本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

黒田グループ

Kuroda Group Co., Ltd.287A · Standard · 卸売業

ニッチな製造技術を持つグループ会社と、世界11カ国に展開する商社機能を併せ持つ。車載関連やHDD向け部品、電子部品・電気材料をグローバルに供給するハイブリッド型企業。

概要

黒田グループ株式会社は、1947年に黒田商事として創業した持株会社である。2026年3月期の連結売上収益は1228億円、営業利益65億円、従業員2643人。製造事業(14社)と商社事業(14社)の二本柱で構成され、日本、タイ、中国、ベトナム、米国、欧州など11カ国に拠点を置く。商社事業が売上の約75%を占め、デンソーグループ向けに電子部品や電気材料を供給。製造事業はHDD関連部品や液晶用印刷版などニッチ分野で独自技術を持つ。

製造と商社の二輪で事業を構成するグループ体制

黒田グループは、製造事業会社14社と商社事業会社14社、および管理事業会社2社からなる。製造事業会社はそれぞれ絞り込まれたニッチな分野で技術を活かし、日本、タイ、中国、ベトナムに生産拠点を持つ。商社事業会社は日本と海外11カ国に進出し、グループネットワークを活用して車載関連顧客に電子部品、電気材料、半導体、機器・装置などをグローバルに供給する。両セグメントの売上構成は製造が約303億円(24.7%)、商社が約925億円(75.3%)であり、営業利益は製造が17億円、商社が48億円と、商社事業が収益の中心である。グループ全体の自己資本比率は42.0%、ROEは8.5%で、安定した財務基盤を維持している。

アジアを中心に11カ国に広がる販売・生産ネットワーク

黒田グループの事業展開は日本国内に留まらず、タイ、中国、ベトナム、韓国、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド、シンガポール、米国、チェコ、メキシコと広がる。特にアジア地域への進出が早く、1978年にシンガポール、1990年にタイ、1993年に中国に子会社を設立。現在、中国には上海黒田貿易、黒田電子(深圳)など複数の商社・製造拠点があり、華南・華東地区の顧客向け貿易ハブとして機能する。タイではZ.クロダ(タイランド)がHDD関連部品を製造し、ベトナムではボラムテックがアルミダイカスト、クロダマニュファクチャリングがプリント基板加工を手掛ける。欧州ではチェコのクロダエレクトリックチェコが拠点となり、北米では米国とメキシコに進出している。

商社事業の収益構造と主要顧客

商社事業は売上高925億円(前年比0.1%減)を計上し、グループ全体の約75%を占める。主力顧客はデンソーグループであり、2026年3月期の販売実績は494億7000万円と全体の40.29%に達する。商社事業は黒田電気、黒田電气(香港)、上海黒田貿易、クロダエレクトリックU.S.A.など14社で構成され、電気材料、一般電子部品、半導体、機器・装置を取り扱う。取引先のニーズに応じて各国でカスタマイズした供給体制を構築し、アジアや北米の自動車関連企業を中心に販売を展開。営業利益は48億円(前年比△5%)とやや減少したが、グループの収益基盤として安定した貢献を続けている。

製造事業のニッチ分野における独自技術

製造事業は14社で構成され、売上高303億円(前年比5.5%増)、営業利益17億円(前年比0.9%増)を計上。各子会社は独自の技術を持つニッチ分野に特化している。株式会社コムラテックは液晶用配向膜印刷版と超音波ハンダ付け装置を手掛け、特許技術を有する。Z.クロダ(タイランド)はハードディスク・ドライブメーカー向けにシール、ラベル、フィルターなどを製造。日動電工は電力会社向け電設資材・電力資材を製造販売。黒田オートテック(日本)とクロダオートテック(タイ)は車載用樹脂成形品・金型を供給。ボラムテック(ベトナム)はアルミダイカスト製品を、クロダマニュファクチャリングベトナムはプリント基板レーザー加工の管理を行う。

業界の中での役割は製造事業と商社事業の両輪で、車載・HDD・電子機器業界に部品・材料・装置を供給するグローバル企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,228億円
営業利益
65億円
営業利益率
5.3%
純利益
35億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
商社925億円75.3%33億円3.6%
製造303億円24.7%45億円14.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01HDD(ハードディスクドライブ)主力

Z.クロダ(タイランド)や黒田過濾系統技術などがHDDメーカー向けにシール・ラベル、フィルター等の部品を製造・販売。黒田データストレージ ジャパンは材料調達を担う。

ニッチな分野で独自技術を活かした製品を供給

主要顧客ハードディスク・ドライブメーカー

主な製品・サービス1
HDD用シール・ラベル、フィルター等
ハードディスクドライブ内部で使用されるシールやラベル、防塵フィルター等の精密部品。

02自動車主力

黒田オートテックジャパンが車載用樹脂成形品を、ボラムテック(ベトナム)が車載・産業モーター用アルミダイカスト製品を製造。クロダ オートテック(タイランド)は自動車向け大型樹脂成形金型を製造。商社部門は車載関連顧客に電子部品・電気材料を供給。

主要顧客自動車部品メーカー

主な製品・サービス3
車載用樹脂成形品
自動車内装部品等の樹脂成形品。黒田オートテックジャパンが製造。
アルミダイカスト製品(車載・産業モーター用)
モーター用ハウジング等のアルミダイカスト部品。ボラムテックが製造。
大型樹脂成形金型
自動車用バンパー等の大型部品を成形する金型。クロダ オートテック(タイランド)が製造。

03電設・電力準主力

日動電工が電力会社や電材業者を主な顧客とし、電設資材・電力資材等を製造販売。

主要顧客電力会社、電材業者

主な製品・サービス1
電設資材・電力資材
電線管・ケーブル等の設備用材料、電力用資材。

04電子機器・半導体準主力

株式会社Sohwa & Sophia Technologiesが開発エンジニア向け製品開発、組込みボード・評価ボードの開発製造、電子回路設計・基板設計・製造などの受託開発・製造を提供。商社部門は半導体部品等を販売。

主な製品・サービス1
組込みボード・評価ボード
電子機器開発用の組込みシステムや評価用ボード。受託開発も行う。

05電子材料・電子部品(商社事業)準主力

黒田電気と海外商社子会社が、車載・家電・HDDメーカー等へ電気材料、一般電子部品、半導体、機器・装置等をグローバルに供給。各国拠点でカスタマイズした供給体制を構築。

主要顧客車載関連顧客

主な製品・サービス2
電気材料、一般電子部品、半導体
配線材・コネクタ等の電子部品、半導体デバイスを顧客に納入。
機器・装置
測定機器や生産装置などを販売。

06液晶パネル副次

株式会社コムラテックと暁村科技(合肥)が液晶用配向膜印刷版を製造販売。

特許技術を有する超音波ハンダ付け装置等を製造(コムラテック設備事業)

主な製品・サービス1
液晶用配向膜印刷版
液晶パネル製造工程で配向膜を印刷するための版。

07産業機械・自動化副次

株式会社コムラテックが超音波ハンダ付け装置、HDD組立装置等の自動化装置を製造。凱欣自動化技術やクロダテクノ ツーリング マシンも自動機械を製造販売。

特許技術を有す超音波ハンダ付け装置

主な製品・サービス3
超音波ハンダ付け装置
超音波を利用した高品質なハンダ付け装置。特許技術。
HDD用組立装置
ハードディスクドライブの組立自動化装置。
各種自動化装置
顧客の生産工程に応じた自動化機械。

製品と技術

ハードディスク・ドライブ向け精密部品

タイのZ.クロダ(タイランド)CO., LTD.は、ハードディスク・ドライブ(HDD)メーカー向けにシール、ラベル、フィルターなどの各種部品を製造販売する。同社はHDD内部の微細な異物対策やシーリングに不可欠な部品を手掛け、長年の納入実績を持つ。また、中国の黒田過濾系統技術(深圳)有限公司はHDD用フィルター部品を専門に製造。黒田データストレージ ジャパン株式会社はタイ工場向けの材料調達を担う。これらの子会社が連携し、HDD関連サプライチェーンを東南アジア・中国で構築している。

液晶用配向膜印刷版と超音波ハンダ付け装置

株式会社コムラテックは、液晶ディスプレイの製造に用いる配向膜印刷版の製造販売において高い技術力を持つ。同社は特許技術を有する超音波ハンダ付け装置も開発しており、電子部品の接合工程で使用される。また、HDD用組立装置など各種自動化装置の製造も手掛ける。コムラテックの子会社である凱欣自動化技術(深圳)有限公司は中国で自動機械の製造販売、暁村科技(合肥)有限公司は現地での配向膜印刷版の製造を行う。ニッチな分野で高いシェアを獲得している。

車載向け樹脂成形品とアルミダイカスト

黒田オートテック ジャパン株式会社は、車載用樹脂成形品の製造販売を行い、タイのクロダ オートテック(タイランド)CO., LTD.は自動車向け大型樹脂成形金型を手掛ける。ベトナムのボラムテック(ベトナム)CO., LTD.は車載および産業モーター用アルミダイカスト製品を製造。また、クロダ マニュファクチャリング ベトナム CO., LTD.は日系自動車部品メーカー向けにプリント基板レーザー加工の工程管理を提供する。これらの事業は自動車産業の電動化・軽量化ニーズに対応し、グループの製造事業の成長を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • HDD(ハードディスクドライブ)ニッチな分野で独自技術を活かした製品を供給
  • 液晶パネル特許技術を有する超音波ハンダ付け装置等を製造(コムラテック設備事業)
  • 産業機械・自動化特許技術を有す超音波ハンダ付け装置

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

半導体・電子機器卸で規模大きいが低収益

当社は半導体や電子機器の卸売を主力とし、売上高1,200億円超と同業他社(リョーサン菱洋、イメージ ワン等)と比較して規模は大きいが、営業利益率は5%未満と低い。商社としての機能に強みがある一方、収益性改善が課題。国内外に幅広い取引先を持ち、安定した事業基盤を有する。

強み

  • 売上高1,200億円超と卸売業界で一定の規模を確保。
  • 半導体、電子機器など多岐に渡り、リスク分散が効く。
  • 長年の取引関係で安定的な需要が見込める。
  • 海外にも拠点を持ち、国際的なビジネス展開が可能。

課題

  • 営業利益率5%未満と薄利競争に晒されている。
  • 半導体市況の影響を大きく受け、業績が変動しやすい。
  • リョーサン菱洋など大手商社との競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が黒田グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19991ジェコス592億円10.1倍
28052椿本興業560億円10.5倍
38081カナデン558億円13.9倍
48150三信電気545億円8.3倍
52751テンポスホールディングス539億円23.9倍
6287A黒田グループ531億円14.4倍
77537丸文509億円14.4倍
88151東陽テクニカ494億円16.2倍
98141新光商事486億円40.5倍
109837モリト485億円13.3倍
118285三谷産業481億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

黒田商事創業から電気商社への転換(1947-1948)

1947年3月、黒田商事株式会社として設立。同年9月に東京都品川区に東京営業所を開設し、関東地区での営業を開始する。その後全国各地に営業拠点を拡大し、1948年6月には黒田電気株式会社に商号を変更。電気絶縁材料、オートメーション機器、化学材料全般の販売体制を確立し、商社としての基盤を固めた。この商号変更は、電気関連商材に特化した事業戦略の明確化を意味し、以後のグループ発展の方向性を決定づけた。

製造部門への進出と合併による事業拡大(1949-1963)

1949年11月、鍋島石材興業株式会社を吸収合併。1956年3月には株式会社桂製作所を買収し、黒田工業株式会社を設立して生産部門に進出した。1963年9月、塗料部門を分離し、黒田工業と併合して黒田化学株式会社を設立。これにより商社から製造へ事業領域を拡大し、グループの多角化が進んだ。1970年11月には本社を大阪市淀川区に移転。その後1977年9月に黒田化学を合併し、再度組織を統合している。

海外拠点の第1号・シンガポール進出(1978-1979)

1978年7月、シンガポールにZ.クロダ(シンガポール)PTE. LTD.を設立。これはグループ初の海外子会社となり、東南アジア地域への足がかりとなった。1979年9月には貿易部門を分離し、黒田貿易株式会社を設立。海外販路の拡大を本格化させる。これらの動きは、国内市場の成熟を見据え、海外需要を取り込む戦略の始まりであり、後のグローバル展開の布石となった。

上場と持株会社体制への移行(1990-2000)

1990年代に入るとアジア進出が加速。1990年5月タイ、1991年3月タイ子会社、1993年12月中国に拠点を設立。1994年3月には決算期を9月20日から3月31日に変更し、1996年6月には英訳名をKURODA ELECTRIC CO., LTD.と定める。1996年10月、大阪証券取引所市場第二部に上場。2000年3月には東京証券取引所市場第一部に上場し、大阪証券取引所市場第一部銘柄にも指定された。上場により資金調達力が向上し、持株会社としてグループ全体の統治体制を強化する契機となった。

中国・東南アジアへの本格展開(2001-2008)

2001年3月に上海黒田貿易有限公司、2002年5月に広州黒田電子有限公司を設立。2003年5月に本社機構を東京都港区に移転。2003年6月にはフィリピン、2004年4月に韓国に子会社を設立。2005年には中国で黒田電气貿易(無錫)、黒田電气(中国)など3社を設立。2006年1月にタイ、2006年6月にチェコ、2008年4月にベトナムと拠点を拡大。2008年3月にはタイの2社を統合し、効率化を図った。この期間にグループの海外売上比率が大幅に高まった。

M&Aによる製造事業の強化(2009-2010)

2009年7月、黒田電気(中国)有限公司を管理性公司へ改組し、上海黒田管理有限公司を設立。同年10月には日動電工株式会社および株式会社天満トラストの株式を取得し子会社化。日動電工は電設資材の製造会社であり、製造事業の幅を広げた。2010年1月にはマレーシア、2010年8月にはインドに子会社を設立し、新興国市場への浸透を進めた。これらのM&Aと新規設立により、グループは製造・商社の両面でポートフォリオを拡充し、現在の30社体制の基礎を築いた。

年表44件を開く

1940年代

  • 1947年3月創業黒田商事株式会社を設立
  • 1947年9月東京都品川区に東京営業所を開設、関東地区での営業を開始、その後全国各地に営業拠点を開設
  • 1948年6月黒田電気株式会社に商号を変更し、電気絶縁材料、オートメーション機器、化学材料全般の販売体制を確立
  • 1949年11月M&A鍋島石材興業株式会社を吸収合併

1950年代

  • 1956年3月創業株式会社桂製作所を買収し、黒田工業株式会社を設立、生産部門に進出

1960年代

  • 1963年9月創業塗料部門を分離し、黒田工業株式会社と併合して黒田化学株式会社を設立
  • 1965年9月貿易部を新設し、海外へ販路を拡大

1970年代

  • 1970年11月本社を大阪市淀川区に移転
  • 1977年9月M&A黒田化学株式会社を合併
  • 1978年7月シンガポールにZ.クロダ(シンガポール)PTE. LTD.を設立(現 連結子会社)
  • 1979年9月創業貿易部門を分離し、黒田貿易株式会社を設立

1990年代

  • 1990年5月タイにZ.クロダ(タイランド)CO., LTD.を設立(現 連結子会社)
  • 1991年3月創業タイにZ.クロダ エレクトリックCO., LTD.を設立
  • 1993年12月創業中国に黒田電气(上海)有限公司を設立
  • 1994年3月商号変更決算期を9月20日から3月31日に変更
  • 1994年4月M&A黒田貿易株式会社を合併
  • 1995年11月香港に黒田電气(香港)有限公司を設立(現 連結子会社)
  • 1996年6月英訳名をKURODA ELECTRIC CO., LTD.とする
  • 1996年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1999年8月米国にクロダ エレクトリックU.S.A. INC.を設立(現 連結子会社)
  • 1999年11月創業台湾に台湾黒田電器股份有限公司を設立

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2000年4月創業黒田テクノ株式会社を設立
  • 2001年3月中国に上海黒田貿易有限公司を設立(現 連結子会社)
  • 2002年5月創業中国に広州黒田電子有限公司を設立
  • 2003年5月本社機構を東京都港区に移転
  • 2003年6月フィリピンにクロダ エレクトリック フィリピンズ, INC.を設立(現 連結子会社)
  • 2003年9月株式会社コムラテックの株式を取得し、子会社とする(現 連結子会社)
  • 2004年4月大韓民国にクロダ エレクトリック コリア INC.を設立(現 連結子会社)
  • 2005年5月創業中国に黒田電气貿易(無錫)有限公司を設立
  • 2005年7月創業中国に黒田電气(中国)有限公司を設立(現 上海黒田管理有限公司)
  • 2005年8月創業中国に天津黒田貿易有限公司を設立
  • 2005年9月創業中国に大連黒田貿易有限公司を設立
  • 2005年9月中国に凱欣自動化技術(深圳)有限公司を設立(現 連結子会社)
  • 2006年1月創業タイにクロダ シンセイ(タイランド)CO., LTD.を設立
  • 2006年6月チェコにクロダ エレクトリック チェコ s.r.o.を設立(現 連結子会社)
  • 2007年10月中国に黒田電子(深圳)有限公司を設立(現 連結子会社)
  • 2007年12月創業チェコにコスモ クロダ エレクトリック s.r.o.を設立
  • 2008年3月M&AZ.クロダ(タイランド)CO., LTD.へZ.クロダ エレクトリックCO., LTD.の事業活動を統合
  • 2008年4月創業ベトナムにクロダ エレクトリック(ベトナム)CO., LTD.を設立
  • 2009年7月黒田電気(中国)有限公司を管理性公司へ改組し、新会社 上海黒田管理有限公司として設立(現 連結子会社)
  • 2009年10月日動電工株式会社及び株式会社天満トラストの株式を取得し、子会社とする(現 連結子会社)

2010年代

  • 2010年1月マレーシアにクロダ エレクトリック(マレーシア)SDN. BHD.を設立(現 連結子会社)
  • 2010年8月創業インドにイーコリア&クロダ エレクトリック インディア PVT. LTD.を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ポートフォリオマネジメントの推進

    「製造1:商社2の売上構成」を基本方針とし、収益性・成長性・資本効率を勘案した経営資源配分を行う。また、取引先基盤を活かし新たな製造事業の組み入れを目指す。

  2. 02

    デジタル対応・技術力の強化

    自動車工業会のセキュリティガイドラインに準拠した情報セキュリティ体制構築やISO27001取得拡大により安全な環境を担保。AI活用で生産性向上と技術力蓄積を図る。

  3. 03

    現地化の徹底

    各国・地域の事業環境や取引先ニーズ変化に迅速に対応するため、子会社への権限委譲による機動的判断と、グループ横断での経営資源支援を両立し、リスク低減と構造転換を実行。

  4. 04

    品質を根幹とした製造力の底上げ

    製造子会社ごとに固有技術を活かしたニッチ事業を展開。統一生産システムを確立・展開し、再現性ある製造力を底上げ、成長の土台を構築する。

  5. 05

    取引先密着型の商品・サービス追求

    現地化徹底により車載関連特定顧客へグローバル均質サービスを提供しつつ、各国ニーズに合った提案力を組織的に強化。運転資本効率化と安定収益を確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 2期分

グループ全体で2,643人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は804万円で、1期前と比べて14.5%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は7.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2025年3月94146.29.02,520234
2026年3月80444.77.72,643246

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社30(国内 7 / 海外 23、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
日動電工株式会社(奈良県天理市)他11拠点4,252百万円
製造
Z.クロダ(タイランド)CO., LTD. — タイアユタヤ州2,582百万円
製造
黒田電気株式会社(東京都品川区)他14拠点2,363百万円
商社
株式会社コムラテック — 大阪府東大阪市2,182百万円
製造
クロダ マニュファクチャリングベトナム CO., LTD. — ベトナム ハノイ市1,073百万円
製造
株式会社Sohwa & Sophia Technologies (川崎市麻生区)他3拠点956百万円
製造
ボラムテック(ベトナム)CO., LTD. — ベトナム ドンナイ省738百万円
製造
クロダテクノ ツーリング マシン(タイランド)CO., LTD. — タイアユタヤ州557百万円
製造
クロダ オートテック(タイランド)Co., LTD. — タイアユタヤ州297百万円
製造
主な関係会社
  • 国内
    黒田電気株式会社(注)1、4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Z.クロダ(シンガポール)PTE. LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Z.クロダ(タイランド)CO., LTD. (注)1
    タイ アユタヤ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    黒田電气(香港)有限公司(注)5
    中国 香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クロダ エレクトリック U.S.A. INC.
    アメリカ合衆国 テネシー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海黒田貿易有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    クロダ エレクトリック フィリピンズ, INC.
    フィリピン ラグナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社コムラテック
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    クロダ エレクトリック コリア INC.
    韓国 ソウル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海黒田管理有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    凱欣自動化技術(深圳)有限公司
    中国 広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    クロダ エレクトリック チェコ s.r.o.
    チェコ プラハ · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社18社を開く
  • 黒田電子(深圳)有限公司中国 広東省100%
  • 株式会社Sohwa & Sophia Technologies川崎市麻生区57%
  • 日動電工株式会社奈良県天理市100%
  • クロダ エレクトリック(マレーシア)SDN. BHD.マレーシア スランゴル州100%
  • ハイバット グローバル CO., LTD.韓国 ソウル市100%
  • ボラムテック(ベトナム)CO., LTD.ベトナム ドンナイ省100%
  • P.T.クロダ エレクトリック インドネシアインドネシア ブカシ市100%
  • クロダ オートテック(タイランド)CO., LTD.タイ アユタヤ州100%
  • エコ テックウェル インベストメント Inc.韓国 慶尚南道金海市100%
  • クロダ エレクトリック インディア PVT. LTD.インド ハリヤーナー州100%
  • クロダ マニュファクチャリング ベトナム CO., LTD.ベトナム ハノイ市100%
  • クロダ エレクトリック メキシコS.A. de C.V.メキシコ合衆国 レオン100%
  • クロダ トレーディング(タイランド)CO., LTD.タイ バンコク100%
  • 黒田データストレージ ジャパン株式会社東京都品川区100%
  • 黒田過濾系統技術(深圳)有限公司中国 広東省100%
  • 黒田オートテックジャパン 株式会社佐賀県神埼市100%
  • クロダテクノ ツーリング マシン(タイランド)CO., LTD.タイ アユタヤ州100%
  • 暁村科技(合肥)有限公司中国 安徽省100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,228億円営業利益65億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.2%、利益が+10.2%。

売上高
+1.2%
1,228億円
営業利益
+10.2%
65億円
純利益
-10.3%
35億円
営業利益率
5.3%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,250億円1,228億円
営業利益70億円65億円
純利益41億円35億円
1株あたり配当¥63¥63

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

3期分

直近は2027年1Qで、売上は345億円、営業利益は21億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年2Q595294.912
2026年4Q633365.723
2027年1Q345216.112

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年3月期からの6期で、売上は4億円から1,228億円へ307.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2021年3月4−3−3
2022年3月413629
2023年3月1,3934126
2024年3月1,267124
2025年3月1,21359554.939
2026年3月1,22865605.335

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,228億円のうち、営業利益として残るのは65億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は35億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.0%1,019億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.8%157億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%65億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.4pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.8pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年3月期は営業CFが97億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは77億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は173億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年3月708−6578102
2024年3月104−1−59103151
2025年3月70−35−3035155
2026年3月97−20−6477173

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2026年3月期の総資産は980億円。このうち返さなくてよい自己資本が411億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年3月80319960424.7
2022年3月80522857728.3
2023年3月1,01834667234.0
2024年3月98334164234.7
2025年3月95838456240.1
2026年3月98041155642.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
173億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
134億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
556億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中9位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中201位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,189で、1年前と比べて+40.1%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥1,189-1.5%1ヶ月+5.7%1年+40.1%時価総額531億円
過去52週の値幅
安値¥831高値¥1,240

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR1.21倍
配当利回り5.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

本日-3.1%の1071円。1ヶ月-3.2%と下落。25日線(1081円)を下回る。52週高値1177円から-9.0%の水準。週足は75日線(1020円)を上回り、中期的には上昇トレンド継続。出来高は100万株超と高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは13.0倍と業界平均17.4倍を下回り割安。PBRも1.11倍で業界平均1.19倍をやや下回る。配当利回りは5.52%と業界平均2.49%を大幅に上回り高配当。ただし、配当性向が217.7%と利益を超えており持続可能性に懸念。ROEは8.9%で安定的だが、収益力は業界平均に対し特に劣るわけではない。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍17.9倍
PER (予想)12.3倍
PBR1.21倍1.24倍
ROE8.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025/3期は営業利益率4.86%と改善し、業績は回復基調。しかし2024/3期は減収・減益と不安定。強気派は半導体需要の回復とシステム事業の伸びを評価。弱気派は電子部品市況の変動が大きく、持続的な成長には懐疑的。配当利回り5.5%と高水準な点も注目点。

プラスに働く材料7
  • 業績回復基調

    2025/3期は営業利益率4.86%とV字回復。

  • 高配当利回り

    配当利回り5.5%とインカムゲインが魅力。

  • 半導体需要の回復

    景気循環に伴い半導体需要は今後拡大。

  • 営業利益増加傾向継続影響

    FY26/3営業利益65億円は前期比10%増、コスト削減が寄与

  • 高配当利回り5.5%が下支え継続影響

    配当利回り5.52%は業界平均超、株主還元姿勢が評価

  • PBR1.1倍と割安感継続影響

    純資産倍率1.1倍と業界比で割安、株価上昇余地

  • 自社株買いの可能性次回株主総会影響

    手元資金を活用した自社株買いでEPS向上余地

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定性

    2024/3期は減収減益、利益変動が大きい。

  • 競争激化

    電子部品商社間の競争で粗利が圧迫されがち。

  • 成長性の鈍さ

    売上高は横ばい傾向で、成長が見込みにくい。

  • 売上高横ばいで成長鈍化継続影響

    FY25/3から売上高約1213億円で横ばい、成長ストーリー不在

  • 業界の需要減少長期影響

    卸売市場縮小、取引先の直接調達増加で販売減

  • 原材料コスト上昇不定影響

    仕入価格上昇が利益率を圧迫、営業利益が数億円減少懸念

  • 大口取引先への依存継続影響

    特定顧客への売上依存度が高く、契約更新リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善持続を確認。
半導体関連売上
市況動向を反映する重要指標。
システム事業売上
新規事業の成長性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり63いまの株価に対する利回りは5.30%。

年間配当
¥63
1株あたり
配当利回り
5.30%
いまの株価に対して
配当性向
217.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥63

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ46,826人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.0%を占め、残る92.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.575.5
外国法人67.311.1
証券会社4.85.2
自己株式5.05.0
事業法人1.94.7
金融機関0.53.3
外国人個人0.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.52
02STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.89
03JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.71
04BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.61
05BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.42
06三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社0.94
07野村證券株式会社0.91
08BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.90
09大和証券株式会社0.79
10JPモルガン証券株式会社0.75

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+168%、1株純資産は6期で−89%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2021年3月−1238,528
2022年3月1,2479,77413.6
2023年3月567407.9
2024年3月98041.1
2025年3月9290210.810.4103.1
2026年3月839648.911.5217.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額164百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細川浩一代表取締役 社長執行役員69
田尾吉伸取締役 副社長執行役員64
戸澤晃広取締役(監査等委員)46
川井一男取締役(監査等委員)681,000
森安伸取締役(常勤監査等委員)68
半田久雄取締役(常勤監査等委員)57
小林郁夫執行役員 国内製造統括
Cheng Jit Ann執行役員 海外製造統括
中山浩三代表取締役 社長執行役員65
尹棡洙執行役員 海外商社統括
安田晋也取締役 執行役員57
鈴木秀和執行役員 Z.クロダ(タイランド)Co., Ltd.社長
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
川村敦執行役員 財経担当
西村亨執行役員 法務・人財担当
大橋大輔55
島文貴執行役員 社長室長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2773210955
取締役(社内)1333333
社外取締役422226

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,342字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社30社(製造事業会社14社、商社事業会社14社、管理事業会社2社)で構成されております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 製造事業会社については、それぞれの事業会社において、絞り込まれたニッチな事業分野で日本をはじめ、タイ、中国、ベトナムの各国の顧客に対して、長年培われた技術を活かした独自の製品の生産・供給体制を構築しております。 商社事業会社については、日本と海外11ヵ国に進出しており、独自のグループネットワークを構築することで、車載関連の顧客に対して、電子部品、電気材料等のグローバルな供給体制を構築しております。また、各国の顧客ごとにカスタマイズした供給体制を構築し、電気材料、一般電子部品、半導体、機器・装置等を納入しております。 なお、主な連結子会社、セグメント及び主な事業内容は以下のとおりであります。 区分   会社名   主な事業の内容   セグメ ント 当社   黒田グループ株式会社   グループ経営に関する、企画・調査・支援・業務の受託・管理並びにそれらに関するコンサルティング業務を行うこと及び製造事業、商社事業を営む会社の株式又は持分を所有することにより、当該会社の事業活動の支配及び管理することを、主な事業としております。   全社 製造 事業   国内関係会社   日本   株式会社コムラテック   製版事業においては、液晶用配向膜印刷版の製造販売を行っております。 設備事業においては、特許技術を有す超音波ハンダ付け装置、ハードディスク・ドライブ用の組立装置、その他各種自動化装置の製造販売を行っております。   製造 日本   株式会社Sohwa & Sophia Technologies   開発エンジニア向け製品開発、組込みボード・評価ボード開発及び製造、電子回路設計・基板設計・製造などの受託開発・製造を行っております。   製造 日本   日動電工株式会社   電力会社、電材業者を主たる顧客とし、電設資材、電力資材等の製造販売を行っております。   製造 日本   黒田データストレージ ジャパン株式会社   Z.クロダ(タイランド)CO., LTD.の子会社であり、主にハードディスク・ドライブ用の材料調達を行っております。   製造 日本   黒田オートテック ジャパン株式会社   車載用樹脂成形品の製造・販売を行っております。   製造 海外関係会社   タイ   Z.クロダ (タイランド)CO., LTD.   主にハードディスク・ドライブメーカー向けにシール・ラベル、フィルター等の各種部品の製造販売、金属部品の表面処理加工を行っております。   製造 中国   凱欣自動化技術 (深圳)有限公司   株式会社コムラテックの子会社であり、自動機械・その他製品の製造販売を行っております。   製造 韓国   ハイバット グローバル CO., LTD.   ボラムテック(ベトナム)CO., LTD. の親会社であり、中間持株会社のため、事業は行っておりません。   製造 ベトナム   ボラムテック (ベトナム)CO., LTD.   車載及び産業モーター用アルミダイカスト製品の製造販売を行っております。   製造 タイ   クロダ オートテック (タイランド)CO., LTD.   主に自動車向け大型樹脂成形金型の製造販売を行っております。   製造 ベトナム   クロダ マニュファクチャリング ベトナム CO., LTD.   主に日系自動車部品メーカーに対するプリント基板レーザー加工工程の管理を行っております。   製造 中国   黒田過濾系統技術 (深圳) 有限公司   Z.クロダ(タイランド)CO., LTD.の子会社であり、主にハードディスク・ドライブ用フィルター部品の製造・販売を行っております。   製造 タイ   クロダテクノ ツーリング マシン(タイランド)CO., LTD.   Z.クロダ(タイランド)CO., LTD.の子会社であり、自動機械・その他製品の製造販売を行っております。   製造 中国   暁村科技(合肥) 有限公司   株式会社コムラテックの子会社であり、中国現地での液晶用配向膜印刷版の製造販売を主な事業としております。   製造 区分   会社名   主な事業の内容   セグメ ント 商社 事業   国内関係会社   日本   黒田電気株式会社   主に電気材料、一般電子部品、半導体、機器・装置等を仕入先及び関係会社から仕入れ、国内外の顧客に販売しております。   商社 海外関係会社   香港   黒田電气(香港) 有限公司   主に中国華南地区顧客を中心とした中国輸出入貿易の重要なハブ拠点として、電気材料、一般電子部品、半導体、装置等の販売を行っております。   商社 アメリカ   クロダ エレクトリック U.S.A. INC.   米国テネシー州で自動車関連企業に対し、主に電気材料、一般電子部品、半導体、機器・装置等を販売しております。   商社 中国   上海黒田貿易有限公司   主に中国華東地区顧客を中心とした中国輸出入貿易の重要なハブ拠点として、電気材料、一般電子部品、半導体、装置等の販売を行っております。   商社 フィリ ピン   クロダ エレクトリック フィリピンズ, INC.   フィリピン首都マニラから南方のラグナ工業団地内に位置し、主にハードディスク・ドライブメーカーや日系家電メーカーに対し、電気材料、一般電子部品、装置等の販売を行っております。   商社 韓国   クロダ エレクトリック コリア INC.   韓国ソウル市内に拠点があり、電気材料、一般電子部品、装置等の輸出入販売を行っております。   商社 チェコ   クロダ エレクトリック チェコ s.r.o.   欧州地区のヘッドオフィスとして、主に電気材料、一般電子部品等の販売を行っております。   商社 中国   黒田電子(深圳) 有限公司   中国華南地区の顧客に対し、電気材料、一般電子部品、装置等の販売を行っております。   商社 マレー シア   クロダ エレクトリック (マレーシア)SDN. BHD.   電気材料、一般電子部品等の販売会社で、マレーシア国内での販売、マレーシアを起点とした中国・アセアン地域への輸出入を行っております。   商社 インド ネシア   P.T.クロダ エレクトリック インドネシア   主に電気材料、一般電子部品等をインドネシアの顧客に販売しております。   商社 インド   クロダ エレクトリック インディア PVT. LTD.   主に日系企業を中心としたインド国内の顧客に対する電気材料、一般電子部品等の販売を行っております。   商社 メキシコ   クロダ エレクトリック メキシコS.A. de C.V.   メキシコでの電気材料、一般電子部品等の販売を行っております。   商社 タイ   クロダ トレーディング (タイランド) CO., LTD.   主に電気材料、一般電子部品等をタイ国内で販売、タイを起点とした各地域への輸出入を行っております。   商社 韓国   エコ テックウェル インベストメント Inc.   不動産開発、不動産売買及び賃貸、不動産コンサルティングなどを行っております。   商社 管理会社等   中国   上海黒田管理有限公司   中国におけるグループ会社に対し、管理・業務サービスの提供を行っております。   全社 シンガ ポール   Z.クロダ(シンガポール) PTE. LTD.   東南アジアにおけるグループ会社に対し、管理・業務サービスの提供を行っております。   全社 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,030字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「大地深く生命の根を張り大空高く自由に伸びよ」のMission(グループ社是)のもと、常に10年先の事業継続を見据えながら、様々な国・地域における取引先の変化し続けるニーズに対して、カスタマイズされたサービスや課題解決の技術を間断なく提供し続けることで、安定した財務基盤を維持し、企業価値を高める取組みを一つでも多く実現させながら、取引先とともに発展し、社会に貢献する企業を目指しております。 また、当社グループは、祖業である商社事業と商社事業を通じて生まれた製造事業で構成されており、いずれも取引先との間で事業を行っていることから、「価値をつくりお取引先様によろこんでいただく」ことをVision(経営の基本方針)とし、その実現に向け以下のとおりValue(グループ行動指針)を定め、グループ全員が共通理解に立ち、製造事業・商社事業の両輪での事業運営を行いながら、付加価値の創造に努めております。 Mission(グループ社是) 大地深く生命の根を張り大空高く自由に伸びよ Vision 価値をつくりお取引先様によろこんでいただく Value(グループ行動指針) ① 常に挑戦し価値を創造する ② お互いに尊敬と信頼の念をもつ ③ 誠実に行動し説明責任を果たす (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、当社グループから取引先へお届けする製品やサービスの付加価値が、事業を継続させていただくための源泉であると考えており、営業利益及び営業利益率を事業運営上の重要な指標としております。 加えて、事業継続に必要な安定した財務基盤の維持・強化をはかるべく、財務の健全性と効率性を示す自己資本比率、自己資本利益率(ROE)及び投下資本利益率(ROIC)を重要な財務指標としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境の変化は多極化する世界情勢の中で、通商政策や金融政策の転換リスク及び地政学リスクの高まりに伴い、国・地域の取引先ごとにさらに速く、大きく変化することが想定されます。変化が激しく、不確実性が一層高まる事業環境に対し、その変化を受け入れ柔軟に対応すべく、当社グループでは、2025年2月に策定いたしました3ヵ年経営計画(2026年3月期~2028年3月期)において「製造1:商社2の売上構成を基本としたグループ運営」を事業展開の基本方針と定め、常に10年先の事業継続を見据え、それぞれの事業をより強くする自力の取組みに注力した事業戦略を具現化しております。 また、取引先との事業基盤を活かした次の成長の柱となる製造事業の新規組み入れに取り組んでまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 3ヵ年経営計画(2026年3月期~2028年3月期)における基本方針に基づき、製造事業・商社事業のバランスを保ちながら、取引先に更によろこんでいただけるよう当社グループからお届けするサービスの質をより一層高め、事業継続性と企業価値向上を実現すべく、製造事業・商社事業の双方に必要なグループの共通課題を定め、取引先から求められる役割や付加価値の違いに応じた製造事業と商社事業のそれぞれの課題を設定し、その改善、解決に取り組んでまいります。 <グループ共通> ① ポートフォリオマネジメントの推進 当社グループでは、「製造1:商社2の売上構成を基本としたグループ運営」を事業展開の基本方針とし、グループ事業運営における事業ごとの役割を明確化し、収益性・成長性、資本効率を総合的に勘案して経営資源の配分を行うポートフォリオマネジメントを推進することによって、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。また、当社グループの強みである取引先基盤を活かし、次の成長の柱となる製造事業の新規組み入れを目指してまいります。 ② デジタル対応・技術力の強化 当社グループでは、取引先に対して情報セキュリティ面で安全な環境を担保し、安心して取引を継続していただくため、自動車工業会の定めるセキュリティガイドライン(レベル3)に則った情報セキュリティ体制を構築していくとともに、国際規格であるISO27001の取得部門拡大を通じ、情報セキュリティの継続的な強化に取り組んでまいります。また、安全・安心の情報セキュリティを基盤として、AIを活用した各種デジタル対応を推進することで、各事業での生産性の向上及び必要な技術力の蓄積、強化につなげてまいります。 ③ 現地化の徹底 国・地域ごとの事業環境及び取引先のニーズの変化に対応すべく、当社子会社で定められた権限において、迅速な判断と機動的な対応を取りながら、取引先との深い信頼関係を構築する現地化の徹底を行ってまいります。さらに、当社からの適時・適切な経営資源の配分・支援をグループ横断で間断なく実行することによって、事業リスクを低減しながら事業継続に必要な構造転換を実行してまいります。 <製造事業> ① 品質を根幹とした製造力の底上げ 当社の製造子会社は、それぞれニッチな事業領域で固有技術を活かした事業運営を行っております。今後の事業環境の変化に対応すべく、当社グループ独自の統一された生産システムを確立・展開していくことで、各製造子会社の品質を根幹とした再現性ある製造力を底上げし、次のさらなる成長を実現できる土台を構築してまいります。 ② 顧客対応力の向上 デジタル対応における現状把握、課題と対策効果の可視化を通じて、組織での課題解決力の向上と定着を図り、変化する顧客ニーズに対して、技術力の向上と知見を蓄積しながら、迅速かつ的確に対応することで、製品の安定供給及び提供する付加価値を高めてまいります。 ③ 特徴を活かした自立・持続可能な経営体制の構築 当社の製造事業の専門性を有した製造支援部門と各製造子会社が協業し、各製造子会社の現地化の徹底をはかるとともに、事業領域で必要な保有技術の向上と新たな技術獲得を目指し、当社グループの特徴・強みを最大限に活かした自立・持続可能な経営体制の構築につなげてまいります。 <商社事業> ① 取引先との密着度を高めた商品・サービスの追求 現地化の徹底を図り、車載関連の特定顧客へグローバルで均質なサービスを提供しながら新たなサービスを提案することと、各国・地域における取引先ニーズに合った商品・サービスの提案力を組織的に高めながら付加価値を提供し続けることで、取引先とのさらなる強固な信頼関係を構築し、運転資本の効率化と安定的な収益を確保してまいります。 ② 徹底した効率化と人的リソースの配分 各種業務の自動化等のデジタル対応で徹底した効率化を行うことにより、取引先へのサービス向上に資する効果的なリソース配分を実施することで、取引先をさらに強くつなぎ、事業強化を図ってまいります。 ③ 技術課題への対応力強化 取扱商材に精通した継続的な人材育成・確保を行うとともに、車載関連の特定顧客への取引先をつなぐ開発技術部門を強化することで、新たな付加価値の創造につなげてまいります。
事業等のリスク5,744字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループのリスク管理体制及び財政状態、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると考えられる主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 需要動向等に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:中/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、顧客密着型のビジネス展開を行い、生産用部品・材料のサプライヤーとして広範囲な産業に供給しており、通商・金融政策の変更及び地政学リスクの高まりに伴う世界的な需給環境の変動や取引先の購買方針の変更等により、当社グループの取扱製品あるいは取扱商品に対して、需要が短期間に減退する可能性があります。当社グループは持続的に競争優位の確保に努めているものの、これら製品や商品の需要が急速に減少あるいは価格が下落した場合、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 (2) 自然災害及び不測の事態に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループが事業活動を展開する国や地域において、大規模な自然災害(地震、水害等)、感染症の流行、テロ・紛争等の予期せぬ事態が発生し、サプライチェーンの混乱や業務の停止が生じた場合、顧客へのサービス提供や製・商品出荷等の停止など、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 (3) 法令違反に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、国内外において事業を行う際にはさまざまな法令の適用を受けております。当社は、グループ会社各社における業務の適正をはかるため、法令の定めに基づいて内部統制システムに関する基本方針と、それに基づく各種の会社規則を定め、法令遵守に関する教育施策の実施や公益通報窓口の設置を実施しているほか、コンプライアンスに関する委員会を開催するなどして各種法令等の遵守に努めております。 (4) 品質保証に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループでは、国際品質マネジメント規格(ISO9001、IATF16949やその他の適用規格)や顧客が求める基準に従い、品質マネジメントを行っております。しかし、当社グループが供給する製・商品について品質不良等が発生して顧客から求償を受けることがあり、仕入先に起因する要因については、仕入先に補填をしていただくように努めておりますが、顧客や仕入先との協議により当社グループが損害賠償費用を負担せざるを得なくなった場合、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。当該リスクについては、仕入先との取引開始時に、可能な限り取引基本契約書に加え、品質保証協定書等も取り交わし、顧客及び仕入先と取り交わす図面や仕様書等を踏まえて責任範囲を明確にするように努めております。 (5) 情報セキュリティに関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、事業活動を通じて取引先の機密情報を入手することがあります。情報セキュリティに関連する法令、規範、取引先との契約事項、規程類を遵守し、特定部門でのISMS認証基準の国際規格であるISO27001を取得しております。また、情報セキュリティ担当役員を責任者とする情報セキュリティマネジメント体制を確立しております。更に、ISO27001の取得拡大を通じ、情報セキュリティに関する規程類、情報セキュリティマネジメント体制について、継続的に見直し、改善を行う様にしておりますが、サイバー攻撃によるウイルス感染や不正アクセス等の不測の事態により、万一、当社のシステムや通信ネットワークに重大な障害が発生し、正常に利用できない場合や機密情報が外部へ漏洩した場合、当社グループの顧客へのサービス提供や製・商品出荷等の停止、業務処理の遅延などにより、信用失墜及びそれに伴う損害賠償費用が発生し、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 (6) 重大な訴訟に関するリスク (顕在化の可能性:低/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、広範な事業活動を展開する中で様々な訴訟の対象となるリスクがあり、重大な訴訟が提起された場合、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。このリスクを軽減するため、重要な契約については当社法務部門の確認を受けるほか、グループ各社の紛争にあっては当社がこれに関与して解決に当たっております。また、適宜、国内外の外部の弁護士を活用するなどして訴訟リスクの低減に努めております。 (7) 信用に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループでは、「黒田グループ与信・債権管理規程」を定めて顧客と円滑な取引を実施し、顧客ごとに与信限度額を設定して与信管理を実施するとともに、グループ各社の営業部門が主要な顧客の状況を定期的にモニタリングし、担当経理部門が顧客ごとの期日管理及び残高管理を行い、貸倒れリスクの回避を図っております。しかしながら、各国の経済環境や景気の変化、取引先固有の事情等によって債権等が回収不能になった場合、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 (8) 為替相場の変動等に関するリスク (顕在化の可能性:高/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループの海外事業の現地通貨建て財務諸表の各項目は、円換算時の為替レート変動の影響を受けます。外国通貨建て取引については、月次単位で為替予約等によるリスク回避の措置を講じておりますが、予測を超えた為替変動が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9) 人材の確保に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループでは、「これから」の価値を創造し、事業の持続可能性を高めるために、既存の従業員に加え、各事業分野で十分な知識とマネジメントに精通した人材の確保・育成が不可欠であると認識しております。人材の育成と実務能力の向上のため、財務会計、語学、ビジネス教養、AIスキル等、各人の興味関心や能力に合う内容が豊富なeラーニングを従業員に提供し、「学び直し」をテーマに、従業員の自発的な能力開発を企業文化として定着させることを目的に、組織あるいは従業員が選択する教育ツールの費用負担、外部研修のさらなる活用、自己研鑽への取組みを実施しております。しかし、少子高齢化や労働人口の減少、エンジニアなどの高度なスキルを持つ人材への需要増加により、優秀な人材の確保が難しくなっております。これにより、想定どおりに人材の確保及び育成が進まない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 多額の借入れ、金利の変動及び財務制限条項への抵触に関するリスク (顕在化の可能性:低/影響度:中/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、今後も、当社グループの事業強化に資する投資資金や事業を継続するための資金の確保を必要とする可能性があります。しかし、金融市場の環境、金利動向、資金需給の状況等の変化が、当社グループの資金調達に悪影響を及ぼす可能性があり、当社グループが必要とする資金の調達を適時かつ好条件で行うことができない場合には、当社グループの事業、業績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、2018年3月に黒田電気株式会社が非公開化した際のLBOローンを2024年9月にシンジケートローンに借り換えております。借入金残高が2026年3月31日現在26,513百万円あり、IFRSに基づく総資産額に占める有利子負債比率は27.1%となっております。 今後の金融市場等の動向により、金利が上昇局面となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当該シンジケートローン契約には、財務制限条項が課せられており、当該条項違反が発生した場合は、貸付人の同意により、期限の利益を喪失する可能性があります。また、直ちに借入金を返済しなければならない等、当社財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。なお、契約の内容につきましては、「第2 事業の状況 5.重要な契約等」に記載のとおりであります。 (11) 減損に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:大/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、本書提出日現在、MBKパートナーズグループがKMホールディングス株式会社を通じて黒田電気株式会社の株式を取得することを目的として2017年12月15日まで実施された公開買付け及び黒田電気株式会社により2017年12月25日から2018年1月26日まで実施された自己株式公開買付けにより生じたのれん19,024百万円を連結財政状態計算書に計上しているほか、その他の有形・無形の固定資産を有しております。今後、これらの固定資産に係る事業の収益性が低下する場合、当該固定資産の帳簿価額と回収可能価額の差を損失とする減損処理により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループが認識している主なのれんは、内部報告目的で管理されている事業単位である「製造事業」「商社事業」を資金生成単位として配分されており、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施し、回収可能価額が帳簿価額を上回っていることを確認しております。当社グループにて実施しているのれんの減損テストについては後記「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 連結財務諸表注記 14.のれん及び無形資産 (2)のれんの減損テスト」に記載のとおりであります。 (12) 配当政策について (顕在化の可能性:中/影響度:中/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、株主への利益還元を経営上の重要な課題として認識しており、事業を継続・発展させることが、長期にわたる株主への利益還元につながると考えております。事業の成長による中長期的な株式価値の向上とともに、業績推移や財政状態等を勘案しながら配当を継続的に実施していく方針でありますが、通期業績、財政状態及びその他の状況によっては、配当政策に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 海外販売に関するリスク (顕在化の可能性:低/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループの売上高の約35%はタイ及びインドネシア等のアセアン地区と中国に所在する会社の海外販売であります。各国の政治・経済状況等を常にモニタリングし、迅速に対応できる体制を整えておりますが、政治の不安定化によりビジネス環境が変わり、法律や税制の変更によってコストが増加したり、各国の政策変更によって競争環境が変化することが考えられます。また、経済状況の急変や自然災害、戦争やテロの社会的な混乱は、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 (14) 在庫の評価損や廃棄損に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:中/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループでは、商社事業の重要な機能として顧客への継続的な安定供給を目的とした一定水準の在庫を保有しております。顧客の生産計画の変更、所要見込みの減少により、滞留在庫又は過剰在庫となり、棚卸資産の廃棄損や評価損を計上する場合には、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。 適正在庫水準は顧客要求や商品によって異なりますが、このようなリスクに対して当社グループでは、日々顧客から発行される変動指示数について増減を確認し、変更があった場合には仕入先との調整を行うことで適切な在庫水準を保っております。また、滞留在庫の管理や定期的な在庫会議を通じて、顧客との協議を行い、過剰な在庫や不要な在庫を防止する対策に取り組んでおります。 (15) 投資有価証券の評価損に関するリスク (顕在化の可能性:中/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、上場及び非上場の株式等の投資有価証券を保有しております。市場経済の動向や投資先の財政状態等により、株価及び評価額に著しい変動が生じる場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。対応策として発行体の財務内容を定期的に確認するための定量的な評価基準を設けております。 (16) 仕入先に関するリスク (顕在化の可能性:低/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループの商社事業において、仕入先の事業戦略や市場戦略等により取引の商流が変更される可能性があります。現在の主要仕入先との取引は代理店契約のみによる取引ではないものの、主要仕入先との取引が変更となった場合には、当社グループの業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。当社グループの商社事業では、顧客の課題を読み取り、各仕入先の製品の最適な販売提案による拡販とともに信頼と企業価値の向上に取り組んでおります。 (17) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化リスク (顕在化の可能性:低/影響度:小/顕在化の時期:特定時期なし) 当社グループは、当社及びグループ会社の役員に対するインセンティブを目的として、新株予約権を付与しております。本書提出日現在、これらの新株予約権による潜在株式数は1,199,220株であり、発行済株式数の約2.7%に相当しております。これらの新株予約権の行使が行われた場合、発行済株式数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があり、この株式価値の希薄化が株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,992字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は979億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億3百万円の増加となりました。主な要因としては、営業債権及びその他の債権51億57百万円の減少、その他の金融資産18億12百万円の増加、現金及び現金同等物17億92百万円の増加、棚卸資産17億19百万円の増加、有形固定資産8億94百万円の増加、その他の流動資産7億10百万円の増加等です。 負債合計は555億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億17百万円の減少となりました。主な要因としては、未払法人所得税10億72百万円の増加、繰延税金負債2億27百万円の増加、借入金18億89百万円の減少等です。 資本合計は424億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億21百万円の増加となりました。その他の資本の構成要素28億21百万円の増加が主な要因です。以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末から1.9ポイント増加し、42.0%となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、総じて緩やかに回復基調が続いておりますが、米国の通商政策に伴う各国・地域ごとの景気変動及び中国でのレアアース輸出規制の強化に伴う通商摩擦等に加え、中東における地政学リスクの高まりによる事業環境の変化について注視していく必要があります。 このような状況下、当社は当社グループの持続的な成長、企業価値の向上につなげていくため、3ヵ年経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を策定し、「製造1:商社2の売上構成を基本としたグループ運営」を事業展開の基本方針として掲げ、次の成長の柱となる製造事業の組み入れも視野に入れたポートフォリオマネジメントの推進、付加価値の向上に資するデジタル対応・技術力の強化、現地化の徹底に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上収益は1,227億96百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は65億38百万円(前年同期比10.3%増)、グループ会社からの配当源泉税及び固定資産売却益にかかる税負担の増加等により親会社の所有者に帰属する当期利益は35億21百万円(前年同期比10.0%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ17億92百万円増加し、当連結会計年度末には172億67百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は96億82百万円(前年同期は69億88百万円の資金の獲得)となりました。主な増加要因は、営業債権及びその他の債権の減少67億37百万円、税引前利益59億86百万円です。主な減少要因は、法人所得税の支払額16億10百万円、棚卸資産の増加12億81百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は20億29百万円(前年同期は34億80百万円の支出)となりました。主な増加要因は、有形固定資産の売却による収入27億68百万円です。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出39億81百万円、無形資産の取得による支出7億51百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は63億89百万円(前年同期は30億22百万円の支出)となり、主な要因は、配当金の支払額38億16百万円、長期借入金の返済による支出21億円です。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   増減率(%) 製造   31,133   7.3 商社   -   - 合計   31,133   7.3 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   増減率(%)   受注残高(百万円)   増減率(%) 製造   33,923   16.7   6,220   142.4 商社   -   -   -   - 合計   33,923   16.7   6,220   142.4 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   増減率(%) 製造   30,291   5.5 商社   92,505   △0.1 合計   122,796   1.2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   当連結会計年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) デンソーグループ   47,965   39.53   49,470   40.29 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 a.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や取引状況を勘案し、合理的と判断される前提に基づき見積り及び予測を行っておりますが、前提条件やその後の環境等に変化がある場合など不確実性が存在するため、実際の結果がこれらの見積りや予測と異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループは、セグメントを製造事業と商社事業に大別し、当社グループから取引先へお届けする製品やサービスの付加価値が、事業を継続させていただくための源泉であると考え、営業利益及び営業利益率を重要な指標として事業運営を行っており、セグメント別の業績は以下のとおりであります。 <製造> 国内製造(日本におけるものづくり・サービスを提供): 液晶生産材事業は、液晶用配向膜印刷版の最大市場である中国での拡販活動が奏功し、売上は増加いたしましたが、一方で台湾・韓国では売上が減少したことにより、全体での売上は前年並みとなりました。自動化設備では、ハードディスク・ドライブ用各種設備の受注が好調に推移し、売上は前年比で大幅増となりました。 電設資材事業は、電設業界の需要は底堅く、新製品を含めた各種資材の販売強化により売上が増加いたしました。 回路設計・受託開発事業は、自動車関連の回路設計を中心に売上が増加いたしました。 海外製造(海外におけるものづくり・サービスを提供): ハードディスク・ドライブ部品事業は、フィルター製品の一部顧客向け供給が前年度末に終了したものの、生成AIの普及に伴うデータセンター用ニアラインモデルの生産台数が引き続き増加し、シール・ラベル等を中心とした各種部品の売上が増加いたしました。 アルミダイカスト事業では、産業モーターをはじめとする各種アルミダイカスト製品の売上が前年並みとなりました。 自動車用樹脂成形金型事業は、主要顧客への金型の売上が前年比増加いたしました。 上記のほかに、当連結会計年度において、固定資産の売却益17億73百万円、固定資産の減損損失5億67百万円及び構造転換費用1億43百万円を計上いたしました。この結果、製造事業の売上収益は319億39百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は44億98百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益率14.1%(前年同期比0.7ポイント増)となりました。 <商社> 車載(特定の顧客へグローバルにサービスを提供): 日系自動車メーカーの中国市場における苦戦の影響に加え、米国の通商政策や中国によるレアアース輸出規制強化に伴うサプライチェーンの変化等に引き続き注視する必要はありますが、足元で大きな影響は顕在化しておらず、プリント基板を含む電子部品等の売上が前年比増加いたしました。 地域(各国・地域の顧客へカスタマイズしたサービスを提供): 産業用OA機器及びデータセンター関連向け部品の需要増により売上が増加いたしました。一方で、中国の景気低迷に伴う中国内での各種部材の需要が減少したほか、国内におけるEV関連部材は需要低迷により売上は減少いたしました。 上記のほかに、当連結会計年度において、中国子会社における構造転換費用として2億74百万円を計上いたしました。この結果、商社事業の売上収益は929億66百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は32億50百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益率3.5%(前年同期比 横ばい)となりました。 上記各セグメントの営業損益のほかに、各セグメントに帰属しない全社費用等12億9百万円があります。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの資金需要は、主に運転資金と設備投資の調達を目的とするものです。これらの資金需要につきましては、原則として「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した資金で賄い、必要に応じて、借入枠の使用により対応致します。なお、新規事業のための投資については、一定の財務基盤を維持しながら、銀行借入による長期資金を活用することも考えております。また、資金繰りが一時的に悪化したときは、コミットメントライン契約及び当座借越契約に基づく借入枠の使用により対応できると考えております。 当社グループは、取引先へお届けする製品やサービスの付加価値を高めていくことが事業を継続させていただくための源泉であると考えており、事業継続に必要な安定した財務基盤の維持・強化をはかるべく、財務の健全性と効率性を示す自己資本比率、自己資本利益率(ROE)及び投下資本利益率(ROIC)を重要な財務指標とし事業運営に取り組んでまいります。 当連結会計年度においては、自己資本比率は42.0%、ROEは8.9%、ROICは6.4%となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。