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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東洋水産

TOYO SUISAN KAISHA, LTD.2875 · Prime · 食料品

即席麺と水産・冷凍食品で知られる総合食品大手。カップ麺「マルちゃん」ブランドを国内海外で展開。

概要

東洋水産は、即席麺「マルちゃん」ブランドで知られる大手食品メーカーである。1953年に築地魚市場で水産貿易会社として創業し、1961年に即席麺事業に参入。現在は即席麺を中心に、低温食品、加工食品、水産食品、冷蔵倉庫事業などを展開する。2026年3月期の連結売上高は5366億円、営業利益858億円。国内だけでなく、米国・メキシコを中心に海外即席麺事業が収益の過半を占める。従業員数は4717名(連結)。東京証券取引所プライム市場に上場。

即席麺が収益の7割を占める6セグメント体制

東洋水産は2026年3月期、7つの報告セグメント(水産食品、海外即席麺、国内即席麺、低温食品、加工食品、冷蔵、その他)で事業を展開する。連結売上高5366億円のうち、海外即席麺事業が2481億円(46.2%)と最大を占め、国内即席麺事業が1044億円(19.5%)で続く。海外即席麺のセグメント利益は636億円で利益率25.6%に達し、グループ利益の約7割を稼ぐ。一方、水産食品事業は売上高327億円と小規模だが、利益率は改善傾向にある。加工食品事業は原材料費や減価償却費の増加により23億円のセグメント損失を計上した。冷蔵事業は25の倉庫を運営し、保管料・入出庫料収入が安定している。

米州の即席麺が全社収益の半分以上を支える

海外即席麺事業は米国・メキシコを中心に展開する。米国子会社マルチャン,INC.がカリフォルニア州に本拠を置き、バージニア州、テキサス州にも工場を持つ。メキシコではマルチャン デ メヒコ,S.A. de C.V.などが販売を担う。2026年3月期の海外即席麺売上高は2481億円で、前年から6.1%増加した。価格改定効果と販売数量の伸長が寄与した。ブラジルでも子会社マルチャン・ド・ブラジルを設立し、南米市場への足掛かりを築いている。国内事業は即席麺、低温食品、加工食品など多岐にわたり、売上高は合わせて約2000億円。稼働率の高い冷蔵倉庫はグループ内外の貨物を保管し、物流インフラとして機能する。

23社の連結子会社で構成されるグループ

東洋水産は2026年3月期時点で連結子会社23社、持分法適用関連会社1社を持つ。国内即席麺の製造は当社のほか、連結子会社7社(株式会社酒悦など)が行う。低温食品ではユタカフーズ株式会社(東証スタンダード上場)が主力で、甲府東洋株式会社なども製造を担う。加工食品ではフクシマフーズ株式会社が2009年に完全子会社化された。水産食品では米国のパックマル,INC.が原材料を調達する。冷蔵事業は埼北東洋株式会社など5社が運営。また、群馬県館林市に総合研究所を置き、製品開発と品質管理を担う。持分法適用関連会社の仙波糖化工業も加工食品事業に関与する。

2028年に売上高6000億円を掲げる3カ年計画

2025年5月、東洋水産は2026年~2028年の中期経営計画を発表した。基本戦略に「継続と継承」「変革と進化」を掲げ、最終年度の2028年3月期に連結売上高6000億円、営業利益820億円を目標とする。設備投資総額は約1300億円を見込み、海外即席麺事業ではカリフォルニア工場の拡張とメキシコ新工場の建設を計画。加工食品事業ではフリーズドライ工場を拡張する。また、ROEの目標を10%以上、総還元性向70%、連結配当性向30%超とする財務方針を示した。2026年3月期のROEは15%を超え、目標を上回る水準で推移している。

業界の中での役割は即席麺・加工食品メーカー、水産食品商社・加工、低温食品メーカー、冷蔵倉庫事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,366億円
営業利益
858億円
営業利益率
16.0%
純利益
702億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01海外即席麺事業主力

米国・メキシコを中心とした米州で即席麺(カップ麺、袋麺)の製造・販売。マルチャン社等が展開。

主な製品・サービス1
即席麺(カップ麺、袋麺)
米州向け即席麺製品。マルチャンブランドで製造・販売。

02国内即席麺事業主力

国内で即席麺(カップ麺、袋麺、ワンタン)の製造・販売。主力ブランド「マルちゃん」で展開。

主な製品・サービス1
即席麺(カップ麺、袋麺、ワンタン)
「マルちゃん」ブランドの即席麺製品。カップ麺、袋麺、ワンタン等。

03水産食品事業準主力

国内及び海外における水産食品の仕入・加工・販売。国内外で水産品を取り扱う商社・加工事業。

主な製品・サービス1
水産食品(水産物の仕入・加工・販売)
魚介類等の水産品を仕入れ、加工・販売。国内子会社及び米国子会社を通じて調達・販売。

04低温食品事業準主力

主に国内で低温食品(蒸し焼そば、生ラーメン、茹でうどん、冷凍麺、業務用調理品等)の製造・販売。

主な製品・サービス1
低温食品(蒸し焼そば、生ラーメン、茹でうどん、冷凍麺、業務用調理品)
チルド・冷凍麺及び業務用調理品。国内及び海外(タイ関連会社)で製造・販売。

05加工食品事業準主力

国内で加工食品(無菌包装米飯、レトルト米飯、スープ、だしの素、ねり製品等)の製造・販売。

主な製品・サービス1
加工食品(無菌包装米飯、レトルト米飯、スープ、だしの素、ねり製品等)
米飯類、スープ、調味料、ねり製品等の加工食品。

06冷蔵事業副次

国内で得意先から寄託された貨物の冷蔵・冷凍保管を行う倉庫事業。グループ内貨物も保管。

主な製品・サービス1
冷蔵・冷凍保管サービス
低温倉庫での貨物保管サービス。

07その他(弁当・惣菜事業)その他

主に弁当・惣菜事業。

製品と技術

「赤いきつね」「緑のたぬき」など和風カップ麺シリーズ

国内即席麺事業の主力は「マルちゃん」ブランドの和風カップ麺である。「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」はロングセラー商品で、発売45周年を迎えた2025年も好調に推移。袋麺では「マルちゃん正麺」シリーズが堅調で、2025年3月には「マルちゃん焼そば」を定番商品化した。ワンタンもラインアップに含まれる。これらの製品は当社および国内連結子会社7社が製造。2026年3月期の国内即席麺売上高は1044億円、セグメント利益は104億円に達した。

米国向け「Maruchan」ブランドの現地生産体制

海外即席麺事業は米国・メキシコで「Maruchan」ブランドのカップ麺と袋麺を現地生産する。米国ではカリフォルニア、バージニア、テキサスの3工場が稼働し、メキシコ工場も2025年に新設を計画。2026年3月期の海外即席麺売上高は2481億円で、グループ全体の46%を占めた。価格改定やマーケティング活動が奏功し、セグメント利益は636億円(前年比14.6%増)。北米の節約志向を捉え、新商品投入を継続している。ブラジルにも子会社を設立し、南米市場への拡大を模索する。

チルド麺・冷凍麺で構成される低温食品事業

低温食品事業は生ラーメン、蒸し焼そば、茹でうどん等のチルド麺と冷凍麺を主力とする。代表商品に「マルちゃん焼そば3人前」(1975年発売、50周年)や「玉うどん3食入」がある。冷凍麺は産業給食や外食向けに強みを持ち、2025年4月・6月に価格改定を実施。製造拠点は国内で当社とユタカフーズ株式会社(東証スタンダード上場)が中心で、タイの関連会社でも生産。2026年3月期の売上高は615億円、セグメント利益は80億円。節約志向や時短ニーズを背景に需要が拡大している。

パックごはん「あったかごはん」とフリーズドライ商品

加工食品事業では、無菌包装米飯「あったかごはん」シリーズが主力。玄米ごはん等も展開し、米価高騰を背景に需要が拡大。2025年6月と2026年2月に価格改定を行った。スープ、だしの素、ねり製品も手がけ、フリーズドライ商品群は工場拡張により生産能力を増強予定。しかし、原材料費や減価償却費の増加により、2026年3月期はセグメント損失441百万円を計上した。グループ内では仙波糖化工業(持分法適用関連会社)とも連携し、製品開発を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

即席麺で国内首位、内需中心に安定成長

即席麺市場で国内シェア首位級の立ち位置にあり、冷凍食品や麺類も含めた総合食品企業として事業ポートフォリオを構築している。ライバルであるニップンや日清製粉グループ本社が粉体事業中心であるのに対し、当社は即席麺を軸にしたブランド力と販売網が強み。海外展開は東南アジアを中心に拡大中だが、現時点での海外売上比率は低く、内需依存度が高い。直近の売上高は増加基調で、営業利益率も15%前後と高水準を維持しており、収益性の高さが際立つ。課題は原材料高に対する価格転嫁の進捗と、人口減少下での国内市場の成熟度である。

強み

  • 営業利益率15%前後と食品業界では高く、効率的な事業運営を実現。
  • 即席麺に加え、冷凍食品や調味料など事業が多岐にわたりリスク分散。
  • 原材料高に対し、商品価格への転嫁を着実に進め収益を維持している。

課題

  • 人口減少で即席麺需要が頭打ちとなり、新規需要の創出が急務。
  • 海外売上比率が低く、成長市場でのプレゼンス構築が課題。
  • 輸入頼みの原材料費が高止まりし、成本上昇が収益を圧迫する恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が東洋水産

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12503キリンホールディングス2.7兆円12.2倍
27550ゼンショーホールディングス2.0兆円41.6倍
32801キッコーマン1.8兆円27.8倍
42587サントリービバレッジ&フード1.4兆円15.8倍
52269明治ホールディングス1.3兆円34.9倍
62875東洋水産1.2兆円14.8倍
72897日清食品ホールディングス9,011億円19.4倍
82267ヤクルト本社8,855億円19.1倍
92212山崎製パン8,402億円17.9倍
103197すかいらーくホールディングス7,644億円40.2倍
112809キユーピー6,782億円26.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

築地魚市場で創業し水産貿易からスタートした1953年

1953年3月、東京都中央区の築地魚市場内に横須賀水産株式会社が設立された。冷凍鮪の輸出と国内水産物の取扱いを開始。1955年12月には神奈川県川崎市に冷蔵庫を取得し、冷蔵事業に参入。1956年6月には魚肉ハム・ソーセージの生産を開始した。その後商号を東洋水産株式会社に変更。1957年8月に東京都港区港南の現在地に本社を移転。1960年7月には東京水産興業株式会社と合併し、同社所有の焼津工場を取得。水産加工の基盤を固め、多角化の第一歩を踏み出した。

即席麺に参入し「マルちゃん」ブランドを確立した1960年代

1961年4月、東洋水産は即席麺の生産を開始。1962年5月にはマルちゃんマークの使用を開始し、ブランドを確立した。1964年2月に埼玉工場、同年中に札幌工場、1965年3月に相模工場、1967年4月に福岡工場を新設し、全国的な生産拠点を整備。1966年6月には山梨県の丸協食品工業株式会社(現甲府東洋)を子会社化し、グループ体制を強化。1969年7月には八戸東洋株式会社を設立。1970年9月、東京証券取引所市場第二部に株式上場を果たした。

米国進出と生麺事業への多角化を進めた1970年代

1972年9月、大阪・名古屋の各証券取引所市場第二部に上場すると同時に、米国カリフォルニア州にマルチャン,INC.を設立。海外即席麺事業に本格参入した。1973年8月、東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第一部に指定替え。1975年5月には生麺(チルド麺)の生産を開始し、低温食品事業の礎を築く。1976年8月、愛知県の豊醤油株式会社(現ユタカフーズ)に資本参加。同年、神戸工場を新設。加工食品分野へも領域を拡大し、事業の多角化が進んだ。

米国工場建設と子会社の再編が進んだ1980~2000年代

1986年、CIシステムの一環としてTSマークの使用を開始。1987年5月、米国ワシントン州に水産物調達会社パックマル,INC.を設立。1989年4月にはバージニア州にマルチャンバージニア,INC.を設立し、米国生産能力を拡充。国内でも1991年に新東物産、1993年に伊万里東洋、1995年に株式会社フレッシュダイナーなど相次いで子会社を設立。2000年3月、ユタカフーズが東京証券取引所市場第二部に上場。2007年1月に田子製氷株式会社を吸収合併し、グループ再編を進めた。

新工場の建設と完全子会社化で効率を高めた2010年代

2009年10月、上場子会社フクシマフーズを株式交換により完全子会社化。2010年1月、関東工場を新設し、札幌工場を北海道工場に移転新設。同時に米国テキサス州にマルチャンテキサス,INC.を設立。2013年4月、山口県の株式会社シマヤを子会社化、ブラジルにマルチャン・ド・ブラジルを設立し、神戸工場を関西工場に移転新設。グループ会社間の吸収合併(新東物産と東京商社)も実施。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、プライム市場に移行した。

過去最高益を更新し成長投資を加速する2020年代

2023年から2025年までの3カ年中期経営計画を策定。2025年5月には次の3カ年計画を発表し、売上高6000億円、営業利益820億円を目標に掲げた。2026年3月期の連結営業利益は858億円と過去最高を更新。海外即席麺事業が好調で、価格改定や新商品投入が寄与した。設備投資としてカリフォルニア工場の拡張やメキシコ新工場の建設を計画。加工食品事業のフリーズドライ工場拡張も進める。株主還元を強化し、総還元性向70%を目指す。

年表37件を開く

1950年代

  • 1953年3月創業築地魚市場(東京都中央区)内に横須賀水産株式会社を設立し、冷凍鮪の輸出及び国内水産物の取扱を開始。
  • 1955年12月神奈川県川崎市に冷蔵庫を取得し、冷蔵庫事業を開始。
  • 1956年6月魚肉ハム・ソーセージの生産を開始。
  • 商号変更東洋水産株式会社に商号変更。
  • 1957年8月東京都港区港南の現在地に本社を移転。

1960年代

  • 1960年7月M&A東京水産興業株式会社と合併し、同社所有の焼津工場を取得。
  • 1961年4月即席麺の生産を開始。
  • 1962年5月マルちゃんマークの使用開始。
  • 1964年2月埼玉工場を新設。
  • 札幌工場を新設。
  • 1965年3月相模工場を新設。
  • 1966年6月M&A山梨県田富町(現 中央市)の丸協食品工業株式会社(現 甲府東洋株式会社)を子会社化(現 連結子会社)。
  • 1967年4月福岡工場を新設。
  • 1969年7月青森県八戸市に八戸東洋株式会社を設立(現 連結子会社)。

1970年代

  • 1970年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1971年2月M&A福島県桑折町の伊達食品株式会社(現 フクシマフーズ株式会社)を子会社化(現 連結子会社)。
  • 1972年9月上場大阪・名古屋各証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 米国カリフォルニア州にマルチャン,INC.を設立(現 連結子会社)。
  • 1973年8月上場東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第一部に指定替え(大阪・名古屋各証券取引所は上場廃止)。
  • 1975年5月生麺の生産を開始。
  • 1976年8月愛知県武豊町の豊醤油株式会社(現 ユタカフーズ株式会社)に資本参加(現 連結子会社)。
  • 神戸工場を新設。

1980年代

  • 1983年7月東京都台東区の株式会社酒悦に資本参加(現 連結子会社)。
  • 1986年3月CIシステムの一環としてTSマークの使用開始。
  • 千葉県銚子市に銚子東洋株式会社を設立(現 連結子会社)。
  • 1987年5月米国ワシントン州にパックマル,INC.を設立(現 連結子会社)。
  • 1989年4月米国バージニア州にマルチャンバージニア,INC.を設立(現 連結子会社)。

1990年代

  • 1991年5月東京都港区に新東物産株式会社を設立(現 連結子会社)。
  • 1993年9月佐賀県伊万里市に伊万里東洋株式会社を設立(現 連結子会社)。
  • 1995年4月千葉県船橋市に株式会社フレッシュダイナーを設立(現 連結子会社)。
  • 1997年4月兵庫県神戸市にミツワデイリー株式会社を設立(現 連結子会社)。

2000年代

  • 2000年3月上場ユタカフーズ株式会社が東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 2007年1月M&A田子製氷株式会社を吸収合併。
  • 2009年10月上場上場子会社フクシマフーズ株式会社を株式交換により完全子会社化。

2010年代

  • 2010年1月関東工場を新設。札幌工場を北海道工場に移転新設。
  • 米国テキサス州にマルチャンテキサス,INC.を設立(現 連結子会社)。
  • 2013年4月M&A山口県周南市の株式会社シマヤを子会社化(現 連結子会社)。神戸工場を関西工場に移転新設。ブラジルサンパウロ市にマルチャン・ド・ブラジルを設立(現 連結子会社)。群馬県館林市に総合研究所を移転新設。神戸物流センターを新設。石狩新港物流センターを新設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、ユタカフーズ株式会社が東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行。茨城県坂東市の不二つくばフーズ株式会社(現 つくばフーズ株式会社)を子会社化(現 連結子会社)。新東物産株式会社を吸収合併存続会社、株式会社東京商社を吸収合併消滅会社とする連結子会社間の吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで600,000百万円
  • 営業利益2028年3月期まで82,000百万円
  • ROE2028年3月期まで10%以上(将来的に15%目標)
  • 総還元性向2028年3月期まで70%目途
  • 連結配当性向2028年3月期まで30%超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    顧客市場での価値向上

    各事業の強みとグループ総合力を活かし、売上・利益の財務価値とブランド等の非財務価値の向上を目指す。将来への積極投資により持続的成長を図る。

  2. 02

    資本市場での価値向上

    資本コストや株価を意識した経営を推進。ROEの向上、総還元性向70%目途、連結配当性向30%超の維持、株主資本コストの低減に取り組む。

  3. 03

    成長投資の実行

    中期計画期間中に約1,300億円以上の設備投資を計画。海外即席麺工場の拡張・新設、フリーズドライ工場拡張など成長分野に重点投資する。

  4. 04

    効率化・リスク低減投資

    国内即席麺工場再編、冷凍食品・生麺工場強化、自然冷媒への切替、基幹システム更新など、生産性向上とリスク低減を両立する投資を実施する。

  5. 05

    サステナビリティ経営の推進

    社会課題・環境対応を経営課題と位置づけ、持続可能な事業運営と企業価値向上を両立する取り組みを進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,717人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は699万円で、9期前と比べて+25.3%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,650
2018年3月4,639
2019年3月55840.915.14,732
2020年3月58241.015.24,791
2021年3月61340.415.34,880
2022年3月60740.715.64,839
2023年3月62140.915.94,745
2024年3月63741.116.14,738
2025年3月69841.316.54,6961,629
2026年3月69941.716.84,7171,819

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率21.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社24(国内 17 / 海外 7、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ラグナ工場 — 米国カリフォルニア州442億円
海外即席麺事業
テキサス工場 — 米国テキサス州217億円
海外即席麺事業
本社工場 — 愛知県知多郡 武豊町166億円
国内即席麺事業 低温食品事業等
バージニア工場 — 米国バージニア州124億円
海外即席麺事業
関西工場 — 神戸市西区106億円
国内即席麺事業
東扇島冷蔵庫(川崎市川崎区)(注)17,850百万円
冷蔵事業
本社工場 — 青森県八戸市7,743百万円
国内即席麺事業 加工食品事業
その他9冷蔵庫7,554百万円
冷蔵事業
ディア工場 — 米国カリフォルニア州6,864百万円
海外即席麺事業
関東工場 — 群馬県館林市6,806百万円
国内即席麺事業
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    八戸東洋㈱
    青森県八戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    甲府東洋㈱
    山梨県中央市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フクシマフーズ㈱(注)4
    福島県伊達郡 桑折町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    宮城東洋㈱
    宮城県石巻市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱酒悦(注)4
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新東物産㈱(注)5
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    伊万里東洋㈱
    佐賀県伊万里市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フレッシュダイナー
    千葉県船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    銚子東洋㈱
    千葉県銚子市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユタカフーズ㈱(注)3,4
    愛知県知多郡 武豊町 · 連結子会社
    議決権50.9%
  • 国内
    ミツワデイリー㈱
    神戸市東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    埼北東洋㈱
    埼玉県加須市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
  • 湘南東洋㈱神奈川県 足柄上郡中井町100%
  • スルガ東洋㈱静岡県焼津市100%
  • ㈱シマヤ山口県周南市62%
  • つくばフーズ㈱茨城県坂東市100%
  • マルチャン, INC. (注)4,6米国カリフォルニア州100%
  • マルチャンバージニア, INC.米国バージニア州100%
  • マルチャンテキサス, INC.米国テキサス州100%
  • マルチャン デ メヒコ,S.A. de C.V. (注)7メキシコメキシコシティ100%
  • サンマル デ メヒコ,S.A. de C.V.メキシコメキシコシティ100%
  • マルチャン・ド・ブラジルブラジルサンパウロ市100%
  • パックマル, INC. (注)4米国ワシントン州100%
  • 仙波糖化工業㈱(注)3栃木県真岡市26%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は5,366億円営業利益858億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.7%、利益が+12.2%。

売上高
+4.7%
5,366億円
営業利益
+12.2%
858億円
純利益
+10.0%
702億円
営業利益率
16.0%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高5,600億円5,366億円
営業利益820億円858億円
純利益656億円702億円
1株あたり配当¥220¥220

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,357億円、営業利益は226億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+22.0%、営業利益は+71.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,10577
2024年1Q1,11213211.9110
2024年2Q1,23716613.4141
2024年3Q1,23518214.7148
2024年4Q1,306158
2025年2Q2,45738215.5319
2025年4Q2,66638314.4319
2026年2Q2,56139815.5333
2026年4Q2,80546016.4369
2027年1Q1,35722616.7182

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,445億円から5,366億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は16.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
山口県周南市の株式会社シマヤを子会社化(現 連結子会社)。神戸工場を関西工場に移転新設。ブラジルサンパウロ市にマルチャン・ド・ブラジルを設立(現 連結子会社)。群馬県館林市に総合研究所を移転新設。神戸物流センターを新設。石狩新港物流センターを新設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、ユタカフーズ株式会社が東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行。茨城県坂東市の不二つくばフーズ株式会社(現 つくばフーズ株式会社)を子会社化(現 連結子会社)。新東物産株式会社を吸収合併存続会社、株式会社東京商社を吸収合併消滅会社とする連結子会社間の吸収合併。
2013年3月3,445320173
2014年3月3,722322227
2015年3月3,813266169
2016年3月3,833295184
2017年3月3,827311208
2018年3月3,888286184
2019年3月4,011262184
2020年3月4,160314234
2021年3月3,408387291
2022年3月3,615318224
2023年3月4,358437331
2024年3月4,890749557
2025年3月5,12376585214.9638
2026年3月5,36685894116.0702

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高5,366億円のうち、営業利益として残るのは858億円16.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は702億円、売上の13.1%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.3%3,716億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.8%792億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.0%858億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.9pt
16.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.9pt
13.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.6pt
13.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが852億円、投資CFが−450億円で、差し引きのフリーCFは402億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は357億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月334−200−46134513
2014年3月294−285−629474
2015年3月326−400−90−74337
2016年3月333−327−596275
2017年3月336−308−6828232
2018年3月294−204−6590254
2019年3月310−274−6236233
2020年3月477−185−89292434
2021年3月478−500−86−22328
2022年3月333−273−9660294
2023年3月420−252−96168376
2024年3月705−537−127168421
2025年3月799−404−435395394
2026年3月852−450−438402357

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は6,429億円。このうち返さなくてよい自己資本が5,439億円で、自己資本比率は82.6%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,7492,09265772.3
2014年3月3,0882,36971972.4
2015年3月3,3392,59974074.8
2016年3月3,4542,66279274.0
2017年3月3,6112,81879375.1
2018年3月3,7182,90980975.3
2019年3月3,9023,07782576.0
2020年3月4,0263,18084676.2
2021年3月4,2873,43385477.3
2022年3月4,5473,67187678.0
2023年3月4,9714,04892378.9
2024年3月5,7104,74596581.0
2025年3月5,9504,9361,01380.9
2026年3月6,4295,43999082.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
2,618億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4,618億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
198億円
在庫として抱えている分
負債合計
990億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率123社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り123社中71位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.9%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
16.0%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.6%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.7%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥10,565で、1年前と比べて+3.1%過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。

¥10,565-0.4%1ヶ月+5.5%1年+3.1%時価総額1.2兆円
過去52週の値幅
安値¥9,550高値¥12,405

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.8倍
PER (会社予想)15.6倍
PBR1.91倍
配当利回り2.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月下旬に11460円まで上昇しましたが、7月31日に10365円へ急落、その後は安値圏で推移し、直近は10660円です。25日線(10645円)付近に位置し、方向感に乏しいですが、75日線(10528円)は上回っています。年初来では5.7%の上昇に留まり、52週高値(12405円)からは約14%下の水準です。RSI59と中立圏で、出来高は減少傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PERは14.92倍で業界平均28.53倍を大幅に下回り、PBRは1.92倍と平均1.63倍を上回る。ROEは13.87%と高く、収益性は良好。配当利回りは2.07%と平均2.23%をやや下回るが、安定した水準。業績は増収増益で、予想PERは15.7倍とやや上昇見込み。割安ではあるが、PBRの高さと配当利回りの低さがやや懸念。総合的に割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.8倍28.6倍
PER (予想)15.6倍
PBR1.91倍1.63倍
ROE13.9%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

食品業界は原材料高や人口減少で市場が縮小する中、東洋水産は即席麺の安定した需要と海外展開で成長を模索している。強気派は、ブランド力と新商品開発で国内シェアを維持しつつ、海外市場の開拓が今後の成長を牽引すると見る。弱気派は、原材料コストの上昇が利益を圧迫するリスクや、国内市場の成熟による競争激化を懸念する。直近決算は増収増益で、営業利益率は15%と高い収益性を示しており、この好調が続くかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 海外市場の成長

    海外事業の拡大で売上高増加に貢献

  • 高い収益性

    営業利益率15%超で収益力が強い

  • ブランド力

    「マルちゃん」の知名度で新製品も受け入れられやすい

  • 営業利益が858億円と2期連続増益通年影響

    営業利益は765→858億円、営業利益率15.99%まで改善

  • 売上高が3期連続増加し5366億円通年影響

    売上高は4890→5123→5366億円と拡大

  • 純利益が702億円と過去最高通年影響

    純利益は557→638→702億円と増益基調が続く

  • ROE13.87%と高収益体質通年影響

    ROE13.87%は資本効率が高く、PBR1.93倍を下支えする

マイナスに働く材料7
  • 原材料高の影響

    コスト上昇が利益を圧迫する可能性

  • 国内市場の成熟

    人口減で即席麺需要が頭打ち

  • 競争激化

    他社の新製品攻勢でシェア維持が課題

  • 予想PER15.8倍と来期減益観測決算発表後影響

    予想PERが現行14.99倍を上回り、来期の利益伸び悩みが示唆される

  • 配当利回り2.06%と低位継続影響

    配当利回り2.06%は低く、株主還元の面から魅力度が限定的

  • 外国人持ち株比率41.26%と高依存継続影響

    外国人保有が41.26%と高く、海外勢の売りが株価変動を増幅しやすい

  • 高水準営業利益率15.99%の反動リスク継続影響

    営業利益率15.99%は高水準で、悪化した際の下方修正インパクトが大きい

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
成長エンジンの海外事業の寄与度を見る
即席麺のシェア
国内での競争力を測る
営業利益率
収益体質の維持を確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり220で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.08%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥220
1株あたり
配当利回り
2.08%
いまの株価に対して
配当性向
42.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6044.9
2018年3月600.050.1
2019年3月7016.763.6
2020年3月8014.355.7
2021年3月800.051.8
2022年3月9012.545.1
2023年3月10011.148.3
2024年3月17070.050.1
2025年3月20017.641.5
2026年3月22010.042.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥220

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,935人。区分でいちばん多いのは外国法人41.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人42.342.039.442.341.541.3
金融機関26.526.729.727.326.025.3
個人・その他16.716.316.015.818.019.6
事業法人12.812.812.812.712.512.2
自己株式7.87.87.87.810.112.2
証券会社1.72.32.12.02.01.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)11.80
02㈱日本カストディ銀行(信託口)6.74
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行)4.89
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行)3.29
05一般財団法人東洋水産財団2.74
06MSCO CUSTOMER SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレー MUFG証券㈱)1.86
07㈱三井住友銀行1.59
08NHGGP CO-INVESTMENT A L.P. (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)1.53
09㈱榎本武平商店1.50
10HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM (常任代理人 香港上海銀行)1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+322%、1株純資産は14期で+180%。直近期のROEは13.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1691,9459.217.031.1
2014年3月2222,18910.815.537.3
2015年3月1652,4457.125.650.7
2016年3月1802,5017.322.554.7
2017年3月2042,6557.920.344.9
2018年3月1802,7416.722.950.1
2019年3月1812,9056.423.463.6
2020年3月2293,0037.822.855.7
2021年3月2853,2469.116.351.8
2022年3月2193,4756.519.945.1
2023年3月3243,8408.917.148.3
2024年3月5454,52713.017.450.1
2025年3月6364,83013.513.841.5
2026年3月7135,45413.915.442.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額457百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
堤殷代表取締役 会長81
住本憲隆代表取締役 社長60
沖斉専務取締役67
真喜屋理恵子常務取締役 総合研究所長 品質保証部長(注)165
望月正久常務取締役65
松本千代子取締役69
山﨑美明取締役 物流部長62
島崎康子取締役(注)258
谷地弘安取締役(注)357
矢澤健一取締役(注)377
千野勇取締役(注)369
小林哲也取締役(注)367
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
及川雅晴常勤監査役71
高橋清常勤監査役71
樋口哲朗監査役(注)464
遠藤輝好監査役(注)456
牛嶋勉76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)112887836633
社外取締役540408
監査役2323216
社外監査役2191910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,383字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社23社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社4社及び関連会社3社により構成されております。 当社グループの事業内容及び当社の関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、以下の6部門はセグメント情報における報告セグメントの区分と同一であります。 (1) 水産食品事業 国内及び海外における水産食品の仕入・加工・販売を行っております。 国内においては、当社、連結子会社6社(新東物産㈱他)、非連結子会社1社(ヤイズ新東㈱)及び関連会社1社(ヒガシマルインターナショナル㈱)が仕入・加工・販売を行っております。 海外においては、米国の連結子会社1社(パックマル,INC.)が仕入を行っております。 (2) 海外即席麺事業 主として米国・メキシコを中心とした米州における即席麺(カップ麺、袋麺)の製造・販売を行っております。 連結子会社1社(マルチャン,INC.)及び非連結子会社1社(マルちゃん味の素インド社)が製造・販売するほか、連結子会社2社(マルチャンバージニア,INC.他)が製造、連結子会社3社(マルチャン デ メヒコ,S.A. de C.V.他)が販売しております。 (3) 国内即席麺事業 国内における即席麺(カップ麺、袋麺、ワンタン)の製造・販売を行っております。 当社が製造・販売するほか、国内連結子会社7社(㈱酒悦他)が製造しております。 (4) 低温食品事業 主として国内における低温食品(蒸し焼そば、生ラーメン、茹でうどん、冷凍麺、業務用調理品等)の製造・販売を行っております。 国内においては、当社及び連結子会社1社(ユタカフーズ㈱)が製造・販売するほか、連結子会社4社(甲府東洋㈱他)及び関連会社1社(㈱高岡屋)が製造しております。 海外においては、関連会社1社(味の素東洋フローズンヌードル社)が製造・販売を行っております。 (5) 加工食品事業 国内における加工食品(無菌包装米飯、レトルト米飯、スープ、だしの素、ねり製品等)の製造・販売を行っております。 当社、持分法適用関連会社1社(仙波糖化工業㈱)及び関連会社1社(ヒガシマルインターナショナル㈱)が製造・販売するほか、連結子会社6社(フクシマフーズ㈱他)が製造しております。 (6) 冷蔵事業 国内において、当社及び連結子会社5社(埼北東洋㈱他)が主として得意先から寄託された貨物の冷蔵・冷凍保管を行っております。 (7) その他 主として弁当・惣菜事業を営んでおります。 当社、連結子会社5社(㈱フレッシュダイナー他)及び非連結子会社2社(東和エステート㈱他)により構成されております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)1 水産食品事業の仕入・販売は、グループ会社相互間においても行っております。 2 冷蔵事業を営んでいる会社の倉庫には、グループ会社の水産食品事業等の貨物も保管されております。 3 連結子会社のユタカフーズ㈱は、東京証券取引所のスタンダード市場及び名古屋証券取引所のメイン市場に上場しております。 4 持分法適用関連会社の仙波糖化工業㈱は、東京証券取引所のスタンダード市場に上場しております。
経営方針・対処すべき課題2,677字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、顧客第一主義のもと「お客様により良い商品、サービスを提供することにより喜びと満足のある生活に貢献する」ことを経営理念としております。「安全でおいしい商品」、「確実なサービス」をお客様にお届けし、お客様から支持されることによって信頼される企業グループを目指しております。そしてこれらにより利益ある成長を目指して企業価値を高めることが、社会、株主、従業員等すべてのステークホルダーの利益増大につながると認識しております。 また、当社グループは2023年~2025年3月期3ヵ年中期経営計画(以下「前3ヵ年中期経営計画」という。)の成果と課題を踏まえて、2025年5月12日に2026年~2028年3月期3ヵ年中期経営計画(以下「3ヵ年中期経営計画」という。)を発表いたしました。 (2) 経営環境 当社グループが3ヵ年中期経営計画の策定にあたり、認識している経営環境は次のとおりであります。 ① 内部環境認識 ・コストアップへの対応 ・為替変動リスク ・外部環境の大きな変化への対応もあり、設備投資実行における遅延の発生 ・株主還元強化の対応 ② 外部環境認識 ・世界的なインフレ傾向の継続 ・為替変動リスク ・人手不足 ・地球温暖化等の異常気象 ・地政学的リスク ・物流への課題 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは前3ヵ年中期経営計画における環境整理と振り返りを行いました。その結果、認識している3ヵ年中期経営計画の課題は次のとおりであります。 ・将来への投資と株主還元の両立 ・リスク低減と新たな成長機会獲得 (4) 経営基本戦略等 3ヵ年中期経営計画の基本戦略として、「継続と継承」と「変革と進化」を掲げ、「企業価値を向上させることでステークホルダーを笑顔にしたい」というありたい姿を実現するため、より積極的な取組を行ってまいります。 ①継続と継承 前3ヵ年中期経営計画の基本方針を継続し、やり残した課題を解決してまいります。 (新たなる食文化・食生活の創造、海外展開の深化、経営基盤の強化、社会課題・環境への対応) ②変革と進化 「ありたい姿」の実現に向けて、変革すべきものを変革し、「企業価値向上」を目指してまいります。 (新たな事業領域の拡大、海外展開のエリア拡大、成長投資・稼ぐ力向上、サステナビリティ経営) (5) 3ヵ年中期経営計画での取組等 当社グループはステークホルダーから信頼され、必要とされる企業を目指すため、「顧客市場」と「資本市場」という2つの市場における価値向上を積極的に図ってまいります。 ①顧客市場での価値向上 各事業での強みとグループの総合力を発揮し、売上・利益の財務価値とブランド等の非財務価値の向上を目指 してまいります。 また、将来への投資を積極的に行い、各事業における持続的な成長を目指してまいります。なお、3ヵ年中期 経営計画期間中に約130,000百万円以上の設備投資を計画しております。主な設備投資の内容は次のとおりであります。 1.成長投資 (海外即席麺事業)カリフォルニア工場の拡張 (海外即席麺事業)メキシコ工場の新設 (加工食品事業) フリーズドライ工場の拡張 2.効率化投資 (国内即席麺事業)具材設備の整備 (国内即席麺事業)即席麺工場の再編 (低温食品事業) 冷凍食品の強化 (低温食品事業) 生麺工場の再編 3.その他 (冷蔵事業) 自然冷媒への切替 (各事業共通) 基幹システムの更新 (各事業共通) 更新投資 ②資本市場での価値向上 「資本コストや株価を意識した経営の実現」への対応を推進してまいります。 また、資本市場での価値向上における方針は次のとおりであります。 ・ROE15%を将来的な目標に設定 現状において当社の株主資本コストは6~8%と認識しております。株主資本コストを上回るROEを継続しつつ、将来的にはROE15%を目指してまいります。 ・財務戦略による資本効率の向上 総還元性向70%を目途とし、連結配当性向30%超の配当と自己株式の取得を継続してまいります。 ・株主資本コストの低減 業績変動リスクの低減(期中平均レートの採用)やガバナンスの強化により、株主資本コストの低減を図ってまいります。 (6) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 ①顧客市場での価値向上 当社グループの経営上の目標である「顧客市場での価値向上」の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益であります。 3ヵ年中期経営計画の最終年度である2028年3月期において、売上高600,000百万円、営業利益82,000百万円を目指しております。 セグメント別の売上高及び営業利益の目標は次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(百万円)   営業利益(百万円) 水産食品事業   32,000   1,000 海外即席麺事業   298,000   60,000 国内即席麺事業   113,500   10,800 低温食品事業   65,000   7,400 加工食品事業   26,500   1,000 冷蔵事業   25,500   2,500 その他   39,500   900 調整額   -   △1,600 合計   600,000   82,000 ②資本市場での価値向上 当社グループの経営上の目標である「資本市場での価値向上」の達成状況を判断するための客観的な指標は、ROE、総還元性向及び連結配当性向であります。 3ヵ年中期経営計画の最終年度である2028年3月期において、ROE10%以上、総還元性向70%目途及び連結配当性向30%超を目指しております。 ROE   10%以上 総還元性向   70%目途 連結配当性向   30%超 (7) 3ヵ年中期経営計画の達成状況 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載のとおりであります。
事業等のリスク3,843字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下「経営成績等」という。)に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 短期・中期の視点から経営戦略・経営成績等に影響を与える可能性のある重要なリスク ① 経済状況 当社グループは、加工食品を中心とした食品製造販売業を営んでおります。そのため、家畜伝染病、残留農薬問題等の食品に係る諸問題の発生が、輸入量の減少、仕入価格の高騰、消費の低迷等を引き起こし売上高等に影響を与える可能性があります。当社グループは消費者の不信を取り除き、安心して購入していただけるようにISOの認証取得及び製品情報管理システムの構築等を積極的に推進するとともに、より一層の原材料等の管理体制の強化を図っておりますが、自然又は人為的な諸問題により影響を受ける可能性があります。 また、食品業界全体が、依然として商品単価の変動が続き、販売競争がますます厳しくなっております。このような厳しい販売競争に対応するために、当社グループは、生産・物流体制の再構築を進め、より一層のコスト削減並びに積極的な営業活動を推進しておりますが、所得の伸び悩み等から消費者心理の低迷等消費動向に影響を受ける可能性があります。 ② 為替レートの変動 当社グループは、米州に連結子会社があり、特に米国のマルチャン,INC.及びメキシコのマルチャン デ メヒコ,S.A. de C.V.は連結売上高に占める割合が10%を超える重要な連結子会社であります。また、水産食品事業においては海外の連結子会社をはじめ輸出入取引を行っております。 このような中、輸出入取引においては為替レートの変動によるリスクをヘッジすることを目的として、為替予約等を行い為替の変動による影響を最小限にしております。しかしながら、予測を超えて急激に為替レートが変動した場合には当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは連結財務諸表作成のため在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算しております。なお、在外子会社の重要性が増してきたため、一時的な為替相場の変動による損益等への影響を緩和し、在外子会社の業績をより適切に連結財務諸表に反映させることを目的として、在外子会社等の収益及び費用について、期中平均相場により円貨に換算する方法を採用しておりますが、期初に想定した為替レートに対する変動が当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ③ 市場環境 当社グループの事業の中心となっている国内即席麺事業等において、特に即席麺類の分野では業界全体で年間何百種類という新商品が発売されており、商品サイクルが非常に短い状況となっております。このような状況下で、当社グループにおいても消費者の健康志向の高まり等消費者ニーズにあった商品開発に注力しております。 当社グループが業界や消費者ニーズの変化を十分に予測できず、消費者に受け入れられる魅力ある新商品の開発ができない場合には、将来の成長と収益性を低下させる可能性があります。 ④ 販売価格 当社グループの国内即席麺事業等においては、末端の小売価格の変動に伴い、当社グループの卸売価格が影響を受けることがあります。また、各分野におけるシェアの確保等販売競争の厳しさが増す中で、値引リベート、特売費等の販売促進費が増加し、収益を圧迫する要因となっております。既存競合先間の提携等により市場におけるシェアが大きく変動するようなことが起これば、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。なお、原材料価格や動力費等の上昇を補うため、価格改定を行うことがあり、その反動として販売数量が減少する可能性があります。 当社グループの水産食品事業は、漁獲量等により市場価格が変動し、これが販売価格にも影響を与え、これにより当社グループの収益に影響を与える可能性があります。また、国内即席麺事業等の一部の原材料(小麦粉等)や加工食品事業に含まれる米飯事業の米価も同様に収穫高等による市場価格の変動の影響を受け、これが製造コストに影響し、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑤ 製品事故 当社グループは、ISOの認証取得、製品情報管理システムの構築、トレサビリティ管理等安全な食品作りに積極的に取り組んでおりますが、原材料の腐敗や農薬等の問題、製造工程での異物の混入、アレルゲン問題、流通段階での破袋等によるカビの発生等、製品事故が発生する可能性があります。当社グループにおいてもこれらの製品事故を未然に防ぐための設備の充実、管理体制の強化等を図っておりますが、製品事故が発生する可能性があります。そのため製造物責任賠償保険等にも加入しております。 万が一製造物責任賠償につながるような大規模な製品事故が発生した場合には、製品回収等多額のコストの発生や当社グループの評価に影響を与え、それによる売上高の減少等当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑥ 天候及び自然災害等の影響 当社グループの販売する製品には猛暑、冷夏、暖冬等の天候により売上高に影響を受けるものがあります。また、製造拠点における大規模な地震や台風等の自然災害により生産設備に損害を被った場合、並びに、それらに起因する電力供給量の低下等のインフラ使用制限等の影響を受けた場合、操業中断による製造能力低下に伴う売上高の減少、設備の修復費用の増加等により当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑦ 情報システム 当社グループでは適切なシステム管理体制をとっております。当社グループではコンピュータウイルス対策や情報管理の徹底を進めておりますが、予測不能のウイルスの侵入、情報システムへの不正アクセス及び運用上のトラブル等により情報システムに障害が発生する可能性があります。その場合、顧客対応に支障をきたし、それに伴う費用発生等により当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 (2) 中期・長期の視点から経営戦略・経営成績等に影響を与える可能性のあるリスク ① 製品の海外での委託製造 当社グループの水産食品及び冷凍食品類の一部の製品において、海外の会社に製造を委託し、製品を仕入れております。その際に各製造委託会社が所在する国により、食品衛生等に関する法的基準の相違、食品衛生に対する意識の違いから、日本における食品衛生等の法的基準に適合しない農薬等の薬品使用等による製品事故が発生する可能性があります。また、当社グループにおいてもこれらを未然に防ぐために日本の基準の教育・指導の徹底、現地での立会い及び製品検査等の強化を図っておりますが、製品事故が発生する可能性があります。 日本の食品衛生等に関する法的基準に適合しない製品が発生した場合には、製品回収及び廃棄処理等の多額の費用の発生や当社グループの評価に影響を与え、それによる将来の売上高減少等当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ② 公的規制 当社グループは各事業活動において食品衛生、食品規格、通商、独占禁止、特許、消費者、租税、環境、リサイクル関連等の法規制の適用を受けており、当社グループはこれらの規制を遵守しております。不測の事態でこれらの規制を遵守することが出来なかった場合、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ③ 世界的なインフレ傾向の継続 当社グループは各事業活動において原材料費や人件費等、多くのコストが生じております。昨今の世界的なインフレ傾向が継続するとこれらコストの増大を招く可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ④ 人手不足 当社グループの各事業活動の継続には人的資本が必要不可欠であります。長期的に労働人口の減少が続く中、 事業の継続に必要な人手を確保出来なかった場合、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑤ 物流課題 当社グループの各事業活動の継続には安定した物流網が必要不可欠であります。2024年問題等に代表される物流危機等の影響で事業の継続に必要な安定した物流網の構築が出来なかった場合、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑥ 地政学的リスク 当社グループの各事業活動の継続には原材料等の安定的な調達を含む供給網の確保が必要不可欠であります。中東地域をはじめとする国際情勢の不安定化や地政学的リスクの高まり等により、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。今後、これらの情勢が長期化した場合、原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱等が生じる可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,591字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかに回復する状況にありました。先行きにつきましては、雇用・所 得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されますが、中東情勢やアメリ カの政策動向及び金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。 このような状況の中、当社グループは「Smiles for All.すべては、笑顔のために。」という企業スローガンの 下で「食を通じて社会に貢献する」「お客様に安全で安心な食品とサービスを提供する」ことを責務と考え取り組 むとともに、厳しい販売競争に対応するため、より一層のコスト削減並びに積極的な営業活動を推進してまいりま した。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は536,636百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は85,799百万円(前年同期比12.1%増)、経常利益は94,050百万円(前年同期比10.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は70,188百万円(前年同期比9.9%増)となりました。 なお、当連結会計年度の為替換算レート(期中平均レート)は、150.78円/米ドル(前連結会計年度は、152.58 円/米ドル)であります。 また、当連結会計年度より、在外子会社等の収益及び費用は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算する 方法から、期中平均相場により円貨に換算する方法に変更したため、遡及適用後の数値で前年同期比較を行ってお ります。(会計方針の変更の詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (会計方針の変更)」をご覧ください。) セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ① 水産食品事業 水産食品事業は、積極的な営業活動により外食向け商品を中心に販売数量が伸長いたしました。その結果、売上高は32,738百万円(前年同期比7.9%増)、セグメント利益は、販売数量の伸長に加え、価格改定を実施した一部の商品の利益率が改善したことや、利益率の高い商品の構成比が高まったこと等により1,467百万円(前年同期比71.6%増)となりました。 ② 海外即席麺事業 海外即席麺事業は、米国では25年7月に価格改定を実施いたしました。価格改定後も節約志向が継続する中、新商品の投入やマーケティング活動等の販売促進提案に努めたこと及び価格改定効果により増収となりました。メキシコでは25年4月に実施した価格改定後もカップ麺、袋麺ともに好調に推移いたしました。その結果、売上高は248,153百万円(前年同期比6.1%増)、セグメント利益は、包材の紙カップ化や輸入原材料の高騰による原材料費等の増加を価格改定等でカバーし、63,607百万円(前年同期比14.6%増)となりました。 ③ 国内即席麺事業 国内即席麺事業は、主力商品の「赤いきつねうどん」、発売45周年の「緑のたぬき天そば」をはじめとした和風カップ麺シリーズ全体が好調に推移したほか、25年3月に定番商品化した「マルちゃん焼そば」が上乗せとなり、増収となりました。袋麺では「マルちゃん正麺」シリーズが堅調に推移し、増収となりました。その結果、売上高は104,423百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は、売上の拡大や、広告宣伝費等の減少により10,468百万円(前年同期比6.6%増)となりました。 ④ 低温食品事業 低温食品事業は、生麺では発売50周年の「マルちゃん焼そば3人前」シリーズがキャンペーンやイベント等の販売促進に加え、期間限定品の発売により伸長いたしました。その他、「玉うどん3食入」シリーズも節約志向等の需要拡大を受け、増収となりました。冷凍食品では冷凍調理品や冷凍野菜関連商品は25年4月に、冷凍麺は25年6月に価格改定を実施いたしました。主力商品の冷凍麺では引き続き産業給食や外食・行楽関係へ向けた販売強化に努めております。その結果、売上高は61,543百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は、減価償却費や運送費等の増加はあったものの、売上の拡大等により8,093百万円(前年同期比0.6%増)となりました。 ⑤ 加工食品事業 加工食品事業は、米飯商品では時短・簡便といったニーズの高まりと米価の高騰を背景に、パックごはんの利用機会が拡大する中、25年6月と26年2月に価格改定を実施いたしました。主力商品の「あったかごはん」を中心に「玄米ごはん」等の需要喚起に努めたこと、及び価格改定効果により増収となりました。その他、フリーズドライ商品等も堅調に推移し、増収となりました。その結果、売上高は23,378百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント損失は、売上の拡大等の効果はあったものの、原材料費や減価償却費等の増加により441百万円(前年同期はセグメント利益27百万円)となりました。 ⑥ 冷蔵事業 冷蔵事業は、在庫水準が年間を通じて高水準で推移したことに加え、活発な荷動きにより入出庫の取扱量が増加し、入出庫料収入も堅調に推移いたしました。また、運送料収入が需要の拡大による取扱量の増加により増収となり、保管料収入を中心に前期を上回りました。その結果、売上高は26,318百万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は、物価上昇等の影響による人件費や補修費等の増加はあったものの、売上が堅調に推移したことにより2,822百万円(前年同期比24.1%増)となりました。 ⑦ その他 その他は、主に弁当・惣菜事業であります。売上高は40,080百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は943百万円(前年同期比15.8%増)となりました。 また、当連結会計年度における経営成績の状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 為替変動の影響 前連結会計年度からの為替レートの変動により、当連結会計年度の売上高は2,962百万円の減少、営業利益は647百万円の減少と試算されます。ただし、この試算は、当連結会計年度の外貨建の売上高、売上原価、販売費及び一般管理費を前連結会計年度の期中平均相場により円貨に換算して算出したものであり、為替変動に対応した販売価格の変更の影響は考慮されておりません。 ② 売上高 連結売上高は、前連結会計年度に比べ4.8%増収の536,636百万円となりました。これは主に、海外即席麺事業が増収となったことによるものであります。 ③ 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、原材料価格及び仕入価格が上昇してきたことにより、前連結会計年度に比べ3.4%増加し、371,626百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、広告宣伝費が増加したこと等から前連結会計年度に比べ3.6%増加し、79,209百万円となりました。 ④ 営業利益 営業利益は、上記のとおり、主に海外即席麺事業が増収となった結果、前連結会計年度に比べ12.1%増益の85,799百万円となりました。 ⑤ 営業外損益 営業外収益は、受取利息が減少したこと等から前連結会計年度に比べ4.0%減少し、8,710百万円となりました。 営業外費用は、雑損失が増加したこと等から前連結会計年度に比べ10.1%増加し、460百万円となりました。 ⑥ 特別損益 特別利益は、固定資産売却益が増加したこと等から前連結会計年度に比べ22.6%増加し、874百万円となりました。 特別損失は、関係会社株式評価損がなくなったこと等から前連結会計年度に比べ15.1%減少し、657百万円となりました。 ⑦ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ9.9%増益の70,188百万円となりました。 これにより、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の636.18円に対し、当連結会計年度は713.27円となりました。 (2) 財政状態の状況 当社グループの当連結会計年度末における総資産は642,877百万円で、前連結会計年度末に比べ47,899百万円(8.1%)増加しました。 当連結会計年度末における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 流動資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べ10,920百万円(3.0%)増加し、377,642百万円となりました。これは主に、現金及び預金が4,313百万円、原材料及び貯蔵品が4,704百万円増加したことによるものであります。 ② 固定資産 固定資産は、前連結会計年度末に比べ36,978百万円(16.2%)増加し、265,235百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が13,123百万円、建設仮勘定が8,764百万円及び投資有価証券が7,306百万円増加したことによるものであります。 ③ 流動負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べ989百万円(1.3%)減少し、72,310百万円となりました。これは主に、未払法人税等が2,190百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が2,724百万円、その他が1,221百万円減少したことによるものであります。 ④ 固定負債 固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,394百万円(5.0%)減少し、26,639百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が4,453百万円増加しましたが、退職給付に係る負債が5,897百万円減少したことによるものであります。 ⑤ 純資産 純資産は、前連結会計年度末に比べ50,282百万円(10.2%)増加し、543,927百万円となりました。これは主に、自己株式の取得に伴う自己株式の増加により23,502百万円減少しましたが、利益剰余金が50,333百万円、為替換算調整勘定が13,872百万円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ3,694百万円減少し、35,687百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ5,294百万円増加し、85,161百万円となりました。これは主に、仕入債務の減少により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益が増加したことによるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ4,669百万円増加し、45,034百万円となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入が増加しましたが、有価証券の売却及び償還による収入が減少、定期預金の預入による支出、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ225百万円増加し、43,761百万円となりました。これは主に、短期借入れによる収入が増加しましたが、短期借入金の返済による支出が増加したことによるものであります。 (4) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 水産食品事業   13,256   108.0 海外即席麺事業   196,738   102.8 国内即席麺事業   119,234   101.1 低温食品事業   62,288   106.1 加工食品事業   31,980   102.3 その他   39,426   107.9 合計   462,926   103.3 (注)1 金額は、販売価格によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) その他   32,043   104.8   -   - 合計   32,043   104.8   -   - (注)1 当社製品は主として見込生産によって製造されております。 2 受注生産を行っている主な連結子会社は、㈱フレッシュダイナー、ミツワデイリー㈱、㈱シマヤであります。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 水産食品事業   32,738   107.9 海外即席麺事業   248,153   106.1 国内即席麺事業   104,423   101.3 低温食品事業   61,543   102.9 加工食品事業   23,378   105.5 冷蔵事業   26,318   103.8 その他   40,080   106.6 合計   536,636   104.8 (注)1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) 三井物産㈱   129,034   25.2   132,279   24.6 Walmart Inc.   51,313   10.0   57,526   10.7 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標を売上高、営業利益としており、3ヵ年中期経営計画の最終年度である2028年3月期において、売上高600,000百万円、営業利益82,000百万円を目指しております。 3ヵ年中期経営計画の1年目である2026年3月期の達成状況は次のとおりであります。 売上高は計画比1,636百万円増の536,636百万円、営業利益は計画比5,799百万円増の85,799百万円となりました。売上高、営業利益ともに海外即席麺事業が牽引し、過去最高の売上高、営業利益を達成いたしました。 また、3ヵ年中期経営計画の当連結会計年度における達成状況をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 ① 売上高 セグメントの名称   2026年3月期計画(百万円)   2026年3月期実績(百万円)   2026年3月期計画比(百万円) 水産食品事業   31,000   32,738   1,738 海外即席麺事業   247,300   248,153   853 国内即席麺事業   106,000   104,423   △1,576 低温食品事業   61,400   61,543   143 加工食品事業   24,600   23,378   △1,221 冷蔵事業   26,000   26,318   318 その他   38,700   40,080   1,380 合計   535,000   536,636   1,636 ② 営業利益 セグメントの名称   2026年3月期計画(百万円)   2026年3月期実績(百万円)   2026年3月期計画比(百万円) 水産食品事業   1,200   1,467   267 海外即席麺事業   58,100   63,607   5,507 国内即席麺事業   10,000   10,468   468 低温食品事業   8,100   8,093   △6 加工食品事業   100   △441   △541 冷蔵事業   2,700   2,822   122 その他   900   943   43 調整額   △1,100   △1,161   △61 合計   80,000   85,799   5,799 (2) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「1.経営成績等の状況の概要 (3) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、3ヵ年中期経営計画において、より積極的な投資と株主還元を両立し、現預金の水準は増やさない方針で進めることとしております。3ヵ年合計で約130,000百万円以上の設備投資と総還元性向70%を目途とした株主還元を予定しており、その所要資金については、3ヵ年合計で250,000百万円を計画している営業キャッシュ・フロー等の自己資金を充当する予定であります。 なお、主要な設備投資と株主還元の詳細は次のとおりであります。 ① 主要な設備投資 1.成長投資 (海外即席麺事業)カリフォルニア工場の拡張 (海外即席麺事業)メキシコ工場の新設 (加工食品事業) フリーズドライ工場の拡張 2.効率化投資 (国内即席麺事業)具材設備の整備 (国内即席麺事業)即席麺工場の再編 (低温食品事業) 冷凍食品の強化 (低温食品事業) 生麺工場の再編 3.その他 (冷蔵事業) 自然冷媒への切替 (各事業共通) 基幹システムの更新 (各事業共通) 更新投資 ② 株主還元 1.連結配当性向30%超による配当 2.自己株式の取得 (3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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