概要
ゼンショーホールディングスは、牛丼チェーン「すき家」、回転寿司「はま寿司」を中核とする外食最大手の持株会社である。1982年に横浜で弁当店から創業し、M&Aで多ブランドを傘下に収め、国内外に約1万5000店を展開する。2026年3月期の連結売上高は1兆2641億円、営業利益814億円に達し、グループは174社で構成される。低価格戦略とサプライチェーンの垂直統合(MMD)が特徴で、原材料調達から製造・物流・販売までを一貫管理する。
牛丼と寿司が収益の二本柱を形成
グループの売上をけん引するのは「グローバルすき家」と「グローバルはま寿司」の二大セグメントであり、両者で連結売上の約50.2%を占める。2026年3月期、すき家は3144億円(売上構成比24.9%)、はま寿司は3202億円(同25.3%)を計上した。すき家は国内外2650店舗、はま寿司は862店舗を展開し、いずれも直営中心の運営である。営業利益では、はま寿司が267億円と高い収益性を示す一方、すき家は異物混入対策の費用影響で93億円と前年比62%減となった。
海外中食事業がグループの20%近くを占める
「グローバル中食」セグメントは、欧米を中心にテイクアウト寿司を展開し、売上高2218億円(構成比17.6%)を計上する。ブランド群は「AFC」「ZENSHI」「sushicircle」「SNOWFOX」など多岐にわたり、直営とフランチャイズ(FC)を併用する。2026年3月期末の店舗数は8970店に上り、そのうち8102店がFC店である。同事業は収益性が高く、営業利益273億円を上げ、グループ全体の利益の約3分の1を稼ぎ出す。戦略的な出退店により店舗ポートフォリオを最適化している。
多様な外食ブランドを抱えるレストラン・ファストフード
「レストラン」セグメントはココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、華屋与兵衛など1712億円(構成比13.6%)、「グローバルファストフード」はなか卯、ゼッテリア、かつ庵、伝丸など1128億円(同8.9%)の売上を計上する。これらは主に国内で直営展開され、なか卯やココスはFCも含む。ファストフードセグメントでは業態見直しを進め、瀬戸うどんやモリバコーヒーの全店閉店を実施する一方、ゼッテリアへの転換出店を強化している。
グループ全体を支える垂直統合とサポート体制
「本社・サポート」セグメント(売上構成比0.8%)は、食品製造のGFF、食材調達のゼンショー商事、物流のグローバルフレッシュサプライ、設備メンテナンスのテクノ建設、備品調達のグローバルテーブルサプライなどが担う。これらはMMD(マス・マーチャンダイジング・システム)の中核であり、原材料から店舗販売までの一貫管理を可能にする。さらに「その他」セグメント(同2.8%)には、冷凍食品のトロナジャパン、醤油のサンビシ、介護事業の輝、米販売のゼンショーライスなどが含まれる。
業界の中での役割は外食チェーン運営企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2023/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 外食事業 | 7,017億円 | 90.0% | 240億円 | 3.4% |
| 小売事業 | 782億円 | 10.0% | -23億円 | -2.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01グローバルすき家主力
牛丼チェーン「すき家」を日本、中国、東南アジア、中南米で直営展開。主力の牛丼を中心に手軽な価格で提供。グループ売上シェア24.9%。
- 牛丼を中心とした定食メニュー
- 牛丼、カレー、定食など、ファストフード形式の和食メニュー。
02グローバルはま寿司主力
回転寿司チェーン「はま寿司」を日本、中国で直営展開。寿司に加え、麺類・デザートなどのサイドメニューも充実。グループ売上シェア25.3%。
- 寿司・サイドメニュー
- 回転寿司形式で新鮮な海鮮寿司を提供。サイドメニューに麺類、デザート等。
03グローバル中食準主力
欧米を中心にテイクアウト寿司店「AFC」「ZENSHI」「sushicircle」「SNOWFOX」等を直営・FC展開。グループ売上シェア17.6%。
- テイクアウト寿司
- スーパー等に設置されたテイクアウト形式の寿司惣菜。ブランド名:AFC、ZENSHI、sushicircle、SNOWFOX等。
04グローバルファストフード準主力
「なか卯」(親子丼・うどん)、「ゼッテリア」(ハンバーガー)、「伝丸」(ラーメン)、「かつ庵」(とんかつ)、「久兵衛屋」(うどん・天ぷら)、マレーシアのチキンライス店等を直営・FC展開。グループ売上シェア8.9%。
- 各ブランドのメニュー
- なか卯(親子丼・うどん)、ゼッテリア(ハンバーガー)、伝丸(ラーメン)、かつ庵(とんかつ)、久兵衛屋(武蔵野うどん・天ぷら・しゃぶしゃぶ)、The Chicken Rice Shop(チキンライス)等。
05レストラン準主力
ファミリーレストラン「ココス」、ハンバーグ&ステーキ「ビッグボーイ」「ヴィクトリアステーション」、パスタ「ジョリーパスタ」、焼肉「熟成焼肉いちばん」、イタリアン「オリーブの丘」、和食「華屋与兵衛」等を全国で直営・FC展開。グループ売上シェア13.6%。
- 各ブランドのメニュー
- ココス(ファミリーレストラン)、ビッグボーイ/ヴィクトリアステーション(ハンバーグ&ステーキ)、ジョリーパスタ(パスタ)、熟成焼肉いちばん(焼肉)、オリーブの丘(イタリアン)、華屋与兵衛(和食)等。
06小売副次
スーパーマーケット「ジョイマート」、青果販売「ユナイテッドベジーズ」を運営。グループ売上シェア6.1%。
- 生鮮食品・日用品
- スーパーマーケットでの食品・日用品販売、および青果の卸売・小売。
07本社・サポートその他
グループ内の食品製造・加工(GFF)、食材仕入販売(ゼンショー商事)、物流(グローバルフレッシュサプライ)、店舗設備・メンテナンス(テクノ建設)、備品調達(グローバルテーブルサプライ)を担当。グループ売上シェア0.8%。
08その他その他
外販製造卸売(冷凍食品等)、介護事業、畜産水産事業(トロナジャパン、サンビシ、輝、ゼンショーライス)。グループ売上シェア2.8%。
- 家庭用冷凍食品
- トロナジャパンが販売する冷凍食品。
- 醤油・ドレッシング
- サンビシが製造・販売する調味料。
- 介護サービス
- ㈱輝が運営する介護事業。
- 玄米・精米
- ゼンショーライスが販売する米。
製品と技術
すき家:牛丼を軸としたグローバルファストフード
「すき家」は、主力の牛丼を中心にカレーや定食などのメニューを手軽な価格で提供する牛丼チェーンである。国内2,000店舗、海外650店舗の計2,650店舗を直営で運営し、日本全47都道府県に出店済み。海外では中国、台湾、タイ、ブラジル、メキシコ、マレーシア、インドネシアなどに展開する。商品開発では、月見すきやき牛丼、ローストビーフ丼、ニンニクの芽牛丼などの期間限定メニューを投入し、顧客の飽きを防ぐ。2026年3月期の既存店売上高は前年比104.3%と堅調だが、異物混入対策費用が利益を圧迫した。
はま寿司:回転寿司の国内・中国展開
「はま寿司」は、新鮮な海産物を使用した寿司に加え、麺類やデザート、ドリンクなどのサイドメニューを充実させた回転寿司チェーンである。国内664店舗、中国など海外198店舗の計862店舗を直営展開し、2026年3月期の売上高は3202億円とグループ最大を記録した。既存店売上高は前年比115.5%と高い伸びを示し、営業利益267億円と収益貢献度も高い。はま寿司は、寿司の品質と手頃な価格でファミリー層を中心に支持を集め、積極出店を続けている。
海外テイクアウト寿司:欧米で展開する多ブランド
「グローバル中食」セグメントは、欧米を中心にテイクアウト形式の寿司を提供する。主要ブランドには、米国の「AFC」「ZENSHI」、欧州の「sushicircle」、英国の「SNOWFOX」「Bento」「Taiko」「YO!」「SNOWFRUIT」などがある。これらの多くはスーパーマーケット内などに出店し、持ち帰り需要を取り込む。直営とFCを組み合わせ、2026年3月期末で8,970店舗に達する。業態特性上、出退店が頻繁であり、前期は761店出店、1,306店退店と大きな入れ替えがあった。営業利益率は高く、グループ利益に大きく貢献する。
ファストフード多業態:なか卯・ゼッテリア・かつ庵など
「グローバルファストフード」には、親子丼・京風うどんの「なか卯」、ハンバーガーの「ゼッテリア」、とんかつの「かつ庵」、武蔵野うどんの「久兵衛屋」、ラーメンの「伝丸」、マレーシアのチキンライス「The Chicken Rice Shop」などが含まれる。2026年3月期末で1,145店舗(FC57店含む)を展開し、売上高1128億円を計上。このセグメントでは業態構成の見直しが進められ、ゼッテリアへの転換出店が行われる一方、瀬戸うどんやモリバコーヒーの全店閉店が実施された。なか卯が中核だが、既存店売上高は前年比109.2%と堅調である。
レストランブランド:ココス・ビッグボーイ・ジョリーパスタなど
「レストラン」セグメントは、ファミリーレストランの「ココス」、ハンバーグ&ステーキの「ビッグボーイ」・「ヴィクトリアステーション」、パスタの「ジョリーパスタ」、焼肉の「熟成焼肉いちばん」、イタリアンの「オリーブの丘」、和食の「華屋与兵衛」など、多岐にわたるブランドを全国で直営展開する。2026年3月期の売上高は1712億円、営業利益129億円。既存店売上高は前年比109.8%と好調で、ココスでは季節フェアメニューの導入やサービス水準向上に注力している。これらのブランドは主に関東・関西・東北に集中し、地域密着型の運営を行っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
外食・小売の複合大手、国内首位で内需依存度高い
ゼンショーホールディングスは、すき家などの牛丼チェーンを核とする外食企業であり、国内の外食産業でトップクラスの売上高を誇る。同業他社と比較しても、売上高は1兆円を超え、国内外食市場での存在感が大きい。ライバルである光フードサービスやトライアルホールディングスは、それぞれ専門チェーンやディスカウントストアを展開しており、ゼンショーのように多業態を抱える複合企業とは異なる。ゼンショーは国内外で多様なブランドを展開し、食材調達や物流の効率化でコスト優位性を持っているが、国内の少子高齢化による市場縮小や、原材料費・人件費の高騰が利益を圧迫しており、海外展開や新業態の強化が課題となっている。
強み
- 牛丼から寿司、カレーまで多様なブランドを展開し、顧客の好みに対応
- 1兆円超の売上高で食材調達や物流でコスト競争力を持つ
- アジアを中心に海外出店を進め、成長市場へのアクセスを強化している
- すき家などの知名度が高く、国内市場で圧倒的な支持を得ている
課題
- 人口減少で国内外食市場が縮小し、既存店の売上維持が課題
- 食材・人件費の高騰が利益を圧迫し、価格転嫁が限定的
- 同業他社との価格・店舗競争が激しく、差別化が必要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字がゼンショーホールディングス
時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2914日本たばこ産業 | 14.0兆円 | 20.9倍 |
| 2 | 2802味の素 | 5.1兆円 | 37.8倍 |
| 3 | 2503キリンホールディングス | 2.7兆円 | 12.2倍 |
| 4 | 7550ゼンショーホールディングス | 2.0兆円 | 41.6倍 |
| 5 | 2801キッコーマン | 1.8兆円 | 27.8倍 |
| 6 | 2587サントリービバレッジ&フード | 1.4兆円 | 15.8倍 |
| 7 | 2269明治ホールディングス | 1.3兆円 | 34.9倍 |
| 8 | 2875東洋水産 | 1.2兆円 | 14.8倍 |
| 9 | 2897日清食品ホールディングス | 9,011億円 | 19.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 45件
弁当店から牛丼チェーンへ、1982年の創業
1982年6月、神奈川県横浜市鶴見区にて当社を設立。同年7月、ランチボックス(弁当店)1号店の生麦店を開店し、11月にはすき家(牛丼店)ビルイン1号店の生麦駅前店を開業した。当初は弁当と牛丼の小規模店舗から出発し、1987年7月にはフリースタンディング1号店の水戸店を開店するなど、出店形態を広げた。1997年8月に日本証券業協会に店頭登録し、1999年9月に東京証券取引所第二部へ上場。2001年9月には第一部銘柄に指定され、成長資金を確保した。
M&Aで多ブランド化を推進した2000年代
2000年7月、ココスジャパンの株式取得により国内レストラン事業に参入。同年10月には設備メンテナンスのテクノサポート(現テクノ建設)、11月には食材調達のグローバルフーズ(現ゼンショー商事)を設立し、サプライチェーン構築を開始した。2002年10月に回転寿司事業へ参入するためはま寿司を設立、同年12月にはビッグボーイジャパンを傘下に収めた。2005年3月にはなか卯の株式を取得しファストフード事業を強化。2007年3月にはジョリーパスタの前身を買収し、外食ブランドを拡充した。
海外進出と持株会社体制への移行(2005~2011年)
2005年1月、中国にすき家進出のため泉盛餐飲(上海)有限公司を設立。2008年8月にはブラジルへ進出し、2011年2月にタイ、同年10月にメキシコ、2012年3月にマレーシア、2013年4月に台湾・インドネシアと海外展開を加速した。2011年10月、グローバル展開を機に持株会社体制へ移行し、社名をゼンショーホールディングスに変更。同時に事業子会社のすき家を設立し、国内すき家事業を分割した。この時期、2014年6月にはすき家を7つの地域会社に分割する新設分割も実施している。
売上高1兆円超へ、はま寿司の急成長と中食セグメントの統合
2010年代後半からはま寿司が急成長し、2026年3月期にはグループ最大の売上セグメントとなった。2024年3月期の連結売上高は9658億円から翌期に1兆1367億円へと1兆円を突破。2026年3月期には1兆2641億円に達した。2025年3月期より、海外テイクアウト寿司事業を「グローバル中食」として独立した報告セグメントに変更し、従来のファストフード区分から分離した。これによりグループは7セグメント体制となり、中食が売上・利益の両面で重要な柱として認識されるようになった。
店舗網の拡大と構造改革の継続
2026年3月期末のグループ総店舗数は14,947店(FC8,235店含む)に上る。前期比では1,042店出店、1,514店退店と、純減となった。これはグローバル中食セグメントでの戦略的な退店(1,306店退店)が大きく影響している。ファストフードセグメントでも業態見直しにより103店を閉鎖し、ゼッテリアへの転換や不採算業態の撤退を進めた。一方、はま寿司は132店出店、すき家も112店出店と積極姿勢を維持している。グループ全体で収益性向上のため店舗ポートフォリオの最適化が継続されている。
年表45件を開く
1980年代
- 1982年6月創業当社を設立し、神奈川県横浜市鶴見区に横浜工場併設の本社を設置。
- 1982年7月ランチボックス(弁当店)1号店として、生麦店(神奈川県横浜市鶴見区)を開店。
- 1982年11月すき家(牛丼店)ビルイン1号店として、生麦駅前店(神奈川県横浜市鶴見区)を開店。
- 1987年7月フリースタンディング1号店として、水戸店(茨城県水戸市)を開店。
1990年代
- 1997年8月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1999年9月上場東京証券取引所第二部市場へ上場。
2000年代
- 2000年7月国内レストラン事業参入のため、㈱ココスジャパンの株式を取得。
- 2000年10月設備・メンテナンス効率化のため、㈱テクノサポート(現 ㈱テクノ建設)を設立。
- 2000年11月食材調達の効率化のため、㈱グローバルフーズ(現 ㈱ゼンショー商事)を設立。
- 2001年9月東京証券取引所市場第一部銘柄指定。
- 2002年6月消耗品、備品調達の効率化のため、㈱グローバルテーブルサプライを設立。
- 2002年10月回転寿司事業参入のため、㈱はま寿司を設立。
- 2002年12月国内レストラン事業強化のため、㈱ビッグボーイジャパンの株式を取得。
- 2004年2月グループ会社の本部機能を集約し、本社を現在地(東京都港区港南2-18-1)へ移転。
- 2005年1月創業中国にすき家事業参入のため、可口食餐飲(上海)有限公司(現 泉盛餐飲(上海)有限公司)を設立。
- 2005年3月ファストフード事業強化のため、㈱なか卯の株式を取得。
- 2005年9月食の安全への取り組み強化のため、食品安全追求室(現 グループ食品安全追求本部)を新設。
- 2006年4月製造機能拡充のため、㈱ユーディーフーズ(現 ㈱サンビシ)が、醤油醸造事業を譲受け。
- 2006年5月創業食の安全への取り組み強化のため、中央分析センターを設立。
- 2006年6月家庭用冷凍食品等の販売を行うため、製造販売事業の㈱グローバルピザシステム(現 ㈱トロナジャパン)を設立。
- 2006年8月物流の効率化のため、㈱グローバルフレッシュサプライを設立。
- 2007年2月青果販売事業参入のため、㈱ユナイテッドベジーズの株式を取得。
- 2007年3月国内レストラン事業強化のため、㈱サンデーサン(現 ㈱ジョリーパスタ)の株式を取得。東ティモールにて、フェアトレードの取り組みを開始。
- 2007年7月すき家(牛丼店)の沖縄県出店により、全47都道府県への出店達成。
- 2008年1月畜産事業参入のため、㈱善祥園を設立。
- 2008年6月ITによる事業の効率化のため、㈱グローバルITサービスを設立。
- 2008年8月創業ブラジルにすき家事業参入のため、ZENSHO DO BRASIL COMERCIO DE ALIMENTOS LTDA.を設立。
- 2008年10月国内レストラン事業強化のため、㈱華屋与兵衛の株式を取得。
2010年代
- 2010年12月求人募集業務の効率化のため、㈱ゼンショーベストクルーを設立。
- 2011年2月創業タイにすき家事業参入のため、ZENSHO (THAILAND) CO.,LTD.を設立。
- 2011年5月㈱ゼンショー分割準備会社(現 ㈱すき家)を設立。
- 2011年10月商号変更グローバル展開のため持株会社体制に移行し、社名を㈱ゼンショーから㈱ゼンショーホールディングスへ変更。㈱ゼンショー分割準備会社の名称を、㈱ゼンショー(現 ㈱すき家)に変更。メキシコにすき家事業参入のため、ZENSHO FOOD DE MEXICO S.A.DE C.V.を設立。
- 2011年12月製造機能強化のため、㈱GFFを設立。
- 2012年3月創業マレーシアにすき家事業参入のため、ZENSHO FOODS MALAYSIA SDN.BHD.を設立。
- 2012年4月障がい者雇用の推進及び自立支援のため、㈱ゼンショービジネスサービスを設立。
- 2012年10月自然エネルギーによる発電事業を行うため、㈱ゼンショー・クリーン・エナジーを設立。
- 2012年11月小売事業参入のため、㈱マルヤ(現 ㈱ジョイマート)の株式を取得。
- 2013年1月玄米・精米の販売を行うため、製造販売事業の㈱ゼンショーライスを設立
- 2013年4月創業台湾にすき家事業参入のため、台湾善商股份有限公司を設立。インドネシアにすき家事業参入のため、PT. ZENSHO INDONESIAを設立。
- 2013年5月米国での製造機能強化のため、米国のPocino Foods Companyの株式を取得。
- 2013年10月小売事業強化のため、㈱マルエイ(現 ㈱ジョイマート)の株式を取得。
- 2013年12月小売事業の統括を行うため、㈱日本リテールホールディングスを設立。
- 2014年1月介護事業参入のため、㈲介護サービス輝(現 ㈱輝)の株式を取得。
- 2014年6月地域に根ざした店舗経営体制の確立のため、㈱ゼンショー(現 ㈱すき家)を分割会社とし、㈱北日本すき家、㈱関東すき家、㈱東京すき家、㈱中部すき家、㈱関西すき家、㈱中四国すき家、㈱九州すき家を承継会社とする新設分割を実施。
- 2014年8月小売事業強化のため、㈱尾張屋(現 ㈱ジョイマート)の株式を取得。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
食の安全の追求
グループ食品安全追求本部がCodex基準を基に自社基準を設定し、調達・製造・物流・販売のフードチェーン全体で食品安全マネジメントを完結させる。併せて、店舗の衛生管理体制の向上を図る。
- 02
MMDの進化
原材料の調達から製造・加工、物流、販売までを一貫して自社でコントロールするMMDをさらに進化させ、海外拠点による調達網を強化し、食材の安全性の追求、商品クオリティの向上、コスト改善を図る。
- 03
ブランドの進化
お客様のニーズや多様なライフスタイルに対応し、常にお客様の期待を超える商品・サービス・顧客体験を提供するため、全ての面でブランドの進化に努める。
- 04
出店とM&Aによる成長
国内外で業態の収益力を高め、積極的な出店を継続する。M&A等を活用し、新規事業領域への進出やMMDの更なる強化を図り、安全でクオリティの高い食材の供給と食の多様化にも対応する。
- 05
人財の採用・育成と労働環境改善
理念に共感する優秀な人財の採用と育成、多様な働き方の促進、グローバル人財の確保に加え、コンプライアンス教育やハラスメント対策、DXによる作業効率化、評価・給与制度の見直しを進め、従業員がやりがいと成長を実感できる職場環境を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で20,626人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は830万円で、9期前と比べて+36.1%。平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は8.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 9,211 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 10,877 | — |
| 2019年3月 | 610 | 37.4 | 7.5 | 12,521 | — |
| 2020年3月 | 619 | 37.5 | 7.6 | 14,402 | — |
| 2021年3月 | 601 | 37.7 | 7.6 | 16,253 | — |
| 2022年3月 | 626 | 38.6 | 7.9 | 15,929 | — |
| 2023年3月 | 644 | 39.3 | 8.5 | 17,324 | — |
| 2024年3月 | 743 | 39.9 | 9.1 | 16,806 | — |
| 2025年3月 | 817 | 40.1 | 9.1 | 18,742 | 401 |
| 2026年3月 | 830 | 39.4 | 8.5 | 20,626 | 395 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社87社(国内 60 / 海外 27、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ゼンショーグローバルファストホールディングス(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱すき家(注)1、2、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱なか卯(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱かつ庵(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱バーガー・ワン(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ゼンショーグローバル レストランホールディングス東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ココスジャパン(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ビッグボーイジャパン(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ジョリーパスタ(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TAG-1 (注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱華屋与兵衛(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱オリーブの丘(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社75社を開く
- ㈱はま寿司(注)1、5東京都港区100%
- ㈱ゼンショー日本ダイニング ホールディングス東京都港区100%
- ㈱エイ・ダイニング(注)2東京都港区100%
- ㈱久兵衛屋(注)2東京都港区100%
- ㈱日本リテールホールディングス東京都港区100%
- ㈱ジョイマート(注)2埼玉県 春日部市100%
- ㈱ユナイテッドベジーズ(注)2東京都港区84%
- ㈱ゼンショーファクトリーホールディングス東京都港区100%
- ㈱GFF(注)2東京都港区100%
- ㈱TRファクトリー(注)2東京都港区100%
- ㈱サンビシ(注)2愛知県 豊川市100%
- ㈱ゼンショー商事(注)1東京都港区100%
- ㈱トロナジャパン東京都港区100%
- ㈱グローバルフレッシュサプライ東京都港区100%
- ㈱グローバルテーブルサプライ東京都港区100%
- ㈱テクノ建設東京都港区100%
- ㈱ゼンショー・クーカ東京都港区100%
- ㈱日本介護ホールディングス東京都港区100%
- ㈱輝(注)2北海道 札幌市100%
- ㈱ロイヤルハウス石岡(注)2茨城県 石岡市100%
- シニアライフサポート㈱(注)2埼玉県 川口市100%
- ㈱エンネルグ(注)2愛知県 あま市100%
- ㈱アイメディケア(注)2千葉県 松戸市100%
- ㈱JinZai東京都港区100%
- ㈱善祥園(注)3北海道 広尾郡49%
- ㈲水下ファーム(注)3北海道 広尾郡50%
- ㈱グローバルITサービス東京都港区100%
- ㈱ゼンショーベストクルー東京都港区100%
- ㈱ゼンショービジネスサービス東京都港区100%
- ㈱ゼンショーストアサポート東京都港区100%
- ㈱ゼンショー・クリーン・エナジー(注)2東京都港区100%
- ㈱かがやき保育園東京都港区100%
- ㈱ゼンショー・インシュアランス・サービス東京都港区100%
- 晴雲酒造㈱埼玉県 比企郡100%
- ㈱グローバルMDホールディングス東京都港区100%
- ㈱マリックス(注)2鹿児島県 出水郡100%
- ㈱五十嵐水産(注)2熊本県 天草市100%
- ㈱ゼンショーライス東京都港区100%
- ㈱齋藤商店(注)2福島県 白河市100%
- ㈱品川デザイン東京都港区100%
- Zensho USA Corporation (注)1米国 カリフォルニア州100%
- Advanced Fresh Concepts Corp. (注)2米国 カリフォルニア州100%
- ZENSHO FOOD DE MEXICO S.A.DE C.V. (注)1、2メキシコ100%
- ZENSHO DO BRASIL COMERCIO DE ALIMENTOS LTDA. (注)1、2ブラジル サンパウロ市100%
- 泉膳(中国)投資有限公司(注)1中国上海市100%
- 泉盛餐飲(上海)有限公司(注)1、2中国上海市100%
- ZENSHO HONG KONG CO.,LTD.中国香港100%
- 台湾善商股份有限公司台湾台北市100%
- ZENSHO SOUTH EAST ASIA HOLDINGS PTE.LTD. (注)1シンガポール100%
- ZENSHO (THAILAND) CO.,LTD. (注)2、3タイ49%
- PT. ZENSHO INDONESIAインドネシア51%
- ZENSHO JAPANESE RESTAURANT COMPANY PTE.LTD. (注)2シンガポール100%
- ZENSHO HOLDINGS MALAYSIA SDN. BHD. (注)1、2マレーシア クアラルンプール100%
- ZENSHO FOODS MALAYSIA SDN.BHD. (注)2マレーシア クアラルンプール100%
- ZENSHO ICHIBAN MALAYSIA SDN.BHD. (注)2マレーシア クアラルンプール100%
- ZENSHO VIETNAM CO.,LTD. (注)2ベトナム100%
- ZENSHO (PHILIPPINES),INC.フィリピン70%
- TCRS Restaurants Sdn.Bhd. (注)2マレーシア クアラルンプール100%
- Zensho Europe Holdings B.V.オランダ100%
- Worldfood To Go, S.L. (注)2スペイン100%
- Sushi Circle Gastronomie GmbH (注)2ドイツ100%
- ZENSHO INTERNATIONAL FOOD SERVICE LIMITED (注)1イギリス100%
- ZENSHO INTERNATIONAL LIMITED (注)1イギリス100%
- ZENSHO INTERNATIONAL UK LIMITED (注)1、2イギリス100%
- Wonderfield TopCo Limited (注)2イギリス100%
- Wonderfield Group Limited (注)2イギリス100%
- Wonderfield US Holdco, LLC (注)1、2米国 デラウエア州100%
- Wonderfield US Holdco, Inc. (注)1、2米国 デラウエア州100%
- JFE Franchising, Inc. (注)2米国 テキサス州100%
- Bento Inc. (注)2カナダ オンタリオ州100%
- Bento Nouveau Inc. (注)2米国 デラウエア州100%
- Bento Sushi Franchise Inc. (注)2米国 デラウエア州100%
- Taiko Foods Limited (注)2イギリス100%
- YO! Sushi UK Limited (注)2イギリス100%
- MARUI Wasabi, Inc. (注)2米国 カリフォルニア州50%
- 補助金2,000万円米穀周年供給・需要拡大支援事業農林水産省 · 2022-07-28
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.3兆円、営業利益は814億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.2%、利益が+8.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.4兆円 | 1.3兆円 |
| 営業利益 | 1,020億円 | 814億円 |
| 純利益 | 540億円 | 458億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3,248億円、営業利益は248億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+51.5%、営業利益は+158.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 2,008 | — | — | 22 |
| 2024年1Q | 2,144 | 96 | 4.5 | 67 |
| 2024年2Q | 2,382 | 158 | 6.6 | 90 |
| 2024年3Q | 2,542 | 109 | 4.3 | 50 |
| 2024年4Q | 2,590 | — | — | 100 |
| 2025年2Q | 5,578 | 411 | 7.4 | 249 |
| 2025年4Q | 5,789 | 340 | 5.9 | 144 |
| 2026年2Q | 6,129 | 404 | 6.6 | 233 |
| 2026年4Q | 6,512 | 410 | 6.3 | 225 |
| 2027年1Q | 3,248 | 248 | 7.6 | 152 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4,176億円から1.3兆円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は6.4%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 台湾にすき家事業参入のため、台湾善商股份有限公司を設立。インドネシアにすき家事業参入のため、PT. ZENSHO INDONESIAを設立。 | |||||
| 2013年3月 | 0.42 | — | 139 | — | 51 |
| 2014年3月 | 0.47 | — | 80 | — | 11 |
| 2015年3月 | 0.51 | — | 29 | — | −111 |
| 2016年3月 | 0.53 | — | 114 | — | 40 |
| 2017年3月 | 0.54 | — | 181 | — | 84 |
| 2018年3月 | 0.58 | — | 177 | — | 80 |
| 2019年3月 | 0.61 | — | 182 | — | 99 |
| 2020年3月 | 0.63 | — | 199 | — | 120 |
| 2021年3月 | 0.59 | — | 122 | — | 23 |
| 2022年3月 | 0.66 | — | 231 | — | 139 |
| 2023年3月 | 0.78 | — | 281 | — | 133 |
| 2024年3月 | 0.97 | — | 509 | — | 307 |
| 2025年3月 | 1.14 | 751 | 719 | 6.6 | 393 |
| 2026年3月 | 1.26 | 814 | 783 | 6.4 | 458 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.3兆円のうち、営業利益として残るのは814億円で6.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は458億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.7%5,777億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.9%6,050億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.4%814億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが1,012億円、投資CFが−781億円で、差し引きのフリーCFは231億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は1,281億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 216 | −244 | 29 | −28 | 187 |
| 2014年3月 | 212 | −229 | 269 | −17 | 443 |
| 2015年3月 | 174 | −231 | −94 | −57 | 294 |
| 2016年3月 | 255 | −208 | −131 | 47 | 209 |
| 2017年3月 | 370 | −262 | −94 | 108 | 223 |
| 2018年3月 | 372 | −247 | −91 | 125 | 261 |
| 2019年3月 | 331 | −521 | 503 | −190 | 572 |
| 2020年3月 | 336 | −352 | −258 | −16 | 289 |
| 2021年3月 | 297 | −235 | 18 | 62 | 376 |
| 2022年3月 | 454 | −315 | −120 | 139 | 424 |
| 2023年3月 | 531 | −352 | 18 | 179 | 647 |
| 2024年3月 | 860 | −1,254 | 546 | −394 | 822 |
| 2025年3月 | 790 | −665 | −162 | 125 | 797 |
| 2026年3月 | 1,012 | −781 | 198 | 231 | 1,281 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は9,604億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,414億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,585 | 552 | 2,033 | 16.5 |
| 2014年3月 | 2,932 | 813 | 2,119 | 23.4 |
| 2015年3月 | 2,895 | 742 | 2,153 | 21.0 |
| 2016年3月 | 2,783 | 751 | 2,032 | 22.2 |
| 2017年3月 | 2,890 | 821 | 2,069 | 23.5 |
| 2018年3月 | 2,953 | 822 | 2,131 | 22.9 |
| 2019年3月 | 3,778 | 871 | 2,907 | 19.1 |
| 2020年3月 | 3,659 | 868 | 2,791 | 23.7 |
| 2021年3月 | 3,960 | 854 | 3,106 | 21.5 |
| 2022年3月 | 4,272 | 1,045 | 3,227 | 24.2 |
| 2023年3月 | 4,696 | 1,158 | 3,538 | 24.6 |
| 2024年3月 | 7,481 | 2,147 | 5,334 | 28.7 |
| 2025年3月 | 8,131 | 2,404 | 5,727 | 29.5 |
| 2026年3月 | 9,604 | 3,414 | 6,189 | 35.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中59位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中281位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥11,480で、1年前と比べて+24.4%。過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 41.6倍 |
| PER (会社予想) | 35.7倍 |
| PBR | 5.07倍 |
| 配当利回り | 0.70% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月末から上昇基調が続き、8月10日に11595円の急伸を見せた後も高値圏で推移しています。8月21日時点では11480円と、25日移動平均線(10363円)を約11%上回り、年初来高値11815円に迫る展開です。RSIは75.1とやや過熱感がありますが、8月に入ってからの上昇は出来高を伴っており、需給の強さがうかがえます。1か月で26.7%上昇しており、短期的な勢いは強いものの、高値圏での一服も想定されます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER 41.58倍は業界平均40.23倍とほぼ同水準。PBR 5.07倍は平均3.06倍を上回るが、ROE 15.8%と高い収益性が支える。配当利回り0.7%は低く、平均12.58%を大幅に下回るが、成長投資を優先。売上高・利益は増加傾向で、PERはやや高めだが、成長を考慮すればほぼ妥当。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 41.6倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 35.7倍 | — |
| PBR | 5.07倍 | 2.44倍 |
| ROE | 15.8% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
原材料高や人件費上昇が続く中、低価格戦略を維持しながら収益を伸ばせるかが焦点。強気派は、規模の経済と多業態展開でコスト上昇を吸収し、国内外での出店拡大が成長を牽引すると見る。特に海外展開の収益貢献に期待する。一方、弱気派は、低価格戦略がブランド価値や品質に悪影響を及ぼすリスクや、競争激化による価格競争の激化、人件費・原材料費のさらなる上昇による収益圧迫を懸念する。また、財務的なレバレッジやROEの水準についても議論がある。
- 海外展開の成長余地
国内市場の成熟を踏まえ、海外での出店拡大が収益を牽引する見込み
- 規模の経済の強み
1万店舗超の規模で調達・物流コストを抑制し、低価格と収益を両立
- 多業態によるリスク分散
牛丼、寿司、ファミレスなど複数ブランドで需要変動に対応
- 26/3期は売上高1.26兆円・営業益814億円の増収増益予想決算発表後影響強
売上高は前期比11.2%増の1.26兆円、営業利益は8.4%増の814億円
- 純利益は3期連続で307→393→458億円と拡大通年影響中
26/3期の純利益予想458億円は前期比16.5%増、24/3期307億円から約49%増
- ROE15.8%と資本効率の高さがPBR4.62倍を支える継続影響中
ROE15.8%に対しPBR4.62倍、資本利益率の高さがバリュエーションを下支え
- 外国人保有比率17.1%と1割超で需給下支え継続影響弱
外国人保有比率17.1%、海外投資家の保有が株価をサポート
- コスト上昇の影響
原材料高・人件費上昇が収益を圧迫するリスク
- 競争激化による価格競争
同業他社の値下げ競争で販売価格の維持が困難になる可能性
- ブランド価値の低下
低価格戦略の徹底で品質やイメージ毀損の懸念
- 26/3期は営業利益率6.44%と前期比0.17pt低下決算発表後影響中
営業利益率6.61%→6.44%へ低下、売上高増でも原価率が悪化
- 実績PER38.02倍と高評価圏で調整リスク不定影響強
実績PER38.02倍、予想PER32.5倍でも割高感が強い
- 配当利回り0.76%と低く株主還元に課題継続影響中
配当利回り0.76%、インカム需要を取り込めない
- 株価は1年で12.15%上昇し高値警戒感不定影響弱
1年間の上昇率12.15%、利益確定売りが重し
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗と収益貢献度を測る重要な指標
- 既存店売上高前年比
- 既存店の集客力と価格戦略の効果を確認するため
- 原材料・人件費率
- コスト上昇が収益に与える影響を監視するため
- 出店ペース
- 成長戦略の実行度と市場シェア拡大の可能性を評価するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+7.1%。いまの株価に対する利回りは0.70%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 18 | — | 71.6 |
| 2018年3月 | 18 | 0.0 | 81.3 |
| 2019年3月 | 18 | 0.0 | 41.8 |
| 2020年3月 | 20 | 11.1 | 41.7 |
| 2021年3月 | 20 | 0.0 | 116.3 |
| 2022年3月 | 22 | 10.0 | 61.8 |
| 2023年3月 | 24 | 9.1 | 30.5 |
| 2024年3月 | 50 | 108.3 | 113.8 |
| 2025年3月 | 70 | 40.0 | 162.1 |
| 2026年3月 | 75 | 7.1 | 43.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ111,057人。区分でいちばん多いのは事業法人で39.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.7%を占め、残る48.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 36.5 | 36.5 | 36.4 | 34.6 | 39.3 | 39.2 |
| 個人・その他 | 47.0 | 46.5 | 42.7 | 38.2 | 32.1 | 30.3 |
| 外国法人 | 6.1 | 5.4 | 7.0 | 12.5 | 13.6 | 17.1 |
| 金融機関 | 9.8 | 10.5 | 13.2 | 14.0 | 14.2 | 12.5 |
| 自己株式 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 2.4 | 2.4 | 2.3 |
| 証券会社 | 0.6 | 1.1 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱日本クリエイト | 35.32 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 7.73 |
| 03 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 2.77 |
| 04 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 1.88 |
| 05 | ゼンショーグループ社員持株会 | 1.49 |
| 06 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行) | 0.81 |
| 07 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 0.78 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 0.73 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 0.71 |
| 10 | UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部) | 0.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-02株式会社 日本クリエイト新規の大量保有報告36.19%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+560%、1株純資産は14期で+374%。直近期のROEは15.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 42 | 352 | 12.5 | 29.7 | 190.6 |
| 2014年3月 | 9 | 462 | 2.0 | 112.2 | 53.0 |
| 2015年3月 | −75 | 410 | — | — | — |
| 2016年3月 | 27 | 412 | 6.6 | 49.8 | 33.5 |
| 2017年3月 | 57 | 458 | 13.0 | 32.8 | 71.6 |
| 2018年3月 | 54 | 462 | 11.8 | 44.7 | 81.3 |
| 2019年3月 | 68 | 496 | 14.2 | 37.7 | 41.8 |
| 2020年3月 | 80 | 563 | 15.1 | 25.7 | 41.7 |
| 2021年3月 | 15 | 561 | 2.6 | 191.1 | 116.3 |
| 2022年3月 | 91 | 679 | 14.7 | 31.4 | 61.8 |
| 2023年3月 | 87 | 762 | 12.1 | 45.0 | 30.5 |
| 2024年3月 | 195 | 1,172 | 18.6 | 33.0 | 113.8 |
| 2025年3月 | 240 | 1,336 | 17.3 | 33.5 | 162.1 |
| 2026年3月 | 276 | 1,666 | 15.8 | 33.3 | 43.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額972百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約21倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小川洋平 | 代表取締役社長 兼 CEO 兼 グループデザイン 室長 | 47 | 500,000 |
| 野々下信也 | 常務取締役 グループIT本部長 | 72 | 18,000 |
| 平野誠 | 取締役 グループ食品安全追求本部顧問 兼㈱ゼンショーファクトリーホールディングス顧問 | 67 | 19,000 |
| 小川一政 | 取締役 日本文化研修センター代表 | 49 | 500,000 |
| 伊東千秋 | 取締役 | 78 | — |
| 安藤隆春 | 取締役 | 77 | — |
| 山名昌衛 | 取締役 | 71 | — |
| 永妻玲子 | 取締役 | 51 | — |
| 渡辺秀雄 | 取締役 常勤監査等委員 | 76 | — |
| 宮嶋之雄 | 取締役 監査等委員 | 73 | — |
| 金子健一 | 取締役 監査等委員 | 68 | — |
| 丸山寿 | 取締役 監査等委員 | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 496 | 77 | 300 | 873 | 175 |
| 社外取締役 | 8 | 99 | — | — | 99 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,108字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,572字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,394字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,744字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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