需要に対する供給体制の確立が重要な課題であります。菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業においては、その課題克服のために新潟からの出荷体制の構築と拡大、本社出荷体制を2部制にし、出荷能力の向上を図って参りました。それにより、最繁忙期であるクリスマスやバレンタインの時期においても、急増する需要に対し対応出来る体制がとれております。また、美容関連用品等の販売事業においては、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業でこれまでに培ってきたノウハウを用いて、物流体制の再構築による効率化を進めております。しかしながら、今後も拡大する需要に対して、更なる物流の効率化を行いながら、従業員のワークライフバランスも重視し、より良い職場環境を構築して参ります。 ③ 内部統制及びコンプライアンス体制の強化 当社グループは、企業の社会的責任と継続的発展を図るために、内部統制及びコンプライアンスに徹底して取り組んで参ります。関係法令・規則の遵守はもとより、お客様の情報管理等に対するセキュリティポリシーを確立し、役職員一人ひとりの高い倫理観の醸成、社会的良識を持った責任ある行動を目指して社内教育を行って参ります。また、反社会的勢力との関係に対しては、断固とした対応で臨むことにより一切の関係を遮断し、コンプライアンスに則った経営を行って参ります。 ④ リスクマネジメントへの取組 昨今の事業環境においては、想定を上回る規模の自然災害や未知の感染症の発生、さらには緊迫する社会情勢等により事業継続計画の重要性が増しております。いかなる状況においても、被害を最小限にとどめ、正常な事業活動に復旧するまでの時間を最短に出来るよう、事業インフラ、緊急時対応策、各設備の見直しを行って参ります。 ⑤ 事業領域の拡大 当社グループは成長戦略の一つとして、M&Aによる事業領域の拡大を行っております。M&Aの検討においては、当社グループとのシナジー効果、戦略との整合性、財務・法務上のリスクの有無、買収後の統合効果を最大化することを重要視しております。今後も、投資先を慎重に検討しながら、成長を加速させるM&Aに取り組んで参ります。
事業等のリスク6,393字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断上重要と考えられる事項については投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。 当社グループはこれらのリスクの発生可能性を認識したうえで、その発生の予防及び発生時の対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本報告書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 ① 在庫リスクについて 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業においては、商品を仕入れて、注文の都度、出荷しており、取扱商品の在庫リスクが常に存在しております。当社グループにおいては、販売動向、コールセンター経由での顧客ニーズ、売れ筋情報等を徹底的に分析し、また、戦略的なキャンペーン等による販売計画を慎重に精査し、常に適正在庫を継続出来るように努めております。なお、近年の傾向としては、顧客ニーズの多様化に対応するため、プライベートブランド商品の開発等により取扱商品が拡大し、またボリュームディスカウントをメリットとする大量仕入により、在庫数量及び金額が増加傾向にあり、倉庫スペースの確保、商品管理の効率化にも取り組んでおります。 しかしながら、販売分析や需要予測が実際と大きく異なった場合、キャンペーンや販促活動、当社通販サイトやカタログ・広告の効果が十分でなかった場合、在庫管理上の不備が発生した場合は、過剰在庫又は在庫不足の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 売上原価等の上昇について 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業においては、商品の仕入原価は勿論、宅配便等の商品発送費用、ピッキング作業(在庫商品の取り出し及び発送先ごとの梱包)に要する人件費等が、利益率に影響を与えるため、常に、最適な方法及び新たな調達先の検討・選択をしております。 しかしながら、発送業者での発送料金体系の変更、ピッキング作業の非効率化等が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの取扱商品及びその製造材料については、プラスチック製品及び海外製品も多く、原油価格又は為替の変動により、当該仕入原価が変動する可能性があります。当社グループにおいては、当該製品について、主に商社経由で仕入れており、直接的な原価高騰及び為替変動リスクの多くはこれら商社が負っております。 しかしながら、当該リスクを商社で吸収出来ず、当社グループにおける仕入原価の上昇という形でリスク転嫁された場合、又は、販売価格の上昇を余儀なくされ、販売状況の悪化につながった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 子会社による事業拡張について 当社は、従前、菓子・弁当関連の包装資材や鮮度保持剤の販売事業が主要事業でありました。その後、事業の多様化及び取扱商品の拡張を図る目的で、2010年6月に菓子・パン用食材の加工製造及び販売事業を行う子会社として株式会社プティパを設立し、2014年1月に当社インターネット通販サイト「cotta」の運営を行う目的で株式会社TUKURUを設立いたしました。さらに、2015年1月には、製菓・製パン用食材の卸売事業を行う周陽商事株式会社を、2016年8月には、生活用雑貨用品の企画及び販売事業を行う株式会社ヒラカワを、2023年10月には、同じく生活用雑貨用品の企画及び販売事業を行うアスコット株式会社を連結子会社化いたしました。当連結会計年度におきましては、2024年10月にシステムエンジニアリングサービス事業を行う株式会社TERAZを、2024年11月に理美容商品の販売事業を行うワークス・グループを連結子会社化いたしました。 今後も、顧客の潜在ニーズを探り、事業の多様化、取扱商品の拡張を図る目的で、新たな子会社を擁する可能性があります。当社グループとしては、子会社の業務管理には万全を尽くす方針であります。 しかしながら、事業の進捗状況が芳しくなかった場合、また、事業環境の変化、事業計画のミスマッチ、業務管理の悪化等が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 食材及び食品の品質について 子会社の株式会社プティパでは、食材及び食品を加工・製造しております。したがって、近年、社会的関心を集めている「食の安全性」を確保するために、品質管理の強化、食品衛生法等の関連法令の遵守に取り組んでいく必要があると考えております。また、万が一、食材及び食品の品質の悪化が発生し、製品の回収及び損害賠償責任を負うこととなった場合に備えて、生産物賠償責任保険等にも加入しております。 しかしながら、関連法令の規制が強化された場合、又は生産物賠償責任保険等によって損害額もしくは賠償額を十分に補填できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 電子商取引(EC)を取り巻く事業環境に関するリスクについて 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業においては、電子商取引(EC)による受注・販売が事業基盤の主力になっております。それゆえに、当社グループが今後も成長を続けていくためには、電子商取引(EC)市場の拡大が必要不可欠であります。 当社グループとしては市場動向等の情報収集を行い、状況に変化が発生した場合には速やかに対応を行うこととしておりますが、今後、社会構造の変化、インターネット取引のトラブル増加等によりその拡大を阻害する要因が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 季節要因による業績偏重について 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業においては、クリスマス、バレンタイン及びお花見といった時期を含むため、これらに伴う需要に影響を受ける当社グループといたしましては、業績が季節的な変動を受けて、上半期に偏る傾向があります。 そのため、当社グループにおきましては、生活雑貨用品の取り扱いの拡充もしくは定期販売の取り組み等を行うことにより、通年での業績の安定化を図っております。 しかしながら、今後も業績の偏重が予想されることから、当社グループの業績判断をする際には留意していただく必要があります。 当連結会計年度の上半期及び下半期の業績推移は、次のとおりであります。なお、新たに連結の範囲に加えたワークス・グループの業績は、上半期に3ヵ月、下半期に6ヵ月含まれておりますので、当連結会計年度における上半期への業績偏重は従前より低減されております。 項目   2025年9月期 上半期   下半期   通期 売上高   (千円)   6,884,224   6,791,321   13,675,545 年間比率   (%)   50.3   49.7   100.0 営業利益   (千円)   558,369   213,977   772,347 年間比率   (%)   72.3   27.7   100.0 ⑦ システムの障害について 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業においては、インターネットを介して販売する形態が主流であります。社内の基幹システムにおいては、仕入、在庫、顧客情報、注文、決済、出荷、製造等に関する情報が一元管理され、自動処理されております。今後の情報データの膨大化や複雑化、IT技術の高度化に対応出来るよう、また、セキュリティや安定性等を一層向上出来るよう、システムの性能及び機能の強化に積極的に取り組んでおります。さらに、バックアップや非常事態時のリカバリー体制の構築にも取り組んでいるのと同時に、当社ではサイバーリスク保険に加入しております。 しかしながら、システムの不具合、ダウン等により収益の機会損失が発生した場合、外部からの不正アクセスによるシステムダウン、データ改ざん、情報漏えい、コンピュータウイルスの侵入等が発生した場合、すべての損害を保険でカバー出来る保証は無く、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 法規制等のリスクについて 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業並びに美容関連用品等の販売事業の主な受注・販売方法である電子商取引(EC)では、「特定商取引に関する法律」、「不正競争防止法」、「割賦販売法」、「個人情報の保護に関する法律」及び「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、食品の製造・表示では、「食品衛生法」、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」及び「製造物責任(PL)法」等、様々な法的規制を受けております。 したがって、今後、これら法規制等の強化もしくは新たな法律の制定等によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 顧客情報及び個人情報の管理について 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業においては、従前、個人経営等の菓子店及び弁当店が主要顧客でありましたが、最近では、自宅でのお菓子作りブームも背景として一般個人の顧客も増加しており、今後さらに増加することが予想されます。人材ソリューション事業並びに美容関連用品等の販売事業においても、顧客情報及び個人情報を管理しております。 当社グループでは、顧客情報及び個人情報を経営上の重要な資産と位置づけており、厳格かつ緻密な情報管理に努めております。なお、当社は、2008年9月にプライバシーマークを取得しており、情報管理教育も積極的に行っております。なお、現在まで、顧客情報及び個人情報の悪用又は社外流出等につきまして重大な問題は発生しておりません。 しかしながら、今後、役員及び従業員等の故意又は悪意により、顧客情報又は個人情報の悪用又は社外流出等により重大な問題が発生した場合には、当社グループの信用の失墜もしくは損害賠償等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 自然災害等のリスクについて 当社の商品センター(物流施設)は大分県津久見市、大分県大分市、新潟県見附市(日本郵便株式会社への委託による。)及び新潟県長岡市(ヤマト運輸株式会社への委託による。)の4箇所、また連結子会社である株式会社プティパの製造工場は宮崎県宮崎市の1箇所、連結子会社である株式会社ワークスの商品センター(物流施設)は埼玉県朝霞市の1箇所であります。 大規模な地震等の自然災害及び火災等が発生し、当該施設が被害を受けた場合、さらに商品配送のための運送手段の断絶が生じた場合には、物流及び製造機能の停止による事業の停止等が考えられ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、火災リスク低減のため、定期的に消防設備の点検を行っております。 ⑪ 小規模組織であることについて 当社グループの従業員数は、当連結会計年度末において163名(非常勤者、休職者及び臨時雇用者を除く。)と少なく、内部管理体制も事業規模に応じて小規模となっております。 そこで、今後の事業拡大を図るにあたり、システム開発及び内部管理体制強化等のために、優秀な人材の確保・育成及びシステム改善を図っております。 しかしながら、優秀な人材の確保・育成及びシステム改善がタイムリーに行えなかった場合、あるいは相当数の(特にシステム開発担当)従業員が短期間のうちに退職もしくは休職をした場合、事業運営及び事業拡大等に重大な支障をきたす恐れがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 特定の人物への依存について 当社の代表取締役会長である佐藤成一は、当社の創業者であり、当社グループの事業推進に中心的な役割を果たしておりましたが、2020年1月より当社の代表取締役社長に黒須綾希子が就任し、当社の事業推進の役割を明確にし、経営方針、営業方針及び財務戦略等の意思決定についても、分散化しております。 当社グループとしては、佐藤成一に対する過度の依存は継続企業としてのリスクと捉えており、今後は、権限委譲や組織的活動の推進、人材の育成等により、当該リスクを軽減していく必要があると考えております。 しかしながら、現時点において、同氏は当社グループにとって余人をもって代えがたい存在であり、同氏に対する依存度は依然高いものといえます。そのため、同氏が何らかの事由により経営活動を行えなくなった場合、もしくは現在の地位から退いた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 関連当事者との取引について 当社グループは、役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社(関連当事者)である株式会社鳥繁産業との間で商品仕入等の取引がありますが、関連当事者取引が適正に行われているかの管理を行っております。 このうち重要な取引の内容につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 関連当事者情報」に記載しております。 ⑭ 有利子負債への依存について 当社グループにおいては、設備投資及び運転資金等を使途として、有利子負債を有しております。当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,974,720千円(リース債務を含む。)であり、総資産に占める割合は38.6%となっております。当社グループは、合理的かつ実行可能な資金計画に基づき、円滑な有利子負債の弁済に努めて参ります。 しかしながら、今後の金融政策の動向、市場金利の相場、当社グループに対する格付信用力の低下によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 知的財産権について 当社グループは、主にインターネットを中心とした事業活動を行うにあたって、第三者の著作権等知的財産権を侵害することがないように十分な注意を払っておりますが、万が一、第三者から知的財産権の侵害を受けたとして損害賠償請求等を受けるような事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯ プロフェッショナル人材の確保について 人材ソリューション事業の展開においては、高い専門性を有したプロフェッショナル人材を継続的に確保することが必要不可欠であります。しかしながら、プロフェッショナル人材の獲得競争が激化した場合は、一定数の人材確保が計画どおりに進まず、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、プロフェッショナル人材との接点の確保、コミュニケーションの強化による囲い込みを重要課題と認識し、業務責任者となる社員や担当スタッフ等の教育研修や、プロフェッショナル人材からの信頼獲得を積極的に推進しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,799字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、全体としては緩やかな回復基調が続きましたが、原材料価格の高止まりや円安傾向による物価上昇、物流費の高騰等、引き続き先行きは不透明な状況で推移しております。 当社グループでは、当連結会計年度において、更なる成長の原動力を担う新たな事業への展開を実行し、外的要因の変化に対応できるグループ体制に強化することを目指して参りました。 その一環として、2024年10月1日付でTERAZの発行済株式の66.7%を取得いたしました。TERAZは、システムエンジニアリングサービス事業を展開しており、経験豊富なエンジニアの高い技術力により、当社の主業である菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業や、新たに連結範囲に含めた美容関連用品等の販売事業のEC化・DX化を加速させる相乗効果も期待できます。 また、2024年11月15日付でワークス・グループの持株会社であるGCJG30株式会社(2024年12月に株式会社COWAに商号変更。)の発行済全株式を取得いたしました。ワークス・グループは、全国の理美容室を主要顧客とし、シャンプーやカラー剤等の美容商材を取り扱い、20万件を超える顧客基盤と200万点に及ぶ取扱在庫商品数を擁するロングテール型の品揃えを強みとしております。新たに理美容業界へのチャネルを確立し、これまでの業界知見を融合させることにより、更なる成長と企業価値の向上を目指しております。 TERAZ及びワークス・グループの業績は堅調に推移しており、連結業績に大きく寄与いたしました。TERAZの業績は当連結会計年度の期首より、ワークス・グループの業績は当連結会計年度の第2四半期より連結範囲に含めております。 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は10,287,164千円となり、前連結会計年度末に比べ3,892,429千円増加しました。 当連結会計年度末における負債は5,802,410千円となり、前連結会計年度末に比べ3,567,894千円増加しました。 当連結会計年度末における純資産は4,484,754千円となり、前連結会計年度末に比べ324,534千円増加しました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は13,675,545千円(前年度比52.8%増)、営業利益は772,347千円(同61.6%増)、経常利益は771,840千円(同44.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は437,118千円(同28.1%増)となりました。 詳細につきましては、下記「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております。 当社グループは従来より、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業を主要な事業としており、その他の事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント情報等の記載を省略しておりましたが、TERAZ及びワークス・グループを新たに連結範囲に含めたことに伴い、当連結会計年度より報告セグメントを「菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業」、「人材ソリューション事業」、「美容関連用品等の販売事業」の3区分に変更いたしました。セグメント別の経営成績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より新たに報告セグメントを区分しているため、前年度比を記載しておりません。 <菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業> 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業の売上高は8,931,605千円、セグメント利益は679,577千円となりました。 <人材ソリューション事業> 人材ソリューション事業の売上高は1,163,745千円、セグメント利益は42,988千円となりました。 <美容関連用品等の販売事業> 美容関連用品等の販売事業の売上高は3,401,307千円、セグメント利益は70,940千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、法人税等の支払額や棚卸資産の増加等により一部相殺されたものの、税金等調整前当期純利益753,967千円の計上や減価償却費147,495千円の計上等により、前連結会計年度末に比べ511,246千円増加し、当連結会計年度末には2,197,724千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、868,914千円(前年度比209.8%増)となりました。これは主に、法人税等の支払額227,243千円及び棚卸資産の増加額48,195千円による資金の減少に対し、税金等調整前当期純利益753,967千円に加え、減価償却費147,495千円及びのれん償却額128,578千円の計上による資金の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、2,795,400千円(前年度は7,015千円の獲得)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,412,767千円、定期預金の預入による支出200,000千円及び有形固定資産の取得による支出89,969千円による資金の減少によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、2,436,851千円(前年度は387,213千円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出574,640千円及び配当金の支払額86,707千円による資金の減少に対し、長期借入れによる収入2,800,000千円及び短期借入金の純増額390,000千円による資金の増加によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは従来より、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業を主要な事業としており、その他の事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント情報等の記載を省略しておりましたが、TERAZ及びワークス・グループを新たに連結範囲に含めたことに伴い、当連結会計年度より報告セグメントを「菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業」、「人材ソリューション事業」、「美容関連用品等の販売事業」の3区分に変更いたしました。なお、当連結会計年度より新たに報告セグメントを区分しているため、前年度比を記載しておりません。また、受注実績については、当社グループは需要予測に基づく見込生産を行っているため、記載をしておりません。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業(千円)   1,383,308 人材ソリューション事業(千円)   - 美容関連用品等の販売事業(千円)   - その他(千円)   - 合計(千円)   1,383,308 (注)上記の金額は、製造原価によっております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業(千円)   8,931,605 人材ソリューション事業(千円)   1,163,745 美容関連用品等の販売事業(千円)   3,401,307 その他(千円)   178,886 合計(千円)   13,675,545 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1) 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、10,287,164千円となり、前連結会計年度末に比べ3,892,429千円増加しました。これは主に、連結子会社の増加等により、のれんが2,027,501千円増加、現金及び預金が713,278千円増加、棚卸資産が508,075千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、5,802,410千円となり、前連結会計年度末に比べ3,567,894千円増加しました。これは主に、株式の取得費用や、将来需要資金の調達を目的としたシンジケートローン等による長期借入金(1年内返済予定を含む。)が2,380,550千円増加、短期借入金が390,000千円増加したこと、並びに連結子会社の増加等により、支払手形及び買掛金が517,109千円増加、未払法人税等が126,693千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、4,484,754千円となり、前連結会計年度末に比べ324,534千円増加しました。これは主に、配当金86,669千円を計上した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益437,118千円を計上したことによるものであります。 2) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度におきましては、連結子会社の増加に加え、グループ各社の業績が堅調であったことから、大幅な増収となり、売上高は13,675,545千円(前年度比52.8%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度におきましては、連結子会社の増加に加え、のれん償却額の増加や株式取得関連費用の計上等があったものの、利益率の改善や広告宣伝費の適正化といった収益力強化に努め、当連結会計年度における売上原価は9,612,701千円(同56.9%増)、販売費及び一般管理費は3,290,497千円(同40.3%増)となり、営業利益は772,347千円(同61.6%増)と大幅な増益を確保して着地いたしました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は771,840千円(同44.4%増)となりました。支払利息41,389千円等により営業外費用65,040千円を計上したものの、営業利益772,347千円の計上に加えて、業務受託料23,530千円等により営業外収益64,534千円を計上したことによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等の税金費用298,774千円を計上した結果、437,118千円(同28.1%増)となりました。 3) セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 <菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業> 菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業は、当社及び連結子会社5社により構成されております。主な販売先は個人経営の和洋菓子店及び一般消費者であり、当社のインターネット通販サイトを介した販売や生協の会員向け通信販売への企画提案型の商品販売等、様々な販売戦略を展開しております。 当連結会計年度におきましては、「コッタビジネス」のリニューアルを行い、ロイヤルティプログラムの導入による購入客数・単価の向上と、サイトのオープン化を行いました。これまではサイトの閲覧に会員登録が必要でしたが、オープン化をしたことでより多様な顧客の取り込みが可能となり、サイトへの来訪数・アクティブユーザー数の増加につながりました。 以上の結果、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業の売上高は8,931,605千円、セグメント利益は679,577千円、セグメント資産は5,514,734千円となりました。なお、当連結会計年度より新たに報告セグメントを区分しているため、前年度比を記載しておりません。 <人材ソリューション事業> 人材ソリューション事業は、新たに連結範囲に含めたTERAZにより構成されております。同社では、リモート案件特化型の自社サイト「Remoters Freelance」、「Remoters Career」を運営し、システムエンジニアリングサービス事業を展開しております。 当連結会計年度におきましては、新規取引先開拓及び既存取引先へのアップセルを継続して実施したことや、営業教育の再徹底等を行ったことにより、専門技術者を求める取引先と多様な働き方を希望するフリーランス技術者を結びつけるマッチングが好調に推移しており、案件数の増加に伴い業績は順調に向上しております。 以上の結果、人材ソリューション事業の売上高は1,163,745千円、セグメント利益は42,988千円、セグメント資産は491,739千円となりました。なお、当連結会計年度より新たに報告セグメントを区分しているため、前年度比を記載しておりません。 <美容関連用品等の販売事業> 美容関連用品等の販売事業は、新たに連結範囲に含めたワークス・グループにより構成されております。同グループでは、全国の美容業界の業務運営に必要となるあらゆる資材・機材を、自社のカタログ経由で商品提供する理美容室業界特化型のビジネスを展開しております。 当連結会計年度におきましては、物価高騰が続き仕入価格も上昇する中で、業界トップクラスの仕入量や豊富な商品数、確立された納品体制等、業界をリードするワークス・グループの強みを活かし、20万件を超える顧客からのニーズに継続的に対応することができ業績は堅調に推移いたしました。 以上の結果、美容関連用品等の販売事業の売上高は3,401,307千円、セグメント利益は70,940千円、セグメント資産は3,250,253千円となりました。なお、当連結会計年度より新たに報告セグメントを区分しているため、前年度比を記載しておりません。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、組織体制及び法的規制等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 特に、事業環境におきまして、オンラインモールを含めた同業者間による競争激化と消費者の嗜好の多様化並びに人手不足による人件費及び運賃の上昇等、厳しさは依然として増しております。 そこで、当社グループは、常に消費者のニーズに合った商品及びサービスを展開していくことを始めとして、物流体制の強化及びコスト削減を含めて様々な検討及び対策を行い、経営成績に重要な影響を与えるこれらのリスク要因を分散・低減し、適切に対応して参ります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、上記「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、事業運営上必要な資本の財源及び資金の流動性を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、仕入商品の購入費用の他、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 資金の調達源は、営業活動により得られた資金を主とし、加えて短期運転資金は金融機関からの短期借入、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、原則として金融機関からの固定金利の長期借入もしくは社債発行としております。 当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,974,720千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,197,724千円となっております。 資金の流動性の確保としまして、当社グループは、複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結貸借対照表関係)6」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、当社グループが採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、当社グループの連結財務諸表の作成につきましては、決算日における資産、負債及び報告期間における損益に影響を与える事項につき、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる範囲で継続的に見積り、判断及び仮定の設定を行っております。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、「売上高」、「売上総利益率」、「営業利益」、「経常利益」及び「営業キャッシュ・フロー」としております。 なお、当連結会計年度における「売上高」は13,675,545千円となり、「売上総利益率」は29.7%となりました。また「営業利益」は772,347千円、「経常利益」は771,840千円となりました。さらに「営業キャッシュ・フロー」につきましては、868,914千円の獲得となりました。 これらの分析・検討内容等につきましては、上記「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等」に記載のとおりであります。

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出典

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