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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

すかいらーくホールディングス

SKYLARK HOLDINGS CO., LTD.3197 · Prime · 小売業

ガスト、しゃぶ葉など多ブランドで国内最大級のファミリーレストランチェーンを展開。

概要

すかいらーくホールディングスは、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサンなど多業態のファミリーレストランを全国3,111店舗展開する外食大手である。1962年にことぶき食品として創業、1970年にファミリーレストラン「すかいらーく」1号店を出店し、その後持株会社体制へ移行。2025年12月期の連結売上収益は4,577億円、従業員数は6,744人。国内レストラン事業を中核に、台湾・マレーシア・米国でも海外展開を進める。

和洋中の多ブランドで幅広い客層をカバー

国内レストラン事業では、主力のガスト(洋食中心の「お値打ち感」重視)やバーミヤン(中華)、しゃぶ葉(しゃぶしゃぶ食べ放題)、ジョナサン(都市部で健康志向メニュー)、夢庵(和食)など、和洋中を網羅するブランドを擁する。さらに、ニラックスが運営するブッフェレストラン「ザ ブッフェ ニューマーケット」やステーキガスト、資さんうどんなど、専門性の高い業態も含まれる。各ブランドはファミリーからシニア、単身客までターゲットを細分化し、同一商圏での棲み分けを図っている。2025年12月期末時点の国内店舗数は約3,000店である。

海外事業は台湾・東南アジアに軸足

海外レストラン事業は、台湾子会社の雲雀國際股份有限公司が89店舗を運営し、しゃぶ葉、Café Grazie、Skylark、藍屋、横濱牛排などを展開する。マレーシアではSKYLARK MALAYSIA SDN.BHD.がしゃぶ葉7店舗、2025年1月に子会社化したCreateries Consultancy Sdn.Bhd.が「すき屋」ブランドで17店舗を営む。米国ではSKYLARK USA INCORPORATEDがシカゴにしゃぶ葉2店舗を有する。海外全体の店舗数は約115店で、成長市場への出店を継続している。

グループ会社による垂直統合型の運営基盤

すかいらーくグループは、店舗運営だけでなく、食材配送(ジャパンカーゴ)、清掃・修繕・施設管理(すかいらーくD&M)、洋菓子・惣菜販売(フロジャポン)などの子会社を持ち、インフラを内部化している。ジャパンカーゴは東松山と西宮のマーチャンダイジングセンターから全国の店舗へ温度管理された食材を配送し、効率化に寄与する。D&Mは外食特有の汚れや故障に対応する専門部隊として衛生管理と設備保守を担う。これら支援会社はグループ全体のサービス品質維持とコスト削減に貢献している。

売上4,577億円、営業利益299億円に回復

2025年12月期の連結売上収益は4,577億円(前期比566億円増)、事業利益は329億円、営業利益は299億円、当期利益は167億円となった。既存店売上高は前年比107.5%と堅調に推移し、客数・客単価ともに伸長した。売上総利益率は66.7%と前期比0.7ポイントの低下にとどめ、販管費の売上比も改善した。新規出店は国内59店、海外18店の合計77店、業態転換36店、店舗改装223店を実施。総資産は5,185億円、自己資本比率は36.2%である。

業界の中での役割は外食サービス提供者(ファミリーレストラン、ブッフェ、うどんチェーン等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,578億円
営業利益
300億円
営業利益率
6.6%
純利益
167億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01国内レストラン事業(ファミリーレストラン、ブッフェ、専門店)主力

ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵など多業態のファミリーレストランを全国展開。幅広い客層をターゲットに、和洋中の多様なメニューとお値打ち価格を提供。また、ニラックスが運営するザ ブッフェ ニューマーケットなどのブッフェレストラン、トマトアンドアソシエイツの焼肉バイキング、資さんのうどんチェーン等も含む。

主な製品・サービス6
ガスト
洋食を中心に多様な料理を提供するお値打ち感重視のファミリーレストラン。
しゃぶ葉
しゃぶしゃぶ食べ放題専門店。多彩なタレと薬味で楽しめる。
バーミヤン
中華料理を手頃な価格で提供するファミリーレストラン。
ジョナサン
厳選素材と健康志向のメニューを提供する都市部中心のファミリーレストラン。
夢庵
和食レストランで、季節の食材を活かしたメニューを提供。
ステーキガスト
ステーキとハンバーグをサラダバーと共に提供する専門店。

02海外レストラン事業(台湾、マレーシア、米国)準主力

台湾、マレーシア、米国において、グループブランドのライセンス供与や子会社運営によりレストラン事業を展開。主にしゃぶ葉、Café Grazie、藍屋などのブランドを現地で展開し、成長市場での事業拡大を図る。

主な製品・サービス2
しゃぶ葉(海外)
台湾、マレーシア、米国で展開するしゃぶしゃぶ食べ放題専門店。
Café Grazie
台湾で展開するカフェレストラン。

03その他(食品販売、配送、清掃保守等)副次

グループ会社の支援事業として、フロプレステージュブランドの洋菓子・惣菜販売、グループ店舗への食材配送(ジャパンカーゴ)、店舗清掃・修繕・施設管理(すかいらーくD&M)等を展開。グループ内サービスとして効率的な運営を支える。

主な製品・サービス1
フロプレステージュ
商業施設や駅構内でケーキ・タルト等の洋菓子や洋風惣菜を販売。

製品と技術

ガスト:洋食中心の「お値打ち感」フラッグシップ

ガストはすかいらーくグループ最大のブランドで、洋食を中心にハンバーグ、パスタ、グラタンなどを手頃な価格で提供する。ターゲットは30〜50代の女性を含むファミリーやシニア、単身客と幅広い。2025年12月期には国内で14店舗を新規出店し、既存店も含めシェアを拡大した。ドリンクバーやサラダバーを備える店舗が多く、値ごろ感と利便性で日常的な利用を狙う。

しゃぶ葉:国内外で拡大するしゃぶしゃぶ食べ放題

しゃぶ葉は多彩なタレと薬味で楽しむしゃぶしゃぶ食べ放題専門店。国内では2025年12月期に19店舗を新規出店した。海外では台湾で3店舗、マレーシアで2店舗、米国で2店舗を展開するなど、グループの海外戦略のけん引役となっている。特にマレーシアでは現地法人が運営するほか、2025年に子会社化したCreateriesグループが「すき屋」ブランドでムスリム向けしゃぶしゃぶを提供し、市場特性に合わせた展開を行っている。

ニラックス運営のブッフェレストラン群

2004年に完全子会社化したニラックスは、商業施設内で「ザ ブッフェ ニューマーケット」「グランブッフェ」「フェスタガーデン」などのブッフェレストランを運営する。60種以上の料理を提供する総合ブッフェやイタリアン専門のペルティカなど、テーマ性の高い業態でファミリーや女性グループを集客する。事業所給食やフードコート事業も手がけ、グループ内でニッチなポジションを占める。

資さんうどん:北九州のソウルフードを全国展開

2024年12月に子会社化した株式会社資さんは、福岡県北九州市を中心にうどん・和食チェーン「資さんうどん」を展開する。100種類以上のメニューを揃え、こだわりの出汁と麺が特徴で、地元でソウルフードとして親しまれてきた。すかいらーくの全国ネットワークを活用し、2025年12月期には国内で9店舗を新規出店。今後は台湾など海外への展開も計画している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

国内外食で首位級、コスト競争力で規模拡大

すかいらーくホールディングスは、ファミリーレストラン「ガスト」などを展開し、国内外食産業で最大級の店舗網を持つ。同業他社には光フードサービスやトライアルホールディングスがあるが、すかいらーくは店舗数とブランド認知度で優位に立つ。食品原材料の大量仕入れによるコスト競争力と、郊外立地を中心とした出店戦略が強み。一方で、外食市場の縮小や人件費上昇が課題であり、デリバリーやテイクアウトなど新たな需要への対応が求められる。また、既存店の売上伸び悩みや、競争激化による値下げ圧力も無視できない。

強み

  • 「ガスト」など多数のブランドで全国に店舗を展開し、圧倒的な規模を誇る。
  • 大量仕入れと標準化されたオペレーションで、業界屈指の低コストを実現。
  • ファミレスから丼・寿司まで多様な業態を持ち、需要変化に対応可能。
  • ロードサイド中心の出店で、自動車利用客を取り込みやすい。

課題

  • 少子高齢化で外食市場が縮小し、既存店の売上確保が難しくなっている。
  • 慢性的な人手不足で人件費が増加し、収益性を圧迫している。
  • 同業との価格競争が激化し、客単価や客数の維持が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がすかいらーくホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12269明治ホールディングス1.3兆円34.9倍
22875東洋水産1.2兆円14.8倍
32897日清食品ホールディングス9,011億円19.4倍
42267ヤクルト本社8,855億円19.1倍
52212山崎製パン8,402億円17.9倍
63197すかいらーくホールディングス7,644億円40.2倍
72809キユーピー6,782億円26.4倍
82579コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス6,697億円35.5倍
92282日本ハム6,269億円17.5倍
102002日清製粉グループ本社5,824億円18.2倍
112871ニチレイ5,534億円19.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

ことぶき食品として創業、1970年に1号店

1962年4月、ことぶき食品有限会社として設立。1969年7月に株式会社ことぶき食品へ組織変更し、1970年7月、東京都府中市にファミリーレストラン「すかいらーく」第1号店を出店した。これが現在の事業の原点である。1974年11月には商号を株式会社すかいらーくに変更し、ファミリーレストランチェーンとしての基盤を固めた。

株式公開と多ブランド化の開始(1977〜1987年)

1977年12月、埼玉県東松山市にセントラルキッチンを開設し、集中製造体制を整えた。1978年7月に株式を店頭登録、1982年8月に東京証券取引所市場第二部へ上場、1984年6月には市場第一部に指定された。1980年代は子会社設立による多ブランド化が進み、1979年にジョナサン(当時サンボ)、1985年にジャパンカーゴと藍屋、1987年にフロジャポンとバーミヤンをそれぞれ設立。各ブランドの専門性を高める分業戦略をとった。

ガストの登場と子会社の株式公開(1992〜1998年)

1992年3月、東京都小平市に低価格ファミリーレストラン「ガスト」第1号店を出店。これが後の成長の柱となる。1993年12月に藍屋が東証第二部上場、1997年7月にバーミヤンが店頭登録されるなど、子会社の資本市場活用も進んだ。1998年4月には清掃・保守会社のジャパンシーアンドシー(現すかいらーくD&M)を設立し、グループサポート体制を強化した。

子会社の吸収合併と持株会社移行(1999〜2004年)

1999年7月にバーミヤンを、2000年7月に藍屋をそれぞれ吸収合併し、グループ経営の効率化を図った。2004年にはニラックス株式会社(ブッフェ事業)と株式会社ジョナサンを完全子会社化し、業態の拡充を実現。同時期に台湾の雲雀國際を関連会社化し、海外展開の足がかりを得た。2005年には同社を子会社化し、台湾事業を本格化させた。

低価格競争とデリバリーへの対応(2010年代)

2010年代は外食業界の低価格競争が激化する中、すかいらーくはガストの業態転換やジョナサンのリニューアルを推進。また、デリバリー・テイクアウト需要の高まりに対応し、各ブランドで実施した。2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上収益が2,884億円に落ち込み、172億円の純損失を計上したが、2021年には黒字回復した。

M&Aと海外進出の加速(2020年代)

2020年8月にマレーシアでしゃぶ葉1号店を出店、2021年9月に米国シカゴへ進出。2024年10月には焼肉バイキングのトマトアンドアソシエイツを、2025年1月にはマレーシアのCreateries Consultancy(すき屋事業)を子会社化した。また、2024年12月に北九州のうどんチェーン「資さん」を傘下に加え、新たな成長軸とした。2025年12月期の売上収益は4,577億円と過去最高を更新している。

年表26件を開く

1960年代

  • 1962年4月創業ことぶき食品有限会社を設立
  • 1969年7月ことぶき食品有限会社が、株式会社ことぶき食品に組織変更

1970年代

  • 1970年7月株式会社ことぶき食品が、東京都府中市にファミリーレストラン「すかいらーく」第1号店を出店
  • 1974年11月商号変更株式会社ことぶき食品が、株式会社すかいらーくに商号変更
  • 1977年1月M&A旧すかいらーく②が、旧すかいらーく①を吸収合併
  • 1977年12月埼玉県東松山市にセントラルキッチン東松山工場(現 東松山マーチャンダイジングセンター(注1))開設
  • 1978年7月当社の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録
  • 1979年5月子会社として株式会社サンボ(旧 株式会社ジョナサン)設立

1980年代

  • 1980年2月子会社として株式会社オールサービス(現 株式会社テスコ)設立
  • 1982年1月台湾にすかいらーく1号店がフランチャイズにて出店(現 雲雀國際股份有限公司)
  • 1982年8月上場当社の株式が、東京証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1984年6月当社の株式が、東京証券取引所市場第一部に指定
  • 1985年10月子会社として株式会社ジャパンカーゴ設立(現 当社の連結子会社)
  • 1985年12月M&A子会社として株式会社藍屋設立(2000年7月、当社が合併)
  • 1986年8月M&A株式会社ジョナス(旧 株式会社ジョナサン)の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録(2012年1月、当社が合併)
  • 1987年3月兵庫県西宮市に関西工場(現 西宮マーチャンダイジングセンター(注1))開設
  • 1987年10月子会社として株式会社フロジャポン設立(現 当社の連結子会社)
  • 1987年12月M&A子会社として株式会社バーミヤン設立(1999年7月、当社が合併)
  • 1988年8月株式会社藍屋の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録

1990年代

  • 1992年3月東京都小平市にファミリーレストラン「ガスト」第1号店を出店
  • 1993年12月上場株式会社藍屋の株式が、東京証券取引所市場第二部に株式上場(2000年7月、当社との合併時に上場廃止)
  • 1994年3月M&A子会社として株式会社ビルディ設立(当社が2007年1月に合併)
  • 1997年7月上場株式会社バーミヤンの株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録(1999年7月当社との合併時に上場廃止)
  • 1998年4月子会社として株式会社ジャパンシーアンドシー(現 株式会社すかいらーくD&M)設立(現 当社の連結子会社)

2000年代

  • 2004年4月M&Aニラックス株式会社を完全子会社化
  • 2004年7月M&A株式会社ジョナサンを完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 国内新規出店数2026年度まで50店舗
  • 海外出店数2026年まで20店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存店の成長による持続的拡大

    消費の二極化に対応したコストパフォーマンスの高い商品拡充と、店舗サービスの品質向上による客数・客単価増加を図る。商圏特性に合わせた業態転換と改装も推進する。

  2. 02

    国内新規出店の加速

    未出エリアの駅前や商業施設を中心に、2026年度は50店舗の出店を計画。立地ごとの客層に合ったブランド(ガスト、しゃぶ葉など)を展開する。

  3. 03

    海外事業の拡大

    台湾・東南アジアに軸足を置き、2026年は20店舗の出店を計画。台湾ではマルチブランド戦略に加え「資さんうどん」を投入。マレーシアではしゃぶしゃぶブランドを展開する。

  4. 04

    M&Aによる事業規模拡大

    国内外問わず、自社の事業基盤とのシナジー効果が期待できるM&Aを積極的に検討し、グループの事業規模拡大を目指す。

  5. 05

    店舗中心経営の推進

    店舗が主体となり地域特性に合わせた運営を行う。一人ひとりのマネジャーが経営者として成長し、生産性向上と競争優位性確立を図る。成功事例をグループ全体で共有する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,744人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は756万円で、9期前と比べて+22.1%平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は19.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月6,002
2017年12月6,187
2018年12月6,269
2019年12月61944.317.86,276
2020年12月63848.821.66,161
2021年12月66348.021.05,952
2022年12月65647.721.05,804
2023年12月69548.021.05,700
2024年12月73447.720.36,150393
2025年12月75647.519.66,744445

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率25.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 7 / 海外 7、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
首都圏エリア(ジョナサン豊玉店他) — 東京都練馬区他396億円
レストラン事業
東松山マーチャンダイジングセンター他 — 埼玉県東松山市他150億円
レストラン事業
近畿エリア(ガスト西中島店他) — 大阪府大阪市淀川区他8,936百万円
レストラン事業
資さんうどん一枝店他 — 福岡県北九州市戸畑区他7,356百万円
レストラン事業
東海エリア(藍屋御殿場インター店他) — 静岡県御殿場市他6,546百万円
レストラン事業
九州エリア(ガスト小倉城野店他) — 福岡県北九州市小倉北区他4,330百万円
レストラン事業
北関東エリア(夢庵前橋広瀬店他) — 群馬県前橋市他3,730百万円
レストラン事業
Skylark士林中山北店他 — 台湾3,324百万円
レストラン事業
甲信越エリア(バーミヤン甲府下飯田店他) — 山梨県甲府市他3,243百万円
レストラン事業
東北エリア(ステーキガスト東仙台店他) — 宮城県仙台市宮城野区他2,668百万円
レストラン事業
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社すかいらーくレストランツ(注1、2)
    東京都 武蔵野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニラックス株式会社
    東京都 武蔵野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トマトアンドアソシエイツ
    兵庫県 西宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社資さん
    福岡県 北九州市 小倉南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    雲雀國際股份有限公司
    台湾省 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SKYLARK USA INCORPORATED
    米国 イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SKYLARK MALAYSIA SDN.BHD.
    マレーシア クアラルンプール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Createries Consultancy Sdn.Bhd.
    マレーシア セランゴール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sukiya Sdn.Bhd.
    マレーシア セランゴール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sukiya2 Sdn.Bhd.
    マレーシア セランゴール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sukiya3 Sdn.Bhd.
    マレーシア セランゴール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フロジャポン
    東京都 武蔵野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 株式会社ジャパンカーゴ埼玉県 東松山市100%
  • 株式会社すかいらーくD&M東京都 武蔵野市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は4,578億円営業利益300億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.1%、利益が+24.0%。

売上高
+14.1%
4,578億円
営業利益
+24.0%
300億円
純利益
+19.3%
167億円
営業利益率
6.6%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高5,000億円4,578億円
営業利益350億円300億円
純利益205億円167億円
1株あたり配当¥27¥27

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は2,425億円、営業利益は169億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.7%、営業利益は+21.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q846−4−0.5−7
2023年2Q852333.912
2023年3Q938717.640
2023年4Q9123
2024年1Q956616.434
2024年2Q958596.229
2024年4Q2,0971225.877
2025年2Q2,2101396.379
2025年4Q2,3681616.888
2026年2Q2,4251697.0102

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は3,297億円から4,578億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.6%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月3,2978570
2013年12月3,32511871
2014年12月3,40016895
2015年12月3,511247151
2016年12月3,545290182
2017年12月3,594235155
2018年12月3,664186114
2019年12月3,75416795
2020年12月2,884−264−172
2021年12月2,64614387
2022年12月3,037−82−64
2023年12月3,5488748
2024年12月4,0112422156.0140
2025年12月4,5783002636.6167

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高4,578億円のうち、営業利益として残るのは300億円6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は167億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.4%1,527億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.4%2,721億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.7%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%300億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.9pt
6.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.7pt
9.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが745億円、投資CFが−341億円で、差し引きのフリーCFは404億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は343億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月281−123−154158118
2013年12月270−95−155175139
2014年12月371−118−159253234
2015年12月328−183−196145182
2016年12月360−167−213193162
2017年12月315−196−131119151
2018年12月316−197−80119189
2019年12月678−204−473474189
2020年12月367−157−229210170
2021年12月501−130−160371383
2022年12月457−156−533301153
2023年12月707−149−445558268
2024年12月679−392−364287192
2025年12月745−341−255404343

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は5,185億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,876億円で、自己資本比率は36.2%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月3,0449372,10730.8
2013年12月3,0697392,33024.1
2014年12月3,1229372,18530.0
2015年12月3,1491,0322,11732.8
2016年12月3,1831,1422,04135.9
2017年12月3,1821,2731,90940.0
2018年12月3,3071,3052,00239.5
2019年12月4,5401,3283,21229.3
2020年12月4,4171,1383,27925.8
2021年12月4,5801,6622,91836.3
2022年12月4,2481,5772,67137.1
2023年12月4,2611,6232,63838.1
2024年12月4,7091,7342,97536.8
2025年12月5,1851,8763,31036.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
343億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,066億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3,310億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中56位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中267位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,360で、1年前と比べて+13.6%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥3,360-0.8%1ヶ月+8.9%1年+13.6%時価総額7,644億円
過去52週の値幅
安値¥2,620.5高値¥3,764

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)40.2倍
PER (会社予想)37.3倍
PBR3.92倍
配当利回り0.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+12.89%と上昇し、8月21日終値は3362円。25日移動平均線3153.32円を約6.6%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値3764円には約10.7%の水準まで接近。出来高は7月末に258万9000株を記録後も高水準を維持し、株価上昇を伴って需給の改善が見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PERが40.17倍と業界平均40.23倍とほぼ同水準だが、PBRは3.93倍と平均3.06倍を上回り割高。配当利回り0.8%は平均12.58%を大幅に下回る。ROE9.3%と収益性は平均的だが、配当性向576.3%と配当が利益を大幅に上回り、持続性に重大な懸念。業績は増収基調だが、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)40.2倍39.6倍
PER (予想)37.3倍
PBR3.92倍2.44倍
ROE9.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、新型コロナ後の需要回復とインフレ下での収益性改善が続くかどうか。強気派は、既存店舗の客数回復と値上げ効果、デリバリー需要の定着、デジタル化による生産性向上を挙げ、営業利益率が改善傾向にあることを評価する。一方弱気派は、原材料高・人件費高騰が依然重荷であり、値上げによる客離れリスクや、競争激化による集客力低下を懸念する。また、外食市場の縮小傾向や、業態転換の効果が限定的な可能性も指摘される。今後の決算で、客数動向や値上げ浸透度、コスト削減効果が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 値上げと客数回復で増収

    2024年12月期の売上高は前期比13%増、営業利益率も6%超に改善。

  • デジタル化で効率向上

    モバイルオーダーやキャッシュレス決済を推進し、店舗オペレーションを効率化。

  • デリバリー需要が定着

    デリバリー・テイクアウト売上が伸長し、新たな収益源として寄与。

  • 売上高4578億円、2023年比1030億円増加通年影響

    売上高は3548億円から4578億円へ2年で約29%拡大

  • 営業利益300億円、営業利益率6.55%へ改善通年影響

    営業利益は242億円から300億円へ増加、利益率6.55%に改善

  • 純利益167億円と2期連続増益通年影響

    純利益は48億円→140億円→167億円と拡大

  • ROE9.3%、収益改善でさらなる上昇余地継続影響

    純利益167億円、ROE9.3%は改善基調にあり成長余地

マイナスに働く材料7
  • コスト高が収益圧迫

    原材料費と人件費の上昇が続き、2025年12月期の営業利益率は6.55%と伸び悩み。

  • 値上げによる客離れ

    低価格を強みとするため、値上げが客数減を招く懸念がある。

  • 競争激化で市場縮小

    外食市場は競合が多く、市場全体が縮小傾向にある。

  • PER42.92倍と高バリュエーション継続影響

    時価総額7196億円に対し純利益167億円、PER42.92倍

  • 配当利回り0.7%と株主還元が手薄継続影響

    配当利回り0.7%と低く、株主への還元が限定的

  • PBR3.78倍と資産価値から乖離継続影響

    PBR3.78倍と高く、自己資本比で株価が割高

  • フォワードPER不明で業績見通し不透明不定影響

    フォワードPERが開示されず、来期の利益予想が立てにくい

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
客数と客単価の動向を示し、値上げの浸透と集客力を測るバロメーター。
営業利益率
コスト増を吸収し収益性が改善しているかを確認する重要な指標。
デリバリー・テイクアウト売上比率
新たな需要の定着度合いと事業ポートフォリオの変化を確認する。
店舗数(純増減)
業態転換や不採算店舗の整理を含むスクラップ・アンド・ビルドの進捗を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり27で、前期から+18.9%いまの株価に対する利回りは0.80%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥27
1株あたり
配当利回り
0.80%
いまの株価に対して
配当性向
576.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月38131.9
2017年12月28−27.082.1
2018年12月3837.0101.2
2019年12月19−50.086.3
2021年12月3163.2
2023年12月7−77.4
2024年12月19164.3576.3
2025年12月2218.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥27

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ448,046人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.8%を占め、残る81.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他74.275.874.869.769.765.3
外国法人4.34.45.510.28.714.8
金融機関15.214.614.614.715.414.6
事業法人4.84.44.34.34.34.2
証券会社1.40.70.61.01.81.0
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.70
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.08
03アサヒビール株式会社1.50
04麒麟麦酒株式会社1.47
05JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.42
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.09
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.74
08JP MORGAN CHASE BANK 385864 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.73
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.72
10サントリー株式会社0.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は14期で+67%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月374937.8
2013年12月373898.5
2014年12月5048211.324.4
2015年12月7853115.320.294.8
2016年12月9458616.816.5131.9
2017年12月7964712.720.282.1
2018年12月586628.929.9101.2
2019年12月486727.244.486.3
2020年12月−87576−14.0
2021年12月417306.237.1
2022年12月−28693−3.9
2023年12月217133.098.3
2024年12月617628.339.9576.3
2025年12月748249.345.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2025/12期の役員報酬は総額507百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
谷真代表取締役会長CEO7450,000
金谷実代表取締役社長COO6710,000
北義昭常務取締役CFO 財務本部マネージングディレクター642,000
平野曉取締役 IT本部マネージングディレクター562,079
中島尚志取締役 株式会社すかいらーくレストランツ 代表取締役社長541,200
田原文夫取締役781,000
佐野綾子取締役48
井村公彦取締役68
鈴木誠取締役 常勤監査等委員長692,000
青柳立野取締役 監査等委員55
奥原玲子取締役 監査等委員64
岡田貴子取締役 監査等委員60500
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
佐藤拓男代表取締役社長COO557,000
添田秀樹取締役65
平野巌取締役 監査等委員63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)52231119342785
社外取締役654549
取締役(社内)1262626

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,846字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(持株会社)及び子会社17社(2025年12月31日現在)で構成され、レストランの経営を主体としているほか、食品の販売、グループ会社を通じて配送や店舗清掃・保守等の事業も展開しております。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)当社グループ各社の事業内容等 当社グループの連結財務諸表における開示すべき報告セグメントは「レストラン事業」のみであり事業セグメント情報の記載が省略されておりますが、「3.事業の内容」では、当社グループのレストラン事業及びデリバリー・テイクアウト事業を「レストラン事業」として記載し、株式会社フロジャポン、株式会社ジャパンカーゴ及び株式会社すかいらーくD&Mの営む事業を「その他」として記載しております。 レストラン事業 ① 株式会社すかいらーくレストランツ 事業内容:国内におけるファミリーレストラン事業の店舗運営及び食品等の販売 ブランド:ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、ステーキガスト、むさしの森珈琲、魚屋路(ととやみち)、その他 ブランドごとの紹介とターゲット客層 ブランド名   ブランド紹介   ターゲット客層 ガスト   幅広い客層・利用動機に対応するファミリーレストラン。洋食を中心に多様なジャンルの料理を提供する「お値打ち感」重視のレストラン。   30~50代の女性を含むファミリー、シニア、おひとり様、女性グループなどの幅広い客層 バーミヤン   餃子・ラーメン・炒飯から本格中華まで多彩なメニューをお手頃価格で楽しめる中華レストラン。   30~50代の女性を含むファミリーからシニア、おひとり様まで幅広い客層 しゃぶ葉   美味しいお肉と新鮮野菜、デザートも食べ放題のしゃぶしゃぶ専門店。種類豊富なタレや薬味でアレンジでき、様々な味わい方をお楽しみいただけるお店。   学生、ファミリーを中心に、ヘルシーバランスを気にされる女性、シニアの方に至るまで幅広い客層 ジョナサン   厳選素材や健康感にこだわり、多様なジャンルの質の高いメニューを提供。都市部を中心に店舗を展開。   30~50代女性、シニア、ファミリーを中心とした客層 夢庵   日常のお食事づかいからお祝いの席まで、幅広いシーンでご利用いただける和食レストランとして、季節や旬の食材を活用したメニューを展開。   主婦からシニア、ファミリーまで30~60代以上まで幅広い客層 ステーキガスト   美味しいステーキとハンバーグを充実のサラダバーとともにお値打ち価格で提供する専門店。   ボリュームや質を重視する男性グループや、30~40代女性を中心としたファミリー層 むさしの森珈琲   高原リゾートをイメージした店内でゆっくりと過ごしていただく地域のコミュニティカフェ。こだわりの珈琲とパンケーキが人気。   30~50代の女性、シニアを含む一人客、及び夫婦連れの客層 魚屋路(ととやみち)   豊洲市場から毎日仕入れている新鮮な食材を使い、職人が握る回転寿司店。   30~60代のシニア層、ファミリー層が中心 ② ニラックス株式会社 事業内容:商業施設内のブッフェレストラン事業、事業所給食、フードコート事業等の展開 ブランド:ザ ブッフェ ニューマーケット、グランブッフェ、フェスタガーデン、ブッフェ ザ フォレスト、ペルティカ、その他 ブランドごとの紹介とターゲット客層 ブランド名   ブランド紹介   ターゲット客層 ザ ブッフェ ニューマーケット   デリ&サラダ・欧風料理・イタリアン・中華・和惣菜にスイーツなど、バラエティ豊かな60種以上の美味しさをお楽しみいただける総合ブッフェ。   2世代利用を含むファミリー、女性グループ、学生グループなど、老若男女問わず幅広い客層 ペルティカ   リゾートホテルのような店内空間でこだわりの「体験」メニューをお楽しみいただけるイタリアン専門業態。約12mのインペリアルドリンクバーは無限のアレンジが特徴。   30~50代女性、シニア、ファミリーを中心とした客層 ③ 株式会社トマトアンドアソシエイツ 事業内容:焼肉バイキング及び関西圏を中心としたファミリーレストランの直営並びにFC事業の展開 ブランド:じゅうじゅうカルビ、トマト&オニオン ブランドごとの紹介とターゲット客層 ブランド名   ブランド紹介   ターゲット客層 トマト&オニオン   こだわりハンバーグから和食まで、幅広いメニューをアメリカのホームパーティをイメージした店内で楽しんでいただけるファミリーレストラン。   20~40代のファミリーを中心に、シニア、女性グループなど幅広い客層 じゅうじゅうカルビ   美味しさを追求した熟成肉と充実したサイドメニューが食べ放題の焼肉専門店。   学生、ファミリーを中心に、団体客やハレの日需要に至る幅広い客層 ④ 株式会社資さん 事業内容:うどん・和食チェーンレストランを展開 ブランド:資さんうどん ブランドごとの紹介とターゲット客層 ブランド名   ブランド紹介   ターゲット客層 資さんうどん   うどんや丼など100種類以上の豊富なメニューをご用意。うどんは手間をかけたこだわりの「出汁」と「麺」が特徴の北九州のソウルフード。   若年からご年配まで、日常使い頂ける幅広い客層 ⑤ 雲雀國際股份有限公司 事業内容:台湾におけるレストラン事業の展開 ブランド:しゃぶ葉、Café Grazie、Skylark、藍屋、横濱牛排(ステーキ)、むさしの森珈琲、La Ohana 事業の位置づけ:当社は2004年に同社を関連会社化(2005年には子会社化)しました。現在、同社は当社から上記ブランドのライセンスを受け、89店舗(2025年12月31日時点)を展開しています。 ⑥ SKYLARK MALAYSIA SDN.BHD. 事業内容:マレーシアにおけるレストラン事業の展開 ブランド:しゃぶ葉 事業の位置づけ:当社から上記ブランドのライセンスを受けて、2020年8月に、首都クアラルンプールに1号店をオープンし、2025年12月31日現在、7店舗を展開しております。 ⑦ SKYLARK USA INCORPORATED 事業内容:米国におけるレストラン事業の展開 ブランド:しゃぶ葉 事業の位置づけ:当社から上記ブランドのライセンスを受けて、2021年9月シカゴに1号店をオープンし、2025年12月31日現在、2店舗を展開しております。 ⑧ Createries Consultancy Sdn.Bhd.等 事業内容:マレーシアにおけるレストラン事業の展開 ブランド:すき屋 事業の位置づけ:2025年1月株式の取得を完了し子会社化しました。ムスリム向けのしゃぶしゃぶレストランを2025年12月31日現在、17店舗を展開しております。 なお、当社グループのレストランの主要なブランドごとの店舗数及び売上金額等につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ 生産、受注及び販売の実績 (c)販売実績 (参考)最近2年間の主要ブランド別販売実績」をご参照下さい。 その他 ① 株式会社フロジャポン 事業内容:商業施設内及び駅構内のケーキ・惣菜販売事業の展開 ブランド:フロプレステージュ 事業の位置づけ:駅ビル・駅中・百貨店・ショッピングセンターなどの施設で、ケーキやタルト等の洋菓子のみを販売する店舗と、サラダ・キッシュ等の洋風惣菜を合わせて販売する店舗を展開しております。 ② 株式会社ジャパンカーゴ 事業内容:グループ会社の運送事業(マーチャンダイジングセンター・工場から店舗への食材・一般品の配送) 事業の位置づけ:マーチャンダイジングセンターからレストラン店舗への配送をグループ内の会社で行うことにより、当社グループのレストランで使用する食材の温度管理を含む食材管理を一元化しております。また、配送コースを柔軟に組み替えることにより、配送効率の向上に貢献しています。 ③ 株式会社すかいらーくD&M 事業内容:グループ会社の店舗清掃・修繕・保守・施設管理、売店商品納入及びリネンサプライ 事業の位置づけ:外食店舗特有の汚れや故障に対応できる専門家集団をグループ内で育成することにより、衛生管理の向上や店舗の修理依頼への即時対応など、当社グループのお客様に快適な空間を提供するための店舗運営に重要な役割を果たしています。 (注1)当社は、主として子会社への役務提供及び店舗設備の賃貸等を行っております。また、ファミリーレストランの店舗運営(13店舗)を行っております。 (2)事業内容の一覧 区分   主な事業内容   当該事業に携わる会社   当該事業に含まれる外食系のブランド レストラン事業   国内   ファミリーレストラン・ブッフェ等の展開及び食品等の販売   株式会社すかいらーくレストランツ、 ニラックス株式会社、 株式会社トマトアンドアソシエイツ 株式会社資さん (会社総数 4社)   ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路(ととやみち)、chawan、とんから亭、八郎そば、グランブッフェ、フェスタガーデン、ブッフェ ザ フォレスト、ザ ブッフェ ニューマーケット、ペルティカ、じゅうじゅうカルビ、トマト&オニオン、資さんうどん、その他 海外   レストラン等の展開等   雲雀國際股份有限公司、 SKYLARK USA INCORPORATED SKYLARK MALAYSIA SDN.BHD. Createries Consultancy Sdn.Bhd.等 (会社総数 9社)   しゃぶ葉、Café Grazie、Skylark、藍屋、横濱牛排(ステーキ)、むさしの森珈琲、La Ohana、すき屋 その他   国内   食品の販売、食材等の配送、店舗清掃・修繕・保守・施設管理、売店商品納入及びリネンサプライ等のグループ会社支援事業   株式会社フロジャポン、 株式会社ジャパンカーゴ、 株式会社すかいらーくD&M (会社総数 3社)   フロプレステージュ 海外   その他   資先生股份有限公司(注2)   休眠会社 (注1)当社は、主として子会社への役務提供及び店舗設備の賃貸等を行っております。また、ファミリーレストランの店舗運営(13店舗)を行っております。 (注2)資先生股份有限公司は、株式会社資さんの子会社であり、現在は休眠会社となっております。 (3)事業系統図 (注1)※1:連結子会社 ※2:社内公募により独立した当社グループの元従業員が運営するFC店舗 (注2) (注3)「CCグループ」には、連結子会社の3社(Createries Consultancy Sdn.Bhd.、KKT Consultancy Sdn.Bhd.、MKK2 Consultancy Sdn.Bhd.)と孫会社3社(Sukiya Sdn.Bhd.、Sukiya2 Sdn.Bhd.、Sukiya3 Sdn.Bhd.)が含まれております。 (注4)当社は、主として子会社への役務提供及び店舗設備の賃貸等を行っております。また、ファミリーレストランの店舗運営(13店舗)を行っております。
経営方針・対処すべき課題4,260字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 下記の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営の基本方針 当社グループは、経営理念に「価値ある豊かさの創造」を掲げ、時代に即した「お値打ち」と店舗で楽しい時間を過ごしていただくという真の豊かさを他に先駆けて創り出していくことをめざします。 経営理念 価値ある豊かさの創造 パーパス(存在意義) 食の未来を創造し、豊かな生活と社会の発展に貢献する ミッション ひとりでも多くのお客様に、安くておいしい料理を、気持ちのよいサービスで、快適な空間で味わっていただく 2030年長期ビジョン 一人ひとりの豊かな生活の実現/豊かな社会づくりへの貢献/環境への配慮 戦略ビジョン 強固な基盤を構築し、一人ひとりの挑戦で地域一番店となり、連続成長を達成する ~すべてはお客様の笑顔のために~ バリュー ① お客様: お客様の笑顔が私たちのやりがいです ② 現場主義: いつも現地、現物、現実を観て行動します ③ 職場環境・働きがい:働く仲間と協力して明るい職場をつくります ④ 知識・技術の向上: 仕事に誇りを持ち、日々知識と技術の向上に努めます ⑤ 目標達成: スピードを大切に、よい店づくりのために挑戦し続けます これらの基本方針のもと、当社グループでは、お客様の幅広いニーズと期待に確実にお応えするため、和洋中を中心とした多様なテーブルサービスレストランを3,100店舗以上展開しています。安全で高品質な食材を、当社グループの購買・製造・品質管理・物流・店舗の垂直統合されたインフラを活用して、毎日お客様のテーブルにお届けしています。国内で年間約3億5千万人ものお客様にご利用いただいており、企業としての社会的責任の重さを深く認識しております。一人ひとりのお客様の生活がより豊かになり、より快適に過ごしていただけるよう、地域に根ざした店舗作りを通じ、社会への責任を果たしていきます。 当社グループは、このような経営の基本方針に基づいて事業を展開し、株主利益の拡大を図ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、キャッシュ・フロー経営を重要視し、成長のための投資、株主還元、有利子負債返済へバランス良く配分することで、株主へのリターンを最大化することを目指しています。ITデジタル、業態転換や店舗改装など成長に向けた投資を継続し、適切なレバレッジを考慮しながら有利子負債の水準を下げることで、バランスシートの体質を強化します。調整後当期利益に対して約30%の還元を配当政策の基本方針と定めており、株主還元の最大化も重要視してまいります。 以上のことから、当社グループでは、事業利益、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期利益(損失)を重要な経営指標として位置づけております。 なお、事業利益、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期利益(損失)を以下の算式により算出しております。 事業利益=売上収益-売上原価-販売費及び一般管理費 EBITDA=税引前利益(損失)+支払利息+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+その他の金融関連費用(期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益を除く)-受取利息-その他の金融関連収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期前払費用(保証金)償却費 ・その他の金融関連費用は、連結純損益計算書上はその他の費用として記載しています。 ・その他の金融関連収益は、連結純損益計算書上はその他の収益として記載しています。 調整後EBITDA=EBITDA+固定資産除却損+非金融資産の減損損失-非金融資産の減損損失の戻入れ+株式発行関連費用等 調整後当期利益(損失)=当期利益(損失)+株式発行関連費用等+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+調整項目の税効果調整 (3)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題等 当社グループを取り巻く経営環境は、厳しさを増しております。物価高騰や実質賃金の目減りにより、消費者の選択眼は依然として厳しい状況にあります。加えて、原材料費、物流費、光熱費といったコストの高騰も続いており、今後も予断を許さない状況が見込まれます。このような経営環境のなかで、持続的な売上成長および生産性向上という優先すべき課題に対して、当社グループは①既存店成長、②国内新規出店、③海外展開、④M&Aの4つと⑤店舗中心経営を並行して着実に推進いたします。あわせて、⑥ESGへの取組、⑦食の安全・安心に向けた取組を継続、強化し、さらなる顧客支持の拡大に向けて努めてまいります。 ① 既存店成長 消費の二極化に対応したコストパフォーマンスの高い商品を拡充すること、また、店舗サービスの品質向上によりお客様の体験価値を向上させることで、客数および客単価の増加による持続的な成長を達成します。また、「資さんうどん」を中心に、商圏特性に合わせた最適な業態転換と店舗改装を推進することで、さらなる成長も実現してまいります。 ② 国内新規出店 2026年度は50店舗の出店を計画しております。当社の未出店エリアである駅前や商業施設を中心に、「ガスト」や「しゃぶ葉」など、立地ごとの客層やニーズに合致したブランドを展開してまいります。人口が集まるこれら好立地への出店を加速させることで、さらなる成長を実現いたします。 ③ 海外展開 台湾、東南アジアに軸足を置き、2026年は20店舗の出店を計画しており、海外市場でも持続的な成長を実現いたします。台湾では、既存ブランドによるマルチブランド戦略に加え、新たに「資さんうどん」の出店を展開してまいります。また、若年層の人口比率が高く市場拡大も続く東南アジアにおいては、マレーシアを中心に、「しゃぶ葉」「すき屋」のしゃぶしゃぶブランドの展開を継続してまいります。 ④ M&A 2024年10月に株式会社資さん、2025年1月にマレーシアでムスリム向けの人気しゃぶしゃぶ店を展開するCreateries Consultancy Sdn. Bhd.等の株式を取得いたしました。今後も国内外問わず、当社グループの事業基盤を活用したシナジー効果を生み出すことができるM&Aは積極的に検討し、事業規模拡大を目指します。 ⑤ 店舗中心経営 店舗中心経営とは、人をコストと見て削減することで利益を創出する店舗運営から、店舗が主体となり、それぞれの地域の特性やお客様の声に合わせた店舗運営で組織を作り、一人ひとりのマネジャーが経営者として成長していく考え方です。一人ひとりのマネジャーの能力を高めていくことで生産性が向上し、付加価値を創造することで、それぞれの地域で競争優位性を確立し、グループ全体の収益力向上を力強く牽引していきます。ここで培われた現場のスキルと創意工夫が成功事例としてグループ全体に共有されることで、組織全体の能力が向上し、変化の激しい市場環境においても、持続的に成長していく基盤を構築してまいります。 ⑥ ESGへの取組 当社グループは、2020年12月に「グループサステナビリティ委員会」を設置いたしました。 2021年には、パーパス(存在意義)を「食の未来を創造し、豊かな生活と社会の発展に貢献する」と定め、2030年長期ビジョンやマテリアリティを策定・開示し、持続可能な社会の実現を目指しております。 当社が優先的に取組むべき課題をマテリアリティとして特定しホームページに開示しております。 https://corp.skylark.co.jp/sustainability/management/materiality/ ESGへの取組は、企業活動を通じて持続可能な社会と企業価値の向上を同時に実現するものです。当連結会計年度においては、脱炭素対策として、西宮マーチャンダイジングセンターと関西地方33店舗、関東地方40店舗、中国地方47店舗に太陽光発電を導入し、年間約2,400tのCO₂削減に貢献しました。今後、再生可能エネルギーへの移行を加速させていきます。 ⑦ 食の安全・安心に向けた取組 すかいらーくグループは「品質憲章」において、提供する食材の調達から加工・流通・調理・提供に至るすべての工程で予見されるさまざまなリスクに対して、品質・衛生管理に関する基準を設け、徹底した管理を行うことを基本方針として定めています。 国内の自社セントラルキッチン(10工場)、購買、メニュー開発、品質管理、内部監査の各部門を対象に、国際的な食品安全マネジメント規格であるISO22000の認証を取得しております。また、店舗ではHACCPの考え方を取り入れた衛生管理手法を導入することで、サプライチェーン全体の食品安全管理体制を構築しています。 財務面では、こうした諸施策に対応するための安定的・機動的な資金調達が課題と考えており、2025年度におきましては設備投資を資金使途とする限度額500億円の限度貸付契約を締結するとともに前期に引き続き公募普通社債143億円(うち50億円はサステナビリティ債)を発行しております。また、シンジケートローンの活用による長期固定金利での借り入れを進める等資金調達手段の多様化を進めております。 当社グループは、経営理念に「価値ある豊かさの創造」を掲げ、時代に即した「お値打ち」と店舗で楽しい時間を過ごしていただくという真の豊かさを他に先駆けて創り出していくことをめざしています。 「ひとりでも多くのお客様に 安くておいしい料理を 気持ちのよいサービスで 快適な空間で味わっていただく」という私たちが果たすべきミッション(役割)を実現し、お客様の生活がより豊かになり、より快適に過ごしていただけるような店舗づくりとサービスを目指し、企業価値の向上に努めてまいります。その実現のため、当社は「すかいらーくグループ企業行動憲章」を制定して全役職員で共有し、法律、国際ルール及びその精神を遵守するとともに、社会的良識をもった行動に努めております。また、経営の健全性、効率性及び透明性を確保するためのさまざまな取組を実施し、コーポレート・ガバナンスの充実を図っています。
事業等のリスク13,383字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社は、代表取締役会長CEO、代表取締役社長COOをはじめとする業務執行取締役、全執行役員及びグループ会社社長で構成される、グループリスク・コンプライアンス委員会を随時開催し、当社グループのコンプライアンスに係る重要事項の審議及び基本方針の決定を行っております。 当委員会では、会社に関係する様々なリスクを一元的に洗い出し、その中でもグループとして事業に与える影響が大きなリスクを特定して対策を講じています。リスクの影響度合いは、様々な環境の変化に応じて常に変動しているため、毎年見直しを行っています。 当社グループの事業内容、経営成績及び財政状態等に関する事項のうち、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクは、主として以下のものがあります。 なお、下記の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、当該将来に関する事項については、その達成を保証するものではありません。 下記事項は当社グループが事業を継続する上で、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これらに限定されるものではありません。 最初に、各リスク項目をリスクマップ上にプロットした図を掲載いたします。 なお、「発生可能性」については、発生する頻度・確率より評価、「影響度」については、発生した際に営業利益へ与える影響より評価しております。 ※変更がある場合(また、「発生可能性」と「影響度」について前年度より評価が変更されているリスクは、評価欄に矢印を用い、2025年度と2026年度の評価を記載しております。) リスク項目   リスク概要   リスクへの対応 (1)経済状況の変化    当社グループは、日本国内におけるレストラン事業の比率が高いため、日本国内の景気の変動や、政府の経済政策の影響により、当社グループの事業、業績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。特に、近時の物価高騰に賃金の上昇が伴わないことによる個人消費の低迷や、原材料価格・人件費・賃料・水道光熱費の上昇は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、経済政策や市場環境の変化、消費動向を常に注視し、様々な営業政策、投資政策及び生産性向上策に反映することで、環境変化に対応できる安定的な収益体質の維持を図っています。 (2)国内市場環境の変化及び他社との競合    当社グループは、外食市場において、レストラン・居酒屋チェーンを展開する企業やファストフードチェーンを展開する企業に加え、個人又は家族経営等の飲食店とも競合しており、更に中食・内食市場において惣菜や弁当等を販売するコンビニエンスストアやスーパーマーケットを展開する企業とも競合する可能性があります。これらの当社グループの競合他社は、食品の価格、味や品質、メニューの豊富さ、店舗の立地、施設の魅力、雰囲気や居心地のよさ、デリバリー・テイクアウトへの対応、スタッフの熟練度、レストランのブランドに対する社会的な評価、ポイントカード等の特典、軽減税率の適用等の税務上の取り扱い等において、当社グループより高い競争力を有する可能性があり、当社グループがこれらの競合他社に対して優位に立てない場合、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  また、日本では、現在のところ、レストランチェーンを展開する企業のレストラン店舗数が国内のレストラン店舗数全体に占める割合は、ファストフードやコーヒーショップのチェーンを展開する企業の店舗数が全体の店舗数に占める割合と比較して相対的に低く、当社グループを含むレストランチェーンが更に成長する余地があると認識しておりますが、国内においてレストランチェーンが今後も成長を続けるとの保証はありません。    これらリスクに対して当社グループでは、垂直統合プラットフォームを活用したマス・マーチャンダイジング・システムにより、安価でおいしいメニューの開発・改善を続けております。また、既存ブランドの店舗網活用として1つの店舗で他ブランドの商品をも販売する「複合業態」という新しい経営手法を導入する等、ブランド・ストアポートフォリオ及び店舗網の最適化を図るとともに、インターネットを通じた通販事業やスーパーマーケット等での外販事業にも着手しております。  更に、デリバリーサービスにおいては、自社宅配網と第三者が提供するデリバリーサービスの両方を活用し、常に競争力のあるサービス品質・価格を維持する仕組みを導入しています。 (3)消費者の嗜好の変化    当社グループが展開するレストラン事業における売上は、飲食に関する消費者の嗜好や社会的な流行の影響を強く受けます。  当社グループが消費者の嗜好等を正確に把握又は予測できない場合、ブランド転換や出店予定地域の調査等の施策が功を奏さない場合等においては、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  特に、当社グループのレストラン事業における主力ブランドであるガストは、当社グループにおいて最大の店舗数を有しており、当社グループの売上及び利益でも大きな比率を占めているため、ガストのメニュー・価格帯・サービス等のコンセプトが顧客からの支持を得られない場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、常に消費者のニーズやお客様からのメニューに対するご意見の把握に努め、これらをブランド開発、出店政策及びメニュー開発に反映しています。また、お客様のPOSデータ、モバイルアプリのクーポンデータ等のビッグデータの分析により、ライフスタイルや嗜好の変化に迅速に対応するように努めています。 (4)食品事故の発生    当社グループの中心事業であるレストラン事業及び通販・外販事業においては、食品の安全性確保が極めて重要です。食品事故の発生を防ぐための施策にもかかわらず、当社グループを原因とする集団食中毒等重大な食品事故が発生した場合は、お客様に多大なご迷惑をおかけするばかりか、行政処分はもとより、ブランドイメージや社会的信用の低下、売上の減少、対応費用の発生、民事訴訟の提起等が発生する可能性があります。  特に、デリバリー・テイクアウトについては、当社グループから消費者又は外部のデリバリー業者に食品を提供した後に、適時に食事に供されない又はデリバリーがなされない等、当社グループの管理が及ばない状況下で不適切な食品の取扱いがなされることにより、店舗における飲食と比較して食品事故が生じるおそれが高まる可能性があります。  さらに、通販・外販事業の拡大により、当社グループが販売した商品に係る食品事故及び食品衛生法・食品表示法への抵触又はそのおそれを理由とする商品回収等が発生する可能性があります。  また、仮に、競合他社において食品事故等が発生した場合であっても、レストラン業界全体に対する評判・信用の低下や消費者の外食意欲の低下、事故の原因となった食材の在庫廃棄、業界全体での一斉の在庫廃棄及び再調達に伴う当該食材の一時的な価格高騰等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、食品事故を防ぐために、食材の調達を担う購買部門、メニュー開発部門、内部監査部門、品質管理部門、すべての自社セントラルキッチンでISO22000を取得し、予見される食品安全上のリスクに対し検証を行い、安全・安心のための厳格な衛生管理ルールを策定し運用しています。例えば、セントラルキッチンで製造する製品については、加工条件が妥当であるかの検証を行い、製造中は重要管理点をモニタリングし、基準の逸脱がないことを確認できた商品のみを出荷しています。また、食材の調達においては厳格な取引基準を設け、購買管理規程に則り現地の工場及び工程の視察を実施した上で、基準に適合したお取引先からのみ仕入れています。  店舗では「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理手法」を用いて、安定した品質を提供できる体制を整えております。一般衛生管理である手洗い、従業員の体調管理の徹底等を含むルール遵守の監視体制として、専管組織である品質管理グループが抜き打ちで、工場から店舗に至る工程を視察し、発見されたリスクについては関連部門と共同で改善を進めます。  製品については、自社製造の製品以外の外注品も、配送機能を持つ自社のセントラルキッチンに原則集約しているため、セントラルキッチンにおいて、製品の製造時又は調達時だけでなく、定期的な抜き取り検査を行い、基準を満たした製品が流通しているか確認しています。これらの細菌検査や残留農薬・アレルギー等の検査は自社の検査室で行うことにより、迅速に判断・対応できる体制を整えており、検査数は年間で約10万検体となります。 (5)食材・間接材の調達困難・価格高騰    当社グループの業績は、外部環境の多様な変動に起因する原材料の調達不安や価格高騰に大きく影響を受けるリスクがあります。具体的な要因として、国内外のインフレーションの進行、疫病発生、異常気象・自然災害、エネルギー不足や物流上の障害、政府による輸入制限措置、国際的な漁獲制限、取引先の倒産や大規模なサイバー攻撃(ランサムウェア等)による供給停止などが要因となり、原価率が上昇し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。  また、地政学的リスクの高まりや政治的混乱、食品衛生上の問題や環境汚染による出荷制限・風評被害もリスク要因となります。特に、食材の仕入は世界各地にわたり、外貨建て取引のコストは外国為替相場の変動の影響を直接受けます。現時点では為替ヘッジを行っていないため、急激な為替変動が当社の事業、業績及び財政状態を悪化させる可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、安定調達とコスト変動抑制を目的とした多角的な調達戦略を実施しております。地理的分散調達や複数サプライヤーからの調達体制の構築、長期契約や生産者やメーカーとの直接交渉により、供給途絶・価格高騰リスクを低減します。また、取引先のサイバー攻撃等による供給停止に備え、代替供給ルートの確保を実施します。これに加え、サプライヤーに対する定期的な衛生監査を実施し、調達品の品質の徹底を図ります。 (6)労務関連    当社グループでは、正社員、嘱託社員、多くのパートタイム及びアルバイトの従業員が、店舗や工場、物流施設及びデリバリーでの業務に従事しております。働き方改革に関連して2019年4月以降に大企業から順次導入された時間外労働の上限規制、2019年4月に施行された年次有給休暇の取得義務化及び36協定特別条項の見直し、2020年4月に導入された同一労働同一賃金の実現に向けた均等・均衡待遇に関する法規定の整備に加え、2025年度改定後の地域別最低賃金の全国加重平均額が史上初めて1,121円になる等、有期・無期双方の従業員を取り巻く法規制や労働環境には重大な変化があります。こうした労働関連法規制への対応や労働環境の変化により、当社グループが優秀な従業員の雇用を維持することが極めて難しくなる可能性や当社グループの人件費が高騰する可能性があります。また、当社グループにおいて労働関連法規制の違反が発生した場合は、規制当局から当社グループの業務改善が命じられること又は従業員からの請求等により、当社グループの事業、業績、財政状態、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、労働関連法規制への違反を未然に防げるよう週次単位で管理者に労務データを提供し対策を講じております。また、毎月取締役、人事担当執行役員、営業担当部門長が出席する労務改善会議にて、現状確認と対策を検討し即実行する体制を維持しています。さらに営業時間短縮による長時間労働の抑制、有給休暇の計画的な取得等具体的な対策を実施することで、雇用の継続を図っています。 (7)人材確保等    当社グループでは、多くのパートタイム及びアルバイトの従業員が、店舗及びマーチャンダイジングセンター等での業務に従事しております。今後において、賃金の上昇、求人費の増加、国内の労働力需要の増加や少子高齢化による人材不足の深刻化に伴う従業員の確保困難等により採用環境が悪化した場合、当社グループが必要とする数の従業員を適切なコストで確保することができなくなり、必要な数の従業員を確保するための人件費の増加、出店計画等の見直し、一部店舗の一時営業停止等により、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、「人財」を最も重要な経営資源と位置付け、友人紹介制度の拡充、従業員ポイントプログラムの導入、年収の壁を正しく理解することによる勤務時間の最大化、スポットクルー制度の導入、社員・パートアルバイトの人事制度の見直しといった人的資本への投資を積極的に行っております。また多様な人材が働きやすい環境づくりとして、年末年始の営業時間短縮、長時間労働の抑制、有給休暇の確実な取得、健康経営の推進、従業員の満足度向上に向けた各種の施策にあわせ、配膳ロボットの導入、新POSレジシステムの導入、セルフレジやテーブル決済の導入拡大、座席案内システムの開発、下げテーブル表示システムの導入といったDX推進による業務の効率化、生産性の向上にも積極的に取り組んでいます。 (8)不動産の賃借    既存店舗の更新時において交渉が不調となった場合に閉店となる可能性や不動産の賃借に係る費用が増加する可能性があり、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、閉店に至る可能性のある定期賃貸借契約及び建て壊し条項付きの普通賃貸借契約については、社内の専門部署が今年度より新たに毎年1回の貸主様との定期面談を実施することで情報交換等をより密にしていくこととしております。また、契約更新のための交渉の際には通常(契約満了の6か月前)より早期に開始し、期間を長く確保し丁寧に交渉を行うことで、閉店の防止に取り組んでいます。  また、賃借に係る費用が増加するリスクに対しては、賃料が相場より高い店舗に関しては減額交渉を、相場より低い店舗に関してはなるべく契約期間を長くする交渉をそれぞれ行うことで、リスクの軽減を図っています。 (9)気候変動    世界的規模でエネルギー使用の合理化や地球温暖化対策のための法規制等、気候変動抑制のための動きが強まっており、気候変動は、当社グループのビジネスの持続性に影響を及ぼす重要なリスクの1つと認識しております。気候変動に関する移行リスク(炭素税の導入や電力価格の引上げ等の地球温暖化対策の環境規制等によって調達コストやエネルギーコストが上昇するリスク、当社が環境に配慮していないとみなされて当社グループのブランドイメージ及び社会的信用が低下するリスク等)及び物理的リスク(台風や洪水・高潮による工場や物流の稼働停止、店舗休業等の急性的リスクや、平均気温の上昇や気象パターンの変化による食材の品質低下や価格高騰等の慢性的リスク)は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、炭素税導入による影響への対応として、エネルギー使用量の削減、再生可能エネルギーの使用の推進、環境配慮型店舗の開発などを進めております。また、電力価格の変更による影響への対応として、各拠点(店舗、セントラルキッチン、本部)に適した形で電力使用量を抑制する活動を行っています。さらに、洪水・高潮等の自然災害による影響についても、全社員安否確認システムの活用や、グループ緊急事態対応規程に基づく情報共有、災害ポータルサイトの設置などにより、緊急時の連絡体制の構築及び運用を行っており、また、一部のマーチャンダイジングセンター及びオフィスには移動可能な発電機を配備するなど、対策を進めております。  また、当社グループでは、これらリスク及び対応策について、グループサステナビリティ委員会を中心とした推進体制に基づき、適宜審議・レビューしております。また、その内容は、必要に応じて取締役会に報告しております。 (10)感染症等    外食市場における需要は、新型コロナウイルスをはじめとする感染症等の発生等による消費者の外食機会及び外食意欲の減少等に伴って変動する場合があります。また、感染症等の発生等に伴い、行政機関からの要請等により店舗営業が制限される可能性があります。  これによる来店客数の減少やその長期化は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの店舗における感染の可能性等に関する、当社グループに否定的な風評が生じた場合、当社グループのブランドイメージや社会的信用が毀損され、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、自社レストランを「地域社会におけるライフラインの一環」と認識し、感染症に対する無秩序な対応による混乱を避けつつ、感染防止及び感染拡大防止対策を徹底しながら営業を継続することで、社会機能の維持に貢献するとの方針のもと、お客様と従業員の安全を最優先に営業を継続するための体制と事業継続計画を策定しております。  なお、新型コロナウイルス感染症への対応では、グループ横断の対策本部を立ち上げ、政府及び業界のガイドラインに従って、お客様及び従業員の安全を第一に接触感染・飛沫感染防止対策を徹底し、また、コロナ禍のライフスタイルの変化に応じた商品・サービスの提供、デリバリー・テイクアウトの拡充、マルチブランドの強みを活かしたストアポートフォリオの実現、DXの推進による生産性向上など、迅速かつ柔軟な施策を実行しています。 (11)IT(情報システム)への依存    当社グループは、食材の仕入れ、配送、食品加工、店舗オペレーション、店舗内外からの受注等のレストランの運営及び業務を、情報システムに依存しております。プログラムの不具合等やコンピュータ・ウイルス、外部からのサイバー攻撃等により、当社グループの情報システムに様々な障害が生じた場合には、レストランの効率的な運営や消費者に対する食品の適時の提供が阻害され、重要なデータを喪失し、又は対応費用が発生すること等により、当社グループの事業、業績、財政状態、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、各種システムが安定的に稼働できるように、システムに冗長性を持たせるとともに、セキュリティ対策を行っております。また、社内に専門部門を設置して、外部専門家のサポートを受け、外部からの攻撃の防止及び様々な障害に対して迅速に対応するための体制を構築し、リスク低減を図っています。 (12)財務報告に係る内部統制    当社グループでは、財務報告の信頼性に係る内部統制の構築及び運用を重要な経営課題の一つとして位置付け、グループを挙げて管理体制等の点検・改善等に継続的に取り組んでおりますが、当社グループの財務報告に重大な欠陥が発見される可能性は否定できず、また、将来にわたって常に有効な内部統制を構築及び運用できる保証はありません。更に、内部統制に本質的に内在する固有の限界があるため、今後、当社グループの財務報告に係る内部統制が有効に機能しなかった場合や、財務報告に係る内部統制に重要な不備が発生した場合には、当社グループの財務報告の信頼性に影響が及ぶ可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、適切な内部統制の整備、運用を充実させるべく、会計コンプライアンス意識を保持し、監査法人を含む社内外の関係者とより深度あるコミュニケーションを図ります。 (13)多額の借入金及び財務制限条項への抵触    当社グループは、金融機関より多額の借入れを行っております。当社グループは、既存の借入れがあることから新たな借入れが制約されたり、景気の下降に脆弱であったり、自己資本比率が当社グループよりも高い競合他社に競争力が劣後する可能性があります。  また、当社グループの借入金のうち、シンジケートローン形式による融資契約及び同形式によるコミットメントライン契約に基づく借入金には、財務制限条項が付されているものがあります。これらの契約については財務制限条項に抵触した場合、貸付人の請求があれば本契約上の期限の利益を失うため、ただちに債務の弁済をするための資金の確保が必要となり、当社グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があるとともに、かかる資金の確保ができない場合は、当社グループの他の借入れについても期限の利益を喪失することが予測され、当社グループの存続に悪影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、財務制限条項に影響を及ぼす財務レバレッジ等の指標の状況につきましては取締役会等において適宜モニタリングするとともに、財務制限条項に抵触する可能性がある場合には金融機関と協議し、事前にウエーバー合意(金融機関が、当社グループの財務制限条項への抵触により行使可能となる契約上の権利等を放棄する旨の合意)を取り付けることで、財務の安定化を図っております。 (14)減損会計の適用    当社グループは、多額の有形固定資産とのれん及びその他の無形資産を連結財政状態計算書に計上しております。これらの資産に対する減損テストは、過去の経験及び利用可能な情報を適切に収集して設定した仮定に基づく将来キャッシュ・フローの見積もりを利用して実施しております。大幅なインフレ等の見通しの想定に大きな影響を及ぼす事象が発生した場合には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、2025年12月末時点では、230,208百万円の有形固定資産、162,683百万円ののれん、14,495百万円の商標権を連結財政状態計算書に計上しております。    これらリスクに対して当社グループでは、事業及び店舗の収益管理を強化するとともに、中期計画を策定し、単年度計画の達成状況のみならず中期計画の進捗度に対するモニタリングの強化にも努めております。 (15)自然災害等    当社グループは、全国に店舗やマーチャンダイジングセンター等を配置しているため、大規模な地震・風水害・津波・大雪・感染症の大流行等が発生した場合、当社グループの本社や店舗・マーチャンダイジングセンター等の建物・機械設備等が被災し、又は店舗の営業、マーチャンダイジングセンター等の稼動、原材料の物流若しくは従業員の出勤に支障が生じ、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  また、そうした自然災害等により、ライフライン(水道、電気、ガス)の供給制限や供給停止、物流網の遮断、ガソリン等の調達難による配送・デリバリー業務の停止、取引先工場・倉庫等の被害、エネルギーや物資の不足、従業員の大規模な欠員等や公共交通機関の障害が発生した場合も、当社グループの店舗やマーチャンダイジングセンター等の稼動に支障をきたし又は顧客が当社グループの店舗に来店できないことにより、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  特に、当社グループの店舗及びマーチャンダイジングセンター等は、首都圏に集中しているため、首都圏において大規模な災害が発生した場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。  また、自然災害等には至らないものであっても、天候不順が発生した場合には、当社グループを含む外食市場における需要は、消費者の外食機会及び外食意欲の減少等の影響を受ける可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、グループ緊急事態対応規程に基づき、災害対策本部を立ち上げ、同対策本部を中心に、BCP(事業継続計画)に基づく速やかな対応を行う体制を整えております。 (16)知的財産権    当社グループは、「ガスト」、「バーミヤン」、「しゃぶ葉」、「ジョナサン」等、当社グループが展開するレストランに係るロゴや、「ガスト チーズINハンバーグ」等のメニューに関する商標権、外販商品に関する商標権について、ブランドイメージやマーケティング上、非常に重要性が高いものと考えております。当社グループは、当該商標を保護するため、適切な国や地域での商標権取得に努めていますが、当社グループが認識せずに他社の知的財産権を侵害してしまう可能性や、M&A等の事業拡大に伴い新たな商標管理のリスクが発する可能性、一部の国・地域においては十分な商標権の取得がされていない可能性があります。  また、当社グループは、自らの知的財産権を保全するため、当社グループの商標等を不正に使用する第三者等に対し訴訟等を提起しなければならない事態が生じる可能性がありますが、当社グループの商標等を不正に使用する第三者等を適時に発見できない可能性や、当社が提起した訴訟等において当社の主張が十分に認められない可能性があり、これらの場合には、当社グループの事業、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を与える可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、社内の専門部署において適切な商標等の管理、運営を図っています。また、これらのリスク管理に加え、当社グループのメニューのレシピ情報、メニュー価格に関する情報、店舗オペレーションのノウハウ等の独自の営業情報、技術、データ等の技術情報について、不正競争防止法によるノウハウ・データの保護要件を満たす管理等、その特性に応じた適切な保護を行っております。 (17)風評被害等による社会的信用の毀損    インターネット等における当社グループ及びその関係者に関連する不適切な書き込みや画像等の公開等、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用に否定的な評判や評価が発生した場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用が毀損され、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  また、当社グループの競合他社等に関する否定的な評判や評価であっても、外食市場全体の社会的評価や評判が下落するものであれば、当社グループの事業、業績、ブランドイメージ及び社会的信用にも影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、外部の専門コンサルティング会社と連携して危険な兆候の早期発見に努めると同時に、インターネット上で不適切な投稿が確認された場合は、迅速かつ適切な対応を図っています。 (18)個人情報の漏洩等    当社グループでは、モバイルアプリの運営、デリバリー事業、テイクアウト事業、代金の決済等において、多くの顧客の個人情報を保持しております。当社グループは、利用者のプライバシー及び個人情報の保護に最大限の注意を払い、関連法令の遵守に努め、適切な情報管理を行っていますが、不正アクセス等による情報の外部への漏洩や悪用、意図しない法規制への違反等の可能性を完全に排除することは困難であり、これらの個人情報が外部へ流出した場合や法規制の違反が生じた場合、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性や、対応費用の発生、当局からの処分、顧客からの訴訟の提起等により当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、外部からのシステム攻撃に備えて社内に専門部門を設置し、外部専門家のサポートを受け、外部からの攻撃の防止及び様々な障害に対して迅速に対応するための体制を構築し、リスク低減を図っています。 (19)法規制    当社グループの事業は、食品衛生法、労働基準法、食品表示法、景品表示法をはじめとする様々な法規制による制約を受けております。今後の社会情勢の変化等により、諸法令等の改正や新たな法令等の制定、法令解釈の変更や規制範囲の拡大が行われることで、当社グループの事業活動が制限される可能性があります。また、当社グループの役職員による法令違反や不正行為等が発覚し、当社グループが監督官庁等からの行政処分や第三者からの訴訟等の提起を受ける可能性があります。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの事業、業績、財政状態、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、各種業界団体に参加し情報入手に努めているほか、専門家、取引先、各省庁のホームページ等を通じて当社グループの事業に関連する法規制をモニタリングし情報収集を行う体制を構築し、各種法令の改定が行われた際、各主管部門が連携して改定内容等の周知徹底とその遵守のための態勢を整えています。  また、当社グループでは、すかいらーくグループ企業行動憲章・行動規範を定め、法令及び社会倫理に則った活動、行動の徹底を図るとともに、当社グループ内外にコンプライアンスに関連した相談・通報を受ける窓口を設置して、法令違反行為等の早期発見に努めております。さらに、コンプライアンス教育を含む不正防止策の強化・徹底及びその不断の見直しによる改善のほか、平時より業務プロセスの機能不全に繋がるような潜在的リスクの把握に努めております。  また、外国公務員等への不適切な接遇に関して「贈収賄防止方針」を策定し、不正競争防止法への対応も整備しております。 (20)人権問題    当社グループ及び当社グループの取引先において人権侵害行為が行われたり、当社グループのサプライチェーンにおける人権侵害行為が発覚したりした場合には、当社グループに対するお客様及び取引先からの信頼低下などにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、2023年2月に、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」、「国際人権章典」(「世界人権宣言」及び「国際人権規約」)及び「児童の権利に関する条約」、並びに国際労働機関の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」を人権に関して遵守されるべき原則・基準と理解し、支持すること等を示した「すかいらーくグループ人権方針」を策定しました。  また、当社グループは、人権デューデリジェンスの仕組みを実践することで、サプライチェーン全体での人権侵害の防止に取り組んでおります。  当社グループでは、人権デューデリジェンスの一環として、すべてのステークホルダーを対象に人権侵害リスクをリストアップした後、それらの評価を実施し、リスクマップの作成を通じて対処の優先度の高い人権侵害リスクを抽出しており、2023年より具体的な施策を進めています。  また、2023年12月には、国連が提唱するサステナビリティ・イニシアチブである「国連グローバル・コンパクト」への賛同を表明する署名を行い、同団体が提唱する4分野(「人権の保護」、「不当な労働の排除」、「環境への対応」、「腐敗の防止」)に関する10原則を遵守の上、サステナビリティ施策を推進しております。 (21)M&A    当社グループは、M&Aを国内外で推進し、持続的な成長を目指しております。しかしながら、事前の調査・検討にもかかわらず買収した事業が計画どおりに展開・運営することができず、また、当初期待したシナジーが生まれず、のれんの減損が生じた場合等には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。    これらリスクに対して当社グループでは、M&A案件の選別にあたっては、詳細なデューデリジェンスを行っております。また、市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績、財政状態及び市場競争力、当社グループの事業ポートフォリオ並びにM&Aに伴うリスク分析結果等を十分に考慮し進めております。
経営成績の分析 (MD&A)9,344字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (a)財政状態 当連結会計年度末における資産、負債及び資本の状況は以下のとおりであります。 流動資産は675億78百万円で、主に現金及び現金同等物並びに営業債権及びその他の債権の増加により、前連結会計年度末に比べ184億68百万円増加いたしました。非流動資産は4,509億71百万円で、主に有形固定資産、のれん及びその他の無形資産の増加により、前連結会計年度末に比べ292億15百万円増加いたしました。 総資産は5,185億49百万円で前連結会計年度末に比べ476億83百万円増加いたしました。 また、流動負債は1,053億72百万円で、主に社債及び借入金の減少により、前連結会計年度末に比べ121億56百万円減少いたしました。非流動負債は2,256億10百万円で、主に社債及び借入金、その他の金融負債の増加により、前連結会計年度末に比べ456億44百万円増加いたしました。 負債は合計3,309億82百万円で、前連結会計年度末に比べ334億89百万円増加いたしました。 資本は合計1,875億67百万円で、前連結会計年度末に比べ141億95百万円増加いたしました。これは主に配当金の支払いによる減少(43億23百万円)と当期利益の計上による増加(167億48百万円)によるものであります。 (b)経営成績 当連結会計年度の我が国経済は、賃上げの動きが見られたものの、エネルギー価格や原材料費の高騰により実質賃金は減少傾向にあり、消費者の選別眼は厳しさを増しました。その一方で、体験型消費である「コト消費」や、価値を認めるものに支出を集中させる「メリハリ消費」が一段と浸透しました。こうした消費スタイルの多様化は、外食業界にとって社会ニーズの変化に対応する新たな機会となりました。 メニュー・プロモーション戦略においては、消費者の節約志向と体験価値重視という消費の二極化に対応するため、低価格帯の小皿料理の拡充による選べる楽しさの提供や、外食ならではの高付加価値メニューの投入を推進しました。また、公式アプリを活用した「ダイナミッククーポン」の配信により、地域や顧客属性に応じた最適なプロモーションを展開し、販促の投資対効果を高めました。これらの施策が奏功し、客数および客単価がともに伸長し、既存店売上高の増加に大きく寄与しました。 一方、前年より実施している「店舗中心経営」の取組を深化させ、持続的な成長の原動力となる人への投資を加速させました。マネジャーへの権限委譲や業績連動インセンティブの導入、クルーポイント制度、当社独自の単日バイトシステム「スポットクルー」の活用による週末・繁忙期の人員充足を図りました。加えて、DX活用によるテーブル片付け時間(クリーンアップタイム)の可視化と短縮などオペレーション改革を徹底し、ピーク時の回転率向上と機会損失の抑制に努めました。これらにより店舗の生産性とサービス品質が向上し、労働時間投資を上回る売上収益の確保と利益率の改善を実現しました。 これら一連のマーケティング施策と店舗運営改革の積み重ねにより、当連結会計年度における既存店売上高は前年比107.5%となり、堅調な成長を実現いたしました。 売上総利益率は、一部メニューの値上げによる粗利益率の改善や、店舗での食材ロスの低減、部門横断の原価低減プロジェクトで講じた対策などにより、価格高騰の影響を一定程度抑制しました。結果、当連結会計年度の売上総利益率は66.7%と前年比で0.7%減となりました。 販売費及び一般管理費は2,721億44百万円で、前年同期比で262億19百万円増加しましたが、人事制度改革として結果に報いる報酬制度を導入し、従業員満足度の向上を図りました。これにより離職率が低下し、従業員の作業習熟度が高まったことで店舗の生産性が向上しました。この結果、人件費コントロールが適正化され、販売費及び一般管理費の売上収益に対する比率を大幅に低減いたしました。 また、その他の営業費用は、当連結会計年度に閉店店舗に係るのれんの除却損を11億69百万円計上しました。これは当連結会計年度に48店舗が閉店したことによるものであります。 当連結会計年度の新規出店は77店舗、業態転換は36店舗でした。新規出店のうち国内は「しゃぶ葉」19店舗、「ガスト」14店舗、「資さんうどん」9店舗を中心に59店舗を出店しました。海外における出店は、台湾において「横浜牛排(ステーキ)」を5店舗、「しゃぶ葉」を3店舗、「むさしの森珈琲」を2店舗、「Café Grazie」、「La Ohana」を各々1店舗の合計12店舗を出店し、マレーシアにおいて「すき屋」を4店舗、「しゃぶ葉」を2店舗の合計6店舗を出店し、海外合計18店舗を出店しました。店舗改装も継続して行っており、当連結会計年度では223店舗の店舗改装を実施しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は4,577億94百万円(前年比566億64百万円増)、事業利益(注2)は329億87百万円(前年比87億37百万円増)、営業利益は299億57百万円(前年比57億72百万円増)、税引前利益は262億79百万円(前年比48億9百万円増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は167億48百万円(前年比27億83百万円増)となりました。 EBITDA(注3)は822億65百万円(前年比101億50百万円増)、調整後EBITDA(注4)は863億31百万円(前年比124億43百万円増)、調整後当期利益(注5)は167億48百万円(前年比27億83百万円増)となりました。当連結会計年度末時点での店舗数は3,111店舗(転換準備の為の未開店店舗4店舗を含む)となりました。 (注1)(注2)から(注5)の指標は、IFRSで定義されている指標ではありません。 (注2)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。 (注3)EBITDA=税引前利益(損失)+支払利息+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+その他の金融関連費用(期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益を除く)-受取利息-その他の金融関連収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期前払費用(保証金)償却費 ・その他の金融関連費用は、連結純損益計算書上はその他の費用として記載しています。 ・その他の金融関連収益は、連結純損益計算書上はその他の収益として記載しています。 (注4)調整後EBITDA=EBITDA+固定資産除却損+非金融資産の減損損失-非金融資産の減損損失の戻入れ+株式発行関連費用等(注6) (注5)調整後当期利益(損失)=当期利益(損失)+株式発行関連費用等+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+調整項目の税効果調整 (注6)株式発行関連費用等とは、当社の株式発行並びに株式の上場及び売出し時に発生したアドバイザリー報酬額等の一時的な費用であります。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (ⅰ)レストラン事業 レストラン事業につきましては、外部顧客に対する売上収益は4,473億79百万円(前年比562億42百万円増)となりました。 (ⅱ)その他 その他につきましては、外部顧客に対する売上収益は104億15百万円(前年比4億22百万円増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ151億61百万円増加し、343億31百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、744億95百万円(前年比65億73百万円増)となりました。これは主に、法人所得税の支払額が40億30百万円増加したこと並びに営業債務及びその他の債務の増減額が33億54百万円減少したこと等の資金減少要因と、税引前利益が48億9百万円増加したこと、減価償却費及び償却費が43億64百万円増加したこと並びに棚卸資産の増減額が16億77百万円減少したこと等の資金増加要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、340億51百万円(前年比51億77百万円減)となりました。これは主に、子会社株式取得による支出が141億6百万円減少したことによる資金増加要因と、新店・転換・改装の店舗投資を含む有形固定資産の取得による支出が74億74百万円増加したこと並びに有形固定資産の売却による収入が15億18百万円減少したこと等の資金減少要因によるものであります。なお、当社グループにおいては、投資活動による資産の増加から、現金及び現金同等物の支払が行われるまでの期間は、通常1~2ヶ月となります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、255億24百万円(前年比109億5百万円減)となりました。これは主に、短期借入れによる収入が245億円増加したこと、長期借入れによる収入が188億78百万円増加したこと及び長期借入金の返済による支出が20億14百万円減少したこと等の資金増加要因と、短期借入金の返済による支出が245億円増加したこと、リース負債の返済による支出が18億16百万円増加したこと、社債の発行による収入が56億98百万円減少したこと、借入関連手数料の支払による支出が14億38百万円増加したこと及び支払配当金が10億34百万円増加したこと等の資金減少要因によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)仕入実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代えて「仕入実績」を記載いたします。 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年比 (%) レストラン事業(百万円)   127,888   116.6 その他(百万円)   3,871   106.0 合計(百万円)   131,759   116.3 (注)金額は仕入価格によっております。 (b)受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (c)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年比 (%) レストラン事業(百万円)   447,379   114.4 その他(百万円)   10,415   104.2 合計(百万円)   457,794   114.1 (注)上記金額は外部顧客に対する売上収益を示しております。 (参考)最近2年間の主要ブランド別販売実績 当社グループの売上及び店舗数を主要なブランドごとに示すと次のとおりであります。 ブランド別売上 セグメントの名称   ブランド名   2024年12月期   2025年12月期 店数   金額   比率   店数   金額   比率 レストラン事業           百万円   %       百万円   % ガスト   1,241   158,251   39.5   1,233   164,589   36.0 バーミヤン   363   46,763   11.7   369   50,863   11.1 しゃぶ葉   301   51,186   12.8   324   63,134   13.8 ジョナサン   160   24,845   6.2   154   25,008   5.5 夢庵   171   21,486   5.4   174   24,115   5.3 資さん(注3)   74   4,308   1.1   94   22,778   5.0 その他(注4)   634   84,299   21.0   637   96,892   21.2 その他   その他   124   9,993   2.5   122   10,415   2.3 合計   3,068   401,130   100.0   3,107   457,794   100.0 (注1)ブランドごとの店数は期末日の直営店舗数を表示しています。フランチャイズ店舗は「レストラン事業その他」に含まれます。転換準備の為の未開店店舗は含んでおりません。 (注2)ブランドごとの売上金額は直営店舗の合計金額となっております。フランチャイズ店舗への売上金額は「レストラン事業その他」に含まれます。 (注3)前連結会計年度において、「その他」に含めていた「資さん」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度において、区分掲記しております。 (注4)前連結会計年度において、区分掲記しておりました「ステーキガスト」は、当連結会計年度において、レストラン事業その他」に含んでおります。なお、「ステーキガスト」の売上は、前連結会計年度9,547百万円、当連結会計年度9,699百万円となります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容、資本の財源及び資金の流動性に関する状況は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積りと予測を行っておりますが、前提条件やその後の環境等に変化がある場合には、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針及び 4.重要な会計上の判断及び見積り」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績等の状況 (ⅰ)当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。 (ⅱ)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 (b)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの売上は、経済情勢、消費者の嗜好の変化、他社との競合、天候不順、出店計画等による影響を受け、また当社の費用は、原材料価格、光熱費、不動産賃料、人件費等による影響を受けます。したがって、これらの変動要因が発生し、当社グループによる対応策が功を奏さなかった等の場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの経営成績に影響を与える他の要因については、「3 事業等のリスク」をご参照下さい。 (c)当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要は主として原材料等の棚卸資産の購入費用の他、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に新規出店、ブランド転換工事及び既存店舗の改装といった設備投資等によるものであります。 当社グループは、短期運転資金に関しましては自己資金及び短期の借入により、設備投資や長期運転資金に関しましては自己資金及び長期の借入により、各々調達することを基本としております。 (参考情報) 当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出されたEBITDA等を重要な経営指標として位置づけており、当連結会計年度及び過去4年間の事業利益、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期利益(損失)の推移は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 回次   国際会計基準 第11期   第12期   第13期   第14期   第15期 決算年月   2021年 12月   2022年 12月   2023年 12月   2024年 12月   2025年 12月 事業利益(△損失)(注1)(注5)(注6)   △20,361   △8,656   16,420   24,250   32,987 税引前利益(△損失)   14,325   △8,225   8,691   21,470   26,279 (調整額) + 支払利息   2,938   2,549   2,484   2,587   3,520 + その他の金融関連費用   962   114   534   160   206 - 受取利息   △9   △9   △16   △28   △46 - その他の金融関連収益   △3   △5   △5   △5   △2 + 減価償却費及び償却費   47,293   47,398   48,649   47,827   52,191 + 長期前払費用償却費   200   152   117   104   116 + 長期前払費用(保証金)償却費   0   0   0   0   2 EBITDA(注2)(注4)(注5)(注6)   65,706   41,974   60,453   72,116   82,265 (調整額) + 固定資産除却損   185   1,592   3,752   1,086   1,821 + 非金融資産の減損損失   6,225   5,491   2,473   861   2,421 - 非金融資産の減損損失の戻入れ   -   -   △204   △174   △176 + 株式発行関連費用等(注7)   215   -   -   -   - 調整後EBITDA(注3)(注4)(注5) (注6)   72,331   49,058   66,474   73,888   86,331 (単位:百万円) 回次   国際会計基準 第11期   第12期   第13期   第14期   第15期 決算年月   2021年 12月   2022年 12月   2023年 12月   2024年 12月   2025年 12月 当期利益(△損失)   8,742   △6,371   4,781   13,965   16,748 (調整額) + 株式発行関連費用等(注7)   215   -   -   -   - 調整額小計(税引前)   215   -   -   -   - 調整額に対する税額(注8)   △67   -   -   -   - 調整額小計(税引後)   148   -   -   -   - 調整後当期利益(△損失)(注4)(注5)(注6)   8,890   △6,371   4,781   13,965   16,748 (注1)事業利益=売上収益-売上原価-販売費及び一般管理費 (注2)EBITDA=税引前利益(損失)+支払利息+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+その他の金融関連費用(期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益を除く)-受取利息-その他の金融関連収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期前払費用(保証金)償却費 ・その他の金融関連費用は、連結純損益計算書上はその他の費用として記載しています。 ・その他の金融関連収益は、連結純損益計算書上はその他の収益として記載しています。 なお、支払利息、その他の費用、受取利息、その他の収益(債務時効消滅益を含む)については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 28.受取利息・支払利息及びその他の収益・費用」をご参照下さい。 (注3)調整後EBITDA=EBITDA+固定資産除却損+非金融資産の減損損失-非金融資産の減損損失の戻入れ+株式発行関連費用等 (注4)調整後当期利益(損失)=当期利益(損失)+株式発行関連費用等+期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益+調整項目の税効果調整 (注5)事業利益、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期利益(損失)は国際会計基準により規定された指標ではなく、当社グループが、投資家にとって当社グループの業績を評価するために有用であると考える財務指標であります。当該財務指標は、非現金収支項目や株式発行関連費用等並びに期限前弁済に伴う借入金償還損及び付随するヘッジ関連損益等の非経常的な費用項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目、あるいは競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。 (注6)当社グループにおける事業利益、EBITDA、調整後EBITDA、調整後当期利益(損失)は、競合他社の同指標あるいは類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。 (注7)株式発行関連費用等とは、当社の株式発行並びに株式の上場及び売出し時に発生したアドバイザリー報酬額等の一時的な費用であります。 (注8)適用税率は31.06%であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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