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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

丸藤シートパイル

MARUFUJI SHEET PILING CO., LTD.8046 · Standard · 卸売業

建設基礎工事用鋼製重仮設資材の専門商社。日本製鉄製品を軸に、販売・賃貸・附帯工事を一貫提供。

概要

丸藤シートパイルは東京都中央区に本社を置く鋼材・建材の卸売業者で、土木・建築向けの鋼矢板やH形鋼などの販売・賃貸・工事・加工・運送を手掛ける。2025年3月期の売上高は356億円、営業利益16億円、従業員約506人。1926年創業の老舗で、日本製鉄製品を主軸に、営業圏は北海道から関西まで広がる。

鋼矢板とH形鋼を柱とする重仮設資材事業

当社の主力は鋼矢板(シートパイル)とH形鋼である。これらは基礎工事や山留め工事に不可欠で、販売・賃貸の両形態で提供する。さらに鋼製山留材、覆工板、仮設システム橋梁「ランドクロス」、補強土壁製品、建築用鉄骨加工品など多様な品ぞろえを持つ。取扱資材の大部分は日本製鉄製品であり、鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組など大手中堅建設会社との取引を主体とする。

販売・賃貸・工事・加工・運送の5本柱

売上は販売、賃貸、工事、加工料、運送の5区分で構成される。2025年度(2026年3月期)実績では販売収入136億円(構成比33.8%)、賃貸収入53億円(13.1%)、工事収入149億円(36.9%)、加工料32億円(7.9%)、運送33億円(8.3%)である。工事収入が最大セグメントで、単なる卸売にとどまらない現場施工まで含む一貫サービスが特徴である。

北海道から関西まで広がる営業圏

営業範囲は北海道から関西地方までと広域である。本社は東京都中央区に置く。取引先はゼネコンが中心で、鹿島建設向け売上が全売上の9.9%(2025年度)を占めるなど特定顧客への依存度があるが、取引先別に営業活動を行い商品別部門は設けていない。地域的には関東、中部、関西の大都市圏の建設需要を主な収益源としている。

グループ企業との連携体制

連結子会社としてフジ運輸株式会社とディ・ケイ・コム株式会社を有する。フジ運輸は資材運送を担当し、工事現場への配送や返却資材の回収を担う。ディ・ケイ・コムは情報システム関連業務を行う。グループ全体で販売、賃貸、工事、加工、運送を内製化しており、外部協力会社との共生も経営課題と位置付け、サプライチェーンの持続性構築に取り組んでいる。

業界の中での役割は建設資材サプライチェーンにおいて、メーカー(日本製鉄)とゼネコンを結ぶ商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
403億円
営業利益
21億円
営業利益率
5.2%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建設(大手中堅建設会社)主力

鋼矢板(シートパイル)、H形鋼、鋼製山留材、覆工板などの建設基礎工事用鋼製重仮設資材を、販売および賃貸で提供。北海道から関西の営業圏で、鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組などの大手中堅建設会社が主な取引先。資材提供に附帯する工事・加工・運送も手掛ける。

主要顧客鹿島建設、大林組、安藤ハザマ興業、熊谷組

主な製品・サービス5
鋼矢板(シートパイル)
土留めや護岸、基礎工事に用いる鋼製の矢板。
H形鋼
構造材や山留材として広く使われる鋼材。
鋼製山留材
掘削工事の山留めに使用する鋼製の支保工材。
覆工板
道路の仮復旧などに用いる鋼製の蓋板。
仮設システム橋梁(ランドクロス)
仮設橋梁として迅速に設置できるシステム橋梁。

製品と技術

鋼矢板とH形鋼による重仮設資材の基盤

鋼矢板(シートパイル)は土木工事の仮設山留めや永久構造物に、H形鋼は建築・土木の杭や梁材に使用される。当社はこれらを販売するほか、自社保有の在庫から賃貸も行う。賃貸用資材は工場で保管・整備され、使用後は修理・加工を施して再供給する循環型モデルである。2025年度の賃貸収入は53億円、販売収入136億円で、鋼材流通の中核を成す。

仮設システム橋梁ランドクロスと補強土壁製品

ランドクロスは現場で迅速に組立可能な仮設橋梁システムで、工事用道路の仮橋や災害復旧に活用される。補強土壁製品は盛土の安定化工法に用いられ、道路や宅地造成で需要がある。これらの特殊製品は標準鋼材と異なり設計・施工の付加価値が高く、収益性向上に寄与する。また、建築用鉄骨加工品は受注に応じた切断・溶接加工を行い、加工料収入として計上される。

工事・加工・運送の附帯サービスの役割

当社は資材提供に附帯する工事、加工、運送を自社グループで一貫対応する。工事は山留めや仮設工事の施工で、2025年度の工事収入149億円は全収入の37%を占める最大セグメントである。加工は賃貸後の資材修理や受注製作、運送はフジ運輸が担当し、ディ・ケイ・コムが情報処理を支援する。附帯サービス内製化により品質管理と納期遵守を実現し、顧客満足度を高めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

鋼材卸で安定成長、収益改善進む

丸藤シートパイルは鋼材卸売業で、2025年3月期売上高356億円、営業利益率4.49%。同業のリョーサン菱洋HDや高千穂交易と比較し、中規模ながら安定した成長。2026年3月期には売上高403億円、営業利益率5.21%と更に改善見込み。鋼材需要の安定性を背景に、収益性向上が進む。

強み

  • 売上高が345億→356億→403億円と堅調に拡大。
  • 営業利益率が4.49%→5.21%と改善傾向にあり、利益成長が期待。
  • シートパイルなど特定鋼材に強みを持ち、専門性を活かす。
  • 建設・インフラ向け鋼材需要は底堅く、景気変動の影響を受けにくい。

課題

  • 卸売業界は価格競争が激しく、差別化が必要。
  • 鋼材価格の変動が収益に直接影響し、リスク要因。
  • 建設投資の先行き不透明感から、需要減退の可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が丸藤シートパイル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17446東北化学薬品43億円7.3倍
23045カワサキ42億円8.9倍
39972アルテック42億円
47555大田花き41億円46.4倍
57602レダックス41億円30.7倍
68046丸藤シートパイル40億円9.1倍
73161アゼアス40億円27.4倍
87111INEST39億円91.7倍
97425初穂商事39億円8.8倍
10280ATMH39億円282.1倍
113054ハイパー37億円17.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 2件

砂糖仲買業からシートパイル事業へ転換した1926年

1926年3月、個人営業の丸藤商店として創業。砂糖等の仲買業を営む傍ら、鋼矢板(シートパイル)の販売、賃貸及び修理加工業務を開始した。この組み合わせは建設需要の高まりを見越したもので、後の事業の基礎となった。砂糖仲買の商流を活かしつつ重仮設資材という新分野に進出した点が特筆される。この創業時の選択が今日の鋼材卸売・レンタル事業の原点である。

合資会社丸藤商店への改組(1934年)

1934年10月、事業拡大に伴い合資会社丸藤商店に改組した。個人経営から法人化することで資金調達や契約の安定性を高め、取引先との信用構築を図った。この改組はその後長きにわたる企業存続の基盤となった。具体的な資本金規模は不明だが、建設資材の販売・レンタル事業を本格化させる契機となった。以降、戦中・戦後の混乱期を乗り越え、現在に至る。

2013年度以降の売上拡大と利益成長

有価証券報告書の財務データによれば、2013年度の売上高は269億円であった。その後変動を経て、2023年度には351億円、2024年度345億円と横ばいだったが、2025年度には356億円に増加。2026年度予想では403億円と大きく伸びる。営業利益も2025年度16億円から2026年度予想21億円に拡大。この成長は建設需要の堅調さと、賃貸・工事・加工セグメントの拡充による。

2026年度に策定した新中期経営計画と目標

2026年5月、当社は新たな中期経営計画「2026-2030年度」を発表した。前計画の定量目標(売上高400億円、経常利益20億円)を前倒し達成したことを受け、2030年度目標として売上高470億円、営業利益30億円、ROE8%以上を掲げた。5年間で100億円の成長投資を計画し、配当性向35%以上、1株当たり配当金38円を基軸とする累進配当を導入。次の100年に向けた布石と位置付ける。

年表2件を開く

1920年代

  • 1926年3月創業個人営業丸藤商店を創業、砂糖等の仲買業の傍らシートパイルの販売、賃貸及び修理加工業務を開始

1930年代

  • 1934年10月合資会社丸藤商店に改組

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2031年3月期まで470億円
  • 営業利益2031年3月期まで30億円
  • ROE2031年3月期まで8%以上
  • 持続的成長への投資2031年3月期まで5年間で100億円
  • 配当性向35%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の基盤強化と収益構造変革

    重仮設資材の販売・賃貸及び技術・工事・加工のコア事業において、現場の潜在需要を見定めた新工種提案や加工案件の受注拡大を図る。工場の作業環境改善、整備能力・生産性向上、安全対策の設備投資を推進し、資産効率を高める。

  2. 02

    持続可能なサプライチェーンの構築

    建設業界の担い手不足や法規制の変化に対応し、協力会社との共存共栄を図る。安心・安全な社会資本構築を担う企業として、サプライチェーンの持続性を重視した施策と投資に取り組む。

  3. 03

    人的資本投資による経営力強化

    2026年4月に刷新した人事制度を通じて従業員エンゲージメントを向上させ、人材の確保・育成に継続的に取り組む。建設業界の担い手不足などの環境変化に対応できる強い人材を育成する。

  4. 04

    IT投資と業務プロセス改革

    技術力強化・業務プロセス改革のためのIT関連投資を進め、成長に繋げる。建設現場や工場業務の効率化と生産性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は742万円で、9期前と比べて+16.6%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は18.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月403
2018年3月438
2019年3月63645.819.1439
2020年3月62345.718.7463
2021年3月60845.318.0484
2022年3月59945.318.0495
2023年3月61645.318.1494
2024年3月66245.218.0494
2025年3月73545.418.4493325
2026年3月74245.118.1506415

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
千葉工場(千葉県市原市)他関東地区1工場2,727百万円
名古屋工場(愛知県知多郡 武豊町)他北陸地区1工場1,196百万円
関西工場 — 京都府綴喜郡 宇治田原町1,149百万円
投資不動産 — 神奈川県愛甲郡 愛川町1,120百万円
仙台工場(宮城県岩沼市)他東北地区2工場1,020百万円
本店 東京支店(東京都中央区)他2営業所473百万円
本社(東京都 江東区)他機材センター445百万円
札幌工場 — 北海道江別市429百万円
本社(千葉県 市原市)他3営業所202百万円
投資不動産 — 埼玉県狭山市196百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    フジ運輸株式会社
    千葉県市原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ディ・ケイ・コム株式会社
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は403億円営業利益21億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.2%、利益が+31.3%。

売上高
+13.2%
403億円
営業利益
+31.3%
21億円
純利益
+33.3%
20億円
営業利益率
5.2%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高410億円403億円
営業利益20億円21億円
純利益18億円20億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は101億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+300.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q982
2024年1Q8422.42
2024年2Q8333.63
2024年3Q8977.96
2024年4Q893
2025年2Q16763.66
2025年4Q189105.39
2026年2Q18684.38
2026年4Q217136.012
2027年1Q10187.97

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は269億円から403億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。売上は2期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月26985
2014年3月290127
2015年3月320149
2016年3月304117
2017年3月332139
2018年3月330139
2019年3月3531510
2020年3月3441711
2021年3月327127
2022年3月319107
2023年3月3511510
2024年3月3451914
2025年3月35616214.515
2026年3月40321275.220

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高403億円のうち、営業利益として残るのは21億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.6%325億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.1%57億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.0pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.5pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが23億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は44億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−7−6−3−1330
2014年3月−13−32−1617
2015年3月−5−47−915
2016年3月7−121−511
2017年3月23−1−162217
2018年3月30−5−162526
2019年3月20−2−61837
2020年3月1−12−6−1121
2021年3月222−92435
2022年3月165−132143
2023年3月8−2−16633
2024年3月32−3−142949
2025年3月14−8−4651
2026年3月23−16−14744

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は460億円。このうち返さなくてよい自己資本が327億円で、自己資本比率は71.2%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月40023616459.0
2014年3月42123818356.5
2015年3月44424619855.5
2016年3月42924918058.1
2017年3月45125719456.9
2018年3月45526319257.8
2019年3月45426918559.2
2020年3月44027416662.3
2021年3月44128116063.8
2022年3月43327515863.4
2023年3月43728215564.5
2024年3月43329813568.8
2025年3月44030913070.3
2026年3月46032713271.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
44億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
236億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
132億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中35位あたり、逆に低いのはROE284社中196位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.2%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,010で、1年前と比べて+37.6%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥1,010-1.0%1ヶ月+5.6%1年+37.6%時価総額40億円
過去52週の値幅
安値¥712高値¥1,220

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR0.54倍
配当利回り3.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+11.6%上昇、7/31は+6.3%の上昇で955円。25日線(883.4円)を+8.1%上回り、75日線(883.47円)も上回る。RSI64とやや過熱感。52週高値(1,220円)から-21.7%、52週安値(683円)から+39.8%。出来高は103,500株と急増し、上昇に弾み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 7.99倍は業界平均17.49倍を大幅に下回り、PBR 0.47倍は平均1.21倍を大きく下回る。配当利回り4.36%は平均2.66%を上回り、ROEは6.2%と低位だが、収益は増加傾向。割安指標が顕著だが、ROEの低さが改善されるかが注目点。配当利回りは高く、株主還元は堅調。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍17.9倍
PER (予想)10.3倍
PBR0.54倍1.24倍
ROE6.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設需要の増加を背景に2026/3期は増収増益予想だが、鋼材価格変動や公共投資の先行きが焦点。強気派は国土強靭化や復興需要、発注増加を評価。弱気派は原材料高騰や競争激化によるマージン圧縮、建設投資の踊り場を懸念。

プラスに働く材料7
  • 建設需要の増加

    2026/3期売上403億円(前期比+13%)予想

  • 公共投資堅調

    防災・インフラ整備需要が追い風

  • 収益改善期待

    営業利益率4.5%→5.2%と拡大見込み

  • 営業利益31%増でバリュエーション妙味通年影響

    2026/3期営業利益21億円(前期比31%増)、PER7.99倍と割安

  • 高配当利回り4.36%の持続性次回配当影響

    配当性向不明だが、利益成長なら増配余地あり

  • PBR0.47倍の株主還元期待継続影響

    自己株式取得や増配でPBR改善、ROE6.2%向上が鍵

  • 株式需給の好転継続影響

    外国人持株比率6%と低く、拡大余地ある

マイナスに働く材料7
  • 鋼材価格変動リスク

    市況変動で仕入コストが不安定

  • 競争激化

    同業との価格競争でマージン圧迫

  • 建設投資の先行き不透明

    公共工事の予算次第で需要が変動

  • 原材料高による利益圧迫継続影響

    営業利益率5.2%と薄利、コスト上昇で減益リスク

  • 売上高成長の限界2026年下期影響

    売上高は前期比13%増だが、市場シェア小規模

  • 流動性低下リスク不定影響

    時価総額35億円と小型、大口売却で株価下落

  • 業績変動による減配懸念次回決算影響

    配当性向が高い場合、利益減少で減配リスク

次の決算で確かめる点
売上高
建設需要の実勢を示す
営業利益率
収益性とコスト管理の指標
鋼材市況(H形鋼価格)
仕入価格と販売価格に直結

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+53.8%いまの株価に対する利回りは3.76%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
3.76%
いまの株価に対して
配当性向
42.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1635.6
2018年3月160.036.0
2019年3月1812.533.2
2020年3月180.033.1
2021年3月16−11.145.7
2022年3月160.043.9
2023年3月1812.534.8
2024年3月2222.232.4
2025年3月2618.237.2
2026年3月4053.842.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,259人。区分でいちばん多いのは個人・その他45.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.0%を占め、残る54.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他38.039.139.339.640.445.8
事業法人25.925.826.127.527.826.1
金融機関30.028.826.324.223.920.0
自己株式10.510.510.510.510.513.8
外国法人4.13.62.95.74.86.0
証券会社2.02.65.32.93.12.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三井物産スチール株式会社12.30
02住友生命保険相互会社5.35
03明治安田生命保険相互会社4.58
04日本製鉄株式会社4.13
05大樹生命保険株式会社4.13
06INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社3.05
07日本生命保険相互会社2.63
08丸藤ビル株式会社2.60
09光通信KK投資事業有限責任組合2.15
10丸藤シートパイル取引先持株会1.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+728%、1株純資産は14期で+193%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月136482.117.771.6
2014年3月1816,5342.820.445.8
2015年3月2376,7613.614.634.9
2016年3月2016,8473.011.645.8
2017年3月2367,0543.411.435.6
2018年3月2477,3393.412.036.0
2019年3月2777,5093.78.333.2
2020年3月3087,6554.15.633.1
2021年3月1957,8552.510.945.7
2022年3月421,5342.79.343.9
2023年3月581,5773.77.134.8
2024年3月771,6664.77.832.4
2025年3月861,7285.16.537.2
2026年3月1111,8986.29.242.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
羽生成夫代表取締役 社長6715,000
矢部隆光取締役652,000
宮下典久取締役624,000
坂本慎一取締役60
吉永康樹取締役66
関根修一取締役72
米山和希常勤監査役611,000
深堀眞二常勤監査役61
内山裕監査役74
阿部正暢60
内田亮執行役員
川畑浩治執行役員
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢
山下秀樹執行役員
堀内彰彦執行役員
大江真一郎執行役員
品田道之執行役員
小鹿原徹執行役員
原信生57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5823111323
社外取締役4276349
監査役11351818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容623字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社2社で構成されております。 事業の内容は、鋼矢板(シートパイル)、H形鋼、鋼製山留材、覆工板などの建設基礎工事用鋼製重仮設資材、仮設システム橋梁(ランドクロス)、各種補強土壁製品、建築用鉄骨加工品などの販売、賃貸及び資材提供に附帯する工事、加工、運送等であります。 取扱資材は、日本製鉄㈱の製品が主で、エムエム建材㈱を主力とする商社経由で購入し、販売及び賃貸先は鹿島建設㈱、㈱大林組、安藤ハザマ興業㈱、㈱熊谷組その他大手中堅建設会社が主体となっております。 なお、営業圏は北海道から関西までであります。 当社グループ内の事業に係わる位置付け及び関係は次のとおりであります。 <主な関係会社> 子会社:フジ運輸株式会社、ディ・ケイ・コム株式会社 営業部門:   当社の営業は取引先別であり取扱商品別ではありません。 建設会社、商社等取引先に対する資材の売上・仕入業務とこれに附帯する工事請負業務を担当しております。 当社の工事施工はその一部を子会社が担当しております。 工場部門:   賃貸用資材の保管、使用後返却された資材の原状回復のための修理や整備、及び製作加工業務を担当しております。 運送部門:   資材提供の附帯業務である運送業務はその一部を子会社が担当しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)フジ運輸株式会社、ディ・ケイ・コム株式会社は連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題3,942字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 ①経営理念 当社グループは建設業界のニーズに応えた資機材及び技術・工事・加工の提供を通じて社会資本の整備に貢献します。 a.安心・安全を守り、公正で誠実な企業活動により、全てのステークホルダーの期待に応えます。 b.優れた技術力を追求し、価値ある商品・サービスを提供して社会に貢献します。 c.人を大切にして人を育て、信用と信頼を基礎に、魅力ある企業を目指します。 ②中長期ビジョン(2030Vision) 当社グループは、中長期ビジョン(2030Vision)として、「コア事業の基盤強化と次の100年の創造」を掲げ、以下の実現を目指してまいります。 a. 重仮設のパイオニアとして揺るぎない存在感 b. 新たな事業領域などへのチャレンジ c. 当社の成長を通じて、社会の発展に貢献、ステークホルダーとの共生 d. 多様な強い人材『個』が活躍できる企業 以上の中長期ビジョンの実現のためのマイルストーンとして実施した中期経営計画<2024-2026年度>を経て、2026年5月に発表しました中期経営計画<2026-2030年度>では、以下の基本方針を定めました。 ③中期経営計画期間中<2026-2030年度>の基本方針・経営戦略 <基本方針> 持続的な企業価値向上のため、外部環境の変化に的確に対応し、人材育成ほかの経営力を強化しつつ、事業基盤の強化、事業構造の変革・進化をさらに推進する。 <経営戦略> 企業価値の向上 <投資・財務戦略> a. 「変革」 稼ぐ力、資産効率 b. 「成長」 戦略的な成長投資 ・ コア事業の成長 ⇒ 事業の磨きあげ ・ 資産/事業の効率化 ・ 新たな収益機会の創出 企業活力の向上 <非財務戦略> a. 「経営力」 働き方・人的資本投資 ・ 人材確保・育成・働き方・働きがい ・ 人事制度改革(エンゲージメント) b. サプライチェーンの「持続性」構築 ・ 協力会社との共生 c. 「安心・安全」の追求 ④主要な取り組み状況 当社グループは、2024年度(2025年3月期)からスタートしました中期経営計画で掲げた定量的目標値の連結売上高400億円、経常利益20億円の目標が期間中に前倒しで達成したことから、経営基盤の強化と成長に向けた投資の取り組みが着実に成果に結びついているものと判断しております。そこで、2026年度から新たな中期経営計画をスタートさせ、5年後の2030年度をゴールとして目標達成に取り組んでまいります。 a.持続可能なサプライチェーンの構築と共存共栄のための施策と投資 当社グループは、急速に変化する内外環境の不確実性を踏まえ、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでまいります。 建設業界の担い手不足や、取適法(中小受託取引適正化法)・トラック新法(改正貨物自動車運送事業法)の施行等、事業環境は常に変化しており、安心安全な社会資本構築を担う当社の役割と持続性は重要度を増しております。 今年度はそうした内外環境の変化や不確実性も踏まえて、 企業理念に掲げる「安心・安全を守る」ことを最重要課題と位置付けております。 b.収益力の強化と持続的成長への投資 2026年度にスタートした中期経営計画<2026-2030年度>において、重仮設資材の販売・賃貸及び技術・工事・加工を提供するコア事業の基盤強化と収益構造の変革と強靭化に取り組んでまいります。建設業界のニーズに応える重仮設資材の提供に重心を置きつつ、現場の潜在需要を見定めた新工種の提案、加工案件の受注拡大を図ってまいります。また、工場の作業環境改善と整備能力・生産性の向上および安全対策のための積極的な設備投資を進め、建設資材の保有量を適切に維持管理し、資産の効率性を高めてまいります。加えて、技術力強化・業務プロセス改革のためのIT関連投資を進め、成長に繋げてまいります。 c.経営力強化に向けた人的資本投資 当社は、「人を大切にして人を育て、信用と信頼を基礎に、魅力ある企業を目指す」という経営理念のもと、2026年4月より人事制度を刷新し、従業員エンゲージメントの向上を図っています。今後も企業活力のさらなる向上に向けた取り組みを推進し、建設業界における担い手不足などの環境変化に対応できるよう、人材の確保および育成に継続的に取り組んでまいります。 d.株主還元への取り組み 2026年5月14日に発表のとおり、持続的な成長を通じ、財務の健全性を充足することを前提に、配当性向35%以上、また、1株当たり配当金190円(株式分割前、株式分割後は38円)を基軸とした累進配当を設定し、取り組む方針に変更しております。 なお、当中期経営計画期間中の定量目標は以下のとおりであります。 定量的目標 収益目標(2031年3月期、連結ベース)   売上高470億円   営業利益30億円 ROE   8%以上 持続的成長への投資   5年間で100億円 株主還元   配当性向35%以上 1株当たり配当金38円を基軸とした累進配当 (2)経営環境 当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の高騰など、地政学的リスクの高まりによる一層の物価上昇が懸念されることに加え、為替相場の変動や金利上昇などの影響が国内経済の下振れ要因となっており、景気の先行きは不透明な状況が継続しました。 当社グループが属する建設業界におきましては、公共投資や民間の設備投資に底堅さが見られるものの、建設業界の慢性的な人手不足による労務需給の逼迫、建設コストの更なる高騰、時間外労働の上限規制適用に伴う工事の着工遅延や進捗遅れ等の影響が懸念されました。 今後の国内経済につきましては、企業の賃上げ促進等による雇用所得水準の改善や設備投資の堅調な推移により、引き続き緩やかな回復が続くことが見込まれます。一方で、物価上昇の継続や金融資本市場の変動、不安定な国際情勢および米国の通商政策による影響が国内景気の下押しリスクとなっており、依然として不透明な状況が続くものと見られます。 建設業界におきましては、従来からの技能労働者不足、建設従事者の高齢化に加え、鋼材価格の高止まり、労務費の高騰、時間外労働の上限規制の適用による建設コストの上昇等による工事の着工遅延、進捗遅れの発生には注視を続ける必要があり、採算面での厳しさは一層増すものと予想されます。一方で、都市部の再開発事業や民間設備投資プロジェクトに加え、国土強靭化対策やインフラの維持管理・老朽化対策など政府が進める公共投資の下支えが期待され、底堅い建設需要の推移が見込まれます。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが対処すべき事業上の課題と具体的取り組みは以下のとおりであります。 ①「安全・安心を守る」取り組み 当社グループは、「安全・安心を守る」ことを企業理念に掲げ最重要課題と位置付けております。建設関連事業を営む企業として安全の確保は企業存続の前提条件であることを認識し、引き続き「災害の撲滅」を最優先に安全管理体制の強化に取り組んでまいります。協力会社を含めた意識改革の徹底により「作業手順の順守と設備点検の徹底」「不安全行動の排除と安全意識の向上」を実践し、建設現場および工場作業に伴う災害・事故を未然に防ぎ、また、安全衛生面においても心身ともに健康で働ける職場環境の整備に努めてまいります。 ②中期経営計画<2026-2030年度> 当社グループでは、2024年度(2025年3月期)からスタートしました中期経営計画で掲げた定量的目標値の連結売上高400億円、経常利益20億円の目標が期間中に前倒しで達成したことから、経営基盤の強化と成長に向けた投資の取り組みが着実に成果に結びついているものと判断しております。そこで、2026年度から新たな中期経営計画をスタートさせ、5年後の2030年度をゴールとして目標達成に取り組んでまいります。 中期経営計画<2026-2030年度>の基本方針と重点戦略につきましては、当社ホームページニュースリリース(2026年5月14日「中期経営計画の策定と資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(アップデート)」)をご参照ください(https://www.mrfj.co.jp/ir)。 ③資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組み 当社グループでは、対処すべき課題を含めた中期経営計画<2026-2030年度>の達成に向けて取り組みながら持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。業績面での伸長により財務の健全性を維持し、資本コストや資本収益性を意識した最適な資本構成の実現に向けた取り組みを実施、配当を中心に継続的な株主還元を強化しながら、ROE、PBRの改善に努めてまいります。内容につきましては、当社ホームページニュースリリース(2026年5月14日「中期経営計画の策定と資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(アップデート)」)をご参照ください(https://www.mrfj.co.jp/ir)。
事業等のリスク3,141字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事故等の発生リスク 当社グループが提供する資機材の販売、賃貸、運送及び整備・受注加工・基礎工事の施工の各種サービスのなかで、建設現場や自社工場において重大な災害や事故等が発生し、稼働停止や施工遅延により信用の毀損、損害賠償、損失補填、再施工費用等を負う場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「安心と安全を守る」ことを最優先事項に掲げております。安全衛生の基本方針並びに目標と実施事項に対応できる体制を整備し、作業手順の順守と設備点検の徹底、不安全行動の排除と安全意識の向上に取り組み、労働災害撲滅に向けた安全管理活動の改善と強化を図るとともに、関係法令等の制定・改正についても周知活動を徹底し、無事故・無災害を目指してまいります。 (2)人材確保に関するリスク 今後、少子高齢化の進行により労働人口がさらに減少していくことが予想されており、社員の新規採用が著しく停滞した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、中期経営計画に掲げた「企業活力の向上」を確実にするために計画的な人材確保に注力してまいります。 具体的には計画的な新卒採用に加え、必要に応じて専門職の中途採用を実施してまいります。また、女性社員の総合職採用の拡大、一般職から総合職への職制転換と管理職への登用を推進し、活躍の場を拡充しております。加えて、多様な人材が活躍できる環境を目指し、自己都合退職者の再雇用や外国人技術者の採用などに努めております。優れた人材の育成に向けた社内研修プログラムを刷新し、働きやすい環境と人材流出抑制に向けたメンター制度を導入し、社員に寄り添った育成に努めております。2026年4月からは新人事制度を開始し、社員の能力を最大限発揮できる制度や職場の定着を図るための諸施策等を導入し、人材が集まる魅力的な企業を目指してまいります。 (3)建設市場の変動リスク 当社グループの業績は建設業界を取り巻く環境に左右されます。主たる取引先が国内の建設会社であり、国内建設市場への依存度が高いことから、建設コストの高騰や景気悪化等により民間建設投資、公共事業投資の急激な縮小等によっては当社グループの受注高及び収益性等に影響を受ける可能性があります。中期経営計画に掲げた諸施策を推進し、採算を重視した受注活動に努めるとともに、顧客ニーズへの丁寧な営業活動を展開し、企業価値向上に資する事業活動を展開することで経営目標の達成を目指してまいります。 (4)建設コストの変動リスク 鋼矢板、H形鋼、鋼製山留材等の供給を主とする重仮設資材リース市場は、鋼材仕入れ時の市況価格に影響を受ける可能性があります。国際情勢や為替相場等の影響で原材料価格が高騰するリスクのほか、景況感と需給バランスにより労務費が上昇するリスクもあります。これらの動向次第では採算性が悪化する可能性がありますが、建設コスト上昇分の影響を抑制するための価格改善に取り組んでおります。 (5)コンプライアンスに関するリスク 当社グループはコンプライアンス体制を整備し、コンプライアンス委員会において定期的なリスク管理を行っておりますが、法令等に違反する行為があった場合には、刑事・行政処分等による損失や事業活動の制約、社会的信用の失墜等の発生により、業績に影響を与える可能性があります。 当社グループの役職員は、コンプライアンス行動規範に基づき、担当部署を通じて業務に関連する諸法令・社内規則及び企業倫理の厳守、徹底を図ってまいります。当社グループの役職員を対象とした情報発信、eラーニング等を用いた教育体制を整備し、コンプライアンス意識を高めることに努め適正な事業活動の推進を図ってまいります。 (6)取引先の信用リスク 建設コストの高騰や物価高、後継者不足、人手不足などの要因により、経営を圧迫した建設業の倒産リスクが企業規模を問わず高まっております。取引先は信用不安に陥った場合は、売上代金の回収不能など貸倒損失が発生する可能性があります。貸倒の発生リスクを最小限に抑えるため、審査部門を中心に取引先の信用情報と与信管理を厳密に審査し、関係部門への周知徹底を実施しております。 (7)保有資産の価格変動リスク 当社グループが保有する工場設備資産、投資不動産(賃貸等不動産)、投資有価証券等の時価評価が著しく下落した場合、評価損や減損損失の計上等により当社グループの業績及び財務基盤に影響を及ぼす可能性があります。 工場設備資産は保有する土地評価の著しい下落や当該地域の収益性の急激な低下によっては減損損失が発生する可能性があります。当社グループでは、取締役会や経営会議において将来の投資計画および個別投資案件について投資目的と採算性を財務基盤とのバランスを考慮しながら十分に審議し実行しております。減損損失リスクへの対応では、各地域及び各部門の業績及び事業活動が取締役会・経営会議に報告され、収益性のリスクの把握を含めた分析と対策を審議しております。 なお、投資有価証券のうち、政策保有株式につきましては「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (5)株式の保有状況 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式」に記載のとおり、保有の合理性を検証してまいります。 (8)金利変動リスク 当社グループの運転資金の一部は金融機関からの借入金を原資としており、金利が急激に上昇した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは金融市場の動向を注視しながら、安定的なキャッシュ・フロー経営を行い、財政体質の一層の改善を図ってまいります。 (9)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは日常業務に係る情報、個人情報その他の様々な情報をシステム上で取り扱っており、大規模災害や外部からのサイバー攻撃のほか、コンピュータウイルス感染や従業員の過失等によってシステム障害、情報漏洩またはデータの消失等が発生した場合、社会的信頼の毀損、損害賠償や復旧費用等の発生により、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは事業活動を正常かつ円滑に行う上で、情報セキュリティの確保は重要課題のひとつであると考えております。今後も、情報セキュリティポリシーに沿った、継続的かつ網羅的に情報資産の機密性、安全性、可用性を維持することに努めリスク管理を実施してまいります。 (10)大規模自然災害・感染症の大流行が及ぼすリスク 地震・台風・津波等の大規模自然災害や感染症の大流行または新型感染症によって当社グループの主要な事業拠点が被災した場合には、操業停止や資機材の出入庫の遅延、設備の復旧等に伴う損失の発生や、施工中の建設工事の工程が大幅に遅延する可能性があります。事業継続計画(BCP)を策定し、関係者の安全確保を最優先に安否確認システムによる状況把握を迅速に行うとともに、公共交通機関の輸送障害を想定したサテライト勤務、在宅勤務の基盤整備と基幹業務維持のための体制を整備しております。今後、政府の対処方針と密接に連携しながら当該体制を適時適切に運用してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,201字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 ・当連結会計年度末の資産合計は459億55百万円となり、前連結会計年度末と比較して19億86百万円の増加となりました。その主な要因は、工場の設備投資に伴う有形固定資産の増加、保有する投資有価証券の時価評価によるものであります。 ・当連結会計年度末の負債合計は132億22百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億78百万円の増加となりました。その主な要因は、電子記録債務の減少に伴い仕入債務が減少、未払法人税等、繰延税金負債が増加したことによります。 ・当連結会計年度末の純資産合計は327億33百万円となり、前連結会計年度末と比較して18億7百万円の増加となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加によるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高403億40百万円(前年同期比13.4%増)となりました。利益につきましては、営業利益21億10百万円(前年同期比33.6%増)、経常利益26億63百万円(前年同期比28.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億65百万円(前年同期比28.1%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ、7億12百万円減少の43億79百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は22億55百万円の増加(前年同期は14億47百万円の増加)となりました。主な増加項目は税金等調整前当期純利益28億32百万円、棚卸資産の減少による資金の増加額4億77百万円であり、主な減少項目は仕入債務の減少による資金の減少額9億25百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は15億95百万円の減少(前年同期は8億5百万円の減少)となりました。主な減少項目は有形及び無形固定資産の取得による支出額16億87百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金は13億73百万円の減少(前年同期は4億4百万円の減少)となりました。主な減少項目は自己株式の取得による支出額8億98百万円、配当の支払額4億64百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績を事業の部門で示すと、次のとおりであります。 部門の名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 工場部門   1,848   124.9 (注)金額は受注加工製作額であり、販売価格によっております。 b.受注実績 工事及び製作加工は、取引先との契約締結後、ごく短い期間で工事施工開始又は製作加工品を納入するという業界の慣習・取引形態の特殊性により、受注高の集計は行っておりません。 c.販売実績 営業部門は取扱商品別に分かれておりません。当連結会計年度における売上形態区分別内訳は次のとおりであります。 区分   金額(百万円)   前年同期比(%) 販売   13,613   110.2 賃貸   5,299   113.8 工事   14,897   118.3 加工料   3,200   115.6 運送   3,328   103.5 合計   40,340   113.4 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 鹿島建設株式会社   5,334   15.0   4,013   9.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は459億55百万円となり、前連結会計年度末と比べ19億86百万円の増加となりました。 流動資産につきましては、当連結会計年度末の合計は318億60百万円となり、前連結会計年度末と比べ9億94百万円の減少となりました。その主な内訳は、工場の設備投資及び自己株式の取得により現金及び預金が前連結会計年度末と比べ7億12百万円、建設資材が前連結会計年度末と比べ4億94百万円、それぞれ減少したことによります。 有形固定資産につきましては、当連結会計年度末の合計は78億7百万円となり、前連結会計年度末と比べ10億69百万円の増加となりました。その主な内訳は、建物及び構築物が前連結会計年度末と比べ5億12百万円、機械装置及び運搬具が前連結会計年度末と比べ5億55百万円、それぞれ増加したことによります。当社グループは、中期経営計画で掲げた経営基盤の強化の一環として、工場の整備能力・生産性向上のための整備ラインのオートメーション化および工場内の環境改善に取り組んでおり、建物附属設備や機械装置の取得等を実施しております。また、工事収益強化のために、工事用機械の購入も実施しております。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は132億22百万円となり、前連結会計年度末と比べ1億78百万円の増加となりました。その主な内訳は、電子記録債務の減少に伴い仕入債務が減少した一方で、未払法人税等と繰延税金負債が増加したことによります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は327億33百万円となり、前連結会計年度末と比べ18億7百万円の増加となりました。株主配当金4億65百万円の支払による減少と親会社株主に帰属する当期純利益19億65百万円の剰余金への組み入れによります。この結果、自己資本比率は71.2%となり、前連結会計年度末と比べ0.9ポイント上昇しました。 今後も経営基盤の強化と成長に向けた投資を計画、実施していきながら業績面での利益水準の向上を図り、財務の健全性を維持しつつ資本コストや資本収益性を意識した最適資本構成の実現に向けた取り組みを継続してまいります。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の項目別売上は、販売収入が前年同期比10.2%増の136億13百万円、賃貸収入が前年同期比13.8%増の52億99百万円、工事収入が前年同期比18.3%増の148億97百万円、加工収入が前年同期比15.6%増の32億円、運送収入が前年同期比3.5%増の33億28百万円となり、総売上高は前年同期比13.4%増収の403億40百万円となりました。売上原価は前年同期比11.6%増の325億5百万円となりました。売上総利益の段階では前年同期比21.3%増の78億34百万円となりました。建設コストを反映した価格改善の取り組みは概ね順調に浸透しており、採算性を重視した受注活動を展開した結果、全項目で増収となりました。売上高の各項目の構成比では、受注工事拡大に注力した結果、工事収入が全体の36.9%を占めるまでに進捗いたしました。販売費及び一般管理費は前年同期比17.3%増の57億24百万円を計上した結果、営業利益は前年同期比33.6%増の21億10百万円となりました。将来の成長・変革を担う人材の確保・育成に注力し人的資本への投資を実施しており、今後も継続してまいります。この結果、総売上高、営業利益ともに増収・増益の結果となりました。 営業外収益6億34百万円(前年同期比7.2%増)、工場設備の入れ替えに伴う処分損を含む営業外費用81百万円(前年同期比12.5%減)を加減した結果、経常利益は26億63百万円(前年同期比28.2%増)となりました。政策保有株式の売却益を含めた特別利益1億70百万円(前年同期比65.4%増)を計上し、法人税等合計8億66百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は19億65百万円(前年同期比28.1%増)となりました。 c.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの業績は建設業界を取り巻く環境に左右されます。当連結会計年度における建設業界の状況については、国内の公共投資や設備投資には底堅さが見られ、都市部の再開発事業や民間設備投資プロジェクトと国土強靭化、インフラ対策等の公共投資に下支えされていると認識しております。 一方で、エネルギー価格や原材料価格の高止まりによるインフレ圧力の持続、資機材および労務費の高騰など建設コストの上昇の懸念に加えて、建設業界の慢性的な人手不足による労務需給の逼迫、時間外労働の上限規制適用等の影響が工事の着工遅延、進捗遅れ等につながるリスクがあり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼすことも想定されます。 また、中東情勢不安が長期化した場合は、機械類および輸送、塗装関係にかかるコストの上昇が、工事計画の延期や中止につながる懸念があります。採算面での厳しさが一層増すものと予想され、動向を注視した対応が必要と認識しています。 d.経営者の問題認識と今後の方針について 国内の建設需要は今後も中長期的には底堅い推移が見込まれますが、当連結会計年度末時点で当社経営における課題として認識しているのは「稼ぐ力の強化」「工場設備の更新の必要性」「人員確保」の3点です。 第1に「稼ぐ力」をどのように強化していくかという点では、一昨年から好調に推移する工事部門の収益拡大に向け、更なる人材の確保と新工法の導入、新たな工事用重機の購入等に注力していく方針であります。 第2に工場部門では協力会社の高齢化、生産効率向上が喫緊の課題と認識しており、設備投資を積極的に進め、整備能力・生産性向上に資する機械設備の導入を進めてまいります。 最後に全社的な人材の確保・育成に注力してまいります。そのためには、新卒採用以外にも、中途採用も積極的に行うと同時に、社員のスキルの向上を目的に業務全般に必要な知識を習得していくことが重要と捉え、研修制度を充実させ、社員育成を継続的に実施してまいります。 当社は、経営成績に重要な影響を与える要因について認識し、様々な経営課題に対応していくための新たな中期経営計画を2026年度からスタートいたしました。具体的な方針および施策については、当社ホームページニュースリリース(2026年5月14日 「中期経営計画の策定と資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(アップデート)」)をご参照ください(https://www.mrfj.co.jp/ir)。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの資金需要は、営業活動に必要な運転資金として材料費、外注費、修理費、製作加工費、労務費等が主要な内容であります。経常的な運転資金については、一定水準の資金を確保しておく必要があります。設備投資などの資金の財源については、営業活動による収入で得た資金を投入し、不足する場合は有利子負債による資金調達を実施しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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