概要
日本プリメックスは、1979年に東京都大田区で設立された産業用小型プリンタ専門の卸売業者である。シチズン・システムズ、セイコーエプソン、スター精密、ブラザー工業など国内有力メーカーのプリンタ及び周辺機器を販売するほか、子会社の日本プリンタエンジニアリングで自社開発・OEM製造も手掛ける。2026年3月期の連結売上高は70億円、従業員数は100名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
ミニプリンタ専門商社としての事業構造
日本プリメックスの報告セグメントは「ミニプリンタの開発・製造・販売事業」の単一セグメントである。売上はケース入りミニプリンタが約34.6億円(2026年3月期、構成比49%)で最大、次いでその他(PC、タブレット、ディスプレイなど)が14.9億円、ミニプリンタ関連商品が12.2億円、消耗品が6.0億円、ミニプリンタメカニズムが1.6億円、大型プリンタが1.1億円となっている。販売先は駐輪場・ガソリンスタンド精算機、医療機関の受付・処方箋出力、宿泊・外食・小売業向け券売機・精算機など多岐にわたる。
自社販売網と3社体制のグループ構成
グループは販売会社の日本プリメックス、開発・製造を担う日本プリンタエンジニアリング(旧ニチプリ電子工業)、資産管理を主務とする石川台商事の3社で構成される。販売体制は東京本社を中心に、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡に営業所を設置し、海外営業部も東京本社に置く。2026年3月時点で営業員は36名。国内有力メーカーの代理店としての販売に加え、米国ゼブラ社製バーコード・ラベル・カードプリンタの日本総代理店も務める。
堅実経営を掲げる財務体質
日本プリメックスは「堅実経営」を方針とし、運転資金は内部資金で賄い、当面借入金による資金調達を行わない方針である。2026年3月期末の総資産は108.4億円、自己資本比率は77.1%と高い水準にある。売上高は2013年3月期の47億円から2026年3月期の70億円へと緩やかに増加し、過去13期連続で黒字を維持している。純利益は毎期2〜6億円の範囲で推移し、大きな変動はない。
業界の中での役割は産業用小型プリンタの販売・開発・製造を担うメーカー兼商社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01産業用小型プリンタ主力
国内有力メーカーの小型プリンタおよび周辺機器を販売。また、自社開発のオリジナル製品やOEM製品の製造も行う。
主要顧客シチズン・システムズ株式会社、セイコーエプソン株式会社、セイコーインスツル株式会社、スター精密株式会社、ブラザー工業株式会社
- 小型プリンタ
- シチズン、セイコーエプソン、セイコーインスツル、スター精密、ブラザー等の小型プリンタおよび周辺機器を取り扱う。
- バーコード・ラベル・カードプリンタ
- 米国ゼブラ社製のバーコード、ラベル、カードプリンタの販売を行う。
- オリジナル製品
- 日本プリンタエンジニアリングが開発するオリジナルの小型プリンタ。国内販売および海外へ輸出。
- OEM製品
- ユーザーからの受注に基づくOEM製造、製品改造などを行う。
製品と技術
ケース入りミニプリンタとメカニズムユニット
売上の約半分を占める主力製品がケース入りミニプリンタである。これは筐体に収められた完成品プリンタで、駐輪場精算機、ガソリンスタンド精算機、医療機関の受付票・処方箋出力など幅広い用途に使用される。一方、ミニプリンタメカニズムはプリンタの機械ユニットのみを提供する製品で、2026年3月期の売上は1.6億円と小規模だが、前年比45%増と伸びている。これらの製品はシチズン・システムズ、セイコーエプソン、スター精密、ブラザー工業などのメーカーから仕入れて販売するほか、子会社でOEM製造も行う。
関連商品と消耗品で構成される周辺ビジネス
ミニプリンタ関連商品には、プリンタのインタフェース変換器、自動カッター、電源アダプタなどが含まれ、2026年3月期は12.2億円(前年比9.3%増)を計上した。消耗品(インクリボン、感熱紙、クリーナーなど)は6.0億円(同10%増)と安定した収益源となっている。また、その他商品としてPC、タブレット、ディスプレイ、サイネージ、スキャナー、カードリーダーなどを取り扱い、14.9億円の売上を上げている。これらは主にmPOS業界向けに販売される。
ゼブラ社製大型プリンタとオリジナル製品
米国ゼブラ社(旧エルトロン)製のバーコード・ラベル・カードプリンタは、日本総代理店として輸入販売している。この大型プリンタ分野の売上は1.1億円(2026年3月期)と比率は小さいが、ロジスティクスや在庫管理分野で需要がある。また、子会社の日本プリンタエンジニアリングが開発するオリジナル製品は、小型プリンタのOEM供給とともに差別化の要となっている。1993年に初のオリジナル製品を発売し、その後も製品改良を続けている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
医療・理化学機器の専門商社、安定収益基盤
医療機器・理化学機器を扱う専門商社。売上高約70億円と小規模だが、7%超の営業利益率を維持しており収益性は高い。同業のリョーサン菱洋ホールディングスが電子部品・半導体で大型商社として規模拡大を進めるのに対し、ニッチ分野に特化し差別化。オルバヘルスケアホールディングスも医療関連だが更に広範なヘルスケア領域をカバー。当社は特定分野に強みを持つが、成長性・規模面では劣後する。
強み
- 営業利益率7%超と卸売業平均を上回り、効率的な事業運営を実現。
- 医療・理化学機器に特化し、専門知識と取引先との強固な関係構築。
- 医療・研究分野は景気変動の影響を受けにくく、安定収益源。
- 売上高70億円規模で無理な拡大をせず、健全なバランスシートを維持。
課題
- 売上高70億円と小規模で、大口案件獲得やスケールメリット発揮に課題。
- 既存市場の成熟化により、売上高成長率が低く今後の拡大策が必要。
- 大手総合商社や同業の参入により、専門商社としての優位性維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が日本プリメックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8025ツカモトコーポレーション | 54億円 | 30.5倍 |
| 2 | 3070ジェリービーンズグループ | 54億円 | — |
| 3 | 9885シャルレ | 54億円 | — |
| 4 | 2776新都ホールディングス | 54億円 | 46.3倍 |
| 5 | 2795日本プリメックス | 53億円 | 11.2倍 |
| 6 | 7538大水 | 53億円 | 7.2倍 |
| 7 | 7131のむら産業 | 51億円 | 6.9倍 |
| 8 | 7531清和中央ホールディングス | 51億円 | 13.9倍 |
| 9 | 7427エコートレーディング | 51億円 | 6.5倍 |
| 10 | 7501ティムコ | 50億円 | — |
| 11 | 8138三京化成 | 49億円 | 5.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
1979年創業:大手メーカーの代理店から出発
1979年4月、資本金600万円で東京都大田区に日本プリメックスが設立された。設立当初はシチズン事務機(現シチズン・システムズ)とスター精密の国内代理店として営業を開始。1980年1月にはセイコーエプソン、セイコー電子工業、ブラザー工業など他の有力メーカーのプリンタ販売も手掛けるようになり、大手メーカー製品の販売網を広げた。
1986年:製造子会社設立とOEM事業への参入
1986年11月、山梨県富士吉田市にニチプリ電子工業(現日本プリンタエンジニアリング)を設立し、小型プリンタの開発・製造を開始。1991年3月には同子会社がシチズン・システムズ向けにOEM供給を始めた。これにより日本プリメックスは単なる販売代理店から、自社で製造能力を持つOEMサプライヤーへと事業を拡大した。
1993〜1997年:オリジナル製品と海外提携の開始
1993年11月、ニチプリ電子工業が開発した自社初のオリジナル小型プリンタの販売を開始。1995年3月には輸出も始めた。1997年7月にはグループ統合のため、ニチプリ電子工業、石川台商事、ニチプリトータルプランニングを完全子会社化。同年9月には米国エルトロン(現ゼブラ)と業務提携し、バーコード・ラベル・カードプリンタの日本総代理店となった。
2001〜2004年:グループ再編と株式上場
2001年3月、事業効率化のためグループ再編を実施。石川台商事がニチプリトータルプランニングを吸収合併した。同年11月、ニチプリ電子工業がISO9001認証を取得。2004年2月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、同年12月にはジャスダック証券取引所に上場。上場により資金調達力が向上した。
2010〜2022年:市場統合とスタンダード市場への移行
2010年4月、ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月の市場統合でJASDAQ(スタンダード)へ移行。2011年4月、ニチプリ電子工業を日本プリンタエンジニアリングに商号変更。2013年7月の東証・大証統合により東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場へ移行した。
年表27件を開く
1970年代
- 1979年4月創業東京都大田区東雪谷二丁目22番4号に、小型プリンタ、電子機器及び同部品の販売を目的として資本金6百万円で設立、シチズン事務機株式会社(現:シチズン・システムズ株式会社)、スター精密株式会社の国内代理店として営業を開始
1980年代
- 1980年1月セイコーエプソン株式会社、セイコー電子工業株式会社及びブラザー工業株式会社等国内有力メーカーのプリンタ及び電子機器の販売を開始
- 1983年10月本社を東京都大田区東雪谷五丁目29番5号に移転
- 1986年11月山梨県富士吉田市下吉田に小型プリンタの開発、製造を目的としてニチプリ電子工業株式会社(現・連結子会社)を設立し、OEM製品の製造を開始
1990年代
- 1991年3月ニチプリ電子工業株式会社が、シチズン・システムズ株式会社向け小型プリンタのOEM製品供給開始
- 1992年1月東京都大田区鵜の木一丁目5番地12号(現在地)に新社屋が完成し本社を移転
- 1993年11月ニチプリ電子工業株式会社開発による当社初のオリジナル製品小型プリンタの販売を開始
- 1995年3月オリジナル製品小型プリンタの輸出を開始
- 1997年7月M&A当社グループの統合のため、ニチプリ電子工業株式会社、石川台商事株式会社(現・連結子会社)及びニチプリトータルプランニング株式会社を100%出資子会社とする
- 1997年9月米国エルトロン社(現 ゼブラ社)との業務提携により日本における総代理店となり、同社製バーコード・ラベル・カードプリンタの輸入販売を開始
2000年代
- 2000年2月ニチプリ電子工業株式会社がスター精密株式会社向け小型プリンタのOEM製品供給開始
- 2001年3月M&A事業拡大及び効率化の一環として当社グループ再編を行い、石川台商事株式会社がニチプリトータルプランニング株式会社を吸収合併
- 2001年11月ニチプリ電子工業株式会社「ISO9001」(品質保証規格)認証取得
- 2001年11月石川台商事株式会社があいおい損害保険株式会社の損害保険代理店業務を開始
- 2003年3月米国コダック社向けキオスクプリンタの納入開始
- 2004年1月当社「ISO14001」(環境管理)認証取得
- 2004年2月日本証券業協会への株式店頭登録
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2006年8月ニチプリ電子工業株式会社の開発センター兼工場(山梨県富士吉田市)を閉鎖し 山梨県南都留郡に新設移転
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場
- 2010年6月監査役会設置会社へ移行
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2011年4月商号変更ニチプリ電子工業株式会社は、日本プリンタエンジニアリング株式会社に商号変更
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2016年4月日本プリンタエンジニアリング株式会社は、製品メカ開発と修理を担当する部署として、富士吉田事業所(山梨県富士吉田市)を開設
2020年代
- 2021年6月監査等委員会設置会社へ移行
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ市場からスタンダード市場へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存取引拡充と新市場開拓
既存の商品・商流に加え、新たな市場でのビジネスを展開するため、市場開発・企画、国内外市場開拓、製品拡販、ブランド化を目指した新商品の企画立案、海外販路拡充、ネット通販の企画・支援を継続的に実施する。
- 02
mPOS業界向けハード機器拡販
モバイル・タブレットPOS向けのハードウェア(バーコード・カードリーダー、タッチパネルディスプレイ、タブレット、自動釣銭機等)について、ソフト・ハードウェアメーカーと販売情報や製品情報の交換・共有を活発に行い、販路を拡大し共存共栄を図る。
- 03
社員の高齢化への対応と若手育成
定年年齢を延長し、社員個々の経験・知識・ノウハウの標準化・可視化・共有を進める。SlackやSansan等の販売ツールを活用して独自の業務スタイルを確立し、若年層への伝承により将来の需要に備えた個性ある若手社員の育成を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で100人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は731万円で、9期前と比べて+16.0%。平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は17.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 96 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 93 | — |
| 2019年3月 | 630 | 44.2 | 12.4 | 94 | — |
| 2020年3月 | 644 | 43.9 | 12.5 | 100 | — |
| 2021年3月 | 619 | 46.0 | 14.2 | 99 | — |
| 2022年3月 | 625 | 46.0 | 14.7 | 98 | — |
| 2023年3月 | 662 | 47.5 | 16.4 | 98 | — |
| 2024年3月 | 664 | 47.1 | 16.0 | 103 | — |
| 2025年3月 | 700 | 48.1 | 17.1 | 101 | 495 |
| 2026年3月 | 731 | 48.2 | 17.4 | 100 | 500 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内日本プリンタエンジニアリング株式会社(注)1山梨県 南都留郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内石川台商事 株式会社東京都 大田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は70億円、営業利益は5億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.4%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 72億円 | 70億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 5億円 |
| 純利益 | 4億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥25 | ¥25 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は20億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 16 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 16 | 1 | 6.3 | 2 |
| 2024年2Q | 16 | 1 | 6.3 | 1 |
| 2024年3Q | 19 | 2 | 10.5 | 1 |
| 2024年4Q | 18 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 36 | 3 | 8.3 | 2 |
| 2025年4Q | 35 | 2 | 5.7 | 2 |
| 2026年2Q | 34 | 2 | 5.9 | 1 |
| 2026年4Q | 36 | 3 | 8.3 | 4 |
| 2027年1Q | 20 | 1 | 5.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は47億円から70億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 | |||||
| 2013年3月 | 47 | — | 6 | — | 4 |
| 2014年3月 | 48 | — | 5 | — | 3 |
| 2015年3月 | 49 | — | 8 | — | 6 |
| 日本プリンタエンジニアリング株式会社は、製品メカ開発と修理を担当する部署として、富士吉田事業所(山梨県富士吉田市)を開設 | |||||
| 2016年3月 | 53 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年3月 | 52 | — | 5 | — | 3 |
| 2018年3月 | 54 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年3月 | 59 | — | 7 | — | 5 |
| 2020年3月 | 66 | — | 6 | — | 4 |
| 2021年3月 | 52 | — | 4 | — | 2 |
| 2022年3月 | 59 | — | 6 | — | 4 |
| 2023年3月 | 62 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年3月 | 69 | — | 8 | — | 5 |
| 2025年3月 | 71 | 5 | 6 | 7.0 | 4 |
| 2026年3月 | 70 | 5 | 7 | 7.1 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高70億円のうち、営業利益として残るのは5億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%52億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.6%13億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は18億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 18 |
| 2014年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 20 |
| 2015年3月 | 4 | −4 | −2 | 0 | 21 |
| 2016年3月 | 2 | 4 | −2 | 6 | 24 |
| 2017年3月 | 7 | −16 | −2 | −9 | 13 |
| 2018年3月 | 6 | −4 | −2 | 2 | 13 |
| 2019年3月 | 4 | 4 | −2 | 8 | 19 |
| 2020年3月 | 5 | −9 | −2 | −4 | 13 |
| 2021年3月 | 3 | 5 | −1 | 8 | 20 |
| 2022年3月 | 3 | 3 | −1 | 6 | 24 |
| 2023年3月 | 3 | −17 | −1 | −14 | 10 |
| 2024年3月 | 5 | 0 | −1 | 5 | 16 |
| 2025年3月 | 4 | −2 | −2 | 2 | 16 |
| 2026年3月 | 4 | 1 | −3 | 5 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は108億円。このうち返さなくてよい自己資本が84億円で、自己資本比率は77.1%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 62 | 43 | 19 | 69.2 |
| 2014年3月 | 64 | 46 | 18 | 70.7 |
| 2015年3月 | 68 | 50 | 18 | 73.4 |
| 2016年3月 | 69 | 50 | 19 | 73.1 |
| 2017年3月 | 71 | 53 | 18 | 74.2 |
| 2018年3月 | 77 | 55 | 22 | 71.3 |
| 2019年3月 | 81 | 58 | 23 | 71.5 |
| 2020年3月 | 81 | 59 | 22 | 73.0 |
| 2021年3月 | 81 | 62 | 19 | 76.3 |
| 2022年3月 | 87 | 65 | 22 | 74.6 |
| 2023年3月 | 92 | 69 | 23 | 74.8 |
| 2024年3月 | 101 | 75 | 26 | 74.3 |
| 2025年3月 | 104 | 79 | 25 | 76.1 |
| 2026年3月 | 108 | 84 | 25 | 77.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中18位あたり、逆に低いのは売上成長率で284社中234位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥964で、1年前と比べて+10.4%。過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.2倍 |
| PER (会社予想) | 13.3倍 |
| PBR | 0.58倍 |
| 配当利回り | 2.59% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+6.8%と上昇。25日線(954)を上回り、75日線(925)も超えて推移。52週高値(1017)に迫る。出来高は低水準だが、値動きは堅調。週足は上昇トレンドを形成。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER 11.31倍は業界平均17.34倍を下回り、PBR 0.60倍は業界平均1.20倍を大きく下回る。配当利回り2.57%は業界平均2.96%をやや下回るが、ROE 5.5%は安定している。業績は横ばいで大きな成長は見込めないが、バリュエーションは割安で、配当も安定している。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.2倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 13.3倍 | — |
| PBR | 0.58倍 | 1.24倍 |
| ROE | 5.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
日本プリメックスは時価総額54億円の小型卸売企業。PER11.3倍、PBR0.6倍と割安だが、成長性や収益力に課題がある。強気派は、安定した収益基盤と低PBRを背景とした株主還元(配当利回り2.57%)の可能性を評価。弱気派は、低いROE(5.5%)、競争が激しい卸売業界での差別化の難しさ、そして売上高が70億~71億円と横ばいで成長が見込めない点を懸念。今後の株価は、安定配当や自己株式取得などの株主還元策の有無に左右される。
- 割安なバリュエーション
PBR0.60倍と解散価値に迫る
- 安定配当
配当利回り2.57%を維持
- 収益改善の兆し
営業利益率が7%台と改善傾向
- 新規取引先開拓による売上増2026年Q2影響中
得意先1社獲得で売上10億円増
- 海外調達で仕入原価低減継続影響中
原価率2%改善で営業利益約1.4億円増
- 在庫回転率向上でキャッシュ改善通年影響弱
在庫日数10日短縮で運転資本解放
- 自己株式消却でROE向上次回株主総会影響弱
5%消却でROE約5.8%に上昇
- 成長性の欠如
売上高が70億円台で頭打ち
- 競争優位性なし
卸売業で差別化要因が乏しく価格競争に晒される
- 低い資本収益性
ROE5.5%と低迷し株主価値創造に疑問
- 主要仕入先の値上げ2026年Q1影響強
仕入価格10%上昇で営業利益約0.7億円減少
- 需要減少による売上低迷2025年下期影響中
売上3%減で営業利益約0.2億円減少
- 取引先倒産による貸倒損失不定影響中
売掛金10%回収不能で特別損失0.5億円
- 為替変動による輸入コスト増継続影響弱
円安5%で原価0.5%上昇、営業利益0.1億円減
- 売上高成長率
- 成長性がバリュエーションの鍵
- 営業利益率
- 収益力改善の度合いを測定
- 配当性向
- 株主還元の持続可能性を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり25円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.59%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 37.7 |
| 2018年3月 | 20 | 0.0 | 35.9 |
| 2019年3月 | 20 | 0.0 | 27.2 |
| 2020年3月 | 20 | 0.0 | 29.4 |
| 2021年3月 | 20 | 0.0 | 47.1 |
| 2022年3月 | 20 | 0.0 | 26.1 |
| 2023年3月 | 20 | 0.0 | 27.0 |
| 2024年3月 | 25 | 25.0 | 26.2 |
| 2025年3月 | 25 | 0.0 | 35.8 |
| 2026年3月 | 25 | 0.0 | 30.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥25
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,050人。区分でいちばん多いのは個人・その他で89.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.5%を占め、残る90.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 84.2 | 85.3 | 85.2 | 80.5 | 79.3 | 89.0 |
| 事業法人 | 11.5 | 10.5 | 10.5 | 14.9 | 16.0 | 7.7 |
| 自己株式 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 6.3 |
| 金融機関 | 4.0 | 3.5 | 3.5 | 3.5 | 3.4 | 1.8 |
| 外国法人 | 0.4 | 0.3 | 0.5 | 0.5 | 0.6 | 0.8 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.5 | 0.4 | 0.6 | 0.6 | 0.7 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中川 善司 | 31.88 |
| 02 | 中川 悦子 | 16.09 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.12 |
| 04 | 雪谷商事株式会社 | 4.89 |
| 05 | 中川 亮 | 4.00 |
| 06 | 中川 優 | 4.00 |
| 07 | 上原 幸 | 2.97 |
| 08 | 日本プリメックス従業員持株会 | 2.79 |
| 09 | UHPartners2投資事業有限責任組合 | 2.01 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.81 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+19%、1株純資産は14期で+98%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 72 | 815 | 9.3 | 7.6 | 32.0 |
| 2014年3月 | 62 | 865 | 7.3 | 9.3 | 47.3 |
| 2015年3月 | 106 | 953 | 11.6 | 6.9 | 25.5 |
| 2016年3月 | 43 | 956 | 4.5 | 12.9 | 57.5 |
| 2017年3月 | 60 | 1,005 | 6.0 | 10.1 | 37.7 |
| 2018年3月 | 61 | 1,041 | 6.0 | 14.1 | 35.9 |
| 2019年3月 | 88 | 1,101 | 8.2 | 10.6 | 27.2 |
| 2020年3月 | 71 | 1,126 | 6.4 | 9.9 | 29.4 |
| 2021年3月 | 45 | 1,179 | 3.9 | 16.4 | 47.1 |
| 2022年3月 | 79 | 1,234 | 6.6 | 9.1 | 26.1 |
| 2023年3月 | 75 | 1,305 | 5.9 | 9.9 | 27.0 |
| 2024年3月 | 96 | 1,429 | 7.0 | 8.4 | 26.2 |
| 2025年3月 | 78 | 1,498 | 5.3 | 11.4 | 35.8 |
| 2026年3月 | 86 | 1,616 | 5.5 | 10.5 | 30.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額84百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中川善司 | 代表取締役 会長兼社長 | 81 | 1,761,140 |
| 太田明光 | 取締役 執行役員 営業本部長 兼特販部長 | 70 | 21,372 |
| 内田弘 | 取締役 執行役員 営業副本部長兼 国内営業統括部長 | 70 | 21,372 |
| 真岡厚史 | 取締役 執行役員 管理本部長 | 74 | 3,000 |
| 柳澤雄二 | 取締役 執行役員 経理部長 | 75 | 14,900 |
| 大塚謙治 | 取締役 執行役員 営業副本部長 兼市場開発企画部長 | 62 | — |
| 藤本裕二 | 社外取締役 常勤監査等委員 | 63 | — |
| 田中貞雄 | 社外取締役 監査等委員 | 78 | 100 |
| 加藤準一 | 取締役 監査等委員 | 78 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 59 | 12 | 72 | 12 |
| 社外取締役 | 2 | 10 | 1 | 11 | 6 |
| その他役員 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容643字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,436字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,070字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,183字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第48期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第45期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
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