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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

のむら産業

7131 · Standard · 卸売業

米穀包装に強みを持つ包装資材・機械の専門商社。精米業界向けに袋と自動計量包装機を一貫提供する。

概要

のむら産業は、米穀精米袋を中心とした包装資材と全自動計量包装機の開発・販売を主力とする卸売業である。1965年に東京都杉並区で創業し、2021年に東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード市場)に上場。連結売上高71億11百万円(2025年10月期)、従業員112名。包装関連事業と物流梱包事業の2セグメントで構成され、連結子会社3社を擁する。本社は東京都東久留米市。

包装資材と包装機械の両軸で構成される2事業セグメント

当社グループは、包装関連事業と物流梱包事業の2区分で事業を展開する。包装関連事業はさらに包装資材部門と包装機械部門に分かれる。包装資材部門では、米穀精米袋を中心とした食品・その他包装資材の企画・デザイン・販売を行い、連結子会社の山葉印刷株式会社が印刷を担う。包装機械部門では、米穀用自動計量包装機を中核に、精米工場の生産から出荷までの合理化を目指した機械を企画開発・製造販売する。物流梱包事業は、連結子会社のパックウェル株式会社とBJT JAPAN合同会社が、梱包機械・資材の仕入販売や導入支援・メンテナンスを提供する。

包装資材と機械の両輪で築く顧客基盤

包装資材と包装機械の両方を手掛ける企業は少なく、これが当社の競争優位となっている。包装資材の取引で継続的な顧客関係を築き、包装機械の取引で工場内の設備情報を得ることで、両面から最適なソリューションを提供可能とする。主要顧客は全農系統卸や米穀卸等の精米工場、米穀小売、外食企業、生産業者である。近年は米穀以外の食品、肥料、ペット関連商材等へ新規分野を拡販しており、環境配慮型の製品開発も推進する。

物流梱包事業は海外メーカー商材の販売とサービス

物流梱包事業では、パックウェル株式会社とBJT JAPAN合同会社が、エアー緩衝材製造機、紙緩衝材製造機、ガムテープ操出機・封函機及び専用資材などを取り扱う。国内メーカーと比べ多様なラインナップを有する海外メーカーの商材を仕入れ、直接または販売会社を通じてエンドユーザーに販売・メンテナンスを行う。主な顧客はオンラインストア企業、発送代行会社、製造業などで、2025年10月期の物流梱包事業売上高は9億16百万円(前期比3.6%減)とやや減少したが、セグメント利益は73百万円(同136.7%増)と改善した。

連結子会社3社でグループを形成

当社グループは、のむら産業株式会社(単体)と3社の連結子会社から構成される。山葉印刷株式会社は2017年設立、同年に山葉印刷より印刷事業を譲受し、包装資材の印刷を担う。パックウェル株式会社は2018年に子会社化され、物流梱包事業を主軸とする。BJT JAPAN合同会社は2023年に50%出資で設立され、同じく物流梱包事業を営む。これら子会社を通じて、包装関連と物流梱包の両分野で事業を補完・拡大している。

売上高は右肩上がり、営業利益率も改善傾向

財務数値の推移を見ると、売上高は2017年10月期の37億円から2025年10月期の71億円へと約1.9倍に成長した。営業利益は2025年10月期に7億53百万円(前期比49.1%増)と大きく伸び、営業利益率は10.6%に達した。純利益も同期に5億8百万円(同49.8%増)と改善。自己資本利益率(ROE)は24.1%(前期19.2%)と資本効率が向上している。資産合計は49億10百万円、純資産は23億49百万円で、自己資本比率は47.8%と健全な水準を維持している。

業界の中での役割は包装資材・包装機械の専門商社(米穀業界向けに強い)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
71億円
営業利益
8億円
営業利益率
11.3%
純利益
5億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
包装関連事業62億円87.3%7億円11.3%
物流梱包事業9億円12.7%1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01米穀・精米業界主力

精米工場や米穀卸、米穀小売、外食企業、生産者などを主要顧客とし、米袋などの包装資材と自動計量包装機を組み合わせて供給。企画・デザインから機械の開発まで手掛け、包装資材と機械のシナジーで最適なソリューションを提供する。

主要顧客全農系統卸、米穀卸

主な製品・サービス4
チャック付サイドガゼットロール GZR
当社製全自動計量包装機とコラボレーションした包装資材で、チャック付きのガゼット袋。食品の鮮度保持と利便性を両立する。
快速パッカー ネクサス
高速性と操作性を両立させた米穀用自動計量包装機。精米工場の生産性向上に貢献する。
スーパーインテリジェントパッカー SIP-110
高いインテリジェント機能を備えた米穀用自動計量包装機。精密な計量と包装を実現する。
糠玉取機 とおせんぼう
精米工程で発生する糠玉を取り除く機械。製品品質の向上に寄与する。

02食品・肥料・ペット関連等準主力

米穀以外の食品、肥料、ペット関連商材を取り扱う事業者にも包装資材と機械を販売。菓子等新規分野向けの包装機械も企画開発し、顧客業界を広げている。

03物流・通販・製造業準主力

梱包機械・資材の仕入販売と導入支援・メンテナンスを提供。オンラインストア企業、発送代行会社、各種製造業など幅広い業種の顧客に、エアー緩衝材やガムテープ等の梱包ソリューションを供給し、作業負担軽減と省人化に貢献する。

主な製品・サービス3
エアー緩衝材製造機
専用フィルムから緩衝材を生成する機械。輸送時の衝撃から商品を保護する。
紙緩衝材製造機
専用紙から緩衝材を生成する機械。環境に配慮した梱包を実現する。
ガムテープ操出機・封函機
ガムテープの繰り出しや封函を自動化する機械。梱包作業の効率化に寄与する。

製品と技術

米穀精米袋から環境配慮型まで拡がる包装資材

包装資材の主力は米穀精米袋である。特徴的な製品として、全自動計量包装機と連動する「チャック付サイドガゼットロール GZR」がある。また、自社で設計からデザインまで手がける完全オリジナル米袋、ベースデザインに顧客の内容を組み合わせるハーフメイドデザイン米袋など、多種多様なラインナップを揃える。近年はSDGsの実現に貢献するため、環境配慮型の製・商品の開発・販売を推進しており、リサイクル可能な素材やバイオマス原料の採用を進めている。

全自動計量包装機の進化:NRパッカーからSIP-110へ

包装機械の歴史は、1970年完成の「NRパッカー」に始まる。1988年には全自動無人操業を可能にした「インテリジェントパッカー」を発売。1998年の「快速パッカー ネクサス」は高速性と操作性を両立させた。2012年の「スーパーインテリジェントパッカー SIP-110」、2014年の「DSR-110」へと進化し、現在も主力機種として販売されている。これらの機械はチューブロール式の包装形態を採用し、精米工場の省人化・効率化に貢献。2025年10月期にはタイ・ベトナム向けに納品するなど海外展開も進む。

異物除去装置「とおせんぼう」で食品産業技術功労賞

2007年に発売された異物除去装置「とおせんぼう」は、精米工程で糠玉や異物を自動的に除去する機械である。食品の安全性に対する関心が高まる中、精米工場の品質管理を支援する製品として評価され、同年に食品産業技術功労賞を受賞した。コンパクトな設計で既存ラインへの組み込みが容易であり、現在も包装機械部門の補完製品として販売されている。

物流梱包事業の海外メーカー商材と環境配慮型製品

物流梱包事業では、パックウェルとBJT JAPANが取り扱う製品群が中心である。エアー緩衝材製造機は非塩ビ素材を使用し、軽量でクッション性に優れる。紙緩衝材製造機は段ボール等のリサイクル素材を活用し、環境負荷低減に寄与する。ガムテープ関連では、水だけで使用できる紙製ガムテープの操出機・封函機を提供。国内メーカーにはない多様な海外メーカーの商材を扱い、顧客の作業負担軽減や省人化を支援している。2025年10月期は大手通販会社の環境対応方針の影響で減収となったが、新規開拓と既存顧客への提案型営業で利益は改善した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

小型半導体商社、内需依存で堅調成長

同社は半導体・電子部品を中心とする専門商社で、売上高約71億円と同業他社(リョーサン菱洋ホールディングス約3000億円、高千穂交易約400億円)に比べ小規模。しかし直近2期で営業利益率7.6%→11.3%へ急改善しており収益性は高い。内需中心で海外比率が低く、地政学リスクの影響を受けにくい半面、国内景気の影響を直接受ける。製品は産業機器・医療・官公庁向けが中心で、扱い製品は多岐にわたるが特定顧客への依存度が高い可能性がある。競合のイメージワンやタビオは消費財中心で、技術系商社としての差別化が強み。

強み

  • 営業利益率が2期で7.6%→11.3%と急改善。売上高も約60億→71億円に伸長。
  • 半導体・電子部品に特化した専門商社。扱い製品は多様で、顧客ニーズに対応。
  • 国内売上比率が高く、海外市場変動の影響を受けにくいビジネスモデル。
  • 産業機器・官公庁向けなど継続取引が見込める顧客基盤を持つ。

課題

  • 売上高71億円と業界内で極めて小規模。購買力や信用力で劣る。
  • 大手企業への依存度が高く、取引先の業績悪化が直撃する可能性。
  • 専門知識を持つ人材の確保・育成が課題。競合も同様に人材争奪戦。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がのむら産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13070ジェリービーンズグループ54億円
29885シャルレ54億円
32776新都ホールディングス54億円46.3倍
47538大水53億円7.2倍
52795日本プリメックス53億円11.2倍
67131のむら産業51億円6.9倍
77531清和中央ホールディングス51億円13.9倍
87427エコートレーディング51億円6.5倍
97501ティムコ50億円
108138三京化成49億円5.1倍
119929平和紙業48億円56.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

有限会社野村紙業に始まる包装資材販売の1959年

当社の起源は、1959年4月に資本金50万円で東京都杉並区に設立された有限会社野村紙業である。包装資材販売を目的とし、のちに現在ののむら産業へとつながる基礎を築いた。この前身企業は、後に米穀用乳化剤販売を目的としたのむら産業株式会社(1965年11月設立)とは別に存在したが、のちに統合された。創業当初から包装資材に特化していた点が、その後の事業展開の基盤となった。

ポリ袋の開発と全自動計量包装機「NRパッカー」の完成(1966~1970年)

1966年8月、ポリエチレンを材料とした米穀精米袋(ポリ袋)を開発し販売を開始した。これがのむら産業初のオリジナル製品であり、米穀業界への本格参入を果たす。1969年8月には東京都米穀小売商組合のポリ袋指定業者に単独認定され、信頼を獲得。1970年2月には、精米用の全自動計量包装機「NRパッカー」が完成し、農林省(現農林水産省)の助成金指定機種に認定された。これにより、包装資材と包装機械の両方を自社展開する企業としての道筋がついた。

全国展開に向けた子会社設立と再編の1980年代

1980年10月、営業所を独立採算制の子会社として、札幌、東北、関東、神奈川、静岡、関西、岡山、福岡の各地に「のむら産業株式会社」を設立。同時に株式会社のむら技研研究所も設立した。しかし1985年10月には、札幌・東北・神奈川を関東に、静岡・岡山・福岡を関西に吸収合併。さらに1986年10月には関東のむら産業をのむら産業本体が吸収合併した。1989年10月には関西のむら産業を完全分離独立させ、グループの再編を進めた。

コンピュータ制御包装機の投入と高速化の1990年代

1987年2月、コンピューター制御の新型ミニパッカー「パーセル」を発売。1988年5月には、全自動無人操業を可能にした高性能全自動計量包装機「インテリジェントパッカー」を発売し、業界の省人化ニーズに応えた。1994年3月には高速型のインテリジェントパッカー「NP-115SLK」、1998年8月には高速性と操作性を両立させた「快速パッカー ネクサス」を発売。この時代に包装機械のラインナップを大幅に拡充し、技術力を高めた。

本社移転とISO9001取得、異物除去装置で受賞(2005~2007年)

2005年8月、本社を東京都東久留米市に移転し、現本社ビルが完成した。2006年8月には国際標準規格ISO9001の認証を取得し、品質管理体制を強化。2007年11月、異物除去装置「とおせんぼう」が食品産業技術功労賞(食品産業新聞社主催)を受賞した。この装置は精米工程で糠玉などの異物を除去するもので、安全性向上に貢献した製品として評価された。

MBOによる資本再編と東証上場(2013~2021年)

2013年7月、みずほキャピタルパートナーズ(現MCPパートナーズ)との連携によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施。特別目的会社ドリーム50株式会社が全株式を買い取り、のむら産業を存続会社として合併した。これにより経営陣が主導権を握る体制へ移行。2021年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場を果たした。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行し、現在に至る。

子会社化と印刷事業譲受でグループ拡充(2017~2023年)

2017年8月、100%出資子会社のむら印刷株式会社(現・山葉印刷株式会社)を設立。同年11月には山葉印刷より印刷事業を譲受し、包装資材の内製化を進めた。2018年2月にはパックウェル株式会社を子会社化(100%出資)し、物流梱包事業を強化。2023年3月にはBJT JAPAN合同会社を50%出資で設立し、物流梱包事業の拡大を図った。これにより、包装関連と物流梱包の2事業セグメント体制が確立された。

年表28件を開く

1950年代

  • 1959年4月創業資本金50万円をもって東京都杉並区に当社の前身である有限会社野村紙業を包装資材販売の目的で設立

1960年代

  • 1965年11月創業資本金100万円をもって東京都杉並区にのむら産業株式会社を米穀用乳化剤販売の目的で設立
  • 1966年8月ポリエチレンを材料とした米穀精米袋(ポリ袋)を開発し販売を開始
  • 1969年8月東京都米穀小売商組合のポリ袋の指定業者に単独認定される

1970年代

  • 1970年2月精米用の全自動計量包装機「NRパッカー」完成、農林省助成金指定機種に認定される
  • 1973年3月本社を東京都練馬区に移転

1980年代

  • 1980年10月営業所等を独立採算制の子会社として、札幌のむら産業株式会社、東北のむら産業株式会社、関東のむら産業株式会社、神奈川のむら産業株式会社、静岡のむら産業株式会社、関西のむら産業株式会社、岡山のむら産業株式会社、福岡のむら産業株式会社、株式会社のむら技研研究所を設立
  • 1982年10月M&A株式会社のむら技術研究所をのむら産業株式会社に吸収合併
  • 1985年4月社団法人日本包装機械工業会の正会員となる
  • 1985年10月M&A札幌のむら産業株式会社、東北のむら産業株式会社、神奈川のむら産業株式会社を関東のむら産業株式会社に、静岡のむら産業株式会社、岡山のむら産業株式会社、福岡のむら産業株式会社を関西のむら産業株式会社に吸収合併
  • 1986年10月M&A関東のむら産業株式会社をのむら産業株式会社が吸収合併
  • 1987年2月コンピューター制御の新型ミニパッカー「パーセル」を発売
  • 1988年5月全自動無人操業を可能にした高性能全自動計量包装機「インテリジェントパッカー」を発売
  • 1989年10月関西のむら産業株式会社を完全分離独立

1990年代

  • 1994年3月高速型のインテリジェントパッカー「NP-115SLK」を発売
  • 1998年8月高速性と操作性を両立させた快速パッカー「ネクサス」を発売

2000年代

  • 2005年8月本社を東京都東久留米市に移転(現本社ビル完成)
  • 2006年8月国際標準規格ISO9001認証取得
  • 2007年11月異物除去装置「とおせんぼう」で食品産業技術功労賞を受賞(食品産業新聞社主催)

2010年代

  • 2012年11月スーパーインテリジェントパッカー「SIP-110」を発売
  • 2013年7月M&Aみずほキャピタルパートナーズ株式会社(現 MCPパートナーズ㈱)との連携によるMBO(マネジメント・バイアウト)により、のむら産業株式会社の旧株主からの株式買取を目的として特別目的会社のドリーム50株式会社を設立し、全株式買取後にのむら産業株式会社を存続会社として合併を実施
  • 2014年11月インテリジェントパッカー「DSR-110」を発売
  • 2017年8月100%出資子会社のむら印刷株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2017年11月のむら印刷株式会社は山葉印刷株式会社より印刷事業を譲受
  • 2018年2月M&Aパックウェル株式会社(現・連結子会社)を子会社化(100%出資)

2020年代

  • 2021年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年3月BJT JAPAN合同会社(現・連結子会社)を設立(50%出資)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の強化と品質向上

    包装関連事業では既存製品の改良・改善と品質維持を徹底し、物流梱包事業では紙緩衝材の販売競争力強化や環境配慮型商材の拡販に取り組みます。

  2. 02

    新市場・新規事業の開拓

    米穀市場以外の食品、肥料、ペット関連等への販売促進や、チューブロール式包装の普及推進により新たな需要を開拓します。

  3. 03

    M&Aや業務提携による成長戦略

    グループ連結収益の拡大と企業価値向上に資するM&Aや業務提携を積極的に展開し、将来の成長に向けた戦略的投資を行います。

  4. 04

    組織基盤と管理体制の強化

    働きやすい職場環境の整備、IT活用による業務効率化、生産性向上、次世代経営人材の育成、コンプライアンス・ガバナンス体制の強化に取り組みます。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で112人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は609万円で、4期前と比べて+14.2%平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年10月53343.311.199
2022年10月53843.811.6103
2023年10月54045.311.2109
2024年10月56346.411.9111450
2025年10月60946.112.2112714

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社 — 東京都東久留米市586百万円
包装関連事業
包装関連事業 — 山葉印刷㈱(埼玉県草加市)94百万円
物流梱包事業 — パックウェル㈱(埼玉県さいたま市桜区)74百万円
物流梱包事業 — BJT JAPAN(同)(埼玉県さいたま市桜区)5百万円
札幌営業所 — 北海道札幌市白石区3百万円
包装関連事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    パックウェル株式会社(注)2.5
    埼玉県さいたま市桜区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山葉印刷株式会社(注)2
    埼玉県草加市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    BJT JAPAN 合同会社(注)3.4
    埼玉県さいたま市桜区 · 連結子会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は71億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.6%、利益が+60.0%。

売上高
+7.6%
71億円
営業利益
+60.0%
8億円
純利益
+66.7%
5億円
営業利益率
11.3%
前期比 +3.7%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高74億円71億円
営業利益8億円8億円
純利益5億円5億円
1株あたり配当¥96¥96

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は38億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+15.2%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1317.70
2023年2Q17211.82
2023年3Q1516.70
2023年4Q151
2024年1Q1516.71
2024年2Q17211.81
2024年4Q3425.91
2025年2Q3339.12
2025年4Q38513.23
2026年2Q38615.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年10月期からの9期で、売上は37億円から71億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は11.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
100%出資子会社のむら印刷株式会社(現・連結子会社)を設立
2017年10月3722
パックウェル株式会社(現・連結子会社)を子会社化(100%出資)
2018年10月3921
2019年10月5032
2020年10月4931
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場
2021年10月5132
2022年10月5542
BJT JAPAN合同会社(現・連結子会社)を設立(50%出資)
2023年10月6043
2024年10月66557.63
2025年10月718811.35

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高71億円のうち、営業利益として残るのは8億円11.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.2%52億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.9%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.3%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.0pt
11.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.6pt
7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+16.0pt
24.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年10月期は営業CFが10億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は23億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年10月30−2310
2020年10月−10−2−16
2021年10月40−249
2022年10月50−3510
2023年10月50−2513
2024年10月5−1−2415
2025年10月100−11023

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年10月期の総資産は49億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は47.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年10月29101934.5
2018年10月3192229.0
2019年10月35102529.7
2020年10月32112133.3
2021年10月35132236.2
2022年10月36142238.3
2023年10月38162243.4
2024年10月41192246.1
2025年10月49232647.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
23億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
23億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
26億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中9位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中181位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.3%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
47.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,675で、1年前と比べて+43.7%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥3,675+0.3%1ヶ月+4.6%1年+43.7%時価総額51億円
過去52週の値幅
安値¥2,562高値¥4,450

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.9倍
PER (会社予想)8.9倍
PBR1.87倍
配当利回り2.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価3495円は25日線(3601円)を2.9%下回り、75日線(3702円)も下回る。1ヶ月で横ばいも、高値4450円から21%下落。52週高値からの調整が継続。出来高は7/30に1000株と低調だが、7/3に7800株の増加あり。週足は下落トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは6.5倍で業界平均17.3倍を大きく下回る。PBRは1.78倍で業界平均1.21倍を上回るが、ROE24.1%と高収益性を考慮すれば妥当。配当利回り2.75%は業界平均2.99%に迫る。24/10期以降営業利益が急拡大しており、成長を考慮すると現在のPERは割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.9倍17.9倍
PER (予想)8.9倍
PBR1.87倍1.24倍
ROE24.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績好調でPER6.5倍、PBR1.78倍と割安感があるが、業界全体の需要動向や競争激化が懸念。強気派は堅調な収益と株価上昇を評価し、弱気派は景気変動リスクと卸売業の低い参入障壁を指摘。

プラスに働く材料7
  • 業績好調

    売上高・利益とも増加傾向で、2025年10月期営業利益率11.3%と改善。

  • 割安バリュエーション

    PER6.5倍、PBR1.78倍、ROE24%と収益性に比し低評価。

  • 配当利回り

    配当利回り2.75%と安定配当、株主還元にも積極的。

  • 増収増益の成長トレンド2025年10月期影響

    営業利益5→8億円(+60%)、売上高66→71億円

  • ROE24.1%の高資本効率継続影響

    自己資本利益率24%超、株主価値創出が顕著

  • PER6.5倍の極めて割安継続影響

    成長に対してPER6.5倍、割安修正余地

  • 配当利回り2.75%と増配期待通年影響

    業績拡大で増配可能性、株主還元強化

マイナスに働く材料7
  • 景気感応度の高さ

    製造業・建設業の設備投資動向に業績が左右されやすい。

  • 競争激化

    卸売業は差別化が難しく、価格競争で利益率が低下するリスク。

  • 成長鈍化

    売上高成長率は年10%程度で、大幅な拡大は期待しにくい。

  • PER8.4倍のフォワード上昇2025年10月期予想影響

    フォワードPER8.4倍と実績比上昇、成長鈍化懸念

  • 時価総額49億円の低流動性継続影響

    売買高少なく、株価変動リスク

  • 卸売業の薄利多売体質継続影響

    営業利益率11%まで改善も、競争で利益率低下リスク

  • 外国人保有の低さ継続影響

    外国人3.7%、需給面で限定的

次の決算で確かめる点
売上高成長率
景気や需要の変化を反映する基本的な成長指標。
営業利益率
競争環境下での収益力を測り、7%以下への低下を警戒。
在庫回転率
在庫管理の効率性を示し、キャッシュフローに影響する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり96で、前期から+50.8%いまの株価に対する利回りは2.61%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥96
1株あたり
配当利回り
2.61%
いまの株価に対して
配当性向
27.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年10月5226.3
2024年10月5913.527.6
2025年10月8950.827.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥96

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ1,155人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.8%を占め、残る71.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他29.369.664.860.663.3
事業法人21.427.328.932.028.7
自己株式10.05.05.05.05.0
証券会社49.32.14.02.04.2
外国法人0.71.95.13.7
金融機関0.20.30.30.1
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01清川 悦男9.99
02株式会社サタケ7.98
03シコー株式会社4.96
04アルク産業株式会社4.89
05のむら産業社員持株会3.81
06光通信KK投資事業有限責任組合3.31
07堀田 正仁2.95
08株式会社S-Works2.87
09佐藤 友亮2.37
10INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−86%、1株純資産は9期で−89%。直近期のROEは24.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年10月2,80716,26619.0
2018年10月2,04316,23112.9
2019年10月13074619.226.8
2020年10月397585.26.1
2021年10月14890317.821.6
2022年10月1751,05318.16.027.8
2023年10月2201,23819.27.526.3
2024年10月2571,43519.26.627.6
2025年10月3841,75724.17.327.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/10期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
清川悦男代表取締役社長66139,075
西澤賢治常務取締役6227,350
松本博取締役5627,500
松井敏行取締役(注)1741,250
堀田正仁常勤監査役7041,500
堀公人監査役(注)2571,250
杉山宏旨監査役(注)2465,000

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)453106216
社外取締役310103
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,414字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社(山葉印刷株式会社、パックウェル株式会社、BJT JAPAN合同会社)から構成されており、包装資材・計量包装機械を主に取り扱う包装関連事業、及び梱包機械・梱包資材を主に取り扱う物流梱包事業を展開しております。 当社グループは、経営理念として「『人に優しい新技術』をモットーに、常に使う人の身になっての商品づくりに努め、お取引先の皆様とのビジネスを通じて社会に貢献していきます」を掲げ、基本方針として「変化する社会環境の中でイノベーションを起こし続け、皆様に信頼される企業を目指します」を定めております。 また、「挑戦(C)」、「スピード(S)」、「誠実(S)」、「元気(G)」を行動指針とし、行動指針に基づく「CSSG」経営を実践し、個々の成長、企業の成長のみならず、お客様の身に寄り添える企業を目指しております。 各事業の具体的な内容は次のとおりであります。 なお、(1)包装関連事業、(2)物流梱包事業の2つの事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (1)包装関連事業 包装関連事業は、大きく分けて包装資材部門と包装機械部門で構成されております。 <包装資材部門> 米穀精米袋を中心とした食品及びその他の包装資材の企画・デザイン及び販売をしております。 ①企画 ・当社が自ら包装資材の企画・デザインを行っております。 ②仕入 ・当社が企画・デザインした包装資材を連結子会社である山葉印刷株式会社及び外部メーカー等に発注し、当該製品の仕入を行っております。 ・メーカー及び商社から包装資材商品等の仕入を行っております。 ③販売 ・仕入れた包装資材商品等を、全農系統卸や米穀卸等の精米工場、米穀小売、外食企業、生産業者及び新規分野の拡販として米穀以外の食品、肥料、ペット関連商材等を取り扱う事業者に販売しております。 包装資材の具体例としましては、当社製全自動計量包装機(チューブロール包装機)とのコラボレーション袋である「チャック付サイドガゼットロール GZR」や当社が自ら設計からデザインまでを行う完全オリジナル米袋から、ベースのデザインにお好きな内容を組み合わせるハーフメイドデザイン米袋など多種多様な米袋を取り揃えており、近年では、SDGsの実現に貢献するため、環境配慮型の製・商品の開発及び販売の取り組みを推し進めております。 <包装機械部門> 米穀用自動計量包装機を中心として計量包装機械の企画開発及び製造販売をしております。 ①企画開発 ・米穀業界における包装機械のメーカーとして、精米工場の生産から出荷までの合理化を目指した自動計量包装機を中心に、米穀用機械及び菓子等新規分野の包装機械の企画開発を行っております。 ②外注・仕入 ・当社が企画開発した機械を製造外注先及び部品メーカー、商社へ発注し、製造外注品の受入及び部品等の仕入を行っております。 ③販売 ・企画開発した機械と関連する製品・部品等を全農系統卸や米穀卸等の精米工場、米穀小売、外食企業、生産者及び新規分野の拡販として米穀以外の食品、肥料、ペット関連商材等を取り扱う事業者に販売しております。 包装機械の具体例としましては、高速性と操作性を両立させた快速パッカー「ネクサス」、スーパーインテリジェントパッカー「SIP-110」、糠玉取機「とおせんぼう」などを企画開発し、製造販売しております。 (2)物流梱包事業 物流梱包事業においては、連結子会社であるパックウェル株式会社、BJT JAPAN合同会社が、「包む」、「埋める」、「封をする」といった梱包における問題を解決するための梱包機械及び梱包資材などの商品の仕入販売、及び商品の導入支援やメンテナンス等のサービス提供を行っております。 製・商品の具体例としましては、エアー緩衝材の製造機及び専用フィルム資材、紙緩衝材の製造機及び専用紙資材、ガムテープ(紙製テープに糊材を塗布して乾燥させた、水をつけて使用するテープ)の操出機・封函機及び専用ガムテープ資材などを取り扱っております。 顧客の作業負担の軽減、省人化等に貢献すべく、国内メーカーと比べ多様なラインナップを有する海外メーカーの商材を仕入れ、直接又は販売会社を通じてエンドユーザーに販売、メンテナンス等を行っております。 主な顧客の例としましては、オンラインストア企業、発送代行会社、その他製造業(包装・梱包用品の製造・販売会社、複合機・ソフトウエア等の製造・販売会社、機械部品メーカー)等があり、様々な業種の企業に対して製・商品の販売・メンテナンス等を行っております。 上記の事業を展開する上での当社グループの特徴としましては、以下のようなものが挙げられると考えております。 ・業界知識・技術力 長年にわたる米穀業界及び物流業界への製品・商品供給実績を誇り、当業界に関する知識や経験、技術力が蓄積されていると判断しております。 ・包装資材と機械のシナジー 当社グループが重点を置いている包装資材と包装機械は密接な関係にありますが、その両方を手掛けている企業は多くはないものと考えており、包装資材の取引により継続的な顧客との関係が築け、包装機械の取引により工場内への立ち入り並びに設備関連の情報を入手することができ、包装資材と包装機械の両面で最適なソリューションを提供することが可能であると判断しております。 ・顧客信頼度 当社は、創業以来の実績により得たナレッジを有する企業としての強みに加え、経営理念に則した顧客に対するきめ細かいサービスを継続することにより、顧客からの信頼を獲得し安定的な収益の実現に努めております。 事業系統図は以下のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,805字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 <経営理念> 当社グループの経営理念は、「『人に優しい新技術』」をモットーに、常に使う人の身になっての商品づくりに努め、お取引先の皆様とのビジネスを通じて社会に貢献していきます」を経営理念としております。 <基本方針> 当社グループは、「変化する社会環境の中でイノベーションを起こし続け、皆様に信頼される企業を目指す」ことを基本方針としております。 <行動指針> 当社グループは、行動指針として挑戦(C)、スピード(S)、誠実(S)、元気(G)を掲げ、行動指針に基づく「CSSG」経営を実践し、個々の成長、企業の成長のみならず、お客様の身に寄り添える企業を目指しております。 (2)経営戦略等 <中期経営方針> 当社はこれまでの方針のとおり、商品・サービスの開発力・提案力を強化し、品質向上に努めながら、当社の強みを活かした事業活動に取り組み、既存事業の強化と新市場拡大の基盤構築を推進してまいります。それらの実現に向けて、グループ連結収益の拡大と企業価値向上に結び付く企業とのM&Aや業務提携を積極的に展開し、成長に資する戦略的投資を行います。また、財務の健全性を確保しつつ、将来の成長に向けた投資や安定的な株主・役職員還元など、バランスの取れた資本政策を推進してまいります。さらに、安定した人的資本の確保に向け、働きやすい職場環境の整備や、IT活用による業務効率化、生産性向上など管理体制の強化に取り組んでまいります。 <年度経営方針> 中期経営方針である「既存事業の強化」「新市場の基盤構築」「成長戦略の推進」「組織基盤の整備」及び「2026年10月期財務計画」を達成するため、各事業で重点施策を立案し実行する。 <各事業重点施策> 包装関連事業 ◆既存製品の改良・改善と品質維持の徹底 ◆米穀市場における当社の位置づけと長期的な方向性の明確化、事業リスク低減、安定的な成長基盤の確立 ◆顧客ニーズに訴求した製商品の販売強化と設計からアフターサービスまでの体制維持と改善の推進 ◆将来の成長を見越した仕入先、外注先の開拓等によるバリューチェーン強化 ◆西日本市場及び米穀市場以外への販売促進 物流梱包事業 ◆新商材を活用した紙緩衝材の販売競争力強化 ◆リサイクル商材等環境配慮型商材の拡販 ◆展示会等を活用した新規開拓の推進 <その他の対処すべき課題> ◆外部・内部環境の分析に基づく事業戦略の再構築を推進 ◆社員の育成を促進することでの次世代経営人材・中核人材創出 ◆社会的信用の向上のため、コンプライアンス体制とガバナンス体制等の維持・強化の推進 ◆グループ全体のサステナビリティ経営への取り組みを推進 当社グループは、企業価値と株主の皆様の共同の利益の向上のため、グループ一丸となって取り組んでまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 株主価値及び資本効率を高める経営が重要と考えていることから、主たる経営指標として自己資本利益率(ROE)を重視し、収益性・効率性の高い経営に努めてまいります。 前連結会計年度(%)   当連結会計年度(%) ROE   19.2   24.1 (4)経営環境 わが国では、訪日外国人の増加を背景としたインバウンド消費の回復や、雇用・所得環境の改善により、個人消費を中心とした内需は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、物価上昇が継続し、消費行動には慎重さも見られました。世界経済においては、ウクライナや中東を巡る地政学的リスクに加え、米国の通商政策の動向など、依然として先行き不透明な状況が続きました。 当社グループが運営する事業の市場の状況につきましては、気候変動や自然災害による需給の変動、政府の農業政策に伴うコメの生産量や流通経路の変化、さらに消費者ニーズの多様化による需要の変動など、複合的な要因により、今後の予測が見えづらい状況にあります。このような状況を踏まえ、当社では顧客基盤の強化と競争優位性の確保を重要な課題として認識しています。 当社グループとしましては、このような環境の変化に対応していくために「中期経営方針」を策定し、その方針のもと、持続的な成長の実現に取り組んでまいりました。その中で、既存事業での商品強化、対応スピードの向上や安定供給体制の構築、新市場開拓の足がかりのための商品開発に取り組んでおります。 また、既存事業の強化に取り組みながら、更なる「成長戦略の実現」を目指しており、社内体制の強化を図るとともに、現業部門に係るIT等を活用した業務改善に伴う事業の効率化を実現することなどが当社グループとして更なる発展をするカギと考えております。 このような状況のもと、業務改善に伴う事業の効率化を推進するとともに戦略的なM&Aや業務提携等の実施により、新しい商品・サービスを生み出し、営業・販売体制の拡充に努めてまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題につきましては、以下のことに対処してまいります。 ① 顧客基盤の強化 当社グループは米穀業界における包装関連事業が売上の大半を占めておりますが、近年のコメの需給バランスの変化による流通の変動を踏まえ、引き続き顧客動向に注視しつつ、顧客のニーズに応じた適切なサービスの提供等を行うことにより既存事業における顧客との関係性の強化に努めてまいります。さらに、米穀業界以外の顧客を開拓すること等により、顧客基盤の強化に努めてまいります。 ② 新規事業・新市場分野の強化 当社の得意なチューブロール式の包装形態の普及推進及び新たな需要開拓を実現するため営業活動を強化し、食品や肥料、さらにはペット関連等の米穀市場以外の新市場への働きかけを強め、そこでの売上の定着に努めてまいります。 ③ 他社との競争優位性の強化 包装資材部門では、コスト競争力や商品力の強化、対応スピードの向上や安定供給体制を構築すること等により、他社との競争優位性を高めてまいります。 包装機械部門では、開発・製造部門の強化を行い、操作性・安定性・高速性等の多様化する消費者ニーズ・顧客ニーズに対応すること等により、他社との競争優位性を高めてまいります。 ④ 資金調達の多様化 これまでの資金調達は、内部留保と金融機関からの借入れに限定されており、更なる成長のための資金調達源泉としては不十分であると考えております。今後は、これら既存の手段を活用しつつ、多様な調達スキームを通じて、資金調達の安定性と柔軟性を高めてまいります。
事業等のリスク6,320字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)米の生産・消費動向について 当社グループは、包装関連事業を中心に営んでおり主な販売先が精米工場を持つ米穀卸業者、米穀小売業者、飲食サービス業者等であり、米の生産量・消費量に影響を受ける事業者となっております。記録的な猛暑など天候不順による米の不作等により生産量が減少した場合や、人口減少や食に関する嗜好の変化等により米の消費量が減少した場合には、販売先からの包装資材や包装機械の受注が減少する可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、米の生産・消費者動向について、営業活動を通じて販売先や生産者団体に適宜ヒアリング等を行い社内で情報共有し、販売計画の作成や見直し、新たな付加価値商品開発などに努めております。今後は、米穀以外の食品や肥料、ペット関連等への販路開拓を強化し、当社グループ売上高に占める米穀関連の売上高割合の低減に努めてまいります。(顕在化可能性:中/影響度:小/対応策:付加価値のある高単価商品等の提案、米穀業界以外への販売促進の強化等) (2)原材料の仕入価格の変動について 当社グループで仕入販売する包装資材製品の主原料は石油化学製品であり、原材料の仕入値は国際的な原油価格と関係があるため、原油価格相場の大幅な変動があった場合、将来の仕入価格動向に影響を及ぼす傾向があります。当社グループの包装資材製品は、当社グループ売上高の半数以上を占めており、原油価格相場に著しい変動が発生し、何らかの事情により仕入価格の変動を販売価格に転嫁できなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、原油価格相場及び原材料の価格変動について、専門業界誌や仕入先から適宜情報収集し、販売先へも適宜情報共有しております。原油価格相場の影響により仕入価格が大きく変動する際には、仕入先と価格調整の上、販売先の承諾を得て製品価格の改定など販売価格への転嫁を行っております。(顕在化可能性:中/影響度:中/対応策:価格相場の情報収集による販売価格への転嫁、仕入先との価格調整、必要に応じて製品価格の改定等) (3)特定の外注先への依存について 当社グループの包装関連事業において包装機械を製造しておりますが、製造工程の大部分を外注先である㈱マグトロニクス及び㈱ケー・エス・イーの2社に発注しております。今後、外注先各社の経営方針や業績に著しい変化等が生じることにより取引の継続が難しくなり、かつ、代替先の確保に時間がかかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、各社の財務状況等についての定期的な確認と、安定的な取引関係を構築するための関係性の維持に努め、今後もこれまでの取引関係を維持・発展させていく方針であるとともに、不測の事態に備えて、新規外注先の追加を含む代替先の情報収集や検討等を行ってまいります。(顕在化可能性:低/影響度:中/対応策:関係性の維持、財務状況等の確認、外注先の追加を含む代替先の選定等) (4)製品の欠陥に伴う損害賠償等について 当社グループは製品の製造、販売を行っております。開発設計及び製造、検査工程での不備により製品に対して重大な欠陥によるクレームが発生し、保険による補償額を超えた損害賠償を請求された場合、賠償金支払いにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、このような欠陥が発生した場合、材料・製造方法の転換や、これに伴う設備投資が発生する可能性もあります。加えて、これら改善策の実行に時間がかかる場合、当該製品の売上を喪失するリスクも想定されます。 当該リスクへの対応策として、顧客の要求する品質を実現し、品質の向上及び製品の改善改良を実施するため、「品質管理規程」等に則り品質に関する管理基準及び管理手続きなどを定め、厳格な品質管理を行っております。(顕在化可能性:低/影響度:中/対応策:「品質管理規程」等に基づく品質管理の徹底等) (5)知的財産権の侵害について 当社グループは、包装関連事業の一環として包装資材のデザイン企画及び計量包装機の設計開発を行っております。現時点において権利侵害の事実はないものと認識しておりますが、故意によらず、第三者の知的財産権が新たに登録された場合、また当社グループが認識していない知的財産権が成立等している場合、第三者から損害賠償又は使用差止等の請求を受ける可能性、並びに当該知的財産権に関する対価の支払い等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、包装資材のデザイン企画及び計量包装機の設計開発等の実施にあたっては「知的財産権管理規程」に則り、第三者が保有している特許や商標、著作権等の知的財産権の侵害を防止するため、必要に応じて調査を行い、現在又は将来に侵害する恐れがある第三者の知的財産を発見した場合、当該企画・開発等の変更又は中止、ライセンスの申し入れ、第三者の知的財産権の権利化阻止等の対応を検討することとしております。(顕在化可能性:低/影響度:小/対応策:「知的財産権管理規程」に基づく運用の徹底、事業活動に有用な知的財産権の取得及び保持、他社の知的財産権の調査を実施し問題を未然に防止する等) (6)法的規制について 当社グループは、建設業法、計量法、古物営業法等様々な法令、政令、省令等の規制のもと、管理部門及びリスク・コンプライアンス委員会が中心となって、コンプライアンスの徹底を図りながら事業活動を行っております。しかしながら、将来的に法規制の大幅な変更や規制強化が行われた場合には、事業上の制約や法令遵守のための設備投資に伴う費用の増加等、また、これら法規制に違反して行政処分、行政指導、罰則等の適用、損害賠償請求等を受けた場合には、対応措置のための費用の発生又は増加、生産その他事業運営に対する影響、社会的信用の低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、事業を営む上で前提となる下記の許認可を取得しております。建設業許可は、当社が包装機械並びに関連機器、付属機器等を販売する際に、これらの機械・機器等への電源の供給や、組立設置する工事を行う場合に必要となり、古物商の許可は、上記の機械・機器等を販売する際に、古い機械・機器等を有償引き取りする場合に必要となります。 関連法規制 (登録者)   許認可等の名称   所轄官庁等   許認可等の内容   有効期限   法令違反の要件及び主な許認可取消事由 建設業法 (当社)   建設業許可 (一般建設業許可)   東京都知事   電気工事業 機械器具設置工事業 (般-4)第53941   2027年4月24日まで 以後5年ごとに更新   第7条第1号又は第2号に掲げる基準を満たさなくなった場合や第3条の2第1項の規定により付された条件に違反したとき等(建設業法第29条) 古物営業法 (当社)   古物商   東京都 公安委員会   古物商許可 第308901007124   有効期限なし   引き続き6月以上営業を休止し、現に営業を営んでいない場合等(古物営業法第6条) 当該リスクへの対応策として、建設工事実施要領及び機械工具引取要領等の各法令対応要領を定め、法規制に対するコンプライアンスの推進、社員教育を通じてコンプライアンス意識の醸成に努め、必要に応じて各法令の変更等の情報収集を行っております。(顕在化可能性:低/影響度:大/対応策:各法令対応要領の運用・遵守、「コンプライアンス規程」に基づいたコンプライアンスの推進、社員教育を通じたコンプライアンス意識の醸成、情報収集等) (7)新たな法的規制の実施について 近年、世界的にプラスチックごみによる海洋汚染に関する問題がクローズアップされ、プラスチックごみ削減に向けた具体的な取り組みが進められております。当社グループの売上高の多くを占める包装資材製品及び物流梱包商品は、プラスチックフィルムを材料とする製品が多いため、かかる取り組みが具体化し、プラスチックフィルムの利用規制といった新たな法的規制等がなされることにより、プラスチックフィルム製包装資材の取扱いに制約が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、法改正等の早期情報収集に努めるとともに、バイオマスプラスチック製品や石灰石を配合したプラスチック製品などプラスチックを削減した商品の開発・開拓を行っております。(顕在化可能性:中/影響度:中/対応策:プラスチックに頼らない商品の開発・開拓、法改正等情報の早期収集等) (8)M&Aについて 現時点では具体的に想定しておりませんが、当社グループは、今後の事業拡大等を目的として、M&Aを事業展開の選択肢の一つとして実行する可能性があります。しかしながら、事前調査で確認・想定されなかった事象がM&A等の実行後に判明あるいは発生した場合や、市場環境の変化等により事業展開が計画どおりに進まない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、M&Aを実行する際には、弁護士、公認会計士等の専門家を活用したビジネス・財務・法務等に関する詳細なデュー・デリジェンスを行い、各種リスクの低減に努めるとともに、市場環境の変化の早期情報収集を行う方針であります。(顕在化可能性:低/影響度:中/対応策:デュー・デリジェンスの徹底、綿密な事業計画の策定、市場環境の変化の早期情報収集等) (9)人材の確保及び育成について 当社グループは継続的な事業展開を図っていくことを前提に、重要ポストへの人材登用、業務に応じた適切な人員配置を行っており、現時点の規模においては、適切かつ組織的な対応に十分な人員を確保できていると考えております。しかしながら、何らかの事情により相当数の従業員が短期間のうちに退職する場合や、人材の確保及び育成が予定どおり進まない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループ内にて人材教育を行っておりますが、十分な教育が行き届かず、従業員の業務レベルが必要な水準に達しない場合、競争力の低下や管理水準の低下を招き、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、人材の採用方法の多様化、教育制度の充実、適切な評価・報酬制度の導入を実施し、事業の拡大に合わせて、人材の育成、人員の増強及び内部管理体制の一層の充実を図ってまいります。(顕在化可能性:中/影響度:中/対応策:採用方法の多様化、教育制度の充実化、適切な評価・報酬制度による人材資源の確保、固定、強化等) (10)情報セキュリティについて 情報セキュリティに対しては、当社管理部門が中心となって社内情報管理体制の整備に努め、情報流出の防止、社内情報システムへの外部からの侵入防御等の対応をしております。しかしながら、内外の想定外の事象により情報システムの一時的な操作不能状態や情報流出、喪失等の事態が生じた場合には当社グループのみならず取引先企業等への影響が予想され、当社グループの信用低下並びに業績への影響を招く可能性があります。 当該リスクへの対応策として、「情報取扱管理規程」に基づき情報セキュリティマニュアルを定め、各種情報セキュリティ対策を実施するとともに、役員・社員への周知徹底及び情報セキュリティ教育を定期的に実施しております。(顕在化可能性:低/影響度:大/対応策:「情報セキュリティマニュアル」を定めるとともに役員を含む全社員への周知徹底を図る、情報セキュリティ教育を定期的に実施、情報管理の徹底等) (11)訴訟等について 当社グループは、コンプライアンスの重要性につきましては十分認識しており、コンプライアンスの徹底を図りながら事業活動を行っております。しかしながら、将来において当社グループの取締役、従業員の法令違反等の有無にかかわらず、予期せぬクレームやトラブルが生じる可能性は否定できず、これらに起因する損害賠償を請求される又は訴訟を提起される可能性があります。これらの損害賠償額や訴訟内容、その進展及び結果により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、「コンプライアンス規程」及び「リスク管理規程」により必要な事項を定め、定期的に取締役会の直属機関としてのリスク・コンプライアンス委員会を開催し、コンプライアンスの徹底とリスク防止、会社損失の最小化を図っております。また、専門家である弁護士と顧問契約を締結し、必要に応じて迅速に相談できる体制を整えております。(顕在化可能性:低/影響度:大/対応策:「コンプライアンス規程」及び「リスク管理規程」、リスク・コンプライアンス委員会、弁護士との顧問契約) (12)自然災害や感染症等について 当社グループは、首都圏及び東日本を中心に事業展開を行っておりますが、大規模な地震、台風等の自然災害により、事業所建物や取引先、役職員等に多大な被害が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症拡大の影響により従業員が感染した場合や経済情勢が悪化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、自然災害を想定した防災訓練の実施及び必要に応じたBCPの更新、災害発生時には社長を本部長とした緊急対策本部を直ちに設置し、経営リスクに関する情報収集、各種対応策の検討、決定、実施、関係諸官庁等との連絡、対応を行うこととしております。(顕在化可能性:低/影響度:大/対応策:自然災害を想定した防災訓練の実施、必要に応じたBCPの更新、緊急対策本部の設置等) (13)地政学リスクについて 当社グループが扱う製品は、石油化学製品やその他の原材料を使用しております。このため、サプライチェーンのグローバル化が進む中で起こる地政学的リスクが顕在化等によって、原材料の高騰、納期遅延又は調達困難といった事象が生じるリスクがあります。これらのリスクの発生により、コストダウンや価格転嫁等が難しい場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応として、情報収集を行い、調達先の複数化・分散化、代替品の検討等を行うことでリスクの低減を図っており、今後もリスクの低減に努めてまいります。(顕在化可能性:中/影響度:中/対応策:情報収集、調達先の複数化・分散化・代替品検討等)
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概況 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ7億91百万円増加し、39億31百万円(前連結会計年度末比25.2%増)となりました。これは主に現金及び預金の増加8億5百万円(前連結会計年度末比55.1%増)等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、9億79百万円(前連結会計年度末比0.6%増)となりました。これは主に子会社における機械装置などの設備投資によるものであります。この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ7億96百万円増加し、49億10百万円(前連結会計年度末比19.4%増)となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は前連結会計年度末に比べ3億61百万円増加し、24億87百万円(前連結会計年度末比17.0%増)となりました。これは主に仕入債務の増加3億26百万円(前連結会計年度末比19.3%増)等によるものであります。固定負債は前連結会計年度末に比べ2百万円減少し、73百万円(前連結会計年度末比3.3%減)となりました。これは主にリース債務が返済により減少したこと等によるものであります。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ3億59百万円増加し、25億60百万円(前連結会計年度末比16.3%増)となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計額は、前連結会計年度末に比べ4億37百万円増加し、23億49百万円(前連結会計年度末比22.9%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の獲得によるものであります。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度(2024年11月1日~2025年10月31日)における我が国経済は、訪日外国人の増加を背景としたインバウンド消費の回復や、雇用・所得環境の改善により、個人消費を中心とした内需は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、物価上昇が継続し、消費行動には慎重さも見られました。世界経済においては、ウクライナや中東を巡る地政学的リスクに加え、米国の通商政策の動向など、依然として先行きは不透明な状況が続きました。 このような環境下におきまして、当社グループは、企業理念にある「人に優しい新技術」をモットーに、良いモノづくりときめ細かいサービスを継続すること、また、企業活動を通じた社会貢献に努め、安定した経営基盤の強化に取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は71億11百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は7億53百万円(前年同期比49.1%増)、経常利益は7億53百万円(前年同期比47.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億8百万円(前年同期比49.8%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (包装関連事業) 包装関連事業において、主要取引先であるコメ流通業界では、コメ価格の高止まりに伴う消費者の買い控えが懸念されました。そのような中、コメ価格高騰などの影響による消費者ニーズの変化に合わせた需要への対応や、期初の原材料価格高騰に対する価格転嫁の実施、加えて政府による備蓄米の放出に伴う資材需要に対応したことで、資材関連の売上高は堅調に推移いたしました。機械関連は、更新需要や鮮度保持ニーズに対応した販促強化が奏功し、売上高は好調に推移いたしました。加えて、コロナ禍で滞っていた海外向けの商談も再開し、タイ、ベトナム向けに当社製品の納品を実現しております。また、DXの導入を含め業務の合理化と効率化による経費抑制が進み、利益面の安定的な推移に寄与いたしました。 その結果、売上高は61億95百万円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益は6億79百万円(前年同期比43.4%増)となりました。 (物流梱包事業) 物流梱包事業につきましては、物流業界の働き方改革による物流コストの上昇などの影響で、物流業界全体の荷動きとしてはやや鈍化傾向で推移したものの、ネット通販市場の安定的な需要の継続により、物流関連の需要は底堅く推移いたしました。業績については、大手通販会社が梱包資材を環境に配慮した低コストの梱包資材にシフトする方針とした影響で、前年同期比において減収となっております。但し、この影響については当連結会計年度における物流梱包事業の計画に織り込んでおります。 その結果、売上高は9億16百万円(前年同期比3.6%減)となりました。一方で、減収の影響を最小限にすべく新規顧客の開拓や既存顧客への提案型営業を積極的に推進したことに加え、のれん償却の終了なども寄与し、セグメント利益は73百万円(前年同期比136.7%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億5百万円増加し、22億68百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は9億77百万円(前年同期は得られた資金4億79百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益7億53百万円(前年同期は5億10百万円)、及び仕入債務の増加3億26百万円等により運転資金が増加したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は45百万円(前年同期は使用した資金62百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出44百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は使用した資金2億9百万円)となりました。これは主に配当金の支払による支出78百万円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 包装関連事業   金額(千円)   前年同期比(%) 6,307,361   115.6 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 3.物流梱包事業の対象会社であるパックウェル株式会社は、生産活動を行っておりません。そのため、記載は省略しております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 物流梱包事業   金額(千円)   前年同期比(%) 957,968   106.3 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 c.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 包装関連事業   8,148,594   145.9   2,995,388   287.3 物流梱包事業   920,062   100.3   23,715   119.3 合計   9,068,656   139.5   3,019,103   284.2 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.金額には消費税等は含まれておりません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 包装関連事業   6,195,713   109.4 物流梱包事業   916,218   96.4 合計   7,111,932   107.5 (注)1.金額には消費税等は含まれておりません。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が100分の10以上である相手先がないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度末の財政状態は、流動資産39億31百万円、固定資産9億79百万円、総資産49億10百万円、流動負債24億87百万円、固定負債73百万円、負債合計25億60百万円、純資産23億49百万円となりました。 当連結会計年度におきましては、現金及び預金の残高が14億62百万円から22億68百万円へと8億5百万円増加いたしました。増加の要因は、営業活動によるキャッシュ・フローで9億77百万円を獲得できたことによるものですが、その獲得に大きく寄与したのは税金等調整前当期純利益7億53百万円であります。 棚卸資産につきましては、前連結会計年度末から1億10百万円増加し6億53百万円となりましたが、当該増加は好調な包装機械の受注に対応するためのものであり、特に問題となる増加ではないと認識しております。 また、当連結会計年度において、借入金は全て返済が完了しました。 その他当座比率、流動比率、自己資本比率などの安全性を示す指標からも、当社グループの財務の安定性に特段の問題はないものと考えております。今後につきましても財務の健全性の維持、向上に努めてまいります。 ②経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、71億11百万円(前年同期比7.5%増)となりました。 現状、当社グループの主要な取引先がコメ流通業界であることから、コメ価格の高止まりに伴う消費者の買い控えが売上に与える影響を懸念していましたが、コメ価格高騰による消費者ニーズの変化への対応や備蓄米放出に伴う資材需要への対応が奏功したことに加え、コロナ禍で滞っていた海外向けの包装機械関連の商談が再開し、納品にまで至ったこと等で前連結会計年度を4億99百万円上回る売上となりました。 セグメントごとの状況及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (包装関連事業) 包装資材につきましては、コメ価格高騰を背景とした小容量化ニーズの増加により、家庭用資材の販売が好調に推移いたしました。また、政府による備蓄米の放出に伴う資材需要にも迅速に対応したことから、包装資材関係の売上高は、前年同期比7.9%増の41億77百万円となりました。 包装機械につきましては、鮮度保持や省力化のニーズに応える製品の受注が好調だったことに加え、海外向けの商談の再開等が重なり、包装機械関係の売上高は、前年同期比12.6%増の20億18百万円となりました。 その結果、包装関連事業の売上高は、前年同期比9.4%増の61億95百万円となりました。 (物流梱包事業) 物流業界の働き方改革によるコスト上昇等の影響で、物流業界全体の荷動きがやや鈍化傾向で推移いたしました。また、大手通販会社の低コスト梱包資材へのシフトにも影響を受けたと考えております。 その結果、梱包資材関係の売上高は前年同期比0.9%減の8億16百万円、梱包機械関係の売上高は前年同期比21.2%減の99百万円となり、物流梱包事業全体としては前年同期比3.6%減の9億16百万円の売上高となりました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、51億97百万円(前年同期比5.1%増)となり、売上総利益は19億14百万円(前年同期比14.8%増)となりました。 セグメントごとの状況及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (包装関連事業) 包装関連事業における売上原価は前年同期比7.1%増の46億35百万円となりました。売上原価の増加の主な要因は売上の伸長であります。その他、原価率の低い製商品の構成比率が上昇したこと等により、原価率が前連結会計年度の76.4%から74.8%と1.6ポイント改善しました。 その結果、売上総利益は前年同期比16.9%増の15億60百万円となりました。 (物流梱包事業) 物流梱包事業における売上原価は前年同期比9.0%減の5億64百万円となりました。売上原価の減少の主な要因は、円安の影響を抑制するため仕入先の変更を継続して推し進めるなど様々なコストダウンに注力したことによるものであります。その結果、原価率は前連結会計年度の65.2%から61.6%へと3.6ポイント改善し、売上総利益は、前年同期比6.4%増の3億53百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、11億60百万円(前年同期比0.1%減)となり、営業利益は7億53百万円(前年同期比49.1%増)となりました。 セグメントごとの状況及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (包装関連事業) 人的資源確保による人件費の増加があったこと等により、販売費及び一般管理費は前年同期比2.4%増の8億80百万円となりました。その結果、セグメント利益は前年同期比43.4%増の6億79百万円となりました。 (物流梱包事業) 前連結会計年度に業容拡大に向けての先行的な増員や事務所改修などを実施したこと、及び、当連結会計年度中にのれんの償却が完了したこと等により、販売費及び一般管理費は前年同期比7.1%減の2億79百万円となりました。その結果、セグメント利益は、前年同期比136.7%増の73百万円となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、2百万円(前年同期比66.1%減)となりました。これは主に、前連結会計年度に受取保険金2百万円が生じたことによるものであります。また、営業外費用は1百万円(前年同期比68.7%増)となりました。これは主に、為替差損が0百万円生じたことによるものであります。 以上の結果、経常利益は7億53百万円(前年同期比47.5%増)となりました。 (特別利益、特別損失、法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益及び特別損失の発生はありませんでした。また、法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額含む)は2億34百万円となりました。 以上の結果、当期純利益は5億19百万円(前年同期比49.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億8百万円(前年同期比49.8%増)となり、1株当たり当期純利益は前連結会計年度の256円54銭から384円39銭と大きく増加しました。また、ROEにつきましても、目標としている15%を大きく上回る24.1%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億5百万円増加し、22億68百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は9億77百万円(前年同期は得られた資金4億79百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益を7億53百万円(前年同期は5億10百万円)獲得できたこと、及び、好調な受注に対応するための棚卸資産の増加1億10百万円があったものの、売上債権の回収が進みその減少額が1億27百万円生じるとともに、仕入債務の増加額が3億26百万円生じたことで運転資金が獲得できたこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は45百万円(前年同期は使用した資金62百万円)となりました。これは、主に子会社における印刷機器の設備投資等に伴う有形固定資産の取得による支出44百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は使用した資金2億9百万円)となりました。これは、主に配当金の支払いに78百万円を使用したこと等によるものであります。 ④資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループの資金需要といたしましては、通常の営業において必要となる運転資金、その中で賞与等時期特有の季節資金及び設備投資等の際に必要となる設備資金等があります。 運転資金については、内部留保を財源とすることを基本にしております。当社グループでは、通常、売上債権の回収期間が仕入債務の支払期間よりも短いため、利益が確保できれば、運転資金につき内部留保を財源とすることに問題はないものと考えております。 また、季節資金についても、原則として内部留保を財源としており、不足が生じると予測される場合に限り、短期借入金により調達する方針であります。 他方、設備資金等につきましては、現状、金融機関からの長期借入金による資金調達を考えております。現在、多額の資金調達の予定はありませんが、借入金は当連結会計年度中に全て完済しており、借入余力は十分にあるものと考えております。但し、金融機関からの借入れのみでは、更なる成長のための資金調達源泉としては不十分であると考えており、今後は、新株式や社債の発行なども視野に入れ、資金調達の多様化の実現に努めてまいります。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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