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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

日清食品ホールディングス

NISSIN FOODS HOLDINGS CO.,LTD.2897 · Prime · 食料品

即席めんのグローバルリーダー。チキンラーメン・カップヌードルで知られる。

概要

日清食品ホールディングスは、「チキンラーメン」と「カップヌードル」で知られる即席麺世界最大手の持株会社である。1948年に設立され、世界初の即席麺を発明した企業として強いブランド力を持つ。国内即席麺市場でトップシェアを占め、海外売上高比率も拡大中。2025年度の連結売上収益は7881億円、従業員数は約1万8000人。袋麺・カップ麺のほか、冷凍食品・シリアルなども展開し、総合食品企業グループを形成している。

即席麺の国内事業が収益の柱

国内即席麺事業は、日清食品株式会社が担当し、袋麺とカップ麺の両方を手がける。主要ブランドには「チキンラーメン」「カップヌードル」「どん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」があり、いずれも業界トップクラスのシェアを誇る。2025年度の日清食品の売上収益は2419億円で、グループ全体の約31%を占める。カップ麺類が成長を牽引し、特に「カップヌードル」群が好調。袋麺類も「チキンラーメン」「出前一丁」が堅調である。原材料高や物流費上昇の影響で減益傾向にあるが、依然としてグループ最大の利益源である。

海外で成長する即席麺事業

海外即席麺事業は、北米、アジア、欧州などの現地子会社を通じて製造・販売を展開する。1970年に米国にニッシンフーズを設立したのが始まりで、その後香港、中国、ロシアなどに進出。海外売上高比率は年々拡大しており、2025年度のグループ売上収益の約4割が海外由来と推定される。主要ブランドは「カップヌードル」の現地仕様や、北米向け袋麺「TOP RAMEN」がある。2025年度は即席麺の世界総需要が過去最高となる中、同社はグローバルで需要を取り込み成長を続けている。為替変動の影響を受けやすいが、現地生産・現地販売の体制を強化している。

持株会社体制でグループを統括

2008年10月に持株会社制へ移行し、日清食品ホールディングス株式会社がグループ全体を統括する。傘下には即席麺の中核である日清食品株式会社のほか、明星食品株式会社(2006年資本参加)、低温・飲料事業を担う日清食品チルド株式会社や日清食品冷凍株式会社、さらに日清シスコ株式会社(シリアル)、日清ヨーク株式会社などがある。グループは「ブランディングコーポレーション」を目指し、各カテゴリーでNo.1ブランドを育成する戦略をとる。連結従業員数は約1万8000人、2025年度の連結売上収益は7881億円、親会社帰属当期利益は454億円。

「完全メシ」と新規事業への挑戦

同社は2030年に向けた「中長期成長戦略2030」の下、新規事業の推進に取り組んでいる。その代表例が「完全メシ」ブランドである。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に基づき、ビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素をバランスよく配合した即席麺やカップメシを展開。2025年度にはパンやジェラートにまでカテゴリーを拡大し、米国や欧州でも「KANZEN MEAL」として販売を開始した。また、環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも進めている。これらの新規事業はまだ利益貢献は小さいが、将来の成長エンジンとして位置づけられている。

業界の中での役割は即席めんメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,881億円
営業利益
623億円
営業利益率
7.9%
純利益
454億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2018/3
事業売上構成比利益利益率
即席めん及び 付随する事業4,395億円85.1%
その他の事業769億円14.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01即席めん(国内)主力

チキンラーメン、カップヌードル等の即席めんを製造販売。国内市場でトップシェア。

即席めん発祥の企業

主な製品・サービス4
チキンラーメン
世界初の即席めん。油揚げ麺と鶏ガラスープ。
カップヌードル
世界初のカップ麺。カップ容器入り即席めん。
どん兵衛
和風だしのカップうどん・そば。
日清焼そばU.F.O.
ソース味のカップ焼そば。

02即席めん(海外)主力

北米、アジア、欧州等で現地子会社による即席めんの製造販売及び技術援助を展開。海外売上比率が高い。

主な製品・サービス2
カップヌードル(海外仕様)
現地の嗜好に合わせたフレーバーのカップ麺。
TOP RAMEN
北米向けの袋麺ブランド。

03その他食品準主力

シリアル、冷凍食品、スープ等のインスタント食品周辺事業。物流業も展開。

製品と技術

世界初の即席麺「チキンラーメン」

「チキンラーメン」は、1958年8月に同社が開発した世界初の即席麺である。油揚げ麺と鶏ガラスープの組み合わせで、熱湯を注いで3分で食べられる画期的な製品だった。開発者・安藤百福は「瞬間油熱乾燥法」を考案し、麺を油で揚げて乾燥させることで保存性と調理の簡便さを実現。発売以来、長年にわたり愛され続けるロングセラー製品となり、日本における即席麺文化の原点となった。現在も袋麺の代表ブランドとして日清食品の国内事業を支える。同社のブランド力の源泉であり、カップヌードルと並ぶ二大看板商品である。

世界初のカップ麺「カップヌードル」

「カップヌードル」は、1971年9月に発売された世界初のカップ麺である。発泡スチロール製のカップ容器に乾燥麺とスープ・具材を入れ、熱湯を注ぐだけで調理可能。従来の袋麺とは異なり、容器がそのまま食器となるため、どこでも手軽に食べられる点が支持された。発売以来、国内累計販売数は100億食を超え(1995年達成)、全世界では累計200億食を突破(2003年)。現在では世界中のさまざまな現地フレーバーが展開され、同社のグローバル戦略の核となっている。日本国内では「カップヌードル」シリーズの年間売上が1000億円を達成(2018年)するなど、極めて収益力の高い製品である。

「完全メシ」:栄養とおいしさの融合

「完全メシ」ブランドは、2020年に立ち上げられた同社の新たな挑戦である。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」に基づき、ビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素をバランスよく配合。さらに、脂質・炭水化物・たんぱく質の三大栄養素と必須脂肪酸も適切な量を摂取できる。味については、栄養素特有の苦みやエグみを抑え、普段の食事と変わらないおいしさを実現した点が特徴。製品ラインはカップメシやカップ麺の常温品に加え、冷凍食品、パン、ジェラートなど多岐にわたる。2025年度からは米国や欧州でも「KANZEN MEAL」として販売を開始し、世界的なヘルシー志向に応えるブランドとして育成中である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 即席めん(国内)即席めん発祥の企業

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

食料品大手として国内市場で強固な地位

同社は食料品セクターのトップ企業で、売上高7,000億円超と圧倒的な規模を誇る。日清製粉グループや昭和産業などと競合しつつ、即席麺や冷凍食品などで高いシェアを有する。営業利益率は9%と安定しており、原料高の影響を受けながらも収益を確保。国内の人口減少に歯止めがかからない中、海外展開や高付加価値商品の強化が今後の課題となる。

強み

  • 即席麺などで国内首位を維持し、競合他社に差をつける。
  • 高い認知度と信頼性で、消費者の支持を獲得。
  • 即席麺、冷凍食品、健康食品など幅広く展開。
  • 営業利益率9%と、食品業界で安定した収益を確保。

課題

  • 人口減少で市場縮小が避けられず、成長に限界。
  • 小麦や原油などの高騰が、収益を圧迫するリスク。
  • 世界市場では東南アジアなど地場企業との競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が日清食品ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17550ゼンショーホールディングス2.0兆円41.6倍
22801キッコーマン1.8兆円27.8倍
32587サントリービバレッジ&フード1.4兆円15.8倍
42269明治ホールディングス1.3兆円34.9倍
52875東洋水産1.2兆円14.8倍
62897日清食品ホールディングス9,011億円19.4倍
72267ヤクルト本社8,855億円19.1倍
82212山崎製パン8,402億円17.9倍
93197すかいらーくホールディングス7,644億円40.2倍
102809キユーピー6,782億円26.4倍
112579コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス6,697億円35.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

魚介加工品から即席麺へ転換した1948〜1958年

1948年9月、魚介類の加工・販売などを目的に株式会社中交総社(資本金500万円)が大阪・泉大津市で設立された。翌1949年にはサンシー殖産株式会社に商号変更し、本店を大阪市北区に移転。この当時は即席麺とは無縁の事業であった。転機は1958年8月、創業者・安藤百福が世界初の即席麺「チキンラーメン」を開発したことである。瞬間油熱乾燥法による油揚げ麺は画期的で、同年12月に商号を日清食品株式会社に変更し、即席麺事業に本格参入する。1959年には大阪府高槻市に工場を完成させ、本店も移転。わずか1年で会社の事業の軸が即席麺に切り替わった。

カップ麺の開発と国内生産体制の拡充(1971〜1975年)

1971年9月、同社は世界初のカップ麺「カップヌードル」を発売。従来の袋麺とは異なり、発泡スチロールのカップに湯を注ぐだけで食べられる画期的な製品で、大ヒット商品となる。生産を担う関東工場が1971年10月に茨城県取手市で完成し、以降も需要に応えて生産拠点を拡大。1973年には滋賀工場と総合研究所を開設、1975年には下関工場が完成し、全国的な供給体制を整えた。同時期に海外にも進出。1970年には米国にニッシンフーズを設立し、海外現地生産の第一歩を踏み出した。1973年には米国ダートインダストリーズ社との合弁で日清食品パックスも設立。国内と海外の両面で事業基盤を固めた時期である。

海外とM&Aで事業領域を拡大した1984〜2000年

1984年、香港に日清食品有限公司を設立し、中国市場への本格進出の準備を開始。1989年には香港の永南食品有限公司に資本参加、1994年には中国本土初の生産拠点が珠海で操業を始める。1990年代には国内でもM&Aを積極化。1990年にヨーク本社(現・日清ヨーク)、1991年に四国日清食品、1992年に日清シスコを相次いでグループ化し、即席麺以外の食品事業へ多角化した。1995年には「カップヌードル」の国内累計販売が100億食を突破。1996年には静岡工場が完成。1999年には大阪池田に「インスタントラーメン発明記念館」を開設し、ブランドの歴史を発信する施設も整えた。この時期に年間売上高は2000億円を超え、グループの規模が大きく拡大した。

持株会社制移行とグローバルブランド確立(2008〜2018年)

2008年10月、日清食品は持株会社制に移行し、商号を日清食品ホールディングス株式会社に変更。同時に日清食品株式会社(事業会社)、日清食品チルド、日清食品冷凍、日清食品ビジネスサポートの4社を新設分割により設立した。これによりグループ経営と事業運営を分離し、効率的な経営体制を構築。2009年にはロシアの即席麺メーカー持株会社に資本参加し、新興国市場への布石を打つ。2014年には新研究所「the WAVE」を竣工、研究開発を強化。2016年には英国Premier Foods社と提携。2017年には香港子会社・日清食品有限公司を香港証券取引所に上場させ、資金調達力を高めた。2018年には連結売上高5000億円、時価総額1兆円を達成し、グローバルブランドとしての地位を確立した。

中長期成長戦略と新ブランド育成の現在(2018年以降)

2018年以降、同社は「中長期成長戦略2030」を掲げ、既存事業のキャッシュ創出力強化と新規事業の推進を両輪とする成長を目指す。2020年には「完全メシ」ブランドを立ち上げ、栄養バランスを追求した新カテゴリーを開拓。2025年度にはパンやジェラートに展開を広げ、海外でも「KANZEN MEAL」として販売を開始した。一方で、国内では2025年に「日清辛ミョン」シリーズを発売し、新たなブランド投入も継続。2025年度の連結売上収益は7881億円に達したが、原材料高や物流費上昇により営業利益は623億円と減益。グループは引き続き、カップ麺を中心としたグローバル需要の取り込みと、新事業による収益源の多様化を進めている。

年表45件を開く

1940年代

  • 1948年9月創業魚介類の加工及び販売、紡績その他繊維工業、洋品雑貨の販売、図書の出版及び販売を目的として株式会社中交総社(資本金500万円)を設立、本店を泉大津市汐見町に置く。
  • 1949年9月商号変更サンシー殖産株式会社に商号変更、本店を大阪市北区に移転。

1950年代

  • 1958年8月瞬間油熱乾燥法の即席袋めん(「チキンラーメン」)を開発する。
  • 1958年12月商号変更本店を大阪市中央区に移転、日清食品株式会社に商号変更。
  • 1959年12月大阪府高槻市に工場完成、同時に本店を移転。

1960年代

  • 1963年10月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1964年10月即席めんの生産工場として横浜市戸塚区に横浜工場完成。

1970年代

  • 1970年7月創業米国カリフォルニア州ガーデナ市にニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.を設立。(注1)
  • 1971年9月カップめん(「カップヌードル」)を発売開始。
  • 1971年10月カップめんの生産工場として茨城県取手市に関東工場完成。
  • 1972年3月創業岡山県瀬戸内市に日清エフ・ディ食品株式会社を設立。(注1)
  • 1972年8月東京、大阪各証券取引所市場第一部に指定。
  • 1973年2月滋賀県栗東市に米国ダートインダストリーズ社と合弁で日清ダート株式会社(現、日清食品パックス株式会社)を設立。(注1)
  • 1973年6月本店を大阪市北区に移転。
  • 1973年9月カップめんの生産工場として滋賀県栗東市に滋賀工場完成及び総合研究所(食品総合研究所)開設。
  • 1975年8月カップめんの生産工場として山口県下関市に下関工場完成。
  • 1977年4月本社ビル完成に伴い、本店を現在地の大阪市淀川区に移転。

1980年代

  • 1980年3月年間売上高1,000億円達成。(注2)
  • 1984年10月創業香港タイポー地区に日清食品有限公司を設立。(注1)
  • 1988年3月東京都新宿区に東京本社ビル完成、東京支社を東京本社と改称。
  • 1988年10月滋賀県草津市に中央研究所(食品総合研究所及び食品安全研究所)完成。
  • 1989年3月ベアトリースフーズCo.,(HK)Ltd.(現、永南食品有限公司)に資本参加。(注1)

1990年代

  • 1990年7月株式会社ヨーク本社(現、日清ヨーク株式会社)に資本参加。(注1)
  • 1991年1月ピギー食品株式会社(現、四国日清食品株式会社)に資本参加。(注1)
  • 1991年2月シスコ株式会社(現、日清シスコ株式会社)に資本参加。(注1)
  • 1993年3月年間売上高2,000億円達成。(注2)
  • 1994年12月中国内の第一号の生産基地として、珠海市金海岸永南食品有限公司が操業開始。(注1)
  • 1995年11月「カップヌードル」国内販売累計100億食達成。
  • 1996年10月めんの総合工場として静岡県焼津市に静岡工場完成。
  • 1999年11月大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」(現、「カップヌードルミュージアム 大阪池田」)オープン。

2000年代

  • 2001年3月年間連結売上高3,000億円達成。(注2)
  • 2002年6月食品の安全性に関する研究業務や環境対策を行う機能を持つ食品安全研究所を新設。
  • 2003年8月「カップヌードル」全世界販売累計200億食達成。
  • 2005年5月創業上海市閔行区に日清(上海)食品安全研究開発有限公司を設立。
  • 2006年12月明星食品株式会社に資本参加。(注1)
  • 2008年6月M&A株式会社ニッキーフーズを完全子会社化。(注1)
  • 2008年10月創業持株会社制へ移行。日清食品ホールディングス株式会社に商号を変更。日清食品株式会社(注1)、日清食品チルド株式会社(注1)、日清食品冷凍株式会社(注1)、日清食品ビジネスサポート株式会社を、新設分割設立。
  • 2009年1月ロシア即席めんメーカーの持株会社アングルサイド Ltd.(現、マルベンフードホールディングス Ltd.)に資本参加。

2010年代

  • 2011年9月横浜みなとみらいに「カップヌードルミュージアム 横浜」(正式名称:安藤百福発明記念館 横浜)オープン。
  • 2014年2月ぼんち株式会社に資本参加。(注1)
  • 2014年3月新研究所「the WAVE」竣工。
  • 2014年3月年間連結売上高4,000億円達成。(注2)
  • 2016年4月Premier Foods plcとRelationship Agreementを締結。
  • 2017年12月上場日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場。
  • 2018年3月年間連結売上高5,000億円達成。(注2)日清食品関西工場稼働開始。「カップヌードル」国内年間売上1,000億円達成。(注3)日清食品ホールディングス時価総額1兆円達成。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    食文化創造集団の理念追求

    創業者の4つの精神に基づき、常に新しい食の文化を創造し続ける「食文化創造集団」となり、環境・社会課題を解決しながら持続的成長を果たすことで、グループ理念「EARTH FOOD CREATOR」の体現を目指す。

  2. 02

    ブランディングコーポレーション構想

    総合食品企業グループとして、各カテゴリーでNo.1ブランドを創造・育成し、その集合体として形成される「ブランディングコーポレーション」を実現することで、企業価値と株主共同の利益の確保・向上に努める。

  3. 03

    中長期成長戦略2030の推進

    2030年に向けた中長期成長戦略に基づき、成長戦略テーマとして①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組む。

  4. 04

    完全メシのブランド拡大

    栄養バランスを追求した「完全メシ」ブランドを、常温品や冷凍食品に加え、社員食堂や小売惣菜、他社コラボ、海外展開など多様な形で広げ、2025年からはパンやジェラート、米国・欧州での本格展開も開始し、100億円ブランドへの成長を目指す。

  5. 05

    環境戦略の推進

    環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けたさまざまな取り組みを進めている。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で17,988人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は843万円で、9期前と比べて+6.6%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は8.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月11,710
2018年3月12,102
2019年3月79040.111.812,539
2020年3月78740.011.712,983
2021年3月80040.411.814,467
2022年3月78240.311.414,633
2023年3月79040.511.215,227
2024年3月77240.010.216,509
2025年3月88139.69.317,512425
2026年3月84339.58.717,988346

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社76(国内 31 / 海外 45、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
日清食品 — 日清食品㈱ 関西工場(滋賀県栗東市)615億円
米州地域 — ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc. (米国 カリフォ ルニア州ガーデナ 市 他)520億円
中国地域 — 日清食品有限公司(中国・香港 タイポー地区 他)450億円
米州地域 — ニッシンフーズ ブラジルLtda. (ブラジル サンパウロ州サンパウロ市 他)438億円
菓子事業 — ㈱湖池屋(東京都板橋区 他)301億円
日清食品及び 低温・飲料事業 — 同 静岡工場(静岡県焼津市)195億円
その他 — ニッシンフーズ Kft. (ハンガリー ケ チュケメット市)166億円
米州地域 — ニッシンフーズメキシコ S.A.de C.V. (メキシコ メキシコ州レルマ市 他)152億円
低温・飲料事業 — 日清ヨーク㈱(東京都中央区 他)129億円
東京本社 — 東京都新宿区128億円
その他
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日清食品株式会社(注2、4)
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    札幌日清食品株式会社
    北海道千歳市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日清食品パックス株式会社
    滋賀県栗東市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日清エフ・ディ食品株式会社
    岡山県瀬戸内市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    香川日清食品株式会社
    香川県三豊市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日清エンタープライズ株式会社
    大阪府摂津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    味日本株式会社(注1)
    広島市南区 · 連結子会社
    議決権49.4%
  • 国内
    日清食品ダイレクトマーケティング株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明星食品株式会社(注2)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ユニ・スター
    埼玉県比企郡 嵐山町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東日本明星株式会社
    埼玉県比企郡 嵐山町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日清食品チルド株式会社
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社64社を開く
  • 埼玉日清食品株式会社埼玉県羽生市100%
  • 相模フレッシュ株式会社神奈川県綾瀬市100%
  • 日清食品冷凍株式会社大阪市淀川区100%
  • 四国日清食品株式会社香川県三豊市100%
  • 高松日清食品株式会社香川県高松市100%
  • 三重日清食品株式会社三重県名張市100%
  • 株式会社サークルライナーズ香川県綾歌郡 綾川町100%
  • 株式会社ニッキーフーズ大阪市淀川区100%
  • 日清シスコ株式会社(注2)堺市堺区100%
  • 日清ヨーク株式会社東京都中央区100%
  • ぼんち株式会社大阪市淀川区92%
  • 株式会社湖池屋(注1、5)東京都板橋区45%
  • 株式会社セリア・ロイル福岡県朝倉市68%
  • Koikeya Vietnam Co., Ltd. (注1)ベトナム ドンナイ省45%
  • KOIKEYA (THAILAND) Co., Ltd. (注1)タイ バンコク市45%
  • 台湾湖池屋股份有限公司(注1)台湾 台北市23%
  • KOIKEYA AMERICA INC.(注1)米国 カリフォルニア州 エルセグンド市45%
  • 日清食品アセットマネジメント株式会社東京都新宿区100%
  • 宇治開発興業株式会社京都府宇治市100%
  • 日清ネットコム株式会社大阪市淀川区100%
  • KANZEN MEAL (U.S.A.),INC.米国 デラウェア州 ニューキャッスル郡100%
  • ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.(注2、4)米国 カリフォルニア州 ガーデナ市100%
  • 明星U.S.A.,Inc.米国 カリフォルニア州 チノ市100%
  • NISSIN FOODS AMERICAS, INC.米国 デラウェア州 ニューキャッスル郡100%
  • ニッシンフーズメキシコ S.A.de C.V.(注2)メキシコ メキシコ州 レルマ市100%
  • ニッシンテクノロジーアリメントスブラジルLtda.(注2)ブラジル サンパウロ市100%
  • ニッシンフーズブラジルLtda. (注2)ブラジル サンパウロ市100%
  • 日清食品有限公司(注2)中国・香港 タイポー地区72%
  • 永南食品有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • 日清食品(香港)管理有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • 日清食品(中国)投資有限公司(注2)中国上海市72%
  • 廣東順徳日清食品有限公司中国広東省佛山市72%
  • 東莞満寿美包装有限公司中国広東省東莞市72%
  • 日清湖池屋(中国・香港)有限公司中国・香港 タイポー地区63%
  • 福建日清食品有限公司(注2)中国福建省厦門市72%
  • 珠海市金海岸永南食品有限公司中国広東省珠海市72%
  • 浙江日清食品有限公司(注2)中国浙江省平湖市72%
  • 日清食品(香港)有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • MC Marketing & Sales (Hong Kong) LTD.中国・香港 九龍72%
  • Kagome Nissin Foods (H.K.) Co., Ltd.中国・香港 タイポー地区50%
  • 珠海日清包装有限公司中国広東省珠海市72%
  • 日清食品香港有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • 上海東峰貿易有限公司中国上海市72%
  • 野菜谷控股有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • 明豊包装化工有限公司中国・香港 タイポー地区72%
  • 台湾日清食品股份有限公司台湾 台北市72%
  • ニッシンフーズベトナム CO.,LTD.(注2)ベトナム ビンドゥオン市81%
  • GAEMI FOOD CO.LTD.韓国 京畿道72%
  • ABC PASTRY HOLDINGS PTY LTDオーストラリア ニューサウスウェールズ州72%
  • AUSTRALIA NISSIN FOODS PTY. LTD.オーストラリア ニューサウスウェールズ州86%
  • ニッシンフーズシンガポール PTE.LTD.(注2)シンガポール ベノイ100%
  • インドニッシンフーズ PRIVATE LTD.(注2)インド バンガロール市100%
  • ニッシンフーズタイランド CO.,LTD.タイ パトムタニ市100%
  • ニッシンフーズアジア CO.,LTD.(注2)タイ バンコク市100%
  • PT NISSIN FOODS INDONESIA (注2)インドネシア ブカシ市100%
  • NISSIN FOODS (CAMBODIA) Co.,LTD.カンボジア プノンペン都100%
  • NISSIN FOODS MALAYSIA SDN BHDマレーシア クアラルンプール100%
  • ニッシンフーズKft.(注2)ハンガリー ケチュケメット市100%
  • ニッシンフーズGmbHドイツ フランクフルト市100%
  • ニッシンユルドゥズグダサナイ ベティジャーレットA.S. (注1)トルコ サカルヤ50%
  • NISSIN FOODS TURKEY GIDA ANONIM SIRKETI(注2)トルコ サカルヤ100%
  • マルベンフード ホールディングスLtd.キプロス共和国34%
  • ニッシン-ユニバーサルロビナCORP.フィリピン ケソン市49%
  • Premier Foods plc英国 ハートフォードシャー州 セント・オールバンズ市25%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム産業廃水からの革新膜による有機資源回収
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-08
    250万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,881億円営業利益623億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.5%、利益が-16.3%。

売上高
+1.5%
7,881億円
営業利益
-16.3%
623億円
純利益
-17.5%
454億円
営業利益率
7.9%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高8,600億円7,881億円
営業利益678億円623億円
純利益468億円454億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,947億円、営業利益は180億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は−13.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,67799
2024年1Q1,66520912.6140
2024年2Q1,83924013.1180
2024年3Q1,98523711.9171
2024年4Q1,84051
2025年2Q3,78141711.0291
2025年4Q3,9853278.2259
2026年2Q3,7323188.5226
2026年4Q4,1493057.4228
2027年1Q1,9471809.2133

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,828億円から7,881億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は8期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3,828310189
2014年3月4,176348193
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2015年3月4,316330185
2016年3月4,681307269
日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場。
2017年3月4,957329236
2018年3月4,409372291
2019年3月4,510312194
2020年3月4,689427293
2021年3月5,061562408
2022年3月5,697492354
2023年3月6,692580448
2024年3月7,329769542
2025年3月7,7667447689.6550
2026年3月7,8816236517.9454

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7,881億円のうち、営業利益として残るのは623億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は454億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.9%5,190億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.7%2,183億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%623億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.6pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.8pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが804億円、投資CFが−727億円で、差し引きのフリーCFは77億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は983億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月320−313−1017640
2014年3月302−95−85207802
2015年3月304−48−802561,059
2016年3月362−458−30−96887
2017年3月332−298−26134667
2018年3月449−478−111−29496
2019年3月407−445131−38571
2020年3月575−404−101171602
2021年3月727−265−190462903
2022年3月529−35−4444941,020
2023年3月648−321−477327874
2024年3月941−619−263322967
2025年3月571−767−6−196730
2026年3月804−72711077983

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は9,812億円。このうち返さなくてよい自己資本が5,172億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4,4613,1501,31168.7
2014年3月4,7953,4231,37269.4
2015年3月5,1273,6991,42870.6
2016年3月5,5313,7171,81465.1
2017年3月4,9113,0041,90761.2
2018年3月5,2873,2981,98962.4
2019年3月5,5763,2682,30858.6
2020年3月5,7663,2802,48656.9
2021年3月6,6353,8402,79557.9
2022年3月6,8344,0772,75759.6
2023年3月7,0844,3042,78060.8
2024年3月8,1244,9323,19260.7
2025年3月8,4854,7553,36656.0
2026年3月9,8125,1724,21452.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
983億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,856億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4,214億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率123社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中78位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.7%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.5%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,028で、1年前と比べて+8.9%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥3,028+0.2%1ヶ月+2.0%1年+8.9%時価総額9,011億円
過去52週の値幅
安値¥2,527高値¥3,354

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.4倍
PBR1.65倍
配当利回り2.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に3086円と前日比+2.97%上昇し、7月下旬から上昇基調が鮮明です。25日移動平均線(2941.62円)を+4.9%上回り、75日線(2794.79円)に対しても+10.4%と乖離が拡大しています。52週高値3354円に接近する一方、信用倍率が開示されていないため需給動向は不明瞭ですが、出来高は直近で100万株台から135万株に増加傾向にあり、買い意欲の強さがうかがえます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER19.76倍は同業平均28.64倍を下回りますが、PBR1.68倍は平均1.63倍とほぼ同等で、ROE9.1%は平均水準をやや下回ります。配当利回り2.27%は平均2.22%をわずかに上回る程度。業績は減益傾向で、営業利益率も低下しており、バリュエーションは割安感はあるものの、成長性を考慮すると妥当圏内です。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.4倍28.6倍
PBR1.65倍1.63倍
ROE9.1%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、海外事業の成長戦略と国内市場の成熟化への対応である。強気派は、海外特にアジアでの即席麺需要の拡大と、高級路線や健康志向商品の投入による国内での単価向上を評価する。実際、海外売上高比率は拡大を続け、2026年3月期の売上高・営業利益は増収増益が見込まれる。一方、弱気派は、原材料価格の高騰や円安によるコスト増が収益を圧迫する点、また競争激化によるシェア低下リスクを指摘する。さらに、2026年3月期の営業利益率は前期比で低下する見通しであり、伸び悩みが懸念される。

プラスに働く材料7
  • 海外で需要拡大

    海外即席麺市場は成長が続き、新興国での中間層拡大が追い風。

  • ブランド力で値上げ可能

    主力製品のブランド力により、原材料高でも価格転嫁が進む。

  • 新製品で単価向上

    高価格帯のカップ麺や健康志向商品の投入が平均単価を押し上げる。

  • 海外即席麺市場の拡大で増収継続継続影響

    売上高は3期連続増加の7,881億円。海外需要が成長を牽引する。

  • 原材料高の一巡で営業利益率回復2026年下期影響

    2026年3月期の営業利益率7.91%は前期比1.67ポイント低下、反動増の余地。

  • 価格改定効果で売上高増加通年影響

    売上高は前期比115億円増の7,881億円。価格改定が収益を押し上げ。

  • 増配と自己株買いによる株主還元次回株主総会影響

    配当利回り2.38%、純利益454億円。還元強化で下支え期待。

マイナスに働く材料7
  • コスト高が収益圧迫

    原材料価格や物流費の上昇が続き、営業利益率は低下傾向。

  • 国内市場が頭打ち

    人口減少で国内即席麺市場は飽和気味で、数量は伸び悩む。

  • 競争激化

    海外メーカーやプライベートブランドとの競争が激しく、シェア維持が困難。

  • 営業利益が前期比16%減の623億円通年影響

    2026年3月期営業利益は623億円と前期744億円から減少し、収益力悪化。

  • 小麦・油脂価格の高止まりリスク不定影響

    売上高は増加するも営業利益が減少、原材料高が利益を圧迫。

  • 競合との価格競争で販促費増継続影響

    営業利益率7.91%は前期の9.58%から低下しており、競争激化が要因。

  • ROE9.1%と資本効率の低さ通年影響

    PBR1.6倍は市場平均並みだが、ROE9.1%は低位で改善が課題。

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
海外成長の主力であり、伸び率が業績を左右する。
国内即席麺シェア
国内市場での競争力を示し、ブランド力の維持を確認する。
原材料コスト率
小麦粉や油脂などの高騰が利益率に直結するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.31%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.31%
いまの株価に対して
配当性向
29.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2841.6
2018年3月305.957.4
2019年3月3722.2873.7
2020年3月370.066.1
2021年3月409.192.8
2022年3月438.354.8
2023年3月477.786.5
2024年3月6742.9143.7
2025年3月705.0143.4
2026年3月700.029.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ175,831人。区分でいちばん多いのは事業法人29.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.6%を占め、残る44.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人34.633.832.230.731.029.7
個人・その他17.617.416.218.323.328.5
金融機関27.428.427.825.928.725.9
外国法人18.919.122.823.415.515.1
自己株式1.41.71.41.42.83.4
証券会社1.51.31.01.71.40.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)9.21
02公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団7.97
03三菱商事株式会社5.55
04伊藤忠商事株式会社5.44
05株式会社安藤インターナショナル3.98
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.77
07株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.70
08日清共栄会1.65
09全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.61
10株式会社三菱UFJ銀行1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−8%、1株純資産は14期で−35%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1712,7826.425.678.7
2014年3月1753,0196.026.674.0
2015年3月1683,2825.335.299.9
2016年3月2463,3337.421.5104.4
2017年3月2212,8866.727.941.6
2018年3月2803,1679.226.457.4
2019年3月1863,1375.940.9873.7
2020年3月941,0509.032.066.1
2021年3月1311,22911.520.992.8
2022年3月1151,3278.924.954.8
2023年3月1471,41610.727.586.5
2024年3月1781,62211.723.6143.7
2025年3月1841,61811.416.6143.4
2026年3月1571,8029.119.129.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額1,029百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約26倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安藤宏基代表取締役 社長 CEO (グループ最高経営責任者)78371,771
安藤徳隆代表取締役 副社長 COO (グループ最高執行責任者)49120,477
田中充取締役 CDO (グループ食品総合研究 責任者)66113,446
小林健取締役7734,349
岡藤正広取締役7646,360
水野正人取締役(独立役員)8319,297
櫻庭英悦取締役(独立役員)704,725
小笠原由佳取締役(独立役員)503,644
山口慶子取締役(独立役員)512,152
島本久美子取締役(独立役員)571,690
澤井政彦監査役(常勤)6810,843
橋本明博監査役(常勤)(独立役員)66375
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
道あゆみ監査役(独立役員)60
杉浦哲郎72
石井敬太取締役65
伊地知稔彦監査役(常勤)6510,177

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4507163215885221
社外取締役1112712712
監査役1171717

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容281字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、持株会社制を採っており、即席めんを主とするインスタント食品の製造及び販売を中核として、その他食品事業、物流業等の周辺事業への展開を図っております。海外においても、現地子会社及び関連会社による即席めん等の製造・販売やこれら現地法人に対する技術援助などにより業域を拡大しております。 以上についての概要図は次のとおりであります。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
経営方針・対処すべき課題1,664字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業者が掲げた「食足世平」「食創為世」「美健賢食」「食為聖職」の4つの精神をもとに、常に新しい食の文化を創造し続ける「食文化創造集団」となり、環境・社会課題を解決しながら持続的成長を果たすことによって、グループ理念である「EARTH FOOD CREATOR」の体現を目指してまいります。 また、総合食品企業グループとして、各カテゴリーの中で常にNo.1ブランドを創造・育成していき、No.1ブランドの集合体として形成される「ブランディングコーポレーション」の実現を目指し、より一層、ゆるぎない経営基盤を築きながら、企業価値及び株主共同の利益の確保・向上に努めてまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題等 当連結会計年度における世界経済は、世界秩序が大きな転換点を迎える中、地政学リスクのさらなる高まりに伴うマクロ環境の変化やエネルギー価格の高騰により、不安定な状況が継続しました。国内においては、雇用・所得環境の改善や設備投資の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、円安・金利上昇の進行等に伴う物価上昇や先行きへの不安感から、個人消費は低調に推移しました。 かかる環境下、即席めん業界においては、引き続き相対的な価格の手頃感や利便性が評価され、付加価値の高いカップめんを中心にグローバルで需要が伸長し、世界総需要は過去最高となりました。 こうした中で、当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」で掲げたビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。 ① これからの利益成長への考え方 ② 中期的な経営課題 ③ “日清らしさ・強み”に立脚した取り組み ④ 「完全メシ」は、100億円ブランドへと成長 ・「完全メシ」とは 「完全メシ」は、厚生労働省で策定されている「日本人の食事摂取基準」で設定されたビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素とおいしさの完全なバランスを追求したブランドです。当社の最新フードテクノロジーを駆使することでたんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸もバランスよく整え、さらに栄養素独特の苦みやエグみを抑えることで、普段の食事と変わらないおいしさを実現しています。 ・ブランド認知とビジネス展開の加速 「完全メシ」は、カップメシやカップめんなどの常温品・冷凍食品にとどまらず、社員食堂での提供、小売店のお惣菜弁当、他メーカー様とのコラボ商品など、多様な形で展開しています。2025年度には新たにパンやジェラートまでカテゴリーを広げることができました。加えて同年度より、米国や欧州でも「KANZEN MEAL」として本格展開を開始しています。今後もより多くのシーンで「完全メシ」をお届けし、認知拡大とビジネスの加速を図ってまいります。 ⑤ EARTH FOOD CHALLENGE 2030 日清食品グループ環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指したさまざまな取り組みを進めています。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しております。
事業等のリスク9,201字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1) リスクの定義及び管理体制 当社グループ(以下「当社」という。)では、リスクを組織の収益や損益に影響を与える不確実性と定義しています。リスクにはプラス影響とマイナス影響の両面があり、環境変化の中で組織が行う事業・投資により発生するプラス・マイナス影響は機会、インシデントが与えるマイナス影響はリスクと区分しております。機会については、投融資委員会、経営会議、取締役会で判断され、リスクについては「総合リスク対策委員会」で管理されます。 当社では、代表取締役副社長・COOを委員長とする「総合リスク対策委員会」を設置し、「日清食品グループリスク管理規程」に基づき、日清食品グループに係る種々のリスクの予防・発見・管理及び対応を行っております。特に、商品事故、BCP(事業継続計画)、コンプライアンス、情報セキュリティをグループの重点リスクと位置付け、「委員会」を設置し対応を行っております。 環境や人権などに関する重要なリスクについては、代表取締役社長・CEOが委員長を務める「サステナビリティ委員会」でも継続的にモニタリングしております。同委員会の傘下に設置したテーマ別ワーキンググループでは、気候変動や生物多様性などのサステナビリティに関連するリスクについて議論・モニタリングし、「総合リスク対策委員会」と連携することで、グループ全体の重要リスク管理プロセスの中でもモニタリングを行い、企業価値の毀損防止に努めています。環境面などで重大事故が発生した場合には、マニュアルに従って直ちに対応し、事態の収拾・解決にあたります。 リスク管理体制においては、3ラインモデルを確立し管理・運用しております。第1線は、各事業部門(国内外関連会社含む)で、各事業部門が所管するリスクオーナーとしてコントロールを行っております。第2線は、総合リスク対策委員会をはじめとする間接部門で、第1線のリスク管理状況をモニタリングし、必要な支援・助言・監督を行っております。そして、第3線は、グローバル監査部で、組織上独立性を有し、客観的にリスク管理状況を監査し、助言を行っております。 (2) 総合リスク対策委員会の具体的な活動 総合リスク対策委員会はリスクを一元的に俯瞰し、各主管部門のリスクを洗い出し、リスク事象を予防する仕組みの構築を指示しています。日清食品グループに甚大な影響を及ぼすリスク事象が発生した場合は「グループ重大事案対策本部」を設置し、速やかにリスク事象に対処し、再発防止の対策をたてます。また各年度に1度、事業会社社長及び各チーフオフィサーによる発生可能性・影響度のリスク評価報告、ならびに国際基準リスク評価フレームワークに基づき財務影響・波及性・保険カバー率を係数化し、経営影響度評価として各リスクを4段階のステージに分けて評価し、管理方針を定めて管理状況を取締役会に報告しています。なお、2025年度は、情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃)、原材料調達(グローバルサプライチェーン)、人財、企業イメージ毀損・風評(レピュテーション)の4つを重要リスク領域とし、全社視点で複雑化・連鎖するリスクを総合的にマネジメントしていく方針を定めています。 (3)2025年度日清食品グループリスクにおける経営影響度評価 ※経営影響度評価定義:リスク判断・対応の優先順位として想定的な評価 StageⅣ:最大の警戒感を持って対策強化が必要なレベル StageⅢ:影響度大の予兆。継続的対応が必要なレベル StageⅡ:平時における取組継続で充分なレベル ※総合係数定義 現在のリスク管理体制の限界を突破し、企業の存続を揺るがすトップリスクをあぶり出すための閾値にて算出 2025年度は、発生可能性・影響度評価に加え、国際基準リスク評価フレームワークに基づく総合係数にて算出した結果、情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃)、原材料調達(グローバルサプライチェーン)、人財、企業イメージ毀損・風評(レピュテーション)をトップ4リスク領域として特定しております。これらのリスクは、単一的に発生するのではなく、例えば、地政学リスク→サイバー攻撃→グローバルサプライチェーン分断→原材料高騰→レピュテーション低下のような連鎖シナリオに発展する可能性があり、全社的にリスクマネジメントが求められているステージとなっております。 (2025年度重要リスク領域への対応状況) ① 情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃) ・AIガイドライン/ポリシー整備 ・ランサムウェア攻撃への対策強化等 ・外部評価制度等を踏まえたサプライチェーン管理態勢の検討 ② 原材料調達(グローバルサプライチェーン) ・一極集中の回避対応として、複数調達国選定を重点施策として推進 ・サプライチェーンリスクマネジメント分科会の立上げ、リスク事象別対策強化 ・SCM関連システムダウン対応に関するシミュレーション訓練実施 ・国産農畜産物の調達(米・じゃがいも)への取組強化 ③ 人財 ・トップメッセージの全社発信 ・グローバル人財マネジメントの推進 ・次世代・グローバル人財育成メカニズムの構築 ・後継者育成計画の具現化 ④ 企業イメージ毀損・風評(レピュテーション) ・価値観の多様化への対応 ・消費者視点を軸に判断できる文化の定着 (2025年度新興リスク) 新興リスクとして注視すべき領域は「生成AI/AIエージェントリスク」で、AIガイドライン/ポリシー整備や、AIガバナンス体制の構築及び社員教育施策の実施を行うことで、AIリスクの低減を図っております。 ① リスクの源泉としてのAI ・生成AIによる偽情報・なりすましでのレピュテーション毀損 ・従業員のシャドーAI利用による情報漏えい ・AI生成コンテンツの著作権・人格権リスク ② リスク管理の手段としてのAI ・需要予測・市況予測へのAI活用によるSCMリスク低減 ・画像認識AIによる異物検査の高度化 ・AIを活用したサイバー脅威検知 ・契約書レビュー・法令モニタリングへのAI活用 (4) 投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 ① PL(製造物責任) 当社は、食品メーカーとして、お客様に安全・安心な食品を提供していくことを使命と考え、厳密な品質管理基準を設け生産を行っております。製造工場では、異物混入対策として社員への衛生管理の徹底や、高性能X線検査機導入によりアルミニウム片等の異物検査を強化しております。製品に使われる原材料の自動トレースができるよう、原材料情報を管理して、トレーサビリティ、品質管理カメラ、生体認証設備により、問題が発生した場合に原因を究明できる体制を整えております。 グローバル食品安全研究所を中心とした独自の品質保証体制を築き上げ、原材料の安全性及び各工場での品質管理体制の強化を図っております。研究所では、原材料に対して、農薬や動物用医薬品、重金属などの危害物質や放射性物質を分析するほか、遺伝子組み換え農産物やアレルギー物質のコンタミネーションの有無、最終製品の栄養成分などを確認しております。また、各工場の製造管理状態を「食品安全管理」「有害生物対策」「製造規範」「メンテナンス(機器の定期検査)」「清掃活動」の5カテゴリーで評価する日清食品 食品安全監査基準(NISFOS)に基づいて監査し、そこで抽出された課題に対する改善策を提案し、改善の実施を確認しております。 ② BCP(災害・事故) 当社は、国内外に多数の事業所や工場を有しており、当該地域における大規模な地震や台風などによる風水害、その他の自然災害の発生に対して、事業継続計画(BCP)を策定の上、BCP委員会を設置し、定期的な見直しをしております。近年の異常気象による災害の激甚化やグローバルな地政学的リスクの高まり、そして感染症による本社機能・工場操業・物流供給停止等となるリスクが高まっております。このようなリスクを可能な限り回避するため、当社は、BCPに従い、被害状況に応じて災害対策本部を速やかに立ち上げ、社員の生命を守りながら、食品企業の使命として商品供給を第一に考えて、生産・供給体制を維持できる体制をとっております。災害の多様化・複雑化を鑑み、当社ではオールハザード型BCPに基づき、サプライチェーン上の想定外のリスクを軽減するための訓練・演習を継続実施し、体制運用を定期的に確認し、改善を実施しております。 ③ コンプライアンス 当社は、世界の各拠点で事業を展開しており、その中で各国の法令や企業倫理等の社会的規範に抵触することで、刑事罰、行政処分、損害賠償責任等の法的責任の追及や、社会的制裁を受ける懸念があります。こうした事象が発生した場合、当社に対する信頼やブランド価値を低下させる可能性があります。これらのリスクに対して、常務執行役員・CSOを委員長とする「コンプライアンス委員会」を原則四半期に一度開催し、内部通報窓口への相談・通報の傾向や発生事例の共有、予防策ならびに再発防止策の検討等を実施しております。また、ガバナンス部を中心に組成するコンプライアンス委員会事務局及び各社・各部署に配置する「コンプライアンス推進責任者」が、実務者として諸課題・諸事案への対応にあたっております。 ④ 情報セキュリティ 当社は、生産、販売、管理等の情報をコンピュータを利用した情報システムにより管理しております。これらの情報システムの運用にあたっては、構成する機器の故障・不具合や、サイバー攻撃に対して、システム停止や外部への社内情報の漏えいが生じないよう万全の対策を講じております。また、クラウドサービスや外部委託先との連携が進む中、サプライチェーン全体に対するセキュリティリスクも重要視しております。しかしながら、当社の想定を超えた全世界的な大規模障害や、未知の技術による不正アクセスなどにより、システム障害や外部への社内情報の流出が発生した場合、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。このようなリスクを可能な限り回避するため、全社的なセキュリティ戦略を策定し、外部要因による情報漏えい防止対策やシステム復旧対策、有事におけるインシデント対応(CSIRTによるリスク事案対応)、平時における教育・啓発活動及び委託先セキュリティチェック等を実施しております。さらに、製造現場を含むOT領域との連携や、グローバル拠点のセキュリティ体制の統一にも取り組み、当社グループのITガバナンスを強化することにより、リスクの低減を図っております。 ⑤ 環境 当社は、気候変動やそれに起因する自然災害により、原材料価格の高騰、製造工場の被災、カーボンプライシング制度の導入や人々の行動様式の変容など、さまざまな影響を受ける可能性があります。そのため、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)提言に則ったシナリオ分析を進め、リスク及び機会となる要因について科学的根拠をもとに業績に及ぼす影響を引き続き分析・評価しており、将来の不確実性に応じた戦略立案を進めております。そのような中で、当社は2020年4月に2030年までの環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、気候変動に対する取り組みや資源の有効活用に関する目標を定めております。なかでも、CO2排出量の削減を重要課題と位置付けており、世界で議論されている「今後の平均気温の上昇を1.5℃に抑える」といった水準を意識した目標(スコープ1と2の合計排出量を2020年総量比42%削減、スコープ3では同25%削減。)を掲げております。さらに2021年2月、事業活動で使用する電力の再生可能エネルギー100%調達を目指す国際イニシアチブRE100(Renewable Energy 100%)に参画し、「2030年度までに国内外の事業活動で利用する電力の60%を再生可能エネルギーで調達する」「2050年度までに国内外の事業活動で利用する電力を100%再生可能エネルギーで調達する」ことを掲げ、国内外の製造工場を中心に電力の再生可能エネルギーへの切替えを進めており、規制対応リスクの軽減を図っております。 また、「日清食品グループ生物多様性方針」を策定し、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース:Taskforce on Nature-related Financial Disclosure)提言に基づき、自社の事業活動が生物多様性に与える影響を分析し、自然関連のリスクと機会の評価を実施しております。 ⑥ レピュテーション 日本国内においては、当社グループのマーケティング力と技術開発力によって、「チキンラーメン」「カップヌードル」をはじめとする主力製品が永年にわたりお客様に親しまれております。しかしながら、即席めん市場には毎年多くの新製品が投入されていることに加え、将来的に他社によって画期的な技術が生み出されたり、若年層を中心に価値観の変化が生じたりすることで、当社グループ製品のブランド価値が低下するおそれがあります。そのようなリスクを考慮し、当社グループは常に創造と革新を続け、消費者ニーズの変化に対応し、新たな顧客層を取り込むことで、ブランド価値の持続的な向上に努めております。 また、海外においては、「カップヌードル」のグローバルブランディング戦略を軸に、現地の市場環境や生活者の価値観を捉えたマーケティング活動を展開することで、ブランド価値を高めております。 一方で、ステークホルダーが世界的に広がり、レピュテーションリスクにつながる要因が複雑化するとともに、当社グループが応えるべき社会的期待や要請のレベルも高まっております。当社グループでは「日清食品グループ人権方針」や「日清食品グループ持続可能な調達方針」を策定し、食の安全、人権の尊重、地球環境の保全を重点課題として取り組んでおります。さらに、人的資本における国際的な情報開示のガイドライン「ISO 30414」の認証取得や、人的資本に関する取り組みをまとめた「Human Capital Report 2025」の発行など、人的資本経営の高度化を推進しております。 ⑦ 有価証券の公正価値下落 当社は、配当・キャピタルゲインの獲得以外に、経営戦略上、取引先との良好な関係を構築し、効率的・安定的な取引や業務提携等により事業の円滑な推進を図ることで中長期的な企業価値の向上を実現する観点から、必要と判断する株式などの有価証券を保有することがあります。当社が保有する有価証券は、将来の市況の悪化による公正価値下落や投資先の業績不振等により減損処理が必要となる場合があり、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。 ⑧ 財務会計 当社は、事業の用に供するさまざまな固定資産を有しております。それらの固定資産から生み出される将来の収益性によっては減損処理が必要となる可能性があり、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。このようなリスクを低減するために、投融資委員会において社内基準に基づき経済合理性を十分に吟味し、投資判断を行っている他、実行後も投資効果について継続的にモニタリングを実施しております。 また、主要な為替リスクとして為替相場の変動による外貨建て仕入値の高騰がありますが、為替予約をおこなうなど為替リスクを低減するための措置をとっております。さらに各海外地域において所在地国の通貨で作成された財務諸表は、連結財務諸表作成のために機能通貨である円に換算されており、為替相場の変動により当社の財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ コーポレート 国内においては、生産年齢人口の減少、労働市場の流動化、働き方や価値観の多様化等を背景に、当社グループの中長期成長戦略の遂行に必要な人財、とりわけグローバル事業を担う人財、専門性の高い人財、経営人財及び次世代リーダー人財の確保・育成・配置・定着の重要性が一層高まっております。これらの人財を十分に確保・育成できない場合や、後継者育成、グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化、国内事業組織・人財基盤の強化、組織力の向上及び社内環境整備が想定どおりに進まない場合には、当社グループの成長戦略の遂行、グローバル経営の推進及び国内事業の競争力強化に支障をきたし、当社グループの企業価値、財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。 このようなリスクに対し、当社グループは、創業者の「企業在人・成業在天」の考え方のもと、人財を企業価値の源泉と位置付け、企業戦略との連動性を一層高めるため、中期人財戦略を策定しております。当該戦略においては、①成長戦略を支える経営体制の整備、②グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化、③国内事業組織・人財基盤の更なる強化を3つの軸とし、これらを支える組織力の向上と社内環境整備を通じて、人財基盤の強化を進めております。具体的には、グローバル主要ポストを対象としたサクセッションの枠組み整備、指名・報酬諮問委員会等を通じた経営人財に関するガバナンス体制の整備、グローバルで一貫性のある人財マネジメント基盤の整備、国内グループ横断での採用・育成・配置の高度化、自律的なキャリア形成の支援、NISSIN ACADEMY等を通じた人財育成、Mission・Vision・Valueの浸透、DE&Iの推進及びWell-beingの向上に取り組んでまいります。 ⑩ SCM 当社製品の主要原材料は、小麦粉・パーム油などの農産物及び包材に使用する石油製品であり、その価格は市場の状況により変動いたします。これらの原産国で政情不安や国際紛争の発生、地球温暖化に伴う天候不順による農作物の不作など、原材料価格に影響を与える多くの要因があり、原材料価格が高騰した場合、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。これらの課題に対応するため、市況情報を常に把握し適切なタイミングで購入することや、原材料の産地や購買先を分散化することで価格高騰リスクを低減するなど、安定供給体制の強化に努めております。物流業界におけるドライバー人材不足、倉庫内作業者不足の問題など、今後は市場供給力が停滞するおそれがあります。これに対して、「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を行い、得意先のご協力のもとでのリードタイムの延長、パレットなどの活用、トラック予約受付システムの導入、荷主側の施設面の改善、物流の改善提案と協力などを行っております。また、複数企業との共同輸送や共同保管の取り組み、モーダルシフトの推進など、引き続き持続可能な物流体制にむけ活動してまいります。 ⑪ 特定の取引先への依存 当社は、製品の販売及び一部原材料の仕入において、特定の取引先に大きく依存しております。販売において、一部の会社につきましては特定の取引先に依存しておりますが、信用力の極めて高い大手取引先に取引を集中させることで、与信管理の省力化及び信用リスクの低減を図ることが可能なためであります。また、一部原材料の仕入についても特定の取引先に依存しているのは、これらの原材料を効率的に、かつ安定的に調達することが可能であるためであります。取引先に対する与信管理は適切に実施しているものの、これらの取引先の経営状態が悪化した場合は、当社は売掛金の回収が困難となることにより、また、原材料の供給が断たれた場合には生産活動が停止することにより、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。 ⑫ 海外カントリーリスク 当社は、海外においても、現地生産・現地販売を基本スタンスに即席めんをはじめとする食品を製造しております。これらの進出国において政情不安や国際紛争が発生した場合には従業員の安全を最優先に対応する方針であります。このほか、食品の安全性を脅かす事態や各国での法的規制により生産が困難になる場合、それらの子会社又は当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。これらの課題に対応するため、当社に専門性を有するプラットフォームを設置し、各海外現地法人のサポートに努める体制を構築しております。 ⑬ 人口動態 日本国内では、現在、少子高齢化が急速に進んでおり、当社の主たる購買層である若年ユーザー層の減少が続いており、即席めん市場は、近年の新型コロナウイルス感染症による需要増を除くと、長期的には横ばい傾向にあります。このような状況の中、当社では、シニア層・若年層・女性層など各ターゲット層に対応したきめ細かな製品開発により、新たな喫食機会や価値の創出を図り、顧客層の維持・拡大に努めております。一方で海外においては、若年層は増加しボリュームゾーンとなっているため積極的に若者へのアプローチを強化する製品開発・コミュニケーション活動を展開しております。このように国内と海外主要地域における様々な人口動態の変化に柔軟に対応しながら、グローバルでの顧客の継続的な拡大に取り組んでおります。 ⑭ 顧客ニーズの多様化 食における顧客ニーズの多様化が進む中、オーバーカロリーによる肥満や生活習慣病などの健康の問題が世界中で拡大しております。さらには、間違ったダイエット方法などによる隠れ栄養失調、シニアの食欲低下に伴う栄養摂取不足などによるフレイル等、新たな社会課題も発生しております。 当社は、即席めん事業で培った独自のフードテクノロジーを駆使することで「見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素のバランスを整えた食」を開発し、事業展開しております。この新規事業を中長期成長戦略の3つの成長戦略テーマの一つに掲げ、新たなビジネスモデルの創造を推進していくことで、社会課題の解決に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)11,655字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、世界秩序が大きな転換点を迎える中、地政学リスクのさらなる高まりに伴うマクロ環境の変化やエネルギー価格の高騰により、不安定な状況が継続しました。国内においては、雇用・所得環境の改善や設備投資の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、円安・金利上昇の進行等に伴う物価上昇や先行きへの不安感から、個人消費は低調に推移しました。 かかる環境下、即席めん業界においては、引き続き相対的な価格の手頃感や利便性が評価され、付加価値の高いカップめんを中心にグローバルで需要が伸長し、世界総需要は過去最高となりました。 こうした中で、当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」で掲げたビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。 a. 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,327億33百万円増加し、9,811億95百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ848億17百万円増加し、4,213億77百万円となりました。 当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ479億15百万円増加し、5,598億17百万円となりました。 なお、詳細につきましては「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております。 b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上収益では前期比1.5%増の7,881億31百万円となりました。利益面では、既存事業コア営業利益(注1)は前期比15.5%減の706億2百万円、営業利益は前期比16.2%減の623億30百万円、税引前利益は前期比15.3%減の650億81百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比17.5%減の453億80百万円となりました。 また、為替変動による影響を除くと、売上収益では前期比1.3%増の7,867億47百万円、既存事業コア営業利益は前期比16.1%減の701億30百万円となりました。(注2) なお、詳細につきましては「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております。 (注1)既存事業コア営業利益とは、営業利益から新規事業にかかる損益及び非経常損益としての「その他収支」 を控除したものであり、中長期成長戦略上、2022年3月期以降、積極的かつ継続的な先行投資を予定する新規 事業にかかる損益を分離し、その成長投資の基盤となる既存事業の実質的な成長を測定することを目的に採用 している指標であります。 (注2)2026年3月期の外貨金額を、前期の為替レートで円換算して比較しております。 <連結業績> (単位:百万円) 区分   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   金額   % 売上収益   776,594   788,131   11,537   1.5 既存事業コア営業利益   83,539   70,602   △12,937   △15.5 営業利益   74,369   62,330   △12,038   △16.2 税引前利益   76,798   65,081   △11,716   △15.3 親会社の所有者に 帰属する当期利益   55,019   45,380   △9,639   △17.5 報告セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 当連結会計年度より、報告セグメントごとの業績をより適切に反映させるため、グループ関連費用の配賦方法を変更しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の算定方法により作成したものを開示しております。 (日清食品) 日清食品㈱の販売状況は、カップめん類、カップライス類が売上を伸ばし、前期比で増収となりました。カップめん類では、「カップヌードル」群が順調に推移し、特に2025年9月にリニューアルした「カップヌードル BIG」シリーズが売上に貢献しました。カップライス類は新製品が売上に大きく貢献し順調に推移しました。袋めん類では、主要ブランドである「チキンラーメン」、「出前一丁」、「日清焼そば」の売上が堅調に推移し、2026年3月発売の新ブランド「日清辛ミョン」シリーズが売上に貢献しました。利益面では、原材料価格や物流費の上昇等により減益となりました。 この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前期比1.3%増の2,419億40百万円、コア営業利益 (注3)は、前期比3.9%減の325億96百万円、営業利益は、前期比5.9%減の321億47百万円となりました。 (明星食品) 明星食品㈱の販売状況は、カップめん類、袋めん類とも、前期比で増収となりました。暑さの長期化を見据えた「汁なし麺」のマーケティング戦略が奏功したほか、「主食麺シリーズ」において麺へのこだわりを追求し、袋めんが主食となり得ることを示した価値提案が好調な売上につながりました。カップめん類では、「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズ、「明星 ぶぶか油そば」が引き続き好調に推移しました。袋めん類では、「明星 チャルメラ」シリーズが売上に貢献しました。 利益面では、原材料価格や物流費の上昇等がありましたが、増収効果等により、前期比で増益となりました。 この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前期比6.5%増の483億2百万円、コア営業利益(注3)は、前期比9.6%増の33億68百万円、営業利益は、前期比9.9%増の34億43百万円となりました。 (低温・飲料事業) チルド事業は、爆盛商品が話題となった「つけ麺の達人」、「まぜ麺の達人」、ラインナップを拡大した「麺の達人」、「スープの達人」等のラーメン群が好調に推移したほか、CVS(コンビニエンスストア)向け調理麺も貢献し、前期比で増収となりました。利益面では、原価率の上昇等によるコストアップがありましたが、増収効果により前期比で増益となりました。 冷凍事業は、「冷凍 日清スパ王喫茶店」、「冷凍 日清中華」シリーズが好調に推移、CVS向け冷凍ラーメンも売上増加に貢献。また、価格改定効果も寄与したことで、前期比で増収となりました。利益面では、原材料価格等のコストアップがありましたが、増収効果により前期比で増益となりました。 飲料事業は、睡眠ブームのピークアウトによる「ピルクルミラクルケア」シリーズの販売減に加え、CVS向け売上が低調に推移し、また、秋の新製品「ピルクル免疫スタイル」「ピルクルエイジングライフ」の発売及び「十勝のむヨーグルト」リニューアル実施の寄与も限定的にとどまり、前期比で減収となりました。利益面では、減収の影響に加え、関西工場増築に伴う減価償却費の増加及び広告宣伝費の増加等により、前期比で減益となりました。 この結果、報告セグメントにおける低温・飲料事業の売上収益は、前期比2.8%増の1,041億67百万円、コア営業利益(注3)は、前期比9.6%減の77億69百万円、営業利益は、前期比10.2%減の77億21百万円となりました。 (菓子事業) ㈱湖池屋は、「ピュアポテト」のリニューアルやコーン系ブランドの好調に加え、ポテト主要ブランドの価格改定により増収となりました。一方、北海道産馬鈴薯の不作及び夏場の高温の影響により収量が減少し、これに伴う数量減や品質低下による歩留まり悪化、材料費の増加等により減益となりました。日清シスコ㈱は、積極的なマーケティング施策により、「ごろグラ」シリーズ等のシリアル及び「ココナッツサブレ」シリーズが堅調に推移し、増収増益となりました。ぼんち㈱は、価格改定及び規格変更の効果もあり、売上収益は前年並みを確保した一方、コメ価格上昇等によるコスト増加により、減益となりました。なお、2026年2月27日に㈱セリア・ロイルを連結子会社化しました。以上の結果、菓子事業全体では増収となった一方、減益となりました。 この結果、報告セグメントにおける菓子事業の売上収益は、前期比3.8%増の959億42百万円、コア営業利益 (注3)は、前期比1.2%減の56億95百万円、営業利益は、前期比2.1%減の52億77百万円となりました。 (米州地域) 米州地域全体では、引き続き新たな需要創造に向けた高付加価値商品の提案強化や導入推進に取り組んでいます。 ブラジルでは価格改定の効果に加え、「CUP NOODLES」の販売数量増加も寄与し、売上は堅調に推移しました。米国は、上期までの販売数量減少や拡販費の増加により減収となりましたが、当第4四半期では、プレミアム商品の販売数量が前期比で堅調に推移したことに加え、価格改定の浸透もあり、平均単価は上昇に転じました。上記より、セグメント全体で減収となりました。 利益については、ブラジルでは増益となったものの、米国での減収により、セグメント全体で減益となりました。 この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前期比2.9%減の1,637億13百万円、コア営業利益 (注3)は、前期比34.6%減の105億8百万円、営業利益は、前期比33.8%減の105億68百万円となりました。 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比3.2%減の1,632億31百万円となり、コア営業利益は、前期比34.8%減の104億63百万円となりました。(注4) (中国地域) 中国地域においては、販売エリア拡大に加え、中国版カップヌードル「合味道」ブランドや高価格帯袋めんの販売拡大、冷凍食品や菓子へのマルチカテゴリー化、卸売ビジネスの強化を進めています。中国大陸では、既存販売網の活性化や内陸部への販売チャネル拡大が進み、「合味道」ブランド群や袋めんの「出前一丁」ブランドを中心に販売が伸長しました。香港では、大湾区における「北上消費」が進む中においても、即席めんの消費は高価格帯の新製品を中心に堅調に推移しました。加えて、インバウンド旅行客の増加によりケータリング向け販売が伸長し、袋めんの販売も引き続き好調を維持しました。また、2026年の年初以降、輸出販売も堅調に推移しています。その他地域においては、即席めんの販路拡大に加え、韓国の菓子事業会社が売上に貢献しました。こうした状況の下、売上収益は増収となりました。 利益については、増収により売上原価及び販促コストの増加を吸収したことに加え、前期に固定資産等の減損損失を計上していた影響もあり、前期比で増益となりました。 この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前期比2.0%増の749億45百万円、コア営業利益 (注3)は、前期比7.5%増の89億54百万円、営業利益は、前期比51.7%増の89億58百万円となりました。 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比3.4%増の759億54百万円となり、コア営業利益は、前期比8.9%増の90億74百万円となりました。(注4) また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内のその他事業並びに欧州地域、アジア地域、新規事業を含んだ「その他」の売上収益は、前期比4.4%増の591億18百万円となり、コア営業利益(注3)は、前期比32.2%減の80億84百万円、営業利益は、前期比37.3%減の75億74百万円となりました。 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比1.1%増の572億7百万円となり、コア営業利益は、前期比36.8%減の75億41百万円となりました。(注4) (注3)コア営業利益とは、営業利益から非経常損益としての「その他収支」を控除したものであります。 (注4)2026年3月期の外貨金額を、前期の為替レートで円換算して比較しております。 <報告セグメントの売上収益及びセグメント利益> (単位:百万円) 報告セグメント   売上収益   前期比   セグメント利益   前期比 2025年3月期   2026年3月期   2025年3月期   2026年3月期 日清食品   238,781   241,940   3,159   34,168   32,147   △2,020 明星食品   45,374   48,302   2,927   3,134   3,443   309 低温・飲料事業   101,349   104,167   2,817   8,602   7,721   △880 菓子事業   92,443   95,942   3,498   5,389   5,277   △111 米州地域   168,565   163,713   △4,851   15,952   10,568   △5,384 中国地域   73,474   74,945   1,471   5,906   8,958   3,051 そ の 他   56,604   59,118   2,514   12,084   7,574   △4,510 小 計   776,594   788,131   11,537   85,239   75,692   △9,547 調 整 額   -   -   -   △10,870   △13,362   △2,491 合 計   776,594   788,131   11,537   74,369   62,330   △12,038 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、983億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ252億98百万円の増加となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 区分   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業活動によるキャッシュ・フロー   57,058   80,431   23,373 投資活動によるキャッシュ・フロー   △76,708   △72,657   4,051 財務活動によるキャッシュ・フロー   △591   11,043   11,634 現金及び現金同等物に係る換算差額   △3,381   6,481   9,862 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)   △23,623   25,298   48,922 現金及び現金同等物の期首残高   96,659   73,036   △23,623 現金及び現金同等物の期末残高   73,036   98,334   25,298 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は804億31百万円(前期比233億73百万円の資金の増加)となりました。これは主に法人所得税の支払額が130億67百万円、持分法による投資損益が129億49百万円となったことに対して、税引前利益が650億81百万円、減価償却費及び償却費が358億97百万円となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は726億57百万円(前期比40億51百万円の資金の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が833億37百万円となったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は110億43百万円(前期比116億34百万円の資金の増加)となりました。これは主に自己株式の取得による支出が204億74百万円、配当金の支払額が203億31百万円、長期借入金の返済による支出が146億71百万円となったことに対して、長期借入れによる収入が442億90百万円、コマーシャル・ペーパーの純増減額が220億円となったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前期比(%) 日清食品   187,391   12.0 明星食品   35,719   21.9 低温・飲料事業   59,301   3.3 菓子事業   92,690   △4.4 米州地域   116,183   1.5 中国地域   48,385   2.6 報告セグメント計   539,672   5.3 その他   31,375   △2.3 合計   571,047   4.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b. 受注実績 重要な受注生産は行っておりませんので、記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前期比(%) 日清食品   241,940   1.3 明星食品   48,302   6.5 低温・飲料事業   104,167   2.8 菓子事業   95,942   3.8 米州地域   163,713   △2.9 中国地域   74,945   2.0 報告セグメント計   729,012   1.3 その他   59,118   4.4 合計   788,131   1.5 (注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 相手先    前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額   割合(%)   金額   割合(%) 三菱食品㈱   91,400   11.8   90,768   11.5 2 セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ① 重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績 当連結会計年度の売上収益は、前期比1.5%増の7,881億31百万円となりました。 国内即席めん事業においては、日清食品セグメントは主要ブランドが好調だったことに加えて、価格改定及び周年施策に向けた取り組みが奏功し、数量シェアの拡大に成功したことで増収となり、また明星食品セグメントも主要ブランドが好調だったことにより増収となりました。 国内非即席めん事業においては、低温・飲料事業セグメントの冷凍事業及び菓子事業セグメントの㈱湖池屋及び日清シスコ㈱が牽引したことにより増収となりました。 海外事業においては、米国事業の販売数量減少及び拡販費の増加等により減収となりました。 当連結会計年度の既存事業コア営業利益は、前期比15.5%減の706億2百万円となり、また当連結会計年度の営業利益は、前期比16.2%減の623億30百万円となりました。 国内即席めん事業及び国内非即席めん事業においては、資材価格上昇等によるコスト増により減益となりました。 海外事業においては、米国事業の減収及び持分法投資利益の減少等により減益となりました。 当連結会計年度の税引前利益は、前期比15.3%減の650億81百万円となり、また当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比17.5%減の453億80百万円となりました。これらは主に、営業利益の減少によるものであります。 なお、当社グループの経営に影響を与える主な要因は、「第2[事業の状況]3[事業等のリスク]」に記載しております。 b. 資本の財源及び資金の流動性 (キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金の需要と調達) 営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、企業価値向上に資する各種投資及び配当を中心とする株主還元に優先的に配分を行っておりますが、不足資金については、資金需要に応じて、社債発行、金融機関からの調達、コマーシャル・ペーパー及び保有資産の売却等によりキャッシュ・フローの確保を行っております。 (資金の流動性) 当社グループは、従来より営業活動により安定したキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでいることに加え、主要な国内金融機関に対して、融資枠を設定しております。また、当社及び主要な国内連結子会社における余剰資金の一元管理を図り、資金効率の向上と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュマネジメントシステム)を導入しております。 c. 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,327億33百万円増加し、9,811億95百万円となりました。これは主に有形固定資産が747億9百万円、現金及び現金同等物が252億98百万円、非流動資産のその他の金融資産が103億25百万円増加したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べ848億17百万円増加し、4,213億77百万円となりました。これは主に非流動負債の社債及び借入金が252億32百万円、コマーシャル・ペーパーが220億円、流動負債の借入金が127億43百万円増加したことによるものであります。 資本は、前連結会計年度末に比べ479億15百万円増加し、5,598億17百万円となりました。これは主にその他の資本の構成要素が404億13百万円増加したことによるものであります。 これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の56.0%から52.7%となり、3.3ポイント減少しております。 d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」を策定しております。 ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。 「中長期成長戦略2030」では、持続的な利益成長に加え、効率的な資本活用、安全性ある負債活用、そして安定的な株主還元の4つをCSV経営上の中長期的経済価値ターゲットとして掲げ、非財務目標との同時実現を追求してまいります。「中長期成長戦略2030」の進捗状況は下表のとおりであります。 項目   区分   項目   目標値   進捗レビュー 財務   成長性   既存事業コア営業利益成長率 (注1,2、3)   Mid-single Digit (オーガニック)   2020-2025年度 11.0% 2024-2025年度 △15.5% 効率性   ROE(注3)   長期的に15%、2030年度までに10%以上(注4)   2025年度 9.1% 安全性   Net Debt/EBITDA(注5)   2倍以下   2025年度 0.9x 安定的株主還元   累進的配当   配当性向:約40%   2025年度 44.5% 累進的配当継続 自己株式の取得   機動的な 自己株式取得   2021年度 約120億円 2022年度 約120億円 2024年度 約400億円 2025年度 約200億円 相対TSR(TOPIX食料品対比)(注6)   1倍超   2022年度 1.1倍 2023年度 1.1倍 2024年度 0.9倍 2025年度 0.6倍 非財務 (注7)   有限資源の 有効活用   持続可能なパーム油の調達比率(注8)   100%   2025年 52.3% 水使用量(IFRS売上100万円あたり)   12.3㎥以下   2025年 8.9㎥ 流通廃棄物削減率 (2015年度対比/日本国内)   △50%   2025年 △65.4% 気候変動 インパクトの 軽減   CO₂排出削減(Scope 1+2) (2020年対比) (注9)   △42%   2025年 △20.6% CO₂排出削減(Scope 3)(2020年対比) (注9)   △25%   2025年 △6.0% (注)1 IFRS会計基準上の営業利益から、積極的な先行投資を予定する「新規事業に係る損益」及び非経常損益としてのその他収支」を控除したNon-GAAPの重要経営管理指標 2 2023年3月期より既存事業コア営業利益成長率の計算方法を実績の為替レートに基づく方法に修正 3 2024年5月に中長期的目標を上方修正 既存事業コア営業利益成長率:「Mid-single Digit」→「Mid-single Digit(オーガニック)」 ROE: 「長期的に10%」→「2030年度までを目途に15%」 4 2026年5月に下方修正(ROE:「2030年度までを目途に15%」→「長期的に15%、2030年度までに10%以上」) 5 2025年3月期より純有利子負債の計算方法を変更 6 相対TSR(TOPIX食料品対比)は、以下の算定式に基づき算出 A:当事業年度の3事業年度前の1月~3月における3か月間の当社株式の終値平均 B:当事業年度の1月~3月における3か月間の当社株式の終値平均 C:当事業年度を含む過去3事業年度における1株当たり配当額の累計 D:当事業年度の3事業年度前の1月~3月における3か月間のTOPIX食料品(配当込み)の終値平均 E:当事業年度の1月~3月における3か月間のTOPIX食料品(配当込み)の終値平均 7 非財務目標については、2030年度の目標値 8 外部認証の活用及び独自アセスメントによる 9 2023年5月にCO₂排出削減の目標値を上方修正 Scope 1+2: △30%(2018年対比)→△42%(2020年対比)、Scope 3: △15%(2018年対比)→△25%(2020年対比)

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開示資料

出典

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