概要
丸藤シートパイルは東京都中央区に本社を置く鋼材・建材の卸売業者で、土木・建築向けの鋼矢板やH形鋼などの販売・賃貸・工事・加工・運送を手掛ける。2025年3月期の売上高は356億円、営業利益16億円、従業員約506人。1926年創業の老舗で、日本製鉄製品を主軸に、営業圏は北海道から関西まで広がる。
鋼矢板とH形鋼を柱とする重仮設資材事業
当社の主力は鋼矢板(シートパイル)とH形鋼である。これらは基礎工事や山留め工事に不可欠で、販売・賃貸の両形態で提供する。さらに鋼製山留材、覆工板、仮設システム橋梁「ランドクロス」、補強土壁製品、建築用鉄骨加工品など多様な品ぞろえを持つ。取扱資材の大部分は日本製鉄製品であり、鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組など大手中堅建設会社との取引を主体とする。
販売・賃貸・工事・加工・運送の5本柱
売上は販売、賃貸、工事、加工料、運送の5区分で構成される。2025年度(2026年3月期)実績では販売収入136億円(構成比33.8%)、賃貸収入53億円(13.1%)、工事収入149億円(36.9%)、加工料32億円(7.9%)、運送33億円(8.3%)である。工事収入が最大セグメントで、単なる卸売にとどまらない現場施工まで含む一貫サービスが特徴である。
北海道から関西まで広がる営業圏
営業範囲は北海道から関西地方までと広域である。本社は東京都中央区に置く。取引先はゼネコンが中心で、鹿島建設向け売上が全売上の9.9%(2025年度)を占めるなど特定顧客への依存度があるが、取引先別に営業活動を行い商品別部門は設けていない。地域的には関東、中部、関西の大都市圏の建設需要を主な収益源としている。
グループ企業との連携体制
連結子会社としてフジ運輸株式会社とディ・ケイ・コム株式会社を有する。フジ運輸は資材運送を担当し、工事現場への配送や返却資材の回収を担う。ディ・ケイ・コムは情報システム関連業務を行う。グループ全体で販売、賃貸、工事、加工、運送を内製化しており、外部協力会社との共生も経営課題と位置付け、サプライチェーンの持続性構築に取り組んでいる。
業界の中での役割は建設資材サプライチェーンにおいて、メーカー(日本製鉄)とゼネコンを結ぶ商社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01建設(大手中堅建設会社)主力
鋼矢板(シートパイル)、H形鋼、鋼製山留材、覆工板などの建設基礎工事用鋼製重仮設資材を、販売および賃貸で提供。北海道から関西の営業圏で、鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組などの大手中堅建設会社が主な取引先。資材提供に附帯する工事・加工・運送も手掛ける。
主要顧客鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組
- 鋼矢板(シートパイル)
- 土留めや護岸、基礎工事に用いる鋼製の矢板。
- H形鋼
- 構造材や山留材として広く使われる鋼材。
- 鋼製山留材
- 掘削工事の山留めに使用する鋼製の支保工材。
- 覆工板
- 道路の仮復旧などに用いる鋼製の蓋板。
- 仮設システム橋梁(ランドクロス)
- 仮設橋梁として迅速に設置できるシステム橋梁。
製品と技術
鋼矢板とH形鋼による重仮設資材の基盤
鋼矢板(シートパイル)は土木工事の仮設山留めや永久構造物に、H形鋼は建築・土木の杭や梁材に使用される。当社はこれらを販売するほか、自社保有の在庫から賃貸も行う。賃貸用資材は工場で保管・整備され、使用後は修理・加工を施して再供給する循環型モデルである。2025年度の賃貸収入は53億円、販売収入136億円で、鋼材流通の中核を成す。
仮設システム橋梁ランドクロスと補強土壁製品
ランドクロスは現場で迅速に組立可能な仮設橋梁システムで、工事用道路の仮橋や災害復旧に活用される。補強土壁製品は盛土の安定化工法に用いられ、道路や宅地造成で需要がある。これらの特殊製品は標準鋼材と異なり設計・施工の付加価値が高く、収益性向上に寄与する。また、建築用鉄骨加工品は受注に応じた切断・溶接加工を行い、加工料収入として計上される。
工事・加工・運送の附帯サービスの役割
当社は資材提供に附帯する工事、加工、運送を自社グループで一貫対応する。工事は山留めや仮設工事の施工で、2025年度の工事収入149億円は全収入の37%を占める最大セグメントである。加工は賃貸後の資材修理や受注製作、運送はフジ運輸が担当し、ディ・ケイ・コムが情報処理を支援する。附帯サービス内製化により品質管理と納期遵守を実現し、顧客満足度を高めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
鋼材卸で安定成長、収益改善進む
丸藤シートパイルは鋼材卸売業で、2025年3月期売上高356億円、営業利益率4.49%。同業のリョーサン菱洋HDや高千穂交易と比較し、中規模ながら安定した成長。2026年3月期には売上高403億円、営業利益率5.21%と更に改善見込み。鋼材需要の安定性を背景に、収益性向上が進む。
強み
- 売上高が345億→356億→403億円と堅調に拡大。
- 営業利益率が4.49%→5.21%と改善傾向にあり、利益成長が期待。
- シートパイルなど特定鋼材に強みを持ち、専門性を活かす。
- 建設・インフラ向け鋼材需要は底堅く、景気変動の影響を受けにくい。
課題
- 卸売業界は価格競争が激しく、差別化が必要。
- 鋼材価格の変動が収益に直接影響し、リスク要因。
- 建設投資の先行き不透明感から、需要減退の可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が丸藤シートパイル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 2件
砂糖仲買業からシートパイル事業へ転換した1926年
1926年3月、個人営業の丸藤商店として創業。砂糖等の仲買業を営む傍ら、鋼矢板(シートパイル)の販売、賃貸及び修理加工業務を開始した。この組み合わせは建設需要の高まりを見越したもので、後の事業の基礎となった。砂糖仲買の商流を活かしつつ重仮設資材という新分野に進出した点が特筆される。この創業時の選択が今日の鋼材卸売・レンタル事業の原点である。
合資会社丸藤商店への改組(1934年)
1934年10月、事業拡大に伴い合資会社丸藤商店に改組した。個人経営から法人化することで資金調達や契約の安定性を高め、取引先との信用構築を図った。この改組はその後長きにわたる企業存続の基盤となった。具体的な資本金規模は不明だが、建設資材の販売・レンタル事業を本格化させる契機となった。以降、戦中・戦後の混乱期を乗り越え、現在に至る。
2013年度以降の売上拡大と利益成長
有価証券報告書の財務データによれば、2013年度の売上高は269億円であった。その後変動を経て、2023年度には351億円、2024年度345億円と横ばいだったが、2025年度には356億円に増加。2026年度予想では403億円と大きく伸びる。営業利益も2025年度16億円から2026年度予想21億円に拡大。この成長は建設需要の堅調さと、賃貸・工事・加工セグメントの拡充による。
2026年度に策定した新中期経営計画と目標
2026年5月、当社は新たな中期経営計画「2026-2030年度」を発表した。前計画の定量目標(売上高400億円、経常利益20億円)を前倒し達成したことを受け、2030年度目標として売上高470億円、営業利益30億円、ROE8%以上を掲げた。5年間で100億円の成長投資を計画し、配当性向35%以上、1株当たり配当金38円を基軸とする累進配当を導入。次の100年に向けた布石と位置付ける。
年表2件を開く
1920年代
- 1926年3月創業個人営業丸藤商店を創業、砂糖等の仲買業の傍らシートパイルの販売、賃貸及び修理加工業務を開始
1930年代
- 1934年10月合資会社丸藤商店に改組
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2031年3月期まで470億円
- 営業利益2031年3月期まで30億円
- ROE2031年3月期まで8%以上
- 持続的成長への投資2031年3月期まで5年間で100億円
- 配当性向35%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業の基盤強化と収益構造変革
重仮設資材の販売・賃貸及び技術・工事・加工のコア事業において、現場の潜在需要を見定めた新工種提案や加工案件の受注拡大を図る。工場の作業環境改善、整備能力・生産性向上、安全対策の設備投資を推進し、資産効率を高める。
- 02
持続可能なサプライチェーンの構築
建設業界の担い手不足や法規制の変化に対応し、協力会社との共存共栄を図る。安心・安全な社会資本構築を担う企業として、サプライチェーンの持続性を重視した施策と投資に取り組む。
- 03
人的資本投資による経営力強化
2026年4月に刷新した人事制度を通じて従業員エンゲージメントを向上させ、人材の確保・育成に継続的に取り組む。建設業界の担い手不足などの環境変化に対応できる強い人材を育成する。
- 04
IT投資と業務プロセス改革
技術力強化・業務プロセス改革のためのIT関連投資を進め、成長に繋げる。建設現場や工場業務の効率化と生産性向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は742万円で、9期前と比べて+16.6%。平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は18.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 403 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 438 | — |
| 2019年3月 | 636 | 45.8 | 19.1 | 439 | — |
| 2020年3月 | 623 | 45.7 | 18.7 | 463 | — |
| 2021年3月 | 608 | 45.3 | 18.0 | 484 | — |
| 2022年3月 | 599 | 45.3 | 18.0 | 495 | — |
| 2023年3月 | 616 | 45.3 | 18.1 | 494 | — |
| 2024年3月 | 662 | 45.2 | 18.0 | 494 | — |
| 2025年3月 | 735 | 45.4 | 18.4 | 493 | 325 |
| 2026年3月 | 742 | 45.1 | 18.1 | 506 | 415 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内フジ運輸株式会社千葉県市原市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ディ・ケイ・コム株式会社東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は403億円、営業利益は21億円。前期と比べると増収増益で、売上が+13.2%、利益が+31.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 410億円 | 403億円 |
| 営業利益 | 20億円 | 21億円 |
| 純利益 | 18億円 | 20億円 |
| 1株あたり配当 | ¥38 | ¥38 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は101億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+300.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 98 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 84 | 2 | 2.4 | 2 |
| 2024年2Q | 83 | 3 | 3.6 | 3 |
| 2024年3Q | 89 | 7 | 7.9 | 6 |
| 2024年4Q | 89 | — | — | 3 |
| 2025年2Q | 167 | 6 | 3.6 | 6 |
| 2025年4Q | 189 | 10 | 5.3 | 9 |
| 2026年2Q | 186 | 8 | 4.3 | 8 |
| 2026年4Q | 217 | 13 | 6.0 | 12 |
| 2027年1Q | 101 | 8 | 7.9 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は269億円から403億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。売上は2期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 269 | — | 8 | — | 5 |
| 2014年3月 | 290 | — | 12 | — | 7 |
| 2015年3月 | 320 | — | 14 | — | 9 |
| 2016年3月 | 304 | — | 11 | — | 7 |
| 2017年3月 | 332 | — | 13 | — | 9 |
| 2018年3月 | 330 | — | 13 | — | 9 |
| 2019年3月 | 353 | — | 15 | — | 10 |
| 2020年3月 | 344 | — | 17 | — | 11 |
| 2021年3月 | 327 | — | 12 | — | 7 |
| 2022年3月 | 319 | — | 10 | — | 7 |
| 2023年3月 | 351 | — | 15 | — | 10 |
| 2024年3月 | 345 | — | 19 | — | 14 |
| 2025年3月 | 356 | 16 | 21 | 4.5 | 15 |
| 2026年3月 | 403 | 21 | 27 | 5.2 | 20 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高403億円のうち、営業利益として残るのは21億円で5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.6%325億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.1%57億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%21億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが23億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は44億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −7 | −6 | −3 | −13 | 30 |
| 2014年3月 | −13 | −3 | 2 | −16 | 17 |
| 2015年3月 | −5 | −4 | 7 | −9 | 15 |
| 2016年3月 | 7 | −12 | 1 | −5 | 11 |
| 2017年3月 | 23 | −1 | −16 | 22 | 17 |
| 2018年3月 | 30 | −5 | −16 | 25 | 26 |
| 2019年3月 | 20 | −2 | −6 | 18 | 37 |
| 2020年3月 | 1 | −12 | −6 | −11 | 21 |
| 2021年3月 | 22 | 2 | −9 | 24 | 35 |
| 2022年3月 | 16 | 5 | −13 | 21 | 43 |
| 2023年3月 | 8 | −2 | −16 | 6 | 33 |
| 2024年3月 | 32 | −3 | −14 | 29 | 49 |
| 2025年3月 | 14 | −8 | −4 | 6 | 51 |
| 2026年3月 | 23 | −16 | −14 | 7 | 44 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は460億円。このうち返さなくてよい自己資本が327億円で、自己資本比率は71.2%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 400 | 236 | 164 | 59.0 |
| 2014年3月 | 421 | 238 | 183 | 56.5 |
| 2015年3月 | 444 | 246 | 198 | 55.5 |
| 2016年3月 | 429 | 249 | 180 | 58.1 |
| 2017年3月 | 451 | 257 | 194 | 56.9 |
| 2018年3月 | 455 | 263 | 192 | 57.8 |
| 2019年3月 | 454 | 269 | 185 | 59.2 |
| 2020年3月 | 440 | 274 | 166 | 62.3 |
| 2021年3月 | 441 | 281 | 160 | 63.8 |
| 2022年3月 | 433 | 275 | 158 | 63.4 |
| 2023年3月 | 437 | 282 | 155 | 64.5 |
| 2024年3月 | 433 | 298 | 135 | 68.8 |
| 2025年3月 | 440 | 309 | 130 | 70.3 |
| 2026年3月 | 460 | 327 | 132 | 71.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中35位あたり、逆に低いのはROEで284社中196位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,010で、1年前と比べて+37.6%。過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.1倍 |
| PER (会社予想) | 10.3倍 |
| PBR | 0.54倍 |
| 配当利回り | 3.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+11.6%上昇、7/31は+6.3%の上昇で955円。25日線(883.4円)を+8.1%上回り、75日線(883.47円)も上回る。RSI64とやや過熱感。52週高値(1,220円)から-21.7%、52週安値(683円)から+39.8%。出来高は103,500株と急増し、上昇に弾み。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 7.99倍は業界平均17.49倍を大幅に下回り、PBR 0.47倍は平均1.21倍を大きく下回る。配当利回り4.36%は平均2.66%を上回り、ROEは6.2%と低位だが、収益は増加傾向。割安指標が顕著だが、ROEの低さが改善されるかが注目点。配当利回りは高く、株主還元は堅調。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.1倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 10.3倍 | — |
| PBR | 0.54倍 | 1.24倍 |
| ROE | 6.2% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
建設需要の増加を背景に2026/3期は増収増益予想だが、鋼材価格変動や公共投資の先行きが焦点。強気派は国土強靭化や復興需要、発注増加を評価。弱気派は原材料高騰や競争激化によるマージン圧縮、建設投資の踊り場を懸念。
- 建設需要の増加
2026/3期売上403億円(前期比+13%)予想
- 公共投資堅調
防災・インフラ整備需要が追い風
- 収益改善期待
営業利益率4.5%→5.2%と拡大見込み
- 営業利益31%増でバリュエーション妙味通年影響強
2026/3期営業利益21億円(前期比31%増)、PER7.99倍と割安
- 高配当利回り4.36%の持続性次回配当影響中
配当性向不明だが、利益成長なら増配余地あり
- PBR0.47倍の株主還元期待継続影響中
自己株式取得や増配でPBR改善、ROE6.2%向上が鍵
- 株式需給の好転継続影響弱
外国人持株比率6%と低く、拡大余地ある
- 鋼材価格変動リスク
市況変動で仕入コストが不安定
- 競争激化
同業との価格競争でマージン圧迫
- 建設投資の先行き不透明
公共工事の予算次第で需要が変動
- 原材料高による利益圧迫継続影響強
営業利益率5.2%と薄利、コスト上昇で減益リスク
- 売上高成長の限界2026年下期影響中
売上高は前期比13%増だが、市場シェア小規模
- 流動性低下リスク不定影響中
時価総額35億円と小型、大口売却で株価下落
- 業績変動による減配懸念次回決算影響弱
配当性向が高い場合、利益減少で減配リスク
- 売上高
- 建設需要の実勢を示す
- 営業利益率
- 収益性とコスト管理の指標
- 鋼材市況(H形鋼価格)
- 仕入価格と販売価格に直結
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり38円で、前期から+53.8%。いまの株価に対する利回りは3.76%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 16 | — | 35.6 |
| 2018年3月 | 16 | 0.0 | 36.0 |
| 2019年3月 | 18 | 12.5 | 33.2 |
| 2020年3月 | 18 | 0.0 | 33.1 |
| 2021年3月 | 16 | −11.1 | 45.7 |
| 2022年3月 | 16 | 0.0 | 43.9 |
| 2023年3月 | 18 | 12.5 | 34.8 |
| 2024年3月 | 22 | 22.2 | 32.4 |
| 2025年3月 | 26 | 18.2 | 37.2 |
| 2026年3月 | 40 | 53.8 | 42.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥38
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,259人。区分でいちばん多いのは個人・その他で45.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.0%を占め、残る54.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 38.0 | 39.1 | 39.3 | 39.6 | 40.4 | 45.8 |
| 事業法人 | 25.9 | 25.8 | 26.1 | 27.5 | 27.8 | 26.1 |
| 金融機関 | 30.0 | 28.8 | 26.3 | 24.2 | 23.9 | 20.0 |
| 自己株式 | 10.5 | 10.5 | 10.5 | 10.5 | 10.5 | 13.8 |
| 外国法人 | 4.1 | 3.6 | 2.9 | 5.7 | 4.8 | 6.0 |
| 証券会社 | 2.0 | 2.6 | 5.3 | 2.9 | 3.1 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 三井物産スチール株式会社 | 12.30 |
| 02 | 住友生命保険相互会社 | 5.35 |
| 03 | 明治安田生命保険相互会社 | 4.58 |
| 04 | 日本製鉄株式会社 | 4.13 |
| 05 | 大樹生命保険株式会社 | 4.13 |
| 06 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 | 3.05 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 2.63 |
| 08 | 丸藤ビル株式会社 | 2.60 |
| 09 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 2.15 |
| 10 | 丸藤シートパイル取引先持株会 | 1.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+728%、1株純資産は14期で+193%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 13 | 648 | 2.1 | 17.7 | 71.6 |
| 2014年3月 | 181 | 6,534 | 2.8 | 20.4 | 45.8 |
| 2015年3月 | 237 | 6,761 | 3.6 | 14.6 | 34.9 |
| 2016年3月 | 201 | 6,847 | 3.0 | 11.6 | 45.8 |
| 2017年3月 | 236 | 7,054 | 3.4 | 11.4 | 35.6 |
| 2018年3月 | 247 | 7,339 | 3.4 | 12.0 | 36.0 |
| 2019年3月 | 277 | 7,509 | 3.7 | 8.3 | 33.2 |
| 2020年3月 | 308 | 7,655 | 4.1 | 5.6 | 33.1 |
| 2021年3月 | 195 | 7,855 | 2.5 | 10.9 | 45.7 |
| 2022年3月 | 42 | 1,534 | 2.7 | 9.3 | 43.9 |
| 2023年3月 | 58 | 1,577 | 3.7 | 7.1 | 34.8 |
| 2024年3月 | 77 | 1,666 | 4.7 | 7.8 | 32.4 |
| 2025年3月 | 86 | 1,728 | 5.1 | 6.5 | 37.2 |
| 2026年3月 | 111 | 1,898 | 6.2 | 9.2 | 42.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 羽生成夫 | 代表取締役 社長 | 67 | 15,000 |
| 矢部隆光 | 取締役 | 65 | 2,000 |
| 宮下典久 | 取締役 | 62 | 4,000 |
| 坂本慎一 | 取締役 | 60 | — |
| 吉永康樹 | 取締役 | 66 | — |
| 関根修一 | 取締役 | 72 | — |
| 米山和希 | 常勤監査役 | 61 | 1,000 |
| 深堀眞二 | 常勤監査役 | 61 | — |
| 内山裕 | 監査役 | 74 | — |
| 阿部正暢 | — | 60 | — |
| 内田亮 | 執行役員 | — | — |
| 川畑浩治 | 執行役員 | — | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 山下秀樹 | 執行役員 | — |
| 堀内彰彦 | 執行役員 | — |
| 大江真一郎 | 執行役員 | — |
| 品田道之 | 執行役員 | — |
| 小鹿原徹 | 執行役員 | — |
| 原信生 | — | 57 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 82 | 31 | 113 | 23 |
| 社外取締役 | 4 | 27 | 6 | 34 | 9 |
| 監査役 | 1 | 13 | 5 | 18 | 18 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容623字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,942字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,141字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,201字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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